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2018年9月10日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK250] オリバー・ストーンらが「沖縄の要塞化」辺野古に反対!  
オリバー・ストーンらが「沖縄の要塞化」辺野古に反対!
https://85280384.at.webry.info/201809/article_108.html
2018/09/09 23:47 半歩前へ

▼オリバー・ストーンらが「沖縄の要塞化」辺野古に反対!

 欧米を中心とする研究者や文化人ら133人が7日、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)への移設について「今こそ(日米は)沖縄の『要塞』的役割を考え直すときだ」と反対する共同声明を出した。

 2014、15年にも同様の声明を出しているが、「状況は良くなるどころか悪化している」と懸念。

 県知事選候補者に対しては「普天間飛行場閉鎖と辺野古新基地中止という民意を実行に移す意思を明確にすること」を求めている。

 声明に署名したのは米国の映画監督オリバー・ストーン=写真(左)、ゲッティ・共同、言語学者ノーム・チョムスキー=同(右)、歴史学者ジョン・ダワー、ノーベル平和賞を受賞した北アイルランドのマイレッド・マグワイアら。 (以上東京新聞)

写真はここをクリック
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201809/CK2018090902000129.html?ref=rank


「沖縄の要塞化」辺野古反対 欧米識者ら133人が翁長氏死去後に声明
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201809/CK2018090902000129.html
2018年9月9日 東京新聞
※キャプチャー




















http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/470.html

記事 [政治・選挙・NHK250] せやろがいおじさん / 「東京オリンピックのエゲツないボランティア募集について」
せやろがいおじさん / 「東京オリンピックのエゲツないボランティア募集について」
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/2e20530893a0753003a0806e10a35538
2018年09月08日 のんきに介護


東京オリンピックのエゲツないボランティア募集について【せやろがいおじさん】





こんなコメント。

















http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/471.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 安倍晋三が語る「憲法改正」 ← アホらしいけど笑って過ごせない(黙翁日録) 
安倍晋三が語る「憲法改正」 ← アホらしいけど笑って過ごせない
http://mokuou.blogspot.com/2018/09/blog-post_49.html
2018年9月9日 22:34 黙翁日録































http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/472.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 産み逃げされた玉城デニー 産み逃げした佐喜眞フランス 
産み逃げされた玉城デニー 産み逃げした佐喜眞フランス
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51957643.html
2018年09月09日 自民党的政治のパンツを剥ぐ



佐喜眞氏の方は、現妻と結婚する以前のフランス滞在時仏人女性との間に子供
化学兵器謀略のようなデマでなく
これは正しい報道です本人が認めております

ならこうなります

***

外人に産み逃げされた玉城デニー

外人に産み逃げした佐喜眞
*フランス人に子供を産ませ 日本に帰国して結婚したら 事実上 
玉城デニー氏父親と同じ立ち位置となります

沖縄は 日本に 米国に「された」側です

佐喜眞氏は「した側」となります

これがDNAです
女性は質が向上しているという
「上から目線」の発源ポイントです

佐喜眞氏と安倍政権の本籍は日本会議であり
DNAは同質です

沖縄が政治本籍ではありません

これからも産み逃げしていくのです
最終地は「日本会議」ですから
「沖縄は日本会議の支店なのです」










http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/473.html

記事 [政治・選挙・NHK250] <菅野完氏 七年前、安倍晋三なにしてたよ?>「災害対応時に政権批判を慎むべきだ」なんて、安倍晋三の支持者は、言えないはず













































http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/474.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 文筆家の菅野完氏、日本人女性への傷害罪でアメリカで起訴。裁判に出廷せず、20年間「逃亡」状態に(ハフポスト日本版)
文筆家の菅野完氏、日本人女性への傷害罪でアメリカで起訴。裁判に出廷せず、20年間「逃亡」状態に
9/8(土) 12:44配信
ハフポスト日本版
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180908-00010000-huffpost-soci



学校法人「森友学園」に対する国有地売却問題をめぐり、詐欺罪などで起訴された学園前理事長の籠池泰典被告が不当に長期間、勾留されていると抗議する菅野完氏=2018年3月、大阪市都島区の大阪拘置所前


文筆家の菅野完氏(43)がアメリカ・テキサス州で暮らしていた20年前、当時交際していた日本人女性に暴行し、けがを負わせたとして逮捕・起訴されたにもかかわらず、裁判を受けずに帰国していたことを9月8日、ハフポスト日本版は確認した。


菅野氏に対しては再逮捕状が出されて現在も有効といい、事実上の「逃亡」状態になっている。


この問題をめぐっては、週刊現代(8月11日号)が報じて明るみに出た。ハフポストも捜査関係書類の写しなどを入手した。



菅野完氏が「家族または同居人に対する傷害罪」で起訴された内容が書かれた司法関係書類のコピー。プライバシー保護のため、一部をぼかしています


関係者の話も総合すると、菅野氏は22歳だった1998年5月23日夕、テキサス州ベル郡のアパートで、同居していた当時20歳代の日本人女性の頭や顔、体をたたくなどしてけがを負わせたとして地元警察に逮捕された。


菅野氏は捜査の後、「家族または同居人に対する傷害罪」で起訴された。



菅野氏の再逮捕を認める令状のコピー


菅野氏はその後、保釈保証業者の立て替えで2500ドルを支払って保釈されたが、1999年6月にベル郡裁判所で予定されていた公判に出廷せず、帰国。裁判所は9月、保釈金の没収と菅野氏を再逮捕するよう決定を下した。


ベル郡検察当局によると、この事件は終結しておらず、再逮捕状は今も有効という。


前年にも同じ被害者に暴行


事件の前年にも、菅野氏は同じ女性に対して傷害事件を起こしていた。


捜査関係書類などによると、菅野氏は当時、テキサス州にある2年制の大学で学んでいた。被害者の女性とは同居していたが、1997年8月、この女性の顔に電話機を投げつけるなどしてけがを負わわせたとして逮捕された。


菅野氏は起訴されたが、公判では罪状認否をせず、そのまま結審。裁判所は1998年5月29日、菅野氏に対し、罰金650ドル、保護観察1年の有罪判決を下した。


菅野氏の見解は?


菅野氏は7月30日、週刊現代の質問に答える形でコメントを公式サイトに発表した。主な内容は以下の通りだった。


「御指摘の内容は全て事実です。頂戴した質問状にある内容がそのまま20年前の私の姿です。あまりにも愚かで、いくら反省してもしきれません」


「お相手の女性には、雑誌の取材に答える形ではありますが、改めて謝罪します。申し訳ありません」


「実母の死去や生活に追われ出頭することができないまま、司法機関や相手方からの強い要請もなく、裁判が収束に向かったと合点しておりました」


一方、菅野氏はハフポストの取材に対し、改めてこう回答した。


「週刊現代に対する回答以上のことは答えられません。


事案が発生した98年から日本帰国後にかけての数年間の記憶に関しましては、本事案、家族との死別と離別、経済的行き詰まり、ホームレス経験、その後の就職などなど、恥ずかしいことも辛いことも有為転変さまざまあり、記憶がまだらになっているのが有り体のところです。


これは、『20年も昔の話なので記憶が薄れた』ということではありません。


あくまでも、あまりに多くのことが一時に連続して起こり、またそのため記憶もまだらになっているため、あの数年間の記憶について、正確を期してお話しすることがなかなか難しいということです。


当該女性とコンタクトをとったことは一切ありません。先方から当方へのコンタクトも一切ありません。


従いまして、現状彼女がどのような状態にいるのか、本事案や私に対してどのような感情をもっているのか、彼女の希望はなにかなどについての情報は当方の手元に一切ありません。


被害者の意思を確認せぬまま、当方が一方的に話をするのも適切ではないとも考えます。


米国現地の捜査当局が保有する資料をもとに当方の記憶を再度喚起してからでないと、固いご回答は申し上げにくいというのが実情です」


アメリカの捜査当局や裁判所への出頭の有無など、今後の司法手続きについては、アメリカの弁護士を通じて確認中だという。


菅野氏の依頼で手続きを確認している山口貴士弁護士は「現在、菅野氏の事件がどうなっているのか、現地の捜査当局や裁判所に直接確認できているわけではない。テキサス州の弁護士に確認してもらった上で、相談の上、対応を決めたい」と話している。


菅野氏は保守団体「日本会議」をテーマに「日本会議の研究」を書き、2016年度石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞奨励賞を受賞した。


森友学園問題では、森友学園の前理事長だった籠池泰典氏と報道機関との間で情報や資料の提供を仲介するなどして注目を集めた。


一方で、体を無理やり触られて精神的苦痛を受けたなどとして女性から民事提訴され、東京高裁は2018年2月、女性の主張をほぼ認めた一審・東京地裁判決を支持し、菅野氏側の控訴を棄却した。


関根和弘

http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/475.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 加計疑惑は「死んでいない」ぞ安倍晋三! 
加計疑惑は「死んでいない」ぞ安倍晋三!
https://85280384.at.webry.info/201809/article_99.html
2018/09/09 07:55 半歩前へ

▼加計疑惑は「死んでいない」ぞ安倍晋三!

 自民党総裁選にかこつけて、加計疑惑をウヤムヤにさせてはならない。風化は許さない。安倍晋三、昭惠夫婦が逃げ回っているからまだ、何一つ解明していない。一歩も前に進んでいない。追及の手を休めてはならない。

 加計疑惑は「死んでいない」ぞ安倍晋三!

*************************

 岡山県内の弁護士や獣医師らでつくる市民団体「加計学園問題を考える会」は6日、岡山市で記者会見し、愛媛県今治市に新設された岡山理科大獣医学部の設置経緯を巡り、加計孝太郎理事長の国会での証人喚問を求める声明を発表した。

 声明文は、加計氏が6月に開いた記者会見に触れ、愛媛県文書に記載された安倍晋三首相との面会を否定する根拠を示していないと指摘。新設までの過程で安倍首相が関与したとの疑惑は解消されていないと主張した。

 同会の河原昭文弁護士は「教育者は真実をありのままに語るべきなのに、沈黙を続けるのは許されない」と訴えた。 (以上 共同通信)















































http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/476.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 「激しい批判をする野党の後ろにも国民はいる」。総裁選出馬を決めた石破茂が語る国会・憲法・沖縄  菅野完 




「激しい批判をする野党の後ろにも国民はいる」。総裁選出馬を決めた石破茂が語る国会・憲法・沖縄
https://hbol.jp/174352
2018.09.08 <インタビュー・構成/菅野完 撮影/菊竹規> ハーバー・ビジネス・オンライン



 9月7日告示・20日投開票の日程で行われる自由民主党の総裁選挙は、野田聖子氏の出馬断念により、安倍晋三氏と石破茂氏の一騎打ちとなった。

 政党の代表を選ぶ選挙とはいえ、自民党の総裁選となれば、事実上「次の総理」を選ぶ選挙だ。とりわけ、今回の総裁選は、現職の安倍総裁が「次の国会」に党としての憲法改正案を提示したいとの意気込みを示していることもあり、見逃せない。

 しかし、すでに安倍陣営の圧勝が伝えられていることもあり、今回の総裁選は今ひとつ盛り上がりに欠けるのも事実。新聞もテレビもかつての総裁選のように大々的に取り扱うことをしない。ここまでワンサイドゲームとなると仕方のないことかもしれないが、ワンサイドゲームであるということは、挑戦者側―つまり、石破茂氏側―には、それ相当の覚悟があるはずである。

 その覚悟のほどが知りたい――。

 その一心で、総裁選挙に立候補した石破茂氏にインタビューを打診した。
 石破氏サイドはこころよく取材要請に応じてくれたが、なにせ選挙戦を控えた忙しい最中、許された時間は極めて短いものとなった。

 今回のインタビューでは、時間の都合もあり、10%への消費増税や社会保障改革など政策面での質問をあえて行わなかった。そうした質問は全国紙やキー局など、メジャーなメディアがその社会的責務の一環として対応するだろうという判断があったからだ。

 自民党の総裁選管理委員会は今回の総裁選でも報道各社に「公平・公正な報道」を要請している。(参照:自民の総裁選「公平・公正な報道」要求、専門家から懸念/朝日新聞

 報道各社がこの要請を忠実に遵守するのであれば、例えば9月4日の朝刊トップ記事として安倍晋三インタビューを配した日経新聞などが、後日、石破茂氏へのインタビューも、安倍総裁インタビューに費消したのと全く同じ紙幅を割いて伝えるだろう。

 政策面の質問はそれら大手メディアに譲ることとし、今回のインタビューでは、かつての総裁選の経緯、憲法9条改正案、沖縄、そしてキャンディーズについてなどなど、メジャーなメディアが等閑視するであろう質問ばかりをあえて選んでみた。
(聞き手:菅野完)

平和安全法制の頃から抱いていた違和感

――結果として安倍さんと石破さんのお二人だけになってしまいましたね。

石破茂氏(以下、石破):そうなっちゃいましたね。

――結果としてこのお二人になったことでとても面白い対比が生まれたなと思います。石破さんの初当選は1987(昭和61)年の第38回総選挙。つまり昭和最後の衆議院選挙で初当選でされています。一方の安倍さんの初当選は1993(平成5)年の第40回総選挙。平成2回目の衆院選でした。昭和最後の中選挙区選挙を知る政治家が、平成の申し子・小選挙区の申し子のような安倍さんと、平成最後の総裁選で一騎打ちになるという対比は極めて興味深いなとおもいます。そこでお伺いします。中選挙区制度時代よりは重責ではなくなったとはいえ、いまでも党の幹事長は極めて重要な役職です。石破さんは、野党時代を含め安倍政権を幹事長という立場でもご覧になられました。そのときにご覧になられた安倍政権の姿は、それまでの石破さんがご覧になられていた自民党とはだいぶ違ったものだったのでしょうか?

石破:幹事長時代には違和感はなかったですね。

――なかったですか。

石破:それは本当になかったです。まずは政権奪取すると。6年前、安倍先生と私が総裁選を戦ったとき、安倍先生は国会議員票の決選投票で圧倒的に勝たれて、地方票では私が多かったですから、地方からあれこれご批判はあったけども、もうそこは安倍石破体制なのだ、自民党はまず政権を奪還するために全身全霊でやろうと。ですから選挙の体制、あるいは党の運営、政策、9月に総裁選があって、政権奪還選挙が12月でしたから、10、11、12の3か月間、本当に全力でやりました。選挙も全力でやりました。幹事長として2年、それで政権奪還したあとの参議院選挙では、岩手と沖縄以外は全部勝って……ということで、選挙も、党のあり方も、政策も、全身全霊でやったので、幹事長時代にはまさに一体となってお支えしてきたつもりです。

――その後、地方創生相として入閣されます。執行部に違和感を抱きはじめたのはその前後ぐらいからの時期でしょうか?

石破:私も幹事長として執行部側でしたから、安倍総理との相違ということでしょうか。まず、政権奪還選挙にあたって、2012(平成24)年に作った(自民党の)憲法改正草案を掲げてやるのだということで一緒にやりました。ですが、憲法改正はすぐできるものじゃない。それまでの間、「安全保障基本法」によって我が国の安全保障政策の基本を定めるべきだということで、これも党議決定をして、政権奪還選挙に臨み、政権を奪取したわけです。もちろんそれをどれだけの方にご理解いただいて投票いただいたかは別ですけども。ここまでが党としての合議です。そこから、安倍総理は、集団的自衛権を一部容認するために「平和安全保障法制」という形にしたものを国会に提出されました。そしてそれを説明するには……。

――と、いうことで担当大臣にされそうになりましたね……。

石破:「平和安全保障法制」は、選挙前に党で決めた内容とは違うものでした。その後、改めて党議決定をして法案を通しましたが、今の憲法下での集団的自衛権は平和安全法制が最大限だということになってしまった。私はそうは思わないのです。集団的自衛権行使については、法律で厳格に制限すべきものではあるが、憲法の問題ではない、というのが以前の党の立場でもあるし、私の立場でもあるんです。

「私は考えを変えましたよ」っていうことであるんなら、わかります。しかし、集団的自衛権の行使については私の政治家としての信念に関わることです。もし私が、信念を通したまま担当大臣になって国会で説明することになったら、閣内不一致と糾弾されて、政権にご迷惑をかけてしまう。ですから大臣はお受けできなかったのですが、その時からかもしれません。違和感を抱くようになったのは。

「禅譲」はあり得ない

――今日は聞きにくい質問を先にしようと思いましてですね。あの後、本当は石破さん、総裁選挙結果として無投票となった2015年の総裁選挙に出たかったのではないか?と

石破:あの後? いや。私は、閣僚か党三役でいるときは総裁選に出ませんので。

――無役のときでないと出ない?

石破:そうですね。

――ポリシーとしては御出にならない?

石破:まあ、そういうことです。党三役や閣僚は、その政権に直接の責任を持っていると思っていますので。

――政権に責任を持つ立場の人間が政権を批判するような行為、すなわち総裁選に出て真っ向勝負するということはすべきではないと?

石破:と言うのは私の考えであって、他の人がそうしても非難はしません。

――なるほど。あのときに出られなかったことを実は後悔されてらっしゃるんじゃないのかなと。地方創生相として入閣に応じられたということを今になって後悔されてらっしゃるんじゃないのかなとずっと思っていました

石破:それはありません。

――なるほど。禅譲を期待しておられたわけでも?

石破:それは全くないです。そういうようなことが朝日の何かに書いてあるらしいですけど、地方創生大臣という役職は、私自身、鳥取の出身だし、農林水産大臣もやってきたし、やっぱり農業、漁業、林業、そして地方は、防衛と並んで私のライフワークなんですね。

――お父様(※石破二朗。元鳥取県知事、鈴木善幸内閣において、自治大臣兼国家公安委員会委員長)の時代からそうですね。

石破:はい。地方創生を手掛けるっていうことには、ものすごく自分としてやりがいを感じていたので、あそこで閣僚を受けなくて次に出るとか、閣僚を受けて禅譲とか、考えたことはありません。

――党から求められた役職を全うして、政権から求められた役職を全うして、しかもそれがご自分のライフワークと合っていたから務め上げようとされたわけですね?

石破:そうですね。それに、禅譲なんてありえないもの。

――無いですよね。いや、これは言外に岸田さんを批判してるわけではないですが(笑)

石破:少なくとも私の知っている中でそんなことはなかったです。

――自民党の歴史上かつてなかった。

石破:おそらくそうだと思います。

――政治ですから、政権というものは権力闘争の結果奪ったものばかりですしね。それがまた自民党のダイナミズムだと思います。この事務所の書棚には、かつての自民党の総理総裁の方々の写真が飾られていますが、この皆さんも戦って政権の座に座られた方々ばかりですものね。

石破:そうですね。

――いや、「石破さんは一時期、禅譲を期待していたのではないか?」とずっと気になっていましたもので。

石破:そんなこと思ったことはありません。

――なるほど。

石破:はい。あり得ません。



なぜ安倍首相は平成24年憲法草案を踏みにじったのか?

――もう一つ、石破さんと安倍さんの一騎打ちになって対比が明らかになってよかったなと思うのは憲法の話です。とりわけ憲法9条改正の扱いです。安倍さんは突如、「9条2項に手をつけないで自衛隊明記する」と、自民党の平成24年憲法改正草案を事実上踏みにじることを言いだしました。しかしこれは党内の議論等々全て無視する行為だと、石破さん以前からご指摘しておられます。なぜあんなことを安倍さんが急に言い出されたのでしょう?

石破:それはわかりません。平成24年の自民党憲法改正草案っていうのは、安倍総理が第1次政権をつくる前、幹事長をやっておられたときにおっしゃっていたことと、ほとんど一緒です。ですから6年前の総裁選挙には、安倍先生も、町村先生も林先生も石原先生も、そして私も出ましたが、あの時の街頭演説では、「憲法9条についての考えは、安倍先生と全く一緒ですと」言った記憶があります。

――おっしゃるとおり、そう言っておられました。それに平成24年の憲法草案は、それなりの党内議論を手順を踏んでいってできたもんですから、それを幹事長の立場あるいは、総裁候補の立場として否定するわけにいかないってこともありましょうし。

石破:そうですよね、そもそも幹事長時代の安倍先生のご主張だったし。

――それを今になって急になんで変わったのでしょうか?

石破:よく分かりません。何か、優先順位を変えるきっかけがあったのでしょうか。

――安倍さんの主張をみていると、自民党改憲草案ではなく、「9条2項はそのままで第3項を追加し自衛隊を明記する」という案は、「自衛隊は違憲であるという学説を封じ込めることが目標」だそうです。党議の推移から考えると安倍さんの主張は理解しがたいはずのものですが、いまになって急に、安倍さんの支持者たちが、正当化するために大キャンペーンを張っているところでして、それも奇怪だなと思っていたところです。

石破:たしかに、不思議な感じがしますね。

厳しい質問をする野党議員の後ろにも「国民」がいる

――聞きにくい質問が終わったのでちょっと砕けた質問を……。これネットの世界を中心になんですがもう長年、このキャンディーズを囲む写真が石破さんではないかという話がながれておりまして……。

石破:それは私ではありません。まったく別人。

――コンサート等には行っておられました?

石破:コンサートには行っていません。僕は陰からそっと見守るほうだった。

――僕はランちゃん派なんですけど。3人の中ではどなたが?

石破:私はミキちゃんですね。まったく関係ないです、その写真は。

――これで長年の疑問が解消しました(笑)。さて、次に国会対応について伺います。実はこのインタビューに先立って、野党の議員を中心に、石破さんについての印象を聞いて回りました。皆さん異口同音におっしゃるのは「石破さんほど国会を大事にする自民党の代議士は最近少ないのじゃないか」という点です。昨日話を聞いた野党議員は、「質問の際、後で石破さんがうなずいてくれているのを見ると、今回の質問は芯を食っている質問だったと自信がつくんだ」と言っていました。これは一有権者として予算委員会の中継などを見ている時の印象と同じです。テレビの中継で、与野党問わずいい質問がでると大きく頷いたり感心した表情をしたりされる石破さんの姿をみると「そこまでやる必要ないんじゃないかな」と思うほどです。「当たり前だ!」と言われるかもしれませんが、なぜそこまで国会審議を大事にされておられるのでしょうか?



石破:それは、国会って、「わかってください」っていう場だと思っているからです。ただ時間を消化するではなく、事情や主張を「わかってください」「理解してください」と正式に主張できる場だと私は思っているんです。

 少し割り引いて聞いていただきたいのですが、私が防衛庁長官のときに、参議院選挙がありました。その時、その選挙で引退されるっていう共産党の参議院議員が、防衛庁に訪ねてこられたのです。秘書官たちはびっくりして、共産党の議員がアポをとって防衛庁長官のところに来るっていうのは例がありませんから、どうしましょうかっていうから、「いいじゃないか」って言ってお会いしました。1人で来られました。吉岡さんという方です。その方がおっしゃったのは、「私は今回で引退するが、その前に一言だけあなたにお礼を言いたかった」と。「あなたと私の主義主張は全く違う。今でも違う。だけどあなたは私の質問に正面から答えてくれた。共産党だからって等閑視するんじゃなく、一生懸命答えてくれた。それが嬉しくて引退するにあたってお礼を言いにきた」と。これは私の一生の誇りです。

 我々は法案を通そうと思ってやってるわけです。当時であれば有事法制、米軍支援法制、イラク特措法、テロ特措法などでした。国会の場で、たとえ賛成していただけなくても、少なくとも政府が言わんとしていることは理解したと、そう言っていただけるようにしなければならないと私は思っているし、野党議員は激しく攻撃してくるけれど、その向こうには多くの支持者がいるわけで、憲法で定められているように、全国民の代表者として、彼らは我々に質問しているのです。とすれば、野党にもわかってもらおうとする努力は、そのままその向こうにいる有権者、支持者にご理解を頂くことだし、それは政府与党として当たり前の責任だと思います。

――それが多分、ここ6年間見られない光景、なんでしょうねぇ。

本土からの米軍基地移転への贖罪感がないと沖縄は始まらない

――もう一つ質問です。今回の総裁選挙の特徴は、奇しくも沖縄県知事選挙と同時並行になったことだと思います。とりわけ、今回の沖縄県知事選の争点は、普天間から辺野古への移転です。一部には、「石破さんこそが、幹事長時代に、沖縄の自民党の態度を辺野古移転に変えさせた張本人だ」という意見が根強くあります。いま、沖縄がああいう状況で、翁長知事もああいうことをされてこられた中で、辺野古移転について石破さんは、いまどのようなご見解を持ってらっしゃいますか?

石破:辺野古移転は、少なくとも今の普天間基地が続くという「ワースト」な状態を若干なりとも改善する、という意味があると思っています。羽田の拡張でも、あるいはセントレアでも、関西空港でも、神戸空港でも、もう「成田空港の轍は踏まない」ということで、危険性を最大限に回避するためには、洋上に出すしかないということでやってきたはずです。

 私は防衛庁長官のときに何とかメガフロートでできないか、くい打ち桟橋方式でできないかと主張しましたが、当時の小泉総理は現行案で決定されました。とにかく、今の普天間基地は最悪の状況であるということ。それを少しでも改善をしようと思えば、洋上に出す形しかなく、メガフロートだったらなお良かったのではないかと思います。

 騒音にしても、例えばきちっと決められたルートを飛んでくれってのは、日本政府としてもっと言わなきゃダメで、今の普天間でもその辺は改善の余地が相当にあると思っています。普天間だけでなくどこでも。そこはもう一回でもそれを破ったら、日本政府として、飛行差し止めぐらいのことは言わなければならないと思います。米軍機は航空法の例外になっていて、法的権限には限界がありますが、そこは外交交渉として主張すべきです。しかし、事故の危険性や騒音などは、洋上に出すことによってかなり低減されるのも事実です。なおかつ、辺野古のように滑走路と弾薬庫と訓練場が近接しているのは、今みたいに距離があるときよりは効率的ですし、移動時のリスクも少なくなります。だから「今よりも少しはよくなる」ということであって、ベストとかベターとかいう言葉は使えませんが、ワーストではなくなるということで申し上げてきました。その方針を政府として決定しました。当時から沖縄の自民党は反対でしたけれども。

――6人全員反対でしたね。

石破:しかし党として、彼らを説得するしかない。それは党の責任者たる幹事長がやるしかない。辺野古容認の判断をしたのは、沖縄選出の彼らではありませんということを示す必要がありました。「これは、自民党の幹部が決めたことですよ。沖縄の自民党議員が決めたことではないよ」と示さなきゃいけなかった。ただ、私の配慮が足りなくて写真はまるで私が言い渡しをして彼らが項垂れているような構図になってしまった。

――そうですね。あの頃の写真はそう見えますね

石破:それはそれで仕方がありませんね。とにかく沖縄の議員には責任を負わせたくなかったということです。私が悪く言われてもそれはしゃあないと、少なくとも沖縄の議員たちが、自分たちが一生懸命反対してきたのだということだけは見せてあげたかった、というのがありました。
 ですが、これから先、知事選もありますが、我々自民党として、まずやらなきゃいけないのは、沖縄に本当に申し訳ないという思いが持てるかどうかだと思っています。

 私も、幼稚園や小学校の頃でしたから記憶があまり定かではないのですが、昭和30年代は反安保、反米の雰囲気もものすごくあって、私の田舎でも宣教師の娘さんがいたんです、エルガーちゃんっていう子でした。そんな5歳6歳の子どもたちでも、何もわからないのに、沖縄返せとか、安保反対とか言っていたなという記憶がすごく鮮明にあります。昭和30年代にそういう反基地・反米闘争が、ものすごく本土で盛んになった、だから日本の主権の及ばないアメリカの施政下の沖縄に移しちゃえっていうのがあって、岐阜とか群馬とかにあった海兵隊の司令部も沖縄に移すと。日本のあちこちにあった基地を、米国の施政下の沖縄だったら文句は言われないだろうということで移駐したんです。それはつまり、沖縄の犠牲によって本土の基地が減ったということです。これは知らない人が多い事実だと思います。米軍基地があれほど集中しているのは、米国の施政下にあった沖縄に移した結果なのですから、それを沖縄がワガママ言っているとか勝手言っているとか、それは完全な事実誤認であって、沖縄のおかげで本土の米軍基地が減ったのだ、ということがまず原点であるべきだと思っています。沖縄であの戦いがあり、広島と長崎に原爆が落ちて、戦争は終わるわけですが、この、唯一地上戦が行われた沖縄の犠牲、そして、米軍基地の本土からの移転に対する真摯な気持ちがベースにないと、お話はまったく進まないだろうと思っています。



      

――これ、あえて聞きにくいことを聞くのですが、もしその「沖縄の犠牲」を意識するというのであれば、普天間の移転が辺野古ではなくて県外っていうチョイスってのは、石破さんの中では今後、検討の余地はあるのでしょうか?

