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2018年8月16日01時17分 〜
記事 [政治・選挙・NHK249] 被災地で黙々とボランティア活動 吉川晃司の“気骨と矜持”(日刊ゲンダイ)
       


被災地で黙々とボランティア活動 吉川晃司の“気骨と矜持”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/235419
2018年8月15日 日刊ゲンダイ

 
 吉川晃司(C)日刊ゲンダイ

「現代のハリマオかレインボーマンか月光仮面か」などの声がネットで相次いでいるのが、ロック歌手で俳優の吉川晃司(52)。先月の集中豪雨と洪水に続き、記録的な猛暑で苦しむ西日本各地の被災地に足を運び、ボランティア活動に励んでいたことが分かり、話題なのだ。

 きっかけは上下黒ずくめにマスク、白いタオルを頭と首に巻いたいでたちの吉川がボランティアの輪に加わっている画像が「目撃情報」としてツイートされたこと。本人は、ボランティアについて公表もしていなければコメントもしていない。ただ、先月、都内でのドラマの完成披露試写会では舞台上からこんな挨拶をしている。

「このたびの水害で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。今なお不自由な生活を余儀なくされている方々が、一刻も早く元の生活を取り戻されるよう願っています」

 広島は吉川の出身地でもあり、放ってはおけなかったのかも知れない。当地では、被災地をいくつも回り、被災家屋の片づけなどに従事しているようだ。芸能プロデューサーの野島茂朗氏は言う。

「吉川さんは東日本大震災の際も被災地を訪れて、被災者に手を貸していました。今回は、お父さんのご出身が原爆ドームの近くということもあるでしょうけど、とにかく困った人を助けたいという意識が強くあるようです。
『LUNA SEA』や『X JAPAN』のギタリスト、SUGIZO(スギゾー)さんも被災地でのボランティア活動に汗を流し、現場監督をしているといった情報や様子をSNSにアップしていますが、吉川さんはそうしたことは一切、自らは発信していない。炊き出しをしたとマスコミに流し、喧伝したりする芸能人のボランティアとは明らかに一線を画していて、そうしたところがまた、男らしい、かっこいいと称賛を集めているのです。実際、現場では優しく頼りがいのある兄貴分とされ、気配りもあって『リアルヒーロー現る』と大人気だそうです。知名度があるのにニュースにならないのは、吉川さんが政府批判などをしているからでしょうか」

 テレビが吉川のボランティア活動を追わない理由は定かではない。だが、「俺は現政権がでえっ嫌い!」などと反アベを声を大にして訴え、反原発の旗印を掲げているのは本当だ。

 CM出演のオファーの際に「原発発言しますか」と聞かれ、「しますよ」と答えて立ち消えになるなどの逆風もなんのその。

「金や権力で人を黙らせようとするものに対しては、自分は絶対に『はい』とは言えません。ミュージシャンであれ、芸能人であれ、政治的な発言はしないほうがいいという風潮には疑問を感じています」との主張を曲げないのである。

 反原発については、こうコメントしている。

「次世代を担う子どもたちに負の遺産を押し付けて、あとは頼むよじゃ死んでも死にきれないから、やれることはやらなきゃと思っています。子どもに、墓に向かって『父ちゃん、何もしなかったじゃないか』とは言われたくない。せめて『いや、俺なりに頑張ったんだ』と言い返したい」

 前出の野島氏はこう続けた。

「政界に名乗りを上げれば、圧倒的な支持を集めるでしょうし、芸能界出身者では山本太郎を超える存在になるでしょう」

 魂のロッカー、吉川の気骨あふれる行動に、絶賛の声しきりなのも当然だ。




























































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/320.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 無題。「翁長知事の言葉」(谷間の百合)
無題。
https://taninoyuri.exblog.jp/29688691/
2018-08-15 10:53 谷間の百合




ここは京大前の、先日いっせいに強制撤去された「タテカン」が立っていた場所でしょうか。

さすがにこの張り紙は剥がせないでしょう。

全国にどれだけの大学がありどれだけの学生がいるのでしょう。

中高生はどれくらいいるのでしょう。

「私は、政治に関心がないという若者にはいつもこう言っている。
君たちが政治や政治家を笑い馬鹿にして突き放したとしても、政治のほうは君たちを逃がしませんよ。」


これは、翁長知事の言葉らしい。

この言葉、よく噛みしめたほうがいい。

もうすぐその言葉の意味が嫌というほど分かるときが来るかもしれないから。

安倍政権の政策の究極目標は戦争です。

わたしはデタラメを言っているのではありません。

誇張でもありません。

もしそう思うのなら、なんで大きくなったら政治家になって平和な世界を作りたいと書いた作文を政治批判を含むとして卒業文集に載せないのですか。

なぜ、9条や平和(piece)とプリントされたTシャツを着ていたら警官に咎められたり、国会の衛士に傍聴席に入ることを阻止されるのですか。

2夜連続で放映されたNHKスペシャル「戦災孤児の闘い」「船乗りたちの戦争(海に消えた6万人の命)」を見ました。

それからず〜っと映像や証言が頭から離れません。

















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/321.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 小泉純一郎が安倍晋三らと延々4時間密談!  
小泉純一郎が安倍晋三らと延々4時間密談!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_124.html
2018/08/16 01:03 半歩前へ

▼小泉純一郎が安倍晋三らと延々4時間密談!

 古だぬきの小泉純一郎が安倍晋三らと延々4時間にわたって総裁選などについて密談していた。この古だぬきは反原発で野党がまとまれば安倍政権を倒せると言った。一体どっちが本当なのか? 魑魅魍魎の世界だ。

 注目を集めようとその場しのぎのことを言う。キミは引退したのだ。余計なことは言わず、「蟄居」してろ!愚か者めが。

 こういうのを「二股こう薬」という。

*******************

 時事通信によると、15日夜、山梨県鳴沢村で森喜朗元首相、小泉純一郎元首相、麻生太郎副総理兼財務相らと約4時間会食した。

 9月の自民党総裁選を控え、今後の政権運営をめぐり意見を交わしたとみられる。

 会食は日本財団の笹川陽平会長の別荘で行われ、自民党の岸田文雄政調会長、萩生田光一幹事長代行、茂木敏充経済再生担当相らも参加した。 

 首相は15日午後、静養のため自身の別荘がある鳴沢村に入った。週明けまで滞在し、総裁選への準備を進めつつ、ゴルフを楽しむ予定。

 政府は17、21両日に予定していた定例閣議を取りやめる。 (以上 時事通信)























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/322.html

記事 [政治・選挙・NHK249] <菅野完氏>いま憲法改正論議をリードしてるのは、日本会議であることは間違いない、「政教分離規定を撤廃する」も含まれてる。



























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/323.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 「大義の下で公平な行政を司る」それが一番できていない総理が憲法改正の必要性を訴える。身の毛もよだつ。 小沢一郎(事務所)













終戦の日にあたり
http://www.seikatsu1.jp/activity/declaration/20180815.html
平成30年8月15日 自由党

平成30年8月15日
自由党代表 小沢一郎

 本日73回目の終戦の日を迎えるにあたり、改めて先の大戦で尊い命を犠牲にされた全ての方々に謹んで哀悼の誠を捧げます。

 人間は常に忘れる生き物です。しかし、決して忘れてはならないことがあります。それが「戦争」です。

 福島の原発事故による、日々増え続ける放射性汚染廃棄物にどれだけの方が思いを馳せられているでしょうか。たった7年前のことです。

 ましてや、太平洋戦争については一体何人の方々が具体的なイメージを持てるでしょうか。それを考えたとき、本当に恐ろしい思いがします。

 最近、インターネットの普及等で過激な発言も社会的に目立ってきました。他者や他国、他民族に対する排他的な意見も氾濫しています。
 こうした中、現政権は自衛隊を歯止めなく、世界中に派遣できるような安全保障政策を進めています。果たして偶然でしょうか。戦争も、犠牲者も、不戦の誓いもすべて簡単に忘れてしまうのでしょうか。

 そういうことが今、我々に問われています。幸い、映像も含めた多くの記録や証言が残されております。まだ、我々は直接、戦争を体験された方々から話を聞くことができます。
 一番必要なことは、国民に悲劇しかもたらさない戦争を正しく認識し、再び繰り返さないという国民の覚悟です。その覚悟で政治は形作られます。 

 自由党としましても、戦争の惨禍で人々が再び苦しむことのないよう、戦争のない世の中の実現のため、全力を尽くしてまいることを、この終戦の日に固くお誓い申し上げます。


首相、臨時国会に憲法改正案の提出目指す
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180812-00000037-nnn-pol
8/12(日) 22:32配信 NNN



安倍首相は、山口県下関市で講演し、自民党の憲法改正案について、秋に予定される臨時国会への提出を目指す考えを示した。

安倍首相「いつまでも議論だけを続けるわけにはいきません。これまでの活発な党内議論の上に、自民党としての憲法改正案を次の国会に提出できるよう、とりまとめを加速すべきであると考えています」

安倍首相は、また、自衛隊や教育無償化の明記が自民党の憲法改正についての公約になっていることをあげ、「約束を必ず守る、実行に移すのが自民党だ」と、その実現に強い意欲を示した。

さらに、「どう憲法改正を実現するのか。来月の自民党総裁選挙が、しっかり議論を深め、一致団結して前に進むきっかけとなることを期待している」と述べ、総裁選でも憲法改正について議論すべきとの考えを強調した。

また、「誰が総裁になろうとも、公約実現の責任を果たしていかなければならない」と述べ、自衛隊の明記に消極的な石破元幹事長をけん制した。




























































































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/324.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 石破氏の「公平な行政」パクリ…安倍首相の姑息な争点潰し(日刊ゲンダイ)



石破氏の「公平な行政」パクリ…安倍首相の姑息な争点潰し
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235450
2018年8月16日 日刊ゲンダイ

 
 石破元幹事長と安倍首相(C)日刊ゲンダイ

「行政を公平につかさどる。これは首相として当たり前の責務だ」

 耳を疑うが、これは安倍首相の言葉だ。12日に地元の山口・下関市で講演を行った際、自身の政治姿勢について、こう話した。9月の自民党総裁選に立候補表明した石破元幹事長が掲げる「正直・公正な政治」をさっそくパクリ始めたのだ。

 安倍首相が争点潰しの抱きつき作戦に出るのは初めてではない。昨年の解散・総選挙でも、当時の民進党が主張していた教育無償化や税の配分を社会保障に傾斜する方針を“いいとこ取り”して、選挙の争点を潰しにかかった。

 今回も、石破氏が10日の出馬会見で「正直で公正、丁寧で謙虚な政治」を訴え、「嘘つきでえこひいき」と批判される安倍政治との対比を鮮明にした途端、「公平な行政」とか言い出した。まるで脱税の常習犯が国民に納税義務を訴えるようなものだが、総裁選の論点から「歪んだ行政」を外すため、なりふり構わずパクリにかかる。

 12日の下関講演で、いきなり秋の臨時国会に自民党の改憲案を提示する方針を打ち出したのも、石破潰しの一環だ。つい最近まで、「改憲はスケジュールありきではない」と言っていたのに、急に前のめり。「総裁選が党員の間で(改憲の)議論を深め、一致団結して前に進むきっかけとなることを期待している」と発言したのも、当然、石破氏を意識してのことだ。

 石破氏も改憲派だが、拙速な改憲には否定的な立場。「丁寧な手続き」を主張していて、党の改憲案についても「しっかり議論し、最低限、党議決定のプロセスが必要だ」と言っている。

「石破さんとしては、憲法観も総裁選の争点のひとつにしたいのでしょうが、総理は真っ向から改憲論議を挑むことは避け、総裁選での勝利という結果で石破さんを封じ込めるつもりです。細かい論点については議論せず、改憲だけを前面に掲げていれば石破さんとの差は明確にならず、争点にもならない。総裁選に勝てば、総理は『党内の合意を得た』と大手を振って、自身の案で改憲を主導しようとするでしょう。国会議員票の8割を固めて、“確実に勝てる”と判断したから、候補者同士の政策論争の場はできる限り設けずに選挙戦を終わらせようとしています。論戦なら優位に立てると考えて、総理に論争を呼びかけている石破さんは甘いですね」(自民党中堅議員)

 安倍首相がいまだに正式な出馬宣言をしていないのも、石破氏との政策論争の機会を極力つくらないためだ。ギリギリに出馬宣言して、たいした論戦もないまま勝ち逃げし、総裁選で改憲スケジュールを既成事実化する。総裁選は国民への改憲PRの場くらいに考えているのではないか。

「すでに選対本部もできているのに、安倍首相が正式に立候補を表明しないまま票固めに走っている姿は、やはり姑息に感じます。この国のトップリーダーを決める選挙なのだから、お互い堂々と論争をして欲しい。それが総裁の正当性を担保することにもなるはずです。議論から逃げ、数の力でごまかして、『勝ったから私が正しい』という態度で好き放題やるのは、安倍首相のいつものパターンですが、そんな茶番の総裁選を見せられたら、自民党は国民から愛想を尽かされ、そのうち世界からも相手にされなくなりますよ」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 自民党議員も党員も、本当にこれでいいのか、「自由」と「民主」を標榜するなら、なおさらマジメに考えた方がいい。




































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/325.html

記事 [政治・選挙・NHK249] ちょっとした“配慮”で官邸に尻尾を振るNHKの印象操作 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ) 
 


ちょっとした“配慮”で官邸に尻尾を振るNHKの印象操作 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235451
2018年8月16日 日刊ゲンダイ

 
 安室奈美恵(C)AP

 翁長知事が亡くなったことを受けて、歌手の安室奈美恵が自分のHPで追悼のコメントを公開した。彼女は今年5月に同知事から県民栄誉賞を授与されたばかりなので、格別の思いがあったのだろう、心のこもったいいコメントだった。その全文は以下の通りである。

「翁長知事の突然の訃報に大変驚いております」

「ご病気の事はニュースで拝見しており、県民栄誉賞の授賞式でお会いした際には、お痩せになられた印象がありました。今思えばあの時も、体調が優れなかったにも関わらず、私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました」

「沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております」

「心から、ご冥福をお祈り致します。安室奈美恵」

 このコメントの肝心要は第3パラグラフで、翁長が「沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた」人物であること、その「ご遺志がこの先も受け継がれ」ていくことを彼女が願っていることが述べられている。翁長が「オール沖縄」と呼ばれた県民の世論を一身に背負ってオスプレイ配備反対、辺野古基地建設阻止に命を懸けてきて道半ばで逝ったことは誰でも知っている。彼の遺志を受け継ぐと言えば、その闘いを引き継いでいくという意味しかありえない。

 沖縄のメディアはもちろんきちんと全文をキャリーし、本土の多くのメディアもこの肝心要の部分を外すことはなかった。ところが、私が目配りした範囲では、NHKだけはそこを飛ばして「今思えばあの時も、体調が優れなかったにも関わらず、私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました。心から、ご冥福をお祈り致します」という要約の仕方をした。これは別に誤報でも歪曲でもないのだが、要約する時にどこを採ってどこを捨てるかをちょっと“配慮”するだけで、翁長を憎悪してきた官邸に尻尾を振ってみせることができるという、NHKお得意の印象操作の好例である。

 一見すると公正ぶっているかのようなニュースにも、こういう仕掛けが組み込まれていて、日々「洗脳シャワー」として浴びせられていることを知っておく必要がある。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。









































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/326.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 船田のサマータイム対策は「根性」だけか/政界地獄耳(日刊スポーツ)
船田のサマータイム対策は「根性」だけか/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201808160000287.html
2018年8月16日9時51分 日刊スポーツ

 ★首相・安倍晋三は、東京オリパラ組織委員長の元首相・森喜朗にサマータイム導入を進言され、その研究を指示した。国民からは懸念の声が聞こえるばかりだが、実用性や経済効率性の分析で今まで断念してきたサマータイムを取り入れることに懸念を抱くのは、政府が国民に強いてきたことが大体はろくでもないことや、うそだったからではないのか。

 ★福島第1原発崩壊後の夏、電力不足だからと地域ごとに停電を実施する計画停電。北朝鮮からミサイルが飛んでくる時の対応、Jアラートを鳴らし避難訓練までさせたが、既にアラートが鳴った時には手遅れだとわかっていた。先の国会で政府がついたうそも含めて、国民は政府が主導することに懸念を抱いていないか。すると、その懸念を見透かしたのか元経済企画庁長官・船田元が自身のホームページでサマータイム導入を言いだした。

 ★「日本でも戦後すぐGHQの指令により、3年間実施していた。しかし廃止された。その理由は国民に不評だったからだ。夏時間に切り替わった後は、多くの国民が睡眠不足になり、健康を害しかねないこと、夕方5時を過ぎても明るいため、長時間労働をさせられることなどである。コンピューター設定変更の手間や、電力消費の削減につながらないなどの理由で見送られてきた」とし、解決策に長時間労働は「働き方改革により、かなりの歯止めが期待される。コンピューターなどの時間設定の変更は、律義で真面目な国民ならば十分乗り切れるはずだ。一方、睡眠不足などによる健康障害問題は、むしろ個人の心構えにより、多くは解消されるはずだ」。

 ★船田は高校の院長も務める教育者だが、解決策には日本人の根性と気合でこの制度を乗り切れとしか書いていない。この程度の説得力ではやはり政府の言うことは疑ってかかってしまう。(K)※敬称略




















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/327.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 日中指導者たちのかくも大きな違い  天木直人 
日中指導者たちのかくも大きな違い
http://kenpo9.com/archives/4097
2018-08-16 天木直人のブログ


  少し前のことだが、山崎拓が講演の場で小沢一郎と小泉純一郎のやり取りを暴露し、それが政治欄で小さく報道されたことがあった。

 小沢一郎が、「あんたしかいない」と褒め殺して小泉純一郎に野党統一候補になってくれと頼み、小泉が即座に断ったという、あのエピソードだ。

 私はこのニュースを知った時、いつものこととはいえ、山崎拓は軽率なおしゃべり男だと思った。

 こんなことがばらされたら、野党共闘も小沢一郎も小泉純一郎もお終いだと思った。

 なにしろ野党には統一候補になれるような奴がいないと言って小沢一郎は小泉純一郎に頭を下げたのだ。

 野党の面目丸つぶれである。

 小沢一郎にとって票がすべてだということだ。

 票を集めらるの者であればタレントでも、美女でも、仇敵でも、誰でもいいというわけだ。

 まさしく選挙屋小沢一郎であり、壊し屋小沢一郎である。

 そして小泉は断った。

 小沢塾に呼ばれて馬鹿の一つ覚えのように反原発を唱えて安倍首相を批判するそぶりを見せながら、決して野党共闘の側に立つことはない。

 その正体がバレタのだ。

 そんな小泉首相のいかさまぶりをダメ押しする記事がきょうの各紙の政治コラムで小さく報じられた。

 安倍首相は終戦記念日の行事を終えたあと、15日夕に山梨県に赴き20日ごろまで夏休みに入ったと。

 その夜真っ先に向かったのは笹川陽平日本財団会長主催の会食であり、そこで森喜朗、麻生太郎、小泉純一郎らと合流したと。

 バレバレだ。

 いつまでたっても小泉純一郎は骨の髄まで自民党清和会なのである。

 いまでも小泉純一郎は安倍首相の指南役なのである。

 こんな小泉純一郎に、安倍首相を倒してくれと期待するほうが間違っているのだ。

 例によって前置きが長くなった。

 私がこのメルマガで言いたいことは、しかしその事ではない。

 安倍首相らは酒を飲みながら何を話し合ったのか。

 もちろん、それはわからない。

 しかし、この顔ぶれを見れば、それが日本国家や国民の為を思って何をすべきかといった、指導者にふさわしい話でない事だけは確かだ。

 政治記者たちがいずれ書き出すだろうが、安倍3選がらみの政局の話であるに決まっている。

 その一方で、隣の中国の指導者たちはその時何をしていたか。

 きょう8月16日の日経が教えてくれている。

 河北省の保養地である北戴河で、習近平主席と元主席たちが集まる、いわゆる「北戴河会議」が開催されている模様だと。

 今年はいつもより長引いている模様だと。

 トランプ米政権との貿易戦争が激しくなる中、会議では対米政策が最大の議題になっていると見られると。

 国政を与る指導者たちの、日中のこの違いはどうだ。

 片方は酒を飲みながら談笑だ。

 もう一方は、元指導者たちが現指導者を突き上げてまで、対米政策を真剣に議論している。

 日本が中国に勝てるはずがない(了)



