http://www.asyura2.com/26/senkyo299/msg/727.html
| Tweet |

※紙面抜粋
・
高市早苗こそ権力を持たせてはいけない“危険人物” 見るに耐えない人格の卑しさ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/388623
2026/06/06 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し

資質に問題(C)日刊ゲンダイ
比例削減は少数意見を切り捨てる民意愚弄だが、自分さえよければいいという横暴、傲岸。疑惑答弁でも木で鼻をくくったような国会軽視。権力を履き違え、女王気取りの政治屋をこれ以上のさばらせたら、民主主義は墓場行き。
◇ ◇ ◇
つくづく自民党はロクでもない人物を総理・総裁にしたものだ。
高市首相が国会答弁を嫌がるため、衆参わずか1日ずつの補正予算案審議となった4日と5日の予算委員会。高市陣営が先の自民党総裁選と衆院選でライバル候補や野党を誹謗中傷する動画の作成や拡散に関与した疑惑を野党から追及されたが、高市は木で鼻をくくったような答弁を連発。屁理屈と居直りで疑惑を蹴散らそうとするその態度は国会軽視以外の何物でもなく、醜悪としか言いようがなかった。
週刊文春によれば、動画作戦を牽引したのは高市事務所の公設第1秘書・木下剛志氏。実際に動いたのは、物議を醸した暗号資産「サナエトークン」の開発に関わった技術者の松井健氏だ。高市は松井氏について「私も秘書も面識のない方」と関与を否定してきたが、文春が木下秘書と松井氏のオンライン会議の音声を公開。予算委では、この音声が木下秘書本人なのかどうかをめぐって紛糾した。
高市は4日「(文春の)有料会員になろうとは思わない」と音声確認を拒否。質問した中道改革連合から文春の許可を得たとして音声を提供されると聞かざるを得なくなったが、その結果についての5日の弁明にはア然だ。
「秘書本人のものかどうか判断するのは難しい。私と会話する時より、かなり高い声で、はきはきとしゃべっていたので違和感があった」
さらに、「私自身が証明できないことは、証明してから聞いてもらわないと分からない」と質問者の立憲民主党議員に責任を押し付け、そのくせ立憲議員から、事実と異なるなら文春に抗議してはどうかと詰められるとこう言って逃げる。
「私は国家経営に取り組んでいる。そういうことに時間を使っている暇はない」
こんなフザけた対応で、疑惑の払拭などできるわけがないのだ。
予算委で垣間見えた下劣な人間性
元朝日新聞政治部次長でジャーナリストの脇正太郎氏が言う。
「高市さんが放送法をめぐる行政文書について『捏造だ』と発言した時を彷彿とさせます。強弁することで逃げ切れると学習した。また同じ手を使おうとしているのでしょうが、今回は『捏造』と言えない。『文春を訴える』とも言えない。苦しさが見えます。感情的に恫喝するような答弁は、一国の首相として精神の安定を欠いている。余裕のなさの表れだと思います。高市さんは安倍元首相と同じで息を吐くように嘘をつく。支持者は目を覚ました方がいい。中傷動画を拡散されたとされる小泉防衛相と林総務相も悔しくないのか。なぜ文句を言わないのか。自民党のだらしなさを象徴しています」
実は5日の予算委では、中傷動画と無関係な質疑で高市の下劣な人間性が垣間見えた場面があった。自民の生稲晃子議員が登壇し、日本人の2人に1人ががんになる時代だとして、治療と仕事が両立できる社会の実現を問うた時のことだ。高市は答弁の冒頭でいきなり脈絡なく、こう口にしたのだ。
「私どもの事務所にも、膵臓がんのステージ4を去年告知され、今も元気に働いている『木下』という秘書がおります」
ええっ、木下!? 中傷動画疑惑の木下秘書のことか。なぜそこで秘書の個人名や病歴を出す必要があるのか。同情を誘って、さらなる追及をやりにくくさせる効果を狙ったのか。意味不明だ。SNSではこの発言が大炎上している。
中道の小川代表は、疑惑に関する高市の一連の説明は不十分だと批判し、こう言った。
「首相の政治家、リーダーとしての資質の問題になりつつある」
そう。資質の問題だ。高市は、権力を持たせてはいけない“危険人物”なのである。
民主主義の議論を政権維持のために矮小化