石破:辺野古基地への移転は、こんなに時間がかかっているけれども、第一次案でしかないのです。その先にどれだけの機能や基地を国内外に分散できるか、という検討の余地は当然あるべきだと思います。ただそこにおいては、地政学と言うとよくわからないかもしれませんが、軍事合理性という観点が常に必要です。
 軍事というのは「時間と距離の壁」をどう克服するか、という課題を常に抱えています。例えばいまオーストラリアが作っている高速輸送艇、あれは今までの常識を変えるほどのスピードで人員や兵站を運べるわけです。そうすると「時間と距離の壁」は今までほど高くない、ということになる。

 昔だったら敵が来るのは陸路で何か月単位、で、それが海路で何週間単位、飛行機によって何時間単位になり、ミサイルは何分単位になって、距離の壁はどんどん低くなっていくわけですね。
 沖縄の海兵隊というのは、どのみち主力艦は佐世保から持ってくるわけですから、軍事合理的にどうなんだと言うことは常に検証されなければいけないと思っています。常に検証していれば、どこかで「沖縄でなくてもいい」ということがありうる。その負担軽減のために、本土のどこかでも大丈夫なのではないか、あるいは数を削減できるのではないかということを検討し続けなければいけない。

 もう一つは沖縄の負担っていうのは具体的には、騒音、事故、犯罪などですが、それが「米軍によるもの」という心理的な負担も大きいと思います。これらは、基地の管理自体を自衛隊が担うことができたら変えられるのではないか、と思っています。
海兵隊の任務については、「殴り込み部隊だ」「外征軍だ」とだけ言われがちですが、本来的な任務としては、島嶼防衛であり邦人救出なのです。陸海空軍という大きな組織では小回りが聞かないので、陸海空軍のエッセンスを凝縮した形の海兵隊がつくられた、そして海兵隊のみがなし得る、即応性の高い任務というのがある。
 アメリカの海兵隊は領事機能も一部有していて、パスポートも出せます。翻って、これだけ海外に日本人がいて、それがみんなアメリカに助けてちょうだいとか、トルコ航空に乗っけてちょうだいとか、それはもう無理です。私は、防衛庁長官になった26年前、「何で日本には海兵隊はないの」っていう話をしました。ようやく陸上自衛隊にも海兵隊的な機能を持つ部隊ができてきています。これが任務を代替できるなら、その分減らせるアメリカの海兵隊の部隊というのはありうるはずだ、と思っています。

「日本政府は米軍と国民どっちの味方だ?」と思わせてはいけない

――なるほど。防衛庁長官のときに、ヘリコプター墜落事故(※2004年8月13日、沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学構内に、米海兵隊のCH53大型輸送ヘリコプターが墜落、 爆発炎上する重大事故)を経験されてらっしゃるので、多分、他の自民党の代議士の先生方と体の芯で捕らえ方が違うだろうなあとは思っていましたので。

石破:あのヘリコプター墜落事故で、命を落とした人がおられなかったのは奇跡だと思いました。今度同じことが起こったらどうなるのだという恐怖感は、私の中にはすごくあります。今度もし人的な犠牲が出たら、日米同盟自体が危機に瀕します。国民が、「日本政府ってどっちの味方なんだ」っていう思いを持つようなことは絶対にしてはいけないと思っています。地位協定の改定についても、今まで確かに一歩ずつ「運用の改善」を重ねてきましたが、抜本的に対等性を高めることもできると思っています。例えば、自衛隊の訓練場を米本土に常駐してはどうか。陸、空は、日本のこの狭隘な国土からいって、十分な訓練ができませんので、今でも臨時という形で米国での訓練を行っています。それを常設にすれば、アメリカにおける自衛隊の地位というのは、日本におけるアメリカ軍の地位と同一でなければおかしいわけですね。このような形で、完全に対等な地位協定を実現するということは、やってみる価値があると思っています。このような努力を積み重ねて、万が一の事故が起こったときにも、日本政府は日本国民の味方なんだ、という当たり前の話ですが、そういう意識を国民に持っていただくことが重要だと思っております。


 石破事務所に送られてきた激励の手紙の一部

「青い鳥」はいない

――では最後の質問ですが、最近石破派の若い先生がたの言動を見てみますと、石破さんを支えるために、ものすごく奮闘されておられる印象を受けます。例えば後藤田正純さんが、「総裁選の最中に、安倍首相が不要不急の外遊入れた」という事をフェイスブックで批判されてましてですね、これは僕はもう誠に正論だなとは思うんですが、非常に奮闘されておられる。これは言ってはいけない言葉かもしれませんが、もしこの後総裁選で石破さんが負けてその後冷遇されるようなことがあったら、いま奮闘されている若い人たちが「党を割って出るぞ」ぐらいのことをいいかねないなと思っているのですけども、もしそのようなことが総裁選後にあった場合、どうされますか? 

石破:うちの水月会のメンバーは、「ポストとカネが欲しければ、石破派なんかいないよ」って言い放つことのできる人たちなので。この総裁選を通じて、すごく確信しているのですけど、本当にみんな政策的にも政治的にもそれぞれ非常に能力の高い議員の集まりなんです。

――今回の総裁選では、2回だけ公開討論が予定されています。どういう気持ちで臨まれますか?

石破:そこはもう私の悪い癖で、くだくだいろんなことをいうところがあるので。やっぱりそれでは討論としてうまくないと思っています。ですから、見ている側にどのように映るか配慮していきたいとおもいます。安倍総理が現職総理として示される実績、それに対して私が示すべきは、その先の政策です。見ている人が石破の言ってる政策がいいんじゃないのっていうふうに思ってもらえるディベートにしなければいかんと思っています。
それからあの……党を出るとかは、私一回出ているんで、「青い鳥はいない」っていうのはよくわかっているつもりです。一回出てみて。あの時、「小沢一郎先生こそが真の保守だ」と思って、私は不信任案に賛成して無所属で当選して、その後自民党籍に戻りました。小沢さんは「真の保守」ではなかった、ということに気付いたときのショックは大きかったです。

――何きっかけで気づかれました?

石破:それは、一番は、「新進党で総選挙戦う」となった解散のその日にFAXが来て、「集団的自衛権は認めない」「消費税は21世紀まで3%に据え置く」っていうのをみたときでしょうね。その前に、すでに「小沢-羽田闘争」、つまり小沢先生と羽田先生で代表の座を争う、それが派閥抗争化する、という状態になっていて、なんなんだこれは、って思いましたし。あの公約が最後通牒のようなものでした。所詮、人の集まりだから、自民党だろうと新進党だろうと同じことがあるのだと。ただ自民党の強さっていうのは、地方に根を張っているということです。ですから、どの党でも理想は描けるんでしょうが、地方に根を張ってる自民党っていうのは強いんです。この自民党からみんなで国を変えるしかないと私は思って、何度も総裁選にチャレンジしているのです。今回も、ぜひ見届けてください。

*      *     *

 足早にすすんだインタビューだったが、石破氏はいささか不躾なこちらの質問にも忌憚なく答えてくれた。

 中でも興味深かったのは、憲法9条改正案についての見解の違いだ。「自衛隊違憲論を封じこめるため」を改憲の理由にあげ9条1項2項はそのままで第3項で自衛隊明記を主張する安倍氏、平成24年自民党憲法草案に忠実に2項を削除したうえ国軍の創設とシビリアンコントロールを明記すべきだと主張する石破氏。

 繰り返すまでもないことだが、自民党総裁選は、事実上、我が国の首相を選ぶ選挙である。泣いても笑っても、その選挙はこの二人で戦われる。

 ちなみに、本サイトも自民党総裁選管理委員会の「公平・公正な報道」要請に従い、安倍晋三氏側にも取材要請を出している。取材要請が通れば、今回の石破茂氏インタビューと同じように菅野がインタビューし、同じ文字数を割いてお伝えする予定だ。

 なお、安倍氏サイドからは、まだ返答を頂いていない。



<インタビュー・構成/菅野完 撮影/菊竹規>
すがのたもつ●本サイトの連載、「草の根保守の蠢動」をまとめた新書『日本会議の研究』(扶桑社新書)は第一回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞読者賞に選ばれるなど世間を揺るがせた。現在、週刊SPA!にて巻頭コラム「なんでこんなにアホなのか?」好評連載中。また、メルマガ「菅野完リポート」(https://sugano.shop)も、目下どこよりも早く森友問題などを解説するメディアとして注目されている。


















































http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/477.html

記事 [政治・選挙・NHK250] (朗報)自民党総裁選 石破茂と菅野完が緊急対談wwwwwwwww(時事ニュース報道局)
時事ニュース報道局
【朗報】自民党総裁選 石破茂と菅野完が緊急対談wwwwwwwww
http://jijinewspress.com/archives/12544


投稿日: 2018年9月8日 投稿者: 管理人 カテゴリー: ネット、自民党
1名無しさん@涙目です。(愛媛県) [CN]2018/09/08(土) 13:08:21.42ID:QdIloLfd0?PLT(12000)

菅野完事務所@officeSugano
先日、石破茂代議士をインタビューしました。大手のメディアなら聞かないであろう質問ばかりぶつけています。ぜひご高覧ください!

「激しい批判をする野党の後ろにも国民はいる」。総裁選出馬を決めた石破茂が語る国会・憲法・沖縄 | ハーバービジネスオンライン

9月7日告示・20日投開票の日程で行われる自由民主党の総裁選挙は、野田聖子氏の出馬断念により、安倍晋三氏と石破茂氏の一騎打ちとなった。
政党の代表を選ぶ選挙とはいえ、自民党の総裁選となれば、事実上「次の総理」を選ぶ選挙だ。
とりわけ、今回の総裁選は、現職の安倍総裁が「次の国会」に党としての憲法改正案を提示したいとの意気込みを示していることもあり、見逃せない。

しかし、すでに安倍陣営の圧勝が伝えられていることもあり、今回の総裁選は今ひとつ盛り上がりに欠けるのも事実。
新聞もテレビもかつての総裁選のように大々的に取り扱うことをしない。
ここまでワンサイドゲームとなると仕方のないことかもしれないが、ワンサイドゲームであるということは、挑戦者側―つまり、石破茂氏側―には、それ相当の覚悟があるはずである。

その覚悟のほどが知りたい――。

その一心で、総裁選挙に立候補した石破茂氏にインタビューを打診した。

(以下略)https://hbol.jp/174352

引用元http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1536379701/


2名無しさん@涙目です。(catv?) [US]2018/09/08(土) 13:09:08.02ID:6Z93ObYq0
クルクルパヨクw

13名無しさん@涙目です。(新疆ウイグル自治区) [CN]2018/09/08(土) 13:11:11.41ID:qlqeWbMY0
石破茂
これはもうダメかもわからんね

14名無しさん@涙目です。(神奈川県) [US]2018/09/08(土) 13:11:39.90ID:CcBNydgA0
犯罪者と何話すん?やばくね(´・ω・`)

118名無しさん@涙目です。(茸) [ニダ]2018/09/08(土) 13:34:56.25ID:u4wDyqmy0
アメリカの手配犯と対談する自民党総裁候補www

17名無しさん@涙目です。(北海道) [US]2018/09/08(土) 13:12:39.01ID:NWNbGsam0
そこまで落ちぶれなくても

39名無しさん@涙目です。(京都府) [GB]2018/09/08(土) 13:16:49.51ID:C0LgwQoU0
石破も断れよ…

40名無しさん@涙目です。(SB-iPhone) [US]2018/09/08(土) 13:16:53.35ID:MmAnYjIf0
あーあ終わった

49名無しさん@涙目です。(京都府) [ニダ]2018/09/08(土) 13:19:32.60ID:a0zq2lT40
落ちぶれすぎワロタ

3名無しさん@涙目です。(宮城県) [US]2018/09/08(土) 13:09:13.68ID:o63gHtPz0
総裁諦めたの?

4名無しさん@涙目です。(神奈川県) [US]2018/09/08(土) 13:09:16.50ID:SkVi9O+80
石破 ここで投了です

28名無しさん@涙目です。(大阪府) [FR]2018/09/08(土) 13:14:46.60ID:8Lsbqxvn0
よりによって…

5名無しさん@涙目です。(dion軍) [MX]2018/09/08(土) 13:09:50.60ID:CkxuecJ90
こんな胡散臭いのと会ったら逆効果だろ。
もう離党を視野にいれているのかな

6名無しさん@涙目です。(SB-iPhone) [ニダ]2018/09/08(土) 13:09:56.62ID:Azd7NEu50
早くアメリカで裁判受けろ犯罪者

7名無しさん@涙目です。(神奈川県) [NL]2018/09/08(土) 13:10:08.13ID:if+ro4ja0
国際逃亡犯と会う総理候補
総理になったら即辞任ですね

8名無しさん@涙目です。(京都府) [US]2018/09/08(土) 13:10:33.65ID:SRbhkp/J0
早くアメリカで罪を償ってこいや

12名無しさん@涙目です。(三重県) [US]2018/09/08(土) 13:11:09.58ID:nqIt8AH40
さっさと犯罪者をアメリカに引き渡せよ。
何をやってるんだ。

20名無しさん@涙目です。(茸) [ニダ]2018/09/08(土) 13:12:59.64ID:Hg4kcqzF0
石破ダメやろ?
犯罪者とつるんじゃww
政治家生命の汚点やろ?

123名無しさん@涙目です。(山形県) [NL]2018/09/08(土) 13:35:59.56ID:u9T8q0kx0
これは酷いもう言葉もない

22名無しさん@涙目です。(千葉県) [AR]2018/09/08(土) 13:13:31.83ID:grIc7/KM0
犯罪逃亡者と対談とか石破はどこへ向かっているんだ

24名無しさん@涙目です。(宮崎県) [DE]2018/09/08(土) 13:13:44.84ID:TcH4txzx0
オワタ
こいつ完全にオワタw

パヨクってなんで犯罪者とすぐ仲良くなるの?

37名無しさん@涙目です。(アメリカ合衆国) [US]2018/09/08(土) 13:16:02.09ID:Fa30+4By0
逃亡犯と仲良しごっこかよw

38名無しさん@涙目です。(チベット自治区) [JP]2018/09/08(土) 13:16:26.26ID:Y6mdYO1t0
石破必死だから近づいてくる奴は票に繋がると勘違いしてるターンだな

50名無しさん@涙目です。(東京都) [JP]2018/09/08(土) 13:19:41.59ID:wumd0XlN0
こんなのと対談するようじゃ石破も終わりだなw
もう離党するつもりなんだろな



53名無しさん@涙目です。(SB-iPhone) [FR]2018/09/08(土) 13:20:11.20ID:XeEPQdLv0
もうダメだなw

59名無しさん@涙目です。(空) [DK]2018/09/08(土) 13:21:17.07ID:U7jx2gW00
総裁候補が
性犯罪者で保釈金踏み倒し&リアル逃亡犯と対談、ってw
これが自民党議員だったら、マスコミ総攻撃で叩かれてるだろwwww
あ、あれ……???

52名無しさん@涙目です。(東日本) [ニダ]2018/09/08(土) 13:20:08.51ID:yvOLwo3Y0
石破立憲民主党代表おめでとうございます

72名無しさん@涙目です。(茸) [US]2018/09/08(土) 13:25:33.90ID:paTOXri50
石破にとっては損しかないように見えるんだが、ホントに仲良いんだな。

61名無しさん@涙目です。(神奈川県) [CA]2018/09/08(土) 13:21:46.64ID:pPerg/YP0
一緒にやろう完です

62名無しさん@涙目です。(愛知県) [GB]2018/09/08(土) 13:22:09.23ID:DBl38c9t0
>事実上「次の総理」を選ぶ選挙
実際に石破が総裁になったとして、与野党の国会議員は本当に石破に投票するのか?

94名無しさん@涙目です。(新疆ウイグル自治区) [NL]2018/09/08(土) 13:29:37.43ID:gqQU2hry0
石破がここまでセンスないとは思わなかった
完全にオワコン

150名無しさん@涙目です。(空) [LT]2018/09/08(土) 13:41:54.35ID:gtzrIbSx0
安倍晋三は首相として被災者救援に全力を尽くしているというのに

93名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [DE]2018/09/08(土) 13:29:36.34ID:vIappyvv0
石破さん
もうダメか

128名無しさん@涙目です。(庭) [AT]2018/09/08(土) 13:36:51.16ID:DvZ771790
野党にアピって何がしたいんだ?

131名無しさん@涙目です。(空) [CN]2018/09/08(土) 13:37:49.18ID:8Fkaks4O0
>>128
身請け先じゃね

206名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [PE]2018/09/08(土) 13:51:27.04ID:24F3+fY60
3日間の選挙活動自粛とはなんだったの?
安倍の虎ノ門ニュースVTR出演はギャーギャー言っといてこれはダンマリか?

220名無しさん@涙目です。(茸) [AU]2018/09/08(土) 13:53:50.91ID:m3RVS8WM0
1番接触しちゃいけない犯罪者に会った石破終わったw

233名無しさん@涙目です。(福岡県) [KR]2018/09/08(土) 13:55:44.21ID:WRZ75YjM0
正体表したね

229名無しさん@涙目です。(catv?) [GB]2018/09/08(土) 13:55:05.07ID:cy8WQUBC0
うわぁ

98名無しさん@涙目です。(チベット自治区) [US]2018/09/08(土) 13:30:53.62ID:Jh90KSXA0
あまりにも黒すぎて左翼ですら見捨てたゴミと
嬉々として対談する石破


102名無しさん@涙目です。(新疆ウイグル自治区) [RU]2018/09/08(土) 13:31:43.22ID:7uqsxIdv0
あーあ
犯罪者と対談か

113名無しさん@涙目です。(長野県) [EE]2018/09/08(土) 13:34:18.30ID:S2t/Ns3B0
国外逃亡の犯罪者と対談とかそれアカンでしょ
割とマジで総裁選後に除名処分されても文句言えんぞ

185名無しさん@涙目です。(空) [US]2018/09/08(土) 13:47:29.40ID:NC+L/BAW0
ハーバービジネスの記事か
この緊急対談も緊急出版()するんか?

239名無しさん@涙目です。(東京都) [US]2018/09/08(土) 13:56:17.69ID:T+bMcvVz0
石破も隠さなくなってきたな

244名無しさん@涙目です。(北海道) [US]2018/09/08(土) 13:56:44.74ID:BBpi9G8+0
石破茂選対は何やってんの?

250名無しさん@涙目です。(東京都) [US]2018/09/08(土) 13:57:50.88ID:+I7hFeig0
政治家でセンスがないのは致命的だと思う。。

103名無しさん@涙目です。(アメリカ合衆国) [JP]2018/09/08(土) 13:31:54.10ID:wA8l/ZcO0
なぜ石破は間違った方間違った方に進んでしまうの

104名無しさん@涙目です。(庭) [US]2018/09/08(土) 13:31:59.67ID:2DooX3MN0
こいつ勝つ気ないのかw

106名無しさん@涙目です。(徳島県) [ニダ]2018/09/08(土) 13:32:22.49ID:pjQ1acjb0
よりにもよって最悪の奴と

111名無しさん@涙目です。(catv?) [MX]2018/09/08(土) 13:33:52.93ID:FqGIBzZc0
石破終わりすぎだろ
総裁選後パヨクに担がれて新党結成がもう決まってるのか


http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/478.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 来夏の参院選複数区で野党一本化せず 立民・福山幹事長(神奈川新聞)
立憲民主党の福山哲郎幹事長

来夏の参院選複数区で野党一本化せず 立民・福山幹事長
9/9(日) 22:56配信 カナロコ by 神奈川新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180909-00029304-kana-pol


 立憲民主党の福山哲郎幹事長は9日、来夏の参院選に関し、「党の政策理念をしっかり掲げて戦い抜くことが基本だ」と述べ、神奈川選挙区(改選定数4)など改選数が2人以上の複数区での野党候補一本化はしない考えを示した。党県連などが小田原市内で開いた集会で語った。

 福山氏は野党共闘について、「民主主義を守るためには結果として手を結ぶこともある」と将来の連携に含みを持たせつつ、「結党から1年で、目の前の権力を取りに行くために安易に合従連衡を選択したら信頼を失う」と述べた。

 参院選の複数区や比例区では党の独自性を保つと強調する一方、全国32の1人区については「いたずらに戦って与党を利することはしたくない」と述べ、野党間で候補者調整を進める意向を示した。

 集会では同党の早稲田夕季衆院議員(4区)らが登壇し、約300人が集まった。


http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/479.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 9月21日で、安倍晋三は、64歳の誕生日を迎える あと11日




今の64歳って、なんでこんなに若いんだろ。


今の60代が、いかに若いか。


なんで、あんなに元気なの。


30代、40代が、元気がないのに、


今の、64歳とか、ピカピカしてるじゃないか。


いい時代に生まれたもんだよな。


今の、64歳とか。


60代とか。


嫌になってくるよ。


俺より、ずっと、ずっと、年上なのに、


60代とかって、ほんとに元気だよな。


嫌になってくるよ。


64歳とか、いい時代に生まれてきたよな。


60代って、いい時代に生まれてきたよな。


安倍晋三、


あと11日で(9月21日)で、


64歳。


困ったもんだよ。


安倍晋三 64歳。


64歳なのに、ピンピン。


元気すぎだろ。


今の64歳とか。





http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/480.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 自民党総裁選 安倍再任 100%確定 在日の全盛の時代がすくなくともあと3年は続く でも「9条改正は絶対に可決されない」




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安倍首相、地方票3分の2うかがう=自民総裁選で都道府県連幹部  時事通信


 20日投開票の自民党総裁選について、時事通信社は全国の拠点を通じた調査などで情勢を探った。連続3選を目指す安倍晋三首相(総裁)は、国会議員票の8割超を固め、党員らによる地方票も3分の2の獲得をうかがう勢いで、圧倒的に優位な状況だ。石破茂元幹事長は頼みの地方票でも劣勢で、厳しい戦いを強いられている。
 調査は8月下旬以降、47の党都道府県連幹部を対象に実施。それぞれの都道府県内の党員の候補者別の支持比率見通しを尋ね、これを基に得票予想を算出した。8月末に出馬断念を表明した野田聖子総務相の支持比率は算出から除き、県連ごとに実際の投票率が異なることは考慮しなかった。国会議員票の動向は別途取材した。
 総裁選は、国会議員票と地方票各405の計810票で争われる。
 調査結果によると、首相支持の比率は66%で、地方票に換算すると266票。大票田の北海道や埼玉、東京を含め27都道県で優勢となった。一方、石破氏は34%で139票。優位に立つのは地元鳥取と山形、茨城の3県にとどまった。不明・無回答も16府県あった。
 国会議員票の動向を見ると、首相支持は、党内最大の細田派など5派閥で257票。竹下派(55人)のうち29人、無派閥(約70人)のうち55人も首相支持の意向で、計341票となる。国会議員票全体の84%に相当する。10人余りいる態度未定・不明の議員を引き込めば350票も視野に入り、地方票との合計では600票を優に超える計算になる。
 石破氏支持は、石破派の20人、竹下派の参院を中心に22人、中谷元・元防衛相ら無派閥8人で、計50票を固めた。60票近くまで伸びる可能性もあるが、その場合でも計算上は地方票と合わせて200票程度にとどまる。
 ただ、知名度の高い無派閥の小泉進次郎筆頭副幹事長は態度を明らかにしていない。「隠れ反安倍党員」の存在も指摘され、石破氏の実際の得票は上積みがあり得る。
 また、各都道府県連幹部に個人的に支持する候補を聞いたところ、23人が首相を挙げた。石破氏支持は、竹下派を率いる竹下亘総務会長の地元島根や鹿児島などの5人だった。(2018/09/08-16:02)


https://www.jiji.com/jc/article?k=2018090800413&g=pol


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あんたらの好きな、朝鮮電通の時事通信が、言ってますよ。


朝鮮電通の時事通信が。


私が、反日サヨクが嫌いなのは、いろいろあるけど、


いろいろあるけど、


その中でも、負けても、悔しがらないということです。


3年前(2015年)の、安保法制のときも、そうだった。


安保関連法案が、通っても、悔しがらないんですよ。


ふつうだったら、「くっそぉぉぉぉぉ」って、悔しがるのが人間なのに、


その人間らしさが、ないんですよ。


あっけらかんとしてるんです。


この人たち、なんなのってかんじなんですよ。


だから、けっきょく、本気じゃないんです。


反安倍とか、反新安保とか、


本気じゃないんです。


負けても、あっけらかんとしてるのが、


反日サヨクなんです。


この人たち、ほんとに人間なの?


