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2019年10月20日00時03分 〜
記事 [政治・選挙・NHK266] 即位パレード延期は天皇の意向、官邸は台風被害無視で強行するつもりだった! なのに延期した途端「安倍首相の判断」とPR(リテラ)
即位パレード延期は天皇の意向、官邸は台風被害無視で強行するつもりだった! なのに延期した途端「安倍首相の判断」とPR
https://lite-ra.com/2019/10/post-5036.html
2019.10.19 即位パレード延期は天皇の意向、官邸は強行するつもりだった リテラ

    
    宮内庁ホームページより


 天皇の即位パレード「祝賀御列の儀」が台風19号の被害に配慮して延期になった。当然だろう。被災地では日を追うにつれて被害が拡大、土砂災害や浸水被害からの復旧は進まず、いまも4000人近くが避難所生活を強いられているのだ。どう考えてものんきに祝賀パレードを開催するような状況ではない。

 ところが、この延期は新天皇の強い希望によるもので、安倍政権、首相官邸はギリギリまでパレードを予定通り強行しようとしていたというのだ。宮内庁担当記者が語る。

「天皇陛下は台風19号の被害が明らかになった直後から、パレードの延期を主張されていたようで、15日の段階で宮内庁から官邸の皇室担当である杉田和博官房副長官に、陛下の意向が伝えられた。ところが、首相官邸は準備が進んでいることを理由にこの要望を一蹴、逆に陛下を説得するよう宮内庁に命じたんです」

 実際、菅官房長官は15日の記者会見で、パレードの準備を「淡々と進めていきたい」と延期するつもりがないことを明言。翌16日の会見でも、開催の是非を問われて「昨日、私が申し上げた通り」と答えた。

 また、一部の新聞では、15日には、政府高官が「陛下のお気持ちもあるが、国民の期待がある」と語ったことも報じられている。この政府高官というのは、杉田官房副長官のことで、首相官邸も非公式に天皇が延期を希望していたことを認めていたのだ。

 一方、宮内庁は西村泰彦次長が会見で、「天皇皇后両陛下には、台風19号による大雨災害で多数の方々が犠牲となり、また、依然として多くの方の安否が不明であること、数多くの方々が被災されていることに大変心を痛めておられます」と天皇の心情を説明したが、これは天皇の心情を国民に説明して、パレードに応じてもらおう、という作戦だったといわれている。

 しかし、それでも、天皇の抵抗は強く、頑として首を縦に振らなかった。そして、報告を受けた首相官邸もようやく説得を諦め、17日なって、延期を判断したというのが、事の真相なのだ。

 つまり、天皇自身が被災者を配慮してパレードを延期しようとしているのに、国民の側に立たなければならないはずの安倍首相や菅官房長官は、被災地のことなんて全く無視してパレードを強行しようとしていたのである。

 本サイトは安倍首相が以前から災害被害者に対して冷酷な対応を繰り返していたことを指摘し、今回の台風19号でも被害拡大の最中に私邸に帰り、ラグビーに大はしゃぎしていたことなどを伝えたが、この姿勢こそ、被災者ないがしろの典型と言っていいだろう

 しかも、姑息なのは、17日、この延期決定を公表した際の安倍首相のやり口だった。まず、安倍首相が被災地訪問した際、同行記者団に「今回の被災状況を踏まえて延期する方向で検討している」と発言、これを受けて、菅官房長官が会見で「首相から延期の方向で検討するよう指示があった。宮内庁と相談し、あくまで内閣として判断した」と説明し、まるで安倍首相の「英断」のようなストーリに仕立ててしまったのだ。

 苦しむ国民を平気でないがしろにし、天皇の意向まで自分の手柄にしてしまう独裁者ぶり。日本国民はこんな“逆賊”をいつまで総理大臣の椅子に座らせておくのだろうか。

(編集部)
































http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/590.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 「中東に自衛隊派遣」わざわざ速報の不可思議とウラの狙い(日刊ゲンダイ)



「中東に自衛隊派遣」わざわざ速報の不可思議とウラの狙い
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263545
2019/10/20 日刊ゲンダイ


シドロモドロ(菅原経産相)/(C)日刊ゲンダイ

「自衛隊中東派遣を本格検討」――。18日午後、唐突にテレビやネットでこんな速報が流された。イラン近くのホルムズ海峡の安全確保のための「有志連合」参加を米国に要請されていた一件が物議を醸していたが、政府は参加せず、独自に自衛隊を派遣する方針を固めた。イエメン沖などに艦船や哨戒機を出して警戒監視に当たらせることを想定している。

 安倍政権が2015年、野党の反対を押し切って安保法を成立させてから4年が経過。いよいよ「戦争できる国」に歩みを進めようということだ。大問題に違いはないが、どうも今回は「速報」自体が不可思議だ。

 というのも、「自衛隊派遣を本格的に検討する」以外に、「いつから」「何人が」「どうやって」派遣されるのか、全く情報がないのだ。SNSでは〈まえから言ってなかったっけ?〉〈何で今?〉といった声が上がっている。わざわざテレビ画面にテロップを表示させるほどのニュースなのか、ということだ。

 ある政界関係者は「官邸周辺が各社に報道させるよう仕向けたのではないか」とこう続ける。

「国会では目下、菅原経産相が過去、選挙区内の有権者にメロンやカニなどを配っていた問題が紛糾しています。野党は告発者の元秘書からヒアリングした音声まで公開。格好の的です。連日、報道されている現状を官邸が不安視しているのは間違いない。突然、『自衛隊派遣』と報じさせ、『メロン配布問題』から国民の目をそらさせる気なのでしょう」

 官邸がさらに気を揉んでいるのが、関西電力幹部が福井・高浜町の元助役から多額の金品を受けていた問題だ。

「エネルギー政策の所管である菅原経産相は、関電問題でも追及されている。野党の質問にシドロモドロになり、『そんなことはない!』と激高する場面も目立ってきた。かといってクビを切るのは困難。切ればさらに注目を浴びることになるからだ」(官邸事情通)

 国民は菅原氏に注目だ。













http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/591.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 空芯進次郎 ドローン進次郎 能面進次郎 
空芯進次郎 ドローン進次郎 能面進次郎
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51976670.html
2019年10月20日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


「環境省は水俣病をきっかけに立ち上がった組織。心を砕いていく」と述べたが、具体的な施策に言及はなく、被害者側から「歯切れが良いだけ。何も言っていない」

***

この人は住んでる世界が違う
理由は 演じていることにある スターのつもりだからこうなる
バラエテイショーの評論家と同じ立ち位置だ

「リングの中での格闘技」で戦っているから 国会議員だ

CIAシステム研修生として 変なエリート意識を持ち
自分値を高く置いてしまったようだ

結果自分を政治皇族とカン違いし
私は持ち上げられるべき立場にある
料理を作るのではない 食べる側にいる

環境被害者の方たちよ
私の部下がおいしい料理を作ってるから 期待しなさい

どこへいっても ここに発言が流れて 話にならない

***

この立ち位置になる真因は
CIAに服従し うまく遊泳する 
言語本能がここにあるからだ

日本国民に対し どう 演じるか
どうだ決まっただろう〜
と キメゼリフ キメ目線 キメ顔を鏡で見ながら



小泉環境相に水俣病被害者が落胆 具体策なく「歯切れだけ」
https://this.kiji.is/558237507626533985
2019/10/19 19:36 共同通信


水俣病の被害者団体との懇談会で、要望書を受け取る小泉環境相(中央右)=19日午後、熊本県水俣市

 小泉進次郎環境相は19日、水俣病犠牲者の慰霊式に出席した後、被害者団体と懇談した。「環境省は水俣病をきっかけに立ち上がった組織。心を砕いていく」と述べたが、具体的な施策に言及はなく、被害者側から「歯切れが良いだけ。何も言っていない」と落胆の声が相次いだ。

 懇談では、高齢化する被害者への福祉サービスの充実や、不知火海沿岸の住民の健康調査を求める意見が続出した。被害者の会の中山裕二事務局長(65)は「調査を求め続けたこの10年間に多くの人が亡くなった。環境省は被害者が死ぬのを待っているのか」と怒りをぶつけた。













http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/592.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 陰謀論にだまされるな 

 ベルリンの壁が崩壊し来月、三十年を迎えます。冷戦による東西対立がなくなり、平和が訪れると期待しましたが、世界は新たな分断に苦しんでいます。

 壁崩壊翌年の一九九〇年に東西ドイツが統一、さらに九一年末にはソ連が崩壊しました。東欧諸国も次々と自由主義化し、欧州連合(EU)や米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)に加盟、世界は一枚岩になったかのようでした。しかし、そんな簡単な話ではありませんでした。

 ドイツのメルケル首相が六月から七月にかけ、来賓歓迎式典などの際、何度か、全身が震える症状に見舞われました。健康についての懸念が広がりましたが、しばらくしてネット上で、症状の“理由”が解き明かされました。

 いわく、「メルケル氏は、トカゲのような姿の宇宙人に繰られている。だから人のためにならない政治をする。宇宙からコントロール用に送られている信号に支障が生じ、震えが出た」。

