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2019年12月19日01時03分 〜
記事 [政治・選挙・NHK268] 東京五輪チケットに「首相枠」、聖火ランナーも「桜を見る会」状態に…吉本芸人、恵俊彰、つるの剛士ら安倍応援団を起用(リテラ)
東京五輪チケットに「首相枠」、聖火ランナーも「桜を見る会」状態に…吉本芸人、恵俊彰、つるの剛士ら安倍応援団を起用
https://lite-ra.com/2019/12/post-5151.html
2019.12.18 東京五輪チケットに「首相枠」、聖火ランナーも「桜を見る会」状態 リテラ

     
     tokyo2020公式HPより


 東京五輪も安倍政権によって私物化されているのだろうか。17日、東京五輪の観戦チケットに「首相枠」や「首相官邸枠」、「議員枠」があるかを尋ねる質問主意書に対し「答えることは困難」とする答弁書が閣議決定された。

 立憲民主党の田島麻衣子参院議員の質問主意書に答えたもので、〈観戦チケットの販売枚数および販売プロセスが必ずしも明らかではない〉〈多額の税金で開催する以上、販売プロセスや全体像を国民に示す責任がある〉として、〈一般の国民〉と〈スポンサー及び関係企業・競技団体、大使館、旅行関係者〉とそれ以外のチケットの枚数や割合、そして〈総理枠〉〈官邸枠〉〈議員枠〉はあるのか、などを質問していた。

 そもそも多額の税金がつぎ込まれる公共のイベントである東京五輪の、チケット割り当ての内訳すら公表されていないというのも驚きだが、それ以上に驚いたのは〈総理枠〉〈官邸枠〉〈議員枠〉に関する答弁書だろう。

〈答えることは困難〉と回答したのである。〈「首相枠、官邸枠および議員枠」の意味するところが明らかではない〉などと言い訳しているが、なければ「ない」と答えればいいだけのこと。昨日、本サイトでも報じた昭恵夫人の日当や経費に関する答弁書もそうだったが、「ない」と答えられないということは、何かしらのかたちで首相枠や官邸枠、議員枠に類するものが存在すると考えざるを得ない。さらなる追及が必要だろう。

 もうひとつ五輪をめぐって不可解さが指摘されているものがある。昨日から発表され始めた、聖火ランナーの人選だ。

 聖火ランナーは「一般公募枠」「推薦枠」「スポンサー枠」と合わせて総数1万人ほどで、いずれの枠も“各都道府県にゆかりがある”など組織委員会の定めた基準に沿って、スポンサーと47都道府県の実行委員会が選定したものだというが、その一部の人選をめぐって疑問の声があがっている。

 たとえば、お笑い芸人・みやぞんが岐阜県の聖火ランナーとして選ばれているのだが、理由は「出身地の東京都足立区が、松尾芭蕉の奥の細道の出発地であるとされるため」というもので、無理やりこじつけたようにしか思えないなどと言われているのだ。

 しかし、人選の謎はみやぞんに限ったことではない。五輪出場経験のあるスポーツ選手らが多数選ばれているのはわかるとしても、芸能人が異常に多い。その顔ぶれを見ていると、まるで「桜を見る会」状態だ。

 まず目につくのが、吉本芸人の多さだろう。たとえば、大阪府で選ばれたハイヒール・リンゴ、兵庫県で選ばれた陣内智則、愛知県で選ばれたロンドンブーツ1号2号・田村淳、沖縄県で選ばれたガレッジセール・ゴリ、新潟県で選ばれた横澤夏子、おばたのお兄さん……。

 吉本といえば、近年、安倍政権や日本維新の会との“蜜月”を背景として、政府や地方自治体関係の仕事をどんどん増やしていることは本サイトでも何度も指摘してきたが、東京五輪にまで食い込んでいるのか。

 吉本だけではない。芸能プロダクションでいえば、ナベプロ(ワタナベエンターテインメント)のタレントも目につく。群馬県で選ばれた中山秀征、東京都で選ばれた中川翔子、広島県で選ばれたアンガールズ・田中卓志、鹿児島県で選ばれた恵俊彰……。ナベプロといえば、安倍首相の母・洋子氏と渡辺美佐名誉会長が旧知の仲で、古くから清和会との関係が深いことで知られ、近年も美佐名誉会長が産業遺産国民会議の評議員を務めていたり、渡辺ミキ社長が所属タレントたちを引き連れて「桜を見る会」に参加するなど安倍政権と近いことで知られている。

■鹿児島県では恵俊彰、神奈川県ではつるの剛士が聖火ランナーに

 ただし、恵俊彰については、ナベプロであること以外に違う意味合いがあるかもしれない。『ひるおび!』(TBS)のMCを務める恵は、安倍政権御用ジャーナリスト・田崎史郎氏や右派思想の八代英輝弁護士らととともに、政権擁護に誘導する番組進行ぶりで知られている、安倍応援団タレント。とくに、菅義偉官房長官とは近く、定期的に会食している関係といわれている。もしかしたら、安倍応援団であることが買われての抜擢なのではないか。

 安倍応援団タレントといえば、神奈川県ではつるの剛士もランナーに選ばれている。つるのといえば、テレビでは“おバカだけで誠実なパパキャラ”のイメージで売り出しているが、実は安倍政権が批判されるたびに政権を擁護するゴリゴリのネトウヨ思想の持ち主で、典型的な“応援団タレント”だ。

 恵は鹿児島県出身、つるのは神奈川県在住ではあるが、両県にゆかりのある芸能人は他にもいる。いったいなぜ恵とつるのなのか。安倍政権に親和的であることが、各都道府県の選考に影響してはいないのだろうか。あるいは、まさかと思うが、聖火ランナーにも「桜を見る会」と同様、「首相枠」「官邸枠」などというものがあるのか。

 いずれにしても、今回発表された聖火ランナーには、上述した吉本芸人などを含め、なぜその芸能人が選ばれたのかが不明確なケースが結構あるのだ。都道府県によっては未成年の一般人ランナーも含め氏名や自己PR的なプロフィールを公表しているところもあるが、選考基準は不明で芸能人や有名人が優先されているようにも思える。

 東京五輪の費用は、当初7000億円とされていたにもかかわらず、その後3兆円にまで膨れあがっている。また、今月4日に公表された会計検査院の報告によれば、東京五輪に関する国の支出はすでに1兆6000億円を超えており、政府と大会組織委員会が公表している予算額の実に4倍に達しているという。一方で、先日、五輪の有償スタッフの派遣事業をめぐってパソナに支払われる金額について本サイトが問い合わせたのに対し、組織委員会はその金額を明かさないなど、不透明なところも多い。

 観戦チケットや聖火ランナーについても、「首相枠」「官邸枠」「議員枠」のようなかたちで、身内優遇・私物化がないか、追及・検証が必要だろう。

(編集部)
















http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/312.html

記事 [政治・選挙・NHK268] <最終・新宿街宣に凄い人波!>山本太郎、立憲と国民合流「そんなに難航すること?」<圧巻!れいわ2019年ダイジェスト!>
<れいわ新選組 新宿街宣・年内最終>

























立憲と国民合流「そんなに難航すること?」れいわ山本氏
https://digital.asahi.com/articles/ASMDL6H87MDLUTFK01V.html
2019年12月18日21時12分 朝日新聞


れいわ新選組の山本太郎代表

れいわ新選組・山本太郎代表(発言録)

 国民民主党と立憲民主党が一緒になるという話、そんなに難航することなのか。元々一緒だったじゃないか。塊になる方が選択肢が少なくなる。イスが一つしかない衆院選の小選挙区では、戦い方としては正しい。一方で、「帰って来た民主党」みたいなことを(書かれているのを)ネット上で見たが、そういう思いになっている方もいるのだろう。

 決定的に新しく生まれ変わった、新しいモノなんだ、とアピールする必要がある。何が一番ピンとくるかといえば(山本氏が野党共闘に応じる条件として掲げる)消費税だ。私たち(国民、立憲が合流した党)が政権を取れば、消費税率は10%が5%になるという話の方がものすごく伝わる。(18日、東京・JR新宿駅前での街頭演説で)















山本太郎 街頭記者会見 東京・新宿駅南口(予備枠)

※1:51:11〜国民民主党と立憲民主党の合流 再生開始位置設定済み
※1:27:10〜街頭記者会見開始 関連質疑があります。ご覧ください。




<れいわ新選組・2019年ダイジェスト!>※動画からキャプチャー














































山本太郎 れいわ新選組の2019年をダイジェストで!! 全国ツアー 2019 いよいよ最終日! #れいわが始まる 新宿駅南口 12月18日18時から




密着・れいわ新選組関東ツアー in 新宿【写真速報】
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/14828
2019年12月19日 長周新聞



 れいわ新選組の山本太郎代表は18日、全国ツアーの年内ファイナルとして東京都・新宿駅南口で街頭記者会見をおこなった。今年最後となった街頭演説を見届けようと多くの人たちが集まり、一年の成果を共有した。多くの聴衆を前にマイクを握った山本代表は、今年1年をふり返り、「国会議員の6年間を考えると自分という存在はガス抜きにしかなれていなかった。自分はガス抜きのために政治家になったわけではない。国会では命や人々の生活にかかわることよりも、とにかく企業側の利益になることなら何でも進んでいく。それ以外のことにはあまり興味のない多数派がいる。それによって確実に国は破壊されて行っている。それを止めるために少しでもブレーキになれないかと思ったときに(れいわ新選組を)旗揚げするしかなかった。旗揚げしないのなら政治はやっていなかったかもしれない。さらに6年ガス抜きをやりつづけて、いつか世の中変わるだろうという気楽な話ではない。今の世の中はそんな局面まで来ている。選挙で2人の国会議員が生まれ、国政政党になったが、私はバッチを失っている。だからこそ私は全国を走り回りながらみなさんの声を届けていく役割だ。激動の一年だった」とのべた。ともに参院選をたたかった安冨歩、三井義文、辻村ちひろ、大西つねきの4氏も集まり、対話に参加した。

