★阿修羅♪ > アーカイブ > 2019年4月 > 11日00時18分 〜
 
 
2019年4月11日00時18分 〜
記事 [政治・選挙・NHK259] 辞任ドミノ始動で安倍内閣の年内総辞職濃厚に(植草一秀の『知られざる真実』)
辞任ドミノ始動で安倍内閣の年内総辞職濃厚に
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-aaace6.html
2019年4月10日 植草一秀の『知られざる真実』


桜田義孝五輪担当相が辞任した。

桜田氏は、4月10日、東京都内で開かれた自民党の高橋比奈子衆院議員(比例代表東北ブロック)のパーティーでのあいさつで、

「(東日本大震災からの)復興以上に大事なのは高橋さん」

と述べた。

桜田氏は記者からこの発言について問われると、

「そんなこと言ったことない。記憶にない」

と述べた。

ところが、その後、急遽、辞任することになった。

後任には鈴木俊一元五輪担当相が就任した。

桜田氏の挨拶の要旨は次のもの。

「乾杯、いよいよできるかなと思ったときにまた一人(あいさつの)追加で、がっかりしているんじゃないか。

私も「がっかり」という言葉が禁句なんですよ。

いろいろ言われちゃってね。

もう、こりごりしているんですけどね。

東京オリンピックは来年で、世界中の人が日本に、岩手県にも行くと思います。

東日本大震災ということで、東日本ということは岩手も入っているのですから、世界中の人が行くと思います。

おもてなしの心を持って復興に協力していただければありがたいと思います。

そして、復興以上に大事なのは、高橋さんなので、よろしくどうぞお願いします。」

安倍内閣の「適材適所」人事の真価を見せつける事態である。

安倍首相は桜田氏にサイバーセキュリティー担当相をも兼務させていた。

しかし、桜田氏はパソコンに触れたこともないことを国会答弁で明らかにした。

安倍首相の「大胆さ」は国際的にも脚光を浴びるものである。

つい先日、塚田一郎国交副大臣が辞任したばかりである。

塚田氏の辞任は安倍首相に直結する問題が原因だった。

塚田氏は「国土交通大臣ですから、ちょっとだけ仕事の話をさせていただきます」と述べて、次のように述べた。

「安倍晋三総理から、ね、麻生副総理の地元でもある北九州への道路の事業が止まっているわけですよ。

吉田(自民党参院)幹事長が私の顔を見たら、『塚田、分かっている?これは総理と麻生副総理の地元の事業なんだよ』と。『俺が、何で来たと思うか』と言うんですね。

私すごくものわかりがいいんです。すぐ忖度する『分かりました』と。

それでですね、この事業を再スタートするためには、いったん国で調査を引き取らせていただくことになりまして、ま、これを今回の新年度の予算に、国で、直轄の調査計画に、引き上げました!」

さすがは、安倍首相の「適材適所」人事である。

下関北九州道路の建設促進の大会には安倍首相も推進連盟の議員の一人として名前を連ねていた。

しっかり、忖度して私物化行政を行う人物を副大臣に起用したことがよく分かる。

塚田副大臣や桜田大臣は辞表を提出して辞任したが、なぜか、安倍首相自身はまだ辞表を提出していない。

2017年2月17日の衆院予算委員会で安倍首相は次のように答弁した。

「私や妻がこの認可あるいは国有地払い下げに、もちろん事務所も含めて、一切かかわっていないということは明確にさせていただきたいと思います。

もしかかわっていたのであれば、これはもう、私は総理大臣をやめるということでありますから、それははっきりと申し上げたい、このように思います。」

「いずれにいたしましても、繰り返して申し上げますが、私も妻も一切、この認可にもあるいは国有地の払い下げにも関係ないわけでありまして、(中略)繰り返しになりますが、私や妻が関係していたということになれば、まさに私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきりと申し上げておきたい。」

ところが、その後、安倍首相夫人の安倍昭恵氏が新設予定の小学校の名誉校長に就任し、安倍昭恵氏が公務員秘書の谷査恵子氏に指示し、谷氏が財務省と折衝し、その結果として国有地の激安払い下げが行われた経緯が明らかになった。

安倍首相は2018年9月14日の自民党総裁選公開討論会で、

「私の妻や私の友人が関わってきたことでございますから、国民の皆様が、疑念を持つ、疑惑の気持ちを持たれるというのは当然のことなんだろうと、このように思っております」

と述べた。

安倍首相辞任の潮時が来ている。

やはり、改元の年、安倍首相は退陣することになると予想される。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/521.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 塚田氏「忖度発言」で参院選落選必至 夫人出馬の仰天情報(日刊ゲンダイ) 
   


塚田氏「忖度発言」で参院選落選必至 夫人出馬の仰天情報
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251575
2019/04/11 日刊ゲンダイ


塚田一郎参議院議員夫妻(C)日刊ゲンダイ

「忖度発言」で国交副大臣をクビになった自民党の塚田一郎参院議員(55)は、今年夏に改選を迎える。ところが、7月の参院選への出馬を断念し、代わりに夫人(47)が立候補するという仰天情報が流れている。

「塚田さんは新潟県選出の参院2回生議員です。父親の塚田十一郎氏は衆院議員や参院議員、さらに新潟県知事を務めた地元の大物です。でも、五男の一郎さんは選挙に弱く、2回も落選しています」(地元関係者)

 もともと、新潟は野党が強い地域だ。ただでさえ選挙が弱い塚田氏は、夏の参院選は厳しい戦いを強いられるとみられていた。そこへ「忖度発言」が加わった。

 そこで、本人ではなく夫人の出馬説が取り沙汰されているという。夫人は、元「新潟テレビ21」の女子アナ。早大出身の美人だ。地元での評判もいいという。はたして夫人が出馬するのか。塚田事務所はこう言う。

「奥さんの出馬説が流れているのは知っています。でも、あくまで噂でありジョークです。塚田本人が出馬するのは間違いありません」

 塚田氏が落選必至となったら、直前に候補者の差し替えもあるかも知れない。










http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/522.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 原発輸出「総崩れ」でも手じまいできない日立・三菱重工のいら立ち(ダイヤモンド・オンライン) :原発板リンク 
原発輸出「総崩れ」でも手じまいできない日立・三菱重工のいら立ち(ダイヤモンド・オンライン)

http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/348.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/523.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 「令」の字と国書から採ったという宣伝文句に感じる違和感 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ) 
   


「令」の字と国書から採ったという宣伝文句に感じる違和感 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251577
2019/04/11 日刊ゲンダイ


万葉集は国書には違いないが(C)共同通信社

 先週に続き、新元号について。もう決まったのだから素直に受け入れればいいじゃないかというご意見もあろうかと思うが、どうもしっくりこない感じがどこから来るのかを考えている。

 ひとつには「令」という字そのものの多義性ということがある。普通は「令嬢」「令息」など「よい」「立派な」の意味で用いられ、だから外務省もこれにビューティフルと英訳をつけた。

 しかしそれにしては「令色」(他人の気に入るように顔色をうかがう)といういやらしい使われ方があるのが気になるし、「令見」と書いて「みせしめ」と読ませることもある。「令状」「令書」「令達」など上から下に向かって命令するというニュアンスの場合も多く、もともとは神官がひざまずいて神意を聴く姿から象形された文字なので、上から目線は当然なのかもしれない。そうだとすると、英BBCが最初にオーダーと訳したのは的確だったことになる。

 もうひとつには、初めて国書から採ったという宣伝文句への違和感である。万葉集は国書には違いないが、「初春令月、気淑風和」という部分は漢文で書かれた序言の一部で、しかも何百年も前の後漢の人である張衡の「帰田賦」にある「仲春令月、時和気清」をもじったものだというから、要するに中国中心の漢字文化圏の手のひらの上の出来事なのである。

 さらに言えば、平成は「地平天成」(書経)、「内平外成」(史記)の四字熟語的な表現から2字を採っているので、文字同士につながりというか緊張感があるのに対して、今度の場合はその1行の中の文字を適当に(?)ピックアップしているようなので、2字の間に意味的な緊迫感が乏しい。

 そうはいっても、本文の和歌で使われているのは万葉仮名で、漢字の意味とは無関係の音声記号として並べられているだけなので、その一句から漢字2字の取り合わせを選ぶというのは全く意味がない。だから漢文の部分から選んだのだが、それを国威発揚的に言い立てるのは見当が狂っている。

 余談。張衡は皇帝を囲む宦官や儒家の腐敗に腹を立て、官職を辞して故郷に帰り田を耕したいとうたった。中西進氏は、安倍政権の安保法制と9条改憲に反対する「総がかり行動」の賛同人に名を連ねているほどのリベラル派なので、新元号に政府批判のメタファーを埋め込んだと言う人もあるが、それはいくら何でもうがち過ぎというものであろう。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。







http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/524.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 新紙幣狙いは45兆円タンス預金/政界地獄耳(日刊スポーツ)
新紙幣狙いは45兆円タンス預金/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201904110000104.html
2019年4月11日7時55分 日刊スポーツ


★5年後の24年度上半期に予定される新紙幣の発行発表は改元に合わせた政治的な決定ではないかと推測されるが、アベノミクスの停滞、低金利、景気の不安定化などの懸念材料が多い日本経済にカンフル剤を打ち込みたい官邸の思惑が垣間見える。新紙幣の定期的な発行には偽造防止などさまざまな観点から発行には一定の目的があるが、1万円札のデザインは約40年ぶりで道路建設と同様、“安倍・麻生紙幣”のもくろみも感じる。

★だがそれならば5万円札や10万円札の発行も視野に入れる時期だと思うが、そんな景気のいい発表よりも半年後に値上げ予定の消費税率の最終方針を語るのが先ではないだろうか。その不安は消費者も小売業者も同じで、買い物客が買い控えたり店舗での複雑な軽減税率機能導入の混乱や設備投資、政府の誘導するキャッシュレス社会に逆行する問題に政府は丁寧に答えてほしい。

★今回の早期発表の思惑のひとつに新紙幣導入による自動販売機、ATM、券売機などの紙幣読み取り機器の特需が見込まれるという指摘がある。だが、それよりも規模の大きい思惑は約45兆円余りあるとされるタンス預金を新旧紙幣の兌換(だかん)によって吐き出させることにあるのではないか。新札と旧札の交換期間を1年程度にして、眠っているタンス預金を表に出させることで国税庁は全体像を把握でき紙幣の流動性を生ませようというもの。その後の兌換には交換手数料をつけ、1万円交換の際に1万円+手数料がかかれば短期間にタンス預金が表に出てくるという寸法だ。タンス預金は金融機関の低金利政策で手元に置く方が信頼できるという国民感情がなせる業だが、45兆円余りが市中に吐き出されるインパクトは大きい。(K)※敬称略


































http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/525.html

記事 [政治・選挙・NHK259] ゴーン前会長の妻 日本に戻る 11日に裁判所の尋問/nhk
ゴーン前会長の妻 日本に戻る 11日に裁判所の尋問/nhk
2019年4月10日 23時12分ゴーン前会長
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190410/k10011880051000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_009

