★阿修羅♪ > アーカイブ > 2018年8月 > 03日00時21分 〜
 
 
2018年8月03日00時21分 〜
記事 [政治・選挙・NHK248] 日本を再起不能国家へと導く安倍晋三 
日本を再起不能国家へと導く安倍晋三
https://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/b8730e81e56a3ef7ce486ea0b662d924
2018-08-02 そりゃおかしいぜ第三章


本ブログではこれまで安倍晋三の悪口を散々書いてきたが、それらのすべてが残念ながらほとんど指摘通りに、あるいはそれ以上の結果としてこの国に汚点を残してしまった。それらは、この国の将来を明るくする材料など、見事に何一つとしてない。

〇これまで日本が培ってきた平和を基軸にしてきた体制の破壊

何といっても平和憲法を、ありとあらゆる手法で否定してきたことに尽きる。安保関連法(戦争法)を成立させ、これまで自民党ですら掲げてきた、専守防衛の自衛隊を放棄し他国のためにも働き武器を持って駆けつける、集団的自衛権を容認したことである。これは憲法学者の90%以上が違憲判断を下している。安倍晋三は国会では全く説明すらしなかった。できなかった。する気もなかった。虚言を羅列し強行採決をした。

そして、武器を「防衛装備品」と言い換えて、研究開発の助成と輸出促進をするようになった。大学などの研究機関は、一般の研究費を削られる一方で、軍事研究開発には湯水のごとく金を出す。

共謀罪については、全く説明能力のない人物を盾にして時間稼ぎして、強行採決してしまう。特定秘密保護法などは3年後に審査会を設けても、自民党員と関係者だけの委員で結成され、内々に”審議“して終わりである。確実に軍事国家への道を歩み始めた。

〇高度成長期の幻影にしがみつき、小高齢化社会での非成長を基盤とした安定経済の放棄

アベノミクスはすべての面で破たんし格差を広げ、財政収支を悪化させただけといえる。第一の矢で、金満家と大企業が潤い、第二の矢は口を開けて待っている自民党支持者へジャブジャブ金をつぎ込む。2%のインフレは全く破たんした現実があるが、黒トンを再任する。お友達以外は信用できない安倍晋三である。

少子高齢化社会は乗り越えるものではなく、受け入れるものでなければならない。税金の投入は軍事費に特化して、国民生活などはお構いなしである。

〇雇用制度の崩壊による社会の不安定と不安

国民の40%を正規雇用しないことで貧困層を大量に生み出し、一方で富裕層への減税や奨励助成そして献金を促すことで、安倍は平気で矛盾する政策を打ち出す。その典型が、働き方改革である。企業側が一方的有利になる制度を、働く者の自由度が増したという矛盾。

社会保障制度にも無縁で退職金も不要な非正規雇用の存在は、誰に有利になるかは火を見るより明らかである。

非正規雇用者の増加は、各種社会制度の財源の不安定を招き、日本のGDPの6割を超える個人消費の減少と不安定そして、景気の悪化を招くことになる。

このような人たちを対象に求人が増えたとは、正規雇用者を対象にした求人率の増加を評価するのは、我田引水・自画自賛もいいとこである。

〇全く下らない森友加計学園問題

これには触れたくもない。嘘の羅列。証拠を巧みに隠したり証言させなかったりと、バレなければ何でもありの姿勢である。森友問題の主犯は安倍昭惠であり、加計学園問題の主犯は加計孝太郎である。国民のほとんどの人はそれを知っている。この二人を収監するのが正しい法治国家である。

最高権力者にして私的近親優遇の政治は、官僚の雪崩を打つような質的劣化、社会的モラルの衰退を招いていることも忘れてはならない。森友加計問題ほど低レベルな政治問題があっただろうか。これだけ事実関係を並べられ、全容がほぼ明らかになっても、否定し続ける。安倍晋三に政治家の矜持も倫理も何もあったものでなない。

その他、原発問題や財政健全化や消費増税など将来に禍根を残す問題や、無駄に高価なアメリカ兵器の購入問題や辺野古の新基地建設など、社会インフラの軍事に偏重した政策など、ほとんど未来への負の遺産として、ゾンビのごとく生き延びる安倍晋三である。

言葉と論理展開の幼児性と、執拗なまでの戦前回帰のナショナリズムの遺伝子。この男がまた自民党の総裁になろうとする現実。

   





http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/615.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 14万人の広島市民を殺戮した米国の原爆、「戦争終結早めた」論はいかに捏造されたのか?(Business Journal)
14万人の広島市民を殺戮した米国の原爆、「戦争終結早めた」論はいかに捏造されたのか?
http://biz-journal.jp/2018/08/post_24282.html
2018.08.02 文=筈井利人/経済ジャーナリスト Business Journal


  「Gettyimages」より


 米国が第2次大戦中、原爆開発を推進した「マンハッタン計画」関連地の米国立歴史公園が、原爆投下による人的被害などの非人道的な側面を展示する計画を進めている。施設の展示計画の策定は2019年にも着手し、2年以内の完成を目指す。

 米政府は15年11月、マンハッタン計画の中心地のニューメキシコ州ロスアラモスやテネシー州オークリッジ、ワシントン州ハンフォードの原爆研究開発施設や周辺区域を国立歴史公園に指定。広島・長崎両市が「原爆投下の正当化が強調されかねない」と懸念を伝え、人体への影響を展示するよう求めていた。

 今回の展示計画が異例なのは、米国では「原爆は戦争終結を早め、多くの米兵の命を救った」などとその使用を正当化する世論が根強いからだ。1995年には国立スミソニアン航空宇宙博物館が企画した原爆展が退役軍人らの反発で事実上中止されている。日本でも、米国でのこうした世論に反感を覚えても、どこが間違っているか具体的に反論できる人は少ないのではないか。

 しかし原爆投下を正当化する米国での世論は、歴史的事実に照らして誤りであることが判明している。しかもその誤りは、米国の政府や軍が情報操作によって意図的に撒き散らした嘘なのである。

■原爆投下を正当化する主な主張

 広島市立大学国際学部教授の井上泰浩氏が6月に上梓した『アメリカの原爆神話と情報操作』(朝日選書)などに基づき、広島・長崎への原爆投下を正当化する主な主張を検証してみよう。

 まず「一般市民に犠牲をできるだけ出さないよう、軍事基地を攻撃した」という主張である。当時のハリー・トルーマン米大統領は広島に原爆を投下した3日後の45年8月9日、ラジオ演説で「民間人の死者を可能な限り避ける」ため、軍事施設である広島に原爆を落としたと述べた。

 しかし広島は、日本が奇襲したハワイの真珠湾とは違い、都市であり、およそ30万人が住んでいた。軍事施設はあったが、広島港には機雷が投下され、米海空軍が日本周辺で制海権を握っていたので、広島にいる日本軍は事実上制圧されたも同然だった。

 原爆の攻撃目標は軍事基地ではなく市内繁華街だった。民間人の死者を可能な限り避けようとしたけれども偶然、人口密集地に落ちてしまったのではない。むしろ原爆の最高政策決定機関は市民の死者を可能な限り多くするよう決定していた。都市の完全破壊と市民の殺傷を最大化することで原爆の威力を見せつけ、心理的効果を最大にしようと図ったのである。

 次に、先に触れた「原爆は戦争終結を早め、多くの米兵の命を救った」という主張である。救われた米兵の数は100万人とも50万人ともいわれるが、いずれも根拠のない数字だ。45年6月18日、米軍の最高幹部らが出席した会議では、日本上陸作戦を決行した場合に予想される戦死者数は2万人と公式に報告されていた。

 人命の重みを数で単純比較することはできないものの、2万人の米兵の命を救うために、原爆で少なくとも広島14万人、長崎7万人の市民の殺戮が正当化できるはずはない。
 
 女性や子供を含む一般市民を原爆で多数殺傷したことに対しては、米軍幹部の間にも批判があった。連合軍最高司令官で後に米国大統領となったドワイト・アイゼンハワーは、原爆の使用計画を知らされたときのことをこう回想する。

「私は2つの理由で反対だと述べた。第一に、日本は降伏しようとしており、あの恐ろしいもので攻撃する必要はなかった。第二に、私は我が国がそのような兵器を使う最初の国になるのを見たくなかった」

 原爆投下を正当化する主張の3つ目は「放射能の影響はない」というものである。1945年9月12日、原爆開発責任者のひとり、米軍のトーマス・ファレル准将は東京で記者会見を開き、現地調査の結果、広島には放射能はないと断言する。さらに自分の意見として、破壊された地域に住むことは現時点で危険ではないと語った。

 しかしその後、10カ月に及ぶ調査の結果、46年6月末に公表された公式報告書は放射能の存在を明記し、こう述べる。

「放射能の影響の深刻さは、爆心から3000フィート(約1キロ)以内にいた生存者の95パーセントが、放射能障害を被っていることからわかる」

■米ニューヨーク・タイムズの存在

 以上述べた通り、原爆投下を正当化する主張は、米政府や軍がでっち上げた神話にすぎない。だがそのような神話がなぜ、今に至るまであたかも真実のように信じられているのだろうか。

 そこで大きな役割を果たしたのは、世界のジャーナリズムで最も権威ある新聞のひとつ、米ニューヨーク・タイムズである。同紙は米政府や軍の情報操作に協力し、虚偽の神話を浸透させる手助けをしていた。

 前出・井上氏の著書によれば、広島・長崎への原爆攻撃を報じた1945年8月7日から11日までの5日間に、ニューヨーク・タイムズ紙は原爆に関する記事を132本掲載。そのうち放射能の影響について報じたのはわずか1本で、しかもそれは放射能の影響を否定する記事だった。

 タイムズ紙は、それ以前は放射能による被害について社会に警鐘を鳴らす報道をしていたし、原爆投下の際も他の米紙の多くは放射能の影響を読者に伝えていた。ところが原爆投下を境に報道姿勢が一変。終戦後も放射能の存在や影響を無視、矮小化、否定する報道を続ける。

 この報道姿勢の背景には、タイムズ紙と米政府・軍との特別な関係がある。同紙の科学記者、ウィリアム・L・ローレンスは、社主アーサー・ヘイズ・サルツバーガーの許可の下、軍の情報操作に協力していた。ローレンスはマンハッタン計画の全貌を知ることを許された唯一の記者であり、タイムズ紙に政府・軍の意向を反映した記事を書いたほか、トルーマン大統領の原爆使用声明や前述のラジオ演説を起草。原爆に関する軍の報道発表資料、メディア向けの「模範記事」のほとんどを執筆した。

 タイムズ紙はこの裏取引の見返りに、広島への原爆投下や日本の降伏について政府から事前に知らされる。こうした政府との共謀を背景に、タイムズ紙は「新聞社として組織的に政府の要請に従い、あるいは、政府の意向を忖度して、放射能の影響を隠蔽してきた」と井上氏は推測する。

 最近、トランプ米大統領は北朝鮮の金正恩委員長、ロシアのプーチン大統領と一連の首脳会談で核軍縮への意思を示したが、米国内には「弱腰」などと批判の声もある。核軍縮の機運を一段と高めるためにも、原爆正当化の神話を事実によって突き崩す努力が欠かせない。

(文=筈井利人/経済ジャーナリスト)

●参考文献
井上泰浩『アメリカの原爆神話と情報操作』(朝日選書)
ガー・アルペロビッツ『原爆投下決断の内幕 悲劇のヒロシマナガサキ』(上下)鈴木 俊彦他訳、ほるぷ出版
Ralph Raico, Harry Truman and the Atomic Bomb, Mises Institute




http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/616.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 「敵国条項」と「日米ガイドライン」という2重の縛りがあるというのが、まだ分からないのですか



阿修羅も、宣伝効果があまりないな。。


よろしければ、みなさん、拡散してください。


これで、3度目です。


9条を、どのように改正しても、ほとんど変化はないのです。


「専守防衛」には変わらないのです。


「敵国条項」と「日米ガイドライン」という2重の縛りがあるので、


9条を、どのように改正しても、日本は、「先制攻撃」はできないのです。


「専守防衛」も、そうです。、相手の敵地に兵隊を送るなんてことはできません。ミサイル発射も微妙です(MDを除く)。


専守防衛というだけあって、あくまでも守るだけです。


ちなみに、「敵国条項」は死文化してません。


そもそも、自衛隊の存在と、集団的自衛権の行使が、9条に反するのです。


だから、違憲なんて、いくらでもゴリ押しできるのです。


自公政権の狙いは、加憲の「緊急事態条項」です。


こっちのほうが、やばいのです。


緊急事態条項こそが、本丸なのです。


戦争、災害が起きたとき、首相が法律になるのです。


「緊急事態条項」だけは、国民投票で可決させてはいけません。


自公党内でも、改憲の話しが遅れてるから、まだ先のことなんですけどね。


安倍が3選して、その任期の中間辺りか、終わり辺りですよ。国民投票は。


(ちなみに、集団的自衛権については、以下の記事の73番のコメントを参照してください)


ほんとの「平和」の意味・定義を説明します ただ戦争さえなければ平和というのを「奴隷の平和」と言います
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/599.html の73コメ。


(以下、抜粋)


---------------------------------------------------------------------


73. 新新左翼[23] kFaQVo22l4M 2018年4月08日 13:31:52 : JzSZvAUZLE : 4Rhy9fy29t4[8]


:追加コメント


本文でも書いたとおり、日本は、単独では戦争はできません。


9条を改正しても、できるのは紛争レベルで、しかも、それは「専守防衛」の範囲に限ります。


ようするに、現行の9条でも、改正した9条でも、日本は「専守防衛」に限定されるのです。


では、集団的自衛権は、どうでしょう。


まず、集団的自衛権は、戦後、海外で15回ほど行使されてきました。


しかし、その集団的自衛権も、いずれも米国かロシア(旧ソ連)の、どちらかが頭になって行われてきたのです。


上述したとおり、日本は、9条を改正しても、戦争らしい戦争はできません。


日本は、国連に縛られているからです。


ですから、3年前に、安保法制が成立したといっても、基本的に、日本は、集団的自衛権の行使もできません。PKOの、駆けつけ警護での発砲もできません。
できるのは、後方支援くらいです。


ところが、米国が先頭になっての、集団的自衛権の話しになると、国連による縛りも微妙になってきます。


なぜなら、国連においての米国の力は、絶大なものだからです。


現在においては、国連=米国といっても過言ではありません。


ですから、日本は、米国が先頭になっての、集団的自衛権の行使は、可能といえるでしょう。


しかし、とりあえず国連での縛りもあるわけですし、よっぽどのことが起きない限り、日本の、集団的自衛権の行使は、されないでしょう。


米国が、日本に要求するのは、あくまでも財政の面ですから、
もし、米国が先頭になって戦争を起こしても、日本の役割は、”後方支援”の可能性が高いといえるでしょう。


それでも、後方支援といっても、安全なものから危険なものまでありますから、その辺は、よく注視しなくてはいけません。


つまり、そういうことです。高畑氏は、日本における戦争について、ずいぶんと懸念されてたようですが、
それほど、悲観することでもありません。


人の悩みや苦しみは、山ほどあるのです。
戦争に対しての危惧は、その一部にすぎません。


いじめ リストラ 貧困 病気
これらのほうが、よっぽど身近な問題です。なにより、誰にでも起きうることですから。


しかし、日本を愛された高畑さんの作品や、そのお気持ちは、きっと後世に受け継がれることでしょう。


ご冥福をお祈りします。


-------------------------------------------------------------------------




http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/617.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 徒党を組む人たち。皆さん、調子がおよろしいようで 
徒党を組む人たち。皆さん、調子がおよろしいようで 
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/6266fe7e2c2ca5e11f2854d9b3508b1f
2018年08月03日 のんきに介護


そらいろ3号(паёк)@sorairo3goさんのツイート。





この二人、

何を叫んでいたのか。

ところで、

国会を冒涜していると言っていいのは、

杉田を指導するため

安倍が口にした

「人権が尊重され、多様性が尊重される社会を作っていく」

という言葉だな。

野次より酷い誠実さの欠片もない

虚言だ。

ジャム@jam9801さんが

こうコメントする。






































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/618.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 安倍首相が直面する「健康不安」という爆弾 総裁選の勝利は確実だが…(東洋経済オンライン)
安倍首相が直面する「健康不安」という爆弾 総裁選の勝利は確実だが…
https://toyokeizai.net/articles/-/232026
2018/08/02 17:30 安積 明子 : ジャーナリスト 東洋経済オンライン



「これまでにないくらい強い安倍晋三」を見せつける必要があるが、手ごわい敵が出てきた(写真:Issei Kato/REUTERS)

9月に予定される自民党総裁選での安倍晋三首相の勝利は、揺るがないだろう。共同通信が自民党所属国会議員405人を対象に7月29日までに行った支持動向調査によると、安倍首相支持は310人で4分の3以上を占めた。

ポスト安倍の1人といわれた岸田文雄政調会長が不出馬を宣言し、野田聖子総務相は出馬の意欲を見せるものの、20人の推薦人もおぼつかない状態だ。ただ石破茂元幹事長のみが出馬する見込みで、2012年の総裁選で大量獲得した地方票を中心に活動を続けているが、国会議員票を凌駕する見込みはほとんどない。

しかしながら、安倍首相が手を抜くことはないだろう。

たとえば安倍首相は4月13日、14日と1泊2日で大阪に入り、臨時党大会出席のほか、地元の産業を見学して関係者とも懇談した。これは石破氏が2月5日に大阪で会合を開き、1000人も集めて“大成功”といわれたことを意識したものだ。

そもそも自民党大阪府連は大阪維新の会と犬猿の仲で、維新と近い安倍首相は“やや遠い存在”だったはずだが、大阪で1泊して地元議員らと親しく話し合った安倍首相との距離が一気に縮んだといわれている。

「赤坂自民亭」参加の目的

また豪雨被害が迫る7月5日夜の“赤坂自民亭”参加も、その目的は総裁選の感触を見るためだった。安倍首相にとって懸念すべきは、総裁選で負けることではない。レイムダックに陥ることを防止し、総理総裁の地位を退いた後も影響力を保持することだ。

自民党総裁の任期は3期9年までで、すでに2期目の安倍首相は3年後の総裁選には出馬できない。権力の終わりが見えると、多くの政治家はその力を失いがちだが、後々まで影響力を保持しようとするなら、現職時に圧倒的な存在感を誇示しておかなければならない。そのためには次期総裁選で、“これまでにないくらい強い安倍晋三”を見せつける必要があるが、わずか20人しか擁しない水月会の石破氏が相手ならそれも容易だ。だが手ごわい敵が出てきた。8年前に政界を引退した青木幹雄・元自民党参議院議員会長だ。