「北戴河会議」異例の情報発信 「長老、習氏に不満」観測 共産党序列3位の現地入りも確認
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34176070V10C18A8FF8000/
2018/8/15 16:25 日経新聞

 【北京=高橋哲史】中国の習近平(シー・ジンピン)指導部と引退した長老らが国政の重要課題を話し合う「北戴河会議」に関わる異例の情報発信が続いている。当局は共産党の序列3位で習氏側近の栗戦書(リー・ジャンシュー)全国人民代表大会(全人代)委員長も北戴河に滞在していたことを公表した。会議は15日までに終わったもようだが、例年より長かったとの情報もある。

 全人代のホームページによると、栗氏は10日に河北省の保養地、北戴河にある全人代の関連施設を視察した。

 国営の新華社はすでに党序列2位の李克強(リー・クォーチャン)首相、トップ25にあたる政治局員の陳希・党中央組織部長と胡春華副首相が北戴河を訪れたと報じている。習指導部のメンバーで北戴河入りが確認できたのは、栗氏で4人目となる。

 中国共産党は毎年8月の上旬に開く北戴河会議の存在を公式には認めていない。習氏を含め指導部のメンバーが北戴河を訪れたことも、一部を除いて公表しないのが通例だ。具体的な名前が4人も明らかになるのは、極めて珍しい。

 国営の中央テレビは15日、党序列7位の韓正(ハン・ジョン)副首相が北京で開いた会議に出席したと報じた。マレーシアのマハティール首相が17日から訪中する予定で、習氏らも今週末までに北京に戻る見通しだ。北戴河会議はすでに終わった可能性が高い。

 トランプ米政権との貿易戦争が激しくなるなか、北戴河会議では対米政策が最大の議題になったとみられる。会議の動向を分析する外交官の一人は「今年の会議は例年より長かったとの情報がある」と話す。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/328.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 静養中の安倍晋三首相、森喜朗、小泉純一郎両元首相らと ゴルフ総裁選控え英気養う(産経)「豪雨対応等のため長期休暇は初」?
「静養中の安倍晋三首相、森喜朗、小泉純一郎両元首相らとゴルフ 総裁選控え、英気養う
8/16(木) 10:40配信

 山梨県で静養に入っている安倍晋三首相は16日、同県富士河口湖町のゴルフ場で、森喜朗、小泉純一郎両元首相、麻生太郎副総理兼財務相らと趣味のゴルフを楽しんだ。首相は15日から同県鳴沢村の別荘に滞在しており、9月の自民党総裁選を控え、英気を養ったようだ。

 ゴルフには加藤勝信厚生労働相や茂木敏充経済再生担当相、自民党の萩生田光一幹事長代行らも参加した。

 首相は西日本豪雨の対応に当たるなどしてきたため、今夏にまとまった休みをとるのは初めて。15日は日本財団の笹川陽平会長の別荘で森氏や小泉氏らと会食した。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180816-00000524-san-pol

> 首相は西日本豪雨の対応に当たるなどしてきたため、今夏にまとまった休みをとるのは初めて。

産経新聞さん、ウソは止めてください。災害対応より総裁選対策ばかりしていたじゃないですか。
http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/329.html

記事 [政治・選挙・NHK249] なぜ安倍氏は政権に固執するのか。(日々雑感(My impressions daily))
https://okita2212.blogspot.com/2018/08/blog-post_34.html
8月 16, 2018

<安倍晋三首相は15日夜、山梨県鳴沢村にある日本財団の笹川陽平会長の別荘で、森喜朗、小泉純一郎両元首相、麻生太郎副総理兼財務相らと会食した。9月に自民党総裁選を控え、今後の政権運営などについて意見交換をしたとみられる。自民党の岸田文雄政調会長、萩生田光一幹事長代行、加藤勝信厚生労働相、茂木敏充経済再生担当相らも参加した。

 首相は15日、鳴沢村にある自身の別荘で静養に入った。滞在中はゴルフや会食などを楽しむ予定で、総裁選の準備期間にもなりそうだ。これに伴い、17、21両日に予定していた定例の閣議は取りやめる>(以上「産経新聞」より引用)


 安倍氏が二期六年までとした党規を三期九年までと変えてまで政権の座に固執するのはなぜだろうか。二期六年までとしたのは「権力は腐敗する」という先人の知恵であったはずだ。

 安倍政権は既に二期六年で耐え難いほどの腐敗臭を放っている。それを三期九年まで延長する、というのが自民党の意思だとしたら自民党そのものが耐え難いほど腐り切っていることになる。

 安倍氏が「別荘」に政権幹部や森氏や小泉氏などを招待して会食したという。例の「男たちの悪だくみ」という写真にある通り、悪事をめぐらした「別荘」で、だ。

 安倍氏は三期目で何をやろうとしているのか。憲法改正と口にしているようだが、既に勝手に「解釈改憲」したではないか。それが次の政権でひっくり返されないように憲法を安倍解釈改憲に合わせようというのだろう。

 会食に悪だくみに乗るような連中ばかりよくも集めたものだ。小泉氏は「構造改革」で郵政を「民営化」して郵貯利権を米国に売り渡した張本人だ。時の参謀役・竹中平蔵氏は今も官邸の中に巣食って悪事を働いている。

 少なくとも、外国人介護技能実習生を日本に入れる際に「事前研修」と称して彼が会長職にある派遣会社・パソナで数ヶ月の実習をしている。それは抜かりなく正当な手続きを経て実施されているのだろうが、それでも国民がその事実を知れば「不正」だと腐敗臭を感じるだろう。だから、そうした事実を御用報道機関と堕している日本のマスメディアは一切報道しない。

 この国は根から腐っている。それは政府だけでなく、いろんな団体でもそうだ。マスメディアは一切報道しなくなったが、特殊法人や特別会計の闇は少しは解明されたのだろうか。

 山口県周防大島町で行方不明だった二歳の幼児をボランティアが発見した際、警察は幼児を警察に渡すように言ったそうだ。その際、ボランティアは「前日、母親と会った際に「発見したらすぐに届ける」と約束したから、大臣が来ようが誰が来ようが渡すつもりはなかった」と述べたとネットには載っている。

 しかしマスメディアにそうした「やり取り」は一切報道されていない。警察にとって二頭もの警察犬と大捜査陣を敷いて発見できず、来たばかりのボランティアが捜索20分で発見したとあっては面目丸潰れだろう。警察官が「幼児を寄越せ」とボランティアに言った心情は理解できる。しかし、それはフェアではない。警察がいかに弛んでいるか、国民は知るべきだ。

 日本は肝心な根の部分の箍が外れている。それ主要因は総理大臣が嘘を吐いても、平然と嘘を吐き通せば総理大臣の椅子に座り続けることが出来る、と日本国民すべてに示してしまった。反面教師どころではない。嘘つき国家の推奨を安倍氏自らが行っている。それは彼が度々引用する松陰の最も忌み嫌うところだ。

 自ら刑死することで門弟に討幕の決意を固めさせた泉下の松陰は彼の言葉を引用する安倍氏を忌々しい思いで見ていることだろう。

 安倍氏は政権の座を去れば嘘が暴かれるとでも思っているのだろうか。一日でも政権を維持して、嘘を固めて錬金術のように真実に変えようとでも思っているのだろう。しかし錬金術はついに失敗したことも忘れてはならない。嘘は嘘でしかなく、真実は必ず露見する。



http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/330.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 天皇陛下は、「平成最後の戦没者追悼式」でトランプ大統領の重要決定を受けて、「戦後の長きに渡る平和な歳月に思いをいたしつつ
天皇陛下は、「平成最後の戦没者追悼式」でトランプ大統領の重要決定を受けて、「戦後の長きに渡る平和な歳月に思いをいたしつつ」という一節をお言葉に付け加えられた
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/0b0de0b9d59c411fc4c48f1c7415c265
2018年08月16日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「戦後の長きに渡る平和な歳月に思いをいたしつつ、ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い・・・」

 天皇皇后両陛下は2019年4月末の譲位を控えて「平成最後の戦没者追悼式」(8月15日、政府主催、武道館)に出席され、天皇陛下は在位中最後となる追悼のお言葉を述べられた。このなかで初めて「戦後の長きに渡る平和な歳月に思いをいたしつつ」という一節が付け加えられた。天皇陛下は、小沢一郎代表、キッシンジャー博士らに支えられて世界恒久の平和と繁栄を目指す「新機軸」実現の先頭に立たっておられる。この一節は、トランプ大統領が下した重要決定を受けたものである。とくに「9月の自民党総裁選挙で3選」を果たして「憲法第9条」に「自衛隊明記」を図ろうとしている安倍晋三首相を痛烈に諌める「大御心(天皇陛下の意思)」言い換えれば、恒久平和と繁栄を願う「皇祖皇宗の遺訓」を述べられた。ここで思い出されるのは、明治天皇の御製「よもの海みなはらからと思ふ世に など波風のたちさわぐらむ」(1904年にロシアと国交断絶した御前会議のあと詠まれた)である。「2度と過ちを犯してはならない。波風を立てるな」ということだ。なお、また、小沢一郎代表は、談話を発表し「現政権は自衛隊を歯止めなく、世界中に派遣できるような安全保障政策を進めています。果たして偶然でしょうか。戦争も、犠牲者も、不戦の誓いもすべて簡単に忘れてしまうのでしょうか。そういうことが今、われわれに問われています」と国民の覚醒を求めた。



http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/331.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 大恐慌の予感がする!<本澤二郎の「日本の風景」(3066)<ドル一強で通貨不安、安倍やめろの合唱が!>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52221565.html
2018年08月15日 「ジャーナリスト同盟」通信

<ドル一強で通貨不安、安倍やめろの合唱が!>
 「1929年の大恐慌前夜そっくり」との指摘が、各方面から噴き出して久しい。米国の金利高で、世界の金がアメリカに吸い寄せられている。ドル一強による通貨不安に世界は、震え上がっている。「日本は大丈夫か」「安倍ポチでいいのか」「安倍を引きずりおろさないと、日本は本当に大変な事態に追い込まれる」などの合唱が列島から巻き起こっている。トランプの大暴走によって、中国やEUなど世界経済は、ちゃぶ台をひっくり返したように激震が走る。確かに「通貨不安でも金が下がる」という異様な事態に、専門家も真っ青なのだ。


<ドル大暴落も想定?>
 先進国・中進国・途上国から、世界通貨がアメリカに吸収されている。米国の金利高の影響である。
 ドル一強体制であるが、問題はその先に何が起きるのか。

 「いくら金(紙幣)があっても投資する先がない。紙っぺらのドル紙幣の大暴落も想定できる」といって、専門家も眉をひそめている。まさに1929年前後の世界である。

<死の商人暗躍で戦争の不安も>
 一発の銃声に聞き耳を立てる雰囲気が、世界を覆い始めている。歴史が繰り返すのか。プロはおびえて口を閉じている。

 世界恐慌の教訓は生かされるのか。素人は、ここが理解できない。専門家も、である。
 通貨不安は、トルコやアルゼンチンなど中進国で起きている。他の国も多かれ少なかれ、これに比例している。それでいて、本来上がるはずのゴールド・金が上がらない。逆に下がっているのである。このことに専門家はおびえているのだ。
 地底のマグマが噴火しようとしているのであろうか。一連のトランプの暴走の狙いなのか。

<異常な日米大軍拡予算>
 それを予測するかのようにトランプのアメリカは、軍事予算を大幅に拡大して、各国を驚愕させている。
 日本円にして79兆円という。ざっと80兆円というと、日本の国家予算に相当する。トランプの「アメリカ第一」は戦争を想定している、と勘繰られかねない。実際、そうだとすると、どうなるのか。トランプの背後では、死の商人が暗躍しているのか。

 大量の新型武器購入と生産と、不要になった旧式武器の売却先が日本なのか。既にトランプのポチは、ワシントンの言いなりになって、ワシントンの言い値で、大量の武器を購入、新規の契約をしている、これまた戦後最大の軍拡予算を編成している安倍・自公内閣である。日米の大軍拡予算編成に、密約が存在するのか、単なる偶然の一致なのか。

 「日米連合で戦争を始めようというのか」との憶測をまき散らすことになろうか。深刻なことに、日本銀行の破たんも表面化している。

<それでもアメリカのポチは言いなり>
 日米産軍体制の共闘が具体化しているのだろうか。
 憶測は憶測を呼ぶことになる。なにしろ、安倍の背後は日本会議である。戦争神社の靖国が控えているのが、かなり気になって仕方ない。

 中国とアメリカの貿易戦争によって、アメリカの農民が悲鳴を上げている。大豆やトウモロコシの販売先を失ってしまったのだ。
 「大量の大豆とトウモロコシを日本に押し付けようとしている。これらは健康によくない遺伝子組み換え穀物の典型である。安倍ポチは反対しないだろう。そうだとすると、日本人の健康も怪しくなる」との懸念する声も聞こえてきている。

 種子法廃止で危険がいっぱいの米生産も、安倍・自公内閣で始動、健康食品派に衝撃を与えている。

<安倍を引きずりおろせ!>
 もう日本国民は、安心して生きられそうもない。どうすべきか。
 「安倍を辞めさせるしかない」と事情通は叫んでいる。彼は安倍の資質・能力を知悉している人物である。「これ以上、ポチに任せていると、日本は破局に向かう」と福田康夫と同じように指摘している。「大恐慌になる前に安倍を辞めさせるしかない」というのだ。正論であろう。

2018年8月16日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家)



http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/332.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 明仁天皇、平和を希求した日々とおことば。不肖の安倍に代わり「深い反省」+各党の談話(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/27482558/
2018年 08月 16日

8月15日、平成では最後となる全国戦没者追悼式典が行なわれた。(・・)

 またまた今年もこの話から始まって、恐縮なのだが・・・。

 1993年に細川護煕首相が始めたのをきっかけに、日本の首相は悼式の式辞に、ずっと先の大戦の加害者として、何らかの反省や謝罪の言葉も織り込んでおり来たし。安倍首相も07年の式辞ではそうしていたのだ。
 しかし、安倍首相は第二次政権にはいって、13年の式辞から反省と謝罪の言葉をカットすることに。既に6年連続で、これらの言葉を用いていない。(-"-) <首相式辞は*1に>

 安倍氏や超保守仲間は、あの戦争は正当なものであって、日本には反省も謝罪も必要ないと。いつまでもそんなことを言ってはいられないと考えているからだ。(ーー)

『式典は正午前に始まり、安倍首相が式辞で「今日の平和と繁栄が、戦没者の皆さまの尊い犠牲の上に築かれた」と追悼。その上で、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない。歴史と謙虚に向き合い、どのような世にあっても、この決然たる誓いを貫く」と強調した。歴代首相が踏襲してきたアジア諸国への「損害と苦痛」「深い反省」には6年連続で触れなかった。(時事通信18年8月15日)』

* * * * *

 2度とあのような惨禍を起こしてはならないと強く思っている明仁天皇は、安倍首相の式辞から反省の言葉がまでが消えたことを気にしたに違いない。
 何と戦後70年を迎えた2015年から、おことばの中で「深い反省」という言葉を用いるようになったのである。(**)

 さらに、今年はおそらく明仁天応が述べられる最後のおことばとなる予定なのだが。新たに「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ」という一文も加え、平和を守って行くことの大切さを強調したのであった。(++)

『天皇陛下のお言葉=終戦記念日

 本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。
 終戦以来既に73年、国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません。
 戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。』

『天皇陛下は在位中最後の全国戦没者追悼式でも、「深い反省」との表現を「お言葉」に盛り込まれた。元側近は「戦争に至った歴史に学び、反省すべき点は反省し、日本が決して同じ道を歩まぬようにとの思いを、きちんと言っておきたいとのお気持ちがあるのだろう」と説明。来年の退位を控え、戦時中に少年時代を過ごした陛下の平和への思いが強く表れたお言葉と言える。

 お言葉は陛下が自ら執筆。「深い反省」の表現は戦後70年の節目を迎えた2015年から使っている。今年は新たに「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ」との文言が加わり、さらに「平和」を強調する内容となった。(時事通信18年8月15日)』

『84歳の陛下は小学校の終わりごろまで戦争のない時を知らずに育った。終戦後に疎開先の栃木・奥日光から帰京。その時見た焼け野原になった東京の光景が原体験になっているとみられ、80歳の記者会見(13年12月)では最も印象に残っている出来事を「先の戦争」と明言した。

 戦後生まれが国民の8割を超える時代を迎え、「先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切」(15年12月の会見)と歴史に学ぶ重要性を重ねて訴えた。「心配なのは、次第に過去の歴史が忘れられていくのではないかということ」(09年11月の会見)と戦争の記憶の風化を強く懸念。国内外の激戦地に赴き、戦没者を慰霊することを「生涯を懸けた務め」(別の元側近)としてきた。(時事通信18年8月15日)』

『「決して忘れてはならない」=「慰霊の旅」海外へも―両陛下、平和に強い思い

 天皇陛下は記者会見で、太平洋戦争の戦没者について「今日の日本がその人々の犠牲の上に築かれていることを決して忘れてはならない」(2006年)と述べ、戦争の惨禍を記憶し、語り継ぐ重要性を繰り返し強調されてきた。

 節目の年には皇后さまとともに、海外の激戦地にも「慰霊の旅」に出るなど、平和への強い思いを行動に移している。

 両陛下の幼少期は、日本が戦争に突き進んだ歴史とほぼ重なる。天皇陛下が3歳の時に日中戦争の発端となる盧溝橋事件が勃発。11歳で終戦を迎え、疎開先の栃木県日光市から戻った際には焼け野原となった東京を見て大きな衝撃を受けた。即位後10年の会見(1999年)では「私は戦争の無い時を知らないで育ちました」と振り返っている。