フランスに出国していた日産自動車のゴーン前会長の妻のキャロルさんが10日夜、日本に戻り、11日東京地方裁判所に出頭して裁判官の尋問に応じる見通しであることが関係者への取材でわかりました。

日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(65)はオマーンの販売代理店に日産から支出させた資金の一部をみずからが実質的に保有するペーパーカンパニーに還流させていたとして特別背任の疑いで東京地検特捜部に再逮捕されました。

関係者によりますと、このペーパーカンパニーからはゴーン前会長の妻のキャロルさんが代表を務めるバージン諸島のペーパーカンパニーに少なくとも9億円が送金されていて、特捜部はキャロルさんに参考人として説明を求めるため、裁判官が呼び出して尋問する手続きを行うよう東京地方裁判所に請求していました。

関係者によりますと、キャロルさんはゴーン前会長が再逮捕された翌日の今月5日にフランスに出国しましたが、10日夜、日本に戻り、11日、裁判所に出頭して裁判官の尋問に応じる見通しだということです。

ゴーン前会長の弁護士はキャロルさんについて「逮捕されることはないと確信し証人として尋問に応じるようアドバイスした。キャロルさんは恐れておらず、尋問に応じる予定だ」と述べていました。

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/526.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 「復興より議員が大事」で首は当然だけど、「アンダーコントロール」(安倍晋三)こそ東北への最悪の暴言だ!!(くろねこの短)
   


「復興より議員が大事」で首は当然だけど、「アンダーコントロール」(安倍晋三)こそ東北への最悪の暴言だ!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-288004.html
2019年4月11日 くろねこの短語


 ようやくと言うか、ついにと言うか、とうとうと言うか、いまさらと言うか、カーペンター桜田君が辞任という名の更迭された。「復興より議員が大事」とパーティで軽口叩いて首が飛んだんだけど、ここまで馬鹿を晒してようやくこれですからね。

桜田五輪相、更迭 「復興より議員大事」 発言

 自民党からは「今までも失言はあったが、今回は許容範囲を超えている。国側の代表者としてあり得ない発言だ」って声があるそうなんだが、復興に懸命な東北をdisする発言ってのはこれまでもさんざん繰り返されてきたんだよね。

 たとえば、石原ノビテルの「最後は金目でしょ」が有名だけど、復興大臣でありながら「地震が東北でよかった」と言い放って首になった今村某なんてのもいた。そして、東北への最悪の暴言が初老の小学生・ペテン総理の「アンダーコントロール」だ。復興オリンピックなんて掛け声だって、震災を政治利用しているようなものなんだね。

 ペテン総理は任命責任がどうしたこうしたってのたまってるようけど、だったらその責任とやらを形にして見せてみやがれ、ってなもんです。



桜田五輪相、更迭 「復興より議員大事」 発言
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019041190070446.html
2019年4月11日 07時04分 東京新聞

 安倍晋三首相は十日、桜田義孝五輪相(69)=衆院千葉8区=を事実上、更迭した。桜田氏は同日、東日本大震災の被災地を地盤とする自民党衆院議員のパーティーで議員を「復興以上に大事」と失言。これまでの不適切発言も踏まえ、責任を取らせる必要があると判断した。道路整備を巡る「忖度(そんたく)」に言及した塚田一郎元国土交通副大臣に続く更迭で、二十一日投開票の衆院大阪12区、沖縄3区両補欠選挙を控える安倍政権に打撃となる。後任には鈴木俊一前五輪相を充てる。

 閣僚辞任は第二次安倍内閣以降、八人目。第四次内閣では二人目となる。統一地方選後半戦や、夏の参院選の情勢に影響する可能性がある。野党は政権のおごりの表れだと批判し、更迭を拒み続けてきた首相の責任を追及する。

 首相は官邸で記者団の取材に「被災地の皆さんに深くおわび申し上げたい」と謝罪した。「任命責任は首相たる私にある。今後も東北の復興に全力を傾ける」とも語った。

 桜田氏は十日夜、東京都内での高橋比奈子衆院議員=比例東北=のパーティーであいさつし「復興以上に大事なのは高橋さんだ」と述べた。その後、官邸を訪れて首相に辞表を提出し、受理された。記者団に「被災者の気持ちを傷つけるような発言をして申し訳ない」と陳謝した。

 桜田氏は三月二十四日、被災地の道路被害に関しても「健全に動いていたから良かった」と事実誤認の発言をした。今月九日には被災地の宮城県石巻市(いしのまきし)を国会答弁で三回にわたり「いしまきし」と言い間違えた。

 他にも競泳の池江璃花子選手による白血病公表を「がっかりした」と述べるなど失言と謝罪を繰り返し、与党内からも閣僚としての資質を疑問視する声が出ていた。

 桜田氏は千葉県議を経て一九九六年の衆院選で初当選し、七期目。二〇一八年十月の内閣改造で初入閣した。

 東日本大震災を巡っては、一七年四月にも当時の今村雅弘復興相が「まだ東北で良かった」と被災者を傷つける発言をした責任を取り、辞任した経緯がある。

◆後任に前五輪相

<鈴木俊一氏(すずき・しゅんいち)> 早大卒。環境相、五輪相。65歳。岩手2区、衆院当選9回(麻生派)

【解説】擁護続けた首相 責任重く

 東日本大震災は、震災関連死を含めて死者・行方不明者が二万人を超え、被災地は現在も復興途上にある。更迭された桜田義孝五輪相の発言は許容できるものではない。昨年十月の就任以降、見識が疑われる発言を繰り返してきた桜田氏を擁護してきた安倍晋三首相の任命責任が厳しく問われる。

 桜田氏は、サイバーセキュリティー政策担当でありながら、日常的にパソコンを使用しないと明かしたり、「答弁書を間違いなく読むことが最大の仕事だ」と述べたりするなど、能力が疑問視される言動が相次いでいた。女子競泳選手が自らの病気を公表した際「がっかりしている」と述べるなど、無神経な発言も大きな批判を受けた。

 それでも首相は、桜田氏を続投させてきた。今回、一転して更迭したのは二十一日投開票の衆院大阪12区、沖縄3区両補選や統一地方選後半戦への影響を最小限に抑えるためだ。遅きに失したと言える。

 安倍政権は今月、塚田一郎元国土交通副大臣の「忖度」発言問題で批判を浴びたばかり。「安倍一強」のおごりを体現するような閣僚などの言動が今後も続けば、政権の屋台骨を揺るがしかねない。 (中根政人)

    
    辞表提出後、取材に応じる桜田五輪相=10日夜、首相官邸で



























































http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/527.html

記事 [政治・選挙・NHK259] アベノミクス第二の矢を折る消費増税 日本はMMTの実験場、財政破綻で誤り証明へ−藤巻議員 
2019年4月11日 The Wall Street Journal
アベノミクス第二の矢を折る消費増税
安倍首相
Photo:REUTERS/AFLO
――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

***

 日本経済は減速しているが、政府は消費税率の引き上げに踏み切りそうだ。むしろ増税を撤回し、ここ数年の経済発展を維持すべきだ。

 調査データや消費者態度指数、機械受注統計はいずれも、日本経済がここ何年かで最もぜい弱な状態にあることを示唆している。その一因は中国の減速だ。

 それにもかかわらず、安倍晋三首相は人口高齢化に伴う社会保障費用の増加に対応するため、10月に消費税を8%から10%へ引き上げなければならないと主張している。2014年に実施した前回の消費税増税がリセッション(景気後退)入りの引き金を引いたことなどお構いなしだ。

 アベノミクスの第二の矢である財政刺激策は、盛んに議論されたが全く威力を発揮していない。国内総生産(GDP)に対する政府債務残高の比率は安倍氏が内閣総理大臣に返り咲いた12年以降、ほとんど変化していない。安倍氏は今や、第二の矢を自身の足元に放つリスクを冒している。

 日本が引き続き直面している最大のリスクは成長停滞であって、政府債務の負担ではない。物価変動の影響を含む名目成長率は、第2次安倍政権の初期に改善したものの、その後は実質的にゼロ成長に鈍化した。

 一方、債務返済コストはGDPのわずか1%程度にとどまる。現在は国債の半分近くを日銀が保有しているため、投資家の動揺を発端に債務を巡るパニックに陥る可能性は一段と低くなっている。

 日本政府は欧州が犯した過ちを回避すべきだ。欧州は成長鈍化に対する有効策を講じることに後ろ向きで、マクロ経済の政策決定が中国政府の動きに影響されている。

 確かに、日本では企業利益など他の歳入源に比べ消費税率は低い。だが政策転換は景気が好調な時に、全体的な財政政策を引き締めることなくゆっくりと進めるべきだ。キャッシュレス決済のポイント還元など、増税時の景気対策として打ち出された措置は不十分だろう。

 中国を震源とする世界的な景気減速に見舞われた16年、安倍氏は消費増税の延期という適切な判断を下した。日本には今一度、誤った増税を棚上げする余地がある。

(The Wall Street Journal/Mike Bird)
https://diamond.jp/articles/-/199495

 

日本はMMTの実験場、財政破綻で誤り証明へ−藤巻議員
延広絵美、Isabel Reynolds
2019年4月11日 7:00 JST
リフレ派の主張と全く同じ、根拠が乏しいブードゥー経済学−藤巻氏
われわれがMMT論理を実行しているということではない−安倍首相
日本維新の会の藤巻健史参院議員は、アベノミクスの下で異次元金融緩和を続ける日本は財政赤字を容認する「現代金融理論(MMT)」の実験場になっており、やがて財政破綻して同理論の誤りを「証明することになる」と警鐘を鳴らした。

  藤巻氏は9日のインタビューで、自国通貨建てで国債を発行する国は、財政破綻に陥ることはないとするMMTの理論は、論理的根拠が乏しい「ブードゥー(呪術)経済学だ」と批判。無制限に財政赤字を膨らませてもいいのであれば、「税金はいらない」のであり「そんなばかな話はない」と一蹴した。その上で、アベノミクスを後押ししたリフレ派の主張とMMTは「全く同じであり、今日本がやっていることそのままである」との認識も示した。