青木氏は故・竹下登首相の秘書から参議院議員に転じ、“参議院自民党のドン”といわれた。同じく“村上天皇”といわれて権勢を振るった村上正邦元参議院議員らとともに、2000年4月に密室で脳疾患に倒れた故・小渕恵三元首相の代わりに森喜郎首相を決めている。

青木氏は7月25日に秘書だった吉田博美参議院幹事長を呼び出し、参議院平成研は石破氏を支持するように伝えた。石破氏の地元は鳥取県で、一昨年の参議院選から青木氏の地元である島根県と合区になっている。ここを選挙区とするのが、青木氏の跡を取って参議院議員となった長男・青木一彦氏だ。

しかし一彦氏の選挙は一昨年に終わっており、次回の選挙は4年も後のこと。今わざわざ青木氏が石破氏に加担する必要はない。それでも石破氏に加担しようとするのは、今後の安倍首相の影響力をそぐことを狙ってのことだろう。そもそも自民党の中心は故・田中角栄元首相の流れをくみ、竹下首相や小渕首相を輩出した平成研究会のはずだったが、森首相以降は清和会に牛耳られたままだ。

青木氏は安倍首相よりも石破氏にシンパシー

その点、石破氏は平成研のDNAを保持している。もっとも一時は自民党を飛び出し、復党しても水月会を結成した。それでも青木氏にとって、石破氏のほうが安倍首相よりもシンパシーがある。何よりも強いのは、額賀派だった9年間に総裁候補を出せずに埋もれていた閉塞感を打破したいという気持ちだろう。青木氏は今年3月、額賀福四郎元財務相を会長の座から降ろし、「額賀派」から「竹下派」に“先祖返り”させている。

そのときに青木氏が動かしたのも参議院平成研の21人だった。そしてそのうちの1人は石破氏の水月会にも参加している中西哲参議院議員だ。

しかしながら衆議院では、安倍首相に近い茂木敏充経済財政政策担当相や山口泰明衆議院議員、加藤勝信厚労相はいち早く安倍支持を表明している。竹下亘会長は今週から来週にかけて派閥内でヒアリングを行い、8月8日の臨時役員会を経て翌9日に対応を発表する予定だが、「衆参で対応が分かれると、派閥の存在意義がなくなるのではないか」と危惧する声もある。

実際に竹下氏は7月31日に開かれた金田勝年衆議院議員のパーティで、「迷っていないといえばウソになる」と苦しい心中を吐露している。

一方で事実上の青木氏の支持を得た石破氏は、活動を活発化させている。7月31日にはともに1957年生まれの岸田政調会長、石原伸晃元幹事長、中谷元元防衛相と会食して2日前に誕生日を迎えた岸田氏を祝ったが、その内実は総裁選対策だ。

石原氏は衆議院議員11人、参議院議員1人の石原派を率いており、事実上のオーナーの山崎拓元副総裁は青木氏と近く、石破派の勉強会でも憲法改正について講演したことがある。

中谷氏が代表世話人を務める有隣会はまだ総裁選での態度を表明していないうえ、石破氏は同じ「防衛大臣経験者」として期待を抱いているようだ。また岸田氏は安倍支持を表明しているが、岸田派のオーナーの古賀誠元幹事長は安倍首相に批判的だ。総裁選投票日まであと2カ月足らずで石破氏がどのくらい食い込めるのか、それが石破氏の「次」にかかってくるだろう。

最も深刻なのは「健康問題」か

外ではとりあえずは安泰の安倍首相だが、最も深刻なのは内部の敵かもしれない。体調がいまいちよくない様子なのだ。

西日本で発生した記録的な豪雨の真っ最中の7月7日、午前の関係閣僚会議を終えた後に安倍首相は私邸に戻り、8日も非常災害対策本部会議に出席したほか、アメリカのマイク・ポンぺオ国務長官と韓国の康京和外相の表敬を受けた後にそそくさと私邸に向かった。このときの安倍首相の顔色の悪さが話題になっている。7月31日には定例の閣議を見送りにし、私邸で午前に北村滋内閣情報官から報告を受け、夕方に麻生太郎財務相と会食しているが、ほぼ完全休養で、夏季休暇に入る前としては珍しい。

気になるのは、8月1日に大学病院で歯の治療を受けている点である。安倍首相の持病である潰瘍性大腸炎が悪化した際に投薬されるステロイド剤の副作用に「易感染性」というのがあって、とりわけ細菌の多い口腔内はその環境が悪化しやすいらしい。

ベテラン記者の間では「安倍首相の体調は歯科医に通う回数を見ればわかる」という話もある。振り返れば、安倍首相は2014年には南米訪問から帰国した直後、9日間で国会内の歯科や地元山口県内の歯科など4度も診察を受けたし、2013年4月にはモスクワでプーチン大統領と会談した際、歯痛でやむをえず現地の歯科医師の治療を受け、高額な請求書に驚愕したことを本人が披露したこともある。

政治家の健康状態はその政治生命を左右しかねない。すでに総裁選で勝った後の「花道論」もささやかれ始めている。爆弾を抱えながらの3選目はある意味で安倍首相にとって政治家として集大成の期間といえる。はたして安倍首相はどのような自分を歴史に刻もうとするのだろうのか。それを占ううえで、次期総裁選は見逃せない。







































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/619.html

記事 [政治・選挙・NHK248] <時時刻刻>首相、会ってない 言ってない 記録ない 「なかったことに」次々(朝日新聞) 



※画像クリック拡大



※画像クリック拡大


(時時刻刻)首相、会ってない、言ってない、記録ない 「なかったことに」次々
https://www.asahi.com/articles/DA3S13617173.html?iref=pc_ss_date
2018年8月2日05時00分 朝日新聞 後段文字起こし ※タイトル、見出しは紙面による


官邸が否定する首相面会や発言

 安倍晋三首相と面会した事実が伏せられたり、首相官邸が否定したりする事態が相次いでいる。面会中に首相が語ったとされる発言が、後で否定されることもある。「あったことをないことに」する姿勢は、政治不信を招きかねない。

口つぐむ県議ら・岸田氏会見と矛盾・河村氏、一夜で撤回

 7月25日夕、首相公邸。首相の地元・山口から訪れた県議ら約30人が首相の秘書らに案内されて、公邸内のソファで談笑していた。官邸での公務を終えた首相も午後6時42分、公邸に入った。

 首相動静を追う報道各社の総理番の記者たちは、県議らが首相と面会すると考え、会合の終了を待って出席者への取材を始めた。そもそも官邸は政府の行事は事前公表するが、首相の政治家としての政務は普段から積極的に発信することはない。

 代表して取材に応じた自民党山口県連の友田有・幹事長は記者団に「首相は不在。公邸を見学させてもらった。会っていない」と断言。何度確認しても面会を認めず、朝日新聞は26日付朝刊で、首相動静への掲載を見送った。

 他の県議たちも「私の口からは言えない」と口をつぐんだ。官邸側も「(山口県議とは)会っていない」と説明した。

 その後、朝日新聞の取材に対して、出席者の一部が面会を認めた。会費1万円を集めたが、酒類は振る舞われず、夕食を楽しんだという。首相は県議たちが座った四つのテーブルを順番にまわり、首相は西日本の豪雨災害への対応について、「全国的に川の浚渫(しゅんせつ)をしないといけない」などと語ったという。

 首相にとっては自民党国会議員による懇親会「赤坂自民亭」に出席し、西村康稔官房副長官がツイッターで写真を公開したことが批判を浴びたばかり。県議の一人は「自民亭のことでたたかれたから、表に出したくないんでしょう」とみる。友田県連幹事長は面会の事実を明かさないよう呼びかけたという。個人のカメラなどでの首相の写真撮影も禁じられた。

 首相との面会を公式に認めた自民党幹部の発言を官邸が否定したケースもあった。党総裁選への立候補を見送った岸田文雄政調会長が24日の記者会見で、23日に「直接お会いして話をさせていただいた」と明言。菅義偉官房長官が翌日「会ったことはない」と説明した。

 岸田氏はその後、表だった反論を控えている。朝日新聞は確認できていないが、7月6日には菅長官に近い無派閥の自民党議員らとの会食に首相が出席したと、日本テレビが独自に報じた。いずれも首相動静には載っていない。

 面会の際の首相発言を明かした議員が、撤回するケースもある。6月20日夜、首相は麻生太郎財務相や自民党の二階俊博幹事長らと東京・銀座のステーキ店で食事した。出席した河村建夫衆院予算委員長が記者団に、首相が「もう集中審議は勘弁してくれ」と語り、河村氏が「なかなかそうもいかないでしょ」と応じたとの会話を紹介した。

 野党から「不適切、不誠実な発言」などと批判が相次ぐと、河村氏は翌21日に発言自体が「間違いだった」と撤回した。首相自身も6月25日の参院予算委員会で「そのような発言をした事実はございません」と語った。だが、別の出席者は「首相が軽く言ったものを河村氏がそのまま紹介してしまった」と明かす。(太田成美)

面会隠せば 加計答弁揺らぐ

 最高権力者の動静や発言は、国民が政治の動きを知るうえで重要な情報だ。それを伝える首相動静は、先の通常国会で加計学園の獣医学部新設問題をめぐり焦点になった。首相が加計孝太郎・学園理事長との面会を否定する際、首相動静に記載がないことを根拠の一つに挙げたためだ。

 愛媛県は5月21日、学園側からの報告として、首相が2015年2月25日に加計氏と面会し、「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と述べたとする文書を国会に提出。新設計画を初めて知ったのは、国家戦略特区諮問会議で学園が学部設置の事業者に決まった17年1月20日だと説明してきた首相の主張と文書との食い違いが問題となった。

 首相は5月23日の衆院厚生労働委員会で「15年2月25日」の面会を否定した上で、こう述べた。「自宅に帰っている。官邸でも自宅でも記者が出入りする人の名前を逐一確認している。動静にも載っておらず、自宅も含めて会っていない」。その後も首相は「当日の私の日程は官邸として作って残す記録はない」などとし、首相動静をもとに面会を否定し続けた。

 だが、首相側が山口県議らさまざまな面会の事実を隠すことは、こうした答弁の根拠を自ら失わせるものだ。橋本政権で首相秘書官を務めた江田憲司衆院議員(無所属の会)は1日、朝日新聞の取材に「私はいろいろな裏道を使って首相を人に会わせてきた。『首相動静に載っていないから会っていない』なんてあり得ない」と指摘している。(斉藤太郎)


「首相動静」 記者が面会確認 入り口複数 秘密会談も 

 首相の面会や動向を記録する首相動静は、総理番の記者が主に首相官邸の正面玄関や首相が出席する会合の会場前で、出入りする面会者に確認して執筆している。最高権力者たる首相の動きや発言を確認するのは、国民が政治の動きを知る上で必要な情報であり、権力監視の基本だ。

 通信社の記者だけが代表取材を認められるケースがあるほか、官邸や公邸の入り口は正面玄関以外にも複数あるため、面会のすべてを完全に把握できるわけではない。通信社の記事を引用したり、首相秘書官に面会の有無や相手を問い合わせたりして、間接的な情報で記事化することもある。

 歴代首相の中には、面会の一部を公にしないために、ホテル内で秘密裏に移動したり、秘書官との食事の際に別室で面会したりするケースがあった。しかし、過去の政権で首相秘書官を務めた一人は「記者から問い合わせを受ければ、ごまかしたり、答えなかったりすることはあっても、ウソをついたことはない」と語る。













































首相は会ってない、言ってない…伏せる・否定する官邸
https://www.asahi.com/articles/ASL814GDFL81UTFK00J.html
2018年8月2日05時00分 朝日新聞


首相官邸で記者団の質問にこたえる安倍晋三首相


官邸が否定する首相面会や発言


7月5日夜に開催された自民党国会議員の懇親会「赤坂自民亭」の集合写真。安倍晋三首相(中央)も参加した=西村康稔官房副長官のツイッターから

※本文は前記事「時時刻刻」参照。





































関連記事
<菅野完氏 日テレ、大殊勲>「総理は、赤坂自民亭のみならず、無派閥議員会合を極秘に開いていた。被災地よりも総裁選を優先」
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/333.html





http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/620.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 参院竹下派が支持に動く 自民総裁選“石破反撃”のシナリオ(日刊ゲンダイ)


参院竹下派が支持に動く 自民総裁選“石破反撃”のシナリオ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/234584
2018年8月3日 日刊ゲンダイ

 
 一騎打ちは何が起きるかわからない(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相と石破元幹事長の一騎打ちになりそうな9月の自民党総裁選。安倍首相の“圧勝”が予想されていたが、ここへきて展開が読めなくなってきた。参院竹下派が「石破支持」を打ち出し、流れが変わりつつある。

「総裁選で石破氏を支持すれば干されるという恐怖支配でモノを言えない雰囲気だったが、参院竹下派が石破氏支持で動き出してくれたおかげで、『ひとつの固まりができれば、石破氏につくのも怖くない』という声が急速に広がっています。すでに安倍首相支持を表明している派閥の中にも、石破氏を応援したいと思っている議員はいる。無派閥議員の多くが石破氏に流れる可能性もあります」(自民党中堅議員)

 石破氏は7月31日、岸田政調会長と石原元幹事長、中谷・元防衛相と会談して、総裁選への支援を要請した。これに対して明確な返事はなかったというが、石原派はまだ誰を支持するか表明していないし、中谷氏が代表世話人を務める谷垣グループも安倍首相とは政策的に距離がある。領袖が出馬を断念した岸田派も安倍支持で一枚岩ではなく、分裂含みだ。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「総裁選は、すでに国会議員票(405票)の大半を安倍首相が押さえて勝負がついたように報じられていますが、そんなことはない。今のところ、安倍支持を明確にしているのは、首相の出身派閥である細田派(94人)と第2派閥の麻生派(59人)、二階派(44人)で、200票に満たないのです。あとは無派閥議員70人のうち30人くらいが安倍支持とみられている。それ以外は、どう動くかまったく読めません。岸田派(48人)の半分が安倍支持に回るとしても約250票で、国会議員票の6割を固めたに過ぎない。石破氏は地方で人気があるので、地方票は上回ることも可能です。第3派閥の竹下派(55人)が衆院もまとまって、派閥として石破支持に動けば、一気に地殻変動が起きそうです」

■カギは小泉進次郎の動き

 総裁選を波乱含みにしているのは、自民OBの重鎮たちが、“反安倍”で動いていることだ。参院竹下派を石破支持でまとめたのはOBの青木幹雄氏。岸田派に影響力を持つ古賀誠氏や、石原派の実質オーナーである山崎拓氏も安倍3選には否定的といわれる。さらに総裁派閥の細田派も、OBの小泉純一郎氏や福田康夫氏が安倍に苦言を呈している。

 前出の鈴木哲夫氏がこう言う。

「最後のカギを握るのは小泉進次郎議員の動向です。12年の総裁選で石破氏に投票した進次郎議員が、総裁選直前に『今回も石破氏を支持する』と宣言すれば、無派閥議員や地方票がドッと石破氏に流れるでしょう。一騎打ちの選挙はちょっとしたことで流れが変わるので、まだまだどうなるか分かりません」

 告示日に石破氏の推薦人に進次郎氏が名を連ね、一緒に遊説カーに乗って全国を回れば、そりゃあ盛り上がる。当時は人気者だった田中真紀子氏を引き連れて総裁選を制した小泉純一郎氏の再現もあり得るのではないか。






































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/621.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 忖度で役所食い込むコンサル/政界地獄耳(日刊スポーツ)
忖度で役所食い込むコンサル/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201808030000194.html
2018年8月3日9時14分 日刊スポーツ


 ★公文書を改ざんしてもおとがめはなく、財務官僚はご栄転が相次いでいるが、文科官僚は東京地検特捜部の厳しい捜査にたじたじだ。文科省接待汚職事件は先月、幹部2人が相次いで逮捕された。火消しに奔走していた文科事務次官・戸谷一夫自身も接待の場に同席していたことが分かり、次官執務室を家宅捜索した。また接待を仲介していた医療コンサルティング会社の元役員・谷口浩司容疑者の役割に、焦点が移ってきた。

 ★このコンサルティングとは、どんな役割なのか。霞が関の裏事情に詳しい幹部官僚が解説する。「役所に食い込むコンサル・実業家の特徴というのがあって、どの省庁にも政治家や何らかのつてで入り込んでいる。昔は企業の総務の肩書を持つ者が多かったが、最近はコンサルを名乗る。彼らは手の汚れる仕事、政界工作もする。各方面との接着剤機能を果たし、その意味では官僚が直接動くと不都合があるもの、業務上面倒くさいものを引き受けてくれる。庁内の役人人事に詳しく、人事情報はあのコンサルに聞けと各部署が群がる。それでいてマメで面倒見がよく、概して仕事はデキる」。

 ★ではなぜ、官僚側がコンサルを使うのか。「自分たちの省庁が所管する直接の業者(文科省なら大学、国交省なら建設業)でないという安心感。背徳感が薄れ、気軽に相談したり話しやすくなる。欲しい結果を持ってきてくれる。同時にそのコンサルが省内の各部署を歩き回り、人事の季節にでもなると、このコンサルが『○○さんは省を背負う立派な方ですよ』と触れて回って、昇進の手伝いをしてくれる。役人側も自身の意向を忖度(そんたく)して行動してくれることを望んでいて、その忖度が上手。便利な存在。その上、昔、国家公務員倫理法なんていう規制がなかったころには、接待も心ゆくまでしてくれる。ただ、毒と薬が紙一重。ついさじ加減を間違えると、劇薬に変わる。文科はいまここ」。官僚は忖度と手抜きの象徴か。(K)※敬称略


関連記事
マスコミ報道だけでは見誤る「文科省汚職事件」の深い闇 特捜捜査の裏に見える、もう一つの側面(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/586.html

文科省汚職捜査でパンドラの蓋開けた検察(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/608.html





http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/622.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 反安倍票の分散狙い 河野外相が総裁選“噛ませ犬”に急浮上(日刊ゲンダイ) 


反安倍票の分散狙い 河野外相が総裁選“噛ませ犬”に急浮上
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/234580
2018年8月3日 日刊ゲンダイ

 
 河野太郎外相(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相と石破茂元幹事長との一騎打ちを前提に動いている自民党の総裁選。

 ところが、第3の候補の名前が浮上している。噛ませ犬として河野太郎外相の名前が挙がっているのだ。

 計画通り、岸田文雄政調会長を出馬断念に追い込んだ安倍応援団は、石破氏が二度と盾突けないよう、コテンパンに叩きのめすつもりだ。「安倍630票」「石破180票」と票読みし、トリプルスコアで大敗させると息巻いている。

