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2019年5月28日00時52分 〜
記事 [政治・選挙・NHK261] 田崎史郎、岩田明子の“安倍目線”がすごい! トランプが“参院選後の関税引き下げ”暴露しても「狙い通り」「先送り成功」(リテラ)
田崎史郎、岩田明子の“安倍目線”がすごい! トランプが“参院選後の関税引き下げ”暴露しても「狙い通り」「先送り成功」
https://lite-ra.com/2019/05/post-4737.html
2019.05.27 トランプ来日で田崎史郎、岩田明子が“安倍目線”全開! リテラ

    
    官邸HPでも”トランプ接待”をはしゃいで報告!


 ゴルフに枡席での大相撲観戦と、安倍首相による“過剰接待”が繰り広げられているトランプ大統領の来日。この異常なおもてなしに対し、23日付け記事でも〈安倍首相ほどトランプ大統領に媚びへつらうことに心血を注いできた指導者はおそらく世界中を探してもいないだろう〉と評した米ワシントン・ポストは〈トランプ大統領は日本での最初の1日を観光客として過ごした〉と伝え、米ニューヨーク・タイムズは〈安倍首相のほほ笑み外交の一環〉と報道した。

 だが、この米メディアの冷ややかな報じ方と対照的なのが、日本のメディアだ。たとえば、昨日放送されたNHKの『これでわかった!世界のいま』では、大相撲観戦を終えて六本木の高級炉端焼き店に移動する様子を中継で報道し、「工夫が凝らされたおもてなし」「安倍首相はトランプ大統領と世界でもっとも会っている」などと紹介。こうした浮かれっぷりは他局のワイドショーなども同様で、無批判にお祭りムードの醸成に加担している状況だ。

 本サイトでは何度も言及してきたが、トランプ大統領はいまなお差別発言を連発している世界公認のレイシストだ。実際、6月に国賓としてトランプが訪問する予定のイギリス・ロンドンでは、その移民政策や差別的な言動に反発が集まり、100万人以上がトランプに抗議するデモに参加すると予測されているほど(ハフィントン・ポスト5月24日付)。一方、今回のトランプ来日に抗議するデモは東京でもおこなわれたが、それを大きく報じた局はほとんどなし。昨日の両国国技館周辺で抗議する人びとの様子を米ABCニュースは流したが、日本のメディアは無視した。

 トランプに媚びへつらう“恥さらし外交”が世界に発信されているというのに、安倍首相による“仲良しアピール”に丸乗りして垂れ流すだけの日本メディア……。だが、もっと呆れたのは、例の日米貿易交渉にかんするトランプ大統領のツイート問題についての取り上げ方だ。

 昨日もお伝えしたように、トランプ大統領は昨日のゴルフ後、「日本との貿易交渉で非常に大きな進展があった。農業と牛肉でとくに大きなね」とツイート。しかも、「日本の7月の選挙が終われば大きな数字が出てくる」と報告した。

 いま、トランプ大統領は日本の農産物の関税大幅引き下げを狙っており、要求通り日本が妥結すれば日本の農業界は大打撃を受けることになり、参院選に大きな影響を及ぼす。そのため、安倍首相は「参院選が終わったら引き下げに応じる」とトランプ大統領に確約し、それをトランプ大統領は自国の支持者に向けてさっそくアピールしたというわけだ。

 どう考えても安倍首相の国民裏切りを暴露した爆弾ツイートだが、しかし、これを大々的に伝えたメディア、自分の選挙のために日本の農業を売り渡した安倍首相を批判したマスコミはほとんどなかった。

 それどころか、安倍応援団や御用メディアはこんな事実が明らかになっても、安倍首相の姿勢を評価し、絶賛したのだ。

■岩田明子は「狙い通り」田崎史郎は「先送りできた」、もはや“アベ”そのもの

 たとえば、昨日放送の『NHKニュース7』では、“安倍首相にもっとも近い記者”のひとりとしておなじみの岩田明子記者が解説者として登場。このトランプ大統領のツイートについて、こんなことを言い出したのだ。

「日本政府は夏の参院選挙への影響も配慮して、今回の首脳会談では交渉加速することの確認に留めたいという考えでしたので、今回の大統領の発信は、まあ、狙い通りとも言えます」

 開いた口が塞がらないとはまさにこのことだが、ようするに岩田記者は、安倍首相による妥結を参院選後にまで引き延ばすという国民に対する詐欺的行為にトランプ大統領が応じたことを、「狙い通り」だと評価してみせたのである。

 もはや安倍首相が乗り移っているとしか思えない発言だが、じつはもうひとり、安倍首相を憑依させた人物がいる。政治ジャーナリストの田崎史郎氏だ。

 田崎氏はきょう放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)でも「安倍首相と電話で話した」などと語りながら安倍首相の外交を褒めそやしたが、耳を疑うようなことを口走ったのは、『めざましテレビ』(フジテレビ)でのこと。田崎氏は今回のゴルフ外交を「成功だったと思います」と称賛すると、こう述べたのだ。

「(安倍首相は)参院選への懸念材料を一つ先送りにすることができたと。国内政治的には大きな意味を持つことになると思います」

 参院選後に関税引き下げを先送りにしたことを「成功」と評価する……。国民目線に立てば、国益を売り渡す妥結を選挙後に引き延ばすことは「ひどい騙し討ち」であり、国民への背信行為だが、それを「成功」と呼べるのは、完全に安倍首相目線に立っていることの証明ではないか。

 公共放送の記者や政治ジャーナリストを自認する人物が安倍首相と同一化し、日本の国益でなく、安倍首相の利益になるかどうかの視点でおこなう解説が平気で公共の電波で垂れ流される。その異常なメディア状況があらためて浮き彫りになっている。

■小松靖は「悲観的になるのはどうか」野村修也は「そんな関税下げなんてしない」

 いや、このふたりだけではない。本日放送の『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日)では、トランプ大統領が関税引き下げをめぐって“いい結果になる”という意味のことを語ったことについて、“ネトウヨキャスター”として知られる小松靖アナウンサーが“アメリカにとっていい結果かどうかわからない”などと強弁。「あまり悲観的になりすぎるのもどうなのかな」と安倍首相擁護を展開した。

 また、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)でも、安倍首相のゴルフ外交について『報道ステーション』金曜コメンテーターでもある野村修也弁護士が「選ばれし者しかこの姿の外交はない」と褒め称え、関税問題については「どう考えても、農産物について、そんな関税下げてアメリカのものを買えなんていうようなことはしない」と強調した。

 まったく、小松アナにしても野村弁護士にしても、無理がありすぎだろう。この状況をみれば、トランプ大統領が「選挙後まで妥結するのを待ってやった」代わりに、TPP以上の大幅引き下げを持ち出してくるのは、小学生でもわかる話ではないか。

 現に、きょうの日米首脳会談の冒頭では、日米貿易交渉についてトランプ大統領が「おそらく8月に両国にとって素晴らしいことが発表されると思う」と言い、その言葉が通訳されると、安倍首相は目が泳ぐというわかりやすすぎる反応を見せた。その上会談後の共同会見でも、記者から日米貿易交渉について質問されると、安倍首相は「交渉加速で一致」といつもの台詞を繰り返したが、対するトランプ大統領は「(アメリカは)TPPに参加しておらず、縛られていない」と明言したのである。つまり、TPP以上の関税大幅引き下げを示唆したのだ。

 しかも、この会見でトランプ大統領は、「日本は米国の防衛装備の最大の買い手となった。新たなF35ステルス戦闘機を105機購入すると発表した。米国の同盟国のなかで日本がもっともF35を保有することになる」とアピールした。言われるがままに武器を買い、巨額の税金を使った過剰接待で媚びへつらったうえ、7月の選挙後には日本の農産物が大幅な関税引き下げ晒されることになるのだ。

 何度でも言うが、日本の国益を売り渡す決定を選挙後に先延ばしにすることは、外交成果でもなんでもない、国民への詐欺・裏切り行為だ。にもかかわらず、こんな騙しの手口が相手国からあきらかにされても、批判的に伝えた番組はごくわずか。ほとんどのテレビが「日米同盟がより盤石に」「これほどトランプと親密なのは安倍首相だけ」などと持ちあげている。この政権忖度と対米従属の奴隷根性が染みついたメディア状況こそが、最大の問題なのである。

(編集部)






















http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/329.html

記事 [政治・選挙・NHK261] <7月の参院選後まで待つと。これはもの凄い暴露だ!>安倍首相が解散に打って出るとしたらトランプ解散しかない 天木直人 








安倍首相が解散に打って出るとしたらトランプ解散しかない
http://kenpo9.com/archives/6000
2019-05-27 天木直人のブログ


 トランプ大統領がツイッターでばらしてくれた。

 交渉の成果は7月の参院選後まで待つと。

 これはものすごい暴露だ。

 安倍首相はトランプ大統領とお互いの選挙について話し合っている証拠だ。

 そして安倍首相は選挙の日にちまでトランプ大統領に話しているのだ。

 これで予定どおり選挙は7月にあることが分かった。

 問題はその時、解散・総選挙に打って出るかだ。

 そして、その場合、解散・総選挙の大義は何になるかだ。

 この解散・総選挙の大義について、きのう5月26日の産経がワシントン発の一段の小さな記事で、とても重要な事を教えてくれた。

 中国の崔天凱駐米中国大使がブルームバーグテレビに出て、G20に合わせた米中首脳会談は未定だと述べたらしい。

 もし大阪で米中首脳会談が行われないなら、G20は成果のないものに終わる。

 ただでさえ日本は米国に屈して二国間協議を優先することがばれている。

 議長国がそうなのだから、G20で自由貿易で合意することなど夢のまた夢だ。

 そうなれば、G20の成功を理由に解散・総選挙に打って出ることまで、難しくなる。

 北方領土問題も拉致問題も消費税延期問題も憲法9条自衛隊明記問題も、そしてもG20の成功も、これまで噂にあがった解散・総選挙の大義は、どれも決め手を欠くことになる。

 それでは安倍首相は解散・総選挙をあきらめるのだろうか。

 それは私にはわからない。

 しかし、今度のトランプ国賓の接遇ぶりを見て直感した。

 解散するならトランプ解散に違いないと。

 つまり、ここまでトランプ大統領と緊密な外交ができる首相は他にいるか。

 日米同盟関係を維持、強化できるのは自分しかいないではないか。

 そう国民に訴えて信を問うのだ。

 そうすれば、さすがは外交の安倍だと思わされている国民はその気にさせられる。

 もう少し安倍さんに外交をやってもらおうと。

 野党には絶対に外交は任せられないと。

 安倍首相がトランプ大統領との関係をここまで優先し、ここまで国民に見せつけようとしたのも、すべてはトランプ解散に向けての布石だったのではないか。

 そう思えてくるのである。

 そして、トランプ解散になれば、外交政策のない野党はますます窮地に立たされることになる。

 その時こそ、対米自立を訴えるオリーブの木の出番である。

 新党憲法9条のチャンスが到来しつつある(了)



日米貿易交渉、妥結は参院選後に トランプ氏がツイート
https://digital.asahi.com/articles/ASM5V35RTM5VUHBI002.html
2019年5月26日20時30分 朝日新聞


日本企業の幹部らを集めたレセプションで、トヨタ自動車の豊田章男社長(左手前)の名前を出して、あいさつするトランプ米大統領(右奥)=2019年5月25日午後6時11分、東京都港区の米国大使公邸、代表撮影

 トランプ米大統領は26日、日米貿易交渉の妥結について、参院選後に持ち越す意向をツイッターで示し、「多く(の成果)は7月の選挙後に待つ。大きな数字を期待している!」と投稿した。参院選が終われば、農業分野などで日本側からの譲歩を引き出しやすいとの目算がある。

 トランプ氏は安倍晋三首相とのゴルフを終えた26日午後、「日米貿易交渉では大きな進展が起きつつある」とツイート。特に「農業や牛肉」での進展に期待を示した。

 これに先立つ26日朝には、トランプ氏が好む米FOXニュースの記者が、来日中のトランプ氏から電話を受け、「本気で貿易交渉をまとめるよう日本に求めるのは、参院選後まで待つ」と伝えられたとツイートした。

 トランプ氏は25日夕の日本企業関係者らとの夕食会でも、日米間の貿易不均衡の是正などを求める意向を示した上で、「これから数カ月でいくつか大きな発表ができればと思っている」との期待感を示していた。

 トランプ氏は以前から早期妥結を望み、今回の訪日で合意する可能性に言及したこともある。トランプ氏が環太平洋経済連携協定(TPP)の離脱を決めたり、中国との通商紛争が長引いたりしたことで、自らの支持層の米農業界が苦境に立っているためだ。

 ただ日本側は、農産物の関税引き下げを最大でTPPの範囲内にとどめたい考えで、米側の工業製品の関税削減に見合ったものでなければならないとの立場。参院選前に安易に妥協すれば、安倍首相への批判が強まる。この状況にも配慮し、トランプ氏も参院選前の合意を事実上断念したとみられる。(青山直篤)


















トランプ氏投稿「elections」は衆参ダブル選?
https://digital.asahi.com/articles/ASM5W53PXM5WUTFK011.html
2019年5月27日21時53分 朝日新聞


共同記者会見に臨むトランプ米大統領=2019年5月27日午後3時36分、東京・元赤坂の迎賓館、代表撮影

 トランプ大統領は、ツイッターで日米貿易交渉について「多く(の成果)は7月の選挙後まで待つ」と投稿した際に、「選挙」を「elections」と複数形で表記した。これに対し、野党からは「衆参同日選を意味しているのか」との臆測が飛び出した。

 永田町では、夏の参院選に合わせて衆院を解散して衆参同日選となる観測が強まっている。共産党の小池晃書記局長は26日、トランプ氏の投稿を引用し、「electionsですから。いつから解散が米大統領の専権事項になったのか」とツイートした。

 27日には立憲民主党の枝野幸男代表が訪問先の水戸市で記者団の質問に答え、「誰よりも先に米大統領に解散するかどうかを話していたとしたら、それはおかしな話じゃないか」と指摘。国民民主党の玉木雄一郎代表も国会内で記者団に「複数形になっているので参院に加えて衆院か、という話が出ている。『7月』ということは明確に言っているので、国会(会期)の延長はないのかな」と語った。

 英語の表現では、国の議会選挙は単数形のときも複数形のときもある。





















日米貿易交渉、決着は参院選後に先送り 首脳会談で一致
https://digital.asahi.com/articles/ASM5W4WF9M5WUTFK00Y.html
2019年5月27日21時07分 朝日新聞


共同記者会見に臨むトランプ米大統領(左)と安倍晋三首相=2019年5月27日午後3時15分、東京・元赤坂の迎賓館、代表撮影

 安倍晋三首相は27日、トランプ米大統領と東京・元赤坂の迎賓館で会談し、貿易交渉を加速させることで一致した。夏の参院選以降の決着が念頭にある。米側は貿易赤字の解消を強く求めており、合意内容次第では日本経済に大きく影響するが、選挙で有権者が判断できる材料は限られそうだ。

 両首脳の会談は今年4月に続いて11回目。通訳らを入れた会談を約45分間、少人数会合を約1時間15分間、全体で予定より約1時間長く会談した。会談後の共同記者会見で首相は貿易交渉について「日米ウィンウィンとなる形の早期成果達成に向けて、日米の信頼関係に基づき議論をさらに加速させることで一致した」と語った。

