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2019年4月22日00時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK259] 沖縄3区および大阪12区の補欠選挙、2019年統一地方選挙(後半)を終えて 
沖縄3区および大阪12区の補欠選挙、2019年統一地方選挙(後半)を終えて
http://www.seikatsu1.jp/activity/declaration/20190421.html
2019年4月21日 自由党

                      2019年4月21日
                      代 表 小 沢 一 郎

 政権が民意を醜く踏みにじれば、どういうことになるか。今回の沖縄3区の補欠選挙における屋良朝博候補の圧倒的勝利はそれを明確に示している。民主主義の勝利であり、本当にうれしく、心強く思う。

 安倍政権は、この選挙結果を潔く認め、普天間基地の速やかな返還を実現するとともに、辺野古への移設工事を即刻中止すべきであり、そのための米国との協議を行わなければならない。

 沖縄の方々がつかみ取った貴重な勝利。屋良候補が、主張されていた通り、沖縄の伝統と自然、長いアジアとの交流の歴史を最大限生かした魅力的な沖縄の創造のため、そして、何より沖縄の発展の足かせとなっている基地負担軽減のため、大いに活躍していただきたいと考えている。

 また、大阪12区の結果については本当に残念であるが、宮本たけし候補の勇気ある決断と奮闘には敬意を表したい。いずれにせよ、野党は共闘しなければ絶対に強大な政権には勝てない。これを糧として野党共闘を更に深化させていくことが大事である。

 統一地方選も後半戦を終えた。この間、全国で力強く政策を訴え奮闘した我が党の公認・推薦候補にも改めて敬意を表したい。

 今後、夏の参議院選挙と同日選も囁かれる衆議院選挙での勝利のため、自由党も、野党共闘を深化させるべく、全力で汗をかいていきい。





























http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/851.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 沖縄3区および大阪12区の補欠選挙、2019年統一地方選挙(後半)を終えて 自由党代表 小沢一郎 
沖縄3区および大阪12区の補欠選挙、2019年統一地方選挙(後半)を終えて
http://www.seikatsu1.jp/activity/declaration/20190421.html
2019年4月21日 自由党

                      2019年4月21日
                      代 表 小 沢 一 郎

 政権が民意を醜く踏みにじれば、どういうことになるか。今回の沖縄3区の補欠選挙における屋良朝博候補の圧倒的勝利はそれを明確に示している。民主主義の勝利であり、本当にうれしく、心強く思う。

 安倍政権は、この選挙結果を潔く認め、普天間基地の速やかな返還を実現するとともに、辺野古への移設工事を即刻中止すべきであり、そのための米国との協議を行わなければならない。

 沖縄の方々がつかみ取った貴重な勝利。屋良候補が、主張されていた通り、沖縄の伝統と自然、長いアジアとの交流の歴史を最大限生かした魅力的な沖縄の創造のため、そして、何より沖縄の発展の足かせとなっている基地負担軽減のため、大いに活躍していただきたいと考えている。

 また、大阪12区の結果については本当に残念であるが、宮本たけし候補の勇気ある決断と奮闘には敬意を表したい。いずれにせよ、野党は共闘しなければ絶対に強大な政権には勝てない。これを糧として野党共闘を更に深化させていくことが大事である。

 統一地方選も後半戦を終えた。この間、全国で力強く政策を訴え奮闘した我が党の公認・推薦候補にも改めて敬意を表したい。

 今後、夏の参議院選挙と同日選も囁かれる衆議院選挙での勝利のため、自由党も、野党共闘を深化させるべく、全力で汗をかいていきい。





























http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/852.html

記事 [政治・選挙・NHK259] よかった!森友疑惑の発信元の木村真市議が当選!  


よかった!森友疑惑の発信元の木村真市議が当選!
https://85280384.at.webry.info/201904/article_228.html
2019/04/22 01:08 半歩前へ

▼よかった!森友疑惑の発信元の木村真市議が当選!

 森友疑惑の震源地となった豊中市の市議選で木村真議員が4期目を果たした。

 森友事件を継続的に取材しているフリージャーナリストの田中龍作が言った。

 この人がいなかったら「森友疑惑」は永遠に表沙汰になることはなかった。

 木村真・豊中市議会議員。国有地の払い下げ価格の情報開示を近畿財務局に求めたが黒塗りで出てきたため、大阪地裁に訴訟を起こした。2017年2月のことである。

 マスコミは木村議員が起こした訴訟を記事にしたに過ぎないのだ。某紙のスクープなんぞではない。  (以上 田中龍作)

***********************

 田中龍作が言う通りだ。

 森友疑惑は朝日の特ダネではない。

 同時に共同通信が報道している。ともに発信元は木村真である。

 あの時、木村さんが「オカシイ」と疑問を、森友疑惑は永久に日の目を見なかっただろう。



















http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/853.html

記事 [政治・選挙・NHK259] <ここまで、あからさまな日米両政府だ!>沖縄補選の敗北を見越して手を打った2プラス2会合  天木直人 
 










沖縄補選の敗北を見越して手を打った2プラス2会合
http://kenpo9.com/archives/5856
2019-04-21 天木直人のブログ


 きょう4月21日で地方統一選は全て終わり、政局は参院選に向かって走り出す。

 私の最大の関心はもちろん沖縄の補欠選である。

 知事選や住民投票の結果を見れば、どう考えても辺野古反対の野党候補が勝つ。

 そして再び辺野古反対の沖縄県民の意思が確認される。

 安倍首相にとっては、今度こそ補選で勝利して、辺野古阻止の勢いをくい止めなければいけないだろう。

 しかし、まるで安倍自公政権からは焦燥感が伝わってこない。

 負けることを覚悟しているかのようだ。

 そう思っていた私は、4月19日(日本時間20日未明)に発表された日米外務・防衛閣僚会合(2プラス2)の合意内容を見てピンときた。

 そこには、「日米の外務・防衛4閣僚は辺野古移設が普天間固定化を避ける唯一の方法であるとして推進することを確認した」、となっている。

 まさしくこれが答えだ。

 21日に県民の意思が判明する前に2プラス2を開き、そこで日米の意思を確認・表明することによって、いくら反対しても無駄だと言って見せたのだ。

 揺ぎない日米同盟の前には、それに逆らうあらゆる抵抗は無駄であると言って見せたのだ。

 ここまであからさまな日米両政府だ。

 もはや辺野古移設反対は、安倍政権ひとりを相手に戦っても無意味だ。

 これからは、本気になって米軍とトランプ政権に迫るしかない。

 このままでは沖縄県民や日本国民の反米感情が高まり、日米同盟が危うくなると脅かすしかない。

 そしてそれは政治が主導しなければいけない。

 政治の場で野党が野党共闘しなければいけない最大のテーマなのだ。

 今度の沖縄補欠選挙における野党候補の勝利を、単に参院選への弾みだと喜んで政局の道具に留めてはいけない。

 野党は直ちに米国政府に辺野古移設を撤回せよと一致協力して野党外交を始めなければいけない。

 それを始めるのは平成が終る前でなければいけない。

 令和の時代の宿題にしてはいけないのである。(了)



辺野古推進を日米確認 2プラス2 県民投票「反対」でも
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201904/CK2019042002000265.html
2019年4月20日 東京新聞 夕刊

 【ワシントン=金杉貴雄】訪米中の岩屋毅防衛相は十九日午後(日本時間二十日未明)、ワシントンで記者会見し、日米外務・防衛当局による安全保障協議委員会(2プラス2)で、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)移設を巡り、反対が多数となった県民投票が二月に行われたことを説明したと明らかにした。県民に引き続き理解を求めているとし、日米の外務・防衛四閣僚は、辺野古移設が「普天間固定化を避ける唯一の方法」として推進を確認した。

 2プラス2で四閣僚は、昨年末に辺野古沿岸部への土砂投入を開始したことなどの「重要な進展」を歓迎した。岩屋氏は、移設の進行状況を説明。予定海域で判明した「マヨネーズ状」と評される軟弱地盤に関しても「地盤改良の必要はあるが、従来確立した工法で問題なく進めることができる」と強調した。

 続いて行われた日米防衛相会談では、シャナハン国防長官代行が、沖縄県北谷町(ちゃたんちょう)で米兵と日本人女性の遺体が見つかった事件について「痛ましい遺憾な事件で、心からおわびしたい」と謝罪した。

 米国から輸入した航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Aの墜落事故では、機体捜索と原因究明に向けた協力で一致。岩屋氏は記者団に米側が深海捜索船を派遣することを明らかにするとともに、日本が計百四十七機のF35を導入する計画について「現時点で変更する予定はない」と語った。

 日米両政府は2プラス2で、北朝鮮の完全な非核化を目指し圧力を維持することで一致。宇宙やサイバーなどの新領域での中国やロシアの脅威を念頭に協力を強化することでも合意した。サイバー攻撃が日本に対する武力攻撃と認定できる場合には、米軍の防衛義務を定めた日米安保条約第五条の対象となり得ることも確認した。

 ポンペオ国務長官は記者会見で「北朝鮮に対し、全ての核兵器の放棄を求めていく」と強調した。













http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/854.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 辺野古移設ノーの民意、三たび 政府の強硬姿勢に反発/朝日デジ
辺野古移設ノーの民意、三たび 政府の強硬姿勢に反発/朝日デジ
2019統一地方選挙
山下龍一 2019年4月22日05時00分
https://www.asahi.com/articles/ASM4M3TJNM4MTPOB003.html?iref=comtop_8_01

衆院沖縄3区補選は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対を前面に掲げた無所属新顔の屋良朝博氏が勝利した。玉城デニー氏が大勝した昨年9月の県知事選、今年2月の県民投票に続き、安倍政権が進める辺野古移設に「ノー」を突きつけた形だ。

知事選では玉城氏が過去最多得票で当選したが、1カ月後に安倍政権は埋め立て承認撤回の効力を停止し、昨年12月には辺野古沿岸部に土砂を投入し始めた。埋め立ての是非を問う県民投票では反対票が投票者の7割を超えたが、工事は止まらず、新たな区域への土砂投入も進む。

 こうした政府の姿勢に対する沖縄県民の反発が根強いことも、今回の補選の結果からはうかがえる。

 一方、米軍キャンプ・シュワブ…
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/855.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 麻生氏の消費増税延期は迷惑だ、発言は財務官僚の本音だ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/04/blog-post_22.html
4月 22, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<麻生太郎財務相は19日の閣議後記者会見で、萩生田光一自民党幹事長代行が10月の消費税増税を延期する可能性に言及したことに関し「(増税準備に取り組んでいる)企業は迷惑している」と語った。その上で「リーマン・ショック級のようなものがない限り予定通り引き上げる」と述べた>(以上「時事通信」より引用)


 無能な財務大臣は財務官僚の「広報マン」だとしたら、まさしく麻生氏は「無能」の誹りを免れ得ない。財務相は国の根幹に関する「財政」と、国民生活に関する経済全般に気配りすべき立場にあるはずだ。

 国家財政の「規律」を守るべきはいうまでもないが、消費増税が財政規律の回復に気をするとは思えない。ことに今回の10%増税に対する軽減策やポイント還元などの「狂騒曲」は税制の在り方を著しく既存している。それほどなら延期すべきが本筋ではないだろうか。

 そもそも税制は「簡明」を以て旨とすべきだ。しかも適用に差別があってはならないが、今回の消費増税はクレジットカード使用者に限って軽減税率を適用する、という差別ありきの税制だ。

 クレジットカードは貨幣経済を補完するものであって、クレジットカード経済などというものはあり得ない。しかし安倍自公政権は「現金決済」が時代遅れとでもいうんのように、クレジット決済を国民に強制しようとしている。

 しかしクレジット決済が日本のすべての小売業者に普及しているわけではないし、日本国民のすべてがクレジットカードを所有しているわけではない。「お財布ケータイ」を利用し始めた友人は無駄な支出が増えた、とこぼしていた。

 現金の有難味を日本国民は良く承知している。クレジットカードは何か胡散臭い、という先入観がある。それほど日本国民は「御上」を信用している。国家や嘉兵衛の信用度が低い国のキャッシュレス化が進んでいるという事実を忘れてはならない。

 麻生氏の「会社経営者は消費増税延期に反対だろう」との認識には驚く。小売業者に聞いてみるが良い。彼らは百人が百人、消費税そのものに反対だ。彼らにとって「安く商品を顧客に販売する」という宗旨に反する、消費増税という名の「ピンハネ」には憎悪すら覚えている。

 消費増税を実施して消費が増えるのなら文句はない。その反対に消費が抑制され、貧困層がさらに貧困化するから反対なのだ。消費増税は社会保障が高度に実施されている国において議論されるべきであって、日本のような生活保護以下の国民年金を放置している国に消費税を導入すべきではなかった。貧困層はいかに真面目に年金掛け金を支払おうと、死ぬまで働くしかない、という現実に常に直面させられている。

 テレビで垂れ流している「現実」は年収が億を超えるMCによって仕切られていることを忘れてはならない。出演しているヒナ段芸人たちですら、年収は平均的勤労者所得を遥かに超えている。彼らは一般国民の代表ではなく、すでに富裕層の一員でしかない。

 もちろんテレビ制作者側も日本の一般国民と比べれば群を抜く富裕層だ。決して貧困層の代弁者ではないし、生活保護費以下の年金暮らしの代表者でもない。ことほど左様に、日本のマスメディアは一握りに過ぎない富裕層の「玩具」と化している。もちろん、麻生氏も超富裕層の出自なのは言うまでもない。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/856.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 自民、2つの補選で敗北&大阪は維新に3連敗。甘利、二階への批判も?+沖縄は野党共闘もうまく行く(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28226221/
2019-04-22 03:17

 21日、沖縄3区、大阪12区の衆院補選と統一地方選(後半)の投開票が行なわれた。(・・)

 注目されていた衆院補選は、沖縄3区がオール沖縄(国政では野党)候補の屋良氏が、自民党の島尻あしこ氏に勝利。(~~)v

 また、大阪12区では、維新の藤田 氏が、自民党の北川  らを抑えて当選。自民党は、衆院補選で2敗、14日のW選を含めた大阪の重要な選挙では維新に3連敗を喫することになった。<この2つは、日テレでは8時になった直後に、当選確実のニュース速報が流れて、まさに秒殺という感じだった。(>_<)>

 おそらく安倍官邸&自民党幹部も、沖縄3区で勝てる見込みは乏しいと考えていたのではないかと思うけど。その分、大阪12区では、何が何でも勝ちたかったはず。(++)

 だって、大阪では府知事選も市長選も維新に負けてしまったし。しかも、大阪12区は、もともと自民党の北川 氏が議席を有していたところなのだから。その北川氏の死去に伴う補選となれば、是が非でもモノにしなければなるまい。(@@)

 そこで、大阪は必勝パターンの弔い合戦に持ち込むため北川氏のおいを擁立し、甘利選対委員長をはじめ閣僚級、人寄せパンダ級(小泉、三原)が次々と現地にはいって応援。
 投票前日には、安倍首相が現地入りして、3箇所で街頭演説を行なった上、ニュース・ネタになるべく、吉本新喜劇の舞台にまで上がって、その存在をアピールしたというのに・・・。

 維新の候補に、思ったよりも差をつけられて、負けてしまうことになった。_(。。)_

【藤田文武(38、維新)60,341(38.5%)、北川晋平(32、自民、推薦公明)47,025(30.0%)、樽床伸二(59)無)35,358(22.6%)、宮本岳志(59、無、推薦・共産・自由・社民府連合)14,027
(8.9%)・・・有権者数:342,751、投票率:47.00%】
 
* * * * *

 おそらく自民党内からは、この連敗で、二階幹事長や甘利選対委員長に対する不満や不信感、責任論などが出て来ることだろう。(~_~;)

<「甘利のままじゃ、参院選では勝てない」とかね。mew的には、「安倍おろし」にまでつながると嬉しいんだけど。さすがに、それは参院選で負けないとムリかな〜?^^;>