 山本代表は「全国ツアーで感じた新しい変化は、非常に幅広い人たちの政治参加がはじまったこと。政治は監視しなければならないことを思い出し、そこにおもしろさを感じている人が増えてきたと思う。そのような人たちがいろんな地域で手助けをしてくれる。非常にありがたい」と謝辞をのべた。来年初頭から中・四国地方や空白地にも足を延ばすこと、近く予想される衆院選に向けてさらなる快進撃をおしすすめることを参加者とともに確認し、今年の街宣活動を締めくくった。




































http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/313.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 伊藤詩織さん民事訴訟で山口敬之氏に勝訴の判決(植草一秀の『知られざる真実』) 
伊藤詩織さん民事訴訟で山口敬之氏に勝訴の判決
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-194594.html
2019年12月18日 植草一秀の『知られざる真実』


元TBS記者の山口敬之氏に乱暴され、精神的苦痛を負ったとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが山口氏に対して1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が12月18日、東京地裁で示された。

東京地裁の鈴木昭洋裁判長は「酩酊状態の原告と合意のないまま性行為に及んだ」として山口氏に330万円の支払いを命じた。

訴状では、伊藤さんは2015年4月に都内の飲食店で山口氏と会って酒を飲んだ後に記憶をなくし、ホテルの客室で乱暴されたとしている。

伊藤さんは警視庁高輪警察署に被害届を出し、高輪警察署は山口氏に対する逮捕状を請求。

裁判所が山口氏に対する逮捕状を発付した。

2015年6月8日、複数の捜査員がアメリカから成田空港に帰国する山口氏を準強姦容疑で逮捕するため、空港で待ち構えた。

ところが、そこに警視庁から逮捕中止の命令が入り山口氏の逮捕が見送られた。

中止命令を出したのは警視庁刑事部長(当時)の中村格氏である。

中村格氏は菅義偉官房長官の右腕ともいわれる人物だ。

中村格氏は「週刊新潮」の取材に対して、山口氏に対する逮捕状執行中止命令について、「私が決裁した」と認めている。

山口氏は逮捕を免れて書類送検されたが、この事実が公表されぬまま、2016年7月に不起訴とされた。

山口氏は事件を背景にTBSを退職し、フリージャーナリストになっていた。

そして、検察が山口氏を不起訴とした2016年7月の1ヵ月前の2016年6月9日に安倍首相を礼賛する『総理』(幻冬舎)というタイトルの著書を刊行した。

2016年6月には参議院議員通常選挙が公示されている。

安倍首相は2016年5月末の伊勢・志摩サミットで「世界経済の状況がリーマンショック前に似ている」との事実誤認の説明をし、これを根拠に2017年4月の消費税増税を2年半延期することを決定し、参院選に臨んだ。

この選挙に合わせるように、安倍首相礼賛の『総理』というタイトルの山口敬之氏の著書が公刊された。

伊藤詩織さんが最初に記者会見を開いたのは事件から2年後の2017年5月。

山口氏に対する逮捕令状が発付されたにもかかわらず逮捕令状の執行中止命令が出され逮捕が見送られ、証拠不十分だとして山口氏が不起訴処分とされたことへの不服を検察審査会に申し立てたことを公表した。

英国の公共放送BBCは、2018年6月28日、伊藤詩織さんの事件を取材したドキュメンタリー番組「Japan's Secret Shame(日本の秘められた恥)」を放送した。

番組は山口氏について、事件当時は日本の有名テレビ局のワシントン支局長で、安倍晋三首相を好意的に描いた人物伝の著者だと紹介した。

また、伊藤氏と山口氏を取材した記事を2017年12月に発表した米紙ニューヨーク・タイムズのモトコ・リッチ東京支局長の、

「(山口氏と安倍首相の近い関係から、)この事件に政治的介入があったのではと大勢が指摘している」

のコメントを紹介した。

https://bbc.in/2PWmemx

伊藤さんは12月18日の東京地裁判決後、集まった支援者に「ありがとうございました。正直、勝訴と聞いても、うれしい気持ちにはなかなかならなかったんですけど…でも、このプロセスが大事だと思って。いろいろな方に支えていただいた」と涙ながらに感謝の言葉を述べた。

伊藤さんは「長かった…長かったです」と苦しい日々を思い起こし、涙を流した。

「私の見ているこの景色は、以前と全く違うもの。まだまだ司法がきちんと関わらなければ、こういう事件はなかったことにされてしまう。法律、報道の仕方、教育…まだまだ宿題はあると思いますが、これをひとつのマイルストーンとして、皆さんとひとつひとつ、考えていけたら」と訴えた。

そもそも、2015年6月の逮捕令状執行中止命令が不可解極まりない。

私は安倍内閣が長期間存続してしまっている理由を三つ挙げている。

安倍内閣がメディアを不当支配していること

安倍内閣が刑事司法を不当支配してしまっていること

日本の主権者国民の対応がぬるいこと

である。

伊藤さんの事件の問題は、日本の刑事司法の腐敗、崩壊に関する一事例である。

山口氏が控訴する意向を示していることから裁判所の今後の行動にも強い監視を注ぐ必要がある。

暗い闇に包まれている日本社会であるが、今回の民事訴訟での判決は、この暗闇に一条の光を差し込ませるものだ。

日本のブラックな体質についてのさらなる考察が求められる。




http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/314.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 稲田幹事長代行に刺客 れいわ山本代表「福井殴り込み」か 地元で強まる観測(日刊ゲンダイ)





稲田幹事長代行に刺客 れいわ山本代表「福井殴り込み」か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266415
2019/12/19 日刊ゲンダイ


関電疑惑で稲田幹事長代行(右)も飛び火、れいわ山本代表は刺客となるか(C)日刊ゲンダイ

 自民党の稲田朋美幹事長代行の首筋が寒くなっている。次期衆院選で地盤の福井1区に「れいわ新選組」の山本太郎代表が殴り込みをかける――。そんな観測が地元で広がっているのだ。

 きっかけは15日投開票だった福井市長選。福井市は福井1区の大票田だ。現職の東村新一氏(67)が自公に加え、立憲民主県連と国民民主、社民も相乗りし、4選を果たしたが、問題は「勝ち方」である。

 過去3回の市長選は東村氏は対立候補に2万〜3万票差で圧倒してきたのに、今回は元警察官僚で無所属の新人候補に約6800票差まで迫られたのだ。

「票を減らした要因は、関西電力の贈収賄疑惑です。原発立地地域の福井県高浜町の“ドン”故・森山栄治元助役から役員らが長年にわたり、現金に小判、スーツの仕立券など1億円分以上の金品を受領。その見返りに、森山氏が顧問などを務める地元企業に工事を発注した疑いが今もくすぶっています。長年のデタラメを、原発を推進してきた自民が放置してきたとみられ、保守王国の福井でも逆風が吹いているのです」(地元関係者)

 しかも稲田氏は、森山氏が役員に就いていた関電受注企業2社と関連会社から献金を受け取っていた。かつての後援会長はその関電受注企業のトップだった。その上、関電のほか、多くの電力会社にパーティー券を買ってもらうなどズブズブの関係が明らかになった。

「そこに『れいわ』が目をつけたともっぱらの噂なのです」(前出の地元関係者)

 山本は参院選直後から全国行脚を重ねている。先月19日には福井市を訪問。街頭記者会見で、こう訴えていた。

「原発をやめるには国が判断するしかない。廃炉に投資し、立地地域と雇用などについて話をしていく必要がある」

「大都会に電気を送り続けてきた立地地域に感謝の念を持ち、一刻も早く安全に廃炉にすべきだ」

 関電疑惑が安倍政権の原発推進策にミソをつけ、稲田氏にも飛び火。山本氏は自身の立候補先を明言していないが、永田町の常識にとらわれない政治家である。長期政権に陰りが見える中、稲田氏の刺客となり、福井1区で脱原発を訴えれば勝機は十分。安倍側近の稲田氏を落選させるインパクトは絶大だ。













http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/315.html

記事 [政治・選挙・NHK268] トランプ大統領を弾劾訴追 アメリカ史上3人目 米議会下院 NHK :国際板リンク 
トランプ大統領を弾劾訴追 アメリカ史上3人目 米議会下院 NHK 

http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/884.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/316.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 志位委員長の領土問題発言 ロシアの国会議長らが反応 「領土不拡大」原則には口つぐむ
志位委員長の領土問題発言 ロシアの国会議長らが反応
「領土不拡大」原則には口つぐむ

しんぶん赤旗 2019年12月19日(木)

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-12-19/2019121901_02_1.html

(写真)読売新聞15日付志位和夫委員長インタビュー(略)

 日本とロシアの外相がモスクワで19日に会談するのを前に、両国の領土問題にかんする日本共産党の志位和夫委員長の発言をロシアのメディアが注目し、同国の国会議員らが反応しています。

 志位氏は「読売」15日付のインタビューで、安倍首相が従来の日本政府の「4島返還」からも後退した事実上の「2島返還」をロシア側に打診したと批判。「千島列島すべてを対象に」返還交渉をすべきで、それでこそ、南千島(択捉、国後)も取り戻せると指摘しました。

 これをロシア国営のロシア・テレビ(RT)、タス通信、ロシア通信、民間のインタファクス通信などが同日、一斉に報道。国会議員や識者がコメントを求められる事態となりました。

 ビチェスラフ・ボロジン下院議長は、「ロシアの領土一体性と主権への脅威。そうした主張はロ日関係に有害だ」と反発。「第2次世界大戦の結果を見直す試みは、誰のためにもならない」と、ロシアが日本の正当な領土を不法占領していることへの批判をけん制しました。