 トランプ氏は4月の日米首脳会談で5月末合意に言及していた。米国の要求に合わせて農産物の輸入を増やせば、日本国内の農家から反発が出る。参院選に影響することを懸念する日本政府は先送りを求め、米側が受け入れた形だ。

 しかし、トランプ氏は会談冒頭で「おそらく8月に両国にとって素晴らしいことが発表されると思う」と述べた。日本側は8月決着を全面否定するが、早期合意の意欲を改めて示した。ツイッターでは「(貿易交渉の成果の)多くは7月の選挙後まで待つことになるだろう」と投稿。加えて会見では「環太平洋経済連携協定(TPP)なんて関係ない。米国を縛るものではまったくない」と述べ、農産物の関税引き下げを最大でもTPPの範囲内にとどめたい日本を強く牽制(けんせい)した。

 一方、6月中旬の訪問を調整しているイランについて首相は会見で「イラン情勢をめぐる緊張状態を緩和していきたい。間違っても武力衝突に至ることがないよう努力していきたい」と強調。トランプ氏は「イランの体制転換を求めているわけではない。非核化を望んでいる」と述べた。イランへの軍事的圧力を高める一方で、米国や日本との対話に応じるよう求めた。

 北朝鮮問題では、条件をつけずに金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との日朝首脳会談をめざす首相に対して、トランプ氏は全面的な支持と支援を伝えた。トランプ氏は首相との会談後、迎賓館で拉致被害者家族と面会して「ぜひ解決したい」と述べた。

 トランプ氏は令和になって最初の国賓として来日。夜には天皇、皇后両陛下が主催する皇居・宮殿での宮中晩餐(ばんさん)会に出席した。6月28〜29日に大阪で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席し、改めて首相と個別に会談する見通しだ。
































http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/330.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 小沢一郎が 敗北宣言 「野党はダブル選挙なら絶対勝てない」 さらに 「数合わせの何が悪い」と 基本政策無視の野合で 国民を愚弄
               小沢一郎が敗北宣言 「現状の野党はダブル選挙なら絶対勝てない」
               さらに、日本の共産主義化と天皇制廃止に手を貸す    
   
   
   
■ 小沢一郎が敗北宣言 「現状の野党はダブル選挙なら絶対勝てない」   
   
  
小沢一郎がついに敗北宣言をしました。(下記)

『間髪入れず小沢氏は、早々と“敗北宣言”した。
「我々(野党)は現状でダブル選挙が行われれば、絶対と言っていいほど勝てない」』

https://www.dailyshincho.jp/article/2019/05270600/?all=1&page=2
  
   
上記の通り小沢は、今の野党ではダブル選挙ガ行なわれればまず絶対勝てないと宣言したのです。

各社の世論調査によれば、直近の安倍政権の支持率は極めて高い状況が続いています。
  
例えば下記。

『日本経済新聞社とテレビ東京による10〜12日の世論調査で安倍内閣の支持率は55%となり、3月下旬の前回調査の48%から7ポイント上昇した。』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44697650S9A510C1MM8000/
  
  
高支持が続く安倍政権のもと、小沢一郎はついに壊れたようです。  

世論調査によれば、実質小沢党だった自由党の支持率は、わずか1%以下という哀れな状況。
そのため小沢は、国民民主党に抱きつき吸収合併となりました。
ですが、国民民主党の支持率も極めて低く、ダメ野党同士がくっついてもダメなままという状況が続いています。

従って「野党はダブル選挙なら絶対勝てない」という小沢一郎の宣言は、小沢一郎もやっと現状の真実を受け入れたことを意味しています。
  
  
  
■ さらに小沢一郎は、「数合わせの何が悪い」と基本政策無視の野合策で国民を愚弄  天皇制廃止、日本を共産主義にすると主張する共産党の候補を推薦し応援
  
  
上記発言まではよかったのですが、その後の発言で小沢は国民を愚弄する愚挙に出ました。
「数合わせの何が悪い」とホザいたのです。

それを表すように、実質小沢党で支持率が最悪だった自由党は、共産党の候補を推薦するという暴挙に出ています。(下記)
  
『共産党は自らの党の元衆院議員を無所属で擁立、他党が相乗りしやすい環境作りを狙ったが、推薦を出したのは自由党のみ。』
https://www.sankei.com/politics/news/190409/plt1904090043-n1.html
  
  
  
■ 共産党は天皇制廃止、日本を共産主義にすることを目指すと宣言する恐ろしい政党 小沢の行為はそれに手を貸しているのと同じ
  
  
共産党は天皇制廃止、日本を共産主義にすることを目指すと宣言している恐ろしい政党です。

『社会主義・共産主義の社会をめざして
社会主義的変革の中心は、主要な生産手段の所有・管理・運営を社会の手に移す生産手段の社会化である。』
共産党 綱領
http://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/Koryo/


『● 天皇制のない民主共和制をめざす
 ●日本の国の制度、政治の制度の問題としては、一人の個人が「日本国民統合」の象徴になるとか、あるいは一つの家族がその役割をするとか、こういう仕組みは民主主義にもあわないし、人間の平等の原則にもあわないと考えています。ですから将来の日本の方向として、どういう制度をとるべきかということをいえば、天皇制のない民主共和制をめざすべきだというのが日本共産党の方針であって、この点に変わりはありません。
(日本共産党創立81周年記念講演)不破議長』

https://www.jcp.or.jp/jcp/22th-7chuso/key-word/b_1.html#Anchor-0501
  
  
  
上記の通り共産党は、皇制廃止、日本を共産主義にすることを目指すと宣言している恐ろしい政党。
つまり共産党の候補を推薦し、応援するということは、日本の共産主義化、天皇制廃止に手を貸すのと同じこと。 
  
さらに、天皇制は憲法で規定されており、それに反対するということは現憲法を否定するに等しい暴挙。
小沢一郎はそういう暴挙に手を貸しているわけです。

当然ながら、自由党以外の野党は共産党候補に推薦を出すことはなかった。
国家の基本政策が真逆の共産党と組むことはなかった。 
かろうじて野党の矜持を保ったわけです。
  
天皇制廃止、日本の共産主義化に協力する小沢一郎。
国民を愚弄するにもほどがあります。
  
  

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/331.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 日本はどうしたのか 正気とは思えないトランプ“狂騒”<下> 天皇の政治利用のエスカレート、それに慣らされる怖さ(日刊ゲンダイ)
 


日本はどうしたのか 正気とは思えないトランプ“狂騒”<下>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254766
2019/05/27 日刊ゲンダイ 文字起こし


トランプ米大統領夫妻(左)の歓迎行事に臨まれる天皇、皇后両陛下(C)ロイター

天皇の政治利用のエスカレートとそれに慣らされる怖さ

 新天皇の即位後、最初の国賓として招待されたことを、トランプは大喜びしているという。

 それにしても、安倍政権による皇室の政治利用は、度を越している。毎日新聞(5月23日付)によると、安倍は「どうすればトランプ氏の機嫌が良くなるか、さまざまな趣向を凝らしたい」「天皇陛下との会見や宮中行事がある国賓ならば、トランプ氏は喜ぶだろう」と語っていたというのだ。

 要するに「トランプ接待」のために天皇を政治利用したということだ。天皇は即位後、まだ1カ月もたっていない。行事も続き、多忙なはずだ。ムリをかけているのは間違いないだろう。それでなくても安倍政権は、天皇に国政を報告した「内奏」の写真を即日公表するなど、露骨なまでに皇室を政治利用している。

 それでいて、皇室には関心がないというのだから、信じられない。「『平成の天皇』論」を書いた毎日新聞の論説委員・伊藤智永氏が、「月刊日本6月号」のインタビューでこう答えている。

<安倍政権の対応について皇室関係者が杉田官房副長官に抗議した際、杉田氏が思わず「いや、退位に反対とかいうことはありません。総理は本質的に天皇や皇室に関心がないんですから」と漏らしたので、あきれて絶句したそうです>

 関心がないのに、都合よく政治利用するとは、どういうつもりなのか。

「戦前の反省もあって、天皇の政治利用だけは絶対にやらないというのは、政治家が守るべき最低限のルールだったはずです。権力者が天皇を政治利用すると、この国はロクなことにならない。

 心配なのは、安倍政権によって天皇の政治利用が当たり前のように行われ、国民がそれをおかしいと思わなくなりはじめていることです」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 好き勝手に皇室を政治利用している安倍政権に対して、どうして右翼は怒らないのか不思議だ。


Youは何しに日本へ…(ゴルフを楽しむトランプ米大統領と安倍首相=左)/(C)共同通信社

拉致被害者との面会の無意味、護衛艦視察の重大な意味

 トランプは27日の日米首脳会談後、北朝鮮による日本人拉致被害者家族と面会する予定だ。面会する理由は「拉致問題の解決に向けた協力を確認する」となっているが、安倍自身が拉致被害者の家族に対して「日朝首脳会談については、まだメドが立っていないのは事実」と認める中で、果たしてどれだけの意味があるのか。

 そもそも、米国だって北朝鮮に対する姿勢は一枚岩じゃない。ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は25日に都内で会見した際、北の弾道ミサイル発射は「国連安全保障理事会の制裁決議違反」と非難したが、トランプは翌日のツイッターで〈私を困らせていない〉と投稿し、問題視しない考えを強調している。米国が今後の対北政策について、どんな展開を描いているのかは不透明なのだ。安倍にしてみれば、拉致被害者とトランプが面会すること自体が自分の外交「実績」であり、「アピール」になると考えているのだろうが全くナンセンスだ。

 対照的に重大な意味を持つとみられるのが、安倍とトランプが28日に予定している、海上自衛隊の護衛艦「かが」の乗艦だろう。トランプはその後、ステルス戦闘機「F35B」を搭載した米強襲揚陸艦「ワスプ」の艦上から米国民に向けて「戦没将兵追悼記念日」の演説を行う予定だが、「かが」も今後、「F35B」の搭載がささやかれている。そのため、「かが」にトランプを乗艦させることで、日本の防衛力をPRするとともに日米軍事同盟の強化や、米国製武器の“爆買い”をほのめかすのではないかとみられているのだ。

「今後の日米貿易交渉で、米国に強硬姿勢で臨んでこられれば政権維持が危うくなる。ならば、『代わりに武器を買いますよ』というシグナルを送ろうと考えているのであれば言語道断です」(五十嵐仁氏=前出)

 選挙に勝つためには何でも利用する悪辣政権の考えそうなことだ。







 

 



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/332.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 立憲・有田芳生議員がトランプ大統領を侮辱する写真を拡散「F〇〇K YOU VERY MUCH PRESIDENT TRUMP」 : 立憲民主がヘイトスピーチ
            立憲・有田芳生議員がトランプ大統領を侮辱する写真を拡散「F〇〇K YOU VERY MUCH PRESIDENT TRUMP」   
     
     
    
[私のコメント]
  
   
  
■ トランプ大統領への「F〇〇K YOU」をリツイッターし拡散させる異常な立憲民主・有田芳生議員 
  これが立憲民主党の本性
  
  
> 立憲民主党の有田芳生参院議員が、国賓として来日中のトランプ大統領を侮辱する写真をツイッターでリツイートしている。
国賓として迎えた要人を侮辱することを、党として許しているのだろうか?  
   
  
上記のとおり、立憲民主党・有田芳生議員の異常さがわかる事態となっています。
  
日本の同盟国である米国大統領を「FUCK YOU」と罵倒するヘイトスピーチを、リツイートで拡散させる有田芳生議員。
  
欧米で「FUCK YOU」と罵倒するのは最大の侮辱表現であって、相手に言ってはならない表現とされています。
日本においてすら放送禁止用語になっています。

「意味…クソ野郎!・くたばれ!・ぶっ殺す」
http://english-talk-with.me/slang-fuck/
  
  
つまり有田はあまりにも異常な行為を行ったわけです。  
 
立憲民主党はこれを問題視しておらず、つまりは容認しているもよう。
有田議員の異常さはもちろん、立憲民主党の異常さ・差別主義思想が伺える事態となっています。
  
  
   
[記事本文]

 立憲民主党の有田芳生参院議員が、国賓として来日中のトランプ大統領を侮辱する写真をツイッターでリツイートしている。国賓として迎えた要人を侮辱することを、党として許しているのだろうか?

抗議は表現の自由だが・・・

 26日夕方に両国国技館で大相撲を観戦したトランプ大統領は、入場時から拍手と大歓声で迎えられ国技館は大変な盛り上がりようであった。こうして大統領の来日を歓迎するムードが大勢であるが、トランプ政権の政策に反発し世界各地で反対デモが起きている。この日本でもごく少数ではあるが来日に抗議する動きもあった。
 今回、有田議員が拡散した写真もその一部であるが、民間人が表現の自由として抗議することと現職国会議員が行う行為は意味合いも異なる。また、写真に写った文言は表現の自由とは言い難いものである。

 同党の枝野代表は、大相撲観戦に関して「天皇陛下が2階席で大統領が1階升席では陛下に失礼」と謎の苦言を呈しているが一方では「最大の同盟国である米国の大統領に日本の歴史や文化に接してもらう意味で、大相撲を見てもらうのは歓迎すべきことだ」ともコメントしている。これは有田議員とは正反対の姿勢である。

 立憲民主党としては、有田議員のリツイートした内容が「表現の自由」の範疇なのか公式に見解を示してもらいたいものだ。

https://ksl-live.com/blog23395



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/333.html

記事 [政治・選挙・NHK261] トランプ大統領が、宮中晩餐会でスピーチした全文は、「新機軸」潮流が目指している「世界恒久の平和と繁栄」の実現をズバリ言い表していた(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/4f3835e1a3a672204f0f59cae6331004
2019年05月28日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 トランプ大統領は5月27日午後7時35分から始まった宮中晩餐会(天皇・皇后両陛下が国賓をもてなすために皇居宮殿・豊明殿で催す晩餐会)で挨拶した。この全文は、上皇陛下、小沢一郎衆院議員、キッシンジャー博士、プーチン大統領、トランプ大統領、習近平国家主席が主導している「新機軸」潮流が目指している「世界恒久の平和と繁栄」の実現をズバリ言い表していた。舞台裏では、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相の密命を受けたと見られる日本銀行(黒田東彦総裁)関係の人物が、米中貿易摩擦で日本のエレクトロニクス、電子部品の生産拠点を東南アジアに移すのに必要な資金として「150兆円」の調達を上皇陛下の側近に求めてきている。しかし、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相は、「MSA資金」運用益第3回シェア分(20京円)をいわゆる「黒い貴族」(金融マフィア・麻薬マフィア・武器シンジケート)とつるんで抜き取った前科があることから、今回の「資金調達」の意図に疑念を抱いているので、上皇陛下の側近は、要求を拒否している。



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記事 [政治・選挙・NHK261] 公の裏切り<本澤二郎の「日本の風景」(3328)<公証人(10年間年収3000万円)利権を検察と裁判所が山分け>
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12464458435.html
2019-05-28 09:36:44 honji-789のブログ

<公証人(10年間年収3000万円)利権を検察と裁判所が山分け>

 公と公の利権の山分けが一部の報道で発覚した。一般人にとって、公証人は資産家の遺言の場面で登場する役人・公人である。公証人になると、10年間、年収3000万円という。福島の放射能除染会社の役員の年収70億円には手が届かないものの、年金年収150万円そこらと比較すると、天と地ほどの開きがある。国民を裏切る重罪だ。貧困社会で、それを法の番人が隠れるようにしてやってきた日本である。