 これは、甘利氏が昨年の秋に選対委員長に任命された時に書いたと思うのだけど・・・。

 そもそも、安倍首相(総裁)が選挙に関して何の実績も手腕もないと思われる甘利氏を、選挙対策委員長に任命したこと自体、間違っていたのではないかと思うのだ。(・・)

 でも、安倍首相(総裁)がお友達と手を携えて戦いたいと考えたのだから。2人で敗戦を続けて、転がり落ちて行ってくれれば、それでいいけどね。(@@)

<甘利氏は安倍氏の昔からの盟友。父が衆院議員で世襲の神奈川のボン。経済・通商系には強いので、今政権でも最初から経済系閣僚として起用され、TPP交渉を任せられていたのだが。甘利氏&秘書に口利き疑惑が出たため、16年1月に閣僚を辞任して大人しくしていた。(TPPも米国の不参加でボロボロに。)

 そこで、安倍氏は、甘利氏が政界TOPにカムバックできるようにと、昨秋、党四役である選対委員長に任命したのだけど。(二階幹事長にあまりお金や選挙運営の実権を持っていかれたくないという思いもあったかも。)世襲のお坊ちゃまくんに地方選挙を仕切るのは難しい感じも。ウラでどのような活動をしているのかわからないが、日々選挙カーに乗り真っ黒に日焼けして、懸命に演説をするも、票を集める力がないように見える。(-_-)>

 ちょっと気になったのが、毎日新聞に載っていた出口調査の結果だ。(・・)
(こちらに表が。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190421-00000058-mai-pol

『毎日新聞は21日、衆院大阪12区補選の投票を終えた有権者を対象に出口調査を実施、投票行動を分析した。大阪に党本部を置く日本維新の会の支持層の9割が維新公認の新人、藤田文武氏に投票したのに対し、自民党公認で公明党が推薦する新人、北川晋平氏に投票した自民支持層は6割弱にとどまった。公明支持層の7割は北川氏に投票し、2割弱は無所属元職の樽床伸二氏に流れた。

 ◇公明支持層の2割弱、樽床氏に

 政党支持率は維新31%▽自民27%▽公明9%▽共産5%▽立憲民主4%と続き、無党派層は21%だった。藤田氏は無党派層の4割近く、自民支持層の2割以上からも支持を得た。無党派層の支持を最も得たのは樽床氏で4割。共産党と自由党が推薦する無所属元職の宮本岳志氏は共産支持層の7割強が投じ、立憲民主党支持層の3割が支持したが、この3党全体の支持率は1割程度にとどまり、広がらなかった。(毎日新聞19年4月21日)』

* * * * *

 大阪の自民党は、大阪維新に強いライバル心をもって臨んでいるのだけど、自民党の支持者は、そうでもないようで。

 7日のW選の時も50%以上が維新の候補に投票していたし、今回も北川氏に投票したのは54%だけで、23%が維新候補、21%が樽床氏に投票したとのこと。^^;

 これでは、維新に勢力を伸ばされてしまうのもムリはないかも知れない。_(。。)_

 mew的には、自民党の地方支部が安倍体制がイヤになって、どんどんバラバラになってくれた方がいいのだけど。自民党は、地方の引き締めをうまくやって行かないと、参院選は大変なことになりそうだ。<と、期待込みで、予想してみる。"^_^">

* * * * *

 あと今回は、共産党が野党共闘を主導することを考えて、現職の参院議員だった宮本氏を無所属で擁立。他の野党にも応援してくれるように呼びかけたところ、自由党と社民(大阪)が推薦したのだが、立民、国民は党としては推薦せず、自主投票にすることに決めたのだ。(・・)

<一応、沖縄3区や今後の共闘に配慮して、立民の枝野代表は16日に辻元清美氏と大阪の事務所を訪れ、宮本氏を激励。「Victory 必勝を祈る」と記されたポスターを手渡したのだが、党名は書かれておらず、「衆議院議員 枝野幸男」の名があるだけだった。、また、国民の玉木代表は18日にアポなしのお忍びで事務所を訪問したところ、本人が不在だったので、電話で激励したらしい。^^;>

 で、その2党の投票先を見てみると、立民が藤田8、北川8、樽床57、宮本27。国民は、藤田25、北川25、樽床50、宮本0。(国民は調査に答えた支持者が4人しかいなかったかも。^^;)

 まあ、樽床氏は民主党に長くいたので、立民、国民党支持者の中には、彼に投票する人が多かったのも理解できなくはないけど。

 やっぱ、今後を考えると、もう少し宮本氏に入れて欲しかったかな〜と。<国民党はゼロだしね〜。^^;>

 折角、自民党が崩れかけているのだから、何とか参院選でいい形で協力できるように、各党の代表、幹部はしっかりと協議をして欲しい。(++)

『衆院2補選、自民が全敗 二階幹事長「謙虚に受け止め、敗因分析急ぐ」

 夏の参院選の前哨戦となる衆院大阪12区、沖縄3区両補欠選挙は21日投開票された。自民党の北川知克元副環境相の死去に伴う大阪12区補選は、日本維新の会新人の藤田文武氏(38)が自民新人ら3氏を破った。玉城デニー氏の沖縄県知事への転出に伴う沖縄3区補選は、主要な国政野党が支援した無所属新人の屋良朝博氏(56)が自民新人の元沖縄・北方担当相との一騎打ちを制した。自民が2敗を喫し、安倍政権にとって痛手になりそうだ。

 2012年末の第2次安倍内閣発足以降、自民が国政補選で敗れたのは不戦敗だった16年の衆院京都3区補選を除いて初めて。二階俊博幹事長は21日夜、党本部で記者団に「残念な結果だ。謙虚に受け止めて敗因分析を急ぐ」と語った。(毎日新聞18年4月21日)』

『安倍晋三首相が2012年に第2次内閣を発足させた後、自民党が衆参の補選で敗北したのは、不戦敗だった16年の衆院京都3区補選を除けば初めて。安倍政権は与野党の政治決戦となる参院選を前に危機感を募らせる。

 大阪を本拠地とする維新は大阪都構想実現へ弾みをつけ、沖縄では辺野古移設への反対派が民意を引き付けた形だ。(共同通信19年4月21日)』

 大阪W選、12区補選の選挙活動では、公明党との協力もうまく行かなかった感じがあるので、その辺りも、今後、問題になって来ると思う。(**)

* * * * *

 で、沖縄3区の衆院補選の方は、また機会があったら、改めてゆっくり書きたいのだけど・・・。

 元沖縄タイムス論説委員でフリージャーナリストの屋良朝博氏(56・無)が、自民党の元参院議員で沖縄北方大臣だった島尻安伊子氏に勝って、初当選を果たしたた。"^_^" 

【屋良朝博(56・無)77,156(56.5%)、島尻安伊子氏の(54、推薦・公明、維新沖縄)59,428(43.5%)・・・有権者数:313,695 投票率:43.99%】

 すごく正直を言えば、少なくとも2対1ぐらいの(比率の)票数で圧勝したかったのだけど。最初から、屋良氏がリードだと報道されていたこともあってか、投票率も上がらず。それが、あまり差が開かない要因になったのではないかと思う。^^;

 沖縄3区は、自由党議員で現知事の玉城デニー氏の議席の補選だったので、国政の野党としては絶対死守したかったところ。玉城知事もできるだけ屋良氏と一緒に回って、辺野古移設で国と対峙するために、屋良氏への支持を呼びかけていた。(・・)

<今回は自民候補の島尻氏が辺野古移設は必要だと主張して戦ったので、この負けで、改めて県民は辺野古移設反対の意思を明らかにしたことになる。(**)

 また、この沖縄3区補選は、参院選の野党共闘の予行演習としても注目されていたのだけど。こちらは、そこそこうまく行った様子。

 16日には、立民の枝野代表、国民の玉木代表、共産の志位委員長、自由の小沢代表が、沖縄の屋良氏の事務所に集まって、拳を掲げて共闘をアピールしていた。(++)
 
 立民党の長妻選対委員長は、「これまでの安倍政権の問題点について厳しい判断があるのではないか」「自民党失速ということを、我々は感じておりますので、再度、野党共闘を強力に進めていきたい」と言っていたのだが。

 安倍自民党が、野党の準備が間に合わないうちに衆院選もしちゃおうと、衆参同時または早期解散を仕掛けて来る可能性も十分あるので、野党側はまずは合流云々ではなく、「選挙協力」を第一に考えて、早めに準備をして欲しいと思うmewなのだった。(@@)

  THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/857.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 真実を語る人間をつまはじきする日本の社会! 
真実を語る人間をつまはじきする日本の社会!
https://85280384.at.webry.info/201904/article_224.html
2019/04/21 23:17 半歩前へ

▼真実を語る人間をつまはじきする日本の社会!

 漫画原作者でエッセイストの雁屋哲さんが素晴らしいメッセージを発していた。腐敗した権力者を糾弾することはせず、不正をただす勇気の喪失し、無気力が日本の社会全体を覆っていると警告した。真実を語る人間をつまはじきする日本の社会に憤った。

 同感である。私も同じことを何度発したことか。だが、大衆は観客席から動こうとはしない。

 口では安倍政権を批判しながら、積極的には動かない。

 このフェイスブックも凍り付いてしまったのか、と不安に感じる毎日だ。

雁屋哲さんのメッセージである。(原文のまま)

***************************

 安倍晋三首相は2013年9月7日にIOC総会で、オリンピックを東京に招致するための演説を行いましたが、福島第一原発について、「福島の放射能は、福島第原発からの放射能に汚染された水は福島第一原発の港湾から0.3キロ平方メートル以内に完全にブロックした」「福島の現状は完全にコントロールされている」「福島第一原発はこれまでに東京にダメージを与えていないし、これからも与えない」と言いました。

 そんな嘘を言った人間が、私が実際に体験した鼻血を風評だというのですから呆れるばかりです。また、その嘘を見逃すこの日本の社会にも呆れるばかりです。

 一つの国が滅びるときには必ずおなじことが起こります。
支配階級の腐敗と傲慢。
政治道徳の退廃。
社会全体の無気力。
社会全体の支配階級の不正をただす勇気の喪失。

 同時に、不正と知りながら支配階級に対する社会全体の隷従、媚び、へつらい。経済の破綻による社会全体の自信喪失。これは、今の日本にぴったりと当てはまります。

 私は社会は良い方向に進んでいくものだと思っていました。まさか、日本と言う国が駄目になっていくのを自分の目で見ることになるとは思いませんでした。

 一番悲しいのは、腐敗した支配者を糾弾することはせず、逆に支配者にとっては不都合な真実を語る人間を、つまはじきする日本の社会の姿です。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/858.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 安倍首相の吉本新喜劇出演=お笑いの政治利用に、吉本所属のウーマン村本と星田英利が勇気ある批判!(リテラ)
安倍首相の吉本新喜劇出演=お笑いの政治利用に、吉本所属のウーマン村本と星田英利が勇気ある批判!
https://lite-ra.com/2019/04/post-4674.html
2019.04.22 安倍の吉本新喜劇出演をウーマン村本と星田英利が批判! リテラ

    
    自身のTwitterでも新喜劇出演写真をアップ!


 こんなことを許していいのか。そう、安倍首相が吉本新喜劇に出演した一件だ。安倍首相は20日、なんばグランド花月で吉本新喜劇が舞台に登場。「本物ですか?」と尋ねる出演者に「ほんまに本物です!」と大阪弁で返したり、「『四角い仁鶴がまーるく収め』る、そういう解決策を見いだしたい」などと、大阪に媚びるようなギャグを口にしたのだという。

 場内には笑いはほとんど起きず、デイリースポーツが「安倍首相 吉本新喜劇でスベる「ほんまに本物です!」、反応今イチ、飛び入り出演」と見出しを打つほど、サムい空気だったようだが、だからといって、この暴挙を見過ごすわけにはいかない。

 安倍首相の出演は、「G20のPR」ということになっていたが、20日は大阪12区の衆院選補欠選挙の投票日前日。実際、出演の直前には、大阪・寝屋川市など3カ所で応援演説を行っていた。安倍首相は明らかに吉本新喜劇を政治利用し、選挙のPRに使ったのだ。

「出演はハプニングでもなんでもない。大阪12区のテコ入れのために少し前、官邸が吉本にもちかけたようです。吉本はこれを受けてかなり入念に準備していた。また、マスコミも数日前から情報をつかみ、取材の体制をとっていました。いわばやらせの選挙PRショーですよ」(大手紙選挙担当記者)

 舞台はテレビと違って、放送法や公職選挙法の規制の対象ではないが、吉本新喜劇の場合はもはやテレビに近い公共的な存在である。それを公党の総裁である総理大臣が選挙運動に利用するというのは、倫理的にありえない行為だろう。

 それは、この非常識なオファーを受けた吉本興業も同様だ。本来、お笑いというのは庶民が権力や権威を笑い飛ばすためにあるもの。大阪の庶民文化に根付いた吉本新喜劇はその象徴でもあった。ところが、吉本の上層部はその“大阪の魂”ともいえる存在を権力者にいとも簡単に差し出してしまったのだ。

「いまの吉本興業は完全に政権にベッタリですからね。法務省のPRを会社ぐるみで受け、タレントにも政府や安倍政権のPRを積極的に引き受けさせている。
吉本は沖縄と大阪でカジノ利権への参入を狙っており、政権に“貸し”をつくっておきたいという狙いもあるのではないかといわれています」(週刊誌記者)

 まったくお笑いの風上にもおけない堕落ぶりだが、しかし、そんな吉本にも骨のある芸人はいる。空気を読み権力に媚びる芸人ばかりが幅を利かすなかで、この間、圧力に屈することなく、「言うべきことは言う」という姿勢をつらぬいてきた、ウーマンラッシュアワーの村本大輔と星田英利(ほっしゃん。)だ。

 二人は今回も吉本所属でありながら、安倍首相の吉本新喜劇出演にはっきりと異を唱えていた。

■村本「社会に苦しめられ、笑いに救いを求めて来た客はその時、何を思ったか」

 まず、ウーマン村本は安倍首相が吉本新喜劇に出演した翌日21日お昼の12時すぎに、以下のようなツイートを投稿している。

〈おれは芸人だから総理大臣をこき下ろしても総理大臣を持ち上げて当たり障りのない時間は作らない。〉
〈金もらうなら金もらう芸をすべきだ。それは圧からの解放だ。いまの社会に苦しめられて笑いに救いを求めて劇場に来てたかもしれないその客はその時、笑いに対して、なにを思ったか。〉

「吉本新喜劇」とは明記こそしていないが、村本が何について書いているかは明らかだろう。

 SNSで政権批判をしたりデモに参加するなどしてきた星田英利(ほっしゃん。)も、安倍首相の新喜劇出演に憤りの声を上げている。安倍首相が吉本新喜劇に出演した当日4月20日の18時半すぎから、以下のようなツイートをした。

〈仕事終わってスマホ開いたら、、、
あまりにも気色悪い。反吐が出る。
私は恥ずかしい。〉

〈新幹線から。田舎生まれ田舎育ちなので、夕方に田んぼが景色を映し出す時間がちっちゃい頃から大好きだ。時代が変わっても昔から変わらない景色がある。時代が変わっても変わらない品格や矜持がある。芸能は庶民の味方であるべきこと。芸能は庶民に食べさせてもらうべきこと。〉

 村本同様、「吉本新喜劇」とか「安倍首相」とは書いていないが、仕事を終えた星田がスマホを開いて目に入ったものが、「安倍首相が吉本新喜劇にサプライズ出演」だったことは想像に難くない。星田は、さらに安倍首相の新喜劇初出演にこんな皮肉を飛ばしてみせている。

〈吉本新喜劇は初めてでも、日本新悲劇の座長です。〉

 そして、松尾貴史の以下のツイートもリツイートしている。

〈新喜劇の舞台は、誰も論理的な反論も質問もして来ない「絶対安全地帯」と踏んでの、華やかな選挙運動でしょうなぁ。観客も芸人の皆さんも、随分と見くびられ馬鹿にされたわかりやすい現象。〉

