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2019年8月19日01時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK264] 8月25日埼玉知事選で全有権者が安倍政治NOを!(植草一秀の『知られざる真実』) 
8月25日埼玉知事選で全有権者が安倍政治NOを!
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-7ac0ef.html
2019年8月18日 植草一秀の『知られざる真実』


高校野球が熱戦を繰り広げているがまもなく決勝戦を迎える。

高校野球が幕を閉じると夏休みも終わりを告げる。

7月21日に参院選が実施されて安倍自公政治の翳りが一段と鮮明になったが、政局は秋の陣に向かう。

弱体化する安倍自公政権が求心力を維持するには憲法改定の発議に持ち込むことが必要だが、参院選の結果、改憲勢力は参院3分の2を確保できなかった。

国民民主党内の「隠れ自公派」の一本釣りが模索される局面だ。

このなかで、今後の政局に重大な影響を与える選挙が行われる。

8月25日に投票日を迎える埼玉県知事選だ。

自公は元プロ野球選手でスポーツライターの青島健太氏を擁立した。

安倍自公対峙勢力は元参議院議員の大野元裕氏を擁立した

この2名以外にも立候補者がいるが、選挙戦は事実上の保革一騎討ちの状況になっている。

参院選1人区では自公が22勝10敗の戦績となったが、激戦区とされた選挙区では軒並み自公が敗北した。

東北地方では自公が2勝4敗に終わった。

自公政治に反対の主権者が結集すれば選挙に勝てる。

このことが改めて確認された。

埼玉県知事選では行田邦子氏が出馬を取りやめたために、選挙戦が保革対立の事実上の一騎討ちになった。

これまで知事を4期務めた上田清司氏は出馬を見送り、大野氏の支援に回った。

大野氏は参議院議員を失職したため10月27日に参院埼玉選挙区補欠選挙が実施されることになっている。

上田元知事が10月参院補欠選に出馬する可能性も取り沙汰されている。

参院選補選は参院の改憲勢力数に影響を与えるため、非常に重要な選挙になる。

また、埼玉県は立憲民主党の枝野幸男氏の地元であり、今後の野党再編への影響も小さくない。

各陣営の思惑が交錯しているが、政治の問題に決着をつける主役は主権者であることを忘れてはならない。

政治家はともすれば「自分が主役」の振る舞いを演じるが大きな勘違いだ。

「主役は主権者」であることを忘れてはならない。

野党の結集が進展せず、極めて基盤の脆弱な安倍自公が暴政を継続しているが、現状を打破するには主権者の覚醒と行動が必要不可欠だ。

選挙戦が事実上の保革一騎討ちになったのであるから、主権者は行動しやすい。

安倍自公政治の打破、刷新を求める主権者は投票所に足を運び、安倍自公対峙勢力の統一候補になった大野元裕氏に清き一票を投じるべきだ。

自公支持者は雨が降ろうと槍が降ろうと投票所に足を運ぶ。

この岩盤勢力が全有権者の20%〜25%を占めている。

主権者が参政権を放棄すると、この岩盤層が支持する候補者が当選してしまう。

拙著『25%の人が政治を私物化する国
−消費税ゼロと最低賃金1500円で日本が変わる−』
(詩想社新書)
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に記したように、25%の安倍自公支持勢力は一言で言えば、安倍政治の利権に群がる人々だ。

政権与党は巨大な資金を動かす権力と化す。

その巨大資金をどのように運営するのかが政治の最大の機能であると言える。安倍自公政治は巨大な財政資金を「利権化」しているところに最大の特徴を有する。

社会保障支出を可能な限り切り刻み、利権支出のウェイトを高める。

これが安倍自公政治の財政運営である。この利権政治を打破するには、安倍政治に終止符を打つことが必要なのだ。

決戦の場は次の衆院総選挙になるが、その決戦の場に向けての重要なスタートになるのが埼玉県知事選である。

埼玉県の主権者は8月25日が県知事選投票日であることを認識して、必ず参政権を行使しなければならない。

政治を利権につながる25%の人々の私物にしてはならない。

10月27日の参院補選も重要になる。

埼玉県知事選を日本世直しの主発点に位置付けなければならない。




http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/617.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 立民と国民 考え方の隔たり大きく 会派の調整難航も/nhk
立民と国民 考え方の隔たり大きく 会派の調整難航も/nhk
2019年8月16日 4時54分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190816/k10012037361000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_010

国会での会派をめぐって立憲民主党と国民民主党の代表が15日会談しましたが、結論には至りませんでした。衆議院の会派への合流を求める立憲民主党に対し、国民民主党は、衆参両院での統一会派結成を要求するなど、考え方の隔たりは大きく、調整は難航することも予想されます。

立憲民主党の枝野代表がさきに、国民民主党の玉木代表に対し、憲法改正やエネルギー政策などの党の政策に理解を求めたうえで、衆議院の会派に加わるよう提案したことを受け、15日、両代表は改めて会談しました。

会談で、玉木氏は参議院も含め、対等な立場での統一会派の結成を求め、政策の方向性などを協議したいなどと回答したのに対し、枝野氏は「提案に対する答えになっていない」として、再回答を要求しました。

このため玉木氏は来週、党執行部で対応を検討する方針です。

両党には参議院選挙の結果も踏まえ、安倍政権と対じしていくためには、野党勢力の結集が必要だとして、「お互いが歩み寄る努力を続けていくべきだ」といった声は根強くあります。

ただ衆議院の会派への合流を求める立憲民主党に対し、国民民主党は衆参両院での統一会派結成を要求するなど、考え方の隔たりは大きく、調整は難航することも予想されます。
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/618.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 政治汚染水化した「民主党」 れいわ4.3% 
政治汚染水化した「民主党」 れいわ4.3%
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51974205.html
2019年08月19日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


野田氏が自民党に政権返上するために解散した

野田・長島・石原・細野・菅・前原・枝野・藤井・仙谷・岡田・玄葉たちは
@財務省の使い走り=消費税を20%にしたい カネモチ性善説を振り撒き
A東電の使い走り=連合にそう言え!といわれ そう言うな!と言われ
B裏では 安倍と前原と長島が CIA本部でヒソヒソ
CCIAから最強子飼い野党指令を受け マスコミが枝野礼賛記事づくし

こうして枝野立憲民主党の怪しげな生い立ちがある
だから
CIA統治下の安倍政権自民党の2軍が立憲民主党であり
右ハンドル左ハンドルの違いしかない

****

指令を受けたのだろう 
ほとぼりが冷めたことにして みんな又集まろう
裏理由は れいわ新選組の登場だ 政治地震予知だ

@消費税で世論が割れそう
Aれいわ+社民党+共産党+自民党&野党良心派は5%
B政党認知を受け100人候補体制本格化の前に

売国新聞・TVは毒だと気が付いた有権者たち
われわれの前に 安倍政権と連合黒仲間たちが恐れ始めた



れいわが倍増、政党支持率 共産に並ぶ4.3%
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190818-00000089-kyodonews-pol
共同通信 8/18(日) 20:13配信


れいわ新選組から参院選に出馬し、初当選した木村英子氏(左)と山本太郎代表

 共同通信の世論調査で、れいわ新選組の政党支持率が4.3%となり、参院選結果を受けて実施した7月の前回調査から2.1ポイント増えた。野党では、第1党の立憲民主党に次ぐ支持率で、共産党に並んだ。若者の支持が目立った。

 れいわの支持層を年代別で見ると、若年層(30代以下)が7.4%で、中年層(40〜50代)は4.6%、高年層(60代以上)は1.9%だった。男女別では、男性が4.1%、女性が4.6%となった。

 れいわと同様に参院選で政党要件を満たしたNHKから国民を守る党の支持率は0.3ポイント増の1.3%だった。




http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/619.html

記事 [政治・選挙・NHK264] また河野太郎が韓国相手にやらかした!(くろねこの短語)
また河野太郎が韓国相手にやらかした!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-b36ede.html
2019年8月19日 くろねこの短語


 それがそもそもの姿だったのだろう。初老の小学生・ペテン総理の軍門に下ることで、権力の美酒に酔い痴れるごまめの歯ぎしり・河野君の専横振りが止まるところを知らないようだ。徴用工問題がらみで韓国の駐日大使を呼びつけた際に、相手の言葉を遮って「無礼だ」なんて暴言を投げつけたのは記憶に新しいところなんだが、今度は「(韓国)大統領には、国際法違反を是正するリーダーシップを取ってほしい」てなことを口走って顰蹙買ってるってね。

 これは、韓国の寅さん大統領が、「輸出管理の強化をめぐって、日本政府に対話と協力を呼びかけたことを受け」ての発言だそうで、一国の元首に対して一介の外務大臣が意見するなんてのはそれこそ1200年早い話なんだね。相手が誰であれ外交上の礼儀ってのがあるもので、それを無視してのこういう発言ってのは韓国を見下すような感情が心根の底にあるってことなのだ。トランプに向かってこんなこと言えるわけないんだからさ。

韓国外務省「河野発言は国際的な儀礼に合致せず」と反発

 分をわきまえないってのは、こういう輩のためにある言葉なんだろうね。かつて、脱原発でブイブイ言わせてた頃に撮られた突貫小僧・山本太郎君とのツーショッがあるんだが、いまやその画像をツイッターで貼ると、ごまめからブロックされるとか。どこまで行ってもケツの穴のちいせえ野郎ってことだ。こんなのが外務大臣なんだもの、ホルムズ海峡に自衛隊派遣しろってトランプに脅されたら、ペテン総理と揃って首を縦に振りかねませんよ、ったく!!