 法務検察と裁判所、最高裁判所が一体となって、公証人利権を山分けしていた。結果、いえることは、国民に対する重大な裏切りとなり、司法の腐敗が底なしであることを裏付けている。

<法の番人の腐敗極まれり、知らぬは国民ばかり>

 日本は法治国家である。これは教科書でも教えている。日本人は法律に違反すると、罰せられる。街のダニであるやくざをのぞいて、法律に違反しないように生活している。

 他人の物を盗まない。他人に嘘をついて、金儲けをしない。これらは日本人の最低の倫理となっている。これに違反すれば、だれでも罰せられる。法の下の平等である。

 これが壊れると、国が乱れることになる。悲しいことだが、いまそのことが問われている。首相の犯罪行為に対して、法務検察は見て見ぬふりをしている。この国の崩壊を裏付けている。

 法の番人の腐敗が、公人の犯罪を助長しているのである。議会と言論の衰退を証明している。まだ気づいていない国民が多数である。ここ数日間のトランプ旋風に付和雷同する国民と、そこへと追い込んでいるNHKである。

 今日も友人が、新聞テレビを見ていると、気が狂いそうになる、といって電話してきた。我が家にはテレビがない。たまにラジオをかけるが、ラジオもトランプにかこつけて、極右首相の宣伝に貢献している。

 選挙で野党壊滅的敗北との予想分析通りだ。166億円の威力でもある。

<民は之を由らしむべし、之を知らしむべからず>

 論語の一説が浮かんできた。

 「民は之を由らしむべし之を知らしむべからず」と。いろいろな解釈があるようだが、為政者の独裁的政治姿勢を説明する場面で用いられる言葉である。この言葉でもって、孔子の人気は大きく下がってしまった。

 民主主義は、人々の思いを爆発させて、徐々に集約して、一つの方向を見定めてゆく行く。全員参加による合意形成を基本にしていて、上位下達や上からの目線を排除する。こうした民主的手法を、右翼は排除する独裁を好む。今のアベ自公政権・怪しげで正体を隠したままの極右団体の日本会議がそうである。

 平和と民主を重視する凡人・庶民大衆は、強権的独裁のファシズムを決して受け入れない。民主主義は秘密を許さない制度である。にもかかわらず、悪しき政権は鉄の板で蓋をしてやり過ごそうとする。

 賢明な国民はこれを突破してゆく存在である。アベもトランプも、取り巻く環境は厳しい。厳しい者同士の同盟強化に笑いがこぼれる。

<科挙制度は大失敗>

 友人は、エリートの犯罪を解説する時、必ず中国が古来より選択してきた科挙制度を取り上げて、これを失敗の制度と断じる。

 日本の明治の科挙制度である「高等文官試験」がそうだ。戦後の国家公務員上級職試験である。

 人間の優秀さを、主に丸暗記筆記試験で決める方法が問われている。公人の犯罪には、倫理観の喪失が根底にある。人間性の欠落だ。これが科挙という丸暗記の試験では、テストできない。

 北方領土を視察中、アルコール依存症の維新の国会議員が「戦争」を口にしたり、女買いに飛び出そうとしたりした。彼はエリートとされる経済産業省のキャリアだった。上級職合格者だ。

 それも両親の努力で進学校へ、ついで東大経済学部を卒業して上級職に合格して経産省入り、次いで松下(現在パナソニック)政経塾で、とことん極右思想を叩きこまれて政界入りした、ほとんど世の中の常識がわからない30代だ。

 同省には、省内で麻薬を使用するキャリアも見つかった。ということは、霞が関で覚せい剤など麻薬が蔓延している。法務検察にいないだろうか。

 その点で、検事から国会議員になって、弁護士と不倫を続ける女性議員が、10日間の長期休日を利用しての、無断のアメリカ旅行をけしからんと文句などいえまい。

 科挙制度は失敗だ。人間性のチェックができていない。平然と国民を裏切る人間は、財務省の佐川だけではない。日本沈没の場面だ。3000万報酬を300万円にして、公募するという当たり前のルールにすることである。それでも法務検察と最高裁が利権化するのかどうか。資格と金力の関係を絶て、だ。

2019年5月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



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記事 [政治・選挙・NHK261] トランプが7月選挙後までの、貿易合意の見送りを暴露。安倍は自分の選挙目当てで、異例の接待(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28343780/
2019年 05月 28日 

 25日に来日した米トランプ大統領は、26日にゴルフ、大相撲観戦、炉端焼きと安倍首相のスペシャル接待をエンジョイ。

 27日には国賓としての正式な儀式である歓迎式、天皇夫妻との会見、宮中晩餐会などに出席。また、拉致被害者家族との面会、安倍首相との会談、記者会見などの政治日程もこなした。

 そして、今日27日、安倍首相と共に海上自衛隊の横須賀基地を訪れ、事実上の空母への改修が決まっている「いずも」型の護衛艦「かが」を視察。<米国から100機以上も購入する戦闘機を載せる予定の空母ね。(-"-)>その後、帰国の途につくことになっている。(・・)

 先週の記事にも少し書いたのだが。今回、安倍首相がわざわざトランプ大統領を国賓として招待し、異例の厚遇接待を行なったのには、下記のような狙いがあったと思われる。

 まず、安倍首相としては、関係がうまく行っていない(&もともと嫌悪、敵視している)中国、韓国、北朝鮮に、自分は米国のトランプ大統領と公私ともに仲がよくて、いざという時には米国がバックについているというところを見せ付けておきたいし。

 夏の国政選挙のことも考えて、トランプ大統領と協力して拉致問題の解決に熱心に取り組もうとしている姿も見せておきたいところ。<実際に、日朝会談が実現するかは「???」だけど。^^;>

 そして、もう一つ、今回、最も重要だったのが、対米貿易、とりわけ自動車や農産物の関税に関して、トランプ大統領が、夏の選挙が終わるまでは、オモテ向き、日本に不利な要求をないようにすることだった。(**)

 何とか夏の選挙に勝って、改憲などを実現するためには、安倍自民党にとって不利な話は、選挙が終わるまで、棚上げ&先送りしてもらおうと。「選挙に勝ってさえしまえば、こっちのもの」というえげつな〜い戦略をとっているのだ。_(。。)_

* * * * *

 とはいえ、トランプ大統領が、何と26日のゴルフが終わった直後に「7月の選挙の後まで待つ」という先制パンチのツイートを打って、安倍首相の魂胆を世界に暴露したことには、苦笑せざるを得なかった。(~_~;) 

<しかも、後述するようにelectionsと複数なのは、衆参同時選だときいたからかだなんて憶測も広がってたりして。^^;>

『Donald J. Trump@realDonaldTrump 5月26日

 Great progress being made in our Trade Negotiations with Japan. Agriculture and beef heavily in play. Much will wait until after their July elections where I anticipate big numbers!』 

<(ざっと訳せば)日本との貿易交渉で大きな進展があった。特に農産物、牛肉の分野で。7月の選挙後に、いい数字を期待する>

 トランプ大統領は、27日の首脳会談の冒頭でも「貿易不均衡の是正」を強調し、「8月には合意を」と明言。

 また、安倍首相との共同会見の場でも、(日本がTPPの関税をベースに交渉しようとしているのに対して)「TPPは関係ない」と主張して、日本に大きな譲歩をするように求めていたのが印象的だった。(・・)

 要は、仲良しごっこも付き合った。拉致問題への協力もアピールしてやった。7月の選挙まで、交渉の結論を出すのも待ってやる。・・・だから、選挙が終わったら、今度は(トランプ氏の大統領選対策のために)米国の要求を呑めよと言っているのである。(@@)

『トランプ大統領「貿易交渉で大きな進展」 ゴルフ・昼食時に首相と協議か

 トランプ米大統領は26日午後、安倍晋三首相と千葉県茂原市のゴルフ場で昼食をとった後、ツイッターに「日本との貿易交渉で大きな進展があった。農産品と牛肉は大変な影響がある。7月の(参院)選挙の後、大きな数字を期待している」と投稿した。ゴルフのプレー中や昼食時に安倍首相と日米貿易問題について協議した可能性がある。

 日米両政府は4月に貿易協定の締結に向けた交渉を開始し、早期合意を目指す方針で一致。安倍政権は米国に対する農産物関税の削減・撤廃で農家が動揺し、7月の参院選に悪影響が及ぶことを懸念し、参院選後の交渉妥結を目指していた。

 米国を除く環太平洋パートナーシップ協定(TPP)が発効したため、米国産農産品の日本への輸出が不利になっており、米国は日本の農産物関税の早期撤廃を要求している。一方、米国は自動車関税の撤廃に難色を示しており、貿易交渉は日米の意見対立が続いている。(朝日新聞19年5月26日)』

* * * * *

『日米貿易交渉、決着は参院選後に先送り 首脳会談で一致

 安倍晋三首相は27日、トランプ米大統領と東京・元赤坂の迎賓館で会談し、貿易交渉を加速させることで一致した。夏の参院選以降の決着が念頭にある。米側は貿易赤字の解消を強く求めており、合意内容次第では日本経済に大きく影響するが、選挙で有権者が判断できる材料は限られそうだ。

 両首脳の会談は今年4月に続いて11回目。通訳らを入れた会談を約45分間、少人数会合を約1時間15分間、全体で予定より約1時間長く会談した。会談後の共同記者会見で首相は貿易交渉について「日米ウィンウィンとなる形の早期成果達成に向けて、日米の信頼関係に基づき議論をさらに加速させることで一致した」と語った。

 トランプ氏は4月の日米首脳会談で5月末合意に言及していた。米国の要求に合わせて農産物の輸入を増やせば、日本国内の農家から反発が出る。参院選に影響することを懸念する日本政府は先送りを求め、米側が受け入れた形だ。

 しかし、トランプ氏は会談冒頭で「おそらく8月に両国にとって素晴らしいことが発表されると思う」と述べた。日本側は8月決着を全面否定するが、早期合意の意欲を改めて示した。ツイッターでは「(貿易交渉の成果の)多くは7月の選挙後まで待つことになるだろう」と投稿。加えて会見では「環太平洋経済連携協定(TPP)なんて関係ない。米国を縛るものではまったくない」と述べ、農産物の関税引き下げを最大でもTPPの範囲内にとどめたい日本を強く牽制(けんせい)した。(朝日新聞19年5月27日)』

『日米蜜月、トランプ氏にも打算=大統領選にらみ首相に「貸し」

 トランプ米大統領は27日の安倍晋三首相との会談で、参院選を控えた首相に対し、日米の「蜜月関係」の演出に最大限協力した。

 早期妥結を求めていた貿易協定交渉の合意を参院選後まで先送りすることも表明。政治的「貸し」をつくり、2020年大統領選をにらんで貿易交渉でより大きな譲歩を引きだそうという思惑が色濃く出た。(略)

 トランプ氏が会談冒頭で貿易交渉の妥結時期を「8月」と明言したのに対し、首相は記者会見で言葉をにごした。米政権は今月17日、日本側が必死で回避しようとする自動車への追加関税に関する判断の期限を最長6カ月延長し、交渉カードを温存している。参院選前と選挙後という時間軸を使い分け、「次は首相が協力する番」と攻勢をかける構えだ。(時事通信19年5月27日)』

 トランプ大統領は、昨日の共同会見で、拉致問題への協力に前向きな姿勢を見せた。(・・)

 ただ、そのあとすぐに、米国内向け(&日本への圧力として?)日本にF35戦闘機を105機を含め、多額の武器を売っていることや、貿易赤字の削減をしっかりアピールしていた。(++)

『「米国は北朝鮮による日本人拉致問題についても取り組んでいきたいと思います。安倍首相にとって最優先課題であることは私もよくわかっています。今日は拉致被害者のご家族と2回目の会談をしました。心が引き裂かれるようなお話でした。愛する家族が北朝鮮によって拉致されたのです。米国は引き続き拉致被害者を帰国させる日本の努力を支援するため、全力を尽くします」

 「安全保障の問題でも協力していきます。ここ数カ月の間に日本への防衛装備、米国製品を販売することにしました。日本は米国の防衛装備の最大の買い手となりました。新たなF35ステルス戦闘機を105機購入すると発表しました。米国の同盟国の中で日本が最もF35を保有することになります。私たちの関係は共通の価値観に基づいています。自衛隊と米軍は世界各地で共同訓練を行っています。明日は横須賀に駐留する米軍部隊と自衛隊を訪れます。日本の人々が、私たちの兵士、そして家族を迎えてくれていることに感謝したいと思います」

 「米国と日本は公正と互恵の原則に基づいて経済関係を改善するために取り組んでいます。現在、両国経済に影響をもたらすだろう新しい2国間貿易協定の交渉をしています。私たちの目標は貿易赤字を減らし、輸出に対する障壁を取り除き、相互に有益な投資を促進することです。近いうち貿易問題でいくつか発表できることを願っています」

* * * * *

 最後に、トランプ大統領がツイッターに「July elections」と選挙を複数形で記したことから、衆参の同時選を行なうという情報を得て、そのように書いたのではないかという憶測が広がっているようなのだけど。

 参院選だけでも、多数の選挙区で選挙を行なうので「elections」と表現することもあるようだ。。ただ、何でも解散の契機にしたい安倍官邸は、この憶測を解散風を呼ぶきっかけにする可能性も否定できない。(~_~;)

『「選挙」複数形の書き込みが臆測 同日選か、米大統領ツイッターで

 トランプ米大統領がツイッターに書き込んだ文章が27日、与野党で話題を呼んだ。日米貿易交渉の成果を巡り「7月の選挙まで待つ」の「選挙」に英語で複数形を指す「S」が付いていたためだ。「衆参同日選を耳打ちされたのでは」との反応や、米連邦議会選挙の一般的表現だとの冷静な声が飛び交った。

 共産党の小池晃書記局長は「いつから衆院解散が米大統領の専権事項になったのか」とツイッターで反応。「同日選だと確信した」と語る与党幹部も。

 西村康稔官房副長官は27日のブリーフで「選挙区が複数あり、選ばれる数も多いという意味で、参院選を念頭に置いて書かれたと想像する」と解説した。(共同通信19年5月27日)』

* * * * *

 ただ、もしかしたら国民の多くは、このような安倍首相やトランプ大統領の選挙目当ての魂胆や密約にも気づかず。自分たちがどれだけ損害を被ることになるのかも考えないかも知れず。<その代わり、夏の選挙の頃には、トランプ大統領が日本に来たことさえ、忘れているかも知れないけど。^^;>

 野党や心あるメディアには、ここら辺のことをもう少しわかりやすく国民に伝えて欲しいと願っているmewなのだった。(@@) 

  THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/336.html

記事 [政治・選挙・NHK261] トランプ超法規的観戦 今も昔も接待尽くし/政界地獄耳(日刊スポーツ)
トランプ超法規的観戦 今も昔も接待尽くし/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201905280000098.html
2019年5月28日8時25分 日刊スポーツ


