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2019年3月21日00時34分 〜
記事 [政治・選挙・NHK258] 厚生労働省課長、韓国でトラブル 空港で暴行、ヘイト発言か 
厚生労働省課長、韓国でトラブル 空港で暴行、ヘイト発言か
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019032001001817.html
2019年3月20日 19時40分 東京新聞


 厚生労働省は20日、私用で韓国に渡航していた武田康祐賃金課長(47)が韓国・金浦空港で職員とトラブルを起こし、現地警察の取り調べを受けたと発表、同日付で官房付とする人事異動を発令した。事実上の更迭。厚労省幹部によると、武田氏は空港職員に暴行した上「韓国人は嫌いだ」などと暴言を吐いた疑いがあるという。武田氏は韓国警察に一時拘束されたが、釈放され、現在は帰国している。

 武田氏は16日から渡航。トラブルを起こした当日の19日、自身のフェイスブックに「なぜか警察に拘束されてます。殴られてけがをしました。手錠をかけられ5人に抱えられ。変な国です」と投稿していた。
(共同)


 厚生労働省


























http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/683.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 片山さつき大臣「国税口利き疑惑」 元公設秘書が実名証言(文春オンライン)


片山さつき大臣「国税口利き疑惑」 元公設秘書が実名証言
https://bunshun.jp/articles/-/11110
週刊文春 2019年3月28日号 文春オンライン

 片山さつき地方創生担当大臣(59)の元公設秘書・磯脇賢二氏が「週刊文春」のインタビューに応じ、昨年10月に「週刊文春」が報じた「国税口利き疑惑」について初めて証言した。

 2015年、製造業を営むX氏は、会社の青色申告の承認取り消しを回避するため、旧知の後援会元役員Y氏を通じ、片山事務所に相談。その後、X氏は、私設秘書だった南村博二氏から指定された口座に100万円を入金。その見返りとして片山氏が古巣・財務省に口利きを行ったのではないかという疑惑だ。この「国税口利き疑惑」を巡って、片山氏は「記事は事実無根」と主張。文藝春秋に対し、名誉毀損の民事訴訟を提起している。


片山さつき地方創生大臣

 片山事務所への相談後、X氏は、私設秘書の南村氏から文書を受け取っているが、そこには次のように記されていた。

〈着手金100万円を、至急下記にお願い申し上げます。ご確認後、国税に手配させて頂きます〉


100万円振り込みの指示書

 この指示通り、X氏は7月10日に南村氏が代表を務める税理士法人の口座に100万円を入金。しかし約2カ月が経っても進展がなかったため、X氏はY氏らと共に議員会館を訪れ、片山氏に直談判したのだ。

 磯脇氏は、こう証言する。

「X氏やY氏が議員会館に来た日のことは、私もその場にいたので覚えています。事情を聞いた片山氏が『南村に直ぐ連絡して! (こっちに100万円を)振り込ませなさい』と怒り始めたため、私が南村氏に連絡したのですが、あいにく繋がりませんでした。私は彼女の口から100万円という数字を聞いて『随分高いな』と思ったことを覚えています」

 だが片山氏は、この議員会館での面談の事実を完全否定している。今回、磯脇氏が証言したことで、面談に参加した片山氏、磯脇氏、X氏、Y氏ら5人の中で、面談の事実を否定しているのは片山氏だけとなった。


関東信越国税局への電話記録

 さらに、この席で片山氏は、国税関係者に電話をかけているが、訴状では〈国税関係者に電話連絡したこともない〉と否定。だが、今回「週刊文春」編集部が国税庁に情報公開請求を行ったところ、A4・9枚の資料が公開された。ほとんどが黒塗りだったが、2015年9月3日付で片山氏が関東信越国税局の総務課長に電話をしていた記録が残されていた。

 片山事務所に取材を申し込んだところ、代理人の弘中惇一郎弁護士が、「記者会見や国会における答弁等でお答えしたものと認識しております」と回答した。

 3月20日(水)発売の「週刊文春」では、磯脇氏の独占インタビューを4ページにわたって掲載。「週刊文春」が報じた磯脇氏自身の口利き疑惑や片山事務所の内情などを赤裸々に語っている。






























http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/684.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 小沢一郎 &玉木雄一郎 「いつでも政権交代は可能だ」  BS11 (1/3) ( 銅のはしご)
小沢一郎 &玉木雄一郎 「いつでも政権交代は可能だ」  BS11 (1/3)
https://4472752.at.webry.info/201903/article_6.html
2019/03/19 17:31 銅のはしご


小沢 一郎 自由党代表
✑ 国民皆が,日本は3度目の政権交代が必要な状況だと思ってるんじゃないですか

✑ ほとんどの人が,本当にやっぱりこのまんまじゃいけない,自分たちの生活の問題も,日本の将来の問題についても,今の安倍政権に任せてはいけないと感じていると思います

✑ 野党が一つの力で結集すれば,いつでも政権交代は可能です

玉木雄一郎 国民民主党代表
✏ 一昨年前の衆議院選挙でも場合によっては政権交代の可能性はあったと思いますし,小選挙区制度を採ってる以上,いつでも,政権交代は可能だと思ってます

✏ 全国まわってますと,「安倍政権,何とかしてくれ」 同時に 「バラバラの野党は,まとまってくれ」 と,この2つのことを必ず言われます


BS11 報道ライブ インサイドOUT
2019年3月13日(水)

「安倍一強への挑戦 野党共闘への道を問う」

小沢一郎 自由党代表
玉木雄一郎 国民民主党代表


司会進行
岩田 公雄
川口 満里奈

動画→https://vod.bs11.jp/video/insideout/20190313/
44:45

玉木 雄一郎
 官僚時代 数々の行政改革に携わる
 趣味カラオケ 十八番は「あずさ2号」

小沢 一郎 代表
 細川政権と民主党政権で政権交代を2度実現
 好きな言葉 「百術は一誠に如かず」

安倍一強に挑む秘策を問う
厚生労働省による統計不正問題や,沖縄辺野古への基地「移設」,さらには消費税10%への引き上げなど,さまざまな火種がくすぶる安倍政権。

そんな中,今年行われる統一地方選挙と参議院選挙は12年に一度重なるいわゆる亥年選挙。

前回の2007年 第一次安倍政権下で行われた亥年選挙の参院選で,自民党が大敗。その2年後に民主党へ政権を明け渡す要因となったのです。

先月の(自民党)党大会で安倍総理はこう振り返りました。「我が党の敗北によって政治は安定を失い,そしてあの悪夢のような民主党政権が誕生しました」

政権復帰から6年以上もの間,安倍一強体制が続く中,野党が力を結集し,巻き返すことはできるのでしょうか。

今夜は,そのキー・パーソンともいえる自由党・小沢代表と国民民主党・玉木代表が生出演。

東日本大震災から8年。福島第一原発へそろって視察に訪れるなど,連携を深める2人に,ズバリ安倍政権に挑む野党共闘への道を問います。

岩田
今晩は,岩田公雄です。

川口
川口満里奈です。

岩田
統一地方選挙と参議院選挙をひかえる中,安倍一強体制に待ったをかけられるのか。今まさに合流に向けて最終調整を進めているお二人にじっくりと今夜はお話を伺いたいと思います。

川口
ではゲストをご紹介します。まず国民民主党代表,衆議院議員の玉木雄一郎さんです。どうぞよろしくお願いいたします。

玉木代表
よろしくお願いします。<礼>

川口
そしてもうひとかたです。自由党代表,衆議院議員の小沢一郎さんです。よろしくお願いいたします。

小沢代表
よろしくお願いいたします。<礼>

岩田
昨日ですね,自民党の二階幹事長は,「安倍首相の自民党総裁4選の可能性もあり得る」というふうに語ったわけですが,この発言も含め,まず玉木さんに,ズバリ伺いたいと思うんですが。非常に安倍一強体制というのが,これで第二次安倍政権から6年半ぐらいということになってるわけですけども,まあ強まっていると言うかそういうような感じもするわけですけども,これでいってこの「替える」ことは可能だというふうにお考えですか。

玉木代表
私はいつでも可能だと思ってます。

一昨年前の衆議院選挙もいろんなことありましたけれども,場合によってはあのときもですね,政権交代の可能性はあったと思いますし,小選挙区制度を採ってる以上ですね,いつでも,政権交代の可能性はあると思ってます。

今,全国まわってますと,2つのことを言われるんですね。

1つは,「安倍政権,何とかしてくれ」って声は,日に日に高まってます。で,同時に「バラバラの野党は,まとまってくれ」と。

この2つのことを,必ず言われますね。

同じことをこれ両方から,コインの裏表で言われてると思ってますから,いかに我々はきちんと結集をしてですね,自民党に替わるもう1つの選択肢として,国民の皆さんに信頼されるまとまりになれるかということが,やはりポイントだと思います。

岩田
そうですね,その「かたまり」というものが本当に作れるんだろうかというですね,そのあたりは非常に国民も注目していると思うんですが。

小沢さんちょっと伺いますが,この二階さんのですね。まだ二期目の半年前のときですよね。すでに「4期目もあり得る」と。「余人をもって代え難し」みたいなことまでお話をされていましたけども,こうした発言について,小沢さんはどのように受け止めてますか。

小沢代表
まあ,自民党内のことですからねえ。

岩田
はい,はい。

小沢代表
まあ,幹事長がそういうことを言うことも,どうかと思うけど,あり得るでしょうねえ。党内のことですから,我々がとやかく言う話じゃありませんが,我々としてはそういうわけには,いかないと。まあ,こういうことですね。
  
岩田
そんなような思いのとおりにはいかないと。そういうふうにさせられるってのは後ほど伺いますけど,小沢さん自身はそういう方向にもっていけると,現段階でお考えですか。

小沢代表
今,玉木代表が仰ったようにね,選挙制度が小選挙区制という政権交代の可能性の非常に強い,やり易い,選挙制度になってます。

ですから2009年のときと,その次のそれ以降のね,自民党の議席数を見ると分かるとおり。2009年のときは自民党が300(議席)近かったですよね。野党は120(議席)そこそこでした。それが選挙で,逆に自民党が120そこそこになって民主党が300を越したんですから。その後は今度はまた逆になって,ということなんで。とくに野党がその後は,いくつかの党に分かれたもんですから。得票数としては自民党は全然増えてないんですね。

岩田
ええ,はい。

小沢代表
しかし野党の受け皿としての機能が若干,国民から見るとこれじゃあ政権交代難しいじゃないかという,多分思いがあるんでしょう。各党にこう票が分散してしまって,選挙制度と相俟って現状になってるちゅうことで。

これは,いつでもですね,一つの力で結集すれば,いつでも政権交代は可能だと。そう思います。

岩田
はい。いつでも政権交代可能だと。これからまったくキー・パーソンお二人に今日,座っていただいてますから伺いたいと思うんですが。

川口
はいそうですね。

岩田
このお二人がどういう遍歴でって言うか...

川口
どのようなご関係にあるのか簡単にまとめたものがこちらです。

小沢一郎 (76)衆院当選17回
1993年  6月 自民党 離党
         新生党結成 代表幹事就任
1994年 12月 新進党 結成 党首・幹事長
1998年  1月 自由党 結成 党首就任
2003年  3月 民主党に合流
2009年  8月 民主党政権 誕生
       9月 幹事長 就任
2012年  7月 民主党 離党
 国民の生活が第一,生活の党などを経て
2016年 10月 自由党 発足
2019年  3月 合流に向けて連携

玉木雄一郎 (49)衆院当選4回
1993年  4月 大蔵省 入省
その後 外務省,金融庁などへ出向
2002年 7月 第1次小泉内閣 内閣府特命担当大臣秘書専門官
2009年 8月 民主党から立候補 初当選
2015年 9月 民進党幹事長代理 就任
2017年 11月 希望の党 代表 就任
2018年 9月 国民民主党 代表 就任
2019年 3月 合流に向けて連携


岩田
玉木さんが初当選をされた衆議院選挙というのは,小沢さんは代表代行。そして民主党政権では幹事長を務めたということなんですが,新人議員の玉木さんから見ると,その当時ですよ,小沢さんてのは,どんな存在でした?

玉木代表
いやあ,もう,雲の上の人でしたね。

<岩田氏,川口氏,小沢代表・笑>

「選挙の人」だという印象です。

私は,いろんな小沢代表に対する評価があるとは思いますけれども,選挙ということに対しての取り組み,姿勢,あるいはその真剣さというのは,実は私はいちばん共感してまして,やっぱり選挙をしっかりやりきるということがないと。単に政策やりたいんだったら役人のままでいいわけですから。

岩田
ええ,ええ。

玉木代表
やっぱり,政治家,政治をやる,ということであればですね,選挙に対して貪欲に,そして政権,権力に対しても貪欲に取り組む姿勢っていうのは,非常に遠いところからですけれども,見ていて,学ぶところが多いなと,ずっと思ってました。

岩田
ふうむ。やっぱり選挙というのは当然ね○○○○あるんですけれども。

小沢さんから見た当時の玉木さんていうのは,非常に若い初当選の頃ということになるんですが,どんな存在に見えてたんですか?

小沢代表
はい。大勢の新人の人がね,その当時当選しましたけど,何てったってその経歴から言っても,また,香川県の出身ですけども。僕は大平(正芳)先生にも大変お世話になったもんで,その関係の人でもあるし,非常に私としては期待してました。

岩田
これはある程度,将来そういった存在になると思ってましたか?

小沢代表
はい。そう思ってました。

岩田
さて,じゃあ,今ですけども,こういう代表になってですね,これからいろいろ「かたまり」についての話になりますけども,それから随分経ったわけですけれども,今の玉木さんを見ては,どのように見てますか?

小沢代表
今の野党が結集すること,力を合わせることが大事で,自民党に替わる受け皿としての,国民からそう見られるような実体を作ることが大事なんですが。

いちばん簡単なのは,第1党の枝野さんが皆に声かけて一緒にやろうやって言えば,それで簡単に済んじゃうんですけれども。なかなかそういうお考えにまだ至らないようで,それでまあ第2党の玉木代表が皆さんに声かけて,今さっきもお話のように受け皿をきちんと作ろうということを,私どもにも声かけていただいて,今後さらに玉木代表にそういう役割をしてもらいながら,最終的に野党が結集できるようにというふうに思ってます。

岩田
立憲民主党との関係ってのも,これから伺いますけどね。

川口
はい。後ほど伺いますけれども。今回お二人が野党共闘に向けて共に歩まれているということで,今月1日国民民主党と自由党のあいだで合流に向けての話合いが行われました。

そして,「原発,安全保障,消費税」この3つについて政策合意がなされました。

国民民主党と自由党の政策合意
 原 発 安全保障 消費税


岩田
さて今,野党第2党という形のなかでの存在で,これから自由党との合流ということに向かっているのか。そこは非常に注目されているんです。

玉木さん,今のその合流話から言うと,どの程度の段階になってるんですか?

玉木代表
はい,統一会派ということでですね,まず国会のなかでの協力関係ということをこの通常国会から結んで歩んできておりますけれども,さらに連携を強化していこうということで党内の議論を今進めているところです。

正直申しあげて,いろんなことがありましたんで,いろんな思いをお持ちの方がいらっしゃるので。ただ,やっぱり大きくまとめていかなければいけないってところは,皆,私は共通してると思うんですが,そういったところをやはり,丁寧に説明も納得も得ながらですね,さらなる連携強化に向けて前に進めていると。

今日だいたいですね,党内の衆参の議員の意見聴取はすべて終わりましたので今週末にでも,今度は地方議員の声も聞いてですね,それで党内の意見の集約を図っていきたいと思っております。

岩田
まあ党内地方議員ということなんですが,それだけ手続き的には党内を慎重にやらなきゃいけないという状況にあるってことでしょうかね。

玉木代表
そうですね。いつもこれ小沢代表から叱られるんですけど。うちは何やるにしても時間がかかってしょうがないということなんですが。ただまあ,しっかりまとめていかなければいけないので,そこは丁寧にね,やらしていただいてるんです。小沢代表には少しご迷惑かけてますけれども,ぜひね,納得をいただいて,より良い形で,より大きな「かたまり」に,ぜひしていきたいなと思ってます。

岩田
小沢さん,3つの政策ということがここに書かれているわけですけども,このなかで言うと,ある程度国民民主党の政策にですね,多少自分たちの主張というのをですね,譲ったと言うか,一歩下げたという形になったんですか? この政策に対してのことで言うと。

小沢代表
いや。下げたということではありません。たとえば今この掲げてある3つの問題でも,我々は端的に文章を短くスパッと言いますけれども,(国民)民主党の基本政策は丁寧にいろいろ書いてあるっちゅう,その違いがあるんです。

岩田
ええ。

小沢代表
ただ結論は同じ,と。結果としては。まあ我々としてはもっと国民に分かり易く,スカッと短く,書いてもらいたいとは思いますけれども,しかし結果が同じならば,それはそれでいいじゃないかということで。我々が譲歩して我々の主張を譲ったとか取り下げたということではありません。

岩田
あとですね,玉木さん,此間 野田前首相と会談をしたとか,これからも岡田克也さんともということなんですが,やっぱり非常に周辺部から裾野の辺りから少しずつということなんですか?

最終的には立憲民主党ということも視野に入ってくるんですか?

玉木代表
もともと同じ党でね,やっておられた先輩方なので。まあ多分いろんなことがあったと思うんですけども。

私の思いはですね,今の野党がなぜ信頼されてないかと言うと,結局何やるにしても政策以前で,またバラバラになってしまうんじゃないかとか,すぐ喧嘩する人たちじゃないかとか思われてるので。やっぱり何て言うんですかね,いろんなことがあったけれども,それを乗り越えて,やはりもう一度,大きな大義のために,国民のために再結集できるんだという,そのストーリーをね,物語を,もう一度国民に見ていただかない限り,我々がもう一度信頼できる集団にならないんではないかと思っているので。

当時1年生だった私が何かするってのは非常に...その...おこがましいところはあるんですけど。ただ,我々が,私がやらないと,まとまっていかないのであれば,そこはあっちに行ってこっちに行って,少しずつですね,やっぱりまとまって,もう1つ自民党に替わる選択肢作りたいという思いのなかで,いろんなところに行ってお願いをしたり働きかけをしたりしてるってことです。

岩田
次のコーナーにいく前にちょっと小沢さんに伺いたいんですが,今の6年半続いてきている安倍一強体制というなかで言うと,やっぱりこれは政権交代,3度目も含めて,それをやらなければいけないっていう状況に,今,日本はあるというふうに,小沢さん自身はお考えですか?

