★阿修羅♪ > アーカイブ > 2013年8月 > 10日00時11分 〜
 
 
2013年8月10日00時11分 〜
記事 [政治・選挙・NHK152] 「山本太郎の「人物破壊」が進んでいる。:兵頭正俊氏」(晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/11719.html
2013/8/10 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

山本太郎の「人物破壊」が進んでいる。

週刊誌が中心になっているが、立ち読み程度に済ませて買わないことが、大切だ。

要は人気者で影響力があるので、でっち上げでも、週刊誌の売り上げが伸びる。

関心を持って買うと、第2第3の攻撃につながる。

それで買わないことが大切だ。

週刊誌の「人物破壊」について、山本太郎の方では、明確な名誉棄損で、法的に勝利が明確なものに限って、法的対応を取った方が良い。

橋下徹の場合もそうであったが、適当にやり過ごしていると次の「人物破壊」はよりひどくなる。

でっち上げも、黙っていると、信じる国民が大半であるから。

山本太郎は、くれぐれも永田町の住人にならないことだ。

努めて外に出て国民と直接に触れ合う機会を作った方がいい。

森ゆうこ、三宅雪子、三宅洋平ら、考え方の近い落選立候補者をぜひとも呼んでほしいものだ。

落選した立候補者の中に、非常に優れた人材が埋もれているから。

山本太郎の重要な仕事のひとつは、落選した立候補者で、かれの政策に近い有為の人材を元気づけ、再登板の道を切り開くことだ。

それは将来山本太郎の力の源泉になり、連立の幹に膨らむだろう。

助けるものは、必ず助けられるのだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/331.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 無学で知らないのか知ってて歪曲しているのか 狂気のナチスはどう生まれ何をしたか (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9546.html
2013/8/9 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


意図的に学校では教えない戦前戦中戦後の現代史を知らない国民が人口の大半を占めたのに乗じて中韓を刺激し民族感情を煽り憲法を改正し昔の国家主義再来を狙う勢力が大手を振っている重大な危機

麻生財務相の「ナチスに手口を学べ」発言は、早くも幕引きムードになっている。国会は7日にサッサと閉じてしまい、問題発言を追及する機会がない。民主党など野党5党の国対委員長は7日、麻生の罷免を求める共同声明を官邸に持参したが、門前払いを食らった。


安倍首相の周辺は「10月まで国会もないのに野党に何ができるのか。秋風が吹く頃には、こんな話は風化している」と余裕シャクシャクだ。

政権のナンバー2が、事実誤認のデタラメを放言し、世界中で物議を醸したのに、発言を撤回してチョン。本当にそれでいいのか?

歴史問題に詳しい作家の三好徹氏が言う。

「政治家の発言は、いったん口にしたら世界中を駆けめぐる。取り消せないのです。撤回して済む話ではない。そもそも、麻生氏の発言は、歴史に対してあまりに無知で、世界中に恥をさらした。ナチスは、麻生氏が言うように『静かに』『合法的に』憲法を変えたのではない。全権委任法によって、実質的にワイマール憲法を停止したのです。全権委任法の成立過程は、表面上は合法ですが、採決時はナチ親衛隊が本会議場を取り囲み、反対する議員を脅すという暴力的な空気の中で行われた。ナチスと対立する共産党議員や社会民主党議員は弾圧され、議会に出席もできなかった。合法を装ってはいるが、まがいもないファシズムです。こうやってナチスがドイツを掌握すると、親衛隊は旧日本国の憲兵隊のような取り締まり機関になっていったのです」

その後、独裁体制を築いたヒトラーが狂気の戦争に突き進み、世界中を惨禍に巻き込んだのは周知の通りだ。

◆法制局も力ずくで従わせてナシ崩し改憲

麻生の発言が看過できないのは、ナチスを引き合いに出したことだけではない。ナチスの部分を全部削除しても問題だ。「こっそり改憲してしまえ」というのは安倍政権の本音。語るに落ちるとはこのことなのだ。

「実際、安倍首相が言っている憲法96条の先行改正などは、国民が警戒していないような条文を数の力で変更し、そうやって改憲のハードルを下げておいて、9条改正などに踏み込もうとするものですから、まさにナチスの手口そのものです。さらには、内閣法制局の長官人事に悪しき政治主導を発揮し、集団的自衛権の行使容認派を据えた。現行法のままで、解釈を変更し、自衛隊が攻撃をされてもいないのに武器を使うことを容認する。ナシ崩しで実質的に9条を改正してしまおうというのです。武力行使の既成事実を積み重ねて、実態がそうだからと、明文化に舵を切る。そうやって、『こっそり改憲』という腹積もりなのです」(政治評論家・森田実氏)

政府はきのう(8日)の閣議で、外務省の小松一郎駐仏大使を法制局長官に充てる人事を決定し、発令した。この異例の人事について、会見で聞かれた菅官房長官はこんなことを言っていた。「そもそも法制局というのは、内閣を補佐する機関であって、(憲法解釈は)あくまでも内閣の責任」「時代は大きく変わっている」

これにはド肝を抜かれてしまう。法制局が積み上げてきた解釈の経緯、他の法律との整合性を一気にブッ壊すということだ。従来の法制局のあり方を完全否定したのである。「内閣の補佐」という言葉には、「黙って従え」という意図が見える。これではやりたい放題になってしまう。

「戦争体験がある私からしたら、法制局に圧力をかけ、平和憲法を捨て去ろうとしている安倍政権は許し難い。米国と一緒になって戦争をすれば、報復されるのは日本です。いったん武力行使を認めてしまえば、国と国民を危険にさらすことになる。戦後、築き上げてきた平和国家が崩れてしまう。とんでもない国民無視の反逆政権というしかありません」(森田実氏=前出)

今の安倍政権がやろうとしていることは、ナチスと同じだ。こんな暴挙を許してはいけない。


◆無知より危険な「自分は正しい」という思い込み

今の国民は、8割が戦争を知らない世代になっている。現代史なんて教科書でさらっと習うだけだから、戦争の悲惨さもよく分からないし、当時の国民の辛苦もピンとこない。そこに乗じて、狂信的な右傾化を正当化させようとしている安倍政権は本当に汚いし、危険だ。

麻生だけじゃなく、安倍も独特の歴史認識をたびたび披露してきた。従軍慰安婦の強制連行には疑問を投げかけ、旧日本軍の侵略戦争についても「侵略の定義は定まっていない」と言い出し、河野談話、村山談話の見直しもにおわせた。

単に無知なのか。それとも、あえて歪曲しているのか。ここが微妙なところで、確信犯のにおいがする。

「ノーベル文学賞を受賞したイギリスのチャーチル元首相は『歴史に学ぶことは未来を学ぶこと』という名言を残しています。歴史をしっかり勉強するのは政治家の務めと言っていい。間違った知識をひけらかして、世界中で物議を醸している麻生氏はどうしようもないが、安倍首相もどうかしています。きちんと歴史に向き合い、学んでいれば、戦前回帰のような話が出てくるワケがない。安倍首相は自分の思いを麻生氏に言わせ、世間の反応を見ているのではないか。そんな思いすらします」(三好徹氏=前出)

「嘘も大声で時間を費やして語れば、人はそれを信じるようになる」と言ったのは、他ならぬヒトラーだが、安倍と麻生も、自分たちの歴史観を声高に叫び続けているのは、そういう意図なのかもしれない。そうやって中韓を刺激し、緊張感が高まり、ナショナリズムが高揚すれば、狙い通りということだろう。

鹿児島大教授の木村朗氏(平和学・国際関係論)もこう言う。

「安倍首相の場合、単に歴史を学んでいないというだけでなく、自分は絶対に正しいという妙な思い込みがある。そこが、無知であることよりも危ないのです。こういう思い込みの最高指導者が国を間違った方向に導いてしまう。安倍首相は戦後世界の秩序を否定するような歴史観の持ち主です。歴史認識を誤っているということは、過去に学ばず、同じ過ちを繰り返すということ。いたずらに中国や韓国の脅威を煽(あお)ることで、日本の再軍備化を図ろうとしているとしか思えません」

◆半年で独裁を手にしたヒトラーと安倍の共通点

安倍政権になってから、周辺国との関係は緊張しっ放しだ。最新の日中共同調査を見ても「相手国に対する印象」は過去最悪だった。

ヒトラーは首相就任からわずか半年で一党独裁体制を確立させたが、くしくも、今の安倍も半年で国会の一党独裁を実現してしまった。権力を掌握したヒトラーは、まず国民の集会や結社の自由を停止したが、不気味なのは安倍政権もひそかに同じことをやろうとしているフシがあることだ。

「国民の知る権利を抑圧する『秘密保全法案』が、秋の臨時国会に出てくる見通しです。国家公務員の機密漏洩を禁ずるものですが、こんな法律ができれば、軍事や原発に関する情報が隠されてしまうだけでなく、真実を伝えることが“違法”になりかねない。国民の知る権利や、報道機関による取材の自由が制約されてしまう悪法です」(木村朗氏=前出)

広島、長崎で開かれたシンポジウムでは、米映画監督のオリバー・ストーン氏も、日本の右傾化を危惧していたという。

後世の歴史家が安倍政権をどう評価するのかは分からないが、日本がいま歴史の岐路に立っているのは間違いない。当の国民がコトの重大性に気づいていないとしたら、それが一番恐ろしい。

「大衆がものを考えないということは、支配者にとって実に幸運なことだ」――これも、ヒトラーの言葉である。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/332.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 12年度の食料自給率は39% 〜我が国の食料安全保障に改善みられず〜 
12年度の食料自給率は39% 〜我が国の食料安全保障に改善みられず〜
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kosugetsutomu/20130809-00027150/
2013年8月9日 18時18分 小菅努 | 大起産業(株)情報調査室室長/商品アナリスト


農林水産省は8月8日、2012年度の食料自給率(カロリーベース)が39%になったと発表した。政府は「20年度に自給率50%」を目標に掲げているが、これで3年連続の39%となり、16年連続で39〜41%の極めて狭いレンジ内を推移する横ばい状態が続いていることが確認できる。

20年度に自給率50%を達成するには、今後8年間で11%、年平均で1.375%の自給率向上が要求されることになる。しかし、未だ改善の兆候さえみられない中、目標達成は困難な状況と言わざるを得ない。50%台を維持していたのは1988年度が最後であり、平成元〜10年前後にかけて急低下した後、辛うじて40%前後で下げ止まっているに過ぎない。11年度の東日本大震災といった一時的な要因で自給率改善が実現しなかったのではなく、構造的な問題が解決されていないと評価されよう。

■米消費量が落ち込む

品目別自給率をみてみると、米96%(前年度比変わらず)、小麦12%(同+1%)、いも類75%(同変わらず)、豆類10%(同+1%)、野菜78%(同-1%)、果実38%(同変わらず)となっている。

農水省は、米については「天候に恵まれ生産量が増加した一方、価格の上昇等の影響により、主食用米の需要量が減少」、小麦については「北海道を中心に天候に恵まれ、単収が増加したことにより、国内生産が増加」、大豆については「全国的に天候に恵まれ、単収が増加したことにより、国内生産量が増加」と解説している。

全体的に良好な生育環境を背景に増産が進む一方で、小麦や大豆は消費量が伸びたことが、自給率の改善圧力になっている。小麦の国産熱量は42kcal(前年度比+7kcal)、大豆は20kcal(同+2kcal)となっており、両者を合計すると自給率に+0.3ポイントの寄与がある。しかし、米に関しては1人当たりの年間消費量が58kgから56kgまで落ちこんだことで、国産熱量は534kcal(同-13kcal)に留まっており、逆に-0.3ポイントの寄与となり、小麦・大豆分野での改善効果を相殺してしまっている。

品目別自給率
http://rpr.c.yimg.jp/im_sigg5BYDxJiwD3bwikn0w7JMWw---x449-n1/amd/20130809-00027150-roupeiro-001-3-view.gif

■過去5年で作付面積は減少傾向に

09〜10年に開催された食料・農業・農村政策審議会では、「食料自給率を1%向上させるために必要な増産量」の試算も行われており、米の場合だと34万トンの増産が必要とされている。この増産に必要な作付面積は7万haであり、08年時の作付面積の4%に相当する面積拡大が要求されることになる。小麦の場合は39万トンであり、作付面積だと9万ha、44%の面積拡大が必要となる。大豆に至っては26万トン、作付面積だと15万haであり、99%の面積拡大を行う必要がある。

しかし、12年度の作付面積を見てみると、米が08年の162.4万haから157.9万haまで2.8%の減少、小麦が20.9万haで横ばい、大豆が14.7万haから13.1万haまで10.9%の減少など、逆に作付面積は減少している。

同審議会では、小麦については「国産シェアが低いパン・中華めん用小麦の生産拡大、広範囲な水田二毛作の導入」、大豆に関しては「単収向上・安定化に資する新技術の普及、契約栽培による安定的な取引関係の構築」などを主要課題に掲げていたが、少なくともその効果を確認することはできない。

作付面積と収穫量
http://rpr.c.yimg.jp/im_siggQR0ImLgKoo1vzviTBKkRMA---x485-n1/amd/20130809-00027150-roupeiro-002-3-view.gif

■国際的にも低い日本の食糧自給率

諸外国の食料自給率(09年時点)をみてみると、米国130%、カナダ223%、フランス121%、オーストラリア187%といった穀倉地帯を抱える食料輸出国を例外としても、ドイツ93%、スペイン80%、イタリア59%、オランダ65%、イギリス65%、スイス56%など、主要国は軒並み日本を大きく上回る水準を確保できている。

平時であれば、国内生産・輸入・備蓄の組み合わせによって、食料安全保障の確立が可能である。しかし、『「経済力さえあれば食料が輸入できる」時代ではなくなってきている』(農水省)中、様々な要因から食料供給に障害が発生した場合、日本は大きなリスクを抱えた状態が続くことになる。

「国際市場から常に農産物を調達している輸入国においては、食料安全保障上の大きなリスク」(同)が存在するが、食料安保環境が改善に向かう兆候は、未だ確認できていない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/333.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 山本太郎の「疾きこと風の如く」風林火山が始まったー (ハイヒール女の痛快日記) 
山本太郎の「疾きこと風の如く」風林火山が始まったー
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1234.html
2013.08/10 ハイヒール女の痛快日記


はじめまして!東京ルミックスです。
ハイヒールがめり込むほど週刊新潮を踏みにじった?!


山本太郎が早速動き出した。会期5日間の臨時国会中に提出した質問主意書は、総数21本のうちの6本に及んでいる。もちろんトップである。しかも、キッチリ押さえるところを押さえた、核心に迫る内容だ。以下に表題を転載した。

@柏崎刈羽原発再稼働問題に関する質問主意書
A東京電力が第三者機関として用いる分析会社の正当性に関する質問主意書
BTPP及び日米並行協定に関する質問主意書
C地域別最低賃金に関する質問主意書
D生活保護制度に関する質問主意書
E生活困窮者自立支援法案に関する質問主意書

詳細は参議院のホームーページで!
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/184/syuisyo.htm

原発反対は山本太郎の政策でもあるので、いの一番に趣意書に出ているが、ここでは、B番のTPP及び日米並行協定についての質問内容を抜粋する。

私はTPPについては日本を亡国に導くと、過去にツィートしたことがあるが、山本太郎の質問も急所をついている。実は知る人ぞ知るだと思うが、既に愛媛・松山市で水道事業を、

外資のヴェオリア・ウォーター・ジャパンに委託している。

ライフラインでもあり、国民の生命に関わる水を外資に任す、という暴挙がなし崩し的に始まっているのだ。こんな情報マスコミでは流さないし、仮に流しても見つからないところに掲載するだけだ。

これでは、本格的にTPP参加が決まると、日本はあっという間に外資に覆い尽くされ、安全も担保されない商品が市場に溢れ返ることになる。愛媛県松山市では既にリスクを背負って水を飲んでいると言っていい。

外資にライフラインを握られた国家は亡びるのは歴史が証明している。

これひとつとっても、山本太郎の質問主意書の着眼点は素晴らしい!新潮のヤラセでっち上げ記事に、正々堂々と対抗できる力量を持っていると言っていい。

後援会も発足するらしいが応援するに値する男だ!