★5月の最終月曜日は米国の祝日。メモリアルデー・戦没将兵追悼記念日だ。一方、日本ではすでに廃止されたものの1905年5月27日に行われた日本海海戦を記念して制定された海軍記念日だった日。軽空母に衣替えする護衛艦「かが」に日米首脳が立つ日が来るとは日米の防衛・安全保障関係者にとっては感慨深い日になったことだろう。

★もう1つ付け加えれば、今から3年前の16年5月27日。米オバマ大統領が現職大統領として初めて広島を訪問。広島平和記念資料館を見学し、4羽の折り鶴を寄贈。原爆被爆者慰霊碑に献花し、被爆者代表らと短いやりとりを行った。日本原水爆被害者団体協議会代表委員はオバマとの会話を会見で「米国を責めていないし、憎んでもいないと伝えた。これからが大事だ。『時々広島に来て』と言ったら、(オバマの)握手が強くなった」と話している。

★米朝会談の当事者の1人であり現在トランプ政権の国家安全保障担当補佐官を務めるジョン・ボルトンは、今回も日本に先乗りし、首相と会談。イラン問題や北朝鮮問題などが話し合われたと思われるタカ派だが、オバマ広島訪問当時の27日付ワシントン・ポスト紙で「恥ずべき謝罪のツアー」と強烈に批判した。つまり米政権も大統領とその側近が変われば発言も行動も全く変わってしまう。しかし日本政府の米国への接待攻勢に変わりはない。

★トランプは大相撲を楽しんだが、横綱・白鵬は17年に万歳三唱して批判され、今年3月の春場所千秋楽では優勝インタビュー中の3本締めが「あるまじき行為」と問題視されたが、桟敷席にいすを並べ、座布団を飛ばすと法律違反になるなど国技館始まって以来の超法規が続いた。トランプは「日米はかつてない良好な関係にある」としているが、そのほとんどが2人の特権を利用し、超法規を繰り返した結果だということも忘れてはならない。(K)※敬称略











http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/337.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 強硬策で窮地に陥っているトランプ大統領が来日(1/2)(櫻井ジャーナル) :国際板リンク 
強硬策で窮地に陥っているトランプ大統領が来日(1/2)(櫻井ジャーナル)

http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/487.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/338.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 安倍氏のいつもの国民だましの手口を米トランプにばらされてしまった:外人対応のド素人・安倍氏は、これ以上恥をかかないためにも、即刻、総理大臣を辞任すべき(新ベンチャー革命)
安倍氏のいつもの国民だましの手口を米トランプにばらされてしまった:外人対応のド素人・安倍氏は、これ以上恥をかかないためにも、即刻、総理大臣を辞任すべき
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37840767.html
2019/5/28(火) 午前 10:07 新ベンチャー革命 2019年5月28日 No.2354


1.米トランプは、安倍氏の手の内をばらしてしまった:安倍氏の必死の努力はすべて水の泡か

 本ブログ前号(注1)にて、指摘した通り、今回の米トランプと安倍氏の日米首脳会談は、肝心なところで大失敗に終わりました。

 安倍氏にとっては、密約のはずだったことを、トランプが日本国民にばらしてしまったのです。

 トランプに密約をばらされたときの安倍氏の表情がネットにアップされています(注2)。

 安倍氏は初めから、国民をだまして、次期総選挙に臨むつもりだったのですが、トランプによって、安倍氏の手の内がばらされてしまったのです。

2.安倍氏は米国人のことがわかっていない:外人対応のド素人

 さて、筆者個人は、米外資の日本支部で16年半、勤務した経験があり、米国人のことは、人並み以上にわかっているつもりです。

 その経験から、外人対応に不慣れの日本人のことはすぐにわかります。

 ズバリ、安倍氏は外人対応のド素人です。本ブログでは、そのことをすでに指摘しています(注3、注4)。

 外人対応のド素人の安倍氏の場合、米白人のなかでも、交渉術がプロ並みのトランプを相手にしているわけですから、トランプにとって、安倍氏への対応は、まさに、“赤子の手をひねる”レベルでしょう。

3.一定レベルの米白人がもっとも忌み嫌うのが、安倍氏のようなタイプ

 筆者の経験では、一定レベルの米白人が、もっとも忌み嫌うのが、安倍氏のような慇懃無礼というか、おべっか使いの人間です。

 日本人の場合、外人慣れしていない人は、白人コンプレックスを持っていることが多いのです、安倍氏も例外ではありません。

 なぜ、トランプから見て、安倍氏が嫌悪の対象になるかと言えば、安倍氏はまったく、自己主張しないイエスマンに見えるからです。

 白人にはこんな人はいないので、トランプの本心では、安倍氏に強い猜疑心を抱くはずです。

4.安倍氏は若い頃、米国に2年くらい住んでいたが、アベ友・加計氏と遊んでいただけ

 安倍氏は成蹊大を出た後、米国に行っていますが、米国の大学に正規入学できず、2年で帰国しています。その間、仲間の加計氏などと遊んでいただけだったのでしょう。そのくらいでは、トランプのような百戦錬磨の米外人と対等に交渉することは不可能でしょう。

 若い頃、苦労せず、自己修練をさぼったため、50年後に、安倍氏の大失敗となって跳ね返ってきたということです。まさに因果応報です。

 これ以上、恥をかきたくなかったら、一刻も早く、総理大臣を辞任することです。理由は、潰瘍性大腸炎の悪化くらいにしておけばよいでしょう。

 安倍氏がこれ以上、ハダカの王様を続けることは日本国民にとって有害でしかありません。

注1:本ブログNo.2353『安倍自民は、今年7月の参院選で勝利したら、間違いなく農産物の輸入関税引き下げを呑まされる:それでも安倍自民を勝たせる国民はみんなだまされている』2019年5月27日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37840094.html

注2:阿修羅“<安倍首相、動揺! 目、泳ぎまくる!>トランプ大統領言及!「8月に大きな発表があると思います」 日米首脳共同会見”2019年5月27日
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/328.html

注3:本ブログNo.2324『今の安倍氏の米国トランプへの卑屈な態度は、外人の本性を知らないド素人の日本人のレベルでしかない:自分では外交の達人と勝手に思い込んでいるハダカの王様そのもの』2019年4月25日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37811373.html

注4:本ブログNo.2327『今の安倍氏は、韓国・文大統領に比べて、外人応対のド素人であることがばれた:米トランプにとって、安倍氏はポチ以下、警戒の対象でしかない!』2019年4月29日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37815035.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/339.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 日米首脳会談 米メディアは両者間「絆にひび」などと報道(日刊ゲンダイ)
       


日米首脳会談 米メディアは両者間「絆にひび」などと報道
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254843
2019/05/28 日刊ゲンダイ


見解の差が浮き彫りに…(日米首脳会談)/(C)JMPA

「北朝鮮と貿易の問題に関しては安倍首相の努力への見返りを感じ取ることは難しかった」

 CNNテレビはそう評した。27日の日米首脳会談について、米メディアは、トランプ大統領が日米の貿易問題をめぐっては厳しい姿勢を貫いたと伝えた。CNNは「(トランプは)安倍首相が求める、日本から輸出している鉄鋼などに上乗せされている関税の撤廃は無視した」とも報じた。

 トランプは共同会見で、北朝鮮が今月発射した短距離弾道ミサイルについて「気にしていない」と発言。発射を「国連安保理決議違反」と非難した安倍首相との見解の差が浮き彫りに。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は、両首脳の「『揺るぎない絆』にいくらかのひびが生じた」と表現した。








































http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/340.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 米国にNOと言えない安倍外交には選挙で渇!(植草一秀の『知られざる真実』)
米国にNOと言えない安倍外交には選挙で渇!
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-e0f699.html
2019年5月28日 植草一秀の『知られざる真実』


トランプ大統領が来日して日本観光を楽しんだ。

その費用は日本の主権者が負担している。

このことを忘れてはならない。

日本の外交姿勢は単なる「へつらい外交」である。

徹頭徹尾、ご機嫌取りに終始した。

トランプ大統領日米首脳会談後の共同記者会見で冒頭スピーチをした。

このなかでトランプ大統領は生前退位による天皇即位が200年ぶりのことだと述べたあとに、日本の歴史が3500年と述べた。

天皇制発足から2700年程度の時間が経過していることとされているが、3500年という歴史認識は稀少である。

中国の場合、殷からの歴史を数えれば3500年ということになるから、トランプ大統領は日本と中国を混同しているのだろう。

宮中晩餐会のスピーチでは万葉集について言及したが、トランプ大統領自身に万葉集についての知識があるとは考えられない。

米紙からは観光旅行と揶揄されたトランプ大統領だが、日米首脳会談については8月に貿易交渉での決着が図られることを示唆した。

同時に、農産物、肉について、日本側が大幅譲歩をしたことを示唆した。

その結果発表は7月の選挙まで待つとしたが、選挙については複数形で表現した。

衆参ダブル選があることを安倍首相から聞かされた可能性がある。

また共同記者会見では、日米通商交渉がTPPと関係ないことを明言した。

日本サイドは、日本がTPPで受け入れた水準が日本の譲歩の上限であると訴えているが、トランプ大統領はこの要求を拒絶している。

トランプ大統領は横須賀に寄って帰国の途についたが、横須賀では空母化が決定されている海上自衛隊護衛艦「かが」を視察した。

「かが」には米戦闘機F35Bが搭載される予定である。

1機130億円を上回るF35Bを日本は米国から100機も購入する約束をしている。

安倍内閣の「へつらい外交」では、豆腐を買うような感覚で米国製兵器を1兆、2兆と爆買いする姿勢が示されている。

媚びへつらい、米国から獲得することところが皆無の日米外交は、植民地の総督が宗主国君主を徹頭徹尾もてなすことに終始した印象である。

これが安倍外交の実態である。

安倍首相が日本の主張を毅然として示すなら、共同記者会見で、日米通商交渉では、TPP水準を上回る妥協はしないことを明言するべきである。

トランプ大統領が米国はTPP合意内容には囚われないと明言したのだから、日本は日本で、日本の主張をトランプ大統領の目の前で明言するべきなのだ。

中国は米国と通商交渉を行っているが、理不尽な米国の要求を受け入れる考えがないことを明言している。

トランプ流の「脅し外交」に屈服はしないことを中国政府は明示している。

外交には、この種の毅然とした対応が必要だが、安倍外交は単なるへつらい外交、媚び売り外交に堕してしまっている。

徹底的に媚びを売り、へつらって、接待三昧に明け暮れて、それを米国大統領が歓迎することをもって、「日米同盟関係はかつてない強固なものになった」と言うことなら、誰でもできることだ。

もっとも安易な道と言うほかない。

日本を訪問する賓客だから、丁寧にもてなすことは良いとしても、日本の主権者の利益を守るために、「言うべきは言う」姿勢を示すことができなければ、一国の為政者としては失格である。

米中貿易戦争でも、理不尽な要求を突き付けて、世界経済の先行きを不透明にしている張本人がトランプ大統領である。

米国と中国の間でこそ、「ウィン・ウィンの関係」を構築するべきだと進言するのが、日本が取るべき対応である。

日米の間には、沖縄辺野古米軍基地建設という重要問題も横たわっている。

沖縄の主権者は辺野古米軍基地建設NOの意思を明示している。

他方、米国も沖縄への海兵隊駐留の必要性がなくなりつつあることを認めている。

安倍首相はトランプ大統領を沖縄に案内し、沖縄の情勢を玉城デニー沖縄県知事から直接トランプ大統領に説明する機会を創設するべきだった。

米国に対して、言うべきことを言うことが、日本外交が実践するべき最重要事項である。

日本の一次産業従事者は安倍首相がトランプ大統領に完全譲歩してしまった可能性が高いことを銘記するべきである。

夏の選挙(複数形)では、日本の一次産業を米国に売り渡したと考えられる安倍内閣与党に怒りの一票を投じるべきだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/341.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 権力の濫用阻止 原口国対委員長「7条解散を考える会」提案(田中龍作ジャーナル)
権力の濫用阻止 原口国対委員長「7条解散を考える会」提案
http://tanakaryusaku.jp/2019/05/00020176
2019年5月28日 16:19 田中龍作ジャーナル


国民民主党の代議士会。=28日、衆院第4控室 撮影:取材班=

 「伝家の宝刀」などとマスコミは持て囃すが、これほどの議会軽視はない。首相が自分の好き勝手で衆議院を解散できる「7条解散」である。

 国民民主党の原口一博・国対委員長は、きょう、開かれた同党の代議士会で「7条解散を考える会」の立ち上げを、野党国対に提案する考えがあることを明らかにした―

 「自民党の(二階俊博)幹事長は解散の大義は一日でできると言っている。(だが)私たち国会議員は5万10万の得票を得てここへ来ている」

 「与党の中にもこれを濫用するのはどうなのか、という声が上がっている。衆参ダブルと言われているが、気合で乗り越えられるものではない」。

 安倍首相は2012年末の政権奪還後、2度にわたり衆院を解散している。

 1度目は2014年11月、「消費税増税延期について国民の信を問う」とした。2度目の2017年9月は「国難突破解散」と銘打った。実際は「加計隠し解散」だった。

 安倍首相は野党の足元を見て衆院を解散する→野党は予想通り負ける→それを繰り返す→野党は無力化する・・・この結果が現在のありさまだ。

 原口国対委員長が投じた一石が波紋を呼び広がっていくことが望まれる。


議会軽視など朝メシ前の安倍首相。=2月、自民党大会 撮影:田中龍作=

    〜終わり〜









http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/342.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 籠池夫婦の安倍氏への反逆はこれから。(かっちの言い分)
籠池夫婦の安倍氏への反逆はこれから。
https://31634308.at.webry.info/201905/article_26.html


籠池夫妻が保釈後、本格的な記者会見を行った。今までは、森友問題の真相に対しては踏み込んだ意見は言わなかったが、やっと裁判公判の陳述の目処も付いたのか、かなり核心部分について述べた。この中で、国有地値引き根拠のごみ「なかった」と断言した。これは裁判の公判でも述べるつもりなのであろう。国会の審議の最中なら核爆弾クラスの証言である。この件、裁判の中で証言するのなら非常に重みがある。また、安倍首相が沈静化を狙った話がもう一度再燃することは間違いない。全く無一文にされた恨みは深い。

この記者会見で、掲載のツイートに諄子夫人が心の底から叫んだ動画が掲載されていた。熱弁である。その熱意に感じて、読んで頂きたく書き起こしてみた。

『トランプさんが来日して、安倍政権と安倍さんと高級居酒屋に行ってですね、千葉の高級ゴルフ場に行くことに関してどこかと言われていました。主人は千葉の高級ゴルフ場に行かなくても、被災地のゴルフ場に行ってですね、被災地を見に行ったらいいではないか?オバマさんは広島の原爆ドームに行かれて、トランプさんはどうしてゴルフなんだと、私もちょっとちがうのかもしれないけど、税金の無駄使い、安倍さんが持ち出すのなら、昭恵さんが持ち出すのだったら、自費でやれといいたい。

国ため一生懸命に働いて国民の税金をそういう無駄使いされるのもいかがと思いますし、こないだの桜を見る会は全く無駄使いと思います。5000万円も超えるお金であんな芸能人ばかりを招待してですね、もっと、もっと本当に困窮している人に手を差し伸べるべきであります。招待されている人の名簿を見せてほしいと言うと野党側から言われたら、もう破棄したというではないですか。1年保管しなければアカンのではないですか?自分が出した家計簿とちがうではないですか。国の税金ですよ。それをほったらかしておいていいのでしょか!国民のみなさん。下村大臣のこと、あの西田昌司は落とさなければいけません。(略、、) 国民の中にはもうあきらめかけている人がいっぱいいると思うのですよ。安倍政権に対しては、断固として許せないことは許せないと言っていくべきであると火をつけていかなければいけない。』