 コンスタンチン・コサチョフ上院外交委員会委員長は、「諸島に関する立場の急進化だ」とコメント。下院のアントン・モロゾフ議員は、「領土でロシアは譲歩しない」と、有力紙「イズベスチア」に語りました。

 モスクワ教育大学のウラジーミル・シャポバロフ氏は、ネットメディア「自由報道」で、「この発言にはできるだけ真剣に接したい」とのべつつ、「第2次世界大戦中に日本が非常に否定的な役割を果たしたので、今の地政学的な現実が存在するのだ」と、千島の占領を正当化しました。

 「読売」インタビューで志位氏は、第2次世界大戦末期にソ連が千島列島の引き渡しを英米と約束したヤルタ協定と、1951年のサンフランシスコ講和条約での日本による千島列島の放棄を、「領土不拡大」の戦後処理の大原則に反する不公正な取り決めだと批判。

 「択捉、国後は千島列島に含まれない」という国際的に通用しない日本政府の立場ではなく、千島放棄を定めた講和条約にとらわれず、全千島を対象にロシアと交渉すべきだとのべました。

 ロシアの国会議員や識者のコメントは、旧ソ連・ロシアの行為が「領土不拡大」の原則を踏みにじるものという志位氏の肝心の指摘に、口をつぐみ、まったく反論できないのが特徴です。(田川実)



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/317.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 大「野党」の実現へ向けて加速せよ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/12/blog-post_75.html
12月 19, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<立憲民主党の枝野幸男代表と、国民民主党の玉木雄一郎代表は17日、国会内で会談し、両党の合流に向け、本格的な協議に入ることで合意した。今後、幹事長間で具体的な話し合いを進める。ただ、両党には、合流への考え方や政策・理念などで大きな隔たりがある。社民党まで加えた合流について、識者は「旧民主党より左傾化しかねない」と懸念している。

 会談は、枝野氏が年明け早々にも解散総選挙の可能性があるとして、6日に玉木氏らに合流を打診したのを受けて行われた。立民の福山哲郎、国民の平野博文両幹事長も同席した。

 枝野氏は会談後、「私の申入れに対し、前向きなお話をいただいた」と記者団にいい、玉木氏も「さまざまな論点はあるが、詳細は幹事長間で話し合いを重ねたい」と語った。

 立憲民主党と国民民主党は先の臨時国会で、社民党や無所属議員で共同会派を組み、共産党とともに首相主催の「桜を見る会」などの追及で一定の成果を上げた。

 だが、政党の根幹である政策、例えば、原発や消費税、安全保障、憲法では意見を異にする。党の性格も違う。国民民主党は保守的で提案型の健全野党を志向してきたが、立憲民主党や社民党は左派野党といえ、共産党との連携もいとわない。

 国民民主党側は「対等の協議」を求めているが、立憲民主党幹部は「党名も人事も政策も変えない」と語るなど、自党への吸収合併を想定しており、玉木氏らも、すぐ了解するわけにはいかない。

 今回の野党合流に期待できるのか。

 政治評論家の伊藤達美氏は「選挙や政党助成金目当てで合流を急いでいるようだが、一番大切な理念や基本政策が異なるため、意見を集約できない構図は旧民主党と同じだろう。元のもくあみだ。社民党まで入ると、憲法などの主要政策では旧民主党より左傾化しかねない。期待できない。国民の支持も集まらないだろう」と語っている>(以上「夕刊フジ」より引用)


 「野党連合」の実現に、いかに安倍ヨイショ・マスメディアが焦っているか、上記フジサンケイグループの「夕刊フジ」の記事を読めば明らかだ。「野党連合」の実現により左傾化政党が実現することと政治助成金目当てだとして批判を繰り広げているが、安倍自公「亡国」政権よりも悪い政党にはならないことだけは確かだ。

 その政策の中身が判然としない、とのステレオタイプの批判を行っているが、「野党連合」の中には小沢一郎氏も入っていることを忘れてはならない。つまり「れいわ新撰組」の山本太郎氏たちも合流可能な体制が出来たことになる。

 安倍自公「亡国」政権を倒すための大仕掛けというべき「大野党統一」の基盤が出来た。枝野氏は自分が立憲民主党の創始者として立憲党の解体はあり得ない、との持論を展開しているが、そんな小さいことに拘っていては大成しない。小物で生涯を終えることになる。

 日本を国民の手に取り戻すために、野党は大同団結しなければならない。そのために枝野氏は「私を捨ててこそ」浮かぶ瀬もある。意地を張って国民を蔑ろにしてはならない。術との野党はいったん解党して、大同団結すべきだ。

 その際にはコマゴマとした政策は決めなくて良い。ただ反・グローバル化を政治目標として、政治理念は「国民の生活が第一」の政治だとするだけで良い。そうすれば自ずとコマゴマとした政策は決まっていくだろう。

 消費税は「国民の生活が第一」の観点から考えるなら廃止すべきで、その第一歩として5%に減税して個人消費を促すべきだ。その穴埋めには法人税率を旧に復し、富裕層への減税効果の高い「配当等」の源泉分離20%課税制度を廃して総合課税とすべきだ。もちろん最高税率45%になっている累進税率を元の75%までとはいわないまでも、60%程度まで戻すべきだ。そうすれば消費税を廃止しても財源に穴が開くことはない。

 後の細々として政策は反・グローバル化を基軸にして対処すれば自ずと結果が出て来る。要は経済成長を促し、国債償還は増税ではなく、経済成長に伴う正常なインフレにより結果として償還して行くものだけで良い。

 そして日本の活力を復活させるために、大学に商売をさせる「独立行政法人」から元の「大学」に戻し、産学共同研究ではなく基礎研究に力点を置いて国家百年の刑に基づくべきだ。そして官邸の透明化を図り、官邸内のすべての議事録は原則公開として記録はすべて補完することにすべきだ。もちろん「構造改革」に巣食う白アリたちは追い出さなければならない。

 上記のことを実施するだけで日本は大きく変わる。移民政策は技術実習生制度も含めてすべて終息させ、日本は日本国民の手で再生する。そのためには生産性向上こそが必要で、労働集約の小手先で乗り切ろうとしている愚かな企業経営者たちは淘汰されるだろう。

 入管を厳格に運用して、不法滞在者は許さず、犯罪を犯した外国人は直ちに強制送還に処すべきだ。それは特別在住している人たちも例外ではない。そうして日本は日本国民にとって身近な国家になるだろう。IR法などといったふざけた法律は直ちに廃棄し、違憲状態の「戦争法」も憲法に適合したものに正すべきだ。立憲主義を日本に確立し、日本は専守防衛を旨として日本国民で守ることにして、米軍には撤退して頂くことだ。

 国際協調に日本の食糧安全保障を委ねてはならない。世界各国は自国が飢饉に見舞われれば自国民を優先して、日本へ輸出してくれないのは火を見るよりも明らかだ。食糧安全保障はマッタなしだ。農家の戸別所得補償制度も、改めて議論の俎上に乗せなければならない。

 「国民の生活が第一」の政治を行うために野党は一致結束すべきだ。枝野氏のチマチマとしたメンツなど小さいことだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/318.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 「安倍晋三首相が、第2次安倍政権を樹立した2012年12月26日から7年の間に1兆円を蓄財した」という情報が永田町界隈に飛び交っており、「金儲け政権」なのか?(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/e2ef5b9eeaf61aecaf15f54ea6472188
2019年12月19日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「安倍晋三首相が、第2次安倍政権を樹立した2012年12月26日から7年の間に1兆円を蓄財した」という情報が永田町界隈に飛び交っており、「金儲け政権」なのか?蓄財の古典的な方法は、発展途上の諸外国に対する政府援助金(ODA資金)から、20%をキックバックさせることである。この目的のため、諸外国を頻繁に訪問している。次は、経済産業省所管の兵器・武器を輸出し、あるいは米国などから輸入する場合、武器商人(死の商人)よろしく、その代金からやはり20%を吸い取る。最近では、センター試験に代わる後継テストに英語民間試験、国語・数学の記述試験を導入する際、参入する民間業者から政治献金を集めることなどが期待されていた。だが、これは、約50万人もの受験者の答案を採点するのに、1万人ものアルバイトを使う必要があり、「公平・平等に短期間で採点文できるか」に疑問が全国から寄せられ、厳しい批判に晒されて、萩生田光一文部科学相が、あっさりと撤回してしまった。早い話が、「マッチポンプ」を演じ、このため、安倍晋三首相の国民的信頼は、瞬く間に、失墜したのである。



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/319.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 安倍政権の問題を示す裁判2つで負け〜森友資料の非開示は違法+官邸関与疑惑の詩織レイプも敗訴(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28755980/
2019年 12月 19日

 何かブログに載せたいと思う大事なニュースがたくさんある〜〜〜。(@@)<スポーツや競馬も色々あるけど、それを書くスペースがない。^^;>

 とりあえず、現政権の問題点をあらわしている&安倍内閣にとってはもしかしたらダメージになりそうな裁判の判決のニュースを2つ。

 まず、森友学園問題に関する訴訟の話。大阪府豊中市議が、財務省財務省近畿財務局は森友学園への国有地売却を巡り、国が当初、売却額と値引きした根拠を示す情報の公開を求めたのに対し、これを開示しなかった。

 そこで、この件に関して、大阪府豊中市議は精神的苦痛を受けたとして、国に慰謝料など11万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。

 5月に出た大阪地裁の判決ではは、売却額は公表されるべき情報だったと判断したものの、国が約8億円を値引きした根拠である地下のごみの記述について開示すると、法人が開校予定だった小学校の評判が低下する可能性があるという国の主張を認め、損害賠償も3万3千円と一部しか認めなかった。(-"-)

 しかし、昨日17日出た大阪高裁の判決では、豊中市議の主張=国の違法性を全面的に認めて、請求した損害賠償11万円全額の支払いを命じた。(**)