BTPP及び日米並行協定に関する質問主意書から抜粋

六 本年四月十九日、米国シンクタンク戦略国際問題研究所で開催された講演会において、麻生太郎副総理が、「水道というものは、世界中ほとんどの国では、プライベートの会社が水道を運営しているが、日本では自治省以外ではこの水道を扱うことはできません。しかし水道の料金を回収する九十九・九九パーセントというようなシステムを持っている国は、日本の水道会社以外にありませんけれども、この水道は全て国営若しくは市営・町営でできていて、こういったものを全て民営化します。」と水道民営化に言及している。

1 TPPでは政府調達の分野も含まれており、外国企業の参入を拒めなくなるはずである。水道のようなライフラインを外国企業に買収されてしまえば国家安全保障に関わる問題となる。この点について、政府の見解を明らかにされたい。

2 米国には国家安全保障を脅かす外国企業の活動を制限できるエクソン・フロリオ条項があるが、日本版エクソン・フロリオ条項のようなものの導入は検討していないのか、政府の見解を明らかにされたい。

3 愛媛県松山市において、ヴェオリア・ウォーター・ジャパン株式会社への水道事業の業務委託が始まっている。松山市は業務委託によって水道料金が値上がりすることはないとホームページで公言しているが、同ホームページによれば、平成二十五年度から平成二十八年度にかけて水道料金の大幅値上げが計画されている。ヴェオリア・ウォーター社が参入したことと、この料金値上げとの間に本当に関連性はないのか、政府の見解を明らかにされたい。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/334.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 安倍晋三首相は、「3年以内」の中国と朝鮮半島の大動乱・戦争を想定し、「集団的自衛権行使容認」を急ぐ (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/116301a470f542f576c8fd3a17f0da96
2013年08月10日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆安倍晋三首相は、2016年7月の参院議員選挙まで国政選挙のない「3年間」に、懸案である日本国憲法改正をどこまで達成できるか。

1.集団的自衛権行使容認の解釈
2.国民投票法改正
3.憲法第96条「改正条項」の改正、第9条の改正

 集団的自衛権行使容認の解釈を目的に、安倍晋三政権は8月8日の閣議で、内閣法制局の山本庸幸(つねゆき)長官(63)を退任させ、後任に小松一郎駐仏大使(62)を充てる人事を決めた。

 自民党憲法改正案(2012年4月27日決定)では、「国防軍=皇軍」を創建することになっているので、憲法を改正してしまえば、何も同盟軍である米軍との「集団的自衛権行使容認の解釈」に改める必要がないにもかかわらず、なぜ、「解釈見直し」という面倒なことにこだわるのか。

 それは、世界支配層(主要ファミリー)が「中国4分割、朝鮮半島統一」計画を「3年以内」に実現ようとしているという特別な事情を抜きにしては、とても理解できない。中国と朝鮮半島の大動乱・戦争が不可避になるという緊迫した軍事情勢を想定しておかなければならないからである。

 防衛省・自衛隊が「海兵隊増強」、空母型護衛艦「いずも」と「2号艦」の建造、イージス艦6隻体制の7隻体制への増強を急ピッチで進めているのは、中国と朝鮮半島の大動乱・戦争に備えようとしているためであることを忘れてはならない。

◆米軍と自衛隊は、日ごろから「共同訓練」を行っており、これは「集団的自衛権行使容認」を前提にしていなければ成り立たない。現実の戦闘状態においては、同盟国軍どうしが、お互いに援護し合い、助け合わなければ、戦に敗れてしまう。だから、最後には「超法規の理論」を持ち出せばよいので、改めて「解釈見直し」を行う必要はないのであるが、「法匪」の世界では、一応「憲法の変遷」ないし「事情変更の原則」などの法理論によって、言い訳をしておきたいのであろう。

 本当に戦争に巻き込まれる事態になれば、国際法が最優先される。そうなると、いかに理想に満ちた日本国憲法といえども、国際法には勝てない。小松一郎・新法制局長官は、1972年に外務省入省し、条約課長や国際条約の解釈を専門とする国際法局長などを歴任した。このキャリアが、これからモノを言うのである。

◆安倍晋三首相は8月9日、「長崎・原爆の日の式典」に出席した後、長崎市内のホテルで記者会見し、「国民投票の残された《3つの宿題》をやっていきたい。国民投票制度は憲法改正の土俵でもある」と述べて、国民投票法の改正に取り組む姿勢を強調している。
「3つの宿題」とは、憲法改正国民投票法の附則で、国が検討を加え、必要な措置を講ずるものとされた以下の3つの項目である。

 第1 年齢を18歳に引き下げることを前提に、関連法令についても検討を加え、必要な法制上の措置を講ずることとしている。
第2 公務員について、国民投票に際し許容される行為と制限される行為を仕分けするべく、検討を行うこととしている。
 第3 「憲法改正を要する問題」や「憲法改正の対象となりうる問題」についても、これを国民投票の対象とすることが適当かどうか。

つまり、国民投票法改正案が成立しなければ、憲法改正手続きに入れないのか否か。少なくとも、憲法第96条の改正を達成しなければ、安倍晋三首相は、世界支配層から与えられている使命を果たすことができない政権であると認定されて、またもや政権から引きずり降ろされる運命にある。そんなことにならないために、安倍晋三首相は8月8日、日本維新の会の橋下徹共同代表のブレーンである堺屋太一元経済企画庁長官を内閣官房参与に任命した。改憲勢力である日本維新の会を味方に付けるためである。

【参考引用】産経新聞msn産経ニュースが8月9日午後5時7分、「首相『安全保障環境の変化を踏まえ検討』 集団的自衛権の解釈見直しで」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 「安倍晋三首相は9日、長崎市内で記者会見し、集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈の見直し作業について、第1次安倍政権下で発足した有識者会議『安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会』に触れ、『懇談会で安全保障環境の変化を踏まえ、わが国の平和と安全を維持するためどのように考えるべきか検討している』と述べた。また、憲法改正については『国民に現実的な政治課題として認識されるようになった』と指摘。その上で『国民投票の残された《3つの宿題》をやっていきたい。国民投票制度は憲法改正の土俵でもある』と述べ、まず憲法改正のルールを定めた国民投票法の改正に取り組む姿勢を強調した」


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/335.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 集団的自衛権行使、全面解禁提言へ 安保法制懇・北岡氏 (朝日新聞) 
                北岡伸一・安保法制懇座長代理


集団的自衛権行使、全面解禁提言へ 安保法制懇・北岡氏
http://www.asahi.com/politics/update/0810/TKY201308090420.html?ref=com_top6_1st
2013年8月10日5時0分 朝日新聞


 【池尻和生】安倍晋三首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)の座長代理を務める北岡伸一国際大学長が9日の朝日新聞のインタビューで、集団的自衛権行使をめぐる憲法解釈で、全面解禁を提言する意向を明らかにした。解禁した場合の自衛隊の活動は自衛隊法を改正して定めるべきだとの考えも示した。

 安保法制懇は2008年に集団的自衛権行使を認め、「米艦への攻撃」など四つの類型への対応を求める提言をした。北岡氏は「情勢が前より切迫している」とし、今回は4類型に限らない考えを示した。

 そのうえで、北岡氏は集団的自衛権行使について「日本が行使することを許される必要最小限度の自衛力に入る。法理的な禁止を全面的に解く」と明言。解禁に伴う具体的な行使の範囲については「全面的な行使容認とするかどうかは、(自衛隊の活動内容を定めた)自衛隊法改正の時の議論になる」と指摘した。さらに「自衛隊法を改正し、予算をつけ、装備を増やして訓練をし、ようやくできる」と語り、解禁即行使ではないことを強調した。

 また、政府はこれまで集団的自衛権を行使できない理由に自衛権行使の要件「我が国に対する急迫不正の侵害がある」を満たさないことをあげてきたが、北岡氏は個別的自衛権の行使にあたっても「やや不十分なところがある」と見直しを提言する可能性に言及。「専守防衛が即、攻撃ゼロという意味ではない」とも語り、自衛のための攻撃も検討課題に挙げた。

 政府が年末にまとめる新防衛大綱に反映させるため、北岡氏は11月前後にも報告書をまとめる意向を示した。

     ◇

 〈集団的自衛権〉 同盟国など他国への攻撃を自国に対する攻撃とみなして反撃できる権利で、歴代内閣は「保有しているが行使はできない」という立場。憲法9条の解釈では、日本の自衛権発動には(1)我が国への急迫不正の侵害がある(2)他の適当な手段がない(3)必要最小限度の行使――の3要件を示しており、集団的自衛権の行使は「我が国を防衛するための必要最小限の範囲を超え、憲法上許されない」という判断だ。


専守防衛とは「攻撃ゼロ」でない 北岡座長代理一問一答
http://www.asahi.com/politics/update/0810/TKY201308090428.html
2013年8月10日5時1分

 【聞き手・池尻和生】安倍晋三首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)の座長代理を務める北岡伸一国際大学長との一問一答は次の通り。

 ――第1次安倍内閣での安保法制懇から5年近く経ち、安全保障環境はどう変化したと考えますか。

 「尖閣諸島など(第1次内閣で検討した)米艦防護はよりリアルな問題となった。北朝鮮のミサイルがフィリピン沖まで飛ぶようになった。私は、日本が行使することを許される必要最小限度の自衛力に、集団的自衛権は最初から入ると思っている。それが必要な状況がさらに強まっているというのが基本的な認識だ」

 ――前回の安保法制懇では米艦防護など4類型への対応を求めていました。

 「我々は今回、類型化を目指しているわけではない。法理的な禁止を全面的に解除するということだ。個別的自衛権に類型化ってありますか? 『北朝鮮から(攻撃が)海や空から来た時』、そんな類型ないでしょう」

 「核兵器を持っている国があり、日本の領海にどんどん侵入してきている。北朝鮮は核兵器を開発して、日本に対して非常に乱暴なことを言っている。日本が個別的自衛権だけで守るんだったら、相当巨大な核兵器を持った核大国にならないとできない。むしろ信頼できる国と助け合う方がより軍事力のレベルを低く抑えることができる」

 ――歴代政権は集団的自衛権の行使を憲法9条の解釈で禁じてきました。

 「時代の変遷とともに解釈は変えるべきものだ。いかにして日本の安全を守るのか。軍事技術が発展し、中国や北朝鮮(の台頭)があるなかで同じルールでいいのか。答えを内閣法制局から聞いたことがない」

 「(容認は、行使するという)選択肢を持つことだ。(具体的な活動内容について)全面的に行使容認かどうかはむしろ自衛隊法改正時に議論になるのでは」

 ――憲法解釈で行使が容認されていないのは、自衛権の発動は「我が国への急迫不正の侵害がある」場合とする要件を満たさないためとされています。

 「急迫不正の侵害とはなにか。侵害だから急迫不正に決まっているんですよ。個別的自衛権の対応についても、やや不十分なところがある。(報告書で)指摘するかもしれません」

 ――行使容認は、「専守防衛」の概念を根底から変えるのではないですか。

 「専守防衛は、殴られるまでは絶対に反撃しない、ということではない。切迫している時は、もう防衛発動できるんですよ。もう少し、専守防衛がなにか考える必要がある。自衛というのは攻撃がないということではない。それを非常に抑制的にやるということであって、専守防衛が即、攻撃ゼロという意味ではない」

 ――米国から要請があったときの日本の対応は。

 「アフガン戦争やイラク戦争のようなものは集団安全保障の問題になる。国連がオーソライズして何十カ国が参加していれば、参加する選択肢はある」

     ◇

 きたおか・しんいち 立教大教授、東大教授をへて昨年から国際大学長。専門は日本政治外交史。第1次安倍内閣でも安保法制懇のメンバー。民主党政権では核持ち込みなど日米密約の有識者委員会座長も務めた。65歳。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/336.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 天皇在位60周年記念式典や昭和天皇の「大喪」に欠席し、故金日成主席生誕100年で訪朝する日本の国会議員の不思議
ネットでは、「昭和天皇ご大葬(大喪の礼)を欠席するも金日成の葬儀には参列。まさに売国議員の中でも王様クラス。千葉景子などの売国議員も横路グループであり、多数の反日家臣を従えている」と民主党の横路氏が有名だが、日本の国会議員には、天皇在位60周年記念式典や昭和天皇の「大喪」に欠席し、故金日成主席生誕100年、金正日総書記の誕生日記念に出席する輩が大勢いる。

「日本人」として悲しい気持ちになる。

民主、共産、社民等の国会議員はどこの国の議員なんだろう。


■☆天皇在位60周年記念式典☆
 http://tamutamu2011.kuronowish.com/tennnouzaiirokujyuunenn.htm

政府主催の天皇在位60周年記念式典が1986(昭和61)年4月29日午後、東京・両国の国技館に天皇陛下のほか皇太子殿下、常陸宮夫妻が臨席、閣僚、衆参国会議員(大半が自民党と新自由クラブの国会議員で社会、共産両党は欠席・・・

■★★昭和天皇の葬儀について★★
 http://mimizun.com/log/2ch/korea/1011468010/

社会党の国会議員約八十人のうち約七十人は、皇室行事と国の
儀式の明確な区別がついていないとして「葬場殿の儀」の間は
幄舎裏の休所で待機、「大喪の礼」だけに参列した。共産党は
完全欠席した・・・・


■【日朝】故金日成主席生誕100年で訪朝計画 社民党の複数の元国会議員、民間団体の代表者ら60人以上[02/23]
 http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1330005350/

1 :壊龍φ ★:2012/02/23(木) 22:55:50.05 ID:???
生誕100年で訪朝計画 元国会議員ら60人以上


 元国会議員を含む60人以上が、北朝鮮側の招待を受け、故金日成主席生誕100周年を記念して4月に開かれる祝賀行事に参加するため訪朝を計画していることが23日分かった。訪朝団側には、友好ムードを醸し出すことで日朝関係改善を促す狙いがありそうだ。

 金正日総書記が死去し、新指導者金正恩氏を中心とする新体制に移行後、日本人の関係者が北朝鮮側から正式に招かれるのは初めてとみられる。

 関係者によると、招待されたのは北朝鮮側と長らく交流を続けてきた社民党の複数の元国会議員のほか、地方議員や研究者、民間団体の代表者ら。23日には都内で結団式を開いた。
(共同)


中日新聞: 2012年2月23日 18時46分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012022301001403.html

■金正日総書記の誕生日記念
 http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/sinboj2002/2/0220/81.htm

東京・千代田区の朝鮮会館で行われた祝賀宴には、社会民主党の土井たか子党首をはじめ与野党の国会議員、日朝国交促進国民フォーラム会長の村山富市元総理、朝鮮統一支持日本委員会の槙枝元文議長、チュチェ思想国際研究所の井上周八名誉理事長、共同通信社の斎田一路社長をはじめとする政界、経済界、マスコミ関係者、社会・文化人など日本の各界人士と、ロシアをはじめとする40余カ国の大使、駐日公館員、国際機関代表、特派員ら600余人が参加した・・・・


<参考リンク>

■朝鮮式の作法で水を飲む国会議員が多いのは・・・
 http://blogs.yahoo.co.jp/yujiaibara/35873137.html


■朝鮮飲み議員→「この写真を見れば、「政治なんてよくわかんなぃ〜」な方々も一瞬で顔が青ざめる【画像
 http://ameblo.jp/smalldemo/entry-11345172557.html


■非核三原則の法制化求める 意見書を可決【10.09.15】:日本共産党三重 ...
 http://www.jcp-mie.jp/kensei/100915-170559.html


■社民、非核三原則の法制化目指す : 総選挙2009 : YOMIURI ONLINE ...
 http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090723-OYT1T01013.htm



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/337.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 長崎市長が昨日の「平和宣言」で、目の前の安部首相を厳しく批判 (生き生き箕面通信) 
長崎市長が昨日の「平和宣言」で、目の前の安部首相を厳しく批判
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/05c9d48bb6da6187a15c7705a7430289
2013-08-10 07:07:35 生き生き箕面通信


長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典 長崎市長の長崎平和宣言


 田上富久・長崎市長は昨日8月9日に開かれた平和祈念式典で、目の前に参列している安倍首相に対し、「日本政府は核兵器の非人道性を訴える共同声明に署名しなかった。これは状況によっては核兵器の使用を認めるという姿勢を示したことになる」と、厳しく批判しました。


 市長が読み上げた「平和宣言」では、インドとの原子力協定交渉の再開についても、NPT(核不拡散条約)を形骸化すことになるばかりか、北朝鮮などに核保有の口実を与えることにつながりかねない」と言及しました。そして、「被爆国としての原点に返る」ことを求めました。


 平和宣言は全文に目を通す値打ちがあると思いますので、ネットに掲載されたものを転載します。


 「平和宣言」


 68年前の今日、この街の上空にアメリカの爆撃機が一発の原子爆弾を投下しました。熱線、爆風、放射線の威力は凄まじく、直後から起こった火災は一昼夜続きました。人々が暮らしていた街は一瞬で廃虚となり、24万人の市民のうち15万人が傷つき、そのうち7万4000人の方々が命を奪われました。生き残った被爆者は、68年たった今もなお、放射線による白血病や癌発病への不安、そして、深い心の傷を抱え続けています。


 このむごい兵器をつくったのは人間です。広島と長崎で、二度までも使ったのも人間です。核実験を繰り返し、地球を汚染し続けているのも人間です。人間はこれまで数々の過ちを犯してきました。だからこそ忘れてはならない過去の誓いを、立ち返るべき原点を、折にふれ確かめなければなりません。


 日本政府に、被爆国としての原点に返ることを求めます。今年4月、ジュネーブで開催された核不拡散条約(NPT)再検討会議準備委員会で提出された核兵器の非人道性を訴える共同声明に、80カ国が賛同しました。南アフリカなどの提案国は、わが国にも賛同の署名を求めました。 しかし、日本政府は署名せず、世界の期待を裏切りました。人類はいかなる状況においても核兵器を使うべきではない、という文言が受け入れられないとすれば、核兵器の使用を状況によっては認めるという姿勢を日本政府は示したことになります。これは二度と世界の誰にも被爆の経験をさせないという、被爆国としての原点に反します。