 こうした「原体験」もあり、皇太子時代には「どうしても記憶しなければならないこと」として、沖縄戦終結の日、広島、長崎の原爆の日、終戦記念日の四つの日を挙げた。その日には犠牲者に思いをはせ、黙とうを欠かさず行ってきた。

 終戦50年となる95年には、慰霊のため皇后さまとともに長崎、広島、沖縄、東京を相次いで訪問。05年には慰霊目的での初の海外訪問となるサイパン、15年にはパラオも訪れ、慰霊碑に深々と頭を下げた。

 慰霊だけでなく、戦争で苦労した人々への配慮も忘れない。旧満州に開拓団として渡り、戦後引き揚げた人たちの入植地となった長野県軽井沢町の開拓地は、皇太子時代から家族を連れてたびたび訪問。「入植はご苦労多かったでしょう」(15年8月)などとねぎらいの言葉を掛けた。

 こうした思いは、次世代の皇族にも引き継がれている。皇太子ご一家は毎年、終戦記念日など四つの日には黙とうをささげ、長女愛子さまは中学校の卒業文集で広島の原爆ドーム訪問を機に平和への願いを強くした経緯をつづった。秋篠宮ご夫妻も、長男悠仁さまを連れて沖縄などを訪れている。(時事通信18年8月15日)』

* * * * *

 来年の追悼式から、新天皇がおことばを述べることになるわけだが。現皇太子も皇太子妃も、平和への思いは強いように思える。

 どうか明仁天皇の思いを継いで、遺族や国民の心にしみるおことばを述べて欲しいと願っている。(・・) 

 あと各政党が終戦記念日に出した談話、メッセージの要旨も記しておこう。

『終戦の日、各党が談話を発表

 与野党各党は15日の終戦の日にあわせて談話を発表した。

 自民党 唯一の戦争被爆国として被爆の実相を語り継ぐとともに、歴史に謙虚に向き合い、恒久平和の実現に全力を尽くす。日米同盟を基軸とする抑止力の向上を図り、積極的平和主義に基づいた平和外交努力を着実に積み重ねていくことが何よりも大切だ。

 立憲民主党 安倍政権により、戦後、日本人が育てあげ、守り続けてきた「立憲主義」と「平和主義」が脅かされようとしている。国際協調と専守防衛を貫き、国連などの多国間協調の枠組みに基づき国際社会の平和と繁栄に貢献する。

 国民民主党 「立憲主義」「平和主義」「民主主義」を守り、非核三原則を堅持しつつ「近くは現実的に、遠くは抑制的に、人道支援は積極的に」との考え方に基づき、日本が二度と戦禍に巻き込まれることがないよう、あらゆる努力を払う。

 公明党 不幸な歴史を見つめ直し、二度とこのような悲劇を繰り返さないことを誓い、心を新たにして、世界から平和国家として信頼されるよう、憲法の平和主義を堅持していく。

 共産党 安倍政権の「戦争する国づくり」を絶対に許さない。改憲を阻止し、安保法制を廃止して立憲主義を取り戻すために、市民と野党の共闘をさらに発展させるべく力を尽くす。

 日本維新の会 民主主義、自由主義、法の支配などの価値観を共有する国々と力を合わせ、朝鮮半島の非核化をはじめとする国際平和の実現に全力を傾注させる。9条の在り方も慎重に検討していく。

 自由党 戦争の惨禍で人々が再び苦しむことのないよう、戦争のない世の中の実現のため、全力を尽くしていくことを終戦の日に固く誓う。

 希望の党 国際社会との緊密な連携を維持するとともに、あらゆる事態に備えて、我が国自身の外交力、防衛力の抜本的強化が求められている。

 社民党 9条改悪と軍事大国化に反対する多くの人々と力を合わせ、安倍政権の改憲発議阻止に全力を挙げる。(日本経済新聞18年8月15日)』

* * * * * 

 自民党は談話の最後に「わが党は、平和と自由を愛する国民政党として、先人が築いた「平和国家日本」を次の世代に引き継ぎ、世界の平和と繁栄に積極的に貢献してまいります」と強調していたのだが。
 今、日本の平和と国民の自由を最も阻害して、どんどんと戦争の準備を進めているのが安倍自民党であることを思うと、よくもこんなことが言えるな〜と呆れてしまう。(-"-)

 ちなみに安倍首相は、靖国神社に柴山昌彦総裁特別補佐を送り、自民党総裁として玉ぐし料を奉納。柴山氏はわざわざ、首相から「先人たちの御霊にしっかりとお参りをしてください。参拝に行けず、申し訳ない」という言葉があったことを記者団の前で語ったとのこと。
 あと稲田朋美氏も自民党若手保守派グループ「伝統と創造の会」のメンバーを連れて来ていたようだが。閣僚はひとりも参拝しなかったという。^^;<超党派議連の参拝も50人だったとか。半分に減っちゃっている感じ?>

 そして世界情勢が難しくなっている今、尚更に、首相が国民と一緒に、心から平和を守ろうとする国を改めて作れるといいな〜と願っているmewなのだった。(・・) 

  THANKS



http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/333.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 安倍は、特攻隊を 世界記憶遺産に登録申請したことがある、相手にされなかったらしいが―― 
安倍は、特攻隊を 世界記憶遺産に登録申請したことがある、相手にされなかったらしいが―― 
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/3842628dd49d0d31f46d3c711fad0ba4
2018年08月16日 のんきに介護


pekopon(脱原発に一票・無党派)@kamifuusen7161さんのツイート。



思うに、特攻隊より、

もっと本気で

世界記憶遺産に登録申請したかったのは、

慰安婦ではないか。

恐らく、この推測、図星だと思う。






















関連記事
南京大虐殺の登録に「政治利用」と抗議しながら…安倍首相が「特攻隊」を世界遺産に推していた! 協力者はあの人の娘?(リテラ
http://www.asyura2.com/15/senkyo194/msg/650.html





http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/334.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 杉田水脈がLGBT差別問題から逃亡の裏で“お仲間”の極右集会に参加予定!「南京事件はなかった」のトンデモ主張(リテラ)
杉田水脈がLGBT差別問題から逃亡の裏で“お仲間”の極右集会に参加予定!「南京事件はなかった」のトンデモ主張
http://lite-ra.com/2018/08/post-4192.html
2018.08.16 杉田水脈がLGBT差別にほっかむりで極右集会に リテラ

     
     自民党・杉田水脈議員のTwitterより


「(LGBTは)子供を作らない、つまり『生産性』がない」という雑誌でのLGBT差別発言で大きな批判が集中している自民党・杉田水脈衆院議員だが、問題視された7月中旬以降、発言の撤回や謝罪はおろか、公の場で批判に対する自身の見解も明らかにしていない。

 実際、もともと“ネトウヨのアイドル”と呼ばれるだけあって、あれだけこまめに更新していたTwitterも、7月23日に〈自分はゲイだと名乗る人間から事務所のメールに「お前を殺してやる!絶対に殺してやる!」と殺人予告が届きました。これに対して被害届を出しました〉などと投稿して以降は、8月2日に「スタッフの投稿」として、同日発売の「週刊文春」(文藝春秋)8月9日号に掲載された記事について〈記事および見出しの内容はすべて事実無根〉などとツイートしただけだ。

 なお、「週刊文春」の記事は杉田氏の過去の「不倫疑惑」と「母親に育児を丸投げしていた」疑惑を伝えたものだが、文春の取材に対して杉田氏の事務所は、やはりLGBT差別問題については「コメントを差し控えさせていただきます」との回答をメールでよこしただけだったという。

 ところが、そんな杉田議員が来月、「外務省 目覚めよ! 南京事件はなかった その2」というタイトルの講演会で登壇する予定だというのだ。まったく、厚顔無恥にもほどがあるではないか。

 この講演会は、「南京戦の真実を追求する会」なる右派市民団体が主催し、新しい歴史教科書をつくる会などが協賛に加わる集会。お察しの通り、1937年の日本軍による南京攻略戦の際に繰り広げられた捕虜・民間人に対する大量殺戮などの犯罪行為、通称・南京事件(南京大虐殺)の存在そのものを否認する集会だ。当然、外務省および政府の〈日本軍の南京入城(1937年)後、非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できない〉という公式見解も否定することになる。

 主催団体のホームページによれば、この講演会は9月19日、東京・文京区役所の建物内にある多目的ホール・文京シビックホールで催されるという。同施設は自治体の指定管理者制度で民間が運営を代行。ヘイトスピーチと地続きの歴史修正を目的とした集会に公共の施設が使われるというのも首を傾げざるを得ないが、それは置くとしても、杉田議員は例のLGBT差別について、なんら社会的な説明責任を果たしていない一方で、こんな極右集会でリビジョニズムを振りまくことが許されるのか。

 もっとも、LGBT差別で注目を浴びた杉田議員だが、もともと日本軍による慰安婦問題の否定など、筋金入りの歴史修正主義者である。

 たとえば南京事件については2015年、ユネスコの世界記憶遺産に中国が申請した「南京大虐殺の記録」が登録されたことに関連して、〈世界記憶遺産(この呼び方も誤訳?正しくは「世界の記憶」)に目録だけで登録された「南京大虐殺」。そもそもこの事業の趣旨にあっていない。現段階ではここを攻めるしかない日本政府ですが、行く行くはそれ自体捏造であることを発信していけるようになればと思います〉(2017年11月4日のツイート)と述べ、南京事件自体を日本政府として否定すべきと主張した。

 また、日本維新の会時代の2014年4月11日の衆院内閣委員会では、“現在もGHQのプレスコードが失効しているとは思えない”と主張しながら「失効しているのならば、たとえば習近平国家主席がドイツで南京大虐殺で30万人、日本人に虐殺されたというような演説をしたんですけれども、これに対して、では日本の総理なり官房長官なりが南京大虐殺はありませんでしたという事実をどうして反論しないんですか」と政府に質問。菅義偉官房長官から「政府としても、できる限りこの問題については、史実に基づいて客観的にしっかりと広報もできるようにしたい」「そこは思いは同じ」との答弁を引き出している。

■南京虐殺否定の自民トンデモ議員が、杉田水脈を「国家の財産」と賞賛

 しかし、本サイトで何度も伝えているように、南京虐殺が「なかった」とする杉田議員らの虐殺否定論は、極右メディアやネトウヨ界隈が叫び続けているだけで、まともな歴史学者ならば一笑に付すトンデモだ。実際、保守派の歴史学者である秦郁彦氏ですら南京攻略戦で捕虜殺害などの残虐行為が行われたことを認めている。

 だが、そうした歴史学的に拒絶されている虐殺否定論を杉田議員が支持しているのは、単に頭が悪いからとか、そういうことだけではない。むしろ「南京虐殺はなかった」というデマは、安倍首相周辺の自民党議員がこぞってがなりたてきたものなのだ。

 たとえば、安倍首相の寵愛を受ける稲田朋美・元防衛相だ。杉田議員が登壇を予定している「外務省 目覚めよ! 南京事件はなかった」という集会のタイトルを見て、ピンときた人も少なくないだろうが、実は稲田氏は昨年12月13日に同じ集会に登壇。「日本の名誉を守るとは、いわれなき非難や事実と違うことに断固として反論することだ」「国益を守ることに政治家としての軸足を置いていきたい」と語っている。

 つまり、その第二弾に杉田水脈議員が登場するということらしいのだが、もう一人、自民党からは昨年に続き、原田義昭衆院議員の参加が予定されている。 

 原田議員といえば、2015年、自民党で歴史認識問題に取り組む「国際情報検討委員会」の委員長として、「南京大虐殺や慰安婦の存在自体を、我が国はいまや否定しようとしている時にもかかわらず、(中国が世界記憶遺産に)申請しようとするのは承服できない」と発言。グロテスクな歴史修正主義が自民党の本質そのものであることを満天下に知らしめた。ちなみに原田議員はその後、TBSラジオ『荻上チキ・Session-22』に出演したのだが、荻上チキ氏によるロングインタビューに対し、南京事件について基本的な知識すら持っておらず、ネトウヨ並みの感情論でしかものを言っていないことを露呈させていた(過去記事参照)。
http://lite-ra.com/2015/10/post-1616.html

 なにより、自民党が杉田氏のようなトンデモ極右を迎え入れたのも、こうした“歴史修正のスピーカー役”を期待したからだろう。そもそも、杉田議員を自民党に引き入れた張本人は安倍首相。櫻井よしこ氏によれば「安倍さんがやっぱりね、『杉田さんは素晴らしい!』って言うので、萩生田(光一・自民党幹事長代行)さんが一生懸命になってお誘いして、もうちゃんと話をして、(杉田氏は)『自民党、このしっかりした政党から出たい』と」(ネット番組『言論テレビ』)いうことになったという。

■杉田水脈と安倍政権の歴史修正主義は戦争への欲望と表裏一体

 また、杉田議員は前述の原田議員とネトウヨ雑誌「ジャパニズム」(青林堂)でこれまで2回、対談をしているのだが、2018年2月号(vol.41)での対談では、原田議員が杉田氏の当選を「奇跡的な流れ」「杉田さんのようにポテンシャルのある人材を置いておくのは本当にもったいない」と激賞し、あげく、「櫻井よしこさんのような立派な論客になる道もまだ残ってるし、杉田さんは自民党だけではなく国家の財産ですよ」と歯の浮くようなべた褒めを展開。「国家の財産」どころか「日本の恥」としか言いようがないが、杉田氏はこの対談でこんなことを語っていた。

「安全保障の調査会で自衛隊の郷友会さんが政策提案している中に、慰安婦問題とか南京大虐殺のような歴史戦に、どう戦うのかというのがありました。私は今まで歴史戦は外交の問題だけではないと思っていたのですが、郷遊会の方々は防衛の問題だとおっしゃったんですよ。まったくその通りで、武器を使わない戦いで武力も、国力も、国益もどんどん削がれていきます。防衛・安全保障の観点からこの歴史戦の問題を論じていただきたい、考えていただきたいと思います」

 郷友会とは元軍人や自衛隊員らでつくられ、9条会見や靖国信仰など極めて右派的な色彩が強い団体だが、ようするに、杉田氏は南京事件の否定論などの歴史修正主義を防衛=軍事的なイメージと重ね合わせているらしい。

 本サイトでは日頃から、日本の加害事実を否認し、過去の侵略戦争を正当化しようとする歴史修正主義は、必ずや次の戦争にこの国を導くと何度も言ってきた。マスコミは、杉田議員のLGBTヘイトのみならず、こうした剥き出しの歴史修正主義と、それと地続きにある好戦的な欲望ももっと掘り下げるべきだ。

 そして、LGBT差別の問題にしても歴史修正主義にしても、決して杉田議員個人だけの問題ではない。その背後には安倍政権の政治のグロテスクな本質が見え隠れしている。いずれにせよ、あの杉田議員が極右議員とお仲間に囲まれて「南京事件はなかった」などと再びがなりたてるのを、このまま黙って見ていてよいはずがないだろう。

(編集部)

























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/335.html

記事 [政治・選挙・NHK249] <東京地検特捜部>森友文書改ざん 佐川元局長、中村稔官房参事官を偽計業務妨害容疑で捜査 

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森友文書改ざん 佐川元局長を捜査 東京地検 偽計業務妨害容疑
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018081502000267.html
2018年8月15日 夕刊 東京新聞

 「森友学園」を巡る財務省の決裁文書改ざん問題で、東京地検特捜部が偽計業務妨害の疑いで、佐川宣寿(のぶひさ)・元理財局長(60)を捜査していることが関係者への取材で分かった。財務省は六月の調査報告書で、佐川氏が改ざんの方向性を決めたと認定。特捜部は、改ざん文書を国会に提出したことで国会議員の業務を妨げたとする刑事告発を受理しており、慎重に調べる。

 佐川氏は虚偽公文書作成容疑などでも告発を受けていたが、大阪地検特捜部は五月、嫌疑不十分で不起訴とした。今後は、改ざん文書が国会審議に与えた影響を、刑事責任として問えるかどうかが焦点となる。

 特捜部は、改ざんの中核的役割を担った当時の理財局総務課長、中村稔・官房参事官(52)についても、偽計業務妨害容疑での告発を受け、捜査を始めた。

 二人を告発した弁護士は本紙に「国民の代表の国会議員をだますような行為は許されない」と話した。

 森友学園を巡っては、学園が小学校の建設用地として大阪府豊中市の国有地を取得した際、財務省近畿財務局が約八億円値引きして売却していたことが昨年二月に発覚。

 安倍晋三首相の妻昭恵氏が名誉校長だったことと、大幅値引きとの関連性が取り沙汰された。

 調査報告書によると改ざんのきっかけは、安倍首相が同月十七日の国会で「私や妻が関係していたなら首相も国会議員も辞める」と答弁したことだった。

 理財局職員が決裁文書の確認を進めたところ、昭恵氏らからの照会が記載されていたため佐川氏に相談。佐川氏が「このままでは外に出せない」と発言したことを受け、職員らは同月二十六日から四月にかけ、広範囲で文書を改ざんした。改ざんされた決裁文書は五月八日、参院予算委員会に提出され、六月まで国会審議が続いた。

 国会ではこの間、野党が昭恵氏の関与などを追及したが、佐川氏は「記録は廃棄した」と答弁し続けた。

 佐川氏は七月に国税庁長官に栄転。今年三月の改ざん発覚を受け、辞任した。














































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/336.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 麻生太郎の「サマータイム」放言。この人、ヤクザ・ルックしているだけあって、言ってることがでたらめです。安倍に負けてない…


麻生太郎の「サマータイム」放言。この人、ヤクザ・ルックしているだけあって、言ってることがでたらめです。安倍に決して負けてないです
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/741a079cee44302c4617fb649f5297ad
2018年08月16日 のんきに介護

掃きだめ@knownasnone_さんのツイート。




昭和のサマータイム廃止「朝日新聞の責任」、麻生氏「記者が飲みに行きにくくなるからだろ?」
http://news.livedoor.com/article/detail/15161713/
2018年8月15日 12時38分 産経新聞

 
 麻生太郎副総理兼財務相=10日午前、首相官邸(春名中撮影)

 麻生太郎財務相は15日の閣議後会見で、昭和23年に導入された夏の時間を繰り上げるサマータイム(夏時間)が4年間で終わった理由について、「(終わったのは)朝日新聞の責任だぞ」とまくし立てる場面があった。

 朝日新聞の記者が、政府・与党が平成32(2020)年の東京五輪・パラリンピックの酷暑対策として、サマータイムの導入を検討していることについて質問。すると麻生氏は「確か俺の記憶だけど、違ってたらごめん」と付け加えた上で、「(当時の朝日新聞はサマータイム導入を)あおって書いたんだ。だけど良くないから止めた方がよいって(報道した)」と朝日記者に対して恨み節を炸裂(さくれつ)させた。