■安倍に選挙PRをやらせる一方で、村本の政治発言を封じようとする吉本興業

 村本も星田も決して多くの言葉を語っているわけではないが、この2人の一連のツイートには2人の勇気と知性が詰まっている。何より感じられるのが、この社会のなかでお笑いがどうあるべきかという高い意識と矜持だ。

「芸人だから総理をこき下ろす」「圧からの解放」「いまの社会に苦しめられている者を救う笑い」「芸能は庶民の味方であるべき」

 村本も星田も、単に気に入らない人間が吉本新喜劇の舞台に立ったことを気に食わないと憤っているわけではない。

 ネトウヨたちから「活動家」などと揶揄される村本と星田だが、彼らはあくまで「芸人」として「お笑い」がどうあるべきかという視点に立って、「安倍首相の吉本新喜劇出演」をありえないと批判し、吉本の醜悪な“太鼓持ちぶり”に対して忸怩たる思いを吐露しているのだ。

 そして、庶民の側から権力者や現状への不満や怒りを皮肉や風刺の笑いに変えること、そのことで人々に救いや気づきをもたらすことこそが、お笑いの役割だと強く訴えている。

 しかし残念ながら、この勇気ある芸人たちの声は吉本興業の上層部には届かないだろう。届かないどころか、彼らは会社から政権批判などの言論に圧力を加えられているのが現実だ。

 実際、村本はレギュラーだった『AbemaPrime』(AbemaTV)の最終出演で、政治発言をするたびに所属の「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」から、沖縄の米軍基地問題発言をやめるよう圧力を受けていたことを明かしている。

「なんかこう、ちょっとでも僕が沖縄のことを書くと、いままでだったらスルーされていたことが『すごく許せない』ということで会社とかに電話があって。吉本という会社もちゃんとした会社なんで、やはり1件、2件とかで、社員さんなんかが『沖縄の発言、あれはやめたほうがいんじゃない』とか。毎回ですよね」

「番組終わった後、楽屋に毎回、吉本の社員とか偉い人が待ってて、そのまま取り調べみたいなの受けるでしょ? そうなんですよ。僕、最近、吉本の社員のこと、「公安」って呼んでるんですよ。治安維持法でね、ちょっと僕がつぶやいたらしょっぴかれて」

「この前なんか『ガキの使い』で『アウト!』って言う藤原(寛)さん、(よしもとクリエイティブ・エージェンシーの)社長ですよ。社長が楽屋に座ってるんですよ。アベプラが終わったら、『ちょっと来てください』って言われて、『こないだのTwitterの件やけども、これはどうにかならんか、百田(尚樹)さんや高須(克弥)さんのこと』ということで、楽屋に30〜40分も閉じ込められて、ずっと藤原さんに言われたんですよ。『ホンマにあかんときは「アウト!」って言わへんのや』っていうくらい(笑)」

■安倍の選挙期間中の吉本出演を批判せず“楽しいニュース”にするマスコミ

 一芸人が安倍応援団批判や基地問題に言及しただけで詰問して止めろと圧力をかける一方で、選挙期間中に政党の総裁を舞台に立たせ、選挙PRに協力する。神経を疑いたくなる姿勢だが、これがいまの吉本興業の姿なのだ。

 これから先も吉本は安倍政権に全面協力をし続けるだろう。たとえば、改憲が発議されて、国民投票が実施されたとき、吉本の芸人が大挙して改憲CMに登場する、なんてこともありうるだろう。

 しかも、この政権への恭順は吉本だけの問題ではない。今回の件で、吉本のやり口以上に暗澹とさせられたのは、安倍首相の投票日前日の吉本新喜劇出演という問題行動を、新聞、テレビがまったく批判しなかったことだ。いや、それどころか、民放やスポーツ紙はもちろん、NHKまでがこれを“微笑ましいニュース”のように取り上げ、そのPRに全面協力していた。

「安倍官邸への忖度に加えて、民放は吉本興業の株主でもありますから、批判なんてできるわけがない。スポーツ紙も吉本とはべったりですからね。安倍首相の吉本出演はそれを見越しての行動なんでしょう」(前出・週刊誌記者)

 報道からエンタテインメントまで、すべての言論と表現が安倍政権に乗っ取られる。そんな日がやってくるのもけっして遠い話ではなさそうだ。

(編集部)





























































http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/859.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 統一地方選挙後半戦  自民党の圧勝  自民が大幅に議席増やす  公明は全員当選  逆に共産党は大幅に議席を減らして大敗北
    
    
   
   
■ 統一地方選挙後半戦 自民党の圧勝 自民が大幅に議席増やす 公明は全員当選 逆に共産党は大幅に議席を減らして大敗北
   
  
注目の統一地方選挙後半戦です。
投票結果が出そろいました。
  
結果は、自民党が大幅に議席を増やして大勝利。
公明党も候補者全員が当選で大勝利。
  
逆に共産党は、議席数を大幅に減らして大敗北となっています。
下記を参照してください。
  
  
『党派別では自民党が698議席で64議席増。
公明党は立候補した901人が全員当選した。
共産党は615議席で57議席減らした。』
   
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44024080S9A420C1000000/
   
  
  
■ 安倍自民の圧勝に終わった統一地方選挙 衆院補選では敗れたがこれは地域の特殊性 全国規模では自民党が強い
  
  
自民党は大阪と沖縄の補選では破れましたが、どちらも地域の特殊性に根ざすもの。
統一地方選の結果から、全国規模では自民党が極めて強いことがわかります。
  
その自民に、候補者全員当選の公明が連立して政権を成しているわけで、自公政権は盤石と言えるでしょう。
  
夏の参院選も自公勝利の方向となりそうです。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/860.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 野党共闘、共産党の“査定”は?/政界地獄耳(日刊スポーツ)
野党共闘、共産党の“査定”は?/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201904220000181.html
2019年4月22日9時21分 日刊スポーツ

★統一地方選挙後半戦と衆院の2つの補選が終わった。メディアは自民党の2敗と幹事長・二階俊博、選対委員長・甘利明の責任論などが問われている。昨年秋からの沖縄県知事選挙、豊見城市長選挙、那覇市長選挙の沖縄3連敗に続いて福岡、島根の保守分裂選、大阪の知事、大阪市長と自民党は落としている。与野党対決で勝ったのは北海道知事選ぐらいといえる。

★では野党はどうだろう。この補選で野党共闘が進んだのかといえば圧倒的に強い沖縄は、候補者の勝ち馬に乗るかのように野党が群がったものの、大阪では共産党の現職、宮本岳志前衆院議員が職を辞し、無所属で立候補。野党共闘の捨て石になろうと努力した。一方、その前に行われた大阪の市長選、知事選では維新対自民、公明、共産など野党の構図を作ったものの歯が立たなかった。「その時、党は候補者も立てず、さしたる議論もなく反維新を標榜(ひょうぼう)するだけで自民党候補を勝手連的に応援した。これには大阪の共産党支持者が納得していないという声が出た。その党のアンサーが宮本の無所属出馬ではないのか」(在阪政界関係者)。

★それに対して、まともに宮本の応援に入ったのは自由党代表・小沢一郎ら幾人かの野党議員。立憲民主党代表・枝野幸男、国民民主党代表・玉木雄一郎は街頭などには立たず、事務所に激励に入っただけだ。共産党選対委員長・穀田恵二は「宮本の応援に駆けつけた議員は約40人いる」として、名簿にしていて応援の見返りに衆院選での選挙協力で配慮する可能性を示唆した。結果的には自由党、社民党大阪府連に加え、立民や国民、無所属の国会議員、前議員らが応援に入ったがここでも維新の前に敗北した。今回、野党共闘は勝てそうなところは都合よく、厳しいところは冷たくを各党は如実に見せつけたが、穀田の“査定”も面白い。まだまだ協力関係とはいえないが、それで間に合うのか。(K)※敬称略



衆院大阪12区補選、宮本たけし候補健闘。沖縄3区補選、ヤラともひろ候補勝利!
http://www.kokuta-keiji.jp/blog/28898/
2019年04月22日 こくた恵二 衆議院議員 日本共産党国会対策委員長

 衆院大阪12区補欠選挙、宮本たけし候補は奮闘しましたが、及びませんでした。ほんとうに残念な結果でしたが、貴重な経験をしましたし、大きな財産を勝ち得たと思います。



 多数のボランティアのみなさん、大阪12区市民連合のみなさんの応援、自由党、社民党大阪府連の推薦、自由党・小沢一郎代表、立憲民主党・枝野幸男代表、国民民主党・玉木雄一郎代表など、6野党の40名を超える衆参の現職、前・元職の議員が応援・激励訪問に駆けつけていただきました。かつてない画期的な闘いとなり、今後の「市民と野党」の共闘の前進への光明をつくったと思います。

 あらためて、宮本たけしさんの勇気ある決断とご支援いただいたみなさんに感謝します。

 沖縄3区でのヤラともひろ候補の勝利は、大きな意義を持っています。沖縄県民の「新基地建設ノー」の揺るがぬ意思をあらためて示しました。オール沖縄の力と国政野党が一堂に会して辺野古新基地建設許さないとの立場で団結して戦ったことは特筆すべきことです。いよいよ政府は断念すべきです。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/861.html

記事 [政治・選挙・NHK259] イタリア政治に風穴あけた「五つ星運動」共同設立者に聞く 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)
 


イタリア政治に風穴あけた「五つ星運動」共同設立者に聞く 注目の人 直撃インタビュー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/252202
2019/04/22 日刊ゲンダイ


イタリア「五つ星運動」共同設立者のベッペ・グリッロ氏(C)日刊ゲンダイ

 コメディアンとして劇場やテレビなどで政治や経済がテーマのショーをやって人気を博したが、テレビ業界から干された。2005年に始めたブログは、コメント欄にノーベル経済学者のスティグリッツも書き込むほど注目され、最高で世界7位のアクセスを記録。インターネット言論空間「ルソー」も立ち上げ、そこでの議論や出会いが直接民主主義的な「五つ星運動」につながった。同党は18年3月の総選挙で単独政党として議席数トップを獲得し、連立政権を樹立。論争を呼びながら行動力と発信力でイタリア政治に風穴をあけてきた“台風の目”ベッペ・グリッロが来日、話を聞いた。

  ◇  ◇  ◇

  ――「五つ星運動」における現在の立場は?

 保証人だ。私がつくった「五つ星運動」の路線が外れそうになったときに元に戻す役割をしている。05年、ジャンロベルト・カサレッジョと私はお互いキャリアのピークにきていて、自分のためにではなく人のためになにかやろうとして、ブログや社会運動を始めた。自腹で生活しながら、ちょっとずつ運動をつくってきた。当時の政治家は、こうした政治状況を想像すらしていなかっただろう。われわれも最初はともかく自由になりたいと思って、叫び始めたんだ。

  ――07年から「Vの日」(くそったれの日)も主催し、汚職国会議員の除名を訴え、報道の自由の欠如などを批判してきました。日本語の動画やブログも公開していましたね。

 日本人のことを知りたかったんだ。でもとてもお金がかかったし、いろいろ負担だったから1回でやめちゃったよ。

テレビに捨てられ市民の信頼を得た

  ――テレビ業界から干された原因は?

 イタリア公共放送と政党との癒着を公共放送ではっきり言ったから追い出された。でもこれは本当によかった。テレビが私を捨てたおかげで、私はマスメディアと闘っていると信頼感を得て、ネットで価値が高まったんだ。ネットはマスメディアと関係なく広がっている。権力はマスメディアを使う。日本をはじめ世界中でそうだろう。マスメディアは何かを教えるのではなく、何も教えないことで国民を操っている。マスメディアは権力集団のひとつなんだ。イタリアではマスメディアは国からお金をもらって政府と仲良くしている。「五つ星運動」はそのつながりをできるだけ切ろうとしている。ケンカを売りたいわけではない。


会場を沸かせた2005年の演説会(C)ロイター

  ――05年に表紙を飾った「INTERNAZIONALE」誌では、海岸でヌードになって股間にノートブックを広げていましたね。

 私が物質的な存在ではなく、世界に広がるデジタルな存在になっているということを示したんだ。

  ――政治腐敗の要因は多選だとお考えですか?

 それより、議員がマフィアらと関係を持っていることが深刻な問題だ。

  ――政治や経済を「笑い」のネタにすることはイタリアでも日常的ではない?

 とても珍しいことだった。アイロニーやお笑いは政治にあまり入ったことはない。

  ――アイロニーとは皮肉の意味ですか。

 皮肉だけでなく、風刺とか、もう少し軽いもの。アイロニーがないと、人間の心が表れないんだ。政府はひとつの意見を押し付けてくるので、反対意見を言う人が必要だ。その意見にアイロニーがあれば、ファシズムやナチズムは大きくなっていかない。アイロニーの役割はそういう「壁」なんだ。

  ――日本では特に、政権批判の「笑い」はテレビから消えうせています。

 それは良くないことだ。ギリシャや欧州では暴力的な政党が与党になったりしているが、今のイタリアでは暴力的な政党や政治運動は広がっていない。暴力に暴力で応えると肥大化してしまうけど、アイロニーで対抗して大きくさせないようにしているからだ。これをするのはコメディアンの役割みたいなものでもある。

マフィアがGDPの4%を握る構造を透明化

  ――マフィアが政党の代わりに暴力装置になっているからでは。

 それは違う。今のマフィアは、地方出身者でコカインも扱うような暴力的な人間は少数派。都会出身でハーバード大学に留学したりするような「コレット・ビアンコ」(白いワイシャツ襟の意)の経済エリートたち。完全に変わってしまった。南イタリアのマフィア「ンドランゲダ」はイタリアのGDPの4%を生み出していて、お金が国中に流れている。われわれはこういう状況を「壁」を作って変えようとしている。例えば今まで政府のコンペはオープンではなかった。われわれはそれを透明化した。税金を着服した政治家の政治活動を禁じる法律も作った。これはイタリアでは初めてのことなんだ。

  ――日本では与党政治家の便宜供与疑惑が延々と議論されていますよ。

 内部告発者保護法も作って有力政治家が逮捕されたよ。彼は悪さをしていても牢獄の外に居続けていたんだ。

  ――連立政権を組んだ「同盟」(レーガ)と不協和音はありませんか。

「レーガ」と「五つ星運動」は確かに真逆な点はある。やりたくない政策もあり、微調整をしている。25の政策リストを共有して政府をつくった。われわれは選挙公約は守っているし、実行もしている。

  ――移民排斥を訴えている極右政党の「レーガ」との連立に批判があります。

 イタリア経済には毎年20万人の移民が必要だし、イタリアとしても欧州としても移民の管理は必要だ。本当に深刻なのは、地中海ルートではなく東欧ルートの移民だ。これまで国として何の準備もしていなかった。「五つ星運動」はアンチファシズムだが、さまざまなアイデアを出してきた。旧来型の左翼政党はアイデアもアイロニーも失って消えつつある。しかし、移民問題は人種差別問題に関わるから、アンチ人種差別というアイデンティティーを左翼は得るだろう。

貧困層800万人にBI導入へ

  ――アンチだけの政党への問題提起ですね。

 深刻なのは、イタリア国内に800万人の貧困層がいることだ。「五つ星運動」では、ベーシックインカム(BI)で普通の生活ができるように打ち出した。市役所から職業訓練などの提案がきてトレーニングなどに通うとお金が支給される仕組みだ。「黄金の年金」と呼ばれる政治家の高額年金を財源にして定額年金受給者の上積みを図ったり、議員特権も整理してきている。

  ――「五つ星運動」は5つの優先目標を掲げていますね。

 水道や再生可能エネルギー、高速道路やITなどをより公共のものにすることは重要な政策だ。AI(人工知能)やブロックチェーン(分散型台帳技術)で仕事の半分は消えるといわれている。われわれは5年後ではなく、30年後の国民や政治を考えて活動している。世界中の人とアイデアを生み出していきたい。

  ――どうやって?

「五つ星運動」では「ルソー」というOSを使っていて、身分証明書があれば誰でも「ルソー」に直接参加してどんな法律でも提案できる。メンバーは18歳から50歳くらいまでが多い。イタリアも日本と同じように高齢化している。彼らはネットはあまり使わず、メディアとの接点はもっぱら新聞やテレビ。ただ、メンバーにならなくても「五つ星運動」に参加できるし、人の数を増やすこと以上に良いアイデアが生まれることの方が大切だ。

  ――最後に少子高齢化への対策は?