* * * * *

 森友事案の最大の問題点は、森友学園が小学校新設のために、入札の鑑定価格約9億円だ土地を、財務省近畿局と交渉して、最終的に1億3400万円という8億円近い値引きを受けて購入したことにある。

 しかも、森友学園の幼稚園に安倍昭恵夫人が何度か足を運んでおり、園児が「大人の人たちは、日本が他の国に負けぬよう、尖閣列島・竹島・北方領土を守り、日本を悪者として扱っている、中国、韓国が、心改め、歴史で嘘を教えないよう、お願い致します。安倍首相ガンバレ! 安倍首相ガンバレ!安保法制国会通過よかったです!」などと言うのを見て感激。

 新たな小学校の名誉校長になることを約束していたほか、安倍氏と親しい超保守系の議員も理事長に関わっていたことから、財務省が安倍首相の意向で、またはそれを忖度して、8億円近く土地の価額を値引きしたのではないかという疑念が呈されることになった。

 この疑念に対して、国会で、安倍首相が「自分や妻が関与していたら、国会議員を辞める」と強弁。財務省は、安倍首相夫妻を擁護するために、厳戒態勢を敷かざるを得なくなった。

 近畿財務局は、埋蔵されているゴミの撤去費用が8億円以上かかるのだと説明していたのだが。豊中市議などが請求した森友学園側との交渉の資料やゴミの埋蔵などに関する資料を公開しようとせず。

 国会では、佐川理財局長が「記録がない」「(職員の)記憶がない」と主張。その間に、昭恵夫人や首相と関係の深い政治家の名が出ている資料を外すなどの公文書の改ざんを行なったりPCのデータを消去したり・・・。まさに「桜を見る会」問題に対する安倍官邸や内閣府の対応に近いことをやっていたのである。(@@)

* * * * *

『学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐり、売却額などを当初、開示しなかったのは違法と訴えた裁判で、大阪高等裁判所は国の違法性を全面的に認めました。

大阪・豊中市の木村真市議は、森友学園が取得した国有地に関する情報公開請求で、近畿財務局が当初、売却額などを開示しなかったのは違法だとして国に賠償を求めています。12月17日の判決で大阪高裁(中本敏嗣裁判長)は、売却額に加え一審で認められなかった値引きの根拠についても「開示しても学園の利益を害するとは言い難い」と違法性を認め、国に11万円の支払いを命じました。(関西テレビ19年12月17日)』

 原告の豊中市の木村真市議は、この勝利を喜びながらも「森友問題追及続ける」と語っていた。

『原告側「森友問題追及続ける」 完全勝利に力込め

 「情報公開の裁判としては完全勝利。これからも森友問題の追及を続ける」。学校法人「森友学園」への国有地売却額の非開示の違法性が争われた訴訟で、大阪高裁で全面的に主張を認められた原告側は17日、疑惑の真相解明に向け改めて力を込めた。

 判決後、原告で大阪府豊中市の木村真市議らが大阪市内で記者会見。二審では国有地の売却額に加え、土地の埋設ごみに関する契約条項の非開示も違法と認定されたことについて、原告側代理人の大川一夫弁護士は「隠すことが違法だと裁判所が認めた。情報公開法の精神に照らしたいい内容の判決だ」と評価した。(毎日新聞19年12月17日)』

 今回の大阪高裁の判決に対して木村真氏は、こうも語っている。

『【原告・木村真市議】「うがった見方をすれば、こういう形で(地中の)ごみが実際にあったかどうかには踏み込まずに、非開示が是か非かで判断して、原告を勝たせる形で判決を出した」(関西テレビ19年12月17日)』
 
 確かに、森友学園問題の真相解明をするには、まだまだ時間と労力がかかりそうなのだが。ここで、国の情報不開示が違法だと判断されたことは意義があったと思うし。この高裁の判断を、内閣も各省庁も尊重して欲しいと願っている。(++)

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 18日には、もう一つ注目すべき判決が出た。

 ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者の山口敬之氏から性行為を強要されたとして損害賠償を求めた民事裁判で、東京地裁が山口氏に330万円の支払いを命じる判決を言い渡したのである。(**)

 この訴訟は、伊藤氏が氏名も顔も公表し、周囲からの嫌がらせなどを受けながらも、女性に対する性暴力の問題を訴えたことでも大きな意義があると思うのだが。<ひとりの女性として、その勇気と覚悟、信念に敬意を表したい。>

 このことは海外のメディアでも、#Me too問題と絡めて、かなり取り上げられているという。(後述)

 また、mewがこの件で強く関心を抱いているのは、山口敬之氏の逮捕が急に上からの指示で中止になった上、不起訴の判断が下されたことだ。

 山口氏は、安倍首相に近い存在だと言われているのだが。伊藤さんが警察に被害届や告発状を出して、山口氏がまさに逮捕されることになった直前に当時の警視庁刑事部長が逮捕の中止命令を出したことだ。(゚Д゚)

 山口氏は、TBS退社後、『総理』(幻冬舎2016年6月)、『暗闘』(幻冬舎2017年1月)と安倍首相に関する著書を出版。自ら安倍首相から信頼を得ていることをアピールしており、ネットでは「安倍べったり記者」「安倍の犬」などと呼ばれている。麻生太郎氏や菅義偉氏などとも懇意だという話もある。

 また、山口氏の逮捕を止めた元刑事部長である中村格氏は、菅義偉官房長官の秘書官を務めていた人物で、現在は警察庁ナンバー3・官房長になってるという。^^;

『4月30日に警視庁高輪署が詩織さんからの刑事告訴状を受理。捜査を進めた結果、裁判所から準強姦容疑で逮捕状が発布。6月8日、アメリカから日本に帰国するタイミングで山口記者を逮捕すべく署員らは成田空港でスタンバイ。しかし、その直前に逮捕は中止。捜査員は目の前を行く山口記者をただ見つめることしかできなかった。中止の命令は、当時の警視庁刑事部長で現・警察庁ナンバー3・官房長の中村格氏によるもので、彼自身、「(逮捕は必要ないと)私が決裁した」と週刊新潮の取材で認めている通りである。中村氏は菅義偉官房長官の秘書官を長らく務め、その絶大な信頼を得てきた。総理ベッタリ記者逮捕の中止命令をする一方、安倍首相元秘書の子息が仕出かした単なるケンカに捜査一課を投入するという離れ業もやってのけている。(デイリー新潮19年
12月18日)』

『ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が、元TBS記者・山口敬之氏(53)から性的暴行を受けたとして損害賠償を求めた民事訴訟で、東京地裁は18日、山口氏に対して330万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 伊藤さんは2015年4月、当時TBSのワシントン支局長だった山口氏と食事をし、酒を飲んだ後に意識を失い、目が覚めた時には、ホテルで山口氏から性行為をされていたという。裁判で、伊藤さんは「拒絶したが、山口氏は行為をやめなかった」と主張していた。

 一方、山口氏は「合意に基づく性行為だった」と主張。さらに、伊藤さんが会見や本の出版で被害を訴えたことによって、名誉やプライバシーを傷付けられたとして、逆に1億3000万円の賠償を求めていた。

 東京地裁は18日の判決で、「酩酊状態で意識のない伊藤さんに、合意がないまま性行為に及んだ」と認定。山口氏の供述については、当時、伊藤さんに送信したメールと内容が矛盾していると指摘し「信用性には重大な疑念がある」とした。

 また、山口氏が、名誉を傷付けられたなどと訴えたことについては「伊藤さんが性犯罪の被害者をめぐる状況を改善しようと被害を公表した行為には、公共性や公益目的があり、内容は真実だと認められる」として退けた。山口氏は判決後に会見を開き、「全く納得できない」として控訴することを表明した。(TBS19年12月18日)』

* * * * *

 紀藤弁護士は、検察の再捜査による「再起」も可能ではないかと示唆していた。

『紀藤正樹弁護士の話 伊藤さんの主張が真実であると民事裁判で認められた以上、何らかの犯罪が成立する可能性があり再捜査をしない理由はない。東京地検は不起訴処分としたが、嫌疑不十分には<1>犯罪性がない<2>犯罪性はあるが捜査が不十分の2つの意味がある。検察審査会は捜査権限を持たず、検察の捜査が不十分だった場合、威力を発揮しない不十分な一面があり、刑事裁判と民事裁判で判断が違う今回のようなケースは過去もある。刑事手続きには、不起訴処分とした事件の捜査に再着手する「再起」があり伊藤さんが申し出ることも可能。あとは検察がどう判断するかだ。(日刊スポーツ19年12月18日)』

* * * * *

 また、この件については、欧米やアジアなどの海外メディアがかなり取り上げていたのだが。(詳しい記事は*1に)

 舛添要一氏が、こんなツイートをしていたという。

『舛添氏は「元TBSの山口記者の性的暴行を訴えた伊藤詩織さんが、民事訴訟で東京地裁において勝訴した」と経緯を踏まえ、「この件については、海外でも関心が高い。ロイターやBBCなどの海外メディアも大きく報じている」と指摘した。
 さらに、同氏は「その背景には、WEFの男女平等ランキングで、153カ国中、日本は過去最低の121位という不名誉な状況がある」と説明した。日本は前年の110位から121位に下がり、過去最低となっている。(デイリースポーツ19年12月18日)』

 mewも真っ先に、この男女平等ランキングのニュースを思い出していた。(*2)

 安倍首相は、二次政権が始まってから、やたらに「すべての女性が輝く社会づくり」「男女参画社会」の推進を唱え、一時は女性を4人も入閣させていた時期もあるが。
 実際のところ、安倍内閣でも自民党でも、女性が都合よく利用されることはあれ、本当に重用されているケースはほとんどなくて。それが女性の地位の低下にもつながっているように感じる。<男女平等に関しては、完全に後進国(後退国?)だよね。(-"-)>

 日本の国民には、このような安倍政権の問題にも気付いて欲しいと思うし。また山口敬之氏の逮捕が突然中止になった経緯や官邸の関与などについて、勇気と覚悟をもって改めて真相を追及する野党やメディアの出現を期待しているmewなのだった。(@_@。