 その一方、イザという時に備えて、第3の候補の出馬もシミュレーションしているという。

「安倍首相周辺は『完膚なきまで石破を叩き潰すためには一対一がいい』と思っているようです。ただ、それと同時に一騎打ちだと“反安倍票”が石破さんに集中するリスクがあるとも懸念しています。何しろ、安倍さんの不人気は地方では想像以上ですからね。その点、三つ巴の戦いになれば、石破さんをトリプルスコアで退けることは難しくなるが、“反安倍票”も分散される。当初は、安倍首相の子分である西村康稔氏を“第3の候補”として出馬させることも考えていたといいます。同じ派閥の西村議員なら、自由にコントロールできますからね。でも、批判された酒宴『赤坂自民亭』の様子をうれしそうにアップして批判を浴びたことで、さすがに総裁選への出馬は消えた。代わりに名前が挙がっているのが、河野外相です」(政界関係者)

 1度、総裁選に出馬している河野氏は、「総裁選に立候補することには変わりはない。どの総裁選を目指すかは、これから慎重に考えたい」と、まんざらでもない発言をしている。次の次を狙うにしても、今回、手を挙げた方が得策だと考えている可能性がある。

 しかし、地方票が石破氏に集中することを阻止するために噛ませ犬になったら、まともな自民党員から批判を浴びるだけだ。





































関連記事
側近も欺いた岸田政調会長の総裁選不出馬 野田総務相も消え、官邸が用意する意外な「かませ犬」〈週刊朝日〉
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/346.html






http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/623.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 安倍首相3選“当確”でゴッドマザーは満面の笑み 気がかりは嫁だけ…〈週刊朝日〉 
安倍首相3選“当確”でゴッドマザーは満面の笑み 気がかりは嫁だけ…
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180802-00000080-sasahi-pol
AERA dot. 8/3(金) 7:00配信 週刊朝日 オンライン限定


安倍洋子さん(撮影/上田耕司)


洋子さんが書いた「平」の文字(撮影/上田耕司)


 9月の総裁選を前に、安倍晋三首相(63)のゴッドマザー洋子さん(90)が公の場に姿を見せるようになった。6月16日には、彼女の90歳になった卒寿祝いが東京・恵比寿の高級フレンチ「ジョエル・ロブション」で開かれ、安倍首相の友人の歌手・平原綾香がバースデーソングを歌い話題を集めたが、今度は洋子さん自身がライブで書いた毛筆の文字を披露した。

 東京都千代田区永田町の憲政記念館で8月1日、行われた日中文化芸術祭「つなぐ」でのこと。

 今年は日中平和友好条約締結40周年の節目の年。両国に共通する文化の書道、美術などを通じて、相互交流を深めようというイベントで、洋子さんもこれまで書を出品してきた。

 花柄のワンピースを着て、首には真珠のネックレスをして会場に現れた。かたわらには親しくしている加藤勝信厚労相の義母・加藤睦子さん。洋子さんは1人で歩いて元気そうだった。
彼女は岸信介元首相の長女で、安倍晋太郎元外相の妻。3人の息子があり、安倍首相は次男。会場では石井一元自治相(83)、太田昭宏公明党前代表(72)ら政治家や中国から来た有名書道家らも出席したが、前列の真ん中に座った洋子さんは中国人からも一番の人気者だった。

 洋子さんは、手元のメモを見ながら、こう挨拶した。

「小さい頃から書道を学んでいました。書く時は何もかも忘れて没頭しています。もう年でもございますが今後とも学んでいきたい。書を通して両国が心通わすように期待を膨らませています」

「日中平和友好」の6文字を1人1文字書くデモンストレーションでは、「平」の文字を受け持った。書き上げてからは自分の文字を見て、思わずニンマリ。

「晋三さんの総裁選3選がほぼ固まりつつある。洋子さんが気がかりなのは、総裁選の票固めで全国を飛び回った上、西日本豪雨の対応が重なり、晋三さんがオーバーワーク気味で体調を崩していること。晋三さんの持病はストレスが大敵なので森友問題の”戦犯”、昭恵さんがまたヘマをやらかさないか、神経をとがらせています」(細田派関係者)

 本誌はイベント後、洋子さんを直撃した。総裁選では安倍首相が優勢だと言われてますがと尋ねると、「ありがとう」と貫禄たっぷりに答えた。

 だが、昭恵さんの近況について質問すると、にっこり微笑んだが無言のまま、去っていった。

 総裁選と安倍夫妻の行方から目が離せない。(本誌・上田耕司)

















http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/624.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 安倍政権とボクシング界の相似性。(谷間の百合)
安倍政権とボクシング界の相似性。
https://taninoyuri.exblog.jp/29667731/
2018-08-03 10:35 谷間の百合


ボクシング連盟の山根会長の携帯の着メロは「ゴッドファーザー」でした。

おれはそうだと言っているのです。

おもてなしリストは自分が頼んだのではないと言っていますが、当たり前でしょう、ゴッドファーザーなんだから。

会長を出迎えるのに、黒服の男たちがずら〜っと並んでいましたが、これだって会長が指示したわけではないでしょう。

みんなあのコワモテを怖れ、萎縮し、失礼がないよう、逆鱗に触れないよう戦々恐々としてきたのです。

今回333人が大挙して告発に踏み切ったのは、日大のアメフトやレスリングが大きくマスコミに取りあげらたことで、この機を逃すことはないということで駆け込み告発したのでしょう。

会長は世界に顔が利き、特に韓国では絶大な信頼と尊敬を受けているようです。

それで気がついたのが、官邸がマフィアみたいだということです。

総理は自分に逆らうものを容赦しません。

岸田さんは何を言われたのか、干されるのが怖くておなかを見せてしまいました。

干されても、それがいつか名誉なことになるとは考えなかったのでしょうか。

みんな今しか見えないのですね。

敵対する者への見せしめにオウムは利用されました。

やるときはやんだというところを見せるために。

死刑執行の日、岸田さんはそれを感じて震え上がったのかも。

官邸はマフィアです。

身内だけで固めていますが、それでも盤石ではないと内調を使って自民党員の一挙手一投足に目を光らせていることでしょう。

権力者は一瞬たりとも満足や安心することはなくいつも疑心暗鬼なのです。





きょうの新聞に総理のスピーチライターだという人物が書いた総理礼賛の本の広告がありました。

「今、安倍総理は世界外交の中心にいる」んだと。

バカも休み休みにしてほしい。

これを外国に向けに言ったら、かれらはおなかを抱えて嗤うでしょう。

西尾幹二さんの言う「バカにされているんだ」が真実です。

東大法学部を出て、総理の茶坊主をしているバカというより自分の卑屈さが分からないことが哀れです。

みんなマフィアの一員になりたいのでしょう。

漸く、総理は杉田発言に対して、人権、多様性が尊重される社会でなければいけないとのコメントを発しましたが、それが本心でないことを、杉田さんが謝罪も訂正もしないことが証明しています。

ところで、わたしには、杉田さんの顔と昭恵さんの顔が重なってならないのですが、、













関連記事
首相が腐れば社会もこうなる コワモテ、鉄面皮がのさばる異常な国(日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/602.html





http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/625.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 安倍政権への打撃となりかねない韓国最高裁の政治介入疑惑  天木直人 


安倍政権への打撃となりかねない韓国最高裁の政治介入疑惑
http://kenpo9.com/archives/4058
2018-08-03 天木直人のブログ

 きょう8月3日の各紙がいっせいに報じた。

 朴槿恵政権下の韓国で、最高裁が元慰安婦や元徴用工など、対日外交に影響が及ぶ可能性のある訴訟で、政治的配慮をしていた疑惑が浮上し、ついに韓国検察が韓国外務省などを捜査しはじめたと。

 実は私は韓国のリベラル系メディアから7月31日にインタビューを受け、この問題を知っていた。

 その記者によれば、今韓国では最高裁の政治介入が大問題になっている。

 韓国の裁判制は日本のそれを見習って作られた。

 だから、日本の最高裁はどうなっているのか、日本の裁判所では政治介入の問題は起きていないのか、それを聞きたいという。

 私はその記者に対し、真っ先に砂川判決について説明した。

 すなわち、米国の機密文書によって発覚した、あの伊達判決を握りつぶした田中耕太郎最高裁長官の政治介入事件の事である。

 そして、なんといっても、いま目の前で現在進行形の、最高裁による安倍政権への忖度判決の連続である。

 これ以上の最高裁の政治介入はない。

 その記者は、モリカケ疑惑については知っていた。

 しかし田中耕太郎最高裁長官が駐日米大使と密議を重ねて伊達判決を覆した事は知らなかった。

 そしてまさしく朴槿恵政権下で行われていた最高裁の配慮もそれと同じだと驚いた。

 この韓国で起きている最高裁の司法介入疑惑は、その進展いかんでは安倍政権に打撃を与えざるを得ないだろう。

 だからこそ、安倍政権側に立つ読売新聞と産経新聞が大きく書いた。

 日韓政府間の合意で解決した慰安婦問題や徴用工の問題は、朴槿恵政権と最高裁の取引疑惑が浮上した事により、再燃しかねないと。

 この疑惑の反動で、韓国最高裁が今後日本に厳しい判決を下すようになれば、日韓関係への打撃は計り知れない(読売)とまで書いている。

 しかし、安倍政権にとっての本当の打撃はそれだけではない。

 韓国では権力の私物化によって朴槿恵政権は国民の手で引きずり降ろされた。

 最高裁の政治介入疑惑が発覚し、ここまで大騒ぎになりつつある。

 それにくらべて日本はどうか。

 安倍政権の権力私物化についてなぜ日本国民は怒らないのか。

 なぜ田中耕太郎最高裁の歴史的な司法介入が判明したというのに、最高裁は動かないのか。

 もしこの事が、韓国発で騒がれ始めたら、安倍政権はひとたまりもないだろう。

 韓国で動き出した最高裁の政治介入疑惑から目が離せない(了)



徴用工訴訟に韓国外交省介入か、検察が強制捜査
https://www.yomiuri.co.jp/world/20180803-OYT1T50029.html
2018年08月03日 10時34分 読売新聞

 【ソウル=水野祥】ソウル中央地検は2日、韓国人元徴用工が日本企業を相手に損害賠償を求めた訴訟を巡り、韓国大法院(最高裁)が、日本との関係に配慮を求める朴槿恵政権時代の外交省の意向に応じて判決を不当に遅らせた疑いがあるとして、外交省庁舎を捜索した。

 検察は、当時の最高裁が裁判官の海外公館への派遣を増やすために便宜を図ったとみている。韓国メディアの報道で7月、最高裁が当時、日本との関係を考慮すべきだという外交省の求めを受けて判決日程を遅らせようとしたという内部文書の存在が明らかになっていた。

 事実上止まっていた元徴用工の韓国人男性4人が新日鉄住金を相手取った訴訟を巡り、最高裁は7月27日、判事全員の合議で進めることを決めた。検察が外交省へ強制捜査したことで、訴訟を巡る今回の疑惑が「朴政権時代の不正」との世論の批判を集め、最高裁の判決結果にも影響を与える可能性がある。



徴用工訴訟巡り、韓国外交省を捜索 検察、介入疑惑で
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13619027.html
2018年8月3日05時00分 朝日新聞

 韓国検察は2日、朴槿恵(パククネ)前政権時代の大法院(最高裁判所)が、日本統治時代の元徴用工らの民事訴訟に違法な介入をした疑いがあるとして、関係先の韓国外交省を家宅捜索した。検察は文在寅(ムンジェイン)政権が掲げる「積弊(保守政権時代に積み重なった弊害)清算」の下、朴前政権での司法権の乱用疑惑の捜査を進めており、その一環。

 同訴訟では、韓国の高裁が新日鉄住金や三菱重工業に対し、韓国人の元徴用工らに損害賠償を命じる判決を言い渡したが、最終判断を下す大法院は5年にわたって決定を出していない。

 外交省は朴前政権当時、対日関係の改善のため、大法院が決定を早く下すことに反対していた。検察は、大法院が裁判官の在外公館派遣地を増やしてもらう見返りに、意図的に決定を遅らせたとの疑いを持っているとみられる。

 日本政府は、徴用工などの補償問題は1965年の日韓請求権協定で解決済みという立場をとっている。

 (ソウル)















http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/626.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 松尾貴史と室井佑月が本音で語る安倍政権の危険な本質!「安倍首相になってからメディアへの圧力が露骨に」(リテラ)
松尾貴史と室井佑月が本音で語る安倍政権の危険な本質!「安倍首相になってからメディアへの圧力が露骨に」
http://lite-ra.com/2018/08/post-4165.html
2018.08.03 室井佑月の連載対談「アベを倒したい!」第11回ゲスト 松尾貴史(前編) 室井佑月✖️松尾貴史対談 リテラ

    
    松尾貴史氏と室井佑月対談


「どんどん仲間がいなくなる」「右のやつらが羨ましい」……昨年1月の連載スタート時にそう嘆いていた室井佑月だが、それから1年半以上経ったいまも安倍政権下の言論状況に改善の気配はない。それどころか気がつけば、テレビには政権に迎合する芸能人や論客ばかりがますます増えている。
 そんななか今回、果敢にもこの連載「アベを倒したい!」に登場してくれたのが、タレントの松尾貴史氏だ。

 松尾は、政治的発言がタブーとされる日本の芸能界に身を置きながら、毎日新聞の連載コラムやSNSで、ときにストレートに、ときにユーモアを交えて、知的で鋭い政権批判を続けている貴重な存在だ。
 対談は、直情型の室井がぶつける疑問と怒りに、知的で冷静な松尾氏が問題の本質を解き明かすかたちで進んだ。安倍政権の最大の問題点とは? 安倍政権になってから明らかに増えた圧力や嫌がらせの正体とは? それでも松尾氏が政権批判を続ける理由とは?
(編集部)

***************

●安倍首相の悪口を言うと圧力や嫌がらせが…しかも安倍応援団は陰湿で粘着質

室井 20代の頃「anan」(マガジンハウス)で対談させていただいていただいたじゃないですか。もう20年以上も前です。その頃から落ち着いていて、達観しているというか、なんか大人っぽいんですよね。イヤミとかも、すっごく深いの(笑)。

松尾 そんなことないと思いますよ(苦笑)。昔から進歩も退化もせずにキープしているだけだと自分では思ってます。

室井 でも、松尾さんは政治的発言も昔から一貫してる。それは安倍政権になって、芸能界において政治的発言がタブーのようになっても変わっていないじゃないですか。でも、安倍政権の悪口言って大丈夫なの?

松尾 本来、時の政権批判、権力チェックは誰でも大丈夫なはずなのにね。ただ、安倍政権はマスコミに圧力をかけることをすごく一生懸命やってきた人たちなので。僕は無邪気に自分が思ったことを書いたり話したりしているだけ。たとえば麻生太郎さんの記事をリツイートするときに、「阿呆丸出し」って書いたりしたけど、それが本心だから。でも、あの人たちが一生懸命だから、僕はここ数年、情報番組などにあまり出ていないでしょう? 逆に連載コラムやSNSなどでは自由に発言しているし、精神衛生上はいいんですよ。まあ、これまでも「出してください!」と頼んでテレビに出してもらっていたわけではなく、「呼ばれたら行く」「呼ばれなかったら行かない」というスタンスでしたから。

室井 でも、安倍政権になってからマスコミに対する圧力や、マスコミの忖度も露骨になったと思いませんか。小泉さんのときもたまげたことはいっぱいあったけど、こんなに怖くなかったです。小泉さんの悪口いっぱい書いても……。

松尾 変な圧力とか嫌がらせは来なかったもんね。いまは本当に……。そういう意味では、道筋をつけた小泉純一郎さんも罪深いと思いますけどね。

室井 安倍さんの場合は、応援団もひどいでしょ。

松尾 しかもあの方たちの応援団は、陰湿で粘着質です。ただ、思うんです。安倍政権やその応援団の人たちが、絡んでくるってことは、「自分が言ったことが正しかったんだ」ということの証明だと。僕の言葉が「効いているんだな」「痛いところ突かれたんだな」ということの現象なので。逆に、「我が意を得たり」と思うんです。

室井 そういうところが大人。わたしは気が弱くなってきちゃって。自分のほうが間違いなのかと思ってしまうこともあるんです。だって、安倍政権になってからわたしがおっかないと思ったのが、メディアへの嫌がらせって他の政権もしていたけど、ある程度抑制が効いていたし、メディアもここまで萎縮していなかった。でも、安倍政権ってメディアへの介入にすっごく熱心だし、真剣。しかも、ピンポイントで名前をあげたりするじゃないですか。朝日新聞に敵愾心をむき出しにしたりして。

松尾 それで自分の気に入ったところにはえこひいきして、首相インタビューを喜んで引き受ける。そこが面白いですよね。含羞がないというかね、全体的に。欲望に忠実というか。思ったらストレートに欲望を表現することに抵抗感を感じない、脳内に関所が設けられてない方たち、みたいなね。

■政治家のモノマネをしただけで、テレビ局に苦情の電話が

室井 芸能人も、あの人に対して腹が立ってる人いっぱいいると思うんです。でも、なぜ声を上げないんですか?

松尾 「俺は言うよ」って人はいるにはいるんですが、それが少数派になってしまって。たとえば海外では、マドンナやレディ・ガガ、ジョージ・クルーニー、ショーン・ペンとか、政治的・社会的な発言を能動的にする。あれはアメリカのアーティストがエージェントを雇うというかたちも関係しているんです。日本の場合、芸能人と所属事務所は対等ではなく自分が雇用してもらっている、つまり昔で言うところの「置屋さん」に所属している感覚なんです。「置屋さんと旦那衆とお茶屋さんには迷惑をかけられしまへん」というようなメンタリティをもっているんじゃないのかなと。たまに僕みたいな行儀の悪いのが好き勝手言っているだけで、もともとそういう発言をすることに抵抗があるという構造ではあったと思う。

室井 でも、事務所はマージン取ってるわけでしょ。いっぱい!

松尾 いや、そういう筋論じゃないの。たとえば、自分が発言することで大スポンサー降りるとか。そうすると、同じ所属している先輩たちも業界で肩身が狭くなるとかね。そういう感覚があるから、みんな物言えば唇寒しになっている。

室井 やだぁ。“村”みたい。長いものには巻かれろってこと? でも、空気感が変わったと思う。松尾さんはブレていないけど、でも周りは変わったんじゃないですか?