 老人を殺そう。もちろん冗談だよ! イタリアではクルーザーを捨てる老人が多いんだ。だから、あれに乗せて沈めてしまえばいいんだよ。これも冗談! イタリア人はブラックジョークが好きなんだよ。そうだな、私には子どもが6人いるから、必要なら1人くらい日本に貸してあげるよ。なんでもやるから!

 *  *  * 

 ベッペ氏はインタビュー中も講演会でも1時間ほど経つと、次第に落ち着かなくなり、ジョークを言いたいのかそわそわしていた。来日中の講演会では17年に来日した「五つ星運動」のリカルド・フラカーロ議員にぶつけられたのと同じ質問がベッペ氏にも投げかけられた。「日本人はなにをすべきなのか」――。くしくも2人とも「日本のことはわからない。日本人がなすべきことでは」とピシャリ。笑いのない正論だった。

 (聞き手=平井康嗣/日刊ゲンダイ)

▽Giuseppe Piero Grillo 1948年、イタリア・ジェノバ生まれ。コメディアン、俳優、ブロガー。欧州最大の食品会社の実情を倒産の2年前からデータを用いてショーで告発。米タイム誌の「欧州ヒーロー2005」に選出された。09年に設立されたネット政党の「五つ星運動」(M5S)の設立者にして保証人。「五つ星」は水、エネルギー、開発、環境、交通の5領域を意味する。議員任期2期10年、報酬の半額返上を掲げる。













http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/862.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 東京23区、「区」の廃止表明で「市」への脱却目指す…東京都、財源と権限を収奪し弊害(Business Journal)
東京23区、「区」の廃止表明で「市」への脱却目指す…東京都、財源と権限を収奪し弊害
https://biz-journal.jp/2019/04/post_27564.html
2019.04.21 文=小川裕夫/フリーランスライター Business Journal


丸の内の超高層ビル群(「Wikipedia」より/663highland)


 4月7日に投開票された大阪府知事選、大阪市長選は、大阪維新の会が擁立した前大阪市長の吉村洋文氏、前大阪府知事の松井一郎氏がそれぞれ完勝した。同時に実施された大阪府議選で維新は単独過半数を確保。市議選は過半数に届かなかったが、ほぼ半数に迫る議席を獲得した。

 松井氏と吉村氏が立場を入れ替えて立候補した今回の選挙は、異例づくしだった。そこまでの奇策を弄して維新が実現させようとしていたのが、維新が一丁目一番地の政策として位置付ける大阪都構想だ。今回の選挙結果を受け、大阪都構想は一気に前進する。

 全国で一斉に実施された統一地方選のなかでも、大阪の選挙はもっとも目立つ扱いだったが、大阪府民以外が大阪都構想に関心を持つことはほとんどない。そのため、いまだ大阪都構想に対して誤った認識が見られる。

 例えば、一般的に大阪都構想と呼ばれているのは、実際は大阪府と大阪市を合併させたうえ、大阪市を廃止・解体するというもの。大阪市の市域は、それぞれ4つの特別区に分割されるというものだ。

 また、大阪が日本の首都になると誤解をしている人も少なからずいる。都構想で大阪府と大阪市が統合されても、名称は大阪府のまま。大阪“都”には、なれない。しかも、日本には首都を定める法律は存在せず、実質的に東京都が首都と目されているにすぎない。そのため、首都は移転できない(ただし、「首都圏」を定める法律はある)。維新の掲げる大阪都構想でも、首都を移転する旨は書かれていない。維新は大阪を副首都にするべく取り組んでいる。しかし、首都が定まっていないのだから、副首都の議論も始めようがない、というのが実情だ。

 特別区は東京都にしか存在しないため、維新は「大阪都は東京のような都市になる」と主張する。大阪都になることで経済成長を果たし、大阪が発展するような幻想をバラまく。しかし、それはまったくの間違いである。

■市への脱却目指す千代田区

 実は、東京23区制度は時代遅れと認識される向きが強く、各区からも「特別区制度をやめるべき」との声が出ているのだ。
 
 例えば、東京の中心に位置する千代田区は、15年以上前から千代田市になりたいと宣言している。千代田区が千代田市になったところで、名前が替わるだけだと思ってはいけない。

 東京23区は、本来なら自分たちの税収になる固定資産税・市町村民税法人分・特別土地取得税の3税を東京都に収めている。千代田区の場合、3税で約3300億円の税収を1年間で得ているが、これが一旦はすべて都に収奪されている。ある千代田区職員は言う。

「千代田区が『市になりたい!』と宣言した約15年前、3税の合計は約2500億円前後でした。千代田区に企業が集中したこともあり、都に取られる3税の税収はさらに増えました。千代田区も『3300億円全額を千代田区の財源にしろ』と主張したいわけではありません。千代田区にはオフィスがたくさんあり、昼間人口は100万人近くまで増えます。そのオフィスで働く人や学生、買い物に来る人などのためにも案内板の設置、緑化や街の清掃、フリーwi-fiの整備、歩道や公園の整備、図書館をはじめとした公共施設の充実などをしなければならないのです」

 千代田区の人口は約5万5000人。平たく言えば、約6万人で100万人を支えることになる。ゆえに千代田区はそれらの人たちのために、インフラ整備に取り組まなければならない。

 金持ち自治体の千代田区だから、こうしたワガママを言っているわけではない。世田谷区も同様に、特別区から脱却を模索している。世田谷区職員は言う。

「世田谷区の人口は90万人を突破していますが、まだ増える傾向にあります。90万人といえば、政令指定都市に匹敵する人口です。人口規模だけを見れば、世田谷区が半人前の区のままなのはおかしい。住民サービスを充実させるためにも市になるという選択は、当然ながら検討されるべきです」

■実情に合わせた都市開発の妨げに

 特別区が奪われるのは財源ばかりではない。本来なら市が有する権限も奪われる。その一例が、都市計画における用途地域だ。東京23区には、用途地域と呼ばれる都市計画の権限がない。そのため、「地域の実情に合わせた都市開発が進められない」とこぼすのは杉並区の職員。

 従来、街には人が住む住宅地域、商店が営業しオフィスが立地する商業地域、工場などが操業する工業地域、食糧生産や酪農のできる農業地域といったように、人が住みやすいように地域の役割を明確化して、それに応じた計画が立てられている。

 極端な例を出せば、閑静な住宅街にガスコンビナートが立地していたら、住民は常に事故の危険性に怯えなければならない。小中学校の隣にラブホテルや風俗店が進出するのは教育上よろしくない。オフィス街に牧場を開設すれば、家畜の糞や肥料から発せられる臭気でビジネスに影響が出る。そうした混在を避けるのが、用途地域の目的にある。実態に合わせた用途地域が定められなければ、住民の生活は著しい混乱を生じる。

 近年、建築基準法の規制緩和で閑静な住宅街にもコンビニ出店が可能になった。これにより、来店客による騒音・振動問題をはじめ、店舗から排出される臭気、排気口や電気設備の騒音が不安視されている。また、コンビニが出店することで往来する自動車が増加し、その自動車のライトや店舗看板の照明等による光害も地域住民は悩まされるだろう。

「特別区には、それらを変更する権限がありません。東京都は東京都全体を管轄する立場にあるので、仮に区が都に陳情してもすぐには動いてくれないでしょう。都市開発においても、区が機動的に動けなくなるわけです。だから、都になったからといってメリットがあるとはいえないのです」(前出・杉並区職員)

 都制度の弊害を解決するべく、東京23区で構成される特別区協議会は「特別区の廃止」を表明している。23区の一部には特別区廃止にそれほど積極的ではない区もあるが、特別区協議会は東京23区すべてが加盟している。つまり、「特別区の廃止」は東京23区の総意と見なすことができる。

■大阪都構想は劇薬

 また、維新の「府市が一体化することで成長する」という主張も必ずしも正しいとはいえない。昨今、地方自治体関係者の間で、「もっとも伸びている都市」と衆目一致しているのが福岡だ。その福岡は政令指定都市が2つ存在する。いわば、県知事・福岡市長・北九州市長と、それぞれトップが3人いる。なおかつ、福岡県知事と福岡市長は対立している。

 統一地方選の福岡県知事選でも、福岡市長は対抗馬として出馬した新人候補への支持を表明。3選を目指した現職との対立が鮮明化した。それでも、福岡はすごい勢いで成長している。府と市、県と市の対立と都市の発展・成長に相関関係はない。

 選挙直前、大阪府の府内総生産額が愛知県の県内総生産額に抜かれたという衝撃的なニュースも流れた。都道府県の総生産は為替や海外市況にも大きく左右されるので、大阪府と愛知県の総生産額が入れ替わることは大きな出来事として受け止める必要はない。しかし、東の東京、西の大阪という長らく固定化されていた概念はすでに崩れた。

 東京都でさえ、足下から特別区を廃止する声が出ているのに、大阪は成長を名目にして「都」を目指そうと躍起になる。その間、愛知県や福岡県が急成長を遂げ、大阪の立場は揺らぐ。

 大阪市を解体する大阪都構想は、まさに劇薬。本当に、大阪都は大阪を成長させられるだろうか。

(文=小川裕夫/フリーランスライター)






























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記事 [政治・選挙・NHK259] [小沢一郎戦記(7)] 国家戦略局が沈み、小沢一郎幹事長が浮かんだ (朝日新聞社 論座)
 
小沢一郎戦記
国家戦略局が沈み、小沢一郎幹事長が浮かんだ
(7)予算か外交か、はたまた二重権力か。国家戦略局、合成の誤謬に沈む
佐藤章(ジャーナリスト、慶應義塾大学非常勤講師、五月書房新社編集委員会委員長)

論座 2019年04月22日
より、無料公開部分を以下転載。

https://image.chess443.net/S2010/upload/2019041500001_1.jpeg
(キャプション) 記者会見する小沢民主党代表と菅代表代行、鳩山幹事長=2006年4月8日、東京・永田町の民主党本部
 
 民主党が政権を取る3年余り前の2006年4月7日、小沢一郎が同党元代表だった菅直人を代表選で破り、新代表に就いた。小沢は選挙後、菅を代表代行に指名し、幹事長だった鳩山由紀夫とともに民主党の「トロイカ体制」を形成した。揃ってよく写真に収まり、民主党のテレビCMでも「共演」したトロイカは古い自民党政治を打ち破る清新さを国民に感じさせた。
 実際、この清新さを裏付ける「志」は三人に共通していた。三人の著書や対談記録などを読み込み、それぞれにロングインタビューした経験を持つ私は、そう考えている。しかし、その後トロイカは崩れて「志」は空回りし、清新さに対する国民の期待は萎えていった。
 
 
■菅の毀誉褒貶
 
 学生時代から現実的な政治改革を志していた菅直人は、イデオロギーに囚われない学生運動に携わっていた。1970年に東工大を卒業、72年には市川房枝や青木茂らを招いて土地問題の討論集会を開いている。その後、市川らが代表幹事を務める「理想選挙推進市民の会」から誘われて選挙運動を手伝った。74年には、政界からの引退宣言をしていた市川を担いで参院選に立候補させ、菅自身は選挙事務長として選挙運動を取り仕切り、市川を当選させた。
 
 1980年代後半、私自身、大蔵省(財務省)記者クラブに所属していたため、国会近くにある国会記者会館で審議記録をメモに取る仕事の手伝いをしていたが、衆議院議員3期目の菅が委員会で土地問題を詳細に論議していたことを記憶している。「地道によく勉強している。人気先行の人ではないな」という印象を抱いた。
 
 菅が国民的な政治家として広く認識されるようになったのは、1996年1月26日、自社さ政権、橋本龍太郎内閣の厚生大臣として薬害エイズ事件に取り組み、それまで存在を否定されていた厚生省内の同省エイズ研究班ファイルを発見した時からだろう。事件を省内の処理のみに終わらせず国民の前に引き出した。同2月9日、被害に遭った原告団に率直に謝罪した管の姿は、国民に開かれた政治の可能性を感じさせた。それまでの自民党政治ではほとんど見られなかった姿だった。
 
 2011年、未曾有の大震災が東日本を襲った3.11の時、首相の菅直人が記者会見で見せた落ち着きと、福島第一原子力発電所が最大の危機を迎えた3月15日未明に「撤退」を強く示唆した東京電力に果敢に乗り込み、「撤退はありえない」と東電幹部を面前で叱咤したことは記憶すべきことだろう。
 
 福島第一原発事故をめぐる菅の対応は毀誉褒貶に満ちている。しかし、チェルノブイリ級の過酷事故に遭遇した政権は菅の民主党内閣しか存在しない。また、平時の後講釈ならいくらでもできるが、国民全員の生活がかかったような衝撃的な大事故を前にして、菅は逃げることなく、悪戦苦闘しながら粘り強く対応を続けたことは事実だ。SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測システム)対応の拙さなど批判すべき点もあるが、私は率直に評価すべきだと思う。
 
 原発事故への対応もさることながら政治家としての菅自身についても毀誉褒貶がある。もちろん、どの世界でもハードワークを続ける人間には毀誉褒貶、敵と味方がつきまとうものだが、菅も例外ではない。首相になる前、菅と付き合いの長い法政大学教授の山口二郎は、政治家としての菅について、「いい意味で上昇志向が強い。これは政治家としては悪い資質ではない」という評価をしていた。山口に改めて確認したが、この評価は現在も変わっていない。
 
 しかし、この「上昇志向」は一般的にはしばしば裏目に出る。
 
 1974年の参院選で市川房枝を当選させた後、76年12月の衆院選に30歳で初めて立候補したが、「上昇志向」のなせる業か誤解が幾重にも絡んだものか、落選したうえに、市川との間に後味の悪い関係を残した。
 
「菅氏は昨年(1976年)12月5日の衆議院選挙の際、東京都第七区から無所属候補として立候補した。この時は立候補を内定してから私に応援を求めて来た」
 
 市川房枝は毎年1回発行していた「私の国会報告」1977年版で、菅の初立候補の事情についてこう記している。
 
「ところが選挙が始まると、私の名をいたる所で使い、私の選挙の際カンパをくれた人たちの名簿を持っていたらしく、その人達にカンパや選挙運動への協力を要請強要したらしく、私が主張し、実践してきた理想選挙と大分異っていた。(略)彼の大成のために惜しむ次第である」(以上『復刻私の国会報告』)
 
 もちろん、菅はその後民主党を率いて小沢や鳩山らと政権交代を成し遂げ、大成した。しかし、政権交代直後、国家予算を国民・政治の側に取り戻す大役を担った国家戦略局担当大臣となったにもかかわらず、その大役を果たしきれなかった。国家戦略局はその後、設置法案である政治主導確立法案が成立せず、実質的にはその姿を見せることがなかった。
 
 国家戦略局はなぜここで失敗してしまったのだろうか。

 私には、民主党が政権を取る11年前の金融国会の時、党代表だった菅が、大蔵省(財務省)改革を嚆矢に政と官の大改革構想を練り上げるべきだという私の提案を一蹴した言葉が思い出される。しかし、もちろんそのような単純な問題だけではない。
 
 
■鳩山は国家戦略局に「外交」を期待した
 
 「国家戦略局」。その強いネーミングは、国政を担う国会議員の間に様々な思いを抱かせる。抱くイメージは、その議員が「国家」という概念に孕ませる定義の数だけあるかもしれない。

 まず首相の鳩山由紀夫、それから国家戦略局構想を練った松井孝治のイメージ、考えを比較してみよう。松井はもちろん、国家予算の大所の編成機能を国民・政治の側に取り戻すことを第一に考えていた。しかし、松井に構想を練ることを命じた鳩山はもう少し別のところに重心を置いて考えていた。