 インドとの原子力協定交渉の再開についても同じです。NPTに加盟せず核保有したインドへの原子力協力は、核兵器保有国をこれ以上増やさないためのルールを定めたNPTを形骸化することになります。NPTを脱退して核保有をめざす北朝鮮などの動きを正当化する口実を与え、朝鮮半島の非核化の妨げにもなります。


 日本政府には、被爆国としての原点に返ることを求めます。非核三原則の法制化への取り組み、北東アジア非核兵器地帯検討の呼びかけなど、被爆国としてのリーダーシップを具体的な行動に移すことを求めます。核兵器保有国には、NPTの中で核軍縮への誠実な努力義務が課されています。これは世界に対する約束です。


 2009年4月、アメリカのオバマ大統領はプラハで「核兵器のない世界」を目指す決意を示しました。今年6月にはベルリンで「核兵器が存在する限り私たちは真に安全ではない」と述べ、さらなる核軍縮に取り組むことを明らかにしました。被爆地はオバマ大統領の姿勢を支持します。


 しかし、世界には今も1万7000発以上の核弾頭が存在し、その90%以上がアメリカとロシアのものです。オバマ大統領、プーチン大統領、もっと早く、もっと大胆に、核弾頭の削減に取り組んでください。「核兵器のない世界」を遠い夢とするのではなく、人間が早急に解決すべき課題として、核兵器の廃絶に取り組み、世界との約束を果たすべきです。


 核兵器のない世界の実現を国のリーダーだけに任せるのではなく、市民社会を構成する私たちひとりひとりにもできることがあります。「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする」という日本国憲法前文には、平和を希求するという日本国民の固い決意が込められています。かつて戦争が多くの人の命を奪い、心と体を深く傷つけた事実を、戦争がもたらした数々のむごい光景を、決して忘れない、決して繰り返さないという平和希求の原点を忘れないためには、戦争体験、被爆体験を語り継ぐことが不可欠です。


 若い世代の皆さん、被爆者の声を聞いたことがありますか。「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ウオー、ノーモア・ヒバクシャ」と叫ぶ声を。あなた方は被爆者の声を直接聞くことができる最後の世代です。68年前、原子雲の下で何があったのか。なぜ被爆者は未来のために身を削りながら核兵器廃絶を訴え続けるのか。被爆者の声に耳を傾けてみてください。そして、あなたが住む世界、あなたの子どもたちが生きる未来に核兵器が存在していいのか、考えてみてください。互いに話し合ってみてください。あなたたちこそが未来なのです。


 地域の市民としてできることもあります。わが国では自治体の90%近くが非核宣言をしています。非核宣言は、核兵器の犠牲者になることを拒み、平和を求める市民の決意を示すものです。宣言をした自治体でつくる日本非核宣言自治体協議会は、今月、設立30周年を迎えました。皆さんが宣言を行動に移そうとする時は、協議会も、被爆地も、仲間として力をお貸しします。長崎では、今年11月、「第5回核兵器廃絶―地球市民集会ナガサキ」を開催します。市民の力で、核兵器廃絶を被爆地から世界へ発信します。


 東京電力福島第一原子力発電所の事故は未だ収束せず、放射能の被害は拡大しています。多くの方々が平穏な日々を突然奪われた上、将来の見通しが立たない暮らしを強いられています。長崎は、福島の一日も早い復興を願い、応援していきます。


 先月、核兵器廃絶を訴え、被爆者援護の充実に力を尽くしてきた山口仙二さんが亡くなられました。被爆者はいよいよ少なくなり、平均年齢は78歳を超えました。高齢化する被爆者の援護の充実をあらためて求めます。


 原子爆弾により亡くなられた方々に心から哀悼の意を捧げ、広島市と協力して、核兵器のない世界の実現に努力し続けることをここに宣言します。


2013年(平成25年)8月9日
長崎市長 田上富久


 安部首相も口先では、「核兵器にない世界をめざす」といいます。しかし、それがポーズにすぎないことは、実際の原発推進、海外への輸出などを見れば一目瞭然です。


 国民を平然とだます総理大臣は、憲法改定によって国民に平然と銃を向ける自衛隊にしようとたくらんでいます。安倍政権に対し、国民はあまりにも無警戒、おぼこいという状態といえます。




http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/338.html

記事 [政治・選挙・NHK152] きれいな核(はてなキーワード) 共産党独裁国家に奉仕するエセ左翼の皆さん、中国や北朝鮮の核兵器はきれいなんですか?
共産党独裁国家に奉仕するエセ左翼の皆さん、アメリカや日本の核兵器は人類の脅威だが、中国や北朝鮮の核兵器はきれいなんですか?

参考リンクを読んでから答えてみてください。

宜しくお願いします。


はてなキーワードから
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%AD%A4%EC%A4%A4%A4%CA%B3%CB


きれいな核 きれいなかく (一般)

 反核運動を行っている一部の反核団体や平和団体の主張について、それらの発言に対してうさんくさいと感じる人が使うフレーズ。主として反核団体・平和団体に対して、彼らが共産圏の核保有・核実験を非難しない(ようにみえる)際に利用される。

共産党がソ連の核実験を容認するかのようにとれる発言について
 旧稿で「1960年代に左翼系の平和団体の多くがソビエト連邦や中国に対しては反対を表明しないことの弁明として日本共産党が掲げた「社会主義国の核は自衛のため」というフレーズが最初だと言われている。」とあることについて。

(1) 社会主義体制の防衛と世界大戦の防止。渡辺誠毅「核兵器競争か軍縮か」(『朝日ジャーナル』62年8月19日号)には、ソ連は純粋に防衛的目的のための「最小抑止戦略」をとっているのに反して、アメリカは純粋に先制攻撃のための「最大抑止先約」をとっていることが詳細にのべられている。とくにケネディ時代になってからアメリカは核戦争から残ることを目標とし、「一挙にソ連の核攻撃基地をノックアウトし、自らは返り血を浴びぬだけの核攻撃力、いいかえれば相手に数倍する大一撃能力」をもつための「対兵力戦略」あるいは「対戦略基地戦略」へ重大な転換をおこなったという。こうした極度に侵略的な戦略を完成しようとするアメリカの核実験にたいして、ソ連が防衛のための核実験をおこなうことは当然であり、世界大戦の勃発を阻止するための不可欠の措置にほかならない。

http://www.geocities.co.jp/WallStreet/7903/stalin/ussr/ueda.htm
 このように、特定勢力の核実験に反対しながら、他の勢力の核実験に賛成または容認、黙認、無視するといった発言または行動がなされた*1場合、それを批判する際に「共産党がソ連の核はきれいな核だと看做している」というような形で利用する。したがって、「あの団体は反核団体/平和団体なのに、北朝鮮の/中国の核はきれいな核だと看做している」というような利用のされ方が一般的である。

 参考:Google きれいな核

その他
 いわゆる左翼的傾向を持つ人が使う場合もある。その場合も特定勢力の核保有に反対しそれを理由に経済制裁や軍事力行使のちらつかせなどをしながら、他の勢力が(NPT体制に違反するなどして)核兵器を保有しても経済制裁などをしないことについて、きれいな核(あるいはそれに類する表現)、を使うことがある。


<参考リンク>

■いまこそ非核三原則法制化の要求を - 週刊かけはし
 http://www.jrcl.net/frame0614a.html

福田官房長官と安倍官房副長官を即時罷免せよ! 「非核平和自治体条例運動」を全国に広げ、すべての米艦艇の入港を阻止しよう! 沖縄米軍基地撤去! 日米安保条約を破棄しよう! 非核三原則の法制化を! 六ケ所村再処理工場の建設を中止せよ! 原子力・核開発からの全面撤退を!


■活動方針 - 大阪平和人権センター
 http://www.osaka-heiwajinken.ecnet.jp/katudou.html


■中国の核ミサイルは日本に照準されている。核攻撃は想定外か?
 http://www.youtube.com/watch?v=8m1bUiJAsAI


■【新唐人】愛国教育で曲げられた中国人の世界観
 http://nicoviewer.net/so19735330


■中国国歌
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=csv6Gyg2_sQ


■韓国の小中学校で行われている反日教育
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=aAK64INxLWk


■中国小学生被洗脑
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=fG8rUCn-NMU


■<日本が、人類滅亡の悪の宗家になってはならない!>昭和天皇は軍部の核兵器開発を中止するように命じた
 http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/215.html


■「大東亜戦争とスターリンの謀略」
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=RyOJVF_8t3k


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/339.html

記事 [政治・選挙・NHK152] みんなの党、終わりなき対立劇 再編で渡辺氏「みんなが母体」 江田氏「党解消も」(ZAKZAK) 
記者会見するみんなの党の渡辺代表=9日午後、国会


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130810/plt1308100950000-n1.htm
2013.08.10


 みんなの党の渡辺喜美代表と幹事長を更迭された江田憲司衆院議員が9日、それぞれ記者会見やテレビ番組の収録で「場外戦」を繰り広げた。両氏の対立はエスカレートするばかりで、渡辺氏の党内基盤を揺るがすことになりかねない。

 渡辺氏は9日の記者会見で江田氏の処遇について「今後の推移を見たい」と述べるにとどめ、野党再編に関してはあくまでもみんなを母体に進める考えを示した。

 江田氏が独自に野党再編に動いた場合の対応は「党の方針に反するか反しないかが(容認するかどうかの)判断のポイントになる」と語り、「江田切り」まで進みかねない勢いだ。

 江田氏も黙っていない。9日のBS−TBS番組の収録で更迭について「理解できない」と不満をぶちまけ、再編に関しては「渡辺さんも私も党の発展的な解消を辞さずという立場だった。私は引き続きそうだが、最近、渡辺さんがどう思っているのか…」と懐疑的なまなざしを向ける。

 ただ、2人の感情がこじれた根本的な要因は、党の資金運用や公認手続きなどをめぐる渡辺氏の「独断」ぶりに江田氏が不満を抱いたことが大きい。収録でも「ルールを決めて全員野球をしようというのが私の提起だ」と語っている。

 もっとも、江田氏に離党する気はない。野党再編の機運がしぼみつつある中、離党しても、展望が開けるわけではないからだ。渡辺氏が党内基盤を強化したくても、2人の険悪な関係は党を弱体化させることにしかならない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/340.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 8月10日 検察捏造報告書流出の意図!「架空議決説」を否定する動きか? (一市民が斬る!!) 
8月10日 検察捏造報告書流出の意図!「架空議決説」を否定する動きか?
http://civilopinions.main.jp/2013/08/810_1.html
2013年8月10日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]


小沢判決前後に、検察の捏造報告書流出事件が2件発生した。

 
 <小沢判決直前、週刊朝日が「検察の捏造捜査報告書入手」と報道>

 2012年4月24日、週刊朝日が「検察が検察審査会に提出した捜査報告書を入手した」と報道した。週刊朝日は入手先をもちろん書いていない。
 検察関係者が第三者に流し、その第三者が週刊朝日に持っていったものと、一市民Tは推測した。


 <小沢判決直後、ロシアサーバーを通し八木啓代氏に捏造捜査報告書が流れた>

 5月2日、八木啓代氏の元に、ロシアサーバーを通し捏造捜査報告書そのものが届いた。出処は全く分からないということだった。

 この2件の流出騒ぎに、検察はさして慌てるふうもなかった。
 検察は、誰が流したのか探そうともしなかった。探せばすぐにわかるはずなのに。
 検察幹部は流出を許容していたのではないか。


 <森ゆうこ前議員の追及は最高裁から検察に移った>

 捏造捜査報告書が流されてすぐ、森前議員と八木氏が中心になり、「司法改革を実現する国民会議」を結成した。そして検察追及を強めた。

 2012年5月、森前議員は「検察の罠」という本を出した。一市民Tは「最高裁の罠」を出してくれると期待していたのでがっかりした。
 読んで見て驚いた。
 「小沢事件の全ては検察が悪い」「黒幕は法務省」としているのだ。
 「検察の罠」の1ページ目で『...この議決は検察当局の捜査報告書の「捏造」という犯罪によって誘導されたものである』と書いている。
 森前議員は当初「審査員の存在」を疑っていた。市民らも疑惑追及を始めたが、その疑惑は深まっていくばかりだった。
 だが、捏造捜査報告書が流出された途端、森前議員は疑惑を忘れたかのように、審査員がいて、それによって誘導がなされたと決めつけた。
 さらには「検察の罠」で「 ......最高裁のスタッフは真面目で優秀であるがゆえ...私は、彼らは決して悪い人間ではないと思っている」と書いている。

 小沢判決直前に、森前議員が中心になって「法務委員会秘密会開催」要請を出した。135名もの国会議員の賛同を得て提出した。
 ところが、判決後一回も開催しようとしないのだ。
 秘密会に検察審査員(?)を呼べば、すべてが解明するのに。

 小沢氏が無罪になれば、検察審査会の疑惑解明などどうでもいいのだろうか。
 
 
 <検察の捏造捜査報告書誘導説が優勢になった>

 その後、森ゆうこ前議員は集会でも、検察追及の話ばかり。最高裁の話を封印した。
 八木氏らが、田代検事を告発。不起訴になり検察審査会に申し立てた。
 この検察追及を大手新聞も記事にした。
 大手新聞は検察の個人の不祥事で小沢事件が幕引き出来るなら、司法当局から睨まれることはないと考え、記事にしたのだろう。

 多くの人は、検察の捏造捜査報告書が存在しただけで、審査員がいて、その報告書で誘導されて起訴議決されたと思ってしまう。検審疑惑は限りなく深いのに、それらのことはすっかり忘れてしまう。小沢事件に積極的に関わった森前議員が「捏造報告書による誘導」といえばなおさらだ。


 <「捏造報告書誘導説」と「架空議決説」とは、天動説と地動説ほどの違い>

 架空議決だったら審査員誘導はない。誘導があったことを認めるということは架空議決を否定することだ。
 架空議決の仕掛け人は最高裁、誘導の仕掛け人は検察。
 犯罪の大きさも桁違いに違う。

 多くの人たちは、「誘導説」を広めることにより、検審疑惑を忘れさせ、「架空議決」を潰そうとしている裏の動きに気づかない。

 
 <「最高裁追及を続けましょう」と、]氏を促すが>

 ]氏とは判決前には頻繁に連絡し合っていたのに、判決後こちらが電話を架けてもなかなか出てくれなくなった。
 電話が通じた時も、このようなことしか言わない。
 「最高裁のスキャンダルはもう明らかにできない。それに小沢さんは無罪になったし」
 「小沢事件の黒幕は日本を裏で牛耳っている人たちだ。彼らは力を持っているので恐ろしい」
 「森さん達は、消費増税反対で、秘密会開催どころではない」
 「志岐さんの追及は、今は日の目を見ないけど、50年先には注目されるかもしれませんね」などと言う。
 もう最高裁の追及を諦めなさいと、言わんばかりだった。

 ところが、今年の3月、その]氏が驚くべき情報をもたらした。
 
 ロシアのサーバーを通し八木氏に捏造報告書を流した人物を明らかにしたのだ。 
 捏造捜査報告書の流出の裏に大きな企みが隠されていた。

 その続きは、次回ブログで!



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/341.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 一人の男の野望から日中戦争→太平洋戦争が始まった。(世界の真実の姿を求めて!)
菅沼さんの最新本を見て、第二次世界大戦について考えていたんだが、先の大戦は共産主義者=ユダヤ人カルトの陰謀のように思えてきた。

深田 匠の「ふたつのアメリカ」にもあったように民主党はアメリカ共産党=ユダヤ人カルトの手先みたいなもので、ソ連がユダヤ人の人造国家であったことが理解できれば、第二次世界大戦が共産主義者=ユダヤ人カルトの壮大な実験であったことが見えてくる。

人間をどれほど弾圧すれば、支配出来るか?
どうすれば正規の政府を倒し、世界を支配できるか?

つまり「ワンワールド」(911のWTCの跡地の新名称w)が完成できるのか?ということ。

歴史に話を戻すと、ルーズベルトの関心は、アメリカの権益を守るため、当時の日本を追い詰め、アメリカとの戦争に追い込むにはどうするか?
スターリンにとっては、ドイツとの二正面作戦を避け、ヨーロッパを分割するにはどうするか?
ということにあった。
そしてその答えが、日本に「南進政策」を選択させ、日米開戦に追い込むことであった。
そのために政府、軍部、マスコミのエージェントたちを総動員して日本を戦争に駆り立てた。


ここにスターリンとルーズベルトの利害が一致し、日本を戦争へと誘い込むわけだが、戦争の結果、ヨーロッパではイギリス、フランス、ドイツが没落し、アジアでは日本と中国国民党が戦い没落していく。

戦後、ヨーロッパ列強はほとんどの植民地を失い、米ソがスーパーパワーとして君臨する。

引用元は、スターリン、国際共産主義者の陰謀が太平洋戦争の原因だとするが、ぼくには参考リンクにもあるようにスターリン・ルーズベルトという米ソ両共産主義者の陰謀が第二次世界大戦の原因のような気がする。

ソ連崩壊まで続く、戦後の政治体制はここから始まる。


世界の真実の姿を求めて!から
http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-asyuracom-2265.html

一人の男の野望から日中戦争→太平洋戦争が始まった。
日本が戦争を始めるときに、日本はロシアへ北進するか、石油を求めて南進するか決断しなければならなかった。

なぜ、その時、近衛文麿は南進する決断を下したのか?