小沢代表
それは日本国民,皆が思ってるんじゃないですか。

やっぱり今の安倍政権を,世論調査すれば,野党がその受け皿的なものも見えないし,どうせ政権替わらないという思いのなかで,あの自民党・安倍政権ということを答える人が多いわけですね。

だけど本当に,頭んなか,腹んなかでは,やっぱりこのまんまじゃいけないと。自分たちの生活の問題も,それから日本の将来の問題についても,今の安倍政権に任せてはいけないという思いが,私はほとんどの人が感じていると思います。 

< 続く >



小沢一郎「今年増税するちゅうのは,国民生活を無視した,とんでもないやり方」 BS11 (2/3)
https://4472752.at.webry.info/201903/article_7.html
2019/03/20 14:49 
銅のはしご


小沢 一郎 自由党代表
✑ 今年増税するちゅうのは,まったく国民生活を無視した,とんでもないやり方だと思います

✑ 税制としての消費税に反対ではないですが,個人の所得が減って消費が伸びない,財布のひも固くなる一方という経済状況で消費税の増税はするべきではない

✑ 軽減税率と呼ばれる二重税率を,僕は反対です。困った人に対しては歳出で見るべきです

✑ 政治は,玉木代表も仰るとおり国民の暮らしをしっかりと守っていくのが役割なんです

✑ とくに安倍政権では,競争第一主義の考え方,運営の仕方で,徹底して政治を行い,セイフティ・ネットと呼ばれる社会保障にしろ,あるいは戸別所得補償にしろ,いろんな問題について規制撤廃の名の下にどんどん壊していって,非正規もまだどんどん増やそうとしているわけです

✑ 今日(こんにち)あらゆるところで格差が広がって日本が格差社会になっちゃってるのは,小泉内閣以来ですが,政治の考え方,やり方の間違いだと思います。ですからこれを直さないといけない。これをまったく逆にしないといけない

✑ 財源論で縛られちゃいますと結局は何もできないで,今までの惰性のなかでやる以外ないことになりかねない。債務の状況,財政の状況は大変ですけれども,本当に国民の暮らしを良くして,きちんとした将来見通しの立つような社会保障の仕組みも作るためには,当初,国債でやっても仕方ないと。いずれきちんとした経済状況になったら,そのときに国民にまた負担をお願いすればいい


玉木 雄一郎 国民民主党代表
✏ 私は単に政権交代したいから政権交代したいって言ってるんじゃなくて,経済政策を根本から変えないと,日本人はいくら働いても豊かになりません

✏ 家計を犠牲にしながら企業業績を上げるということに非常に重点を置いてきた経済政策を,家計重視の,家計第一の経済政策に今こそ変えていかないとダメです

✏ 今回の消費税,いちばんダメなのは,所得の格差を広げる税制になってるからです。絶対,やめたほうがいい

✏ 軽減税率 言ったってね,お金持ってる人ほど食料品もいっぱい買う。同じお肉でも輸入品の牛でなく神戸牛買う。2%の減税分は,所得の高い人ほど,いっぱいメリット受けるんです

✏ しかも増税分の税収を,保育料の無償化にしようとしてますけど,所得の高い人が,どんどん無償化になっていく。たとえば年収1500万円以上の方は,年間7万円ぐらいの負担をすれば66万円ぐらいのメリットを受けられる

✏ こんなのは,どう考えても,税の公平な配分,公平,簡素,中立という税の原則から,まったく外れてます


国民生活を圧迫する 食品値上げ・消費税増税
家計はどうなる?

内閣府は先週,1月の景気動向指数を発表。
それによると国内の景気が後退局面に入った可能性が出てきました。
そんななか相次ぐ食品の値上げ。
今月からアイスクリームや冷凍食品などが,そして4月以降も,ペットボトル飲料,乳製品,カップ麺などが値上げされます。
消費者への負担が増えるにもかかわらず,安倍内閣は 10月から 予定通り消費税を10%に引き上げるのでしょうか?
国民生活の行方を,小沢代表と玉木代表に聞きます。


岩田
食品の値上げや,10月からの消費税増税など,国民生活に不安が立ち込めております。

川口
そんななか先週水曜日(3月6日)金融会社が30歳から49歳までの男女1000人に行った調査結果を発表しました。

どれくらいの貯蓄ができているか聞いたところ,貯蓄額0円と答えた人が,前年比6%増の23・1%。

50万円以下と答えた人24・6%。

貯蓄額100万円以下までの人は,合わせて60・5%も上るという結果になりました。

30歳〜49歳の男女1000人に聞いた貯蓄額
     0万円   23・1%
 1〜 50万円以下 24・6%
50〜100万円以下 12・8%

100〜200万円以下 7・7%
200〜300万円以下 4・9%
300〜400万円以下 1・8%
400〜500万円以下 7・3%
500〜1000万円以下 8・0%
1000万円超     9・8%


岩田
同世代の玉木さんとしてはですね,今もう日本てのは,なかなか低成長,停滞気味であるっていうなかで言うと,こういった収入面も含めて貯蓄の話ですけども,何となくそういった閉塞感みたいなものを感じる部分があると思うんですけど,この辺はどう受け止めてますか。

玉木代表
フトコロが豊かになってないからですね。間もなく平成終わりますけれども,たとえば平成7年と平成27年の20年間を比べてもですね,世帯の所得の中央値。

これ,平均値って言うと,1人がすごく儲ければ平均って上がるんですけど。

99人並べて真ん中のほんとに50番目にいる人(中央値),実はこの数字ってのは,20年間で122万円も下がってるんですよ。

岩田
ああ,はい。

玉木代表
共働きが今増えてますよね。にもかかわらず,世帯全体の所得が,20年間で120万円以上落ちているという現状と,若い世代のね,貯蓄はないということで。ゼロの人が23%ぐらい。50万円以下に限って見ても半数ぐらいが貯金50万円以下ですよ。ほとんどないわけですね。

加えて,今1人暮らし。これ高齢者が多いんですが。1人暮らし世帯の半数は,貯金ゼロですから。

岩田
ふうむ。

玉木代表
だから,「戦後最長の景気回復」とか,「企業の業績は最高」と言ってもですね,じゃあ何でこんなに国民生活,苦しくなるんですか。

経済政策が間違ってるからですよ。

私はもうここはね,単に政権交代したいから政権交代したいって言ってるんじゃなくて,経済政策を根本から変えないと,日本人はいくら働いても豊かになりません。

岩田
ええ,ええ。

玉木代表
だから,ある種,家計を犠牲にしながら企業業績を上げるということにね,非常に重点を置いてきた経済政策を,家計重視の,家計第一の経済政策に,今こそ変えていかないとダメですね。

岩田
これから具体的に,いろいろ選挙のなかでも訴えていかなければいけないことだと思うんですが。小沢さんは,たとえば安倍政権から言うと「戦後最長の景気の拡大」と言うか,ずっと成長はまだ続いていると言われていて。それから安倍政権を支えてきているものってのは,やっぱり経済ってのがあると思うんですね,これ。株価も含めて。円安・株高の状況っていうのは結構,民主党政権から自民党に戻ったあと続いてきた,ということなんですが,どうも地方ってのは,それが恩恵をこうむってないとか。サラリーマンの給与なんかも,そうですけど,企業の内部留保があるとか,いろいろ言われてますけども,この状況については,小沢さんはどのようにお考えですか。

小沢代表
まだ,全体から言えば皆食べてますから,それほど深刻な,大きな声にならないと思いますが,実態は格差がどんどん広がってんですね。

都会でも,収入の多い人と少ない人の格差。雇用でも,正規雇用と非正規雇用。それから都市と農村の格差。

あらゆるところで格差が広がって,格差社会に,日本なっちゃってる。

それはね結局,政治を運営する,小泉内閣以来ですが,安倍内閣,考え方の間違いなんですよ。

岩田
ええ。

小沢代表
要するに,政治は,今 玉木代表も仰るとおり,国民の暮らしをね,しっかりと守っていくというのが役割のはずなんですけれども。

安倍政権ではとくに,とにかく競争やればいいんだ,と。競争して勝った者が生き残ればいいんだ,という考え方で,徹底して政治を行い,それから,セイフティ・ネットと呼ばれるようないろんな社会保障にしろ,あるいは戸別所得補償にしろ,いろんな問題について,規制撤廃の名の下に,どんどん壊していってるんですね。非正規もどんどん増やそうと,まだしているわけです。

ですから,こういう今日(こんにち)の格差,金持ちと,大多数のそうでない人,それが開いたのは,その政治の考え方,やり方の間違いだと思います。

ですからこれを直さないと。

いわゆる新自由主義という言葉ありますけれども,競争第一主義のこの政治の考え方,やり方,運営の仕方,これをまったく逆にしないといけないと,そう思います。

岩田
これ,野党は「かたまり」を作った場合と言うか,政権交代に繋がっていく方向に向かうとですね,今言ってるように,玉木代表と小沢代表も含めてのなかで言うと,こういったものの政策っていうものを含めて経済政策。こういう方向で行こうというふうにはまとまっていけると,小沢さん,お思いですか。

小沢代表
思いますよ。

野党,基本的に,今の安倍さんの新自由主義的考え方とは逆ですから。

岩田
ええ。

小沢代表
やはり皆に富を分け与えようと,公平に。できるだけ公平に分配しようと。富の再分配について,皆きちっとやっていこうという考え方だし。

経済良くするには,個人消費が6割ですから,日本でも。アメリカでは7割ですよ。

個人の所得が増える,あるいは個人の生活が将来にわたって見とおして安定できる,というふうにならなきゃ,消費が増えるわけないんですよ。そうすっと景気良くなるわけがない。

ですから今でもですね,いろんな統計の誤魔化し<苦笑しつつ>の数字が いろいろありますけれども,結局は収入も減ってるし,消費も全然増えない,という実態は,それを表してんだと思います。

岩田
そういうなかで10月からの消費税,まだはっきり言っては,いろんな説が出てますけど。

川口
はい(増税が)予定されています。今回の改正では新たな制度が導入をされるんですね。

消費税率 10%に増税
軽減税率 8%の 導入

 ・ 食料品(生鮮食品,加工食品。ファストフード店などでのテイクアウトや宅配での食べ物,飲み物を含む)
  ✖ 酒類・外食などは10%
 ・ 定期購読の新聞(週2回以上 発行)など
キャッシュレス決済
 ・ 最大5%ポイント還元(店舗の規模などにより異なる)


岩田
これは国民民主党も自由党も,消費増税には反対という立場だと思うんですが,仮に10月から実施した場合というものについては,玉木さんはどんなふうに見てますか。

玉木代表
もう,無茶苦茶ですよ! これ!

ちゃんとね,もう1回改めて見て,腹立ってきたんだけど。<苦笑>

飲食類は,低所得者のためだとかね,言ってるけど,何で新聞が8%になるんですか! しかも,家に届く新聞は8%なんだけど,駅で買ったら10%とかね。電子版で読んでも10%。

で,「生活必需品であまねく読まれているから」って言うんだけど,アラビア語の新聞でもね,家に届くやつは10%なんですよ。

理由も無茶苦茶。

生活必需品と言うのであれば,たとえば水道代とかね,電気代とか,ほんとに生きるために必要な物が10%なんですよ。

だけども,まったく税の哲学も理念も無い。

で,このキャッシュレス決済だって,お年寄りカード持ってないしね。たとえば高級絵画,1億円のものをカードで買ったら,5%,500万円戻ってくるんですよ。そんなことを認めて!

ひと言で言って,今回の消費税,いちばんダメなのは,所得の格差を広げる税制になってるからです。

絶対,これ,やめたほうがいい。

軽減税率で言ったってね,何かこう食べ物を安くしますって言うけど,お金持ってる人ほど食料品もいっぱい買うわけですよ。同じお肉でも輸入牛肉でなくて神戸牛買うから。

2%の減税分は,所得の高い人ほど,いっぱいメリット受けるんですよ。

岩田
はい。

玉木代表
しかも上げた分の税収を,今度,保育料の無償化にしようとしてますけど,所得の低い人はすでに無償化になってますから,そうすると今,所得の高くて結構たくさん払ってる人が,どんどん無償化になっていくので。

たとえば年収1500万円以上の方はですね,年間7万円ぐらいの負担をすれば66万円ぐらいのメリットを受けるわけですよ,この保育の無償化の。

こんなのはね,どう考えても,税の公平な配分とかね,まあ,公平とか簡素とか中立とか,税の原則から,まったく外れてますから。

ですから,もう絶対やめたほうがいい。

岩田
そうですか。出身が官僚だけにしつこく言ってますけど。

川口
ねえ。

岩田
小沢さん,あのう,2012年民主党・野田政権時代に,この消費増税10%に引き上げが提案されて,そのときに反対されてですね,民主党離党ということになったわけですけど,消費税...

小沢代表
離党って,除名されたんですけどね。

岩田
はい,はい,はい。

小沢代表
はははは <笑>

岩田
消費税についてどんなお考えですか。

小沢代表
私は,消費税そのものについて税制として反対ではありません。最初の消費税3%,竹下内閣のとき,私が事実上裏方でやったんですから。

あのときは経済状態が,今よりもまあまあ良かった。ですから,それからほどマイナスの影響は少なかったんですね。

ですけど今日(こんにち)は,今さっきから言ってるように,個人の所得が減って消費が伸びない。財布のひも固くなる一方という経済状況のなかで,私は消費税の増税はするべきではないと。

もちろん制度として二重税率。この軽減税率と呼ばれる二重税率を,僕は反対です。それは,歳出で見るべきです,困った人に対しては。

だからそういう意味でとにかく今,今年,増税するちゅうのは,まったく国民生活を無視した,とんでもないやり方だと思います。

岩田
そのなかで,どうしても伺いたいんですけどね,ずっとこれ議論になってるんですけど,財政規律であるとか財政再建ということで言うと,皆,借金が1000兆円とかいろいろ言われているなかで,小沢さん,これに対しての対応を考えなきゃいけない。そうしたら消費税ってのは,ある程度上げざるを得ないという議論が続いてきたわけですけども。これについては,じゃあ財源をどのように社会保障も含めて確保していかなきゃいけないというところは,どう考えたらいいんでしょう。

小沢代表
民主党政権できたときもね,「財源どうすんだ,どうすんだ」つって皆から言われてね,民主党政権の政治家そのものがね,「困った,困った」なっちゃったんですけれども,その後安倍政権になって,どれだけお札印刷してますか? もう無茶苦茶やってるんですよ。ですからそれが良いとは僕は決して思わないけれども。

しかし,こういう状況のなかでは,僕は,社会保障,年金にしろ 医療にしろ,我々は最低保障年金つうのを,あのときも主張いたしました。医療についても改革を主張しました。
いろんなセイフティ・ネット,これはきちっと作るべきだと。国民の暮らしを守るための。

それに対する歳出は,当初いわゆる歳入が少なければ,それは僕は国債でやっても仕方がないと,そう思います。

ただ2009年のあのときには,まずは「改革」をして,そして余分なお金をなくして,そのうえで尚かつ足りないときは,次の選挙で国民に問うということで政権をもらったんです。

岩田
ええ。

小沢代表
それを,全然「改革」もしないでやるっちゅうのはおかしいというのは私の主張でした。まあ,いずれにしても,財源論で縛られちゃいますと,結局は何もできないで,今までの惰性のなかでやる以外ないということにもなりかねないんで。

私は,かなりもう債務の状況,財政の状況は大変ですけれども,やはり本当に国民の暮らしを良くして,きちんとした将来見通しの立つような社会保障の仕組みも作って。

私はそのためには当初,国債でやっても仕方ないと。いずれきちんとした経済状況になったら,そのときに国民にまた負担をお願いすればいい。そう思います。

岩田
玉木さんにも伺いたいんですけど,この財政再建ね,これはどうするんだというところは?

