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E6HjC5WGYuY コメント履歴 No: 100000
http://www.asyura2.com/acas/e/e6/e6h/E6HjC5WGYuY/100000.html
[自然災害22] 2018年1月、日本全国の震度1以上地震の半数が関東に集中!M7が切迫しているのでは? taked4700
1. 無学無識[1] lrOKd5azjq8 2018年1月05日 15:30:28 : XniZaD7s3o : E6HjC5WGYuY[1]
DuMA(地下気象研究所)でも2016年から1年以上も続く北信越・関東北部を
中心とした地震活動の静穏化異常が報告されていましたね。(最近、解消)

関東フラグメントは深いので地表での震度は大きくはないのですが、USGSの
データベースのマップで見るとM5前後の地震が頻発するようになってきて
いる事が分かります。これでM6前後の地震が増えてくるようなら、最終的に
巨大地震が発生するのでしょう。切迫しているのは間違いありませんが、
発生時期はまだ分からないと思います。

taked4700さんの説に異論を唱えるのではありません。静穏化現象がこれほど
長いわけですから想定されているよりも、はるかに巨大な地震の発生もあり
得るのではないかなということです。その場合、最終的に発生するまでに
要する期間もそれだけ長くなるでしょうから。

もし起こるとすれば、伊豆半島東方沖(相模トラフ)で発生するのか、それとも
房総半島沖の発生の可能性がより高いのでしょうか。あるいは、関東平野に
近い地下で発生するのか、海洋性の地震に連動して発生するのかtaked4700さんは
最新の地震発生状況をみてどのようにお考えになられるでしょうか。

それにしても、全く同じ経過をたどるとはいえないにしても日本三代実録には
貞観地震から約9年後の関東地震(相模・武蔵地震)の発生、その9年後の仁和
地震までが記録されているのにあまりにも無警戒過ぎるように思えるのですが。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/352.html#c1

[自然災害22] 2018年1月、日本全国の震度1以上地震の半数が関東に集中!M7が切迫しているのでは? taked4700
3. 無学無識[2] lrOKd5azjq8 2018年1月08日 10:29:08 : XniZaD7s3o : E6HjC5WGYuY[2]
taked4700さん、ご回答ありがとうございました。

2011年3月9日 11時45分の前震に目をとらわれがちですが、M5.8以上の比較的
大きな地震をUSGSの地震カタログから2005年から直前までの東北付近を検索して
表示させると、3.11の本震を取り囲むように発生していた事が分かります。
M9クラスにもなると静穏化現象もとんでもなく長く続いてしまうという事です。
すぐに来ないからこそ怖いのです。それだけ巨大な被害が起きるのですから。
災害は忘れたころにやってくるというのは地震でも真実になりますね。

マグニチュード規模の選択は、あまり小さくすると件数が多くなりすぎて表示
不可能になりますし、傾向をみているだけなので意味はありません。地震が起
きている場所ではなく起きていない場所、仮に円のようになっているならその
中心付近が歪が集中していて危険かもしれないという一つの目安になります。

UGSGで2012年からM5.0以上で現在まで関東地域を検索するとプレートが集中する
房総沖の三重会合点から房総半島にかけてが目立ちます。特に相模トラフ沿の房総
半島沖の部分(産総研のいうC領域)が空白になっているのが気になります。いず
れにしても相模トラフには大きなストレスがかかっているのは間違いありません。

東日本大震災であれだけ大きな地殻変動が引き起こされているのに、その影響を
考慮せずに、地震の発生間隔や隆起量計算ばかり重視して判断するのは危険な
ように思えます。陸地と異なり海中の履歴については分からないわけですし。

Search Earthquake Catalog
https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/search/

本震の前兆 - 東日本大震災の報道の記録
https://daishinsai.jimdo.com/ホーム/本震の前兆/

2008年4月・東北地方の地震活動の静穏化
http://jishin.go.jp/main/chousa/08may/p06.htm
12_06 2011年東北地方太平洋沖地震前に見られた前兆現象(気象研究所)
http://cais.gsi.go.jp/YOCHIREN/report/kaihou90/12_06.pdf
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/352.html#c3

[自然災害22] 2018年1月、日本全国の震度1以上地震の半数が関東に集中!M7が切迫しているのでは? taked4700
4. 無学無識[3] lrOKd5azjq8 2018年1月08日 10:32:25 : XniZaD7s3o : E6HjC5WGYuY[3]
相模・武蔵地震ですが、下記の文献をみる限りでは、相模トラフから駿河トラフの
一部にかけて破壊が進んだようにしかみえないのですが。単独の活断層にしては
及ぼした被害範囲が広すぎるのでM8クラスの巨大地震のようにも思えます。
地震は起きない方が良いのは確かですが、M7クラスとM8では規模が30倍近くに
なりその被害も桁はずれになり発生までに要する期間も長くなります。
個人的には2020年前後が危険と思っていますが、どうなるかは分かりません。