  MMTは米国の政策当局者や経済学者の間で論争となっている。アレクサンドリア・オカシオコルテス氏ら当選1回の民主党議員らが、グリーン・ニューディールなど社会政策の原資の一つとして支持しているが、米資産家ウォーレン・バフェット氏やサマーズ元財務長官といった著名な論客が反対を表明している。

  日本が見本となっているとの見方もあることから国会審議でも取り上げられ、安倍晋三首相は4日の参院決算委員会で、「政府としては無駄な支出はしっかり戒めていかなければならない。われわれがMMTの論理を実行しているということではない」と述べた。麻生太郎財務相も、極端な議論に陥ると財政規律を緩める危険性があり、「日本を実験場にするような考え方を持っているわけではない」と語った。

仮想通貨
  藤巻氏は米モルガン銀行(現JPモルガン・チェース銀行)の東京支店長のほか、著名投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーを務めた経歴を持ち、かねてから日本の財政破綻を警告している。最近は仮想通貨について「避難通貨としての価値がこれから出てくる」として、日本での仮想通貨市場拡大の必要性を強調する。

Bitcoins As The Digital Currency Climbed To Highest Levels Since Early November
仮想通貨Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg
  藤巻氏は仮想通貨市場の活性化を「一番阻害するのは税制」であるとして、得られた利益に対して住民税を含めると最高税率が55%となる総合課税の対象から外し、株取引による利益などと同様に約20%の分離課税とすることなど、早期の税制改正を改めて求めた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-04-10/PPQIZM6JIJUY01?srnd=cojp-v2
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/528.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 政治家の資質とは有権者の資質でもある。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/04/blog-post_11.html
4月 11, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<就任から半年、数々の問題発言で批判を浴びてきた桜田義孝五輪担当相が辞任した。議員の名前を挙げつつ「復興以上に大事」。そんな、東日本大震災の被災者を軽視するかのような発言の末の「退場」となった。被災地や関係者から憤りの声があがった。

 「開いた口がふさがらない。復興五輪と言いながら、被災地を軽んじているのではないか」。岩手県久慈市の土木作業員の男性(71)はテレビニュースで桜田氏の発言を知り、怒りをあらわにした。自宅は大震災の津波で全壊し、災害公営住宅でひとり暮らしをしている。「被災者は日々真剣に生きている。勉強不足だ。政治家は心を引き締めてほしい」と話した。

 宮城県石巻(いしのまき)市の災害公営住宅で町内会長を務める山下憲一さん(71)は「このまま桜田氏で東京五輪を迎えなくて良かった」と皮肉った。桜田氏は9日の国会審議でも石巻市を「いしまきし」と繰り返し言い間違えており、「あきれた。予備知識も資質もない人が、派閥の順送りというだけで大臣に就いたとしか思えない」と批判した。

 「震災から8年経っても、生活が戻らず、もがいている人がいる。そうした人をないがしろにするあり得ない発言だ」。福島県田村市の美容師、山崎由美子さん(52)はそう話した。東京電力福島第一原発事故で出た避難指示が10日に一部で解除されたばかりの同県大熊町から避難している。桜田氏について「国民を代表する立場の人間として自覚がなさ過ぎる」と憤った>(以上「朝日新聞」より引用)


 政治家の資質とは何だろうか。桜田氏が五輪担当大臣を更迭された。彼こそ政治家としての資質に欠ける、という言葉に相応しい。

 政治家とは国家主権者たる国民の代表として国政に携わる者のことだ。だから別名「代議士」とも呼ばれる。

 桜田氏は「復興よりも五輪が大事」と失言した。あるいは東日本大震災が東京でなくて良かった、とも発言した。政治家としての資質に欠ける由々しき発言だ。

 もとより東日本大震災では一万五千人以上が命を失い、未だに2500人以上が行方不明だ。福一原発の深刻な震災と津波被害は甚大な放射能事故を引き起こし、未だに収束の道筋さえ見えていない。東日本大震災は終わった災害ではなく、今もなお続いている。

 被災者ならずとも、日本国民の常識ではありえない発言の数々だった。なぜ彼のような政治家としての資質を欠く人物が国民の代表として当選できたのだろうか。

 いや彼のみではない。「忖度した」と発言して更迭された副大臣もいた。あるいは官邸に居座っている「首相案件」といって官僚たちに「忖度」させた疑いの強い政治家もいる。彼らに共通するのは国民への奉仕者ではなく、政治権力者におもねる自己保身の卑しさだ。

 政治家に「凛として」とか「毅然」とあれと望むのは木に登りて水を求めるようなものかも知れない。なぜなら彼らは選挙で当選したいがために「選挙民におもねる」ことを学ぶからだ。

 見当違いのことでも、さも国民・有権者のためだと言い包める必要がある。日本に設置するイージス・アショアは米国の防衛に為に必要なのであって、日本の防衛のためなら日本海上のイージス艦こそが有効なのは論を俟たないが、そうしたことが国民に知れ渡らないようにマスメディアと共同して国民を騙す。

 テレビや新聞などのマスメディアが流す情報がいつも正しいと思ったら大間違いだ。地球温暖化とCO2濃度に因果関係はないし、原発が安価な電力を供給する発電装置だというのも大嘘だ。年金に三種類存在する日本の年金制度は社会保障の大原則「負担は応能で、支給は一律」に反していることをマスメディアは一度も問題にしていない。

 マスメディアは一部既得権益者を擁護する「国民洗脳機関」として機能している。安倍自公政権の支持率がここに来て5ポイントも上昇する、という不可解な「世論調査」で国民を安倍自公政権の正当性を押し付けている。

 桜田大臣の辞任を「歓迎」して、またまた安倍自公政権の支持率が上昇するとしたら本末転倒だ。政治家として資質を欠く政治家を責任ある大臣に就けた安倍氏の責任こそ問われなければならない。

 そして日本を世界の経済成長から置き去りにさせ、相対的に衰退させている安倍自公政権の経済政策こそ批判されるべきだ。「イザナギ景気」超えなどと能天気なことを報道している暇があったら、貧困化する国民の現状をなぜ報道しないのだろうか。

 日本を取り戻すにはマスメディアを国民が取り戻さなければならない。国民の側に立たないマスメディアなら、国民が拒否しても仕方ないだろう。それは政治家も同じだ。

 いつまで歌舞伎襲名披露のような選挙を日本国民は続けるのだろうか。選挙の時だけやって来て「故郷の皆様」と叫ぶ世襲候補に歓喜する有権者は愚かというしかない。彼らは決して地方に暮らす国民を代表していない。政治家として極めて歪な資質の持ち主というしかない。そうした連中が集まって安倍自公政権が出来ている。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/529.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 桜田五輪相、ついに更迭。復興や五輪に関する失言を放置して来た安倍の任命責任は重大+環境副大臣にも問題(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28186414/
2019-04-11 04:08

【先日、メジャーのプロ野球を引退したイチローが、3度目の国民栄誉賞の申し出も辞退した。まあ、イチローにとって、日本の政府がくれる賞なんて、たいした意味がないようにも思うし。実にイチローらしいと思う。<思わず「よし!安倍にイチローを利用されてたまるか」と思ったけど。本人には政治的な意図はないだろう。(・・)>
 そうしたら、お笑いコンビ・千原兄弟の弟、千原ジュニア(45)も「桜を見る会みたいなんに今年も声かけてもうたんですけど、知らんおっさんと見たないわっつって、断った」とテレビで言っていたという記事が。(*1)。とりあえず、「よし!」(~~)b】
 
 何か書きたい政治ネタが山ほどあるのだけど、ブログを書く時間的余裕がないので、追いつかないぞ〜〜〜。(@@)

 今回はこの件をメインに。・・・ついに(やっと、と言うべきか)桜田五輪担当大臣が、失言問題の責任をとって辞任した。

 失言した直後に、連絡を受けた官邸から「アウト〜!」の判定が出たそうで。あわてて首相に辞表を提出しに官邸を訪問。失言からわずか2時間後の「スピード更迭」だった!(>_<)

 実は、桜田大臣は9日にも、国会答弁で被災地がらみの失言をしていたのである。(~_~;)

 桜田氏は3月24日に、地元・千葉の会合で「東日本大震災の直後、東北自動車道などが「健全に動いていた」と発言。事実と異なっていたとして、撤回、謝罪したのだが。

 その当日、宮城県の石巻市(いしのまきし)で復興イベントがあったのに、そちらを欠席して、地元の自民党の会合に出ていたとのこと。(・o・)

 9日の国会で、そのことを問われた桜田大臣は、「出席したかったが止む無くいしまきしでのセレモニーで、私からの祝辞を政務官が代読した」と釈明。その後も石巻を3回も「いしまき」と読み間違いをして、「何故、復興五輪の大臣なのに、復興直後の状況や重大な被害を受けた都市の名前を知らないのか」と、またまたヒンシュクを買っていたのである。(-"-)

<東北のメディアでは、結構大きく扱ったり、市民の怒りの声を報じたりしていたところがあったようだ。^^;>

* * * * *

 で、その翌日の10日。今度は東京で行なわれた自民党の高橋比奈子衆院議員(比例東北)のパーティーに出席。

 あいさつの中で、桜田氏は、来年の東京五輪で高橋氏の地元・岩手県に海外から観光客が訪れるとした上で「おもてなしに協力していただければありがたいが、復興以上に大事なのは高橋さんだ」と発言。復興より議員が重要であるかのような表現を用いたという。(-"-)

 この発言に関して、記者から問題があるのではないかと指摘されたところ、桜田氏は当初、「そんなことは言っていない。記憶にない」とシラバックれようとしていたようなのだが。

 官邸にいた菅官房長官のところに、この発言に関する連絡(通報?)がはり、大臣続投は「アウト!」の判定が下ったという。<本人が官邸に連絡したとの報道もあった。真偽のほどは不明。>

* * * * *

 しかも、桜田氏は、これまでの失言に関して、本当の意味で反省していないのである。<もしくは、学習できないXXなのか。>
 
 桜田氏は5日、塚田国交副大臣の忖度発言について記者にきかれて「新聞を見ていると、私も(失言をした)一人に数えられている」と発言。その後、「コメントを差し控えたい」との答えを1分間で3回繰り返したとか。(・o・)

<「この新聞を見ていると」という言い方は、ジョークであるなら「軽口」としか言いようがないし。新聞を見るまで、自分の失言癖に気づいていないとすれば、やっぱ「XX」なのかも?>