って思わせるのが、反日サヨクなんです。


悔しがらないんです。


人間らしさが、ないんです。


だから、反日サヨクは、認められないんです。



それで、反日サヨクに混じっているのが、


「超・親安倍」の、


在日朝鮮人である。


もう、最初から分かってるねん。


彼らは。


安倍が再選されることを。


余裕しゃきしゃきなんだよ。


余裕しゃきしゃきなの。


在日朝鮮人の、全盛時代が、すくなくとも、あと3年は続くんだよ。


在日朝鮮人の、全盛時代が、すくなくとも、あと3年は続くんです。


在日朝鮮人の、全盛時代が、すくなくとも、あと3年は続くんです。


だから、ネオリベの進次郎が、首相になったほうが、まだマシなんです。


ネオリベの進次郎が、首相になったほうが、まだマシなんです。


「まるこ姫」というブロガーに言わせると、


ネオリベの進次郎は、ネトウヨじゃないらしいから。


ネオリベは、ネトウヨじゃないらしいから。



兎にも角にも、すくなくとも、あと3年は、在日朝鮮人の全盛時代が、続く。


すくなくとも、あと3年は、在日朝鮮人の全盛時代が、続く。


親米ネトウヨよりも、


一番の安倍信者は、在日朝鮮人なのだから。


で、前記事でも言ったけど、


安倍は、絶対に、9条改正をしない。


安倍は、絶対に、9条改正をしない。


来年(2019年)の参議院選の時に、国民投票をするって言われてるけど、


国民投票では、


国民投票では、


「絶対に、9条改正は、可決されない」。


「絶対に、9条改正は、可決されない」。


だから、安倍は、絶対に、「9条改正」の発議も、しない。


言い切れる。




前記事


安倍晋三という「仮想敵」がいるから、平和真理教が盛り上がる
http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/364.html






http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/481.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 辺野古移設の反対派が過半数維持!名護市議選 
辺野古移設の反対派が過半数維持!名護市議選
https://85280384.at.webry.info/201809/article_109.html
2018/09/10 04:52 半歩前へ

▼辺野古移設の反対派が過半数維持!名護市議選

 沖縄県知事選を目前に、幸先のいいスタートである。名護市議選で辺野古移設の反対派が過半数を維持。

 ぜひ、この流れで知事選を戦ってほしいものだ。「正義」が勝利する―。これが本来の姿である。

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 米軍基地の辺野古移設の是非が争点の名護市議選は9日投開票、移設反対派が15人で、過半数を維持した。容認派や反対を明言していない候補らの当選は11人だった。

 反対派多数の結果は、翁長雄志知事の死去に伴う30日投開票の知事選の行方や、移設計画の進め方にも影響しかねず、安倍政権にとって懸念材料となりそうだ。 (以上 共同通信)

沖縄タイムスは次のように伝えた。

 辺野古新基地建設に賛否を示していない渡具知武豊市長を支持する与党と、反対する野党がそれぞれ13人ずつ当選し、議席を二分した。

 野党は改選前の14議席から1議席減らした。ただ、新基地建設反対の立場の議員は公明党を含む15人となり、過半数を占めた。今回から定数は1減となり、26議席を32候補が争った。
 































http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/482.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 名護市議選、与野党が同数に 普天間移設めぐり緊張続く(朝日新聞)

投票箱を開け、開票作業をする職員たち=2018年9月9日午後9時、沖縄県名護市、伊藤宏樹撮影

名護市議選、与野党が同数に 普天間移設めぐり緊張続く
9/10(月) 0:56配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180910-00000002-asahi-pol


 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画が進む名護市で9日、市議選(定数26)が投開票され、移設を事実上容認する渡具知武豊(とぐちたけとよ)市長(57)を支持する自民党系などの市政与党と、移設に反対し、市長と対決姿勢を示す野党が13人ずつ当選した。市議会での主導権争いも激しくなるとみられ、市長と議会との緊張関係も続きそうだ。

 この日、県内では名護市を含め五つの市議選などが投開票され、県内各政党は13日告示の県知事選の前哨戦と位置づけた。自民などが推す前宜野湾市長の佐喜真淳(さきまあつし)氏(54)と、名護市辺野古への移設に反対する「オール沖縄」勢力が擁立した衆院議員の玉城(たまき)デニー氏(58)も、各地で応援に入った。

 名護市議選の与党候補は17人。野党候補は14人だった。そのほか、アンケートで、市長を支持しないと答えた候補も1人立った。

朝日新聞社

http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/483.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 前川喜平氏が危惧 「安倍政権があと3年も続投したら…」 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)


前川喜平氏が危惧 「安倍政権があと3年も続投したら…」 注目の人 直撃インタビュー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236993
2018年9月10日 日刊ゲンダイ

 
 前川喜平氏(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相が3選を狙う自民党総裁選が7日、告示された。投開票は20日だ。安倍が続投すれば、世論の7割以上が不信感を抱き続けるモリカケ問題の再燃は避けられない。その一方で、教育行政への介入が一層強まる懸念もある。加計学園問題を巡る決定的な証言で安倍を追い込み、目の敵にされる前川喜平氏(63)はどう見ているのか。

■「石破4条件」は下村元文科相が作らさせた

  ――「あったことをなかったことにはできない」と告発した加計問題の真相はいまだ藪の中です。

 当事者の安倍首相や加計孝太郎理事長は事実を認めていませんが、学園が国家戦略特区を利用して獣医学部を新設するに至ったプロセスの全貌は、ほぼ明らかになったと言っていい。私が直接見聞きしたのは2016年8月から11月にかけてですが、一連の文科省文書や愛媛県文書や証言によってすべて浮き彫りになっています。

  ――愛媛県文書では「加計ありき」でコトが始まり、「加計隠し」で進んだのが鮮明です。

 衝撃的なのは柳瀬唯夫首相秘書官(当時)の発言です。15年4月2日に学園関係者、愛媛県と今治市の職員と官邸で面会した際に「本件は首相案件である」と口にした。首相から直接言われなければ、そういう言い回しには絶対にならない。首相秘書官はいわば側用人。首相の言葉を秘書官に伝達する人間は存在しません。愛媛県文書によって、15年2月から4月にかけての出来事はよく分かる。今治市が特区に提案する前のこの時期に、安倍首相と加計理事長は少なくとも2回会っている。そのうちの1回は15年2月25日に15分程度。おそらく官邸でしょう。

  ――面会で安倍首相は獣医学部構想について「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と応じたと記載がありますが、「首相動静を見る限り、お目にかかっていない」と否定しています。

 首相動静に書いていないという言い訳はひどい。首相の面会記録は秘書官が必ず持っていますよ。首相動静は番記者が首相の動向をチェックしてまとめたものですが、官邸の正面玄関で来訪者に「総理に会うんですか?」と確認しているんです。官邸には裏口がある。私自身、記者に気付かれないで官邸に入ったことがあります。

  ――どのような形で?

 文科省の天下り問題で杉田和博官房副長官に何度か説明に行きました。記者の目につくのはよくない状況だったので、文科省の出向者に業務用車両の通用口で待機してもらいました。そういうルートを使えば、記者の目に触れずに官邸内のどこまでも行けるんです。

  ――獣医学部新設の壁となる「石破4条件」は「下村4条件」だったといわれている。下村博文元文科相は安倍首相の側近で、学園からの闇献金疑惑が浮上しています。

 下村元文科相はもともと学園と関係があった。愛媛県文書からは、安倍首相と加計理事長が会食する以前に下村元文科相が学園に「課題」を出していたことが分かります。「課題」は後に閣議決定された「石破4条件」のもとになったもの。石破茂氏が特区を担当する地方創生相時代に閣議決定したため「石破4条件」と呼ばれるようになりましたが、その原型は下村元文科相が高等教育局に指示して作らせたものなのです。獣医師増加につながる獣医学部新設は認めないという原則のもとで例外を認めるには、従来の獣医師がやっていない新しい分野の人材ニーズがあり、そうした獣医師の養成は既存の大学ではできない、という条件が必要になる。これは非常に高いハードルで、条件を満たすのは極めて難しい。下村元文科相は安易に考えたのかもしれませんが、学園はその「課題」をこなせなかった。

  ――安倍首相と加計理事長の会食の席で、安倍首相が「課題への回答もなくけしからん」という下村元文科相の発言を伝えたとされます。しかし、4月2日の面会以降はトントン拍子に進んだ。

 愛媛県文書によると、その「回答」について学園は、柳瀬氏から〈今後、策定する国家戦略特区の提案書と併せて課題への取組状況を整理して、文科省に説明するのがよい〉と非常に的確なアドバイスを受けています。特区認定事業は国際競争力の強化、国際経済拠点の形成といったものに限られる。逆に言うと、その説明さえできれば通る。役人言葉で言う「作文」です。中身がなくてもそれらしい言葉が並んでいればいい。特区の提案書は、その道のスペシャリストの藤原豊地方創生推進室次長(当時)が指南する手はずになっていた。試験官が模範解答を教えるようなものです。

  ――まさに手取り足取り。文科省の私大支援事業を巡る汚職事件では、前科学技術・学術政策局長の佐野太被告も東京医科大に申請書類の書き方を指南したとされます。

「要はどうやってだますかですよ」という音声データが流れていましたね。「一番の殺し文句は、新しい学問の領域をつくる。これが最終目的ですと」とも。

 
 前愛媛県知事の加戸守行氏とともに参考人招致に応じた(C)日刊ゲンダイ

安倍政権の危うさはこれまでの比ではない

  ――愛国心を養う教育改革に熱を入れる安倍政権は文科省に対する圧力を強めてきた。相次ぐ不祥事発覚は“文科省潰し”との見方もあります。

 この事件の裏で一体何が起きているのか、全体像がつかみきれない不可解さはある。ただ、文科省の信用がまた落ちてしまったのは極めて残念です。私自身が天下り問題で信用を失墜させた責めを負ったわけですから。

  ――教育行政への政治介入はどうですか。安倍シンパの国会議員が文科省と名古屋市教育委員会を通じて前川さんが授業をした中学校に圧力をかけました。

 第1次安倍政権の06年に教育基本法が改正された影響は大きいですね。教育の自主性が非常に弱められた。教育と教育行政の関係について定めた旧教育基本法第10条はとりわけ重要な条文だったのですが、大きく改変されてしまいました。

  ――〈教育は(中略)国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきもの〉とのくだりですね。

 政治権力は教育に介入しないという趣旨でした。この文言と入れ替わったのが、〈この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきもの〉。法律に根拠があれば、政治権力が教育に介入してもいいと解釈される余地が生まれた。

■教育基本法改正で教育行政介入にお墨付き

  ――与党勢力が国会の3分の2を占める状況では、教育に介入する法律の制定は難しくない。

 作ろうと思えばなんぼでも作れるんです。教育への政治介入にお墨付きを得たと思っている政治家も多いでしょう。国を愛する態度を養え、家庭教育はこうせい、とも書き加えられた。政治の力で教育を変えようとする動きは非常に強まっている。安倍首相を支援する日本会議の思想と連動しています。日本会議は憲法改正と同時に教育を根本的に変えようとしている。教育を国家のための人間づくりととらえ、国家に奉仕する人間をつくろうとしている。憲法も教育も戦前回帰の危険が強まっていると思います。

  ――物議を醸している道徳の教科化は今年度から小学校、来年度から中学校で実施されます。

 道徳教育は特に危険ですね。政治圧力に忖度する、迎合する、屈する。そういう教育委が出てくる可能性がある。日本会議は地方議会にも根を張っている。僕に言わせると、彼らはファシストですよ。気の弱い教育長や校長が顔色をうかがうようであれば、現場の先生たちの自由が縛られかねない。これが心配ですが、都立七生養護学校の性教育を巡る11年の東京高裁判決が参考になります。

  ――どんな内容か?

 都議3人が授業を非難し、都教委を動かして学習指導要領違反で教員を処分させたのです。教員や保護者が教育への不当介入だとして都議らを相手取って損害賠償などを求める訴訟を起こし、1審、2審とも原告側勝訴でした。

  ――心強い判例ですね。

 ただ、最近は司法も危うくなってきている印象です。高校無償化を巡る朝鮮学校の訴訟に原告側で関わっているのですが、1審判決の原告側勝訴は大阪地裁だけ。東京、広島地裁は国が勝ち、政治に忖度しているとしか思えないような判決内容でした。警察も検察も信用できない。安倍首相と昵懇で、「総理」などの著書がある(元TBSワシントン支局長の)山口敬之氏に対する準強姦容疑の逮捕状が執行停止になり、検察も不起訴にした。警察、検察に官邸の支配が及んでいるとしか考えられない。安倍首相があと3年も続投したら、最高裁は安倍政権が任命した裁判官だらけになってしまう。安倍政権の危険さはこれまでの比ではない。このままでは本当に危ないと思います。

(聞き手=坂本千晶/日刊ゲンダイ)

▽まえかわ・きへい 1955年、奈良県御所市生まれ。東大法学部卒業後、文部省入省。宮城県教育委員会行政課長、ユネスコ常駐代表部1等書記官、文部相秘書官などを経て、2012年に官房長。13年に初等中等教育局長、14年に文科審議官、16年に文科事務次官に就任し、17年1月に退官。現在は自主夜間中学のスタッフとして活動。単著「面従腹背」(毎日新聞出版)を上梓。



































http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/484.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 終わりのない「悪魔の兵器」開発に立ちふさがる憲法9条  天木直人 
終わりのない「悪魔の兵器」開発に立ちふさがる憲法9条
http://kenpo9.com/archives/4168
2018-09-10 天木直人のブログ


 中国やキューバで米国領事館や大使館の外交官が原因不明の頭痛や吐き気、めまいを訴えて帰国を余儀なくされたというニュースが報じられたことがあった。

 その時、それが新しい兵器による疑いがあると報じられていた。

 しかし新聞の報道はそれで終わりだった。

 ところが、きょう発売の週刊プレーボーイ(10月1日号)が、世良光弘というジャーナリストの記事で、それがどうやら「マイクロ波兵器」という新兵器である疑いが強いと教えてくれている。

 この聞き慣れない兵器について知っている人は知っているらしい。

 何事にも専門家と称する者はいるものだ。

 毒島力也という軍事評論家がこう解説している。

 すなわち、マイクロ波を使って人体の脳や内臓にダメージを与える攻撃は冷戦時代から東西両陣営で研究されて来たと。

 目に見えず、すぐに症状が出ないので、やられたと自覚できないのが特徴であると。

 実現化するには相当な時間と研究が必要だが人体実験をいとわない中国なら、かなりのものが出来ているはずだと。

 冷戦期にはワンルーム程度の大きさが必要だったが、2007年に米レイセオン社と米軍が車両搭載タイプを開発し1キロメーター先の目標に照準可能となったと。

 そして2010年にはアフガニスタンに短期間ながら配備されていると。

 それから8年たったことを考えれば現在ではかなり小型化されている可能性が高いと。

 個人を狙った低出力かつ狭い範囲を対象とするタイプなら、スーツケースに収まるくらいに小型化されているかもしれないと。

 そして、今後はどの国の人間が被害にあってもおかしくない、とその記事は締めくくっている。

 米レイセオン社と言えば、「悪魔の兵器」である原爆開発の総責任者であった米科学者のヴァニーヴァー・ブッシュ( Vannevar・ Bush)が作った会社だ。

 戦争に勝つために兵器の開発は終わりがなく、その開発に貢献することこそ科学の役割だと言った人物だ。

 兵器開発は実験成功で終わりではなく、実際に人間に使用してその破壊力を見せつけてはじめて意味があると言った人物だ。

 中国どころではない。

 米国こそ、終わりのない「悪魔の兵器」開発の先頭に立つ国なのだ。

 こんな米国との軍事同盟を最優先し、従属する日本が正しいはずがない。

 いまこそ憲法9条を国是とした政治を日本に実現し、その日本が世界の目を覚まさせる時である。

 それを本気で言い出す政治家が現れ、日本の首相になる日が来なくてはいけない(了)



米外交官狙った正体不明の「音響攻撃」、原因はマイクロ波か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180903-35124968-cnn-int
CNN.co.jp 9/3(月) 10:00配信


在キューバ米大使館などの外交官への正体不明の攻撃に関し、マイクロ波が原因だったの見方が出ている

(CNN) 中国やキューバに駐在する米国の外交官が正体不明の「音響攻撃」を受けて脳に損傷を負ったとされる事件で、原因はマイクロ波だったとの見方が浮上した。

【動画】これが「音響攻撃」の音?

この事件で米国は被害に遭った外交官を帰国させ、今年3月にはキューバに駐在していた21人の検査結果に基づく報告書が公表されたが、この時点ではマイクロ波には言及していなかった。

しかし報告書の筆頭筆者だったペンシルベニア大学・脳損傷治療センターのダグラス・スミス所長は米紙ニューヨーク・タイムズに対し、外交官の脳の損傷はマイクロ波が原因だったと思われるという見解を明らかにした。

2日のCNNの取材では、スミス氏は一連の事件に関してマイクロ波を「筆頭容疑者」と形容する一方で、超音波や超低周波のインフラサウンドが原因だった可能性についても引き続き調べていると語った。

患者の症状については「頭部に衝撃を受けたことがないのに持続的な脳震盪(のうしんとう)の症状が続く」と描写、再発防止策を講じるためには原因の究明が欠かせないと指摘した。

ほとんどの攻撃は2016〜17年に集中しているが、今年に入っても数例が報告されている。

米政府高官がCNNに語ったところによると、調査担当者が音響被害に遭ったという建物も解体して調べたが、音響装置は見つからなかった。このため捜査当局は、付近から照射されたマイクロ波が原因だったとの見方を強め、正体不明の音響はマイクロ波攻撃を覆い隠す手段にすぎなかったと推測している。

ただしこれは仮説にすぎず、裏付けとなる証拠はない。ただ、被害者の脳スキャン検査では、ダメージを表す変化が確認されたという。

米国務省が2日に発表した声明では、マイクロ波が原因だった可能性について肯定も否定もせず、「原因の究明と防止策の確立に向け、省庁を横断する取り組みを続けている」としている。







関連記事
中国駐在の米総領事館職員「異常な音」で軽度の脳損傷 在中米国人に注意喚起(ロイター)
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/853.html

音の兵器は70カ国超で既に実用、ナチスの「音波砲」も現実に?(ニューズウィーク)
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/447.html





http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/485.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 「親しい」米ロから冷水浴びせられる外交/政界地獄耳(日刊スポーツ) 
「親しい」米ロから冷水浴びせられる外交/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201809100000195.html
2018年9月10日9時13分 日刊スポーツ


★地球儀を俯瞰(ふかん)する外交を信じている国民がどのくらいいるのか知らないが、外交は国民に届かない水面下の動きや、事なきを得たために表面化しない、徒労に終わることの少なくない作業だ。首脳会談までこぎつけるということは、それまで現場の外交官や民間人、政治家の見えない努力がある場合も多い。方針は立てても手柄は首相に持っていかれるものだ。その意味では日本の外相は官邸の外交部門を担うだけ、よほど外交通でないと独自の外交ルートなど持ちえない。

★過去には幾人か外交こそ政治家としての役割と議員外交を専門にしていた議員もいたが、小選挙区制になると地元より「外国のことが大切なのか」と選挙区で小言を言われかねず、いわゆる外交通は姿を消した。6日、米紙ウォールストリート・ジャーナルは米トランプ大統領が同紙のコラムニスト、ジェームス・フリーマンとの電話のやりとりで、日米貿易問題に触れ「日本がどれだけ(米国に)払わなければならないかを伝えた瞬間、(良好な関係は)終わるだろう」とした。次の標的は日本だとも記されている。既にトランプは別の発言では「パールハーバー」も使っている。首相・安倍晋三は国連総会に出席するため、25日にニューヨークに行く予定で、日米首脳会談も予定されている。米サイドも11月の中間選挙を控え、貿易赤字の解消を成果にカウントしたい模様だ。この発言でトランプの安倍への信頼とはそんなものだと考えるのが合理的だろう。

★だが、その駆け引きを乗り越える外交ができるかどうかで外交が強いという形容詞は初めて使える。毎回まごまごして兵器の購入を決めてくるだけの関係を良好な、とか強固な日米同盟などとは言わない。一方、今日10日にも日ロ首脳会談を予定している首相だが、3日にはロシア海軍の軍艦28隻が宗谷海峡をオホーツク海から日本海に向けて通過したと防衛省が発表した。親しいはずの両国から足蹴(あしげ)にされる外交のどこが素晴らしいのか。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/486.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 古賀茂明「安倍氏と石破氏のどっちが危険? 大手マスコミに代わり判定する」〈dot.〉 
古賀茂明「安倍氏と石破氏のどっちが危険? 大手マスコミに代わり判定する」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180909-00000019-sasahi-pol
AERA dot. 9/10(月) 7:00配信


著者:古賀茂明(こが・しげあき)/1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者...


安倍総理(左)と石破氏 (c)朝日新聞社


 自民党総裁選が7日告示された。安倍晋三総理(現総裁)と石破茂元防衛相の一騎打ちだ。野田聖子氏まで安倍総理支持を表明し、国会議員票の8割超の支持が見込まれる安倍総理に対し、石破氏が劣勢であるのは誰の目にも明らかだ。

 一方、新聞やテレビの世論調査では、自民支持層では安倍氏がかなり優勢だが、全体での支持率は、安倍氏と石破氏は非常に拮抗している。自民党総裁選だから、自民党員が総裁を選ぶのは当然だが、国民世論と自民党内世論のこの明らかな差異は、自民党が国民政党ではなくなっていることを示している。

 反自民層の人から見れば、安倍氏でも石破氏でも、どうせ自民党の政策を行うのだから、どちらも、支持できないという回答になりそうなものだが、実際には、石破氏への支持が非常に高い。

 反安倍のリベラル層は、憲法改正、特に9条改正には絶対反対という人が多いが、石破氏は、バリバリの憲法改正論者である。リベラル層が強く反対する緊急事態条項を入れる改憲についても石破氏の方が熱心な感がある。したがって、石破氏は安倍氏に比べ、「よりタカ派」「より危険」だというのがこれまでのリベラル層の見方だった。それにもかかわらず、ここへ来て、リベラル層で石破氏を評価する声が高まっているのは矛盾しているように見える。

 では、実際に、石破氏と安倍氏のどちらが危険なのか?その点を、憲法9条の改正論について具体的に見てみよう。

 安倍氏は、憲法9条1項の戦争放棄と2項の戦力不保持・交戦権否認の条項を両方ともそのまま残したうえで、9条の2という条文を新設し、そこに自衛隊の保持規定を置くという案を示している。

 対する石破氏は、自民党の元々の憲法改正草案にあったとおり。9条1項の戦争放棄の条項は残すが、2項の戦力不保持・交戦権否認の条項は削除して、新たに自衛隊保持規定を置くとする。

 安倍氏は、自分の改憲案は、1項2項をそのまま残すから、憲法の「平和主義」は微塵も揺るがないと主張している。新設する自衛隊保持規定については、今も自衛隊は存在しているのに、憲法上は、あたかも存在してはいけないかのように見え、現に違憲論も根強いので、自衛隊員に申し訳ないから、そのような状況をなくすために設けることにしたという解説をしている。これは、かなりのまやかしである。実際に自衛隊違憲論を唱える学者は極めて少数であり、合憲論の方が圧倒的に多い。

 また、政府も一貫して自衛隊合憲論を唱えてきており、その考え方は、国民の間にも広く浸透しているので、いまさら、「自衛隊員に申し訳ない」などというのは取ってつけた議論に過ぎない。

 しかし、安倍総理が、あえてそのような主張をするのは、9条改正に対して、依然として、国民の間に反対が根強く、大きな改正をすると言うと、国民投票で負ける恐れがあることを知っているからだ。しかし、安倍氏は、国民が反対していても、何とか改憲してしまいたいという気持ちを持っている。そこで、あえて、「何も変わらない」という「ウソ」を唱えて、改憲の是非についてまだ答えを出していない無党派層、中立層に対して安心感を与えて(と言えば聞こえはよいが、よくわからないうちに騙してという方がいいかもしれない)改憲に賛成させようという作戦である。

 一方の石破氏の改正案は、自民党の改憲草案と同じく、9条2項を削除し、これに代わって、「前項(戦争放棄の規定)の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない」という条項を入れるというものだ。そのうえで自衛隊の保持規定を新たに設ける。これは、自衛隊は紛れもなく戦力であり、自衛のためとはいえ、「戦力不保持」という条文と矛盾しているから、そういう条項は削除するというわかりやすい考え方だ。また、自衛権を「解釈論」で限定的に認めるのではなく、集団的自衛権を含め、自衛権は、日本が独立国である以上は、国連憲章で認められているとおり、日本にも当然に認められるものだとし、1項の戦争放棄だけだと、自衛権まで放棄しているという解釈論が出てくるので、そうではないことを明記するという考え方である。

 さらに、「交戦権」は、単に戦争をする権利というものではなく、戦争のルールを定めたものであって、交戦権を認めないということは戦争のルールを認めないということと同じでおかしな議論だとする。話が専門的になるため、多くの国会議員さえ理解していないが、自衛のためであっても、ひとたび戦争を始めるとなれば、戦争に関する国際ルールに従う義務が生じ、逆に国際法上の権利が認められる。だから、「交戦権否認」というと、敵に攻められたときに一切の国際ルールの適用を否定するという意味にもなり、日本が国際法違反をしますということになる。また、自衛隊員が捕虜になったときにその国際法上の権利を否定するともとられかねない。その意味でも、この条項は廃止すべきであるというのだ。(私は石破氏とは憲法論において全く異なる立場を取っていて、石破氏の議論には納得できない点があるが、本稿は、安倍氏と石破氏のどちらが危ないかを論じるためのものであるので、いちいち、石破氏の論に反論することはしない)

 石破氏の論理は、以上のとおり、非常に明快だ。自身でも述べているが、氏の考え方は、イメージやみせかけで改憲を目指すのではなく、「強い論理」をバックに「丁寧に」国民に説明し、その理解を得たうえで改憲を目指すという考え方だとする。したがって、国民の意見が割れていて、改憲賛成論が十分に理解を得ていない現段階での改憲は、時期尚早だとして、次期臨時国会で自民党改憲案を提示すべきとする安倍首相の考えを「スケジュールありき」として、明確に批判している。

 石破氏の改憲の手続き論で言えば、国民の過半数ギリギリの賛成で無理矢理改憲するのではなく、それをかなり上回る支持を得るべきだということになる。石破氏の改憲案では、おそらく当分の間国民投票に持ち込むことは困難であろう。これについて、石破氏は、9条改正はそんなに急ぐべき課題ではないとしている。

 つまり、9条改正についてみると、論理的には安倍氏よりも本格的な改正を主張するものの、国民本位の議論を目指し、スケジュールありきで強行することはないという点では、安倍氏よりも石破氏の方が穏健だと言える。リベラル派から見れば、より危険度の低い総理候補ということになるだろう。

■自民党のマスコミへの要請は、石破氏との論戦封印狙い?