玉木代表
私,財務省出身ですけど,財政再建を目的にしちゃあダメだと思いますね。

やっぱり国民生活の安定。とくに消費を安心してできるような環境を作ることが,政治の仕事で。それができれば消費が回ってきますし,自然と税収も増えてきます。で,財政再建も進んでいきますね。

ただ,1つ申しあげれば,今内部留保がすごく,400兆円以上貯まってるので,どんどんどんどん内部留保を貯めるためならね,法人税減税をやり過ぎだと思いますよ。

だから今,自社買いやってるんですよ。自社株買いして,それで株価を上げてっていうことに使うばっかりじゃなくて,やっぱり労働分配もっと増やすとかね,そういうところに使うんならいいんですけど,単に内部留保がどんどん積み上がっていくんであればね,法人税はもう少し元に戻すべきではないかなと。そういうところも含めた税制改正をきちんとやっていくと。

で,公平,中立,簡素な税体系にしていくというなかで,財政再建を実現していくということが大事ですね。

あと,やっぱりね,この安倍政権になってから,財政がブヨブヨに膨れてるので。やっぱりね,削れるところはありますしね。

訳の分からない,中小企業向けの補助金なんか,もうやめたほうがいいですよ。あれやめたほうがもっとね,本業のビジネスでどうするかをもっと考えるようになるので。

今皆ね,補正予算でどんな補助金ができるかなあってことをね,そんなことを考える時間があったら,次のビジネス考えたほうがいいですよ。

< 続く >



小沢 一郎 「万年野党という形では国民に対する裏切りです」 BS11(3/3)
https://4472752.at.webry.info/201903/article_8.html
2019/03/20 16:03 
銅のはしご


小沢 一郎 自由党代表
✑ 選挙のときしか国民は主権を行使することはできないんですよ。選挙終わっちゃったら,安倍さん勝手なことをするでしょ。だけど,それを止める手立てはない

✑ こんなことを続けていると,いずれそのツケはね,国民に回ってくる。何も大企業や,お金持ちに回ってくるわけじゃないんですよ。大多数の一般の人たちが,そのツケを払わなきゃならない

✑ 政党も政治家もね,万年野党ならば,国民にとっては要らないですよ,そんな野党は。政権を獲って自分たちのためにやってくれると思うから投票するんで

✑ 野党は結集して,皆で力を合わして政権を獲ろうという気持ちをお互いに強く持つことが大事だと思います

✑ 国民皆さんが,自分たちの将来の生活,そして国の将来のことを真剣に考えてきちんと投票所に足を運んで投票してもらうちゅうことが,民主主義の基本ですよ。それしかないです


玉木 雄一郎 国民民主党代表
✏ 我々は衆議院選挙も視野に入れながら準備をして,野党が結集して安倍政権に対抗していく陣容を整えないといけない。残された時間はそんなにない

✏ 現実のこの制度のなかで,我々が実現しようとする国民のための政治をやるためには,政権を獲らなければいけない

✏ 野党は10個のうち9つまで一致するが最後の1つが違うからと分かれていると,いつまで経っても政権獲れないわけですね。自分の思いを純粋に貫くことは極めて大事なんですが,何が違うかではなくて,何が同じかってことを,お互いに探し合って,譲り合って,一致していかない限り,国民のための政治ができないと思っています


「間近に迫った国政選挙。安倍一強体制にどう立ち向かうか」

岩田
今年は12年に一度、統一地方選挙と参議院選挙が重なる大事な年となっているわけなんですが,野党が結集して安倍一強体制を替えることはできるのでしょうか。

川口
はい。

岩田
今ちょっと話題になってるのが,大阪での府知事選と市長選のダブル選挙。最近になって共産党が府知事選で自民党の推薦候補への支援も検討しているなんていうようなのも流れてきているんですけども。野党の足並みってのは,どうするんだろうということなんですけど。

川口
そうなんですよね。今日はお二人が生出演をされるということで,視聴者の方からこういったメッセージが届いています。「安倍政権に不満があるが,野党の結集がはっきりと見えてこない。実感できない」という内容でした。

岩田
小沢さん,これ先ほどもお話したんですけどもね,やっぱり何となくですね,私なんか大学で教えてても学生が6年半ぐらいずうっと中高ぐらいから安倍政権ってのを見ているわけですね。で,何となく,今でそんなに経済も悪くないんだし,これでかえって一時期6年ぐらいに6人替わった時代もあったわけですけども,やっぱり進められない,決められない政治から言うと,ある種,安定政権っての,これ致し方ないって言うか,まあ現状を肯定するというような意見もあるわけですけれども,その点についてはどう思いますか。

小沢代表
まあね多分あのう,それは野党がバラバラで1つにまとまっていない,受け皿ができていないちゅうところにあると思うんですけれども,原因は。

しかし今お話のように,まだ何となく食べてますから。その自分たちの将来の見通し,将来不安,いろんなのを持っていながらね,それでもまあまあ生活しているちゅう状況ですけども。

私は,こんなことを続けているとね,いずれそのツケはね,国民に回ってくる。何もね,大企業やね,お金持ちに回ってくるわけじゃないんですよ。大多数の一般の人たちが,そのツケを払わなきゃならない。ということに私はなると思うんでね,少し真剣に国民皆さんもね,考えないと。その場その場でね,いい加減な話で。

ま,選挙の話になりますが,民主主義の根本は,選挙ですから。それで選挙のときしか,国民は主権を行使することはできないんですよ。

選挙終わっちゃったら,安倍さん勝手なことをするでしょ。だけど,それを止める手立てはないわけで。

選挙のときにね,国民皆さんが真剣にね,自分たちの将来の生活,そして国の将来のことをね,考えてね,きちんと投票所に足を運んで投票してもらうちゅうことが,もう民主主義の基本ですよ。それしかないです。

岩田
今小沢さん仰っていたわけですが,その形で言うと,野党の統一に向けてってのが,やっぱり必要。7月の参議院選挙の直前ぐらいからということなんですか,これ? もし,「かたまり」を作るって方向にいくとしたら。

玉木代表
<厳しい表情で>直前だと間に合わないんじゃないかなと思ってますんで。かつ,我々はやはり,常在戦場と言われる衆議院選挙,これもやはり視野に入れながら準備をしていかないと。まず,候補者も立てられていないような選挙区はたくさんあるわけですから。それに向けてもですね,野党が結集して,候補者を発掘し,立てていくということをしないと,不戦敗になっちゃいますね。

だから,もう残された時間はそんなにないと思っていますので,やはり野党が結集してですね,この安倍政権に対抗していく陣容を整えないといけないなと思いますから,直前ではダメだと。

岩田
陣容を整えるってことで言うと,野党共闘に向けてですね,国民民主党と自由党との合流だけではなくて,ほかの政党たとえば立憲民主党との連携というのも非常に重用になってくると思うんですね。

川口
はい。先月この番組に立憲民主党の枝野幸男代表にもご出演いただきました。その際,国民民主党と自由党の合流についてこのように語っています。

VTR
枝野幸男 立憲民主党代表

それぞれの党がそれぞれのご判断でされていることにコメントする立場にありません。

できれば立憲民主党・単独政権作りたいですから。大きな「かたまり」になりたいです。

ただし政党と政党の合併をするつもりはまったくありません。

なぜならば,それが2009年(民主党)政権が短命に終わったことの1つの大きな原因だったと確信しているからです。

私もあのときの教訓を踏まえれば,党と党の合併は,絶対にしちゃいけないと思ってます。


岩田
さて,玉木さん,この枝野さんの発言についてはどのように思いますか。

玉木代表
うん,まあ私は,小選挙区制度を採ってる以上ね,できるだけ大きな「かたまり」にしていかなければいけないと思います。

枝野さんは,まあ連立政権的な発想で仰ってるのかもしれませんけども。

もともと,私からすれば,2009年初当選したときに,同じ一緒にやってた先輩方同士なのでね。もうちょっといろいろ折り合いつけたらいいかなと思ってるだけです。

やっぱり政治ってのは,妥協って言うか調整って言うかね。自民党,公明党,ひとつ立派だなと思うところが1つあるのは,すごく違ってても1個でも同じだったら,権力のために集まれるという高い能力をお持ちなんですよね。

で,野党は,10個あるうちの9つまで一致するんだけど,最後の1つが違うから,あれが違うこれが違うと分かれていると,現行制度では,これはいつまで経っても政権獲れないわけですね。

だから,自分の思いを純粋に貫くことは,これ極めて大事なんですが,ただ現実のこの制度のなかで,まさに我々が実現しようとする国民のための政治をやるためには,やっぱり政権獲らなければいけない。

そのためには,何が違うかではなくて,何が同じかってことを,お互いに探し合って,譲り合って,一致していかない限りですね,国民のための政治ができないと思っているので。

何とかね,過去いろんなことがあったのも含めて,一緒にならないかなと思って,あっち行ってこっち行って,いろいろ怒られながら<笑>走り回ってるっていうことです。

岩田
小沢さん,(玉木代表が)走り回ってるってことなんですけどね,どうしても野党第1党・立憲民主党との連携ということが,極めて重要な部分だと思うんですが。ここはなかなか,今の枝野さんの発言なんかでいったら,孤高を守ってると言うかですね,やっぱり過去の経験から言ってもそれをやっちゃいけないんだと思ってる部分があると思うんですが。その先の「かたまり」ってことにおいて,小沢さん,どのように見てますか。

小沢代表
過去の経験で,今お話あったけど,民由合併は私ども,したわけです。

それで政権獲れたでしょ。そのあと上手くいかなかったとか何とかちゅう議論ありますが。

要するに僕はその野党の結集を否定するっちゅうのは,それは,政権を獲って,自分たちの国民のための政策を実行するという,その志がね,ちょっとなさ過ぎんじゃないかと思うんですね。

岩田
ええ。

小沢代表
万年野党ならば,政党も政治家もね,国民にとっては要らないですよ,そんな野党は。

やっぱ,政権を獲って自分たちのためにやってくれると思うから,投票するんで。

だからそういう意味で,政権を,皆で力を合わして獲ろうという気持ちを強くお互いに持つということが大事だと思います。

岩田
今の段階で,枝野さん,しかし結構頑なじゃないかって,私も質問したんですけどもね。

これはなかなか変わる方向に行かないような気がするんですが。そうすると万年野党というような形で,これずっと定着しちゃうかもしれない。そこはどう?

小沢代表
それでは,国民に対する裏切りですから。万年野党という考え方は。

岩田
ええ。

小沢代表
だから多分,枝野さんも近いうちに考え方を変えてくれるだろうと思います。

岩田
変わってくれると思いますか。

小沢代表
思います。     

川口
間もなく新時代を迎えるにあたり,日本の政治はどう変わっていくべきか,お二人に伺ってまいります。あと1か月半で元号が替わって新たな時代が幕を開けようとしています。これからの日本の政治はそう進んでいけばいいのか,お二人には,これからの日本の政治には何が必要かをフリップに書いていただきました。まずは玉木さんに出していただきます。

玉木代表
政権交代をぜひ実現したいと思うんですが,それはあくまで手段なので,さっき申しあげましたが,「家計第一の経済政策」 に変えていかないと,国民生活は豊かにならないですね。

政治は,経世済民って言うか,国民の暮らしを良くすることが仕事ですからね。

ほんとね,確信を持って言えますけど,今のままの政策では,国民,ふつうの国民,いくら働いても豊かになりません。

だからやっぱり,経済政策を変える。そのためには政権交代を実現する。これをぜひやりたいと思います。

川口
はい。経済政策ということでした。お知らせを挟んで小沢さんにもお話を伺ってまいりたいと思います。

省略>今日のニュースとマーケット情報

岩田
小沢さんにも,これからの日本に何が必要かというフリップを書いていただきました。出していただけますか。

小沢代表
我々の政治の目標は,先ほど玉木代表の言ったように,国民の暮らしをしっかりと守っていく政策の実行です。

そのために今日的な我々としては,野党が 「結集」 すると。で,政権獲るということに力点を置いて書きました。

岩田
政権を獲るために「かたまり」の話を,今日ずうっと言ってますけども。先ほど枝野さんの立憲民主党のインタヴュも出ましたけれども,このあたりというものを何とか乗り越えていけるんでしょうか。これはすっごく国民が注目していると思うんですけど。小沢さん,どう思います?

小沢代表
いけると思います。それは玉木代表のこれからの頑張りと<玉木代表,川口氏・声を立てて笑う>,国民民主党がもっとしっかり強くなりゃあ良いんですよ。そうすりゃあ枝野さんだって無視できないです。

同じような勢力が2つ合わさったら,いい結果出ないんですから。だからそのためには,今,国民民主党が玉木代表の下で,もっともっと力強く,強くなればいいと。

岩田
玉木さん,もっともっと力強くって言われていますけれども。
<玉木代表・両腕でガッツポーズ>

そのなかで「かたまり」を作っていく流れですけれどもね,そこはしかし本当にやっていけるんですかね?

頑なかどうかって言うと,また枝野さん怒るかもしれませんけれども,やっぱり今までの例を見ると,何か作って1回政権獲ったって,すぐ壊れるもんではダメなんだっていうのがまあ,枝野さんの心のなかにあるような気がするんですが。玉木さん,それは乗り越えて,説得して,って部分は次のステップとしてですよ,まず国民民主党と自由党の合流もあるでしょうけども。

玉木代表
まあ,枝野代表が仰ってるのもね,一昨年前ああいう経緯でできた政党だから,その立ち位置,これまでの経緯を大切にされてるってのもよく分かります。ただまあ,我々,元々一緒にやってたので,そんなに差はないと,私なんかは思ってるので。

もちろん野党第1党のね,リーダーシップというものを期待をしながら,しっかりとまとまるところはまとまるようにですね,ぜひ上手く持っていければなと思って,引き続き汗をかいていきたいなと。

岩田
そういう面で言うと,小沢さん,先輩格としてね,ずっと政権交代を見てきた立場から言うと,結節点とかいろんな言葉ありますけど,そういう面で言ったら,これ今,国民民主党,自由党,それからその立憲民主党,こういったような「かたまり」にできるということは,自分がやっぱり直接動いてっていう気はありますか。

小沢代表
いや,私どもはまだ小さい政党ですからね,どうこうっちゃないんですけれども。やっぱり枝野さん自身が,玉木代表と同じように,やっぱり皆一緒でやんなきゃダメだなというふうに,必ず変わると。私はそう思ってます。

岩田
玉木さん,そういうテーブルに着いて話し合いをしょっちゅうやらなきゃいけないような気がするんですが。

玉木代表
まあそうですね。コミュニケーションすごく大切だと思いますので,丁寧に思いを訴えていきたいと思いますし,かつ,くり返しになりますが,衆議院選挙があるかもしれませんから。

その意味では,きちんと野党結集を,衆参で,急いでいかなければならないなと思っています。

岩田
それはね,与党のほうはいろんな動きが出てくるかもしれませんから。そういうなかでぜひ国民に分かり易いように訴えていただきたいと思います。お二人どうもありがとうございました。

川口
ありがとうございました。はい。明日は,統一地方選を前に,有権者にとって最も身近な政治の場である地方議会を考えます。

岩田
お二人,ありがとうございました。

小沢代表,玉木代表
ありがとうございました。
<礼>

岩田,川口
<礼>


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http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/685.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 「幸福度」日本は58位に後退 「自由度」「寛大さ」評価低〜1位フィンラ、2位デンマ、3位ノルウ、15位英、19位米/nh
「幸福度」日本は58位に後退 「自由度」「寛大さ」評価低/nhk
2019年3月21日 7時47分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190321/k10011855631000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_001

世界の国や地域の「幸福度」をランキングにした国連の報告書がまとまり、日本は去年より4つ順位を下げて58位でした。G7=主要7か国の中で最も低く、台湾や韓国を下回りました。

国連は7年前から、1人当たりのGDP=国内総生産や健康に生きられる年数、社会の自由度などを数値化し、世界の国や地域の「幸福度」をランキングにしています。

20日に発表されたことしの報告書によりますと、フィンランドが2年連続で1位になったほか、2位にデンマーク、3位にノルウェーが続き、福祉や教育が充実している北欧諸国が上位を占めました。

このほかイギリスが15位、アメリカが19位でした。

日本は去年より順位を4つ下げて58位でした。

長寿国だけあって「健康に生きられる年数」は上位だったものの、「社会の自由度」や「他者への寛大さ」を評価する数値が低く、主要7か国では最下位でした。

アジアでは、25位の台湾、34位のシンガポール、54位の韓国などを下回りました。

このほか中国が93位、政治や経済の混乱が続く南米のベネズエラは108位となり、最下位の156位は、紛争が続き去年8月に和平協定が結ばれたアフリカの南スーダンでした。

http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/686.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 大阪W選は自民リード…松井一郎氏“落選危機”で維新真っ青(日刊ゲンダイ)
    


大阪W選は自民リード…松井一郎氏“落選危機”で維新真っ青
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250123
2019/03/21 日刊ゲンダイ


松井一郎氏(左)と吉村洋文氏(C)共同通信社

 4月7日に行われる「大阪ダブル選挙」。ダブル選を仕掛けた大阪維新が真っ青になっている。もともと、松井一郎知事(55)と吉村洋文市長(43)が揃って辞職し、知事と市長の立場を入れ替えて出馬することに、「政治の私物化だ」「党利党略だ」と批判が殺到していたが、予想以上に評判が悪く、市長選に出馬する松井一郎氏の“落選”の可能性が高まっているのだ。
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 大阪維新に激震を走らせているのが、自民党が行ったとされる世論調査の結果だ。<松井一郎41.8、柳本顕45.5>と、自民候補の柳本顕氏(45)にリードを許しているのだ。

「自民党がリードしている理由は3つあります。1つはタマがいいこと。大阪市議だった柳本さんは、前回の市長選に出馬したこともあって一定の知名度がある。しかも、橋下徹さんとディベートしても互角でした。2つ目は、大阪維新のやり方に対する批判が予想以上に強いこと。任期を半年以上も残してなぜ、いま2人揃って辞めるのか、なぜ市長と知事で入れ替わるのか、党利党略に映っているようです。3つ目は、同じ日に行われる大阪市議選との相乗効果です。市議選の候補者が一緒に戦っているので、反維新の動きが広がっています」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

■最後は“橋下徹氏頼み”か

 自民から共産まで、主要政党が“反維新”でまとまっていることも大きいという。とくに、密約をバクロされた公明党は、本気で“維新潰し”に動いている。

「大阪都構想」は住民投票で一度否定されたのに、「信を問う」などと、再び「都構想」を持ち出していることに大阪市民がウンザリしていることや、松井知事は大阪市出身ではなく、八尾市出身だということも、支持が広がらない理由だ。

 早くも大阪維新の中からは、「最後は橋下さんに応援に入ってもらうしかない」「橋下さんがマイクを握れば圧勝できる」という声が上がっている。はたして橋下氏は応援に入るのか。

「やはり、橋下徹さんあっての大阪維新なのだと思います。とくに無党派層は、政策の中身というより橋下維新の改革の姿勢を支持していたように思います。でも、橋下さんは政界から距離を置いている。応援に入ることはないと思います」(政治評論家・有馬晴海氏)

 松井知事が落選すれば、維新は壊滅する可能性がある。































http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/687.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 小沢失脚思い出す麻生の強引さ/政界地獄耳(日刊スポーツ)
小沢失脚思い出す麻生の強引さ/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201903210000079.html
2019年3月21日7時31分 日刊スポーツ


