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[自然災害19] 岐阜県飛騨地方で群発地震〜大地震の前兆か? taked4700
8. 2020年5月25日 13:00:09 : Gaq9HIpIlv : N0R5dUh3QXJiVUU=[1]
2020年5月25日 12:35現在の地震の起こり方について:

昨日の記事で間違いがありました。

>24日07:00現在で既に19時間程度震度1以上地震の発生がないことになり、大きな地震が起こりやすい状態になっています。

と書きましたが、24日 06時27分頃、網走地方で震度1の地震が起こっていました。お詫びして訂正します。

5月23日の記事で次のように書きました。
(*以下引用開始:)
Hi-net自動処理震源マップの「最新7日間」の「北海道中部(北)」とか「北海道西部」でのN=の値がかなり異常です。「北海道中部(北)」が極小、「北海道西部」が極大になっています。また、浦河沖での地震がこの5月は既に4件発生しています。かなり大きな地震が数日から1週間程度でM6以上が北海道で起こると思います。
(*以上引用終わり。)

大きな地震ではありませんが、昨日次の地震が北海道で起こっています。
2020年05月24日 06時27分頃 網走地方 M2.5 最大震度1
2020年05月24日 12時10分頃 網走地方 M3.1 最大震度2
2020年05月24日 12時13分頃 網走地方 M2.8 最大震度1

北海道の東部での地震であるため、太平洋プレートの西への沈み込みに伴って起こった地震であることは明らかです。

更に、5月20日から22日にかけて東京湾を震源とする地震が7件発生しています。東京湾での地震で、3日間の内に7件と言う多発は311以降では例がありません。

2020年05月20日 14時54分頃 東京湾 M2.9 最大震度1
2020年05月20日 15時00分頃 東京湾 M2.9 最大震度1
2020年05月20日 19時10分頃 長野県中部 M3.0 最大震度1
2020年05月20日 21時31分頃 福島県沖 M3.8 最大震度1
2020年05月20日 21時42分頃 長野県南部 M2.6 最大震度1
2020年05月21日 01時49分頃 東京湾 M2.6 最大震度1
2020年05月21日 02時07分頃 東京湾 M3.5 最大震度2
2020年05月21日 03時05分頃 東京湾 M3.1 最大震度1
2020年05月21日 14時00分頃 東京湾 M2.9 最大震度1
2020年05月22日 01時39分頃 岐阜県飛騨地方 M3.1 最大震度1
2020年05月22日 05時25分頃 浦河沖 M3.3 最大震度1
2020年05月22日 06時29分頃 東京湾 M2.9 最大震度1

また、上にあるように、東京湾での地震の間に長野県中部や岐阜県飛騨地方の地震が挟まっています。長野県中部や岐阜県飛騨地方はこの4月22日から連続地震が発生していて、M5以上の地震が何件も含まれています。

これらのことから、北海道から関東にかけて、大きく西向き圧力がかかっていることが分かると思います。

今朝のHi-net自動処理震源マップの「最新24時間」「日本全国広域」を見ると、房総半島や伊豆半島の南方沖に震源深さが200キロ以上のものや100キロ程度のものなど、最近では比較的多い地震が起こっていることが分かります。

2015年5月30日の小笠原諸島西方沖M8地震の影響があり、鹿島第1海山以南の伊豆・小笠原海溝からの沈み込みは日本海溝からの沈み込みに比べてずっと活発なはずで、いわき沖(茨城県北部)と犬吠埼という二つの大きな固着域に囲まれた首都圏は北側(北海道から東北)からも、南側(伊豆・小笠原海溝)からも西向きの圧力を強く受けています。

北側については、2018年9月の北海道胆振地方中東部M6.7、2019年6月の山形県沖M6.8が起こっています。この山形県沖M6.8は、311大地震の震源位置とされる宮城県牡鹿半島沖よりも南側であり、この山形県沖M6.8よりも南には福島県いわき沖しか大きな固着域はないと思われます。
より以前になりますが、2016年11月福島県沖M7.3、2016年12月茨城県北部M6.3も発生しているため、北側での西進は限界まで進んでいるように思えます。
このことは、長野県での連続地震が北部で2012年07月と2014年11月に発生し、その後の2017年6月に南部で発生している事とも整合的です。時系列で並べると次のようになります。