韓国外務省「河野発言は国際的な儀礼に合致せず」と反発
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190816/k10012038571000.html
2019年8月16日 21時15分 NHK



太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題で、河野外務大臣が韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領に指導力を発揮するよう求めたことについて、韓国外務省は「一国の外交当局者が、国家元首に対していかなる措置を要求すること自体、国際的な礼儀に合致しない」と反発しています。

河野外務大臣は、韓国のムン・ジェイン大統領が15日、輸出管理の強化をめぐって、日本政府に対話と協力を呼びかけたことを受け「大統領には、国際法違反を是正するリーダーシップを取ってほしい」と述べ、「徴用」をめぐる問題で、指導力を発揮するよう求めました。

これについて、韓国外務省は16日夕方、コメントを発表し「韓国政府は、河野大臣の発言には同意しない。一国の外交当局者が、相手国の国家元首に対して、いかなる措置を要求すること自体、国際的な礼儀に合致しない」と反発しました。

そのうえで「河野大臣の発言は両国関係の安定にも役立たず、極めて遺憾だ」として、外交ルートを通じて日本側に伝える考えを示しました。




http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/620.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 首相と幹事長だけに天の声/政界地獄耳(日刊スポーツ)
首相と幹事長だけに天の声/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201908190000117.html
2019年8月19日8時56分 日刊スポーツ


★参院選翌日、首相・安倍晋三は「この選挙では憲法改正も大きな争点となりました。街頭演説のたび議論を前に進める政党を選ぶのか、それとも議論すら拒否する政党を選ぶのか。今回の参院選はそれを問う選挙だと私は繰り返してきた。少なくとも議論は行うべきである、これが国民の審判であります」と国民が憲法改正を支持した結果の勝利という分析のもと、憲法改正を国民が望んでいるとの“拡大解釈”を打ち出した。

★だが、7月1日の読売新聞によれば選挙直前の国民の選挙の争点や関心事は(1)年金など社会保障(2)景気や雇用(3)子育て支援(4)外交や安全保障に次いで憲法改正と決して高くない。17日に発表された時事通信の8月の世論調査の結果が興味深い。安倍政権下での憲法改正について「反対」が41・3%で「賛成」の32・1%を上回った。同社の7月の調査では参院選後に改憲議論を進めることに「賛成」は41・2%で、「反対」は26・3%だった。それは国民が自民党は選挙に勝ったとは判断していないことの表れではないか。

★一方、首相は外遊などが落ち着く9月中旬に自民党人事と内閣改造を計画する。最大の焦点は幹事長だろう。既に幹事長・二階俊博は在任期間が3年を超え、80歳になる。体調面も含め交代論も党内には渦巻くが、二階の党内サバイバルは安倍3選をいち早く言い出し党内をまとめたこと。今回も4選を言い出し、ポジションを守ろうとするのではないかと言われる。既に二階は3月に安倍4選に触れ「党内外、海外からの支援もある。この状況では十分あり得る。余人をもって代えがたいというときには何ら問題はない」としている。首相も幹事長もどこからもそんな声が出ていないのに、特別に天の声が聞こえるのだろうか。国民から見ればただの自民党人材難ではないか。このご都合主義にはしらける。(K)※敬称略



























http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/621.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 「白紙」一転 横浜市がIR誘致へ 林市長が近く表明(神奈川新聞)
「白紙」一転 横浜市がIR誘致へ 林市長が近く表明
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190819-00000001-kana-l14
カナロコ by 神奈川新聞 8/19(月) 2:00配信


横浜市が、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の立地場所として想定する山下ふ頭=同市中区

 横浜市が、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を誘致する方針を固めたことが18日、分かった。林文子市長が近く表明する。長く「白紙」としてきたが、超高齢化や人口減で厳しさが増す財政事情を踏まえ、IRが地域経済や観光の振興、税収の確保につながると判断した。庁内に専門部署を新設し、体制強化も図る。ただ市民の間には「カジノ=賭博場」との受け止めや、ギャンブル依存症などへの懸念が根強くあり、市民を巻き込んだ広い議論を求める声が強まるのは必至だ。

 市は9月2日開会の市会第3回定例会に、2億6千万円の一般会計補正予算案を提出する方針。47ヘクタールの敷地面積を持つ山下ふ頭(同市中区)を立地場所とし、議会の承認が得られれば、事業者の公募や選定に向けた準備などに着手する。

 市長はIR誘致に対し、前向きな態度を示した時期もあったが、2017年夏の市長選を前にトーンダウンして以降、一貫して「白紙」の立場を強調してきた。その市長が誘致へとかじを切った背景の一つに、国の動向があるとみられる。

 18年7月に成立したIR整備法は、自治体の申請や国の認定など開業までの一連の手続きを定めたもので、整備区域は全国で最大3都市としている。第1弾の開業時期は20年代半ばと見込まれ、国は整備区域の選定基準などを定めた「基本方針」を本年度中にも決定する見通しだ。

 これを受け、誘致を巡る自治体間の動きが今後さらに活発化することが予想される。実際、幕張新都心への導入を調査してきた千葉市は今月に入り、民間事業者に情報提供を求める方針を打ち出した。横浜市も早期に表明し、他の自治体に後れを取ることなく準備を進めるべきと判断したとみられる。

 一方、「白紙」を強調しつつ、民間事業者から構想案を募るなど、これまでの市のスタンスには、市会や市民から「分かりにくい」などの批判が上がっていた。市が6月下旬に開いた市民向けの説明会では、「横浜に賭博場はいらない」「市民に直接、賛否を問うべき」といった反対意見や行政への批判が噴出。だが市長は、7月3日の定例会見で「住民投票をする考えはない」と明言した。

 ◆IR Integrated Resortの略で、カジノやMICE(国際会議、展示会などの総称)施設、ホテルなどが一体となった施設。政府はIR整備を成長戦略の柱と位置付け、経済振興につなげたい考えだ。IR整備法では、ギャンブル依存症対策として日本人の入場料を6千円、入場回数を週3回、月10回までに制限するとしている。

 全国では、大阪府・市や和歌山県などが誘致に積極的な態度を示しているほか、千葉市や北海道なども検討を進めている。

























http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/622.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 「安倍1強」だと官僚まで腐敗墜落する構図 令和でも止まらない 日本の劣化(日刊ゲンダイ)
 


「安倍1強」だと官僚まで腐敗墜落する構図 令和でも止まらない 日本の劣化
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260429
2019/08/18 日刊ゲンダイ


佐川宣寿元国税庁長官の証人喚問(C)日刊ゲンダイ

 かつて、「政治は三流だが、官僚機構がしっかりしているから大丈夫だ」というのがこの国の“常識”だった。だが、今や完全に「過去の神話」となってしまった。霞が関のモラル崩壊は目を覆うばかりである。

 財務省の前事務次官は女性記者に対し、耳にするほうが恥ずかしくなるようなセクハラ発言を繰り返し、上司である麻生財務相は「セクハラ罪という罪はない」と言い放つ。経産省、文科省のキャリア官僚は覚醒剤、大麻所持で逮捕、文科省の局長(当時)は便宜を図った見返りに自分の息子を医大に不正入学させ……。

 ただ、これらはいずれも人間の道を踏み外した個人が犯した過ち、犯罪だ。より大きな問題は組織ぐるみで引き起こした不祥事のほうだろう。防衛省のイラク日報隠蔽疑惑、森友問題での財務省による公文書改ざん、加計学園の獣医学部認可を巡る文科省、内閣府、厚労省絡みの疑惑、厚労省による裁量労働制に関するデータ不正(捏造?)……。ここ数年、中央省庁が引き起こした不祥事は数えきれないほど。これほど連続的に省庁が不祥事を連発したことなど過去に例がない。なぜ、こんな事態に陥ったのか。背景を探っていくと、やはり「安倍1強」に突き当たる。

 これらの不祥事に共通しているのは、安倍政権に都合の悪いデータ、資料は「なかったことにする」であり、なかったことにできないものは「改ざん」してしまう。

 一方、政権に都合の良いデータは無理にでもデッチ上げたり、数字を操作してごまかす、である。そこに見えるのは、安倍政権に対する「忖度」であることは言うまでもない。

 もともと官僚は政権の強弱に敏感だ。強力な政権には迎合し、全力で支える一方、弱体・短命だと見た政権に対しては巧妙にサボタージュし、足を引っ張る。また、キャリア官僚の最大関心事は自らの出世だ。入省したキャリア官僚の多くは、「せめて局長、できれば事務次官」が人生の目標となる。

 そんな官僚たちが、「安倍1強」体制の中で、野党はもちろん、国会や与党さえも無視し、ひたすら「官邸」にひざまずくのも当然だろう。まして、2014年から導入された内閣人事局制度によってキャリア官僚の人事権は官邸が掌握してしまったから、歯向かうことなどできるはずがない。

 政治に対する信頼は地に落ちている。その中で、本来なら「公僕」として、国民のために公正、公平な行政を行うはずの官僚機構がここまで劣化してしまったとしたら、国民はなにを信用すればいいのか。今、この国はとんでもない泥沼にはまり込もうとしている。



伊藤惇夫 政治アナリスト
1948年、神奈川県生まれ。学習院大学卒業後、自民党本部事務局に勤務後、新進党、太陽党、民政党、民主党の事務局長などを歴任。「新党請負人」と呼ばれる。執筆、テレビ・コメンテーターなど幅広い分野で活躍中。



































http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/623.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 中国が自衛隊の護衛艦を標的に見立てて攻撃訓練! :戦争板リンク 
中国が自衛隊の護衛艦を標的に見立てて攻撃訓練! 