松尾 政治家のモノマネをすると、放送局に苦情の電話がかかってくるようなことにはなっています。おそらく安倍さんのファン筋から(笑)。昔はそんなことなかったんですけどね。

室井 政治家って風刺の対象になる人たちでしょ。権力者風刺はもともと庶民の楽しみだし、お笑いには欠かせないものだったはず。それなのに……。

松尾 政治家のモノマネなんて、もちろん本来はまったく問題ないもののはずです。だって相手は権力者だもん。それが許されないというのは、日本は先進国ではないってことですよね。

■政治も官僚も企業も、これから先より腐っていく予兆がいま出ている

室井 モノマネくらいで批判がくるなんて恐ろしい世の中になったもんです。わたしもテレビに出て政権を批判すると、メディア関係者からはたぶん心配してくれているんだと思うんだけど、「もっと大人になれよ」みたいなことを言われるんです。「まだマスコミとかが正義だと思ってるの?」って。

松尾 マスコミは正義でないと思うけど、マスコミのなかに正義感をもっている人はいる。それは芸能人でも作家でも飲食店の人でも、街で働いている人でもね、もちろん政治家のなかにも、正義感をもっている人もいるということじゃないですか。

室井 でも、すごく不思議です。金持ちや政治家、地位が高い人のほうは、一般の人よりもさらに倫理観をもって世の中に尽くすっていうのが当たり前だと思っていたから。でも、安倍政権になってから、どんどんそうした倫理観がなくなっていると思うんです。官僚や政治家の不祥事、なにより安倍さんのモリカケ問題を見ると嘘ばかり。

松尾 以前は政治家も少しは品がありましたよね。でも、いまは政治家もお金持ちもどんどん品がなくなっていって。これから先、政治にしても官僚や企業にしても、さらにゆるゆる腐っていくだろうなっていうムードになっていますよね。強い者だけが得をし、バレなかった者だけが得をする世の中になっている。そして現時点ではいい人でも悪い人でもない人が、この先悪いほうに転がるという予兆がいま、出てるんじゃないのかなって気がします。

室井 勝てばなんでもいい。そんな風潮はおかしいでしょ。でも、安倍さんを見ているとそれがまるで“正義”みたいになっちゃって。

松尾 たとえば選挙でも戦争でもそうだけど、勝ったほうが正義の“フリ”をできるだけなんですね。いまは選挙でも、与党自民党がバカ勝ちをして「自分たちがやっていることが国民から信任された」と胸張って、悪いことをやっても「国民が選んだんだ」と白紙委任されたようなムードです。思いついたことを思いついた人がトップダウンでやれてしまう。これって民主主義ではないですよ。しかも与党は「国民の付託を受けて俺たちはその数にのっとってやっているんだから、国民にも責任がある」という言い訳までたつ。みんな“良く生きよう”とは思っているでしょう。だって家族の前で恥ずかしくて言えないようなことをしたくない人が、大多数なんじゃないんですか?

室井 そうですよね。

■安倍首相は笑顔の裏で、お友だちや軍事産業が得する仕組みづくり

松尾 性善説か性悪説か、そんな両極端ではないと思うけど、世の中の人は平和で優しく生きていたいって思っているはずです。だから、安倍さんのファンも「安倍総理ってこんなに優しい」という証明として、広島の被爆者の人と抱き合っているような写真とか、子どもをあやしているような写真とかを、ありがたがって見ている。今年の「桜を見る会」での様子が首相官邸のHPにアップされていたけど、動画ではやたらと子どもたちとにこにこ笑っている安倍さんの姿が映っていた。でも、その笑顔の影で、ものごとを隠したりすり替えたり、証拠文書を廃棄したり、隠れたところで身内やお友だちだけが得をするよう仕組みをつくる。社会の仕組みの一番大事なところを司っている人たちが、です。そしてその先には、もっと大きな企業や軍事産業などに関わっている人たちが儲かるような世の中の仕組みにしていこう。そんな悪い野望があると思うんです。そこを見極めていかないとね。

室井 でも、安倍さんはじめ、いまの政府要人たちは尊敬できない。たとえば、このまえ強行成立させたカジノだって人の不幸で成り立つような仕事でしょう?

松尾 カジノというのは、必ず胴元が儲かるようにできているからね。だから参加した人は、おしなべて言うと、必ず損はするけど、それをエンターテインメントととるなら、それはテーマパークに遊びに行くときの入場料を払うのとどこが違うのかと言われる。けれど、一部の人がバカ負けするわけです。そのためか知らないけど、金貸しができる法律が盛り込まれているでしょう。借金しなきゃ博打できないような人に、金を貸すシステムをそこに盛り込むっていうのは、ちょっと江戸時代ですか? っていうかね。これはいいのかと。

室井 しかも、嘘だったじゃないですか。外貨をいっぱい呼び込むって言ってたけど、実際は客の7〜8割が日本人という予測だとわかった。あと、イスラエルと武器共同開発をするって言い出してもいる。武器は人を殺すためのものだから、それでちょっと儲けたからといって、まったく尊敬できないって思っちゃうんです。

松尾 死にそうな子どもたちを助けるための金と、人をたくさん殺す武器の値段が、どう考えても釣り合わないくらいの使われ方をしている。戦闘機一つ買うお金と、苦しい、ギリギリのところで生きている人たちに手を差し伸べるってことは、桁が違うんです。その辺りのことを視覚化してほしいなと思いますよね。

室井 その通り! 松尾さんって、ホント、アタシの言いたいことを全部わかりやすく解説してくれる。スッキリする! 

(後編に続く)

***************

松尾貴史(まつお・たかし)
1960年兵庫県神戸市出身。大阪芸術大学卒業後デビューし、テレビ、ラジオ、映画、舞台、執筆、イラストなど多彩に活躍。現在各地で巡回公演中の、権力にすり寄る記者クラブを題材にした舞台「ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ」(二兎社)に出演中。毎日新聞毎週日曜日の連載コラム「松尾貴史のちょっと違和感」での知的で鋭い政権批判やメディア批評は毎回大きな注目を集めている、著書に『東京くねくね』(東京新聞出版局)など。

室井佑月(むろい・ゆづき) 作家、1970年生まれ。レースクイーン、銀座クラブホステスなどを経て1997年作家デビューし、その後テレビコメンテーターとしても活躍。現在『ひるおび!』『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS)、『あさイチ』(NHK)などに出演中。「週刊朝日」「女性自身」「琉球新報」などにコラム連載を持つ。









































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/627.html

記事 [政治・選挙・NHK248] LGBTについての杉田議員の投稿に、自民の同僚女性閣僚が差別や偏見のたぐいと切り捨て、直情的に批判
LGBTについての杉田議員の投稿に、自民の同僚女性閣僚が差別や偏見のたぐいと切り捨て、直情的に批判 (かいけつニュース速報)
https://gansokaiketu-jp.com/kaiketukeijiban/seiji-keizai/light.cgi?

野田女性活躍相 「LGBT 生産性ない」の杉田議員を批判
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180803/k10011561851000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005

2018年8月3日 12時26分

LGBTと呼ばれる性的マイノリティーの人たちについて、自民党の杉田水脈衆議院議員が月刊誌で「『生産性』がない」という考えを示したことについて野田女性活躍担当大臣は「差別や偏見のたぐいの発言だ」述べ、批判しました。

自民党の杉田水脈衆議院議員は先月発売された月刊誌で、LGBTと呼ばれる性的マイノリティーの人たちについて「彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり『生産性』がない。そこに税金を投入することが果たしていいのか」などという考えを示しました。

これについて野田女性活躍担当大臣は、閣議のあとの記者会見で「政府や自民党が、LGBTの皆さんが抱えている問題に、しっかり対応していこうと取り組んでいるさなかに、自民党の国会議員がそのような発言をすることは、水を差すような話で、よろしくないと受け止めている」と述べました。

そのうえで「差別や偏見のたぐいの発言であり、人間の営みに対して『生産性』という言葉を使うことも適切だと思わない。改めて自民党も政府も、しっかりと取り組んでいく姿勢を見せなければならないと痛感している」と述べました。
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/628.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 安倍ゾンビ化する自民党国会議員たち。(日々雑感(My impressions daily))
https://okita2212.blogspot.com/2018/08/blog-post_21.html
8月 03, 2018

 安倍氏の総裁三選に向けて自民党国会議員が「対策本部」を立ち上げたようだ。彼らは国会議員として国政の行く末を安倍氏に託して良いと考えているのだろうか。

 安倍氏の五年有余にわたる政権で日本は良くなったのだろうか。安倍氏は常々「政治は結果だ」と言って民主党政権の三年間を批判していた。しかし安倍氏の六年近い政治で日本は良くなり、子々孫々に引き継ぐ日本の未来は明るくなったのだろうか。

 冷静な検証を自民党の国会議員諸君はやった後に安倍支持を決めたのだろうか。単なる猟官運動のために安倍支持を決めたというのなら大バカ者というしかない。なぜなら安倍氏が四選や終身総裁になる可能性は皆無だからだ。

 総裁三選が果たされるや、安倍氏は直ちに死に体になる。三年後には総裁の座を去る者に誰が最後まで忠誠を尽くすだろうか。官邸に巣食う者たちも安倍氏に引き立ててもらえると思うから、安倍氏の威を借りて大きな顔が出来ると思うから官邸で徒党を組んでいるのだろう。その程度の意思でなければ極めて程度の低い大ウソつき総理の下で役目を果たすことなど出来ないだろう。

 日本は安倍自公政権下で大きく壊されている。日本国憲法を勝手に「解釈改憲」して米国のために戦争をする国に変えてしまったし、日本の防衛にもほとんど役に立たないイージスアショアの建設を何の検討もなく決めてしまった。

 日本の地域社会に対しては悪しき激変をもたらすと欧州各国で経験済みの外国人労働移民の大幅受け入れを決めてしまった。安倍氏の移民受け入れ政策は長期的に日本労働者の低賃金化と国民の貧困化を招くものでしかない。

 自由貿易を隠れ蓑にして、安倍氏はグローバル化を推進している。そのためには日本語よりも英語を日本国民に習得さる必要がある、として小学校低学年から英語教育を義務化した。なぜ日本語をシッカリと習得すべき時期に挨拶程度の英会話に義務教育の時間を割く必要があるのだろうか。

 今では便利な自動翻訳機ポケトークが出来て、世界数十か国の言語に自動的に翻訳できるようになっている。別に英語が話せなくてもポケトークがあれば世界各国の人たちと会話できる時代になっている。むしろ日本国民が日本語で論理的な思惟が組み立てられるか、という方こそ重視すべきだ。日本的な表現を日本国民が操れるか、という方が重要だ。「ら」抜き言葉を多くの日本国民が話すようになっている昨今、そのことをむしろ問題にすべきだ。

 日本をこれからどうすべきか、安倍氏は自分たちの考える政治を今後ともおこなうのか、を自民党国会議員諸君は問うべきだ。「とかくメダカは群れたがる」で群れていては仕方ないだろう。国会議員なら自らの思考回路で日本と日本湖民の未来を考えるべきだ。間違っても思考停止の「安倍ゾンビ」化してはならない。

 政治家として安倍自公政権の功罪をこの夏季を研修期間として、地方の選挙区を歩いて国民の実態を見るべきではないだろうか。東京で「政権ごっこ」にうつつを抜かすなど愚の骨頂だ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/629.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 安倍晋三首相が、9月の自民総裁選で「3選」を果たしたとしても、任期満了となる2021年9月までは、「不況期」を抜け出せず
安倍晋三首相が、9月の自民総裁選で「3選」を果たしたとしても、任期満了となる2021年9月までは、「不況期」を抜け出せず、後世「不況宰相」と呼ばれる
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/1dc03e0f7f30efbc0ba153796e87c088
2018年08月03日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「骨折り損の草臥儲け」(努力のかいもなく効果が上がらず、疲れだけが残った)とは、「アベノミクス三本の矢政策」のことである。安倍晋三首相が第2次安倍内閣(2012年12月26日〜現職)において掲げた一連の経済政策に対して与えられた通称である。同志社大学大学院ビジネス研究科専門職学位課程の浜矩子教授が、当初から厳しく批判していた。約5年8か月になるというのに、日本銀行が買い込んだ国債は450兆円にまで膨らんでいる。「景気サイクル10年説」によれば、いまは2012年10月から2022年8月まで10年続く「不況期」にある。安倍晋三首相が、9月の自民総裁選で「3選」を果たしたとしても、任期満了となる2021年9月までは、「不況期」を抜け出せない。この結果、安倍晋三首相は、後世「不況宰相」と呼ばれることになる。そこで国際金融とAIに造詣の深い吉備太秦に日銀が7月31日開いた金融政策決定会合で、現行の長短金利操作を導入した2016年9月以来、約1年10カ月ぶりに政策修正(0%程度に誘導している長期金利を柔軟に調節する。これまで0〜0.1%程度に抑えてきたが、変動幅を広げ、事実上金利の上昇を容認)を決定した意味とその成否について解説してもらおう。



http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/630.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 谷川とむが「同性愛は趣味」発言で、火に油。二階も「この程度の発言」で反発買い、幕引き困難か(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/27463258/
2018年 08月 03日

 『自民HPに「杉田を指導」と異例の見解公表。LGBT差別に揺れる安倍自民、攻める野党と石破?』のつづきを・・・。

 まずは、前記事でも少し触れた自民党の柳田とむ氏(42・衆院2期)の発言に関する話を・・・。

 柳田とむ氏は先月29日にネットTVに出演し、同性婚を法律で決めることはできないと主張。その際に、同性愛に関して「趣味みたいなもの」と発言したことから、杉田水流氏につづいて問題視されている。(゚Д゚)

 ちなみに谷川氏は、自民党の谷川與秀氏(参院幹事長など)の二男。以前は実家の僧侶や俳優をしていたという。(・・)

<mewは、この人が「『伝統的な家族』のあり方は、男が女と結婚し、子を授かって、家族ができ、大昔から同じようなことをして、国を衰退させないように、国が滅びないようにしてきた。・・・」として、同性愛が国の衰退、滅亡につながることも示唆。戦前志向の国家主義、超保守思想に浸ってしまっていることも印象に残った。 _(。。)_ >

* * * * *

『同性愛「趣味みたいなもの」 ネット番組で自民・谷川氏

 自民党の谷川とむ衆院議員(42)=比例近畿、当選2回=が7月29日のインターネット放送で、同性婚のための法整備は不要との見解を示す中で、同性愛を念頭に「『趣味』みたいなもの」と発言した。同性カップルをめぐる杉田水脈(みお)衆院議員の主張に批判が高まるなか、同性愛者への無理解な発言が続いた形だ。

 谷川氏が出演したのはネットテレビ「Abema(アベマ)TV」の討論番組。作家の乙武洋匡さんが同性婚や夫婦別姓を認めない政府に疑問を呈したのに対し、谷川氏は「多様性を認めないわけではないが、法律化する必要はない。『趣味』みたいなもので」と述べた。

 自民党は2016年作成の党内啓発用のパンフレットで、性的少数者について「本人の意思や趣味・嗜好(しこう)の問題との誤解が広まっている」と注意している。

 谷川氏はさらに、異性間だけに婚姻制度がある理由について「『伝統的な家族』のあり方は、男が女と結婚し、子を授かって、家族ができ、大昔から同じようなことをして、国を衰退させないように、国が滅びないようにしてきた」とも主張した。続けて「男が男だけ、女が女だけ好きになるとなったら、多分この国は……」と言いかける場面もあった。

 共演していたSEALDs(シールズ)元メンバーの諏訪原健さんは取材に対し、「国家の維持や繁栄に必要ないものに対し、政治は何もしなくてよいという発想。子どもをつくらない同性カップルは生産性がない、と主張した杉田氏の価値観に通じている」と批判した。

 谷川氏は1日、7月31日の朝日新聞の取材に書面で回答。「LGBTの方々を差別するつもりもなく、多様性を認めていないわけでもありません」とした上で、「申し上げたかったのは、(婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立すると定めた)憲法24条により現状では同性婚の容認は困難であるということ」と釈明した。朝日新聞は、党見解との食い違いや、杉田氏の寄稿との価値観の共通性について質問したが、それへの回答はなかった。(二階堂友紀)(朝日新聞18年8月1日)』

『「それ(同性婚など)を別に法律化する必要はないと思っている。趣味みたいなもので。わざわざ法律を作って結婚して婚姻関係を結ぶということに僕は意味がちょっとわからない」(谷川とむ衆院議員)

 谷川議員はMBSの取材に対し「私はLGBTの方々を差別するつもりもなく、多様性を認めていないわけでもありません。ただ、『婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立』との憲法24条により、現状では同性婚の容認は困難であるということです」とコメントしました。(MBS18年8月2日)』

 この手の発言は、公明党(てか、学会員)が最も嫌うものだけに、山口代表は不快感を示し、いずれの発言も(二階氏の対応も?)強く批判していた。おそらくウラでは、自民党にもっとしっかりと対応するように要求しているのではないかと察する。(・・)

『公明党の山口那津男代表は26日の記者会見で、自民党の杉田水脈衆院議員が性的少数者を「生産性がない」と寄稿で表現したことに関し、「子供を産む、産まないことを非難がましくいう言動はいかがなものか」と批判した。
  山口氏は「多様な生き方を認める寛容な社会を作っていくことが我々の方針だ」と強調。「国民、社会のいろいろな批判にさらされることを自覚した上で責任ある言動をすべきだ」と指摘した。

 自民党の二階俊博幹事長が杉田氏の寄稿を問題視しない姿勢を示したことには「二階さんなりのご判断があってのことだろう。どういう趣旨かもよく分からない」と述べるにとどめた。(毎日新聞18年7月27日)』

『公明党の山口代表は2日、記者会見で「趣味みたいなものだという認識は、自民党が言ってきたこととずれがある。本人は、よく省みる必要がある」と述べ、苦言を呈しました。
 そのうえで山口氏は「自民党として党の考え方をどう議員に徹底し、国民に説明するかしっかり対応してもらいたい」と述べました。(NHK18年8月2日)』

* * * * * 

 このような批判が広がって行くのを避けるためにも、自民党は異例なことに、HPに改めてLGBTに関する党としての見解を記した上で、杉田氏に注意すると指導したと発表。何とかこの件の幕引きをはかろうとしているのだが・・・。

 党TOPの二階幹事長が韓国に訪問中だったこともあって(そうじゃなくても、安倍官邸は勝手に動いちゃうんだけど?)、この対応は、二階氏に相談もなく、官邸が主導して行なったのかも知れない。^^;

 二階氏は、この件につて報道陣に問われ、「こういうことは大げさに騒がない方がいい。この程度の発言があったからといって、帰国してからどうだっていう話ではない」「処分についても、何もきいていない」と発言。(ちょっとご機嫌ななめ?)
 