 さらに「(止めるべきと)書いた最大の理由は、新聞記者が明るい最中だと夜に飲みに行きにくいから。それが事実だろ?」などと問い詰め記者を狼狽(ろうばい)させていた。

 また、政府・与党が東京五輪・パラリンピック期間中のサマータイムの導入を検討していることについては、「北緯40度以上の国では多分、日本以外はみんな(サマータイムを)やっていると記憶している」と説明。その上で「熱中症で死者が出るなどの可能性を避けるため、早めに導入するのはひとつの選択肢としては正しいと思う」との見解を示した。







































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/337.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 東京地検が佐川元理財局長を偽計業務妨害容疑で取り調べ:スクープか?(かっちの言い分)
東京地検が佐川元理財局長を偽計業務妨害容疑で取り調べ:スクープか?
https://31634308.at.webry.info/201808/article_15.html


東京新聞のスクープか? 東京新聞の望月記者のツイートで知った。他の新聞社も調べたが、関係する記事は無かった。


大阪地検特捜部は全くの期待外れであったが、東京地検特捜部にも弁護士グループが告発を行っている。その中には、健全な法治国家のために声をあげる市民の会(八代代表)の告発もある。記事によると、 
当時の理財局総務課長、中村稔・官房参事官(52)についても、偽計業務妨害容疑での告発を受け、捜査を始めたという。東京地検特捜部は、今東京医大、文科省を含めて勢力的に捜査している。佐川事件の方は全く情報が出てこなかったが、この捜査がポーズだけか注目しなければならない。不起訴にしても、検察審査会に告発されるのは目に見えている。告発されれな、市民感情として強制起訴までいく可能性は十分ある。


これが公になれば、安倍首相の総裁選挙にも影響することが考えられる。佐川氏よりも、安倍首相の方がどきどきものだと思われる。かつて東京地検特捜部の部長が、「巨悪は眠らせない」と豪語したことを実践してもらいたいものだ。

森友文書改ざん 佐川元局長を捜査 東京地検 偽計業務妨害容疑
2018年8月15日 夕刊
 「森友学園」を巡る財務省の決裁文書改ざん問題で、東京地検特捜部が偽計業務妨害の疑いで、佐川宣寿(のぶひさ)・元理財局長(60)を捜査していることが関係者への取材で分かった。財務省は六月の調査報告書で、佐川氏が改ざんの方向性を決めたと認定。特捜部は、改ざん文書を国会に提出したことで国会議員の業務を妨げたとする刑事告発を受理しており、慎重に調べる。
 佐川氏は虚偽公文書作成容疑などでも告発を受けていたが、大阪地検特捜部は五月、嫌疑不十分で不起訴とした。今後は、改ざん文書が国会審議に与えた影響を、刑事責任として問えるかどうかが焦点となる。
 特捜部は、改ざんの中核的役割を担った当時の理財局総務課長、中村稔・官房参事官(52)についても、偽計業務妨害容疑での告発を受け、捜査を始めた。
 二人を告発した弁護士は本紙に「国民の代表の国会議員をだますような行為は許されない」と話した。
 森友学園を巡っては、学園が小学校の建設用地として大阪府豊中市の国有地を取得した際、財務省近畿財務局が約八億円値引きして売却していたことが昨年二月に発覚。
 安倍晋三首相の妻昭恵氏が名誉校長だったことと、大幅値引きとの関連性が取り沙汰された。
 調査報告書によると改ざんのきっかけは、安倍首相が同月十七日の国会で「私や妻が関係していたなら首相も国会議員も辞める」と答弁したことだった。
 理財局職員が決裁文書の確認を進めたところ、昭恵氏らからの照会が記載されていたため佐川氏に相談。佐川氏が「このままでは外に出せない」と発言したことを受け、職員らは同月二十六日から四月にかけ、広範囲で文書を改ざんした。改ざんされた決裁文書は五月八日、参院予算委員会に提出され、六月まで国会審議が続いた。
 国会ではこの間、野党が昭恵氏の関与などを追及したが、佐川氏は「記録は廃棄した」と答弁し続けた。
 佐川氏は七月に国税庁長官に栄転。今年三月の改ざん発覚を受け、辞任した。



http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/338.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 再聴聞と承認撤回迅速断行が副知事責務(植草一秀の『知られざる真実』) 
再聴聞と承認撤回迅速断行が副知事責務
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-ff3f.html
2018年8月16日 植草一秀の『知られざる真実』


沖縄県知事選は9月30日に実施されることになった。

告示は9月13日。

当面の最大の焦点は沖縄県が埋め立て承認をいつ撤回するのかである。

政府は8月17日にも埋め立てのための土砂投入に踏み切る方針を通告していたが、翁長前知事の急逝に伴い、土砂投入を先送りする方針を固めた。

同時に沖縄県に対しては埋め立て承認の撤回を延期するように要請していたことが分かった。

県知事の職務代理者に就任した謝花喜一郎副知事は、8月11日に開催された土砂投入阻止の県民大会で、埋め立て承認撤回について、

「翁長知事の強く熱い思いを受け止め毅然と判断する」

と述べた。

土砂投入が実施されてしまうと、今後の法廷闘争において、「訴えに利益なし」の裁判所判断がもたらされやすくなる。

したがって、土砂投入の前に埋め立て承認を撤回して基地建設工事を確実に中断させることが必要である。

埋め立て承認の撤回は、本来、2014年県知事選で示された沖縄県民の総意を根拠に実行されるべきであった。

しかし、翁長前知事はその行動を取らなかった。

新たに知事選が実施され、この選挙の最大争点に辺野古米軍基地建設の是非を掲げれば、選挙結果によって民意を判定することができる。

この民意を背景に、辺野古米軍基地建設=NOの県民意思が示されれば、新知事がこれを根拠に埋め立て承認を撤回するという考え方はある。

しかし、問題は知事選投票日までに政府が辺野古への土砂投入に踏み切る可能性を排除できないことが最大の問題である。

政府は台風襲来などの天候要因もあって土砂投入の時期を延期する姿勢だが、9月30日の知事選投開票日まで土砂投入を行わないことを確約していない。

土砂投入が実行されてしまうことは、米軍基地建設を阻止するためのプロセスを踏まえると百害あって一利なしである。

他方、埋め立て承認撤回に際して、沖縄防衛局からの聴聞を実施したが、防衛局は再度の聴聞を求めている。

防衛局の要請に配慮しないことが、法廷闘争に移行した場合に、沖縄県側に不利に働くとの主張がある。

この点を踏まえれば、国が土砂投入の時期を先送りすることを踏まえて、沖縄県は再度の聴聞を迅速に行うべきだ。

その上で、可及的速やかに埋め立て承認撤回を断行するべきである。



しかしながら、埋め立て承認の撤回については、安倍内閣があらゆる手法を駆使して、これを阻止する工作活動を展開している疑いがある。

県知事の職務代理者に就任した謝花喜一郎副知事は8月14日にも、防衛省、外務省に出向いて、安倍政権との「調整」を行ったとの情報がある。

安倍内閣としては、沖縄県による、土砂投入前の埋め立て承認撤回を、何が何でも阻止したいとの意向を有していると考えられる。

まずは、土砂投入開始の「実績」を打ち立てることが重要であるとの判断だ。

安倍内閣が謝花副知事に折衝して、土砂投入前、知事選前の埋め立て承認撤回を阻止しようとしている疑いが濃厚である。

辺野古米軍基地建設を阻止するための「オール沖縄」の体制には綻びが生じていた。

安倍内閣が利益誘導の姿勢を強めているために、保守勢力が「オール沖縄」から距離を置く行動を強めていたのである。

このことが「撤回」時期協議に影響する。

しかし、土砂投入前の撤回断行は既定路線であり、謝花副知事が腰砕けの対応を示すことは許されない。

法廷闘争に備えて二度目の聴聞を早急に実施し、土砂投入前の埋め立て承認を断行し、辺野古米軍基地建設をまずは中断させることが先決だ。

その上で、知事選を辺野古米軍基地建設の是非を問う選挙にして県民の判断を仰ぐべきである。

謝花副知事が腰砕けの対応を示さぬよう、日本全体が注視しなければならない。


関連記事
翁長知事の遺志踏みにじる 「土砂投入延期」は“狸寝入り”(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/295.html




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記事 [政治・選挙・NHK249] 高まる認可白紙の可能性 小池知事が来月迎える「敗戦の日」 解除できるのか 豊洲“時限爆弾”(日刊ゲンダイ)


高まる認可白紙の可能性 小池知事が来月迎える「敗戦の日」 解除できるのか 豊洲“時限爆弾”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235448
2018年8月16日 日刊ゲンダイ

 
 小池都知事(C)日刊ゲンダイ

 1年前の「築地は守る」の約束はどこ吹く風だ。小池都知事が東京五輪に向け、豊洲市場移転と築地市場解体を急いでいる。すでに農水省に豊洲市場の開場認可を申請。大マスコミは「9月13日予定の開場記念式典までに認可が下りる見通し」と解説するが、そうは問屋が卸さない。

「どうも農水省は認可に難色を示しているようなのです。豊洲市場全体の使い勝手の悪さは少しも改善されず、依然として地下水から環境基準の170倍のベンゼンなどが検出。業者の不安と不満は募るばかりで、開場後も年間140億円の赤字を垂れ流すことも分かっています。こうした情報は農水省も理解しており、開場後の大混乱の責任を負わされたくないのは官僚の性です。降りかかる火の粉は振り払いたいのが、本音でしょう」(農水省事情通)

 認可の是非は、自民党総裁選の時期と重なる。豊洲市場のネガティブ情報は補佐官を通じて、安倍首相の耳にも入っているという。小池知事は6年前の総裁選では石破元幹事長支持に回り、昨年の総選挙では希望の党を立ち上げ、安倍首相に公然と反旗を翻した。自分に歯向かった相手を絶対に許さないのが、安倍首相だ。今回の総裁選でも争う石破に近い小池知事に、良い感情を抱いているわけがない。

「10月11日の開場予定日が近づくにつれ、業者の不満が爆発し、『この状態で開場して大丈夫か』という世論批判が高まれば、総裁選の人気取りの一環で、安倍首相が農水省に鶴の一声で認可延期を命じる可能性も、ゼロとは言い切れません。3年前の安保法制の審議の最中に、不人気だった新国立競技場のザハ案の白紙撤回を躊躇なく指示した前例もある。そうなれば、豊洲移転の迷走と混乱の責任を取り、小池都知事の進退問題に発展しかねません」(自民党関係者)

 いずれにしろ、豊洲移転を巡り、安倍首相が小池知事の首根っこを掴んでいることに変わりはない。9月中にも小池都政は「敗戦の日」を迎えることになるかも知れないのだ。




























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/340.html

記事 [政治・選挙・NHK249] <辺野古発>埋立て土砂投入はホントに延期されるのか 台船は名護沖に待機(田中龍作ジャーナル)


【辺野古発】埋立て土砂投入はホントに延期されるのか 台船は名護沖に待機
http://tanakaryusaku.jp/2018/08/00018642
2018年8月16日 14:17 田中龍作ジャーナル


辺野古新基地を抱える米軍キャンプシュワブのゲート前はいつにも増して緊迫した。=16日朝、名護市 撮影:筆者=

 政府は明日17日に予定していた辺野古埋め立ての土砂投入を延期した、との見方が広がる。9月30日投票の沖縄県知事選への影響を考慮したためとされる。

 ただ、辺野古と同じ名護市の本部港沖には、赤土などを満載した台船6隻が待機しており、政府のゴーサインが出れば、いつでも土砂投入できる状態だ。

 伊波洋一参院議員は今朝、キャンプシュワブゲート前の集会で「(政府は)土砂(投入)の準備を進めていると思う。県は(埋立て承認)撤回の手続きを継続してもらいたい」と訴えた。伊波氏は自身のTwitterでも「不意打ちを食らう恐れがある」と警戒を呼びかけている。

 安倍政権は工事が遅れた場合、翁長知事個人を相手取って損害賠償を請求するとしていた。今度はそれが副知事に来る。生来の政治家ではない副知事が、そのプレッシャーに耐えられるだろうか。政府はそこを見透かしてくるだろう。

 赤土等流出防止条例にもとづき、政府は土砂投入を沖縄県に通告しなければならないが、すでに17日の投入を通告している。沖縄県が撤回しなければ、通告は活き、非合法ではなくなる。

 埋立て土砂を投入してしまえば辺野古は県知事選の争点にならなくなる、というのが元々の政府の目論見だった。息詰まるような神経戦があす(17日)日没まで続く。


作業船がウヨウヨ浮かぶ大浦湾。土砂投入はいつでもOKの状態だ。写真奥の建物はキャンプシュワブの米軍施設。=16日午前、名護市 撮影:筆者=

  〜終わり〜



















関連記事
翁長知事の遺志踏みにじる 「土砂投入延期」は“狸寝入り”(日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/295.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/341.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 日本軍兵士 ― アジア・太平洋戦争の現実 (2017)/他国を侵略した軍隊は、兵士の命を蔑ろにした軍隊だった。




以下は https://ameblo.jp/otamajax007/entry-12361447493.html から転載。

アジア・太平洋戦争末期「絶望的抗戦期」において


日本軍の兵士の現場はどのようなものだったのか


私たちの「日本軍兵士」像を一新し


戦場での兵士の実像に迫る渾身の著書


 


日本軍兵士 ― アジア・太平洋戦争の現実 (2017)


◆著者 吉田 裕 (1954〜)


◆出版 中公新書 (2017)


 日本軍兵士−アジア・太平洋戦争の現実


 


 この「日本軍兵士」が、他のアジア・太平洋戦争史と大きく異なっているのは、日本軍兵士の日常生活、日々の身の回りの物事を具体的に、現在の私たちにもイメージできるように書かれている点です。死者数何名、疾病者数何名という数字に抽象されない、日本軍兵士の具体像が描かれています。


 これを読むことによって、アジア・太平洋戦争における日本軍の特異性が浮き彫りになりますし、さらに敗戦は必然であったことが分かります。もう少し言えば、ほとんど自滅であったことが。


 


 著者の吉田裕は以上のことを行う場合に必要な視点として、「兵士の目線」を重視し、「死の現場」に焦点を合わせて戦場の現実を明らかにすること。従来ほとんど取り上げられることがなかった兵士の身体をめぐる諸問題、被服、糧食、体格の問題、メンタルな面も含めた健康や疾病の問題にも目を配ることを方法として選んでいます。


 さらに、「帝国陸海軍」の軍事的特性が「現場」で戦う兵士たちにどのような負荷をかけたのかを具体的に明らかにすることも、問題意識としてもっています。


 


  吉田裕はこの本で、アジア・太平洋戦争の時代区分を次のようにしています。


 第1期 戦略的攻勢期 開戦〜1942年5月


 第2期 戦略的対峙期 1942年6月〜1943年2月(ミッドウェー〜ガダルカナル)


 第3期 戦略的守勢期 1943年3月〜1944年7月(ガダルカナル〜マリアナ沖海戦)


 第4期 絶望的抗戦期 1944年8月〜1945年8月


 「日本軍兵士」では主としてこの第4期「絶望的抗戦期」における日本軍と兵士の現場での状況を描きだします。


 


第1章「死にゆく兵士たちー絶望的抗戦期の実態T」


 ここではまず、絶望的抗戦期における兵士たちの死は、戦闘によるものよりも、はるかに膨大な戦病死と餓死によるものが多かったことが描かれます。


 日中戦争以降の日本の戦死者は約230万人。しかし、その内で栄養失調による餓死者、栄養失調にともなう体力の消耗の結果、マラリアなどに感染して病死した広義の餓死者の合計は140万人(全体の61%)に達するということ。


 これは内外の戦史に類をみない異常な高率です。


 これらは絶望的抗戦期においては、制海・制空権を喪失し、各地で日本軍の補給路が完全に寸断され深刻な食糧不足が起こったことが原因です。


 


 その他にも、この時期における兵士たちの死因の多くは、「海没死」=「溺死」であり、戦果をあまりあげられなかった「特攻死」であり、世界の軍隊の中でもっとも高率であったという「自殺」等が挙げられています。


 また、飢餓が深刻になると、現地民家での強奪や果ては人肉食などに至ります。


 


 私たちはなんとなく、日本の兵士はお国のために戦闘で華々しく玉砕していったというようなイメージをもっていますが、この本では、日本軍兵士に対するそうした幻想を廃棄して兵士の現実に迫ります。私たちの日本軍兵士の「死の現場」のイメージに対して、史実でもって変更を迫ります。


 


第2章「身体から見た戦争−絶望的抗戦期の実態U」


 この時期においては、次第に戦況に即応する兵士の数が不足してきたために、これまで徴兵検査では補充兵とされていた者も、即戦力として現場に投入されるようになります。つまり、やや体力の劣る者、年配者、病弱な者等が兵士となります。


 


 そのために起こってくることとして、吉田さんは身体に着目して、軍隊の実態を描きだします。


 結核の拡大、虫歯の蔓延、その原因としての栄養不良等。


 また、精神面での歪みも多発してきます。


 激しい戦闘が兵士たちの精神状態に与えるダメージには深刻なものがありました。


 突然の発狂、被害強迫妄想、幻視幻聴、注意の鈍麻、先鋭な恐怖、拒食、自傷等々の精神疾患=「戦争神経症」が、戦況の激化とともに膨れ上がっていきました。


 


 そうした精神的な歪みの原因である戦争疲労を緩和するために、覚せい剤のヒロポンも使用されるにいたります。


 


 また兵士の身体に関連したこととして、被服、装備の面も取り上げられています。


 ここでもまた、私たちは日本軍に対するイメージに変更を迫られます。


 被服、軍靴がどんどん劣悪化していきます。


 つぎはぎの軍服(それさえもなく現地の人の服を着ていた者もいた)、鮫皮でできた軍靴(海外依存度の高い牛、豚などの不足による。水が透過してしまう)、場合によっては軍靴そのものがなく、布を足に巻き付けたり、草鞋(わらじ)をはいていた者もいたといいます。


 


第3章「無残な死、その歴史的背景」


 こうした「絶望的抗戦期」の軍隊の状態を招いたものとして、「短期決戦」「極端な精神主義」などを挙げています。


 つまり、短期的な見通しだけで、一気に敵をせん滅するという作戦が先行しており、長期的な見通しのないままに戦争を拡大してしまったこと。そして、白兵主義(つまり陸上戦での対峙と突撃精神)によって、対立している米英などの戦力に十分な対応が取れなかったことが挙げられます。


 


 また後発資本主義国のために、機械化が遅れていたことも一因として挙げられます。


 米軍が武器や兵員の移動にトラックを使い、飛行場を開設するのにブルドーザーを使っていたときに、日本軍は移動用には軍馬を用い(熱に弱い馬は南方では使うこともできない)、人力を主体としていました。


 また、各個人が持ち運ぶ装備も、鉄帽(ヘルメット)、背嚢、雑嚢、シャベル、天幕(テント)、小銃、弾薬入れなどがあります。それは兵士の体重の40〜50%にも及びました。つまり55キロの兵士の持ち運ぶ装備が30キロほどになり、ひどい場合は、自分の体重とほぼ同程度の重量の装備を運ぶことになりました。


 これにより、さらに兵士の身体の疲弊は進むことになりました。


 