 一種の陰謀論です。難民への寛容政策を進めるメルケル氏への悪意に満ちていますが、荒唐無稽な笑い話だとすぐに分かります。

 しかし、笑い話では済まない、深刻な結末をもたらした陰謀論も相次いでいます。

 今年三月、ニュージーランド・クライストチャーチのモスクで五十一人を射殺した犯人はネット上に投稿した声明で移民を「侵略者」と呼び、「白人が非白人に意図的に置き換えられている」などと犯行の動機を説明しました。

 八月、米テキサス州エルパソで銃を乱射し、二十二人を死亡させた犯人も声明で、町の人口の八割を占めるヒスパニック系住民による「侵略への対処だ」と述べていました。

 いずれも具体的な根拠はなく、憎悪(ヘイト)と不安に根差しています。

 かつて、こうした陰謀論を駆使したのがナチスでした。科学的な裏付けのない人種主義に基づいてユダヤ人を「劣等」と断じ、世界支配をもくろんでいるなどとして、絶滅を図りました。

 ソ連に侵攻した独ソ戦は、ナチスによる「世界観戦争」の一面ももっていました。敵とみなしたソ連を絶滅させ、東方にドイツ人の新たな生存圏を確保するというものでした。住民らを大量殺害、捕虜らを虐待しました。独ソ戦でのソ連側死者は約二千七百万人に上ったともいいます(大木毅氏「独ソ戦」、岩波新書)。

 ドイツが共産主義に乗っ取られるという陰謀論で脅威をあおり、先手を打った形です。

 ナチスを繰り返すまいとしてきた戦後ドイツでも、極右らが「欧州の『先住民』であるわれわれを、イスラム教徒や有色人種に入れ替えようと、移民や難民が送り込まれてくる」などと主張するようになりました。

 特に、旧東独地域で声高です。「西洋のイスラム化に反対する」と主張する団体「ペギーダ」が五年ほど前からデモを繰り広げ、欧州各地で相次いだイスラム過激派によるテロで勢いづきました。

 勢いは右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」で政治的に結集されました。二年前の連邦議会(下院)選挙で第三党に躍進。先月の旧東独地域二つの州議会選では第二党になりました。

 今月九日には、反ユダヤ主義者の男(27)が、ハレ市のシナゴーグ(ユダヤ教礼拝堂)付近で銃を乱射、二人が亡くなりました。

 賃金など旧西独地域との経済格差や、既成政治への不満が強まっている背景もあるのでしょう。統一のひずみは今なお、払拭(ふっしょく)されていません。

 今年六月には、比較的、寛容なはずの旧西独地域でも難民保護に関わってきた政治家が極右に射殺され、衝撃が広がりました。

 政治家のプライバシーや政治家へのヘイトはSNSで拡散されていました。ネット社会になって陰謀論はますます猛威を振るうようになっています。

 ネットで個々人の内面にまで入り込む陰謀論による社会の分断は、国単位で対立していた冷戦時代とはまた違った、対処の難しさがあります。

 「トランプ米大統領は悪と戦う救世主」と主張するネット集団「QAnon(キューアノン)」など、大国の指導者周辺からも陰謀論が発信される時代です。

 正確な情報を見極めて、冷静に判断するしかありません。われわれメディアの役割も重要だと自覚しています。

 小さなうそや風評から、暴力にまでエスカレートしかねない陰謀論の「陰謀」に欺かれないよう、自戒したいものです。


中日/東京新聞社説 2019年10月20日
「週のはじめに考える」
https://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2019102002000104.html
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019102002000151.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/593.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 自衛隊の中東派遣 無用の危険を招くだけだ 
 
 米国とイランが鋭く対立する中、安倍晋三首相は中東への自衛隊派遣を検討するよう関係閣僚に指示した。軍事的側面が強い自衛隊の艦船派遣に踏み切れば、対話による緊張緩和に力を入れてきた日本政府の外交方針を大きく転換させることになる。

 日本関連タンカーへの攻撃が頻発しているわけでもなく、自衛隊を派遣する必要性がない。中東情勢の安定化に寄与するどころか友好関係にあるイラクを刺激し、自衛隊が不測の事態に巻き込まれるリスクを高めるだけだ。

 日本にとって、中東との関係は原油調達などエネルギー安全保障に関わる死活的な問題だ。中東各国との間に築いてきたパイプを犠牲にすべきではない。自衛隊の派遣は無用の危険を招くだけであり、見合わせるべきだ。

 中東情勢を巡っては、米国がイラン包囲網として、イラン沖のホルムズ海峡の安全確保を目指す有志連合への参加を日本などに要請している。一方のイランも9月の外相会談で「ホルムズ平和追求構想」を日本側に説明し、支持に期待を表明した。

 同盟国の米国、伝統的な友好国のイランとの間で板挟みとなってきた安倍首相が窮余の策で繰り出したのが、米国主導の有志連合には加わらず、独自に艦船を派遣する対応だ。自衛隊の活動はアラビア半島南部での情報収集とし、ホルムズ海峡に近づかないことでイランから敵対視される事態を避けるという。

 しかし、中東情勢は米イランの対立に加え、サウジアラビアの石油施設攻撃、トルコのシリア北部侵攻など急速に悪化する。米国にすり寄る日本政府のその場しのぎの理屈が通用するとは思えない。

 そもそも、専守防衛の自衛隊を中東に派遣する法的根拠に無理がある。

 菅義偉官房長官が説明した防衛省設置法の「調査・研究」を根拠とした派遣は、国会の承認を必要としない。憲法との整合性が問われる重大な判断を国会の審議なしに行うことなど、文民統制の観点からもあってはならない。

 自衛隊の海外活動は1991年に海上自衛隊をペルシャ湾に派遣したのを皮切りに、テロ対策や復興支援などの名目で特別措置法を制定してインド洋やイラクなどに派遣してきた。2016年に集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法を施行し、他国軍の後方支援を目的とした海外派遣も随時可能にした。

 「調査・研究」の名目でひとたび派遣に踏み切れば、米国のさらなる要求に従って日本の軍事的な関与が拡大していくことが懸念される。米国とイランの対立が戦闘に発展すれば、自衛隊も巻き込まれていく。政府は自衛隊員を戦地へ近づけ、危険にさらすのか。隊員の安全という観点からも許されない。

 政権の意向で際限なく広がる自衛隊の海外活動に歯止めをかける議論が必要だ。
 
 
琉球新報社説 2019年10月20日
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1011359.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/594.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 芸術祭閉幕 課題多く検証が不可欠 
 
 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」が閉幕した。

 作品に抗議が殺到し、開幕3日で異例の中止に追い込まれた企画展「表現の不自由展・その後」は最終盤で復活した。

 「表現の自由」への圧力に屈したまま終わることは避けられた。

 ただ、一連の混乱は、表現の自由が置かれた危うい状況を国内外に知らしめることになった。

 意に沿わない表現を力ずくで封じる動きを、政治家や行政は明確に否定せず、むしろ追認した。

 特に文化庁の補助金不交付は、憲法の禁じる検閲と同等の効果をもちかねず、禍根を残すだろう。

 これで終わらせてはならない。課題を掘り下げ、表現の自由を後退させない取り組みを進めたい。

 企画展は公の場から排除された表現を集め、議論喚起を狙った。

 だが、元従軍慰安婦を象徴する少女像をはじめ、作品の表面的、断片的な情報がSNSで広がり、「問答無用」の批判が集中した。

 企画展の中止を求めた河村たかし名古屋市長ら一部の政治家の言動が、これをあおる結果となったことは、見識が問われよう。

 文化芸術を守るはずの文化庁も、その任を果たさなかった。

 補助金不交付の決定に至る経緯には大いに疑義がある。

 「手続き上の不備」を理由に、採択にあたって専門家らを交えずに決め、議事録もないという。

 開幕直後、菅義偉官房長官が交付の是非の検討に言及しており、結論ありきとの疑いは残る。

 補助金が後付けの理由で取り消され得るならば、その恐れのある企画は自粛されかねない。

 東京芸術大前学長で、ことの深刻さを知るはずの宮田亮平長官が決定を追認したのは無責任だ。

 「手続き上の不備」は文化庁にこそ問われる。

 道内でも多くの文化芸術事業の関係者が不透明な決定を憂えている。愛知県が撤回を求める訴訟で詳細を明らかにしてもらいたい。

 救いもある。教訓を生かそうと、作家有志や市民、有識者が「あいち宣言」の草案をまとめた。

 芸術家には表現の暴力性への配慮を、鑑賞者には文脈への留意を求めるなど、表現の自由を守り育てるための規範を探ったものだ。

 再開にあたり、度を超えた抗議への対応ルールを定め、ガイドツアーによる鑑賞に限定した実行委の試みも、一定の効果があった。

 各地の芸術祭を自主規制や検閲からどう守るか、多様な文化を享受するため、幅広い議論が必要だ。


北海道新聞社説 2019年10月20日
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/356341?rct=c_editorial
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/595.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 国歌・「君が代」と茨木のり子(アリの一言) 
 
日曜日記71
2019年10月20日

 「アリの一言」を書いたあと、もっとこう書けばよかった、と悔やまれることはしょっちゅうある。「ラグビーW杯・『君が代』より『ビクトリーロード』」(10月15日)もその1つだ。「ラグビーに『君が代』は似合わない」と書いたが、似合うかどうかの問題ではない。 