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/784.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/624.html

記事 [政治・選挙・NHK264] この手法だったら内閣支持率は6割でも7割でもいける(まるこ姫の独り言)
この手法だったら内閣支持率は6割でも7割でもいける
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/08/post-826418.html
2019.08.19 まるこ姫の独り言


支持率調査って、こういう事だったのか。



と言う事は、初めに支持政党は政権与党、もしくは公明党、維新、と答えなければ次の質問に対して答える資格が無いという言う事だ。

野党と答えた時点で、次の質問に答える資格なし、終了、ジ・エンドと言う事。

ひょっとしたら、国民新党もOKかもしれない(笑)

まるでゲームのようだ。

しかし酷いな。。

野党と答えたら、強制終了で終わる調査って何なんだ?


調査だったら、与党支持の意見も野党支持の意見も聞くのが筋だろうに、一方的調査だ。

内閣支持率調査も、1問目に「安倍政権を支持しますか」と聞き、支持しないと回答をしたら次の設問に行く資格なしと見なし強制終了できる。

だから回答数が半数にも満たない時があるという事か。

半数の人の中には、回答したくない人もいるが、政権を支持しないと答えて次の回答を拒否された人も含まれるのではないか?

これだったら、国会開催への呼びかけにも応じず、どこ吹く風と欠席を続け、ゴルフをやったり映画鑑賞したりでも、外遊をしてはバラマいてきても、プーチンやトランプに舐められて、北方領土を取られても、兵器爆買いでも、日本の農産物が壊滅状態になっても、好意的に見てくれるだろう。

と言うか、そこまで考えて回答に応える人が何人いるかと言う話だ。

調査対象が与党支持者だもの。

テレビの流す安倍首相像を信じ切って表面的にしか物事を見ない人達。

安倍信者と言われている人たちは、安倍政権に批判的な人に対して非国民扱いで、政権を称賛すればするほど仲間扱いだし。

ものすごい勢いで、権力に寄り添っていく人達は後を絶たず。。。

よほどうまい汁なんだろう。


それにしても与党支持の意見だけだったら内閣支持率は上がる一方じゃないか。

対韓国に対してムンジェインが悪いと一方的に国民を煽り立てれば、そうだそうだの大合唱になる。

そして、安倍政権はよくやっていると思わせれば支持率が上がるのは当然だ。

支持率調査の相手が、与党支持者だけではそうなるのは当然と言えば当然で、今の高支持率も頷ける。

敵対する相手を作り、それに対して敢然と立ち向かう安倍政権、安倍首相と言う構図を作ればよい話で。

悪者をやっつけるヒーロー像を作る。

幼稚なトリックでも政権与党支持者にだけ質問をすると、高支持率になるのは当然だ。

しかし、そこまでして高支持率を演出するという事は、やっぱり憲法改正が視野にあるのかもしれない。

安倍首相は、大方の国民の優先順位が低い「憲法改正」に対してこれが最後のチャンスとばかりに、どんどん仕掛けてくるだろう。

消費税増税の悪影響を報道させないためにも、憲法改正に目を向けさせる、恣意的誘導する。

メディアも協力していくだろう事はすぐに予測がつく




http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/625.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 昭和天皇、戦争への「反省」表明望む 初代宮内庁長官「拝謁記」/毎日新聞・msnニュース

© 毎日新聞初代宮内庁長官を務めた田島道治の「拝謁記」など=東京都渋谷区で2019年8月19日午前10時29分、梅村直承撮影

昭和天皇、戦争への「反省」表明望む 初代宮内庁長官「拝謁記」/毎日新聞・msnニュース
毎日新聞
2019/08/19 12:01
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%98%ad%e5%92%8c%e5%a4%a9%e7%9a%87%e3%80%81%e6%88%a6%e4%ba%89%e3%81%b8%e3%81%ae%e3%80%8c%e5%8f%8d%e7%9c%81%e3%80%8d%e8%a1%a8%e6%98%8e%e6%9c%9b%e3%82%80-%e5%88%9d%e4%bb%a3%e5%ae%ae%e5%86%85%e5%ba%81%e9%95%b7%e5%ae%98%e3%80%8c%e6%8b%9d%e8%ac%81%e8%a8%98%e3%80%8d/ar-AAFZTTE?ocid=iehp

終戦後に初代宮内庁長官を務めた田島道治が在任中の昭和天皇とのやり取りを詳細に記した文書を残していたことが明らかになった。昭和天皇は戦争への強い反省の気持ちを1952年5月の独立回復式典で表明しようと考えていたほか、独立前後に再軍備や憲法改正の必要性に言及するなど象徴天皇となった後も政治的な意見を首相に伝えようとしていた。宮内庁が編さんした「昭和天皇実録」に含まれていない内容も多く、昭和史を考える貴重な資料となりそうだ。

 田島元長官の遺族から文書を提供されたNHKが19日、一部を毎日新聞などメディアに公開した。

 文書は「拝謁記」と題された手帳やノート。48年から宮内庁や前身の宮内府のトップを務めた田島元長官が、就任の翌年から5年近くにわたって昭和天皇とやり取りした内容を記録していた。

 文書によると、昭和天皇は、独立回復時に国民にメッセージを出すことを望んだ。草案作りが本格化した52年1月11日に「私ハどうしても反省といふ字をどうしても入れねばと思ふ」と田島元長官に述べ、同年2月20日には「私の届かぬ事であるが軍も政府も国民もすべて下剋上(げこくじょう)とか軍部の専横を見逃すとか皆反省すればわるい事があるからそれらを皆反省して繰返したくないものだ」と語ったとしている。「下剋上」とは、戦時中の軍に統制が利かなかったことを表現したとみられる。

 「反省」の文字が宮内庁内部の検討で削除されても、戦争を悔恨する一節を入れようとしたが、吉田茂首相(当時)から反対され、最終的には受け入れた。

 式典の草稿が変更されたことは、田島元長官の伝記を出版したフランス文学者の加藤恭子氏が文芸春秋2003年7月号で発表していたが、昭和天皇の具体的な文言は知られていなかった。

 昭和天皇の「肉声」が記された「拝謁記」には、昭和天皇が米国とソ連(当時)が対立した冷戦下の安全保障環境に危機感を募らせる内容もあった。サンフランシスコ平和条約の調印から5カ月後の52年2月11日に「軍備の点だけ公明正大に堂々と改正してやつた方がいゝ様ニ思ふ」と再軍備と憲法改正の必要性に言及していた。旧軍の復活には反対し、独立回復後の同年5月8日には「再軍備によつて旧軍閥式の再擡頭(たいとう)は絶対にいやだが去り(原文ママ)とて(ソ連の)侵略を受ける脅威がある以上防衛的の新軍備なしといふ訳ニはいかぬと思ふ」と述べたという。

 昭和天皇はこうした考えを吉田首相に伝えようとしたが、田島元長官が「それは禁句であります」といさめたという。天皇が政治に関われないという新憲法の理念を理解していないような発言から、象徴天皇のあり方を模索していた経緯がうかがえる。

 文書では、48年11月の東京裁判の判決の際にGHQ(連合国軍総司令部)のマッカーサー司令官に天皇にとどまる意向を伝えた後も退位の可能性に言及していたことも明らかになった。【和田武士】

本音、肉声が生々しく超一級の資料

 古川隆久・日本大教授(日本近現代史)の話 長期間にわたり昭和天皇の本音、肉声が生々しく書かれた超一級の資料。象徴天皇制を始めるにあたり、天皇がどうやってそれを作っていくかを模索していたことが手に取るように分かる。また、この時期に改憲や再軍備を求めていたことは知られていなかった。
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/626.html

記事 [政治・選挙・NHK264] れいわ新選組に野党は結集して小沢一郎氏を新代表に担ぐべきだ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/08/blog-post_19.html
8月 19, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<共同通信の世論調査で、れいわ新選組の政党支持率が4.3%となり、参院選結果を受けて実施した7月の前回調査から2.1ポイント増えた。野党では、第1党の立憲民主党に次ぐ支持率で、共産党に並んだ。若者の支持が目立った。

 れいわの支持層を年代別で見ると、若年層(30代以下)が7.4%で、中年層(40〜50代)は4.6%、高年層(60代以上)は1.9%だった。男女別では、男性が4.1%、女性が4.6%となった。

 れいわと同様に参院選で政党要件を満たしたNHKから国民を守る党の支持率は0.3ポイント増の1.3%だった>(以上「共同通信」より引用)


 れいわ新選組の政党支持率が4.3%になった、という。山本太郎氏のれいわ新選組こそが掲げる政策が「野党らしい野党」だ。

 消費税廃止(段階的措置として、まず5%引き下げ)や原発即時停止、食糧安全保障としての農業を守るなどと、以前からこのブログで主張して来た安倍自公政権の「グローバル化」に対峙する「国民の生活が第一」の政治に合致する。

 枝野氏の立民党や国民党が合流すべき野党の中核に「れいわ新選組」がなるべきだ。それに合流できないとする人たちは「第二自民党」として新政党へ分離すべきだ。その方がこれまでよりも遥かに分かり易い。

 私たち国民が求めるのは一人一人の国民の暮らしが昨日よりも良くなり、明日へ向かって希望の持てる日本を取り戻すことだ。多国籍企業や投機家たちが都合よく稼げるグローバル化の世界へ日本を埋没させ、ついには日本そのものの存在を無くしてしまおうとする安倍自公政権に対峙する日本国民のための政治だ。

 それをグローバル化の幇間評論家たちは「ポピュリズム(大衆迎合主義)」だと批判するが、大衆の最大幸福を求める政治の何処が悪いのだろうか。それとも戦前・戦中のような「欲しがりません、勝つまでは」という掛け声で国民を騙して、ついには貧困と不幸のどん底へ突き落す安倍・ハンメルの笛に従う方が国民の幸福だというのだろうか。

 まず経済成長なくしては何事も始まらない。日本を委縮させ衰退させるだけの「緊縮財政」では喪われた国力の回復は望めない。経済成長すべく財政拡大させて、国民の暮らしを守る「国土強靭化」を急ぐべきだ。

