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「あと5年で日本から農民いなくなる」、農家への所得補償求め全国17カ所で“百姓一揆”(高橋清隆の文書館)
http://www.asyura2.com/26/senkyo299/msg/408.html
投稿者 ますらお 日時 2026 年 3 月 30 日 21:43:37: tlXAsMLYVhTKo gtyCt4Lngqg
 

元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2069081.html
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 離農と米価高騰が進む中、農家への所得補償を求める集会とデモ行進が3月29日、全国17カ所で催された。そのうち、東京では港区の青山公園に約1200人が集結。主催者の「令和の百姓一揆実行委員会」代表・菅野芳秀が「あと5年後を想像してみてください。ようかんを切ったように日本から農民がいなくなる」と警告した。

 来賓の農業経済学が専門の鈴木宣弘・東京大学特任教授は、自国民を飢えさせる「セルフ兵糧攻め」を展開する政府を批判し、「飢えるか植えるか運動」によるローカル自給権の構築を提唱した。

 約30台のトラクターや軽トラックが各都道府県ののぼりを立てて青山通りから表参道・原宿駅前を経由して代々木公園までパレード。同じ経路を参加者は5つの梯団(ていだん)に分かれ、「農家に補償を」「お米を食べよう」などとシュプレヒコールを上げながらデモ行進した。


菅野代表・鈴木教授・山田元農水相〜デモ行進(2026.3.29、筆者撮影)

 「令和の百姓一揆」は昨年に続き2回目。この間、2度の国政選挙があったが、農家への十分な所得補償は行われていない。農業人口は減り続ける一方、円安による肥料や燃料、資料などの高騰が続く。

 山形県長井市で養鶏とコメ作り農家を営む菅野氏は、開会のあいさつで「1年間、情勢は何も変わってない」と切り出した。

 「農林業センサスによれば、直近5年間で26万の農家が離農した。全農家の23%に当たる。水田農家の平均年齢は71歳。一番人口の多い層が団塊の世代で、76〜78歳。今の日本の農業の中心世代になっている。あと5年後を想像してみてください。ようかんを切ったように日本から農民がいなくなる」と警告。

 「恐らく食がブツンと途切れるよ。その段階で大騒ぎしても遅い。そうならないために、我々は令和の一揆を敢行した。ぜひ皆さん、やりきりましょう」と参加者を鼓舞した。

 宮城や鳥取など、全国13地域の代表が一言ずつあいさつした。うち、新潟県代表は「コメを食べることがこの窮地を救う」、栃木県代表は「食料がなくなる。この百姓一揆が全国隅々まで至ることを願っている」などと訴えた。

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各地域の代表によるあいさつ(2026.3.29、筆者撮影)

 鈴木氏が登壇すると、ひときわ大きな拍手と歓声が湧く。肥料や種、飼料を考慮した本当の食料自給率は「9.2%」と指摘してきた鈴木氏は、ホルムズ海峡封鎖という新たな要因に言及。「これを勘案すれば、実質自給率はすでに数パーセント」と断じた。

 農家のコスト高と消費者の購買力にギャップが生じているとして、「そのギャップを埋める所得補償を農家の皆さんにきちんとやれば、消費者の皆さんは安く買え、農家も増産できて自給率を上げていける」と主張。

 その上で、「政府はそういう政策だけは絶対やらない。『コメは作るな、備蓄は減らせ、輸入を増やせ』といまだに言っている。これは自国民を飢えさせる“セルフ兵糧攻め”と言っていい。その状況で政府は“フードテック”と言い始めた。農家の皆さんは地球温暖化の悪者だから、植物工場や昆虫やバイオ肉に代替していくんだと大々的に打ち出してきた」と説明。

 「この流れを変えられるのは、皆さんの力。飢え死にしないようにみんなで植えるんだと、皆さん1人ひとりがリーダーとなって各地でみんなで作ってみんなで食べる取り組みを強化していただきたい」と、「飢えるか植えるか運動」によるローカル自給権の構築を提唱した。

 トラクターと軽自動車の運転手が紹介された。徒歩によるデモ隊の先頭を務めるトラクターに乗るのは、浜松市で自然農園を営む藤松泰道(ふじまつ・やすみち)さん。マイクを渡されると、米国のシンクタンクが2027〜30年に台湾有事が起こる可能性が高いとしていることに言及。

 「中国は最大の貿易相手国。もしそのようなことが起きれば、日本は本当に飢えることに。そうでなくても離農は進み、新規就農は増えていない。昨年の参院選で野党各党は所得補償を掲げたが、ここで声をさらに上げなければ」と呼び掛けた。

 会場には、「令和の百姓一揆」と書かれたちょうちんが1000個用意された。藤松さんは「ちょうちんは五穀豊穣と自然への感謝を込め、お祭りで使われた。トラクターは現在必要なツール。過去と現在をつなぎ、未来へ灯を運びましょう」。