 しかし、「その程度の発言」との表現が誤解を招くと指摘があってか、あわてて「『この程度』とは、発言者のことであり、LGBTの方々を指して言っているわけではない」と妙な補足コメントを出した。(~_~;)

 ただ、この二階氏の発言もそうなのだが。今回の自民党の対応には党内外から疑問の声が出ているし。逆に党内&超保守仲間の中には、杉田、谷川氏と同じような考えの人が少なからずいて。また彼らを擁護する発言が飛び出す可能性もあると思われ・・・。まだまだこの騒動は終わらない気がする。(・・)

* * * * *

 NHK(8月2日)が詳しい記事を出していたので、引用する。(mew注・読みやすくするために、小見出しに☆をつけ、段落の頭を一文字下げた。)

『自民 「LGBT 生産性ない」発言の杉田議員を指導

(前略)自民党の杉田水脈衆議院議員は、先月発売された月刊誌で、LGBTと呼ばれる性的マイノリティーの人たちについて「彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり『生産性』がない。そこに税金を投入することが果たしていいのか」などという考えを示しました。

 これについて自民党は、党のホームページに1日付けで見解を掲載し「個人的な意見とは言え、問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現があることも事実であり、本人には、今後、十分に注意するよう指導した」としています。

そのうえで「各国の法制度などを調査研究しつつ、真摯(しんし)かつ慎重に議論を進め、性的指向や性自認に関する正しい理解の増進を目的とした議員立法を目指していく」としています。』

『☆ 杉田議員「真摯に受け止め研さん」

杉田議員はNHKの取材に対し、「党の性的指向・性自認に関する特命委員会の古屋委員長から、指導を受けた。真摯に受け止め、今後、研さんに努めていきたい」とコメントしています。

☆ 首相「人権や多様性尊重は当然」

安倍総理大臣は2日、訪問先の宮城県東松島市で記者団に対し「自民党としてすでに見解を表明しているものと承知している。人権が尊重され、多様性が尊重される社会をつくっていくことは当然のことであろうと思う。これは政府・与党の方針でもある」と述べました。

☆ 自民 二階幹事長「一議員の発言 大げさに騒がないほうがいい」

自民党の二階幹事長は、訪問先のソウルで記者団に対し「まだ処分の内容についてなにも聞いておらず、一議員の発言に、海外から、私の立場で、わざわざ批判するのは適当でない。そんなに大げさに騒がないほうがいい。この程度の発言があったからといって、私が何かするような話題でもないし、影響力を持つ人なのかどうか、静かに考えてみる必要があるのではないか」と述べました。』

<ね、二階氏は、ともかく「問題ない」って感じの発言をしていて(実際、そう思ってる)、またヒンシュクを買いそうな感じでしょ?^^;>

* * * * *

 他方、野党は攻勢を強めそうな感じだ。(・o・)

『☆ 立民 枝野代表「遅きに失した」

 立憲民主党の枝野代表は記者団に対し「遅きに失したと言わざるをえない。これを受けて、杉田氏が撤回したりおわびしたりするのかが問題だ。自民党は注意するだけでなく、党としての認識を統一し徹底する努力が欠かせない」と述べました。

 また、枝野氏は自民党の谷川とむ衆議院議員が同性愛について「趣味みたいなものだ」と発言したことに対し「杉田氏の発言と相次いでおり、自民党の体質として少数者の人権をないがしろにしていると言われてもしかたがない。党として、きちんとした姿勢と見解を示すべきだ」と述べました。

 ☆ 国民 大塚共同代表「深刻さの認識 感じさせない」

 国民民主党の大塚共同代表は、記者会見で「自民党としての対応は、遅きに失した感がある。より厳しい対応があってもよいほどの暴言だ。安倍総理大臣の2日の発言はこれだけ社会的な問題に発展しているにもかかわらず、極めて表面的で、問題の深刻さについての認識を感じさせない」と述べました。

 また大塚氏は、谷川議員が同性愛について「趣味みたいなものだ」と発言したことに対し「杉田氏の発言に追い打ちをかけるように、少数者や価値観の多様性に全く配慮や理解のない発言だ。自民党という組織の潜在的な体質ではないのかと思わざるをえない」と述べました。』

* * * * *

 しつこく書いてしまうが。この問題は、杉田、谷川氏本人だけでなく、安倍首相&超保守仲間たちの思想、彼らのバックにいる日本会議などの思想とも大きく関わっているわけで。ネットで粘り強く取り上げて、何とかTVメディアでも扱うようにして欲しいな〜と。
 そして、ひとりでも多くの国民にそのことを知ってもらいたいと強く願っているmewなのだった。(@@)

          THANKS




http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/631.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 「森友学園問題」で記者をスクープへと向かわせた財務省の不可解な対応 きっかけは1本の電話だった…〈dot.〉 
「森友学園問題」で記者をスクープへと向かわせた財務省の不可解な対応 きっかけは1本の電話だった…
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180731-00000034-sasahi-pol
AERA dot. 8/2(木) 7:00配信 


建設が進められていた森友学園の小学校=2017年3月9日、大阪府豊中市 (c)朝日新聞社


 朝日新聞取材班が、2018年5月時点の取材記録をもとにした『権力の「背信」――「森友・加計学園問題」スクープの現場』(朝日新聞出版)を出版した。そこには日々の取材に奔走してきた記者たちの姿が描かれている。

 日本の政治・行政を揺るがし続ける問題は、何が「きっかけ」となったのか。疑惑の端緒となる事実を掘り起こした、朝日新聞大阪社会部記者の吉村治彦が振り返る。

*  *  *
 もう1年半も前になる。森友学園への国有地売却に絡む問題を最初に報じたのは、2017年2月9日付朝刊だった。きっかけはその数カ月前の夕方、当時私が支局長を務めていた豊中支局(大阪府豊中市)に、取材先の女性からかかってきた、1本の電話だった。

「豊中市が以前、公園用地として取得を希望して断念した国有地が、ある学校法人に売却されたようだ。しかも財務省が売却金額を非公表にしている」

 学校法人は森友学園。その土地で小学校の開設を目指していて、名誉校長には首相の妻の安倍昭恵氏が就任していた。背景はよく分からなかったが、「何かありそうだな」と素朴な疑問から取材を始めた。

 財務省近畿財務局に取材してみると、公共目的での利用で土地を売却する「公共随意契約」で、少なくとも過去3年間で価格を非公表にしているのは森友学園だけとのことだった。「学校運営に影響するので非公表にした」となんとも不可解な説明で、担当者は明らかにこちら側の取材を警戒している様子だった。

 旧大蔵省理財局の通知では、公平性の観点から、国有地の売却価格は公表が原則とされている。国有地を購入して価格を公表されていた他の学校法人や社会福祉法人の担当者は「財務局からは、『国有財産なので公表しますね』と言われた」などと取材に答えた。売却価格を非公表にしたうえ、十分な説明もしない財務省の対応に、「何かおかしなことが起きている」と記者魂に火がついた。売却価格の開示を求めて財務省に情報公開請求もしたが、やはり非公開とする決定だった。

 情報公開請求と並行して、国有地売却の際に開かれる財務省国有財産近畿地方審議会の過去の議事録や不動産登記などの資料を集め、地元の行政関係者や学校関係者への取材を重ねた。当初は10年以内の売買を約した定期借地契約だったが、その後、10年間の延納(分割払い)での売買契約に切り替わっていた。公共用に利用されない場合に国が土地を買い戻す特約が付されており、買い戻し特約の売買代金は「1億3400万円」と注記されていた。特約は売却価格と同額なのが通例だ。

 森友学園が購入する6年前、豊中市は学園が取得した用地の東隣にあった、ほぼ同じ広さの国有地を購入していた。価格は14億2300万円。不動産鑑定士による評価額で、学園が取得した土地も路線価からみて10億円は下らないと推測できた。買い戻し特約の売買代金1億3400万円が売却価格だとすると、あまりに安すぎる。

 購入した本人に事実関係を確認するしかないと、大阪社会部で同僚の飯島健太記者(現国際報道部)と2人で、学園の籠池泰典(やすのり)・前理事長に直接取材することにした。電話で学園に申し入れたが、「悪く書かれるので結構です」と職員に断られたため、17年2月6日に、園児たちが帰ったころを見計らって、事前の約束無しで学園の幼稚園を訪問した。

「何かアポ無しやね」。そう言いながらも、籠池前理事長は取材に応じた。戦前・戦中の教育の根本理念となった「教育勅語」が掲載されている学園のホームページなどから、前理事長は先鋭的な保守思想の持ち主だと把握していた。しかし、本人と言葉を交わした印象は「ふつうの大阪のおっちゃん」。取材に関西弁でぽんぽんと答えた。こちらが登記簿謄本を示し、買い戻し特約の売買代金は売却価格と同額が通例だと指摘すると、前理事長はあっさりと売却価格は1億3400万円と認めた。価格決定の経緯も尋ねたが、「価格は国が決めた。こちらから提示していない」などと話した。

 朝日新聞が問題を報じると、財務省は籠池前理事長の了承を得たとして、売却価格を一転して公表し、土地の鑑定価格約9億円からごみの撤去費として約8億円を差し引いたことを明らかにした。疑問は本当に8億円分のごみが埋まっているのかどうか。すでに国の費用で約1億3千万円をかけ、コンクリートの廃材などを撤去していたことも判明した。近畿財務局は問題が大きくなると、「財務省本省に問い合わせを」と取材を拒否するようになった。

 初報を出す前から、大阪社会部で教育担当だった石原孝記者(現ヨハネスブルク支局長)も、小学校の設置認可を条件付き「適当」とした大阪府私学審議会への取材を進めていた。自己資金が少なく、小学校の建設費用の大半を寄付金でまかなう方針だった学園側の計画と財務状況、教職員の不十分な態勢などの疑問点も、売却価格の一報後に次々とあぶり出した。大阪社会部内で会議を開き、遊軍記者や大阪府、大阪市政担当の記者も情報を共有することにした。国会での動きをフォローするために、東京社会部や政治部とも連携して取材班を立ち上げた。

 大阪府庁担当の記者は、学園が府私学審向けに出した資料を入手。資料には財務状況を良く見せかけるため、校舎の建築費を7億5600万円と記載していた。補助金を申請した国には建築費を約23億8400万円と記載。大阪(伊丹)空港を運営し、近隣の小学校の空調設備に助成金を出す「関西エアポート」には15億5500万円と書き込み、同じ日付で3通りの契約書を出していたことが判明。この資料からは、学園が相手の承諾なしに愛知県の私立中学校への推薦入学枠があると説明していることなどがわかり、さまざまな特報につながった。

 その後、籠池前理事長は小学校の建設を断念し、用地は特約に従って国に買い戻された。会計検査院は17年11月、地中のごみの量について、国が売却契約時に推計の理由としたデータは根拠が不十分としたうえで、独自に試算した結果、最大で約7割減るなどと指摘した。18年3月には朝日新聞の報道により、財務省が森友学園との国有地取引の際に作成した決裁文書を改ざんしていたことがわかった。

 籠池前理事長は国の補助金を詐取したなどとして妻とともに大阪地検特捜部に逮捕、起訴され、今年5月25日に逮捕から約10カ月ぶりに保釈された。一方、特捜部は同月31日、佐川宣寿(のぶひさ)・前財務省理財局長を始めとして、告発された財務省関係者ら38人を背任や虚偽有印公文書作成など、全ての容疑で不起訴にした。この処分を不服として、検察審査会への審査申し立てが相次いでいる。検審は今後、検察が起訴を見送った判断が正しかったかどうかを市民の目でチェックする。そして、真相への突破口を開く取材は、今後も続く。(朝日新聞大阪社会部・吉村治彦)

















http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/632.html

記事 [政治・選挙・NHK248] イランを裏切る事になる河野外相の二枚舌  天木直人 
イランを裏切る事になる河野外相の二枚舌
http://kenpo9.com/archives/4059
2018-08-03 天木直人のブログ


 河野外相がきのう8月2日、シンガポールでイランのザリフ外相と会談したらしい。

 アセアン外相会談やアジア地域フォーラムに出席しているのだから、お得意の北朝鮮非核化のための制裁圧力や、中国の南シナ海進出のけん制や拉致問題解決に向けた国際協力の呼びかけに専念していればよかったのに、わざわざイランの外相と会っている。

 それもいいだろう。

 しかし、せっかくこのタイミングでイラン外相と会うなら、イランに対して米国との話し合いに応じるように説得すべきだ。

 おりから米国の制裁発動の期限が8月7日と迫っている。

 トランプ大統領は突如として、無条件でイランと話し合う用意があると言い出した。

 ところがイランはそれに応じようとしなかった。

 愚かだ。

 金正恩委員長の北朝鮮を見習ったらどうか。

 トランプ大統領と首脳会談を行い、世界の見ている前でイランの正しさを訴えたらどうか。

 トランプ大統領の理不尽さを訴えたらどうか。

 イランにとって損な話ではない。

 日本は米国とイランの話し合いを支持する。

 米国との仲介役をしてもいい。

 なぜ河野外相はそう言わなかったのか。

 報じるところによれば、河野外相はこうザリフ外相に言ったらしい。

 「イランが核合意を履行している事を歓迎する」と。

 これに対してザリフ外相は「日本の立場を歓迎する」と応えたらしい。

 しかし、この河野外相のザリフ外相に対する発言は、後になってイランを裏切ることになる不誠実な外相発言となるだろう。

 このまま行けば米国は8月7日にイラン制裁に踏み切る。

 そして日本に対し、制裁に同調するようにあらためて求める。

 そうなれば日米同盟最優先の安倍政権は制裁に従わざるを得ない。

 イランはイラン核合意を履行している。

 だから米国の制裁は一方的だ。

 そう河野外相はザリフ外相に言ったばかりだ。

 そしてその河野発言を真に受けて、ザリフ外相は、イランを支持してくれてありがとうと感謝したのだ。

 いやしくも河野外相は、外相同士の言葉として、米国の一方的なイラン制裁について、もし8月7日にそれが発動されたら、賛成できないはずだ。

 私はこの河野発言を記憶にとどめておきたい。

 そしてもし日本が米国の制裁に同調するようなことになれば、あの時の河野発言は何だったのかと追及するつもりだ。

 イランとも米国ともいい顔をしようとした河野外相は、8月7日以降、米国とイランが対決するようになった時、苦境に立たされるだろう(了)



河野外相 “イランの核合意継続を支持”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180802/k10011560681000.html
2018年8月2日 17時19分 NHK



河野外務大臣は、訪問先のシンガポールでイランのザリーフ外相と会談し、アメリカが離脱したイランの核合意について、日本としてイランが合意に踏みとどまっていることを歓迎する考えを伝えるとともに、イラン産原油の輸入継続を目指しアメリカ側と協議していると説明しました。

ASEAN=東南アジア諸国連合の一連の外相会議などに出席するためシンガポールを訪れている河野外務大臣は、日本時間の2日午後、イランのザリーフ外相と会談しました。

この中で河野大臣は、アメリカのトランプ政権が一方的に離脱したイランの核合意について「イランが合意を継続的に履行していることを歓迎している」と述べ、日本としてイランが合意に踏みとどまっていることを歓迎する考えを伝えました。

そのうえで、アメリカがイランに対する経済制裁を再開する方針を表明し、日本を含む各国にイラン産原油の輸入をことし11月までに完全に停止するよう求めていることについて、日米両政府の実務者の間で輸入の継続を目指し協議していると説明しました。

これに対しザリーフ外相は、日本側の対応を歓迎する考えを示したということです。



















http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/633.html

記事 [政治・選挙・NHK248] <時時刻刻>LGBTへの理解 進まぬ自民 「生産性ない」主張 杉田議員に指導 批判2週間 追い込まれ「見解」 

※画像クリック拡大



※画像クリック拡大


     



(時時刻刻)LGBTへの理解、進まぬ自民 「生産性ない」主張、杉田議員に指導
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13618974.html?iref=pc_ss_date
2018年8月3日05時00分 朝日新聞 後段文字起こし ※タイトル、見出しは紙面による


杉田水脈衆院議員の議員辞職を求め、自民党本部前で抗議活動をする人たち=7月27日午後、東京・永田町、長島一浩撮影


杉田水脈衆院議員

 LGBTなど性的少数者をめぐる自民党議員の人権意識を欠いた主張に、反発が広がり、静観の構えだった同党が異例の見解公表に追い込まれた。安倍晋三首相も多様性の尊重を記者団に強調した。しかし、認識のズレは否めず、事態の沈静化は見通せない。▼1面参照

批判2週間 追い込まれ「見解」

 2日午前10時前、自民党の公式ホームページに、「LGBTに関するわが党の政策について」と題する文書が掲載された。

 同党の杉田水脈(みお)衆院議員が寄稿の中で同性カップルを念頭に「子供を作らない、つまり『生産性』がない」などと主張したことへの党見解だった。「問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現」とし、杉田氏を「指導」したという。当選2回の議員の問題発言で、こうした対応が取られるのは極めて珍しい。

 午後には、安倍晋三首相が視察先の宮城県東松島市で記者の質問に応じ、杉田氏の問題に初めて言及。人権と多様性の尊重は「政府与党の方針」と強調した。

 当初の反応は鈍かった。

 寄稿は7月18日発売の月刊誌「新潮45」が掲載した。立憲民主党の尾辻かな子衆院議員は同日、ツイッターで杉田氏の主張を批判。寄稿の一部を写真で紹介すると、「優生思想だ」と反発が広がった。

 二階俊博幹事長が24日午前の会見で「人それぞれ政治的立場、色んな人生観もある」と問題視しない姿勢を示したことで、党の責任を問う声も大きくなった。

 それでも、菅義偉官房長官は同日午後の会見で「政府の立場でコメントすることは控えたい」。首相に近い議員は「報道は言葉狩り。議員活動の自由がある」と反論した。26日には、性的指向・性自認に関する特命委員会の古屋圭司委員長が杉田氏に注意したが、党が対外的な対応をとる動きはみられなかった。

 だが、27日に党本部前で抗議集会が開かれたころから、潮目が変わり始める。

 「安倍さんが杉田さんって素晴らしいというので、萩生田(光一・現党幹事長代行)さんとかが一生懸命お誘いして……」。SNSではジャーナリストの桜井よし子氏が、杉田氏が昨年の衆院選で自民党の公認を得た背景に、首相の支持があったと語る動画が拡散していた。首相の出身派閥からは「彼女は『安倍チルドレン』。総理が同じ目で見られる」と懸念が漏れた。

 さらに石破茂・元幹事長が27日から2日連続で杉田氏の発言を批判し、9月の党総裁選で争点になる可能性も浮上。今週に入ると、特命委幹部らが党本部と対応を協議し始めた。

 党幹部も政府高官を通じ「総理もコメントした方がいい」と進言。首相側近は「事の重大性は伝えてある」と語った。寄稿の掲載から2週間が過ぎていた。SNS上では「遅い」「甘い」との批判が上がった。

内外の潮流 党内と落差 二階氏「大げさに騒がないほうがいい」

 自民党には、夫婦と複数の子どもがいる家族の形を「伝統的な家族」として重んじる議員が多い。選択的夫婦別姓にさえ「家族の崩壊につながる」との反発があり、同性愛者の権利擁護には否定的だった。

 15年、東京都渋谷区の同性パートナー公認制度をめぐって開かれた「家族の絆を守る特命委員会」では、「考えるだけでぞっとする」「嫌だと言う権利もある」と差別発言が続いた。