 そう思っている時、後藤正治著『清冽 詩人茨木のり子の肖像』(中公文庫)で、茨木をまた1つ見直した。

 茨木のり子(1926〜2006)は1990年、甥とその婚約者と、ボストン交響楽団の演奏会をNHKホールに聴きにいった。その時のことだ。

< 演奏の前、交響楽団は来日の儀礼ということであったのだろう、「君が代」を演奏した。周りのほとんどの聴衆が起立したなか、茨木はじっと座っていた。小声で、治と薫(甥と婚約者―引用者)にこういった。
「今日、私は音楽を聴きに来たのでね…。私は立たないけれど、あなたたちは好きにしなさい」>

 それから4年後の1994年、茨木は「鄙(ひな)ぶりの唄」という詩を書いた。後藤氏は「おそらくこの日(ボストン交響楽団演奏の日)のことを想起しつつしたためた詩句であろう」と解説している。

  それぞれの土から
  陽炎のように
  ふっと匂い立った旋律がある
  愛されてひとびとに
  永くうたいつがれてきた民謡がある
  なぜ国歌など
  ものものしくうたう必要がありましょう
  おおかたは侵略の血でよごれ
  腹黒の過去を隠しもちながら
  口を拭って起立して
  直立不動でうたわなければならないか
  聞かなければならないか
    私は立たない 坐っています 

  演奏なくてはさみしい時は
  民謡こそがふさわしい
  (中略)
  それぞれの山や河が薫りたち
  野に風は渡ってゆくでしょう
  それならいっしょにハモります
  (後略) 

 この詩より約20年前、天皇裕仁は記者会見(1975年10月)で「戦争責任について」聞かれ、こう答えた。「そういう言葉のアヤについては、私はそういう文学方面はあまり研究もしていないのでよくわかりませんから、そういう問題についてはお答えが出来かねます」

 この裕仁の発言への憤りを、茨木のり子は「四海波静」という詩(1975年11月)でこう書いた。

  戦争責任を問われて
  その人は言った
  (中略)
  思わず笑いが込みあげて
  どす黒い笑い吐血のように
  噴きあげては 止り また噴きあげる

  三歳の童子だって笑い出すだろう
  文学研究果さねば あばばばばとも言えないとしたら
  四つの島
  笑(えら)ぎに笑ぎて どよもすか
  三十年に一つのとてつもないブラック・ユーモア
  (後略)

 この茨木のり子にしてあの詩あり。
 国歌など必要ない。

https://blog.goo.ne.jp/satoru-kihara/e/3a02bfcdfb72789870e305561896a58f
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/596.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 小泉氏は政権内野党になれるのか。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/10/blog-post_20.html
10月 20, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<小泉進次郎環境相は19日、水俣病犠牲者の慰霊式に出席した後、被害者団体と懇談した。「環境省は水俣病をきっかけに立ち上がった組織。心を砕いていく」と述べたが、具体的な施策に言及はなく、被害者側から「歯切れが良いだけ。何も言っていない」と落胆の声が相次いだ。

 懇談では、高齢化する被害者への福祉サービスの充実や、不知火海沿岸の住民の健康調査を求める意見が続出した。被害者の会の中山裕二事務局長(65)は「調査を求め続けたこの10年間に多くの人が亡くなった。環境省は被害者が死ぬのを待っているのか」と怒りをぶつけた>(以上「共同通信」より引用)


 小泉進次郎環境相は被害者団体と懇談したが、被害者団体からは「環境省は水俣病をきっかけに立ち上がった組織。心を砕いていく」と述べたが、具体的な施策に言及はなく、被害者側から「歯切れが良いだけ。何も言っていない」と落胆の声が相次いだ、という。

 無いものねだりをしても仕方ない、というのがニュースを読んだ実感だ。小泉氏は碌に環境行政について勉強して来なかったのではないか。単にトンチが効いて話し上手というだけで持て囃されて来た「人寄せパンダ」でしかなかったからだ。

 小泉氏は派閥に属さず、一人で行動しているようだが、それではいろんな問題に見識を広めることは出来ない。派閥は政策研究会でもあるからだ。国会議員は派閥の中で様々な国政課題を議論し合い、見識を広める。

 しかし小泉氏はそうした機会を自ら持とうとしないで、「人寄せ」タレントとして選挙などに駆り出されて悦に入っていたのだろう。結果として見識のない政権欲だけの安倍氏と琴線が触れ合って最若年で大臣の座に登用されたのだろう。まったく似た者同士だ。

 小泉氏と水俣被害者の会の懇談では、高齢化する被害者への福祉サービスの充実や、不知火海沿岸の住民の健康調査を求める意見が続出したというが、小泉氏は全く具体的な回答は何一つとしてできなかったそうだ。それでは被害者の会が「環境省は被害者が死ぬのを待っているのか」と怒るのは無理もない。

 福島県の除染土の「中間」集積地から除染土を入れた袋が台風19号の大雨で幾つかが流されたという。そして空になった袋が河川で発見されたが、国会審議で質問された小泉氏は「それは袋だけが流れたのかも知れない」などとトボケた答弁をしていたが、そんなことはあり得ない。

 環境省は立場上、各省庁と対立する政府内野党の立場でもある。なぜ小泉氏は「人寄せ」の際に発揮した歯切れ良い毒を吐かなくなったのだろうか。それでは小泉ファンは「一発芸人」を直ぐに飽きて見放すように、小泉氏を見放すだろう。一発芸人ではなく、一発大臣として、その名を日本憲政史に残すことになりかねない。

 政権内野党として、小泉氏が毒を吐くのか否かによって、今後の彼の政治家としてのキャリアが決まるだろう。



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/597.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 世界経済の減速が進むなか、主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(議長:麻生太郎財務相)は有効な経済政策を打ち出せないまま閉幕、「世界経済は、リーマンショック級に落ち込むのか?」(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/6d639414a1a938720ae3c8a69071c34a
2019年10月20日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「持続可能でバランスのとれた経済成長を実現するために、あらゆる政策手段を動員する」―米ワシントンで開かれていた主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(議長:麻生太郎財務相)は10月18日(日本時間19日)、「米国ファースト」を唱えるトランプ大統領と習近平国家主席との米中貿易戦争が終結しない深刻な状況下、世界経済の減速が進むなか、有効な経済政策を打ち出せないまま、閉幕した。このため、「世界経済は、リーマンショック級に落ち込むのか?」との不安に苛まれている。安倍晋三首相が、10月1日から消費税を「8%→10%」に引き上げたばかりで、しかも台風15号と19号により、東日本が風水害に見舞われて、多数の死者、行方不明者を出して、景気が悪化しているだけに、深刻である。上皇陛下を戴く世界支配層「ゴールドマン・ファミリーズ・グループ」は、この状況をどう受け止めているのであろうか。上皇陛下のごく近くにいる吉備太秦は、以下のように解説する。



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/598.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 自民、改憲集会をスタート&審査会で、強行採決のおそれも+天皇即位パレード延期は妥当(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28654574/
2019年 10月 20日 

【テニスの錦織圭が2011年シーズンから、約9年、共にツアーを回って来たダンテ・ボティーニ・コーチを解任した。

 錦織はSNSで、「9年間一緒に戦ってきたが、新しい声を聞く時だと決断した。ダンテの貢献には感謝するし、私たちはこれからも親友であり続ける」と英文のメッセージを発表した。

<ファンの中には、M・チャン・コーチを変えるべきだと言う人も少なからずたのだが。どうなんでしょ〜ね〜。ただ、実のところ、チャンは最近、米国以外の試合にはほとんど帯同していないのだ。全英でさえ来ていなかったし。だから、日々のプレーでは、影響力はさほどないのかも。^^;>
  
 ダンテは、錦織がランク下位の頃からずっと一緒にやって来たコーチで。試合中はもちろん、練習の時もダウンの時も、いつも映像や写真に映っていたし。休みの日なども一緒に食事や観光に行って、写真を撮ってる時が多かったので、もう彼を見られなくなるかと思うと、mew的にも寂しく思うのだけど。

 う〜ん。最近のプレーの方向性とか、肘の故障の対応とかのことで、うまく行かなくなったのか。<まさかM子のことでもめたとか?^^;> それとも錦織も12月で30になるのを機に、ちょっと気分やプレースタイルを一新してみたかったのか。
 
 いずれにせよ、ダンテには本当に有難うと言いたいし。錦織もここから2〜3年が勝負になると思うので、悔いを残さないように、しっかりとチーム作り&心身のケアをして欲しい。 o(^-^)o】

* * * * *

 ところで、10月22日に予定されていた新天皇の即位を祝うパレード(祝賀御列の儀)が、来月10日に延期された。

 天皇陛下の即位を内外に宣言する「即位礼正殿の儀」「饗宴の儀」などは、予定通りに行なわれるという。<世界各国から賓客を招いているしね。>
 
 天皇夫妻は、台風19号の甚大な被害に心を痛め、15日にはお見舞いの気持ちを示していたし。上皇夫妻もお誕生日の祝賀行事を中止していたのだ。

『宮内庁の西村泰彦次長は15日の定例会見で、天皇、皇后両陛下が台風19号による甚大な被害に心を痛め、犠牲者や遺族、被災者に哀悼とお見舞いの気持ちを持たれていることを明らかにした。
 