 高度経済成長期に建設した多くの社会インフラは限界に達している。そして安倍自公政権と国土建設省が推進して来た「コンパクトシティー」構想は全国各地の地方都市を委縮衰退させてきた。駅前の中心市街地に特化した「コンパクトシティー」構想では地方は決して良くならない。

 中山間地と各地域を簡便に結ぶ道路網の整備こそが地方を甦らせる。国民一人一人の暮らしを守り、国土を衰退させない政策こそが必要だ。全国に広がる膨大な耕作放棄地を眺めて恐怖しない政治家はもはや必要ない。なぜ日本の食糧安全を他のすべての政策に優先する最重要課題にしないのだろうか。穀物を売り付けているトランプ氏だって、米国が不作になり飢饉にでもなれば、直ちに日本への農産品の輸出を停止するだろう。それとも米国の農産品を売りつけるトランプ氏に日本国民への食糧供給を米国民よりも優先するのか、と訊けばよい。

 一日も早く安倍自公政権が仕出かした数々の愚政を正すために、野党が政権を奪回しなければならない。れいわ新選組に野党は終結して、新代表に小沢一郎氏を担ぐことだ。そして三度目の正直で、政権交代を果たし、政権交代可能な二大政党制が日本に定着すべく山本太郎氏は若い汗を流すべきだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/627.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 戦争未亡人の声(下)<本澤二郎の「日本の風景」(3409)<恐ろしい、本当に恐ろしい銃後の無法無天の世界>
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12508779040.html
2019-08-19 09:28:23 honji-789のブログ

<恐ろしい、本当に恐ろしい銃後の無法無天の世界>

 改めて無知は犯罪であると思い知らされる。銃後の世界は、地獄のような無法無天の世界だった。ほとんどの男たちは、戦地に引きずり出された。それでも、次々と子供が生まれる?婦人に人権も法も存在しなかったことになろう。そのような地獄の惨状を、見て見ぬふりの天皇以下為政者の、ノー天気ぶりに怒りがこみ上げる。

 それでいて、責任を取らなかった敗戦時の天皇の心境が、なんと「反省」という言葉でしかなかったことを、先日になってNHKが報道した。当時を知る日本人に言葉もない。フランス革命のギロチンは、このことでも正統化されるだろう。いまその孫が新天皇、それを利用する人物は、A級戦犯をうまくすり抜けた人物の孫である。日本の歴史は何も変わっていないのか?愕然とするばかりである。警鐘乱打の日々である。

<出産時にボロきれもなく、謝礼も払えない農民>

 1940年に今の木更津市の農村部で助産婦を開業した影山よしさんこそが、当時の農民から「神だ、仏だ」と崇め奉られていた様子を想像できる。

 筆者は1942年2月10日生まれである。同じころ、政治家では小泉純一郎、そして山東昭子が誕生している。我が家は産婆代を払えたものか、100歳で亡くなった母に聞いておくべきだった。

 影山よしさんも、母みつも、山奥の七曲という地区の出身者である。母の尋常小学校時代、同級生は学校に来て本を読む機会を奪われていた。その点、よしさんは親類を頼って上京して、医者を志したが、金がなくて断念した。当時の日本では、人材を育てる環境が全くなかった証拠である。金はすべて財閥・政商に牛耳られてしまっていた。

 現在、財閥の内部留保金は500兆円とささやかれている。実際はもっとかもしれない。経済実体からみても、戦前そのものであることに衝撃を受ける。持てる者からの税金が、政治の役割であろう。消費税ゼロにして、庶民生活に恩恵を与える善政が、大衆政治の基本である。

<戦時中、日本で一番働いた職業は産婆さん!>

 ガーゼ、脱脂綿もない産婆さんの診療とはどういうものか、現在では想像もできないのだが、それは縄文や弥生の時代なのか。あるはそれ以前なのか。「我が家にある白い木綿の風呂敷に、ボロを自転車の荷台に積んで」「8日、18日、28日は八紘一宇の精神で、無料診療せよ、との通達もあって、その日は1日に20人ほどの妊婦を診察、口もきけないほど疲れ切ってしまいましたよ」と打ち明けてくれている。

 日本で一番働いていた産婆さんだったのだ。「お産の費用をまともに払ってくれる家庭はほとんどいませんでした。当時は国の保障制度は何もありません」「畳が汚れるから、畳の一畳を上げて、床板の上にむしろを敷いて、その上にボロを使ってお産するんです」「中には蔵がいくつもあるような御大尽のある人でも、お金を払ってくれませんでしたよ」

 恐ろしい銃後の日本社会の実像である。歴史家は、しかとこうした事実を掌握しているのであろうか。歴史家は、この創価学会平和婦人委員会編の、庶民の偽らざる史実に目を通す必要があろう。

 調査によると、この素晴らしい実績を書物にして世に送り出した婦人平和委員会は、東京・信濃町の創価婦人会館にあるという。現在はどうか。繰り返し関係者に敬意を表したい。

<村役場は若者を戦場に送る赤紙準備の地獄>

 庶民・大衆向けの仕事をしていなかった、当時の自治体とは何だったのか。村役場の実態はどうだったのか。

 いえることは、福祉らしい福祉行政は何もなかった。住民への国からの通達機能は存在していたことは、影山さんの証言で判明した。住民支配とは、銃後の戦場を想定した、竹やり戦法のような行政に特化していたのであろう。

 行政の中心は、農民の家族構成の詳細記録である。そこに男子がいるのかどうか。赤紙の対象者なのかどうか。独身者は真っ先に赤紙の対象となった。結婚して子供を持つ家庭の男子も、戦場に犬猫のように狩り出された。

 この分野についての詳細な記録が、行政の核心的任務だった。その頂点に内務省が存在した。すなわち、内務省こそが戦闘要員確保と、それに反対する人々を、非国民として監獄に送り込む任務を帯びていた。

 戦後の官僚機構は、大蔵省(現財務省)を頂点としたが、戦前は内務省が頂点に君臨した。この6年間は、戦前の商工省、今の経済産業省である。原発と武器弾薬にシフトする危険な体制といえる。

 商工官僚は、安倍の祖父・A級戦犯逃れの岸信介である。安倍の政務秘書官は、昔流だと商工官僚、すなわち財閥の代理人ということになる。

<戦地での天皇軍隊の蛮行知らずの日本人>

 8・15の戦没者追悼式を武道という怖い名前の施設で挙行するというのもおかしい感じを受けてしまうのだが、ここで過去という言葉に言及したのは、新天皇だけで、残る三権の長も遺族の代表からも、過去の日本軍の蛮行に触れる人物は、一人もいなかった。

 戦地での天皇軍隊の蛮行は、中国大陸を歩くと、まだ多くその痕跡が残っている。「軍紀の厳しい天皇の軍隊」という幻想を抱く老人は、今もいることが最近知って驚愕した。仕方なく「中国に行けばわかる」というしかなかった。

 多分、影山よしさんも知らない。中国と半島に足を伸ばす機会がなかったからだ。アジアを旅する余裕もなく、人生に幕を引いてしまった。

 娘は1995年、戦後50年に筆者が企画した「南京・盧溝橋の平和行脚」に参加、日本軍の蛮行の数々に涙した。彼女の娘と娘婿も。

 日本人は物忘れの激しい民族性が欠点である。相手が声を上げないと、すぐに忘れる。他方、大中国として再生した中国人は、あまり声を上げない。韓国人とは違う。欧州のドイツの隣国は、ナチの風土に敏感である。ドイツ人の気質がそれを受け入れ、いまでは欧州の代表格である。

<創価学会平和婦人委員会ー影山よしー戦争遺児ー野原善正>

 日本がドイツのようになるには、日本の隣国が声を上げてくれないと、日本は本物の民主主義の国になれない。A級戦犯の無反省の寝言を信じ込んで、改憲をわめく人物に凌駕されて7年目、それを支援する公明党創価学会は、平和婦人委員会とは真逆の存在である。

 中国訪問で覚醒した戦争遺児は、真っ先に太田ショウコウを告発した。池田親衛隊の一番手に名乗りを上げたのだ。二番手が沖縄創価学会の野原。参院選で山口那津男と戦った。山口の80万票には、不正選挙の疑問符がつく。

 それもこれも、根っこは創価学会平和婦人委員会の活躍によって、戦場の産婆さんの壮絶すぎる命をはぐくむ、誰も知らなかった厳しくも尊い闘争があったことを、生の声で紹介してくれた。その実績は快挙、快挙である。

 彼女を取り上げた編集者にも、日本国民を代表して感謝したい。

 あと一回、続編を書こうと思う。

2019年8月19日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/628.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 日本公使呼び、説明要求=汚染水処理めぐり−韓国外務省/時事通信・msnニュース
日本公使呼び、説明要求=汚染水処理めぐり−韓国外務省/時事通信・msnニュース
2019/08/19 14:27
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%85%ac%e4%bd%bf%e5%91%bc%e3%81%b3%e3%80%81%e8%aa%ac%e6%98%8e%e8%a6%81%e6%b1%82%ef%bc%9d%e6%b1%9a%e6%9f%93%e6%b0%b4%e5%87%a6%e7%90%86%e3%82%81%e3%81%90%e3%82%8a%ef%bc%8d%e9%9f%93%e5%9b%bd%e5%a4%96%e5%8b%99%e7%9c%81/ar-AAG0tQs?ocid=iehp

 【ソウル時事】韓国外務省は19日、日本大使館の西永知史公使を呼び、東京電力福島第1原発から出る汚染水の処理方針や放射性物質トリチウムを含む処理水の「海洋放出」に関する事実確認と説明を求めたと発表した。西永氏は日本政府の立場を説明し、韓国政府の立場を本国に報告すると伝えた。