 自民党は、新聞・テレビに対して、「インタビュー、取材記事、写真の掲載にあたっては、内容、掲載面積などで各候補者を平等、公平に扱う」ことを要請している。安倍氏と石破氏に関する報道の分量を同じにしろという意味だ。マスコミ側は、もちろん、こんな要請は無視すればよい。しかし、実際には現場で「忖度」が働く。特にテレビ局はこれを杓子定規に守っているように見える。筆者が現場スタッフから得た情報では、あるテレビ局では、秒単位で両者の扱いについてチェックしている報道番組さえあるという。

 こうなると、石破氏は非常に不利だ。なぜなら、石破氏がどんなに「忍耐強く」「丁寧に」持論を説明したいと言っても、国民と直接接する機会は限られる。そこで、非常に重要になるのが、マスコミの報道だ。

 しかし、石破氏の考えをわかりやすく伝えようとすれば、テレビ局は、ある程度の時間を使って解説する必要がある。一方、安倍氏の側からは、非常に単純なメッセージしか出ていない。その前提で、両者の分量を同じにしろと言われると、石破氏の議論は、安倍氏側の分量だけしか報じてもらえない。結果、石破氏が望む「丁寧な」解説は全く行われないどころか、論点すら紹介されないということにさえなる。

 逆に言えば、「イメージ戦略」中心に持論を展開する安倍氏側に非常に有利な仕組みだと言って良いだろう。とりわけ、各地で大災害が相次ぎ、その報道で紙面や放送時間が取られてしまう中では、総裁選の憲法論の解説は、9条全文をそのまま温存する安倍氏と2項の戦力不保持と交戦権否認を削除する石破氏というところで報道が止まってしまう。そうなると、どうしても、安倍氏の方が平和主義的で、石破氏の方が好戦的だと取られやすい。まさに、そこが安倍氏側の狙いでもある。

 つまり、安倍氏は安全で石破氏は危険だというイメージ戦略だ。

■米朝開戦への対応が踏み絵 どちらが好戦的か

 9条改正論に関して、詳しい議論を国民に伝えることが難しいというのであれば、どうやったら、両者の「戦争」に対する考え方の差異を明らかにできるのだろうか。そう考えてみると、我々国民にとって最も差し迫った問題である北朝鮮問題への対応について議論すればよいのではないかと、私は考えた。

 実は、8月17日に石破茂氏と1時間半にわたって対談をする機会があった(「週刊プレイボーイ」)が、そこで、この問題を取り上げたのだ。私の質問はこうだ。「もし米朝交渉が決裂し、トランプ大統領が北朝鮮を攻撃するとしたら、日本はアメリカといっしょに戦うのですか?」

 これは、決して現実とかけ離れた質問ではない。現に、米朝交渉は停滞し、トランプ大統領が、再び圧力路線に戻ることを示唆する発言を行う中では、極めて現実的な質問と言ってよい。

 安倍氏なら、「仮定の質問には答えない」と言うだろう。石破氏も、非常にデリケートな問題だから、最後はうまくかわすのではないか。私は、そう予想していた。いわばダメもとの質問だ。

 しかし、予想に反して石破氏はこう言い切った。「同盟は相手国の戦争に巻き込まれる恐怖と、相手国から見捨てられる恐怖のジレンマの中で、ウィンウィンの関係を目指してマネジメントすべきもの。だから、日本としてはまず、北を攻撃してもアメリカが得るものはない、攻撃はやめた方がよいと説得しなければいけない。私が集団的自衛権にこだわるのは、アメリカと共に戦争するためではない。アメリカなしには自立できないような現状から、日本が脱却するために必要な権利だと考えているからなんです」

 これは、非常に大きな意味を持つ。安倍総理は、トランプ大統領の「すべての選択肢がテーブルの上にある」という発言を「無条件に」評価し歓迎した。これは、ある意味、衝撃的なことだ。日本が、自らが巻き込まれるかもしれない戦争について、それを止める側に立つのではなく、賞賛する立場をあらかじめ明らかにしたからだ。前代未聞の出来事だと言ってよい。

 一方の石破氏は、明確に、「やめた方がよいと(トランプ大統領を)説得しなければいけない」と明言した。

 米朝交渉が停滞し、再び危機モードに戻る可能性が出てくる中で、この両者の違いは、日本国民にとっては、非常に大きな意味がある。憲法改正の中身がどうなっても、直ちに戦争になるわけではない。しかし、米朝戦争のリスクは、現実のものだ。それに対して、アメリカによる開戦を肯定し、しかも「常に米国と一体」であることを強調する安倍総理と「戦争を止める」という石破氏。ここまで両者が正面から対立する論点は他にない。しかし、この論点は、報道では、いまだに明確にされていない。

■嘘をつかないのはどちらか

 もう一つ大事な論点がある。それは、「正直、公正、石破茂」というキャッチフレーズをめぐる争いだ。このフレーズが、安倍氏個人を批判するものだとして、自民党主流派内から「反党的」だという批判が強まった。しかし、「正直、公正」と言って批判されるというのは聞いたことがない。

 安倍氏は、一方で、モリカケ疑惑を全面的に否定しながら、昭恵夫人や谷査恵子元昭恵夫人付職員などの証人喚問なしでの幕引きを図っている。国民の大多数は、この疑惑の解明が不十分だと不満を持っている。「正直、公正」というと、安倍氏が「嘘つき」「えこひいき」であるという意味になると、主流派は言っているそうだが、それは自ら、国民がそう思っていることを認めているのと同じだ。

 もちろん、正直公正と言葉で言うのはたやすい。そう言ったから、石破氏が正直公正だということにはならない。ただ、国民の前で長時間の論戦を行えば、その発言の内容と過去の言動との整合性、質問に答える姿勢などによって、その人の人柄を判断する材料が与えられる。しかし、論戦がほとんどなければ、この面での材料が少ない中での選択になってしまう。特に、石破氏は、マスコミに露出する機会が安倍総理に比べて格段に少ないで明らかに不利になる。

 そこで、今回の石破氏との対談で私が感じたことを一つの材料として提供したい。

 まず第一に、私は、石破氏とは外交安保政策について立場が大きく異なる。しかし、対談を通じて、石破氏は、相手を威圧したり、論駁したりするような態度を見せず、淡々と持論を論理的に説明する姿勢に終始した。そのためか、私は、全く嫌な気持ちになることはなく、対談が終わって握手するときには、むしろ親近感さえ覚えた。意見が違っても、相手の言葉に耳を傾ける態度が徹底しているので、そういう印象を受けたのだと思う。この点は、国会での安倍総理の言動とは好対照である。

 もう一つ、小さなエピソードがある。どうして、私と対談したのかという問いに対して、リップサービスをしようと思ったのか、石破氏は、「日本官僚の中枢にいて、中を知った人の批判は現実味と説得力がある」と私を持ち上げる発言をした後、「古賀さんの書いたものは、」と続けた。普通なら、その後は、「ほとんど読みました」「すべて読みました」などと言うのが予想されるところだ。ところが、石破氏は、「3分の1くらい読んでいる。そうだよねと深くうなずける。そういう人はさほどいない」と続けたのだ。「3分の1」と聞いて、ガクッとなったが、逆に、「正直」な人だと思った。こんなところで、そんなに厳密さにこだわる必要はないだろう。私はその瞬間、この人は嘘をつけない人だなと感じた。

 どちらが危ないのか、そして、どちらが真に信頼できる総理になれるのか。それがわかるような論戦を期待したいのだが、その前に勝負は決し、結果として、「危ないリーダー」が選ばれてしまうのだろうか。













http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/487.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 全国インフラを緊急点検=安倍首相(時事通信)-「緊急対策を3年集中で」って、じゃあ今までやっていた事は何だったのか?
「全国インフラを緊急点検=安倍首相
9/10(月) 10:25配信

 安倍晋三首相は10日、北海道地震など自然災害が相次いでいることを踏まえ、電力・交通インフラの緊急点検を全国で行う考えを表明した。

 また、防災・減災、国土強靱(きょうじん)化のための緊急対策を3年集中で講じる意向を示した。自民党本部で開かれた党総裁選の所見発表演説会で語った。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180910-00000017-jij-pol

> 安倍晋三首相は10日、北海道地震など自然災害が相次いでいることを踏まえ、電力・交通インフラの緊急点検を全国で行う考えを表明した。

って、これからやるのですか?じゃあ今まで何やってたんですか?

http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/488.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 米国の軍事力は日本の防衛に役立つのか。(日々雑感(My impressions daily))
https://okita2212.blogspot.com/2018/09/blog-post_58.html
9月 10, 2018

<トランプ米大統領が7日、貿易をめぐる強硬姿勢をさらに鮮明にした。中国への高関税措置をすべての輸入品に広げる可能性に具体的に触れ、貿易協議を進める日本には露骨に「脅し」の発言を重ねた。11月の中間選挙に向けて支持固めを図る狙いとみられ、日本には農産物の市場開放などへの圧力が今後も強まりそうだ。

「私が望めば、さらに2670億ドル(約30兆円)分をすぐにでもかける準備がある」。トランプ氏は7日、大統領専用機のなかで中国への高関税措置の発動について記者団から問われると、こう冗舌に答えた。

 米政権は、知的財産の侵害を理由にした対中高関税措置について、第1〜2弾として計500億ドル分の輸入品にすでに発動。トランプ氏は7日、2千億ドル分が対象の第3弾の発動を近く表明する可能性に触れた。

 さらに、当初2千億ドル分と予告していた第4弾を2670億ドル分に引き上げる意向を示した。発言通り第4弾まで発動すれば、2017年で5千億ドルあまりに上る中国からの全輸入品に高関税がかかる規模だ。

 日本については「貿易問題でオバマ政権と話そうとしなかった。報復されることもないし、自国は弱いから誰も何もしてこないと思っていたからだ」と主張。「相手が私になり、ディール(取引)がまとまらなければ大変なことになる、とわかっている」と述べた。

 日米間では9月下旬に首脳会談や閣僚級協議「FFR」の2回目の会合を開く見通し。米国は牛肉などの関税引き下げや輸入拡大を迫るとみられ、自動車への高関税措置を圧力として使う公算も大きくなってきた>(以上「朝日新聞」より引用)


 トランプ氏は世界各国に露骨な「恫喝外交」を展開している。同盟国のドイツやカナダなどにも遠慮なく、というよりも非常識な「恫喝外交」を行った。中国に対してはもはや恫喝ではなく、貿易赤字の削減において実力行使を展開している。

 日本も決して例外ではない、という発言を繰り返している。11月の中間選挙に向けて、トランプ氏は益々「米国ファースト」の姿勢を強めるだろう。上記記事でも牛肉の関税引き下げをトランプ氏は持ち出してくると指摘している。米国産牛肉に対する関税はセーフガード適用期間(2017年8月〜18年3月)の50%から、現在は38.5%に戻っている。

 トランプ氏は米国産牛肉に対する関税を0にしなければ日本から米国へ入る自動車25%の関税を課すと脅して来るつもりのようだ。トランプ氏は「恫喝」ではなく「本気」だと繰り返し恫喝している。

 しかし日本の牛肉自給率は38%(2016年度)で、米国から牛肉輸入国の第一位は日本で18億9000万ドル(約2100億円)も輸入している。ちなみに米国牛肉を輸入している二位三位は韓国、メキシコと自由貿易協定(FTA)を締結している国が並ぶ。

 トランプ氏が「米国ファースト」を主張するのなら、日本政府も「日本ファースト」を主張すべきだ。そして対抗措置としてトランプ氏が自動車関税を25%に引き上げる、というのなら日本独自に開発すると安倍氏お得意の「閣議決定」した上で、爆買いした米国製ポンコツ兵器の購入延期を対抗措置として打ち出すべきだ。

 同時に世界に対して政府は「日本は米国製自動車に関税をかけていないが、米国は現在も2.5%の関税を課しているが、それを25%に引き上げると脅している。それは明確なWTO違反だ」と大宣伝を行うべきだ。

 いかに「米国ファースト」と雖も米国民もトランプ氏の「恫喝外交」はやりすぎだと気付くだろう。米国内の40%を占めるトランプ岩盤支持層が動揺すれば、いかに鼻息の荒いトランプ氏も少しは立ち止まるだろう。

 そして日本は食糧安全保障の立場から自給率がこれ以上低下するのは国家として危険ラインを越える、との立場を主張すべきだ。決して安易な妥協をしてはならない。かつて愚かな大臣が「GDPの1%の農産品を守って99%を占める工業製品を犠牲には出来ない」とのたまったことがあったが、まさか飢饉に際して飢えた国民に「自動車を食え」とは言えないし、自動車を飢えの足しにすることは出来ないだろう。食糧安全保障は独立国家として譲ることのできない生命線だ。

 実際は自動車製造はGDPの11%を占める日本経済をけん引する巨大産業だ。化学工業が9.4%で二位を占め、三位に食料品の8.5%が続いている。

 すべての産業に気配りしながら、主張すべきは主張するのが日本政府の役目だ。唯々諾々とトランプ氏の言いなりになってはならない。同盟関係の解消をも辞さない覚悟で交渉に臨むべきだ。「米国の軍事力は日本の防衛に役立つのか」と本質を突いてみれば良い。



http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/489.html

記事 [政治・選挙・NHK250] あの日の授業<本澤二郎の「日本の風景」(3090)<安倍・日本会議と創価学会に贈る言葉>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52224014.html
2018年09月10日 「ジャーナリスト同盟」通信

<安倍・日本会議と創価学会に贈る言葉>
 戦争遺児の波多野さんが、必死で取り組んでいるともしび合唱団「久留里」の歌声に出かけて、そこで新しい発見をした。「あの日の授業」という歌である。曲は覚えていないが、歌詞の間に挿入された「語り」がすばらしい。国家神道・靖国派の安倍・日本会議と、そこへと懐柔されてしまった戦争教団・創価学会に対する「贈る言葉」としたい。


<笠木透作詞―新しい憲法の話>
 笠木透さんの歌詞に曲をつけた見事な歌である。日本国民がすっかり忘れるであろうと想定したような「あの日の授業」である。

 「あの日の先生は、輝いて見えた。大きな声で、教科書を読んでくださった。ほとんど何も分からなかったけれど、心に刻まれたあの日の授業」が一番の歌詞である。

<心臓に贈りたい「語り」>
 「そこで、今度の憲法では、日本の国が決して二度と戦争をしないようにと、二つのことを決めました。その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争をするためのものは、いっさい持たないということです。これから先、日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。これを戦力の放棄といいます。放棄とは、捨ててしまうということです。しかし、皆さんは決して心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国より先に行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません」

<武器弾薬ではない、正しいものほど強いものはない>
 「もう一つは、よその国と争い事が起こった時、決して戦争によって、相手を負かして、自分の言い分を通そうとしないことを決めたのです。穏やかに相談して、決まりをつけようというのです。なぜならば、戦を仕掛けることは、結局、自分の国を亡ぼすような羽目になるからです。また、戦争とまでゆかずとも、国の力で相手を脅すようなことはしない、一切しないことに決めたのです。これを戦争の放棄というのです。そうして、よその国と仲良くして、世界中の国が、よい友達になってくれるようにすれば、日本の国はさかえてゆけるのです」

<穏やかに相談すれば拉致も領土も解決する>
 日本国憲法の核心は、戦力不保持と戦争放棄である。それゆえに世界に冠たる平和憲法と胸を張れる。
 この道は正しい。正しいものほど強いものはない。そう児童生徒に語る先生は、本当に輝いていたのである。これを実践する為政者が、日本のみならず世界で尊敬される指導者なのだ。

 そうしてみると、安倍・自公内閣の軍拡政策は、正しくない憲法違反の政治をしていることになろう。こともあろうに平和を吹聴してきた宗教団体が、安倍路線に服従して、特定秘密・戦争法・共謀罪という戦争法制にのめり込んだ公明党創価学会には、日本国憲法上の大義は全くない。

 あれこれと隣国の対応に異常反発して、それを争い事に発展させ、かつ国際問題化にさせて、それでもって日本国民の精神を破壊して、平和憲法を破壊しようとすることは、明らかに邪道である。王道では断じてない。
 アメリカのポチ犬返上を決断すれば、拉致もなかったし、領土問題も話し合いで決着をつけることが出来た。

<シンゾウ・プーチンの22回目会談で、択捉軍事基地本格化>
 シンゾウは、総裁三選を手にしたと信じ込んで、今日はロシアに出向いて北方領土返還交渉をするのだという。お笑い外交である。
 既にロシアは、4島のうち、二番目に大きな島・択捉を軍事基地にして軍用機を飛ばしている。心臓・プーチン会談は22回目だというのに、成果はゼロどころか、大きく後退している。

 ということは、あの日の授業に反した行動に対しての、ロシアの対応であることが分かるだろう。プーチンは心臓を信用していない。彼もトランプ同様に、日本をポケット代わりにしようとしている。ただ、それだけであることを、心臓は認識できない大馬鹿三太郎なのだ。

 「沖縄からアメリカを追い出すので、4島も返還してほしい」というのが、あの日の授業の指針である。家庭教師・平沢に、頭を叩かれた心臓は、今もその効果は出ていない。
 せめて創価学会は、しっかりと学んでほしい。池田大作氏の思いのはずである。戦争遺児の断固たる悲願だ。

2018年9月10日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/490.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 安倍、ロシアとの関係も悪化。北方領土返還は話が進まず、墓参は中止。ロ軍機や艦船が次々と日本に(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/27541785/
2018年 09月 10日

【全米テニス・・・大坂なおみ(20)が決勝で、GS24回目の優勝を目指すセリーナ・ウィリアムズと対戦、6−2,6−4で勝利。日本人選手として初めて全米、そして四大大会で優勝した。(*^^)v祝 <錦織もツイッターで、絵文字やproudの言葉で祝福していた。>

 大坂は1セットめから集中しており、セリーナを圧倒。一方、セリーナはサーブやショットの入りが悪かった上、主審からコーチング違反(観客席からの指導、忠告)の警告をとられたため、イライラ度がアップ。^^; その後、ラケットを叩きつけて割ったり、審判に2度にわたって長い抗議を行ったりしたため(審判に対して「泥棒」と批判らしい)、罰則としてポイントやゲームをとられることに。ただ、会場が騒然としている間も、大坂は試合に集中し、最後まで自分のプレーを貫き、優勝のマッチ・ポイントをしっかりゲットした。"^_^"

 会場は、ちょっと異様なムードに包まれていたことから、なおみちゃんは満面の笑顔で喜ぶという感じにもなれず。緊張かとけてほっとしたのか、試合後は、ひたすら涙。
 困ったことに、表彰式の始めにも会場からブーイングが出て、なおみちゃんの目からまた涙があふれることになたのだが。セリーナがなおみちゃんを励ました後、会場に向かって「ブーイングはしないで。なおみは良いプレーをしてグランドスラムで初優勝した。おめでとう」と観客に彼女の優勝を評価するように要望。そこから会場全体も両者を評価、祝福するムードに変わった。(^^)

 ここがなおみちゃんの、よくも悪くも日本人っぽいとこで(素に戻るとあまり自信がなくて、謙遜するタイプで)、優勝インタビューの最初に「会場の皆さんがセリーナを応援しているのは知っていました。こんな終わり方になったすみません」と謝ったりしちゃうのだが。^^;皆に「試合を見てくださってありがとう」と感謝。また、セリーナとGS決勝で戦うのが夢だったことから「一緒にプレーしてくれて有難う」とセリーナにも感謝。
 何か表彰式やインタビューが妙な感じになってしまったので、折角、用意しておいたスピーチ用のメモを活かすことはできなかったけど。<式の前にベンチでタオルをかぶって、その下でノートをチェックしていたらしい。>
 ただ、大坂なおみの思い切りのいい&粘り強いプレー、そしてプチ天然っぽい答え方を見て、米国や日本はもちろん、世界中にファンが増えたのではないかと思う。(・・) <つづく>】

* * * * *

 さて、安倍首相は昨日9日、案の定、北海道の被災地を視察。<総裁選&支持率のため、「きちんと災害対応をやってるよ」というアピールのためにね。>
 今日10日、7日に行うはずが延期されていた総裁選の出馬会見をちゃちゃっと済ませて、午後から国際会議に出席するため、ロシアのウラジオストクに出発する。(・・)

 先日、薗浦首相補佐官(麻生派)が「9月に総裁選を迎えますが、北朝鮮情勢が流動化する中、安倍晋三首相(党総裁)はトランプ米大統領との個人的な関係が世界の首脳で最も緊密なポジションにあります。中国の習近平国家主席やロシアのプーチン大統領、韓国の文在寅大統領とも渡り合える。この厳しい状況で、安倍首相以外の首相が誕生したら、またゼロから外交を始めないといけません(産経7.28より)」と、安倍首相をヨイショしている記事を見て、「はあ?」と思ってしまったのだが。(゚Д゚)
 
 安倍陣営としては、本当はここで1・ロシア首脳と会って、平和条約や北方領土返還の話を進めたかった、2・中国首脳と会って、日中平和友好条約締結40周年ムードを高めたかった、3・できれば北朝鮮の金委員長と会談を行い、拉致問題の話もしたかった様子。

 しかし、北朝鮮の金委員長はロシアに来ないということで、会談はできず。(米中韓はやったのに。ロも会談の約束してるのに。^^;)

 中国の習主席とは、もともと関係がよくないことから、昨年の11月以来の会談になるとのこと。<中国にも問題は多いけど、何より安倍首相が中国を天敵視しているため、うまく行くわけがないのだ。>
 日中平和友好条約40周年を迎えるに当たって、政府与党としては、何とか友好ムードを高めたいと考えており、今月になって親中派の二階幹事長、公明党の山口代表などが次々と訪中して、冷戦ムードの緩和に努めているのだが。たぶん今度の会談も、形ばかりのものになるのではないかと察する。_(。。)_<今、中国は安倍トモのトランプ大統領と経済戦争体制にあるしね〜。^^;>

 しかも、安倍首相は12年に政権を奪還してから、オバマ米大統領(当時)と良好な関係を築けず。その代わり、ロシアのプーチン大統領と懇意になり、オバマ氏の何倍もの回数、会うことに。
<安倍氏はプーチン氏の強さに憧れていて、「強いロシアを取り戻す」として富国強兵にまい進している同氏を真似したかったのよね。^^;>

 安倍首相は、もともと北方領土返還を大きな目標に掲げていることから、プーチン氏との関係を深めて、日ロ平和条約を締結し、北方領土の返還合意を実現したいと強く願って、アレコレやって来たのであるが。
 プーチン大統領は、安倍首相が14年からG7諸国と共に、ロシアのクロアチア併合などを批判し、制裁を課していることを快く思わず。また、昨年、トランプ氏が米大統領になってから、米国べったりになっているのも面白くない様子。<以前は、オバマ<<<プーチンだったから、かわいく思えたのかもね。(・・)>

 安倍首相は16年12月、わざわざプーチン大統領を地元の山口に招待して、平和条約や北方領土に関して、いい方向に向けて協議がなされたはずだったのだけど。
 実際には、17年、18年と日ロ関係は悪化。特に北方領土に関しては、ロシアが軍事化を進めるなど状況がどんどん悪くなっており、よほどのお貢ぎを用意しない限り、状況が好転しそうにない。_(。。)_

* * * * *

 9月にはいってからも、ロシアとの関係で、次々と気になるニュースが出ている。ロシアは明らかに、日本を軍事的に突っつこうとしているのだ。(>_<)

<ロシアは、日本全土で米軍の活動が増えたり、日本が陸上イージスなどの大規模な武器を設置したりすることを望ましく思わず。ロシアの軍用機や軍艦の動きによって、自衛隊や米軍がどう動くのかをチェックしようとしている可能性がある。^^;>

『露軍機、日本周辺1周するように飛行…意図分析

 防衛省は1日、ロシア軍の哨戒機2機が同日午前から午後にかけて、日本周辺の上空を1周するように飛行したと発表した。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したが、領空侵犯はなかった。同省が飛行の意図を分析している。同省によると、確認されたのはTU142哨戒機2機。北海道沖から対馬海峡を抜けて沖縄本島と宮古島間を通過した後、太平洋に出て北海道沖まで北上した。(読売新聞18年9月2日)』

『露艦艇28隻、宗谷海峡を通過…冷戦終結後最多

 防衛省は3日、ロシア海軍の艦艇28隻が宗谷海峡を通過したと発表した。領海への侵入はなかったが、冷戦終結後に同海峡を通過したとして公表されたロシア艦艇としては最多という。
 同省によると、海上自衛隊の護衛艦などが、1日夜から2日夕にかけて、宗谷岬北東約210キロの海域を西に向かう同軍の駆逐艦や戦車揚陸艦、潜水艦救難艦などを発見した。28隻は宗谷海峡を抜け、日本海に入ったという。
 ロシア国防省は先月末、40隻の戦闘艦艇が日本海とオホーツク海で活動中だと発表しており、防衛省で関連を調べている。(読売新聞18年9月3日)』

 日ロの首脳や閣僚級の会談では、以前から、まずは日本と北方領土との間で、人や物の往来を活発化させようという話が出ているのだが。
 それも、何だか危うい感じになっている様子。(~_~;)

 10日から北方領土の択捉島で予定されていた元島民らの墓参も中止になったという。(-"-)

『北方領土墓参が中止=菅官房長官「極めて残念」

 菅義偉官房長官は5日の記者会見で、北方領土の択捉島で10日から予定されていた元島民らの墓参について、ロシア政府との調整がつかず、中止になったと明らかにした。

 その上で「元島民の思いを鑑みれば、極めて残念だ」と語った。

 菅長官によると、ロシア側から7月下旬、「墓地訪問は調整が整っていない」と連絡があった。日本側は実現に向けて働き掛けを続けていたという。ロシア軍が極東で軍事演習を予定していることが影響したとの見方も出ている。(時事通信18年9月5日)』

 ちょうど安倍首相がロシア訪問する時期と重なるため、ロシア側は、北方領土で軍事演習を行うことは見送るようだが。墓参を実現しようという配慮はなされないらしい。(~_~;)

* * * * *

 そう言えば、7月に日本人が国後島に墓参で訪れた時に、ロシアが外務省の職員と報道関係者から衛星携帯電話を没収。政府が抗議するなど、ちょっと険悪な感じになったようだ。^^;