自分たちさえよければ(C)日刊ゲンダイ
自民党内をも驚愕させた不意打ち解散総選挙で圧勝し、衆院3分の2を超える議席を得た結果、党内はひれ伏し、唯々諾々。そんな中で、高市は全能感に浸っている。
失敗はしたが、2026年度当初予算の25年度内成立を強行しようとし、予算委での自身の答弁機会を少なくさせ、きちんとした記者会見を開かず一方的なSNS投稿で女王様気取り──。
驚いたのは、衆院の議員定数削減をめぐり、「比例のみ45議席減」の法案を今国会に提出するべく、唐突に走り出したことだ。高市が自民の鈴木俊一幹事長に、比例代表の議席のみで1割減らす案で党内の意見を集約するよう指示を出したのだ。
4日の党政治制度改革本部総会で、鈴木がその旨を明らかにすると、さすがに一部から異論が噴出。党内議論に先立つトップダウンに、岩屋前外相は会合後、「自民党は独裁政党ではない。総裁一人で決められる話ではない」と批判していた。
衆院定数465の内訳は小選挙区289、比例176。定数1割減は日本維新の会が求め、連立政権合意に明記された。昨年の臨時国会に両党は「小選挙区25、比例20」削減法案を提出したが、野党が反発したうえ、1月の衆院解散で廃案となった。再度提出しようということだが、なぜ今度は「比例のみ」なのか。トップダウンで高市が主導するのか。
「比例45減は維新の要求です。3月に高市首相が吉村代表と会談した際、今国会で1割削減法案の成立を目指す方針を確認している。高市首相は公明離脱後に連立を組んでくれた維新を大事にしている。維新の存在は自民党内への牽制にもなるし、比例45減での意見集約は、『私に従うのかどうか』という踏み絵でしょう。法案提出までこぎつけられれば、最終的に今国会で成立させられなくても、党側に責任転嫁するんじゃないか」(自民ベテラン)
絶対に誤りを認めない独善
比例削減は中小政党にとって死活問題だ。一方で、衆院選後、自民は小選挙区の86%を占有した。維新も大阪府の19選挙区を1つを除いてほぼ独占している。だから自民も維新も小選挙区はいじりたくない。
要は、自分たちさえよければいいという横暴、傲岸だ。
法大大学院教授の白鳥浩氏(現代政治分析)はこう言った。
「そもそも今、定数削減をやる必要性がどこにあるのかが説明されていない。単純に、維新との連立合意の中に『身を切る改革』として盛り込まれただけであり、それを反映させるためだけに国民の代表制の議論を無視して定数削減をすることにどれだけの正当性があるのか。これは民主主義の議論で、政権維持のために矮小化するのは許されません。比例でしか議席を取れない小さな政党に代表されている少数意見が反映されなくなり、日本の民主主義の在り方を大きく変えてしまう。拙速に議論を進めるべきではありません」
高市は権力を履き違えた政治屋だ。すべて自分が正しい。絶対に誤りを認めない独善。放送法をめぐる「捏造」発言しかり、「私の答弁が信用できないなら質問するな」の暴言しかり。当時から、見るに堪えない卑しい人格なのは明らかだった。
「高市首相は、民主主義とは何であるのかを深く考えたことがないのでしょう。民主主義はプロセス、つまり『手続き』なんです。それがいかに時間がかかって面倒くさかったとしても、きちんとプロセスを踏まなければ、民主的な手段によって政策が決定されたとか、政権が選択されたということにはならないのです。支持率が高い時に国民生活を無視した解散総選挙を打ち、記者会見や国会答弁を避けて自分勝手に頭の中で決めたことをSNSで発信する。高市首相は数の横暴こそが民主主義だと思っているんじゃないでしょうか。『手続き』を踏まないやり方は問題です」(白鳥浩氏=前出)
高市をこれ以上のさばらせたら、この国の民主主義は完全に葬り去られることになる。
|
|
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK299掲示板 次へ 前へ
|
|
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK299掲示板 次へ 前へ
|
|
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