 THANKS


伊藤詩織さんの勝訴、海外メディアが続々と報じる「ブラックボックス打ち破る」
12/18(水) ハフポスト日本版

ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者の山口敬之さんから性行為を強要されたとして損害賠償を求めた民事裁判で、東京地裁が12月18日、山口さんに330万円の支払いを命じる判決を言い渡したことについて、アジアや欧米の海外メディアも詳しく伝えている。

フランスのAFP通信は「日本人ジャーナリストが注目の#MeToo裁判で勝訴」という見出しで速報した。

イギリスのBBCは、伊藤さんは、性的被害を発言しにくい国で#MeToo運動のシンボルになっていると伝えた。証拠不十分で事件化されなかったことを指摘した上で、強制性交を取り巻く環境について触れた。日本では強制性交の被害のわずか4%しか警察への被害届がでない(2017年)点をあげ、伊藤さんが警察へ相談した際に、人形を使ってレイプの現場を再現させられ「セカンドレイプ」のような扱いを受けたことに触れている。

BBC TWOは、過去に伊藤さんを数ヶ月間密着取材し、性的暴行をめぐる日本の刑事法制の問題点を取り上げたドキュメンタリー番組“Japan’s Secret Shame” (日本の秘められた恥)を2018年6月放映している。

ロイターも同様に「日本のジャーナリストが強制性交を訴えた注目の裁判に勝訴」と速報した。

ワシントンポストは、日本では女性が声を上げにくい環境であるものの、伊藤さんの活動は、日本の#MeToo運動を加速させ、全国に性暴力や性差別の撲滅を訴える「フラワーデモ」のうねりを巻き起こしたと、伝えた。
さらに、(男性が管理職に多く)男性支配が強く古典的な日本のメディアは、
伊藤さんが刑事では不起訴になったことから、彼女の訴えを積極的に擁護することはなかった、と指摘した。

伊藤さん勝訴のニュースは中国でも注目を集めた。
検索最大手「百度(バイドゥ)」では“伊藤詩織勝訴“が検索ワードランキングのトップ10入り。

現地メディアが日本の報道を引用する形で伝えた。

このうち、共産党系メディアの環球時報(デジタル版)は伊藤さんについて「日本で初めて名前や身分を明かした上で性被害を訴えた女性」と紹介した。

また、ニュースサイト澎湃新聞は「日本司法システムのブラックボックスを打ち破った」と題して記事を掲載。伊藤さんについて「民事訴訟は時間を要し、また辛いものだったが、伊藤さんは訴訟を進めつつ女性の権益のために活動を続けてきた」と評した。

中国では、手記「Black Box ブラックボックス」の中国語版「黒箱」が刊行(初版3万部)されていた。

韓国の全国紙のハンギョレ新聞や東亜日報は「日本の#MeToo運動のシンボルが勝訴」と伊藤詩織さんを見出しでそれぞれ取り上げ、詳報した。井上未雪、高橋史弥

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男女平等、日本さらに後退 先進国中最下位
2019.12.17 産経新聞

 スイスのシンクタンク、世界経済フォーラム(WEF)は17日、世界153カ国を対象とした「男女格差報告」の2019年版を発表し、政治や教育など4分野を総合した男女平等の順位で、日本は昨年の110位から後退し121位となった。先進7カ国(G7)中で最下位だった。

 報告書は日本について、教育と健康の側面では格差はほとんど解消されたと分析。しかし政治では首相に一度も女性が就任していないことに加え、議員や閣僚に占める女性の比率が低く、経済でも管理職や経営者の女性が少ないと指摘した。

 日本はG7の中で、76位のイタリアから大きく遅れ最下位。中国(106位)、韓国(108位)、アラブ首長国連邦(120位)をも下回った。アジア首位はフィリピン(16位)だった。

 首位は11年連続でアイスランド。北欧のノルウェー、フィンランド、スウェーデンが続いた。(ジュネーブ 共同)



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/320.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 安倍首相「お膝元」は“私物化天国” 地元・山口に5つの疑惑(日刊ゲンダイ)
 


安倍首相「お膝元」は“私物化天国” 地元・山口に5つの疑惑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266419
2019/12/18 日刊ゲンダイ


「桜」疑惑を徹底隠蔽の安倍首相(C)日刊ゲンダイ

 国会閉会後も次から次へと疑惑が噴出する「桜を見る会」。悪徳企業「ジャパンライフ」の元会長を招待した理由や、前夜祭の実態は安倍政権の“隠蔽”で闇に包まれたままだ。焦点は、安倍首相や自民党幹部が大勢の後援会関係者を招いた「私物化」だが、やりたい放題なのは「桜」だけではない。安倍首相のお膝元、山口県内は“私物化天国”になっているのだ。

 桜を見る会の全容を知る鍵となるのは招待者名簿。取りまとめ役の内閣府と内閣官房の“隠蔽”工作は徹底している。17日の閣議で、政府は今年開催分の招待者名簿について、「内閣府と内閣官房は文書による決裁を行っていない」との答弁書を決定。各省庁は推薦者に関する文書を幹部が決裁していたのに、内閣府と内閣官房だけ「文書決裁なし」とは、にわかには信じがたい。

 なりふり構わぬ「追及逃れ」は許しがたいが、安倍首相の地元、山口県内はさらにヒドい。まるで“無法地帯”である。安倍関連の私物化を別表にまとめた。

 目下、下関市議会で炎上しているのが、安倍側近の前田晋太郎市長による「大学私物化」疑惑だ。経済学部のみの単科大である下関市立大で5月末、突如として湧いた「特別支援教育特別専攻科」の新設。学内の正式手続きを経ることなく、3教員の採用人事まで決まったことに、教員の9割超が反対する異常事態になっている。この計画を主導したのが、安倍首相の秘書だった前田市長との疑いが浮上している。


”アベ側近”の前田晋太郎下関市長。(右は、安倍首相等身大パネル=道の駅北浦街道ほうほく公式HPから)/(C)日刊ゲンダイ

イエスマン首長が推進

 同問題を巡る13日開催のシンポジウムにパネリストとして参加した郷原信郎弁護士は16日、〈市立大学を、安倍首相直系の政治勢力による“大学支配”から守り抜く〉とツイート。地元では、官邸周辺の関与を示唆する怪文書も飛び交っている状況だ。

 それだけじゃない。下関市の補助金を受領している地元の「下関観光コンベンション協会」が作製した安倍首相の等身大パネルが市内各所に設置されている問題もある。協会会長は安倍の後援会幹部で、公選法違反の恐れもある。

 加えて、党幹部が猛プッシュした「下関北九州道路」の建設事業。塚田一郎・元国交副大臣の「忖度」発言で、「安倍・麻生道路」と批判を浴びた巨大公共事業だ。

 日刊ゲンダイは3日付で、山口県の公共事業が民主党政権時の2012年に比べ、16年には3倍に増したことを指摘。「桜」同様、安倍首相の地元でも私物化がはびこっているのだ。山口県内で取材するジャーナリストの横田一氏はこう言う。

「福岡と山口を結ぶ北九州道路は、下関市から鳥取方面に延びる『山陰自動車道』につながり、整備費は計7000億円にも上ります。安倍首相が『必ず造る』と公言しているからか、山陰道は地元で“安倍道路”と呼ばれている。イエスマンの村岡嗣政・山口県知事も賛同し、事業を強く推進しています。前田市長については、市立大人事を巡って『私物化』批判が強まっている。地元の首長を通じて、首相のやりたい放題が当たり前の状況になっていることがうかがえます」

「桜」のみならず、安倍首相の地元での“私物化天国”を許してはいけない。


【写真特集】32カット一挙公開 疑惑の2019年「桜を見る会」
【写真特集】2018年「桜を見る会」では総裁3選“支持固め”疑惑が

























http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/321.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 沢尻さん冤罪かも?だって、河津弁護士は陸山会やゴーン氏事件の冤罪請負人だよ。首相官邸も何も知らないでボーっと生きてるし。
 沢尻さんが、無罪になれば、とんでもないことになるよね。
NHKにしても、各テレビ局、報道機関にしても判決も出ていない内から犯罪者扱いして賠償金がいくらだの大騒ぎしているのですからね。

 だいたい、おかしいと思いませんか?
 だって、逮捕時は『薬物反応が出ていない以上、このままでは、起訴できない』との話だったのが、何日も経ってから別の薬物が出たから起訴だ・裁判だと成っちゃった。
 コメンテーターの奴が、ちょこっと口を滑らせたが、外国では有罪が確定しない内から、やれ謝罪すべきだの、賠償金はいくらだのなんて絶対にあり得ない話だそうだ。

 という訳で、検察も河津弁護士も報道機関等も全員グルとなって「有罪」にデッチ上げるに決まっているのだよ。んで、無罪請負人ならぬ冤罪請負人の登場という訳さ。

 知ってるかい?
沢尻さんの主任弁護士の河津博史弁護士は、弘中弁護士と共に陸山会事件の小沢裁判や日産のゴーン氏事件も担当しているんだよ。
 ほら、どっちも裁判所・検察・弁護士・マスコミがグルとなって冤罪事件をデッチ上げたものだったじゃないか。

 最近、元記者だった人から聞いた話なんだけどさ、『検察の気に入るように報道しないと情報を貰えなくなっちゃうから仕方ないんだよ』だってさ。
 そういえば、いつしか週刊文春等の週刊誌が最初にスクープを出して、それに追従して新聞・テレビ局がニュースを流すようになったよね。これって、実は検察から週刊誌への情報発信で歴史(事件)が創られてるって考えた方が自然だよね。
 だから、検察がどんなに幼稚であからさまな冤罪事件をデッチ上げようが、マスコミ各社は、それを正当化するようにしか報道しないのだよ。