 これは他の場面でも、ちょくちょく出て来る話なのだが。日本としてはお互いに北方領土の主権を主張し過ぎず、法律も含めていわば棚上げした形で(共有みたいな感じで)、人や物の往来を進めて行こうとしているのだけど。
 ロシア側は北方領土の主権を主張し続けており、あくまでロシアの国内法にのっとって対応する姿勢を崩していないのである。(-_-;)

『ロシア、日本関係者の電話6台没収 北方領土墓参に同行

 元島民らが22日から23日にかけて北方領土に航空機で墓参した際、同行した日本の政府関係者とメディア関係者の衛星電話計6台がロシア当局に没収されたことが明らかになった。政府は22日、外交ルートを通じてロシア政府に抗議し、早期返却を求めた。

 同行関係者によると、一行は22日昼ごろ国後島の空港に到着。入域手続き後の荷物検査で同行者の衛星電話が没収されたという。ロシア側は事前に申請が必要だったと主張し、日本側は前回の空路墓参で事前申請なく持ち込んで問題はなかったと反論している。

 日ロ双方は北方領土の主権を棚上げする形で、日本の元島民や家族がビザ(査証)なしで訪れる墓参を実施することで合意している。菅義偉官房長官は23日の定例会見で「(墓参は北方)4島に関するわが国の法的立場は何ら害するものではない」とした上で、没収について「わが国の法的立場に鑑みて受け入れられず、遺憾だ」と強調した。(朝日新聞18年7月23日)』

『ロシア側が国内法に基づき、税関への申告などを求めたためとみられる。北方領土へのビザなし渡航は、日ロ両国が主権問題を棚上げした形で行っていて、菅官房長官は、政府としてロシア側に抗議し、衛星携帯の早期返却を求めたことを明らかにした。(FNN18年7月23日)』

* * * * *

 まあ、安倍陣営としては、今回のロシア訪問も、総裁選対策のためにうまく利用したいところなのだろうけど。<で、安倍傘下メディアは、それに協力しちゃうのかも知れないけど。>
 早く国民が、いまや安倍首相は、ロシアとも米国ともうまく行っておらず。外交でも全く期待できないことに気づいて欲しいな〜と願っているmewなのだった。(@@)

  THANKS



http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/491.html

記事 [政治・選挙・NHK250] かれらの悪事に触れないことがヘイトや差別の温床になっている。(谷間の百合)
かれらの悪事に触れないことがヘイトや差別の温床になっている。
https://taninoyuri.exblog.jp/29734879/
2018-09-10 10:30 谷間の百合


台湾、オールとラリア、韓国から北海道地震へのお見舞いのツイートや電報が寄せられ、総理は前者2国には返礼をしたものの韓国へはいまだしていないという。

なんでこんな非礼な子ども染みたことをするのかと呆れるのですがほんとうにみっともない総理です。

しかし、総理の支持者たちは、この非礼を歓迎するのでしょうね。

災害のたびに、それを待っていたかのように「韓国人には気を付けろ」という類いのツイートが出てきます。
(もしかしたらそれは日本人ではないかもしれませんが。)

関東大震災時の大虐殺を知らないわけではなく、むしろ知っていて言っているフシがあり、わたしはそういう人間に激しい憎しみと軽蔑を覚えずにいられません。

わたしがデマやヘイトを憎むのは、憎しみからは憎しみしか生まれないということの外に、その裏返しの心理として、人権派(といっていいのでしょうか)が決してかれら半島勢力の悪を言わないことです。

わたしは日本の悪も在日朝鮮の悪もみんな白日の下に出して冷静、公正な議論ができるようになればいいといつも思っています。

裏や影から、知らないままに支配されたくないからです。

わたしはよく、朝鮮併合にはどんな力が働いたのかと考えることがあります。

明治の黎明期には、たくさんの外国勢力(フリーメーソン)が日本の政治に介入していたのは事実でしょう。
(すでに、信長、秀吉のころから日本は狙われていました。)

日本と朝鮮という対立の構図に縛られていると、そういう大きな力を見落とすことになります。

それはほんとうに口惜しいことではないでしょうか。





わたしは、菅野完さんの「日本会議の研究」に統一教会が出てこないのが不思議でした。

取材ができなかったのか、あるいは別に思惑があってのことでしょうか。

一般論として、わたしはかれらの悪事に触れないことが逆に、差別やヘイトを助長していると思っています。

いまのぼ〜っとしている日本人に「日本会議」の組織を作り育てる能力があるとは思えません。

安倍一強もそうです。

一強を可能にしているのは何か、だれかということをどうして考えないのでしょう。

そこを考えないと、どうしてこんな無残な日本になったかが分かりません。

かれら半島勢力は韓国や北朝鮮のために生きているのではなく、むしろ敵対しているのではないかと思います。

日本を自分たちの祖国にしようということだと思います。

もうそろそろ安倍総理の強大なバックや正体に気がついていいのではないでしょうか。

ヘイトをなくすためにも、お互いを罵るのではなく歴史の真実や自分たちの悪と向き合うことから始めてほしいと思う。







http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/492.html

記事 [政治・選挙・NHK250] NHK、ニュースのタイトルに何でもかんでも首相。権力に屈服した姿だ 


NHK、ニュースのタイトルに何でもかんでも首相。権力に屈服した姿だ
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/1795f10e1727ca4279625113e37aad6e
2018年09月10日 のんきに介護












































http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/493.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 「みっともない憲法」と平然と口にする男を支持する自民党は、もはや常軌を逸している&大阪府知事、台風被害はほったらかし…
「みっともない憲法」と平然と口にする男を支持する自民党は、もはや常軌を逸している&大阪府知事、台風被害はほったらかしで海外旅行!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-85f4.html
2018年9月10日 くろねこの短語


自民党総裁選は、今日、演説会と共同記者会見だそうで、ま、セレモニーってことだ。共同通信の調査では、党員・党友の61%が初老の小学生・ペテン総理に投票するとか。3選は確実ってことなんだろうが、「みっともない憲法」と平然と口にするような男を支持する自民党の議員や党員ってのは、何考えているのかねえ。

「安倍晋三首相に投票」党員・党友の61% 共同通信電話調査

 ロクに討論もしないで、現行憲法を憎悪している世襲政治屋を圧倒的多数で総裁(=総理大臣)に祭り上げようってんだから、常軌を逸してます。ペテン総理の愚劣さ、無知、恥知らずな言動をとくとご覧ください。殺意を覚えることがあるのでご注意を!

未来ビジョン073『安倍晋三元総理が訴える憲法9条改正論』2011 9 3
original: https://www.youtube.com/watch?v=cn9BcWLOzPU


 ところで、ペテン総理の「やってる感」の演出のおかげで、関空は寝ずの作業で正常化に必死になっているんだが、3日も家に帰っていないという声もあるそうで、職員にとってはさぞ迷惑なことだろう。

関空 線路水没いつまで…正常化遠く

 そんな中、陣頭指揮すべき知事が、なんとまあそんな職員を尻目に、沖縄県知事選の応援に駆けずり回ってたと思ったら、「なんと9日からは、11月に行われる万博開催地投票対策と称して、イタリア、デンマーク、ハンガリーの3カ国を回り、ほぼ1週間、大阪を離れる」んだとさ。

松井一郎大阪府知事が台風対応を放り出し「沖縄行き」の無責任、橋下徹はWTC と関空の被害責任追及に逆ギレ!

 さすが、チンピラ知事だけのことはある。府民も空港職員も、すべて自己責任ってことか、ったく!!


【自民党総裁選】「安倍晋三首相に投票」党員・党友の61% 共同通信電話調査
https://www.sankei.com/politics/news/180908/plt1809080021-n1.html
2018.9.8 22:13 産経新聞


安倍首相(右)と自民党の石破元幹事長=6日

 共同通信社は7、8両日、自民党員・党友を対象に総裁選(20日投開票)の支持動向を電話で調査した。安倍晋三首相(党総裁)に投票するとの回答は61.0%、石破茂元幹事長は28.6%だった。

 党員調査では、次期国会への党憲法改正案の提出を目指す首相の意向に「賛成」と答えたのは50.6%、「反対」は32.0%だった。

 次期総裁に期待する政策(回答は2つまで)は「景気や雇用など経済政策」が35.6%で最も多く、「年金・医療・介護」(33.9%)「外交・安全保障」(22.2%)「財政再建」(19.2%)と続いた。

 総裁選は国会議員票(405票)と党員・党友票(同)の計810票を争い、過半数を獲得した候補が選出される。

 北海道は震度7を観測した6日の地震を受け、調査対象としなかった。
















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安倍晋三が語る「憲法改正」 ← アホらしいけど笑って過ごせない(黙翁日録) 
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http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/494.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 沖縄知事選で安倍自民党の佐喜真淳候補が「女性の質あげる」と差別発言! 反基地運動叩きのデマ流した元文春記者を選対に? 
沖縄知事選で安倍自民党の佐喜真淳候補が「女性の質あげる」と差別発言! 反基地運動叩きのデマ流した元文春記者を選対に?
http://lite-ra.com/2018/09/post-4241.html
2018.09.10 沖縄知事選で安倍自民党の佐喜真淳候補 リテラ

    
辺野古移設・新基地建設の是非が知事選の争点となる米軍普天間基地(宜野湾市ホームページより)


 9月13日に告示を迎える沖縄県知事選挙。翁長雄志前知事から“後継者”と指名された玉城デニー・自由党幹事長と、自民、公明、維新などが推薦する佐喜真淳・前宜野湾市長の事実上の一騎打ちの構図となるが、言うまでもなく、最大の争点は辺野古新基地建設だ。反対を明確に掲げる玉城氏に対し、いまだに是非を明言せず姑息な“争点隠し”をしようとする佐喜真氏だが、ここにきて、その地金がどんどん出てきている。

 たとえば、今月5日に行われた公開討論会で佐喜真氏は、辺野古新基地について「われわれには限界がある」とポロリ。公約には辺野古問題に触れないまま、知事になれば一気に安倍政権と手を握って新基地建設へ舵を切るということだろう。

 そもそも、この討論会は、いまや“自民党の子飼いクラブ”といわれる日本青年会議所(JC)の主催だが、かたや佐喜真氏はマスコミ各社が主催する討論会や討論番組には一切応じていない。まるで、石破茂元幹事長との討論から逃げ続けている安倍首相を彷彿とさせるが、これだけとってみても、佐喜真氏がまともに有権者のことを考えていないことは明々白々だ。

 だが、そんなJC主催公開討論会のなかでも愕然としたのが、女性政策を巡って佐喜真氏が「女性のパワーというか能力は年々あがってきている」「まずは女性の質の向上への環境を作っていく」などと発言したことだ。女性は男性よりも「能力」や「質」で劣っていると言わんばかり佐喜真氏の発言は、明らかな女性蔑視に基づく差別に他ならない。

 本サイトが先日の記事で紹介したように、そもそも佐喜真氏は、2012年の宜野湾市長選に立候補した時点で、沖縄県議としては唯一「日本会議」のメンバーとして同会のHPでも紹介されるなど極右思想の持ち主。宜野湾市長時代にも、教育勅語を唱和するような日本会議系のイベントに出席し、さらには沖縄へのヘイトスピーチを繰り出すネトウヨ・極右団体のイベントに参加しようとしていたことも判明している。

 その意味では、JCの討論会で口をついて出た女性差別発言も、佐喜真氏のヘイトと入り混じった極右思想がダダ漏れになったというべきだが、さらにここにきて、佐喜真氏の選対に“沖縄ヘイト”を垂れ流してきたジャーナリストが加わっているのではないかという疑惑まで浮上した。

 9月3日に行われた佐喜真氏の政策発表会。佐喜真氏の後ろに座り、記者の質問をメモしながら佐喜真氏にしきりにペーパーを見せている人物がいた。この人物が、これまで「週刊文春」(文藝春秋)や「週刊新潮」(新潮社)などで、翁長バッシングや反基地運動への偏見を植え付けるような記事を手がけてきた元記者ではないかと話題になっているのだ。

 この人物を仮にT記者としておこう。T記者はもともと、NHK記者などを経て「週刊文春」の契約記者に転身。本サイトでも取り上げてきた「文春」の“沖縄バッシング”記事の多くに関わってきたとされるが、そのT氏が2016年、別名でライバル誌である「週刊新潮」にこっそり寄稿。これが文春側にバレて契約解除となり、以降はフリーとして活動していた(詳細は過去記事参照http://lite-ra.com/2016/06/post-2323.html)。

「文春」をクビになった一件も、ライバル誌への寄稿がバレたというトホホさもさることながら、その寄稿内容がひどい代物だった。

■会見に同席の元記者が新潮に書いた沖縄二紙と反基地運動へのデマ

 T記者が「週刊新潮」で書いたのは、同誌16年5月19日号に掲載された「こじれた沖縄を牛耳る『琉球新報』『沖縄タイムス』の研究」なる記事だ。「研究」とは名ばかりの典型的な“沖縄バッシング”の記事で、その年の4月1日に芥川賞作家・目取真俊氏が米軍に拘束された件(のちに解放)についての沖縄2紙の報道が〈過剰警備による不当逮捕と印象づける狙い〉〈基地移設への反対運動のためなら法を犯しても良いという論調〉だったとの記述から入り、基地に反対する「琉球新報」「沖縄タイムス」を徹底的に攻撃。さらに、米軍キャンプ・シュワブのゲート前での抗議活動についても〈地元住人による反対運動を装った過激派の活動〉などと、一方的な批判に終始していた。

 この記事については、「週刊金曜日」(金曜日)が正面から強く疑義を呈す記事を掲載。T記者が記事に使用した「沖縄タイムス中堅記者」とするコメントの内容が事実と異なることなどを取材で明らかにするなど、その杜撰さと悪質さを指摘している。

「金曜日」がその過程で「週刊新潮」「週刊文春」双方に質問をぶつけたため、文春側にT記者のライバル誌寄稿がバレてクビになったわけだが、フリーとなったT記者はこれまで以上に、官邸や自民党に接近。昨年3月31日には、自民党青年局の定例昼食会にお呼ばれして沖縄問題について講演までしている。

 ちなみに、T記者が昨年3月、本名で出した本の帯には菅義偉官房長官のコメント(本文より)が顔写真入りで掲載されている。

 いずれにせよ、こんな沖縄バッシング記事を書いてきた人物が、出馬会見で佐喜真氏のすぐ後ろに陣取り、ペーパーなどを渡していたのである。本サイトも会見の動画を確認したが、明らかに同一人物だった。これはいったいどういうことなのか。佐喜真知事はこんな人物を選対のブレーンに入れたということなのだろうか。

■週刊文春がガセだった“玉城デニーの隠し子”記事を強行した裏に内調?

 いずれにしても、今後、選挙戦が展開されるなかで、あの手この手をつかって対立候補・玉城氏へのネガティブキャンペーンが展開されるであろうことは想像にかたくない。

 実際、すでに沖縄や永田町では怪文書配布など、デニー陣営に対する卑劣な攻撃が始まっているという。さらに6日発売の「週刊文春」9月13日号も「沖縄知事選与野党候補「隠し子疑惑」を連続直撃」なる記事を掲載している。記事では、デニー氏の出馬表明と前後して“かつてある女性との不倫関係にあり、隠し子がいる”なる情報が駆け巡ったなどと書いている。ところが「文春」がその女性に電話で直撃すると、笑いながら一蹴。デニー氏側からも「ご指摘の事実は一切ございません」と否定されると、追及はしりすぼみになり、いつのまにか、一方の佐喜真氏のフランス留学時代の隠し子話に移ってしまう。

 こちらは、佐喜真氏自身が認めているから事実だが、不可解なのは、文春が玉城デニー氏のネタのほうをメインに扱っている点だ。文春の取材力をもってすれば事実は簡単に特定できるはずで、このネタはガセの可能性が高い。なぜ、こんな怪文書によくあるレベルの話をわざわざ裏が取れている話より大きく書いたのか。

「文春の『隠し子』記事は、内調(内閣情報調査室)の仕掛けだと言われていますね。なにせこの間、デニー氏周りのネガティブ情報が複数出回ってるんですけど、どれも裏が取れないどころか、尻尾すら掴めないようなデマばかり。文春も、完全に空振りで、逆に取材過程で佐喜真氏のほうの隠し子情報を掴んだ。でも、普通なら完全に空振りだったデニー氏の話はボツするはずなのに、それをわざわざ疑惑があるみたいに書き、一方、佐喜真氏については、きちんと事実を認めたから評価できるというようなトーンで書いている。これは、ネタ元に対する忖度でしょう。新谷(学・前「週刊文春」編集長)さんのころから沖縄ネタは官邸、内調からのリークだといわれていたけど、今回のネタ元も推して知るべしです」(週刊誌関係者)

 いずれにしても、沖縄を貶めるようなバッシング記事を手がけてきた元文春記者・T氏を選対に迎え入れているとするなら、佐喜真氏の本性は明らかだろう。県民と真摯に向き合い、辺野古新基地建設などの負担に明確に反対している玉城氏と、“争点隠し”をして公開討論からも逃げている佐喜真氏。どちらが沖縄県政のトップにふさわしいか、有権者の判断にかかっている。

(編集部)












































http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/495.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 憲法改正で意見に違い 自民・総裁選で本格論戦 安倍総理「憲法改正に取り組む時がきた」石破氏「緊急事態条項は喫緊のものだ」






憲法改正で意見に違い 自民・総裁選で本格論戦
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180910-00000014-ann-pol
9/10(月) 11:51配信 ANN



 自民党の総裁選挙は北海道での地震を受けた3日間の自粛期間を終えて、10日から安倍総理大臣と石破元幹事長による本格的な選挙戦が始まりました。

 (政治部・前田洋平記者報告)

 2人は演説会を終えて記者会見に臨んでいる真っ最中です。記者会見で森友・加計問題を念頭に、政治主導の在り方を問われた石破氏は「官僚が萎縮する体制ではだめだ」と述べました。一方で、安倍総理は、批判は真摯に受け止めるとしつつも「政治がリーダーシップを発揮すること自体に間違いはない」と述べ、政治主導を進めていく考えを示しました。演説会では憲法9条について、両者の主張が対立しました。

 安倍総理大臣:「いよいよ憲法改正に取り組む時がきました。憲法にしっかりと日本の平和と独立を守ること、自衛隊と書き込んで私たちの使命を果たしていこうではありませんか」

 石破元幹事長:「憲法について申し上げます。必要なもの、急ぐものからやらせて頂きます。合区の解消、緊急事態条項は喫緊のものだ」

 これから20日まで、党員票405票を巡る争いが繰り広げられます。



安倍首相、石破氏が演説会 総裁選へ論戦スタート




安倍氏、自民改憲案「議論を」 石破氏「信頼回復を」
https://www.asahi.com/articles/ASL9B35BXL9BUTFK003.html
2018年9月10日13時17分 朝日新聞


自民党総裁選の所見発表演説会で話す安倍晋三首相=2018年9月10日午前10時11分、東京・永田町の党本部、西畑志朗撮影


自民党総裁選の所見発表演説会で話す石破茂氏=2018年9月10日午前10時30分、東京・永田町の党本部、西畑志朗撮影

 自民党総裁選に立候補した安倍晋三首相(63)、石破茂・元幹事長(61)による演説会と記者会見が10日午前、開かれた。首相は政権運営の実績を並べ、憲法改正論議の推進を訴えた。石破氏は地方を重視する姿勢を強調した。

 演説会と記者会見は7日に予定されていたが、北海道での地震を受けて延期されていた。

 首相は演説で「今回の総裁選は私にとって最後の総裁選」と述べ、経済成長率や有効求人倍率などが向上した点を示して5年8カ月の政権実績を強調した。

 日米や日ロ関係などの外交にも触れ、「戦後日本外交の総決算を行う。日本がリーダーシップを発揮し、新しい時代の平和と繁栄の礎を築く」と訴えた。日朝関係では「私自身が金正恩(キムジョンウン)委員長と向き合い、拉致問題を解決しなければならないと固く決意している」と述べた。

 記者会見では党の憲法改正案の提出時期について「秋の臨時国会を目指して議論を進めて頂きたい」とする一方、「総裁、党首として一定の目標を掲げなければいけないが、必ず、やらなければならないという指示ではない。目標を達成できるかどうかも議論して頂きたい」と述べた。

 森友・加計学園問題など政権への世論の批判を問われると「批判は真摯(しんし)に受け止めながら、謙虚に丁寧に政権運営にあたっていきたい」と応じた。

 一方の石破氏は演説会で、地方創生の必要性を強調。「アベノミクス」が地方に波及していないとの批判を意識し、「経済の再生の核は地方創生だ。上げなければならないのは国民一人一人の所得。日本の雇用の8割、日本経済の7割はローカル経済が支えている」と訴えた。

 医療、介護、子育てなど社会保障での総合的な会議体の創設も主張。「不都合なデータも全て開示、会議は全て公開する」と語った。憲法改正では持論の9条2項削除を主張する一方、参院での合区の解消、緊急事態条項の創設が先との考えを示した。

 記者会見では森友・加計学園問題に関し「信頼回復をしないと、政府の大改革に国民が共感しない」と指摘。「街頭に出る、討論会をやる。有権者への尊敬の念を持たなければいけない」と語った。



自民党総裁選・所見発表演説会詳報(1) 安倍晋三首相、3年の緊急対策で「安心できる強靱な日本つくる」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180910-00000542-san-pol
9/10(月) 13:16配信 産経新聞


自民党総裁選の記者会見で支持を訴える安倍晋三首相=10日午前、東京都千代田区(飯田英男撮影)

 自民党が10日、党本部で開いた総裁選の所見発表演説会の詳細は以下の通り。

         ◇

 安倍晋三首相「安倍晋三でございます。所見を申し述べるに先立ちまして、まず冒頭、北海道胆振(いぶり)東部地震によりまして、お亡くなりになられた方々に対しまして、衷心より哀悼の意を表します。そして全ての被災者の皆様にお見舞いを申し上げます」

 「政府としては発災以来、昼夜分かたず、災害応急対応に当たってまいりました。献身的に、現場にあって被災者救出に全力を尽くしている自衛隊、警察、消防、海上保安庁全ての関係者の皆様に心から感謝申し上げたいと思います。被災者の皆様が一日も早く安心して暮らせる生活を取り戻すことができるよう、政府が一丸となって、総力を挙げて取り組んでまいります」

 「また、台風21号、西日本豪雨、そして大阪北部地震、また熊本地震、そして政権奪還の原点である東日本大震災からの復興にも全力を尽くしてまいります。そして、電力インフラ、また空港などの重要な交通インフラについてさまざまな災害に際して、そのライフラインを維持することができるよう、全国で緊急に総点検を行い、その強靱(きょうじん)化に取り組んでまいります。さらには、集中豪雨などの近年の気象の変化に対応し、防災、減災、国土強靱化のための緊急対策を3年集中で講じ、安心できる強靱な日本を作り上げてまいります」

 「さて、国民の皆様、党員党友の皆様、そして同僚議員の皆様。この度、私は再び自由民主党総裁選挙に立候補いたしました。今回の総裁選挙は私にとって最後の総裁選挙であります。ですから尊敬する石破茂候補とともに、品格ある、希望にあふれた総裁選挙にしていきたい。こう考えております」

 「私はこの6年間、自由民主党総裁として私なりに全力を尽くしてまいりました。同時にさまざまなご批判もいただきました。もっと良いやり方があったのではないか。こうすればもっと国民の皆様のご理解を得ることができたのではないか。そう自らに問いかけなかった日は一日たりともありませんでした。たしかに、私は至らない人間であります。新たな任期に挑戦することを機会に、さまざまなご批判を真摯(しんし)に受け止めながら、自らを省みて、改めるべき点はしっかりと改め、謙虚に、そして丁寧に政権運営を行ってまいりたいと考えております」

 「今、この伝統ある自由民主党本部大ホールの壇上に立ち、6年前の出来事を思い起こしております。突然に総理の職を辞任し、国民の皆様に、そして党員の皆様、同志の皆様に大変なご迷惑をおかけをした私に、果たして総裁選挙に立候補する資格があるかどうか。ずっと考えていました」

 「当時は民主党政権下、決められない政治の下、政治、経済、外交、安全保障、混迷を深めていました。どんな厳しい批判があっても、いかに困難で厳しい道のりだったとしても、政権を奪還し、日本を取り戻す。その先頭に立つことは私の責任であると決意するに至りました。そして1回失敗した私は、再び自由民主総裁の重責を担うことになりました」

 「もう一度チャンスを与えていただいた寛大な自由民主党に、そして皆様に、また国民の皆様に、そしてこの6年間大変厳しいときも一致結束して、至らない私を支えていただいた皆様に、まずもってお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました」

 「あのときの使命とは何だったか。それは政権を奪還し、誰にも働く場所がある真っ当な経済を取り戻し、復興を加速し、そして外交においては日本の大きな存在感を取り戻すことでありました」

 「6年前、行き過ぎた円高の中、企業はどんどん海外に出ていった。中小企業、小規模事業者はついていけないから、工場や店を閉めるしかなかったんです。連鎖倒産という言葉が日本全体を覆っていました。日本は人口が減少していくんだから、もう成長なんかできない。いやもう成長しなくていい。こんな議論さえありました。この『諦め』という大きな壁が日本に立ちはだかっていたんです」

 「しかし私たちは決して諦めなかった。一致結束して、この壁に挑んだんです。生産年齢人口が450万人減少する中においても、経済は12.2%成長した。そして雇用は250万人増え、正規雇用も78万人増えました。とうとう正規雇用の有効求人倍率が1倍を超え、過去最高です」

 「政権交代前は2人の求職者に対して、1人分の正規の雇用しかなかった。それが今、皆さん正社員になりたい、という1人の求職者に対して、1人分以上の正規雇用があるという真っ当な経済を皆さん、私たちは取り戻すことができました。安倍政権で格差が広がっている。ずっと野党はこう批判をしてきました。実際はどうだったか。政権交代後、国・地方合わせて税収は24兆円増えた。この果実を未来を担う子供たちの教育や、そして子育て世代へ振り向けました。8割台だった生活保護世帯の子供たちの大学進学率は初めて9割を超え、直近では93%になりました。1人親家庭における子供たちの大学進学率は24%から42%へと上昇した。そして、子供の相対的貧困率、景気が低迷する中、1999(平成11)年の統計開始以来、ずっと一定して悪化上昇してきました。政権交代後初めてそれが減少に転じ、大幅に改善しました。しかし、今でも格差はあります。この格差に光を当てていくことは、私たち政治家にとって大切な使命であります。これからもしっかりと取り組んでまいります」