自分のお友達には、徹底的に便宜を図り、敵側には徹底的に潰しにかかる。こんなTOPはTOPでもない。早く退場させるしかない。

保釈1年 籠池氏“新型兵器”は「皆さん方の大いなるパワー」安倍氏批判の“諄子節”炸裂「ここで一句」も
https://news.yahoo.co.jp/byline/aizawafuyuki/20190525-00127363/
相澤冬樹 | 大阪日日新聞論説委員・記者(元NHK記者)

記者会見する籠池夫妻(25日東京・文京区・筆者撮影)
 森友学園の籠池泰典前理事長(66)と妻の諄子さん(62)が補助金事件で逮捕起訴され、300日間の勾留の後に保釈されて、5月25日でちょうど1年になった。節目の日を前に籠池氏は24日、東京・文京区で記者会見。森友事件の焦点である国有地値引きの根拠とされたごみは「なかった」と見解を述べた。事前に予告していた“新型兵器”は「皆さん方の大いなるパワーなんです」と述べ、政権打倒へ一致団結を呼びかけた。
 同席した妻の諄子さんは、過去の反省と今への感謝を口にするとともに、来日したトランプ米大統領の歓迎は「税金のムダ」とバッサリ。「安倍政権は許せません」と“諄子節”を炸裂させ、聴衆の拍手喝采を浴びた。
国有地値引き根拠のごみ「なかった」
 市民団体が開いた記者会見とシンポジウムの会場に姿を見せた籠池夫妻。会場にはテレビ局や新聞社などの報道関係者のほか、シンポジウムに大勢の人が訪れ、300席の会場は一杯になった。
300席の会場は満杯に(筆者撮影)
 保釈からの1年について籠池氏は、自宅を差し押さえられて解体され、系列の保育所も解体されていると説明し、「何から何まで訴訟をして、籠池をつぶしてしまえ、安倍政権に逆らった奴は何としてでも抹殺せにゃいかんということです」と現状を訴えた。
 森友事件の最大の焦点は、学園に売却された国有地の8億円余りの値引きが妥当かどうか。値引きの理由とされた「地下3メートルより深いごみ」について、「再び除去しなければいけないごみはなかった」と自らの見解を述べた。会見の場で「なかった」と述べるのは初めてのこと。

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/343.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 接待三昧でもトランプには通用しなかった。接待で何とかしようと思うのはいかにも日本的(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/05/post-4518c3.html
2019.05.28


トランプが来日、朝はゴルフ、昼は相撲観戦、夜は炉端焼きの接待三昧を、それを日本のメディアはこぞって報道し、新元号発表後の大騒ぎと同レベルがそれ以上の大騒ぎに持って行った。

国民よりミーハーなのが日本メディアだった。

安倍首相がいかにも外交に秀でているように煽る煽る・・・

ただの接待漬けじゃないか。


お互いの国益がかかっているのに、接待漬けで何とかなると思う方がどうかしている。

例えばどこの大統領でもいいが、日本側の酒池肉林の接待漬けで自国の不利益になるような約束をしたとしたら、それこそ大問題になる。

日本人同士ならそれもありかも知れないが、国益がかかっている同士の交渉として接待に溺れてしまうとしたらそれも問題だ。

帰国したら糾弾されかねない意志の弱さだ。

と言うわけでトランプとしてはありがたく接待をしてもらい、それとこれとは別物とばかりに米国の利益を日本に要求したのではないか。

本当か嘘か知らないが、ゴルフ中に外交の話をしたと報道していた。

米国のトップと、日本のトップのゴルフ中にそんな国益にも関わる問題を話すだろうか。。。

そんな軽い話には思えないが。

日本のメディアは井の中の蛙と言うか、いかにも日本流の思考で報道しているが、世界との交渉が接待程度で日本有利になるとは思えないのだが。

五輪の招致活動とはレベルが全然違うと思った方が良い。

日本のメディアの大半は常日頃から安倍ヨイショだからどこまでが本当か分からないが、米国側の視点の方が的を射ている。

米メディア「貿易で日本に厳しい姿勢 安倍首相の要求は無視」  
               2019年5月28日 4時58分 NHK

>CNNテレビは「北朝鮮と貿易の問題に関しては安倍総理大臣の努力への見返りを感じ取ることは難しかった。トランプ大統領は貿易赤字を削減するべきだと主張して厳しい姿勢を貫いた。そして安倍総理大臣が求める、日本から輸出している鉄鋼などに上乗せされている関税の撤廃は無視した」としています。

>有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルは日米の貿易交渉について「トランプ大統領が『おそらく8月にはよい発表ができるだろう』と述べた。しかし妥結の時期を尋ねられた安倍総理大臣は日程は示さなかった」として、妥結の時期をめぐる見解の違いを伝えました。


トランプの場合、何といっても自国ファーストだけに、良い発表と言うのは自国にだけ限った事なのだろう。

日本国に取ったら過剰な接待をしても商売人のトランプには通じなかったという事だ。

トランプが接待のお返しをするとしたら、国政選挙が終わった後に発表をして安倍首相に貸しを作るという事だろう。

結局、転んでもただ起きないトランプだった。

国益に叶わなくても莫大な税金を使って接待をして、国民へのアピールで選挙を有利にする。

頭の中にはこれしかないのだろうなあ。。。



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/344.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 共同会見でハッキリ 日米記者の「質問力」は“大人と子供”(日刊ゲンダイ)
     


共同会見でハッキリ 日米記者の「質問力」は“大人と子供”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254842
2019/05/28 日刊ゲンダイ


鋭い質問を連発する米メディア記者(C)JMPA

 改めて彼我の差を痛感させられた。27日の安倍首相とトランプ米大統領との共同記者会見。質疑応答に移ると、トランプに同行した米メディアの記者の口をつくのは鋭い質問ばかり。聞かれた質問に安倍首相が真正面から答えず、アヤフヤにかわすのを許す日本の記者とは大違いだ。

 読売新聞の記者の次に質問した米ウォールストリート・ジャーナルの女性記者は、いきなり「小さなミサイルは国連違反に当たらないなら、何が違反になるのか」と追及。

 トランプが前日、北朝鮮による今月上旬の短距離弾道ミサイル発射に関し、「北朝鮮は数発の小さな兵器を発射し、わが政権の一部の人々などを動揺させているが、私は気にしない」とツイートしたことを受けての“直球勝負”だ。

 その後も米メディアの記者はロシア疑惑や米中貿易戦争など、トランプに容赦のない質問を次々と浴びせかける。来年の大統領選の民主党候補の“本命”であるバイデン前副大統領を「低能」と罵倒した北朝鮮に、トランプが会見で「低IQは事実だ」と同調すると、「アナタが独裁者に味方して前副大統領よりも称えることの影響は?」とすかさずツッコむ。日本の忖度メディアとは格段の違いを見せつけた。

 1992年から15年間、ホワイトハウスの会見に出席していたジャーナリストの堀田佳男氏が言う。

「日米のメディア文化は大きく違います。番記者やクラブ制度のある日本の記者は取材対象者に嫌われたら、自社が不利な立場になるとの自主規制の意識が働き、失礼のない質問になりがち。一方、米国の記者たちは“野獣”。相手を傷つけたり、答えられない質問でも躊躇しない。むしろ、鋭い質問を飛ばす覚悟がなければ、米メディアでは生き残れません。収斂された質疑応答があって初めて真理に近づくという発想なのです」

 日本の記者は米国の記者の爪のアカをいくら煎じても、飲み足りないくらいだ。














































http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/345.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 墜落したF35戦闘機 海底でエンジンや主翼の一部発見〜フライトレコーダー本体がまだ/nhk〜「気難しいアリス」/産経デジ
・墜落したF35戦闘機 海底でエンジンや主翼の一部発見/nhk
2019年5月28日 13時45分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190528/k10011932301000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_011

先月、墜落した自衛隊のF35戦闘機について、岩屋防衛大臣は、現場付近の海底でエンジンや主翼の一部とみられる部品を発見し、引き揚げたことを明らかにしました。

航空自衛隊の最新鋭のステルス戦闘機、F35が先月9日に青森県沖で墜落した事故では、機体が沈んだと見られる現場海域の水深が最も深いところで1500メートルあり、これまでに操縦席の一部などが見つかっていますが、捜索は難航しています。

岩屋防衛大臣は閣議のあと記者団に対し、「新たにエンジンと主翼の一部とみられるものなどを引き揚げたが、非常に破損が激しい。海底にはまだ、F35の部品とみられるものが破片となって散在しており、一帯を重点区域に定め、引き続き捜索に努めたい」と述べました。

そのうえで、「一緒に訓練していたF35が持っている機体どうしの通信データや、基地から捉えたレーダーの軌跡も残っている。隊員からも聞き取りを進めており、事故原因の調査は着実に進展している」と述べ、原因究明のために重要なフライトレコーダー本体がまだ見つかっていないものの、原因究明を進めていく考えを示しました。


・【軍事ワールド】ステルス機F−35をつかさどる「気難しいアリス」/産経デジタル
株式会社 産経デジタル
2019/05/28 07:35

航空自衛隊三沢基地(青森県)の最新鋭ステルス戦闘機F−35Aが4月9日に青森県沖合の洋上で墜落してから1カ月以上が経過した。同機は米国を中心に9カ国による共同開発で多くの国が採用しているため、墜落原因に注目が集まっているが、不明のままだ。ただ、墜落原因以上に海外で問題視されているのが、F−35の運用に欠かせないプログラム「アリス」の不具合だ。(岡田敏彦)

 飛行停止をめぐって
【軍事ワールド】ステルス機F−35をつかさどる「気難しいアリス」: 地上の設備機材と接続して整備・補給を受ける米空軍のF−35A(米空軍提供)© 産経新聞 提供地上の設備機材と接続して整備・補給を受ける米空軍のF−35A(米空軍提供)
 F−35は新鋭機としては極めて事故が少ない機体だが、ゼロというわけではない。2010年には操縦士(パイロット)が気を失い墜落する事案が発生。調査の結果、酸素供給装置の不具合だったことが判明しており、2018年までに少なくとも29件の低酸素症の事例があったという。

 また最近では昨年9月、海兵隊向けの短距離離陸・垂直着陸が可能なF−35Bが米国内で墜落した。この際は米軍がF−35を採用する全ての国、軍に飛行停止措置を連絡。調査の結果、エンジン内部の燃料管に製造過程での欠陥がみつかり、同じタイプの燃料管を組み込んでいた117機全てで交換した後、飛行を再開している。

 しかし今回の自衛隊所属機の事故後も、米軍ではF−35の飛行停止措置を行っていない。英国も今月21日、空軍第617飛行隊のF−35Aを初の海外遠征訓練に送り出している。行き先はギリシャのアクロティリ基地で、その移動距離を考慮すれば、機体に故障の不安を感じていないのは明らかだ。

 問題は日本固有?
 墜落した空自のF−35Aは、部品を輸入し日本で最終組み立てを行った「初の国内組み立て」の機体で、日本で組み立て後は米国側の検査を受け、その後米本国まで運び、さらに検査を受けるという徹底した品質管理を受けていた。一方で冷却系統や航法装置の不具合で2度、予定外の着陸を行っている。米英など外国で飛行停止措置を取らないのは、こうした海外勢が、事故原因を、「日本特有の何か」だと判断している可能性は否定できない。

 また、近年の軍用機は自己診断システムを持っており、不具合にまでは至らない数値なども整備で明らかになる。これらの情報は、F−35の場合は地上の支援コンピューターとやりとりが行われているとされ、事故機の場合もデータが地上側に残されている可能性がある。こうした極秘のデータを分析した結果が諸外国での「飛行停止はしない」との根拠になっているとの推測もできなくはない。

 だが、諸外国の軍では、この地上側こそを問題視しているのだ。

 F−35では専用の自律型兵站(補給)情報システム「Autonomic Logistics Information System」、略してALIS(アリス)と呼ばれるシステムがある。米外交専門誌ナショナル・インタレスト(電子版)は5月中旬、このシステムの不具合を報じた。見出しのひとつは「不思議の国のアリス」だったが、現場の実際は不思議というより、不具合と形容すべきものだった。

 気難しいアリス
 アリスは国際的な後方支援システムで、それぞれの機体が内蔵する自己診断システムの情報を収集、分析する。これによって機体の数万点にも及ぶ部品の使用可能な残り時間、つまり部品が寿命に到達するタイミングを割り出し、交換部品の発注や在庫管理を行うとされる。

 こんなシステムが必要なのは、採用国(採用予定含む)が13カ国にものぼる一方、開発と部品製造に関わる国も多いからだ。主開発国は米国だが、ほかにイギリス▽イタリア▽オランダ▽カナダ▽トルコ▽オーストリア▽ノルウェー▽デンマーク−の8カ国が開発に参加。部品製造も各国それぞれが分担を受け持っており、部品の寿命が尽きる寸前になって発注しているようでは円滑な供給はできない。

 ところが、米政府検査院(GAO)の報告によると、アリスにはF−35の運用部隊は「部品の管理は手作業で行っているため多くの時間がかかる」と指摘する。軍事専門サイトのディフェンス・ニュースによると、国防総省試験評価局(DOT&E)は「正常に作動させるためには、多くの回避策が必要だ」と指摘。一例として「本来は自動入力されるべき項目が満足に機能せず、手動入力が必要な状況がたびたび発生する」と苦言を呈している。

 また、アリスから提供されるデータも不完全だったり、間違っているものがあるという。その原因の一つは、使用者側が正しい入力方法に習熟していないことだとされる。このあたり、会社のシステムで出張の交通費や宿泊費の申請をしたげく、経理から「未記入項目あり」と突き返されるサラリーマンをほうふつとさせるが、アリスの場合は多国間にまたがる大規模システムだけに「データ入力ミス」の影響は大きい。こうした報道は、アリスの側で人間のミスを警告する機能が万全でないことを示唆している。

 ナショナル・インタレスト誌によると「部品は欧州やアジアのメーカーが製造し、一旦米国に全て集積する形としている」ため「各地域の整備拠点に直送できない」という。

 同誌などによると、こうした不具合を修正するため「アリス」はバージョンアップを重ね、2018年2月にはバージョン3・0が運用され始めたが、不具合は解決できないままだという。

 そこで米国防総省はついに今年1月末、アリスの再設計を決定した。米軍事サイト「ディフェンス・エアロスペース」などによると、新版は「ALIS NEXT」と名付けられ、アリスを開発した米ロッキード・マーティン社に加えマサチューセッツ工科大学(MIT)のリンカーン研究所や、米海軍スペース&海上戦システムコマンド(SPAWAR)なども「NEXT」版の開発に加わるという。

 ただし、アリスの不具合については「F−35本体のプログラム開発に重点を置くあまり、十分な予算がまわらなかった」との指摘もある。「NEXT」版の成否も、ひとえに予算の問題なのかもしれない。

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/346.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 安倍の「おもてなし」もトランプには全く効果なし! 
安倍の「おもてなし」もトランプには全く効果なし!
https://85280384.at.webry.info/201905/article_260.html
2019/05/28 07:31 半歩前へ

▼安倍の「おもてなし」もトランプには全く効果なし!