 通信機器の発達も遅れていたため、上部と下部、各部隊間の連絡が十分にとれず、各部隊が自己判断で戦略的な行動もとれない状態でした。それに対し、米軍は小型で性能のよい通信機を持ち、統制の取れた戦略的行動をとれたのでした。


 


 以上のような日本軍兵士のほとんど自滅的な状況を、この本は詳細な資料を基にして描き出していきます。上記のこと以外にも、ここにはもっと多面的な記述が溢れています。


 


 このようにして、日本軍は戦争の長期化にともない、もはや戦争を続けられない状態にありながら、それでも無理をして戦っていたのです。


 そして、その背後には精神主義や楽観的な観測や上層部の場当たり的な方針の間違い、資本主義国としての遅れ、原料依存国としての自覚の不足などがありました。


 状況に対する楽観的観測、上層部の場当たり的な方針の間違い、そして他国への依存などは、今現在のこの国の在り方にも関わってくる、持ち越されている問題ではないかと思います。私たちは、アジア・太平洋戦争の教訓をしっかりと自分のものにしなくてはなりません。


 そうした点で、この本は触発するものを多くもっています。


 


 この本を読むことで、私たちは日本軍兵士に対する見方を大きく書き換えられます。


 私たちは、アジア・太平洋戦争について、いかなる幻想も持たずに、実相に迫る必要があると思います。こうした戦争や兵士の賛美を排した、戦争の現場をリアルにとらえた書物が今後も書かれることを望みます。


-----------------

【参考図書】



「餓死した英霊たち」
https://sabasaba13.exblog.jp/17349376/






 「餓死した英霊たち」(藤原彰 青木書店)読了。まずは衝撃的な一文から。
 この戦争で特徴的なことは、日本軍の戦没者の過半数が、いわゆる名誉の戦死ではなく、餓死であったという事実である。「靖国の英霊」の実態は、華々しい戦闘の中での名誉の戦死ではなく、飢餓地獄の中での野垂れ死にだったのである。(p.3)





http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/342.html
記事 [政治・選挙・NHK249] 都は乗り気 「サマータイムの亡霊」騒ぎで得をするのは?(日刊ゲンダイ)
 


都は乗り気 「サマータイムの亡霊」騒ぎで得をするのは?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235463
2018年8月16日 日刊ゲンダイ

 
 小池都知事(C)日刊ゲンダイ

 真夏の怪談にしてはデキが悪い。とっくにお蔵入りになったはずの「サマータイム導入論」がまた噴出した。いったい、なぜ、この亡霊は成仏しないのか。

 10年あまり前は、経団連と経産省、環境省が熱心だった。9700億円の経済波及効果があるとした社会経済生産性本部(現・日本生産性本部)の試算を持ち出し、導入の旗を振っている。これが潰れたのは、健康被害の大きさ。「心筋梗塞のリスクが高まる」「交通事故が増える」といった予測もあり、機運は急速にしぼんだ。

 今回は東京五輪の組織委の会長・森元首相が導入をぶち上げた。その裏には、小池都知事がいるようだ。

 実際、小池知事は会見で「東京都としても暑さ対策の取り組みをもう一度見直そうという流れで指示している」「サマータイム導入はひとつの考え方」と指摘。俄然、乗り気なのだ。

「小池さんは日本にクールビズを定着させた実績があり、働き方やライフスタイルに関わるテーマは得意分野です。サマータイムも好みのジャンルで、何としてもここで得点を稼ぎたいのだと思います。都知事としての小池さんは、いまだに結果を出していません。このままだと、五輪期間中と重なる次の知事選で負ける可能性もあります。再選を確実にするには、分かりやすい何かが必要。その材料がサマータイムで、大いにアピールするつもりでしょう」(政治評論家・有馬晴海氏)

 実績が欲しいのは安倍首相も同じだ。看板のアベノミクスは行き詰まり、拉致問題の前進もなし。不評のカジノ法案を強引に成立させたものの、支持率回復は難しい。それでだろう、サマータイムの導入について「ひとつの解決策かもしれない」と言い出した。

「安倍政権はドローンで郵便を運ぶ実験まで行っています。とにかく何でもいいから実績を残したいのです」(有馬晴海氏)

 今回は、いつも賛成の声を上げる経団連は静かなもの。焦る政治家だけが、亡霊騒ぎを起こしているようだ。




















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/343.html

記事 [政治・選挙・NHK249] たかが妻が籠池氏といつからの知り合いかを問われただけなのに、「妻を犯罪者扱い」という異様な興奮ぶり。引いてしまいますな 


たかが妻が籠池氏といつからの知り合いかを問われただけなのに、「妻を犯罪者扱い」という異様な興奮ぶり。こちらが引いてしまいますな
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/a80c063c7e441cf5ff13f9bace4245c2
2018年08月16日 のんきに介護



この興奮振りから察して、

昭恵は、

縁故主義の反面で、収奪政治をする晋三の協力者であり、情勢を探るような

役割を引き受けていたのでしょうな。

こんな公私混同の極悪人夫婦、

一日も早く逮捕しないといけないと思います。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/344.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 3年ぶり減益予想 企業業績の悪化がアベノミクスのトドメに(日刊ゲンダイ)
 


3年ぶり減益予想 企業業績の悪化がアベノミクスのトドメに
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235520
2018年8月16日 日刊ゲンダイ

 
 金融緩和も限界(日銀・黒田総裁)/(C)日刊ゲンダイ

 アベノミクスは完全に終わるかもしれない――。15日、そんな囁きが市場で多く聞かれた。

 きっかけは、SMBC日興証券が15日公表した今期(2019年3月期)の業績予想だ。東証1部(3月期決算企業)の1470社を対象にした調査で、純利益予想は前期比2.1%減。3年ぶりのマイナスとなる見込みで、「まさか、これほどヒドイとは……」「秋以降の相場はメタメタかも」といった声が相次いだ。

 足元の業績が好調なだけに、「想定外の結果」だったという。

「第1四半期(4〜6月)の純利益は前年同期比で10%以上も増えています。最終的には、この貯金をすべてはき出しても足りず、減益になるということです。経営者は夏以降の極端な景気悪化を予想していることになります」(株式評論家の倉多慎之助氏)

■安倍政権の弱腰が原因とも

 業種別では、自動車(輸送用機器)が17.6%減、銀行が8.2%減、建設が4.9%減だ。

「企業トップは、トランプ米大統領が検討している輸入車への追加関税を警戒しています。保守的な計画を立てざるを得ない状況でしょう」(株式アナリストの黒岩泰氏)

 輸入車の関税が現状の2.5%から25%にハネ上がったら、トヨタ自動車は4600億円(年間)の負担増になるといわれる。1台当たりにすると平均66万円だ。

「安倍政権はトランプ大統領の言いなりで、追加関税に対して強気な発言をしない。そのシワ寄せが、企業の弱気な業績予想につながっているのです。3年ぶりの減益予想は、市場の流れを大きく変えるマイナス要因です。9月の総裁選で安倍首相が3選を果たしても、株価下落は避けられないでしょう。アベノミクス相場は終わります」(市場関係者)

 今回の業績予想には、発生したばかりの“トルコ・ショック”は考慮されていない。

「トルコのリラ安だけでなく、きのうは中国の人民元も対ドルで1年4カ月ぶりの安値をつけています。こうなるとリスク回避の円買い(円高)を警戒する必要があります」(倉多慎之助氏)

 追加関税にトルコ・ショック、円高……と悪材料のテンコ盛りだ。企業業績の悪化が、アベノミクスにトドメを刺す。




























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/345.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 安倍総理が夏休み 約1週間ゴルフや会食、こういう時は股関節炎は出ず(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/08/1-6c26.html
2018年8月16日


股関節炎は、どうなったのか。

安倍首相、一週間の夏休み中はゴルフに会食と忙しそう。

やっぱり夏休みには間に合った。


安倍総理が夏休み 約1週間ゴルフや会食など…
                    8/16(木) 5:56配信

>安倍総理大臣は15日、山梨県の別荘に到着して夏休みに入
りました。

>安倍総理は15日、全国戦没者追悼式への出席など公務を行
った後、静養先の山梨県鳴沢村に到着しました。その後、小泉
元総理や森元総理、麻生副総理、自民党の岸田政調会長らと
会食しました。この夏の安倍総理のまとまった休みは初めてで
す。夏休みは約1週間で、友人らとゴルフや会食などを行う予定
です。


小泉元総理も、なんだかんだ言って安倍シンパじゃないのか。

福田元総理などは安倍首相との会食をしたとの話を聞かない
が、小泉元総理は、結構、色んな場面に顔を出す。

岸田も情けない。

なんで、金魚の糞のようにくっついて歩いているんだろう。

この人も、完全に安倍の意のままに動いている感が!

これじゃあ、次の総裁の目など一切ないわな。。。

禅譲を期待しているとしたら、さもしすぎる。


安倍首相、まとまった休みは初めてだそうだが、その前からしょ
っちゅう公務を休んでいるし、土日は休みだし。

西日本豪雨で広島に視察に行った際、遠出をしたわけでもない
のに、なぜか股関節炎にかかり治療を受けている。

医師の診断によると、首相の日常の行動には支障がなく、特段
の治療は不要だとのことだったが、安倍首相は次の視察を取り
やめている。

右足の股関節炎の筈が、左足を引きずる図



右足を引きずる練習をもっとしておくべきだった。

ゴルフが大好きな首相。


激痛が伴うと言われている股関節炎は、夏休みには発症しな
いという事みたい。

翁長氏の告別式も、地元でノンキにかき氷食べていたし、遊び
に関しては貪欲と言う事か。

この人の場合、夏休みに今まで忙しくて読めなかった本を読む
とか、自分を高めるために知的な部分を磨くとか、そんな思い
は一切なく、好きな人とゴルフに興じるとか元総理達との会食
とかしか頭にないらしい。

夏休みとは、ただただ遊び呆ける事だと思っているようだ。

石破と違って、常識も通じず日本語が不自由な人は、その場の
享楽しか頭にないと言う事か。



http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/346.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 自公政府、大阪維新、お前たちに愛国を語る資格はない!(simatyan2のブログ)
自公政府、大阪維新、お前たちに愛国を語る資格はない!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12398279624.html
2018-08-16 17:43:07NEW ! simatyan2のブログ


大阪天王寺区に国内最大の旧日本軍の墓地があります。





1871年から太平洋戦争までの13300人の戦死者が眠って
います。



墓地は今も国が所有しています。

しかし、入り口には目立つような標識もなく、知らないまま通り
過ぎる人も多いので、手書きの立て看板で「万灯会」を行って
います。



この墓地を、国や大阪市は放ったらかしに近い状態で荒れるに任せ
ています。



現在、NPO法人「旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会」の
吉岡武さん達が墓守(保存)をしています。

当然高齢者で限度がありますから管理が行き届かない場合もあり、
結果、不心得者によって墓石が倒されたりするのです。

不届き者が故意に? 大阪・真田山の旧陸軍墓地で墓石8基倒される
https://www.sankei.com/west/news/160404/wst1604040078-n1.html





終戦記念日には、とかく靖国参拝や特攻隊などが取り上げられ、
憲法論議、自衛隊論議に花が咲き、巷では派手なパフォーマンス
のみ目立ちます。

自公政府よ、大阪維新の会よ、そしてネット右翼たちよ、
お前たちに多少の愛国心があるのなら、いつまで高齢者の
ボランティア任せにするつもりか?





http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/347.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 終戦わずか2週間後「東京の慰安婦」は米軍のいけにえにされた 「次から次へ、体じゅう痛くて…」(現代ビジネス)


終戦わずか2週間後「東京の慰安婦」は米軍のいけにえにされた 「次から次へ、体じゅう痛くて…」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56962
2018.08.15 貴志 謙介 元NHKディレクター・プロデューサー 現代ビジネス

ようやく見えた「戦後ゼロ年」の真実

今年も8月15日がめぐってきた。だが、73年前の敗戦をめぐる記憶は日々確実に薄れている。

とりわけ記憶の劣化が著しいのは、敗戦直後の一年間、いわゆる「戦後ゼロ年」であろう。みじめな焼け跡暮らし、占領の屈辱、飢え、虚脱感、思い出したくもないヤミ買い。高度成長という威勢の良い華やかなサクセス・ストーリーの陰で、暗い役回りを押し付けられたせいかもしれない。

だがもっと本質的なことは、敗戦直後の時代には、その時代を経験した人であっても知ることのできなかった秘密がたくさんあるということだ。

占領軍は、情報をコントロールしていることを悟られないような巧妙なやり方で検閲をおこない、メディアを支配する情報戦を仕組んでいた。その結果、占領政策にとって都合の悪い出来事や情報は隠されたまま、いわばブラックホールのなかへ姿を消してしまった。

「戦後社会の原点」とみなされる時代であるにもかかわらず、多くの真実が欠落し、核心がぼやけたまま風化してしまったのである。

ところがここへ来て、思いがけず、戦後ゼロ年をめぐる新しい視野がもたらされようとしている。原動力のひとつは、機密資料の公開である。たとえば、2007年に機密解除された10万ページのCIA文書があり、150万点に達するGHQの検閲記録がある。A級戦犯に対するIPS(国際検察局)の尋問記録やアメリカ戦略爆撃調査団の調査報告も公開された。

こうした極秘文書を多くの証言とつきあわせていくと、驚くべき真実が続々と浮かび上がってくる。まず、時計の針を敗戦から3日後の1945年8月17日にあわせてみよう。

日本政府がつくった「性の防波堤」

この日、組閣された東久邇内閣の国務大臣に就任した近衛文麿がなによりも急いだことは何だったか。

実は近衛は入閣直後、ただちに警視総監の坂信弥を呼びつけ、米軍相手の売春施設を作るよう要請したのである。

40万人の占領軍上陸を2週間後に控え、日本の戦争指導者がもっとも恐れたことは、兵士による性犯罪であった。そして「性の防波堤」と位置づけられたのが、「国策売春組織」、すなわち「特殊慰安施設協会(RAA)」であった。

RAAをめぐる公式記録『R・A・A協会沿革誌』はこう述べている。

〈R・A・A協会が、その使命を忠実に達成する為、真先に開業したのは慰安所である。進駐軍将兵にとって、何よりも先ず慰安すべき面はセックスの満足であった〉

電光石火のごとく霞が関が動いた。外務省・内務省・大蔵省・運輸省・東京都・警視庁など、主要官庁がこぞって協力。座長役を務めたのは、大蔵省の主税局長・池田勇人(のちの首相)である。池田の号令で大蔵省がポンと3300万円を出す。現在の価格に換算すれば10億円を超える。

占領が始まる前に、政権の中枢にいた政治家や軍人、そして官僚が何を置いても、外国の軍隊による性暴力にこれほど強い恐怖感を抱いたのは、なぜだろう。国家が主導した売春施設を準備した警視総監・坂信弥は、内務省の資料のなかでこう証言している。

「東久邇さんは南京に入城されたときの日本の兵隊のしたことを覚えておられる。(略)それで、アメリカにやられたら大変だろうなという頭はあっただろうと思います」(大霞会編『続内務省外史』、地方財務協会)

軍国主義者がおびえていたのは、結局のところ、来るべき占領軍の蛮行というよりも、鏡に映った己の姿、日本軍の影だったのではあるまいか。

「からだじゅうが痛くて…」

8月28日、午前9時、RAAの幹部20名が皇居前広場に集合した。『R・A・A協会沿革誌』によれば、ここで全員が宮城に向かい宣誓式を行ったという。宣誓の主旨はこうである。

〈(RAA協会は)戦後処理の国家的緊急施設の一端として、駐屯軍慰安の難事業を課せらる。(略)『昭和のお吉』幾千人かの人柱の上に、狂瀾を阻む防波堤を築き、(略)「国体護持に挺身せんとするに他ならざることを重ねて直言し、以て声明となす〉

敗戦国であるドイツやイタリア、あるいはソ連に占領された東ヨーロッパの国々にも、占領軍を相手にする売春婦は大勢いた。しかし、国家が号令を発して、莫大な予算を投じ、官僚がプロジェクトを組み、「国体護持」のために女性を犠牲にするという“理想”を高らかに掲げた国はほかにない。

8月27日、RAAは、占領軍の上陸地点に近い品川の大森海岸に「慰安所第一号」として、「小町園」を開店した。ポツダム宣言の受諾からわずか2週間しかたっていない。

50人の女性、それも大半はシロウトの女性が送り込まれ、10畳、20畳の大部屋をカーテンや屏風で仕切り、30ほどの部屋が作られた。待ちかねたように、米兵がどっと押し寄せ、障子や襖を蹴破って、土足のまま押し入ってくる。女たちは恐怖のどん底へ投げ込まれた。

「恐怖におびえるまもなく、兵隊が入ってくるなり私を抱くと、しびれるほど唇を吸う。(略)入れ替わりに、つぎの兵隊がくる。(略)つぎからつぎへと抱いては送り、送っては抱き、(略)からだじゅうが痛くて……。」(『東京闇市興亡史』より)


RAAが横須賀に設けた慰安施設「安浦ハウス」(米軍資料)

女とみると、手あたりしだい

『R・A・A協会沿革誌』によれば、小町園を皮切りに、立川「キャバレー富士」、調布「調布園」、福生「福生営業所」、北多摩「ニューキャッスル」、築地「宮川」、人形町「花家」、向島「迎賓館大蔵」、若林「R・A・Aクラブ」が次々とオープン。

東京だけで33か所。従業員は450人。ダンサー2000人。350人の「慰安婦」。ひとりの女性が最高で一日60人を相手にした、との証言もある。


銀座松坂屋近くにRAAがつくったキャバレー“Oasis of Ginza”(Photo by gettyimages)

一方、RAAの幹部連中は何をしていたか。戦前に吉原で遊郭を経営していた経歴を持つRAA営業所長・岡本清次の談。

「RAAの仕事は国家の肝煎りですから、国から給料もらっているような身分でした。基本給千百円、手当て千百円の計二千二百円というのは、当時としてはそうとうな高給取り」

「食事のほうは、米兵からの土産もあったし、なにしろ警視庁から食券がきていましたから。(略)兵隊がもってくる牛肉は、ブ厚くてスキヤキにするとほんとうにうまかった」


当時、警視総監であった坂は、「RAAがあったおかげで占領軍兵士による強姦事件はほとんどなかった」と主張している。しかし、近年公開された米軍の極秘資料は、それがまぎれもなく“虚偽の申告”であり、実態はむしろ逆であったことを示唆している。

米兵による暴行事件は、8月30日にはじまり、RAAの営業によっても止むことがなかった。1945年11月中に発生した米兵の犯罪は、婦女暴行、強姦、盗み、おどし、たかりなど、554件に達している。報道が禁止されていたゆえ、一般に知られなかっただけなのである。

特に強姦事件や強盗事件が多かったのは、小町園に近い大森海岸であった。売春婦の紹介業を務めていた菅原道雄は、その理由をこう証言している。

「大森で、強盗・強姦事件が頻繁におきたのも慰安所と関係ありますね。タバコや洋服を『金にかえてくれ』といってくるヤツが多かったし、それもないヤツは強盗をしてまで女を抱く金を得ようとする。慰安所にはGIが行列をなしていてあぶれちゃうヤツがでるんですよ。そうなると、手あたりしだい、女とみると襲いかかるのです。