★今日21日に告示される福岡県知事選で自民党は新人で元厚労官僚の武内和久を推薦するが現職知事・小川洋を同党の県選出衆院議員の過半数が「造反」して支援する異常事態の選挙戦に突入する。保守分裂とは名ばかりでその背後には副総理兼財務相・麻生太郎対党幹事長・二階俊博の代理戦争があるといわれるが、福岡県内の覇権争いもちらつき、元党副総裁・山崎拓や党元幹事長・古賀誠など自民党幹部OBらも反麻生で参戦して「麻生の自由にはさせない」「時の政権に弓引くとは覚悟の上だろうな」と自民党福岡県連内は内戦状態だ。

★麻生サイドは県連の決定に背くのは造反として処分の対象とけん制するなど知事選のゆくえよりも覇権争いの決着に焦点が行く。既に有権者不在との声も広がる。「そもそも現職は過去に自民党が担いで知事にしているのに党本部は新人に推薦を出した。その辺から麻生の強引さが目立ってきた」(県連関係者)。その構図で思い出すのはあの選挙だ。

★91年4月の東京都知事選挙。現職は多選批判と高齢、加えて巨大な都庁を建設した鈴木俊一。時の自民党幹事長・小沢一郎は公明、民社を巻き込み元NHKキャスター・磯村尚徳を擁立する。すると自民党都連が鈴木擁護で造反。鈴木対磯村の構図は小沢対都連議員の面々に代わっていく。結果は鈴木の圧勝に終わり、小沢は責任を取って幹事長を辞任。その後の竹下派分裂、政界再編へと進む契機になった。中央政界は地元の声を吸い上げてまとめていくのが基本だが、麻生は財務省の公文書改ざん、財務次官セクハラ問題でも擁護してみたり人ごとのようにふるまってきたとともに、その責任を果たすことはなかったが、この知事選ではどんな結末が待っているのか。(K)※敬称略










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福岡知事選で“麻生アレルギー” 学会や九州財界から爪弾き(日刊ゲンダイ) 
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http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/688.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 毎日新聞の日野行介氏、環境省の非公開会合の音声記録を入手!〜公文書改ざんの証拠となる音声記録!!  :原発板リンク


http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/689.html
記事 [政治・選挙・NHK258] 除染で発生した膨大な量の汚染土、その再利用を押し付ける理論武装のために作られたワーキンググループと称する…:原発板リンク


http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/690.html
記事 [政治・選挙・NHK258] 軟弱姿勢が目立つ安倍外交では日朝首脳会談の道は開かない 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
  


軟弱姿勢が目立つ安倍外交では日朝首脳会談の道は開かない 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250130
2019/03/21 日刊ゲンダイ


防衛大卒業式で訓示する安倍首相(C)日刊ゲンダイ

 安倍政権の北朝鮮に対する「軟弱姿勢」が目立つ。17日の防衛大学校卒業式で訓示した安倍晋三首相は、近年は毎回、思い切り強調してきた「北朝鮮の核・ミサイルの脅威」に一言も触れなかった。また、それに先立つ13日の定例会見で、菅義偉官房長官は、ジュネーブで開催中の国連人権理事会に2008年以来10年間、欠かさず続けてきた北朝鮮非難決議の提出を今年は行わないことにしたと発表した。

 周知のように、去年の今頃までは北朝鮮を“主敵”のように言い立てて、経済制裁はもちろんのこと、日本海に飛来した米爆撃機を航空自衛隊機でエスコートするなど、米国と一緒に戦争することも辞さないかの構えを取って「最大限の圧力をかけ続ける」と叫んでいたのに、一体どうしたことなのか。外交通の野党議員に解説を求めた。

「第1に、“親分”のトランプが北との対話に転じてしまったので、理も非もなく尻尾を振って付いていくという属国根性の表れ。第2に、拉致問題を『最も重要な課題』と位置付けながら、直接には何もできず、ただトランプに何度も電話して金正恩に言ってもらうよう頼むという哀願外交を続けてきたが、それも役に立たなかった。そして第3に、ロシアのプーチン大統領との個人的親しさを売り物に北方領土問題の進展を図ったけれども、夏の参院選前に成果を出して選挙の目玉にするなど到底不可能であることがはっきりした」

 そこで、急きょ矛先を転じて、何とか北との対話のきっかけを掴めないか、下手なジャブでも数打ちゃ当たるということで、やたらにサインを繰り出してあがいているというのである。

 しかし、誰が考えても分かるように、いま金正恩はトランプを相手に、何とか戦争を抑止して国家の存続を確保しようと命懸けの駆け引きに打って出ていて、日本の安倍に顔を向けている暇など一秒だってないに違いない。

 北方領土交渉が挫折したのも、「北方4島」とか「一括返還」とかの従来の用語を引っ込めれば、その“言葉遊び”のジャブにロシアは乗ってくるだろうという甘い見通しを立てたからである。北朝鮮に対しても同じ過ちが繰り返されつつあり、従ってこの小ざかしいやり方では、日朝首脳会談への道をこじ開けることは不可能とみるべきである。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。













http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/691.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 橋下徹"僕が自民府知事候補を評価する訳" 考え方に賛成しないが生き様は敬服(PRESIDENT Online)
橋下徹"僕が自民府知事候補を評価する訳" 考え方に賛成しないが生き様は敬服
https://president.jp/articles/-/28059
2019.3.20  前大阪市長・元大阪府知事 橋下 徹 PRESIDENT Online


投票まで1カ月を切りいよいよ白熱する大阪ダブル・クロス選挙。大阪都構想を推進する大阪維新の会に対して、自民・公明などの対立勢力は橋下府政の立役者だった小西禎一元副知事を擁立。小西氏の行動は一部で「裏切り者」と揶揄されたが、橋下徹氏は「素晴らしい生き様」と受け止める。決戦を前に都構想の「生みの親」は何を思うか。プレジデント社の公式メールマガジン「橋下徹の『問題解決の授業』」(3月19日配信)から抜粋記事をお届けします――。

考え方が違っても公務員として完璧に仕事をやり遂げてくれた


※写真はイメージです。(写真=iStock.com/kouji okafuji)

大阪ダブル選挙が盛り上がってきた。大阪維新の会は、府知事候補として前大阪市長の吉村洋文氏を、市長候補として前大阪府知事の松井一郎氏をクロス擁立。対する敵方は、自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党、それに組合組織の連合までががっちりとタッグを組んで、府知事候補として元大阪府副知事の小西禎一氏を、市長候補として元大阪市議会議員の柳本顕氏を擁立した。共産党までこの自民党候補を支援するらしい。

(略)

自民党から共産党までの既存の政党がタッグを組んだ敵方は、真っ先に、2015年5月17日の住民投票によって大阪都構想は否決されたので、大阪都構想の議論はもはや終了したということを強調する。インテリたちにもこの意見が多いよね。

この意見は、住民投票以後の大阪での重大な政治プロセスを完全に見落としている。

(略)

2015年5月17日の住民投票で大阪都構想は否決となった。しかしその後、都構想反対派が提唱した府と市が話し合う大阪会議を設置したが、それが全く機能しなかった。大阪会議では議題すら決めることができず、同年8月から現在に至るまで会議は開かれたことがない。つまり大阪都構想の反対派がずっと言っている「府と市が話し合えばいい」という主張がただの空論であったことが証明されたんだ。

そもそも小西さんは大阪府副知事として、大阪市副市長と話をまとめることができなかった懸案事項がたくさんある。府と市の職員の間で対立することが、僕の時代から今に至るまで山ほどある。係長レベルでまとめることができなかったものが、課長に上がり、課長でダメだったものが部局長に上がり、そこでダメだったものが副知事・副市長に上がる。それでもダメだったものが知事・市長に上がってくる。

今、府と市が一体となって万博の誘致や外国人観光客の集客、大阪の鉄道・高速道路インフラ整備や「うめきた」などの大規模開発、さらには防潮堤などの大規模な災害対策といった、様々な大きな実績を上げて大阪の経済指標が軒並み右肩上がりになっていることは周知の事実だが、これは、松井さんと吉村さんが不眠不休で副知事・副市長レベルでもまとめることができなかったものを何とかまとめているからだ。

松井さんと吉村さんと食事をするときでも、彼らはずっと府と市の懸案事項を調整している。これが今の大阪府と大阪市の実態だ。

小西さんは副知事経験者で、府と市の話し合いでまとめることができなかったものを自らたくさん経験したにもかかわらず、今大阪都構想に反対するために「府と市が話し合えばいい」と言うのはごまかしだ。

大阪都構想は100%完璧なものではない。都構想をやったからといってすぐにバラ色の大阪になるわけではない。問題点をあげればいくつも出てくるかもしれない。しかし、今の大阪府と市の体制のように知事・市長が不眠不休で府と市の間を取りまとめるというのは、今後ますます時代の流れが速くなり、状況に応じた大阪全体の意思決定をやらなければいけないときに、大阪都構想の問題点と比べて、比べ物にならないくらい大問題なんだ。

つまり大阪都構想よりも現在の大阪府・市の体制の方が問題点は山ほどあり非常にまずい制度。今は大阪都構想に焦点が当たっているので、都構想の問題点ばかりが取り上げられ、現在の府・市の体制の問題点は全く取り上げられないが、本来は都構想と現在の府・市の体制を比較して、どちらが優位か、どちらがましか、を判断すべきなんだ。

知事、市長を経験すればこれはすぐに分かる。本来副知事でも分かること。都構想のように大阪府と市が組織として一体化して、しかるべき役職で必ず見解をまとめることができる組織の方が、現在の府・市の体制よりもはるかにましである。もちろん都になり府・市が組織的に一体となっても知事のところにまで上がってくる懸案事項はあるだろう。しかしその量は、現在の府・市の体制よりもはるかに少なくなる。知事・市長の本来の仕事は、内部の調整役ではない。それは副知事・副市長以下でやることだ。

知事の仕事は大阪のリーダーたる仕事だ。府・市の調整役から解放し、大阪のリーダーたる仕事に集中させるためにも、府と市を組織的に一体化する大阪都構想が必要なんだ。

都構想反対派が唱えた大阪会議が全くダメだった。だから大阪都構想の再挑戦を訴えて2015年11月に松井さんと吉村さんがダブル選に挑み、当選した。この流れからすれば、松井さん、吉村さん、そして大阪維新の会が大阪都構想に再挑戦するのは、民主国家の政治家として「義務」である。

ちなみに京都大学の藤井聡氏は、「大阪都構想になれば大阪市民の税金が吸い上げられ、大阪市の周辺市町村に使われる」という、いかにも閉ざされた大学内で生きている学者バカの批判をしている。

大阪府職員として約40年間勤め上げ、副知事にもなったスーパー公務員の小西さんがはっきりと言っている。「大阪都構想は大阪市内に行政のエネルギーが集中してしまう」と。そうなんだ、大阪都構想は大阪の都心部をさらに強力に発展させ、それを大阪全体に広げていく構想なんだ。

藤井も税金使って自由時間を与えられてるんだから、もう少し現実の政治行政をしっかり勉強しろよな。

(略)

小西さんのこの仕事ぶりを評価して、僕は小西さんを府庁最高幹部である総務部長に抜擢した。幹部内の人事会議では時期尚早という声が多かったが、しっかり仕事をやってくれたので僕は決定した。

こんな小西さんであるが、小西さんは基本的に僕の考え方には反対のところが多かったと思う。ここまで書いたものは、スムーズに事が運んだものの一部であって、府の仕事はこの何百倍、何千倍とある。

だから、小西さんとはぶつかった仕事もたくさんある。最も激しくぶつかったのは、職員基本条例を制定するときだ。この条例は職員の人事評価を厳格化することが柱だが、小西さんはこれに納得がいかなかったようだ。僕の案は、相対評価の導入といって5段階評価のうち、一定の割合で無理やり下位評価を付けるもの。小西さんはきちんと仕事をやっている職員に無理矢理下位評価を付けるのはおかしいという主張だった。僕は小西さんが反撃する機会を与え、この職員基本条例についての批判を許した。小西さんは総務部の総力をあげて職員基本条例潰しにかかった。メディアも職員基本条例を批判した。僕は、このような対立状況を作りながら、大阪市長に転じる選挙(松井さんが最初に大阪府知事に立候補した選挙)において、この職員基本条例を選挙にさらし、そして選挙で勝利したことをもって条例制定を断行した。小西さんも、選挙結果が出た以上従った。

小西さんは公務員に誇りを持っている。公のために、一生懸命まじめに仕事をやっているじゃないか、と。だから公務員を徹底批判する僕に我慢がならない部分が相当あっただろう。

僕と小西さんの考え方の明確な対立軸は、「公務員の責任」についてだ。僕は大阪府政の失敗には政治家のみならず公務員組織も一定の結果責任を負ってもらわなければ困るという考えで、大阪府政の財政状況の厳しさから職員給与や退職金の削減を断行した。他方、小西さんは、公務員組織は政治家や知事の決定に忠実に従っただけであり、財政状況の厳しさについては公務員組織が給与削減などで責任をとるいわれはないという考えだったと思う。

財政再建改革のときには、小西さんも僕の指示に基づき職員給与カットなどを実行してくれたが、腹の奥では、公務員を厳しくバッシングする僕に不満を持っていただろう。それに加えて、小西さん率いる総務部について財務部と人事部に分ける案や、総務部市町村課の市町村交付金を廃止する案などを僕が打ち出した時には怒り狂っただろう。

そして最後は、大阪都構想だ。これはこれまでの大阪府と大阪市の役割分担を大きく変えるものだ。府庁職員・公務員としての仕事に人生を捧げた小西さんには、府庁と市役所の役割分担の大きな変更には納得いかないことが多々あったであろう。特に、大阪都構想を進めるにあたって、大阪府職員や大阪市職員が膨大なエネルギーを費やし、議会から厳しく追及される姿を見て、彼ら彼女らをそこから早く解放してあげたいと思っただろう。

このように小西さんは、僕や大阪維新の会の考え方には、反対のところが多々あり、不満を抱いていたと思う。しかし僕に意見をすることがあっても、最後決まったことは実行してくれた。ある意味スーパー公務員だ。

ところが、小西さんも64歳。このままでは死ねないと思ったのであろう。あの橋下に、大阪維新の会に勝負を挑んで、維新政治に、都構想議論に終止符を打ちたいと思ったのであろう。公務員のときは公務員として一生懸命働き、そしてどうしても我慢できないところは政治的に決戦を挑む。素晴らしい生き様じゃないか。

(略)

愚痴ばかりで挑戦しない面々よ、一度は本気で勝負してみろ!

それにしても、あれだけ「維新政治を終わらせる!」「維新からの選挙戦を受けて立つ!」と息巻いていた、花谷充愉自民党大阪府議会議員をはじめとする府議会議員も大阪市議会議員も、結局誰も立候補しない。議員として生き残ることがすべてなんだよね。大阪の国会議員も口だけで、誰も政治生命を賭けて勝負を挑まない。僕や大阪維新の会を、人生賭けて罵ってきた、京大の藤井聡やその他の学者、そして大谷昭宏などのコメンテーターたちも誰も立候補しない。

(略)

古賀茂明も、前川喜平も、公務員を終えたあとは政治に対する愚痴ばかり。それだけ愚痴を言うなら一度は政治家になって、自分がいつも言っていることを一度やってみろっていうんだよ。

こんな腑抜けな連中よりも、この大阪ダブル・クロス選挙に挑んできた小西さんには、その考え方には賛成できないけど、心から敬服する。悔いのないように戦ってもらいたい。

(ここまでリード文を除き約4000字、メールマガジン全文は約1万2700字です)

※本稿は、公式メールマガジン《橋下徹の「問題解決の授業」》vol.144(3月19配信)を一部抜粋し、加筆修正したものです。もっと読みたい方はメールマガジンで! 今号は《【大阪ダブル選挙(2)】反対派の構想「大阪会議」は機能したか? 大阪都構想「再挑戦」に大義あり!》特集です。

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(写真=iStock.com)































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記事 [政治・選挙・NHK258] 経済学的に見て「アベノミクス」はやっぱり失敗なこれだけの理由 <ゼロから始める経済学・第1回>(ハーバー・ビジネス)
経済学的に見て「アベノミクス」はやっぱり失敗なこれだけの理由 <ゼロから始める経済学・第1回>
https://hbol.jp/188261
2019.03.20 結城剛志 ハーバー・ビジネス・オンライン


 厚生労働省の「毎月勤労統計」の不正が発覚し、「アベノミクス」自体の評価が揺らいでいる。だがそもそも6年にわたって継続された「アベノミクス」とはどのような政策だったのか。成功しているといえるのか。

 埼玉大学の結城剛志准教授に、アベノミクスの成否について寄稿していただいた。



kurosuke / PIXTA(ピクスタ)

「アベノミクス」とは何か?