 さらに10日のパーティーでは、2月に水泳の池江璃花子選手の病気に関して「がっかり」と言って問題視されたことを引き合いに出すような感じで、こんな発言をして、会場の笑いを誘っていたのだ。

『 いよいよ乾杯の時に(私のあいさつが)追加で、がっかりしているのでは。私も『がっかり』という言葉は禁句。いろいろ言われ、こりごりしている」 

 どう見ても反省の色がないでしょ〜〜〜。(ーー) 

 以前にも書いたように、mewは東京五輪を開催することになった以上は、参加者や観衆にとっていい大会にして欲しいし。(たとえ「こじつけ」だったとは言え)少しでも、被災地の復興や激励にプラスになるような大会になって欲しいと願っているわけで。

 そのためには(本当は安倍政権じゃない方がいいけど)、ともかく五輪のことも復興のこともわかっていない桜田氏は、早く五輪担当大臣を辞めさせるべきだと主張していたのだ。(**)

<コンピューターのことも全くわからないので、もちろん、サイバーセキュリーティー担当大臣もね。^^;>

 でも、安倍官邸は、桜田大臣の度重なる失言に困っていたものの、二階幹事長に推されて入閣させた人だし、安倍グループと言うべき超保守議連「創生日本」&日本会議のメンバーゆえ、そう簡単にクビは切れず。失言するたびに、安倍首相が「反省して、職責を果たして欲しい」と擁護し続けていたのである。(-"-)

<塚田国交副大臣だって、最初は擁護していたし。麻生副総理に至っては、擁護というか放置プレーになっているし。^^;>

 その結果、桜田大臣も、おそらくは他の閣僚や自民党議員なども「これぐらいのことを言っても大丈夫」と思ってしまうようで。<あとお「多少アブナイことを言っても、ウケタり目立ったりした方が得だ」「自民党支持者が相手なら、笑いや拍手がとれるのでOK」とかね。>

 最近、またどんどんと軽口を叩いたり、きわどい発言をしたりする議員が増えているように思える。(-_-)

 今回の失言も、ある意味では、早い段階で桜田大臣を辞任させなかった安倍首相の自業自得(オウンゴールに近い?)だとも言えるわけで。

 安倍首相は、桜田大臣が辞任した後、ぶらさがり会見に応じて、被災者に謝罪すると共に、自らの任命責任について語っていたのだが。今度こそ「任命責任」をしっかりとって欲しいと思うし。野党もしっかりその点を追及して欲しい。(**)

<ちなみに桜田大臣は、辞表を出した後、「これ以上、余計なことを言うな」と言われたのか、何をきかれても「被災者を傷つけて申し訳なかった」とXXの一つ覚えのように繰り返していた。何だかそこにも真摯さが感じられなかった。(-_-;))>

* * * * *

『桜田五輪相「復興以上に大事」で更迭、後任は前任者

 桜田義孝五輪相は10日、都内で開かれた高橋比奈子衆院議員(自民)の会合で「(東日本大震災の)復興以上に大事なのは高橋さんだ」と発言し、引責辞任した。事実上の更迭。桜田氏は昨年10月の就任以来、失言を連発しているが、「辞任ドミノ」を恐れる安倍晋三首相は、続投を容認。問題発言を許し、対応が後手に回った首相の責任は重大で、安倍1強のゆるみも露呈した。復興がらみの失言での大臣辞任は、今村雅弘元復興相に続き2人目。

 失言や稚拙な間違いを続けてきた桜田氏が、「一発アウト」の発言で即刻辞任に追い込まれた。岩手出身の高橋氏の会合で東京大会と東日本大震災に触れた際、「世界中の人が日本に来て岩手県にも行く。おもてなしの心で、復興に協力してもらえればありがたい。そして復興以上に大事なのは高橋さんだ」と述べた。

 さらに「いよいよ乾杯の時に(私のあいさつが)追加で、がっかりしているのでは。私も『がっかり』という言葉は禁句。いろいろ言われ、こりごりしている」とも述べた。今年2月、女子水泳の池江璃花子が白血病を公表した際に「がっかり」と発言し批判されたが、自虐的な物言いで反省の色も感じられなかった。

 桜田氏は会合後、記者に発言を問われたが、「そんなこと言っていない」ととぼける始末。官邸も自民党も「守れない」と即断した。政府も東京都も大会組織委員会も、東京大会=復興五輪の立場。場を盛り上げるつもりでも、復興より議員の方が大事と言うような五輪相は、「言語道断」(自民党関係者)だった。

 桜田氏は官邸を訪れ辞表を提出。発言から2時間もたたないスピード受理で、「被災者の気持ちを傷つけるような発言で申し訳ない。撤回では十分ではなく、責任を感じ辞表を出した」と述べた。首相は「被災地の皆様に深くおわびしたい。任命責任は内閣総理大臣の私にある」と語った。後任には、鈴木俊一前五輪相を充てる。

 首相はこれまで、桜田氏が問題発言しても罷免要求を拒否してきた。しかし桜田氏は9日にも石巻市を「いしまきし」と発言。資質のなさは、明らかだった。

問題大臣の「辞任ドミノ」を警戒してきた首相だが、塚田一郎前国交副大臣が「忖度(そんたく)発言」で辞任直後、桜田氏の辞任。ドミノは動き始め、統一地方選や衆院補選、参院選への影響は重大だ。立憲民主党の枝野幸男代表は「桜田氏をかばい続けた首相の責任」と指摘。想定外の桜田政局だ。【中山知子】(日刊スポーツ19年4月10日)』

* * * * *

『首相 桜田氏の辞表受理「任命責任は私に」

 桜田五輪担当相が自らの発言の責任をとって、10日午後、辞表を提出した。安倍首相は辞表を受理したことを明らかにした上で「任命責任は私にある」と述べた。

 安倍首相「桜田大臣から被災地の皆様のお気持ちを傷つける発言をしたため辞任したいとの申し出があり受理致しました。被災地の皆様に内閣総理大臣としてこの発言について深くおわび申し上げたいと思います。任命責任はもとより、内閣総理大臣たる私にあります。こうした事態にたったことにつきまして、国民の皆様におわびを申し上げる次第でございます」(略)

 また「全ての大臣が復興大臣であるという認識を再確認し、今後も復興に全力を傾ける」と強調した。

 塚田国土交通副大臣に続き桜田五輪担当相も辞任したことで、政権へのダメージは深刻な状況。
(NNN19年4月10日)』

* * * * *

 最後に、おまけというわけではないけど、秋元環境副大臣に関して、チョット問題ではないかと思うニュースを。

『秋元環境副大臣、留学生所在不明の大学で理事=17年7月まで

 秋元司環境副大臣が2014年4月から17年7月まで、多くの留学生が所在不明となり問題となっている東京福祉大で理事を務めていたことが分かった。

 4日の参院決算委員会で共産党の吉良佳子氏が指摘したのに対し、秋元氏が認めた。

 答弁で秋元氏は、「同大が留学生(受け入れ)を拡大するということについて、私は直接知り得る立場ではなかった」として、一連の問題への関与を否定した。

 これに関し、安倍晋三首相は「常に自ら襟を正し、説明責任を果たしていくべきだ。その上で与えられた職責をしっかりと全うしてもらいたい」と述べた。(時事通信19年4月4日)』

* * * * *

 そして、全国の国民は、とりわけ東北の有権者の方々は、安倍首相が、桜田大臣が以前から復興に関して問題発言をしながらも、責任を問わず放置していたということ、その結果、今回の発言につながったということを、よ〜く覚えておいて欲しいと願うmewなのだった。(@@)

 THANKS


*1

千原ジュニア 安倍首相主催「桜を見る会」断る…「知らんおっさんと見たないわ」

4/9(火) 配信デイリースポーツ

 お笑いタレントの千原ジュニア(45)が7日にAbemaTVで放送された「Abema的ニュースショー」(正午〜午後2時)に出演し、毎年4月に総理大臣の主催で開催される「桜を見る会」に誘われたものの、断ったことを明かした。

 番組では、イチロー氏が国民栄誉賞を政府から打診されるも3度目の辞退をしたことを取り上げた。マーケティングアナリストの原田陽平氏が「イチローさんの世代は、千原ジュニアさんもですけど、団塊ジュニア世代と言われている。ホリエモンさんとか。ちょっと反発的なんです。ちょっと生意気な人が多いんです。人口も多くて競争が激しくて。ちょっと斜に構えた人が多い」と指摘した。

 ジュニアは「確かに」と応じ、「まったく違いますけど、桜を見る会みたいなんに今年も声かけてもうたんですけど、知らんおっさんと見たないわっつって。断ったんですけど。世代なんですかね」と述べた。「今年も」と言ったことから複数回、断っているとみられる。ジュニアはまた、「せいじやったらひょいひょい行くもんな」と兄のせいじなら行くだろうと述べて笑いを誘った。

 「桜を見る会」は今年は13日に新宿御苑(東京都新宿区)で開催される。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK259] れいわ新選組は「荒野の七人」的な純情不良 
れいわ新選組は「荒野の七人」的な純情不良
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51968658.html
2019年04月11日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


敵が異常興奮するのを逆手にとることを「喧嘩を売る」

喧嘩の相手が「れいわ囃し」の安倍政権・マスコミたちだからおもしろい
その れいわエレベータが開いた途端 山本太郎が一番前中央にのったのだ
安倍首相や菅はカンカンだ

これは感情カンカンで理性では説明できない 
カンに触ったんだから

***

令和といえば 山本れいわ新選組がパブロフの法則
条件反射連動してしまう 

無料無断広告を手に入れた 山本太郎

あの荒野の用心棒&荒野の7人が「メガヒット」した本質
は 一人で喧嘩のど真ん中に突っ込んでいく カッコよさにある


これから 安倍政権のど真ん中に 微笑みながら突撃する
役者の募集が始まる

それぞれ個性があればいい
村本大輔 スカルリパー 望月記者 森ゆうこ 吉川晃司・・




http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/531.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 山本太郎が「れいわ新選組」結党、「衰退国家救いたい」 高橋清隆の文書館
新党を発表する山本氏(2019.4.10筆者撮影)

元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1993913.html

 山本太郎参院議員(自由)が10日、新党「れいわ新選組」を立ち上げ、参院議員会館内で記者会見を開いた。「衰退国家にある日本を何とか救いたい」と、消費税廃止や最低賃金1500円の実現など、経済政策に重点を置いた政策を掲げる。夏の衆参同日選挙も視野に、資金と候補者を募る一方、野党共闘も直前まで模索する方針だ。