 「25年前、私は初めて総選挙に挑戦しました。街宣車に乗って農村地帯を走っておりますと、一人のおじいちゃんが農作業の手を休めて駆け寄ってきました。そして私の手をしっかり握ってこう言ったんです。『晋三さん。信じてとるけ、この地域を守っておくれよ』。私はこの声に押されて初めて当選することができた。このおじいちゃんの手はゴツゴツしていました。そうです。農林水産業は厳しい仕事です。しかしこのゴツゴツした手で地域を守り、食を支え、そして美しい田園風景を守ってきた。国の基です。私はこの大切な農林水産業を必ず守ってまいります」

 「しかし、平均年齢は66歳を超えた。守るためにこそ、攻めなければならない。そして今、農林水産物の輸出額は5年連続過去最高を記録し、倍近い8100億円になった。1兆円の目標も見えてきました。そして生産農業所得はこの18年間で最も高い水準になっている。農家の皆さんの手取りを増やしていくために今改革を進めていきます。そして、若い皆さん、40歳代以下の新規就農者。4年連続で2万人を超えました。統計を取り始めて初めての出来事であります。若い皆さんが自分たちの夢や希望を、そして人生をかける農業に今、変わりつつあります。皆さんが安心して再生産に取り組むことができるように全力を尽くしてまいります」



自民党総裁選・所見発表演説会詳報(2) 安倍首相「金正恩委員長と向き合い拉致問題を解決」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180910-00000543-san-pol
9/10(月) 13:20配信 産経新聞

 安倍晋三首相「観光立国も地方創生の大きな起爆剤になっています。そこにしかない風景、そこでしかできない経験を求める今の観光は地方にとって、全ての地方にとって大きなチャンスになっています。そうして、北は北海道から南は沖縄まで、全て47の都道府県で有効求人倍率は1倍を超えました。これはあの高度経済成長時代にも、バブル時代にも、実現できなかった初めてのことであります」

 「ようやくやっと景気回復の暖かい風が地方に届き始めた今、地方税収は過去最高の41兆円になりました。そして地方の法人関係税収は、政権交代前と比べてほとんどの県で4割、5割増えているんです。もちろん、まだまだ実感ないよという方がたくさんいらっしゃることはよく承知をしております。だからこそ、今進めてる地方創生を力強くこれからも進めてまいりたいと考えております」

 「今まで私が述べてまいりましたさまざまな成果は私たちみんなの成果であります。そして国民の皆様の努力の結果であります。私たちは決して諦めなかった。強い信念と使命感を持って諦めの壁を次々と打ち破ってきたんです。黄昏を迎えているといわれた日本はもう、過去のものとなりました」

 「今、私たちは新しい朝を迎えています。今こそ、日本の明日を未来に向けて切り開くべきときです。この強い思いで(衆院)解散・総選挙に打って出たのは、ちょうど昨年の今ごろ、わずか11カ月前のことでありました。あのときいただいた、国民の皆様の力強い支持に国民の負託に応えていくことは、自由民主党の、そして私たちの責任であります」

 「国難ともいうべき少子高齢化にしっかりと向き合いながら、あの選挙でお約束をした教育の無償化をしっかりと実現してまいります。未来を担う子供たちに、そして子育て世代に思い切って投資をしてまいります。同時に高齢者の皆様がいくつになっても活躍できる、そういう社会を作っていかなければなりません。全ての世代の皆様が安心できる社会保障制度へと、3年で改革を断行してまいります」

 「さて、世界は今、保護主義の台頭に対して懸念が深まっています。経済のグローバル化の中、急速な変化に対して不安や不満が生じています。しかし、貿易制限措置の応酬はどの国の利益にもなりません。むしろ、知的財産、環境、労働といった幅広い分野において公正なルールを打ち出していくことによって、この不安や不満に対応し、そして世界の貿易、投資を拡大していくという発想に立たなければなりません。だからこそ日本はTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)11、日EU経済連携協定(EPA)においてリーダーシップを発揮し、合意へと導いてまいりました。今こそ日本は自由貿易の旗手として、新しい時代のルール作りを主導していかなければなりません」

 「東アジアにおいては冷戦終結後も戦後の枠組みが長らく残ってきました。その中で先般、米朝首脳会談が初めて開催されました。そして朝鮮半島の非核化について約束が交わされた。トランプ大統領は拉致問題について、私の日本の考え方を(朝鮮労働党の)金正恩(キム・ジョンウン)委員長に伝えてくれた。次は私自身が金正恩委員長と向き合い、拉致問題を解決しなければならない、そう固く決意しております」

 「(ロシアの)プーチン大統領とは今夕、首脳会談を行います。培った信頼関係の上に領土問題を解決をし、そして平和条約を締結するための交渉を着実に前に進めてまいります。そして日露新時代を切り開いていきたいと考えています」

 「先般、李克強首相が、中国の首相としては8年ぶりに日本を訪問し、習近平主席との相互訪問を約束しました。今、日中関係は新しい段階に入っています。今こそ皆さん。戦後日本外交の総決算を行い、アジア太平洋からインド洋へと至るこの広大な地域に日本がリーダーシップを発揮をし、国際社会と協調し、新しい時代の平和と繁栄の礎を築いてまいります」

 「この6年間、私は皆様とともにさまざまな課題に取り組んでまいりました。時には困難な課題もありました。しかし、それがみんなで議論して、結果、国民のために必要だとの結論に至れば一致協力して、なすべきことをなしてきた。これこそが皆さん、戦後一貫して、日本外交、日本政治の背骨を担ってきた私たち自由民主党の誇りではないでしょうか」

 「いよいよ憲法改正に取り組むときが来ました。今年も私は防衛大学校の卒業式に総理大臣として出席をし、任官したばかりの若々しい自衛官たちから服務の宣誓を受けました。事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託に応える。この重い宣誓を受けました。そうです。彼らは国民を守るために、その命を懸けるんです」

 「しかし、自衛隊が憲法違反ではないと言い切ることができる憲法学者はわずか2割にしかすぎない。合憲性について議論がある旨、ほとんどの教科書に記述があります。自衛官たちの子供たちもこの教科書で学ばなければならないんです。皆さんこのままでいいんでしょうか。彼らが誇りを持って任務を全うできる、そういう環境をつくっていくことは、今を生きる政治家の私たちの使命ではないでしょうか。憲法にしっかりと日本の平和と独立を守ること、自衛隊と書き込んで私たちの使命を果たしていこうではありませんか」

 「今回の総裁選挙から18歳、19歳の皆さんが一票をいれます。彼らの一票は自由民主党の未来に向けた一票、そして、日本の将来に向けた一票であります。この思いに応えていくことは私たちの責任であります。子供たちの世代に希望あふれる誇りある日本をともに引き渡していこうではありませんか。私はその先頭に立つ決意であります。どうかご理解、ご指示をたまわりますようによろしくお願い申し上げます。ありがとうございました」



自民党総裁選・所見発表演説会詳報(3) 石破元幹事長「地方に雇用と所得取り戻す」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180910-00000544-san-pol
9/10(月) 14:04配信 産経新聞


所見発表演説会に臨む石破茂元幹事長=10日午前、東京都千代田区・自民党本部(納冨康撮影)

 石破茂元幹事長「石破茂です。冒頭、大阪北部震災そして、西日本豪雨、台風21号、北海道胆振東部地震。尊い命を落とされた方に、心から哀悼の誠をささげ、今全力で対応に当たっておられる方全てに感謝し、混乱の中にある方々に心から思いをはせたい。そのように思っております」

 「私は、国会議員になって33年目になりました。まだ議員になる前、昭和60年のことでありました。私の政治の師の1人であります渡辺美智雄先生のお話を聞く機会がありました。政治家の仕事とは何だと。勇気と真心を持って真実を語る。それしかないのだ。私は32年間、ずっとこの言葉を自分に問いかけてまいりました。真実は自分で見つけるしかない。そして見つけた真実は、人々の耳に心地よくないことがあるかもしれない。しかし、それを語る勇気を持て。そして、それをわかっていただける真心を持て。難しいことです。まだまだとてもその域に私は達しておりません。しかし32年間、それを自分の胸に常に問いかけてまいりました。その思いでこれからお話をさせていただきたいと存じます」

 「私がやりたいのは、経済の再生であります。その核は地方創生であります。国民一人一人の所得を上げていかなければなりません。上げなければいけないのは、国民一人一人の所得なのであります。日本の雇用の8割はローカル経済が支えております。日本経済の7割はローカル経済が支えております。これから先、日本はどうなるのか。今2018年。22年後の2040年、人口は2000万人減るのです。たった22年で。高齢化がピークに達するのです。その年には全国の自治体の半分において、若い女性の方々の数が半分に減っていくのです。2100年、日本の人口は1391万人になるといわれている。200年後には423万人になるといわれている。これをどうするのだということです。人口がどんどん減っていく。2100年には訂正します。5200万人。200年後には1391万人。この社会をわれわれは何としても乗り切っていかなければなりません。これがわれわれが抱える最大の国難だと、私はそのように思っております」

 「地方に雇用と所得を取り戻していかなければなりません。たしかに、大胆な金融緩和、円は安くなりました。金利は下がりました。大企業は空前の収益を上げるに至りました。すばらしいことです。有効求人倍率、全ての都道府県において1を超えました。すばらしいことであります

 「それでは、働く人たちの所得は上がったのだろうか。なぜ43年ぶり、企業の稼ぎから働く人に回る労働分配率は43年ぶりに最低の水準になってしまったのだ。なぜ、可処分所得は下がり続けているのだ。これが私は最大の問題だと思っています。企業が収益を上げる。そのことと、一人一人に所得が回る。それは別の問題なのであります。地方に中小企業、農林水産業、その伸びしろは一番あると私は思っています。地方、農林水産業、サービス業、そこにおける伸びしろを最大限伸ばしていかなければなりません。それが地方創生だと私は思っております」

 「伸びしろは多くあります。今まで公共事業と誘致企業、それで雇用と所得を支えてきました。もちろんこれから先も、やらねばならない公共事業はやります。やらねばならない誘致企業は誘致します。しかし、同じものを大勢の人で安くたくさん作る。そういうような産業がこれから先、日本に多く立地するのでありましょうか。かつてのように道路がどんどん良くなり、下水道が整備をされ、港ができ、港湾ができる。そこに多くの雇用と所得がある。同じことを維持するのは極めて困難だと私は思っております。伸びしろはある。そういうものを最大限に伸ばしていくというのはどういうことであるのか。自ら考え、自ら行う」

 日本全国は1718の市町村がございます。北海道だけでも179の市町村がございます。そこをどうするのか。それはその地域で考える以外にありません。東京の霞が関にそのようなことが分かるわけはない。自ら考え、自ら行う。それによって、すばらしい地域を作り出したところは全国に数多くあります。これを全国に広げていくために、政府として、全力で集中をいたします。そのための司令塔の機能を作っていかねばなりません。バラバラいろいろな会議がある。それを一元化し、司令塔として機能させます」

 「地方の中小企業の経営者の方々は今、何を考えておられますか。後継者がいないな、誰か後を継いでくれないかな、そう思っていらっしゃる方が数多くあります。そして、東京には、人生80年時代、85年時代、第2の人生を地方で送りたい、そう思っていらっしゃる方は大勢おられます。これを組み合わせる仕組みを作ってまいります。それを組み合わせることによって、地方に雇用と所得、新しい付加価値、それが生まれていくはずであります。農業、漁業、林業。日本国は、最も農業、林業、水産業に向いた国でありましょう。土、光、水、温度。全てに恵まれているのが日本の農業であります」

 「この生産性をいかに高めるか。機械化を進めて、労働時間は減った。でもその浮いた労働時間は他のことに回っていませんでした。今こそまさに農業の持っている力を最大限引き出すときであります。そして農業、農村は、人々の憩いの場であり、健康づくりの場であります。農業農村をそのような地帯として、雇用と所得と生きがいと健康を生む。そういう形で再生をいたします」

 「日本の排他的経済水域は世界第6位。漁業発展の余地は多くあります。この漁業を発展させるために安全を図り、そして一匹一匹に付加価値をつけ、新しい水産日本の復活をいたします。この国の7割は森林なのです。ここにおいて、伸びる余地は多分にある。いかにしてコストを下げるか。新建材『CLT(直交集成板)』に代表される国産材の大型建築物をどう作るか。林業にも伸びる余地はたくさんあります」

 「今だけ、ここだけ、あなただけ。そういうような地域が日本にはたくさんある。観光は今だけ、ここだけ、あなただけ。その地域の魅力をいかに磨くか。四季に恵まれ、自然に恵まれ、歴史、伝統、文化に恵まれ、そして食べ物、酒に恵まれた。そういう地域に大勢の人がやってくる。要は安いからこれを買おう、安いからこのサービスを受けようなのではありません。お金を出してもこれが買いたい、お金を出してもこのサービスが受けたい。人口減少下に、働く人の賃金を下げてはいかんのです。人口減少期に製品の値段を下げてはいかんのです。それにふさわしい価値をどう作るか。生産性の向上というのはそういうことなのであります」



自民党総裁選・所見発表演説会詳報(4完) 石破元幹事長「地方こそ成長の力」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180910-00000546-san-pol
9/10(月) 14:25配信 産経新聞

 石破茂元幹事長「これだけ働いて、賃金が上がらない。そんな日本であってよいと私は思いません。働く人たちがふさわしい賃金が得られる。そのためのいろんな政策を集中する。そのことによって価値が上がる。それによって所得が増える。経済の好循環というのはそういうことのはずであります」

 「ローカル経済というのは、地方の概念ではない。東京にもそのような経済はたくさんあるのです。あわせて、東京にかかるこれから大きな負荷、震災対応、超高齢化、この負荷を減らしていかなければ、東京の持っている能力を最大限発揮をすることはできないのであります。今ならまだ間に合う。国としてその体制を全力で支えていく。地方創生というのはそういうことであります。地方こそ成長の力。それは単なる選挙のスローガンであってはなりません。常に地方こそ成長の力です。それを最大限に生かす、地方創生を私は実現をいたします」

 「第2に、社会保障の改革であります。そこの中核概念はいかにして、一人一人の幸せを実現するかであります。医療であり、介護であり、年金であり、子育て、働き方改革、女性活躍。1つの会議体を作ります。全ての立場の方が参加をする。そこにおいて、あれを言ってはいかん、これを言ってはいかん、そんなタブーは一切排する。不都合なデータも全て開示をする。そしてその会議は全て公開する。それを今やっていかなければなりません」

 「世界に冠たる医療保険制度は、必ずこれを堅持しなければなりません。介護保険も同様であります。しかし、医療保険ができたときに、対象となるのは何でしたか。結核に代表される旧世紀の病気であり、治療すれば治る。そういう病気だったはずです。生活習慣病、いわゆる認知症、それとは趣を異にする」

 「病気になったからお医者さんにかかれる。体が不自由になったから介護が受けられる。それは守っていかねばならないのですが、いかにして病気にならないか。いかにして要介護にならないか。そういう仕組みを確立をしていかなければなりません。保険のあり方をもう一度見直すことが必要なのであります」

 「介護も同様です。お家で介護をする。総理が介護離職ゼロとおっしゃいました。それを実現をしていかなければなりませんが、お家の中で介護をする。大変なことであります。地域でみんなを支える。そういう社会を作っていきたいと思っています」

 「(両親に虐待されて5歳で亡くなった船戸)結愛(ゆあ)ちゃんのような事件を二度と繰り返してはなりません。そのために、保育は福祉、その原点に立ち返り、そのようなものとして整備を進めてまいります」

 「女性の方がなぜ働きにくいのか。なぜ社会で活躍できないのか。そこには何か理由があるはずです。議員さんもそうです。働く場所においてもそうです。なぜそうなのか、ということは徹底して女性の視点に立って変えていかなければなりません」

 「働き方改革は、働く人の立場に立つべきです。いかにして、働く人たちのいろんな力を上げていくか。そのための施策を集中していかなければなりません。これから人口が減る中にあって、働く人たちを大切にし、その能力を最大限に上げていく。そうしなければ所得なんか上がりません。企業の収益も改善しません。人に対する投資、これは喫緊の課題であると私は考えております」

 「クオリティオブライフという考え方があります。人生いかに幸せに過ごすか。私は、高齢者対策という言葉があまり好きではない。高齢者って対策の対象なんですか。そうではないでしょう。高齢者は対策の対象なのではない。貧困対策、子供の貧困対策、そういうことにならない社会を作っていくのは政治の責任だと私は心得ております。アンダークラスという言葉があります。非正規の人たちを中心とする年収186万円以下の方、930万人おられるのです。男性の66%は独身です。こういう方々に光を当てていくことが政治の責任ではありませんか。一人暮らしの高齢者の方、600万人おられるんです。300万人は生活保護以下の収入しか得ておられません。実際に受けておられるのは70万人です。こういう人たちが目に涙をいっぱいためながら、政治の助けを待っている。社会保障。まさしくそのような会議体を作り、方向性を見いだす。消費税の在り方は、その中で見いだされるべきものと私はそのように考えております」

 「防災省、必要です。専門の官庁が必要です。専任の大臣が必要です。専任のスタッフが必要です。平時からそのことをやっていく体制。1718市町村どこであっても同じ対応がなされなければなりません。その体制を整備するために、防災省は必要だ。それは強大な権限を振るうものではなく、いかにして、全国どこにあっても、予想外とかそのような言葉が出ることがない、そういう体制を作ってまいります」

 「外交については、日米同盟、これを機軸といたします。日本にとってアメリカは必要です。しかし同時に、アメリカにとって日本も必要な国なのです。そのことをよく認識をしていかなければなりません。防衛のあり方も地位協定のあり方も、あくまで日本国の利益、国民の利益を中心にして考えてまいります」

 「北朝鮮、なぜあのように変わったのか。中国との関係が強化され、ミサイルの技術に一定の成果が出た。そのことは厳然たる事実でしょう。国家主権の侵害である拉致問題。この解決のために連絡員事務所を作る。成果を一つ一つ検証するその仕組みを作ってまいります」

 「防衛、これも政治家の覚悟と見識が問われています。人が十分なのか、燃料は十分なのか、食料は十分なのか。どんなに立派な装備を持っても、人が、装備が十分でなければ、専守防衛を果たすことはできないと考えております」

 「最後に憲法について申し上げます。必要なもの、急ぐものからやらせていただきます。必要最小限だから戦力ではない。国内では軍隊ではないが、国外に出れば軍隊。本当にそんなことでいいですか。私はそうは思わない。自衛隊に感謝の思いを持っている。そういう国民は9割です。やるべきことは国の独立を守る組織。そして国際法に従って活動する組織。それを明確にすることだと私は信じております。合区の解消。そして緊急事態条項、これは喫緊のものだ、そのように考えます」

 「自由民主党は国民政党であります。自由闊達(かったつ)に真実を語り、そしてあらゆる組織と協議をし、国会を誠実に、公正に運営し、政府を謙虚に機能させる。その自由民主党の原点に戻ってまいります。私は何者も恐れない。ただただ国民のみを恐れ、この選挙を戦ってまいります。国民のみを恐れ、何者も恐れず真実を語る。どうぞ皆様よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました」

=おわり








































































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記事 [政治・選挙・NHK250] 安倍首相への評価「嫌われるほど大した政治家ではない」(NEWS ポストセブン)


安倍首相への評価「嫌われるほど大した政治家ではない」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180910-00000016-pseven-soci
NEWS ポストセブン 9/10(月) 16:00配信 週刊ポスト2018年9月21・28日号


呉智英氏(左)と中川淳一郎氏


【華麗なる安倍人脈図(図版内写真は時事通信フォト)】


 安倍政権の特徴は、「熱烈な親安倍」と「強烈な反安倍」の罵り合いがその他大勢の国民をうんざりさせていることにある。本誌・週刊ポストで「ネットのバカ 現実のバカ」を交互連載する呉智英氏(評論家)と中川淳一郎氏(ネットニュース編集者)の2人が、この衆愚化した言論状況について語り合った。

中川:自民党総裁選で不思議なことが起きていて、野党が石破を応援し始めているんですよね。

呉:野党の誰が?

中川:立憲民主の蓮舫とか国民民主の大塚(耕平)とかが「石破さんに頑張ってほしい」と言い出して。こうした現象についてネット上でなんて言われるかというと、新潟知事選でも沖縄名護市長選でもそうだったんですが、「野党が応援し始めたら負ける」と。もう疫病神扱い。

呉:むしろ、やめてくれと。

中川:だいたい、自民党の総裁選でなぜ無関係の野党が石破を応援するのか。結局、安倍が嫌いなだけだろと思っちゃうんですよね。安倍ぎらいの人たちって、雨が降っても地震が起きても安倍のせいで、ネットでは“アベノセイダーズ”と呼ばれています。

呉:夜に盛りのついたネコがニャーニャーうるさいのも、安倍のせいか。

中川:今年の猛暑も、もう安倍のせいってことでいいでしょう。

呉:しかし、安倍が本気で嫌われているかというと疑問なんだよね。かつては、田中角栄が典型的だけど、日本列島改造みたいに積極的に何かをやろうとするために時には悪役も引き受ける政治家がいた。幼い頃から新潟が雪に埋もれて忘れ去られていることへの怨念があって、好きな人はものすごく好きだし、嫌いな人はめちゃくちゃ嫌う。安倍の祖父の岸信介だって、60年安保で全学連に「殺す」って言われて、実際に右翼には太ももを刺されるほど憎まれたわけでしょう。

 だけど、安倍の場合は、自慢できるのは血統ぐらいしかなくて、はっきり言って嫌われるほど大した政治家ではない。だから何かで底上げしてやらないと、憎む対象にすらならないんだ。

中川:なるほど。素っ頓狂な昭恵夫人に、お友だちの籠池理事長と教育勅語をセットにして、ようやく嫌いになれるってことですね。

呉:金丸(信)の金の延べ棒や田中角栄のロッキードなんかに比べたら悪行のスケールが全然小さいから、“忖度”みたいな茫漠した周囲の空気も含めて「安倍」にしないといけない。

中川:「ヒトラーの再来」とか言うけど、そんなわけないだろうって。

呉:小泉(純一郎)ならまだしも、安倍にヒトラーほどの大衆扇動能力があるわけがないだろう。

中川:盛り上げるためにとにかく巨悪に見せかけようとするわけですよ。国会前で太鼓叩いてドンチャン騒ぎして。こいつらより安倍のほうがまだマシじゃんって思っちゃう。

呉:あの人たち、昔と言っていることがまったく同じで、「軍靴の響きが聞こえてくる」とか、それこそ60年前、朝鮮戦争の頃から言っているけど、どんどん戦争から遠ざかっているじゃないかって。

中川:デモの力で政治を変えようと言い続けて、何の成果も出ていない。あの、どうしようもないほどバカな杉田水脈のLGBT発言(*)にしても、安倍はLGBTを差別する発言なんてしたことないのに、「安倍の弟子っぽいヤツが言っているぞ」と無理やり反政権デモに利用している。何も学ばず同じことを続けているという意味では、彼らのほうが保守かもしれない。

【*自民党の杉田水脈・衆院議員が月刊誌『新潮45』8月号で、「同性カップルは生産性がない」などと寄稿し批判を浴びた】

呉:政権だってこんなの敵とも思っていない。むしろ日本は意見が自由に言える国だというアピールになると思っているんじゃないか。

中川:安倍ぎらいこそ安倍一強の最強の味方ですね。

【PROFILE】
◆くれ・ともふさ:1946年生まれ。評論家。日本マンガ学会理事。8月に本誌連載をまとめた『日本衆愚社会』(小学館新書)を刊行。

◆なかがわ・じゅんいちろう:1973年生まれ。ネットニュース編集者。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)など。













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記事 [政治・選挙・NHK250] 地震対応で過剰演出 “天気予報”まで始めた安倍首相の墓穴(日刊ゲンダイ)


地震対応で過剰演出 “天気予報”まで始めた安倍首相の墓穴
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/237215
2018年9月10日 日刊ゲンダイ

 
 視察先ではしきりに「への字口」/(C)共同通信社

 3選を狙う自民党総裁選(20日投開票)の論戦はそっちのけで、安倍首相が北海道胆振東部地震に前のめりになっている。災害対応を理由に総裁選の活動を3日間自粛。その間、安倍首相はインフラの復旧状況ばかりでなく、安否情報やコンビニなどの小売店動向まで事細かに発信するなど、存在感アップに躍起で、ついには「天気予報」にまで言及して失笑を買っている。9日は現地入りし、平均15分ペースで被災地を駆け足視察。“やってる感”の過剰演出にはウンザリだ。

■NHKは「安倍首相が」「安倍首相が」

 総裁選の票固めのため、西日本豪雨の最中に「赤坂自民亭」と称する酒宴に参加して批判を浴びた安倍首相の対応は、段違いにスピードアップしている。

 胆振東部地震の発生1分後には、官邸の危機管理センターに官邸対策室が立ち上がり、2分後に安倍首相が被害状況の把握や被害者の救助徹底を指示したと報じられた。その後は一日2回ほど関係閣僚会議を開催し、最新情報の伝達や対応を指示。安倍ヨイショ報道が板についたNHKがその様子を垂れ流す。

「安倍首相“16人死亡 26人安否不明”」「安倍首相“16人死亡 多数の重軽傷者”」「安倍首相“応急的な住まい確保に早急に取り組む”」「安倍首相“あす中にほぼ全域で停電解消の見込み”」などと、あらゆるニュースに「安倍首相」を盛り込み、“リーダーシップ”を強調している。

 そうした中、話題になっているのが、7日午前の関係閣僚会議に関するNHKの放送だ。安倍首相が「被災地では本日午後から明朝にかけて雨が降る見込みです。家屋の倒壊や土砂災害の恐れもありますので、今後の地震活動や天候の状況に引き続き警戒を続けて下さい」と言及し、これをNHKが繰り返しオンエア。

 SNS上で〈総裁選のために関係ないところでパフォーマンス〉〈毎日の天気予報も安倍がやれ〉〈地震発生も天気予報も時報も安倍首相から発表されるようになる〉などと揶揄され、〈印象操作する安倍はNHKを私物化している〉と批判を集めているのだ。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。

「従来、警察や消防などが発表していた安否情報を首相自ら発表するのにも、非常に違和感を覚えます。官邸主導や首相のリーダーシップをアピールする思惑でしょうが、その結果、死亡者数を訂正する騒ぎが起きた。過剰な“やってる感”の演出でその思惑は台無しだし、かえって逆効果です。今、求められているのは、相次ぐ災害に対処する補正予算の編成です。2カ月前の西日本豪雨時から、野党は臨時国会開会を求めていますが、安倍首相は逃げ回り、予備費支出でお茶を濁してきました」

 西日本豪雨による被災地復旧に投じられた予備費は追加され、約1700億円に膨張。ここにきてようやく1兆円規模の補正予算編成が浮上したが、臨時国会の開会は10月19日ごろの見通しだという。1カ月以上も先だ。

 結局、安倍首相の頭にあるのは総裁選圧勝だけなのがアリアリだ。延期された所見発表演説会や共同記者会見は、10日実施。安倍首相の“やってる感”に決してダマされてはいけない。






























































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記事 [政治・選挙・NHK250] 枝野幸男、記者とのオフ懇で「AKB」熱唱 “翼はいらない”の真意は…(週刊新潮) 柚木道義にはオフコースの「さよなら」

昼は熱弁、夜は熱唱


枝野幸男、記者とのオフ懇で「AKB」熱唱 “翼はいらない”の真意は…
9/10(月) 5:56配信 デイリー新潮
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180910-00548235-shincho-pol


 先の国会、内閣不信任案の趣旨説明で喋り続けること2時間43分。衆院最長記録を樹立した大演説が書籍化されて気をよくしたか。紅灯の巷でマイクを握る立憲民主党の枝野幸男代表(54)は、終始ご機嫌だった。

 8月も半ばを過ぎ、永田町は自民党総裁選一色だが、枝野サンは、野党仲間のお家騒動にハイテンション。

「国民民主党の代表選告示を翌日に控えた、8月21日の夜のことです」

 と、政治部デスクが語る。

「枝野代表は、番記者とのオフレコ懇談会で東京都内のカラオケ店にいました。その場で、代表選告示日に国民を離党する、柚木道義代議士についての質問が出た。彼の立憲入りの可能性を問われた枝野代表は、間髪入れずに“そんなの受け入れるわけないだろ”と、斬り捨てたんです」

 続けて、次のような長舌を振るったという。

「あんな、党に後足で砂をかけるように出ていく人間を仲間にできるわけがない。なぜ、こんなタイミングで離党するのか。もし受け入れようものなら、国民民主党にケンカを売ることになる。向こうが抱きついて来ても拒否するけど、ケンカを売るつもりはない」

 そしてマイクを握り、柚木議員に、と手向け歌。オフコースの「さよなら」と、かねてより大ファンと公言する、AKB48の「翼はいらない」を披露した。

言動の整合性は
 立憲民主党代表の熱唱を、政治部記者が明かす。

「『翼はいらない』に、“今僕の目指す場所が思いつかない”という歌詞がありまして。これには一同爆笑でしたね」

 エダノンと呼ばれ囃された昨秋を思い出したのかもしれない。歌が終わるや、調子よく、こう切り出した。

「野党議員全員に言いたい。翼はいらない、って。みんな翼で飛ぼうとして失敗する。道を歩けばいいんです。だから、党と党の合併をして人数を増やすようなことはしたくないんだ」

 思いがこもっていそうではある。しかし、〈翼はいらない 夢があればいい 大地を踏みしめながら ゆっくり歩こう〉なんて歌詞もある。単なるパクリか。それとも、AKB48の歌で笑いをとりつつ、野党共闘への深謀遠慮を仄めかしたか。その点をご本人に訊ねたものの、

「プライベートのことですので、とくにコメントはありません」

 というのみ。だが、政治ジャーナリストの角谷浩一氏の指摘は傾聴に値する。

「沖縄県知事選の告示が9月13日に迫っているのに、枝野さんは立場を明確にできないままでした。本来ならば野党は、オール沖縄として辺野古移設反対派の玉城デニー氏でまとまり、与党と対峙すべきですよね」

 そんななか、立憲は8月末の沖縄県連設立を決めた。

「しかし、枝野さんは菅直人内閣時代の官房長官兼沖縄北方担当大臣。辺野古移設推進の立場でした。過去の言動との整合性が問われかねないので、辺野古移設反対は強く打ち出しにくい。少なくとも“翼はいらない”などと悦に入っている場合ではないはずです」

 ひょっとして、目指す場所が思いつかない? 