2012年07月:長野県北部連続地震
2014年11月:長野県北部連続地震
2016年11月:福島県沖M7.3(いわき沖)
2016年12月:茨城県北部M6.3
2018年09月:北海道胆振地方中東部M6.7
2019年06月:山形県沖M6.8

この数か月間の東北地方の地震の起こり方を見ると、福島県以南と宮城県以北は次のような推移です。
2020年01月:福島県以南:07件、宮城県以北:14件
2020年02月:福島県以南:11件、宮城県以北:13件
2020年03月:福島県以南:12件、宮城県以北:13件
2020年04月:福島県以南:09件、宮城県以北:18件
2020年05月:福島県以南:03件、宮城県以北:12件(*5月24日まで)

この5月は福島県以南の発生数が少なく、いわき沖の固着域に太平洋プレートの西向き圧力が大きくかかり、そこで上向き圧力に転換されてしまっているのだと思われます。今後福島県沖などの福島県以南地震のM5以上が発生するとそれが首都圏地震の引き金になる可能性が高いと思われます。

南側についてみると、犬吠埼よりも南は基本的に陸域ではないため、M5以上地震が起こっても震度1以上地震として検知されないこともあり、推移がはっきりしません。

そのため、関東から中部地方の茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、長野県、岐阜県の陸域(全部で31地域)を指定して、M4以上地震の発生数を直近2年間で気象庁の震度データベースで出力させてみます。これで、いわき沖を含めてそれよりも南側での西向き圧力の変動の様子を見ることができるはずです。

2018年06月:08件
2018年07月:01件
2018年08月:04件(3か月計:13件)
2018年09月:05件
2018年10月:01件
2018年11月:02件(3か月計:08件)
2018年12月:02件
2019年01月:04件
2019年02月:03件(3か月計:09件)
2019年03月:01件
2019年04月:02件
2019年05月:03件(3か月計:06件)
2019年06月:07件
2019年07月:01件
2019年08月:03件(3か月計:11件)
2019年09月:03件
2019年10月:03件
2019年11月:01件(3か月計:07件)
2019年12月:05件
2020年01月:01件
2020年02月:05件(3か月計:11件)
2020年03月:03件
2020年04月:10件
2020年05月:13件(*5月23日まで)(3か月計:26件)

3か月間の合計でこの3月以降は26件にもなり、突出してM4以上地震が多くなっています。なお、2016年6月以降で見ても、同じです。
このことから、少なくとも2016年4月の熊本県地震M7以降で、現在は最も首都直下地震が起こりやすくなっていると言えるはずです。

小笠原諸島は関東から遠く離れていて関東平野への影響が出るまでにかなりの時間がかかると思えるため、伊豆諸島付近で震源深さの比較的浅いM5以上地震、特にM6以上が起こるといわゆる首都直下地震が切迫していることになると思います。

ただ、このまま、福島県沖とか八丈島近海での大きな地震が起こらないまま首都直下に至ってしまうこともあります。

*日別の岐阜県飛騨地方+長野県中部地震の数:
5月14日:05件(3日間移動合計:19件)
5月15日:05件(3日間移動合計:24件)
5月16日:00件(3日間移動合計:10件)
5月17日:00件(3日間移動合計:05件)
5月18日:00件(3日間移動合計:00件)
5月19日:37件(3日間移動合計:37件)
5月20日:01件(3日間移動合計:38件)
5月21日:00件(3日間移動合計:38件)
5月22日:06件(3日間移動合計:07件)
5月23日:00件(3日間移動合計:06件)
5月24日:00件(3日間移動合計:06件)