 だが、性的少数者の権利保護を進める世界の潮流を追いかけるように、同年には超党派の「LGBTに関する課題を考える議員連盟」が発足。当時の民主党は、性的少数者をめぐる差別解消法案の国会提出をめざした。20年に控える東京五輪・パラリンピックでは、五輪憲章の根本原則に性的指向による差別禁止が掲げられており、日本の対応が問われている。

 内外の「圧力」に押される形で、稲田朋美政調会長(当時)は16年、性的指向・性自認に関する特命委員会を立ち上げ、理解増進法案の検討などを始めた。

 地方議会で同性愛者をめぐる差別発言をして、強い批判にさらされた保守系市議が「自民党がLGBTの問題に頬(ほお)かむりしたままでは、やがては下野につながるような政治課題になりかねない」と進言したことも、稲田氏を後押しした。

 とはいえ、自民党特命委の議論は「同性婚容認は相いれない」「同性パートナーシップにも慎重」との基本方針を前提にしている。啓発のための基本法に過ぎない理解増進法案さえ、党内の反発から国会提出にも至らない。一方、同性カップルの公認制度は18年までに、札幌、福岡、大阪と政令指定市にも広がった。立憲民主党は同性婚を可能にする法案の検討に入った。

 立ち遅れる自民党からは、杉田氏の主張に批判が広がるさなか、同性愛は「趣味みたいなもの」(谷川とむ衆院議員)と新たな問題発言も飛び出した。収束を図ったはずの2日には、二階幹事長が訪問先の韓国・ソウルで記者団に「こういうことはそんなに大げさに騒がないほうがいいんです」。党として問題視しないとの姿勢についても、「基本的には変わりありません」と言った。(二階堂友紀)


















静観一転、首相に飛び火懸念「杉田水脈氏はチルドレン」
https://digital.asahi.com/articles/ASL824D0SL82UTFK009.html
2018年8月2日21時28分 朝日新聞


衆院本会議に臨む自民党の杉田水脈衆院議員(中央)=2018年5月25日、飯塚晋一撮影

※本文は前記事「時時刻刻」参照。



















































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/634.html

記事 [政治・選挙・NHK248] ラジオで“籠池節”「安倍首相は『堪忍してや』と言うべき」(日刊ゲンダイ)


ラジオで“籠池節”「安倍首相は『堪忍してや』と言うべき」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/234684
2018年8月3日 日刊ゲンダイ

 
 保釈後も“絶口調”(C)日刊ゲンダイ

 ついに反撃ののろしが上がるのか。

 今年5月25日の保釈まで、約10カ月も拘置所にブチ込まれていた籠池泰典森友学園前理事長(65)が2日、文化放送「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!」にスペシャルコメンテーターとして生出演。拘置所での生活や森友問題について語った。

 佐川宣寿前国税庁長官ら財務省職員38人の不起訴に対し、「私が捕まったことは国策対応、安倍政権が手を回して財務省の事柄を追及できないようにした」と発言。いつもの“籠池節”を炸裂させたかと思いきや、諄子夫人との仲について尋ねられると「相思相愛です」と“のろけ話”まで披露した。

 安倍首相への評価が百八十度転換した理由については、第1次政権では敬愛していたが、第2次政権以降は「労働者を無視した大企業向けの政策ばかりで批判に転じた」と説明。森友学園の幼稚園の運動会で園児たちが「安倍総理ガンバレ」と宣誓したことにも触れ、「あれはやりすぎた」と反省することしきり。

 森友問題への昭恵夫人の関与について聞かれると、語気を強めてこう言った。

「一般常識から考えて、ご夫人がご主人に相談したはず。名誉校長をお願いしたときも『はい』と言った。『いい土地ですから前へ進めてください』という発言も間違いない。全ては認識事項だった。それが安倍首相の一言によって全てが覆った。そういうときは一言、(首相が自分に)『堪忍してや』って言うべきでしょ」

 森友裁判でも籠池氏が証言する可能性もある。今後も彼の発言に注目だ。








































関連記事
森友裁判で注目 経緯知る“2人のキーマン”が証言台に立つ日(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/606.html






http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/635.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 悪貨は良貨を駆逐する…安倍晋三のことです(稗史(はいし)倭人伝)
悪貨は良貨を駆逐する…安倍晋三のことです
http://yamame30.blog103.fc2.com/blog-entry-511.html
2018/08/02(木) 11:59:02 【稗史(はいし)倭人伝】


悪貨は良貨を駆逐する。
グレシャムの法則というらしい。
これは洋の東西を問わず通用するようだ。

日本では平安前期に貨幣の鋳造は終わっている。
以後は中国からの輸入銅銭が使われていた。
これは江戸時代前期に寛永通宝の鋳造が行われるまで続いていた。
その間、輸入された銭貨は60種に及んでいる。
私鋳銭まで流通していた。
当然、長い流通の間には、欠け、割れ、摩耗、ひび等、大小様々な破損が生じる。
それでも一銭は一銭として通用した。
自然、使う方は悪い銭から使い、良質な銭はしまい込まれることになる。
為政者側は何度も撰銭令(えりぜにれい)を出して、銭を選別することを禁止した。
使用割合や交換比率をいじったりもした。
しかし効果は上がらなかったようだ。
結局、徳川幕府は、新規に良質な貨幣を鋳造することによって、この問題を解決するほかなかった。
それが寛永通宝である。

愚かな有権者も賢い有権者も一票は一票。
同じ一票なら易しい方から取ればいい。
一票の格差とは、数の上での格差であり、質は考慮されない。
国政選挙も自民党の総裁選挙も同様である。
いつの間にか、安倍晋三の回りにはワルくてアホな議員ばかりが集まっている。
というより、安倍が集めたといったほうがいいだろう。
ワルやアホを集める方が簡単だからだ。
とにかく一票は一票なのだ。

安倍晋三は悪貨を集めるのに日々余念がない。

首相、地方議員と次々面会 総裁選 前回苦戦受け15都道府県超え 東京新聞 2018年8月2日 朝刊

九月の自民党総裁選に向け、安倍晋三首相(総裁)が、地方議員と首相公邸などで面会を重ねている。首相が連日のように地方議員と会うのは異例。西日本豪雨対策で東京を離れにくいが、二〇一二年の総裁選で石破茂元幹事長に水をあけられた党員、党友による地方票を固めたいとの事情がある。 (村上一樹)

 首相は七月上旬、群馬、静岡、和歌山の県議団と首相官邸や公邸で面会した。二十四、二十五、二十六日は三日連続で、少なくとも東京、神奈川、岐阜、大分など八都県の都議や県議らと官邸などで面会した。豪雨の支援要請をする県もあったが、二十四、二十五両日に同席した下村博文元文科相は記者団に「首相の連続三選を応援する会合だ」と総裁選対策であると認めた。八月一日には浜松市議らと会った。面会は既に十五都道府県を超える。

 関係者によると首相は七月二十五日夜には、公邸で地元・山口県の県議約三十人とも面会したが、官邸側が面会自体を否定している。五日夜、首相も出席して衆院議員宿舎で開かれた同党議員の飲み会「赤坂自民亭」への批判が念頭にあるとみられる。


嘘の上に成り立っている安倍政権であるから、官邸挙げて嘘をつくことなど何でもない。
集められるほうも同類である。

首相は会ってない、言ってない…伏せる・否定する官邸  朝日新聞デジタル 2018年8月2日

 安倍晋三首相と面会した事実が伏せられたり、首相官邸が否定したりする事態が相次いでいる。面会中に首相が語ったとされる発言が、後で否定されることもある。「あったことをないことに」する姿勢は、政治不信を招きかねない。

口つぐむ県議ら

 7月25日夕、首相公邸。首相の地元・山口から訪れた県議ら約30人が首相の秘書らに案内されて、公邸内のソファで談笑していた。官邸での公務を終えた首相も午後6時42分、公邸に入った。

代表して取材に応じた自民党山口県連の友田有・幹事長は記者団に「首相は不在。公邸を見学させてもらった。会っていない」と断言。何度確認しても面会を認めず、朝日新聞は26日付朝刊で、首相動静への掲載を見送った。

 他の県議たちも「私の口からは言えない」と口をつぐんだ。官邸側も「(山口県議とは)会っていない」と説明した。


上から下まで、全部腐ってしまった。

もはや、悪貨をすっかり駆逐して良貨と入れ替えなければならない段階まできているのだが……。

現状は、探しても良貨そのものが消滅してしまっている。

新しい貨幣の出現が待たれるのだが、それも……。























http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/636.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 少し挙げただけでも恐ろしい程劣化の党を「自民党しか政権を担えない」は何処から来るのか(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/08/post-5708.html
2018年8月 3日


豪雨の真っただ中で安倍首相は宴会をやり、次の日も総裁選
への根回しに明け暮れ、災害対応がどんどん遅れていく。

法相も明日死刑執行だというのに、赤坂自民亭なるお遊び会
で「女将」と奉られ満面笑みをたたえ、どんちゃん騒ぎ

まったく国民目線など一切ない上が上なら下も下で、杉田水脈
も自民党の本音の部分を語っている。

杉田水脈は、新潮45に「LGBTは生産性がない」と、苔むした人
権無視の持論を展開し、大騒動になっている。

杉田のこの寄稿文に対して、自民党本部前で5000人規模の
デモにまで発展している事でもわかるように、自民党の主義主
張は、人に対しての愛がまったくない。

杉田を援護射撃したつもりか知らないが、自民党の谷川とむと
言う細田派の議員が、AbemaTV『千原ジュニアのキング・オブ・
ディベート』で、「同性婚や夫婦別姓は趣味みたいなもの」と発
言して、出演者から総スカンを喰ってる。

少数者に対しての配慮も理解もない人間が、政治なんてでき
るのか。

番組の中で、精いっぱいの反論をしているが反論すればする
ほど、自民党特有の全体主義が透けて見える。



結婚とは、国が衰退しないよう、国が亡びるのを防ぐための形
態なんだそう。

国は何の手立てもせず、戦前の産めや増やせや思想。

ワイドスクランブルで東京医科大の入試での女性差別について
司会の大下容子が

>子供を産まなければ産まないで『生産性が低い』と言われ、
産んだら産んだで『離職する可能性が男性より高く困る』と入試
で差別され、女性はどうしたらよいのか


と憤慨していたが、自民党は光の当たらない所へ光を当てる気
持ちなど一切なく、国民が生きやすく法律を変え、選択肢を増
やそうともせず、何時代につくられたかと思うような古い法律に
国民を合わせようとしている。

本来なら、これだけ人権無視の発言をしている議員に対して党
としてきちんと見解を示さなければいけないのに、二階爺は、あ
れだけ世界規模で汚名を広めた杉田に対しても、人それぞれに
人生観があるとか、この程度の発言に大げさなとか杉田や谷川
と同じような考えの様で、事の重大さに全然気が付いていない。

そりゃあそうだ、この人も、「産まないのは勝手な考え」発言をし
ているくらいだから、国民は産む機械、産めよ増やせよの発想
しか持てないのだろう。

自民党は劣化しすぎている。

そして国民目線など持ち合わさない。


今でも、Yahoo!コメントやテレビのコメンティターの声が、自民
党しか政権担当能力が無いとか、自民党しか政権を担えない
で、凝り固まっている。

一方、野党はだらしないとか、攻めが足りないとか、野党を堕と
すことに全戦力を注いでいるが、いくら野党が頑張って追及し
ても、あれだけのらりくらり交わす事ばかりして.まともに答弁し
ない安倍首相一行に対して、どうやったら攻めが足りたと言え
るのだろう

あの不真面目答弁では、誰が質問しても同じ結果になると思う
が...




http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/637.html

記事 [政治・選挙・NHK248] ミーハーといわれても進次郎氏のキラキラした目を信じます 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)
 


ミーハーといわれても進次郎氏のキラキラした目を信じます 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/234613
2018年8月3日 日刊ゲンダイ

 
 小泉進次郎(C)日刊ゲンダイ

「迷ったらフルスイングだ」(自民党筆頭副幹事長・小泉進次郎)

 これは7月24日のFNNPRIME、フジテレビ解説委員の鈴木款氏のコラム「小泉進次郎の覚悟『迷ったらフルスイングだ』」の中に出てきた進次郎さんの言葉ね。

 2013年、進次郎さんは復興大臣政務官だった。彼は福島県の県立ふたば未来学園高校の開校に力を注いだ。彼は年に何度か学校にやって来て、生徒を励ましていたという。学校の校長が語る。

「(生徒たちには)本当に先輩がいなかったので、小泉先生が先輩でしたね。〜中略〜夏に交流会をやるんですが、キャンプファイヤーをしたんです。そこに小泉先生がいらっしゃって、『僕が先輩になるから』と力強く言ったのを覚えています。また、『迷ったらフルスイングだ』と皆の前で話してくださって」

 男前ですな! やっぱ、進次郎さんはそうでないと。

 自民党の批判ばかりしているあたしですが、テレビ局で進次郎さんに会ったとき、まっすぐ目を見て、そちらから握手の手を差し伸べてくれたことを覚えています。ミーハーだといわれようが、あたしはあなたのキラキラしていた目を信じます。この際、参院定数6増の採決で、あなたが当初の発言と異なった賛成票を投じたことも忘れて。

 自民党総裁選、姑息にその後の処遇なぞ考えず、石破茂さんを応援してまわるのですよね?

 7月30日の朝日新聞電子版によると、石破さんは「全て彼(進次郎さん)がこの国を、自民党をどうしようと思うかだ」とラブコールを送った。同じ日、テレビのたくさんの番組で、高知の農村をまわる進次郎さんの映像が取り上げられていた。その中で彼は、

「(総裁選について)最後までしっかり考える」

 と言っていた。

 いやいや、もう石破さんとともに素振りの練習はじめなきゃ。安倍政権のおかしさを方々で語ってまわらなきゃ。


































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/638.html

記事 [政治・選挙・NHK248] わざわざ読売やNHKの提灯を担ぐことはない!  
わざわざ読売やNHKの提灯を担ぐことはない!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_22.html
2018/08/03 18:21 半歩前へ

▼わざわざ読売やNHKの提灯を担ぐことはない!

 日本の社会はコワい。メディアは読売、NHKを先頭に、東京医科大を血祭りにあげようと夢中になっている。

 この“情熱”をなぜ、安倍晋三の権力私物化の追求に費やさないのか? 森友事件、加計疑惑の真相究明につなげないのか?

 ネットでも一部の付和雷同組が、日ごろの欲求不満のはけ口を見つけたかのように、読売などに追随し、騒ぎ立てている。

 誰かが意図的に火を放つと、大衆はそれに便乗し、「川に落ちた犬はたたけ」とばかり、みんなして叩きのめす。群集心理と言うやつである。

 断わっておくが、私はこの大学の経営陣を擁護するつもりは毛頭ない。が、大衆が読売やNHKの「提灯を担ぐ」ことはない。彼らに任せて行けばいい。こんな形で、何でもかんでも尻馬に乗る者たちには危険を感じる。

 一点集中主義。みんなが雪崩をうつように特定の方向に走り出す。これが怖い。戦前の焼き討ち事件を連想する。

 なぜ一度、立ち止まって考えないのか? 誰かが仕掛けた陽動作戦と考えたことはないのか? こっちにみんなの目が注がれているうちに、「うまくやっている」者はいないのか?  

 加計疑惑の追求はどうした? 森友事件はどうなった? もう忘れたか? そんなものは、過去の話か? テキはそれを狙っている。疑惑の「風化」を一番期待している。

 読売、NHKに踊らされて、はしゃぎ過ぎてはならない。テキは本能寺であることを忘れるな!

藤瀬やまねこさんがフェイスブックでこう言った。
 「東京医科大は氷山の一角で問題の出発点でしかない。東京医科大を面白おかしく叩いて事足れりとするメディアに警戒しよう。これは私立医科大だけなのか? 国立医科大が入試で男女平等を貫いているとの証拠はどこにもない」―。

 悪役を仕立て、肝心なことから大衆の眼をそらす。権力の常とう手段である。心せよ。



































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/639.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 沖縄ジュゴン訴訟 移設中止の訴え棄却 米地裁〜日米の環境保護団体の裁判の差し戻し審で/テレ朝
沖縄ジュゴン訴訟 移設中止の訴え棄却 米地裁/テレ朝 news
(2018/08/03 10:12)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000133242.html

 絶滅危惧種「ジュゴン」を保護するため、日米の環境保護団体が沖縄県名護市辺野古への基地の移設中止を求めていた裁判の差し戻し審で、アメリカのサンフランシスコ地裁が訴えを棄却しました。

 サンフランシスコ連邦地裁は、アメリカ軍普天間基地の辺野古への移設工事がジュゴンに与える影響は考慮されていたとして、被告であるアメリカ国防総省の主張を全面的に認めました。
 日本の高等裁判所にあたるサンフランシスコ連邦控訴裁判所が去年8月、原告側の主張を一部、認めて審理を地裁に差し戻す判断を下していましたが、地裁は再び原告の訴えを退けました。基地の移設を巡っては県が先月27日、辺野古沿岸の埋め立て承認を撤回する手続きに入ることを明らかにしています。
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/640.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 辺野古承認撤回 翁長知事が会見冒頭に読み上げた全文〜「環境保全及災害防止…」という処分要件も充足していない/毎日新聞
辺野古承認撤回 翁長知事が会見冒頭に読み上げたコメント全文/毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180727/rky/00m/010/010000c

 米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に関し、前知事が行った埋め立て承認撤回を表明した翁長雄志沖縄県知事が27日午前に行った臨時の記者会見で冒頭に読み上げた知事コメント「聴聞手続きに関する関係部局への指示について」は次の通り。

 本日、辺野古新基地建設に係る公有水面埋め立て承認の撤回に向けて、事業者である沖縄防衛局への聴聞の手続きに入るよう、関係部局に指示をしました。

 辺野古新基地建設に係る公有水面埋立承認処分には「環境保全及災害防止二付十分配慮」という基幹的な処分要件が事業の実施中も維持されるために、事前に実施設計や環境保全対策等について協議をすることや環境保全図書等を変更する場合には承認を得ることなどを事業者に義務づける留意事項を付しております。

 しかし、沖縄防衛局は、全体の実施設計や環境保全対策を示すこともなく公有水面埋立工事に着手し、また、サンゴ類を事前に移植することなく工事に着手するなど、承認を得ないで環境保全図書の記載等と異なる方法で工事を実施しており、留意事項で定められた事業者の義務に違反しているとともに、「環境保全及災害防止二付十分配慮」という処分要件も充足されていないものと言わざるをえません。