「週刊新潮」2018年9月6日号 掲載

新潮社

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記事 [政治・選挙・NHK250] 急逝した翁長沖縄県知事 妻・樹子(みきこ)さん語る/夫は最期まで県民を思い、県民を信じ続けていました(しんぶん赤旗)
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急逝した翁長沖縄県知事 妻・樹子(みきこ)さん語る/夫は最期まで県民を思い、県民を信じ続けていました
しんぶん赤旗 2018年9月9日【1面】

 辺野古新基地阻止へ、残された命の炎を燃やしながらたたかい続け、8月8日にがんで急逝した沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事。亡くなるまでの間、繰り返し語っていた県民への思いを、妻・樹子(みきこ)さん(62)が、日本共産党沖縄県議団の渡久地修団長に語りました。

 このような結果になってしまいましたが、夫は今年4月にすい臓がんが見つかり、肝臓にもがんが転移して、日々、体調が悪化する中でも、亡くなる直前まで、家族のことよりも沖縄のことばかりを考え続けていました。

 そして、ずっと県民のことを思い、「県民は必ず、最後には正しい選択をするだろう」と言って、県民を信じ続けていました。

 4年前、県知事に当選して以降、あんなに明るかった人が、家でまったく笑わなくなりました。辺野古に新基地を造らせないという、あれだけの民意を受けて当選しながら、それを平然と踏みにじる政府の姿勢に苦しむ姿。それをそばで見ているのは、正直、苦しかったです。

 でも、負けるわけにはいかない。一緒にがんばってきました。

 今年7月27日に辺野古埋め立て承認撤回の記者会見をする前日には、5メートル歩くのに20分かかるほど体調は悪化していました。本当に苦しそうでした。「明日、質問にきちんと答えることができるだろうか」と弱気になっていましたが、私は「あなたなら大丈夫、がんばって」と背中を押しました。そして、立派にやりとげました。

 今、最期までたたかい続けた、よく頑張ってくれたねとねぎらい、感謝の言葉をかけたいと思っています。

 夫は後継候補に思いを託しながら亡くなったと信じています。そうした思いをぜひ、玉城デニーさんにお伝えください。これが私の気持ちです。

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【関連記事】

「5メートル歩くのに20分」 承認撤回表明前日の翁長氏/地元紙での夫人の発言
しんぶん赤旗 2018年9月6日

 小池晃書記局長は5日の都道府県委員長会議の報告で、前沖縄県知事・翁長雄志氏の妻の樹子(みきこ)さん(62)の沖縄タイムスのインタビュー記事(1日付)を紹介しました。該当部分は次の通りです。


 (埋め立て承認撤回表明の)前日、県庁で最後の打ち合わせをして、公舎に「ただいま」と帰ってきました。玄関のいすで3分、廊下で3分、リビングで3分、寝室までの廊下でまた3分休んで、5メートルを歩くのに20分かかる状況だったの。(略)

 翌日、送り出して、記者会見で30分間話し続けることができたと聞いて、私は「神様ありがとう」と何度も繰り返しました。




辺野古基金に寄付/翁長樹子さん“基地問題に役立てて”

しんぶん赤旗 2018年9月7日【社会】

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設反対を貫き、亡くなった翁長雄志知事の妻、樹子(みきこ)さん(62)ら遺族が6日、「辺野古基金」事務局(那覇市)を訪れ、知事の逝去に際し寄せられた香典から207万1千円を、知事の遺志に沿って基地問題の解決に役立ててほしいと同基金に寄付しました。

 寄付にあたって樹子さんは、知事が亡くなる前によく言っていた「みんな心の中では本当は分かっているんだ。基地に賛成、反対のそれぞれの立場にあっても、未来永劫(えいごう)このままでいいはずがないことは」という言葉を紹介。知事は県民が保守や革新の枠を乗り越え、心を一つにまとまることを最期まで願っていたとして「基地問題を一歩でも二歩でも解決するためには、政治家のみなさんに頑張っていただくしかないと思いました。自民党から共産党まで国会議員、政党、政府機関からの香典を全額、支援させていただこうと家族全員で相談して決めました」と語りました。

 同基金の山城誠司事務局長は「寄付を生かして、必ずや知事の遺志に沿えるようわれわれの運動団体をしっかり支援していきます」と話しました。

 長男の雄一郎さん(36)は、知事が子どもの貧困解消に心をくだいてきたことにもふれ、香典から県に200万円、那覇市に100万円を寄付したと明かしました。

 辺野古基金は県内外からの寄付で、新基地建設に反対し、普天間基地の閉鎖・撤去などを求める「建白書」実現に向けた運動の支援を行っています。


http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/500.html
記事 [政治・選挙・NHK250] 中国の「洗国」策を受け容れる安倍自公政権は亡国政権だ。(日々雑感(My impressions daily))
https://okita2212.blogspot.com/2018/09/blog-post_73.html
9月 10, 2018

<中国政府が世界各国の高等教育機関に設置している「孔子学院」について、米共和党議員が監視強化を目指す法案を提出した。中国共産党の思想宣伝やスパイ活動に利用されているとの疑念がもたれ、米連邦捜査局(FBI)の捜査対象になっている。日本の14大学にも孔子学院は存在する(別表)が、どんな対応をしているのか。

 孔子学院は世界146カ国・地域に525校、日本には14校設置されている。小規模な孔子課堂(教室)は世界に1113カ所、日本には8カ所ある。中国教育省傘下の国家漢語国際推進指導小組弁公室(漢弁)が開設資金や助成金を拠出しているとみられる>(以上「ZAK ZAK 2018/3/28」より引用)


 孔子学園とは世界各国にある「学園」という教育機関に名を借りた中国共産党のプロパガンダ工作機関だ。日本にも上記記事では8ヶ所あるとしているが、実際は14校あるようだ。

 そのうちの一つが宮崎県えびな市にある孔子学園だ。全校生徒の9割を中国留学生が占め、入学式で中国国歌を中国語で歌い、校長が中国語で祝辞を述べるという。まさしく中国の高校かと見紛うばかりだ。

 他にも北海道に学校法人育英館という大学の入学準備をするための予備校がある。その在校生は2016年11月現在746人で全員が中国人留学生ということだ。そして大学でも日本経済大学渋谷キャンパスでは940人の新入生のうち9割を中国人が占め、日本人はたったの12人しかいないという。

 そして驚くことに国立大学に入った中国人は学費免除で毎月12ないし14万円の奨学給付金が支給されているという。日本人の学生は余ほど成績優秀でない限り滅多に学費免除にはならないし、奨学給付金を貰うことはまずない。これほど中国人学生を大量留学させる意図は一体なんだろうか。

 表向きは「国際交流」や「人手不足解消」などを上げるだろうが、実態はウィグルやチベットで行われている「洗国」ではないだろうか。洗国とは男子中国人・漢民族を彼の地へ送り込み、現地女性と結婚させて現地民族を混血させて「洗国」することだ。

 その女性版が日本の農村地帯で盛んに行われている。嫁の来てのない農村へ中国人女性を嫁として送り込む団体がある。国際結婚は良いことだ、という世論を国内に蔓延させて日本人を混血させようとする勢力があることを認識すべきだ。

 それを大々的にやり過ぎて批判されたのが「統一教会」だ。しかし大々的にやらなくても、マスメディアはテレビにハーフを多く登場させて国際結婚を推奨しているかのようだ。

 クリミア半島をロシアが併合した手法を忘れてはいないだろう。それは百年以上も前のロシア帝政時代からクリミア半島へロシア人を入植させて、長年かけてついにクリミア半島のロシア人が元々いたタタール人を上回り、その時点で「民主的」に住民投票でクリミア半島の帰属をロシアと決めた、という口実でロシアが軍隊を進駐させて併合した。

 安倍自公政権は決して保守政権ではない。日本共産党よりも左寄りの極左政権だ。日本を経済的に衰亡させ、中国の「洗国」策を受け容れて大量中国移民を実施している。もちろん中国人留学だらけの高校や大医学にも日本国民の税金が投入されている。

 ことに問題なのは孔子学園の存在だ。そこでは日本の教育課程で定められたカリキュラムと教育ではなく、中国共産党にとって不利なことはしないと念書を取った上で、学問の自由を否定し人権無視や言論弾圧を平然と行っている。

 安倍自公政権は碌にマトモな日本語も話せない小学校低学年から全国の小学校で英語教育を実施させている。なぜしっかりと日本語教育をしないのだろうか。情報化社会とは意思疎通社会でもある。母国語たる日本語で充分な会話が成立しない日本国民が一体いかなる文化を創出できるというのだろうか。

 しかしグローバルな社会では必要なことなのだろう。各国に固有な文化や慣習があってはグローバル化の邪魔になる。日本語をすべて消滅させて日本人が英語だけを話すようになれば米国の1%の奴隷として完全だろう。ついでに日本人固有の人種も混血を大いに行って「洗国」すれば上出来なのかも知れない。

 それでは二千年の歴史ある日本は滅亡するに等しい。安倍自公政権はまさしく亡国政権だ。なぜ中国人の国立大学留学生は学費免除なのか。なぜ奨学金が中国人に対しては給付型なのか。安倍自公政権の中国による「洗国」策受け入れとしか思えない諸政策に反対する。



http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/501.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 不明者をカウント? 安倍首相「死者42人」食い違いのナゼ(日刊ゲンダイ) 
 


不明者をカウント? 安倍首相「死者42人」食い違いのナゼ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/237217
2018年9月10日 日刊ゲンダイ

 
 関係閣僚会議で発言する安倍首相(C)共同通信社

 北海道胆振地方を震源とする大規模地震で、安否不明者の捜索は10日未明まで続けられ、午前2時すぎに厚真町の土砂崩れ現場から新たに心肺停止状態の1人が発見された。行方が分からなかった最後の1人の男性(77)とみられる。

 懸命の捜索が行われる中、安倍首相は9日、被災地を訪れ、土砂崩れ・液状化の現場をヘリから見物し、住民の避難所を形だけ視察した。

 不可解なのは、東京にとんぼ返りして官邸で開いた関係閣僚会議での安倍首相の発言だ。安倍首相は会議で「地震の死者が42人に上った」と明らかにしたのだ。この時点での道側の死者数の発表は39人だった。政府関係者によると、2つの数字が食い違うのは政府が警察の情報などを独自集計しているからだという。

 警察は、7日に停電の室内でガソリン式発電機を使用して一酸化中炭素毒で死亡した2人を地震による死者とカウントしたとみられるが、安倍首相が発言した時点ではそれでも1人多い。安倍官邸は、行方不明だった最後の1人を既に死亡したと数えていた可能性もある。



































http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/502.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 総裁選に「地震」を使う安倍首相のセコさ 日程はそのままで、逃げ切りを狙う(PRESIDENT Online)
総裁選に「地震」を使う安倍首相のセコさ 日程はそのままで、逃げ切りを狙う
https://president.jp/articles/-/26157
2018.9.10  新聞社説を読み比べる ジャーナリスト 沙鴎 一歩 PRESIDENT Online


予想外の事態をうまく利用しようという魂胆

自民党の総裁選が9月7日に告示され、連続3選を目指す安倍晋三首相(総裁)と、3度目の挑戦になる石破茂元幹事長の2人が、立候補した。投開票は20日。2012年以来の選挙戦は、この2人の一騎打ちとなる。

今回の総裁選は、6日に北海道で起きた地震を受け、9日まで討論会などを自粛する異例のスタートとなった。本格的な論戦は先送りされたが、安倍首相は党所属国会議員の8割以上の支持を集め、かなり優勢だ。対する石破氏は党員・党友による地方票の取り込みを狙っていく。

事実上の首相選びとなるだけに、私たち国民は2人の活発な論戦を期待している。しかし総裁選期間中に安倍首相が外遊するなど論戦の機会が限られている。そのうえ地震の被害対応に当たる安倍首相の動向や言動はテレビや新聞で逐一報じられるが、反対に石破氏はメディアへの露出が減る。

地震による選挙活動の自粛が安倍首相にとってかなり有利になる。安倍陣営は地震という予想外の事態をうまく利用していこうという魂胆だ。


2018年9月10日、所見発表演説会を終え、握手する安倍晋三首相(左)と石破茂元幹事長(写真=時事通信フォト)

安倍首相は祖父の岸信介元首相とそっくり

安倍首相と石破氏。今回の総裁選をきっかけに2人の生い立ちなどをあらためて比較してみると、安倍首相も石破氏も政治家になる宿命を背負っていたことが分かる。

安倍首相の父親は自民党幹事長や外相を務めた安倍晋太郎氏である。母は岸信介元首相の娘の洋子さん。次男である安倍首相は、周囲の期待を背負って当然のように「政治家」「総理大臣」を目指した。

小学校から大学まで一貫して東京の成蹊学園で学び、神戸製鋼所での会社員生活を経験した後、父親の晋太郎氏の秘書になった。晋太郎氏の死後、1993年の衆院選で初当選している。

政界に入ると、2000年に森喜朗内閣の官房副長官に登用され、小泉純一郎内閣まで3年務めた。2003年に自民党幹事長、2005年に内閣官房長官。そして2006年には戦後生まれ初の首相に就任した。52歳という若さで、戦後最年少だった。

しかし、2007年の参院選挙で大敗。9月には病気から退陣し、自民党も2009年に野党となった。

自民党が野党のときの2012年に総裁選に再挑戦し、石破氏に勝って総裁に返り咲いた。病気も克服し、戦後歴代単独3位という長期政権を維持している。

おもしろいのは安倍首相の政治に対する考え方が、祖父の岸氏とそっくりな点だ。たとえば日米の安全保障面での政策であり、さらには憲法改正だ。憲法改正などは岸氏ができなかったことでもあり、これを掲げて総裁選に挑んでいる。

石破氏は田中角栄元首相の勧めで政治家に

対抗馬の石破氏は安倍首相より2つ若い61歳だ。

出身は鳥取県で、鳥取大教育学部付属中学から慶応義塾高校、慶応義塾大学で学び、旧三井銀行に入行している。

あの顔つきの割には、お坊ちゃんなのかもしれない。

父親は鳥取県知事や参議院議員を務めた石破二朗氏だ。二朗氏の死後、二朗氏と親交のあったあの田中角栄元首相の強い勧めで政治家になった。

一端、田中派の事務職員となり、1986年7月に衆院議員として初当選を果たし、以後連続当選11回を果たしている。

1993年に小選挙区導入をめぐって宮沢内閣の不信任案に賛成し、自民党を離党した。そして1997年に復党し、2002年に防衛庁長官として初入閣している。

2008年、2012年と総裁選に立候補し、第2次安倍内閣では幹事長や地方創生相を務めた。

一般的には「国防族」として有名だが、「農林水産」分野の知識も豊富だ。

「優勢のまま逃げ切ろう」では度量が小さくないか

さて今回の総裁選の告示を新聞各紙の社説はどう書いているか。

しっかり書いていたのは、毎日新聞の社説(9月8日付)である。中盤から主張をこう展開する。

「候補者同士が討論することによってこそ、党員だけでなく、広く国民が首相にふさわしい人物を見極める機会になる」
「一時休戦によって選挙戦の量が落ちる分、討論会を増やすことで質を補うべきではないか」

なるほど、「量」がダメなら「質」で補うか。見出しも「討論会を増やし質を補え」である。

毎日社説は「石破氏は積極的に論戦を仕掛けることで、首相への不満がくすぶる地方の党員票を掘り起こそうと狙っており、石破氏陣営からは総裁選の日程延期を求める意見も出た」と石破氏サイドに立って主張する。

そのうえで安倍首相陣営をこうたたく。

「首相陣営には自粛期間中も政権の実績をアピールできるという計算があり、『災害対応に全力を尽くす姿を見せるのが一番の選挙運動だ』などの声も聞こえてくる」
「実質的な選挙期間を短くして優勢のまま逃げ切ろうという発想だとしたら、度量が小さくないか」

沙鴎一歩が前述したように安倍首相は計算高い。しかも毎日社説が指摘するように「度量が小さい」のである。

「暮らしにかかわる論戦まで尻込みする理由はない」

東京新聞は9月8日付の社説で、「安倍政治の是非を問え」との見出しを掲げ、後半で安倍首相の度量の小ささをこのように強調している。

「何より避けて通れないのは、政治への信頼回復をめぐる議論だ。森友・加計両学園の問題では、公平・公正であるべき行政判断が、安倍氏の影響力で歪められたかが問われた。関連の公文書が改ざんされ、国会で官僚の虚偽答弁がまかり通るのは異常である」

どうして「もりかけ疑惑」が起きたのか。その根底にあるのは何か。総裁選を通じて「1強」と言われる安倍政権の実態を検証する必要がある。

「法案の成立強行を繰り返す国会運営は強引で、安倍氏は野党の質問に正面から答えようとしない。石破氏が『正直、公正』を掲げるのも、安倍政権下で繰り広げられる、そうした政治の在り方に対する問題提起なのだろう」

「強引な国会運営」「多数の論理で野党の追及を逃れようとする姿勢」など検証する事項は多い。

東京社説は冒頭部分でこうも主張している。

「震度7を観測した北海道での地震対応を優先するためだという。発生直後である。災害対応を優先するのは当然だとしても、私たちの暮らしにかかわる論戦まで尻込みする理由にはなるまい」

その通りである。安倍政権、安倍政治を検証するのが今回の総裁選であるならば、「暮らしにかかわる論戦」まで控える必要はまったくない。

告示日を変えないなら、投開票日を延ばせばいい

社説として感心させられたのは、毎日と東京ぐらいである。朝日新聞の社説も読売新聞の社説も、はっきり言って「いまいち」だった。

どこが問題だったか。まずは朝日社説(9月8日付)。

冒頭から「事実上の首相選びである。実質的に短縮された選挙期間の中で、論戦の機会を十分に確保し、濃密な政策論争を実現しなければいけない」と訴えるが、当然のことであり、朝日独自の論調を欠いている。

さらに朝日社説はこう書く。

「いっそのこと、告示日自体を遅らせ、選挙全体を後ろ倒しにする、告示日を変えないなら、投開票日を延ばすなどの手立てはできなかったのか」
「石破氏は災害対応と論戦を両立させるため、総裁選の延期を主張した。首相の総裁任期は9月30日まである。国連総会などの外交日程が控えているにしても、柔軟な対応ができないはずはない」

選挙の日程を変えることには賛成だ。おもしろい主張である。

ただ、地震という大災害までも自らの選挙戦略に有利に使おうと考える安倍首相だ。選挙日程を変えれば、石破氏が有利になる可能性も出てくる。安倍首相はそこを慎重に判断して短期決戦としたのだろう。

アベノミクスの改善策を打ち出す責任がある

読売社説(9月8日付)は全体的に抽象的でおもしろくない。ただ、中盤の次の指摘はうなずける。

「重要なのは、経済政策『アベノミクス』の点検である」
「首相は、名目の国内総生産(GDP)が増え、有効求人倍率も上昇した実績を強調する。一方で、物価上昇は力強さを欠き、賃金も期待通りには伸びていない」
「目標であるデフレ脱却をどう実現していくのか、アベノミクスの改善策を打ち出す責任が首相にはある。金融緩和の副作用への対応も論点となる」
「物価上昇」「賃金格差の解消」「デフレ脱却」など国民にとって大きな関心事である。

安倍首相には読売社説が指摘するように日本経済をどう支えて伸ばしていくか、その具体的道筋を示してもらいたい。

(写真=時事通信フォト)


























http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/503.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 国難総理<安倍晋三>次々に大災害を引き寄せる!(simatyan2のブログ)
国難総理<安倍晋三>次々に大災害を引き寄せる!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12403963900.html
2018-09-10 15:07:15NEW ! simatyan2のブログ


史上初の2度総理になった男<安倍晋三>。

それ以来、日本は疫病神に取りつかれてしまったように
大災害の連発です。

今年だけでも下のような大災害に見舞われました。

〇北海道地震(最大震度7)
〇西日本豪雨(死者200名以上)
〇大阪北部地震(最大震度6弱、M6.1)
〇台風21号(大阪神戸で甚大な被害)
〇台風12号(西進→南下→ループ→西進の異例ルート)
〇台風7号(のちに西日本豪雨をもたらす)
〇島根西部地震(最大震度5強、M6.1)
〇草津白根山噴火(1名死亡)
〇熊谷で41.1℃(熱中症死者数と病院搬送数過去最高)

大雨で死者3桁とは、まるで途上国並みです。

福島いまだ復興中、九州復興中、 関西復興の最中に
北海道が巨大地震に見舞われ被災したのです。

他の噴火も併せて月別時系列に並べると下のようになります。

1月:草津白根山噴火
2月:北陸・福井豪雪
4月:島根県西部地震(最大震度5強)
6月:大阪府北部地震(最大震度6弱)猛暑  
7月:豪雨(死者行方不明者230人) 猛暑(熱中症死者133人)
8月:40度超えの猛暑、
9月:台風21号 北海道で地震(最大震度7)

さらに現在進行形で台風22号が近づいています。

今年はまだ4分の1残っているので、恐らくもっと酷い
ことが起こりそうです。

自民党は内輪もめの総裁選などやってる場合ではないのです。

特に安倍晋三という総理は自己保身しか考えない大バカ者です。

広島豪雨被災地を視察するとき、10分前くらいから信号を全部
青にして、他の一般車は全部足止めしたそうです。

安倍総理 広島豪雨被災地を“傲慢視察”で被災者を怒らせた
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180826-00010000-friday-pol

自分を何様だと思っているのか?

首相など、たかが国の代表にすぎず、その意味では自治会長や
町内会長などと変わりません。

民主主義国での首相以下議員や官僚は公僕なのです。

北朝鮮の将軍様とはわけが違います。

日本の首相など毎年変えても良いとさえ思います。

ちなみに北朝鮮から日本に向けてのミサイル発射回数は、
安倍政権になるまでの発射回数は、わずか6回、
安倍政権になってからの発射回数は55回です。

如何に異常かがわかります。

震度7の地震は戦後5回起きていますが、一つの政権で2回
起きたのは初めてです。

ただし東日本大震災時の原発電源喪失の原因が安倍晋三なので、
間接的なものも入れると安倍真相が関わった震度7の大震災は
3回になります。



フクシマ事故前に「全電源喪失は起こらない」と答弁していた安倍総理大臣が残念でなりません。
https://matome.naver.jp/odai/2139169016828098101

先日の北海道地震でも泊原発が外部電力を喪失して、



泊原発周辺の放射線監視装置21基が停止しました。

泊原発周辺の放射線監視装置21基が停止
https://this.kiji.is/410258270427579489

昨年2017年はどうかというと、

九州南部霧島山(新燃岳)が6年ぶりに噴火したり

九州北部豪雨・大型台風の到来で、
住宅全壊世帯 福岡県227棟/大分県48棟
住宅半壊世帯 福岡県795棟/大分県266棟
床上浸水 福岡県21棟/大分県148棟 

などで大騒ぎでした。

その前年2016年は震度7の熊本地震があり、
迷走台風10号で岩手県が大被害を受け、また北海道と九州で
数十年に一度の記録的豪雨で被災しました。

この年には神奈川の障がい者施設19人殺しがありました。

昨年は座間の9人殺し事件がありました。

今年も自然災害以外に異例の事件が起きています。

2人の脱走
平尾龍磨 (向島潜伏脱獄囚)
樋田淳也 (大阪脱走容疑者)

脱走犯も何をしでかすかわからない意味で災害と言えなくも
ないですね。

それにしても2人も脱走を許すとは異常事態です。

異常な事件は新幹線でも起きて、記憶に新しい事件では

〇今年の6月の新幹線のぞみ車内殺人事件があります。

〇その前には新幹線内での焼身自殺がありました。

2件とも新幹線内で起きるという前代未聞の事件です。

また一つの政権で増税を2度行うのも前代未聞です。

まさに国難総理と言わざるを得ない、と思いませんか?

