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[経世済民113] NYダウ、「不吉な暴落のサイン」が点灯寸前(東洋経済) 赤かぶ
7. 母系社会[1231] leqMbo7Qie8 2016年10月06日 03:13:12 : eWPRWSh5gU : Tb6DVqWd6M4[1]
恐慌は、バランスが崩れた資本主義システムのメインテナンス作業のようなものなので、恐慌は資本主義の持病であり、避けることは出来ず、最も経済が弱い国では、生存の危機に陥った民衆が革命を起し、内戦へと発展する場合もある。★1

中世までは、キリスト教も、自動的に貨幣が貨幣を産んで増殖するというようなことはあり得ないので、利子は<労働搾取>であるとして禁止していたが、その後キリスト教は堕落して、なし崩し的に利子を黙認するようになってしまったので、資本主義が成立した。★2

それで、キリスト教を派生させたユダヤ教では、現在もユダヤ教徒から利子を取ることを禁止している。

しかし、イスラム教では、イスラム教徒はもちろんだが、イスラム教徒以外からも利子を取ることは禁止している。だから、現代のイスラム銀行は無利子の金融機関であり、また、欧米系金融機関が派手に展開しているヘッジファンドや先物取引も禁止しているイスラム銀行や金融機関は200以上もあり、毎年急拡大しているという。諸悪の根源は、利子による<労働搾取>を認める資本主義である。

イスラム銀行
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E9%8A%80%E8%A1%8C

★1:アホな経済学者どもが捏造した「金融工学」を悪用した「サブプライム住宅ローン」が破綻し、2008年にリーマン・ショックが起きて世界中が不況となった。この世界的な不況と、自然環境の悪化による農業や放牧業の弱体化が重なった北アフリカや中東諸国では、生存の危機に陥った民衆が、専制的な政府への不満を爆発させて、革命的動乱状態に陥った。この動乱を利用して、この地域の反欧米派政権を打倒し、ついでに再植民地化を狙った欧米諸国が反政府勢力に武器援助を行って介入し、内戦となった。

しかし、元々シリアやリビア、アフガン、あるいはウクライナなどの内戦が起きた国は、戦前の日本帝国のような国家だったのである。つまり、歴史や民族が異なる琉球、朝鮮、台湾、満州の住民たちが、それぞれの自発的意思で日本と統合したのではなく、帝国主義国家であった日本によって無理やり、一つの国に纏められたような「国家」だった。

だから、日本で言えば太古のヤマト王権時代や、その後の鎌倉・室町、そして江戸期の幕藩体制の日本のように、専制権力でしか統治できないという困難を抱えた国であった。

★2:既に、資本主義の役割は終わって退場する時が来た。カトリック教会や正教会系、聖公会系(イングランド国教会系)、その他プロテスタント系のキリスト教徒のみなさんには、ローマ法王のようなそれぞれの指導的なリーダーたちが、今でも利子を黙認し続けているのはキリスト教徒として堕落だと、糾弾すべき義務があるのではないだろうか?それとも、神が決めた戒律を、人間が勝手に変えてしまったのだろうか?


http://www.asyura2.com/16/hasan113/msg/793.html#c7

   

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