 西村次長によると、両陛下は一日も早く安否不明者が見つかり、被災地の復旧が進むことを願っている。長年にわたり多くの被災地を見舞ってきた上皇ご夫妻も、今回の被災地域の広さや決壊した堤防の数は比較できる災害の記憶がなく、心を痛めているという。

 上皇后さまは20日が85歳の誕生日。2日後に陛下の即位礼正殿の儀などが控えているため、祝賀行事は例年より簡素化することが決まっていたが、台風被害を受けてご一家でのお祝いの昼食以外全ての行事を取りやめる。(時事通信19年10月15日)』

 上皇、天皇夫妻は、長い間、被災者に心を寄せて来たことから、勝手に邪推するに、今回も、天皇、上皇夫妻とも、台風の被害状況をできるならパレードは延期したいという思いを抱いていたのではないかと察する。

 とはいえ、既に警備の人員確保、配置など様々な計画を決めているし(予算もかかっているし。知人の親族もそうだが、パレード見学をするために飛行機、ホテルなどをとって楽しみにしている人もいることから(報道もビルその他を借りてのカメラの準備などもあるし)、簡単にXX日に延期を決めるのも大変なのであるが。

 安倍内閣は、被災地の状況、被災者の心情だけでなく、おそらくは天皇夫妻の心情も考慮して、延期を決めたのではないかと思う。この決定に関しては、(mewとしては、珍しく?)評価したい。(・・)

 話は変わって、安倍首相&改憲仲間たちが、憲法改正の準備を加速させている。(・・)

 まず、自公与党は今月2日、「何としても」改憲のための国民投票改正案を今国会で成立させる方針を決定したという。

『「今国会で国民投票法改正」自公確認 自民・森山氏「何としても」

 自民党の森山裕国対委員長は2日午前、憲法改正手続きを定めた国民投票法改正案を4日召集の臨時国会で成立させる方針を自民、公明両党で確認したことを明らかにした。東京都内であった両党の幹事長・国対委員長会談後、記者団に「憲法審査会に付託してかなりの時間が経過している。何としても今国会で、野党の理解もいただいて成立を目指す」と述べた。

 同法改正案を巡っては、立憲民主党など野党が、法案審議に先立ち国民投票についてのテレビCM規制を議論するよう求めている。これに対し、森山氏は「国民投票法は一つの法案として付託されており、それはそれで結論を出してもらわないといけない。国民投票法の結論が出て、初めてCM規制の議論をしていくべきだ」と述べた。【立野将弘】(毎日新聞19年10月2日)』

 また、先日の記事にも書いたように、何と5日には衆院の大島議長までが、異例なことに、今国会で国民投票法改正を与野党で合意させることについて言及。<『衆院議長が改憲の関連法に言及。野党反発で代表質問が遅れる+安倍、報道萎縮はないと強調』>
 自民党内には、有形無形の圧力がかなり強くかかっているのではないかと感じる。^^;

* * * * *

 安倍自民党は、数の力を最大限に利用し、通常の法案は、野党が反対や欠席をしても審議を進めてしまうことが多いし。強引に委員会を運営して、形ばかり審議の時間数だけ重ね、予定の時間が来たら、とっとと強行採決をするというパターンをとることが多いのであるが。

 でも、国民投票法案など改憲に関する事項に関しては、野党に配慮して、勝手に審議を進めたり、強行採決を行なったりすることは控えて来た。

 改憲に関して強引なやり方をしたら、一般国民に警戒感を与え、憲法改正の計画が失敗してしまうおそれがあるからだ。(~_~;)

 それゆえ、安倍自民党は、野党が憲法審査会に出席して議論をするように説得を続けて来たのだが。野党側は、国民投票法案を改正するなら、CM規制の議論を先にすべきだと主張。(・・)

 これに対して、自民党の森山国対委員長は、「国民投票法は、結論を出してもらわないといけない。その結論が出て、初めてCM規制の議論をしていくべきだ」と、改正案の審議、採決を優先させると明言したという。
 
『憲法改正手続きを定めた国民投票法改正案が継続審議となっている衆院憲法審査会をめぐり、与党が幹事懇談会の開催を野党側に提案したことが17日、分かった。複数の関係者が明らかにした。幹事懇は憲法審の開催に向けた調整の場となるため、野党の対応が注目されそうだ。(産経新聞19年10月17日)』

 与党は、とりあえず、憲法審査会に関して、幹事懇談会の開催を野党側に提案したようなのだが。安倍首相らは、来年の国会発議を目標にしていることから、いざとなったら、強引な審議、強制採決を行なう可能性もあるので、要注意だ。(ーー)

 また、安倍自民党は、憲法改正への国民の関心や機運を高めるため、全国各地で憲法改正に関する集会を行なうことを計画。

 その第一弾として、18日に二階幹事長の地元である和歌山で、大規模集会が開かれ、安倍首相もビデオ・メッセージを送ったという。
 
『改憲へ大規模集会 自民、全国に先駆け

 自民党和歌山県連などでつくる「憲法改正県民会議」(代表=門博文衆院議員)は18日、和歌山市のホテルで「憲法を考える県民集会」を開いた。憲法改正について、機運を高めようと、二階俊博党幹事長の主導により、全国に先駆けて地元和歌山で開いた大規模集会で、約1600人(主催者発表)が出席した。

 安倍晋三首相はビデオメッセージで「現行憲法は制定から70年余りが経過し、時代にそぐわない部分は改正をしていくべきではないか」と述べ、具体的には「違憲論争に終止符を打つための自衛隊の明記」などを挙げた。その上で「憲法改正への挑戦は決してたやすい道ではないが、ともに頑張っていこう」と呼び掛けた。

 二階幹事長は「憲法の問題を国民皆で考えるという精神があって初めて、国の発展につながる。各地でこのような会合を開いていただき、大事な憲法を皆で考える姿勢で取り組んでいきたい」、主催者代表の門衆院議員は「憲法改正の歩みを古里和歌山から始めることを誓う」と述べた。

 世耕弘成・党参院幹事長、石田真敏衆院議員、鶴保庸介参院議員もあいさつし、党選対委員長の下村博文衆院議員が「憲法改正について」と題して講演した。(紀伊民報19年10月18日)』

* * * * *

『これまで二階氏は改憲議論に関心を示してこなかったが、首相が9月の党役員人事にあたって挙党態勢で改憲に臨む決意を示すと、すかさず応じ、先陣を切って集会を計画した。

 最近は「憲法改正は他のいかなる議案よりも重要だ」と述べるなど積極的な発言が目立つ。党幹部は「集会は二階氏が党内議論の先頭に立つという気持ちの表れだ」と語る。(産経新聞19年10月18日)』

 そうなのだ。実のところ、二階氏はもともと憲法改正には、さほど関心がないのである。<親中派だし。日本会議にも所属していないと思う。>

 でも、安倍首相には、二階氏を幹事長を留任させてくれた恩があるだけに、党TOPの幹事長として、とりあえず、先頭を切って、改憲運動をやってみせているのである。(~_~;)

<この辺りは改めて書きたいが。安倍首相は、ポスト争いを利用する形で、党の幹部や議員に、改憲運動をやらせようとしているようにも見える。(・・)>

 ちなみに安倍側近の世耕参院議員も、和歌山選出なのだが。この集会では、『合区を解消するには憲法を改正するしかない』『1県1人は代表を送り込めることを、何らかの形で憲法に書いていく。これをやらない限り、どんどん地方の国会議員は減り、合区させられ、都会の議員ばっかり増え、その人たちが法律や予算を決めたら東京一極集中がさらに進む悪循環に入る』と訴えていたという。(朝日新聞10月19日)』

<選挙制度を変えれば、改憲しなくても、一票の格差を是正することは可能なのでは?>

* * * * *

 世論調査の結果とか、mew周辺の人たちを見る限り、今のところ、憲法改正に強い関心を抱いている人はさほどいないようにも思うのだけど。

 一般国民が政治や改憲の動きに関心を持たないと、選挙でわずか2〜3割の投票が6〜7割の議員数につながってしまうように、少数の改憲積極派にペースを握られてしまうおそれがある。それゆえ、動きが出た時には、しつこく警戒警報を鳴らして行きたいと思うmewなのだった。(@@)
 
  THANKS 



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/599.html

記事 [政治・選挙・NHK266] こんな記事が出た!野田聖子が山本太郎とタッグ? 
こんな記事が出た!野田聖子が山本太郎とタッグ?
https://85280384.at.webry.info/201910/article_205.html
2019年10月20日 半歩前へ

 「れいわ新選組」が参院議員2人を国会に送り込んだことでマスコミの注目度が一気に上がったが、今回は週刊実話が取り上げた。

 「自民・野田聖子元総務会長とれいわ・山本太郎代表がタッグ結成か」と派手な見出しが躍った。

 もし実現すれば政界へのインパクトが大きいとの観測記事に過ぎないが話題にしてくれることは有難い。

***************************

 自民党の野田聖子元総務会長が重い身体障害がある2人を参院議員に当選させた『れいわ新選組』の山本太郎代表にシンパシーを寄せている。

 自民党の一部では「野田氏と山本氏がタッグを組む可能性もある。そうなると物凄いパワーを持つ勢力になりかねない」と警戒感をあらわにする。

 かねてから自民党総裁選出馬に意欲を見せるなど、野田氏の動向には現政権も神経を尖らせていた。野田氏が『れいわ新選組』に共感しているのは、東京新聞のインタビューでこう述べたことでも明らか。