「福島県」06:00頃の値
5月19日:367(前日との差:減少30)
5月20日:334(前日との差:減少33)
5月21日:314(前日との差:減少20)
5月22日:280(前日との差:減少34)
5月23日:268(前日との差:減少12)
5月24日:267(前日との差:減少01)
5月25日:284(前日との差:増加17)

「茨城県」06:00頃の値
5月19日:553(前日との差:減少23)
5月20日:508(前日との差:減少45)
5月21日:505(前日との差:減少03)
5月22日:486(前日との差:減少19)
5月23日:468(前日との差:減少18)
5月24日:457(前日との差:減少11)
5月25日:469(前日との差:増加12)

「千葉県」06:00頃の値
5月19日:260(前日との差:減少04)
5月20日:252(前日との差:減少08)
5月21日:260(前日との差:増加08)
5月22日:263(前日との差:増加03)
5月23日:254(前日との差:減少09)
5月24日:256(前日との差:増加02)
5月25日:254(前日との差:減少02)

「東京都」06:00頃の値
5月19日:159(前日との差:増加05)
5月20日:162(前日との差:増加03)
5月21日:175(前日との差:増加13)
5月22日:189(前日との差:増加14)
5月23日:178(前日との差:減少09)
5月24日:152(前日との差:減少26)
5月25日:162(前日との差:増加10)

「埼玉県」06:00頃の値
5月19日:246(前日との差:増加15)
5月20日:250(前日との差:増加04)
5月21日:264(前日との差:増加14)
5月22日:258(前日との差:減少06)
5月23日:273(前日との差:増加15)
5月24日:252(前日との差:減少21)
5月25日:271(前日との差:増加19)


Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」のN=の値:
昨日05:45→本日05:45での比較
「最新24時間」:ーーーーーーーー(本日の変化:昨日の変化:一昨日の変化)
「日本全国広域」:397→413(増加016:減少071:増加040)
「日本全国拡大」:392→405(増加013:減少069:増加040)
「北海道」   :016→028(増加012:減少001:増加006)
「東日本」   :261→276(増加015:減少100:増加045)
「本州中部」  :215→223(増加008:減少080:増加048)
「西日本」   :122→099(減少023:増加028:減少010)

かなり変動幅が全国的に小さいため、少なくとも本日中にM5以上地震が内陸部で起こる可能性は比較的小さいはずです。ただ、このような変動幅の小ささが海域での大きな固着域での相当に大きな地震の前兆である場合もあります。

「長野県」、「最新7日間」の増加幅の変動
==========05:45頃の値=前日との差(「前日との差」の値の変動値)
5月14日:2107=0259(+22)
5月15日:3150=1043(+784)
5月16日:3698=0548(ー495)
5月17日:3881=0183(ー365)
5月18日:3958=0077(ー106)
5月19日:4087=0129(+52)
5月20日:4528=0441(+312)
5月21日:4424=0104(ー337)
5月22日:4310=0114(+10)
5月23日:4383=0073(ー41)
5月24日:4654=0271(+198)
5月25日:4795=0141(ー130)

「最新7日間」:15以上変動があった地域:
「福島県」:267→284(増加17)
「群馬県」:257→274(増加17)
「埼玉県」:252→271(増加19)
「新潟県」:162→180(増加18)
「富山県」:4568→4708(増加140)
「石川県」:4458→4601(増加143)
「長野県」:4654→4795(増加141)
「岐阜県」:4658→4796(増加138)
「静岡県」:226→208(減少18)
「京都府」:141→123(減少18)
「大阪府」:301→281(減少20)
「徳島県」:170→148(減少22)
「香川県」:111→090(減少21)
「熊本県」:460→424(減少36)
「大分県」:408→371(減少37)
「宮崎県」:464→426(減少38)
「鹿児島県」:411→369(減少42)

本日は明確に中部地方までが増加、関西以西が減少と言っていい変動です。唯一違うのが「静岡県」減少18です。「山梨県」も僅かですが減少であり、伊豆半島付近での比較的大きな地震が起こりやすくなっているのかも知れません。
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