スターリンはゾルゲと尾崎 秀実=近衛文麿に日本は、必ず南進するような政策を取れと命令した。
(宇野正美講演会より)

尾崎 秀実
近衛文麿政権のブレーンとして、政界・言論界に重要な地位を占め、軍部とも独自の関係を持ち、日中戦争(支那事変)から太平洋戦争(大東亜戦争)開戦直前まで政治の最上層部・中枢と接触し国政に影響を与えた。

共産主義者、革命家としてリヒャルト・ゾルゲが主導するソビエト連邦の諜報組織「ゾルゲ諜報団」に参加し、スパイとして活動し、最終的にゾルゲ事件として1941年発覚し、首謀者の1人として裁判を経て死刑に処された。

共産主義思想はユダヤ開放思想である。
(宇野正美氏講演会より引用)


近衛は東大の哲学部を卒業しましたがある日、京都大学の教授で、共産主義の大御所、河上肇の元へ飛びました。

また、近衛は「アメリカ、イギリス本位の平和主義を排す」といい、ユダヤ人のオスカー・ワールド著「社会主義化における人間の魂」を翻訳し発禁になったという経緯もあります。

ガラスケースに飾られた「共産主義思想」を眺め、貧しい者たちは共産主義とは愛情あふれ、ヒューマニズムにあふれていると勘違いしてしまう。

近衛は自分の思想を実現するために、日本を混乱のどん底に陥れ共産主義化を企てていたとみられます。

既に自分の長男をスターリンの元に送っており、日本が共産化した後の事を計画していたのでしょうが、天皇が近衛の思惑に反し、本土決戦を避けたため、結果、日本の共産化は避けられました。

共産化社会が構築されれば自分の立場がなくなると考えたのでしょうか。

戦後近衛は、戦犯容疑で東京裁判に出廷を言い渡されたのち自殺しましたが、自殺の理由ははっきりしません。

実はスターリンの元に送り届けた長男がスターリンにより殺害された事が一つの大きな理由かもしれません。


http://www.youtube.com/watch?v=Stp98UsKhk4&feature=player_embedded


黒幕 2/6
http://www.youtube.com/watch?v=zbfNs8uEGI8&feature=relmfu

黒幕 3/6
http://www.youtube.com/watch?v=gK_ucbyHN8g&feature=relmfu

黒幕 4/6
http://www.youtube.com/watch?v=YvNW4W50UWw&feature=relmfu

黒幕 5/6
http://www.youtube.com/watch?v=J1jNntbqEyk&feature=relmfu

黒幕 6/6
http://www.youtube.com/watch?v=nF6AVlhF7qs&feature=relmfu

http://cosmo-world.seesaa.net/article/178525269.html
2011年01月05日
近衛文麿。

何を考えるにつけ、日本が劇的に変遷していったターニングポイントはやはり太平洋戦争、いや、大東亜戦争というべきでしょう、この戦争の敗戦から始まったという事は間違えのない事でしょう。

開戦に際しては、当ブロブ「アメリカの戦争責任とハル・ノートの真実」で詳しく述べさせていただきましたが、日本の内部からみた大東亜戦争の仕掛け人「近衛文麿」について取り上げてみたいと思います。

近衛文麿は共産主義者であったと言ったら「えっ?」て思いますか?
実は紛れもなくかれは超一級の共産主義者でした。

近衛内閣の外務大臣であった生粋の民族主義者、松岡洋右は東条英機に対し17メートルにわたる毛筆による手紙(現在は国立図書館に保管)を書きましたが、その長い手紙の内容はつまり、「近衛には気をつけろ」というものでした。

松岡は国際連盟を脱退したことで有名ですが、彼は、国際連盟の本当の目的を見抜いていたのでしょう。
所詮国際連盟も連合も、貧しい国が不平不満を言う場所にすぎず、世界統一政府実現のための一つの機関にすぎません。

松岡は連盟を脱退して、独自の外交を模索しましたが、世界支配層と繋がっている近衛は松岡の民族主義を許さず、これを更迭しました。

近衛は東大の哲学部を卒業しましたがある日、京都大学の教授で、共産主義の大御所、河上肇の元へ飛びました。
また、近衛は「アメリカ、イギリス本位の平和主義を排す」といい、ユダヤ人のオスカー・ワールド著「社会主義化における人間の魂」を翻訳し発禁になったという経緯もあります。

近衛家は藤原家の流れであり五摂家の筆頭でもあり、当時天皇の前で唯一、足を組むことを許されたと言われています。
摂家とは、鎌倉時代に成立した藤原氏嫡流で公家の家格の頂点に立った5家のことを言い、大納言・右大臣・左大臣を経て摂政・関白、太政大臣に昇任できました。
近衛家・九条家・二条家・一条家・鷹司家の5家があり、645年の大化の改新以来今日に至るまで天皇を支え続けてきている家柄で、元の内閣総理大臣細川護熙は外孫に当たります。

敗戦以降身分制度は目に見えなくなり、「人は平等だ」と思っている方も多いかと思いますが、そんな事はありません。
大化の改新以来、ずっと日本の支配層は天皇家と藤原の流れが中心といってもよいでしょう。
つまり古代ユダヤの血流が常に日本を支配してきました。

現在の日本の国体(国会議員の中には在日帰化人、2世、3世が多い)をみると朝鮮族に日本が支配されているように見えますが実はそうではありません。
ユダヤ金融資本と繋がった本当の日本の支配階級が彼らを支配しています。
所詮は議員も総理大臣も飾り物です。

1192年、鎌倉幕府によって藤原氏は第一線から退きましたが鎌倉幕府を樹立させた源氏は、所謂貴族の用心棒をしていましたが、反旗を翻し藤原氏を蹴落としました。
身分は違っても同じ同族古代ユダヤ血流です。

この時に制定された守護・地頭が毛利(長州)と島津(薩摩)で、後に明治維新に大きな役割を果たす事になるとは、やはり不思議の国日本でしょうか。

さて話を元に戻して1945年2月14日に近衛が天皇に宛てた「奏上文」を見てみましょう。
原文は読みずらいので現代文に近く直して見ました。

戦争は遺憾ながら最早必至なりと存じ候。
以下この前提の下に申し候。

つらつら思うにわが国内外の情勢は今や共産革命に向かって急速度に進行しつつありと存じ候。
すなわち国外においてはソ連の異常な進出に御座候。

少壮軍人の多数は、わが国体と共産主義は両立するなりと信じいるものの如く。
軍部内革新論の基調もここにありと存じ候。

職業軍人の大部分は中流以下の家庭出身者にして、その多くは共産的主張を受け入れやすき境遇にあり。(軍人ほど共産主義思想を受け入れやすい物は無いということ。)

よくよく満州事変、支那事変を起こしこれを拡大してついに大東亜戦争にまで導きこれたるは、これら軍部内の意識の意識的計量なりしこと、今や明瞭なりと存じ候。(自分自身のたくらみを述べている。)

事変長引くがよろしく、事変解決せは、国内革新ができなくなると公言せしは、この一味の中心人物に御座候。(自分自身のことを言っている)

これら軍部内一味の狙いは必ずしも共産革命に非ずとするも、これを取り巻く一部官僚および民間有志、これを右翼というも可。左翼というも可なり。いわゆる右翼は国体の衣を着た共産主義者なり。(右翼も左翼も同じだと言っています。)意識的に共産革命にまで引きずらんとする意図をほうぞうし、無知、単純なる軍人これに踊らされたりみて大過なしと存じ候。

昨今戦局の危機を告ぐるとともに、一億玉砕を叫ぶ声、次第に勢力を加えつつありと存じ候。
掛かる主張をなす者は所謂右翼者流れなるも背後よりこれを先導しつつあるはこれによりて、国内を混乱に陥れ、革命の目的を達せんとする共産分子なりと睨みおり候。

ガラスケースに飾られた「共産主義思想」を眺め、貧しい者たちは共産主義とは愛情あふれ、ヒューマニズムにあふれていると勘違いしてしまう。

近衛は自分の思想を実現するために、日本を混乱のどん底に陥れ共産主義化を企てていたとみられます。

既に自分の長男をスターリンの元に送っており、日本が共産化した後の事を計画していたのでしょうが、天皇が近衛の思惑に反し、本土決戦を避けたため、結果、日本の共産化は避けられました。
共産化社会が構築されれば自分の立場がなくなると考えたのでしょうか。

官僚中心の中央集権。一億みな中流意識。平等な学校教育。出来ない子に合わせた教育。
かろうじて日本が比較的高い学力水準を維持できているのは「塾」の存在があるからにほかならない。

表向き日本の共産化は避けられましたが、事実上日本は地球上でもっとも共産化の成功した国であるというのは何とも奇妙な感じがします。

戦後近衛は、戦犯容疑で東京裁判に出廷を言い渡されたのち自殺しましたが、自殺の理由ははっきりしません。
実はスターリンの元に送り届けた長男がスターリンにより殺害された事が一つの大きな理由かもしれません。

「夢、破れたり」 でしょうか。

1941年10月、東条内閣が発足しましたが、この年の12月8日真珠湾。
既に近衛によって、開戦の準備が整えら得ており、東条にとっては如何ともし難い状況であったでしょう。
戦後、世界中から悪魔の権化のように言われて本当に気の毒だと思っています。

ただ、何度も述べてるように、東条の処刑後の亡骸は、散骨され遺族の元には戻ってはおらず、筆者としえは、絶対に生きて、寿命を全うしたと考えております。
東条内閣は天皇の一存で成立した内閣で、東条は正確には首相ではなく、宰相です。
天皇の信頼が厚く、東条に日本を託した天皇が、東条一人を死なせる訳はない。

世界中見渡す限り、何処の国も貧しい者があふれており、今後ますます貧しい者はさらに貧しく追い込まれてゆくでしょう。
なぜ、はっきりといいきれるのか?
世界統一政府の構築時期が目の前に来ているからです。
すなわち、世界は共産化していく訳です。

近衛さま、もうじきあなたの夢がかないそうですよ。

<参考リンク>

■Amazon.co.jp: 日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略: 深田 匠
 http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%8C%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8C%E4%BA%8C%E3%81%A4%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%80%8D%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%88%A6%E7%95%A5-%E6%B7%B1%E7%94%B0-%E5%8C%A0/dp/4884710665


■日本を貶めた戦後重大事件の裏側 菅沼 光弘
 http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92%E8%B2%B6%E3%82%81%E3%81%9F%E6%88%A6%E5%BE%8C%E9%87%8D%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%81%AE%E8%A3%8F%E5%81%B4-%E8%8F%85%E6%B2%BC-%E5%85%89%E5%BC%98/dp/4584135053/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1376100206&sr=1-2


■日本を操る赤い糸〜田中上奏文・ゾルゲ・ニューディーラー等
 http://homepage2.nifty.com/khosokawa/opinion07b.htm


※日本の戦後政治、戦後米ソ支配、左翼・マスコミの陰謀


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/342.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 全国で豪雨被害が拡大する中、安倍は長期休暇でゴルフ三昧 (陽光堂主人の読書日記) 
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-1056.html
陽光堂主人の読書日記

 局所的な豪雨が、日本各地に被害をもたらしています。昨日は秋田から岩手にかけて「これまでに経験したことのない」豪雨に見舞われ、土砂崩れなどが相次いでいます。お盆の帰省ラッシュ前の出来事で、困惑されている方も多いのではないでしょうか。

 秋田では、鉱山排水の流出という憂慮すべき事態が生じています。朝日新聞は、昨日付でこう報じています。
(http://www.asahi.com/national/update/0809/TKY201308090223.html)

   鉱山廃水、豪雨で4処理施設から流出 秋田・大館など

 9日午前、秋田県大館市と鹿角市の4カ所の旧鉱山の廃水処理施設から、未処理の鉱山廃水が河川に流れ出したと国土交通省能代河川国道事務所に通報があった。

 大雨の影響で、大量の水が施設内に流れ込んだのが原因で、廃水にはマンガンや鉄、銅などが含まれている。流出量は不明で、復旧の見通しはたっていない。


 河川や海洋に汚染が広がれば、農業や漁業にも影響が生じる恐れがあり、気になるところです。今のところ、続報は流れていません。

 各地で集中豪雨が起きているのは特殊な気圧配置によるもので、気象庁も予測は難しいようです。先日の地震の「大誤報」で謝罪を迫られた気象庁としては、頭の痛いところです。

 先の誤報の原因は、海底に設置された装置が「ノイズ」を拾ったためということですが、今一つよく分かりません。ノイズを拾うことはよくあると思いますが、これが緊急地震速報のミスとなった例は余り聞いたことがありません。本当なんでしょうか?

 深海掘削船「ちきゅう」が近くで採掘作業をしていたらしいので、それが原因ではないかと見る人もいます。南海トラフ地震が懸念されている中、わざわざ刺激しているのですから正気とは思えず、わざとやっているとしか思えません。巷間言われているように、人工地震を起こそうとして失敗したのかも知れません。


 豪雨も異常ですが、この暑さも異様です。これは日本だけでの現象ではなく、世界的な傾向のようです。東京新聞は、本日付で次のように報じています。
(http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013081002000121.html)

   世界各地も記録的猛暑 気温40度超、死者相次ぐ

 世界各地が気温四〇度を超える記録的な猛暑に見舞われている。中国では熱中症による死者が相次いだ。ハンガリーでは省庁がクールビズを許可し、イタリアでは熱中症対策の救急処置室に駆け込む市民が急増した。

 「男性は上着とネクタイなし。女性もストッキングなしでOK」。AP通信によると、四〇度近くまで気温が上昇したハンガリーでは服装規定を緩める省庁も出た。

 オーストリアでは八日、気温が四〇・五度まで上昇し、五日前に記録した三九・九度の過去最高を更新。ボスニア・ヘルツェゴビナでは今週、猛暑による乾燥が原因の森林火災が起きた。

 ANSA通信によると、イタリアでは少なくとも十七都市で熱中症の警戒警報が出た。水の都ベネチアでは当局が、潟に生息する魚が死んで藻が腐る恐れがあると警告、死んだ魚を見つけたら連絡するよう呼び掛けた。

 中国メディアによると、上海では六、七の両日、四〇度を超え、七日は四〇・八度の観測史上最高を記録、これまでに少なくとも十人が熱中症で死亡した。浙江省では七月以降八月七日までに十五人が死亡、湖南省や重慶市でも死者が出た。 (共同)


 中国では40度でも涼しい方だそうで、福建省では豚も熱中症で死亡したと伝えられています。オーストラリアのシドニーではこの夏、観測史上最高の気温45・8度を記録し、奥地の村ではガソリンスタンドで給油しようとしても、その前にガソリンが蒸発してしまったそうです。

 これらに比べれば、日本の猛暑はまだましなようです。(猛暑は長く続くようですから、今後酷くなるかも知れませんが…)

 この世界的な猛暑は年初の時点で予測されていて、高名な気象学者でNASAゴダード宇宙研究所の所長だったジェームズ・ハンセン博士は、「この1年(2013年)で、世界の最高気温記録が塗り替えられるかも知れない」と、今年1月の記者会見で述べています。

 今年は太陽活動の極大期に当たるので、これが原因と見られていますが、予言が的中しすぎていることから、少し怪しい感じもします。HAARPの活動が閲覧できなくなっているので確たることは言えませんが、人工的にコントロールされている疑いも払拭できません。余りに暑すぎると頭も正常に働きませんから、為政者にとっては好都合でしょう。

 信じられないことに、安倍は昨日の夜から12日間の夏休みに入っています。山梨県で好きなゴルフを堪能するそうで、各地で豪雨の被害が拡大している中、いい気なものです。休みを返上して復旧対策に当たるべきですが、冷酷無残な人間に求めても詮無い話で、長嘆息する外ありません。


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/343.html

記事 [政治・選挙・NHK152] マスコミが報じない陸山会・虚偽報告書事件に対する隠ぺい捜査の実態とは 前田恒彦(元特捜部主任検事) 
マスコミが報じない陸山会・虚偽報告書事件に対する隠ぺい捜査の実態とは
http://bylines.news.yahoo.co.jp/maedatsunehiko/20130810-00026785/
2013年8月10日 6時58分 前田恒彦 | 元特捜部主任検事