 〈二十四時間人工呼吸器をつけている人が国会議員になるのは、まさに驚天動地。うちの息子のような、2人の参院議員より軽度の障害者にとっては大きな風穴をあけてくれた〉

 〈障害があっても働いて自立し納税者になれる道を模索しなければならない〉〈スロープを作ればいいのではなく、発想を変えないといけない。国会議員や役人、記者が自分の目で見て接し、訓練し、心根が変わってくれたらうれしい〉(9月5日付)

 こうした野田氏の発言等は今回に限ったことではない。7月、れいわ新選組の2人の重度障害者が参院選に当選した直後、ブログで次のように記している。

 『他党であるけれど重度障害議員誕生 日本の国会を大きく変える 国民の代弁者は国民を守る強者ではない時代のはじまり』

続きはここをクリック
https://news.livedoor.com/article/detail/17250146/



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/600.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 竹田恒泰氏「天皇は親戚」発言をこのまま許していいのか? 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)
  


竹田恒泰氏「天皇は親戚」発言をこのまま許していいのか? 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263446
2019/10/18 日刊ゲンダイ


竹田恒泰氏(C)共同通信社

「昭和天皇は私の親戚である。その昭和天皇を侮蔑し名誉を毀損する展示に対して私は深く傷ついた。皇族方の多くも同じように傷ついたに違いない。」(竹田恒泰)

 これは10月10日の竹田恒泰氏のTwitterの言葉。「あいちトリエンナーレ」「表現の不自由展・その後」の、昭和天皇の肖像を燃やすような映像の展示についての意見。

 私は天皇の親戚だ、皇族はこう思ってる、というこの人の発言をこのまま許しておいていいのか?

 竹田氏は隣国ヘイト発言も激しい。まさかそれが皇族の人たちの意見だとは思わないが、こういうことを許しておくと誤解される危険だってある。

 あたしは竹田恒泰氏が世に出て発言するほうが、皇族の方によっぽど迷惑だと思うけど。

 先の戦争で死ななくてもいい人がたくさんの命が失われた。昭和天皇はその時代の象徴。普通の個人ではない。

 で、そのことを踏まえ、上皇様はこの国の象徴として、平和を愛するお立場を最後まで大事にされたのだろう。

 あたしはそのご発言などから、上皇様や天皇陛下は好きだ。が、こいつがおって、親戚親戚と喚くから、皇室についてかなりイメージダウンしている。そんな人は案外、多いんじゃないか?

 前出の竹田氏のTwitterはこうつづく。

「一般人なら間違いなく遺族が訴訟する。皇室が起訴しないことを良いことにあの展示をしたのだろう。津田大介氏は卑怯の極み。彼は加害者である。」

 しかし、11日の米山隆一元新潟県知事のTwitterによると、「(前略)『死者の名誉棄損』についての一般の刑法・判例が適用されるなら『虚偽の事実の適示』がなければ成立しませんのであの作品では成立しません。」だって。

 じゃ、竹田氏は皇室の血筋だといって、嘘による個人攻撃をしたのか? あ、そういえばこの人、ネットで皇室グッズも売ってたな。上品なことで。



室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。




























http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/601.html

記事 [政治・選挙・NHK266] ラグビー中継で視聴率3.7%『いだてん』が日本の中国での戦争加害に言及!五輪のナショナリズム利用や軍国主義も批判(リテラ)
ラグビー中継で視聴率3.7%『いだてん』が日本の中国での戦争加害に言及!五輪のナショナリズム利用や軍国主義も批判
https://lite-ra.com/2019/10/post-5037.html
2019.10.20 視聴率3.7%『いだてん』が日本の中国での戦争加害に言及! リテラ

    
       NHK『いだてん〜東京オリムピック噺〜』公式サイトより


 メディアではとかく「NHK大河ドラマ史上稀に見る低視聴率作品」といった扱いばかり受けている『いだてん〜東京オリムピック噺〜』。同時間帯に放送されたラグビーワールドカップ日本vsスコットランド戦の影響を受けた10月13日放送回は3.7%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)という数字を記録。大河ドラマ歴代ワースト記録をさらに更新したと報道されている。

 しかし、この放送回・第39回「懐かしの満州」には、先の戦争をめぐって最近のテレビではほとんど聞くことのできない踏み込んだセリフがあった。

 この回で描かれていたのは、終戦間近の満州を巡業する古今亭志ん生(森山未來)と三遊亭圓生(中村七之助)。二人の噺家は満州の地で小松勝(仲野太賀)という青年と出会う。小松はドラマオリジナルの人物だが、主人公のひとりである日本マラソン第一人者・金栗四三(中村勘九郎)の弟子で、1940年東京オリンピック返上によりオリンピック出場の夢を絶たれ、学徒出陣により徴兵されたのだが、終戦間近の満州で逃亡兵となっていた。

 ソ連軍が攻めてくるという噂が飛び交ってパニック状態になった街で、危うく殺されかけた志ん生と圓生を小松が守った縁で3人は行動を共にすることに。そして終戦を迎え、いよいよ本格的に民衆の暴動が起き、日本人の居場所はなくなっていく。

 暴動によって廃墟になった劇場で車座になって酒を飲み交わし、それぞれの家族に思いを馳せる3人。しかし、小松だけは侵攻してきたソ連兵により銃殺されてしまう。

 注目したのは、その小松の死が描かれた後、老年期の古今亭志ん生を演じるビートたけしが語ったナレーションだった。

「ソ連軍が本格的に来てからは、ひでえもんだったよ。女はみんな連れていかれた。逆らったら自動小銃でパンパンと来る。沖縄で米兵が、もっと言やあ、日本人が中国でさんざっぱらやってきたことだが。なら俺もいっそ死んじまおうって、残ってたウォッカをガブ飲みして……」

 短いナレーションのなかのたった一言だが、そのなかに「沖縄で米兵が、もっと言やあ、日本人が中国でさんざっぱらやってきたことだが」という言葉がある意義は非常に大きい。

 戦争が、家族、恋人、友人といった人々を引き裂く悲惨なものであると描くのは、現在の映画・ドラマでもある描写だ。しかし、歴史修正主義的な風潮が跋扈し、安倍政権下で顕著に右傾化が進むなか、日本の「加害」が映画・ドラマのなかで描かれることはほとんどなくなった。そのような描写を入れれば、ネトウヨから総攻撃、さらには政治家からの圧力を受ける可能性があるからだ。

 そんななか、『いだてん』は、言葉少ないながらも、日本人も誰かの大切な命を奪い、家族、恋人、友人を引き裂いていた「加害者」であることについて直接言及した。この勇気は称賛されてしかるべきものだろう。

 しかも、『いだてん』がこうした姿勢を見せているのは、この第39回だけではない。日本が戦争に突入していく時代を描いた最近の回には、日本の戦前戦中の体制、そしてオリンピックを軍国主義やナショナリズムに利用する動きについて明確に批判的な視点を持ったシーンが頻繁に出てくる。

■阿部サダヲが「日本はスポーツと政治を分けられない」「お国のためのオリンピックなんていらん」

 第37回「最後の晩餐」もそうだった。この会では、日中戦争が激化し、国内外で1940年のオリンピックが東京で開かれることに疑問が呈されるなか、あくまで開催を強行しようとする嘉納治五郎(役所広司)を、批判的な視点で描いていた。

 嘉納は組織委員会の会議のなかで、ナチスのプロパガンダに利用された1936年ベルリン大会のようなオリンピックを目指すような、こんなセリフを吐く。

「ベルリンの統制力を見せつけられたいま、国民は君の言うようなこじんまりした大会など望んではおらん。紀元2600年の祭典。真剣にやらんと。赤っ恥になるぞ」

 そして、東京大会に対する反対意見が強まる国際世論を説得するために、カイロで行われるIOC総会に出席するのだが、目を引いたのは、ともにオリンピック招致に動いてきた阿部サダヲ演じる主人公・田畑政治とのやりとりだった。

 嘉納がカイロに一緒に行かないかと誘うと、田畑はそれを拒否。激高しながら、スポーツが政治利用されてしまう現状では日本にオリンピックは開く資格はなく、ここはまず返上して、日本は平和になってからまた招致すればいいと叫ぶのだ。

「返上するならご同行します。断固、開催するとおっしゃるなら行きません。(土下座をしながら)この通りです。嘉納さん、返上してください。だめだ。こんな国でオリンピックやっちゃ、オリンピックに失礼です」

「いまの日本は、あなたが世界に見せたい日本ですか。また口先だけで大風呂敷を広げると言うんですね。そんな嘉納治五郎は見たくない。どうぞ、ひとりで行ってください。前向きに返上してくれと言っているんだ、俺は! あんたがここで引き下がる潔さを見せれば、戦争がおさまった後、もう一度オリンピックを招致できる。残念です」