 会見の冒頭、山本氏は事前の報道で「令和新撰組」とされた表記を否定した。「『れいわ』は平仮名。『選』の字にしたのは、新しい時代に新しく選ばれる者たちの意」と説明した。

 ネット上では維新に負けた新撰組や元号を採用している点が物議を醸しているが、「アイロニー(皮肉)的意味も含んでいる。解釈はそれぞれの人にお任せする。平成時代の政策が停滞と格差拡大に終始したのは確か」「幕府側に付いたのはけしからんという意味だと思うが、今、権力を握っているのは国民」と示唆。

 山口県に起源を持つ安倍晋三首相に象徴される「長州政治」への反抗との臆測については、「特別公務員を含め、公僕が国家を私物化する政治に対し、新選組が天誅(てんちゅう)を加えたいという思いはある」と告白した。

 政治団体としての届出は4月1日に済ませている。今のところ国会議員5人以上か国政選挙で2%以上の得票がないため、公職選挙法などが規定する政党ではない。

 自由党への離党届は統一地方選が終わり、自由・国民民主両党合流の可否が出た後に提出する。ただし、いずれの場合も離党の方針に変わりはなく、4月30日が期限になるとの考えを示した。

 小沢一郎共同代表への説明は終えている。その際、小沢氏から「理解はしたが、多くの方々には理解が難しいかもしれない。あなたが政治生命を失う可能性も含めた賭けになるだろう」と警告されたことを明かした。それに対し、「その賭けをやりたい」と答えたという。

  主な政策として、消費税廃止や全国一律最低賃金1500円、奨学金徳政令、辺野古新基地建設中止、原発即時停止など8項目を掲げる。その中には、TPP(環太平洋経済連携協定)協定やPFI法(民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律)、改正水道法、改正入管法、種子法廃止など「トンデモ法」の一括見直し・廃止も含まれる。

 経済政策に関する項目が目立つ。山本氏は2年前から立命館大学の松尾匡(ただす)教授に師事し、マクロ経済学の勉強を続けてきた。「日本は財務省の影響で、二言目にはプライマリーバランス(基礎的財政収支)と冷や水を浴びせる。みんなの消費が薄くなり、その結果、生産能力まで失っていった。雇用を含めての経済政策、何よりも20年のデフレ脱却をする。すでに衰退国家にある日本を何とか救いたい」と強調した。

 夏の衆参同日選も想定し、寄付を募る。今のところ国会議員は山本氏1人だが、立候補者の数は集まる額によって決める方針だ。試算によれば、参院で10人候補者を立てるには3億円、2人区以上の13選挙区全てと比例区で25人立てるには3億円が必要。さらに衆院比例区で45人の候補者を立てるには、10億円が要る。

 「5月31日までに1億円を集めたい。それができれば、3〜5億円集められるはず」と意気込む。1億円集まらない場合、山本氏は東京選挙区から無所属で立候補する考えだ。

 立候補者は「数人いるが、一般公募もする」と山本氏。「当事者で固めたい。非正規労働者や障害者も含め、各分野の方はそれぞれ、その道の専門家だから」と述べ、既存のプロ政治家への挑戦もにおわせた。

 ただし、直前まで野党共闘は模索する考えだ。「(野党)最大会派の立憲民主党は今のところ独自で戦う方針。これでは、安倍さんは(自民党総裁)4期目に突入し、国が壊されていくスピードを緩めることはできない。新党は違う角度から野党結集を促すとともに、それがかなわなかったとき、多くの方々に今の窮状を救うような政治勢力にお力を借りたいから」。

 共闘模索と同時並行で進める新党づくりだが、野党各党で政策の一致ができれば、新党の旗を降ろす方針だ。消費税5%がその試金石になる。「消費税はゼロにすべきだが、少なくとも、減税できなければ期待は持てない」ときっぱり。

 刷りたての政治団体代表のポスターには、「本物の好景気をみせてやる」と記されている。「これは上から目線ではなく、自分に向かって言っている」と現実政治への関与に覚悟をにじませた。

 「毎年2万人以上が自殺し、自殺未遂も50万人以上に上る。生きるのも地獄のこの状況を変えなければ」

 記者たちの「財源は」との質問に、景気がよくなれば増税により税収も伸びると説明。消費税を廃止すれば物価が8%下がり、実質賃金が上がるとした上で、新聞に軽減税率が適用されていることを念頭に「新聞も、言うべきことは言って」とくぎを刺した。

 山本氏は2013年の参院選で東京選挙区から無所属で立候補し、初当選。今夏改選を迎える。

http://img.asyura2.com/x0/d9/14089.png
緊急8項目が示されたポスター(「れいわ新選組」公式HPより)

■関連情報
「れいわ新選組」公式HPhttps://www.reiwa-shinsengumi.com/index.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/532.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 「私一人勝ったところで何なんだ」と山本太郎! 
   


「私一人勝ったところで何なんだ」と山本太郎!
https://85280384.at.webry.info/201904/article_97.html
2019/04/10 23:41 半歩前へ

▼「私一人勝ったところで何なんだ」と山本太郎!

 新党「れいわ新選組」の発表会見をした山本太郎は、小沢一郎との話し合いの中身を明らかにした。

 「小沢さんは、私がやりたい(新党結成)ということに、否定はしない人だ」と太郎。「ただ、それが多くの人が理解できるかは分からない。賭けになるね」小沢が言った。

 太郎は、「それでも私は、自分が出来ることをやりたいんです。今、日本はスクラップの方向に向かっている。ギリギリのところまで来ている」と訴えた。

 山本太郎は連日、抜き打ち的に各地で「街頭演説と住民対話」を繰り返している。ナマの声を聞く分だけ、永田町の連中より危機感が強い。

 「今の政党に魅力を感じていない。そういう層にリーチしていかなくてはいけない。浮動票を取り込まないと、とても野党結集にはならない」と太郎は強調した。その役を果たそうというのだ。

 しかし、「私一人勝ったところで何なんだ。6年前と同じ戦いでいいのか」と、同じ思いの仲間を増やすために太郎は決断した。

 肝心な資金については米国選挙に習い寄付が基本。当面は5月末までに1億円が目標。1人1万円で1万人から集めると目標を達成する。「もちろん1000円の方も、100万円の方も大歓迎」と山本太郎。

 これまで野党から景気のいい話が聞こえてきただろうか? いくら移民法などトンデモ法案で訴えても有権者の関心は薄い。やはり、わが身に一番ふりかかる話が聞きたい。山本太郎はそう言った。

 参院選では経済政策を中心に据える。消費税廃止、最低賃金1500円、奨学金の徳政令などをあげた。

 どうやら山本太郎は真の野党結集を目指すために、手つかず状態だった若者を中心とした20代から50代の浮動票を引き寄せようとの腹積もりだ。

 最終的には小沢一郎が掲げる野党の一本化ではなかろうか。その証拠に太郎は「野党が基本政策で一致すればいつでも(新党れいわ新選組の」旗を降ろす」と言明している。

 閉塞状態に陥っている野党に風穴を開け、新風を吹き込もうとの考えのようだ。

 数の力でごり押しの安倍晋三の無謀運転を阻止するには参院選で野党が勝利し、衆院との「ねじれ」現象を作るしかない。

 ねじれで逆走を抑え、安倍政権の体力を弱らせる。それをやるしかない。

 ねじれを起こすためには野党第一党である立憲民主党を中心に結集するほかないと太郎は訴える。日本は今、ギリギリの崖っぷちに立っている。後がない。

 太郎をここまで込んだ立憲民主党と国民民主党の罪は深い。

 真の敵はどこなのか? 枝野よ、玉木よ、時間がない。目標を見誤ってはならない。



2019.04.10 参議院議員 山本太郎 記者会見@参議院議員会館

※50:37〜 朝日新聞記者「小沢代表の野党結集と山本代表の野党結集の議論や違いは?」
再生開始位置設定済み




新党名「れいわ新選組」に違和感の声に、山本太郎!
https://85280384.at.webry.info/201904/article_96.html
2019/04/10 21:48 半歩前へ

▼新党名「れいわ新選組」に違和感の声に、山本太郎!

 自由党から”円満離婚”を表明した山本太郎が10日夜、記者会見し、新党「れいわ新選組」の結成を発表した。

 正式には所属国会議員が5人以上いないと政党とは認められず、今のところは政治団体扱いだ。
 
 新党名の「れいわ新選組」に、ネットの一部からさっそく「リベラル系であるはずの政党名に令和新撰組というネーミングはしっくりこない」との声が上がった。

 太郎は、党名「れいわ新選組」の「れいわ」について、「一つはアイロニー(皮肉)が込められている。それについては想像にお任せする。元号についての思いは人それぞれ」

 「平成は経済が停滞し、格差が拡大した時代だ。そんな時代と決別して新しい時代を迎える元号を使った。新しい時代に、新しく選ばれた者たちという意味だ」と語った。

 新選組は、幕府側と誤解されないかとの声に、「確かに当時、幕府は権力側だったが、今は主権在民、国民が一番の権力者だ。総理と言えども公僕。その公僕が(国家を)私物化しようとしている」と太郎。

 そういえば新選組は下級武士が多かった。彼らが群がる長州閥の官軍と戦った。平成の長州(山口)閥の親方は安倍晋三と言うことか。

 「政策と言論で天誅を加えてやろうか」と山本太郎が笑った。

編注
 れいわ新選組の政策課題については別項でお知らせする





http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 室井佑月「知らないのか興味ないのか」〈週刊朝日〉 
       
室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中


       
       イラスト/小田原ドラゴン


室井佑月「知らないのか興味ないのか」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190410-00000014-sasahi-pol
AERA dot. 4/11(木) 7:00配信 週刊朝日  2019年4月19日号


 作家・室井佑月氏は、日本社会に広がる貧困問題について、関心を寄せない層がいることに疑問を投げかける。

*  *  * 
 先週は貧しい人が増えたのでは、という話を書いた。この国を動かしている人たちに、困っている人の声は届いているんだろうか。

 野党議員はこの国の貧困問題について、ちょくちょく取り上げてはいる。けれど、問題が解決するまでには至らない。その声が広がっていかない。

 人の行動範囲は思ったよりも狭い。裕福な人たちには、困っている人たちが見えていないのか?