 「私は仕組みよりも、何を目的とするかというところを強調したかった。何でも官僚に任せてきたものから、この国家戦略局で政策の大きな柱をきちっと作り上げていこうと思いました。そこには当然、外交戦略がトップクラスに入ってくるということを想像して、またそうなるべきだと考えました。外交の大きな戦略こそここで開くのだと思っていました。国内の予算の話だけだったらまったく意味がないとは言いませんが、本当の意味でこの国のあるべき姿を作ることはできない、と考えていました」

 鳩山のこの回想は考えようによっては深刻だ。松井自身も外交問題が国家戦略局に入ってくることは予想していたが、あくまで重心は予算・財政にあった。構想作成を命じた側と命じられた側が異なるところに重心を置いていたという事態は明らかに調整不足を露呈していると言える。鳩山自身、調整が不足していたことは率直に認めている。3か月余り前に代表になったばかりで時間が足りなかったことは事実だが、関係幹部は徹夜を続けてでも徹底的に話し合っておくべきだったろう。

 鳩山が国家戦略局に外交問題を入れ込む考えを持っていたために、今度は外相に就いた岡田克也とぶつかった。岡田は外交はあくまで外務省に一元化してほしいと要望した。
 
 
■国家戦略局のイメージがずれる
 
 そして、国家戦略局をめぐる最も深刻な断層は、構想を練った松井と、担当大臣となった菅の間に走っていた。その違いを一言で言えば、松井の描いていた構想では国家戦略局は国家予算編成の司令塔、菅が考えていたイメージでは国家予算を編成する際のブレーン、アドバイザー役といったところだった。

 この問題で私と会見した菅は、現在とは異なる政治情勢の時だったが野党間の協力関係に気を遣い、「取材を受けたわけではない」と断りながら言葉少なに話した。

 「国家戦略局長と党の政調会長が兼務で閣内に入っていく。そして党の政調会が引っ張って政策を決めていく。そう決まっていたのだが、実際は政調会をなくされてしまった。だから、私は整合性も考慮して、ポリシー・ユニットということを考えました。国家戦略局で予算を考えようなんて簡単にできるわけがないんです」

 「ポリシー・ユニット」というのは、 ・・・ログインして読む
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記事 [政治・選挙・NHK259] <玉城知事と屋良議員を動かすのは、小沢一郎だ!>沖縄は辺野古阻止の最強の政治家を得た!  天木直人 

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沖縄は辺野古阻止の最強の政治家を得た!
http://kenpo9.com/archives/5858
2019-04-22 天木直人のブログ


 沖縄補選は辺野古阻止のために屋良朝博という最強の政治家を得た。

 どこが最強か。

 ジャーナリストとしての経験から辺野古移設のまやかしのすべてを熟知しているからだ。

 何よりも辺野古移設を阻止する覚悟が、これまでのどの政治家よりも群を抜いて強いからだ。

 玉城知事と屋良議員のコンビで辺野古移設は間違いなく実現できる。

 勝利の喜びは一日で済ませ、今すぐ行動を起こすのだ。

 その為に周到な戦略を練るのだ。

 まず玉城知事と屋良議員には役割分担をはっきりさせることだ。

 玉城議員は安倍・菅政権との交渉に専念する。

 そして屋良議員は米国や米軍との交渉に専念する。

 どちらが重要か。

 もちろん米国との交渉だ。

 屋良議員の下に、辺野古阻止を訴えるすべての外交・安保問題の専門家が結集するのだ。

 その叡智を集めて世界の見ている前で米国と米軍に迫る。

 その交渉を横目に見ながら、玉城知事は節目、節目で安倍・菅政権に迫るのだ。

 辺野古移設は無理だ。

 政府として過ちを改めるに憚る事なかれだと。

 本気で迫れば間違いなく米国はあきらめる。

 米国の頭では屋良氏の主張に反論できないからだ。

 何よりも、いまのトランプ大統領は辺野古移設問題など念頭にない。

 沖縄や日本国民の反対の強さにはじめて気づき、そんなもの止めてしまえ、と言い出すこと間違いない。

 もしトランプ大統領がそう言い出せば、それですべてが決まる。

 そして辺野古移設が中止されれば、辺野古移設が唯一の選択肢だと言い続けた安倍政権は内閣総辞職するしかなくなる。

 玉城知事と屋良議員を動かすのは小沢一郎だ。

 もはや小沢一郎は野党共闘を待つまでもない。

 みずから辺野古阻止の陣頭指揮をとって、辺野古阻止を実現する事によって安倍・菅政権を倒すのだ。

 安倍晋三や菅偉義とは政治家としての経歴も器量も違うというところを見せるのだ。

 辺野古阻止が「令和」時代の最初の政治決着の問題となる。

 そうすればおのずから「令和」時代が日本にとって明るい時代になる。

 「令和」名づけた安倍首相も、国民から恨まれずに済む。

 すべてがハピーになる。

 平成の最後にふさわしい沖縄の補欠選挙だったということである(了)


沖縄3区勝利、飛び上がる知事 初当選した屋良氏「基地を造らず返還は可能」
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/411734
2019年4月22日 04:40 沖縄タイムス


「当確」が出た後、支持者と共にバンザイ三唱する屋良朝博氏(前列右から3人目)と玉城デニー知事(同2人目)=21日午後8時14分、沖縄市安慶田の選挙事務所(下地広也撮影)



 沖縄県知事に転出した玉城デニー氏の衆院議員失職に伴う衆院沖縄3区補欠選挙は21日、投開票され「オール沖縄」勢力が推す無所属で新人のフリージャーナリスト屋良朝博氏(56)が7万7156票を獲得し、初当選を果たした。屋良氏は名護市辺野古の新基地建設反対を前面に打ち出し、自民党公認で、元沖縄北方担当相島尻安伊子氏(54)=公明、維新推薦=を1万7728票差で破った。辺野古新基地建設問題で政府と対峙(たいじ)する玉城県政に追い風となり、夏の参院選にも弾みをつけた。

◆投票率は過去最低の43.99%

 投票率は43・99%で、1970年に国政選挙に参加して以降、県内の主要選挙で最低の投票率となった。

 屋良氏は、主要争点の一つだった辺野古新基地建設に反対し「新基地を建設せずとも米海兵隊の運用見直しにより、米軍普天間飛行場の全面返還は可能」と訴えてきた。

 選挙戦では、2014年に翁長雄志知事誕生の原動力となった県政与党や保守中道議員、労働組合、経済界の一部で構成する「オール沖縄」勢力が全面支援。玉城氏が共に街頭で支持を訴えて後継をアピールし、課題だった屋良氏の知名度不足を補った。革新・中道層に加え、無党派層、一定の保守層から幅広い支持を取り付けた。

 3区は玉城氏が09、14、17年の選挙で勝利を収めており「オール沖縄」勢力が議席を守る形となった。

 一方、自民公認として立候補した島尻氏は公明、維新の推薦を得て3党共闘で臨んだ。菅義偉官房長官ら政府、与党の大物政治家が来県して支援を呼び掛けたが及ばなかった。

 辺野古新基地建設を容認する立場を明確にし、沖縄担当相や大臣補佐官時代に取り組んだ子どもの貧困対策の実績、中北部の振興などを訴え、保守票は固めたものの、無党派層への支持が広がらなかった。

 当日有権者数は31万3695人(男性15万4092人、女性15万9603人)だった。

◆屋良氏「民主主義の形を問う」

 辺野古は普天間問題の解決策にならない、別のアプローチを考え周辺住民の負担軽減を具体的に進める、という訴えが受け入れられた。県知事選、県民投票と移設反対の意思が示されたが工事が進んでいる。この国の民主主義が問われている。このままでいいのかということを議論していく。

 沖縄の振興計画はあと2年半で半世紀を迎える。振興計画はかなり進んだ。これからは人に対する投資や製造業、農業などに力を入れる。沖縄で作ったものを売る制度を整備し、県民所得が上がる具体的な計画を策定していきたい。



野党系・屋良氏「負担軽減策の訴え、受け入れられた」
https://digital.asahi.com/articles/ASM4P4G78M4PTIPE00S.html
2019年4月21日20時40分 朝日新聞


衆院沖縄3区補選で当選を確実とし、万歳する屋良朝博氏(中央)。右は玉城デニー沖縄県知事=2019年4月21日午後8時5分、沖縄県沖縄市、金子淳撮影

 衆院沖縄3区補選で当選が確実となった屋良朝博氏は21日午後8時過ぎ、勝因について「長く続いた普天間(飛行場)の問題について、確実な解決策、訴えが有権者に届いた。辺野古(移設)は解決策にならない。そろそろ別のアプローチを考える方が現実的だ。普天間の解決に、負担の軽減策を具体的に進めていくという訴えが受け入れられたと思う」と語った。

玉城知事「対話で解決、民意大きかった」

 玉城デニー知事は「(普天間飛行場の辺野古移設問題について)県と政府の対立という言葉があるが、私たちは対立に持ち込んでいるわけでも、申し込んでいるわけでもない。我々が(政府に)申し入れているのは対話。屋良さんに熱い支援を寄せていただいたのも、対話による解決をしっかり続けてほしいという民意が大きかったと思う」と語った。














































http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/865.html

記事 [政治・選挙・NHK259] [小沢一郎戦記(4)] 小沢一郎、金融国会の悔恨 (朝日新聞社 WEBRONZA)
 
小沢一郎戦記
小沢一郎、金融国会の悔恨
(4)民主党が政局回避した98年、小沢一郎はひたすら自民党との決戦を唱えていた
佐藤章(ジャーナリスト、慶應義塾大学非常勤講師、五月書房新社編集委員会委員長)

WEBRONZA 019年04月01日
より、無料公開部分を以下転載。


■小沢一郎と菅直人の因縁
 
 ヘーゲルを思い出したマルクスは有名な歴史書の冒頭で、史上の出来事は「二度現れる」と言っている。「一度は悲劇として、二度目は茶番として」とまで記しているが、たしかに因縁というものはありそうだ。現代日本政治を振り返る者は、「一度は岸信介として、二度目は安倍晋三として」と指折る向きもあるだろうし、直近で言えば「一度は2007年の参院選自民党惨敗として、二度目は2019年参院選として」と語る者も出るかもしれない。

 2007年参院選での自民党大敗が第一次政権時代の安倍晋三首相を退陣に追い込み、2009年の民主党政権の誕生につながった。

 しかし、この政権交代の11年前にも、実は野党勢力が政権に近づいた時があった。菅直人が党代表に就いていた旧民主党、そして小沢一郎が率いていた旧自由党などの野党勢力だった。政権を眼前にして一度は離れ、そしてもう一度協力して政権を獲得した菅直人と小沢一郎の間にも因縁といったものがあるのかもしれない。

 20世紀も終わりに近づいた1997年から98年にかけて、日本経済が未曾有の金融危機に直面していたこの時期、政権の座にあった自民党は旧態依然とした銀行界の「護送船団」方式に囚われてほとんど打つ手がなかった。金融システム維持のための新しい政策を構想したのは、民主党の枝野幸男や自民党の石原伸晃ら「政策新人類」と呼ばれた若手国会議員たちだった。

 銀行が次々に金融大流砂にのみ込まれていく危機の中で、1998年7月参院選が告示され、自民党は単独過半数割れに追い込まれた。橋本龍太郎首相は退陣し、代わって小渕恵三首相が就任したが、新金融法案を掲げた民主党や自由党など野党側の勢いが強く、小渕内閣に不信任案が出された場合、政権交代もありうるのではないか、と予測されていた。

 しかし、この時、民主党の菅直人と自由党の小沢一郎の考えはまるで違うところにあった。このあたりの経緯には私も少し絡んでおり、因縁話めいた目撃談を語っておこう。
 
 
■仙谷由人からの電話
 
 大阪を中心とする関西の中小金融機関をなぎ倒した最初の金融激震が襲ってきた1995年後半、私は朝日新聞の大阪本社経済部でまさに金融取材チームのキャップの職にあり、木津信用組合と兵庫銀行の破綻に始まった破綻の嵐の真っ只中にいた。

 激震が大阪を離れるとほぼ同時に東京経済部に戻り、引き続いて日銀記者クラブのキャップとして日銀の独立性を高める日銀法改正の取材に当たった。しかし、その間も大手金融機関の存立の土台を掘り崩す金融流砂の流れは止まらなかった。

 1997年4月に3度目のAERA編集部に移った私は、危機的な金融界の実情を読者に伝える仕事に専心した。大手仕手筋に絡む都市銀行の不良融資や生命保険会社、証券会社の不祥事、ゼネコンやノンバンクの危機、そして長期信用銀行や都市銀行の危機という金融破綻の本丸へと取材の足とキーボードのタッチは近づいていった。

 私の不良債権報道の中で特に反響を呼んだのは当時の日本債券信用銀行と日本長期信用銀行に関する記事だった。

 大手銀行は、融資金の返ってこない不良債権をペーパーカンパニーに付け替えて隠匿する「飛ばし」という手法を多用していたが、私は日債銀のペーパーカンパニー群の貸借対照表を手に入れてひとつひとつカネの流れを跡づけ、日債銀がいかに不良債権を飛ばしているか暴露した。

 登記上のペーパーカンパニー群には可能な限り足繁く訪れてみた。古ぼけた無人ビルの閉ざされたドアに急造の名刺を会社数だけ張りつけた文字通りの「幽霊会社」を突き止めたこともあった。

 長銀については日本リースやエヌ・イーディー、日本ビルプロヂェクトなどの系列ノンバンクがいかに銀行本体の足を引っ張っているかを明るみに出した。

 これらの金融報道は一冊の本にまとめ、1998年11月に『ドキュメント金融破綻』というタイトルで岩波書店から出版したが、私に一本の電話がかかってきたのはそのような報道を続けている真っ只中の同年夏の頃だった。

「金融国会が始まる。あなたの記事はずっと読んでいるが、ぜひ力を貸してもらえないだろうか」

 低い声のトーンでこう話しかけてきたのは当時民主党幹事長代理を務めていた仙谷由人だった。仙谷は前年に幹事長代理に転じるまで党政策調査会長の職にあり、党内でも有数の政策通と言われていた。その仙谷がストレートに電話をかけてきて協力を乞うた。
 
 
■財金分離へのこだわり
 
 東京・永田町にある衆議院議員会館ビルはまだ改築前だった。地下の古い会議室のドアを開くと中高年の男性三人がまるで面接官のように並んで座り、私を待っていた。

 真正面に座っていたのが仙谷。正面に座った私から見て左側には当時民主党議員の横路孝弘がいた。若いころは「社会党のプリンス」と呼ばれ、衆院議員から北海道知事に転じ3期連続当選、その後1996年の総選挙で民主党から立候補、国政復帰を果たしていた。

 そして仙谷の右側にはやはり民主党議員の熊谷弘がいた。旧通商産業省の官僚出身で、自民党議員になってからは小沢一郎率いる改革フォーラム21に参加、小沢たちとともに自民党を離党した。その後細川護煕内閣の通産大臣、羽田孜内閣の内閣官房長官を務め、小沢から離れて後は小党を渡り歩いて、この時民主党にいた。

 通称「金融国会」と呼ばれる1998年7月からの第143回国会は、自民党が民主党などの金融再生法案を丸呑みした臨時国会だった。

 国会召集の前月、当時発刊されていた月刊『現代』に「長銀破綻」の記事が掲載され、長銀を発端に大手銀行の経営危機が一気に表面化した。自民党・財務省は、瀕死の長銀を住友信託銀行と合併させて救済しようとしたが、金融市場はもはや護送船団方式の古い救済策には欺されなかった。合併話は立ち消えとなり、本格的な金融再生法案を求めて第143回国会が始まった。

 民主党側からすれば直前の参議院選挙で自民党を単独過半数割れに追い込んでおり、金融国会は政権交代も視野に入れた絶好の機会だった。仙谷が私に電話をかけてきたのは、自民党を追い込むための協力要請が目的だった。

 単刀直入に要請の趣旨を話す仙谷に私は腹を決めた。もとより取材や報道の目的は日本経済や社会を危機から救い、将来に向かって少しでも向上させること以外にはない。その目的に資するためであれば取材倫理に反しない限り協力は惜しまない。

 しかし、この際ただひとつだけ条件があった。現在の財務省の前身である旧大蔵省はこの時まで財政部局と金融部局を両方抱え、無理な金融政策を金融部局に押しつけ、この弊害がバブル経済を生んだと盛んに指摘されていた。この弊害をなくすために旧大蔵省から金融部局を外すことが活発に議論され、民主党もその方針だった。

 私は報道倫理の許す限り民主党を全力で応援しよう。しかし、その前提としてただ一つ約束してほしいのは、この大蔵省分割の方針を最後まで貫くことだ。やり抜くことを約束しますか?