 結局、二人は決裂し、嘉納はひとりでカイロに発つのだが、さらに踏み込んでいたのが、日本に残った田畑と、東京オリンピック返上を訴える衆議院議員の河野一郎(桐谷健太)の会話だ。

 河野が「陸軍次官や文部次官を組織委員会に招いたのは嘉納さんだって言うじゃないか。どうしちゃったんだね、あの人は。オリンピックを利用しようとしているんじゃないか。ヒトラーがベルリンでやったように」「お前だって本心はそうだろ、違和感を覚えないはずはない」という言葉に、こんなセリフを返すのだ。

「そんなのはずっと前から感じているからね。違和感なら二・二六事件のときから、いや、もっと前からだよ。五・一五事件のときから大きくなる一方だ。日本はそういう国。政治とスポーツを別に考えられない。もう軍事国家だよ。本当のことを言おう。お国のためのオリンピックなんて俺はいらん。だから、返上してくれと嘉納さんに言ったんだよ」

■東條英機が「天皇陛下万歳」と掛け声をかける学徒出陣の記録映像を使った『いだてん』

 また、第38回「長いお別れ」では、当時の大日本帝国がいかにグロテスクな軍国カルト国家であったのかを描くシーンも登場した。

 この回のラストは、1943年10月21日に明治神宮外苑競技場(国立競技場の前身となる施設)で行われた出陣学徒壮行会のシーンが描かれるのだが、その中で当時の記録映像をカラー化したものが流される。実際の東條英機が「天皇陛下万歳」とかけ声をかけ、聴衆が一斉に「天皇陛下ばんざーい」と叫ぶ映像だ。

 そして、「ばんざーい」という声が不気味に響き渡るなか、客席にいた田畑はオリンピックを呼ぶためにつくったスタジアムが戦争のために使用されることに怒りをぶちまける。一方、行進する小松を涙ながらに見つめながら「ばんざーい」と声をあげる主人公の金栗四三。

 戦地へ赴く青年たちが描かれることは近作の戦争映画やドラマでもよくあるが、その際に描かれるのは母親や恋人との親密な会話や愛情表現であって、その背景にあるグロテスクな軍国主義についてはほとんど触れられなくなった。そんな中で、『いだてん』は実際の映像を使いながら、登場人物の口を通して軍国主義にはっきりとNOを表明させたのである。

 『いだてん』は他にも、戦前の日本の歪なナショナリズム、負の部分に踏み込んできた。本サイトが以前の記事で取り上げた、関東大震災の朝鮮人虐殺を示唆するシーン、朝鮮半島出身であるにも関わらず、日本の植民地支配のため、日本代表として日の丸と君が代をバックにメダルをもらうことになったマラソンの孫基禎選手と南昇竜選手のエピソード……。

 もちろん、これらは戦前から戦中の日本社会を描く以上、当たり前に出てくるべきシーンで、むしろ、それを描くことを「踏み込んだ」と言わざるを得ない状況のほうがおかしい。しかし、前述したように、安倍政権下で右傾化と歴史修正主義的な風潮が進み、史実通りの戦前、戦争描写が難しくなっているなか、NHK大河ドラマというもっともメジャーな枠が戦前、戦中の日本の負の部分をギリギリのところでなんとか描こうとしている姿勢は高く評価すべきだろう。

■スポーツのナショナリズム利用を批判する『いだてん』がラグビーW杯中継で休止になる皮肉

 しかも、宮藤官九郎がどこまで明確に意図しているかは不明だが、『いだてん』が描いているこれらの問題はすべて、今、日本で起きている問題につながっている。

 たとえば、朝鮮半島出身のマラソン選手をめぐるエピソードは、この間、日本で巻き起こっている嫌韓やレイシズムの問題を考えさせられたし、第37回の田畑の「日本はそういう国。政治とスポーツを別に考えられない」「お国のためのオリンピックなんて俺はいらん」というセリフは、昨今のサッカーW杯やラグビーW、2020年のオリンピックなど、過熱するスポーツナショナリズムへの批評的な意味合いさえ感じられた。

 そういう意味では、いまの『いだてん』こそ、多くの人に見てもらいたいと思うのだが、残念ながら、冒頭で述べたように、視聴率はどんどん下がり、10月13日放送回では、同時間帯に放送され39.2%という高視聴率を記録したラグビー日本vsスコットランド戦の裏で、3.7%を記録してまった。

 そして、きょうの『いだてん』は、やはりラグビーW杯日本vs南アフリカ戦の放送を急遽、BSでなく地上波で放送することになったため、休止になった。

 スポーツのナショナリズム利用に異議を申し立ててきたドラマが、いま、「日本人の心」などという言葉でまさにナショナリズムをかき立てているラグビーの中継によって隅っこに押しやられていく。皮肉だが、2019年の日本を象徴する出来事だと思わずにはいられないのである。

(編集部)













http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/602.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 「恩赦を閣議決定」出た!閣議決定、今の時代に恩赦は必要なのか(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/10/post-d33ec2.html
2019.10.20


安倍政権が、お得意の「閣議決定」今度は恩赦。

閣議決定をしたら、ほとんど決まったも同然で誰も異議を唱えることができない。

内閣の意向だけでこの国の方向性がどんどん決まっていく。

しかも「閣議決定」の乱発で閣議決定のレベルが下がっている。

恩赦を閣議決定 22日の復権令施行とともに効力
            10/18(金) 20:46配信  毎日新聞

>政府は18日、天皇陛下の「即位礼正殿の儀」(22日)に伴い実施する恩赦の政令と特別基準を閣議決定した。対象となる刑や罪を一律に定めて救済する政令恩赦は「復権」のみとし、罰金刑の執行(罰金の納付)から3年が経過した推計55万人を対象に、刑により制限された資格を回復させる。

>8割超が道交法違反などの交通関連で、平成の恩赦で一律救済が批判を招いた公選法違反は約430人。


今の時代に、「恩赦」って何なのか。

象徴であるはずの天皇が、政治に思いっきり関与しているのも変な話だ。

天皇の御心で犯罪者を許してやるという事になるわけで、戦前ならともかく今の時代にそぐわない気がしてならない。

しかも三権分立との整合性はどうとるのか。

8割が道路交通法違反と言うが、公職選挙法違反も430人含まれている。

うがった見方をすると、安倍政権の本命は公職選挙法違反の資格制限回復なのではないか。

政治資金法違反者が復権されてしまう。

それでなくても政治家に甘い法律なのに、恩赦で罪が無くなる?

恩赦で不正が不正でなくなるなんてもってのほかだ。


そんな事は絶対に反対だ。

>日本では昭和天皇の「大喪の礼」(1989年)の際に1000万人、上皇さまの即位礼正殿の儀(1990年)で250万人、そして直近で両陛下がご結婚された際(1993年)に実施されている。

日本では恩赦が大盤振る舞い。

「大喪の礼」で1000万人だって。

すごい数だ。


かし、即位礼正殿の儀で、毎日汗水たらして働いている一般の国民には何の恩恵もないのに、罪を犯した人だけに恩恵があるのも不思議な慣習だ。

結局は、天皇の広い御心で犯罪をした人を赦してやるとい慣例に繋がってしまう。

罪を犯しても、天皇の国事行為に近かったら恩赦の対象になるし、遠かったらそのまま。

なんだか釈然としない。



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/603.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 国民民主党に関電事件追及意志あるのかが焦点(植草一秀の『知られざる真実』)
国民民主党に関電事件追及意志あるのかが焦点
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-c0bcd1.html
2019年10月20日 植草一秀の『知られざる真実』


