http://www.asyura2.com/26/senkyo299/msg/559.html
| Tweet |


高市首相が窮地…株・円・債権トリプル安で「追い込まれ補正予算」編成すら危うい八方ふさがり
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/387189
2026/05/01 日刊ゲンダイ

原油高が直撃、トリプル安に…(C)共同通信社
4月30日の東京市場は株安、円安、債券安のトリプル安の展開だった。米国とイスラエルによるイラン攻撃に端を発した原油高のせいだが、いつ落ち着くとも知れない中東情勢に高市政権の危機感は薄い。「まだ大丈夫」と繰り返しても、日本経済は着実にむしばまれており、緊急対策が必要だが──。
◇ ◇ ◇
30日の日経平均株価は一時、900円以上も値下がり。前営業日比632円54銭安の5万9284円92銭で引けた。為替市場では約1年9カ月ぶりに1ドル=160円台半ばまで円安進行。債券市場では、長期金利の指標となる新発10年国債の利回りが約29年ぶり高水準の2.520%に上昇(価格は下落)し、節目の2.5%を突破した。
「背景にあるのは原油価格の高止まりです。イラン情勢の不透明感が続く中、原油高によってインフレ圧力が強まるとの見通しが円や日本国債売りにつながり、株価の重荷となりました」(市場関係者)
原油高によるインフレ加速への懸念が売りを呼び、さらなる売りにつながる展開に、高市政権は「断固たる措置をとるタイミングが近づいている」(片山さつき財務相)と為替介入をチラつかせ、その後1ドル=155円台半ばまで円高が進行。ただ、マーケットが警戒しているように、これから物価高に拍車がかかると予想されるのに、高市首相は予備費の活用を念頭に「現時点で補正予算編成は必要ない」とかたくなだ。
頼みの予備費も限界近づく

利上げは嫌(高市首相と片山さつき財務相)/(C)日刊ゲンダイ
しかし、頼みの綱の予備費には限りがある。政府は昨年度予備費から8000億円をガソリン補助金に追加したが、野村総合研究所エグゼクティブ・エコノミストの木内登英氏の試算によれば、補助金額が足元の1リットルあたり39.7円で続く「標準シナリオ」では、財源は6月25日に枯渇するという。
さらにロイター通信(30日付)によれば、政府は7〜9月を念頭に電気・ガス料金の補助再開を検討しているといい、予算規模は5000億円に上る可能性がある。こちらも財源は予備費を想定。実施すれば予備費の枯渇が早まるのは容易に想像がつく。そもそも、本来は災害など不測の事態に対応するための予備費を湯水のごとく使っていいはずがない。
財源確保のために高市首相が補正予算の編成に追い込まれるのは時間の問題だが、それはそれでマーケットから財政悪化リスクを意識され、さらなる金利上昇・円安を招きかねない。予備費の枯渇が視野に入るのに、いずれ必要となる補正編成すら危ぶまれる八方ふさがりの状況だ。
「景気停滞とインフレが同時に生じるスタグフレーションのリスクに対し、本来は財政支援と金融引き締めのポリシーミックスでバランスを取るべきです。しかし、高市政権は景気刺激型の拡張的な財政政策を打つ一方、金融政策も緩和的。円安・物価高が進んで当然です。日銀がインフレファイターとしての矜持を見せて4月会合で利上げするべきでしたが、インフレ大歓迎の政府に配慮して見送ってしまった。緩和的な金融環境が続く中、財政も拡張的では円安とインフレ圧力は強まる一方です」(経済評論家・斎藤満氏)
円安・物価高は放置されたまま、予備費は枯渇、補正を組めなければ緊急経済対策も打てない──。無策の高市政権に任せていては、国民生活は困窮するばかりだ。
◇ ◇ ◇
高市政権の無為無策ぶりについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。
|
|
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK299掲示板 次へ 前へ
|
|
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK299掲示板 次へ 前へ
|
|
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。