「財政金融分割の方針は問題ないだろう」

 左右を見渡して二言三言相談した仙谷は、分割方針を貫くことを約束した。結局、1998年6月には旧大蔵省の外に金融監督庁が設置され、さらに2000年7月に金融庁に改組されて財政機能と金融機能の分離はとりあえず貫徹された。

 
■菅直人「大蔵省の問題は10本のうちの1本にすぎない」
 
 私はこの一連の協力作業を通じて仙谷と特に親しくなり、特別に代表の菅直人に3回ほど長い時間を取ってもらった。会見の目的はただひとつ、手を伸ばせば届く政権の準備のためにその構想を十分に練っておくべきだと進言することだった。 ・・・ログインして読む
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記事 [政治・選挙・NHK259] お笑い文化台無し!安倍首相の吉本新喜劇出演に府民大激怒(日刊ゲンダイ) 
 


お笑い文化台無し!安倍首相の吉本新喜劇出演に府民大激怒
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/252433
2019/04/22 日刊ゲンダイ


オモロないわ!(C)共同通信社

〈大阪人を敵に回す気まんまんですな〉――。安倍首相が20日、大阪市中央区にある吉本興業のお笑い劇場「なんばグランド花月」を電撃訪問。現役首相として初めて舞台に立ったことに対し、ツイッター上に大阪府民や関西人とみられる人の怒りの声が相次いでいる。

■「吉本新喜劇」を政治利用した安倍首相

 安倍首相はこの日、衆院大阪12区補選の応援演説などで大阪入り。6月に開かれるG20大阪サミットの関連施設を視察後、吉本新喜劇の劇場に向かった。〈経済に詳しい友達〉として登場した安倍首相は、G20で貿易摩擦や地球温暖化などの問題を議論することを紹介。「『四角い仁鶴がまあるくおさめまっせ』という形で解決策を見いだしたい」などと上機嫌に語っていたのだが、このニュースがNHKや民放で報じられると、直後からネット上には怒りの書き込みが殺到した。

〈今日は特に気分悪い 大阪のお笑い文化台無しにした吉本が悲しい 吉本はこんなこともわからんかったんや〉〈安倍はん、アンタは吉本新喜劇で笑い取らんでえぇ〉〈どこが経済に詳しいねん。ど素人やないか、ドあほ〉〈パンとサーカス作戦にまんまと利用されてるやないか〉

 まるでケチョンケチョンだが、吉本も吉本だろう。喜劇王・チャプリンの風刺映画じゃないが、「喜劇」は観客を笑わせるだけじゃない。政治や社会のあり方を批判的に描く側面もあるはずだ。安倍首相を登場させるのであれば、どつき漫才にして「このバカたれ、日本をメチャクチャにしやがって」と、相方が安倍首相の頭を握り拳でバンバンぶっ叩くぐらいの演出があって当然だろう。

 それにしても、なぜ、安倍首相は吉本に出演することになったのか。

「安倍さんと維新は近しい関係だから、補選応援で前面に立って自民候補を支援しにくい。それで選挙色を薄めるために新喜劇に出たのでしょう」(大阪府政担当記者)

 歴代の吉本社長と近しい関係にある関西大の宮本勝浩名誉教授がこう言う。

「出演の詳しい経緯は知りませんが、吉本は大阪人に愛されている。それを(安倍首相は)人気取りに利用したのではないか。一議員ならともかく首相が舞台に立つのは行き過ぎだと思います。漫才で注目を集めるのではなく、政策を訴えるべきです」

 薄っぺらな「アベ政治」の正体見たりだ。














































http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/867.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 陛下よりも、首相の方にこそ、「退位」が必要ではないのか?/倉山満(日刊SPA!)
陛下よりも、首相の方にこそ、「退位」が必要ではないのか?/倉山満
https://nikkan-spa.jp/1567626
2019年04月22日 倉山 満 ― 連載「倉山満の言論ストロングスタイル」― 日刊SPA!

今回の譲位に際して最も大事なことは何だったのか?


4月1日、首相官邸で、新元号「令和」を発表する菅義偉官房長官。新元号発表を行ったことで、ネット上などで「令和おじさん」として話題になっているが……(写真/時事通信社)

 安倍内閣の皆々様は、何が大事なことなのか、さっぱりわかっていないらしい。

 元号公表前の情報管理は完璧だった。「令和」の元号が漏れることはなかった。情報漏洩阻止を、内閣の至上命題としたのだろう。ただ、それだけだ。

 できて当たり前の極めて低い目標を設定して、他の大事なことがどうなろうと意に介さない。少しでも批判する者は、敵認定する。最近の安倍内閣の姿勢は、夜郎自大になっていないか。

 公表前に「令和」を秘匿しきったが、その後は“ダダ洩れ”である。報道される例だけでも、「他の五案がすべて新聞の一面を飾る」「落選案の発案者がインタビューに答える」「閣僚の所見が伝わってくる」「有識者会議で令和だけ解説文が長かった、と書かれる」等々。平成の際にはありえなかったことが、発表1週間ほどで行われている。

 報道を見ているだけでも、今の内閣が「令和」をゴリ押ししたのがよくわかる。山中伸弥先生らが参加した有識者会議の議論で元号が決定したなど、政治や行政を知らぬ者の謬見(びゅうけん)である。有識者会議とは、「政府の見解に権威を与える会議」のことである。事前に政府の本音を伝えた上で、その結論にもっていく。そういう八百長ショーを崩さない人だけを集めた会議なのだ。

 今回の元号の事前公表に関し、決められた結論にも、途中のやり方にも反対なのだが、安倍内閣は令和の2文字が事前に漏れなかったので褒めてほしいとでも思っているのだろうか。

 元号のみならず、今回の譲位に際して最も大事なことは何だったのか。この40年間、政府解釈として通用してきた「天皇ロボット説」の打破だったはずだ。

 天皇ロボット説とは、東大法学部教授だった宮澤俊義が唱えた説で、「天皇はめくら判(※原文ママ)を捺すロボット」だとの説だ。単に憲法学の権威ある教科書に書かれているのみならず、時の内閣法制局長官の答弁によって政府見解となってきた(1975年11月20日参議院内閣委員会)。

 それに風穴があいたのが、2016年8月8日の、天皇陛下の玉音放送(いわゆるビデオメッセージ)だ。

日本の国体とは何か。皇室と国民の絆である

 陛下は我々国民に対し、「自分の身はどうなってもいいが、このままで良いのか皆で考えてほしい」と語りかけられた。一言も「辞めたい」とは仰られなかったが、日本国民の圧倒的多数は陛下を支持した。大多数の国民は何を仰っているかよくわからなかっただろうが、陛下の仰っていることだから間違いないだろうと信じた。

 日本の国体とは何か。皇室と国民の絆である。皇室と国民の絆が切れない限り、日本が滅びることはない。

 だが、これを快く思わぬ勢力がいた。内閣法制局である。

 内閣法制局とは、憲法を頂点とする日本政府の法令解釈を独占する。御譲位に際し、「国民が同意しているので」との解釈を示した。これはいい。陛下も、国民の反対を押し切ってまで譲位をしたいとは仰っていないのだから。だが、ここからの法制局の逆襲がすさまじかった。やり玉に挙げられたのが、元号だ。

 まず、元号は史上初の事前公表とされた。西暦645年の大化以来、改元は天皇の大権とされ、すべて時の天皇の名で行われた。近代は一世一元の制であり、元号はその代の天皇の贈り名となることが慣例となっている。平成改元においても、今上陛下の名において行われた。新帝、最初の仕事が改元なのである。

 ところが日本政府は、「システム対応」というよくわからない理由で事前公表を押し切った。「システム対応に1か月もかかるはずがないだろう」と、日本中のシステムエンジニアから笑い者にされたのは記憶に新しい。現在の内閣見解は「あの時は、信じていた」だそうだ。

 これは間抜けな話だが、この過程で聞き捨てならない発言も聞こえてきた。「天皇に配慮すると、国民主権を定める日本国憲法に違反する恐れがある」との声だ。

 日本国のすべての政治家と官僚が逆らえない一言だ。総理大臣だろうが、財務事務次官だろうが、法制局から「憲法違反の疑義がある」と指摘されたら、疑義がないように政策を変更しなければならない。国会が可決した法律だろうが、財務省が認めた予算だろうが、関係ない。

 かくして、5月1日にされる新帝から改元大権を取り上げ、今上陛下に「めくら判」を捺させたのだ。この過程で、安倍内閣は内閣法制局に皇室を貶める道具として使われた。

 それでいいのか?

 先週の本コラムで「令和」に込められた呪いについては触れた。また5月1日以降、皇后陛下は「上皇后」なる奇妙な名前で呼ばれる。新儀だ。

 皇室は伝統を尊重する世界なので、よほどのことがない限り先例を尊重する。絶対に新儀をやってはいけない訳ではないが、不吉とされる。よほどのこととは、たとえば、大化の改新や承久(じょうきゅう)の乱、昭和の敗戦のような時だ。改革が求められた明治の御一新に際しても、「神武創業の精神」が先例とされた。新儀など、無理やり断行するものではないのだが、安倍内閣は次々と新儀をやらかしている。

 何を考えているのか、何も考えていないのか、それとも何者かに操られているだけなのか。

 ところで、菅義偉官房長官が「令和おじさん」として注目を浴びている。これまでは「黒子」「影の権力者」として知る人ぞ知る存在だったが、一般の知名度が飛躍的に上がった。一気に次の総理候補に躍り出た。

このままいけば史上最長の内閣になるが、何一つ実績は無い

 安倍内閣6年。このままいけば、史上最長の内閣になる。だが、何一つ実績は無い。外交は「トランプ内閣の外務大臣」を務めているだけだ。経済とて6年もたって景気回復すらできていない。あまつさえ、景気回復前の増税に向けて邁進している。

 あえて長所をあげるとしたら、災害対策に不安がないことくらいか。少なくとも、村山富市や菅直人のような不安感はないし、安倍内閣で多くの災害が起こったが無難に対処している。

 いっそ、安倍首相は余力があるうちに菅官房長官に禅譲し、次期政権に影響力を残しつつ、やり直せる体制を作っては如何か。

 陛下よりも、首相の方にこそ、「退位」が必要ではないのか?

 嫌味のつもりはない。



倉山 満
憲政史研究家 ’73年、香川県生まれ。’96年中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤職員として、’15年まで同大学で日本国憲法を教える。’12年、希望日本研究所所長を務める。同年、コンテンツ配信サービス「倉山塾」を開講、翌年には「チャンネルくらら」を開局し、大日本帝国憲法や日本近現代史、政治外交について積極的に言論活動を展開。ベストセラーになった『嘘だらけシリーズ』など著書多数
































http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/868.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 首相が吉本出演、それを報じる安倍さまのNHK、恥しらずな首相・吉本・NHK(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/04/post-96736b.html
2019.04.22 


NHKが安倍さまのNHKになって久しいが、今度は吉本までもが安倍さまの吉本になったのか。

私は吉本新喜劇をまったく面白いとは思わないが、大阪の方でこの番組が長年続いていて大阪の看板みたいな扱われ方をしている現実を見ていると、申し訳ないけど大阪独特の文化が定着しているのだろうと思うしかない。

選挙でも、「東京に負けるものか」と言うような対抗意識があるからこそ、全国区で見たらへえ〜みたいな扱われ方をしている維新が圧勝するとも言われてきたが、なんと吉本が、権力の象徴である安倍首相を「新喜劇」に出演させた。

しかも選挙期間中だ。

歴代の首相だったら、ここまでの事は思いつかなかっただろうし、普通は人気取りのために手っ取り早い方法で娯楽番組に出てアピールするような品のない事はしないだろう。

与党しか出来ないような方法で、選挙期間中に盛大にアピールするなんて不公平だと思うが、安倍首相ならできるのだろう。

この人には恥の概念が無いから。

新元号発表でテレビ各局を周り、いかにして新元号に行き着いたかをわざわざ発表したり、「桜を見る会」を主宰して、「虎ノ門ニュース」の連中とご機嫌で写真を撮ったり、恥を知らないからできるのだろう。

選挙期間中、持ち上げてくれるところには大喜びで行くが、苦戦必至の沖縄には行かず。

同じ国民なのに、敵と味方を分け過ぎじゃないかる。

吉本も吉本で、お笑いの文化とは権力をこき下ろしたり権力をおちょくったり、笑いの力で庶民の溜飲を下げたり、面白がったり。

そんな心意気など捨て去ったのか、まるで権力の幇間、権力の僕になってどうするのか。

権力にひれ伏したお笑いなんて何の面白みもない。



NHKも負けてはいない。吉本同様、総力を挙げて安倍首相を支援。

安倍首相が吉本の新喜劇に出演したことを、わざわざニュースで取り上げている。

首相が吉本に出演したことがそれほどのニュースになる事なのか。 安倍首相のやっている事は、政権与党が堂々と選挙違反まがいの事をやっているも同然じゃないか。

それを吉本とNHKが強力サポート。 もう、一億低レベル化に突入したとか思えない程、権力の周りにいる方がこぞって忖度・忖度・忖度。

これほど知名度の高いところや公的機関が応援していたら、安倍政権がどんなにズタボロな政権でも、実態を知らずなんとなく票を投じてしまう人もいるのではと危惧する。

安倍首相のポピュリズムは国民を馬鹿にしているからこそできる芸当だ。




http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/869.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 統一地方選後半戦 自民当選は前回超え698人で共産は57人減(日刊ゲンダイ)
   


統一地方選後半戦 自民当選は前回超え698人で共産は57人減
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/252437
2019/04/22 日刊ゲンダイ


(左から)当選した田中美絵子、橋本侑樹、マック赤坂の3氏(C)日刊ゲンダイ

 統一地方選後半戦の41都道府県294市議選は22日、無投票を含め6724人の当選が決まった。自民党の当選者は前回2015年を64人上回る698人。共産党は57人減の615人。公明党は901人全員当選。統一選初挑戦の立憲民主党は197人、国民民主党は95人だった。日本維新の会(大阪維新の会含む)は113人で35人増。無所属は3960人で、全体の58.9%を占めた。

■田中美絵子氏ら当選

 金沢市議選(定数38)では元衆院議員で“小沢ガールズ”の田中美絵子氏(43)がトップ当選。渋谷区議選(定数34)で東大卒の元「仮面女子」メンバーの橋本侑樹氏(26)、港区議選(定数34)でマック赤坂氏(70)が初当選した。

「美人すぎる市議」と呼ばれる自民党の藤川優里氏(39)が八戸市議選(定数32)で4選した。

 与野党対決となった世田谷区長選は、現職の保坂展人氏(63)が自民党推薦の新人を破って3選。

 高齢多選が争点となった北区長選は、現職の花川与惣太氏(84)が5選。元都議の音喜多駿氏(35)らを退けた。

 平均投票率は59市長選47.50%、283市議選45.57%など、いずれも過去最低だった。











































http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/870.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 安倍内閣退場への序曲となった衆院補選結果(植草一秀の『知られざる真実』)
安倍内閣退場への序曲となった衆院補選結果
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-175936.html
2019年4月22日 植草一秀の『知られざる真実』