1.取調べに至る経緯

(1) 突然の来訪

昨年(2012年)の5月8日。

満期出所が1週間後に迫った私は、配役先の静岡刑務所・図書計算工場で担当刑務官らに謝辞を述べた後、釈放前教育用の独居房に移った。

ここは、教育ビデオを見たり、必要書類を作成したり、不要品を処分するなど、刑務所における最後の反省の時間を一人静かに過ごすところだ。

その矢先の午後1時すぎころ、「取調べだ」と言われて刑務官から突然呼び出され、事務棟にある取調べ室に向かうこととなった。

受刑者には事前に何の情報も伝えないというのが刑務所のルールだから、誰が何のために来たのか全く分からない。

すると、取調べ室には2名の男性がいた。

私のよく知る中村孝検事と、初めて見る東京地検の若い検察事務官だった。

(2) 検事の人物像

この中村検事は、検察の序列で言うと私の6期上であり、先輩に当たる。九州出身。細身だが、当たりは柔らかい。

東京地検特捜部にも通算で2年在籍し、元建設大臣による受託収賄事件など、著名事件の捜査に携わった経験もある。

また、国税や証券取引等監視委員会と並ぶ「特捜部の兄弟組織」の一つ、公正取引委員会への出向歴もある。

上意下達やストーリー先行といった「東京特捜方式」を十分に知り尽くした人物だ。

他方、青森地検弘前支部時代の武富士放火殺人事件や、東京地検本部係時代の押尾学事件など、特捜事件以外の一般事件の捜査主任も数多く務めている。

法務総合研究所で副検事や検察事務官の指導担当教官を務めたり、東京高検で裁判員裁判支援担当を務めるなど、異分野の経験も豊富だ。

ただ、関西での勤務はなく、「東京系」「東回り」などと呼ばれる検事の一人だったため、検察内で関西を拠点としていた私とは仕事上の接点がなかった。

(3) 検事との関係

では、なぜ私が中村検事のことをよく知っていたのか。

私が電撃逮捕された大阪地検特捜部の証拠改ざん・犯人隠避事件で、東京高検から最高検の捜査応援に入り、大阪拘置所に勾留されていた私の取調べを連日担当していたのが、中村検事その人だったからだ。

中村検事は、最高検・高検・地検と全ての担当業務を取り扱える併任辞令を受け、私の裁判に立ち会ったほか、現在も公判が続いている元大阪地検特捜部長らによる犯人隠避事件の裁判にも立ち会っている。


大阪地検特捜部の証拠改ざん・犯人隠避事件 関係者相関図
http://rpr.c.yimg.jp/im_siggX__RKSW2v698V8otRpHzfg---x540-n1/amd/20130810-00026785-roupeiro-001-33-view.jpg


中村検事は、私の起訴後も、私と会うため、大阪拘置所や静岡刑務所に何度となく足を運んでいた。

これは、先ほどの犯人隠避事件で私が検察側の最重要証人だったため、補充的な取調べを行うとともに、いわゆる「証人テスト」の実施を主たる目的としたものだった。

しかし、そうした来訪も、私が元特捜部長らの裁判に証人として出廷した一昨年(2011年)が最後であり、昨年に入ってからは一度もなかった。

2.取調べの目的

(1) 市民団体の刑事告発

中村検事の話では、陸山会事件に関して市民団体が田代政弘元検事やその元上司らを刑事告発しているので、参考人として私の取調べを行いたいとのことだった。

田代元検事は、小沢一郎代議士の元秘書である石川知裕氏の取調べを実施した際、内容虚偽の捜査報告書を作成したとの事実や、その顛末に関して小沢公判で偽証したとの事実で告発されているという。

また、田代元検事の元上司に当たる当時の東京地検特捜部長や副部長、主任検事らは、検察審査会に事件記録を送る際に不起訴方向に傾く一部の証拠を隠して検察審査会を騙し、小沢代議士の起訴相当議決を導いたといった偽計業務妨害などの事実で告発されているという。

市民団体は、告発の根拠として、小沢代議士の裁判における私の証言を引用しているとのことだった。

これら告発事件全体の捜査を統括し、起訴・不起訴を決する主任検事を務め、かつ、一連の事件のキーマンである田代元検事の取調べを自ら担当していたのが、この中村検事だった。


東京地検特捜部の陸山会・虚偽報告書事件 関係者相関図
http://rpr.c.yimg.jp/im_siggobGC75FdwP7ata_EleI3ng---x540-n1/amd/20130810-00026785-roupeiro-002-33-view.jpg


(2) 人選に対する疑念

私は、中村検事の話を聞き、検察の人選には問題があると感じた。

というのも、この中村検事は、陸山会事件の捜査主任として市民団体から刑事告発されていた木村匡良検事と同期であり、以前から木村検事をよく知る人物だったからだ。

検察内の序列は任官の年次によって決まり、時として同期がライバルになることもあるが、むしろ同期というのは仲間意識の方が先に立つものだ。

これでは公平公正な捜査など期待できないし、仮に不起訴となった場合、間違いなくその妥当性に疑念を持たれる。

(3) 潰しの取調べ

私は、中村検事から来訪目的を聞き、同じ組織に身を置いていた者として、中村検事が「潰しの取調べ」に来たのだとすぐに分かった。

ここで言う「潰し」とは、起訴・不起訴いずれの場合にも使う検察用語であり、本来は裏付け捜査を徹底して行うといった意味だ。

しかし、それとは別に、既に起訴が事実上決まっている事件では無罪方向に傾く証拠を、逆に不起訴が事実上決まっている事件では有罪方向に傾く証拠を、文字通り「潰す」ということを意味する場合もある。

そもそも最高検は、弁護側から石川氏の「隠し録音」を入手した早い段階で、田代元検事が作成した捜査報告書の内容が虚偽であると把握していた。

しかし、田代元検事を認知立件せず、逮捕せず、関係先の捜索もせず、「記憶の混同」などといった子供じみた弁解をろくに追及しなかった。

最高検では、組織に与える影響の大きさを考慮し、この件を事件化せず、起訴しないとの方向性が事実上決まっていたからだ。

他方、私は、これに遡る一昨年(2011年)12月、小沢公判に証人として出廷した際、陸山会事件の違法不当な捜査の実態や、平然と証拠隠しに及んできた検察手法の問題点などを赤裸々に証言した。

これは、通常の刑事裁判と異なり、検察官役を務めていた指定弁護士がもともと刑事弁護の専門家だったため、彼らにとって有利不利を問わず、自由に証言させようとのフェアな態度で公判に臨んでいたことが大きく影響した。

ただ、私の証言は、田代元検事らを不起訴にしようと目論む最高検にとって、明らかに邪魔なものだった。

また、不起訴となれば、田代元検事らを告発した市民団体が検察審査会に審査の申立てをするから、将来の検審対策としても、絶対に私の証言を潰しておかなければならなかった。

ただでさえ不起訴処分を「不当」とされる可能性が濃厚の事案なのに、審査員が飛びつきそうな私の証言を潰さないままだと、それこそ検察にとって最悪の「起訴相当」という議決が下されるおそれが高まるからだ。

もっとも、私の証言は真実を語ったものであり、それは検察自身が一番よく分かっていることだ。

他方、検察は、元大阪地検特捜部長らの犯人隠避事件では、彼らを刺した私の証言を極めて信用性が高いものと位置づけている。

その手前、陸山会事件に関してだけ私を嘘つき呼ばわりし、私の証言を虚偽だと言いくるめることもできない。

まさにジレンマだが、そうすると、いかにして私の証言を潰すかが問題となる。

このような場合、検察がよく使う手は
・ Aという証言は、これこれという趣旨であり、Bを意味するものではない
・ Aについては分かるが、Bは分からないし、知らない
といった形で、証言の影響が及ぶ射程範囲をごく狭いものに限定してしまうというやり方だ。

告発事件は証言の射程範囲外にあるということにすれば、少なくとも告発事件との関係では私の証言を無意味ならしめることができるし、その信用性に踏み込んだ検討をする必要もなくなる。

(4) 検察の理念

私は、中村検事に対し、「私がどういう態度に出ると思いますか」と聞いた。

すると、中村検事は、ニヤリと笑みを浮かべ、「そりゃあ、田代君の立場を考えてあげるんじゃないの」と言った。

私は、この言葉を聞き、最高検の意向を受けて動いている中村検事も、やはり先ほど挙げたような手を使い、目障りな私の証言を潰したいのだと分かった。

ただ、この取調べに先立つ一昨年(2011年)の9月には、大阪地検特捜部の一連の不祥事を受け、最高検が「検察の理念」と題する基本姿勢を策定し、公表していた。
http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/h_tokyo/img/rinen.html

この理念は
刑罰権の適正な行使を実現するためには、事案の真相解明が不可欠であるが、これには様々な困難が伴う
その困難に直面して、安易に妥協したり屈したりすることのないよう、あくまで真実を希求し、知力を尽くして真相解明に当たらなければならない

とした上で
積極・消極を問わず十分な証拠の収集・把握に努め、冷静かつ多角的にその評価を行う

としていた。

私は、こうした崇高な理念を掲げ、まさに変わろうとしている古巣検察を信じたいし、もう一度だけ中村検事のことを信じてみたいとの思いもあった。

また、私が検察に真相を話す機会はこれが最後となるであろうから、満期出所を1週間後に控え、「心の渦」を全て刑務所に置いていきたいとの思いもあった。

そこで私は、「本当の話をしますね」と切り出し、小沢公判で尋ねられなかった問題を含め、私が知る事件の背景事情などを包み隠さず語ることとした。(続)


前田恒彦
元特捜部主任検事

1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。獄中経験もあり、刑事司法の実態や問題点などを独自の視点でささやく。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/344.html

記事 [政治・選挙・NHK152] サヨクの嘘を暴け! 〜食品編〜 (奇行種圭坊の魔窟)
「ところが、実際は何の科学的根拠もないままにベトちゃんドクちゃんが枯葉剤の(あるいは枯葉剤に含ま れるダイオキシンの)被害者であると断定されています。

 この点にも、どうしてもダイオキシンを悪者にしておきたい団体の利権の匂いを嗅ぎ取ってしまうの は、私の邪推なのでしょうか? 」

 
 

奇行種圭坊の魔窟から
http://cabad806.sonnabakana.com/page274.html


ヨクの嘘を暴け! 〜食品編〜

【不安商法】 猛毒ダイオキシン
【問】ダイオキシンって猛毒なんでしょ。
【答】モルモットに投与した際に、試験体の体重1kgあたり僅か600ナノグラム(0.00000006g)で半数が死 亡したために猛毒扱いされてしまいました(※01)。
 しかし、ハムスターに投与した場合は、同500万ナノグラム(0.0005g=50マイクログラム)で半数が死 亡しています。
 つまり、同じ齧歯類でも致死量にモルモットとハムスターで8000倍もの開きがあるのです。
 実は、生物には固有に苦手な化学物質があり、○○という化学物質が△△という動物に猛毒である からといって、□□という動物にとっても同様に猛毒であるとは限りません。
 少なくとも、モルモットが微量のダイオキシンで死に至ったという事実は、単にモルモットにとってダイ オキシンが猛毒であったという意味しか持ちません。

 さて、では人間に対してダイオキシンは猛毒として振る舞うのでしょうか?
 ダイオキシンを化学兵器として使った例もなければ(枯葉剤は違うよ。これについては後述)、服毒自 殺に用いた例もありません。
 人体実験を行ってもいないのですが、実は1976年にイタリアのセベソで起こった化学工場の事故によ って同地域がダイオキシンによって汚染されました。
 しかし、その後の調査で同地区のガン発生率も奇形児発生率も(極めて大量に被爆した7百名ほどを 除いて)、事故の影響が全く及ばなかった地域と比べて有意差がありませんでした(※02)。

 検索にHITするwebサイトの中に、ダイオキシンの毒性を殊更に強調し、セベソで起こった事故に於け る被害を重篤視する記事もあります(※03)が、具体的な被害数値が載っておらず、些か眉唾感が否 めないというのが正直な感想です。

※01⇒http://www.vec.gr.jp/safe/dio_17.htm
※02⇒http://www.sopia.or.jp/kotoku/NO17chlo.htm
※03⇒http://shippai.jst.go.jp/fkd/Detail?fn=2&id=CC0300002

【問】でも、ベトナムで使われた枯葉剤ってダイオキシンなんでしょ。

【答】枯葉剤=ダイオキシンではありません。
 ついでに書いておきますと、(おそらく誤解している人が多いと思いますが)枯葉剤は毒ガスとして散布された のではありません。
 茂みに隠れて行動するべトコンに対抗するために、茂みを枯らしてしまおうと撒かれたのが枯葉剤な のです。
 枯葉剤自体は普通の農薬であり、アメリカや日本で普通に使用されていたモノです。
 ダイオキシンは、この枯葉剤を合成する上で発生する物質でしかありません(※04)。

 ベトナムにおいて使われた枯葉剤の量は半端ではありません(約10年間で6400万リットル)。
 当然のことながら、その枯葉剤に含まれていた強い毒性を持つダイオキシンの量も桁違いです(2,3,7, 8TCDD166kg)。

 ベトナム市民に様々な健康被害が出たからといって、僅かでもダイオキシンが体内に入れば直ちに 猛毒として作用して健康被害や子孫に奇形児が生まれると考えてはいけないのです。

 もし、日本の農業において、当時の枯葉剤と同等に同種のダイオキシンを含む農薬が大量に使用さ れるのであれば、それは問題です。

 しかし、現在の農薬からそれら毒性の強いダイオキシンは含有していません。
 枯葉剤がベトコン以外の人々にまで不幸な結果をもたらしたこと自体は、重く受け止められるべき事 実ですが、「枯葉剤がもたらした不幸」=「これからダイオキシンが我々にもたらすであろう未来」ではあ りません。
 この混同は強く戒められるべきことです。

 なお、余談ですが、ベトちゃんドクちゃんのような結合双生児は、ベトナム以外の土地でも一定の確 率で誕生します。

 これは、「種がランダムに変化する中で、環境により適合した者が進化者として生き残る」という進化 論そのものです。

 したがって、ベトちゃんドクちゃんを枯葉剤の被害者として奉るためには、彼らが結合双生児になった 理由が、厳に枯葉剤の(あるいは枯葉剤に含まれるダイオキシンの)催奇性に因る物であることを証明しておか なければなりません。

 ところが、実際は何の科学的根拠もないままにベトちゃんドクちゃんが枯葉剤の(あるいは枯葉剤に含ま れるダイオキシンの)被害者であると断定されています。

 この点にも、どうしてもダイオキシンを悪者にしておきたい団体の利権の匂いを嗅ぎ取ってしまうの は、私の邪推なのでしょうか?

※04⇒http://www.asahi-net.or.jp/~XJ6T-TKD/env/vietnam.html

【問】でも、ダイオキシンを使って毒殺された重要人物が居るんでしょ。
【答】毒殺された人は居ません。 毒殺されそうになったのに、ダイオキシンでは毒性が低すぎて死に至 らなかった人なら居ます。
 ウクライナ大統領選・野党候補のユシチェンコ元首相です。
 ただし、これについては、ダイオキシン服毒の結果であるという(信頼できる)根拠が全く無いため、自 作自演説も囁かれています(※05)。

※05⇒http://tanakanews.com/e1130ukraine.htm

【問】でも、カネミ油症はPCBというダイオキシンを食べた所為で発症したんでしょ。
【答】確かにカネミ油症の原因は、現在のところPCDFとCo-PCBというダイオキシン類だとされていま す。
 しかし、経口で多量に摂取した結果であって、通常の生活で体内に入るダイオキシンの量で起こる症 状ではありません。
 また、被害を訴えた者の内、具体的な症状を発してして被害患者と国に認定された者の数は、14% 程度と低く、ダイオキシンが毒として機能する閾値に個人差が大きいことも明らかになっています。
 たしかにカネミ油症事件は、悲惨な結果に至った事故でした。
 再び起こる可能性があるなら、看過すべきではありません。 しかし、だからといってダイオキシンを 恰もサリンかVXガスかのように扱うのは正しい行為ではありません(※06)。

※06⇒http://www.env.go.jp/recycle/poly/index.html
 (廃業したウチの事業でも、PCB入りコンデンサの処分費用を負担させられました。引き取りの作業は、それこそサリンかVX ガスかという仰々しさでしたよ(笑))

【問】結局のトコロ、圭坊はダイオキシンをどう考えているの
【答】結局のトコロ、農薬や食品添加物に対する考え方と同じように捉えています。
 ダイオキシンの毒性を否定するつもりはありませんが、現状で閾値を遥かに下回る量しか摂取しない 物に対して、必要以上にヒステリックになって根絶を叫ぶことは愚かであると考えます。
 もちろんダイオキシンは、農薬や食品添加物と違って、人に恩恵をもたらしてくれるワケではありませ ん。
 しかし、ダイオキシンを排除する為に、国防や少子化対策,高齢者対応,経済政策,財政再建などの 急迫した諸問題に費やされるべき金と労力を徒に浪費することは無駄です。