まるで一つの嘘を隠すために次から次に嘘を連発して被害者を
増やすように、
多くの災害が日本国民に襲い掛かっています。

呪われた政権と言えばオカルト的に聞こえますが、そうとしか
思えないようなことばかり起きているのが現状です。

これらの中には意図的に仕組まれたもの、人為的なものが数多く
混じっていると思います。

冒頭で自民党総裁選など延期すればよいと言いましたが、総裁
選で別な人物を選ぶしか災厄回避の方法がないのかもしれません。




















http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/504.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 台風復旧より万博 松井府知事は“屁リクツ”こねて欧州歴訪(日刊ゲンダイ)
      


台風復旧より万博 松井府知事は“屁リクツ”こねて欧州歴訪
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/237218
2018年9月10日 日刊ゲンダイ

 
 府民混乱の中、1周間も不在(C)日刊ゲンダイ


 台風復旧の対応よりも、万博誘致を優先だ。大阪府の松井一郎知事が9日、ハンガリー、デンマーク、イタリア訪問に飛び立った。帰国は16日の予定だ。

 欧州歴訪の理由は、11月の2025年万博の開催地決定を前に、大阪誘致への支持を各国の政府関係者に要請するため。

 台風21号の影響で大阪府内では、今なお停電が続き、関係機関は復旧対応に追われている。そんな混乱の真っただ中に、災害対応の司令塔である大阪府のトップが1週間も不在になるのだ。

 府民を置き去りにしてまで、そんなに万博誘致が大事なのか。松井知事の人間性を疑うほかないが、本人は「この時点で訪問をキャンセルすれば、都市として脆弱だと思われる。災害の被害を最低限に抑える力があることを伝えたい」と珍妙な屁理屈で非道な行為を正当化する始末だ。

 松井知事は関西空港から出発する予定だったが、急きょ中部空港に変更。それだけ台風被害の影響で関空がメタメタで、府民が困っている証拠だ。大阪府民はナメた知事にもっと怒った方がいい。

























































http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/505.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 安倍晋三によると、日本国憲法前文は、わび状とのことだ。勝手に詫びる国民のため使う金はないってさ 
安倍晋三によると、日本国憲法前文は、わび状とのことだ。勝手に詫びる国民のため使う金はないってさ
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/afab495af5dcff9a6637638ed1c15cc7
2018年09月10日 のんきに介護




そいえば、

この男、福島に慰問にいかれた天皇が

膝をついて

被災者に語り掛ける姿を揶揄していたな、

「みっともない」って

(安倍礼賛本にあるこの記述は、真実か。「安倍さんは人の悪口を言ったことがない。彼は、高潔なのだ」参照)。

☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/dd587e0aecf73dc06bc83b93e52c582b

安倍の意見って、

「教科書も変えないとダメ」という部分が怖いかな。

また、変えて敗戦するつもりか。

そして安倍は、

岸の真似をして第二の東条をまた、裏切るか――。

安倍が可笑しいのは、

彼の言い草がまるでやくざだとうことだろうな。

倫理観が

そもそも空虚だ。

そんな人間の発言、信じられようはずがない。

















http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/506.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 小泉氏が首相出陣式に名刺=間違いに気付き回収か―自民総裁選(時事通信)
小泉氏が首相出陣式に名刺=間違いに気付き回収か―自民総裁選
9/10(月) 19:52配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180910-00000097-jij-pol

 自民党総裁選に立候補した安倍晋三首相の陣営が10日午前、党本部1階で開いた「出陣式」の受け付けに小泉進次郎筆頭副幹事長が名刺を置いて立ち去る場面があった。

 首相支持とも受け取れる行為だが、小泉氏は首相と石破茂元幹事長のどちらを支持するか明言していない。直後に別のフロアで開かれた候補者の所見発表演説会の受け付けと間違えたようだ。

 安倍陣営は「小泉氏の名刺は受け取っていない」と話している。間違いに気付き、小泉氏側が名刺を回収したとみられる。

 小泉氏は演説会出席後、支持する候補について記者団から問われ、「(14日の)公開討論会をしっかり見たい」と述べるにとどめた。 

http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/507.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 安倍首相の常識とは「いじましい憲法を66年も(2011年当時)大切に拝んできた」(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/09/post-9f7c.html
2018年9月10日


2011年9月3日 BS11 未来ビジョンから


すごい!酷い!

安倍首相がここまで日本国憲法を疎んじて来たとは思っていな
かった。

見っともない憲法とか、押し付け憲法とかは聞いたことはあった
が、敗戦国だから詫び状文を書けとか、平和憲法をインチキだ
とか、いじましい憲法とか、66年も大切に拝んできたとか・・・

よくも、これだけ自国の憲法を忌み嫌えるものだ。

しかも、この憲法によって、日本は自由や民主主義を得て来て
自分だってその恩恵を受けて、言いたい放題言えているのに。

これだけ日本の議員にボロクソに言われたら、自分の親をけな
されたようなものすごい不愉快なものを感じる。

安倍首相は日本の平和憲法を憎んでいるのではないか。

それにしても不思議だ。


あれだけ米国に押し付けられたと一方的に、平和憲法を忌み
嫌うのに、今の安倍首相は米国に何一つ反撃しない。

米国は、日米安保の下に日本を自由に動かしている。

独立国とも思えない理不尽な要求ばかりしている。

日本国も唯々諾々と従っている。


沖縄の地位協定なるものは、不平等条約そのものではないか。

それを、未だに米国の要求を優先して、沖縄県民の声を聞こう
としていない。

米国の為に無視して来たと言ってもいいだろう。

あれだけ米国に押し付けられたという、平和憲法に対してはっ
きり拒否するのなら、米国に押し付けられる理不尽な要求も拒
否すればいいのに。

これで保守と言えるのだろうか。

保守と自任するなら、日本の誇りは守ってもらいたい。


米国にも、自国の主張をきちんとしてきた政権なら、「押し付け
憲法」も多少の説得力があるが、国内では威勢のいいことばっ
かり言って、外国でバラマキが常態化して、何の主張もできな
い安倍首相の言葉には、何の重みもない。





http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/508.html

記事 [政治・選挙・NHK250] スルガ銀不正 スットボケている安倍官邸と金融庁の罪状(日刊ゲンダイ)


スルガ銀不正 スットボケている安倍官邸と金融庁の罪状
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/237212
2018年9月10日 日刊ゲンダイ 文字起こし

 
 会見するスルガ銀の新社長(C)日刊ゲンダイ

「数字ができないなら、ビルから飛び降りろと言われた」

「死んでも頑張りますに対し、それなら死んでみろと叱責された」

「パソコンにパンチされ、オマエの家族皆殺しにしてやると言われた」――。

 不動産融資を巡るスルガ銀行の不正問題で、第三者委員会がまとめた調査報告書には、目を疑うような行員らの体験談がつづられていた。壮絶なパワハラの数々。今どき、こんな悪徳銀行が存在するのか。もはやドラマ「半沢直樹」の世界を超える。

 報告書を受け取ったスルガ銀行は、取締役会で創業家出身の岡野光喜会長ら経営陣5人が引責辞任。報告書では、<究極的には企業風土そのものの問題>と指摘されたが、7日に静岡県沼津市内のホテルで開かれた記者会見に岡野会長は姿を現さなかった。

「きついノルマを課して、未達の行員をパワハラで追い込む企業風土には当然、問題があります。創業家の岡野会長の責任も重い。金融庁は厳しい行政処分を下すのでしょうが、スルガ銀行を『地銀の成功モデル』と持ち上げてきたことに対しては、監督官庁としてどう落とし前をつけるのか。カネを稼げるなら白いネズミでも黒いネズミでも構わないとばかりに、スルガ銀行をベタ褒めしてきたのが、金融庁の森信親前長官でした。事あるごとにスルガ銀行の名前を出し、ビジネスモデルを絶賛していたのです」(経済ジャーナリスト・有森隆氏)

 森前長官は「菅官房長官のお気に入り」(金融庁関係者)といわれ、安倍政権中枢とのパイプをバックに、今夏の人事で退任するまで金融庁長官を異例の3年も務めてきた。「貯蓄から投資へ」を標榜し、官邸と二人三脚でアベノミクスの牽引役を担ってきたのだ。

 日銀のマイナス金利政策にあえぐ地銀に対しても、「個々の地銀が創意工夫し、既存のビジネスモデルではない、新たなビジネスモデルをつくり上げることが重要だ」と力説。その中で、「ハイリスク・ハイリターンの融資をしている」成功例として持ち上げていたのがスルガ銀行だった。

■銀行が偽ガネ作りをする世の末

 しかし、スルガ銀行の「新たなビジネスモル」は、不正にまみれたものだった。もともと個人向け貸出比率が90%と、住宅ローンやアパートローンなど個人への融資に特化していたスルガ銀行は、日銀の異次元緩和で利ざやを稼げなくなった他行が個人向けローンに追随してくると、シェアハウス融資に傾斜していく。

 行員はシェアハウスの過剰供給でビジネスが立ち行かなくなることを把握していたが、経営陣が厳しいノルマで追い込んだこともあり、4%前後の高い利ざやを取れるシェアハウス融資にのめり込んだ。「今だけ、カネだけ」で目先の利益に猛進した結果、預金残高の書き換えなど、ついには書類の改ざんにまで手を染める。

「現代社会において、預金通帳は貨幣そのものと言っていい。それを改ざんするとは、銀行が偽ガネ作りをしていたようなもので、世も末です。資本主義の支柱である銀行が、資本主義を破壊している。スルガ銀行が融資した女性向けシェアハウス事業の名称が『かぼちゃの馬車』だったのも不気味な皮肉です。金融庁の森前長官が『地方銀行の鑑』と称えたスルガ銀行は、不正行為という魔法が解ければ、かぼちゃの馬車だった。銀行業界はみんな『このご時世に異常な収益を上げているスルガはおかしい』と思っていたのに、数字だけを見て『素晴らしい』と持ち上げていた金融庁の責任は免れないでしょう。そこそこの優等生が衆目の前で先生に褒めちぎられ、期待に応えようというプレッシャーからカンニングに手を染めてしまったようなところもあるのではないでしょうか」(シグマ・キャピタルの田代秀敏チーフエコノミスト)

 
 スルガ銀行を絶賛していた森前長官(C)日刊ゲンダイ

アベノミクスの異次元金融緩和は副作用も異次元

 それにしても、森前長官の逃げ足の速いこと。地銀の優等生と絶賛して“お墨付き”を与えてきた「ビジネスモデル」が詐欺まがいだった疑惑が浮上するや、一転してスルガ銀行を批判。銀行法に基づく報告徴求命令を出し、責任に頬かむりだ。退任後はまったく表舞台に出てこない。

 地銀の多くが超低金利で減益や赤字にあえぎ、地銀全体の業務純益は18%もマイナスになる中、17年3月期決算で業務純益7%増を叩き出したスルガ銀行のビジネスモデルに、何の疑問も抱かなかったのか。

「日本の銀行の収益率は96年には2・5%だったのが、今年2月から1%を下回っています。人件費や店舗維持のコストを考えると、収益率が2%程度ないと商売になりません。預金を集めて融資し、預貸金利差から利益を得るという銀行本来の業務が成り立たなくなっている。金融庁が今年4月に発表した『地域金融の課題と競争のあり方』というリポートによれば、銀行が地域に1行単独であっても不採算な都道府県が23もある。安倍首相の選挙区がある山口県も、地方銀行が『1行であっても不採算』です。超低金利と人口減少に苦しめられ、銀行業は構造不況業種になっている。異次元の金融緩和は、副作用も異次元になることは間違いない。その序の口がスルガ銀行。今後も、未曽有の問題が未曽有の規模で次々と発生するでしょう」(田代秀敏氏=前出)

■文書改ざんのモラルハザード

 記者会見に姿を見せずトンズラしたスルガ銀行の岡野会長も無責任だが、安倍官邸が他人事みたいに傍観していることも許されない。スルガ銀行の不正事件の背景にあるのが、アベノミクスの失敗なのは明らかだからだ。

 前出の有森隆氏が言う。

「まじめにやっている銀行が稼げなくなるような金融政策を進めておいて『もっと稼げ』と迫るのは、時代劇の悪代官さながらです。スルガ銀行の一件は決してレアケースではない。マトモな経営をやっていたら利益が出ないのだから、他の地銀でも似たような問題はあるでしょう。実際、アパート施工・管理会社『TATERU』の従業員が顧客の預金残高データを改ざんして、山口県の西京銀行から融資を受けようとしていた事件が発覚しました。ズルや不正をしなければ稼げない金融政策もおかしいですが、不正をしてもバレなければいい、稼ぐが勝ちという社会風潮が蔓延しているせいではないか。稼げなくても地域経済のためにきちんとやっている銀行を評価するという見解を金融庁が出さないと、モラルハザードは進む一方でしょう」

 首相を守るために公文書を改ざんする国なのだ。銀行が審査書類を改ざんしても、もはや驚かない。いや、驚けなくなったことが日本の悲劇だ。その結果、積み上がった不良債権は顧客を窮地に追い込み、預金者や一般市民にシワ寄せがのしかかる。

 リーマン・ショックを引き起こしたサブプライムローンと同様の構造的な危機が、すぐそこにある。安倍政権5年半の失政が、スルガ銀行の不正融資事件に凝縮されているのだ。

「アベノミクスの異次元緩和は1年か2年の短期決戦のはずが、政策効果がないままズルズルと5年半も続いている。その結果、銀行は追い込まれ、副作用ばかりが大きくなっています。スルガ銀行はそのいけにえになったようなものです。日銀がこの先、たとえ金融政策を見直しても、少子高齢化と地方経済の疲弊で、地銀が体力を消耗していく実態は変わらない。地方格差を助長してきたアベノミクスの失敗を認めない官邸や日銀、そしてスルガ銀行のエゲつないビジネスモデルを持ち上げてきた金融庁は、あまりに罪深い。総裁選の直前だからか、大新聞は書こうとしませんが、スルガ銀行の不正融資事件の大きな要因がアベノミクスであることは疑いようがありません」(経済評論家・斎藤満氏)

 それでも自民党は、安倍の3選を支持するのか。アベノミクスがあと3年も続いたら、日本中がスルガ銀行だらけになる。













関連記事
想像を絶するスルガ銀行のパワハラ(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/418.html


 




http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/509.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 「#安倍とヤクザと火炎瓶」 アマゾンから電子書籍発禁予告(田中龍作ジャーナル) 
「#安倍とヤクザと火炎瓶」 アマゾンから電子書籍発禁予告
http://tanakaryusaku.jp/2018/09/00018778
2018年9月10日 20:10 田中龍作ジャーナル


「#ケチって火炎瓶事件」を講演する寺澤有氏(右)と山岡俊介氏。山岡氏はこれから10日後、新宿で大ケガを負わされた。=7月28日、都内 撮影:筆者=

 安倍首相の地元事務所が選挙妨害のため暴力団と関係する人物に怪文書の配布を依頼した「確認書」を掲載したフリージャーナリスト寺澤有氏の電子書籍が、出版元のアマゾンから販売中止を予告されたことが分かった。寺澤氏によると、きょう10日午前、アマゾンがメールで知らせてきた。

 メールの内容は「上記の本(寺澤氏の電子書籍)を審査したところ、Web で無料公開されているコンテンツが含まれていることが判明しました」「5 日以内にご対応いただけない場合、本はブロックされ、Amazon で販売できなくなります」。

 寺澤氏の著作は、氏の取材にして書下ろしである。言論界では常識だ。アマゾンが説明する販売中止は「言いがかり」と取れる。

 踏み込んで言えばアマゾンに政治的圧力がかかったのか、それともアマゾンが最高権力者の意向を忖度したのか。経緯は判然としないが、ネット上の発禁処分であることは確かである。

 事件はこうだ―

 99年にあった下関市長選挙にあたって、安倍晋三事務所の秘書が、安倍氏の推す現職市長のライバル候補を誹謗中傷する怪文書を、暴力団・工藤会と関係する人物に撒かせた。確認書はこの時のもので安倍晋三秘書・竹田力と手書きでサインされている。

 ところが安倍事務所は報酬をケチっため、暴力団が安倍事務所や安倍氏の自宅に数回にわたって火炎びんを投げ込んだ。

 一連の出来事は福岡地裁・高裁の判決でも事実認定されている。安倍氏がまだ一議員の頃だった。首相となり司法までも支配する今、裁判官は事実認定するだろうか。

 寺澤氏と共に「#ケチって火炎瓶事件」を取材していた山岡俊介氏は新宿で何者かに階段から突き落とされて大ケガをした。そして首相の犯罪を追及した寺澤氏の著作が事実上の発禁となった。

 安倍首相を批判しようものなら、身に危険がおよび言論手段さえも奪われる。「ジャーナリスト受難」の時代に入ったようだ。


アマゾンから販売中止予告された寺澤氏の電子書籍。5日後には見られなくなるのだろうか。

   〜終わり〜
































http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/510.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 小沢一郎代表との対談「ただ共闘するだけでは勝てない」(植草一秀の『知られざる真実』)
小沢一郎代表との対談「ただ共闘するだけでは勝てない」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-f843.html
2018年9月10日 植草一秀の『知られざる真実』


8月下旬に自由党代表の小沢一郎氏と対談をさせていただいた。

データ・マックス社ウェブニュースサイト”Net IB News”に公開されている。

「いま問われる突破力!〜野党共闘の行方は」(前)・(中)・(後)

https://www.data-max.co.jp/article/24725/1/

https://www.data-max.co.jp/article/24726

今月30日には沖縄県知事選がある。

9月9日に投開票が行われた名護市議選では、辺野古米軍基地建設反対派の当選者が議会定員の過半数を占有した。

ただし、辺野古米軍基地建設を容認するとみられる渡具知市長側の当選者が13名を占有し、反渡具知陣営による議会過半数議席確保は実現しなかった。

9月30日に投票日を迎える県知事選で、安倍内閣は利益誘導の姿勢を強めてくることが予想され、玉城デニー氏を支援する「オール沖縄」陣営は全身全霊で玉城氏当選に向けて力を注ぐ必要がある。

2019年夏には参議院議員通常選挙がある。

安倍政治に終止符を打ち、日本政治を刷新するには、まず、この参院選に勝利しなければならない。

そのための戦術を明確にし、確実に実行してゆく必要がある。

この問題について、小沢一郎氏は次のように指摘した。

「多くの方に考えを改めて頂きたい大きな注意点があります。それは、「野党の統一候補さえ擁立できれば選挙に勝てる」という考え方です。これは誤りです。「それでは選挙に勝てません」

17年の衆院選では、1人区は全て野党の統一候補でした。しかし、3分の2は自公勢力に取られました。惨敗です。

私は共産党大会など、色々なところで明言しているのですが、このことを強く認識する必要があります。」

実際に、2016年参院選結果を見ると、得票率においても自公陣営が反自公陣営を凌駕していることがわかる。

これは、2014年衆院選、2017年衆院選と異なる状況だった。

この選挙の比例代表選挙における政党別得票率(全有権者に占める投票率=絶対得票率)を見ると

自公が27.0%

民共社生維が25.4%

維新を除く民共社生は19.9%

だった。

絶対的な得票においても、自公陣営が反自公陣営を上回っているのである。

小沢氏が指摘するように、32の1人区で野党共闘勢力は11議席を確保したが、21の選挙区で敗北している。

政権奪還には完全に力不足の状況だった。

最大の原因は当時の民進党が主権者の支持を完全に失っていたことである。

小沢氏と鳩山氏が主導する民主党は2009年の衆院総選挙で大勝して、政権交代の大業を成就した。

この新政権にとって最重要の試金石になったのが2010年7月の参院選だったが、民主党代表が鳩山由紀夫氏から菅直人氏に代わり、菅民主党が大惨敗した。

菅民主党が敗北した主因は、菅首相が2010年6月に突然、消費税率の10%への引き上げ公約を提示したことにある。

鳩山政権は「シロアリを対峙しないで消費税増税を行わない」ことを確約した。

この公約に賛同した主権者が圧倒的に多かった。

その重要公約を菅直人氏が突然、民主的な党内論議を行わずに、一方的に破棄、消費税大増税の方針を示したのである。

菅政権は鳩山政権が普天間基地の県外、国外移設を追求して米国の虎の尾を踏んだ様子を横目で眺め、米国に隷従する姿勢を示した。

菅直人氏が民主党代表に就任した2010年6月以降、民主党に対する主権者の絶対的な不信感は払しょくされることなく、現在まで引き継がれている。

2016年参院選で野党共闘が絶大な力を発揮できなかった主因は、かつての民主党、当時の民進党に対する主権者国民の絶対的な不信感にあると言ってよいだろう。

この意味でも、単純な野党共闘だけでは自公勢力を打破することは難しいのである。

この現実を踏まえて有効な戦術を構築し、2019年の参院選に向けて確実に実行しなければならない。

小沢氏との対談によって、改めて確認できたのは、「共産党を含む共闘体制」を構築することが必要不可欠だということだ。

この点は、鳩山友紀夫元首相との対談においても確認されていることである。

第254回UIチャンネル放送

「鳩山友紀夫氏×植草一秀氏」
https://www.youtube.com/watch?v=pRMOTkBhU8w






http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/511.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 池上彰の番組で子供が安倍総理を批判 →劇団に所属するプロ子供だと判明し炎上







2018/09/01 05:00:00
池上彰、子供だらけのスタジオに「こっちの方が本領発揮できる」
https://news.mynavi.jp/article/20180901-687080/


痛いニュース(ノ∀`) : 池上彰の番組で子供が安倍総理を批判 →劇団に所属するプロ子供だと判明し炎上 - ライブドアブログ
2018年09月09日
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1979115.html


以下、その反応。



















http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/512.html

記事 [政治・選挙・NHK250] <沖縄の知事選>フェアーではない文春。デマによる選挙戦妨害 <週刊現代が「デマ」と否定> 

※週刊文春 画像クリック拡大


【沖縄の知事選】 フェアーではない文春。デマによる選挙戦妨害
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/8552cab2646a577a44a9dba06a357d80
2018年09月10日 のんきに介護





































http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/513.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 与党安倍 vs. 野党石破の様相帯びてきた自民総裁選挙。(かっちの言い分)
与党安倍 vs. 野党石破の様相帯びてきた自民総裁選挙。
https://31634308.at.webry.info/201809/article_9.html

このブログで、これほど自民党の総裁選挙の話を書くことは稀である。自民内の内輪闘争ではあるが、なぜ、こういう気持ちにさせるのは、勝者が日本の首相になるからだ。それにもう一つ、まるで与党安倍と野党石破という感覚に陥る。絶対多数の安倍氏に、少数の石破氏が挑む状況が似ている。それにも増して、同じ自民石破氏がまるで野党のように真っ当と自然と見えてきてしまう。政治というものは、絶対的正解は無い。両者がよりベターな政治をするかということである。

安倍氏は、この演説でも口癖のように「丁寧」に説明すると使った。安倍氏の「丁寧」は別の意味を持って使っている。丁寧というときは、必ず疑惑を突き付けられて、「嘘」を言うときである。それに対して、石破氏は、一時期封印した「公平」、「誠実」という言葉で対抗した。また、自民の中で、自由闊達の議論を求めた。

対象的だったのは、安倍氏は「政治主導」ということを使った。ただ、この5年間の政治は、「安倍独裁」政治であった。独裁を政治主導とは言わない。石破氏は、政治主導ではなく地方創生、地方の内需を増やさないと経済はよくならないとした。中央主権的な安倍氏と地方分散型と異なる。安倍与党と石破野党の構図で、このままでは野党には勝ち目はない。

しかし、今回の討論会で、両者の考えの違いがはっきりしてきた。明らかに安倍氏と石破氏の考えは、与党 vs 野党の様相を帯びてきた。討論を重ねれば、自ずとどのちの主張がより正しいかわかってくるだろう。

http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK250] 安倍晋三候補の演説の中身は「???」ばかり! 
安倍晋三候補の演説の中身は「???」ばかり!
https://85280384.at.webry.info/201809/article_110.html
2018/09/10 23:27 半歩前へ

▼安倍晋三候補の演説の中身は「???」ばかり!

 自民党本部で10日開いた総裁選の立会演説会で安倍晋三が見解を表明したが演説の中身は首をかしげるものばかりだった。

*******************

1、今回の総裁選挙は私にとって最後の総裁選。品格ある総裁選挙にしていきたい。

2、私は、改めるべき点はしっかりと改め、謙虚にそして丁寧に、政権運営を行ってまいりたいと考えております。

3、まっとうな経済を取り戻し、復興を加速し、そして外交においては日本の大きな存在感を取り戻すことでありました。

4、正社員になりたいという1人の求職者に対して1人分以上の正規雇用があるというまっとうな経済を取り戻すことができました。

5、子供の相対的貧困率、政権交代後、初めてそれが減少に転じ、大幅に改善しました。

6、そして地方の法人関係税収は政権交代前と比べてほとんどの県で4割、5割増えているんです。

7、国難とも呼ぶべき少子高齢化。思い切って投資をしてまいります。

8、アジア、太平洋からインド洋へと至るこの高大な地域に、日本がリーダーシップを発揮してまいります。

**************************

 ウソをこれだけ並べて平気な度胸に「恐れ入った」。項目ごとに反論する。

1、 安倍政治のどこに「品格」があるのか? 下劣で下品の極みだ。
2、 1つでいいからウソをつかず、「謙虚に丁寧」に応えてもらいたい。
3、 格差を拡大しておいてどこが「まっとうな経済」なのか?
4、 「求職者1人分以上の正規雇用」?ではなぜ非正規が増え続けるのか?
5、 OECD加盟国の中では最低ではないか。ウソをつくな。
6、 「ほとんどの県で増加」して、なぜ、地方が悲鳴を上げているのか?
7、 少子高齢化のどこに投資をしたのか?介護現場は泣いている。
8、 晋三に指導力を期待している国などどこにもない!



















http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/515.html

   

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