柳澤和明 (2017)『日本三代実録』にみえる五大災害記事の特異性(PDF)
http://sakuya.ed.shizuoka.ac.jp/rzisin/kaishi_32/HE32_019_038_Yanagisawa.pdf

プレート境界の地震に加えて内陸の活断層も活動したのではないでしょうか。
ここで破壊がおきれば巨大なストレスがフィリピン海プレートにかかります。

相模・武蔵地震から約10年後に、仁和地震が起きるのですが、不思議な事に
摂津、四国西部、九州にかけて津波の被害が甚大だったにも関わらず、
高知にはその痕跡や伝承が残っていません。

津波は陸地と平行ではなく、斜め方向から襲ってきたようにも思えます。
京都で揺れが2時間以上継続した事から陸地からかなり離れた位置で破壊が
起きたのでしょう。その後、10時間にもわたり余震が続いたといいます。

いくら長周期(嵐の中で舟にのった感じ)の揺れでもこれだけ長時間続けば
建物の接合部や、液状化で地盤が壊れてしまいます。対策は不可能でしょう。
津波を防ぐ防潮堤も倒れ免震構造の建物も耐えきれなくなります。

地震といえばキラーパルスで瞬時に建物が壊れ、10秒程度で終わる直下型地震
ばかりが有名です。四国で南海地震の体験者のお話を伺った事がありますが、
約20分近く揺れが続き地面においてあった釣鐘は地中に埋まってしまったそうです。

南海トラフ海底ひずみの分布状況 海上保安庁
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h28/k20160524/k160524-1.pdf

taked4700さん、相模・武蔵地震や仁和地震についてどのようなものだったと
思われるでしょうか。地震には全く同じもの等あり得ませんが、今後どうなる
かの重要なヒントにはなると思えるのですが。

http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/352.html#c4

[自然災害22] 2018年1月、日本全国の震度1以上地震の半数が関東に集中!M7が切迫しているのでは? taked4700
6. 無学無識[4] lrOKd5azjq8 2018年1月15日 00:56:14 : XniZaD7s3o : E6HjC5WGYuY[4]
taked4700さん丁寧なお返事、本当に有難うございました。
後でじっくりと読ませて頂きますね。

ところで先の書き込みの後、日本以上にアメリカ側が危険な状況にある事に
気づいて色々と調べていましたので少し書きこんでおきたいと思います。

というのは例年ならM6以上の地震は約150個前後は起きていて、その大半が
環太平洋地域で発生しているのですが、昨年は僅かに109個。特に減少が
目立つのがアメリカの西海岸です。
M5.7程度で検索してもこの地域には2017年には殆ど地震が起きていません。

その一方で昨年、イエローストーンを含む地域では大量の群発地震が
起きていました。2017年6月半ばに始まりイエローストーンを含む広範囲な
地域で発生し微小地震を含めると10月までに3000回以上に及んでいます。
ところが、イエローストーン自体で発生したものは僅か20回程度。下記の
文章中にも記載されているように、この群発地震はマグマによるもの
ではなく、何らかの地質学的な変化によるものであるようです。

Yellowstone: Results of 2017
https://earth-chronicles.com/science/yellowstone-results-of-2017.html

日本でも兵庫県南部地震前に起きた前年から起きていた猪名川町の群発地震、
東北地方太平洋沖地震の直前に発生した飛騨における群発地震の例を考えれば、
あるいはカスケード地震の発生を警告しているものなのかもしれません。

2011年に太平洋プレートの反対側の日本でMw9の巨大地震が発生しているの
ですから、アメリカ側で何も起きない方がむしろ不思議なくらいでしょう。

アメリカ西海岸沖に横たわる1100キロにも及ぶ巨大な断層で破局的な巨大
地震が300〜400年の間隔で発生していると推測されています。日本側の
遠地津波による被害記録から前回は1700年1月26日に発生していた事が
明らかになりましたが、その再来が近づいてきているのかもしれません。

あまりに巨大な断層なので仮に発生するにしても静穏化現象がどれだけ続くか
見当もつきません。仮に発生すれば日本にも遠地性の津波が襲来しますから
まずはその注意が必要になるでしょう。