 日本の国会議員、女性議員の割合は衆議院で10.2%、参議院で20.7%(2018年)。世界の193カ国の中で、165位(18年)とかなり低いんだそうだ。

 ふと思う。この国を動かしている国会議員、女性の数が増えれば、まだマシになるんじゃないかと。

 今は男性も家事や育児に参加するようになったというが、それでも家事や育児をしているのはほぼ母親。だから、よっぽどの事情がなければ、離婚しても子の親権は母親のものになる。

 毎日の食材の買い物をしにスーパーへいけば、食品の値上がりがわかる。

 子がいれば、それまでかかわりのなかったコミュニティーとの繋がりが生まれる。
 たとえば、はじめての子は、どう育てていいか不安なわけで、女性はまわりか情報を得ようとする。それは、子どもがおなじ学校へ通うママ友だったり。

 女医さんから、公務員、非正規労働をしている人、生活保護受給者まで、たまたま子どもがおなじ学校へいっているという理由だけで、親しくなる機会がある。

 男性はどうか? PTAの集まりに父親がきていることは珍しい。

 男性は、自分が所属する集団のことしか知らない人が多いのではないか? 格差が進み、子どもの頃から住む場所も通う学校も違ってくれば、幼馴染みだっておなじような人間の集まりになってしまうだろうし。

 この国でいちばん話を聞いて支えてあげねばならない人の、いちばん遠くにいるのが、裕福な家に生まれ、なんの疑問も持たずにバッジをつけているオッサンじゃないのか? あ、子どもの頃からずっと送り迎えの車がついているような女性もそうだけど。

 特定されると不味(まず)いのでぼかして書くが、この数年の間で、知っている母親が風俗で働くことになった。 

PTAの母親同士で、投資詐欺まがいのトラブルもあった。

 風俗にいかざるをえなかった母も、怪しい投資話につい乗った母も、詐欺を行った母も、みなあたしとおなじくらいの中年女性。そうしなきゃ子を抱え生きていけない事情があったのだ。

 お金だ。これから先も生活するのに十分なお金があったら、違った今があったかもしれない。

 人付き合いが苦手なあたしの耳にも、そのくらいの話は嫌でも届く。この国の貧困問題に今騒がない人は、現状をまったく知らないのか? それとも知らないふりをしているのか? 冷血で、自分とは違う他人に、興味がないのか?







































http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/534.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 天皇のためなら何をやっても許されると「大善」を妄信した 保阪正康 日本史縦横無尽(日刊ゲンダイ)
 


天皇のためなら何をやっても許されると「大善」を妄信した 保阪正康 日本史縦横無尽
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251578
2019/04/11 日刊ゲンダイ


張作霖爆殺事件(奉天軍閥の指導者張作霖は専用列車で奉天に向かう途中、京奉線で爆破され暗殺された)/(C)共同通信社

 軍事指導者たちは何としても、戦争に訴えて局面を打開しようと考えているかに見えるが、現実には戦争それ自体が目的であった。軍人は本来なら、戦争の抑止力としての立場があるが、日本では戦争によって自らの存在を認めさせようという考え方にとらわれていたのである。昭和10年代の軍事指導者は2つの考えに拘束されていた。

 その1つは、国を一等国に仕立て上げ、そのことにより自らをこの国の功労者として名を残そうというのであった。もう1つは、戦争を政治の延長ではなく、事実上、事業と同様に見ていたことであった。戦争のプロフェッショナルという歪んだ自負を持っていた。軍事が国家の中でどのような位置づけがされるべきか、そんなことは考えもしない戦争屋という言い方もできた。それがこの国の不幸だったのである。付け加えておけば、第2次世界大戦でこんな考えの軍人が主導権を握った国はない。

 軍事指導者たちの2つの考えは、天皇の軍隊であるにもかかわらず、天皇に従うというのではなく、天皇の意思よりも自分たちが軍事的実績を上げて、天皇を名君主に育てようとの屈折した心理を土台にしていた。

 大正時代の後半の年譜を見ればわかるが、昭和天皇が皇太子だった摂政の時代(5年間)は、陸海軍とも一兵たりとも軍を動かしていない。それが昭和に入ると、昭和2年、3年と相次いでの山東出兵、さらに張作霖の爆殺事件、そして6年の満州事変にと行きつく。

 青年将校による国家改造運動も盛んである。昭和天皇の意思や考え方など全く無視している。昭和40年代から50年代にかけて、当時の軍人たちに話を聞いていて、彼らが思い違いをしていたことがわかった。当時、軍内では大善と小善という語が囁かれていたそうだ。

 大善というのは、天皇陛下のお心持ちの一歩前に出て、天皇のために軍事的既成事実を作り上げることだった。小善というのは、軍人勅諭に定められたことのみを果たす軍人である。即位した時は26歳の昭和天皇を名君主に育て上げるという考えは、つまりは自分たちが、天皇のためになると思うなら何をやっても許されるというのが、軍事指導者への道筋だったのである。

 そのことがわかると、太平洋戦争に入っていく軍事指導者の独りよがりの心理状態が鮮明になってくる。



保阪正康 作家
1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。










http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/535.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 山本太郎を支える3000人の仲間たち!  
山本太郎を支える3000人の仲間たち!
https://85280384.at.webry.info/201904/article_100.html
2019/04/11 11:33 半歩前へ

▼山本太郎を支える3000人の仲間たち!

 私たちは、これまで与野党の政治屋にずいぶん騙されてきた。

 あの日、2017年10月3日に枝野幸男が立憲民主党を立ち上げた時は、胸が高鳴った。期待が膨らんだ。しかし、その後の立憲民主党、中身は空洞だった。枝野にはがっかりさせられた。

 そうした中で、6年前に参院議員に当選した時から主張がぶれず変わらず、地道に行動し、街頭で庶民の声を聞き続けている市民派がたった1人いた。

山本太郎。

 彼を支えているのは自らから手を挙げた全国約3000人のボランティアたち。

 太郎が到着する前に、街頭演説のためにスピーカ―をセットし、マイクをつなぎ、にわか仕立ての演説台を用意する。

 前日の担当者から突然の連絡を受け、各地のボランティアが自分の地区の会場を設営する。

 どうして事前に街頭演説場所を教えないのか。事前予告すれば「山本太郎の話が聞きたい」とたくさんの人が集まって来るではないか、と質した。

 「演説妨害や(太郎の)身を守るためです」とボランティアの会社員が私に応えた。以前から「殺してやる」などの脅迫が絶えないという。

 太郎はホンネで話す。容赦なく安倍晋三の無策を攻撃する。彼は覚悟を決めて、命を懸けて安倍政治と対峙している。

 こんな太郎に心を動かされた20代の若者から60、70代までたくさんの人たちが手弁当でボランティアに駆けつける。山本太郎を縁の下を支えているのである。

 これこそが、真の民主主義政治ではないだろうか。

 山本太郎は私たち庶民の「本当の」代表、代弁者、仲間だ。




























http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/536.html

記事 [政治・選挙・NHK259] <安倍首相は、山口敬之とともに終わるべきだ!>神をも畏れぬ山口敬之の逆提訴が安倍政権を倒す事になる  天木直人 

※各紙面、画像クリック拡大













神をも畏れぬ山口敬之の逆提訴が安倍政権を倒す事になる
http://kenpo9.com/archives/5825
2019-04-11 天木直人のブログ


 野党の体たらくで安倍1強は揺るがないように見えるがそうではない。

 それを一番よく知っているのが安倍首相本人だ。

 だから、また米国や欧州に高飛びしようとしているのだ。

 改元や新紙幣発行などでお祭り気分を盛り上げることに日々狂奔しているのだ。

 しかし、天網恢恢疎にして漏らさずとはよく言ったものだ。

 盤石と思える安倍首相に致命的な事件が起きようとしている。

 きょう発売の週刊新潮(4月18日号)を見て驚いた。

 強姦未遂で被害者の伊藤詩織さんから損害賠償で訴えられていた山口敬之元TBS記者が、なんと伊藤詩織さんを逆提訴したというのだ。

 しかも1億3000万円という巨額な要求だ。

 弱者に対する脅し訴訟、いわゆるスラップ訴訟というやつだ。

 神をも畏れぬ山口敬之の暴挙である。

 なんという愚かな山口敬之だ。

 自分をかばってくれた安倍首相もろとも天罰を受ける事になる。

 安倍首相を忖度した警察、検察、司法のおかげで、このまま静かにしていれば逃げおおせたものを、みずから寝た子を起こしてしまった。

 この週刊新潮の記事を読めば、温和な私でさえ怒り狂うほどひどい山口敬之の増長ぶりだ。

 あの卑劣な暴行疑惑を人々の記憶に蘇らせてしまった。

 全国の女性の怒りに再び火をつけてしまうことになる。

 娘を持つ全国の父親の怒りを招くことになる。

 消えたと思った火が再び燃え上がれば、手がつけられなくなる。

 そして、その火は、自分の事を褒めてくれるからといって、こんな山口敬之の強姦疑惑をもみ消した安倍首相に及ぶ。

 今度こそ、権力を私物化した安倍首相は許せない、となる。

 しかもこの問題は、外国メディアが取り上げれば間違いなく国際問題化する。

 おりからゴーン事件で日本の検察・司法の人権無視に世界の目が向けられている。

 どう考えても安倍政権の責任にまで行き着かざるを得ない。

 しかし、安倍首相は心配する必要はない。

 新元号も決まったし新紙幣も決まった。

 後継者がいないと言われ続けてきた安倍首相の後継者も、「令和おじさん」の菅官房長官で決まりだと皆が言い始めた。

 いい潮時だ。

 安倍首相は山口敬之とともに終わるべきだ。

 そして国民はそうさせなければいけない。

 そうすれば令和も日本にとっていい時代になるだろう。

 まだ平成の終わりまで時間はある。

 辞めるなら平成のうちだ。

 安倍首相は、いまこそ国民に喜ばれる、最初で最後の英断を下したらどうか(了)



















関連記事
あの元TBS社員の薬物レイプ疑惑男が伊藤詩織さんを反訴の無知蒙昧!!(くろねこの短語)
http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/888.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/537.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 安倍曰く適材適所の桜田「 復興以上に大事なのは高橋さん」発言、 これであっという間に辞任(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/04/post-e9a7d1.html
2019.04.11 


そもそもこの騒動は10日夜に行われた高橋比奈子の政治資金パーティの中での発言が発端。

その中で桜田は
>東京オリンピックは来年でございますので、世界中の人が日本に来ますんで、岩手県にも行くと思いますのでね。おもてなしの心を持って、復興を協力していただければありがたいと思います。そして、復興以上に大事なのは高橋さんでございますので、よろしくどうぞおねがいします。。