 落語には頭のネジが1本足りない与太郎が登場するが、安倍晋三クンを見ているとなぜか与太郎を思い出した。

 安倍晋三は27日、東京・元赤坂の迎賓館でトランプと会談した。トランプは貿易交渉について「8月に発表ができると思う」「われわれの目標は米国の貿易赤字を減らし、全ての障壁を取り除くことだ」と説明した。

 日本政府は農産物に関して、TPPと同水準の関税引き下げ・撤廃が限度との立場だが、トランプは「他国が合意したものであって(水準に)縛られるものではない」と、農業や自動車分野で妥協しない考えを改めて強調した。

 安倍は、8月の交渉妥結に関する質問には答えなかった。

 ゴルフに都内の店に招待して和牛ステーキのごちそう。さらには伝統を破り升席を取り払い、ソファを持ち込んだ大相撲観戦。米紙は「トランプの観光ツアー」と皮肉った。

 ここまで手厚く「おもてなし」をしたにもかかわらず、ビジネスマンのトランプはハッキリ要求するものは突き付けた。

 晋三の淡い期待は空振りに終わった。またも外交のシロウトぶりを国内外に露呈したお粗末な日本の首相だった。



米メディア「貿易で日本に厳しい姿勢 安倍首相の要求は無視」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190528/k10011931901000.html
2019年5月28日 4時58分 NHK

日米首脳会談についてアメリカのメディアは、トランプ大統領は日米の貿易問題をめぐっては厳しい姿勢を貫いたと伝えました。

CNNテレビは「北朝鮮と貿易の問題に関しては安倍総理大臣の努力への見返りを感じ取ることは難しかった。トランプ大統領は貿易赤字を削減するべきだと主張して厳しい姿勢を貫いた。そして安倍総理大臣が求める、日本から輸出している鉄鋼などに上乗せされている関税の撤廃は無視した」としています。

有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルは日米の貿易交渉について「トランプ大統領が『おそらく8月にはよい発表ができるだろう』と述べた。しかし妥結の時期を尋ねられた安倍総理大臣は日程は示さなかった」として、妥結の時期をめぐる見解の違いを伝えました。























http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/347.html

記事 [政治・選挙・NHK261] トランプ氏と天皇陛下が会見、外国元首との面会は即位後初 (BBC NEWS JAPAN)


https://www.bbc.com/japanese/48419582


トランプ氏と天皇陛下が会見、外国元首との面会は即位後初


2019年05月27日



Reuters
ドナルド・トランプ米大統領(左)は27日午前、皇居で天皇陛下と初めて面会した



訪日したアメリカのドナルド・トランプ大統領は27日午前、天皇陛下と会見した。5月1日の即位後、天皇陛下が外国元首と面会するのは初めて。同日午前からは安倍晋三首相との首脳会談に臨んだほか、午後には北朝鮮による拉致被害者家族と面会した。

25日から4日間の日程で国賓として来日中のトランプ大統領と妻のメラニア夫人の歓迎式典が皇居で行なわれ、夫妻は天皇、皇后両陛下から歓迎を受けた。

ロイター通信によると、トランプ大統領は皇居に入る前、天皇、皇后両陛下に軽く会釈をしたという。

式典では、陸上自衛隊の儀仗隊や、星条旗と日の丸を手に集った人々が2人を出迎えた。


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トランプ氏、北朝鮮ミサイルは「小型の兵器」 発射実験を問題視せず

【写真で見る】 大相撲を楽しむトランプ米大統領 現職として初めて



トランプ大統領は26日、安倍首相夫妻との夕食会で、天皇の譲位について、「200年以上ぶりのこと」であり、「アメリカ代表として大変光栄だ」と述べていた。

天皇陛下は5月1日、父の明仁さまの退位に伴い、新天皇に即位した。天皇の譲位は202年ぶり。



Reuters
27日に皇居で行なわれた歓迎式典で、陸上自衛隊の儀仗隊の横を歩くトランプ大統領



天皇、皇后両陛下との会見後、両首脳は東京・元赤坂の迎賓館で首脳会談を行ない、貿易や北朝鮮問題について協議した。

日本にとってアメリカとの結びつきは戦略的に非常に重要だ。両国は現在、2国間貿易協定に向けた交渉をしているが、トランプ大統領は26日、交渉の「多く」は7月の参議院選挙まで待つとツイートした。

会談の冒頭、トランプ大統領は「貿易に関しては、(中略)我々は8月に両国にとって非常に良い内容を発表するつもりだ」と述べた。

両首脳はまた、北朝鮮による拉致被害者家族と面会した。

何十年にもわたる拉致問題は、北朝鮮と日本の関係に悲痛な影を落とし続けている。

北朝鮮は1970年代から1980年代にかけて、同国の工作員に対し日本語や日本の習慣を教える教育係にするため、多くの日本人を拉致した。現在、日本政府が拉致被害者として認定しているのは17人で、このほかにも拉致の可能性を排除できない事案があるとしている。

北朝鮮側は計13人の拉致を認め、2002年には5人が日本に帰国した。一方で、残りの被害者についてはすでに死亡していると主張しているが、日本政府はこの説明を受け入れていない。

安倍首相は会談後の共同記者会見で、「拉致問題は安倍内閣における最重要課題」であると強調した。また、拉致被害者家族はトランプ大統領の訪日を「感謝」していたと付け加えた。

「総裁としての任期がどうか、あるいは果たして1回の会談で解決できるかどうかということに、これは関わりなく、この問題の解決に向けて全力を尽くさなければならないという責任を、私は総理大臣として負っている」

また、「北朝鮮との関係についてはまず、トランプ大統領が金正恩委員長との間で相互不信の殻を破り、非核化の先の明るい未来を共有し、北朝鮮に行動を促すという新しいアプローチをとってきていることに、改めて敬意を表したい」とも述べた。

トランプ大統領は、北朝鮮には「とてつもない経済的な可能性」があるとの従来の主張を繰り返した。さらに、金委員長は「賢い人物」であり、北朝鮮の方向性には「とても満足」だと述べた。

この会見の数時間前、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、同国外務省報道官が27日、アメリカのジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を「戦争狂信者」だと批判したと報じた。

「構造的に不良な者の口から常に歪んだ言葉が出るのは別に異常なことではなく、このような人間おしゃかは一日も早く消え去らなければならない」



Getty Images
トランプ大統領(左)と安倍首相は(右)27日、東京・元赤坂の迎賓館で首脳会談を行なった



緊迫するイランとの関係については、トランプ大統領は安倍首相がイランのハッサン・ロウハニ大統領と親しいことを指摘した上で、「イランは対話したがっていると信じているし、もしイランが対話を望むのであれば、我々もそうしたい」と述べた。AFP通信によると、「誰1人として恐ろしいことが起きるのは見たくない。特に僕は」と強調したという。

イランとの緊張の高まりを受けて、トランプ大統領は中東地域に1500人の米兵を派遣すると表明していた。

大統領夫妻は会談後、宮中晩餐会に出席するため再び皇居に戻る予定。






25日夕に来日したトランプ大統領は26日、安倍首相と朝食を共にした後、共通の趣味であるゴルフを楽しんだ。千葉県の茂原カントリークラブで、約2時間かけて計16ホールを回った。午後には、現職の米大統領として初めて大相撲を観戦し、初優勝した前頭の朝乃山関に「米大統領杯」を授与した。

両首脳による「ゴルフ外交」は今回で5回目。トランプ大統領は、安倍首相とは「非常に、非常にいいケミストリー(化学反応)がある」としている。

安倍首相はゴルフ場でのトランプ大統領とのセルフィー(自撮り写真)をツイッターに投稿した。


(英語記事 Trump is first leader to meet Japan's new emperor


関連トピックス 平成天皇 日本 政治 ドナルド・トランプ 米国 北朝鮮の人権 貿易 北朝鮮核・ミサイル開発






http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/348.html
記事 [政治・選挙・NHK261] 一石二鳥の解決策 馬毛島への普天間基地移設なぜやらない 経済ニュース深読み(日刊ゲンダイ)
    


一石二鳥の解決策 馬毛島への普天間基地移設なぜやらない 経済ニュース深読み
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254770
2019/05/28 日刊ゲンダイ


野毛島(C)共同通信社

 安倍晋三首相は、令和初の国賓としてトランプ大統領を迎え、ゴルフに相撲と歓待を繰り返したが、申し開きの出来ない失策もある。

 米軍に絡む「辺野古」と「馬毛島」である。両方、大幅遅延で約束が果たせない。

 市中にあって危険な普天間飛行場に関し、米国と移設合意に達したのは、1996年4月、橋本龍太郎首相時代だった。「5年から7年の全面返還」のはずが、反対運動に加え、民主党政権下の「最低でも県外」といった鳩山由紀夫首相発言などもあって迷走。昨年、埋め立て工事が本格化したものの、県民投票、県知事選、衆院沖縄3区補選の3回の投票で、「辺野古移設反対」の民意は明らかだ。

 一方、鹿児島県種子島の西方12キロに浮かぶ無人島の馬毛島を買収、「タッチ&ゴー」と呼ばれる米空母艦載機の陸上離着陸訓練地(FCLP)にするという計画も10年越しだが、地権者のタストン・エアポートが納得しない。交渉の前面に立っていた防衛省では力不足だと、菅義偉官房長官が采配を振り、今年1月、一度は買収価格160億円で仮契約を結んだものの、タストン社で内紛が発生、社長に返り咲いた立石勲氏が、「安過ぎる」と約束をほごにして振り出しに戻った。

 辺野古と馬毛島――。沖縄基地負担軽減担当相でもある菅氏の責任。「外交デビュー」といわれた5月上旬の訪米では、シャナハン国防長官代行に大幅遅延に理解を求めた。が、そもそも辺野古に“執着”する必要があるのか。玉城デニー沖縄県知事は東京新聞の単独インタビューに応じ、「辺野古が唯一の解決策という政府の呪文に国民がだまされる必要はない」(5月22日)と語っている。

 では、一石二鳥の策として馬毛島はどうか。島には南北4200メートル、東西2400メートルの“荒滑走路”がある。16年5月には、地元出身の下地幹郎おおさか維新の会政調会長(当時)が、「普天間基地の馬毛島早期移設」を訴えたことがある。160億円では納得しない立石氏も、たとえば当時の「5年20億円で賃貸後に売却」という条件がそのまま生きるなら、「選択肢のひとつでありがたい話」と今、前向きな姿勢を見せる。

 辺野古は、マヨネーズ並みの軟弱地盤で地盤改良が必須。それも、国内船が作業する限界値を超えており、工費が膨らみ工期が長くなる。沖縄県は2兆5000億円で13年と試算した。

 政府筋には「防衛省発表は2400億円。いくら何でも盛り過ぎ」という反論はあるものの、防衛省の数倍に達する予想は、誰もが否定しない。

 沖縄の民意を無視し、普天間の早期移設という当初の目的を忘れたような工事を、延々と続ける意味があるのか。馬毛島を含め「呪文」にとらわれることなく考えるべきだ。



伊藤博敏















http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/349.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 川崎小学生殺傷事件でまた「在日が犯人」のヘイトデマ! 凶悪事件を悪用する差別、過去には百田尚樹や竹田恒泰も(リテラ)
川崎小学生殺傷事件でまた「在日が犯人」のヘイトデマ! 凶悪事件を悪用する差別、過去には百田尚樹や竹田恒泰も
https://lite-ra.com/2019/05/post-4738.html
2019.05.28 川崎小学生殺傷事件でまた「在日が犯人」のヘイトデマ リテラ

    
    川崎市ホームページより

 川崎市登戸で起きた、小学生ら十数人が刺された事件。犯人と思われる男性も死亡が伝えられており、犯行の動機や背景はもちろん被害の全容はまだ明らかになっていない。

 ところが、このニュースに、ネトウヨたちがまたぞろ「犯人は在日」などという根拠のないヘイトデマをわめきたてている。

〈犯人の名前が出ないのは?在日?〉
〈川崎とかまた在日の犯罪かよ〉
〈川崎は在日の犯罪が多く犯人は在日かもしれません。〉
〈川崎か…在日の可能性… 異文化強制・移民政策を進めるとこんな惨劇が日常茶飯事な国になりますね 欧州みたいに〉
〈犯人、川崎市麻生区の51歳と分かってるのになんで名前出さないの?いつもの、在日外国人に配慮するアレなのか?〉
〈川崎の殺傷事件また在日韓国人の仕業だろ。 在日韓国人は日本から追い出すべきだよ。 沖縄にもいらない。反日感情もってる中国人と韓国人はでてってよ。〉

 凶悪事件が起きるたびに繰り返されるこの差別的なデマの拡散、ヘイトスピーチはどうにかならないものか。

 まず大前提として犯人の身元は判明しておらず、「在日の仕業」などというのは、根拠のないデマだ。

 しかも、現場が川崎市というだけで、在日が多いという決めつけ自体がなんの根拠もないし、仮に、そこが在日韓国人・朝鮮人の比率が多い地域だったとしても、現実には在日外国人の犯罪よりも日本人の犯罪の件数のほうが圧倒的に多い。とにかく、何から何まで、なんの合理性もない。

 いや、それ以前に、どんな犯罪であろうと、国籍や民族、出自などの属性を一括りにして悪質なレッテルを貼るのは、差別の扇動、卑劣なヘイトスピーチ以外のなにものでもないだろう。

 しかし現在の日本では、凶悪犯罪が起きるたびに、こうした犯人が在日韓国人・朝鮮人だとする差別的なデマやヘイトスピーチが飛び交う事態が恒例となってしまっている。

 たとえば、2016年7月に相模原の障がい者施設で起きた大量殺人事件でも、ネトウヨたちは「犯人は在日」「在日によるテロ」などという根拠のないデマをわめきたてていた。

 犯人が在日などというのはデマであり、むしろ事件の背景にあったのは弱者を排除する差別思想。ネトウヨや安倍政権の閣僚の考え方と親和性の高いものだった。

■百田尚樹は千葉大医学部の事件で「犯人は在日外国人たち」とデマ

 しかもこうしたヘイトスピーチを吐き出すのは匿名のネトウヨだけではない。

 百田尚樹は、2016年12月、千葉大医学部の学生3名が集団強かん致傷容疑で逮捕された事件で氏名が未公表だったことについて、〈犯人の学生たちは大物政治家の息子か、警察幹部の息子か、などと言われているが、私は在日外国人たちではないかという気がする〉とツイート(のちに容疑者らの氏名が公表されなかったのは、そのうちの一人が“法曹界の名家”であることを警察が配慮した結果だと報じられデマが確定)。

 また竹田恒泰は、2016年5月に、東京都・小金井市の女子大生が男に首や胸など20カ所以上を刃物で刺された事件で、犯人の男の名前が「自称」と報道されたことについて、〈なぜ本名で報道しない?ここが日本のメディアのおかしいところ。臆する必要はない。本名で報道すべき。これは私の憶測だが、容疑者は日本国籍ではないと思われる〉とツイート。無根拠に“容疑者は日本人ではなく在日外国人だ”と示唆して在日コリアンへのヘイトを煽った。