北米西海岸で西暦1700年に発生した巨大地震の規模を日本の古文書から推定
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2003/pr20031121/pr20031121.html

ですが、カスケード地震が発生して怖いのは直後の津波等ではなく、日本で
その後に発生している超巨大地震の方です。1703年12月31日には関東を襲った
最大級の元禄地震が、1707年10月28日には日本の歴史上最大級の宝永地震が
起きています。このシナリオに沿うとすれば、宝永地震のような巨大地震が
再来する可能性もあるのでしょう。

地震に全く同じものなどありませんからどのようになるかは分かりませんが。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/352.html#c6

[自然災害22] 2018年1月、日本全国の震度1以上地震の半数が関東に集中!M7が切迫しているのでは? taked4700
7. 無学無識[5] lrOKd5azjq8 2018年1月15日 01:01:52 : XniZaD7s3o : E6HjC5WGYuY[5]
次に以前、触れたusgsのデータベースを検索して空白域を見つける方法ですが、
簡易的に表示させる方法をみつけたので下記に書いておきたいと思います。
これは該当地域の適当な地震を選んで、表示させるという方法になります。

下記の図で注目して頂きたいのは地震ではなく空白の部分の方です。地図を
クリックすればもう少し大きな範囲が表示されるのでその方がわかりやすい
かもしれません。この方法で空白地域が分かるのはM7後半以上の巨大地震です。

相模トラフを中心に大きな円状の空白域になっているのがわかると思います。
M 4.6 - 101km ESE of Katsuura, Japan
https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us1000bwdw#region-info

次は話題の北海道ですが、北米プレートに太平洋プレートが潜り込んでいる関係で
M8クラスの地震が比較的高頻度で起きます。拡大して表示すれば海溝沿いに
空白域があるのが分かりますが、青森よりにも少し気がかりなところがありますね。
M 4.9 - 139km ESE of Shizunai, Japan
https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us1000bxat#region-info

南海トラフは今のところはまだ歪を貯めこんでいる段階なので関東の後でしょう。
M 5.9 - 54km SE of Shingu, Japan
https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us20005du0#region-info

尚、アメリカのようにあまりに長大な断層だと上記のような適当な地震を選んで
表示するという簡易法では全体が見えずよくわかりません。M6程度をUSGSのデータ
ベースを検索して環太平洋地域、特にアメリカ西海岸をみればカナダ南部から
アメリカ合衆国全体にかけて極端に地震が減少している事が分かります。
不気味としかいいようがありません。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/352.html#c7

[自然災害22] 2018年1月、日本全国の震度1以上地震の半数が関東に集中!M7が切迫しているのでは? taked4700
8. 無学無識[6] lrOKd5azjq8 2018年1月15日 01:05:06 : XniZaD7s3o : E6HjC5WGYuY[6]
最後に東北地方太平洋沖地震が及ぼした影響についても触れておきたいと思います。

><東北地方太平洋沖地震が今後の日本列島に及ぼす影響>
>地震によりプレート境界がすべるとその周辺の地殻への力のかかり方が
>変化します.東海地震,東南海地震ともに促進されるセンスであり,
>それは例えば100年に一度起こる地震ならば,その発生時期が
>数分の1年〜数年早まることに相当します.

2011年3月11日 東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)(静岡大学理学部地球科学科)
http://www.sci.shizuoka.ac.jp/~geo/TPEarthquake/TPEarthquake.html

関東地震で最悪のケースは相模トラフ沿いのC領域の破壊に加えてA、B領域迄が
連動して破壊されるケースでM8でも最大クラス、1703年の元禄地震を上回る
被害になるのでしょう。元禄地震はAB領域の連動型地震でした。ほぼ同時期に
大分でも被害を伴う地震が発生しているのも目をひきます。

現在のところは南トラフに兆候はみられませんから、すぐに発生する事はないで
しょう。前回の東南海〜南海は1944〜46年なので単純に百年周期とすると2040年
前後、東北地方太平洋沖地震によって数年縮んだとするなら2030年代半ば。仮に
相模トラフの地震が発生すれば、発生が加速度的に早められる事になるでしょう。

南海トラフは右横ずれを伴うトランスフォーム断層ですから、仮に全体が動く
ようなら巨大な津波が斜め方向から襲ってくることになるのかもしれません。
今のところは幸い相当するような津波の痕跡は見つかっていないようですが。

仮に記録上の最大クラスとされる1707年の宝永地震に匹敵する地震津波がおきれば
対応出来る防潮施設は存在しません。想定は1800年代の安政地震津波です。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/352.html#c8

   

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