ここからあっという間に火がついて、その日のうちに役職辞任にまで発展している。

19時前後にくだんの発言、2時間後には大臣辞任。

でも、それは大臣辞任で会って議員辞職ではない。


が、安倍首相の小ズルい所は、即座に記者会見に応じて、いかに復興に尽力したかの如く安倍政権アピールに繋げている所だ。



>任命責任は私にある。こうした事態に至ったことについて、国民の皆さまにおわびを申し上げる

何度この白々しい詫びを聞いたことだろう。

「任命責任は私にある」、言っただけで終了かい!(怒)


普通、一般企業で企業ぐるみの不祥事が起きた場合、「責任は私にある」と言って終わりと言う訳にはいかない。

どのような責任の取り方をするのか、必ず聞かれる。

言っただけで終わって、記者からも追及を受けないのは安倍首相くらいのものだ。

五輪について基本的な知識もなくタドタドシイ答弁しかできない大臣、人間としての常識にも欠けた人間を「適材適所」と言い続けて辞任させなかった安倍首相。

どれだけ見る目が無いんだか。。。。

安倍首相の見る目の無さ、決断力の無さ、程度の低さがよく分る。

それにしても桜田が役職辞任を発表した時記者に何度となく、「どういった発言に対して謝罪をしているのか?」と聞かれていたが自分の発言の内容は言わず、「被災者の気持ちを傷つけた」としか言わなかった。

国会答弁と同じく、真摯にきちんと説明する気はないようだ。

もっとも説明したらますますボロが出て突っ込まれるのは必至だ。

それを警戒したか。

桜田と言う議員は、今まで見て来た議員の中でも最低レベルの議員で、話や説明がめちゃめちゃ下手で、よくこんな人間が議員になれたものだと感心すらしてきた。

自民党は人材の宝庫らしいが、こんな桜田程度の議員が大臣になれるとは。。。

驚くのは、ネットで不寛容な時代だから弱った桜田を叩くのではないかと言う意見がある事だ。

飲み屋のオッサンなら寛容にもなるが、一国の大臣の発言として寛容になれるわけがない事が分かっていない。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/538.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 忘れるな! 4月施行の「高プロ制度」が日本の格差を拡大させる(ニューズウィーク) :経済板リンク 
忘れるな! 4月施行の「高プロ制度」が日本の格差を拡大させる(ニューズウィーク)

http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/105.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/539.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 菅立憲最高顧問のいう純血主義では野党第一党が野党共闘を阻む。(かっちの言い分)
菅立憲最高顧問のいう純血主義では野党第一党が野党共闘を阻む。
https://31634308.at.webry.info/201904/article_10.html

立憲はうぬぼれていないか?あまり野党について批判は憚れるが、一言言わざるを得ない。
立憲の最高顧問の菅元首相が、ツイートやブログで以下のように述ている。

〇「小池都知事が結成した希望の党と民進党が合併した国民民主党は、政治理念が不明確なので解散し、参院選までに個々の議員の判断で立憲との再結集に参加するのが望ましい」 

〇「私が繰り返し『国民民主党』は一度解散して、個々の議員の判断で一番政治理念の近い政党に参加するほうがいいと言っているのは、このような『国民民主党』の自己矛盾を解消するためです」

上記を読んで、民主党政権を潰したA級戦犯が何をいうか?と言う思いだ。お前が言える筋合いではない。菅氏や枝野氏らには、小池知事が仕掛けた希望の党に排除された自分たちは他の民進党の連中とは違うと思っている。つまり、自分たちは国民民主の連中と違って高邁な理念を持った政党だと言いたいのだろう。

しかし、今の立憲の連中はもし小池氏が排除の論理を振りかざさなければ、今頃は希望の党にいたはずである。逆に排除されたから、我々は国民民主とは違い、純粋だと言いたいのだろう。

ある意味、菅氏の言い方はある意味純血主義、異物は要れないという排除の理論である。今の枝野代表の考えも純血主義である。何かイスラエルが進めているユダヤ教唯一主義のようにも見える。菅氏の主張は正に今の立憲の行動の基になっている。野党との共闘などは口ではやりそうなことを言っているが、統一候補などはもっての他で、2人区は他の野党との競合はじさないという態度である。

菅氏がいくら偉そうなことを言っても、次回選挙では他の野党に見放されて落選するだろう。立憲が純血主義を通すなら未来はない。自民のように、ばりばりの敵対議員の細野氏を受け入れるような?と思うような度量がなければ絶対に政権は取れないと断言する。野党第一党であることが野党の共闘の大きな障害となっている。


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/540.html

記事 [政治・選挙・NHK259] なぜ今ここで…桜田“失言大臣”を切った安倍官邸の腹の内(日刊ゲンダイ) 
   


なぜ今ここで…桜田“失言大臣”を切った安倍官邸の腹の内
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251643
2019/04/11 日刊ゲンダイ


得意顔で暴言(高橋比奈子を励ます会)/(C)日刊ゲンダイ

 遅きに失した。桜田義孝五輪相が10日、ようやく辞任した。同日夜、都内で開かれた自民党の高橋比奈子衆院議員のパーティーであいさつ。高橋が東日本大震災の被災地・岩手出身だと触れた上で、「おもてなしの心を持って、復興を協力していただければありがたい。そして復興以上に大事なのは高橋さんだ」と語った。

 会合後に記者団に発言の真意を問われても、「そんなこと言ったことない。記憶にない」と、震災復興より政治家優先の問題発言を放った自覚ゼロだから救いがたい。この発言が安倍官邸の逆鱗に触れ、追及の暇も与えぬうちに、たった約2時間後には事実上の更迭。桜田氏は辞表提出後、なぜかスッキリした表情で「被災者の気持ちを傷つけるような発言をして申し訳ない」と謝ったが、時すでに遅しだ。

 ただ、明らかに資質に欠け、数え切れないほどの言い間違いや失言を思えば、とっくに辞めさせるべきだった。桜田氏は3月にも大震災時に「国道や東北自動車道が健全に動いていたからよかった」と事実誤認発言。9日の参院内閣委員会では被災地の宮城県石巻市を「いしまきし」と、たった1分弱の答弁で3回も言い間違えたばかり。

 今回の暴言で被災地に関する問題発言は3度目だが、「スリーアウトチェンジ」で大臣のクビが飛ぶなんてルールは聞いたことがない。なぜ、このタイミングで安倍首相は桜田氏を切ったのか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「まず統一地方選に加え、参院選の前哨戦と位置づける衆院2補選への悪影響の懸念です。また、所属派閥領袖の二階幹事長への配慮から官邸もかばってきましたが、安倍首相や菅官房長官らと二階幹事長との間のパワーバランスが崩れていたのも事実。人事や政局の主導権を巡り、『安倍4選はありうる』『菅氏は“ポスト安倍”候補』などと発言し、牽制を仕掛ける二階幹事長に苦虫を噛み潰していた官邸側にすれば、桜田氏の次元を超えた暴言は絶妙なタイミング。更迭の口実を得て、二階幹事長に一泡吹かせたと思っているのではないでしょうか」

 大臣辞任直後、安倍首相は「任命責任はもとより首相たる私にある」と語ったが、閣僚の不祥事が相次ぎ、参院選で自民が惨敗、自らの退陣につながった2007年を思わせる状況になってきた。



























http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/541.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 空自F35A墜落、政治的事情でハイテク機を次々導入の犠牲か…現場は訓練追い付かず疲弊 :戦争板リンク 
空自F35A墜落、政治的事情でハイテク機を次々導入の犠牲か…現場は訓練追い付かず疲弊(Business Journal)

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/616.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/542.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 息苦しい時代の懸念 「令和」を仕切る一強政権の不気味(日刊ゲンダイ) 
 


息苦しい時代の懸念 「令和」を仕切る一強政権の不気味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251648
2019/04/11 日刊ゲンダイ 文字起こし


紙幣刷新も政治利用(C)共同通信社

「たまたま重なった」と麻生財務相は言ったが、誰も信じてなどいない。9日の「紙幣刷新」の発表は、1日の新元号発表に続く政治ショーの一環だ。新紙幣になる2024年は20年周期で実施されてきた刷新のタイミングとはいえ、5年も前の発表はあまりに早過ぎて異例。改元との相乗効果を狙ったのは明らかなのだが、新紙幣発表の“政治利用”はそれだけにとどまらない。

 10日の日経新聞が舞台裏を詳細に報じている。紙幣刷新を主導したのは麻生で、最終的な図柄や発表時期は安倍首相と2人で詰めたという。発表時期を4月上旬としたのは、4月1日の新元号公表と5月1日の新天皇即位の間で、祝賀ムードの醸成に役立つと判断したからだ。

 財務省復権の思惑もある。森友問題で公文書改ざんに手を染めた上、セクハラ問題で次官が辞めるなど財務省の信用は地に落ちた。

 慶事ムードに便乗して、失地回復を狙ったという。さらには福岡や大阪など統一選で推薦候補が惨敗した自民党にとって、局面転換の意図もある。

「新元号発表は安倍首相と菅官房長官。新紙幣は麻生財務相。政権中枢が、よくもまあここまで自分たちの都合で動くものですよ。『政治は最高の道徳』と言いますが、安倍政権はそれとは真逆で、子供でも分かるような計算高いことまでやる。1強政権ならば、どうしてもっと堂々としていられないのか」(政治評論家・野上忠興氏)

幻想のナショナリズムに飼いならされ

 みっともないほど前面にしゃしゃり出てきた新元号の記者会見でも明らかなように、安倍は改元の主役は自分だと思っている。

「一人一人の日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる」「希望に満ちあふれた新しい時代を国民の皆さまとともに切り開いていく」などという談話も、まるで時代の寵児気取りだ。時代は国民が切り開くもので、安倍のものではない。

 だが、封建国家の君主気分で時代を操る安倍の勘違いを分かっているのかいないのか、メディアは大本営発表を垂れ流すばかりで、政治ショーに全面協力だからどうしようもない。

 この先も5月の「令和」への改元に新時代の到来、来年の東京五輪が、安倍政権によって国民的イベントに仕立て上げられていく。メディアが政権広報に成り下がっているから、異論を唱えにくい空気が世論に広がり、政治ショーは容認される。日本中が右へ倣えで1億総狂騒という気味悪さである。

 上智大教授の中野晃一氏(政治学)はこう言う。

「安倍政権はナショナリズムをあおることで、暦まで自分たちでコントロールしようとしています。しかし実は、彼らのナショナリズムは国民不在。例えば安保法制で地球の裏側まで行けるようになりましたが、それで守ろうとしているのはグローバル企業の権益であり、祖国のための国防ではない。TPPもカジノ解禁も日本の国民のための政策ではありません。もはや『国民国家』の実態はなくなっているのに、それでもまだあるという幻想を演出しているのが、今の安倍政権なのです。ところが、メディアも国民もそうした“エア・ナショナリズム”に飼いならされ、さらには“官製ブーム”に乗っかるようになってしまいました。政府と一体化していく気持ち悪さを感じます」