 今回のテーマはアベノミクスです。それも特にトリクルダウンと呼ばれる経済の考え方について説明します。こういったよく分からないカタカナ用語が出てきたときは要注意。うまく説明できないことを難しい言葉でごまかそうとしているかもしれないと疑ってかかった方がよいでしょう。

 2012年12月に発表されたアベノミクスももう6年が経ち、すっかり用語として定着しました。首相の名を冠した経済政策で日本経済を底上げすることができたのでしょうか。私たちの生活はよくなったのでしょうか。

 その前に。そもそも、アベノミクスってなんですか? この質問にビシッと答えられる方は意外にも多くありません。6年の間にすっかり私たちの生活になじんでしまって、意識することも少なくなってきているのかもしれませんね。意識しなくとも、空気のように流れていく政策でしたら、それは結構なことです。私たちの暮らしを、少なくとも意識のうえでは煩わすことがないのですから。でももしかすると、見るべきものを見ていないだけかもしれません。

 まずは、アベノミクスって「なに」ということから思い出してもらうことにしましょう。

アベノミクスが目指していたこと

 アベノミクスとは何か、といわれれば、「大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略」からなる経済政策のパッケージです。

 おっと、いきなり難しそうな四文字熟語が並んでいますね。金融政策と財政政策は、実は多くの方が高校で習っています。金融政策は、日本銀行が金融機関と国債を売買して、市場にお金を出し入れするものです。財政政策は、国が集めた税を使って、景気を刺激したり、所得を再分配したりするものです。成長戦略はなんでしょう。バズワードに近い、アベノミクスの殺し文句ですが、成長を阻害する規制をなくすことが主な内容です。

 2012年12月26日の、安倍氏が首相に就任したときの記者会見を見てみましょう。

「内閣の総力を挙げて、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略、この三本の矢で経済政策を力強く進めて結果を出してまいります。頑張った人が報われる日本経済、今日よりも明日の生活が良くなると実感できる日本経済を取り戻してまいります」

 これは同じ日に発表された閣議決定「基本方針」に沿う内容です。なかでも「大胆な金融政策」は、経済政策としてのアベノミクスの屋台骨を支えている点で重要なだけでなく、経済学の常識を覆す点でも「大胆な」ものでした。

 上の記者会見の1週間後に語られた安倍首相の言葉も読んでみましょう。

「日本にとって何より喫緊の課題は、デフレと円高からの脱却による経済の再生です。(中略)大胆な『金融政策』、機動的な『財政政策』、民間投資を喚起する『成長戦略』が経済再生の『三本の矢』です。頑張った人が報われ、今日よりも明日の生活が良くなると実感できる日本経済を取り戻すために、内閣の総力を挙げて、経済政策を強力に進めてまいります」(平成25年1月1日 安倍内閣総理大臣 平成25年 年頭所感)

 さらに、先の閣議決定には次のような文言があります。

「強い経済は、日本の国力の源泉である。強い経済の再生なくして、財政の再建も、日本の将来もない」

 まとめましょう。

 アベノミクスの目的は、「強い経済」 を創り出すこと、それは「デフレと円高からの脱却による経済の再生」ともいいかえられています。そのための手段が「大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略」からなる経済政策のパッケージです。そして、これらの経済政策をやると「頑張った人が報われ、今日よりも明日の生活が良くなると実感できる日本経済」になる、というものです。

「強い経済」は、具体的には2020年までにGDP(国内総生産)を600兆円にする、そのために10年間平均で名目成長率を3%にする、という目標です。「デフレ」からの脱却とは、消費者物価指数の上昇率を2年間で2%に引き上げ、それを持続させること。円高からの脱却は、円とドルの交換比率を引き下げること、たとえば1ドル=120円が1ドル=140円になれば円安です。1ドルを買うために必要な日本円の額が増えているため、円が安くなっています。そして、やや抽象的になるのが「頑張った人が報われ」るとの表現ですが、文の流れからいってそれは「生活が良くなると実感できる」状態を指しているといえるでしょう。

 内閣官房が作成した広報誌『やわらか成長戦略〜アベノミクスをもっと身近に〜』(2014年4月)に「頑張った人」の具体的なイメージが記されています。

「どれだけ真面目に働いても暮らしがよくならないという日本経済の課題を克服するため、安倍政権は、『デフレからの脱却』と『富の拡大』を目指しています。これらを実現する経済政策が、アベノミクス『3本の矢』です」

「どれだけ真面目に働いても暮らしがよくならないという日本経済の課題を克服する」とあるので、働いて暮らしている人びと、つまり、労働者の生活が良くなるという意味です。実際、「日本経済の課題」が、労働者の生活状態の悪化にあることは間違いありません。労働条件の悪化が続いて、働いて暮らしている人びとの元気がなくなっていく、これこそが日本経済の停滞の原因です。政策手段はトリッキーですが、目標には共感できます。

実質賃金が上がらないのだから暮らしが良くなるわけはない

 しかし残念ながら、「なるほど、いいね!」とはなりません。「どれだけ真面目に働いても暮らしがよくならないという」状態が改善されていないためです。なぜでしょうか。  アベノミクスは、そのうたい文句とは裏腹に、「労働条件の悪化が続いて、働いて暮らしている人びとの元気がなくなっていく、これこそが日本経済の停滞の原因」とは考えていないためです。アベノミクスは、停滞の原因を「デフレ」(物価が持続的に下落すること)に求めます。これが第1の誤りです。そして、「大胆な金融政策」で「デフレからの脱却」ができると考えてしまったこと。これが第2の誤り。そして、この6年間、がんばって「大胆な金融政策」を継続してきたことのツケがたまってきたこと。これは政府の過失であるとともに、国民の誤算ともいえます。

「生活が良くなると実感できる」かは、給料で見るのが一番単純です。図(賃金指数と消費者物価指数の推移)を見てください。


賃金指数と消費者物価指数の推移・(厚生労働省「毎月勤労統計調査」、総務省「消費者物価指数」から筆者作成)(賃金指数は、事業所規模5人以上〔全産業〕、現金給与総額のデータを用いた)

 実際に支払われた金額が増えたかどうかは、名目賃金指数で分かります。アベノミクス実施の2013年を起点に見てください。名目賃金はじわじわと上がっています。それなのに、どうして「残念」なのでしょうか。それは実質賃金が低調だからです。実質賃金指数は、実際に支払われた金額で、買えるモノの量が増えたか減ったかを示しています。金額が増えていても、それ以上にモノの値段が上がれば買えるモノの量は減ります。

 アベノミクスは消費者物価を引き上げることも目指しているので、見た目の給料が増えていても、思ったほど豊かにならない、ときには貧しくすらなっているという状況に陥ります。2013年〜14年の物価上昇期には実質賃金が顕著に減少しています。

 その後の2016年〜18年に実質賃金が大きく低下することなく低位に留まっているのは、アベノミクスがうまくいかず、物価が上がっていないためです。いわば敵失点のようなものです。  

『やわらか成長戦略』のような政府広報では、名目賃金の上昇を強調し、実質賃金の低下や停滞に触れない、という見せ方をしています。これが最近発覚した統計の不正とあいまって、アベノミクスの成果を偽装しているのではないかと疑われる一因となっています。実際、現在発表されている賃金統計の再集計値では、2018年の賃金指数が元の数値よりも低下しています。

「目標未達」のアベノミクス

「アベノミクスはうまくいったのか?」というと、うまくいったとはいえません。なぜなら、アベノミクスの主要な目標が達成できなかったからです。GDPは規模でみても、成長率でみても、未達成です。消費者物価の上昇率も未達成。なにより、働いて暮らす人びとの生活に結びつかなかったことは、6年間の政策の空虚さを物語っています。

 なぜこのような結果になってしまったのでしょうか。さらに突っ込んだ話は次回以降になりますが、それはアベノミクスが理屈で間違っているからです。

 いまの政府は、選挙の度にアベノミクスをやると「こんなにいいことがあるよ」という華やかなメニューを見せて、うまくいかなくても「自分たちはこんなにがんばりました」といって済ませるところがあります。国民も「きっとがんばってくれたんだろうな」と温かい目で見ているようですが、タダでできる政策はありません。子どもが運動会で一生懸命走るのとは訳が違い、私たちの税金をがんばって使っているのです。今後、アベノミクスのツケ、社会的に負担しなければならない費用が問題になってきたときに、「こんなはずじゃなかった」、「こんな話は聞いていない」とならないようにしたいものです。

<文/結城剛志(ゆうきつよし)> 埼玉大学大学院人文社会科学研究科・准教授。専門は貨幣論。著書に『労働証券論の歴史的位相:貨幣と市場をめぐるヴィジョン』(日本評論社)などがある。



























http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/693.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 憲法で防衛省だけ「特別扱い」が許されるのか? 
憲法で防衛省だけ「特別扱い」が許されるのか?
https://85280384.at.webry.info/201903/article_146.html
2019/03/21 11:56 半歩前へ

▼憲法で防衛省だけ「特別扱い」が許されるのか?

 安倍晋三は平和憲法の改憲の目的を、「すべての自衛隊員が強い誇りを持って任務をまっとうできる環境を整えること」などと強調し、9条の1、2項を残して自衛隊を明記すると国会で繰り返し答弁した。

 これに対し、野島孝司さんが私のブログ「半歩前へ」にコメントする形で次のような指摘をした。

 「自衛隊を憲法に明記した場合、自衛隊の下部組織である防衛省の存在はどうなるのだろうか? 憲法に官庁で防衛省だけを特別扱いすることは許されないように思うのだが」

 鋭い指摘だ。そこまで気が付かなかった。

 どなたか憲法論に詳しい人、教えていただきたい。














http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK258] JOC会長を退任するという人物にまつわる怪しげな話(櫻井ジャーナル)
JOC会長を退任するという人物にまつわる怪しげな話
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201903200001/
2019.03.21 櫻井ジャーナル


 JOC(日本オリンピック委員会)の竹田恒和会長が3月19日にJOC理事会で退任の意向を表明、IOC(国際オリンピック委員会)委員も辞任するという。2020年に東京で開催が予定されているオリンピック・パラリンピックの招致に絡む贈賄容疑でフランスの司法当局を予審手続を開始したと伝えられているが、それが影響したのだろう。

 ​​2013年9月7日に行われたプレゼンテーションで安倍晋三首相は「福島の状況はアンダーコントロール」であり、「汚染水による影響は0.3平方キロメートルの範囲内に完全にブロックされている」と語っていたが、言うまでもなく、これは真っ赤な嘘。安倍首相の発言が嘘だということをプレゼンテーションを聞いていた大半の人は知っていただろう。

 その3年後、フランスの検察当局は日本の銀行から2013年7月と10月に、IAAF(国際陸上競技連盟)前会長のラミン・ディアクの息子に関係するシンガポールの銀行口座へ180万ユーロの送金があったことを把握したと発表、昨年(2018年)12月に竹田はパリで事情聴取されたという。

 竹田恒和の父、竹田恒徳もJOC会長を務めていた。1962年から69年にかけてのことだ。この竹田恒徳は日中戦争の際に秩父宮雍仁の下で財宝略奪作戦、いわゆる「金の百合」を指揮していたと言われている。その相当量はフィリピンに隠されたが、一部は日本へ運んだと考えられている。

 戦後、竹田は邸宅を西武グループへ売却、その土地へ「高輪プリンスホテル」が建てられた。西武グループの堤義明は1989年から90年にかけてJOC会長を務めた。

 1998年の長野オリンピック開催が決まったのは91年だが、国際オリンピック委員会の会長だったフアン・アントニオ・サラマンチと親しかった堤義明の果たした役割が大きいと言われている。オリンピックの開催には何かスポーツ以外の目的があるという噂がある。

 オリンピックには大規模な建設がつきもので、大きなビジネス・チャンスだが、それだけではない。例えば、2012年のロンドン・オリンピックでは治安/監視システムが強化された。街中に顔の識別も可能なCCTVのネットワークが張り巡らされ、無人機も監視に使われたという。通信内容の盗聴、携帯電話やオイスター・カード(イギリスの交通機関を利用できるICカード)を利用した個人の追跡も実用化させた。

 治安部隊の配備も徹底したもので、海兵隊や警察の大規模な警備訓練も実施され、本番では警備のために軍から1万3500名が投入された。オリンピックを口実にしてロンドンを巨大な刑務所に変えたと言われたほどだ。2004年にオリンピックが開かれたギリシャの場合、経済破綻の一因になっている。



http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 貴闘力氏が暴露「元貴乃花は選挙に出ると言った」(日刊スポーツ)
元貴乃花親方の花田光司氏(2018年12月20日撮影)

貴闘力氏が暴露「元貴乃花は選挙に出ると言った」
3/21(木) 15:46配信 日刊スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190321-03210457-nksports-ent

元関脇貴闘力氏(51)が、21日の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演し、弟弟子だった元横綱貴乃花の花田光司氏(46)が、18年10月に日本相撲協会を退職後、政界進出を口にしたことがあると暴露した。

番組の中で、辛坊治郎氏が前日20日に同系で放送された「ザ・発言X〜勝負の1日」の中で、花田氏が長年、確執が続いていた兄の虎上氏、母の藤田紀子さんへ感謝の気持ちを語ったことについて触れ「ゲスの勘繰りも含めてですよ。(花田氏は)昨日、ある意味、生まれ変わった気がする。参院選へのイメージ戦略だったらガッカリ」と発言した。

貴闘力氏は、それを受けて「一時、出るって言ったんですよ。言ったんだけど、出ないと。俺と2人だけの話ですけど」と語った。詳細については明言を避けたが、政界進出へ意欲を見せたのは日本相撲協会を退職した後だとした上で、現状の政界進出の可能性については「間違いなく、出ない」と批判した。

花田氏は、日本相撲協会退職後の18年10月4日に馳浩元文部科学相と面会。馳氏は、花田氏に「これからどうするの? 参議院議員選挙に出るとか報道されてるけど?」と尋ねたところ、「勘弁してください。ありえません」と否定したとブログで明かしていた。

その後、花田氏は同12月20日に国会内で行われたスポーツ団体の不祥事について今後の対応を話し合う「スポーツインテグリティ(高潔性)フォーラム」に、事前の出席登録はなく一般参加としてサプライズ出席するなどしており、その都度、政界進出の可能性が取りざたされていた。
http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK258] あやしげな私立大学を無理に存続させる必要はない。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/03/blog-post_21.html
3月 21, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<3年間でおよそ1400人の留学生が所在不明となっている東京福祉大学の問題です。柴山文科大臣は国会で大学側が2017年度分について、「所在不明者は0人」と文科省に報告していたと明らかにしました。

 東京福祉大学で3年間におよそ1400人の留学生が所在不明となっていた問題は、18日の国会でも取り上げられました。

 「過去3年間で1300人以上の留学生が、全部研究生ですけれども、行方知れずです。即刻調査を指示していただきたい」(立憲民主党 石橋通宏議員)

 野党側の質問に対し、柴山文部科学大臣は驚くべき事実を明らかにしました。

 「平成29年度については今委員から出された資料とは異なり、退学者数193名、除籍者495名、所在不明者0名の計688名と報告を受けていた」(柴山昌彦文科相)

 2017年度の留学生の状況について、大学側は、当時、「所在不明者は0人」と報告していたというのです。しかし、JNNなどが入手した大学の内部資料には2017年度についても除籍者の多くが所在不明が理由であることが記され、大学も今年になって文科省に2017年度の所在不明者はおよそ500人だったと回答しました。

 「文部科学省・法務省双方で把握している情報について情報共有を行い、早急に実地調査を行って参ります」(柴山昌彦文科相)

 こうした中、東京福祉大学の元職員の男性がJNNの取材に応じ、「日本語が全くできない学生も受け入れていた」などと実態を証言しました。

 「ひらがなも書けないし、読めない。簡単な単語も分からないという学生もいる。日本語ができない学生の方が、所在不明になっているイメージ」(東京福祉大の元職員)

 所在不明となっているのは学部生になる準備などを目的とした「研究生」と呼ばれる非正規の留学生です。選考は書類と面接だけと、ハードルは低く設定され、大学側も「合格率は90%以上」と認めています。募集要項の条件には日本語の日常会話が理解できることなどがあげられていますが、別の現役職員からも・・・

 「日本語学校での成績が悪く、進学できずに帰国するしかないような人たちも、研究生として受け入れている」(東京福祉大学現役職員)

 JNNが探し出した、所在不明とされている元研究生たちも・・・

 「入るのも簡単、テストも簡単だし。自分の国名とか会話を書いて(テストは)できた」(所在不明とされるモンゴル人)

Q.どうして東京福祉大学を選んだ?

 「どこも行けなかったから」(所在不明とされるネパール人)

 研究生は、正規の留学生と違い、定員の制限がありません。東京福祉大学は2016年度から募集を始め、これまでの3年間に正規の留学生の6倍を超えるおよそ5700人が入学。早稲田大学と比べると、研究生の占める割合が異常に高いことがわかります。

 一方で、研究生の受け入れを開始して3年間で学費収入はおよそ12億円増加しました。外国人労働者の救済にあたってきた弁護士は、収入をあげるために受け入れを拡大させた結果といえ、制度の穴が浮き彫りになったと批判します。

 「大学として授業料を納めてもらって、大学としてもうかるということが目的でやって、それでその環境の中で所在不明の人が(1年間で)700人もいたということだと思います。文科省が何人以上は駄目だとか、そういう基準を定めているわけではないので、今まで見過ごされてきたのだと思います」(指宿昭一弁護士)

 大学側は「留学生を増やすという国策に沿ってやっている。日本語学校を出ても受け入れ先がないという現実があり、研究生の受け入れは感謝されている」としています。

 また、柴山大臣が国会で2017年度分について、大学が「所在不明者は0人」と報告していたと明らかにした件について、大学側は20日、「退学、除籍、所在不明と3つの区分があるところ、除籍にマークしたうえ、措置内容として所在の確認中と報告した。つまり、文部科学省に対して留学生の所在不明を隠し立てしたことはない」とのコメントを出しました。(20日18:21)>(以上「JNN」より引用)


 大学とは名ばかり、という大学が全国にいったい何校あるだろうか。それらは入学者の定員割れが通例化し、その定員割れを埋めるために「留学生」を大量に受け容れている、というのが実態だ。

 その留学生の多くが日本語はおろか、日本の高校卒業程度の学力さえ怪しい「研究生」だという。研究生とは大学入学生ではなく、入学のための「予科」生だ。そうしたアヤシゲな制度が大量の行方不明「留学生」を発生させている。

 技術実習生の行方不明も問題だが、留学生を隠れ蓑に日本に入国して行方不明になる外国人が大量にいることを隠していた大学にも問題がある。そしてそれは東京福祉大学だけの問題なのか、早急に全国の大学を調査すべきではないだろうか。

 そうした日本語も話せない若い外国人が大都会の人込みにまみれて、どうやって生きていくのか考えれば問題があることは誰の目にも明らかではないだろうか。犯罪予備軍として、彼ら若い外国人が日本に棲みつくことは日本社会にとっても良いことではない。

 大量の外国人が日本に不法滞在するようになり、それが常態化していると考えなければならない。日本社会の「安全性」が損なわれようとしている。

 そうしたコストを全国の大量留学生を受け入れている大学が日本国民に支払わせている、と考えなければならない。私学の経営のために、日本社会の安全性が脅かされて良いのだろうか。

 雨後の筍のように全国各地に設立された「程度の低い」大学を存続させる必要があるのだろうか。地方自治体によっては「大学が地域の活性化」に必要だ、と不可思議な理屈をつけて、補助金を出そうとしている。あるいは私学を助成するために「市立大学」にして、市民の税金を投入して経営を安定させようとしているものまである。

 しかし大学は「活性化」のための道具ではないし、「文化の拠点」でもない。あくまでも学究の場だ。その学究を深める学力も有しない生徒を集めてどうするのだろうか。生徒を集めるために学力不足や留学準備不足の「留学生」を大量に受け容れる大学とは一体何だろうか。

 私学振興資金もまた国民の税金だ。私学はあくまでも企業経営だから、生徒の集まらない経営できない私立大学は閉鎖すべきだ。今後とも少子化は続き、日本人学生数は減少するとみられる。学生の集まらない私立高校や私立大学は淘汰されるべきだ。アヤシゲな留学生で数合わせしないで、文科省は厳格に大学の存続基準を適用すべきだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 憤怒!吠えよ!<本澤二郎の「日本の風景」(3261)<「安倍を見るとむかつく!」と大工>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52240305.html
2019年03月21日 「ジャーナリスト同盟」通信

<晴れても心は暗い日本社会>
 「景気は回復局面にある」と今も大嘘を突いている安倍・自公・日本会議政権である。それも6年以上も合唱して、それを新聞テレビが垂れ流す日本社会は、健康・健全とはいえない。

 3月20日の関東は良く晴れた。この齢になって、自宅の庭の開墾をしている。晴天である。梅は散ったが、野山は美しく着飾っている。菜の花も周囲を明るくさせている。気分爽快のはずだが?それでも?