台風19号による豪雨災害が広がり、多くの課題が露呈した。

強い勢力の台風、豪雨は今後も日本を襲来する。

自然災害による被害を抑制するための抜本的な対応策が求められている。

場当たりの対応ではなく、どのような考え方をベースに置いて対応するのかを国策として確立することが重要だ。

国民の生命と財産を守るために国としてどのような対応を示すのか。

国会で建設的な論議を興すべきだ。

国会が開会されているが、重要問題にしっかりと焦点を当てる必要がある。

マスメディアの情報提供が災害関連情報に偏ることになったが、これ以外の国政上の重要問題を置き去りにしてはならない。

この国会で十分な論議が求められるテーマが

関電・かんぽ・FTA

である。

テレビメディアが関電問題を取り扱わない。

問題が表面化した際に、通り一遍の情報提供をしただけで、災害報道にかこつけてその後の深掘りをしていない。

神戸の小学校での教師によるいじめ問題にはあきれるほかないが、関電の問題を置き去りにして報じることでもない。

まずは国会が関電幹部を参考人として国会に招致するところから始める必要がある。

野党が安倍一強の国会の状況に対応するために統一会派を創設したのなら、一致結束して関電幹部の参考人招致を実現するべきだ。

国民民主党のなかには電力業界の労働組合の出身者が存在する。

国民民主党の支持母体である連合のなかでも電力総連は強い影響力を有している。

こうした背景から国民民主党が関電疑惑解明に消極的であるなら、国民民主党は主権者全体から完全に見放されることになる。

関電から巨額の工事代金が民間事業会社に流れた。

この企業が顧問の人物に巨額の資金を提供し、この人物から関電幹部に資金が還流していた。

電力事業は公益事業であり、価格決定においては「総括原価方式」によって電力界社自身が決められる制度が採られてきた。

また国からは電源三法により原発立地自治体に巨額な資金が投下されてきた。

電力会社が支払う資金の源泉は消費者が支払う電気料金であり、原発立地自治体には血税が注がれている。

2011年に東京電力は重大な放射能事故を引き起こした。

原賠法は原発事故の際の電力会社の無限責任を定めていたが、国は東京電力に無限責任を求めず、消費者負担、納税者負担で原発事故処理を進めている。

二度と原発事故を引き起こしてはならないことは当然で、原発の全面廃炉が求められるが政府は原発再稼働を推進している。

その原発再稼働の先頭をひた走っているのが関西電力である。

この状況を踏まえれば、国会が何よりも優先して真相を解明しなければならないのが関電事件である。

野党は関電幹部の参考人招致を強く求めるべきだ。

与党がこれに応じるまでは国会審議に応じない姿勢を示すべきだ。

主権者の大半がこの行動を支持するだろう。

関電サイドは第三者委員会を立ち上げて、ここで調査するとしているが、お手盛りの第三者委員会が事実を解明できるわけがない。

関電が問題発覚後に設置した調査委員会は、委員6人のうち、3人が関電役員、3人が関電を忖度する立場の弁護士で構成された。

新たに創設した第三者委員会も同類である。

会社法967条は

「その職務に関し、不正の請託を受けて、財産上の利益を収受し、又はその要求若しくは約束をしたときは、五年以下の懲役又は五百万円以下の罰金に処する。」

と定めている。

高浜町元助役の森山栄治氏が顧問を務める吉田開発への関西電力からの発注額は2013年度から2018年度までの6年間で64億7000万円に上っている。

森山氏には手数料として3億円が渡った。

関電が不正な価格で事業を発注した疑いが極めて濃厚だ。

国会が関電幹部の参考人招致を実現しないなら、疑惑は国民民主党に向かうことになる。



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/604.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 金丸信吾氏「拉致問題解決は国交正常化こそが一番の近道」 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)



金丸信吾氏「拉致問題解決は国交正常化こそが一番の近道」 注目の人 直撃インタビュー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263109
2019/10/15 日刊ゲンダイ


金丸信吾さん(C)日刊ゲンダイ

「最重要課題」――。安倍首相がこう繰り返す北朝鮮の拉致問題。2018年6月の米朝首脳会談以降、中国や韓国、ロシアが北との距離を縮める中、安倍は金正恩・朝鮮労働党委員長との「無条件の首脳会談」を打ち出したが、北は態度を硬化させたままだ。日朝関係の改善や拉致問題解決の糸口は見つかるのか。1990年の超党派訪朝団の団長を務め、日朝関係改善に取り組んだ父・金丸信元自民党副総裁(故人)の元秘書で、9月に22回目の訪朝から帰国した金丸信吾さんに聞いた。

  ◇  ◇  ◇

日朝は関係が悪いからこそ交流が必要

 ――今回の訪朝目的を教えてください。

 平壌で行われた父(信氏)の生誕105年を祝う式典に出席するためと、日朝友好山梨県代表団の団長として、参加者(約60人)に自分の目で北という国を見てもらうためです。

 ――北と交流を続けている理由はなぜですか。

 父の政治家としての最後の仕事であり、かつ、やり残した(国交正常化できなかった)仕事。その遺志を受け継いでいるだけです。私は北を素晴らしい国だと言ったことは一度もありませんし、いまだに理解し難いところはたくさんあります。しかし、戦前の日本も(北と)似た時代がありました。「富国強兵」「一億玉砕」などと言って。太平洋戦争だって、日本の良識ある軍人は米国には勝てないと反対していたが、「ABCD包囲網」という(鉄鋼や石油の禁輸を伴う)経済封鎖を強いられ、戦争せざるを得ない状況に追い込まれた。父が言っていたのは、北を(かつての日本のように)暴発させてはならない。国際舞台に引っ張り出す努力を常にしないといけないと。日朝関係が悪い時だからこそ、頻繁に交流する必要があると思います。

 ――金丸訪朝団以降、日朝の政府間交渉は計8回ありました。その後、途絶えたのはなぜですか。

 日朝間協議が進む中で急浮上したのが拉致問題です。以来、日本では北の問題は核やミサイル開発ではなく、拉致となり、国民も北に対して「恐ろしい国」という印象が刷り込まれた。何でも感情的に反応するようになってしまったのです。


北朝鮮の宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使(左)と乾杯(C)共同通信社

北は日朝平壌宣言の回答を変えない

  ――北は拉致問題を今、どう見ているのですか。

 彼らは2002年に小泉首相(当時)が訪朝した際、金正日国防委員長が拉致を認めて謝罪した回答(拉致被害者4人生存、8人死亡)が変わることは絶対にない、というスタンスです。北からすれば、その回答を小泉首相が認めて平壌宣言に署名したのに、日本政府は拉致被害者は生存していると言い続けている、そう思っています。日本は「北は嘘つき」というが、北は「日本こそ総理大臣が嘘を言った」というわけです。そして、彼らが必ず口にするのが、かつての日本の強制連行です。日本は一体、何人を強制連行したのかと。おそらく、拉致被害者とは比べものにならない規模ではないか、とでも言いたいのでしょう。さらに日本政府は強制連行について正式に謝罪していませんね、と。こう言われたら、我々のような民間人では、そこから先に話が進みません。

 ――日朝両政府が拉致被害者の「生死」をどう受け入れるのかが解決のポイントだと。

 私は拉致被害者が生存していてほしいと心の底から思っています。とはいえ、そろそろ現実を見る時期に来ているのではないか。そうならないのは、日本政府が、北の説明が事実だった場合の家族会やメディアに対するシミュレーションを持っていないからでしょう。ただ、これはメディアにも責任があると思います。

 ――メディアの報道の仕方にも問題がある。

 そもそも日本国内で拉致被害者の「生存説」が広まったのは、脱北者といわれる人たちの目撃情報です。「平壌で拉致被害者を見た」とかね。しかし、よく考えてほしいのは、脱北者が厳重な監視下にあった拉致被害者と遭遇する確率はほぼありません。仮に目撃したとしても、「この人は拉致被害者」と分かるはずがないのです。そういう真偽不明で、事実検証も不可能な話が「事実」として扱われ、報じられ、国民に植え付けられてきた面は否めません。

 ――拉致被害者の遺骨が偽物という報道も世論批判に火をつけた。

 拉致被害者のものとされた遺骨は持ち帰られ、2つの民間組織に鑑定に出されました。いずれも結果は鑑定不能で、偽物とは断定されていません。それが、なぜかメディアでは偽物と報じられ、政府もいまだに否定していないのが実態です。

 ――遺骨が偽物でないのであれば、北は証拠を示すべきという意見もあります。

 北はずっと拉致を認めず、全否定してきました。拉致自体を隠してきた国が、拉致被害者の埋葬場所を他者に明確に分かるようにするわけがない。理不尽で許せない話ですが、きちんとした墓誌も残していないでしょう。ただ、ここら辺に埋葬したということは認めていて、彼らなりに「これではないか」という場所で遺骨を収集したのでしょう。要するに北も確たる自信がないのです。

 ――安倍首相の「拉致問題を解決して国交正常化」という姿勢はどう見ていますか。

 拉致は国家犯罪であり、許し難い国家暴力であることは間違いない。しかし、安倍さんの姿勢は順序が逆です。むしろ、私は国交正常化こそが拉致問題解決の一番の近道だと考えています。国交正常化すれば日本政府は平壌に大使館を開設できる。外務省や警察庁、防衛省の担当者を配置し、常駐すれば拉致の調査や、両国間で情報交換もスムーズにできるからです。

 ――北に対する今の強硬政策については。

 私は北に対する圧力や経済制裁を否定するつもりはありません。強硬政策で拉致問題が一歩でも二歩でも前進するのであれば、結構なこと。しかし、安倍さんが強硬政策を始めてから、拉致問題は進まないどころか、むしろ後退している。つまり、圧力や経済制裁で拉致問題は解決しないと考えています。


1990年9月、北朝鮮・妙香山の招待所で金日成主席(中央)と握手する金丸信氏(左)と田辺誠社会党副委員長(C)共同通信社

二階幹事長に訪朝を促したがうやむやに

  ――強硬政策は誤り。

 関係を進展させるには、対話と協調しかありません。対話の重要性は米朝首脳会談でも証明されたはず。歴史をみれば、ああいう独裁体制の国が未来永劫、続くわけがない。かといって、ここ数年で崩れるわけもない。そうであれば、「ケシカラン」と拳を振り上げるばかりではなく、理解して付き合っていくしかない。隣国なのですから。