 発表によると、権世重・気候環境科学外交局長が西永氏に口述書を手渡した。口述書では「汚染水の処理結果が両国国民の健康と安全、海でつながった国全体に及ぼす影響を非常に厳しく認識している」と表明。海洋放出をめぐり、日本政府の「公式的な回答」を求めたほか、周辺の海の生態系に影響を及ぼさないよう日韓両国で取り組むことを提案した。

http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/629.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 安倍流改憲はゲームセット〜河野洋平氏・元自民党総裁が日本の民主主義、安倍改憲を懸念(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28528312/
2019年 08月 19日

 う〜、また用意しておいた原稿が消えてしまった〜〜〜。(ノ_-。)

 というわけで、今回は、mewがキープしておいた元衆院議長、河野洋平市の記事を・・・。

 河野洋平氏は、もともと自民党の衆院議員(一時、新自由クラブ)で、官房長官、自民党総裁、外相、副総理などを歴任して人。

 穏健な保守ながらも平和・リベラル志向の強いハト派で、自民党が右傾化しないように、バランスをとろうとして来た人でもある。(・・)

 今は、息子の河野太郎くんが衆院議員を務めているのだが(完全世襲ではなく、隣の選挙区。太郎くんは、父ほどハト派ではないものの、安倍陣営ほどの超保守タカ派でもないので、もう少し寛容な精神でアジア外交を展開してくれることを期待していたし。。

 ひとりの議員としては、以前から脱原発を訴えたり、安倍的超保守派が嫌う夫婦別姓に賛成したりとかしていたので、大臣になってからも、もうチョット主張してくれると思っていたのだが。

 何だか昨年、安倍首相に外務大臣に任命されていからは、す〜っかり安倍さまの部下になっちゃったようで。安倍smに反することはほとんど言わず。韓国や中国との関係改善もなかなか進められずにいるのは、実に残念なことだ。(-"-)

<ただ太郎ちゃんは02年に肝硬変が進んだ父の命を助けるために、自分の肝臓の一部を提供する形で移植手術をしてもらった。その点はとっても評価し、敬意も抱いている。>
 
 でも、父・洋平氏の方は、ここから安倍首相&仲間たちが、かなり強引に安倍流改憲の動きを進めようとしているのを見て、何とかその動きを阻止したいという思いが強い様子。

 その件に関して、毎日新聞に話したことが記事になっている。(・・)

* * * * *

『参院選後の日本に心痛める 河野洋平元衆院議長 安倍流改憲はゲームセット

毎日新聞2019年8月9日 東京夕刊

 悲しんでいる。元衆院議長、河野洋平さん(82)。戦後政界を見つめてきた長老が、今回の参院選後の日本の行く末に、これまでになく心を痛めていた。「たかが一選挙」で済まされない、この国の危機とは何か。真夏の一日、長老の警鐘に耳を傾けた。【吉井理記】

 連日、陽光はまぶしいけれど、悲惨な事件の影が日本を覆う。景気も良いのか悪いのか。令和元年の夏、何だか視界不良である。

 先月の参院選からしてモヤモヤする。安倍晋三首相は「国民の皆様から力強い信任を頂いた」と胸を張るが、この閉塞(へいそく)感は何だろう。首相が選挙戦で繰り返した「今世紀最高水準の賃上げ達成」「バブル期超えの求人倍率」という高揚感はどこにあるのか。

 先の見えない時こそ、大先達の教えを請いたい。安心したい。そこで訪ねたのが河野さんである。

 「もう自民党が勝った負けたとか、改憲どうこうという問題以前の、極めて深刻な事態です。あの選挙で私が感じたのは、この選挙結果で議会制民主主義を続けられるのか、という危機感です」

 現役時代と変わらない眼光でこの国の空気を語り出した河野さんから飛び出したのは、「安心したい」という甘えを吹き飛ばす重い言葉だった。史上2番目に低い48・80%に終わった投票率のことだ。

 その危機感から、ある「アイデア」を披露するのだが、それは後述するとして、改憲に強く反対してきた河野さんだ。低投票率より、「改憲論議を進めよというのが国民の審判だ」と言い出す安倍首相にこそ危機感を募らせているのではないかと思っていたから、意外だった。

 「国民の審判? 首相の独りよがり、勝手な解釈に過ぎません。民意は逆です。むしろ首相の改憲論は、もう『ゲームセット』なのです」

 どういうことか。今回の参院選、自公は改憲発議に必要な3分の2の議席に届かなかったのはご存じの通り。メディアの関心は、改憲勢力が野党をどう切り崩すかに集まっているのだが……。

 「いや違う。そもそも自公を『改憲勢力』と言いますが、参院選でも公明党の山口那津男代表は改憲に直接触れず、党幹部からも否定的見解が相次ぎました。公明党は改憲勢力なのでしょうか」

 公明党は今回、3年前の前回参院選から比例で100万票以上も減らした。支持母体・創価学会は安倍流改憲に反対論が強い。票の減少は、自民党と連立を組む公明党への「おきゅう」との見方もできる。「そう見ると、公明党は今後、さらに改憲への慎重姿勢を強めるでしょう。しかも安倍首相の総裁任期はあと2年あまりですが、参院の勢力は3年後の次の選挙まで変わらず、改憲発議ができない状況は変わらない。つまり任期中の改憲は不可能。ゲームセットとはそういう意味です」

 護憲派としての河野さんは筋金入りだ。あの戦争で、神奈川県平塚市の自宅の屋根を不発弾が貫き、疎開先の祖父宅では、曽祖父を布団ごと担いで防空壕(ごう)に飛び込んだ。1945年8月14日深夜の小田原空襲の赤い炎が、今も「私の眼に焼き付いている」(「子どもたちの8月15日」岩波新書)。親族には戦没者もいる。

 戦後日本の在り方を「第二次世界大戦に流された多くの、尊い血の遺産」(「月刊新自由クラブ」86年3月号)と総括し、自民党総裁時代の95年に制定した「自民党新宣言」では、党内タカ派の圧力に屈せず「憲法改正」の文言を消し去った。

 「戦争の反省に立ち、我々はこの憲法でやっていくと決めたのです。その精神を大切にして70年、日本は国際社会で信頼され、平和国家として敬愛されてきた。それを今、自ら壊す必要がどこにあるのでしょうか」

 安倍首相は参院選で「共産党は自衛隊は違憲と言う。違憲論争を終わらすために改憲すべきだ」とも主張したが、河野さんは明快だ。

 「繰り返しますが、この憲法でもう70年やってきた。自民党も合憲の立場で選挙を戦ってきた。国民にも定着した。政治的には、違憲論争はもう過去のものです。それを今になって、急に安倍首相だけが違憲論を言い出しているように聞こえます」

 さて、低投票率である。確かに低いが、特に不都合はないように見えるが……。

 「いや、考えてみてください。有権者と政治が最も近づく場面が選挙です。第2次安倍政権下の国政選挙は5回ありましたが、4回の投票率は50%台前半、そして今回は48%です。このうち、比例で自民党に投票したのは35%だから、有権者の17%しか自民党を支持しなかったことになる。これは『国民の信任を得た』ことになるのでしょうか」

 形は民主主義を装っても、国民の大多数の意思と無関係の指導者・政権が生まれ、現に国政を動かしている。これはそもそも民主主義なのか、という根源的な問いだ。「国民の意思を反映しない政権」という点に限れば、どこかの独裁国家と大差ない。

 「それほど政治と国民が乖離(かいり)してしまっているんです。政治家の言うことがころころ変わる、公文書は改ざんする、官僚は虚偽答弁する、情報公開しても黒塗りの文書を出す、あるいは文書を隠蔽(いんぺい)する、でも政治は責任を取らない。政治が信頼されなければ期待もされず、ますます政治から人々が離れる……」

 河野さんの目は、むしろ悲しげである。英国のチャーチル元首相の言葉を引用し、記者にというより、自らに問うように続けた。

 「最近、考えてしまうんです。『民主主義は最悪だ。これまで試みられた他の全ての政治体制を除けば』と言いますが、米国ではトランプ大統領の言動を巡り、国が激しく分断しています。大統領選そのものも、莫大(ばくだい)な選挙資金がものをいい、候補者がののしり合い、スキャンダル探しに血眼になる。欧州もそうなりつつある。世界的な民主主義の危機です」

民主主義立て直し、与野党一致で

 外国の例を引くまでもない。今回の参院選、記者も安倍首相の演説を聞いて回ったが、日本の将来ビジョンは聞こえず、野党や旧民主党政権批判を何度も繰り返した。

 目をつぶって、河野さんが腕組みする。「……民主主義とは、こういうやり方しかないのでしょうか。日本でも、国民が民主主義について疑念を持っていることは明らかです。かといって、違う体制が良いとも思わない。中国などのように、国民に見えない形で指導者が選ばれるのは良くない。だから民主主義を立て直すしかないのですが……」

 ならば、せっかく多数の議席を持つ安倍首相、そのエネルギーを改憲にではなく、国民と政治との距離を縮めることに注ぐべきではないか、と提言するのだ。

 例えばスマートフォン。もはやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の時代である。今回の参院選も、動画サイトやツイッターの役割は大きかった。

 「投票もスマホでできるようにしたらどうでしょう。投票方法も時代に合わせるべきです。投票率は大きく上がり、政治への関心も高まるでしょう。もちろん、この方法も問題はある。ならばどうすれば問題が解決できるか、議論すればいい」

 さらに「全く仮定の話ですが……」と前置きし、こんなアイデアを披露した。

 「いっそ参議院をくじ引きで抽出した市民に委ねるのはどうでしょう。文字通り、市民が政治を担う。地盤もお金も無関係で公平です。国民と政治の距離は間違いなく縮まる。思いもよらない意見も出てくるかもしれません」