夜の八時ころだったでしょうか。大森から大森海岸へ行くまっ暗な道で女の人の悲鳴をきいたことがあります。たぶん素人の人でしょうが強姦されていたんです。私は一目散に逃げましたよ。だって、アメちゃんは刃物をもってましたからね」


RAAの組織と人脈から、占領終了後、赤線や基地売春が生まれた。国家がつくりだした巨大売春施設こそ、戦後の売春産業の源泉であったのである。

いまも残る「東京ブラックホール」

戦後ゼロ年のブラックホールに迷い込んだのは、国家の「いけにえ」となった女性ばかりではない。占領下の東京には、いたるところに、ブラックホールが存在していた。

あらたに発掘された映像からも、その痕跡がみつかる。たとえば、東京湾から引き揚げられた大量の金塊の映像。数兆円にもおよぶ日本軍の隠匿物資の一部である。もとはといえば、本土決戦のために軍が国民から徴用した物資であり、こうした莫大な財産は国民には返還されず、高級軍人や官僚など特権階級に横領されて、ヤミ市に横流しされていたのである。

戦後ゼロ年、飢餓やインフレは、戦争中より深刻だった。もし、隠匿物資が国民を救うために使われていたら、どれほど多くの戦災者が救われていたことだろう。

人々を苦しめた敗戦直後の地獄は、物資の隠匿に狂奔したエリートの不正によってもたらされたのである。その事実を、私たちの記憶のなかに、あらためて刻み込んでおかなくてはならない。

膨大なCIA文書から、戦後ゼロ年にどのような権力構造が生まれていたかを知ることもできる。たとえば、占領軍は、表向きは「日本を民主化し、軍国主義者を追放する」政策を推進したが、裏では大本営の参謀を戦犯の訴追から外し、対ソ諜報戦の手先にしていた。

米軍の諜報機関に囲い込まれた軍や特務機関の残党は、アメリカの後ろ盾を利用して密輸や謀略を重ね、密かに影響力を拡大していく。軍国主義の残党、ヤミ成金、官僚や政治家を問わず、占領軍に深く食い込んだ者だけが権力を確保し、利権を得た。

こうして戦後ゼロ年を出発点として、アメリカの秘密工作に積極的に協力した日本の支配層との合作で「世界最大の親米国家ニッポン」が造られていく。そのときできあがった権力構造のDNAは、いまも日本を支配している。

戦後ゼロ年は、戦前のしがらみを断ち切った年ではなく、むしろそれを温存し、戦争を推進した旧支配層を取り込んで、アメリカの国益に沿った日本社会の改造が開始された年だったのである。

戦後ゼロ年 東京ブラックホール』という本では、いままで視界から失われていた闇を見つめ、わたしたちの記憶の欠落を埋めていくことを試みた。復元された戦後ゼロ年の姿を現在の日本と重ね合わせれば、いまの日本を呪縛する仕掛けも見えてくるにちがいない。


           














































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/348.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 安倍首相が圧勝の情勢 石破氏はもう飛び出したらどうだ(日刊ゲンダイ)


安倍首相が圧勝の情勢 石破氏はもう飛び出したらどうだ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235511
2018年8月16日 日刊ゲンダイ 文字起こし

 
 全国戦没者追悼式を終え、山梨県の別荘入り(C)日刊ゲンダイ

「二度とチャレンジできないように石破を叩き潰す」

 安倍首相が3選を目指す9月の自民党総裁選を巡り、その周辺からはこうした不穏当な声が公然と上がっている。安倍政権は、誰でも何度でも再チャレンジできる社会を目指してきたのではなかったのか。

 事実上の一騎打ちとなった総裁選に出馬表明した石破茂元幹事長は、「正直、公正」をスローガンに掲げた。念頭にあるのは、言うまでもなく5年8カ月に及ぶデタラメだらけのアベ政治だ。「嘘つき、エコヒイキ」への批判である。自民党総裁選は実質、首相指名選挙だ。対抗馬から気恥ずかしいほどまっとうな対立軸を持ち出された現職首相が、かつていただろうか。

 石破は「政治・行政の信頼回復100日プラン」を作り、年内の実行を宣言。「謙虚で正直で国民の思いに近い政治」「透明・公平・公正な政治、行政」「課題に正面から挑み決断する政治」の3点を「取り戻す」とまで訴えている。いずれもアベ政治によってこの国から奪われたものだ。森友学園にタダ同然で国有地が払い下げられた端緒は、時代錯誤の教育勅語に心酔する安倍夫妻だった。国家戦略特区を利用した獣医学部新設の恩恵にあずかったのは、安倍の“腹心の友”が理事長を務める加計学園だ。野党の疑惑追及から逃げる安倍を守るため、内閣人事局を通じて生殺与奪を握られた官僚が公文書を改ざん、偽証を繰り返し、民主主義の根幹を揺るがす事態に陥っている。だからこそ、多くの世論調査で「首相の説明に納得していない」が依然として7割を超え、内閣支持率は支持と不支持が5カ月連続で逆転。不支持の理由は「首相の人柄が信用できない」が断トツだ。

 
 その主張に反論の余地なし(C)日刊ゲンダイ

■衆人環視の公開討論で徹底論戦

 誰が言い出したのか、“外交の安倍”も嘘っぱちだ。トランプに「バイ・アメリカン」と詰め寄られて米国製兵器を爆買い。返す刀で貿易戦争を仕掛けられている。北方領土問題は1ミリとして動かず、ロシア主権下で共同経済活動が着々と進行。朝鮮半島の非核化に向けた史上初の米朝首脳会談をお膳立てしたのは、韓国の文在寅大統領だ。11年ぶりの南北首脳会談、米朝会談が決まると慌てて文在寅に口利きを頼んだのは安倍ではなかったか。金正恩朝鮮労働党委員長に「なぜ日本は直接言ってこないのか」とコケにされる安倍に、北朝鮮問題で何の助言ができるというのか。

 安倍3選の大義はない。際立つ国民世論との乖離、それに気づかぬ自称国民政党が辿る道はハッキリと見えている。

 政治評論家の本澤二郎氏は言う。

「総裁選直後に実施される沖縄県知事選は、安倍政権と対立した翁長知事の弔い合戦です。自民党が国政選挙並みに死に物狂いで戦っても、選挙の常識から考えて翁長知事の後継候補が勝つでしょう。安倍首相が3選しても、間もなくレームダック化する。来年の統一地方選でガタつき、参院選は敗北必至です。実体経済が少しも好転しない地方は、安倍首相の政治手法に不満を募らせている。国会議員の価値判断も詰まるところ、次の選挙でもバッジを着けられるかどうかです。官邸がいくら締め上げ、勝ち馬に乗れとあおっても、安倍首相と心中覚悟なのは一部の側近連中だけ。世論が“アベNO”を強く突き付ければ、地方票は堂々とアベ離れに動くでしょう」

 正直も公正もクソ食らえの口先首相を延命させる利点が、オトモダチ以外にあるのか。結論は分かり切っている。

「北朝鮮問題でトランプに助言できるのは安倍だけ」という大嘘

 安倍圧勝情勢のグロテスクは自家培養なだけにタチが悪い。安倍のツルの一声で衆院議員引退後も続投する高村正彦副総裁が、共同通信のインタビューでこう持ち上げていた。

「首相を代える選択肢はない。外交能力は傑出し、アベノミクスもうまくいっている。子どもの貧困率は下がり、正社員に限っても有効求人倍率は1倍を超えた」

「各国首脳と良い関係を築き、調整能力も抜群だ。特にトランプ米大統領とは密接で、日米同盟はかつてないほど堅固だ。首相主導で安全保障法制を整備したからに他ならない。北朝鮮の核問題で米国に助言できる首脳は世界中で首相しかいない」

 アベノミクスはうまくいっているどころか、いつ破綻してもおかしくない状況だ。異次元緩和で金融機関は経営危機に陥り、5年経っても物価上昇率2%を達成できないまま黒田日銀は白旗。政策修正を余儀なくされた。GDP増加は算出方法変更によるカサ上げ、今年6月の名目賃金急上昇もサンプル変更によるものだ。

 子どもの貧困率も過去最悪の数値から約2ポイント上昇した程度で、正社員の有効求人倍率上昇は人口減少が招いた労働人口減少が要因である。

■沖縄県知事選でレームダック化

「政府が国民に信用されなければ何も始まらない。(今の政府は)エコヒイキがないだろうか、ということだ」

 石破の訴えは聞けば聞くほど至極もっともで、異論を挟む余地はおろか、反論の余地もないはずだ。にもかかわらず、いまだ正式な出馬表明すらしていない安倍を7派閥のうち5派閥が支持。国会議員票の7割を押さえたペテン首相が余裕の表情とは恐れ入る。我先にと悪の権力支持に走る醜悪集団、自民党派閥の無節操もしかりだ。

「出たら処遇はできないよ」と安倍に迫られ、出馬断念に追い込まれた岸田文雄政調会長は、「扉が閉まる前にようやっと駆け込んだ」「今頃になって何だ」「人事で徹底的に干せばいい」などと罵声を浴びせられている。安倍を支える麻生財務相は「〈話にならない〉と面と向かって文句を言った」とふんぞり返る始末だ。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。

「石破さんは安倍首相の政権運営を真っ向から批判しています。総裁選び=首相選びなのですから、石破さんから公開討論を呼び掛け、正面からの議論を国民に見せるべきです。石破さんがこねくり回した議論に走らず、モリカケ問題にズバズバと斬り込めば、おのずと答えは浮かび上がる。安倍首相が応じなければ、相変わらず逃げ回っている印象が強まる。国会議員票も地方票も官邸から相当に締め付けられているとはいえ、無記名投票です。石破さんの言動次第で、動く余地はあるでしょう」

 真正面から戦ってもテコでも動かないようであれば、石破はもう自民党を飛び出したらどうか。この国の行く末を憂うのであれば、この政党に未来はないと見限る時である。






























 



http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/349.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 安倍支持21人、石破は3人! 都道府県連幹事長 
安倍支持21人、石破は3人! 都道府県連幹事長
https://85280384.at.webry.info/201808/article_125.html
2018/08/16 20:27 半歩前へ

▼安倍支持21人、石破は3人! 都道府県連幹事長

 9月の自民党総裁選に向け、共同通信社は16日、全国の党都道府県連幹事長ら47人を対象にしたアンケートをまとめた。

 その結果、21人が安倍晋三首相(党総裁)の連続3選を支持した。次期総裁に石破茂元幹事長がふさわしいとしたのは3人で、野田聖子総務相を推した人はいなかった。ほか「首相か石破氏」が1人、22人が無回答か未定とした。

 いずれも地方幹部の個人的見解で地方票(党員・党友票)の結果に直結しないが、首相が地方票でリードする可能性をうかがわせた。    (以上 共同通信)

********************

 安倍政治に反対する私の感覚がズレているのだろうか?

 自民党国会議員に続いて、都道府県議も安倍支持が圧倒的だという。

 一体、安倍晋三のどこがいいというのか?いいところなどどこにもない。

 雇用が改善したとホラを吹くが、増えたのは非正規ばかり。人員削減のしわ寄せを食って正規は仕事を家に持ち帰ってのサービス残業。

 各種保険や税金がアップし、年金の手取りは減る一方だ。日本は、格差社会を飛び越えて階層社会だと学者が警告を鳴らす。

 オトモダチ政治をやらかし、国家の私物化は目を覆うばかりだ。森友事件も加計疑惑も、ウソとデタラメで国民を愚弄し続ける。

 ハッタリをかました”得意”の外交は、トランプに頭からバカにされ、パシリ扱いだ。高い兵器を押し付けられても言いなりで、その分のしわ寄せを国民に回す。

 プーチンからもコケにされ、会談時間も毎回、遅れてやって来ても、ひと言も抗議できない情けなさ。

 売り物の拉致はどうした?「私が解決する」とはよく言うよ。金正恩は「安倍では話にならない」と、ハナもひっかけない。

 こんなグウタラを自民党の連中はどうして支持するのか? こんなことを言う私が間違っているのか?





























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/350.html

記事 [政治・選挙・NHK249] アメリカの属国として戦後レジームの完成を目指す安倍政権(きっこのブログ)


アメリカの属国として戦後レジームの完成を目指す安倍政権
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2018/08/post-450b.html
2018.08.16 きっこのブログ


現在の天皇陛下は来年2019年4月30日に退位されて、皇太子さまが新たな天皇になるため、今の「平成」という元号は来年の4月末で終わる。そのため、今年8月15日の「終戦の日」は「平成最後の終戦の日」ということになり、日本武道館で行なわれた「全国戦没者追悼式」での天皇陛下のお言葉の中の「深い反省」という文言にも、例年以上の重さを感じた。

だけど、この8月15日という日を「終戦の日」としているのは、73年前の1945年(昭和20年)の8月15日に昭和天皇が全国民に敗戦を告げる「玉音放送」を行なった日だからで、アメリカ、イギリス、フランス、カナダ、ロシアなどの戦勝国では、一般的に9月2日を「戦勝記念日」と定めている。

簡単に説明すると、連合軍が日本に対して降伏を促した「ポツダム宣言」を、日本政府が「受諾する」と連合国側に通達したのが1945年8月14日で、これを受けて昭和天皇が「玉音放送」で日本国民に日本の降伏を伝えたのが翌15日で、実際に日本政府が「ポツダム宣言」の文書に調印して降伏が成立したのが9月2日なのだ。だから、連合国側としては、正式に日本が調印した9月2日を「戦争が終わった日」と定めている今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、この「ポツダム宣言」だけど、これは、ドイツのポツダムにおいてアメリカと中国とイギリスが日本に対して発した共同宣言で、ぜんぶで13の項目に分かれている。でも、13の項目をすべて説明するのはメンドクサイヤ人なので、全体の内容をザックリとまとめると、次のようになる。


「我々、アメリカ、中国、イギリスの連合国軍は、日本政府に対して無条件降伏を要求する。もしも拒否すれば、我々連合国軍は徹底攻撃で日本を殲滅する。我々の陸海空軍は絶大な力を持っており、日本が抵抗するのであれば日本を簡単に焦土と化すことができる。今、日本は決断の時を迎えている。このまま自己中心的な軍国主義者たちの言いなりになって破滅の道へ進むのか、それとも理性的な道を選ぶのか。無責任な軍国主義者たちが日本国民を騙して世界征服を企てたことは許されないし、そのような軍国主義者たちは日本から排除しなければならない。そうしなければ日本に平和や安全といった秩序を確立することが不可能だからだ。そのため、日本が無条件降伏するのであれば、日本から戦争遂行能力が完全に消滅したと確認できるまで、我々連合国軍が日本領土内の拠点を占領する。そして、日本国民の自由意思で平和的かつ責任ある政府が樹立されれば、我々連合国軍は直ちに日本より撤退する。」


こんな感じで、あとは「日本の軍隊が完全に武装解除した時点で平和で生産的な生活を営む機会を与える」とか「我々は日本人を人種差別したり奴隷にするつもりはない。しかし、我々の捕虜を虐待した軍部の戦争犯罪者に対しては厳しい処罰を行なう」とか「日本政府は民主主義を推進し、日本国民に対して言論、宗教、思想の自由を認め、基本的人権の尊重を保障しなければならない」とか、日本がこの「ポツダム宣言」を受諾した場合のことが具体的に書かれている。

ま、全文でも日本語訳で1000文字程度、原稿用紙2枚ちょいの文字数しかないので、10分もあれば読むことができるし、口語訳なら小学校の高学年くらいでも理解することができる。そんな「ポツダム宣言」なので、興味のある人は外務省のHPなどで和訳された全文を読んでみてほしいけど、この「ポツダム宣言」について、現在の日本の総理大臣である安倍晋三は、かつて、呆れ返るほどトンチンカンなことをノタマッていたのだ。

2009年6月に休刊するまで、1969年から40年も続いていた文藝春秋社の月刊オピニオン雑誌『諸君!』の2005年7月号に、安倍晋三を始めとした複数の自称「保守派」の論客の対談が掲載されている。その中で、当時の小泉純一郎首相の靖国参拝について、国会で野党から「首相の靖国参拝は日本が軍国主義化に向かっているという象徴であり、ポツダム宣言にも反している」と批判された問題が取り上げられている。そして、この「ポツダム宣言にも反している」という点について、安倍晋三は、次のように反論しているのだ。


「ポツダム宣言というのは、アメリカが原子爆弾を2発も落として日本に大変な惨状を与えたあと『どうだ』とばかりに叩き付けてきたものです。そんなものを持ち出して、あたかも自分自身が戦勝国であるかのような態度で日本の総理を責め上げるのはいかがなものか?」


はぁ?何言ってんの、この人?‥‥ってなワケで、あたしは久しぶりに開いた口からエクトプラズムが流れ出て幽体離脱しちゃいそうなほど呆れ返ってしまった。だって、小学生でも知っているように、広島に原爆が投下されたのが1945年8月6日で、長崎に原爆が投下されたのが3日後の8月9日だ。そして、連合国軍が日本に対して降伏を促す「ポツダム宣言」を提示したのは、それより10日以上も前の7月26日だからだ。

時系列で説明すると、まず、連合国軍が7月26日に日本に対して「ポツダム宣言」を提示したんだけど、日本は全国各地を空襲された上に沖縄戦でもボコボコにやられていて敗戦は時間の問題だった。それなのに日本軍は「ポツダム宣言」を受託せず、白旗を上げずに国民を犠牲にしながら悪あがきを続けていたため、8月6日と9日に原爆を投下されてしまった。そして、8月14日になって、ようやく「ポツダム宣言」を受諾して無条件降伏を表明したってワケだ。

だから、安倍晋三が『諸君!』で公言した「ポツダム宣言というのは、アメリカが原子爆弾を2発も落として日本に大変な惨状を与えたあと『どうだ』とばかりに叩き付けてきたものです」という説明は、時系列が真逆なトンチンカンな説明ということになる。さらに言えば、7月26日に「ポツダム宣言」を提示された時点で、日本がすぐに受諾していれば、広島にも長崎にも原爆など投下されなかったのだ。

こうした当時の状況を踏まえれば、この安倍晋三のトンチンカンな説明は、ただ単に安倍晋三の無知無能ぶりを知らしめたというだけでは終わらない。安倍晋三の、この無責任なデマ発言は、歴史的事実を捻じ曲げ、当時の日本政府の戦争責任を棚の上に上げてしまっているのだ。そして、このデマ発言が故意でなかったとすれば、安倍晋三は国会議員のクセに「ポツダム宣言」も読んでいない無知で無教養で無責任な大バカ野郎ということになる。仮にも日本の現職の与党議員が「ポツダム宣言」も読んでいなかった上に、デタラメなデマを誌面で流布するなんて、あまりにも酷すぎる。そして、そんな大バカ野郎が、今では日本の総理大臣になってしまったのだ。

故意であれ無知であれ、どちらにしても、口をひらけばバカのひとつ覚えのように「戦後レジームからの脱却」と連呼して、日本が世界に誇る平和憲法を踏みにじろうとしているブンザイで、その「戦後レジーム」の根本である「ポツダム宣言」も読んでいなかっただなんて、呆れ果てて言葉も出てこない。いまだかつて、これほど愚かで無責任で恥ずかしい総理大臣がいただろうか?