 人々の心は暗い。連日のようにかかってくる、電話の主の憤怒の叫び、怒りの咆哮は止まらない。いまの日本列島の本当の姿であろう。

<「安倍を見るとむかつく!」と大工>
 雨漏りが心配なので、大工に修理をたのんだ。安くはない。

 云十万円を持参した。景気を尋ねると、よくない。極端によくない。「テレビで安倍のむくんだ顔を見ると、むかついてくる!」

 パソコンを打っていても、急に字が小さくなったりする。突然、文章が消えてしまう。がっくりする。これもむかつく原因である。

 素人でも、しっかりとした文字が打てるパソコンが出来ないものか。

 同日、車検が終わったという車屋のおばさんのところに、スズキ車を取りに行った。話し好きのおばさんの出身地は島根県。「昔、竹下登の選挙を応援しましたよ。あの人も戦争で苦労してましたしね。景気?ひどい落ち込みですよ。でも、あと6年頑張らないと、住宅のローンを返せません」。

 この店は、やくざ浜名が、現在もJR岩根駅近くでデーサービスKを営業、知らずにバイトをした美人栄養士をレイプ・殺害した性凶悪犯罪を思い出させてくれる。

 彼女が生前、割安の自動車会社と教えてくれた、その関係の車屋さんである。「木更津レイプ殺人事件」は、他人事ではないだろう。

 やくざによる「踏み倒し」は、木更津の名物なのだ。

<とばっちりを受ける年金生活者>
 不景気とは無関係に住宅の修理やら車検・自動車保険などは、わずかな年金生活者にも襲い掛かる。

 結果的に、不況下のビジネスのとばっちりを、年金生活者が受けることになる。
 生活保護世帯レベルの年金生活者は、まだいい方である。数万円の人たちは、悲劇を通り越している。安倍は武器弾薬で守るというが、そのことは「年寄りは生きるな!死ね!」といっていることになる。

<「公明落選で世の中変わる」は本当?>
 うんざりする時期の到来と思う市民は多いことだろう。各地で市議選が始まった。創価学会が一斉に行動を起こしたからだ。

 昨日会った大工さんが「公明党に入れてほしい、との電話があった」と教えてくれた。「安倍内閣を存続、改憲軍拡を欲するのであれば、投票してやればいいのかもね」などとおしゃべりした。

 「木更津レイプ殺人事件」の、犯人も被害者も創価学会員である。被害者の美人栄養士は「特定秘密保護法を強行した一味の、公明党太田ショウコウは、池田先生の裏切り者。永久に許せない」と殺害される前に言ったことを思い出すと、安倍の下駄の歯になってしまった池田裏切り政党と教団を評価できない。

<意外!東電に枯れ木の伐採を断られる!>
 道路沿いの杉の大木が枯れてきた。1年ほど前からか、気になって伐採しようとしたが、電線に引っかかるというので、当然のことながら東電に要請した。

 当初、関電工という東電の下請け会社が来た。見積額に驚愕!地元の元総務部長が「東電がやってくれるはず」というので、改めて要請。

 昨日、担当者が現場を見てくれた。「今の基準では伐採できない」と逃げる。「最近は異常気象で突風が吹く。100%電線に引っかかる。杉は根元から枯れている。なぜ処理してくれないのか」と説得しても無駄だった。「倒れて電線に引っかかれば処理する」という官僚答弁で逃げ帰った。

<電線に倒れたら処理する、というケチケチ作戦>
 東電福島原発1号機事件の裁判で、東電は「大津波を予想できなかった」といって無罪を主張している。無責任は政府官僚と同じ手口である。大津波は予想できたが、対策を取らなかった東電であることを、国民は知っている。裁判官も知っている。それでも逃げる、この手口と似ているではないか。

 100%電線に倒れることが分かっている、それでも放置して、倒れた時に処理する。無能無責任の東電であろうか。

<東電OL殺人事件を連想>
 311当時の東電会長を思い出した。彼を見ると、反吐が出る。確か渋谷の東電OL殺人事件のさい、よく報道された人物である。

 被害者もその父親も原発反対派で知られた。被害者と東電会長の深い関係も指摘されていた。それでも逃げる。逃げ足の速さは、安倍に似ている。

 東電3号機は、東芝製である。これは水素爆発ではない。核爆発である。中性子を放射している。東電職員は、ただ目を丸くするばかりである。1万トンの放射能汚染物質の水源地産廃場に投棄した驚愕事件も、全く知らなかった。

 恐ろしい社会である。声を上げよ!「木更津レイプ殺人事件」被害者の過ちは、警察に飛び込まなかったことである。声を上げないと、人間は殺される運命にある。

 太田ショウコウも安倍も許してはならない。人間なら憤怒を爆発させる、これしかない!

2019年3月21日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/698.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 日ロ交渉「2島プラスα」論や「2島先行」論は“非現実的” 日本人が知らない北方領土問題の真実(日刊ゲンダイ)
   


日ロ交渉「2島プラスα」論や「2島先行」論は“非現実的” 日本人が知らない北方領土問題の真実
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250131
2019/03/21 日刊ゲンダイ


日本の外交姿勢が問われている(C)共同通信社

 日ロ首脳は昨年11月の会談で、1956年の日ソ共同宣言を基礎にして「平和条約交渉を加速させる」ことで合意した。この結果、日本では「2島プラスα」論とか「2島先行」論が「現実的対応」として急浮上した。

「2島先行」論とは、56年宣言の通り、まず歯舞、色丹を返還させ、国後、択捉は継続協議という論だ。しかし、56年宣言に沿うと、歯舞、色丹の引き渡しにも平和条約締結が必要になるが、平和条約締結後の領土交渉はあり得ない。また、56年宣言は国後、択捉には一切触れていないし、プーチン大統領もこの2島は交渉の埒外と断言している。つまり、「2島先行」論は全く現実的ではない。

 では「2島プラスα」論はどうか。北方領土の面積7%の2島返還で事実上、手を打ち、国後、択捉はロシアの主権を認めて、共同経済活動などを展開するという案である。

 この政策に対する国際的な反響を簡単に説明したい。

 仮に日本が歯舞、色丹で平和条約を締結するとなれば、日本の国家主権問題に対する認識の軽さが国際的な蔑視を招き、それは深刻な結果を招くことになるだろう。

 日本は長年、北方4島がロシアに不法に占拠されているとして、4島の帰属問題を解決して平和条約を締結すると主張してきた。「4島の帰属問題の解決」は4島返還を意味しないが、56年宣言当時でも可能だった7%の島で妥協したとなれば、国際的には到底、対等の主権国家同士の交渉とは見なされない。日本が国家主権問題で屈服して譲歩したと見られるのだ。そうなると、ロシアのクリミア併合など、大国の他国に対する主権侵害を批判する権利は失われるだろう。そして竹島問題や尖閣問題にも影響を及ぼすことは容易に想像がつく。尖閣問題がやがて「琉球列島問題」に発展することは、ほぼ間違いないと言っていい。

(つづく)



袴田茂樹 安全保障問題研究会会長
新潟県立大学教授。青山学院大名誉教授、安全保障問題研究会会長。「ロシアへの反論」(共著=自由国民社)、「沈みゆく大国」(新潮選書)など著書多数。












http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK258] <二階幹事長の4選発言は、致命的な発言だった!>安倍4選を騒ぎ立てる事こそ打倒安倍政権の最善策である  天木直人 












安倍4選を騒ぎ立てる事こそ打倒安倍政権の最善策である
http://kenpo9.com/archives/5759
2019-03-21 天木直人のブログ


 二階幹事長が安倍4選もあり得ると繰り返し発言した事により、安倍4選に関する憶測が絶えない。

 私はこれを歓迎する。

 願わくば、今後とも何かにつけてこの話が政局の中心になってもらいたいと思う。

 なぜか。

 それは、この話が国民的関心になればなるほど、安倍首相は追い込まれると思うからだ。

 ひょっとして二階幹事長は、安倍首相を追い込むために、安倍4選を言いふらしたのではないかと思えるほどだ。

 なぜ安倍首相は困るのか。

 それはズバリ、本音を衝かれたからだ。

 そして、それを言い出したタイミングが早すぎたからだ。

 まず本音を衝かれた点に関しては、きょう発売の週刊文春(3月28日号)で飯島勲氏が見事に私が言い当てた通りの事を書いている。

 つまりプーチン大統領任期は2024年5月まである。再選後のトランプ大統領の任期は2025年1月だ。しかし安倍首相の3選後の任期は2021年9月までしかない。4選とは言わないまでも、2024年まで安倍首相にやってもらわないと、北方領土問題も拉致問題も困ることになる。他に誰が解決できるというのか、と。

 まさしくこれが安倍首相の本音なのだ。

 しかし、今そんな事を騒がれたら安倍首相は困る。

 なにしろ、安倍4選は悪夢だと考えるこの国の約半数の国民が激怒するからだ。

 そうなれば来るべき選挙に負ける。

 だから安倍首相は、国会でも、きのうの日本商工会総会でも、4選は「正真正銘」無い、と強く否定して見せるしかないのだ。

 しかし、ここまで強く、繰り返し否定すれば、さすがの嘘つき安倍でも、今度ばかりは嘘はつかないだろうと皆が思う。

 そう思われた時点でレームダックになる。

 おりから景気後退が隠しようがないほどはっきりして来た。

 そしてトランプ大統領は議会に対する報告書を公表し、そこには来るべき日本との貿易交渉が、サービスも含めた包括的な二国間自由貿易協定(FTA)作りであると明記されている。

 議会へ提出した報告書だからウソはない。

 安倍政権がわざわざ物品貿易協定(TAG)とごまかしている事こそがウソだったのだ。

 経済も外交も、安倍首相が2024年まで首相をやるためには、残された期間に結果を出さなくてはいけない。

 しかし、このままではどう考えても成果は出せない。

 成果が出せなくては4選はしたくても出来ない。

 特に景気回復は最大の難関だ。

 きょうの日経(「大機小機」)ははっきり書いている。

 「景気が落ち込めば、政治的な前提はすべて吹っ飛ぶ。4選の是非は景気にかかっている」と。

 かくて安倍首相は4選のジレンマに悩み続け、その結果4選をあきらめざるをえなくなるだろう。

 少しでもあきらめたと察知されたの時点でレームダックは始まる。

 レームダックが始まれば一気に加速する。

 そうなったら後継者などたちどころに現れて来る。

 二階幹事長の4選発言は、本人の意向がどこにあったか知らないが、安倍首相にとっては致命的な発言だったということだ。

 私は安倍4選騒動が今後とも騒がれ続ける事を歓迎する(了)



安倍4選の大騒ぎ報道が続くことを歓迎する




首相、自民総裁連続4選を強く否定
https://this.kiji.is/480988244598457441
2019/3/20 15:353/20 15:38 共同通信

 安倍晋三首相は20日、東京都内での経済団体の会合であいさつし、自身の自民党総裁連続4選論を強く否定した。「連続3期までが党の明確なルールなので、正真正銘、3期目が最後の任期になる」と述べた。



首相、総裁4選強く否定 参院選影響懸念、打ち消し図る
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190320-00000109-kyodonews-pol
共同通信 3/20(水) 16:25配信


日本商工会議所の会合であいさつをする安倍首相=20日午後、東京都内のホテル

 安倍晋三首相は20日、東京都内で開かれた経済団体の会合で、自身の自民党総裁連続4選論を強く否定した。「連続3期までが党の明確なルールなので、正真正銘、3期目が最後の任期になる」と述べた。一部報道機関の世論調査で4選「反対」が多数に上り、このままでは夏の参院選に影響しかねないとみて、打ち消しを図ったとみられる。

 4選に関し、首相は14日の参院予算委員会で「党則で禁じられている。ルールに従うのは当然だ」と答弁したが、その後も「党則改正すれば4選もルールに従ったと言える」(党関係者)との声がくすぶり続けている。



【報ステ】安倍総理「正真正銘3期目が最後の任期」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190320-00000074-ann-pol
3/20(水) 23:30配信 ANN



 自民党内で波紋が広がっている“安倍4選論”について、安倍総理は日本商工会議所の総会で20日、3期目の続投を決めた三村会頭を引き合いに、自らの4選を否定した。「三村会頭は『マックスであと1期』と言った。さすがに4期目は考えていないということかと思うが、私も全く同じ心境」と笑いを誘い、「連続3期9年までというのが自民党の明確なルールなので、正真正銘3期目が最後の任期となる」と述べた。
































http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/700.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 消費税増税分「84%が使途不明」 山本太郎事務所が突きとめる(田中龍作ジャーナル)
消費税増税分「84%が使途不明」 山本太郎事務所が突きとめる
http://tanakaryusaku.jp/2019/03/00019834
2019年3月21日 17:49 田中龍作ジャーナル


グラフを ふんだん に使って、国民に分かりやすく語りかける。山本議員の街宣の特徴だ。=21日、新宿駅南口 撮影:田中龍作

 「全額社会保障の安定に使う」。安倍政権が国民に説明していた消費税増税の理由は、やはりウソだった。

 増税分のうち社会保障の充実に使われていたのは、わずか16%だった・・・山本太郎事務所が内閣官房に問い合わせた結果、明らかになった。

 84%は使途不明である。

 山本事務所が「内訳はどうなってるのか?」と聴くと、内閣官房は「内訳は出せない」「そーゆーのは出せない」と答えたという。

 安倍首相は今国会の施政方針演説(1月28日)で「増税分の5分の4を借金返しに充てていた」と明らかにしている。

 借金は辺野古の埋め立てに代表される無駄な公共工事、米国製兵器の爆買いなどだろうか。

 納税者として納得がいくものではない。山本事務所が内閣官房に「どうして内訳が出せないのか」と重ねて尋ねたところ「うち(内閣官房)ではやっていない」と開き直ったそうだ。


きょうは統一地方選挙の初日。自由党共同代表である山本議員の街宣には、多くの取材陣が詰めかけた。=21日、新宿駅南口 撮影:田中龍作=

 それでも はっきり していることが一つある。大企業のための法人税減税をした分、消費税が増税されていることである。

 かくして大企業は空前絶後の内部留保を貯め込んだ。

 山本事務所の試算によると、消費税増税は低所得者ほど負担割合が大きくなる。高額所得者がわずかに増えるだけだ。

 消費税増税とは庶民の首が締まる仕組みなのである。

 「取れる所(高額所得者)から そこそこ 取り、取れない所(低所得者)からは わずか に、というのが税の原則です」。

 国民に向かって語りかけることができる数少ない国会議員である山本太郎は、7月の参院選で2期目を目指す。

  〜終わり〜



新宿駅東南口 19.3.21 山本太郎議員、街宣

※消費税問題 11分過ぎからです。冒頭からご覧ください



















































http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/701.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 「消えた留学生」問題は必然、安倍政権が生む「外国人労働者大量逃亡時代」
2019年3月21日 窪田順生 :ノンフィクションライター
「消えた留学生」問題は必然、安倍政権が生む「外国人労働者大量逃亡時代」
低賃金で働き手の足りない介護職に外国人労働者を入れようという動きが出ています。
低賃金で日本人に敬遠される職種でも、外国人労働者なら喜んで働いてくれるはず――そんなムシのいい話がまかり通るはずはない Photo:PIXTA
消えた留学生問題が大騒ぎになっている。しかし、日本政府が外国人労働者を受け入れ始めれば、さらに多くの外国人が「消える」ことになるのは間違いない。そもそも、日本人もいやがる低賃金労働を「外国人ならやってくれるはず」という思い込みは間違っている。なぜなら、彼らが日本に来る動機は間違いなく「お金」だからだ。(ノンフィクションライター 窪田順生)

消えた留学生問題から
予想できる将来の日本の惨状
 後からボロボロとこういう話が出てくるということは、これもまだ「氷山の一角」に過ぎないのではないか。

 ベトナム、ネパール、中国国籍などの留学生約700人が「所在不明」になっている東京福祉大学で、文科省などが調査を進めたところ、所在不明者は700人どころの騒ぎではなく、過去3年間で1400人にも上ることがわかったというのだ。

 報道によると、この「消えた留学生」たちの多くは、授業に出たのはわずか数回で、ある日忽然と姿を消し、学費未納で「除籍」扱いになった者である。

 じゃあ、そこでこういう人たちは故郷に帰るのかというと、そうではなく、多くはビザが切れても不法残留し、外食や建設現場など、日本人労働者に敬遠される「人手不足業界」で、労働力として重宝されているのだという。

 という話を聞くと、「ほらみろ、こういうことになるから、留学生とかじゃなくて外国人労働者としてしっかりとした受け入れ体制をつくらないといけないのだ!」なんて感じで胸を張る人たちがいるが、筆者の考えはまったく逆である。