 参院は本来、目先の選挙や党利、社会のムードに流されない「良識の府」のはずだが、現実は遠い。

 「私が言いたいのは、それほどのことを考えなければならない政治の危機ではないか、ということです。もう与党も野党もない。一致して、民主主義の危機に立ち向かい、政治と国民をどう近づけるか、知恵を出し合う時です」

 慎重な物言いで知られる河野さんの、一見突拍子もない考えに、危機感の深さを思う。帰路、立ち寄った食堂のテレビが、香港のデモを伝えていた。老若男女問わず、市民が自ら動き、意思表示していた。ふと、日本人ならどうするだろうか、考えた。

 ■人物略歴

こうの・ようへい
 1937年、神奈川県生まれ。早稲田大卒。67年衆院初当選。76年に自民党を離党して新自由クラブを結成し、後に中曽根康弘首相の連立政権に参加。86年に復党し、官房長官、自民党総裁、外相、副総理などを歴任。2003〜09年に衆院議長。09年に政界を引退した。』

 自民党の中にも、保守系でありながら河野洋平氏と同じような考え方をしている人は、今でも少なからずいるはずで。できれば、そういう人たちにも声を上げて欲しいところ。

<国民の中にも結構いるのではないかな〜?>

 というわけで、そのような人たちと力を合わせて安倍流改憲をゲームセットにしてしまいたいと考えているmewなのだった。(@@)

       THANKS



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記事 [政治・選挙・NHK264] 中東への自衛隊派遣に反対が57.1%! 共同通信調査 

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中東への自衛隊派遣に反対が57.1%! 共同通信調査
https://85280384.at.webry.info/201908/article_132.html
2019年08月18日 半歩前へ

 共同通信社が17、18両日に実施した全国電話世論調査によると、中東・ホルムズ海峡の安全確保に向けた米主導の有志連合構想を巡り、自衛隊を「派遣すべきではない」との回答が57.1%に上った。「派遣すべきだ」は28.2%。

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 トランプは大統領選挙で「ユダヤ系の票欲しさ」にイスラエルに加担。イラクに難クセをつけて嫌がらせ。

 こんなキの字に付き合っていたら日本が戦争に巻き込まれる。

 安倍晋三は躊躇せず、はっきり断るべきだ。トランプなど信用していたら日本が食いつぶされる。

 トランプはアメリカ・ファーストではない。トランプ・ファースト。自分のことしか眼中にない無責任男だ。



自衛隊中東派遣57%反対 共同世論調査 有志連合構想巡り
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201908/CK2019081902000141.html
2019年8月19日 東京新聞 朝刊

 共同通信社が十七、十八両日に実施した全国電話世論調査によると、中東・ホルムズ海峡の安全確保に向けた米主導の有志連合構想を巡り、日本が自衛隊を「派遣すべきではない」との回答が57・1%に上った。「派遣すべきだ」は28・2%。今後の日韓関係を「懸念している」と答えた人は62・4%、「懸念していない」は32・4%だった。安倍内閣の支持率は50・3%で、七月の前回調査48・6%から1・7ポイント増えた。不支持率は34・6%。

 トランプ米大統領が協力を求める有志連合構想に関連し、政府内にはイランに接するペルシャ湾を避けてイエメン沖への自衛隊派遣案が浮上しているが、政府方針は明確となっていない。有志連合に参加するかどうかを含めて今後の焦点だ。

 十月に消費税率を10%へ引き上げる政府方針に反対の回答は51・3%(前回55・9%)、賛成は43・3%(39・8%)だった。

 外食・酒類を除く飲食料品などの税率を8%に据え置く軽減税率制度を「よく理解している」は7・1%、「ある程度理解している」は48・3%。「あまり理解していない」は32・4%、「ほとんど理解していない」は11・5%だった。

 輸出管理上のホワイト国(優遇対象国)から韓国を除外した対応を「評価する」は68・1%で、「評価しない」の20・1%を大きく上回った。

 立憲民主党が国民民主党などに要請した衆院会派合流構想を「評価しない」は50・3%、「評価する」は30・2%だった。野党の在り方に関し「できるだけ多くの野党が一緒になり、政権交代を目指す政党をつくる」は21・0%、「それぞれの党を維持し、国会や選挙で協力して与党に対抗する」は36・7%、「政策課題ごとに是々非々で対応する」は32・9%と、回答が割れた。

 安倍晋三首相の下での憲法改正に反対が52・2%、賛成35・5%だった。

 政党支持率は自民党が40・9%、立民10・0%、国民1・4%、公明党5・1%、共産党4・3%、日本維新の会3・8%、社民党0・7%、NHKから国民を守る党1・3%、れいわ新選組4・3%。「支持する政党はない」とした無党派層は26・6%だった。















http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/631.html

記事 [政治・選挙・NHK264] ミサイルぶっ放されてもゴルフ三昧 口から出まかせ首相の夏休み(日刊ゲンダイ)




北にぶっ放されてもゴルフ三昧 二枚舌首相の優雅な夏休み
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260478
2019/08/19 日刊ゲンダイ 文字起こし ※タイトルは紙面による


3週間余りで6回目になるミサイル試射の北朝鮮。お気楽に安倍首相はゴルフ三昧(C)ロイター/ KCNA

「国難」と叫んで国会まで解散した威勢の良さは、どこへ消えたのか。北朝鮮が短距離弾道ミサイルの発射を繰り返しているのに、安倍首相は静観を決め込んでいる。

 米韓合同軍事演習などに反発し、7月25日にぶっ放して以降、北のミサイル発射は16日で6回目。たった3週間余りで異例のハイペースだ。それでも、安倍は「わが国の安全保障に影響を与えるようなものではないことは確認されている」と繰り返すのみで、抗議の言葉はゼロ。16日の発射から約6時間後にはサッサと山梨の別荘に向かい、今季2度目の夏休み入り。翌日には早速ゴルフを楽しんでいた。

 安倍のお気楽ぶりには、さすがに自民党や防衛省からも批判が噴出。二階幹事長が「(北は)着々と性能実験を進め、完成度を高めている。看過できない」「政府には米国と緊密に連携し事態の把握と分析、必要な対応をするよう要請したい」と注文を付ければ、岩屋防衛相も「短距離、中距離のミサイルであればこそ、わが国には重大な脅威だ」と危機感を募らせた。

 北の新型ミサイルの一部は、安倍の地元・山口県を含む中国地方や九州北部が射程に入る。発射のたびにJアラートをかき鳴らした大陸間弾道ミサイル(ICBM)よりも、日本にとってはよっぽど脅威だ。

 地元の人々が北のミサイルにおびえながら暮らすハメに陥っているのに安倍はゴルフ三昧で、自民党や防衛省の懸念に聞く耳持たずとは、国民のことなど考えていない証拠だ。驚くほどのイカれっぷりである。

 軍事ジャーナリストの世良光弘氏はこう指摘する。 

「液体燃料を用いたノドン型なら、燃料注入に6〜8時間かかり、偵察衛星で十分、発射の兆候を把握できました。しかし新型ミサイルは固体燃料を使用し、すぐ発射できる上、移動式発射台を用いているため、どこから飛んでくるかも把握しきれません。しかも、ロシアのイスカンデル・ミサイルを改良しているとされ、軌道も従来とは大きく異なります。野球で言えば従来は外野フライのようでしたが、今回のミサイルはライナー性で途中ホップするイメージ。

 日米のミサイル防衛は宇宙で破壊する『SM3』と、大気圏に再突入してきたところを迎え撃つ『PAC3』が主力ですが、新型ミサイルは大気圏まで飛ばないのでSM3での迎撃は不可能。PAC3で迎え撃つにも、不規則な軌道を描くので困難です。つまり、日米のミサイル防衛の裏をかいた新たな脅威となり、日本全土を射程に収めるのも時間の問題です」


高笑い(金正恩朝鮮労働党委員長=手前) (C)ロイター/KCNA

国益を損なう「国民総あおり運転」の愚

 これだけの脅威が顕在化しているのに、なぜ、安倍は何も動かず、ひたすら夏休みを満喫しているのか。

「1つの理由は、トランプ大統領が米本土に届くICBMでなければ問題ないとして傍観していること。トランプ大統領にすれば、ここで北朝鮮を非難して関係がコジれてしまえば、大統領選を前にして3度にわたる米朝首脳会談の功績がパーとなりかねません。そのトランプ大統領に安倍首相も右へ倣え。トランプ大統領が言えないことは、安倍首相も言えないということです」(世良光弘氏=前出)

 トランプ大統領が北の脅威をあおれば「国難」と叫んで従い、トランプが静観を決め込めば一緒に非難を控える。

 まさに米国のポチの本性見たりだが、安倍には「対話のための対話は意味がない」という姿勢をかなぐり捨て、日朝首脳会談を呼びかけ、拉致問題を解決したいという下心もある。

 拉致と脅威、米国追従を使い分ける「ご都合主義」を恐らく北朝鮮も見透かしているのだろう。北を人気取りのための保身の政治的カードと捉えてきた安倍の“沈黙”に、ミサイルをぶっ放し続ける金正恩委員長の高笑いが聞こえてきそうだ。

 北の脅威に対し、今こそ手をつなぐべき韓国とも安倍政権はケンカ腰。韓国への輸出上の優遇措置除外を進め、「戦後最悪」と呼ばれる日韓関係は、ますます修復不可能なレベルに向かっている。

〈一連の措置で得をしているのは誰なのか。「言うべきことを言ってやった、スッキリした」というのは、庶民の一時のストレス解消に過ぎず、国益ではないのだ〉

 18日付の毎日新聞のコラム「時代の風」でそう喝破したのは、日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介氏だ。藻谷氏は〈日本政府の一連の措置で実利を得た者がいるとすれば、筆頭は反日姿勢で支持率を急回復させた韓国の文在寅政権だろう〉と皮肉ったが、実利を得た者の中には、着々と新型ミサイルの発射実験を繰り返す、金正恩も確実に含まれる。