‥‥そんなワケで、現在の第2次安倍政権は、自民党の「総裁は2期まで」という基本ルールも勝手に変更して3期目へと突入しようとしているけど、現在の第2次安倍政権がスタートして2年目の2015年5月20日、国会での党首討論で、日本共産党の志位和夫委員長は「過去の日本の戦争は間違った戦争であるという認識はありますか?」と、安倍晋三を厳しく問いただした。そして、次のようなやり取りをした。


志位委員長「ポツダム宣言は日本の戦争について、第6項と第8項の2つの項で間違った戦争だという認識を明確に示しております。総理にお尋ねします。総理はポツダム宣言のこの認識をお認めにならないのですか?」

安倍首相「このポツダム宣言を我々は受諾し、そして敗戦となったわけです。そして今、私もつまびらかに承知をしているわけではございませんが、ポツダム宣言の中にあった連合国の理解、例えば日本が世界征服を企んでいたということ等を今ご紹介になられました。私はまだその部分をつまびらかに読んでおりませんので、承知はしておりませんから、今ここで直ちにそれに対して論評することは差し控えたいと思いますが、いずれにせよですね、まさに先の大戦の痛切な反省によって今日の歩みがあるわけでありまして、我々はそのことは忘れてはならないと思います」


おいおいおいおいおーーーい!とうとう日本の総理大臣が「ポツダム宣言はちゃんと読んでいませんでした」って自分で認めちゃったよ!つーか、「ポツダム宣言」って、さっきも言ったように、原稿用紙2枚ほどの短い文書で、どんなに丁寧に読んだって10分もあれば読めるものだし、小学生でも理解できる口語訳もあるのに、仮にも日本の総理大臣が「私はまだその部分をつまびらかに読んでおりませんので」って、何だそれ?ぜんぶで13項目しかないのに、その中の第6項と第8項を読んでいないってことは、ようするに「まったく読んでいないし、全体でどれくらいの長さの文書なのかも把握していない」ってことじゃん!

結局、この党首討論では、安倍晋三は志位委員長の「過去の日本の戦争は間違った戦争であるという認識はありますか?」という質疑にはマトモに答弁することができず、お得意の「質疑と無関係なことをダラダラとしゃべってはぐらかす」という作戦で逃げ続けるしかなかった。今でもYOU TUBEなどで当時の映像を観ることができるけど、終始シドロモドロの安倍晋三は、まるで宿題を忘れた小学生が先生に叱られてバレバレの嘘の言い訳をしているようで、観ているこちらが恥ずかしくなるほど情けない姿を晒している。


‥‥そんなワケで、敗戦国の総理大臣が、それも「戦後レジームからの脱却」を掲げて改憲を進めようとしている総理大臣が、その「戦後レジーム」の根幹である「ポツダム宣言」を読んでいなかっただなんて、この信じがたいニュースはネット上を駆け廻り、トレンドの1位に「ポツダム宣言」が躍り出るほど盛り上がってしまった。

だけど、皆さんご存知のように、安倍晋三には「恥」という概念がない。この時、安倍晋三が真っ先にやったことは、いつものように「権力によるゴマカシ」だった。この党首討論から約2週間後の6月2日、イエスマンの閣僚たちを集めた安倍晋三は、こともあろうに「安倍首相はポツダム宣言を当然読んでいる」という答弁書を閣議決定したのだ!アホか?

森友学園問題で野党が安倍昭恵夫人の証人喚問を要求した時、安倍晋三は「私の妻は私人だ!」などと意味不明なことを言い出して拒否したけど、その直後、閣僚たちを集めて「首相夫人は私人である」という答弁書を閣議決定した。この時もあたしは呆れ果てたけど、何なんだよ?この「安倍首相はポツダム宣言を当然読んでいる」という閣議決定って?バカを通り越して、マジでどうかしちゃってるよ、この人。


‥‥そんなワケで、8月8日に67歳で亡くなった沖縄県の翁長雄志知事は、生前、「安倍首相はいったいどこを向いて政治をやっているのか?日本の総理大臣なのに、どうして日本のためでなくアメリカのための政策ばかり進めているのか?安倍首相が目指しているのは『戦後レジームからの脱却』ではなく『戦後レジームの完成』ではないのか?」と指摘し、日米地位協定ひとつも正常化できないアメリカ従属の弱腰姿勢を厳しく批判していた。日本が世界に誇る平和憲法を「アメリカから押し付けられた恥ずかしい憲法」と揶揄するのなら、その前に日本人を苦しめ続けている日米地位協定を正常化するのが日本の首相としての最優先課題だと思うし、日本人のための福祉や社会保障の予算を削ってまでアメリカの言い値で欠陥機オスプレイや役立たずのイージスアショアなどを次から次へとお買上げするのだっておかしな話だからだ。結局、自民党総裁の任期を3期に延長してまで安倍晋三が成し遂げたいことは、日本を完全なる「アメリカの属国」にすることであり、翁長知事の指摘の通り「戦後レジームの完成」こそが「安倍政権の目指しているゴール」なのだということが良く分かった。だから、今日は最後にハッキリと言わせてもらうけど、日本を愛する保守派の皆さん!右翼の皆さん!思想の左右に関係なく「日本が大好き」なすべての愛国者の皆さん!このまま今の安倍政権が続いたら、日本はケツの毛までアメリカにむしられてしまい、完全にアメリカの属国に成り果ててしまうから、今すぐに安倍晋三という稀代の売国奴を権力の座から引きずり降ろすために力を結集してほしい!‥‥って、マジでそう思った今日この頃なのだ。














http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/351.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 気骨ある「信濃毎日新聞」が安倍晋三を批判! 


気骨ある「信濃毎日新聞」が安倍晋三を批判!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_127.html
2018/08/16 22:03 半歩前へ

▼気骨ある「信濃毎日新聞」が安倍晋三を批判!

 安倍晋三は15日の全国戦没者追悼式での式辞で、歴代首相が述べてきた「不戦の誓い」の言葉を使わず、アジアへの「加害と反省」にも一切触れなかった。

 長野県の有力紙「信濃毎日新聞」は「首相の式辞 加害と反省 素通りでは」と題して安倍晋三の姿勢を厳しく批判した。

 「信濃毎日新聞」といっても毎日新聞の系列会社ではない。まったく関係ない。共同通信の有力な加盟社だ。マスコミ関係者は「信毎」と呼び、以前から正論を吐く言論機関としての評価が高い。

 ではその「信毎」の気骨ある社説を紹介しよう。(抜粋)

***********************

 全国戦没者追悼式での安倍晋三首相の式辞には今年も、アジアへの加害に対する反省の言葉はなかった。

 日本人の犠牲とアジアへの加害は表裏一体。犠牲者を悼むときは加害の歴史に思いをいたすのは当然のことだ。加害と反省を素通りする首相の式辞を見過ごすわけにはいかない。

 戦後50年の1995年8月、村山富市首相(当時)が植民地支配と侵略の歴史に対し「痛切な反省と心からのおわび」を表明して以降、歴代首相は追悼式で加害責任と反省に触れてきた。

 安倍首相も第1次内閣の2007年には「深い反省とともに犠牲となった人々に哀悼の意を表する」と述べていた。

 姿勢が変わるのは第2次内閣発足後の13年からだ。平和への決意は語ったものの、アジアの犠牲者への哀悼の意や反省は盛り込まなかった。今年も同様だ。

 今の私たちの暮らしは先の戦争に対する反省の上に成り立っている。ポツダム宣言を受諾し、戦争責任者を裁く東京裁判の結果を受け入れることで、日本は国際社会に復帰し、復興と成長への道を歩むことができた。

 政府主催の追悼式で首相が「加害と反省」に触れないことは世界に誤解を広げる心配がある。日本が歴史を書き換えようとしていると受け止められかねない。

 首相はきのう靖国神社に私費で玉串料を納めている。靖国神社はかつては戦争を遂行するための国家機関だった。境内の博物館「遊就館」は今も、先の戦争を「大東亜戦争」と表記し、自衛の戦争だったとの歴史観を押し出している。

 戦争の歴史を反省し不戦の誓いを堅持し続けてこそ、日本は世界で「名誉ある地位」(憲法前文)を占めることができる。  (以上 信濃毎日新聞)

















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/352.html

記事 [政治・選挙・NHK249] (大塚英志氏書評)手塚治虫漫画を思想宣伝の道具にするな(週刊ポスト)
『手塚マンガで憲法九条を読む』/マンガ・手塚治虫 解説・小森陽一


【大塚英志氏書評】手塚治虫漫画を思想宣伝の道具にするな
8/16(木) 7:00配信 NEWS ポストセブン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180816-00000009-pseven-life&pos=2

【書評】『手塚マンガで憲法九条を読む』/マンガ・手塚治虫 解説・小森陽一/子どもの未来社/1500円+税
【評者】大塚英志(まんが原作者)

 憲法九条を変えるべきではないという本書の政治的立場にぼくは賛同する。しかし、その上で、本書のようにその学習教材として直截の手塚作品を読ませることには違和を表明する。

 手塚作品は確かに戦争を主題としたものが少なからずある。しかし手塚の表現は、まんががプロパガンダのツールであった歴史からの離脱として立ち上がった。例えば、本書の解説で野上暁が言及した「勝利の日まで」は、手塚の戦争体験の反映としてのみ論じられるがそれは狭い理解だ。

 この作品は大政翼賛会が主導した戦時下のメディアミックス「翼賛一家」の自発的な二次創作として描かれ、同時期の「防空」を題材とした教育映画のまんが版として目論まれている。そのことはいずれ本にまとめるが、「勝利の日まで」は、戦時下の少年である手塚の自主製作の翼賛教材だった。手塚は自身が軍国少年であったことが記された日記も公にしていて、当時の彼が民主主義者であるはずはない。

 当然、そういう少年としてあった手塚を糾弾するのは無意味だ。だからこそ、手塚少年を縛ったものから戦後、彼が自分のまんがを自由な表現として、いかに立ち上げていったのか、その果てに何がどのように生まれたのかを知ることが重要だ。例えば「アトム大使」の初期構想ではアトムはアメリカの大統領の意で戦う戦闘ロボットだった。しかし、完成した作品は和平大使のアトムの物語であった。

 教材として示すならこのようなまんが家・手塚治虫のつくられ方であり、その中で彼が彼の表現をいかに自ら獲得していくか、その過程をこそ示すべきである。描くことの自由の教材としてあらゆる作品はなくてはいけない。

 ぼくは作家やまんが家が政治的立場を有して当然だと思うが、同時に、表現を第三者がプロパガンダのツールとして用いることはあってはならないと考える。全てのまんががプロパガンダのツールとなることは拒否すべきであり、プロパガンダに良いプロパガンダと悪いプロパガンダなどないのである。

※週刊ポスト2018年8月17・24日号
http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/353.html

記事 [政治・選挙・NHK249] なぜ#MeToo運動はジャニーズ事務所やTOKIO山口達也には文句を言わないのか?――2018上半期BEST5(文春)
謝罪会見での山口達也 ©文藝春秋

なぜ#MeToo運動はジャニーズ事務所やTOKIO山口達也には文句を言わないのか?――2018上半期BEST5
8/15(水) 11:00配信 文春オンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180815-00008548-bunshun-soci

2018年上半期、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。オピニオン部門の第4位は、こちら!(初公開日:2018年5月3日)。

【写真】憔悴した表情で記者会見に臨むTOKIOのメンバーたち

*  *  *

 ちょっと聞いてくださいよ。

 嘆かわしいのは記者会見までやって「本人は相当酩酊状態で、記憶が若干明確でない状態ではあるが、被害者にキスをしたことは間違いありません」ということで、アルコール依存の話になっちゃったことなんですよね。

 何がって、旦那、分かるでしょ、TOKIO山口達也氏の書類送検後の記者会見のことです。

核心については明らかにされずに終わってしまった
 弁護士同席の下で行われたこの記者会見、どのような経緯で事件にいたったかという核心については明らかにされずに終わってしまった、ただただ残念な話なんですよね。

 もちろん、世間一般のアルコール依存な人たちについて、投げかけられる目線が冷たいわけです。本人の意志とは関係なく、つい酒を飲んでしまう、飲んだうえでいろいろやらかしてしまう……。これらは、社会通念上は「酒癖が悪い」とか「酒で失敗するタイプの人」などという、まるっとしたワードで語られて終わってしまいます。如何にも「意思が弱いからアルコールを断てないのだ」と。

 でも、実際にはアルコール依存から脱却しようとすると、本人の意志の強い弱い関係なく、きちんとした治療は必要です。「もう飲まないぞ」となっても、きちんと見ていてくれる家族が必要だ。場合によっては長期入院したり、定期的なケアを受けながら、酒からの自立を志す人も少なくありません。一度依存してしまうと、なかなかその誘惑を断てないのはもはや完全な病気であります。

マネジメントをしていたジャニーズ事務所は何をしていたのか?
 人気グループTOKIOの一員として、テレビの定番番組に出演してきた山口氏にとっても、アルコール依存からの脱却は強い仕事上のストレスからの解放を意味していた部分もあるかもしれません。それは分かる。しかし、親しいメンバーとロケで移動したりすれば、本人の悩みもその酒癖も分からないはずがないと思うんですよ。一度は入院していたっていうじゃないですか。ならばなおさら、マネジメントをしていたジャニーズ事務所はどうしてこんな問題を起こすまで山口氏に寄り添ってやれなかったんだ、せめてアルコール依存から脱するところまで伴走してやれなかったんだって思うわけです。

 他のTOKIOメンバーにしても、彼らがお詫びしなければならないほど、TOKIOが悪かったんでしょうか。被災地・福島への貢献も、仕事としてやっていたにせよ愛される行動をとり続けてきたことは称賛されるべきで、それすらも無かったことのように語られるのはもったいないですし、山口氏のしでかしたことをグループで連帯責任とるような内容には違和感があります。江戸時代の五人組制度じゃあるまいし。もしもアルコール依存で山口氏が苦しんでいるとして、それに本当に気づかなかったとしたら、どういう付き合い方だったんだろうあの五人の中では、と思うのです。心が通い合っている存在だったとするならば、飲酒習慣や酒癖から何かしら気づくことはあったであろうし、山口氏も信頼して「実は俺さ」という膝詰めの相談のひとつもあって、強制わいせつで書類送検されるなんてことは止められたと思うんですよ。もちろん、そこに芸能人ならでは、人気者でないと分からない孤独があるとか、何か余人には分からないものはあるとは感じますけれども。

 別にこれ、ジャニーズ事務所だけを責めている話じゃないんです。そういう場面に居合わせたかもしれない局の人間や、女子高校生側の事務所は何も言わなかったんでしょうか。高校に通っている共演者の連絡先を聞くだけじゃなく、山口氏の自宅にまで呼ぶというのは尋常じゃありませんが、その番組に出て連絡先を聞くまでのあいだは少なくとも酔っ払っていないわけでしょう。 呼び出したときは酔っていたかもしれないけど、酔った勢いで何をしたくなるか分かっているから、敢えてMCを務めている番組に出演している断りづらい相手を選んで呼び出しをかけていた常習犯だったんじゃないのか、と勘繰られても仕方のないところです。言わば「酒癖がいけないのではなくて、酒癖がその人のいけないところを暴く」という類の話ですよ。

#MeToo 界隈はなんでこんなに静かなんでしょう
 そういういけない酒癖の人が、大手を振って芸能界の真ん中で活躍されていたというのはアルコール依存の人でも社会で活躍できるという優れたモデルケースなのかもしれないけど、やらかしたことはパワハラでありセクハラです。出演していた女子高校生にきちんと事務所がついていたかは分からないけど、トイレに逃げ込んで助けを求めた女の子も、話を聞いて相手がだれであろうとちゃんと怒ることができた父親も偉い。事実関係は分かりませんが、仮に累犯だとするならば、それまでの間にどれだけの女の子が泣き、親が憤ったかは分からんわけですからね。どうであれ、パワハラやセクハラがあったとして、それが「酒のせいでした」で済ませることはできないし、それなら酒場で女の子がアルバイトしているところでボディタッチしている酔客は全員無罪放免になるのかという話ですから、酒を飲んでいたから免責されるという類の都合の良い話は通らないであろうと思います。

 当然、そのような立場ある芸能人が力関係が相対的に弱い女子高校生を呼び出して強制わいせつにいたるわけですから、さぞかし #MeToo 界隈も盛り上がっているのかと思ったらお通夜のように静かなわけです。海外メディアで雨傘もって写真に納まっている人も、赤い #MeToo パネル持って声を張り上げていたおばさんがたも、なんでこんなに静かなんでしょう。

ネットに溢れる声は「イケメン無罪」
 そもそも #MeToo 運動は米ハリウッドの映画産業で強い立場にあったワインスティーン氏の、ちょっと異常とも言える女性への迫害に声を上げられなかったということで勃発した社会運動のはずです。セクハラは良くないですよね。これはこれで大事なことだし、日本でもBuzzFeedが中心になってあれこれ頑張っていたので、何かするんじゃないかと思うじゃないですか。ジャニーズ事務所の大物タレントがやらかしたセクハラなんだから、#MeTooパネルどころか、でっかいうちわとか、火消しが振り回すまといみたいなのも動員して、ノボリ背負ってパレードでもやるのかと思って期待してみていたのに、記者会見も特になく、デモ行進するでもなく、ネットに溢れる声は「イケメン無罪」とか「憔悴している山口さん可哀想」などと話が違う。全面的にだ。そもそも、文科事務次官として天下り斡旋のかどで辞任した前川喜平さんは「出会い系バーで視察・見学」と称して素敵な店舗に出入りしてもそうお咎めない一方、同じくセクハラをやらかした財務省事務次官の福田淳一さんは容赦なくぶっ叩かれて、いまや財務省なんか解体して歳入庁でいいんじゃないかとまで言われる始末ですよ。

 みんな、党派性が強すぎるんじゃないですか。立場を利用してセクハラして騒ぎを起こしたのがみんな組織の責任に帰するというのならば、山口敬之さんのいたTBSも文部科学省も財務省もジャニーズ事務所もみんな等しく #MeToo 運動に監督責任を問われて建物の前でデモを打たれたりピンポンダッシュに遭ったり黄色いペンキがぶちまけられるべきなんですよ。

なぜジャニーズ事務所は説明責任を果たせ、という話にならないのか
 本当に社会正義のために日本社会から男尊女卑的な風土を取り除き、女性にとって働きやすい環境づくりに貢献したいと考えるのであれば、なおのこと相手の組織ややらかした本人とは無関係にセクハラ事案には立ち向かうべきじゃないでしょうか。

 わたし個人としては、本当にセクハラをやった本人だけでなく、組織も責任をしっかりとるべきなのだ、という発想で行くのはそう反対ではありません。襟は正すべきだし、責任はしっかりとるべきだと感じます。だから、財務次官の福田淳一さんが本当に問題だとするならば、財務省は解体するべし、財務大臣の麻生太郎さんも辞任しろと主張するのは構わないと思うんですよ。

 でもなぜ、山口達也氏が出てきたとき、ジャニーズ事務所は説明責任を果たせ、ジャニー社長も管理不行き届きだから釈明のひとつもしろ、という話にならないのか、不思議で不思議でなりません。 #MeToo 問題に積極的な英BBCももっと攻めるべきだし、おかしいなあと思いました。

山本 一郎



http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/354.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 黙々と被災地で汗を流すボランティアの吉川晃司!  
     