 さらに、俳優の新井浩文が逮捕された際も、新井の出自にかこつけたヘイトスピーチが溢れたこともあった。

「犯人は在日」などと叫んでいる者たちのなかには、犯人とされる男性の名前が公表されていないことを根拠に挙げているものがいるが、これは典型的な「在日特権」デマによるものだ。

 現実として、犯罪を犯せば日本の警察の履歴にも名前が残るし、その是非はともかくとしても多くのメディアが実名で報じている。

■批判するべきは凶悪犯罪なのに、在日差別扇動に利用する右派

 そもそも在日韓国人・朝鮮人が「特権」などと言われる特別な利益を得ているということ自体がデマなのだ。ネットで流通している“在日は税金や水道料金を払っていない”も、“犯罪を隠すために「通名」を使える”などもすべて事実無根である。

 そもそも、歴史的に「通名制度」は、日本の植民地政策のなかで半ば強制されてきたもので、戦後も就職差別や結婚差別から逃れるために「通名」を使い続けざるをえないという側面があった。それを特権扱いするのだから、その差別性には呆れるしかない。

 あげくは、「在日外国人」というだけで「反日」と攻撃する。韓国や中国を「反日国家」と呼ぶことにためらいがなくなった状況のなかで、外国にルーツを持つ人たちを「反日民族」と言いふらすことは、「攻撃対象にせよ」と煽っているのと同じである。

 関東大震災での朝鮮人虐殺では、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」「朝鮮人が放火してまわっている」というデマによって、無辜の朝鮮出身者が殺害された。それは、単なる非常時のデマではなく、民衆の差別感情と「朝鮮人」という属性へのレッテル貼りが招いたヘイトクライムだった。事件が起こるたびに何度も「犯人は在日」なるヘイトデマが飛び交う現代日本社会をみていると、このままでは同じことが起こらない保証はないとさえ感じる。

 抵抗できない子どもも含む多くの死傷者を出した今回の殺傷事件が許されないことは言うまでもないが、犯人がどこの国籍であろうと、批判されるべきは犯人自身と犯罪行為そのものであり、正すべきはそうした犯罪を生み出す社会構造のほうである。それは、まさに「犯人は在日」などといってマイノリティへの攻撃を扇動するような社会のことだ。

(編集部)













http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/350.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 「日米共同記者会見」(首相官邸・The White House)[首相と大統領の冒頭発言 2019.5.27]







(首相官邸)
http://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2019/0527usa.html


日米共同記者会見


令和元年5月27日


【安倍総理冒頭発言】


5月1日に天皇陛下が御即位され、日本は令和という新しい時代を迎えました。新たな時代の幕開けに、最も重要な同盟国である米国の大統領御夫妻であり、そして、私と妻の大切な友人であるトランプ大統領とメラニア夫人を初の国賓としてお迎えできることを大変うれしく思います。

トランプ大統領とは、先月もホワイトハウスで首脳会談を行い、メラニア夫人の誕生日を一緒にお祝いいたしました。来月もG20大阪サミットに出席のため、再び来日していただきます。

平和安全法制により、日米は互いに助け合うことのできる同盟となり、そのきずなは盤石なものとなりました。そして、ドナルドとの非常に親密な個人的信頼関係により、日米同盟のきずなはもはや揺るぎようのない、世界で最も緊密な同盟となりました。

令和の新たな時代において、日米は真のグローバルパートナーとして、地域と国際社会の平和と繁栄を主導していきます。この度のトランプ大統領御夫妻の国賓としての訪日は、日米のこの揺るぎないきずなを内外に鮮明にする絶好の機会となりました。トランプ大統領とメラニア夫人の友情に心から感謝いたします。

本日の首脳会談では、最新の北朝鮮情勢を踏まえ、十分な時間をかけて方針の綿密なすり合わせを行いました。日米の立場は完全に一致しています。トランプ大統領とメラニア夫人には、一昨年の訪日の際に引き続き、改めて拉致被害者の御家族と面会していただき、御家族の皆様を励まし、勇気づけてくださいました。何よりも重要な拉致問題の一日も早い解決に向け、次は私自身が金正恩(キム・ジョンウン)委員長と直接向き合わなければならないとの決意です。条件を付けずに金正恩委員長と会って、率直に、虚心坦懐(きょしんたんかい)に話をしたいと考えています。トランプ大統領からも、こうした私の決意に対し、全面的に支持する、あらゆる支援を惜しまないとの力強い支持を頂きました。引き続き日米で緊密に連携しながら、あらゆるチャンスを逃さず、拉致問題の一日も早い解決に向け、果断に行動してまいります。

本日の首脳会談では、エネルギー、デジタル及びインフラ分野を含め、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた日米協力が着実に進展していることを歓迎しました。今後とも、日米で手を携え、この日米共通のビジョンの実現に向けた協力を力強く推進してまいります。豪州、インド、ASEAN(東南アジア諸国連合)、英国、フランスを始めとする関係諸国と、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力を強化、拡大していくことでも一致しました。

トランプ大統領が就任して以来、日本企業は、米国への240億ドルの新たな投資を決定し、これにより4万5000人の新しい雇用を生み出すことになります。大統領が実施した大胆な税制改革によって、自動車やエネルギー関係の日本企業が、オハイオやペンシルバニア、ミシガン、アラバマやケンタッキーといった州に新たな投資を決定しました。世界で最も米国の経済に貢献しているのが日本企業であります。前回の首脳会談からたった1か月の間に日本企業による対米投資は10億ドルも増加しました。旺盛な投資意欲の下、日本企業は対米投資を次々と決定しています。日米経済関係はウィン・ウィンの形で大きく発展しつつあります。昨年9月の共同声明に沿って、茂木大臣とライトハイザー通商代表との間で議論が進められていることを歓迎します。

本日の会談では、トランプ大統領との間で、日米ウィン・ウィンとなる形の早期成果達成に向けて、日米の信頼関係に基づき、議論を更に加速させることで一致しました。来月のG20大阪サミットの際に、トランプ大統領を大阪でお迎えできることを大変楽しみにしています。G20サミットの成功のため、日米協力は不可欠です。引き続きトランプ大統領と緊密に連携してまいります。

昨日のゴルフ、大相撲観戦、メラニア夫人を交えた夫妻同士の夕食会も含め、トランプ大統領とくつろいだ雰囲気の中で様々な話をし、トランプ大統領との友情と信頼関係を更に深めることができました。

ドナルドが、優勝した朝乃山関に大統領杯を手渡したときの館内の盛り上がりと熱狂は、伝統ある大相撲の歴史に新しい時代にふさわしい新たな1ページを刻みました。ドナルド、ありがとう。

明日は、トランプ大統領と共に、横須賀に停泊中の護衛艦「かが」を訪問し、日米同盟の強固なきずなを改めて内外に示したいと思います。

最後に、改めて、ドナルドとメラニア夫人に、新たな令和の時代における初めての国賓として訪日いただいたことに、心から感謝いたします。



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(Remarks by President Trump and Prime Minister Abe of Japan in Joint Press Conference: The White House)[一部抜粋]
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-prime-minister-abe-japan-joint-press-conference-3/


発言


トランプ大統領と安倍・日本首相の共同記者会見における発言


外交政策   公表日:2019年5月27日


[途中省略]


トランプ大統領:安倍総理、ファーストレディと私は天皇陛下の御即位後初めての日本の国賓としてこの非常に美しい国に戻ってきたことを非常に光栄に思います。米国を代表して、私達は皇室に対して今回の丁重な御招待と温かい歓迎に感謝したいです。本当に素晴らしかったです。

メラニアと私は日出ずる国に戻ってきて身震いしています。この素晴らしい歴史的瞬間に立ち会うとともに、新しい御代が始まるこの時に日本の古くからの伝統をこの目で見るのは実に誇らしいことです。 お父様が遺された類い稀なる業績を新しい天皇が続けていくことを私達は楽しみにしています。

昨日、メラニアと私は総理と一緒に大相撲観戦を楽しみました ― 私は大相撲を見たいとずっと思っていました。心からです ― 力士たちは私がこれまで思っていたよりも大きく強かったです ― 非常に印象的で新しい国技館で、私は優勝力士に初めてのアメリカ大統領杯を贈呈しました。それは心に残るひとときでした。

今朝、私達は壮大な皇居で天皇皇后両陛下と一緒に見事な歓迎式典に参加しました。

日本の由緒ある習慣と洗練された文化に私達は深い感嘆の思いで一杯です。今週私達を歓迎し、皆さんの最愛の遺産を味わわせてくれた全ての日本国民に感謝したいです。これは本当に素晴らしい遺産です。

また、今回の訪問は安倍総理と私にとって、私達の親密な友情と両国の友好関係を強化する機会となりました。米国と日本の同盟はこの地域や全世界における安定と繁栄の礎です。

総理と私は、朝鮮半島の平和と安全を追求するために引き続き緊密な協議を続けます。私達のアプローチの本質は力による平和です。そして、これは本当の意味で強力な同盟です。米国と日本の同盟は確固たる鉄壁の同盟です。私たちは平和を望み、安定を望みます。私たちは、金委員長が非核化を通じて国を変えていく機会を得ることを引き続き希望します。北朝鮮は経済や他の面で途方もない可能性を秘めた国です。

また、米国は拉致問題に対する責務を果たし続けており、これが安倍首相にとって最優先事項であることを私は知っています。今日、私は先ほど、愛する家族を北朝鮮に拉致されるという考えられないような心の痛みに苦しんできた日本人家族のグループと2度目の会談を持ちました。米国はこのような拉致被害者を帰国させるための日本の取り組みを引き続き支援します。

また、両国は他にも安全保障についての数々の重要な問題で協力しています。米国は防衛力向上のための日本の取り組みを支持しており、大量の米国製防衛装備品の日本への販売においてこの数ヶ月の間に大きな進捗がありました。私達は世界で最もよい装備品を作ります。

2018年、日本は米国製防衛装備品を世界で最も多く購入した国の1つでした。そして、日本は105機の最新鋭F-35ステルス航空機を購入する意向を発表したばかりです。ステルスというのは、実際に見ることが出来ないからそう呼ばれるのです。日本はこの購入によって米国の同盟国の中で最も多くのF-35航空機を保有することになります。

米国と日本の緊密な安全保障関係は共通の価値観に基づいています。両国の軍隊は世界各地で一緒に訓練し勤務しています。明日、私は日本の自衛隊の傍で駐留している在日米軍の部隊を訪問します。

私は全ての米国国民を代表して、私達の駐留軍人とその家族を親切に迎え入れてくださっている日本国民に感謝したいです。

また、米国と日本は公平と互恵の原則に基づき両国の経済関係の改善に取り組んでいます。私達は現在、両国の経済に利益をもたらす2国間貿易協定を交渉しています。 私たちの目標は対日貿易赤字を減らしたり貿易障壁やあらゆる種類の障壁を取り除いたりすることにより、米国の輸出が本当に公平で非常に深い基盤を築くことです。

ほんの1週間ほど前、米国の牛肉が2003年以来初めて日本市場にフルアクセスするようになりました。私達は近いうちにこの貿易についてさらに多くのことを発表できるよう望んでいます。

そして最後に、今日、安倍首相と私は人間宇宙探査における両国の協力の飛躍的な拡大に同意したことを喜んで発表します。日本は、米国の宇宙飛行士を宇宙に送るという私達のミッションに加わることになります。私達は月に行きます。私達は間もなく火星に行きます。これはとても胸の躍ることです。そして、軍事的な見地ではいま何よりも宇宙が重要です。

これは他の多くのことについての協業を広げるための胸躍る出発点です。

総理、私達の今週の訪問は米国と日本の同盟の強さと両国国民の間の深い友情を感動的に思い出させるものです。あなたの国の歴史のこの重要な瞬間に日本に来られたことは大きな名誉です。この新しい御代の名として、あなたの国は「美しい調和」という意味の「れいわ」を選びました。

米国も未来に向けたこの素晴らしい願望をともに抱くことにします。そして、私達はこの高貴なビジョンを実現するために協力しつつ、この素晴らしいパートナーシップを続けていくことを楽しみにしています。

ご清聴ありがとうございました。


[以後省略]





http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/351.html
記事 [政治・選挙・NHK261] トランプのツイート(民主党の悪口)(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
トランプのツイート(民主党の悪口)
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51771794.html
2019年05月28日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 またまた、トランプのツイートが波紋を広げています。

 というよりも、毎度のことですが。


 Great fun and meeting with Prime Minister @AbeShinzo. Numerous Japanese officials told me that the Democrats would rather see the United States fail than see me or the Repablican Party succeed- Death Wish!



「民主党は、トランプ大統領や共和党が成功するのを見るぐらいなら、米国が落ちぶれた方がましだと考えているのでしょう、と多くの日本の政府関係者が言った」

 ほんまでっか?

 俄かには信じられません。

 但し、Numerous という単語を除いて、一人の政府関係者が、と言う風に主語を変えるならば、事実かもしれません。

 つまり、安倍総理が、そう言ってトランプ大統領にゴマを摺った、と。

 しかし、米国のニュースを見ている私に言わせたら、トランプこそ、自分が成功するのならアメリカがどうなろうと知ったことではないと思っているとしか思えません。

 そんなトランプをですよ、日本のメディアはどこまで持ち上げるのかと言いたい。

 要するに、日本のメディアは、トランプの訪日を大きく報じることで安倍総理にゴマを摺っている、と。

 幾ら野党とは言え、下院の議長のペロシ氏に対して気違いなどと呼ぶことがよくできるものだ、と。

 日本のメディアはもっと事実を伝えろと言いたい!