 トランプに平伏し、日韓関係の悪化もあって動くに動けない。北のミサイル発射は安倍の安全保障上の大失態と見た方がいい。

外交は焼け野原、経済は右往左往

 国益を損なうことを辞さず、ひたすら「嫌韓」ムードをあおって、公私混同のストレス解消にひた走る安倍政権。その裏には「対外緊張を高めて憲法改正議論の追い風に」という薄汚い計算もあるのだろう。

 こんなイカれた政権の対韓制裁措置について、6割近い人々が支持しているのだから、安倍も図に乗るわけだ。

 いつから日本は「国民総あおり運転」のような国になってしまったのか。

 大体、安倍は日本の上空を飛んでいくだけのICBMを北がぶっ放した際には「国難」と言って北の脅威をあおっておきながら、真の脅威となり得る北の新型ミサイル発射にはお構いなしで、ゴルフ三昧の日々だからムチャクチャだ。

 安倍の言う「脅威」とは、米国にとっての脅威に過ぎないのではないか。日本の領土の一部を捉えるミサイルを北がぶっ放しても「わが国の安全保障に影響を与えるようなものではない」が本当なら、なぜ、なけなしの税金をはたいて巨額のイージス・アショアを米国から購入するのか。

 そして口から出まかせ首相の言動の矛盾を、どうしてメディアは追及しないのか。つくづく、嫌になることばかりだ。政治評論家の本澤二郎氏はこう言った。

「一事が万事、安倍政治は口先だけ。『外交の安倍』を標榜しながら、その姿勢に一貫性はなく、場当たり的な出たとこ勝負。その結果、日ロ外交は行き詰まり、日韓関係はボロボロで、北朝鮮には相手にすらしてもらえない。米国のサイフに成り下がり、ひたすら高額兵器を爆買いするだけです。北朝鮮のミサイル発射も、裏でトランプ大統領と手を握り、脅威を示すことで日本に武器の爆買いを続けさせ、カモにしているのではないかと疑いたくなるほどです。経済に目を移してもアベノミクスの成果を強調するだけで、実態は米中貿易戦争に振り回されて右往左往。円も高止まりし、頼みの綱の輸出にブレーキがかかり、訪日外国人客も激減しかねない。このままだと、10月の消費増税がトドメとなり、大不況に突入してもおかしくないのです」

 政府・与党は臨時国会を10月初旬に召集する方針だが、首相出席の上でさまざまな問題を審議する衆参の予算委員会が4月以降、一度も開かれていないことを忘れてはいけない。

「内政外交の難題がこれだけ山積する中、予算委の審議が半年も行われないのは異常です。難題の国会審議から逃げ回りながら、首相は改憲議論を野党に再三求めるなんて、虫が良すぎます。何から何までデタラメで、まともな政治指導者とは思えません」(本澤二郎氏=前出)

 安倍政治の6年半で、日本は静かにかつ確実に沈みつつある。国民もいい加減、「詐欺そのもの政治」の正体に気づくべきだ。
















 



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/632.html

記事 [政治・選挙・NHK264] れいわの躍進が野党全体の躍進に繋がる。野党第一党を目指せ。(かっちの言い分)
れいわの躍進が野党全体の躍進に繋がる。野党第一党を目指せ。
https://31634308.at.webry.info/201908/article_18.html?1566218645

共同通信が世論調査を行った。
8月17〜18日実施。 政党支持率 自民党 40.9 (+3.9) 立憲民主党10.0 (-3.5)
公明党5.1 (+0.5)、 れいわ新選組 4.3 (+2.1) 、共産党 4.3 (-1.0)
日本維新の会 3.8 (-3.0) 、国民民主党 1.4 (-0.3)、N国党 1.3 (+0.3)、 社民党0.7 (±0.0)

れいわの政党支持率が、参議院選挙直後の約2%から、高々1カ月で倍増の4.3%になったとの報道で、ツイッターではれいわの支持者たちから歓喜の声が上がっていた。この数字は確かに予想していなかったものであった。4.3%と言えば共産党とほぼ同じで、公明党の5%台の数字にも肉薄する。ツイートの中には、立憲にももうすぐ追いつくだろうという人もいる。

自分自身は山本氏を自由党の共同代表時代から見てきた。山本氏が自由党の共同代表になったときは、自民党で最年少の幹事長になった海千山千の小沢氏が、よくも青二才の山本氏を同列の代表にさせたものだと不思議に思っていた。しかし、山本氏が小沢氏と並んで記者会見をしていたが、小沢氏を立てながらも、自分に向けられたかなり難しい質問にも自分なりの意見を述べていた。決して煙に巻いたり、はったり的な意見を述べたことはなかった。

したがって、山本氏がれいわを立ち上げたときから、無謀な立ち上げとは思っていなかった。ブログでは、立ち上げ当初から応援の記事を書き続けた。そのれいわがTVの露出増大で、国民に徐々に浸透してきたことは嬉しいことだ。これは、単にれいわだけの支持率が増大したこと以上に、野党全体の勢いが付くと思っているからだ。今の野党の立憲、国民、共産、社民だけでは、とても政権を取れるような勢いが感じられない。政権をとるときは細川新党のような期待感がないと野党票は増えない。立憲と国民の統一会派の交渉も立憲の上から目線で暗礁に乗り上げている。これではダメだ。

個人的には、れいわの山本氏が野党第一党の党首になれば、野党の構図がかなり変わると思っている。なぜこんなことをいうかと言うと、山本氏は小沢氏の下で徹底して野党共闘の意味を学んでいるからだ。参議院選挙では山本氏は自分が落選するかもしれない中、共産候補の応援にも入っている。立憲に入っている。自身の党だけ増大すればいいとは考えていない。数の論理をよく知っているからだ。そこには上から目線などの感覚はない。その意味で、れいわが野党第一党になれば、どこの党にも門戸を開きまとめてくれそうである。政権交代も夢ではない。その意味で、総理大臣も夢ではない。

http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/633.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 欧米並みの消費税を課しても教育も医療も無料でないとは。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/08/blog-post_21.html
8月 19, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<全国の国立大病院42カ所で、高度な医療機器やベッドなどの購入時に支払った消費税を診療費に十分転嫁できず、2014〜18年の5年間に計969億円を病院側が負担していることがわかった。診療報酬制度の仕組みによるもので、病院の経営を圧迫しているという。

 診察に使う機器やベッド、ガーゼなどの消耗品は、病院が購入時に消費税も支払う。一方、公的保険の医療は非課税のため、患者が支払う初診料や再診料などの診療報酬点数に消費税の相当分も含めることで、病院側に補塡(ほてん)する仕組みになっている。

 だが、初診料や再診料はすべての医療機関でほぼ同額で、高額化が進む手術ロボットなどの先進機器を購入することが多い大学病院などでは消費税分の「持ち出し」が大きいという。

 全国の国立大病院でつくる「国立大学病院長会議」の試算によると、1病院あたりの補塡不足は平均で年約1・3億円(17年度)。税率が8%になった14〜18年の5年間で計969億円に上った。私大の付属病院などでも同様の傾向と見られるという。

 医療の進歩にともない、高精度な放射線装置、全身のがんなどを一度に調べることができるCT、内視鏡手術支援ロボットなど、1台数億円する医療機器が登場した側面もある。ある大学病院の医師は「医療機器の更新ができなくなると、患者さんにしわ寄せがいく」と嘆く>(以上「朝日新聞」より引用)


 先進国で教育費と医療費が有料なのは少数だ。ことに消費税を導入している欧州諸国で教育費と医療費が無償でない国は皆無といって良い。

 こんなことを書くと「日本の消費税は8%で欧州諸国の20%前後と比較するのは困難」との批判の声が聞こえてくるようだが、欧州諸国の食料品に対する消費税が無税かあっても5%(英国)、高くても7%(スウェーデン)と、日本のすべての消費に対して8%を課す消費税は欧州諸国に負けないほどの高負担になっている。

 元々消費税の導入は社会保障のためではなかっただろうか。一体消費税収入のうち、何%が社会保障に使われているのか、正確な数字を知りたいものだ。

 そして国立大学医療機関も「独立行政法人」とやらに改編させられて、利益を優先するように求められている。それで尚且つ研究成果もあげるように、というのだから官僚たちの身勝手さには呆れる。

 基礎研究なくして新規開発はない。そうした分り切った理屈がなぜ解らないのだろうか。そして利益の出ない研究も、やがて人類の進歩に大きく役立つ発明や発見があった例は枚挙に暇がない。

 大学や研究機関とはそうしたものだ。短期に成果の出る研究しか価値がないとするのは軽佻浮薄の輩の考えることだ。基礎研究に没頭できる環境を整えるのが官僚たちの仕事だ。研究者に鞭をくれて走らせるのが行政の役目ではない。予算を握っているだけで、大きな顔をしてはいけない。

 もちろん病院で医療行為で使う消耗品も消費税を課してはならない。必要なベッドや各種器具や装置の購入に際しても、医療のためなら消費税は非課税にすべきだ。医療の無料化への第一歩として、医療費関係の消費のすべてを消費税非課税とすべきだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/634.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 米国ワシントン・ポストは、安倍政権下の日本より韓国の肩を持っている:対米自爆テロリスト・カミカゼ特攻隊を賛美する安倍氏がトップに立つ日本は世界の鼻つまみ者に堕している(新ベンチャー革命)
米国ワシントン・ポストは、安倍政権下の日本より韓国の肩を持っている:対米自爆テロリスト・カミカゼ特攻隊を賛美する安倍氏がトップに立つ日本は世界の鼻つまみ者に堕している
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37885190.html
2019/8/19(月) 午後 3:50 新ベンチャー革命 2019年8月19日 No.2436 


1.米ワシントン・ポストは、日韓対立の非は日本側にあると指摘している

 今、日韓関係がこじれていますが、第三者の米ワシントン・ポストは、日本に非があると指摘しているようです(注1)。

 そして、今の安倍政権がかなり偏った政権であることも指摘されています。確かに、安倍氏の思想は右翼的であり、歴史修正主義者です。

 しかしながら、今の日本のマスコミは、安倍政権を一切、批判しません。このため、日本国民がツンボ桟敷に置かれていて、今の安倍政権下の日本が海外からどう思われているのか、そして、なぜ、韓国で反日運動が活発なのかも、一般国民はよくわかっていないのかもしれません。

2.戦前の日本は米国と戦争したが、韓国は米国と戦争していない!