 国民の皆様は、昔の事、すぐ忘れちゃうから、ちょっと、思い出してね。
●【陸山会事件が冤罪であることは、例え、バカでも、アホでも解ります。】
 検察ストーリーでは、「陸山会名義の4億円の定期預金を担保に差し入れて小澤個人が4億円を銀行借入した」としています。
⇒これ、冤罪の証拠ですから。
 このような取引を「利益相反取引」と言い、こんなことをすれば、銀行は営業停止処分となりますから、絶対にやりませんよ。

なんで検察がこんなあからさまな嘘をデッチ上げする必要があったのかと言うと、「陸山会は土地を平成16年10月29日(仮登記日)に購入したのに平成17年1月7日(本登記日)を取得日とした」ことを起訴理由(虚偽記載)にする必要があったからです。
 理由は、仮登記日に小澤個人からの4億円の借入金を使って土地代金を陸山会が支払ったので、政治団体からの2億8千万円の寄附金と陸山会のお金を原資として陸山会名義の4億円の定期預金を作ったという検察ストーリーとしていたからです。

⇒『笑っちゃうじゃあ、ありませんか。』
ね。4億円の定期預金を作る時、4億円のお金が陸山会にあったじゃないか。
じゃあ、一旦小澤個人に4億円の借入金(本当は預り金)を返還し、小澤個人名義で4億円の定期預金を作ったと考えれば良いということですよね。
★【真実のストーリー】
仮登記日では、まだ、小澤個人ですら土地の取得が成立していませんから、政治団体からの2億8千万円の入金は、陸山会の「預り金(収支報告書には記載不用)」扱いとして、本登記日に「預り金」から「寄附金」に振替処理して「土地」を収支報告書に記載したというのが真相です。

★【おまけ】
当該「寄附金」に振替処理したものを、「寄附があったことにした(架空計上)」と起訴理由としている以上、平成19年の「翌年への繰越額」は、2億8千万円以上の残高がなければならないのであるが、「67,176,032円」でした。(大笑)

★『だいたい、本登記日を取得日としたから、禁錮3年なんてあり得ねぇ〜〜!』
あのさ。売り手である不動産業者の売上計上日は平成17年1月7日である(法人税法基本通達2−1−2)ことを証言させれば、その場でこの裁判は終わっていたよ。

★ついでに、教えておくけど、買い手である小澤個人から陸山会が土地の取得をした方法は、人格の無い社団等にかかる「都税条例:本登記における小澤個人を陸山会代表小沢一郎とみなす」の規定を適用し、陸山会が土地取得税を納付しています。
 
★『故に、陸山会は本登記前に土地の取得をすることは出来ません。』
当該事実は関係者全員が知っていました。これは、裁判官も、検察も、弁護士も、マスコミ等も、みんな結託して冤罪に仕立て上げていたと言う何よりの証拠です。

もっと詳しく知りたい人は、こちら。
【ブログ名:陸山会事件の真相布教】
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/

●【日産のゴーン氏事件が冤罪であることは、例え、バカでも、アホでも解ります。】
西川社長は、『ゴーン氏の役員報酬92億円の計上漏れを「給料及び手当」に反映した』と言っています。
⇒これも、冤罪の証拠ですから。
 あのね。役員報酬92億円と言っている中身は、全て「定時定額給与」では無い為、「役員賞与」となります。従って、従業員に対する「給料及び手当」に計上することはもちろんですが、「役員報酬(損益計算書)」に計上することすら、許されません。

 おまけとして、申し添えますが、もしも過去の費用計上(結婚式費用、販売促進費等)を修正するとすれば、「(借方)過年度損益修正損 (貸方)過年度損益修正益」と言う仕訳となってしまいますから、当期未処分利益に全く影響しない為、こんなバカバカしい仕訳をワザワザ起こすバカタレは、この世にいません。

 そんなことより、「給料及び手当」の相手勘定は「現金預金」なんだよ。
 ゴーン氏に支払っていないと言うのだから、出金がある以上、西川社長や検察が92億円ものゴーン氏の役員退職慰労金等の積立金をネコババしたという事です。

 『この日本と言う国は、まず、司法官僚から再編成する必要があるのです。』

★★【首相官邸に、二度目の下記通報をしました。】★★
まぁ、『何も知らないでボーっと生きてる』世界の一族なので、期待なんぞしていませんがね。いや、ホントに上記の事なんて内閣どころか国会議員の誰一人知ってる奴なんていやしないよ。前回のも、安倍首相になんて届いてもいないと思うよ。

『悪党共には、こんな、仲良し・こよしの、ほほえましい国なんだね。日本は!』

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【テーマ:確定申告書(A用)の確定申告の手引き」の「一時所得」の「計算欄」は、間違っております。】

所得税法の条文に誤りがある事を発見し、税務相談室のお二人にお話ししましたが、『条文の訂正に関することは他に当たって下さい』とのことでした。
 この国は、一体どうなっているのでしょうか?
こんな、たわいも無い問題解決もできない国家組織が、憲法改正などしようものなら第二次世界大戦のデジャブを見ることになりますよ。

●【申告書の計算欄の間違い】
・「E:一時所得の金額 (C:差引金額−D:特別控除額)」
・「F: E×0.5」
= 「C×0.5 − D×0.5」
= 「C×0.5 − 50万円×0.5」
= 「C×0.5 − 25万円」
となります。
「設例」の計算式は、簡略化すれば「C×0.5 − 25万円(特別控除額)」となります。
∴計算上、特別控除額は「50万円」では無く、「25万円」となっております。
本来は、「C:差引金額が100万円」であれば、「100万円×0.5 − 50万円」となり、申告不用とならなければならないのです。

●【間違いの原因:「所得の金額」の定義の違い】
 「第二十二条2二」で言う「所得の金額」とは、他の所得と同様に、「C:差引金額:収入金額−必要経費等」を指しています。つまり、実質的な収入金額等を指しています。
一方、「第三十四条3」で言う「所得の金額」は、「C:差引金額− 50万円(特別控除額)」としています。
 つまり、「間違いの原因」は、「第二十二条2二」の策定チームと「第三十四条3」の策定チームとのコミュニケーション不足だったというお粗末なお話しでした。

●【正しい計算式】
 申告書の「収入金額等:オ」蘭に記載する金額は、所得の金額(C:差引金額:収入金額−必要経費等)を記載することが正しい。
 申告書の「所得金額:4」蘭に記載する金額は、「所得の金額(C:差引金額)の二分の一に相当する金額 − 50万円(特別控除額)」を記載することが正しい。

●追記:夫婦での申告の場合、配偶者控除も最大23万円減少しますから、「53万円×税率」分の税金を過剰に納めることとなります。

★『いいかい。この日本の本当の姿を、君たちは、何も知らないのだよ。』
『私のブログ(http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/)で、日本の本当の姿を知りなさい。』
『そして、司法官僚組織の再構築から創めなさい。』
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http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/322.html

記事 [政治・選挙・NHK268] もういいかげん うんざりNHK岩田明子さん 
もういいかげん うんざりNHK岩田明子さん
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51978880.html
2019年12月19日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


安倍政権うんざり 安倍政権は「悪食口内不潔歯槽膿漏内閣」であり
自民党もだ NHKもだ

歯槽膿漏は 自分の鼻が機能しない
同臭連環となり
安倍内閣も自民党も宦官もNHKも吉本興業もそうなった

伊藤詩織さんに対し 悪意の酒を進め 
悲劇の夜鬼となったのが山口氏だった

その山口氏と笑顔友達が岩田明子氏
を証明する写真が 何百万人の目に晒されている
この人たちが 喋れば同じ臭いがする

もういい うんざりを通り越し ふざけんな!


そうだろう 汚臭に耐えるか 
歯槽膿漏になり自己防衛するのか
吐き気に耐えるほど石破氏も腐る

石破〜動けよ!



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/323.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 立憲民主と国民民主の合流は「当たり前」か…3つの疑問 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
 


立憲民主と国民民主の合流は「当たり前」か…3つの疑問 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266424
2019/12/19 日刊ゲンダイ


立憲民主の枝野代表(右)と国民民主の玉木代表(C)日刊ゲンダイ

 立憲民主党と国民民主党の「合流」について、マスコミでは「何をもたもたしているのか、さっさと一緒になって政権構想を打ち出さないと安倍政権に太刀打ちできないじゃないか」と、合流するのが当たり前であるかの論調が圧倒的に多いが、それは果たして本当か。

 第1に、まずは両党のそれぞれが、どんな日本にしたいのかという意味での理念と基本政策をはっきりさせるべきではないか。立憲民主のほうはまだ、旧民主党以来の政策資産を何となく引き継いでいるようには見えるが、枝野幸男代表自身の言葉で改めて国民に結集を呼びかける宣言が必要だろう。

 一方の国民民主は、基本的には、小池百合子を首相にして政権を取りに行こうという前原誠司らのばかげた構想に思い惑った人たちという以外に何のアイデンティティーも共有しておらず、それでいて連合労組との関係で原発推進だけははっきりしているという妙な集団である。理念・政策がはっきりしない者同士がどうやって新しい党の理念・政策を擦り合わせるのか。

 第2に、来年にはたぶん総選挙があるだろうから、政権構想は早く立てたほうがよい。しかしそれは、壮大な未来ビジョンを語るというよりも、アベノミクスはじめ安倍政治の害毒を断ち切るための緊急対策が中心となるもので、しかも共産党を含めて合意し、それに基づく強力な選挙協力体制で裏打ちされなければならない。従ってそれは、立憲・国民の合流いかんとは直接には関係がない。

 第3に、それでも野党第1党は大きいほうがよいと思っている人が多いのは、「2大政党制」による政権交代こそベストだとする幻想が根強く残っているからだ。日本と同じ時期に同じような選挙制度を導入したイタリアでは、連立政治が当たり前で、保守側もリベラル側も複数の政党が連合して政策を掲げ、場合によっては首相候補も明示して選挙を戦い、頻繁な政権交代を実現している。日本も、巨大野党の出現を待望するより、連立政治の技法に習熟すべきではないか。

