21. 暴風雪[1] llyVl5Dh 2026年2月06日 22:56:14 : ELygl8bBPM : Ti41UUd2Wm5hajI=[1]
🗳️ 多事争論(再構成)
「小選挙区制という鏡の前で」
選挙のたびに、私たちは一票を投じております。
しかし、その一票がどのように扱われているのかを、
私たちはどれほど意識しているのでしょうか。
小選挙区制は、勝者がすべてを持っていく制度であります。
一票でも多く取った候補が議席を得て、
そのほかの票は、すべて“なかったこと”になります。
そこには、確かに存在したはずの声があり、
生活があり、願いがあったはずです。
しかし制度の上では、それらは跡形もなく消えてしまいます。
政治とは、本来、多様な声を束ねる営みであります。
ところが小選挙区制は、
その多様さを切り落とし、
二つの大きな流れに押し込めようといたします。
その結果、政治家は“風”にさらされやすくなり、
選挙のたびに大量当選と大量落選が繰り返されます。
政治の安定とは、こうした振り子のような動きの中には
なかなか生まれにくいのではないでしょうか。
また、小選挙区では、
候補者は地元の利益を強く意識せざるを得ません。
国家の将来を語るよりも、
“おらが町の代表”としての役割が優先されがちです。
その結果、政治家は小粒になり、
国家の大きな方向性を示す人材が育ちにくくなります。
制度が政治家をつくるのか、
政治家が制度をつくるのか。
その問いが、ここにあります。
小選挙区制は、
政権交代を起こしやすくするために導入された制度であります。
しかし、制度が目的化し、
民意の多様さが置き去りにされてしまうなら、
それは本末転倒であります。
私たちは、
自分の一票がどのように扱われているのかを、
もう一度、静かに見つめ直す必要があるのではないでしょうか。
制度の影に消えていく声を、
見過ごしてはならないのだと思います。
http://www.asyura2.com/26/senkyo299/msg/105.html#c21
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。