 戦後の日韓関係を米マスコミの視点から見ると、今の日韓対立は日本に非があると指摘されるのは当然かもしれません。

 なぜなら、日本はかつて米国と戦争していますが、韓国はかつて日本の植民地であっても、これまで、米国と戦争したことはないからです。

 このような日韓の歴史の違いを知らないと、日本国民は韓国の対日批判に対しても、単に感情的反発を感じるだけなのかもしれません。

3.米国マスコミから見て、日本より韓国に軍配があがっているのに、安倍政権は極め付きの隷米政権であることは何と言う皮肉か

 周知のように、今の安倍政権は秘かに、戦前の大日本帝国主義を肯定していますが(注2)、この現実こそ、韓国の反日活動を一層、刺激しています。

 そして、安倍政権が秘かに肯定している戦前の大日本帝国主義時代の日本は米国を敵としていたのです。

 それならば、今の安倍政権は隷米政権ではなく、反米政権であるべきですが、現実は真逆で、戦後の政権でもっとも屈辱的な隷米政権に堕しています。

 われら日本国民は、このような安倍政権の倒錯した大矛盾に気付くべきです。

 われら日本国民がこれほど矛盾に満ちた安倍自民を支持し続けることは、韓国を含むアジアの人々からも顰蹙(ひんしゅく)を買うのみならず、米国民からも顰蹙を買うでしょう。

 その証拠に、米国大統領・トランプは、対米自爆テロ攻撃を繰り返したカミカゼ特攻隊を賛美した安倍氏に呆れ返っています(注3)。

 このような倒錯と矛盾に満ちた安倍氏を総裁に持つ自民党を未だに漫然と支持し続ける一部の国民は他のまともな国民に大迷惑を掛けているわけです。

 いまだに倒錯した安倍自民を支持する国民は大いに反省してもらいたい。

注1:阿修羅“日韓対立で『ワシントン・ポスト』が日本の歴史修正主義が原因と指摘!「日本が罪への償いを怠ったことが経済を脅かす」(リテラ)”2019年8月18日
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/615.html

注2:本ブログNo.2435『先日の参院選にて安倍自民を支持した国民は、安倍自民(大日本帝国主義信奉党)の正体が見えていないのか:欧州マスコミ人は、今の安倍自民に、ナチスの背後霊を観ている』2019年8月18日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37884780.html

注3:本ブログNo.2431『安倍氏は米国大統領トランプに取り返しのつかない禁句を吐いた:特攻隊を賛美する戦前回帰の時代錯誤者の正体がばれた安倍氏は即刻、辞任すべき!』2019年8月14日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37883275.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/635.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 「護憲に存在意義」「れいわと共闘も」吉田前社民党首インタビュー(毎日新聞)
「護憲に存在意義」「れいわと共闘も」吉田前社民党首インタビュー
https://mainichi.jp/articles/20190817/k00/00m/010/379000c
毎日新聞 2019年8月17日 22時33分(最終更新 8月17日 23時23分)


毎日新聞のインタビューに応じる吉田参院議員=大分市都町の社民党県連本部で2019年8月7日午後2時15分、白川徹撮影

 7月の参院選で、社民党は比例の得票率が2%を超えるか、当選者を2人以上出さなければ、政党要件を失っていた。辛うじて得票率2.09%を得て危機は脱したが、一方で「れいわ新選組」など新興勢力も躍進した。かつては最大野党だった社民。令和という新しい時代にどう存在意義を発揮するのか。比例当選で3年ぶりに国政復帰した大分県出身で社民前党首の吉田忠智参院議員(63)に聞いた。【白川徹】

 −−厳しい選挙で国政に返り咲いた。参院選をどう振り返るか。

 ◆議員バッジを失った3年前、このまま政治家として終わるわけにはいかない、と思った。2017年の衆院選で1.69%まで落ち込んだ比例の得票率をいかに増やすかが今回の出発点だった。何とか比例で104万票、2.09%を獲得でき、党再建への足がかりができたと捉えている。

 ――選挙区では1人区で全て野党共闘した。有権者には野党間の政策の違いが見えづらくなっているのでは。

 ◆それはその通り。その中でも立憲民主が「友党」であることは間違いない。立憲は、前の民進よりも社民の政策に近付いている。完全に一致するのは脱原発だろう。


村山元首相(右)に参院選当選の報告をする吉田参院議員=社民党大分県連提供

 ――一方で与党との政策の違いも分かりにくくなったのでは。

 ◆最近思うのは、長年社民が主張してきた政策を安倍政権が取り入れていることだ。正社員と非正規労働者の待遇格差を縮める「同一労働同一賃金」や、最低賃金の値上げ、幼児教育の無償化などは、社民が長年訴えてきた政策だ。訴えが無駄ではなかった一方、政権政党との政策の差別化が難しくなってきている。社民は働く人の権利を守る立場であることが最大の特徴だ。いかに政策を差別化するかが問われている。

 ――今回はれいわ新選組やNHKから国民を守る党など新しい政党が誕生した。社民の存在意義が相対的に薄まる心配はないか。

 ◆れいわとN国に共通するのは「ワンイシュー」だということ。非常に分かりやすい。特にれいわは社民の政策にエッジを利かした政策を打ち出した。見事な戦略だった。若い人を引きつけていて、見習うべきところがある。協力共闘を考えるなら、社民にとって一番近い政党だと思う。

 ――それはれいわが立憲よりも社民に近い政党だという意味か。

 ◆立憲とれいわは社民にとって等距離。立憲とれいわの間に社民がいる感じだ。れいわとの共闘もありうる。

 ――元号が平成から令和に変わった。新しい時代の社民の存在意義はどこにあるか。

 ◆中心にあるのは憲法9条。憲法を生かす政治を正面から訴える党が社民だ。そこに存在意義がある。

 ――選挙後、大分在住の村山富市元首相とはどんな話をしたか。

 ◆私にとって最も尊敬する師匠。当選後に「アンタが頑張らんとならんのじゃけん」と激励してくれた。

 ――直近の目標は。

 ◆まずは社民の国会議員を5人(現4人)にしたい。











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記事 [政治・選挙・NHK264] 「消費税5%」共闘の鍵 れいわ施策 立憲・国民苦慮、共産は歓迎(北海道新聞)

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「消費税5%」共闘の鍵 れいわ施策 立憲・国民苦慮、共産は歓迎
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/335448
08/17 05:00 北海道新聞

    

 山本太郎代表率いる「れいわ新選組」の打ち出す「消費税5%への減税」が、野党共闘の行方を揺さぶっている。立憲民主、国民民主両党は7月の参院選で「消費税10%増税の凍結」までは一致したものの、減税となれば党の基本スタンスにかかわる。低迷する野党各党は次の衆院選をにらみ、結党直後の参院選で躍進したれいわの勢いを取り込みたいのが本音だが、連携の先行きは見通せない。

 れいわは、参院選で消費税廃止を訴えた。しかし、山本代表は8月上旬の記者会見で、将来的な廃止を目指すとしつつも「消費税5%で手を組めるならば、政権交代に向けて精いっぱい汗をかいていきたい」と表明。自公連立の安倍政権を倒すため、柔軟に勢力結集を目指す考えを示した。

 立憲民主、国民民主両党は現在、国会内での統一会派の結成について協議しているが、背景の一つには、参院選の比例代表で約228万票を集めたれいわの躍進への危機感がある。立憲民主の幹部は「本来なら自分たちがあのような流れをつくらなければならなかった」と漏らし、政権批判勢力の受け皿の見直しが必要との考えを示す。

 ただ、税と社会保障政策の根幹に関わる消費税問題での妥協は容易ではない。立憲民主の逢坂誠二政調会長は「(消費税は)社会保障の重要な財源と認識している」と強調。国民民主党も「社会保障の将来的な負担は避けられず(消費税そのものを)否定はしない」との立場だ。

 そもそも消費税増税を決めた自民、公明両党との「3党合意」には立憲民主、国民民主両党の前身である旧民主党も参加した。立憲民主の枝野幸男代表は連携について「今後の話」と含みをもたせるが、党内では「経緯を考えれば(消費税5%を)いきなり丸のみはできないし、まとまるのは難しい」(中堅議員)との慎重意見も多い。

 れいわ人気が一時的な現象なのか見極めなければならないとの声もある。近年は、新たにできた小政党が選挙で躍進しても、その後に解散したり吸収されたりするケースもある。れいわが「ポピュリズム(大衆迎合主義)だ」(自民ベテラン)との見方も消えない。

 一方、最も考え方が近いのが消費税廃止を掲げる共産党だ。志位和夫委員長は8月上旬の講演会で「政策内容はわが党と共通する。こうした政党が誕生したことは歓迎したい」と述べ、連携に強い意欲を示した。(田島工幸)










http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/637.html

   

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