 正直なトコロ、「もっと他にやるべきことがイッパイあるだろ」と忸怩たる想いを抱いています。

 なお、ダイオキシン自体は、塩素を含む可燃物が普通に燃焼すれば発生します。
 そういう意味で、太古から連綿と続いてきた人の営みとしての「火」や、落雷や枯れ木同士の摩擦に よって起こる「火災」などによってダイオキシンが発生します。
 少なくとも今まで、普通に生活する範囲で発生して来たダイオキシンが我々に何ら被害を及ぼしてい ない以上、(僅かな金で減らせるなら減らした方が良いと思いますし、増える傾向にあるなら抑えるべきだと思いますが)ダ イオキシン対策は二の次で構わないでしょう。
 なにせ、私たちが住むこの国は、未来に対して抱え切れない程の問題を山積みにしているのですか ら。


参考URL
☆ダイオキシンは猛毒なのか(http://www.org-chem.org/yuuki/chemical/dioxin.html
☆大妻女子大被服学科3年生諸君への手紙(http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/Ohtsuma.htm

※左翼の捏造、デマ、シンパ集め、大衆活動


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/345.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 山本太郎議員の質問主意書、社民・福島と酷似 事務所釈明「手続きミス」(産経) 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130810-00000087-san-pol
産経新聞 8月10日(土)7時55分配信


 7月の参院選で初当選した山本太郎参院議員が先の臨時国会で提出した「生活困窮者自立支援法案に関する質問主意書」が、社民党の福島瑞穂前党首提出の質問主意書と酷似していることが9日、分かった。政府の答弁書の手続きには多くの時間とコストがかかるだけに、政府関係者は「意図的に同じ内容の質問主意書を出したとすれば税金の無駄遣いだ」と指摘している。

 山本氏の質問主意書は、今年1月召集の通常国会に提出され、廃案となった生活困窮者自立支援法案について、生活困窮者の定義や就労訓練事業の具体的内容を問う7項目からなる。

 福島氏のものは「生活保護法案及び生活困窮者自立支援法案に関する質問主意書」。同じ6日に提出していた。

 1つ目の質問こそ生活保護法改正案に関してだったが、残る2〜8項目は全て生活困窮者自立支援法案の質問だった。

 山本氏の1〜7項目と、福島氏の2〜8項目の全ての質問が酷似。このうち、「自立支援法案第一条にいう『自立』とは、就労による経済的自立のみを意味するのか、日常生活自立、社会生活自立をも含めた幅広い意義を有するのか」など3項目は一言一句同じ。他の項目も5カ所で「政府の見解を示されたい」などの文言が付け加わったり、別の言葉と置き換わっていたりするだけだった。

 脱原発や反TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)など両氏が掲げる政策は重なる部分があり、福島氏が参院統一会派の結成を呼びかけたこともある。

 山本氏の事務所によると、両氏とも同じ専門家から文案を提供してもらったという。事務所内の手続きミスで、そのまま提出したといい、「今後このようなことがないようにしたい」とコメントした。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/346.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 「制裁ではなく対話と交渉を」/日朝友好促進東京議員連絡会総会(朝鮮新報)
「日本は孤立しかねない」・・・
日本がアジアで孤立するような慰安婦や南京大虐殺、731部隊などのデマを広めているのは誰なのかと問いたい。

朝鮮新報から
http://chosonsinbo.com/jp/2013/04/0426ry/

第11回日朝友好促進東京議員連絡会(以下、日朝議連)総会が23日、都内で行われた。これに、都内の市区町村議会の超党派の議員たちと関係者ら、総聯中央国際統一局の李泰栄副局長、総聯東京都本部の黄明委員長、総聯西東京本部の高徳羽委員長をはじめとする約80人が参加した。

総会では、新たに代表と副代表、事務局長がそれぞれ選出された。

「日本は孤立しかねない」

総会でははじめに、日朝議連の代表が主催者を代表してあいさつを行った。


総会のようす

代表は、朝鮮半島情勢が非常に緊張している中で関係各国による事態打開のための対話への動きが始まったと指摘。しかしそのような中、日本政府の対朝鮮政策は変わっていないとした。

また、困難な状況の中でも対話と交流を続け、日朝友好の灯を消さないようにすべきであると訴えながら、今年も日朝議連の訪朝団を企画するほか、「高校無償化」制度からの排除や都の補助金不支給の問題など、朝鮮学校の子どもたちへの差別反対を訴えるアクションを起こしていくと述べた。

続いて、来賓として「東京・平壌『虹の架け橋』」の代表、「『高校無償化』からの朝鮮学校排除に反対する連絡会」の事務局長、総聯東京都本部の黄明委員長が祝辞を述べた。

「東京・平壌『虹の架け橋』」の代表は、米・南が朝鮮との対話を始めようとする中で日本政府だけが未だにそれを拒否し、対朝鮮制裁を2年延長したことなどを挙げ、「国際社会の中で日本だけが孤立する」と指摘。「われわれは引き続き、朝鮮との友好親善と国交正常化を目指して対話を訴え続けなければならない」と強調した。

日朝学術教育交流協会の一員として初めて朝鮮を訪問(4月9〜13日)した「『高校無償化』からの朝鮮学校排除に反対する連絡会」の事務局長は、訪朝にまつわるエピソードとともに朝鮮との友好関係を結ぶことの大切さについて話した。

一方、現在の日本社会の状況について、「巷では在日朝鮮人に対するヘイトスピーチが横行しているが、このような状況では今後、在日朝鮮人のみならず、外国籍者や障がい者などの少数者を排除する論理が日本社会で大手を振るうようになってしまうだろう」と危惧した。

また、「今後、日朝議連のみなさんと一緒に都内の朝鮮学校を支え、日本社会に学校の存在を知らせていきたい」と述べた。

黄明委員長は、常日頃から地域での朝・日友好に取り組み、朝鮮学校を支援している日朝議連メンバーへの謝意を表し、「朝・日関係改善の糸口が見えない状態にある今だからこそ、日本のみなさんと力を合わせてピンチをチャンスに変えていきたい」と話した。そのうえで、これからも平壌宣言にのっとり、朝・日国交正常化と朝鮮の平和統一、東アジアの平和実現のために取り組んでいく決意を示した。

朝鮮対外文化連絡協会からのメッセージが紹介された後、第10回総会(昨年7月)以降の活動報告が行われた。日朝議連は昨年度、各地域別に日朝友好促進運動と「高校無償化」問題をはじめとする民族教育支援活動をいつになく活発に行ってきた。

また、2013年度活動方針として▼日朝関係改善と国交正常化に向けた世論を形成し▼朝鮮学校と民族教育を支援するための取り組みを行い▼訪朝団を組織し、「東京・平壌『虹の架け橋』」と連携して、民間交流と相互理解を進めることなどを発表した。

続いて行われた懇親会では、総聯西東京本部の高徳羽委員長、東京平和運動センターの事務局長、福岡県日朝友好協会の事務局長が祝辞を述べたほか、都内各地の日朝議連メンバーらがそれぞれあいさつした。

最後に、日朝議連の副代表が閉会のあいさつを行い、「われわれの活動が日朝両国の人民をつなぐ架け橋となるよう頑張ろう」と呼びかけた。(里)


<参考リンク>

■朝鮮新報をよく漁って見たら、平岡大臣、議員時代にもエライもんに出席していた事が判明。「東京で日朝問題緊急集会 制裁やめ対話と支援を」(2007年)
http://rubese.net/twisoq/target.php?tag=kokkai&id=118534553714434049

■朝鮮学校元生徒が、反日洗脳教育の実態を告発。
 http://www.youtube.com/watch?v=5E-VXCXkGBE


■大多数の日本人が知らない朝鮮学校の真実
 http://koramu2.blog59.fc2.com/blog-entry-860.html


■民主党議員・有田芳生がTwitterで朝鮮工作機関の内部情報をうっかり大暴露/66
 http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/328257/


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/347.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 原水爆禁止世界大会の「しんぶん赤旗」記事に私が!
広島、長崎からオートバイで先ほど帰ってきた。数日間読んでいなかった「しんぶん赤旗」に目を通していたら、何と8月7日付記事の写真に小生が写っているではないか! 


==============================================


「しんぶん赤旗」 2013年8月7日(水)
原水爆禁止世界大会・広島/ストーン監督、被爆者と語る/戦争させない たたかいを
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-08-07/2013080714_01_1.html


 「米国という帝国に、みんなが立ち上がる力になるプロジェクトを進めている」「戦争を起こさせないために強くなり、たたかおう」―。米映画監督のオリバー・ストーン氏は6日、原水爆禁止世界大会・ヒロシマデー集会で、アメリカン大学のピーター・カズニック教授とともに訴え、会場内から共感と連帯の拍手がわきあがりました。



(写真)発言するオリバー・ストーンさん(右)とピーター・カズニックさん(左)=6日、広島市中区

米国の本当の姿伝えたい


 カズニック氏はストーン氏と脚本を共同執筆したドキュメンタリー「もうひとつのアメリカ史」について、米国の戦後の軍事外交政策を正当化する「ウソ」を暴いたと紹介。そのなかで広島・長崎への原爆投下がなくても日本の降伏は明白で、米国はソ連への“警告”だったと説明しました。


 ストーン氏は「(戦後)ドイツは反省と謝罪の下で平和を守る国に変わったが、日本は米国の従属国のままで、経済大国だとしても道徳的な大国になっていない」と指摘。オバマ米政権の「アジア回帰」は「中国封じ込め」であり、日本に新兵器を売りつけ、軍事費を負担させ、「邪悪なドラゴンは中国ではなく米国だ」と批判しました。


 被爆者と青年の代表が両氏に質問。16歳のときに被爆し、その後も苦しみ、3度も自ら命を絶とうとした広島県被団協の吉岡幸雄副理事長は、両氏が被爆者と会って、どう感じたかをたずねました。



(写真)オリバー・ストーンさん、ピーター・カズニックさんと語ろうと行われる「核兵器のない世界へのメッセージinヒロシマ」に聞き入る参加者=6日、広島市中区


 5人の被爆者と懇談したというストーン氏は「大きな苦しみを受け、しかしその記憶を伝える責務を持ち、愛にあふれ、世界を本当に良くしたいという理想にあふれた大事な方々だ」と語りました。


 米国の学生を連れて何度も広島を訪れているカズニック氏は「道徳的な象徴と結晶だ。怒りや恨みを高く昇華させて、核兵器を二度と使ってはいけないと、良心のともしびを掲げて人類全体を導いている人たちだ」と力を込めました。


 被爆者の語りをビデオ撮影で記録する岡山県の青年平和サークル、「岡山PPO」の会員は「ヒロシマ」を訪れた意義について聞きました。


 ストーン氏は「米国が世界に広げてきた一番大きな『ウソ』の中心点だからだ。米国は原爆投下によって世界を支配する権力を手にした。米国の子どもたちに米国の本当の姿を知ってもらいたい」と語りました。


 広島市内で4歳の時に、原爆が投下された直後に降った放射性物質を含む「黒い雨」にうたれた男性(72)は「日本政府は“残留放射能はない”と、米国のいいなりになって原爆の被害を小さく見せようとする。僕らも僕らの立場で、できる限りのことを力いっぱい訴えていかなきゃいけんと思う。勇気をもらった」と声を弾ませます。


 広島市の女性(33)は「米国も日本と同じように、ウソの歴史を教えているんだなと思った。カズニックさんは、それに対抗してウソを告発している人なんだと知って、励まされた。ストーン監督は人生をかけて歴史の真実を追いかけていると思った」と話しました。


<関連キーワード>


核兵器廃絶

http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/348.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 猪瀬知事 五輪招致に被災地利用 <現地からも批判噴出!> (日刊ゲンダイ) 
http://gendai.net/articles/view/syakai/143938
2013年8月10日


 一度も足を運んでないくせに

<現地からも批判噴出!>

 なにが「復興五輪」だ。

 2020年夏季オリンピックを東京に招致しようとしている猪瀬都知事が突然、五輪による「震災復興」を強調し始めている。

「被災地の復興に弾みをつけたい」と8日の都議会で語り、開催地を決定する9月7日のIOC総会でも「復興五輪にしたい」「オリンピックによって復興を進めたい」とアピールする予定だという。

 どうやら、ライバルのイスタンブールやマドリードに比べて、東京で開催する「理由」や「意義」があまりに弱く、急きょ、震災復興を持ち出したらしい。確かに「イスラム圏初」を掲げるイスタンブールと比べても、東京の「財政力」は、夢もロマンもない。

 しかし、今年1月に提出した立候補ファイルには「復興」の「ふ」の字も入れていなかったくせに、土壇場で被災地を利用するなんて調子がよすぎるというものだ。だいたい、猪瀬知事は今年、一度も被災地に足を運んでいないじゃないか。

 さすがに、被災者からは「被災地を利用するな」と批判が噴出している。

「東京で開催する“理由”がないのなら、猪瀬知事は辞退すべきです。もし、本気で震災復興を考えているなら、7年後の東京五輪よりも、五輪開催のための積立金4000億円を、いますぐ被災地のために使った方が効果的でしょう。それに福島第1原発の汚染水を海に捨てるかどうか世界中の関心が集まっている時に、被災地を持ち出すのは、IOC委員に放射能汚染を思い起こさせ、逆効果なのではないか。政治的センスも疑問です」(ジャーナリスト・横田一氏)

 復興を口にするなら、年に1回くらい、現地に行ったらどうだ。


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/349.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 山本太郎氏、社民に急接近!? 質問主意書、福島前党首のものと酷似
何かと注目を集める山本太郎氏

2013.08.10
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130810/plt1308101502001-n1.htm


 「反原発」を訴えて7月の参院選に初当選した山本太郎参院議員が先の臨時国会で提出した質問主意書が、社民党の福島瑞穂前党首提出の主意書と酷似していることが分かった。山本氏サイドは「手続きのミス」と反省しきりだが、両者の主張はもともとうり二つ。山本氏が福島氏の社民党と“合体”する可能性も取り沙汰されそうだ。

 山本氏は6日、今年の通常国会で廃案となった生活困窮者自立支援法案に関し、7項目にわたる主意書を提出。福島も同じ日に提出したが、山本氏の主意書はすべての項目で福島氏のものと同趣旨で、一言一句同じ箇所もあった。

 山本氏の事務所によると、両氏とも同じ専門家から文案を提供してもらったために生じたミス。政府の答弁書の手続きには多くの時間とコストがかかるだけに、事務所は産経新聞の取材に対し、「今後このようなことがないようにしたい」とコメントした。

 だが、この恥ずかしいミスが山本、福島両氏の近さを改めて印象づけることになった。

 2人は反原発や反TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)など政策面で共通する点が多い。社民党は参院選で山本氏を支援したほか、参院選後は福島氏が山本氏に統一会派結成を要請した。福島氏は先月25日、「山本氏にとっても活動の範囲が広がる。どういう立場であれ、仲良くやることでは一致した」と述べている。

 背景には、参院選惨敗を受けて福島氏が党首を辞任したものの、福島氏に代わる「党の顔」が見当たらない社民党の事情がある。山本氏も質問時間の確保などの面で、会派入りによるメリットは無視できない。

 競泳用水着姿で「メロリンキュー」と叫びながら踊る怪演でテレビデビューした山本氏。俳優、反原発活動家、参院議員と変貌を遂げてきたその先に「党首」という可能性もあるのか。


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/350.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 深刻化する安倍軍国路線と民意の激しい「ねじれ」 (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-360d.html
2013年8月10日

国政が大政翼賛状況に陥っている今日、メディアは政治権力を批判しない。

安倍晋三氏は参院選で「ねじれ」が解消したと主張するが、主権者から見れば、日本政治の「ねじれ」は一層深刻になった。

日本政治の「ねじれ」とは、

国会の勢力分布と主権者の意思=民意が「ねじれ」ていることだ。

国政上の最重要課題である、

原発・憲法・TPP&消費税・沖縄

の五大テーマに対する主権者の意思と、国会多数勢力の方針とは、完全に「ねじれ」ている。

このような事態が発生した最大の理由は、選挙に際してメディアが、不当な情報誘導を行ったためである。

最重要の五大テーマを隠し、「アベノミクス」だの「ねじれ」を前面に押し立てて、見当違いの選挙を展開したからだ。

結果として、本当の民意とはかけ離れた、歪んだ政治状況が生み出されている。


東電福島第一原発では、放射能汚染水が海洋に垂れ流しされている。

放射能汚染水の海洋への流出を防ぐための措置にかかる費用を政府が負担する方針が示されているが、株式会社として上場を継続されている民間会社である東電に対する政府からの公的資金投入は説明がつかない。

