1. 赤かぶ[256848] kNSCqYLU 2026年1月11日 06:41:47 : pLf1f50o3Y : RFMwNklBOGJoTEU=[1]
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米国がベネズエラを植民地化できても戦略的に使えるのは先の話
— Another Moon (@owlofsanmerida) January 10, 2026
ベネズエラは世界最大の確認石油埋蔵量を有するが、ウゴ・チャベス死後のニコラス・マドゥロ政権下でインフラは荒廃し、熟練労働者が流出したため、生産量は伸び悩んでいる。… pic.twitter.com/JxsPIFvK7F
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Another Moon
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米国がベネズエラを植民地化できても戦略的に使えるのは先の話
ベネズエラは世界最大の確認石油埋蔵量を有するが、ウゴ・チャベス死後のニコラス・マドゥロ政権下でインフラは荒廃し、熟練労働者が流出したため、生産量は伸び悩んでいる。
仮に中東危機などで世界的な石油供給減少が起きても、ベネズエラ産で代替することは現状では不可能である。増産には巨額の資金と長い時間が必要であり、たとえ米国企業が関与したとしても即効性はない。
ドナルド・トランプ元米大統領を支持する一部には、ベネズエラの石油利権を米国が掌握することで中国を牽制できるとの主張もあるが、中国は戦略的備蓄を行っているほか、マドゥロ政権の基盤は(誘拐事件後も)想定以上に強固であり、米国が同国を「経営」したり利権を奪取したりすることは容易ではない。軍事侵攻は泥沼化し、米国自身への逆リスクも大きい。こうした現実は、マドゥロ政権崩壊と親米政権樹立を期待していた米国内の強硬派(マリア・コロナ・マチャドやマルコ・ルビオ上院議員ら)を落胆させた。
トランプ政権がマドゥロ大統領を「麻薬取引の元締め」として非難し、その正当化を試みたことは、根拠に乏しい。ベネズエラは地域でも麻薬取引との関わりが比較的少ない国とされる。実際、米国におけるコカイン密輸の急増は、1980年代にCIAがニカラグアの反政府組織「コントラ」を支援し始めた時期と重なる。
CIAとコントラの麻薬取引への関与疑惑は、AP通信のロバート・パリーらや『サンノゼ・マーキュリー新聞』のゲーリー・ウェッブ記者らによって報じられ、後に米上院外交委員会の調査でも一定の関係が認められた。CIAは当初これを否定したが、内部調査報告書(IGレポート)で関係を部分的に認めざるを得なかった。
この歴史的文脈から見ると、トランプ政権によるマドゥロ「麻薬取引」糾弾は、米国自身の過去の行動を踏まえれば非常に見え透いた口実であり、ナンセンスと言える。さらに、マドゥロ糾弾の急先鋒であるルビオ議員自身、少年期に家族が麻薬取引に関連した疑いのある事業(ペットショップ)に関わっていたことが指摘されている。このペットショップは亡命キューバ人を中心とした麻薬組織のフロント企業であったとされ、ルビオの義兄は麻薬取引で有罪判決を受けた。
この亡命キューバ人ネットワークは、1961年のCIA主導によるピッグス湾侵攻作戦とも深く結びついていた。この作戦は失敗に終わったが、CIA長官アレン・ダレスらは事前に失敗を予見しながら、作戦の失敗を口実に米軍の本格介入を引き出そうとした可能性が史料から示唆されている。その後、ジョン・F・ケネディ大統領は、軍部上層部が強く推進した対ソ連先制核攻撃計画を承認せず、1963年11月に暗殺された。
以上のように、現在のベネズエラをめぐる米国の政治的な言説(石油利権掌握論や麻薬取引糾弾)は、同国の現実的な制約を無視しているばかりか、冷戦期以来の米国自身の暗い歴史——CIAの秘密工作、麻薬取引との深い関わりの疑惑、そしてそれへの国内的弾圧——の上に成立していると言える。マドゥロ誘拐をめぐる一連の動きは、そのような歴史の延長線上にある政治的演出の可能性が高く、ベネズエラの石油を現実的なエネルギー安全保障の切り札と見なすことには、極めて大きな疑問が付きまとう。
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。