 また、沖縄防衛局が実施した土質調査により、C護岸設計箇所が軟弱地盤であり護岸の倒壊等の危険性があることが判明したことや活断層の存在が専門家から指摘されたこと、そして米国防総省は航空機の安全な航行のため飛行場周辺の高さ制限を設定しているところ国立沖縄工業高等専門学校の校舎などの既存の建物等が辺野古新基地が完成した場合には高さ制限に抵触していることが判明したこと、それから米国会計検査員の報告で辺野古新基地が固定翼機には滑走路が短すぎると指摘をされ、当時の稲田防衛大臣が、辺野古新基地が完成しても民間施設の使用改善等について米側との協議が整わなければ普天間飛行場返還のための辺野古新基地建設という埋立理由が成り立っていないことが明らかにされるなど、承認時には明らかにされていなかったさまざまな事実が判明しました。

 これらの承認後の事実からすれば、「環境保全及災害防止二付十分配慮」の要件を充足していないものと認められます。

 この間、県では、さまざまな観点から国の埋立工事に関する内容を確認してきましたが、沖縄防衛局の留意事項違反や処分要件の事後的不充足などが認められるにもかかわらず、公有水面埋立承認処分の効力を存続させることは、公益に適合しえないものであるため、撤回に向けた聴聞の手続きを実施する必要があるとの結論に至ったところです。

 私は、今後もあらゆる手法を駆使して、辺野古に新基地はつくらせないという公約の実現に向け、全力で取り組む考えであります。    平成30年(2018年)7月27日
      沖縄県知事 翁長雄志    (琉球新報)

http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/641.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 東京五輪は「宅配便使うな」 組織委が早くも“自粛”を喚起(日刊ゲンダイ)
   


東京五輪は「宅配便使うな」 組織委が早くも“自粛”を喚起
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/234699
2018年8月3日 日刊ゲンダイ

 
 千駄ケ谷で配られたアンケート用紙(C)日刊ゲンダイ

 東京五輪に向けて物流の統制が始まった。

 今月1日、東京・千駄ケ谷一帯のマンションなどにアンケート用紙が投函された。「東京2020大会競技会場周辺にお住まいの方々へ」と題した宅配便への意識調査で、差出人は「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」と記されている。

 内容は「(2年後の五輪で)選手や観客等が予定した時間に競技会場に到着できるようにするとともに、同時に、市民生活や社会経済活動も維持することを目標としています。しかし、競技会場周辺では、選手や観客等による混雑が想定されていることから、周辺道路の混雑の緩和のための方策について検討を行う必要があると考えております」というもの。

 その上でEC(インターネットを利用した商品・サービスの購入)による宅配便の利用について「宅配便をどの程度利用していますか」「再配達となる割合はどの程度ですか」などの質問が列記されている。

 このアンケートの巧妙な点は今月11日に開催される神宮外苑花火大会での道路の混雑ぶりに触れ、当日の宅配便の受け取りについて「配送日を変える」「配送時間を変える」「再配達を控える」などの協力を要請していること。目前の花火大会を引き合いに出して、2年後の五輪期間中も「ネット通販を控えて」と協力を呼びかけているのだ。住民の「自粛」喚起の魂胆がミエミエである。

 念のため東京都に確認したところ、「これまで神宮の花火大会に際して宅配便の自主規制をお願いしたことはない」(オリパラ準備局)とのことだった。

 東京五輪はなんか変だ。2日、鈴木俊一五輪相は、経団連、経済同友会と面会し、五輪の運営を支えるボランティアへの社会人の参加促進への協力を要請。企業にボランティア休暇制度の整備などを働きかける方針だ。国が、会社を休んで五輪のボランティアをやれ、ネット通販を控えろと国民に働きかけていることになる。

 元衆院議員で政治学者の横山北斗氏が言う。

「このアンケートの本質は『あなたは目前の花火大会への対応ができますね』と相手をその気にさせ、『だったら五輪でも協力してもらえますね』と語りかけていること。一種の洗脳です。すでに五輪という国策事業に協力しない人は非国民という雰囲気が醸成されています。哲学者のH・マルクーゼが定義した『笑顔のファシズム』です。国民は五輪に歓喜しているうちに国家に統制される。五輪後も国家に飼いならされるような気がします」

 日本の五輪は単なるスポーツの祭典ではない。









































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/642.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 政府広報が性犯罪被害女性を「イタイ女子」扱い! 性犯罪防止啓発なのにミソジニー丸出し(リテラ)
政府広報が性犯罪被害女性を「イタイ女子」扱い! 性犯罪防止啓発なのにミソジニー丸出し
http://lite-ra.com/2018/08/post-4166.html
2018.08.03 政府が性被害女性を「イタイ女子」扱い! リテラ

     
     政府公報オンラインより


 世間に衝撃を与えた、東京医科大学が女子受験生の一般入試の得点を一律減点して女子合格者数を抑制していた問題。あらためてこの国に女性差別が蔓延っていることを浮き彫りにした格好だが、そんななか、ある広告に批判の声が集まっている。

 なんと、政府広報がSNS犯罪の啓発の一環として、「いくつ当てはまる? SNSで増加中の「イタイ女子」度診断」という動画を公開しているのだ。

 この動画は、政府広報が女性向け動画メディア「C CHANNEL」とタイアップして作成されたもので、政府広報HPで現在公開中。「C CHANNEL」でもこの動画を紹介するかたちで記事がアップされているのだが、その記事はこんな言葉ではじまる。

〈「インスタ映え」「インスタグラマー」そんな言葉が流行る今、言葉にとらわれすぎて周りが見えなくなっていませんか?
気づけば生活の中心はSNSである。なんでもSNSに自分のことを投稿しちゃう。SNSにいいねやコメントがつかないと不安でしょうがない。
そんな方はSNSで急増中のイタイ女子に当てはまっている可能性があるんです!〉

 メディアでは「インスタ女子」批判が盛んだが、そうしたバッシングに政府広報が丸乗りし、SNSトラブル防止の広告として「イタイ女子」というミソジニーを喚起させる表現を用いる──。これだけでアウトな広告だが、さらに悪質なのは、この広告がネット犯罪啓発の一環だということだ。

 現在、政府広報は、若い女性に人気のYouTuberである「ゆうこす」こと菅本裕子を「モテクリエイター」としてモデルに起用し、「気づいて! SNS出会いにひそむワナ」というネット犯罪防止キャンペーンを展開。キャンペーン動画は、ゆうこすが「♯盛れる ♯モテる 自撮りテク」で「カワイイ」写真を「SNSにどんどんアップ」していたら、「よく見せて」「もっとエロいの」「エロいやつだよ」「ばらまいてやる」などとおじさんに要求される、SNS上では「いい人」だと思い実際会ってしまうとコワモテの男性が待っていて「ご飯だけで済むと思ってんの」とすごまれる……といった内容だ。

 そして動画の下には「タイプ別犯罪被害事例」が掲載されており、裸の画像を送信させられるという被害や、SNSで知り合った“いい人”に会ってみたら強引に連れ回された、脅されて〈むりやり体をうばわれた〉などのトラブルが多発していることを紹介。「迷ったら 困ったら すぐ相談!」として相談窓口を案内している。

 政府広報が挙げている事例はすべてSNSを媒介にして起こっているれっきとした性犯罪だ。それを政府は、被害者である女子の無知や落ち度をことさら強調。SNSの性犯罪に巻き込まれる女性は「イタイ女子」だとして、注意喚起と自衛を促しているのである。

 性犯罪・被害に遭った女性が被害者であるにもかかわらず非難される──。これは痴漢やレイプ、セクハラといった性暴力事件でも繰り返されてきた問題で、「そんな格好をしているから狙われるんだ」「安易に車に乗った/部屋に入ったほうが悪い」「ふたりきりで酒を飲んだら同意したも同前」「本当は女も下心があったのではないか」と被害女性が批判に晒されてきた。現に、元TOKIOの山口達也の事件でも被害にあった女子高生を「ハニートラップだ」と貶める声が上がったり、財務省セクハラ問題では麻生太郎財務相が「(女性記者に)はめられたという可能性は否定できない」と暴言を吐いた。

 しかも今回、政府広報は、あきらかに未成年の女子への啓発を目的としたなかで、保護の対象である被害者側を「イタイ女子」などと呼び、スティグマを刻みつけようとしているのだ。

■政府がSNSユーザーを「イタイ」とあげつらう愚劣! だったら、和田政宗や西村康稔はどうなんだ!

 だいたい、どうして政府は被害者側の女性の自衛ばかりを啓発するのか。もちろん、被害に遭った際の相談窓口を知らせることには意味はある。だが、それと両輪でおこなうべきは、未成年の女子を狙う加害男性側への「その行為は犯罪だ」という周知徹底だ。

 SNSでの性被害が増加している背景には、「軽い気持ち」で女性に性的画像の強要をおこなうような男性が存在することを意味しているが、この行為は直接対面していなくても強要罪や、場合によっては強制わいせつ罪に問われる犯罪だ。そうした犯罪の意識がもたれていないから事件は増加しているのであって、未成年女子を狙う側こそを「最低男」「犯罪行為」として認知を広げることが重要なはずだ。なのに、そうした啓発はおこなわず、政府は未成年女子に「イタイ女子」などという言葉を用いて自衛しろと迫るのである。倒錯も甚だしいだろう。

 そもそも、だ。政府は「C CHANNEL」とのタイアップ記事で、「イタイ女子」の条件に「イライラするとSNSに悪口を書いてしまう」「リアルタイムでの投稿は当たり前」などと挙げているが、この行為は女子だけの事例などではない。実際、「赤坂自民亭」問題では、豪雨災害の最中に安倍首相の側近である西村康稔・内閣官房副長官が宴会の様子を「リアルタイム投稿」して世間から猛反発を受けたばかりだし、自民党の広報副本部長である和田政宗議員などは森友公文書改ざんを朝日新聞が報じたときは“朝日の誤報”などと悪口どころかデマを喧伝した。政権与党の中年男性こそ「イタイ」SNSユーザーであって、注意するならまずはそっちだろ、という話だ。

 ともかく、政府が女性にばかり非を押し付けるという姿勢だからこそ、この国では性犯罪が矮小化され、挙げ句は公平であるべき受験で女性だというだけで減点されるような前時代的な事件が起こってしまう。このタイアップ広告は、もっと大きな問題になるべきだろう。

(編集部)





























http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/643.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 猛暑がなぜトップニュースになるのか こうして国民はバカになる(日刊ゲンダイ)


猛暑がなぜトップニュース? こうして国民はバカになる
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/234686
2018年8月3日 日刊ゲンダイ 文字起こし ※タイトルは紙面による

 
 全体主義へ向かう異常(C)日刊ゲンダイ

 テレビは相変わらず「猛暑」がトップニュース扱いだ。台風12号が去って、再び殺人的な暑さがぶり返しているから注意を呼びかける必要があるのは分かる。しかし連日、長時間を割くのはいかがなものか。

 2日も夕方のトップニュースは、日本テレビが<危険な暑さ 列島を襲う>だったし、TBSは<7月は異常気象でした>の大特集。NHKも夜の「ニュースウオッチ9」は、<危険な暑さ 厳重警戒>がトップ項目だ。人間だけでなく、奈良のシカもぐったりで、ハウス栽培のメロンもたいへんだという話題の後は、「水分補給の仕方を間違えると危ない」として「水中毒」の体験者や医者が登場、その危険性を訴えるという内容を延々と流していた。

「記録的な猛暑ですからニュース価値はあるとは思いますが、ただ絵になる現象を追ってつなぎ合わせるだけでは物足りません。気象を報じるにしても、豪雨災害の被災者への政府の支援態勢は果たしてこれで万全なのかどうかなど、もっと今の政治状況と絡める方法もある。特に、豪雨時の『赤坂自民亭』の酒宴が批判されたわけですからね」(法大名誉教授・須藤春夫氏=メディア論)

 商売あがったりと言われる「ニッパチ」の8月だから、猛暑の他に伝えるべきネタがないのかといえば、そんなことはない。

 自民党の杉田水脈衆院議員が「LGBTは生産性がない」と月刊誌に寄稿した一件は、ネットの炎上が自民党本部前の抗議集会に発展、米CNNなど海外メディアが取り上げるまでの大問題になっている。自民党は1日、杉田に対し「指導した」ことを党ホームページでこっそり明らかにしたが、記者会見を開いて厳しく注意すべきじゃないのか。

 それに、人権意識に欠ける自民党議員は杉田だけじゃない。谷川とむ衆院議員は同性愛を「趣味みたいなもの」とネット番組で発言していた。「義務を果たせば権利を主張していい」とツイートした小野田紀美参院議員といい、「憲法教という新興宗教」とツイート(その後削除)した稲田朋美元防衛相といい、ほんの数日間に次々と自民党のトンデモ体質があらわになっているのである。これは大ニュースだろう。

■訴える成果がないからライバル潰し

 財務省のお手盛り人事にしても、公文書改ざん問題で厳重注意処分を受けた岡本薫明氏の事務次官昇格がサラリと報じられただけだが、あのヒドさは財務省が省内論理を押し通したことにある。佐川宣寿前国税庁長官とともに改ざんの“中心人物”だった中村稔氏が停職1カ月の処分を経て、何事もなかったかのように大臣官房参事官に栄転しているのである。こんなことが許されるのか。

 韓国で行われた二階派の派閥研修会が、呆れた物見遊山旅行だったことももっと報じられていい。

 日程表には、南北の軍事境界線がある「板門店」見学だけでなく、「国立中央博物館」「明洞、南大門地区 自由散策」の文字。二階幹事長は「大変意義の深い時に(韓国を)訪問することができた」と満足げだったが、観光以外でやったことは、来月の総裁選に向け「安倍支持」を明確化した“血判状”を作ったことぐらいだ。

 その総裁選も「人事での報復」や「派閥ごと冷遇」が当たり前というえげつなさである。

 上智大教授の中野晃一氏(政治学)はこう言う。

「安倍首相本人も政権を支える周辺も、『(総裁は)安倍さんの他にいない』という状態を持続させないと持たないことがわかっているから必死なのでしょう。政策的な成果などアピールできるものがあれば、総裁選に向けてそれを淡々と訴えればいい話。誇れる成果がないから人事で干すなどと脅してライバル潰しをするしかない。器が小さいというか、情けない」

 脅迫してライバルを潰す手法は、物事を「敵と味方」に区別する安倍の性格をよく表している。どうしてテレビは、こうした安倍の本性をニュースで報じないのか。

 
 二階派は研修で「板門店」見学(代表撮影・共同)

政権延命に手を貸すだけのテレビはジャーナリズムではない

 先月31日の日銀の金融政策決定会合についても、もっと本質がえぐり出されるべきなのだ。

「長期金利上昇を認めた」とか「2%の物価目標の達成を2021年度以降にずらした」などとは伝えられているが、メディアはどこも金融緩和は「継続」というトーンだった。

 だが、玉虫色の表現ながら、今回の決定は事実上の政策変更だ。木内登英・元日銀審議委員が朝日新聞で、<日銀は事実上の正常化にかじを切った><緩和促進派の2人の審議委員が反対していることからもわかる>とコメントしていた通り。5年続いた異次元緩和、つまりアベノミクスが失敗に終わったことを日銀が密かに認めたことになるのである。

 陸上配備型迎撃ミサイル「イージス・アショア」2基の価格が想定の1.7倍の4664億円に膨らんだことも、国民生活に影響するニュースだ。防衛予算は米国の言い値でどんどん吊り上げられ、その分、社会保障費は削られる。北朝鮮の弾道ミサイル発射を警戒して中国・四国地方などに展開されていたPAC3は撤収するのに、どうしてイージス・アショアを買うのか。その矛盾は徹底的に追及されなければおかしい。

■慣れが常態化して独裁へ移行

 テレビがほとんど触れないのは2020年東京五輪の学生ボランティアの問題。先月26日付で文科省が大学などに対し、「五輪期間中の授業開始日の繰り上げや祝日授業の実施など“特例”が可能」と通知した件だ。政府が旗を振って学生の五輪ボランティア参加を促すというあり得ない話で、まるで戦前の学徒動員。安倍政権下で全体主義へ向かうこの国の異常さがよく分かるニュースなのに、系列新聞が揃って五輪スポンサーになっているテレビ局は当然のことながら、こうした視点で報じることはない。

 前出の須藤春夫氏がこう言う。

「ただ絵になる現象を追うだけの今のテレビニュースが、有権者に『安倍首相の代わりはいないから、3選続投でいいんじゃないか』と思わせてしまう状況をつくっている。NHKのように意図的に政権をヨイショする報道も多いですしね。米朝関連の報道で『北朝鮮は信用ならない』という前提で報じ続けているのがその最たるものですが、米国発の一方的な情報を政権と足並み揃えて伝えるだけでなく、NHK独自の取材力を生かしたらどうなのか。権力を監視する視点が消え、政権延命に手を貸すばかりのテレビ報道は、もはやジャーナリズムとは言えません」

 前出の中野晃一氏もこう警鐘を鳴らす。

「安倍首相は、失敗した第1次政権の教訓として、第2次では『野党を分断して弱体化させる』『マスコミを分断して黙らせる』『党内にライバルを置かない』の3つに全力を注いできました。いまはそれが完成形に向かっているということなのでしょう。『ニューノーマル(新しい常態)』と言っているのですが、異常な事態でもそれが続くと慣らされてしまう。慣らされ、諦めさせられ、ひっくり返る可能性が低いと思うと、どんな威圧を受けても抵抗しなくなる。これは独裁の過程なのです」

 猛暑報道に慣らされ、それが常態化して頭を使わなくなり、安倍暴政を忘れる。かつてテレビ黎明期に評論家の大宅壮一が「一億総白痴化」と言ったが、いまや「一億総洗脳愚民化」だ。こうして国民はバカになる。そして、国家は独裁化する。

 酷暑にうんざりしても、テレビのトップニュースがなぜ猛暑ばかりなのかという隠れた策略を見抜かなければならない。

















































 



http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/644.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 安倍晋三が日本会議に総裁選で支持要請!  
安倍晋三が日本会議に総裁選で支持要請!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_23.html
2018/08/03 21:54 半歩前へ

▼安倍晋三が日本会議に総裁選で支持要請!