原発事故発生当時に存在した原発事故の損害賠償に関する規定を盛り込んだ唯一の法律は「原賠法」であった。

「原賠法」の規定では、原発事故の損害賠償負担は当該事業者が負うこととされている。

例外は、異常に巨大な天災地変と社会的動乱による自己の場合で、今回の事故はこの例外規定には該当しない。

原発事故を引き起こした程度の地震と津波は歴史的に何度も発生したことが確認されてきており、「異常に巨大な天災地変」には該当しないからだ。

そうなると、原発事故の損害賠償等の費用負担は東電が負わなければならない。

ところが、東電の純資産額よりも、損害賠償費用がはるかに大きいため、現在価値に換算して、東電は大幅な債務超過に陥る。

したがって、東電を法的に整理し、東電を政府支配下に置いて、政府の責任で原発事故処理を進める以外に、適正な方法はなかった。


ところが、政府は東電を法的整理せずに公的資金で東電を救済し、株式上場を継続させている。

東電を法的整理すると、株主、債権者、経営者が責任を問われる。

財務省の最大の天下り機関である日本政策投資銀行は、東電のメインバンクであった。

東電が法的整理されると日本政策投資銀行が大きな損失を計上しなければならなくなる。

この事情から、不当に東電が救済され、現在に至っている。


ルールがあるのに、正当な理由なくそのルールを適用しない。

その理由は、財務省の天下り機関擁護にある。

このような歪んだ政策対応が大手を振ってまかり通る国。それが日本の現状である。

株主責任、債権者責任などが適正に問われることもなく、すべての負担が国民に押し付けられるのは、政治家が自分の利権確保に走っているためでもある。

大変悲しいことだが、日本政治・行政のレベルは完全なる「後進国」である。


8月9日、長崎で平和祈念式典が開催された。

長崎市の田上富久市長が平和宣言を読み上げた。

痛烈な政府批判を含む平和宣言であった。

田上氏は、日本政府が本年4月、ジュネーブで開催された核不拡散条約(NPT)再検討会議準備委員会で提出された、

「核兵器の非人道性を訴える共同声明」

に署名しなかったこと、ならびに、

インドとの原子力協定交渉の再開

について、日本政府を厳しく糾弾した。

田上氏の発言を一部抜粋して以下に転載する。


「日本政府に、被爆国としての原点に返ることを求めます。

今年4月、ジュネーブで開催された核不拡散条約(NPT)再検討会議準備委員会で提出された核兵器の非人道性を訴える共同声明に、80か国が賛同しました。南アフリカなどの提案国は、わが国にも賛同の署名を求めました。

しかし、日本政府は署名せず、世界の期待を裏切りました。人類はいかなる状況においても核兵器を使うべきではない、という文言が受け入れられないとすれば、核兵器の使用を状況によっては認めるという姿勢を日本政府は示したことになります。これは二度と、世界の誰にも被爆の経験をさせないという、被爆国としての原点に反します。

インドとの原子力協定交渉の再開についても同じです。

NPTに加盟せず核保有したインドへの原子力協力は、核兵器保有国をこれ以上増やさないためのルールを定めたNPTを形骸化することになります。NPTを脱退して核保有をめざす北朝鮮などの動きを正当化する口実を与え、朝鮮半島の非核化の妨げにもなります。

日本政府には、被爆国としての原点に返ることを求めます。

非核三原則の法制化への取り組み、北東アジア非核兵器地帯検討の呼びかけなど、被爆国としてのリーダーシップを具体的な行動に移すことを求めます。」


安倍晋三氏は、田上市長の厳しい指摘に答えることもなく、あいさつで次のように述べた。・・・


平成25年8月9日
長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典あいさつ
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0809nagasaki_aisatsu.html


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/351.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 小僧の使いでしかない小松一郎新内閣法制局長官 (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2013/08/10/
2013年08月10日 

 解釈改憲派の小松一郎駐仏大使が内閣法制局長官に任命されたことによって、憲法9条の下でも集団的自衛権の行使が容認されることになると危惧されている。

 その危惧は現実のものとなるだろう。

 しかし、それは小松一郎内閣法制局長官の判断でそうなるのでは決してない。

 あくまでも安倍首相がそう解釈し、それを内閣法制局長官が追認するだけだ。

 つまり、これまでの内閣法制局長官は、集団的自衛権は憲法9条下でも認められる国家としての固有の権利であるが、憲法9条の下では「行使できない」と解釈して来た。

 だからいくら安倍首相が集団的自衛権の行使を行なおうとしても、これまでの法制局長官であれば認められません、と従来の立場を貫くように進言することになる。

 それでも安倍内閣は解釈を変える事ができr。

 いみじくも菅官房長官が記者会見で認めたように、その解釈は最後は安倍内閣の責任と権限で決められるからである。

 しかし反対する内閣法制局長官を更迭してまで安倍首相が集団的自衛権行使の容認にに踏み切るなら、世論の反発は必至だ。

 そこまでの度胸は安倍首相にはない。

 だから小松一郎氏に代えたのだ。

 安倍内閣が決めるたら何も反論せず、それを追認する。

 そのような人物を内閣法制局長官にしたかっただけなのだ。

 小松一郎内閣法制局長官に期待される唯一の仕事は、安倍内閣の判断に反対をしないことだけなのである。

 要するに、小松一郎新内閣法制局長官は小僧の使いであるのだ。

 それでは誰が安倍首相に集団的自衛権の行使を容認せよと入れ知恵しているのか。

 それは小松一郎氏の大先輩である柳井俊二元外務次官であり北岡伸一東大教授である。

 彼らは今、安倍首相が設置した私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保懇)の座長と座長代理である。

 その北岡教授が最近やたらに読売や朝日のインタビューに応じて主張している。

 集団的自衛権の行使と9条の下での専守防衛とはなんら矛盾しないと。

 しかしこの北岡伸一という東大の政治学者は、米国のイラク攻撃の際は、いち早くそれを支持せよとと主張し、国連の安保理改革に際しては自ら国連大使となって日本の安保理常任理事国入りに奔走したが、いずれもそれが間違いだった事が証明された。

 今度で三度目である。

 今度の集団的自衛権行使の容認も、それが間違いだったと後になって皆が気づくまでにそう時間はかからないだろう。

 安倍首相には好きなようにやらせておけばいいということである(了)



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/352.html

記事 [政治・選挙・NHK152] ナチス発言 麻生財務相 8月末更迭説 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9551.html
2013/8/10 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


「謝罪しない」「辞めない」は通じない

ナチス発言をしながら、「大臣を辞職しない」「謝罪もしない」――と、居直っている麻生財務相。閣僚からは「発言を撤回したから、これで一件落着じゃないか」(古屋圭司国家公安委員長)などと能天気な発言も飛び出している。

しかし、麻生大臣は8月末までに辞職に追い込まれる――という見方が徐々に広がりはじめている。ホワイトハウスは、いまのところ沈黙を守り、欧米メディアの報道も抑え気味だが、9月に入ったら、批判が強まる可能性が高いというのだ。

「いま欧米が沈黙しているのは、8月だからです。まず、バカンスのシーズンだということです。東京駐在の外国メディアの記者も休暇を取っている。しかし、ユダヤ人人権団体のサイモン・ウィーゼンタール・センターは、〈ナチズムの犠牲になった世界のすべての人々に対して謝罪が必要〉と、あくまで謝罪を要求している。ナチス問題に敏感な欧米各国が、このまま麻生大臣の居直りを放置するとは考えられない。いずれ批判を強めてくるでしょう。そのタイミングは、8月末だろうとみられています」(外交関係者)

◆9月のG20サミットがポイント

ポイントは、9月5日からロシアでG20サミットが開かれることだ。安倍首相も出席する。サミット前に「なぜ、安倍首相は麻生大臣を更迭しないのか」という声が強まるだろうと予想されているのだ。

「いま外交関係者が心配しているのは、ナチス発言の後、首相がわざわざ雑誌〈WiLL〉の花田紀凱編集長と2回も会食したり会談していることです。花田さんは、かつて月刊誌マルコポーロの編集長時代、〈ナチガス室はなかった〉と題する記事を掲載して大問題になった。その花田さんと2回も会うのは、ナチズムの犠牲者を挑発しているように映りかねない」(永田町関係者)

しかも、麻生大臣のカウンターパートであるルー米財務長官は、厳格なユダヤ教徒だ。安息日には一切仕事をせず電話も使わないという。暴言を吐きながら、「謝罪はしない」「辞職もしない」と開き直っている麻生大臣では、日米財務相会談もスンナリいかないだろう。

心ある日本人も即刻、麻生大臣をクビにすべきだと思っている。海外からの圧力が強まる前に、安倍首相は更迭すべきだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/353.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 海江田新体制グラグラ 民主党落選議員が首長選に続々逃走 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9553.html
2013/8/10 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


カネの切れ目が縁の切れ目

昨年の衆院選で前職156人が大量落選した民主党で、離党→首長挑戦の動きが続出している。

宮崎1区で落選した川村秀三郎(64)は、来年1月の宮崎県知事選に立候補する意向を固めた。民主を離党し、無所属で出馬する予定で、近く正式表明するという。

岐阜1区で落選した柴橋正直(34)も、来年2月に任期満了となる岐阜市長選に色気満々。民主党の岐阜県連代表を務めていたが、参院選敗北の責任を取るとして、直後に県連代表辞任を表明し、今月3日には離党も表明した。

「市長選に備えて、早めに離党して民主色を薄めようという魂胆でしょう。岐阜1区の自民の対立候補は、野田聖子総務会長でした。柴橋さんは野田さんと裏で話をつけて、現職市長からの後継指名を得られるよう画策しているともっぱら。現職の岐阜市長は65歳で3期目。4期目を目指すか、勇退するのか、微妙なところですからね」(地元記者)

落選議員たちがこぞって首長を狙うのは、民主党がお先マッ暗で、次の衆院選で復帰できる可能性がほとんどないという事情がある。しかし理由はそれだけじゃない。カネだ。

「与党時代の政党交付金がまだ150億円も金庫に残っている民主党は、衆院選の落選者を“暫定支部長”にして、毎月50万円の活動費を支給し、参院選への協力を求めてきた。しかし参院選が終わったことで、これから支部長の“整理”を始めるつもりです。つい最近も『支部長を50人まで減らす』というウワサが流れ、党内は大騒ぎでした。支部長を外されれば、月50万円の活動費ももらえない。だったら『民主党には愛想が尽きた』『国民の支持がない』などとテキトーな口実をつけて離党し、市長転身など次の道を探した方が得策という判断なのでしょう」(民主党事情通)

落選議員は150人以上もいるだけに、この先も首長転出の可能性を探る動きは続きそう。だが、人生はそう甘くない。すでに今年4月のミニ統一選で、寺田学(秋田1区)が秋田市長選に、川口博(秋田2区)が秋田県小坂町長選に出馬したが、いずれも落選した。

民主党に残るも地獄、逃げるも地獄……。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/354.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 私事片々(不稽日録)2013.8.8〜  極右政権の夜郎自大はますますフツウにとどまるところがない。 辺見庸ブログ


・この炎熱!きょうも貧しくてからだの弱いひとびとから順番に、ポッポッと命の火種を消していくことだろう。3年前の夏にも、たくさんの貧しいひとびとが亡くなった。そのとき「ツユクサの想い出」というエッセイを書いた。じぶんで書きながら、石を呑んだような衝撃を受けたのでまだ憶えている。いま反芻し、ふたたび予感している。

3年前の夏、76歳の老人が熱中症で死んだという“よくあるできごと”について調べていておどろいた。なににおどろいたかというと、「フツウ」にであった。あるいはどこにでもよくあるだろう日常というものの、そのじつ、 尋常ではない惛がりと灼熱と孤独に、絶句した。

老人には月額7万円ほどの年金があった。妻をなくし、腰痛ではたらけない息子と家賃5万5千円のアパートでくらしていた。不幸ではあるが、この不幸せはきわめて例外的とまでは言えない。大別するならば、極貧にちかいけれども、他にもあるフツウの貧しさだろう。老人は役所に生活保護を申請し、あっさり断られた。これもよくあるケース。生一本の老人は節約のため、みずから電気、ガス停止の手つづきをした。したがって、エアコンがあっても冷房はできない。電球があっても真っ暗。懐中電灯とカセット・コンロだけの穴居生活みたいなくらしが、死ぬまで10年ほどつづいた。

2013年8月8日のいま現在も、そのようなひとびとが暑熱のなかで息もたえだえになっているだろう。「てきせつにエアコンを使用してください」といわれても、そうできないひとびとがいくらでもいる。あの76歳の老人は、死後1時間以上が経過していたのに、検死時、直腸内の温度が39度もあったという。

わたしは書いた。「この死はとうてい尋常ではない。まったく同時に、この死には私たちの居場所と地つづきのツユクサのようなふつうさが見える。異様とふつうが、ほの暗い同一空間にふたつながら平然となりたっている。それが怖い。たぶんこの国の日常とはそういうものだ。ふつうが反転して、ある日とつぜん悪鬼の顔になる」(『水の透視画法』)。

あれから3年。大震災、原発炉心溶融、政権交代・・・。どうだろう、悪鬼の顔は、いまはっきりと見えているだろうか。貧しい者はフツウによりいちだんと貧しくなり、いっときあれほど反省された原発がフツウに再稼働に道筋をつけ、極右政権の夜郎自大はますますフツウにとどまるところがない。すべてをフツウに見せているなにか。とてつもない異常を、ごくフツウと見てしまう目、目、目・・・。わたしはけふもエベレストにのぼった。ツユクサが3年前とおなじく花びらを閉じて合掌していた。わるい予感がする。
(2013/08/08)



・東京の病院にいく。眠剤、精神安定剤、血圧降下剤2種、抗血栓剤もらう。例によって、9年間、例のごとし。これもいわゆるフツウだ。医者はいちおうヒトの顔をしているけれども、じつは脳に問題のあるまだ若いヤギが眼鏡をかけて白衣を着ているにすぎない。それはきょうびもはや病気とも言えない、あまりにフツウの障害であり、症状は〈すべての痛みへの無感動〉〈政治、社会状況、とりわけ患者の内面や固有の脳血管障害への無関心〉〈前記のことがらへの不干渉〉〈同無提案〉〈同不介入〉〈心にもない微笑〉〈曖昧な微苦笑〉〈言辞、動作、気配全般における無気力〉〈あらゆる局面における完璧な非暴力〉・・・などをもって特徴とするらしい。まったくフツウである。ただし、あのヤギがだれも見ていないところでなにをしているかは、わかったものではない。

自動料金払い機で薬代を見たら、2か月分で1万3千円ほどだった。ギョッとする。払えないひとだって少なからずいるだろう。払えないひとびとは降圧剤も抗血栓剤ものまず、「自己責任」で脳溢血を再発し、自己責任でヨイヨイになり、自己責任でのたれ死ぬほかない。

この病院にほどちかい歩道橋のたもとに老婆のホームレスがいるのを以前、見たことがある。ほんとうは老婆ではないのかもしれないが。いつも汚れたふとんを敷いて横向きに寝ていた。枕元にお茶の紙パックを置いていた。少し離れてとおるだけですごいにおいだった。あんなに小さなからだからはげしい悪臭をはなっていた。存在の芯が黙って叫んでいたのだ。タスケテ、タスケテ、タスケテ! 何百人、何千人が、ろくに彼女を見もせずに、ただ息をつめてとおりすぎたことか。すぐそばに病院があるというのに、だれかが飛びだしてきて助けようとしたか。人間ほどすさまじくにおう生き物はない。ホームレスの体臭ではない。通行人の腐れた心が鼻も曲がるほど臭いのだ。

いま、気温34度。彼女はどうしているだろう。もう死んだろうか。灼熱の路上でまだきれぎれの夢を見ているのだろうか。いや、こときれただろう。ここは満目の廃墟だ。ruin・・・砂漠ですらない。時々刻々、ひとがむきだされていく。化けの皮がはがされていく。人生の中身も、ひとがらも、こころざしも、理想も、そんなもの、なんのかんけいもございません。支払い能力がすべて。ひととはすなわち、支払い能力のことです。こまめに水分を補給し、エアコンをてきせつに使用して、夏を快適におすごしください。ただし、電気代を払えなかったら、自己責任で直腸内温度39度になって死んでもらいます。そのような死も、もうひとつのシステマティックな死刑執行である。

内閣法制局長官の超弩級デタラメ人事に怒ることができる(いかにも怒ったふりをしてみせる)のは、しごくまっとうであり、かつ、まっとうそうではあるものの、炎熱のこの廃墟にあっては、なにか高級で贅沢な仕儀のようにさえ見えてくる。じかの路面に、老いて病んだひとの横たわる、その低く熱く臭くむきだされた地平からかすむ風景を見あげるならば、ほとんどすべてのことがらに殺意をおぼえるほかはない。

こうなったらしかたがない、せめては睨めることだ。わたしにだってひとを睨めつける意思くらいはまだある。睨めてうごかざる殺意。はたと睨めて世界を刺しつらぬく、目のなかの青い刃。それをふりまわすくらいの殺意がないとはいえない。けふは駅についてからアパートに直行はせず、エベレスト*1にのぼった。いつかはかならず斃れるだろう。しかし、いま斃れるわけにはいかないのだ。だからエベレストにのぼる。麓の芙蓉の花が閉じて結ぼれていた。

若い、顔の大きな男に後ろからいきなり声をかけられた。「熱いね。死ぬね」。男がとおりこし、ふりむいた。心底うれしそうに笑っている。「みんな死んじゃうね・・・」。気持ちがほどけ、わたしも痴れた顔で笑いかえした。 (2013/08/09)



・連絡があった。〈オババは生きています! 昨日、歩道橋ちかくの分離帯にノースリーブの臙脂のワンピース姿でたって、走りすぎる車を見ながら、エヘラエヘラ笑っていました。そう見えました。歩道橋のたもとでしゃがんだとき、生白いお尻が見えました。布団はたたんでありました。離れていても臭かったです。オババは昨日現在、生きていました!〉。