 こういう問題が起きるから、外国人労働者の受け入れ拡大はやめた方がいいのだ。

 今の流れのままでいけば、数百人、数千人規模の外国人労働者が「所在不明」となる。今回の「消えた留学生」問題というのは、近い将来に日本を震撼させる「消えた外国人労働者」のプロローグに過ぎないのである。

 今回の一件から我々が学ばなくてはいけないことは、「外国人留学生にはもっと厳しい監視が必要だ」とか、「留学生を受け入れると補助金が出ることも問題だ」というような規制や制度うんぬんの話ではなく、ごくシンプルな「人間心理」である。それを一言で言ってしまうとこうなる。

「人間は時にルールを破ってでも、待遇の良い方向へ流れていく」

 留学生が学校を除籍になれば当然、不法残留になる。にもかかわらず、留学生たちは学校から消えた。学費を支払いながら留学生を続けるよりも、バイトでガッツリ稼いだ方がよほど稼げるからだ。待遇の良さが、リスクを上回ったのだ。

外国人労働者は制度を
守って働いてくれるのか?
 このような「人の心」という視点が昨年、選挙のために政府がゴリ押しした「外国人労働者の受け入れ拡大」ではゴッソリ抜けている。

 安倍政権によると、「外国人労働者」は「移民」ではなく、「特定技能」という在留資格で、14業種の特定産業分野で働くことを条件として在留が許可される人だ。つまり、介護職で日本に来た人は介護職を辞めたら日本から出てってね、というわけだ。

 だが、この制度を適応する相手は「奴隷」ではなく、職業選択の自由を持つ人間である。当然、「消えた留学生」らと同じような心理が働く。

 例えば、介護職の「特定技能」で日本にやってきた中国人の女性がいたとしよう。しかし、ご存じのように、日本の介護現場はハードな割に賃金も低い。今や中国の介護現場の方が待遇がいいという話もあるくらいだ。

 ということで、程なくしてこの女性、勤務先どころか、日本で介護の仕事をすること自体を辞めたいと思い立った。

 介護を辞めれば、「在留資格」を奪われて日本から出ていかなければならないのだが、彼女はサクッと職場から消えた。同郷の友人から紹介された夜の仕事でガッツリ稼げるからだ。待遇の良さが、不法残留というリスクを上回ってしまったのだ。

 こうして一人、また一人と外国人労働者が何の断りもなく職場から姿を消して行き、気がつけば、「人手不足の救世主」と崇めていた外国人労働者が、何千人も「所在不明」となり結果、日本は、何をしているのかよくわからない「不法移民」が溢れかえる国になりましたとさ――。

「はいはい、妄想おつかれさん」という声が聞こえてきそうだが、筆者がこういう最悪な未来を予想してしまうのは、他にも理由がある。実は今回の「消えた留学生」問題というのは図らずも、政府が推進する「特定技能外国人労働者」という制度の致命的な欠陥を露呈させてしまっているからだ。

外国人留学生の第一目標は
当然「お金」である
 この制度は、「特定技能」を持つ外国人労働者の皆さんは、人手不足に悩む業界で文句ひとつ言わずにキビキビ働いてくれる、ということが大前提となっている。

 これらの業界は、仕事がきつくて、賃金も安いということで、日本人労働者から敬遠されているが、外国人労働者の方たちは「日本で働けるだけで幸せです!」と考えるであろうという前提がある。だが、「消えた留学生」問題を見る限り、それは何の根拠もない「妄想」だと言わざるを得ない。

 そもそも、消えた1400人の外国人留学生に限らず、東京福祉大学に来ているほとんどの外国人留学生は、この学校を経て日本で仕事に就きたい、キャリアアップをしたいということを目的としている。要は「お金」が目的である。

 もちろん、「少子高齢化で悩む日本の方たちを助けるため、介護施設で働きたいんだ!カネなんて二の次だ!」という、ありがたい外国人の方たちもいらっしゃるかもしれないが、入学希望者の多くは「お金」を第一目標としている。その動かぬ証拠が、東京福祉大学留学生向けパンフレットにデカデカと記されたこの文言だ。

《「お金持ち」になる夢につながる》

 わざわざカギカッコと赤字で「お金持ち」を強調しているのだ。こういう呼びかけをして、それに応じてやってきた留学生の多くが「お金」を目的として、日本にやってくるのは当然である。

 そう聞くと、金目的で日本に来る留学生を批判しているように聞こえるかもしれないが、そんなつもりは毛頭ない。むしろ、安くない学費を捻出して海外で勉強をしようという者ならば、当然のモチベーションだ。

 そして、このモチベーションは「外国人労働者」になれば、さらに高くなることは言うまでもない。

 しかし、先ほども申し上げたように、「外国人労働者」が働けるのは、「人手不足業界」に限定されている。なぜこれらの業界が人手不足になっているのかというと、仕事がハードということもあるが、何よりも賃金が低いからだ。

 もう何を言わんとしているかお分かりだろう。政府の進める「外国人労働者の受け入れ拡大」というのは、「お金」が目的で日本にやってくる外国人たちに、彼らの来日目的にマッチしないどころか、自国民が嫌がるような「低賃金労働」をあてがう、というかなり無理のある話だ。

年間85万円の学費を4年払って
月給23万円の将来はアリか?
 どれくらい無理かというと、経営者やエリートビジネスマンと結婚したいと願う女性に、アルバイトで夢を追いかける若者とお見合いさせるくらい無理だ。どんなにゴリゴリ押しても「破談」間違いなし、というのが日本の「外国人労働者の受け入れ拡大」なのだ。

 そして、このような日本側が外国人に求めることと、外国人が日本に求めることの悲劇的なすれ違いの結果が、「消えた留学生」問題である可能性が極めて高い。

 多くの所在不明者を出した、東京福祉大学の「研究生」の1年間の学費は62万8000円。この準備過程を終えて学部に編入すると年間85万かかる。かなりの額だ。では、このような学費を毎年払い続けて、晴れて日本で働くことができた時、果たして「パンフレット」に書かれていたような「お金持ち」になれるのかというと、かなり難しい。

 例えば、東京福祉大学卒業生の多くが進むであろう「介護職員」(施設)の1ヵ月の賃金は約23万3600円(平成29年賃金構造基本統計調査)である。国内での業種の中でも決して高いとは言えない賃金だ。

 いや、これなどまだマシな方だ。昨年7月に放映された「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)が取り上げた、介護施設で働くフィリピン人看護師の月給は14万だった。果たして、このような賃金を手にして、彼らは「お金持ち」だと感じるだろうか。感じるわけがない。

 国によっては祖国へ仕送りすれば、一家全員が暮らせるくらいの額にはなるが、働いている外国人自身も日本で生活しなくてはいけないのだ。中には、「聞いていた話と違う」「騙された」と思う人もいるだろう。

 いずれにせよ、「お金」が目的で日本にやってきた留学生たちとって、日本で福祉や介護の職に就くということは、あまりにも費用対効果の悪い話だったことは間違いない。

外国人を「部品」のように扱う
心なき日本政府の行く末は
「仕事ってのはそんな甘いもんじゃない!そういう苦労をすれば、いつかちゃんと報われるんだ」と怒り出すおじさんも多いかもしれない。

 ただ、日本人相手ならそういう説教も通用したかもしれないが、彼らは「外国人」である。日本人のように責任を求めるなら、日本人と同じような権利を与えるのが筋だ。それができないのに義務やリスク、そして重労働を押し付けるのなら、「お金」などの見返りを保障するしかないのだ。

 しかし、現行の「外国人労働者の受け入れ拡大」にはそういう視点はゼロだ。

 外国人は、日本人が嫌がる低賃金・重労働の仕事を黙々とこなせばよし。外国人には職業選択の自由はないので、決められた仕事以外はしてはならぬ――。そんな都合のいい「奴隷」制度のような話がうまくいくわけはないのである。

「消えた留学生」問題は、この国が「外国人」という人たちの「心」をまったく考慮せず、「部品」のひとつのようにしか捉えていないという事実を、これ以上ないほどわかりやすく露呈させた。

 これまで本連載で繰り返し指摘してきたように、人手不足業界の待遇改善、つまりは賃金を上げていくことをせずに、外国人労働者を受け入れても、日本人の低賃金労働の現場で既に起きているブラック企業、パワハラ、バイトテロなど「恥」を世界へ向けて発信することにしかならない。

 今回の問題を受けて、TBSの取材に対して東京福祉大学は「留学生を増やすという国策に沿ってやっている」と答えていた。

 これから外国人労働者をめぐるトラブルが日本中で増える。劣悪な労働環境やパワハラ、長時間労働を強いたとして告発されるブラック企業、悪徳ブローカーなども、自分たちの正当性を主張するため、「だって、これは国策ですから」というような釈明をするのは、容易に想像できる。

 実はこの構図は、70年を経てもいまだに日本を悩ます「従軍慰安婦」や、「徴用工」の問題とまったく同じである。

 慰安所に女性を売り飛ばした韓国の女衒や、外国人の炭鉱夫をこき使った企業は口が避けても、「外国人は低賃金でこき使えるから」とは言わなかった。では、どういう大義名分を掲げたかというと、「日本のため」である。

 このように、日本人労働者から敬遠されるブラック業界の救済のため、「国策」を持ち出してしまったことが、すべての悲劇の始まりなのだ。

 日本に来たい、働きたい、と言っていた外国人が、ある日を境に「被害者」へと変わるのがこの手の問題の恐ろしいところだ。やはり「外国人労働者」問題の行き着くところは、「従軍慰安婦」や「徴用工」のような国際的人権問題なのかもしれない。
https://diamond.jp/articles/-/197546
http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/702.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 安倍晋三はいつまで”金魚の糞”を続けるのか? 
安倍晋三はいつまで”金魚の糞”を続けるのか?
https://85280384.at.webry.info/201903/article_149.html
2019/03/21 18:55 半歩前へ

▼安倍晋三はいつまで”金魚の糞”を続けるのか?

 落語の名作「明烏」に、「いつも金魚の糞のように、人の後をついて歩いてばかりじゃダメなんだ。商いの切っ先が鈍る」と、大店の旦那がせがれに説教する場面がある。

 安倍晋三は何かというとトランプの顔色を伺い、トランプの尻にくっついて歩く。こんなに主体性のない首相も珍しい。要するに晋三はハナから首相の器ではないのだ。彼は「その他大勢、馬の脚」に過ぎない。時のがられで間違って総理になった。

 今回は官邸ホームページの更新に当たってホワイトハウスを参考にしたそうだ。間抜け野郎は早く立ち去れ!

***************************

 約5年半ぶりに全面リニューアルした首相官邸ホームページ(HP)が、米ホワイトハウスHPのデザインとそっくり―。こんな話題がインターネット上で持ち上がっている。内閣広報室は「似ているところもある」と認めつつ「ホワイトハウスだけを参考にしたわけではない」と説明している。

 新たなHPは今月2日に公開された。トップページには安倍晋三首相の活動を紹介する大きな写真を掲載。最上部にアベノミクスや働き方改革、1億総活躍など安倍政権の看板政策が並べられ、ワンクリックで政府の対応を詳しく確認できる。  (以上 共同通信)

トランプの尻にくっついて歩く安倍晋三にピッタシのホームページはここをクリック
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019032101001202.html


 米ホワイトハウス(上)と首相官邸のホームページ



















首相官邸
https://www.kantei.go.jp/



http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/703.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 竹田JOC会長辞任はフランス当局の逮捕を想定。本当の黒幕は違う場所に居る。(かっちの言い分)
竹田JOC会長辞任はフランス当局の逮捕を想定。本当の黒幕は違う場所に居る。
https://31634308.at.webry.info/201903/article_19.html


JOCの竹田会長が辞職することになった。竹田氏が「不正はしていない」と言っているが、本当に不正をしていなければ、辞める必要はないのだ。辞めるということは、フランス当局に逮捕される可能性があるのだ。IOCが裏で竹田会長の辞任を強く要求した理由は、フランス当局の動きを掴んでいるからだと思っている。いずれ竹田氏は逮捕されると思っている。

竹田氏が「不正はしていない」という言葉には、竹田氏の複雑な気持ちが混じっている。なぜなら、竹田氏は自分の意志だけでやった訳ではなく、政府安倍首相の強い意向を受けて、電通などのルートを周りから言われて、ハンコウを押したのだろう。言うなれば、竹田氏は実行部隊の長であり、その裏には開催誘致に現地まで乗り込んだ政府安倍首相が張本人だと思っている。

安倍首相はいつもこのパターンである。加計、森友も全て自分は責任を免れ、自分の秘書、官僚が防波堤になり、決して自分に類が及ばないようにしている。その意味では竹田氏はTOPとして責任を取ったことは安倍首相よりは余程いい。竹田氏は無念かもしれいなが。


安倍政権がシッポ切り JOC竹田会長を待つ仏当局の本格捜査
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250129
公開日:2019/03/20
「不正はしていない」――。潔白を訴えながら「6月退任」を表明した日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)。しかし、このタイミングで退任表明したのは、いっこうに疑惑が晴れず、“辞任”せざるを得なくなったからだ。フランスの司法当局は“贈賄”の嫌疑がかかっている竹田会長の捜査を続けている。はたして、退任表明によって捜査は止まるのか。

 国際オリンピック委員会(IOC)委員も辞任する。疑惑を抱える会長の辞任は、IOCの強い意向があったとされる。国際ジャーナリストの春名幹男氏が言う。

「退任しても、捜査をしているフランスの司法当局は竹田氏に対する捜査を本格化させると思われます。IOCが辞任を迫ったということは、疑惑が濃厚だということです。リオ五輪招致の贈賄事件では、ブラジルの五輪委員会の会長が逮捕されています。同じ構図だけに竹田氏だけが免れるとは考えにくい」

http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/704.html

記事 [政治・選挙・NHK258] <道知事選>石川知裕氏第一声 キャッチフレーズは「北海道独立宣言!」「行動する知事宣言!脱原発、IRカジノ誘致反対」






<道知事選>石川知裕氏の第一声
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/288589
03/21 18:21 北海道新聞


全編動画→https://www.hokkaido-np.co.jp/article/288589

 農林水産業は環太平洋連携協定(TPP11)などの国際交渉で厳しい場面に追いやられてきました。しかし、今の知事は闘ってきませんでした。道民のためにならない時は、「撤回すべきだ」と闘う知事になりたいと思います。

 知事として決断や努力をしなければいけない問題があります。鉄路の問題は簡単なことではないが、沿線の自治体や住民が「残してほしい」という気持ちを持つ限り、あらゆる手段を尽くして残すことに努力します。

 IRの問題はカジノを誘致するより、子どもが喜ぶ施設を誘致するほうが道民のためです。「観光税」を創設し、観光振興に充てます。決断できるリーダーとして北海道を引っ張っていきます。(胆振管内厚真町役場前)



北海道知事選告示 新人2人が立候補
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190321/k10011855801000.html
2019年3月21日 14時15分 NHK


動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190321/k10011855801000.html

平成最後の選挙となる統一地方選挙のトップを切って、11の道府県の知事選挙が21日に告示されました。北海道知事選挙は、与野党が真っ向から対決する構図となり、新人2人が立候補しました。

北海道知事選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属の新人で、立憲民主党、国民民主党、共産党、自由党、社民党が推薦する元衆議院議員の石川知裕氏(45)と、自民党と公明党が推薦する元夕張市長の鈴木直道氏(38)の2人です。

石川氏は「今回、北海道独立宣言というキャッチフレーズを掲げた。国と対立する訳でもなく、依存する訳でもなく、しっかりと自分たちの足でこの大地に立って、協力と工夫をしながら北海道を一緒に元気にしていきたい」と訴えました。

鈴木氏は「あらゆるピンチをチャンスに変えていくために、北海道を愛し、北海道にほれ込んだ人たちの力を結集しなければならない。国、北海道、市町村が一体となって、人口減少をはじめとする課題を突破していかなければならない」と訴えました。

選挙の構図

北海道知事選挙は16年ぶりの新人どうしの選挙戦です。

元夕張市長の鈴木氏を自民党と公明党が推薦しています。このほか、地域政党の新党大地も推薦しています。

これに対し、元衆議院議員の石川氏を立憲民主党、国民民主党、共産党、自由党、社民党が推薦し、与野党が全面的に対決する構図となりました。



北海道知事選告示 候補の石川知裕氏・鈴木直道氏 "明日"をどう描く? 与野党対決を記者が解説 (19/03/21 18:36)

北海道ニュースUHB 2019/03/21 に公開

21日に告示された北海道知事選。新人2人による与野党一騎打ちの構図になりました。

 立候補したのは届け出順にいずれも無所属の新人で、立憲・国民・共産・自由・社民が推薦する元衆議院議員の石川知裕候補と自民・公明・大地が推薦する、前の夕張市長の鈴木直道候補。

 2人は何を訴え、17日間の選挙戦をどう戦うのか。担当記者が報告します。

 全国の知事選で唯一、与野党対決型となった北海道知事選。元衆議院議員の石川知裕候補は厚真町で、前の夕張市長の鈴木直道候補は安平町で、第一声を行いました。

 選挙戦を象徴する第一声、2人は何を訴えたのでしょうか。

 本田資記者:「石川候補の第一声です。一番時間をかけたのは目指す知事像でした」

 無所属・新 石川知裕候補:「農林水産業はTPP、EPA国際交渉によって農業・林業・水産業、厳しい場面に追いやられている。北海道のトップリーダーが道民のためにならない時には北海道知事がこれは道民のためにならないから撤回すべきとしっかり戦う知事になって頑張っていきたい」

 本田資記者:「第一声の前には、自らの希望で厚真町の被災現場を訪れた石川候補。言葉だけでなく、実際に行動する知事として被災地に寄り添うと宣言しました。また脱原発、IRカジノ誘致反対、JRの鉄路維持などの立場を改めて明確に打ち出し、相手候補との違いをアピールしました」

 石川候補:「もう一度原子力に頼る社会に戻るのは、私は世界の流れからしても、そしてこの北海道の自然を守ることからしても、逆行していると思っています」

 20日夜は札幌市で約2200人が参加する大集会を開いた、石川候補。

 駆け付けた玉城デニー沖縄県知事とともに、国に依存しない自治を目指していくと訴えました。

 すでに道内約130の自治体を回っていますが、選挙戦序盤も各地で支持を訴え、中盤からは、札幌圏の支持拡大にも力を入れます。

 選対の幹部は「少しリードされているが、ここから追い上げたい」としています。

 野呂有里記者:「鈴木候補の第一声はおよそ11分、最も時間を割いたのは、胆振東部地震からの復興支援です。被災地に寄り添う姿勢を強調しました」

 無所属・新 鈴木直道候補:「一日でも早い復旧復興に向けて全力で取り組みます。防災減災、国土強靭化を進めて皆様の暮らし、命、財産を何としても守り抜く覚悟であります」

 野呂有里記者:「このほか人口減対策など、北海道の未来にかける思いも訴えました」

 鈴木候補:「国、北海道、市町村が一体となって、人口減少をはじめとする課題を何としてでも突破していかなければいけない。何としてもてでも笑顔あふれる北海道の未来を切り開いてまいりたい」

 21日の第一声では具体的な政策には踏み込みませんでしたが、分かりやすい言葉で自らの思いを語りました。

 幅広い共感を得る狙いがあるとみられます。

 出陣式で吉川道連会長は「全国で唯一の与野党対決の選挙だ。心して挑んでいこう」と訴えました。

 23日は若手政治家では圧倒的な知名度を誇る小泉進次郎氏を応援に招き、大票田・札幌市で支持を訴えます。

 22日は十勝を訪れるなど、一次産業などの支持基盤固めと並行して、無党派層への浸透に力を入れるとみられます。

















20190320 石川ともひろ総決起集会(石川ともひろ氏)






http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/705.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 日本の幸福度は韓国54位を下回る58位!G7で最下位!  
日本の幸福度は韓国54位を下回る58位!G7で最下位!
https://85280384.at.webry.info/201903/article_152.html
2019/03/21 22:26 半歩前へ

▼日本の幸福度は韓国54位を下回る58位!G7で最下位!