4月21日、統一地方選の第2弾、ならびに衆議院議員補欠選挙が投開票日を迎えた。

最大の焦点は大阪12区と沖縄3区の衆議院議員補欠選挙だった。

大阪3区では日本維新の会の新人藤田文武氏が初当選した。

沖縄3区ではオール沖縄の支援を受けた無所属新人屋良朝博氏が初当選した。

自民党公認候補は両選挙区で落選した。

2012年12月の第2次内閣発足後、自民党が衆参の補選で敗北したのは、不戦敗だった2016年の衆院京都3区補選を除けば初めてのことである。

この夏には参議院議員通常選挙が予定されている。

いよいよ安倍内閣終焉のときが近づいてきたと言える。

統一地方選を含めた今回の選挙で明らかになった事実がある。

それは、既存の政党に対する不信が巨大なマグマとなって蓄積されていることだ。

沖縄では沖縄の主権者の意思を踏みにじる安倍暴政に対する不信が沸騰している。

昨年9月の沖縄県知事選、本年2月の県民投票に続き、辺野古米軍基地建設を強行する安倍政治に対する県民の不信と怒りが拡大の一途を辿っている。

民主主義の社会で主権者である市民が、自らの意思を、正当に、そして明確に表示しているのに、為政者がこれを一顧だにしない。

まさに民主主義そのものを踏みにじる行為だ。

沖縄においては、安倍政治を許さないとする大きく強固な連帯が形成されている。

日本政治を刷新する上で、これ以上の手本はないという主権者の連帯、団結が形成されている。

安倍内閣は金でほおを叩いて人民をひれ伏せさせる、という旧態依然の手法をまったく改めていない。

しかし、沖縄の主権者は、もはや「金で人の魂を買う」という差別主義に基づく傲慢な政治手法を受け付けないという成熟を示し始めている。

沖縄の闘いを日本全土に広げることが、明日の日本を切り拓く原動力になると言えるだろう。

他方、大阪の選挙結果が示していることは、既存政党に対する主権者の不信の拡大である。

自民党は安倍首相自ら選挙区に入り総力戦を展開したが大惨敗に終わった。

メディアが重用する民間芸能会社の興行まで活用するという破廉恥行動まで示された。

メディアと芸能会社と政治権力の癒着ぶりが改めて浮かび上がった瞬間だった。

しかしながら、大阪市民は権力を笠に着たパフォーマンスを一蹴した。

私は日本維新の主張にまったく賛同しないが、大阪の市民は増長する権力に対する不信と不満の意識を膨張させていると見て取れる。

自民党の一部は確実に維新とつながっており、複雑な側面を有するが、旧態依然の自公勢力に対する風圧が強まっていることは明確である。

同時に単純な野党共闘が人心を引き付ける力を失っていることも明らかになった。

基本政策を共有しない野党が、ただ結集するだけでは政治の抜本変革は実現しない。

既存の政治の何をどのように変えるのかを明確にしなければ、市民の熱烈な支持を集めることは難しい。

具体的な政策公約を明示して、この公約の下に理念と哲学を共有する者が結集するのでなければ、市民を強く引き付けることはできない。

山本太郎参議院議員は消費税率の引き下げと最低賃金全国一律1500円実現という具体的な政策公約を掲げて、路線を共有できる勢力の結集を呼び掛けている。

単なる野党の結集ではなく、政策を基軸にした連帯でなければ、市民の強い支持を集めることはできないと考えられる。

窮地に追い込まれた安倍内閣は消費税増税延期に逃げ道を求めるしかない状態に陥った。

土壇場での消費税増税延期を打ち出すには、日本経済の悪化を認めるしかない。

景気悪化を認めることはアベノミクス失敗を宣言することに等しい。

劣勢に回った戦局は、すでに詰んでしまっている可能性もある。

安倍首相投了のタイミングが近づいている。

ここで消費税減税の大連合を創設するべきである。

政策を基軸に候補者の一本化を図る。

政策を基軸にした共闘でなければ主権者が積極的な支持を示すことはない。

野党がこの取り組みを進展させないなら、山本新党躍進の可能性が急浮上する。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/871.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 野党が一つになれば勝てる 期待される共産党の党名変更(日刊ゲンダイ)
 


野党が一つになれば勝てる 期待される共産党の党名変更
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/252432
2019/04/22 日刊ゲンダイ 文字起こし


明暗くっきり(沖縄補選で当選し万歳する屋良朝博氏=左2と玉城デニー知事、右は落選のあいさつをする宮本氏)/(C)共同通信社

 夏の参院選の前哨戦となった衆院2補選。与野党一騎打ちの沖縄3区では、玉城県知事の後継で野党統一候補の屋良朝博氏は、21日午後8時の開票と同時に当確マークがともり、自公候補を約1万7000票差で引き離す圧勝ぶりだった。

 大阪12区で共産党から無所属で出馬し、野党共闘を促したものの、立憲民主も国民民主も推薦を見送った宮本岳志氏の惨敗とは大違い。

 改めて野党が一塊になった「威力」と、ならなかった「無力」を思い知らされる選挙結果となった。

 立憲と国民民主が宮本を自主投票にとどめたのも、基本政策の異なる「実質的な共産候補」と捉えたから。相変わらずの「直接、組めば支持者が離れる」という屁理屈である。特に国民民主支援の旧同盟系の産別労組は共産への忌避感が根強い。いくら宮本が共産の看板を下ろし、「当選しても無所属を貫く」と本気度を示しても、アレルギーは拭えなかった。

「加えて立憲による国民民主議員の引き抜き、国民民主、自由両党の合併構想の行き詰まりと野党間はサヤ当て、仲たがいの話題ばかり。自ら共闘ムードに水を差す体たらくです」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 しかし沖縄補選は違った。立憲、国民民主両党に県選出の国会議員はおろか、県議もゼロという特殊事情があるとはいえ、共産も率先して共闘に協力した。沖縄国際大大学院教授の前泊博盛氏(日米安保論)が言う。

「政党色を出さない選挙戦術を取った屋良陣営に共産は配慮し、前面に出過ぎることはせず、組織固めのサポート役に回っていました。そのため、『オール沖縄』の枠組みは維持され、『辺野古ノー』で大同団結し、勝利に至ったのです」

 野党共闘の実現に向け、国政レベルでも共産は柔軟路線に転じている。

 2016年以降は天皇臨席の通常国会の開会式に出席。昨年の通常国会でも審議拒否はしないとの流儀を捨て、他の野党と足並みをそろえて18日間の審議拒否も敢行した。

 それでも立憲と国民民主は冷ややかで、共産とは一定の距離感を維持したがる。野党第1、第2党の子供じみた対応を見せつけられると、共産が気の毒にもなるが、共闘実現には3年後に結党100年を控える共産に大人の対応を期待するほかない。その切り札となるウルトラCこそ、共産の党名変更ではないか。


“ゆるキャラ”に頼る前に…(共産党カクサン部!特設サイト)

斬新な展開も党名で拒否反応はもったいない

 共産党という名前には「暴力革命」のイメージがつきまとう。他の野党はもちろん、有権者にも時代錯誤の「共産主義社会実現」には拒否反応がついて回る。

 実は党内でも冷戦崩壊後から党名変更論がくすぶり続ける。17年12月に横浜市で開かれた「党を語る集い」では、壇上の志位和夫委員長に対し「党名を変えて欲しい」「旧ソ連や中国のようで近寄りがたい」といった率直な意見が相次いだ。

 とはいえ、涙ぐましい自己革新を続けているのも事実だ。ここ数年は支持者拡大に向け、ネットやSNSの活用に積極的だ。16年の参院選では「カクサン部」という特設サイトを設け、“ゆるキャラ”が分かりやすく政策を説明。今回の統一地方選でも、政権批判のWebアニメをツイッターやLINEで拡散させる戦術を仕掛けた。

 他党に先がけ、若者に人気のショート動画配信アプリ「TikTok」の公式アカウントも開設。これだけ斬新な展開をしながら、党名だけで有権者に負のイメージを与えるのは、もったいない。そもそも、今の党内に本気で共産主義革命を目指して活動している党員はどれだけいるのか。ほぼ皆無のはずだ。

 17年10月にネット番組で党名変更について問われた小池晃書記局長は、「もし、いい名前があって提案していただければ、全く考えないわけではない」と答えていた。この際、「労働党」でも「大衆党」でもナンでもいい。イデオロギー色を排した党名に変え、いつも野党勢力結集のネックになる「共産党」の存在そのものの希薄化を優先すべきではないのか。

 事実、冷戦崩壊後の欧州では、共産党が党名を改め、現実路線に転じて「国民政党」へと脱皮したケースも多々ある。代表例がイタリアの「左翼民主党」だ。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)が指摘する。 

「91年に旧共産党主流派から党名を変え、社会民主主義路線に衣替え。96年には10以上の政党が結集した中道左派連合『オリーブの木』を主導し、全選挙区での候補一本化のほか、比例選でも一部の小政党が比例名簿を統一する戦術を駆使。最大勢力でありながら、首相候補を出さず、他党に選挙区の一部を譲るなど妥協の連続で政権奪取に成功したのです。自由党の小沢代表も野党結集を巡り、しばしば『オリーブの木』に言及していますが、確かに既存政党を残すなら、ベストの選択肢と言えます。その場合、どの党もプライドやメンツをかなぐり捨て、共闘のネックは全て取り除き、合意した政策の一点突破で闘うしかない。共産党も党名変更などで、文字通り名を捨て実を取るくらいの覚悟が必要なのは言うまでもありません」

1強にあぐらをかいた国政私物化を許すな

 逆に言えば、共産党が100年近く守り続けた党名を捨てなくてはいけないほど、日本の政治状況は危険領域に達しているということだ。アベノミクスは頓挫し、北方領土交渉はつまずき、拉致問題は1ミリも動かず、米国には盲目隷従。経済も外交も完全に行き詰まっているのに、安倍政権は1強体制にあぐらをかいて平然と居直り。国政の私物化はエスカレートするばかりだ。

 驚いたのは、安倍と省庁幹部の面談記録がゼロだったとの毎日新聞のスクープ記事だ。17年12月にモリカケ問題を受け公文書ガイドラインの改定後から約1年間。安倍と省庁幹部らの面談した際の議事録や説明資料などを官邸に情報公開請求すると、全て「不存在」と回答されたという。

 官邸側は保存期間を国立公文書館の審査を経ずいつでも廃棄できる1年未満に設定し、面談後に廃棄していると説明。1年未満なら面談当日でも廃棄可能になる。面談した省庁サイドから都合の悪い記録が出てきても、安倍が「記憶にない」「官邸には記録もない」などと言い逃れできる仕組みというわけだ。

「モリカケ問題に安倍・麻生道路と国政の私物化が疑われる政権だから、なおさら記録保存が重要なのに、廃棄とは論外です。官邸側も身の潔白を証明するためにも自ら記録を残した方がいい。恐らく今の政権は選挙に勝てば何でもみそぎが済むと思っている。この一点だけでも野党は強くなければなりません」(五野井郁夫氏=前出)

 腐敗、堕落の極みと化した安倍ファシズムの進行を目の前にして、もう共産党も他の野党もとやかく言っている場合じゃない。前出の前泊博盛氏はこう言った。

「沖縄補選で明らかなように、野党が『アンチ安倍』でまとまって民意の共感を得られれば、勝ち目はある。安倍政権の民主主義冒涜や対米追従など争点はいくらでもある。脱原発や消費減税を掲げてもいい。自民党政権が永久に続けば、次の首相が誰になっても同じです。この国を変えるには野党勢力の総結集しかない。沖縄でできたことが本土でやれないはずはないのです」

 前出の五十嵐仁氏もこう言うのだ。

「野党党首がクビをそろえて並ぶだけでは、共闘とは言いません。持てる組織と力をフル回転させ、相乗効果を発揮しなければ安倍1強は打破できないのです。共産党も他の野党もエゴを抑え、共闘の大義名分を掲げるしかない。自民党を焦らせ、ダブル選に二の足を踏ませるくらいの本気度を示すべきです」

 野党は四の五の言わずに一緒になれば勝てるのだ。それだけに共産党の党名変更は絶大な効果を生むはずである。






















 



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/872.html

記事 [政治・選挙・NHK259] ネットで池袋事故運転者は「上級国民」だから逮捕されないと拡散(かっちの言い分)
ネットで池袋事故運転者は「上級国民」だから逮捕されないと拡散
https://31634308.at.webry.info/201904/article_19.html

ここ数日、運転ミスで人をはねる事故が立て続けに続いている。今、ツイッターに一番取り上げられているのが、池袋で事故を起こし母子をひき殺した87歳の飯塚幸三氏である。この男は事故を起こしながら、けが人を見ることなく、自動車の中で息子に電話を掛けている。その息子は即刻、父のFB(フェイスブック)を閉じ、携帯電話の契約を解約したとネットで拡散されている。その息子はクボタの役員をやっているという。そこで、クボタの会社のホームページをみると、執行役員に飯塚氏がいる。守備範囲は、農機国内営業本部長、クボタアグリサービス株式会社社長と書かれている。それ以外には飯塚という名前はないからこの人物ということになる。

事故を起こした飯塚幸三氏は東大卒で、1953年、旧通産省入りしている。旧工業技術院(現産業技術総合研究所のトップだったことは大手マスコミも報じているが、89年退官後、農業機械など国内トップ「クボタ」に天下り、92年に電子技術など開発部門担当の専務、98年副社長、その後、代表権まで持ち、00年には顧問になった。また15年秋の叙勲では元国税庁長官、元名古屋高検検事長、元国連大使などと共に瑞宝重光章受賞している。

そうそうたる経歴である。ネットでは「上級国民」だから逮捕されないと書かれている。特に名古屋高検検事長をやっている。当然、検察、警察にも顔が利く。神戸の市バスの運転手はすぐに逮捕された。今の日本は、政治家にしろ、権力に近いものが罪を犯しても見逃されている。特に、こんな不公平な社会になったのはやはり安倍政権になってからのように思える。


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/873.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 衆院2補選惨敗で自民真っ青…夏の“衆参W選”へ一気に現実味(日刊ゲンダイ)
 


 


衆院2補選惨敗で自民真っ青…夏の“衆参W選”へ一気に現実味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/252436
2019/04/22 日刊ゲンダイ


安倍首相(央)の応援演説も効果なし(落選し頭を下げる島尻安伊子氏と北川晋平氏=右)/(C)共同通信社

 21日投開票の衆院2補選は、ともに自民党が敗北を喫した。国政選挙での2敗だから、政権へのダメージはデカい。党内では、夏の参院選に向けての危機感が広がり、一気に衆参ダブル選が現実味を帯びてきた。

 沖縄も大阪も、午後8時に対立候補の「当確」が報じられる“秒殺”だった。第2次安倍政権が発足した2012年以降、自民党が候補を立てた補選で負けたのは初めてだ。「ついに安倍1強時代も終焉か」と、改選を控えた自民党の参院議員は真っ青になっている。

 沖縄3区は、自民公認の島尻安伊子元沖縄北方相が「オール沖縄」が推す屋良朝博氏に惨敗。自民党議員の死去に伴う“弔い選挙”で楽勝だったはずの大阪12区も、自民の北川晋平氏が日本維新の会の新人に大差で敗れた。

「沖縄の敗北は当初から織り込んでいましたが、本来なら勝てるはずの大阪を落としたことが痛い。安倍総理が最終日に大阪入りし、12区だけで3カ所も応援演説をするという異例のテコ入れをはかっても、全く差が縮まらなかった。桜田前五輪担当相や塚田前国交副大臣が立て続けに失言で辞任したことも、有権者におごりや緩みと受け取られ、少なからず選挙に影響したと思う。ただでさえ、参院選は与党に“お灸を据える選挙”になりやすい。少しでも逆風が吹けば厳しい結果になる。補選の惨敗で、党内で衆参ダブル選を求める声が大きくなりそうです」(自民党関係者)

 参院選単独だと、与党が負けても政権交代しないという安心感もあって、“お灸を据える”心理が強く出る。そのうえ自民党が消費増税を掲げていては、とても戦えないというのだ。そこで根強く囁かれているのが、6月に安倍首相が消費増税延期を打ち出し、信を問うと言って衆院を解散するシナリオだ。衆参ダブル選なら与党に有利というセオリーがある。