 ある立憲のベテラン議員も「確かに、旧民主党は理念・政策よりもまず数の力だということで無原則に合流を受け入れて、ブヨブヨの体で政権に就いたために持ちこたえられなかった。その轍を踏みたくない」と、またも沸き起こる合流話に警戒気味である。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。













http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/324.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 伊藤詩織さん全面勝訴 “アベ友”山口敬之氏の呆れた言い分 卑劣手口に新証言(日刊ゲンダイ)
 

 


伊藤詩織さん全面勝訴 “アベ友”山口敬之氏の呆れた言い分
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266488
2019/12/19 日刊ゲンダイ


2年間沈黙してきた山口敬之氏(左)と伊藤詩織さん(C)日刊ゲンダイ

「一つのピリオドはつけられた気持ちです」――。ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が、元TBS記者山口敬之氏(53)から性的暴行を受けたとして、慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた民事訴訟は18日、詩織さん側の“完全勝利”に終わった。「アベ友」である山口氏のレイプ行為が事実認定された格好だ。

  ◇  ◇  ◇

 詩織さんが訴えを起こしたのは2017年9月のこと。山口氏は今年2月、詩織さん側からの損害賠償請求に対し、「名誉を毀損し、プライバシーを侵害した」として詩織さんを相手取り1億3000万円の賠償を求めて「反訴」していた。

 東京地裁の鈴木昭洋裁判長は判決で「意識のない原告に合意なく性行為をし、意識を回復し拒絶した後も(性行為を)継続しようとした」「伊藤さんには被害を虚偽申告する動機がない」などと認定。詩織さんの主張を全面的に支持し、山口氏に330万円の支払いを命じた。山口氏の訴えについては棄却した。

“詩織さん事件”が起きたのは15年4月3日。当時TBSのワシントン支局長だった山口氏は一時帰国した際、ジャーナリストを志望し働き口を探していた詩織さんと恵比寿で会食。2軒目で意識を失った詩織さんをタクシーに乗せ、投宿していたシェラトン都ホテルへ直行した。詩織さんを部屋に連れ込み、意識のない詩織さんを相手に性行為に及んだ。

卑劣手口に新証言

 今回の裁判では「合意の有無」が大きなポイントだったが、今週発売の「週刊新潮」によると、“詩織さん事件”当日、2人の乗ったタクシーを出迎えたホテルのドアマンが、警察調書の中で次のように証言しているという。

<女性は左側のドアから降ろされる時、降りるのを拒むような素振りをしました>

<(詩織さんがタクシー内の吐しゃ物について)「綺麗にしなきゃ、綺麗にしなきゃ」という様な言葉を言っていましたが、そのままホテル入口へ引っ張られ、「うわーん」と泣き声のような声を上げたのを覚えています>

 記事は他にも、<(詩織さんが)自分では歩けないから、男性(山口氏)が手を強引に引っ張ってホテルの玄関に入って行きました>などの生々しいドアマンの証言を紹介している。

 つまり、裁判所が認めたように、2人の間で「合意があった」とは考えにくい状況だったのだ。

 一方、敗訴した山口氏は18日の判決後、都内で記者会見し、「法に触れる行為は一切していない」と主張。東京地検が16年7月に山口氏を不起訴としていること、その後、検察審査会が「不起訴相当」と判断していることを引き合いに出し、身の潔白を強調した。「(判決では)主張が無視されている」として、控訴する意向だという。

 会見で特に目立ったのが、報道への恨みつらみだ。山口氏は「係争に集中するために2年間沈黙している間に、国内外のメディアが伊藤さんの主張を一方的に載せてきた」とマスコミ批判を展開。「そういう報道、風評が今回の判決にも何がしかの影響を与えたのではないか」と言い訳めいた臆測を語った。これまで表舞台に出てこなかったクセに「敗訴」をメディアのせいにする始末だった。

「アベ友」元記者の言い分は果たして世界に通用するのか。



【報ステ】“性暴力被害”伊藤詩織さん勝訴
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20191218-00000072-ann-soci
12/18(水) 23:30配信 ANN



 ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が、元TBS記者・山口敬之氏(53)から性的暴行を受けたとして損害賠償を求めた民事訴訟で、東京地裁は18日、山口氏に対して330万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

伊藤さんは2015年4月、当時TBSのワシントン支局長だった山口氏と食事をし、酒を飲んだ後に意識を失い、目が覚めた時には、ホテルで山口氏から性行為をされていたという。

裁判で、伊藤さんは「拒絶したが、山口氏は行為をやめなかった」と主張していた。

一方、山口氏は「合意に基づく性行為だった」と主張。さらに、伊藤さんが会見や本の出版で被害を訴えたことによって、名誉やプライバシーを傷付けられたとして、逆に1億3000万円の賠償を求めていた。

東京地裁は18日の判決で、「酩酊状態で意識のない伊藤さんに、合意がないまま性行為に及んだ」と認定。山口氏の供述については、当時、伊藤さんに送信したメールと内容が矛盾していると指摘し「信用性には重大な疑念がある」とした。

また、山口氏が、名誉を傷付けられたなどと訴えたことについては「伊藤さんが性犯罪の被害者をめぐる状況を改善しようと被害を公表した行為には、公共性や公益目的があり、内容は真実だと認められる」として退けた。

山口氏は判決後に会見を開き、「全く納得できない」として控訴することを表明した。

























http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/325.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 伊藤詩織さん、勝訴なんだが……(東海アマ)安倍晋三は、官邸ぐるみで、権力を使って、どんな恥知らずな不正でも平然と実行できる人間
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-970.html

当時、フジテレビワシントン支局長だった山口敬之が、2015年4月4日、伊藤詩織さんをホテルに連れ込んで強姦し、伊藤さんの告訴によって、2016年6月8日、高輪署の警察官が、帰国する山口を逮捕するために成田空港に向かったが、直前に、警視庁上層部から逮捕取りやめの指令を受け、なぜか高輪署の担当警察官は更迭された。
 https://biz-journal.jp/2019/12/post_133628.html

 このとき、逮捕中止を直接指示したのは、安倍官邸における菅長官の秘書官だった警視庁中村格刑事部長だった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E6%A0%BC

 後に、このとき中村格に指令したのは、安倍晋三の右腕(ゲッペルスややアイヒマンに例えられた)官邸情報官だった北村滋であると暴露された。
 https://yuzawaheiwa.blogspot.com/2018/09/24.html

 山口は、東京地検においても不起訴が確定し、さらに一切情報公開のないブラックボックスになった検察審査会でも不起訴が確定した。(この審査会については、最高裁がすべての情報を隠蔽している)
 さらに、山口は、伊藤さんに対して名誉毀損などで1億3000万円のスラップ訴訟を行ったが、今回、一審で棄却され、伊藤さん側の勝訴に終わり、330万円の賠償請求が認められた。

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 性的暴行訴訟で伊藤詩織さん勝訴 刑事不起訴も民事勝訴の意味
 (2019.12.18 AbemaTIMES)
 https://this.kiji.is/579908518931350625?c=516798125649773665

 元TBS記者の山口敬之氏から性的暴行を受けたとしてジャーナリストの伊藤詩織さんが慰謝料などを求めていた裁判で、東京地裁は18日、山口氏に330万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 2017年5月、伊藤さんは顔を出して会見を開いた。警視庁に準強姦容疑で被害届を出していたが、東京地検は嫌疑不十分で不起訴処分とし、伊藤さんは検察審査会に不服申し立てを行った。しかし、検察審査会の判断は「不起訴相当」。

 伊藤さんは山口氏に対し、1100万円の損害賠償を求める民事裁判を起こした。裁判についてはフランスでも報じられるなど、海外からも注目を集めていた。

 山口氏は「抵抗されることなく親密な雰囲気になった」と争う姿勢を示し、訴えを退けるよう求めていた。また、社会的信用を失ったとして、伊藤さんに対して1億3000万円の損害賠償と全国紙への謝罪広告掲載を求め提訴した。

 判決は、伊藤さんの全面的な勝訴となった。判決を受けて伊藤さんは「(裁判所から)出てきた時にずっと隣で支援してくれた方がハグをしてくださって、ひとつのピリオドはつけられたんだなという気持ちです。

 ただ勝訴したからといってこのことがなかったことになるわけではないですし、これからも自分が受けた傷とどういうふうに向き合っていくのかということがあるので、これが終わりではないです」

 「1人でこのような裁判に向き合っている人がたくさんいると思います。少しでもそういう人のことを考えて、こういったことの負担がないように、サポートシステムだとかが改善されていければいいのかなと思います」と話した。

 ■刑事不起訴も民事勝訴の意味

 刑事事件としては不起訴となり、民事訴訟で伊藤さんが全面的に勝訴した今回の裁判。ヴィクトワール法律事務所の絹井夏実弁護士は次のような見解を示す。

 「刑事裁判では、女性が抗拒不能にあったかどうか、酩酊状態では足りずに抵抗することが不可能または極めて困難だったか否かというところを、具体的に証拠で立証していく。
 女性が性被害にあったとされる前後の行動、例えば自分の足で歩けていたのかやろれつが回っていたのかなどを、現場の防犯カメラや目撃者の証言、ケースによっては性行為を撮影した動画があればそれを解析して判断する。そういった物理的な証拠の有無によって、明確に抵抗が不可能だったかが見極められないと有罪にはならない。

 民事で勝訴したというのは、裁判で出された具体的な証拠、訴訟の流れを見ないとなんとも言えないが、請求が認められたということは、刑事事件ほどの確実な証拠が積み上がらずとも判決につながるキーとなるものがあったのだと思う」