うれしい。よかった。しぶとくなくてはやっていけない。いま、気温37度。生きるか死ぬかだ。ここは戦場と大差ない廃墟だ。爆煙、地響き、硝煙、瓦礫。黒く乾いた血だまり。オババはこのたび、そこをたまたま訪なうこととなった存在論的他者である。廃墟の穢れを浄めにきた異人かもしれぬ。オババに寄進せよ。オババに涼しき場所をあたえよ。このさい禁中におつれせよ。首相官邸でもよい。ゆっくりと湯浴みしていただけ。首相らは跪いてオババに無礼の段につき深く詫びよ。みずからの三百代言につき謝罪せよ。オババのお背中をお流ししてさしあげろ。そうしてあくまでも恭しく問え。じぶんの罪の深さを。この世界戦争の行方を。

さて、わたしは先月「永遠の世界戦争がはじまっている」と書いた。まだそうおもっている。夜になると、ときたま酔っぱらってメールしてくる同年配の友人も昨夜、期せずして言ってきた。「ただいま世界大戦争中!」。そのとおりである。わたしたちは目下、世界大戦争の渦中にある。逃げるか、戦うか、のたれ死ぬか、だ。歴史の錆びた蝶番がいま、きしりながらついにうごきつつある。戸がひらきつつある。ほら、そこに水羊羹のような夜(よ)のほどろが零れて見えるだろう。ほどろの色とはいえ、暮れるとも明けるともいっこうにわからない、なんとしても名状のあたわない、それが無明の未来だ。無明の未来はすぐそこまでちかづいてきている。すでにきたという説もある。オババはその讖をしめしにきたのだ。

無明の未来には、ひとびとが残り最後の市民権をも剥奪されるだろう。それは言われることを一言も信じないという権利である(ボードリヤール)。残り最後の、ひとたる、ひとであるがゆえの権利ーー〈なにも信じない〉という権利がうばいとられる。だれによって、なにによってうばいとられるのか。犬は人間によって再構成された動物である。それではひとは? ひとは神ならぬ資本によって、骨の髄まで再構成された生き物であり、資本こそが、なにごとも信じない権利=最後の人権を静かに簒奪する。一説にすでにそれは剥奪された。だから、なにかを信じるともなく信じている。そうともつゆおもわずに、ひとはこの熱波を生きる。この熱波に死ぬ。オババは死を賭して言いにきたのだ。永遠の世界戦争について。最後の人権の剥奪について。けふもエベレストにのぼった。スズメたちが臨終のアブラゼミをみんなでついばんでいた。セミは痛みとも喜悦ともつかぬ声をあげつづけていた。(2013/08/10)



・久しぶりにK君からメールをもらった。わたしよりおそらく40歳は若い友人(友人と、わたしはかってにおもっている)である。と言っても、数年前に1回しか会ったことはない。自宅でだ。ずいぶん遠いところから前置きなく私を訪ねてきたかれと、まずインターフォンで話し、なにも疑わず、部屋にきてもらった。なにを話したかはあまり憶えていない。いまもいっしょに暮らしている犬が、まだ子犬だったころである。K君は、華奢で色白でもの静かな青年というより、少年から青年になりかけの、人間がものごとにいちばん敏感で、頭が最も活発にはたらく時期にあって、だからこそ当然、いくぶん思い迷っているようにも見えた。そう見えるかれをわたしは好感した。

かれは学生運動をしているようであった。わたしもなにせ半世紀ほど前のことだが、学生運動をしたことがある。K君はかつてわたしがいた党派とはちがうセクトで活動しているようであった。2つの党派(他の党派もだが)は過去に凄惨な殺し合いをしたことがある。それは、この国の学生運動だけでなく、政治、文化、思想の各面に、いまだに視えない死の影を投げている。わたしはそうおもっている。友人のひとりは脳漿が周囲に飛びちらかるほど鉄パイプで頭を打ち砕かれて死んだという。母親を亡くしたとき、母を悼む短歌を詠み、部屋中に短冊をはりだして慟哭しつづけた男であった。報復がまた報復を呼んだ。変革をめざすというひとつの政治的党派が、変革をめざすという他の党派の者の殺害または殺害を結果することになるかもしれない暴力と身体の破壊を容認するということ。これはどういうことなのか。それは究極的に死刑容認の思想とまったく、全的に無関係でいられるものなのだろうか。そのことをK君と話してはいない。話せば、かれはかれの言葉で、かれじしんのかんがえを話してくれるかもしれない。脇道にそれた。ほんとうはあまりそれていないが、一応、脇道にそれたと言っておく。

 K君のメールは、しばらく前にわたしが毎日新聞のインタビューに答え「…日本でもホモ・サケルに近い層、言わば人間以下として放置される人たちが増えている。80年代までは、そういう貧者が増えれば階級闘争が激しくなると思われていたけど、今は彼らがプロレタリアートとして組織化され立ち上がる予感は全くない。それどころか保守化してファシズムの担い手になっている。例えば橋下徹・大阪市長に拍手をし、近隣諸国との軍拡競争を支持する層の多くは非受益者、貧困者なんです」と話したことになっている箇所への反論であった。話したことになっている、などともってまわった書き方をしたのは、同紙の引用がわたしの言葉と多少のずれがあり、話の全体のコンテクストと必ずしも合わないからだが、わたしがおおむねこのような趣旨の話をしたことは事実である。K君はこれにたいしメールで「じつはこの箇所に引っかかりを感じていました。貧困者ほどファシズムに走っているというのは本当なのかと」と反論してきた。貧困者ほどファシズムに走っているというのは本当なのか? わたしは文字どおり「貧困者ほどファシズムに走っている」と言った憶えはないが、K君の「引っかかり」は、わたしの疑問そのものでもあるから俄然身をのりだした。

 勉強家のK君は、大阪市長選挙において、平均世帯年収と橋下市長に投票した割合の関連をさぐった客観的データやグラフなどを添付して、平均世帯年収が高い区ほど橋下に投票した割合が高かった事実を教えてくれた。さらに「富裕層が橋下市長を支持していると結論づけるのは早計だが、低所得者が支持層の中核という一般的なイメージと違うのは明らか。中流層のいっそうの分析が必要」とする研究者のコメントも紹介して、「生活に追われて政治的なことを考える余裕もない人たちよりも、新自由主義と右翼的な知識を身につけた中間層とその予備軍(学生)が、維新の会や安倍政権と潜在的に意識を共有している主体ではないか」と問題提起。「いまむしろ一番警戒すべきなのは、橋下市長の慰安婦発言や在特会のような『行き過ぎ』には眉をしかめ『ああいうのを支持する人間は低学歴の貧乏人』と距離を置きながら、それと本質的には変わらない安倍首相の外交姿勢や朝鮮学校の無償化排除を『正論』、『まとも』だと支持するような『普通の人たち』の動き、増大する一方の貧困層に対して、自分だけは堕ちたくないという意識から『自己責任論』を振りかざすような『普通の人たち』の動きであって、いまおこっていることは、貧困者ではなく没落の危機にひんした中間層が保守化・ファッショ化するという古典的な『ファシズム』と捉えるほうが適切なのではないでしょうか」ーーと疑義を呈してきた。

 わたしはK君に感謝する。そして「これ以上ないくらい無邪気な装いで、原ファシズムがよみがえる可能性は、いまでもある。わたしたちの義務は、その正体を暴き、毎日世界のいたるところで新たな形をとって現れてくる原ファシズムを一つひとつ指弾することだ」というエーコの言葉をおもいだす。原ファシズムはよみがえるのではなく、よみがえったのだ、とおもう。

 今日もエベレストにのぼった。右足の調子が昨日よりよくない。意思に従わず、どうしても前にでようとしない。大きく踏みだしてくれない。よろける。目眩がする。息があがる。が、もう慣れている。動作の不如意にではなく、この甲斐のなさには、とくと慣れている。山頂でふとクロイツベルクのことを想った。約20年前、ドイツのネオナチ勢力による外国人排斥が行動化したころ。北部のメルンやゾーリンゲンでトルコ人の家が次々に焼きうちに遇い、人びとが無残に殺された。わたしはそのころ『もの食う人びと』の旅の途次にあり、トルコ人たちが多く住むベルリンのクロイツベルク地区にいた。そこで知りあったトルコ人青年の言葉をいまでも忘れない。「ほんとうのネオナチって、貧しいスキンヘッズじゃなくて、ほら、立派な背広を着て、革のソファーに座っているような、上流のドイツ紳士の心のなかにもあるんじゃないかな」。外国人排斥などぜったいに口にはしない笑顔のドイツ紳士。現実に排斥運動が起きれば、眉をひそめ、首をふりながらも、心中ひそかに快哉を叫ぶ医者やジャーナリスト。「かれらのほうがよほど怖い」と青年は語った。約20年前、わたしはベルリンから原稿を送った。「ばかげた仮定かもしれない。しかし、ドイツで私はくりかえし自問した。日本にも、ドイツのように、650万人もの外国人が住んでいるとする。…景気は低迷、失業率も高いとする。それでもゾーリンゲンの放火殺人事件のような犯罪が絶対に起きないか。ネオナチに似た民族排外主義は高まらないか。あってはならぬという主観と、起きる可能性があるという客観は別物だ。可能性を、私は否定できない」。20年前、そう書いた。K君は『もの食う人びと』を読んでくれただろか。わたしは高さ1メートルもない土盛りのエベレストをそろそろとおりた。(2013/07/18)


http://yo-hemmi.net/

*1:自宅近くにある1mほどの高さの土盛り。ガンとともに脳梗塞を患っている彼は、不自由な身体で今夏の講演を乗りきる体力をつけるためエベレストに登ることを日課としている。(ダイナモ注)
文中改行挿入:ダイナモ
---
私が最初に読んだ辺見庸の著書が1998年のエッセイ集である「眼の探索」だった。それには様々なエピソードが彼独特の用語使いで語られていた。ともすればニヒリズムとも受け取られかねない独白ではあるが、その根底には確かな希望が感じられた。彼がその著書で「新しいファシズム」と名付けた情況は今ますます増殖し、拡大し続けている。



8.31講演
◎辺見庸講演会

辺見庸は2013年8月31日夕から、東京・四谷区民センターで死刑とファシズムに反対する講演(約2時間)を行います。

8月31日(土)
主催 死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90 
場所 四谷区民ホール・地下鉄丸ノ内線 新宿御苑前 2番出口より徒歩5分
開場 18時15分
開演 18時45分

入場料 1500円(前売り/当日共)
前売り予約
fax 03-3585-2330
メール stop-shikei@jca.apc.org

◎8.31講演について

この酷い夏をどうやって堪えるのか。骨もとける炎熱と愚者たちの祝祭=選挙の結果、何人が死に、いったいなにが立ち上がってくるのか。わたしは年来の断念癖と気鬱症のなかで、ずっとぐずぐずと想いまどっておりました。現状は、私見によれば、すでに堪えがたいものであります。わたしや皆さんが多少これに抗ったところで、明日がどうなるというものでもないことは言うまでもありません。しかし、堪えるべきではない現在にじっと堪えるのと、どうかんがえても勝ち目がなく、きわめて悲観的で不確実でもある未来のために、ここで現状に抗ってみることーーのふたつは、さしたる異同がないようでいて、この酷い夏の実存の過ごし方としては、大きなちがいがあるようでもあります。で、わたしは前者よりも後者、すなわち、沈黙と忍従よりも不確実な反抗に賭けてみることにしました。今回の講演は、これまでのように主催者側の要請によるものではなく、わたしがはじめて(年がいもなく)衝動的に志願し、主催者側がこれを快諾して、多忙ななかを慌ただしく準備してくれているものです。「フォーラム90」の友人たちに心から感謝するとともに、わたしは8月31日、いま語るべきこと、語ってはならないとされていること、語っても詮ないとみなされていること、語ろうとして語りえないこと、とりわけ、死刑とファシズムについて、心中の解けない塊を吐こうとおもいます。状況の全般的悪化のなかで、わたしはいま、次の絞首刑の執行が用意されていると予感せざるをえません。国家はかつて以上に暴力化しつつあります。これにただ口をつぐみ、目をそむけ、すべてを冷殺するだけでよいものかどうか・・・。わたしたちの日常が、真剣に想いをいたすべき大状況から、いまほど断絶させられているときはありません。生身の個が大状況に突き刺さり、沈黙と忍従よりも不確実な反抗に賭けてみることとは、いったいどういうことなのか。それは可能か不可能か。8月31日夜、拙いながらも必死でお話しいたします。講演ポスターを添付しますので、皆さんの周辺にお知らせいただければ幸いです。

辺見庸
2013/07/11
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/355.html
記事 [政治・選挙・NHK152] 核物質の汚染に関する国際法があれば、東電、政府は第1級の犯罪で即起訴だ (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201308/article_9.html
2013/08/10 22:27 かっちの言い分

福島原発の汚染水が、毎日海に300トン流れ込んでいることを、つい先日東電が認めた。マスコミの情報をまとめると、政府はかなり前から東電のギブアップ情報を受けていたが、参議院選挙が終わるまで公表はするなと言っていた。なぜ東電は自民党に都合が悪い話が出来ないかというと、国のお金が東電に湯水のように注ぎ込まれていて、実質国有化企業であるからだ。

安倍内閣は福島原発をそっちのけにして、外国に原発を輸出しようと狂奔している。東京新聞は今日の社説で、毎日300トンの汚染水が流れ出しているなどは有り得ないことで、海洋汚染の国際法があれば、極めて重大な違反と自覚すべだきと述べている。

福島原発対策 国際海洋汚染の自覚を
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013081002000135.html


東電は、もう事実を隠す元気も無くなっている。本当にそのまま隠蔽すれば、明らかに確信犯として逮捕されるだろう。なぜなら、有害と知りつつ川に有害物質を流せば逮捕される。今の状態は、それよりもっと怖い汚染水が流れ出していることを、以下の報道のように実測値として裏付けられた。

汚染水、すでに遮水壁乗り越え 実測値裏付け 福島第一
http://www.asahi.com/national/update/0810/TKY201308100158.html?ref=com_top6_2nd

 東京電力福島第一原発の放射能汚染水が海に流出している問題で、地下の汚染水が、流出防止用の土中の遮水壁をすでに乗り越えていることが、実測値で裏付けられた。東電が10日に水位の測定値を公表した。

 遮水壁は地中に薬剤を注入して固める工法で、地下1・8メートルより深い部分しか作れない。東電が、遮水壁から陸側2メートルの場所に新たに井戸を掘って水位を測ると、地表から地下1・2メートルまで上がっていた。水位は遮水壁の上端を60センチほど上回っており、東電は「越流して海に流出している可能性が高い」とみている。


この汚染水はどこから来るかと言えば、原発の山側から流れてくるという。ダムやトンネルなどの工事のプロがいれば、またもっと本質的な解決策も出てくるかもしれない。原発の建屋の周りにー40℃の液体が流れるパイプを張り巡らせ、永久凍土を作るという案が現実味を帯びている。

もう東電に任せてはおけない。国が責任母体となり、日本の頭脳の粋を集めて対策をとるべきである。あまりにも緊張感がないのは、これほどの事故を起こしても、海外逃亡している勝俣元会長、清水元社長らの不起訴を日本の検察、マスコミ、政府が許しているからである。

この件は、検察審査会で強制起訴し、裁判で有罪にするしかない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/356.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 参院:1票多い「謎」解けず…2日の副議長選
参院本会議の副議長選挙で投票数が一致せず、話し合う議運理事ら。右端は山崎正昭議長=国会内で2013年8月2日午前、木葉健二撮影


毎日新聞 2013年08月09日 20時07分
http://mainichi.jp/select/news/20130810k0000m010035000c.html


 7日閉会した臨時国会の謎が残ったままとなっている。2日の参院副議長選で投票数が議員数を上回った「謎の1票」がなぜ紛れ込んだのか分かっていない。国会関係者は「1枚足りない(怪談の)番町皿屋敷ならぬ、1枚多い『永田町皿屋敷』だ」と首をひねっている。

 議長選に続く副議長選の1回目の投票は、240人の投票総数が243票となり無効となった。配布した投票用紙は、議長選と副議長選用、決選投票に備えた予備票の計3枚。予備票を調べたところ、社民党の又市征治党首代行と無所属の糸数慶子氏が持っておらず、両氏は二重投票のミスを認めた。

 もう1票を誰が投じたか不明のまま、2回目の投票が予備票を持つ議員のみで行われた。投票総数は又市、糸数両氏と「謎の1票」の投票者を除く237票になる計算だが、実際は238票。予備票が議員数より1枚多く配られた可能性があるが、参院事務局は議場外からの持ち込みや二重配布を強く否定している。

 参院の正副議長選で投票総数が議員数を上回ったのは、1977年の議長選と98年の副議長選に続く3回目。参院事務局は投票用紙を厚くすることや、投票に携わる職員を増やす改善策を検討している。【飼手勇介】



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/357.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2013年8月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。