 日本のメディア関係者に直前に飯を食わせて、トランプの訪日を派手に報道させる
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記事 [政治・選挙・NHK261] まるで王様扱いのバカ騒ぎ トランプ実況TV局は狂ったか(日刊ゲンダイ)
 


まるで王様扱いのバカ騒ぎ トランプ実況TV局は狂ったか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254838
2019/05/28 日刊ゲンダイ 文字起こし


国賓歓迎行事の中継は異例(天皇陛下とトランプ米大統領)/(C)ロイター

「令和初の国賓」として1年半ぶりに再来日したトランプ米大統領の日本滞在は、27日で3日目。最終日の28日は宿泊先で天皇の見送りを受け、横須賀基地で海上自衛隊の護衛艦「かが」に乗艦してから帰国の途に就くが、テレビは相変わらず朝から晩までトランプを追いかけ回している。見るに堪えないトランプ実況のバカ騒ぎである。

 とりわけひどかったのが、安倍首相がトランプを接待漬けにした2日目だ。千葉県の「茂原カントリー倶楽部」に大統領専用ヘリ「マリーンワン」でやって来るトランプをカウントダウンで待ち構え、駆け寄って出迎える安倍と握手する様子を中継。ラウンド中も空撮を続け、最高気温が30度を超える炎天下、トランプが途中で赤い上着を脱いで半袖でプレーしたとか、最後まで半袖だったなどと解説。その後はトランプ、安倍両夫妻が両国国技館に赴いて大相撲夏場所の千秋楽を特別しつらえの正面升席で観戦し、六本木の炉端焼き店で夕食を共にする様子を電波に乗せまくった。

 元NHKプロデューサーで武蔵大教授の永田浩三氏(メディア社会学)は言う。

「トランプ大統領はツイッターに〈日本との貿易交渉は大きく前進した。農産物と牛肉が交渉の中心だ。ただこれは7月の選挙後までお預けだ〉などと書き込み、安倍首相との間で何らかの合意があったと示唆しています。ところが、テレビはその真意や交渉の展望についてはロクに解説せず、官邸が仕込んだ外交的イベントに乗っかって意味のない親密さを垂れ流している。こうした報道姿勢は明らかに問題です。中でも、NHKの大相撲中継は恥ずかしいものだった。退場するトランプ大統領に握手を求める観客の様子をアナウンサーは〈一般のお客さんと握手を交わしています〉と実況していましたが、その中に評論家の金美齢さん、ジャーナリストの桜井よしこさん、門田隆将さんが交じっていた。3人とも安倍首相の応援団でしょう。そうしたバックグラウンドを説明しなくても、名前をアナウンスするだけで状況の異様さを視聴者に伝えることができたはず。アナウンサーにはそれくらいの意地を見せてほしかった」

ゲッベルスが利用した国民ラジオを彷彿

 コラムニストの小田嶋隆氏も呆れた様子で言う。

「大相撲は異様でした。大相撲中継というより、トランプ中継。NHKは報道機関を逸脱しています。いつの間にこんな放送局になってしまったのか」

 宮根誠司アナがメインを張る「Mr.サンデー」(フジテレビ系)では、ガタイのいいトランプへの配慮でひとり掛けソファを配置した特設席を再現し、大騒ぎする悪乗りである。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言った。

「接待すればどうにかなるという考え方はいかにも日本的で、国際舞台では通用しません。にもかかわらず、テレビはこぞって安倍政権が国内向けにアピールしたがる“やってる感”の演出に加担し、日米関係の真実を粉飾する片棒を担いでいます。ナチス・ドイツの宣伝相だったゲッベルスがプロパガンダに利用した国民ラジオの役割を自ら引き受けているようなものです」

 政治評論家の森田実氏もこう言う。

「私は50年以上、マスコミで仕事をしてきたひとりですが、テレビはここまで堕落したのか。誇りを捨てて政治の走り使いとなり、下僕に成り下がったのか。愕然としています。米国大統領が国賓として来日したと、連日わっしょいわっしょいお祭り騒ぎ。政権の茶坊主と化し、接待外交を無批判に垂れ流し。品性のなさ、礼節のなさ、見識のなさときたら、情けないにもほどがあります」

 安倍政権の「やってるふり外交」のPRに全面協力し、無邪気に蜜月を礼賛する政治ショーの実況を見た多くの識者が「テレビの腐敗は来るところまで来た」と断じているのである。日本のテレビはついに狂ってしまったようだ。


拉致問題をまた政治利用(C)JMPA

NHK受信料収入は過去最高の7122億円

 かたや、米メディアの報道は辛辣だ。トランプに対する日本の厚遇ぶりを巡り、ABCは〈大統領のスケジュールはびっしり。ゴルフに大相撲、大統領杯も贈った〉と揶揄し、ワシントン・ポスト(WP)は〈日本での最初の1日を観光客として過ごした〉と皮肉たっぷり。WPはトランプ来日直前に〈安倍首相ほどトランプ大統領に媚びへつらうことに心血を注いできた指導者はおそらく世界中を探してもいないだろう〉とも書いていた。

 そうしてトランプはきのう、メインイベントである皇居での国賓歓迎行事に出席。天皇、皇后と会見した。一連の国賓行事が中継されるのは初めてのことだという。中でも、もっとも熱心に実況していたのが、通常の番組をすっ飛ばす特別編成で臨むNHKだ。安倍PR機関のNHKに受信料を払う必要が果たしてあるのだろうか。2018年度決算で受信料収入は7122億円に達し、5年連続で過去最高を更新。ワンセグ付きスマホやカーナビも受信契約対象となり、収入はこの先もぐんぐん伸びる見通しだ。一方で、安倍官邸ベッタリの偏向報道に対する嫌気が広がり、受信料を支払わなくていいよう法改正を目指す政治団体「NHKから国民を守る党」が先月の統一地方選で躍進。参院選にも候補を擁立する動きを見せている。

 新元号発表、代替わり、令和初の国賓来日。安倍はあからさまに皇室を政治利用し、NHKは露骨にそれを支えている。令和とトランプ騒動でNHKの正体はハッキリしたのではないか。

国益ナシ売国加速を覆い隠す“目玉企画”設定

 もっとも、御用メディアを利用し、夏の参院選を前に“外交の安倍”をアピールするもくろみはトランプに打ち砕かれた。

 日米共同記者会見で安倍は「ドナルドとの非常に親密な個人的信頼関係により、日米同盟の絆はもはや揺るぎようのない、世界で最も緊密な同盟となりました」とヨイショ。「トランプ大統領が就任して以来、日本企業は、米国への240億ドルの新たな投資を決定し、これにより4万5000人の新しい雇用を生み出すことになります」「世界で最も米国の経済に貢献しているのが日本企業であります。前回の首脳会談からたった1カ月の間に日本企業による対米投資は10億ドルも増加しました」と寄与度を盛んにアピールした。ところが、自動車分野や農産品が標的とされている通商交渉を巡り、安倍がTPP水準を上限とする従来の説明を繰り返すと、トランプに横から口を挟まれて「TPPは私とは全く関係がない。アメリカはTPPに拘束されない」と一蹴されたのだ。

 国を挙げた3泊4日の大歓待にもかかわらず、国益に利する協議なし。むしろ、売国を加速させているのだから、目も当てられやしない。だから、大相撲観戦や北朝鮮による拉致被害者家族らとの面会などの“目玉企画”をこしらえて、政治ショーを仕立て上げたのだろう。

「自ら伝統を踏みにじり、米国に徹底的に媚びへつらう。図らずも、テレビの実況を通じて見えた安倍首相とトランプ大統領の関係性によって、日本は下っ端の格下の国だということがよく分かりました。安倍首相を支える右派は強い相手でも立ち向かう男気、マッチョイズムを良しとしますから、自尊心や愛国心を大いに傷つけられたのではないか。対米追従のやり過ぎが裏目に出て、彼らに見放されるきっかけとなるのを期待します」(小田嶋隆氏=前出)

 映像はウソをつかない。そうは言うものの、テレビにのみ込まれて国民も狂っていくのか、あるいはパチリと目を覚ますのか。分水嶺に立たされている。













 



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/353.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 与党提出の改憲手続法改正案採決と衆参憲法審査会の開催に、断固反対する法律家団体の緊急声明(澤藤統一郎の憲法日記)
     与党提出の改憲手続法改正案採決と衆参憲法審査会
      の開催に、断固反対する法律家団体の緊急声明

はじめに

自由民主党や日本維新の会などは、継続審議となっている「日本国憲法の改正手続きに関する法律」(以下「改憲手続法」という。)改正案の今国会成立を狙い、衆議院憲法審査会での審議・採決を強行する構えを崩していない。自民党は夏の参議院選の公約に自衛隊明記の9条改憲案など4項目の改憲案を列記し「早期の憲法改正を目指す」こと、継続審議となっている改憲手続法の早期成立を目指すことを明記する調整を進めていると報道されている。

改憲問題対策法律家6団体連絡会は、自民党4項目改憲案に強く反対し、改憲手続法改正案の採決と現時点の衆参両院の憲法審査会の開催に断固として反対するものである。

1 安倍自民党による改憲発議を許してはならない
  ―自民党9条改憲案は9条2項を空文化させて海外での戦争を可能にする

自民党9条改憲案は、「前条の規定は、わが国の平和と独立を守り、国及び国民の安全を保つために必要な自衛の措置をとることを妨げず、そのための実力組織として、法律の定めるところにより、内閣の首長たる内閣総理大臣を最高の指揮監督者とする自衛隊を保持する。…」とするもので、明らかに憲法9条2項の空文化を狙うものである。「必要な自衛の措置」の名目でフルスペックの集団的自衛権の行使が憲法上可能となり、憲法の平和主義の原理を葬り、アメリカ軍の指揮の下で何時でもどこでも海外で戦争ができる国へ転換を図るものである。これらの本質を隠し、「自衛隊の任務・権限は変わらない」などと国民を欺き、安倍首相の主導のもと数の力で9条の改憲発議を行う暴挙を許してはならない。

また、自民党の緊急事態条項に関する改憲案は、軍事的な緊急事態における内閣の権限拡大と人権の大幅な制限に利用される危険性がある。大地震などの自然災害に対応するためであれば、すでに災害対策基本法や大規模地震対策特別措置法などによって規定されており、緊急事態条項に関する改憲の必要性はない。

合区解消の改憲案は、憲法の基本原理である国民主権や普遍的価値を有する平等原則を著しく損なうものである。合区にかかわる問題の解消は、議員の総定数の見直しや選挙制度の抜本的な改革など法律改正で実現できるのであり、改憲は必要ない。

自民党の教育に関する改憲案は、教育が「国の未来を切り拓く上で極めて重要な役割を担う」として教育への国家介入を正当化する危険がある。教育の充実は、国会と内閣がその気になれば、法律や予算措置で可能であり、改憲は必要ない。

以上のとおり、自民党の4項目改憲案は、いずれも改憲の必要性・合理性を欠くうえに、日本国憲法の基本原理である平和主義、国民主権、基本的人権の尊重を破壊するものであり、安倍自民党による改憲発議を断じて許してはならない。

2 国民不在のまま、安倍自民党改憲のための憲法審査会を開催してはならない

安倍首相は、内閣総理大臣の資格に基づいて憲法改正を推進する主張を繰り返している。「憲法尊重擁護義務」(憲法99条)を負う首相や国会議員が改憲を主導することは憲法に違反する。憲法改正は、国民の中から憲法改正を求める意見が大きく発せられ、世論が成熟した場合に限り行われるべきものである。今、国民の中で改憲を望むのは少数であり世論は全く熟していない。

憲法によって公権力を制約し、国民の権利・自由を保障するのが立憲主義である。憲法に

拘束される権力の側が、国民を差し置いて憲法改正を声高に叫び、発議に向けた憲法審査会の開催を「ワイルド」に野党に迫るようなときは、憲法審査会が安倍自民党4項目改憲のために悪用されることを十分に警戒しなければならない。立憲主義を守るために憲法審査会を開催してはならない。

また、安倍首相は2020年に新しい憲法を施行すると明言して改憲ありきの立場であり、これまでの政府与党の政治手法に鑑みれば、現時点で憲法審査会を開催した場合、事実に基づく慎重な議論が行われることは期待できず、強引な議論で多数派の要望のみが実現される危険性が極めて高い。憲法審査会の伝統たる「熟議による合意形成」を尊重するのであれば、事実に基づく議論が期待できない現在の政治状況において、憲法審査会を開催すべきではない。

3 改憲手続法改正案は重大な欠陥があり、このまま成立させてはならない

継続審議となっている与党提出の改憲手続法改正案は、名簿の閲覧、在外名簿の登録、共通投票所、期日前投票、洋上投票、繰り延べ投票、投票所への同伴の7項目で、2016年に成立した公職選挙法改正の内容にそろえて国民「投票環境を向上させる」ためなどと与党は説明する。しかし、投票環境の後退を招くもの(期日前投票時間の短縮、繰り延べ投票期日の告示期限の短縮)も含まれていたり、郵便投票の対象の拡大については見送りとされている。何より、テレビ・ラジオの有料広告規制が、投票前2週間の投票運動のみに限定されていて、「国民投票を金で買う」危険性が考慮されていない本質的な欠陥があるほか、公務員・教育者に対する規制の問題、最低投票率の問題が全く解決されていない重大な欠陥のある法案である。

2007年5月の成立時において参議院で18項目の附帯決議、2014年6月の一部改正の際にも衆議院憲法審査会で7項目、参議院憲法審査会で20項目もの改善を約束した附帯決議がなされているほか、日本弁護士連合会をはじめとする法律家・法律家団体からも早急な見直しが求められている。このように重大な欠陥のある法案を急ぎ成立させる理由は全くない。それは、安倍首相が目指す臨時国会での改憲4項目発議の環境を整えるものでしかない。

以上

2019年5月27日

改憲問題対策法律家6団体連絡会

社会文化法律センター 共同代表理事 宮里 邦雄

自由法曹団      団長 船尾 徹

青年法律家協会弁護士学者合同部会  議長 北村 栄

日本国際法律家協会  会長 大熊 政一

日本反核法律家協会  会長 佐々木 猛也

日本民主法律家協会  理事長 右崎 正博

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☆昨日(5月27日)、改憲問題対策法律家6団体連絡会は、「与党提出の改憲手続法改正案採決と衆参憲法審査会の開催に、断固反対する法律家団体の緊急声明」を発出し、官邸、衆参憲法審査会委員全員、各政党、メディア等に送付して執行しました。

本日午前中行われる憲法審査会幹事会までに送り、立憲野党を励ます目的です。

☆また昨日、「法と民主主義」5月号を発刊しました。特集は「いま、ジャーナリズムを問う―本当に伝えるべきことは何か」。

各分野から、いまのジャーナリズムのあり方を批判的視点で論じています。

さらに、4月22日の院内集会「安倍政権と取材の自由」における東京新聞・望月衣塑子記者の講演とパネルディスカッションなど、興味深い記事が今月号も満載です。

ぜひお読みいただき、広げて下さい。

以上を反映してホームページを更新しましたので、こちらも時々、覗いてみて下さい。

https://www.jdla.jp/

(2019年5月28日)

http://article9.jp/wordpress/?p=12700
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/354.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 米紙の批判記事を報道する愚かしい日本のメディア!  
米紙の批判記事を報道する愚かしい日本のメディア!
https://85280384.at.webry.info/201905/article_266.html
2019/05/28 22:11 半歩前へ

▼米紙の批判記事を報道する愚かしい日本のメディア!

 蓮池透がこう言った。同感である。

  「米メディアが日本の伝統を憂慮し、それを日本のメディアが報じる。もうダメだ」。

詳しくはここをクリック
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190527-00000011-jij-n_ame

 これは何も時事通信だけに限ったことではない。

 朝日も、どこも、新聞、テレビはこぞって「ひとごと」のように報道している。

 外国メディアの鋭い記事を引用する前に、どうして「自前で」こうした記事が書けないのか?

 天に向かってツバキを吐く行為だ。「恥ずかしい」と思わないのか。



トランプ氏への厚遇ぶり報道=「ほぼ観光客」「相撲の伝統揺さぶる」−米メディア
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190527-00000011-jij-n_ame
時事通信 5/27(月) 6:39配信


炉端焼き店での夕食会に臨むトランプ米大統領(左)と安倍晋三首相=26日午後、東京都港区(代表撮影)

 【ニューヨーク時事】ゴルフから大相撲観戦に炉端焼き−。

 米メディアは26日、国賓として来日したトランプ大統領に対する日本側の厚遇ぶりを大きく取り上げた。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、大統領がゴルフ場で安倍晋三首相と自撮り写真に納まり、東京・六本木の炉端焼き店での夕食会では和牛ステーキを楽しんだことなどを紹介。「大統領はほぼ観光客として1日を過ごした」と皮肉った。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(同)は異例ずくめとなった大統領の大相撲観戦の様子を詳報。升席では座布団には座らずに椅子に腰掛け、米国大統領杯の授与のために土俵に上がった際はスリッパを履いたことを伝え、「伝統に縛られた相撲界を揺さぶった」と評した。 




















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