 同時開催する全国16地域からのメッセージが読み上げられた後、現・前国会議員が登壇した。芳賀道也(参・山形、国民民主)、岩渕友(参・比例、共産)、奥田芙美代(ふみよ、参・比例、れいわ)と紙智子(前参・共産)、大石晃子(あきこ、前衆・れいわ)の5人。

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駆け付けた(左から)紙・芳賀・岩渕の各氏(同)

 岩渕氏は「米国とイスラエルがイランへの攻撃を行って燃油も肥料も飼料も資材もこんなに値上がりしている。今ほど日本の食と農を守らなきゃいけないときはない。ところが来年度予算案122兆円のうち、農水予算は1.1%しか増えていない。もっと増やすべき。『農業予算増やせ』『戦争やめろ』という声を一緒に上げていこう」と促した。

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(左から)大石・奥田の各氏(同)

 奥田氏は「武器よりお米♡」と記したたすきを掛けて登場。「防衛予算に9兆円も国費投入するお金があるならば、米国に80兆円投資するお金があるならば、たった2.3兆円の農水予算を6兆円以上に上げてくれ」と求めた。

 最後に、仕掛け人の山田正彦・元農水相が送り出しのあいさつ。「欧州では8割、米国でも4割の所得補償を税金でしている。日本も15年前、私が農水大臣のときに4000億円の予算で所得補償を付けたら、農家の所得が17%上がった。日本も赤字の農家に欧米並みの所得補償を」と主張した。

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米軍六本木ヘリポートののり面から見た会場(同)

 トラクターと軽自動車のパレードが青山通りに向かって公園を出発。その30分後、徒歩によるデモ隊がシュプレヒコールを上げながら、公道に出た。

 「農家に補償を」「所得の補償を」「農業を守ろう」「国産守ろう」「お米を食べよう」「牛乳を飲もう」「野菜を食べよう」「限界超えてる 農家を守ろう」「みんな立ち上がれ 今が正念場」

 生産者と消費者の一体となった声が、休日のビル街に響いた。

 石川県志賀町で鉄工所を経営する70代の男性は、長野県在住の知人と4人で参加した。「石川県の仲間は、富山会場に集結している。鉄工業がないと、農業は成り立たない。傷んだ農機具を直さなければ」。参加動機について「おコメが安すぎ。買う人には高いのに。1発何億円の米国のミサイルを買うよりも、農家に補助金を出して買う人に安く、作る人には高くしないと農業は成り立たない」と政府に注文を付けた。

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石川県志賀町から来た男性(同)

 新潟県内の大学で教員を務める60代の男性は1人で来た。「日本の農業は危機的な状況。肥料高騰が追い打ちを掛けているのに、ペルシャ湾で起きていることをメディアは伝えない。農学部で教えているが、同僚は誰一人、農業を取り巻く危機を話題にしない」と嘆きながら、「自分だけでも」と参加した胸中を明かしてくれた。

 「日本の食と農を守ろう」「岩手県」「埼玉県」などののぼりを立てたトラクターやウシの模造を載せた軽トラックが、表参道の交差点を曲がる。

 「ワッハッハ」

 信号待ちの20代と思われるカップルが、指さして笑っている。筆者が「どう思われますか?」と尋ねると、「何してんだろうという感じ」と男性があざける。「何を訴えているか、分かりますか?」と向けると、「いいっすか。もういいっすか」とやゆしながら反対側に去って行った。

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コメント
1. たぬき和尚[2866] gr2CyoKrmGGPrg 2026年3月31日 08:38:04 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[2459] 報告
農家のお百姓さんをつぶしてきたのは朝鮮清和会、それから田中角栄である。

長きにわたって宏池会や田中派のおじいさんたちを支えてきたのは農業である。
小泉以来の規制緩和を押し進めたい朝鮮清和会は、田中派のじいさんたちを潰すために、農業の規制緩和をごり押ししてお仲間の欧米に市場を開放しようとしたのだ。
日本の農業は広い土地よりも狭い土地で限定的な農業を続ける零細のお百姓さんが多い。そこを規制緩和し、欧米資本で農事法人をつくり、大規模農業をやろうとの思惑である。

それから言うのは辛いが、田中角栄御大にも罪がある。農業を潰す減反政策を進めてきたのは角栄である。農地を減らしたり、廃業する見返りに莫大なカネをお百姓さんにばらまいたのである。そのためお百姓さんは角栄支持が圧倒的に多かった。
なぜこんなことをしたのか? 角栄も本音はやりたくなかっただろう。しかし石油中東外交でキッシンジャーににらまれてしまっては、さしもの角栄も米国に従わざるを得なかったのだろう。おまけにCIAのエージェントである児玉誉士夫が角栄に張り付いて監視していた。米国を裏切るわけにはいかなかったのだ。
原発推進と立地自治体への補助金も同じだが、角栄の罪は決して軽いものではない。

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