 ついに安倍晋三が堂々と極右団体の日本会議の関係者と懇談、総裁選での支持を呼びかけた。9月の総裁選で圧倒し、日本会議と共通の願望である改憲を実現したい考えだ。

 安倍がここまで右翼体質を露わにしたのは自信の表れと言えよう。向かうところ敵なし。恐るべし安倍晋三である。

********************

 9月の自民党総裁選で安倍晋三首相(党総裁)の連続3選を支持する細田、麻生、岸田、二階の4派閥は3日、幹部会合を開き、連携して47都道府県で首相支持を呼び掛ける集会を行う方針を決めた。

 国会議員票(405票)で優位な現状を踏まえ、地方票(405票)獲得に重点を置く作戦を描く。立候補を準備する石破茂元幹事長は地元の鳥取市で政治資金パーティーを開催した。

 首相は午後に公邸で名古屋市議約20人と意見交換した。続いて保守系団体「日本会議」に関係する福島、埼玉、千葉、愛知各県の県議や市議ら約60人と国会内で会い、経済政策など政権の実績をアピールした。 (以上 共同通信)



















http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/645.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 菅さんよ、「自衛隊派遣の態勢を立てていた」と、実際に「自衛隊を派遣した」とでは、概念に天と地ほどの違いがあるぞ 
菅さんよ、「自衛隊派遣の態勢を立てていた」と、実際に「自衛隊を派遣した」とでは、概念に天と地ほどの違いがあるぞ
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/6fb822db84d05d97ef5b0863303922e7
2018年08月03日 のんきに介護


望月記者が菅官房長官に

「7月6日夜から7日朝にかけて、1府6県から自衛隊の救助要請が相次いだ。6日夜の時点で岡山には80人だけ、ヘリが0、広島にはヘリが2機出動しただけ。総裁選対策の懇談会をやる時間があるなら、ヘリの自主派遣の検討をし、実施すべきだったのでは?」

と尋ねる。

これに対し、長官が

「態勢を立てていた」と答える。

「自衛隊を派遣する態勢を立てた」という話と

実際に「自衛隊を派遣した」という話とは、

全く異なる。

こんな言葉の使い分けで、

望月記者の質問に答え切ったことになるのか。

この返答、

下の

umekichi@umekichkunさんのツイートでしっかり確認をしていて欲しい。



なお、菅は、

言葉の使い分けでなく、延べ数を用いて

不当に派遣した自衛隊員数を大きく見せかけていた。

安倍は、

被害の軽微な我が町に顔を出し、

優先的に

クーラーを取り付けていた

というツイートに

世耕がまるで子供のごとくに

「別に優先させていない」

というデマを用いて言論封殺しようとした

(拙稿「今度は、世耕弘成がデマか。次から次へと官邸の人間は!」参照)。

☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d89288780e218409a888d3a3a5b36922

ほとんど

自衛隊員を派遣しなかったという

犯罪的事実を責められるのを怖れたためではないか。

それが延べ数の使用につながっていると思う。

前出、umekichiさんのツイートを受け、

尾張おっぺけぺー@toubennbennさんがこんなツイート。



延べ数だから2分の1、前日の分も加算となったら

そのまた2分の1で

派遣されたのは総勢500人程度ではないか。

ただ派遣される地域は、

西日本全体。

被災地では自衛隊員の存在は確認できなかった

ということになるんではないか。

そう考えたら、

外国の取材記者が日本の警察官や消防団員の活動を

録画していても、

自衛隊員の救助活動が撮影されている場面がわずかである

謎と符合する。



※これもご覧ください

















































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/646.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 岩上安身さん / 「NHKを消そう。――」 
岩上安身さん / 「NHKを消そう。――」
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/cde967a614053215fb5f8c061aeda640
2018年08月03日 のんきに介護


岩上安身@iwakamiyasumiさんのツイート。































http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/647.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 東京五輪は、わくわく感がほぼゼロ。森喜朗が旗振り役だから、こうなったのかな。ボランティアの募集は断念した方がよさそうだ 
東京五輪は、わくわく感がほぼゼロ。森喜朗が旗振り役だから、こうなったのかな。ボランティアの募集は断念した方がよさそうだ
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/e3ce7873d9e488e4edfdab596f94ffa3
2018年08月02日 のんきに介護


a pair of glasses@pair_glassesさんのツイート。



1964年のオリンピックのときは、

ホームレスの人が

何とかお役に立ちたいと英語の勉強を始めた

といったニュースが流れていた。

冗談でなく、本気だ。

2020年のオリンピックには

そういう熱気がない。

端から政府は、

ボランティアから上前を撥ねる経済効果を狙っているんじゃないか

(パソナが噛んでいることからして、

これは、疑いを越えて、確定的事実と思われる)。

あるいは、スポーツに名を借りた薄っぺらな国威発揚が狙いか。

政府の考えていることが何から何まで、

卑しく感じられる。






























http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/648.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 加計学園の消滅する日 
加計学園の消滅する日
https://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/c4a0e7778b03e89028cc775d6ffc9821
2018-08-03 そりゃおかしいぜ第三章


 

加計学園の理事者は安倍晋三とその仲間たちと配偶者の寄り合いである。あるいは理事者としていた者は、安倍内閣の周辺を固める要職や場を与えられる、逆のパターンである。理事者を親族で固めるのは一向にかまわない。組織が硬直しようがそれも経営である。しかし、彼らが政治の権力の中枢と阿吽の関係になったり、人事の交流を行うのは政治の私物化になり、あってならないことである。ましてや、政治家の奥方が理事や顧問に名を連ねる。

加計学園には、およそ教育に真摯で謙虚に取り組む姿勢などなく、安倍のお友達の名誉学園長や理事や特任教授たちばかりである。安倍晋三夫婦を筆頭に、全てが日本会議のメンバーか配偶者たちである。加計学園の経営する大学は、中心となる岡山理科大学と倉敷芸術科学大学と千葉科学大学である。屋台骨となる岡山理科大学が今年度の収支が10億円の赤字になりそうなのである。残りの2大学も数億円の赤字が見込まれている。深刻なのは、大学の収支を評価するポイントとなる「教育活動収支」と「経営収支」が、3大学とも赤字なのである。ここ3年続いているとのことである。

腹心の共に一時的な助け舟をもらって、獣医学科を開設をしてみたけれど、加計学園としての経営立て直しにはならないという事である。税金はどぶへと捨てられたことになる。

獣医学科開設が不法に行われたことが明らかになったが、加計孝太郎も安倍晋三もとぼけて嘘を突き通しているが、この悪評判が災いしたのであろう、応募学生が極端に減少しているのである。偏差値40でも入れると噂されている千葉科学大学などでは、26.8%もの定員割れになっている。蛇の道は蛇である。

日本では大学で学んだことは余り社会に出て役には立たない。役に立つのは大学評価とその人的交流である。こんな腐れ切った加計学園に肩書をもらっても、社会に出てから何の役にも立たないばかりか、逆作用すらあるというものである。応募者が敬遠するのも至極当然のことではある。

加計学園は少子化の時代を迎えて、消えゆく学園の一つとなろうというものである。それも良かろう、自業自得である。所詮加計学園とはその程度の大学であったという事でしかない。


関連記事
加計獣医学部が風前の灯…「事業計画」でわかった金欠不安(日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/589.html





http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/649.html

記事 [政治・選挙・NHK248] クールシェアのバカ(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
クールシェアのバカ
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51752317.html
2018年08月03日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 NHKが報じています。


 2年後の東京オリンピックで課題になる猛暑への対策につなげようと、陸上のマラソンコースとなる東京 日本橋で、冷房の効いた店舗を開放する「クールシェア」についての意識調査が行われました。

 大会の組織委員会は、観客への猛暑対策が特に必要な競技の1つに陸上のマラソンを挙げており、スタート時刻を午前7時にするとともに、コース沿いの店舗やビルで冷房の効いた1階部分などを開放してもらう「クールシェア」の取り組みを活用する方針です。

 マラソンコースになる東京 日本橋では「クールシェア」がすでに行われている百貨店やビルがあり、2日は取り組みを進める環境省と大会組織委員会が連携した意識調査が行われました。

 調査では「競技の時間に特別に店を開けて『クールシェア』できる環境をどう感じるか」とか「施設を増やすべきか」などを訪れた人たちに尋ねていました。

 環境省は結果をまとめたうえで、組織委員会と共有し、効果的な対策につなげていくことにしています。

 調査に答えた30代の女性は「東京大会のマラソンは小さい子どもからお年寄りまでみんなで楽しみたいので、『クールシェア』をぜひ進めてほしい。そうでないと暑くて危ないです」と話していました。

 環境省の担当者は「年々気温が高くなってきており、熱中症対策として東京大会の一助にしたいと考えているので、力を入れていきたい」と話しました。



 思わず歌を口ずさみたくなりました。

 いやん、バカン、そこはおちちなの、ウフッ…

 本当にバカですね。

 一番の対策は、今すぐ東京オリンピックを返上すること。

 或いは涼しくなるまで開催時期を延期すること。

 そうでしょう?

 クールシェアだなんて誰が考えたのでしょうね?

 如何にも安倍内閣の考えそうなことです。

 百貨店やビルの一階部分を解放するだなんて、そんなことしたらエアコンがおかしくなってしまいますよ。

 よしんばエアコンがガンガン働いてくれたとしても…

 ガンガン働いて冷たい空気を作り出すと同時に、室外機で生あったかい空気が排出されていることを知らないのでしょうか?

 つまり、暑いからといってエアコンを使うと、そのことによって外気の気温が益々高くなる効果があるのです。

 百歩譲って…選手たちにホースで水をかけるのなら分かります。

 いやん、バカン、そこはおちちなの、ウフッ…



 アベシンゾウが辞めないから田中とか山根とかがのさばっているではないかと思う方、クリックをお願い致します。
 ↓↓↓
 人気blogランキングへ
※リンク省略




http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/650.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 「二手指し」の妙技で「オウムの林郁夫」が恩赦になる?(サンデー毎日) 
「二手指し」の妙技で「オウムの林郁夫」が恩赦になる?
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2018/08/12/post-2076.html
サンデー毎日 2018年8月12日号


牧太郎の青い空白い雲/680

 将棋の若き天才・藤井聡太七段が「二手指し」をした!という"疑惑"が隠れた話題になった。

「二手指し」は相手の順番をすっ飛ばし、そのまま「二手続けて指す」行為。当然、反則負けである。

 コトは6月29日、藤井聡太七段と増田康宏六段が対戦した、竜王戦決勝トーナメント2回戦。インターネット中継で放送された終盤の局面を見ると、上側(後手)の藤井クンが「後手8六桂」と打ちかけている姿が映っている。ところが次の瞬間、藤井クンは「8六の桂」を駒台にあわてて戻し「後手8九飛」と王手を打った。

 何が起こったの? 「二手指し」ではないの? 視聴者のコメントが画面に一斉に流れた。

 素人だから単なる想像になるが、その瞬間"天才"は「8六桂は悪手!」と気づいたのだろう。いつも冷静な藤井クンは珍しくあわてていた。

 ここで問題になったのは「後手8六桂」と打ちかけた時、藤井クンの指が駒から離れたかどうかである。指が駒に付いていたら着手は未了、駒から離れていたら着手は完了。藤井クンの「指」は離れていたか?

 日本将棋連盟は、反則ではないか?とネット上で問題になったことを受け、「常務理事が映像で確認し、反則ではないと判断しました」と説明。一件落着となったが、天才もたまにはドジを踏む。

    ×  ×  ×

 将棋では反則!と決まっている「二手指し」だが、世の中、権力者が平気で「二手指し」をする。

 それは「政治向き」の話だけではない。金儲(もう)けの話だけではない。

 例えば、オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚ら13人の死刑が執行された話である。何やらテレビの"処刑ショー"のような雰囲気で、あまり「良い気分」ではなかったが......。それはそれとして、当方には「次なる一手」が指されたような気がした。

「恩赦」である。

 天皇陛下の退位と新天皇即位に伴う改元が控えている。時代の大きな節目には「恩赦」が適用される。1989年の昭和天皇崩御(約1017万件)や90年の天皇陛下即位(約250万件)、93年の皇太子さまご結婚時にも実施された(皇太子さまご結婚の時の恩赦の内訳は「特赦」90件、「減刑」246件、「刑の執行免除」10件、「復権」931件の計1277件)。

 果たして、今回は?

 容疑者仲間同士が警察の留置場の中で「早くゲロして、恩赦をもらったほうがいい」なんて、半分冗談で相談しているらしい。

    ×  ×  ×

 そこで、注目されるのは......。オウムの犯罪者が「恩赦」になるかどうか?である。

 注目は「元幹部の林郁夫受刑者」だ。

 サリン事件の実行犯でありながら、ただ一人死刑にならなかった。想像するに、最初に口を割って全容解明に"貢献"したことで死刑を免れたのだろう。論告求刑時点で、死刑でなく無期懲役だった。

 林受刑者は恩赦の対象になるのか? 気になる。

 服役20年以上、反省しているから有期刑に減刑! これが麻原らの処刑と同時に決定されたのではないか?

    ×  ×  ×

「恩赦」は極めて政治的なイベントである。

 古代、日本には、犯罪と刑罰は「神に対するツミ(罪→穢(けが)れ)とハラエ(祓→清め)」として考えられていた。だから神ではない人間が、「刑を一方的に軽減すること」はできなかった。

 ところが江戸時代、宝永6(1709)年に、将軍綱吉が死去。続く新将軍・家宣の就任に伴って、大がかりな「恩赦」が二度行われ、全国8831人が大赦の対象になった(新井白石の『折たく柴の記』)。その狙いは、傍流から入った新将軍の恩恵を示すことで政治基盤を強化するためだ。以来、「恩赦」は時の権力の権威保持の道具になった。

 大日本帝国憲法下の恩赦は天皇の大権事項だったが、現憲法下では、恩赦の決定は内閣が行い、その認証は天皇の国事行為(憲法73条7号、7条6号)。つまり、自民党が「司法権行使の効果」を変動させる「魔法の力」を発揮する。今回も権威保持のために大々的な「恩赦」を敢行するのだろう。

 で、権力に素直になった「オウムの残党」を許す。そうなったら国民はどう思うだろうか?

 過去、1952年のサンフランシスコ講和条約による恩赦で「5人殺害事件」の死刑囚の男を無期懲役に減刑したという例があった。ところが、この男は仮釈放後に殺人未遂事件を起こした。

 この時、「恩赦」という司法権行使の変更に反対する意見もあったが......。麻原処刑→林恩赦の「二手指し」を人々はどう見るのか?




http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/651.html

記事 [政治・選挙・NHK248] 全国知事会、日米地位協定改定要求の意義(生きるため)
全国知事会、日米地位協定改定要求の意義
https://blog.goo.ne.jp/oribeizum/e/cb1c50c833565c15e51ab5d18c802dfe
2018-08-03 10:03:40 生きるため


重要なニュースなので掲載します。

琉球新報 より引用
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-770353.html


知事会、地位協定の改定要求へ 全会一致で初の提言
2018年7月28日 06:45


全国知事会議で日米地位協定改定の必要性を強調する沖縄県の謝花喜一郎副知事(手前中央)=27日、札幌市

 【札幌市で島袋良太】全国知事会(会長・上田清司埼玉県知事)は27日、札幌市で開いた本年度の全国知事会議で、日米地位協定の抜本改定を含む「米軍基地負担に関する提言」を全会一致で採択した。沖縄県の翁長雄志知事の要望を受け、全国知事会が約2年前に設けた「全国知事会米軍基地負担に関する研究会」の調査結果を踏まえた内容。全国知事会が日米地位協定の改定を提言するのは初めて。 

 全国知事会の提言は(1)米軍の低空飛行訓練ルートや訓練を行う時期の速やかな事前情報提供(2)日米地位を抜本的に見直し、航空法や環境法令などの国内法を原則として適用させること(3)事件・事故時の自治体職員による迅速で円滑な基地立ち入りの保障(4)騒音規制措置の実効性ある運用(5)米軍基地の整理・縮小・返還の促進―を求める内容。

 知事会議で沖縄県からは当初出席を予定していた翁長知事の代理で謝花喜一郎副知事が出席し、発言した。謝花氏は基地から派生する事件・事故や環境汚染の防止には日米地位協定の改定が必要だと強調した。米軍基地を抱える15都道府県で構成する渉外知事会の会長を務める黒岩祐治神奈川県知事も「米軍基地のない自治体も一緒になったもので、非常に意義深い。渉外知事会としても連携したい」と発言し、提言案は全会一致で採択された。

 知事会議の終了後、謝花氏は取材に「基地問題は日本全国の問題、主権の問題でもあると認識してもらうことが、基地負担の軽減にもつながる。基地がない自治体もある全国知事会で提言が採択され、基地問題が一歩でも前進できればありがたい」と話した

引用おわり


 全国知事会議において全会一致で日米地位協定の改定が提言されました、これは安倍暴政の諸問題に紛れて見逃されてしまいそうな出来事ですが、大変重要と判断して掲載しました。

 日本を支配するための暴力装置(軍事機構)を維持するためにあるのが日米地位協定であり、この協定、即ち国家間の取り決めである条約によって、日本国及び日本国民は多大な不利益を被っています。
大多数の日本人は騙されていて知りませんが、
日本の空は実質すべて米軍に支配され、国土はすべて米軍の治外法権下にあります。

 トランプ大統領が空港ではなく、横田基地から日本に入国したのはまさに日米地位協定のなせる業であり、日本がアメリカの属国というデモンストレーションだったわけです。
アメリカは日本を完璧に属国扱いしていることを宣言したわけです。
日本人にとって、これほど情けないことはありません。

 しかし驚くべきことに、日本が属国であるという現実を最大限に肯定しているのが、何と日本のトップです。
ここまでくるとシュールレアリズムというかキチガイの世界です。
さすが祖父が国民を騙して改正日米安保を調印した売国奴の孫です。
選挙で公約したとの反対のことをする騙しの手口は岸・安倍一族の伝統であり、息をするように嘘を吐く彼らは日本人の皮をかぶった似非日本人である証です。(一説に、岸信介は武器・麻薬商人トーマス・グラバーの子孫であると言われてる)

 話は戻りますが、外務省によると在日米軍の存在理由は、日本と極東の平和維持、ということになっていますが、この地域で朝鮮戦争以降大きな戦闘、紛争は発生しておらず、また今年4月には南北首脳会談にて板門店宣言が発表され当該戦争は終戦する予定となりました。
つまり、極東にはもう紛争の危険性が無いということです。

 また、中国を脅威とみなす論調がありますが、それはマスゴミが捏造したものであり、実際に中国もロシアも韓国も朝鮮も日本にとって脅威などどこにあるのでしょうか。
領空、領海を侵犯したとかが今すぐ戦闘に繋がるような報道は大げさ過ぎます。
領土の主張などの食い違っている部分は、先ず外交で折衝して解決するべきであり、いきなり戦闘行為とか原始人ですかと言いたいです。

 現在日本の外交交渉は常にアメリカの属国であるという前提でしか話ができません。
安倍政権ではそれが大変顕著に表れており(というか、安倍自体が中国や朝鮮に対して日本独自の外交を全く行う気がない)、日本の周辺諸国は日本を真の外交相手とは考えていないことが分かってきました。
それもこれも日米安保という不平等条約に日本が支配され、また、安倍のような真正売国が国を支配しているからであり、我々日本人が自らその呪縛を解き放たない限り、いつまでも属国の民として見下され続けます。

 極東に平和が確立した以上、米軍は日本に存在する理由が有りません。
米軍がいなければ、地位協定も必要ありません。
日米安保は破棄して日本は真の独立国に成るべきです。
唯一、日本にはその権利(破棄する)があるそうです。





http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/652.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2018年8月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。