     吉川晃司(C)日刊ゲンダイ


黙々と被災地で汗を流すボランティアの吉川晃司!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_120.html
2018/08/15 22:17 半歩前へ

▼黙々と被災地で汗を流すボランティアの吉川晃司!

 PRのためにボランティアをするタレントは多い。だがこの男は違った。

 何も言わず、被災地で汗を流す。

 ロック歌手で俳優の吉川晃司である。

 「俺は現政権がでえっ嫌い!」と真正面から安倍政権を批判してはばからないオトコだ。損得抜きでここまで言えるタレントがいるか? これこそ男だ。

 嬉しいね。おらー、おめえさんみてーな男が「でえっ好きだ!」

 健在なり吉川晃司!!

*******************

日刊ゲンダイが近況を伝えた。

 吉川は先月の集中豪雨と洪水に続き、記録的な猛暑で苦しむ西日本各地の被災地に足を運び、ボランティア活動に励んでいたことが分かった。

 きっかけは吉川がボランティアの輪に加わっている画像が「目撃情報」としてツイートされたこと。本人は、ボランティアについて公表もしていなければコメントもしていない。

 ただ、先月、都内でのドラマの完成披露試写会では舞台上からこんな挨拶をしている。

 「このたびの水害で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。今なお不自由な生活を余儀なくされている方々が、一刻も早く元の生活を取り戻されるよう願っています」

 広島は吉川の出身地でもあり、放ってはおけなかったのかも知れない。当地では、被災地をいくつも回り、被災家屋の片づけなどに従事しているようだ。

芸能プロデューサーの野島茂朗は言う。
 「吉川さんは東日本大震災の際も被災地を訪れて、被災者に手を貸していました。今回は、お父さんのご出身が原爆ドームの近くということもあるでしょうけど、とにかく困った人を助けたいという意識が強くあるようです。

 『LUNA SEA』や『X JAPAN』のギタリスト、SUGIZO(スギゾー)さんも被災地でのボランティア活動に汗を流し、現場監督をしているといった情報や様子をSNSにアップしています。

 だが、吉川さんはそうしたことは一切、発信していない。

 炊き出しをしたとマスコミに流し、PRする芸能人ボランティアとは明らかに一線を画しています。

 そうしたところがまた、男らしい、かっこいいと称賛を集めているのです。実際、現場では優しく頼りがいのある兄貴分とされ、気配りもあって大人気だそうです。

 知名度があるのにニュースにならないのは、吉川さんが政府批判などをしているからでしょうか」

 テレビが吉川のボランティア活動を追わない理由は定かではない。だが、「俺は現政権がでえっ嫌い!」などと反アベを声を大にして訴え、反原発の旗印を掲げているのは本当だ。  (以上 日刊ゲンダイ)


























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/355.html

記事 [政治・選挙・NHK249] 天皇は保身のために沖縄をアメリカに売ったと思いたい人々。(谷間の百合)
天皇は保身のために沖縄をアメリカに売ったと思いたい人々。
https://taninoyuri.exblog.jp/29690350/
2018-08-16 10:27 谷間の百合


昨夜のNHKスペシャル「ノモンハン」を見て、インパールでも出てきた「情実」というキーワードがありました。

個人間の私的な人情とでも言えばいいのでしょうか、それによって戦争が継続、拡大し、膨大な死ななくてもいい命が失われました。

忖度と似ていますが、情実にはより濃密な義理と人情の絡みがあるように思います。

参謀本部課長で陸軍中将だった稲田正純の肉声が残っていて、「天さん(天皇陛下)の命令はゼッタイではないんだ、どうにでもなるんだ」と言っていて、わたしはさもありなんと思いました。

マイクの前でさえこれですから、酒席などでは、天さんを騙すことなんか赤子の手をひねるより簡単だとか言っていたのではないでしょうか。

わたしはこれまで、天皇の戦争責任は大いに議論すればいいと思っていたのですが、それは違うと最近思うようになりました。

日本のなかで、直接的な責任がある軍人や政治家を除いてだれかがだれかの責任を問うたり裁いたりは出来ないのだと思うようになりました。

天皇を裁くようなことがあれば、その時点で日本は日本でなくなると思いました。

ほんとうにそうだと思いました。

反省もできない国民が他者を裁くことなどできません。

そして、より深く反省した人は決して他者を裁いたりはしないと。





「反戦の家づくり」の最新の記事を読んで、山岸さんの「ロジック」や「客観性」がわたしのなかで音を立てて崩れていくのを感じました。

昭和天皇が保身のために沖縄をアメリカに貢いだことは、アメリカの公文書にハッキリ残っていると、その文書が貼られていますが、アメリカの公文書といえば、黄門さまの印籠のような効果でもあるのでしょうか。

しかも、「保身のため」という英語で書かれた文書の作成者は、アメリカの対日政治顧問のW.Jシーボルトという人物だそうです。

保身のためという、憶測や推測でしかない言葉が使われているというだけでもわたしは公文書としての価値を疑わざるを得ません。

この件に関しては別に書きたいと思っていますのでここでは深入りしませんが、たとえば、翁長知事は天皇を批判、恨むような言葉を発したことがありましたか。

仮に、そういう気持ちがあったのに口に出さなかったとしたら、それこそ翁長知事が日本人のこころを持っておられた証拠です。

引用するのもためらわれるのですが、山岸さんは天皇の利己心についてこう書いています。

「ここで米軍に撤退されてしまったら日本でも革命が起きてしまう。そうなったら、せっかく象徴として生き残ったのに今度こそ戦犯で処刑されてしまう。お願いですからこのまま日本を支配してください。沖縄を自由にしていいですから。」

一握りの狂信的?な天皇憎悪者には受けるでしょうが、無関心層も含めてほとんどの国民は眉を顰めるのではないでしょうか。
(ここまで感情的に書くということは天皇がそういう人間であってほしいという強い願望なのかもしれません。)

天皇が共産革命を心底恐れておられたのは事実でしょう。

共産主義や革命が日本の国柄にそぐわない、日本の文化が徹底的に破壊される、皇祖皇宗に対して申し訳が立たないというお気持ちだったのだろうと思います。

皇祖皇宗といえば、やっぱり天皇家のことではないかと思うような人にはもう何も言うことはありません。

あのころに戻れるものなら旧ソ連に戻って洗脳を解いてもらってきてほしい。








http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/356.html

記事 [政治・選挙・NHK249] <NEWS23> 綾瀬はるか「戦争」を聞く 〜語らなかった女たち〜 




NEWS23 綾瀬はるか「戦争」を聞く〜語らなかった女たち〜 20180815


綾瀬はるか「戦争」を聞く〜語らなかった女たち〜終戦当時10歳の少女が目撃したものとは 20180815NEWS23
http://www.tbs.co.jp/hot-jyouhou/201808131200.html

8月15日(水)よる11時10分から35分拡大放送『NEWS23』特別企画綾瀬はるか「戦争」を聞く〜語らなかった女たち〜終戦当時10歳の少女が目撃したものとは?歴史の闇に埋もれてきた女性たちの戦争を綾瀬はるかが取材



TBSでは、終戦の日である8月15日(水)に『NEWS23』を35分拡大し、特別企画 綾瀬はるか「戦争」を聞く〜語らなかった女たち〜を放送する。

2010年から毎年様々な戦争体験者の声に耳を傾け、その平和への願いを伝えてきた綾瀬はるか。今回、綾瀬が取材するのは“女性たちの戦争”だ。

戦後、福岡市の博多港に139万人の日本人が命からがら引き揚げてきた。その中に、満州でソ連兵らから性暴力の被害に遭い、妊娠した女性たちが多く含まれていたことはあまり知られていない。引き揚げ船から海に身を投げた女性も少なくなかったという。また、「二日市保養所」という中絶のための施設も国が関わり秘密裏に作られた。治療の際に、医師や看護師が泣き声をあげた赤ん坊の命を奪うこともあったという。当事者の女性たちもずっと口を閉ざしてきた。

綾瀬が訪ねたのは、10歳のとき満州で終戦を迎えた鈴木政子さん(83)。ソ連兵に連行され、収容所で2か月を過ごした。そこで彼女が目撃したのは、昼夜を問わず繰り返された性暴力。年頃の女性はみな標的にされ、鈴木さんが姉のように慕っていた当時18歳の「ゆう子さん」(仮名)も妊娠した。引き揚げ後、「二日市保養所」へ向かった「ゆう子さん」は、故郷の東北を離れて東京で就職。82歳で亡くなるまで独身を貫いたという。

戦後70年以上にわたり語られることのなかった“女性たちの戦争”。歴史の闇に埋もれてきた真実を、綾瀬はるかが見つめる。

〈綾瀬はるかコメント〉
証言者のみなさんの中には惨くて、悲しい戦争を思い出したくないと、これまで胸の中に閉じ込めてきたという方もたくさんいます。

今回の証言は、満州で終戦を迎え、姉のように慕っていた女性たちが性暴力の被害に遭ったお話です。

戦争を知らない私たちのために貴重な証言をしてくださいました。是非聞いてください。



















































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記事 [政治・選挙・NHK249] 安倍政権が検討するサマータイム、睡眠不足で多大な健康被害…時計修正など膨大な手間(Business Journal)
安倍政権が検討するサマータイム、睡眠不足で多大な健康被害…時計修正など膨大な手間
https://biz-journal.jp/2018/08/post_24447.html
2018.08.16 文=編集部 Business Journal


安倍晋三首相(写真:つのだよしお/アフロ)


 2020年東京五輪・パラリンピックの“暑さ対策”として、サマータイム導入の検討が本格的に始まった。東京五輪組織委員会の森喜朗会長が先月27日に首相官邸を訪れ、安倍晋三首相にサマータイムの導入を要請したのだ。これを受け政府・与党が検討した結果、国民生活に直結するため、政府提出法案としてではなく、超党派の議員立法として秋の臨時国会での成立を目指し、お盆休み明けにも制度設計に入るという。

 こうした動きに、早くも各方面から反対の声が上がっている。日本が占領軍の施政下にあった1948〜1951年まで、電力不足の深刻化に対処する目的で、連合国総司令部(GHQ)の指示で導入されたが、残業時間の増加などに労働界が反発、定着しないまま廃止された。その後も何度かサマータイム導入の動きはあったが、実現に至らずにすんだ。

 今回はどうなるのか。計画では6〜8月の3カ月間、時間を2時間繰り上げるというのだ。来年夏には試験実施をするという。サマータイム実施国の多くは1時間もしくは30分というのが一般的だが、日本はいきなり2時間も時計の針を進めるという。どんな影響があるのか。早稲田大学スポーツ科学学術院の西多昌規准教授に話を聞いた。

「最大のデメリットは睡眠と生体リズムに与える影響です。サマータイムで2時間時計の針を進めると、人々の生活はその分、朝早く起きることになります。仕事が午後3時に終わるので、まだ明るい余暇を有意義に使えるといいますが、明るい時間帯に仕事が終わってもやることがなければ、結果的にだらだらと仕事をしてしまうことになりかねない。日本人は夜型が多いので、睡眠不足で多大な健康被害を被るリスクが高くなります。
 
 今回は2時間ということですが、1時間でも相当影響が出ることがわかっています。アメリカは1時間ですが、サマータイムに移行するとき、1週間くらい睡眠不足の状態が続きます。私もアメリカの大学に留学中に体験しましたが、やっぱり面倒でしたね。体内時計の調整ができない期間が長く続きました。そもそも、時計を全部変えなければいけないので手間がかかる。テレビ、電話、車の時計の時刻もすべてですからね」

■アスリートにも大きな影響

 そんな面倒なサマータイムを、なぜ導入しようというのだろうか。

「アメリカでやっているからでしょう。世界70カ国でもやっているので、なんとなくよさそうだというのがひとつ。主に高齢者の『若い人はもっと努力を』『勤労は美徳』的な哲学も影響大だと思います。年寄りは早起きなので、早起きはいいことだと思っている。若者に決定権があるなら、むしろ逆に時計の針を戻すと提案するはずです。2時間戻せば深夜零時が午後10時になるので、まだまだ起きていられますからね」(西多氏)

 では、サマータイムは東京五輪でアスリートに影響を与える可能性はないのか。

「サマータイムとアスリートのパフォーマンスに関する研究を調べてみましたが、まったく論文がありません。日本ではリスクがあまりに大きい、未知の世界ですね。深部体温が一番上がるのが夕方なので、夕方の競技で世界記録が更新されることが多いのです。逆に朝はまだ目が覚めていませんから、アスリート的にはよくない。でも、37℃のなかを走れと言われても困りますけどね。また、サマータイムだと夕方の時間が増えるので、午後の競技をまだ気温が高いうちにやることになります。ぜんぶ午前中に競技を終わらせるならともかく、午後の競技をどうするつもりなんでしょうか」(同)

■海外では自殺者増加

 時計の針を2時間進めるだけというが、確かに腕時計なら簡単な話だ。しかし、ありとあらゆるシステムの時間を進めるのは膨大なコストと手間がかかる。通勤通学の足となる交通機関も、サマータイムが導入されれば朝早く電車を動かさねばならない。では終電を夜10時にできるかといえば、それも困難で、結果的に交通機関に勤務する従業員は長時間労働を余儀なくされるかもしれない。西多氏はこう続ける。

「諸外国では夏時間に移行すると午後の交通事故が増えます。生体リズムの失調による自殺者も増加します。私だけじゃなく、日本睡眠学会も全員が反対しているんです。睡眠に対するまともな知識があれば、サマータイムなんてまずやろうと思うはずがない。本来の目的である省エネも、日中のエアコン稼働が増えるので疑問です。暑い日中の五輪・パラリンピックは、選手はもちろん観客やスタッフ、ボランティアの体調管理のほうが懸念されます。

 東京五輪でアスリートの記録を出すためといいますが、夏の東京でやる時点で記録はもう諦めてくれと言っているようなものです。体内時計だけ考えれば、朝早い競技ほどアスリートにとっては不利です。サマータイムの導入は日本の場合は百害あって一利なし。日本で猛暑日の午後3時に終業時間を迎えても、人々はどうするんですか。外は暑いから会社の中で仕事でもしてよう、となりかねません」

 サマータイム導入が見送りになることを、祈るばかりである。

(文=編集部)










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記事 [政治・選挙・NHK249] 菅官房長官、野田聖子氏に激怒…野田氏の金融庁への圧力、麻生財務相によるリーク説(Business Journal)
菅官房長官、野田聖子氏に激怒…野田氏の金融庁への圧力、麻生財務相によるリーク説
https://biz-journal.jp/2018/08/post_24446.html
2018.08.16 文=編集部 Business Journal


 菅義偉官房長官(日刊現代/アフロ)


 いつにもまして菅義偉官房長官が怒っている――。

 首相官邸番の記者らの間でこんなことが囁かれたのは、野田聖子総務大臣の事務所が金融庁の調査を受けていた仮想通貨業者の関係者を同席させて、金融庁の担当者に説明させていた一件についてである。朝日新聞の一報を受け、菅長官は7月19日の定例記者会見で、「詳細を承知していない。野田大臣ご自身が説明されていると思う」と突き放した。

 その後、金融庁が、朝日新聞から情報公開請求があったことを情報公開の決定前に当事者の野田大臣に伝えていたことが明らかになった。菅長官はそれを受け7月25日、会見で「政府としてあってはならないことだ」と厳しい口調で情報を漏らした金融庁職員について処分を検討する考えを示した。

 後日、金融庁は幹部4人を厳重注意処分とし、野田大臣も1年間の大臣給与自主返納という処分を自らに下さざるを得なくなった。金融庁の案件ではあるが、金融担当大臣の麻生太郎氏ではなく、菅長官が処分への流れをつくったかたちとなった。

 一連の経緯をめぐり菅長官が「怒っている」というわけだが、その裏にあるのは、9月の自民党総裁選における安倍首相の対抗馬の問題だ。総裁選出馬への意欲はありながら、20人の推薦人を集めることに四苦八苦していた野田大臣だが、今回の一件で出馬の可能性はほぼ消えた。

 金融庁への圧力や情報漏えい問題だけではなく、野田大臣の夫が仮想通貨業者と関係があるなどとの週刊誌報道もあり、推薦人を断る口実を与える決定的なダメージとなったといわれている。こうした結果を誰よりも残念がっているのが菅長官だという。

「菅さんは総裁選が安倍首相vs.石破茂の一騎打ちになるのは避けたいと思っていた。一騎打ちは、あとにしこりが残る。安倍首相が3選を果たしたとしても、結果的に、その後の政権運営が不安定になる。そのため菅さんは、野田さんに自分の息のかかった無派閥議員を推薦人として貸す気でいた。しかし、今回の情報漏えい問題でそれも難しくなった」(自民党中堅議員)

 つまり、菅長官は野田氏の脇の甘さに怒っているというわけだ。

■菅長官は“党人派”

 自民党内には無派閥議員が73人おり、それは安倍首相の出身派閥である細田派(94人)に次ぐ勢力。第2派閥の麻生派(59人)よりも多い。菅長官は派閥を持っていないが、73人中、約半数が“隠れ菅派”で事実上の菅グループである。

 菅長官は代議士秘書、横浜市議出身のたたき上げの“党人派”で、師と仰ぐのは梶山静六元官房長官。安倍首相を支える菅長官だが、いわゆるタカ派色の強い安倍首相の“お友だち”ではない。安倍首相に近い議員からは、毛色の違う菅長官はむしろ疎まれている。

 安倍首相は今回の総裁選を「無投票3選」にしたがっていた。だから岸田文雄政調会長に対し、アメとムチで熱心に不出馬の道を説き、断念させた。石破氏についても総裁選後の冷や飯を吹聴することで周囲を震え上がらせ、断念させたい気持ちがあったほどだ。

「総裁選で敵対すれば干す」。これが、安倍首相に近い人々の思考だが、菅長官は安倍首相個人ではなく安倍政権を守るのが自らの役目と考えている。そのためには、石破氏に野田氏も加えた三つ巴の戦いが、あとにしこりを残さず、挙党一致で政権が盤石になると考えたわけだが、その思惑は潰えた。

 野田氏の金融庁圧力の一件を朝日にリークしたのは麻生氏であり、総裁選出馬の芽を潰すためだったと永田町ではいわれているが、それも菅長官がこの一件に対し激怒する理由なのだろうか。

(文=編集部)













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