 ――安倍首相は拉致問題解決のために「あらゆるチャンスを逃さない」と言っています。訪朝の際に政府から親書を託す依頼や接触はありましたか。

 何もありません。一民間人に親書を託すなど、国会議員としてのプライドが許さないのでしょう。そもそも、外交というのは、信頼が基本ですが、安倍さんは「対話と制裁」と言いながら、実際は制裁だけです。これでは、信頼関係は生まれません。今回の訪朝でも、帰国すると羽田の税関で参加者は皆、土産品没収です。数十、数百万円分の土産品であれば、経済制裁に反した行為と指摘されても仕方がない。しかし、500円の菓子や1000円の朝鮮ニンジン入りクリームを没収してどうなるのか。それでいて「無条件の首脳会談」は無理です。それに「前提条件なし」という表現も良くない。お茶を飲みに行くわけではあるまいし、無条件の会談は現実的にあり得ません。平壌宣言の精神に戻り、原点からもう一度話し合おう、と言えばいいのです。

 ――安倍政権は本気で北朝鮮問題を解決する気があると思いますか。

 少なくとも私にはそう見えません。昨年10月末の訪朝時、私が個人的な提案として、超党派の国会議員が訪朝の意思を示した場合、あなた方(北)は受け入れるのかと質問すると、喜んで受け入れると答え、確約しました。そこで自民党の二階幹事長に「あなたが団長として超党派で訪朝してほしい」と頼んだのですが、二階幹事長は「官邸と相談」と言って、その後はウヤムヤ。北も「安倍首相の真の目的は憲法改正で、そのために拉致問題を解決すると言ってパフォーマンスしている」と見ていますよ。

 ――日朝関係進展のカギは何でしょうか。

 これだけ拉致問題が長期化し、混迷してしまうと、もはや日朝関係解決の方法は見つからない。だから、私は北に対して米朝関係を進めた方がいいと言っています。米朝関係改善に重点的に取り組み、両国で平和条約なりが成立すれば、日本は米国に黙って従うでしょう。

 (聞き手=遠山嘉之/日刊ゲンダイ)

▽かねまる・しんご 1945年、山梨県生まれ。青山学院大卒。境川カントリー倶楽部社長。90年9月、父・金丸信元副総理が初訪朝し、自民、社会両党、朝鮮労働党の3党による日朝国交正常化交渉の「共同宣言」に署名した際に同行。その後、父の代理として訪朝を重ね、金正恩委員長の祖父・金日成主席とは7回、同父・金正日総書記とも2回、それぞれ会談した。宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使など北朝鮮要人と交流がある。










http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/605.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 政治的社会的現象としての台風19号(兵頭に訊こう)
政治的社会的現象としての台風19号
2019年10月20日 兵頭に訊こう




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こんにちは!

有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します。

2011年10月1日より『兵頭正俊の優しさ出前』(月額:864円(税込)/配信サイト:まぐまぐ)を配信開始しました。

月・水・金と週に3回配信します。

それに、ほぼ週に1〜2回の動画を配信しております。

わたしの強みは、商業ジャーナリズム、「記者クラブ」メディアから自立していることから、政権にも企業にも遠慮なく真実を語る位置を確保していることです。

わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。

また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

優れた情報と、新しい状況の分析・とらえ方を提供します。
そして、「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。

価格以上の価値があると自信があります。
ぜひ購読のご検討をお願い申し上げる次第です。

よろしくお願いします。

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政治的社会的現象としての台風19号


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5.状況への呟き




http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/606.html

記事 [政治・選挙・NHK266] これがNHK午後7時のトップニュースだ! 
これがNHK午後7時のトップニュースだ!
https://85280384.at.webry.info/201910/article_209.html
2019年10月20日 半歩前へ

20日午後7時のトップニュースで、こう報じたNHKに多くの者が違和感を覚えたことだろう。

「嵐」「V6」メンバーらが被災地で炊き出し 福島 郡山

台風19号で多大な浸水被害を受けた福島県郡山市に、人気グループ「嵐」の相葉雅紀さんや、「V6」の井ノ原快彦さんらが炊き出しに訪れ、被災者に温かい食べ物をふるまいました。

相葉さんや井ノ原さんに加え「NEWS」や「Hey!Say!JUMP」「Sexy Zone」のメンバーあわせて5人が郡山市のボランティアセンターを訪れました。  (以上 NHK)

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 被災地を舞台に見立てたジャニーズ事務所のミエミエの「宣伝」、単なるパフォーマンスに過ぎない。

 いまやNHKはジャニーズ事務所のタレントなしには番組が成立しないほど、日常的に彼らの世話になっている。だから、日ごろのお礼をしたまでだ。

 NHKはどこまで堕落するのか? ジャニーズのPRに一役買ったNHKは、恥かしいと思わないのだろうか?

 こんな公共放送はない。1日も早く、民放に衣替えすべきではないか。



「嵐」「V6」メンバーらが被災地で炊き出し 福島 郡山
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191020/k10012140921000.html
2019年10月20日 16時36分 NHK



台風19号で多大な浸水被害を受けた福島県郡山市に、人気グループ「嵐」の相葉雅紀さんや、「V6」の井ノ原快彦さんらが炊き出しに訪れ、被災者に温かい食べ物をふるまいました。

台風19号による豪雨で阿武隈川が氾濫した郡山市では、6人が死亡し、少なくとも3130棟が床上浸水するなど大きな被害を受けました。

20日は、相葉さんや井ノ原さんに加え、「NEWS」や「Hey!Say!JUMP」、「Sexy Zone」のメンバーあわせて5人が郡山市のボランティアセンターを訪れました。

5人は、被災した人たち一人一人に、牛しゃぶ丼やみそ汁を手渡していました。

住民には事前に知らされていなかったということで、相葉さんたちが「頑張ってください」などと声をかけると、驚きながら握手をしたり記念撮影をしたりしていました。

11歳の小学生の女の子は「ここで会えるとは思っていかったのでうれしかったです。元気が出ました」と話していました。

自宅が浸水被害にあった75歳の男性は「テレビでよく見ていたので、びっくりして、思わずハイタッチしてしまいました。大変ですが、元気をもらいました」と話していました。











http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/607.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 竹中平蔵「現代人は90歳まで働くことになる」 自分の10年〜20年後の履歴書を書け(PRESIDENT)
竹中平蔵「現代人は90歳まで働くことになる」 自分の10年〜20年後の履歴書を書け
https://president.jp/articles/-/30182
2019/10/20 15:00 竹中 平蔵経済学者/東洋大学国際学部教授 PRESIDENT 2019年10月4日号


学歴よりもコンパスを持つ

意外と意識している人はまだ多くないのですが、私たちはこれからすごく長寿の時代を生きることになります。たとえば100歳まで生きるとすると、90歳くらいまでは働くことになるでしょう。でも、約70年間1つの会社で働くなんてありえないですから、どこかで転職をすることになる。そうしたときに、専門性が身に付いていない人は生き残れないわけですね。


写真=iStock.com/SARINYAPINNGAM ※写真はイメージです

MITのメディアラボの標語に、“Compasses over Maps”という言葉があります。昔だったら、偏差値の高い大学を出て、大企業に就職して、そこで管理職になればそこそこ生きていけた。それが人生の「地図」だったわけですね。でも今の時代、地図はどんどん変わっていく。昨日までそこにあった橋が急になくなったりするわけですよ。コンパス、つまり進むべき方向を見定めて前に進む力が必要になってくる。それが専門性です。

しかし、日本はみんなジェネラリストになるための教育を受けるので、ものすごく専門家が少ない社会です。ただ、ジェネラリストにも二通りのパターンがある。何でもできるジェネラリストと、何にもできないジェネラリストです。

専門性を身に付けるにはどうすればいいか

変化の激しいこれからの時代、前者が生き残り後者は淘汰されていくのは言うまでもありません。では、何でもできるジェネラリストになる、つまり、専門性を身に付けるにはどうすればいいか。私はこの本の中で、次のようなことを書いています。

     
竹中平蔵 著●竹中平蔵が語る、グローバルな基準で生涯挑戦しつづけるための、12の革新的ヒント。自分をプロデュースする力を身に付けよ。(幻冬舎)

“いちばん重要なのはまず「自分をプロデュースする」ことではないでしょうか。

それはつまり、自分自身が何をしたいかをまず明確にすることです。それをあえて「プロデュース力」という言葉に言い換えたいと思います。このようなプロデュース力を持てば、あなたの人生にあなた自身がもっと関心と目的意識を持ち、真剣に取り組めるのではないですか”

その具体的な方法として、私は自分の10年後、20年後の履歴書を書くことを勧めています。具体的に未来の夢を形にし、実現するには今何をすべきかを逆算するのです。

この逆算方式は人生を充実させる重要なツールです。私も大学を卒業して日本開発銀行に就職した頃、「自分の本を出す」という夢を逆算方式で叶えたことがあります。

一冊の本を出すには、400字詰めの原稿用紙で300枚ほど書けば達成します。そうすると、1日3枚書けば100日で本が書けると逆算した。それからは、毎日家に帰ってから1日3枚とにかく書き、当初の予定通り100日で自著を完成させました。

昔は上司に付き合って意味のない残業をしたり、付き合いで飲みに行って上司の自慢話を聞かされたりする時代だった。でも、今は働き方改革でそういったことから解放され、恵まれた環境になりつつありますね。ただ逆に言うと、会社が今までのように100%面倒見てくれないから、自分で専門性を身に付けていかないとサバイブできないという苦しい時代でもある。だから、早いうちから自分の「コンパス」を持つことが必須となってくるのです。

▼10年後、20年後の履歴書を書いてみよう


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(構成=万亀すぱえ)
































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