 今夜(21日)9時のNHKニュースで「日本の幸福度58位」をやっていたので書こうかと思ったら、既に大野章さんがシッカリ書いてくれたので転載させてもらった。

 会長の首のすげ替えなどNHKへの直接介入や、報道機関への「脅し」を繰り返す安倍晋三政権のせいで、民主主義国家であるハズの日本の信用は低下する一方。安倍政権誕生後、以下のすべての順位がダウンした。

 性懲りもなくいまも、「世界の恥さらし」安倍晋三政権を支えているのは「バカな有権者」どもだ。

***********************

大野章さんが訴えた。

【日本は「幸福度」ランキング世界で58位】
 今夜のNHK ニュース7が、世界における「幸福度」ランキングを報じました。

 すでに日本は『報道の自由度』世界で72位、『女性議員の比率』世界で111位と劣等国ですが、『幸福度』ぐらいはベストテンに入るかと思っていましたが、54位の韓国を下回って58位でした。

 これは、G7の中では最下位です。この結果について街の声は「幸福だとの実感がない」というものです。

 世界でトップは、ぼくが3回訪問してその社会福祉と教育の充実さを実感してきたフィンランドで、2位デンマーク、3位ノルウエイと北欧諸国が続き、スエーデンも7位です。ちなみに、世界の超大国アメリカ合衆国は19位です。

 日本は何故こんなに低いのか?

 健康寿命では世界で2位、一人あたりGDP は24位なのに、安倍によって『腐敗のなさ』は39位、安倍政権による福祉切り捨てで『社会的支援』は50位です。

 きわめつきは『社会的自由度』64位、『他者への寛大さ』92位でいずれも安倍悪政に起因しています
 安倍首相が「悪夢のような」と罵倒する民主党政権が終った頃は43位だった『幸福度ランキング』世界43位が、安倍政権によって58位まで転落したのです。

 この結果を見ても、なお安倍政権を支持するのでしょうか!



「幸福度」日本は58位に後退 「自由度」「寛大さ」評価低く
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190321/k10011855631000.html
2019年3月21日 19時08分 NHK



世界の国や地域の「幸福度」をランキングにした国連の報告書がまとまり、日本は去年より4つ順位を下げて58位でした。G7=主要7か国の中で最も低く、台湾や韓国を下回りました。

国連は7年前から、1人当たりのGDP=国内総生産や健康に生きられる年数、社会の自由度などを数値化し、世界の国や地域の「幸福度」をランキングにしています。

20日に発表されたことしの報告書によりますと、フィンランドが2年連続で1位になったほか、2位にデンマーク、3位にノルウェーが続き、福祉や教育が充実している北欧諸国が上位を占めました。

このほかイギリスが15位、アメリカが19位でした。

日本は去年より順位を4つ下げて58位でした。

長寿国だけあって「健康に生きられる年数」は上位だったものの、「社会の自由度」や「他者への寛大さ」を評価する数値が低く、主要7か国では最下位でした。

アジアでは、25位の台湾、34位のシンガポール、54位の韓国などを下回りました。

このほか中国が93位、政治や経済の混乱が続く南米のベネズエラは108位となり、最下位の156位は、紛争が続き去年8月に和平協定が結ばれたアフリカの南スーダンでした。

健康に生きられる 2位 他者への寛大さ 92位

世界の国や地域の「幸福度」をランキングにした調査は国連が7年前から発表しています。

「幸福度」は、▽1人当たりのGDP=国内総生産、▽健康に生きられる年数、▽社会の自由度、▽他者への寛大さ、▽社会的支援、▽政府やビジネスにおける腐敗のなさ、などを数値化したもので、国連は、過去3年間のデータをもとに150以上の国や地域ごとにランキングしています。

ことし発表された日本のランキングは4つ順位を下げて58位でした。
項目別では、

▽健康に生きられる年数がシンガポールに次いで2位、
▽1人当たりのGDPが24位、
▽政府やビジネスにおける腐敗のなさが39位となっています。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/706.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 安倍首相が防衛大卒業式でも自衛隊を道具に改憲を宣言!「お父さん、違憲なの?」の詐術をいつまで使い続けるのか(リテラ)
安倍首相が防衛大卒業式でも自衛隊を道具に改憲を宣言!「お父さん、違憲なの?」の詐術をいつまで使い続けるのか
https://lite-ra.com/2019/03/post-4618.html
2019.03.21 安倍首相が防衛大卒業式でも自衛隊を道具に改憲を宣言 リテラ

     
     防衛大学校卒業式での安倍首相(首相官邸HPより)


 17日に実施された防衛大学校卒業式で、安倍首相がまたも暴走発言をおこなった。これまでも防衛大卒業式の訓示では「警戒監視や情報収集に当たる部隊は、私の目であり耳」「最高指揮官たる内閣総理大臣の片腕」などと自衛隊を私兵扱いする発言をしてきた安倍首相だが、しかし今回は訳が違う。訓示において、ついに自衛隊を改憲の道具にしたからだ。

 まず、訓示のなかで安倍首相は「本日は昭和51年に卒業されたOBのみなさんもお集まりです」と言い、当時、自衛隊を違憲とする判決が出たことを紹介。「自衛隊に対する視線はいまだ厳しいものがあった。みなさんも心ない批判にさらされたかもしれません」と述べた上で「いまや自衛隊は国民の9割から信頼を勝ち得ています」と言及した。

 ところが、安倍首相はつづいてこう宣言したのである。

「政治も、その責任をしっかりと果たさなければならない。次は、私たちが、自衛隊の諸君が強い誇りをもって職務をまっとうできるよう環境を整えるため、全力を尽くす決意です」

 ようするに、憲法改正によって自衛隊を明記することで「強い誇り」がもてるよう「環境を整える」と明言したのだ。

 しかし、この訓示、誰がどう見てもおかしいだろう。前述したように、安倍首相は「自衛隊は国民の9割から信頼を勝ち得ている」と誇っている。なのに、どうしてわざわざ憲法に自衛隊を明記する必要があるのか。話がまったくつながらず、矛盾しているのだ。

 どうして「自衛隊は国民の9割から信頼を勝ち得ている」のに、憲法を改正して自衛隊を明記しなければならないのか──。だが、安倍首相はこれまでも、こうした矛盾を無視して、インチキな話を持ち出しては改憲の必要性を訴えてきた。

 その最たる例が、あの「お父さんは違憲なの?」話だ。

 本サイトでは過去にも取り上げたが、あらためて説明しておくと、「お父さんは違憲なの?」話というのは、安倍首相が9条加憲の理由としてやたら口にしてきた話。自衛隊員が目に涙を浮かべた子どもから「お父さんは違憲なの?」「学校の先生に言われた」という話を聞いた、だからそんなことのないように自衛隊を憲法に明記する必要がある、というものだ。

 大前提として「お前のお父さん憲法違反!」といじめられた子どもがいるのだとしたら、おこなうべきはいじめの解消・解決であって、「子どもが違憲と言われたから」改憲するということ自体がむちゃくちゃだ。

 しかし、国会でこのエピソードについて追及されると、安倍首相は「嘘だって言っているんでしょ、あなたは」「私が嘘を言うわけないじゃないですか!」と激昂。「資料を出せと言うんであれば出させていただく」と大見得を切り、2月20日の衆院予算委員会でこう説明した。

「(この話は)防衛省担当の総理秘書官を通じて、航空自衛隊の幹部自衛官から伺った話」

 ようするに、安倍首相は「出す」と言っていた資料を出さないまま、自分の「秘書官」から「航空自衛隊の自衛官」の話を間接的に聞いたと言い出したのだ。

 だが、じつは「秘書官から聞いた」というのは、自身がこれまで吹聴してきたエピソードとあきらかに食い違っているのである。

■安倍首相「自衛官から聞いた」がいつの間にか「秘書官に聞いた」と修正

 安倍首相が「自衛官が息子に『お父さんは違憲なの?』と目に涙を浮かべながら言われた」なる逸話を改憲の理由に持ち出し始めたのは、記録に残っているものとしては2017年からのこと。同年6月24日、神戸市のポートピアホテルでおこなわれた「神戸『正論』懇話会」の設立記念特別講演会での講演では、安倍首相はこう語っていた。

「自衛隊の幹部から、こういう話を聞いたことがあります。その幹部には息子さんがいらっしゃいますが、パイロットのお父さんが大好きで、いつも元気な息子さんだそうであります。その息子さんが数年前、中学校に入った直後、夕食のとき、その日に限ってふさぎこんだ様子で押し黙っていたそうであります。心配になったお父さんが問いただすと、一言、『お父さん、憲法違反なの?』と言って目に涙をためていたそうであります。『合憲だ』と政府見解を説明してもですね、『だって学校でそういう考えがあることを習ったんだよ』と言っていたと言います。果たして皆さん、このままでいいんでしょうか」(産経WEST「安倍晋三首相 神戸正論講演詳報(7)」より)

 その後も安倍首相は「自衛官から聞いた」として、テレビや国会で同じ話を何度も繰り返してきた。つまり、これまでは安倍首相自身が“直接”自衛官から聞いた話として語っていたのに、追及を受けた途端、「秘書官から聞いた」、ようするに“また聞き”だったとすり替えているのだ。

 安倍首相はどうしてこんな発言の“修正”をおこなったのか。そもそも、安倍首相が秘書官経由で「お父さん違憲なの?」話を聞いたという航空自衛隊の現役幹部は実在するのか。じつは、一部で、安倍首相が口にしているエピソードの根拠だと指摘されている自衛隊OBがいる。元航空自衛隊空将で、現在では右派論壇人として活動している織田邦男氏のことだ。

 実際、織田氏は、「林原チャンネル」(2019年1月21日公開)という右派系インターネット番組で、自分の息子から「お父さん、自衛隊って違憲なの?」と問われたエピソードを公開したうえ、「それを私があるところに書いたら、最近、安倍さんがそのフレーズを使うようになっちゃって、あはは(笑)」と発言。その後も自身の息子の話として、同様の発言をおこなっている。

 この織田氏の存在を持ち出し、一部のネトウヨ、安倍応援団やそれ系のまとめサイトは「自衛官は実在している」と安倍首相を擁護しているが、織田氏は現役自衛官ではないし、安倍首相や秘書官に直接話したわけでもなく、本人も「あるところに書いたら、安倍さんが使うようになった」と言っているのだ。これでどうして、「現役自衛官幹部から聞いた」という安倍首相の発言が嘘でない証明になるのか。

 しかも、前述したように安倍首相がはじめて「お父さん違憲なの?」エピソードを披露したのは2017年6月24日、産経新聞が全面サポートする「神戸『正論』懇話会」講演会後のことだが、織田氏はこのエピソードを、その一週間後、2017年6月30日に発売されたまさに産経新聞社発行の「正論」8月号に書いていたのだ。

■安倍首相の“元ネタ”元自衛官は昔の話で「さすがに今はないだろう」と

 その上、もし織田氏の文章が安倍発言の根拠なのだとしたら、それは逆に安倍首相のインチキを証明することにしかならない。というのも、織田氏は現在67歳。「小学校か中学校の」息子から「お父さん、自衛隊は違憲なの?」と聞かれた時期となると、おそらく30年くらい前のことだと推測できるからだ。

 安倍首相がこのエピソードを語り始めたころから、「自衛隊への批判が強かった70年代、80年代までならいざ知らず、世論調査で90%近い支持のある現在、そんないじめがあるとは思えない」という懐疑的な声が圧倒的だったが、織田氏の「体験談」も、古い昔の話にすぎなかったのである。

 実際、織田氏自身も前掲「正論」2017年8月号のなかで、こう書いていた。

〈さすがに今は「自衛官の子弟」というだけで、学校で先生たちから虐められることはないだろう(そう信じたい)し、自衛隊は国民に既に定着したから「加憲」しなくてもよいではないかという護憲派もいる。〉

 ところが、安倍首相はこのエピソードが「数年前、中学校に入った直後」と言っているのだ。もし、安倍首相が織田氏の書いた文章を元にしていたとしたら、インチキもいいところである。

 しかも、だ。織田氏が「正論」に「お父さん違憲なの?」エピソードを書いた同じ時期に、保守界隈でも“違憲だから自衛官の子どもがいじめられている”という話が語られ始めていた。その直前の2017年の5月、安倍首相は読売新聞のインタビューと極右改憲集会に寄せたビデオメッセージのなかで、自衛隊を憲法に明記する、いわゆる「9条3項加憲案」をぶちあげている。つまり、この「9条3項加憲案」を正当化するために、改憲勢力や自衛隊出身の右派論客などが古いエピソードを持ち出したと考えられるのだ。安倍首相は「お父さん違憲なの?」話を現役航空自衛官でなく、自分のブレーンである日本会議幹部から「9条3項加憲案」とセットで聞いた可能性もあるだろう。

 ようするに、「お父さん違憲なの?」話というのは、改憲に利用しようと採用された過去のエピソードであり、「自衛隊は国民の9割から信頼を勝ち得ている」現在においては、説得力のカケラもない話なのだ。その上、安倍首相は「自衛官から聞いた」「数年前、中学校に入った直後」などと嘘を混ぜて語ってきたのである。とんだペテンではないか。

 それでも、改憲を悲願とする安倍首相は、今後も手を変え品を替え品を替え、国民を騙す詐術を使い、憲法改正のために自衛隊明記の正当性を訴えることだろう。現に、安倍首相は同様に「自衛隊員募集に6割以上の自治体が協力を拒否している。だから改憲が必要」と訴えていたが、これも実際は9割の自治体が情報の閲覧を認めており協力しており、安倍首相が持ち出した6割という数字は「紙や電子媒体で名簿を提出していない」というものでしかないことが判明している。しかも、紙や電子媒体での情報提供には法的根拠がなく、違法性が指摘されている行為だ。

 一体、次に安倍首相はどんなホラ話を持ち出すか。本サイトでは今後も徹底的にその詐術を暴いていくつもりだ。

(編集部)




















http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/707.html

記事 [政治・選挙・NHK258] 中国に吸収され消滅するまで 安倍で頑張って 合掌 
中国に吸収され消滅するまで 安倍で頑張って 合掌
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51967743.html
2019年03月21日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


日本は面白い国です 日本には建前と本音があります
建前は反中ですが 本音はカネ欲と両天秤です

経団連がそうです
どの経営者も 親中と親米を使い分けます

中国が技術吸収できたのも 
低賃料低賃金での大儲け 見返りは技術吸収でした
中国人が日本観光に行きますが 大半はノウハウを吸収するためです

****

低賃金・0地代で技術蓄積をし 中国の地で果実が出来るようになり
そのスケールは日本を超越し今があります

中国は日本と「共存共栄」=同レベル成長を前提に「相互信頼」
をだったのです
福田政権ときまではそのつもりでした

やっと経済大恩のある 自民党諸先輩に 
中国での「果実の配当を」と 報恩準備を共同企画してたのですが

***

何に腹を立てたのか 急に 野田&安倍首相がCIAと組み
ちゃぶ台返しをし
中国経済連結列車から 故意に脱線転覆しました

中国の地での横綱日本が 急に引退しCIAと
反中別団体TPPを結成してしまいました
そうです
横綱に自動昇格した「中国共産党」は日本コーチの御蔭で
今日の巨大ゴジラ国家となることができたのです

***

安倍政権は 
大企業が太れば 国民は痩せるという政治定理を
逸脱し 下り坂後退をしています

放置すれば自滅します
頑なに中国殲滅願望に支配された安倍政権です
助ける気にもなれません
可哀想な日本ですが



http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/708.html

記事 [政治・選挙・NHK258] このまま消費増税をすれば「日本経済の底が抜ける」3つの論拠 消費冷え込み、企業も減収トレンドへ :経済板リンク 
このまま消費増税をすれば「日本経済の底が抜ける」3つの論拠 消費冷え込み、企業も減収トレンドへ(現代ビジネス)

http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/618.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/709.html

   

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