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金融庁サナエトークン無罪放免か
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2026年6月 3日 植草一秀の『知られざる真実』
読売ジャイアンツの阿部慎之助監督が逮捕された事案。
国会では「逮捕する事案でない」と警察の対応を批判する意見まで表出されている。
「それなりの社会的地位で知名度のある方でもある」
から逮捕すべきでないということなのか。
まったく意味不明。
110番通報があり、「ハコヅメ」の警官が駆けつける。
「ハコヅメ」とは交番に勤務する警察官のこと。
阿部氏の場合は渋谷署所管の交番から渋谷署地域課所属の警官が直行したとみられる。
刑事訴訟法第212条は現行犯人について次の規定を置く。
〈現に罪を行い、又は現に罪を行い終った者を現行犯人とする〉
現場に急行した警察官が独断で現行犯逮捕を行うことは少ないという。
署にいる警部補や宿直責任者に報告を入れて判断を仰ぎ、逮捕を執行する。
現場に急行した警察官の判断、署に連絡して署の担当者の判断。
これらを踏まえて現行犯逮捕が執行されてとみられる。
このときに、
「それなりの社会的地位で知名度のある方」
だったら、逮捕を見送るのか。
これこそ「上級国民」に対する優遇であり、許容されるべきものでない。
問題はその後の対応。
現行犯逮捕しておきながら、スピード釈放された。
問題はこちらにある。
逮捕事案は「人身安全関連事案」。
虐待、ストーカー被害、DVなど、被害者の生命や身体の安全を早急に確保する必要がある事案。
暴行事件の「加害者」を「被害者」がいる自宅に帰す。
通常の判断ではない。
ここに特殊要因が影響したとみられる。
「読売」は警察・検察と表裏一体の組織。
これが共産党執行部の親が逮捕された事案だったら、数時間の後に釈放することはあり得ないだろう。
被疑事実を認めるまで、数百日でも勾留するのではないか。
これが問われるべき問題だ。
阿部慎之助氏の代理人弁護士が読み上げた被害者長女の手紙には
「けがに関する心配につきましては、私の体が丈夫だったこともあり心配はご無用です」
とあるが、「私の体が丈夫でなければ」傷害を負ったとも考えられる表現である。
日本の警察・検察は権力側の犯罪を厳重に取り締まらない。
反権力の側は、犯罪がなくても無実の人間を犯罪者に仕立て上げる。
このことがもっとも重大な問題だ。
高市早苗首相の名が使われた「サナエトークン」。
「サナエトークン」を仕掛けた人物が高市氏秘書と連絡を取り合っていたことを暴露している。
しかし、高市首相は関係性を否定している。
ところが、高市首相秘書と「サナエトークン」の仕掛人がzoomでやり取りした音声記録まで公開され始めている。
サナエトークン仕掛け人と高市氏秘書の接触を否定することが難しい情勢になっている。
「サナエトークン」の発行主体は合同会社「NoBorder DAO」。
この合同会社「NoBorder DAO」は暗号資産交換業者として金融庁に登録していなかった。
資金決済法に違反している疑いが濃厚である。
資金決済法違反は3年以下の拘禁刑か300万円以下の罰金。
重大犯罪である。
金融庁は厳正な対応を取る必要がある。
ところが、片山財務相が「無罪放免にする」との方針を示していると伝えられている。
このような刑事司法不正がこの国が腐敗し切っている最大の証左である。
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