完全な「国営放送」へ(C)日刊ゲンダイ

政治日程を見据えてNHKを丸ごとコントロール

 政権に懐柔され、逆らえなくなってしまったメディアの罪は大きいのだが、戦慄を覚えたのは、9日にNHKが発表した異様な人事である。

 元専務理事の板野裕爾NHKエンタープライズ社長が専務理事に復帰することになった。政権に太いパイプを持つ板野氏の復帰は「首相官邸の意向」だという。

 籾井会長時代に専務理事(放送総局長)だった板野氏は、官邸の不満を受け止めて「クローズアップ現代」の国谷キャスター降板を主導したとされる。そんな人物が再びNHKの経営中枢に戻るということは何を意味するのか。想像に難くない。

 昨年、NHKを辞めた森友スクープ記者の相澤冬樹氏(現大阪日日新聞論説委員・記者)が、NHK内での森友報道を巡る圧力や社内攻防を著書「安倍官邸VSNHK」で明かした。

 NHKには、報道部門トップで政治部出身の小池英夫報道局長や安倍家と家族ぐるみの付き合いの岩田明子記者がいて、すでに安倍政権に「べったり寄り添う」体制が出来上がっている。しかし安倍官邸は、それだけでは満足できないから、板野氏を復帰させるということなのだろう。

 NHK報道の監視を続ける醍醐聰東大名誉教授が言う。 

「長年NHKをウオッチしてきていますが、放送総局長までやって辞めた人が、また専務理事として戻るなんて、聞いたことがありません。板野氏は番組編成に力を持ち、小池報道局長と連携する可能性がある。この先、今年は天皇の代替わりと改元、参院選があり、来年は東京五輪、その先には安倍氏の4選が視野に入ります。大きな政治日程が目白押しで、そういう時期に官邸がNHKに乗り出してきたとすれば、これまでのような遠隔操作ではなく、よりもっと露骨にNHKをコントロールしようという意思の表れだと思います。NHKの世論への影響力をよく分かった上で、岩田記者とか個人のレベルではなく、NHK全体を取り込もうということなのでしょう。問題はNHKだけにとどまりません。今回の人事に関し、民放も官邸の力を十分感じ取っていることでしょう。民放でもこの先、コメンテーターの選び方や番組のテーマなどに波及するかもしれません」

完全にタガが外れた

 これでますます、改元のお祝いムードに水を差すような報道はご法度。夏の参院選は、自民党による報道の公平性チェックに怯えながら番組を作ることになるのだろう。あまりにあからさまな介入だが、1強政権が増長した結果「私が国家」とまでうそぶく安倍は、自らが独裁者であることを、もはや隠そうともしなくなっているように見える。

「安倍政権は、モリカケ、統計不正、安倍麻生道路など、問題があっても強行突破で突き進んでいる。完全にタガが外れてしまっています」(中野晃一氏=前出)

「令和」の新元号を決めた安倍が、そのまま新時代の日本を描いていくという傲慢。そして、メディアも世論もそれにあらがえず、真綿で首を絞められるような息苦しさが日本中に蔓延していくことになる。

 政治評論家の森田実氏が言う。

「謙虚さのない安倍首相と麻生財務相、菅官房長官は、何もかも自分たちのいいように決め、国民に対しては、黙って付いてくればいいという姿勢です。そして、官僚は忖度、政治家は無批判、大マスコミはヨイショ。これでは日本の未来は暗い。すでに日本の国際的地位がどんどん低下していますが、弱体化した日本は、再び米国という黒船にガツンとやられるか、増税後の景気悪化で経済が崩壊するか。そのいずれかになるのではないでしょうか」

 そうなる前に国民は安倍政権にNOを突き付けるべきなのだ。祝賀ムードに一歩距離を置いて、冷静に今の日本を見つめてみる必要がある。










 



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/543.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 浮動票を取り込み、違う角度から野党結集と山本太郎!  
浮動票を取り込み、違う角度から野党結集と山本太郎!
https://85280384.at.webry.info/201904/article_102.html
2019/04/11 13:31 半歩前へ

▼浮動票を取り込み、違う角度から野党結集と山本太郎!

 自由党の山本太郎共同代表は10日、国会内で記者会見し、4月下旬に同党を離党する意向を表明した。同党と国民民主党の合併交渉の結論を待ち、合併の可否にかかわらず離党する。

 消費税廃止などを掲げる政治団体「れいわ新選組」を設立し、政党への移行を目指す方針も明らかにし「この国に生きる人々にお仕えし、お守りいたすという考えだ」と決意を語った。

 山本氏は政治団体立ち上げの理由について「浮動票を取り込める野党はそんなにない。違う角度から野党結集を目指す」と強調した。

 支持者から募った寄付額に応じ、参院選の候補者の擁立人数を決めるとし、5月末までに1億円を集めたい考えを示した。

 改選を迎える夏の参院選については、選挙区か比例代表のどちらから出馬するかは明言を避けたが、5月末までに1億円が集まらなければ、東京選挙区(改選数6)に無所属で出馬する意向を示した。

 「れいわ新選組」という団体名に関しては「平成は経済停滞と格差が拡大した時代だった。

 大手企業にコントロールされた政治家たちが人々を搾取し続けた」と振り返った上で、「新時代を変えていくんだという思いで元号を使わせていただいた。

 『新選組』は、新しい時代に新しく選ばれる者たちという意味だ」と説明した。

詳しくはここをクリック
https://www.sankei.com/politics/news/190410/plt1904100049-n1.html



山本太郎氏「れいわ新選組」設立 「この国の人々、お守りいたす」
https://www.sankei.com/politics/news/190410/plt1904100049-n1.html
2019.4.10 23:07 産経新聞



 自由党の山本太郎共同代表は10日、国会内で記者会見し、4月下旬に同党を離党する意向を表明した。同党と国民民主党の合併交渉の結論を待ち、合併の可否にかかわらず離党する。消費税廃止などを掲げる政治団体「れいわ新選組」を設立し、政党への移行を目指す方針も明らかにし「この国に生きる人々にお仕えし、お守りいたすという考えだ」と決意を語った。

 山本氏は政治団体立ち上げの理由について「浮動票を取り込める野党はそんなにない。違う角度から野党結集を目指す」と強調した。支持者から募った寄付額に応じ、参院選の候補者の擁立人数を決めるとし、5月末までに1億円を集めたい考えを示した。

 改選を迎える夏の参院選については、選挙区か比例代表のどちらから出馬するかは明言を避けたが、5月末までに1億円が集まらなければ、東京選挙区(改選数6)に無所属で出馬する意向を示した。

 「れいわ新選組」という団体名に関しては「平成は経済停滞と格差が拡大した時代だった。大手企業にコントロールされた政治家たちが人々を搾取し続けた」と振り返った上で、「新時代を変えていくんだという思いで元号を使わせていただいた。『新選組』は、新しい時代に新しく選ばれる者たちという意味だ」と説明した。



























http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/544.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 渋沢栄一に猛反発 安倍政権「新紙幣」で日韓対立の火に油(日刊ゲンダイ) 
 


渋沢栄一に猛反発 安倍政権「新紙幣」で日韓対立の火に油
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251644
2019/04/11 日刊ゲンダイ


ソウルの日本大使館前で毎週続く抗議(C)共同通信社

「新元号の下での新しい日本銀行券(紙幣)にふさわしい人物と考えている」――。麻生財務相は9日、新紙幣のデザイン発表会見で、肖像画に採用された人物をこう評した。新元号発表との“相乗効果”によって政権浮揚につなげたい思惑が透けるが、対立激化の日韓関係にとっては最悪のタイミングだ。

  ◇  ◇  ◇

 日韓関係は今、「史上最悪」といわれている。昨年末からレーダー照射問題や徴用工問題などがくすぶり、10日はソウル市内の日本大使館の建設許可が取り消された。両国のミゾは日増しに深まるばかりで、自民党内からは「国交断絶」の強硬論が噴出している。

 さらに「最悪」の関係をこじらせたのが、新紙幣のデザインだ。韓国が、1万円札の肖像に「日本の資本主義の父」といわれる渋沢栄一(1840〜1931年)が採用されたことに反発しているのだ。

 渋沢はみずほ銀行の前身のひとつ「第一国立銀行」を設立するなど、明治を代表する実業家として知られる。ところが、韓国国内では、日本の植民地時代を象徴する“特別な存在”なのだ。

 実際、9日付の朝鮮日報(日本語版)は渋沢について、<日本で設立した第一国立銀行を韓半島に進出させ、日本による利権収奪を主導した><植民地時代の経済収奪の主役>と断じている。渋沢が日韓併合(1910年)直前の02年から、大韓帝国(当時)内で、自身の肖像が印刷された「第一銀行券」を発行していたからだ。

「日韓関係が最悪といわれる状況において、安倍政権が、紙幣発行の5年前という異例のタイミングで発表したのは大失敗です。新元号の発表に続いて“お祭りムード”を盛り上げようとしたのでしょうが、日韓の歴史問題の火に油を注いだも同然ですから。国内で評価が分かれる人物は肖像画に採用しないという不文律はあっても、海外への配慮が欠けていると国際問題になるのです」(元外交官の天木直人氏)

 新紙幣を巡る問題は、渋沢だけじゃない。5000円札の津田梅子(1864〜1929年)についても韓国から反発を受けそうだ。1883年、少女時代のホームステイ先だった米国のホストマザーに宛てて書いた手紙には、朝鮮訪問から帰国した父・仙から聞いた<興味深くおもしろい話>として、当時の朝鮮について次のように記している。

<いくつかの点では、動物の方がこのような汚い朝鮮人よりましだと思いますし、あるところには本当に野蛮な人びとがいるのです>

<ある意味で、世界で最悪の国のように思われます>

 現代とは時代背景が異なるとはいえ、ネトウヨに匹敵する“嫌韓ヘイト”と受け取られかねない。

 新紙幣の発行は、森友問題の渦中に安倍夫妻に忖度して公文書を改ざんした財務省理財局が担っている。

 超が付くエリートなら、渋沢や梅子を選定した後の韓国の反応を想像すべきだろう。まさか対韓強硬派の安倍政権に再び忖度した“確信犯”なのか。











http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/545.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2019年4月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。