「沖縄のように、野党が一本化して自民党との対決姿勢を鮮明にすると手ごわい。野党がバラバラで共闘の態勢が整っていないうちに、衆参ダブル選挙を仕掛けたいという誘惑に安倍首相が駆られるのは当然でしょう。側近の萩生田幹事長代行に消費増税延期を言わせて、観測気球をあげたのもそのためです。来年は東京五輪もあるし、この先、衆院解散を打てるタイミングはそう多くない。今夏が絶好のチャンスなのは間違いありません」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

■連休明けに首相が判断

 22日から安倍首相は欧米へ外遊。トランプ大統領との首脳会談が御用メディアで大々的に報じられる頃には、世間は10連休に突入する。

 連休中には皇位継承や「令和」への改元があり、お祭りムードのまま連休が明ければトランプ来日、6月に大阪で開催されるG20で安倍がホスト役と、“安倍劇場”が続く。

「夏まで野党の出番はどこにもない。安倍首相の求心力が高まる一方です。選挙を考えたら、こんなチャンスはめったにありません。連休明けの5月中旬までに、安倍首相が衆参ダブル選の可否を判断するとみられます」(官邸関係者)

 野党は一刻も早くまとまって、迎え撃つ態勢を整える必要がある。














http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/874.html

記事 [政治・選挙・NHK259] <安倍首相の、安倍首相による、安倍首相の為の令和だ!>万葉集を政治の具に貶めた中西進という国文学者  天木直人 
 


 
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万葉集を政治の具に貶めた中西進という国文学者
http://kenpo9.com/archives/5852
2019-04-20 天木直人のブログ


 NHKから始まって読売新聞で終わったと思っていたら、きょう4月20日の朝日新聞が、国文学者の中西進氏とのインタビュー記事を一面全ページにわたって掲載した。

 その内容は、ますます令和を礼賛するものだ。

 そして、その朝日は一面で、令和の考案者は中西進氏であったと複数の政府関係者が認めたと報じている。

 おりからきのう4月19日、政府は新元号の選考過程で述べられた有識者や閣僚の意見を公表した。

 そして最後は新元号は安倍首相に一任され、安倍首相が令和を選んだ事を明らかにした。

 揣摩臆測を防ぐ為に選考過程については一切明らかにしないとしていたこれまでの立場を一変させたのだ。

 令和が国民に好意を持って受け止められ、そして内閣支持率が上がった事を見た上で、令和は安倍首相が決めたとダメオシしたのだ。

 安倍首相の、安倍首相による、安倍首相の為の令和だということである。

 それを手助けしたのが国文学者の中西進氏だったということである。

 中西進氏はその学者人生の最後に学者としての矩を越えてしまった。

 万葉集が泣いているに違いない(了)



「令和」の考案者は中西進氏 複数の政府関係者が認める
https://digital.asahi.com/articles/ASM4M536VM4MUTFK016.html
2019年4月20日05時00分 朝日新聞


新元号「令和」について語る国文学者の中西進さん

 政府は19日、新元号「令和」の選考過程で1日に開いた有識者懇談会、衆参両院正副議長への意見聴取、全閣僚会議の議事概要を公表した。「令和」以外の最終案やそれらの考案者は明らかにしなかった。だが、朝日新聞の取材に対し、複数の政府関係者が「令和」を考案したのは国文学者で、万葉集研究第一人者の中西進氏(89)だったことを認めた。

 中西氏は1970年に著書「万葉集の比較文学的研究」などで日本学士院賞を受賞。94年には宮中行事「歌会始」で天皇陛下に招かれて歌を詠む「召人(めしうど)」を務めた。2011年から富山市の「高志の国文学館」の館長。安倍政権下の13年に文化勲章を受章した。政府が新元号の典拠とした万葉集の研究で第一人者として知られているため、中西氏は元号発表直後から考案したと有力視されてきたが、取材では認めていない。

 政府は今年3月14日付で国文、漢文、日本史、東洋史の学者に元号の考案を委嘱。1日の決定過程では、中西氏が考案した「令和」を含む6案を有識者9人による「元号に関する懇談会」などに提示した。

 政府が公表した議事概要によると、懇談会の場では「令和」について、「我が国がもっている素晴らしい洗練された文化を象徴している」など賛同する意見が相次いだとされる。

 懇談会などの詳細な議事録は別途作成して、「令和」の次の元号が決まった後に国立公文書館に移管して公開する方針だ。















有識者9人中8人、「令和」支持 他の5案や発言者、示されず 新元号選定、政府が議事公表
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13984993.html
2019年4月20日05時00分 朝日新聞


「元号に関する懇談会」に臨む有識者ら=1日、首相官邸

 政府が新しい元号「令和」を決める過程で1日に開いた懇談会などの議事概要は、国書を典拠とすることや令和に支持が集まった経緯を記した。しかし、政府が提示した六つの原案のうち令和以外は伏せられたまま。議事の詳細を公開するのは数十年先になりそうだ。▼1面参照

 公開したのは元号に関する懇談会、衆参両院正副議長への意見聴取、全閣僚会議に関する議事概要。政府による説明内容や令和以外の案、発言者は示さず、有識者らの発言の概要をA4判10枚にまとめた。

 それによると、懇談会では有識者9人全員が「日本の文化、伝統に目を向けるきっかけになる」などとして国書を典拠とする案を支持。令和について「美しく心を寄せ合って、文化を生んでいこうという象徴」「漢字としてわかりやすく、かつ極めて新鮮味がある」などと賛同する意見が相次いだ。「のりかず」と読む名前が存在するほか、昭和と同じ「和」が含まれているとの指摘もあった。

 内閣官房によると、9人中8人が令和を支持。うち1人は他の国書案とともに令和を推した。単独で別の国書案を支持したのは、1人だったという。

 衆参両院正副議長への意見聴取では、「内閣でこのうちのどれかに決めてもらえればよい」と委ねる意見が大勢だったとしている。郡司彰参院副議長が「令和」に関して述べたことが分かっている「特定の季節を指すものはどうか」という異論の記載もあった。

 全閣僚会議では、「ほとんど」が国書から選ぶことを支持したとした。ただ、どの案にするかの意見は割れ、令和以外の案を支持する意見が相次いだ。岩屋毅防衛相による「令和は牧歌的でいかがなものか」との異論は記載しなかった。内閣官房によると19人の閣僚のうち10人が発言し、うち9人が国書を支持。令和を推したのは4人だった。

全容判明は数十年先

 「英弘(えいこう)」「広至(こうし)」「久化(きゅうか)」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」――。政府が懇談会などに示した元号の原案は判明しているが、政府は議事概要で公表しなかった。「他の案と比較して議論されることは適当でない」(菅義偉官房長官)との判断だ。

 このため議事概要は残る5案への意見を「その他の案について」という形でまとめており、令和以外を推す意見が不明瞭だ。発言者名も「特定の発言者と結びつけて評価されることは適当でない」(内閣官房)との理由で記載していない。政府側からどんな説明をしたのかも一切分からない。

 一方、菅氏は19日の記者会見で「発言者名や令和以外の案を記載した議事録を作成する」と明言した。議事概要とは別に詳細な議事録をつくる。平成への改元で、議事録が政府内には残っていないことへの反省を踏まえた対応で、首相官邸幹部は「細部までしっかり残す」と説明する。

 しかし、政府関係者は「懇談会などの録音データは議事録作成後に消す」としている上、議事録の公開は「令和の次の元号が決まった後」(政府高官)。全容が分かるのは数十年先になるとみられる。(二階堂友紀、大久保貴裕)






「議論しても、たぶん令和が一番いい」中西氏が語る元号
https://digital.asahi.com/articles/ASM4K6FB1M4KUPQJ00Q.html
2019年4月20日05時00分 朝日新聞


新元号「令和」について話す国文学者の中西進さん

 元号としては初めて、中国古典ではなく「国書」から引用されて注目された新元号「令和」。政権の姿勢が反映されたとの批判もあるが、日本最古の歌集・万葉集と元号が21世紀に出合った意味は何なのだろう。万葉集研究の第一人者で、令和の考案者であると有力視されてきた国文学者・中西進さんが18日、取材に応じた。

 ――令和が新元号に決まりました。どんな感想を持ちましたか。

 「僕などの意見を聞くまでもなく、世論調査で8割を超える人々が良いと答えています。僕自身もその人たちの中に入りますね」

 ――安倍晋三首相は令和について「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味だと述べました。

 「令和の典拠である万葉集の『梅の花の歌の序』は、九州の大宰府に役人ら32人が集まって開かれた梅花(ばいか)の宴についての説明文です。誰か一人が歌を詠んでいるのではなく、32人が歌を通して集い、心を通じ合わせている姿。その和がいいと思います」

 「国と国との間に和がある状態、それが平和です。だから令和には平和への祈りも込められているのだと、僕は考えます」

 ――令という文字は今回、「令月」から採られました。

 「辞書を引くと、令とは善のことだと書いてあります。つまり、令の原義は善です。そこから派生して、文脈ごとに様々な別の使い方が前に出てくる。人を敬う文脈では『令嬢、令息』にもなるし、よいことを他人にさせようとすれば『命令』にもなります」

 「品格のあること、尊敬を受けること。そういう意味での『よいこと』が令です。そして、令に一番近い日本語は何かといえば、『うるわしい』という言葉です」


新元号「令和」について話す国文学者の中西進さん

整っている美しさ整っている美しさ

 ――安倍首相は「美しく」と談話で言っていましたが。

 「これからは『うるわしく』と言うべきでしょうね。うるわしいと美しいは、イコールではありません。うるわしいは、整っている美しさのことです」

 ――令和という元号の考案者には、いまの時代に「整っている美しさ」が必要だと考える理由があったのでしょうか。

 「あるでしょうね。いまが野放図な時代だからです。明確な目的もポリシーもない。私たちは目標を持つべきです。そして何を目標にするべきかと言えば、令です」

戦禍、魂に影響した

 ――令和が発表された後、自著を刊行する出版社に「『万葉集』は、令(うるわ)しく平和に生きる日本人の原点です」というメッセージを送りましたね。なぜ、「平和」という2文字を選んだのですか。

 「僕は戦禍を嫌というほど体験しているのです。先の大戦で、中学生だった僕は、東京が空襲で焼け野原になったのを見ました。爆風で衣服を吹き飛ばされ、ろう人形のようになった裸の遺体がたくさん転がる中、軍需工場へ出勤したのです。機銃掃射も受けました。魂に影響を受けた経験です」

 ――なぜいま、平和という言葉を社会に送ったのでしょう。

 「終戦から約70年、日本人は自国の軍国化を何とか防ぎ、おかげで平和が保たれてきました。しかしいま、難しい局面が立ち現れています。政治リーダーは苦労をする立場にあるのでしょう。でもそこには決して越えてはいけない線、聖なる一線があるのだと僕は訴えたかったのです。軍国化をしてはいけないという一線です」

 ――誰が令和の考案者かを知ろうとする取材陣に中西さんは「元号は個人ではなく、天が決めるものだ」と言っていますね。

 「ええ、天が決めるものであって、個々人の名前とは切り離されるべきものだ、と思います」

考案は名誉な重荷

 ――元号を考案するという作業は、相当の時間や負担のかかるものなのではありませんか。

 「元号を考案することは、名誉な重荷でしょう。案を出すプレッシャーは大きく、考案者はいつもそのことが頭から離れないと思いますよ」

 ――令和をめぐっては、万葉集のほかにも典拠・出典があるという批判の声もあります。

 「王羲之(おうぎし)の『蘭亭序(らんていじょ)』や、詩文集『文選(もんぜん)』の『帰田賦(きでんのふ)』のことですね。確かに形式などに共通性を見いだすことも可能ですが、文脈や意味がかなり異なるので、典拠にあたるとは思いません」

 「そもそも僕は、出典が何かより、その言葉がどのような表現かの方が大事だと考えます。受容は変容であり、万葉集も単なるものまねではない独自性に到達しています。文化や文明は、変容を肯定的に認めることによって育まれるものです」

元号は「生命の索引」


新元号「令和」について話す国文学者の中西進さん

 ――そもそも、元号とは何なのでしょう。

 「僕の生家には、子どもが生まれると親が庭に木を植える習慣がありました。まず姉の木、次に僕の木……という具合です。子どもとともに木も育つ。生命が互いに伴いながら進んでいきます」

 「元号も、天皇の誕生(即位)とともに生まれるものです。新たに誕生したものに名付けられるもの。一国のライフ・インデックス、『生命の索引』ではないかと考えます。元号は年数の数字の羅列を区分するものです。文化に属する存在、文化的な装置です」

 ――元号は元々は中国で生まれた制度です。考案する際も中国の古典が典拠にされてきました。しかし今回は、日本で書かれた「万葉集」が出典とされました。

 「元号の制定にはいろいろな条件がありますが、それには少しおかしいところがあります。中国で聖典とされているものがそのまま日本でも聖典となりうるのか、他国にある既往の“産物”に縛られてもよいのか、という疑念です」

 「日本は古代以来、近隣にある圧倒的な文明国であった中国の文化に抱っこしてもらい、中国に依存する形で歴史をつむいできました。しかしそれは、いつかピリオドを打たなければいけないことだったのだと思います」

 ――ただ、国書への転換を願った人々の中に近隣国を軽蔑視する人がいたことは気になります。日本が独善や孤立に陥らないためには何が必要でしょうか。

 「それこそ『和』でしょう。そして、和の対極にあるのが暴力的な他国への越境です。日本には、朝鮮半島などに武力で押し入ってしまった歴史があります。そういう近代のひどい歴史は、もう終わりにすべきです」

 「漢字という共通性を持つ東アジアという大きな文化の中に、日本はいるのです。排他的であってはなりませんし、とはいえ、自分を失う形で溶け込んでもいけない。国際性を持ちつつ、独自の理想を掲げてほしいですね」

 ――万葉集には戦前、国家による戦争動員に利用された歴史もあります。たとえば大伴家持(おおとものやかもち)の「海行かば」は曲を付けられ、天皇のために死ぬことを美化する目的で使われました。

 「二度とあってはならないことだったと思います。国家主義的・軍国主義的な便宜のために、権力者に古典が利用されてしまった例です」


令和の典拠

 「戦前には日本を『神の国』と特別視する風潮があり、戦争は『聖戦』と正当化されました。フェイクでしたが、そうした『日本的特性』を示したい勢力に万葉集は利用されたのです。古典を利用しようとする勢力はいまもあります」

万葉集、防人に固有名詞

 ――万葉集が貴族や天皇だけでなく庶民の歌も収めていることには、どんな意味があるでしょう。

 「万葉集には防人(さきもり)の歌がたくさんありますが、特徴的なのは、その多くに作者名が書かれていることです。戦争では兵士は消耗品とされ、万単位でカウントされる存在ですが、万葉集は防人の人々に固有名詞を与えているのです」

 ――万葉集は漢字で書かれています。文字を持たない日本が中国から漢字を採り入れた。それが万葉集誕生の基盤にありますね。

 「外国にある優れたものを拒絶せずに採り入れることは、日本の特徴だと思います。注目すべきは、単に採り入れるだけではなく、自分たちが使いやすいように作り替えていったこと。日本は漢字を作り替えることを通して、独自のひらがなやカタカナによる無限の美の世界を創出しました」

 「日本文化には、内部に光源を包み持った球体のイメージがあります。外部にあるものを取り込んで新しい輝きに作り替え、それによって内部から輝くのです。『日本文化か、それとも中国文化か』といった二項対立的なモノの見方とは異なる、文化の姿です」

 ――元号はこの先も存在感を維持できるでしょうか。

 「利用を強制できるわけでない以上、元号という文化に参画する喜びがカギになるでしょう」

 ――今回の元号の決め方について、どう思いますか。

 「今回、候補になった元号案を検討したのは、『懇談会』の識者9人と衆参両院の正副議長、閣僚でした。これでは、検討の機会が少なすぎると思います。多数が議論しなければいけない」

 「議論をしても、たぶん令和が一番いいとは思いますよ。それでももう少し議論をしないと」(聞き手 編集委員・塩倉裕)

     ◇

 なかにし・すすむ 1929年生まれ。国際日本文化研究センター名誉教授。万葉集に迫る独創的な研究は「中西万葉学」とも。「中西進著作集」など著書多数。























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