 絹井弁護士が指摘する、強制性交等・準強制性交等罪が成立するための暴行・脅迫要件の立証の難しさ。慶応大学特任准教授などを務めるプロデューサーの若新雄純氏は「法で運営されている国に生きる僕らにとって、司法の決定はものすごく強制力がある。
 有罪判決を受けるといろいろな意味で制限を受けて、人生が変わっていく。その結論を下すことに対しての慎重さは、被害者を助けるという面からはあまく見えるかもしれないが、法は絶対ではないという考えは必要だと思う」
 と自身の考えを述べる。

 では、今回の判決によって今後、性犯罪は民事へ活路を見出せるのだろうか。絹井弁護士は「伊藤さんが自分の名前を出したり著書を出したりして被害を訴えたのは、1人の女性として大変勇気のある行為。
 そういったことをせざるを得なかった、そういう状況に追いやってしまったということも広く不法行為の1つとして捉えれば、民事の請求はしやすくなるという活路はあると思う」との見方を示した。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
 

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 「詩織さん全面勝訴」で証明された警察・検察のおかしさ! やはり御用記者・山口敬之と安倍政権の関係が逮捕、立件を潰していた(リテラ 2019/12/19)
 https://lite-ra.com/2019/12/post-5150.html

  至極当然の判決が出た。ジャーナリストの伊藤詩織さんが、安倍首相と昵懇の元TBS記者・山口敬之氏から意識がないなかで性行為を強要されたとして1100万円の損害賠償を求めた民事訴訟で、本日、東京地裁は「酩酊状態にあって意識のない原告に対し、合意のないまま本件行為に及んだ事実、意識を回復して性行為を拒絶したあとも体を押さえつけて性行為を継続しようとした事実を認めることができる」と認定し、山口氏に330万円の支払いを命じた。

 判決詳報を報じた「弁護士ドットコムニュース」の記事によると、裁判所は、山口氏と伊藤さんが会食した2015年4月3日、2軒目に訪れた寿司屋を出た時点で伊藤さんが「強度の酩酊状態にあった」と認定したほか、翌日に伊藤さんが産婦人科でアフターピルの処方を受けたこと、数日後に友人に相談し、その後原宿警察署に相談に訪れていることなどをもって「今回の性行為が伊藤さんの意思に反して行われたものであると裏付けるもの」と結論づけたという。

 一方、裁判所は山口氏の供述について「重要な部分において不合理な変遷が見られる」と指摘。
たとえば、山口氏は2015年4月18日に伊藤さんに送ったメールで〈あなたは唐突にトイレに立って、戻ってきて私の寝ていたベッドに入ってきました〉と記述していたのに、裁判では「伊藤さんに呼ばれたために山口さんが窓側のベッドから伊藤さんの寝ている入口側のベッドに移動した」と証言していたとし、こうした点から、判決では山口氏の供述について「信用性には重大な疑念がある」と述べ、対する伊藤さんの供述は「相対的に信用性が高い」と認めた。

 さらに、山口氏は伊藤さんが性行為に同意していたと主張して、伊藤さんが『Black Box』(文藝春秋)を出版するなど被害を訴えたことによって名誉やプライバシーが傷つけられたとして、伊藤さんに1億3000万円の損害賠償を求める反訴を起こしていたが、これについても東京地裁は「伊藤さんが性犯罪の被害者をめぐる状況を改善しようと被害を公表した行為には、公共性や公益目的があり、内容は真実だと認められる」とし、山口氏の訴えを退けた。

 つまり、意識がないなかで性暴力をふるわれ、意識を戻して拒絶したにもかかわらず山口氏がやめずに継続しようとしたという伊藤さんの訴えが認定され、一方、告発を封じ込めようとするような山口氏側のスラップ訴訟も退けられるという、“全面勝訴”の判決といえる結果となったのだ。

 だが、繰り返すがこれは当然の判決だ。そもそも、タクシー運転手やベルボーイという第三者による証言のほか、詩織さんを抱えて引きずる山口氏の姿が映った防犯カメラ映像も証拠として提出されている。実際、裁判所も〈ホテルに到着し、山口さんに引きずられるようにして降車した〉ことや〈ホテルの部屋に向かう間、足元がふらついていて、山口さんに支えられる状態だった〉ことを事実として認めているのだ(前述・「弁護士ドットコム」より)。

 だが、こうした当然の判決が出たことによってあらためて問い直さざるを得ないのは、なぜここまで証拠が揃った事件に対し、急に逮捕が取り消され、さらには嫌疑不十分で不起訴となったのか、という問題だ。

 あらためて振り返ると、伊藤さんからの相談を受けて、当初捜査を担当していた高輪署の捜査員は山口氏の逮捕状をとり、2015年6月8日、山口氏を逮捕すべく複数の捜査員が成田空港で山口氏の帰国を待ち構えていた。
ところが、この逮捕直前に上層部からストップがかかった。そして、この逮捕取りやめを指示したのが“菅義偉官房長官の子飼い”である当時の中村格・警視庁刑事部長(現・警察庁官房長)だった。「週刊新潮」(新潮社)の直撃に対し、中村氏自らが「(逮捕は必要ないと)私が決裁した」と認めているのだ。つまり、官邸中枢と近い警察官僚の指示により、山口氏は逮捕をまぬがれたのである。

 しかも、山口氏の逮捕が取りやめになったあと、不可解にもこの高輪署の捜査員は担当から外されてしまった。結果的に事件は2015年8月26日に書類送検されたが、山口氏は翌年7月22日付けで嫌疑不十分で不起訴処分に。逮捕寸前までいった事件が、このように“ブラックボックス”のなかに押し込められてしまったのだ。

 山口敬之が内調トップに相談メール、内調は詩織さん中傷のチャート図を作成

 このあまりに不自然な逮捕取りやめと不起訴処分には、当然、官邸の関与が疑われてきた。
実際、「週刊新潮」が伊藤さんの問題で山口氏に問い合わせした際、山口氏はその対応を内閣調査室のトップで“官邸のアイヒマン”との異名を持つ北村滋内閣情報官(現・国家安全保障局長)に相談していた可能性まで指摘されている。
というのも、山口氏は「週刊新潮」の取材メールに対し、誤ってこんな文書を送信しているのだ。

〈北村さま、週刊新潮より質問状が来ました。伊藤の件です。取り急ぎ転送します。
山口敬之〉

「Fw:」(転送)すべきところを「Re:」してしまうあたり、山口氏が相当焦っていたことが伺えるが、一方、北村氏率いる内調は、“伊藤さんの背後に民進党人脈がいる”というフェイク情報を流しバッシングを扇動していたという衝撃的な事実まで判明した。

 じつは伊藤さんが検察審査会に不服申し立てをして司法記者クラブで記者会見をおこなった直後から、ネット上では「詩織さんは民進党の回し者」なる風評が飛び交っていた。
さらに半日も経たないうちに伊藤さんと伊藤さんの弁護士と民進党の山尾志桜里議員の関係をこじつけ、伊藤さんを「民進党関係者」だとするフェイクチャート図の画像がネット上に出回ったのだ。

 だが、これについて「週刊新潮」は内調が流したものであると報道。記事では〈本誌が山口氏の問題を取り上げ、それから詩織さんが記者会見をする5月29日より少し前のこと。
政治部のある記者は、知り合いの内調職員から右下の図を受け取った〉としてチャート図を紹介している。
正確には、このチャート図自体は伊藤さんの会見写真が入っているため、会見後に作成されたものと考えられるのだが、内調が“こじつけの関係”を記した類似のペーパーを政治部記者に渡していたのはたしかだ。

というのも、本サイトのもとにも会見前と会見後に「内調が伊藤詩織さんに対するカウンター情報をふれまわっている」という情報が届いていたからだ。
つまり、内調は事前に関係を解説した資料を配布し、会見後、さらにそれを写真入りのチャート図に更新して配布したのかもしれない。さらに、本サイトの調査では、内調が情報を直接2ちゃんねるに投下した可能性すらうかがわれた。

 内調がフェイクニュースをでっち上げてマスコミにリークし、ネットにばらまく──。今夏に公開された映画『新聞記者』でも、この一件をモデルにしたと思われるシーンが登場するが、映画のなかの絵空事のような国家による謀略が、実際におこなわれていたのである。

 なぜ、元TBS記者の事件に、官邸の息がかかった警視庁刑事部長や内閣調査室がここまで動き回るのか。それは言うまでもなく、山口氏が「安倍首相にもっとも近いジャーナリスト」のひとりだからだ。

 山口敬之と安倍首相の特別な関係! ヨイショ本出版の裏で「起訴なし」の検察情報入手か

 そもそも、山口氏はTBS時代から“安倍の太鼓持ち”と呼ばれるほど安倍首相と個人的に親しい関係を築いてきた。
安倍首相は国会で山口氏について「取材対象として知っている(だけの関係)」などと言ってごまかしたが、山口氏の結婚披露宴に安倍首相が出席していたことを「FLASH」(光文社)が写真付きで報じている。
しかも、山口氏の単行本デビュー作となったのは、2016年6月9日に発売された安倍総理礼賛本『総理』(幻冬舎)だった。

 しかし、この『総理』をめぐっても疑惑が出ている。山口氏はFacebookで“不起訴処分は2016年7月に関係者に伝えられ、その結論を得て本格的な記者活動を開始した”などと述べているが、山口氏が『総理』を出版したのは、前述したとおり2016年6月9日。つまり、山口氏は不起訴より1カ月も早く記者活動を開始していたのだ。

 そして、この事実について、作家の中村文則氏は毎日新聞2017年7月1日付愛知版で、こう疑義を呈した。

〈そもそも、首相の写真が大きく表紙に使われており、写真の使用許可が必要なので、少なくとも首相周辺は確実にこの出版を知っている(しかも選挙直前)。首相を礼賛する本が選挙前に出て、もしその著者が強かんで起訴されたとなれば、目前の選挙に影響が出る。〉
〈でも、山口氏の「総理」という本が16年6月9日に刊行されているのは事実で、これは奇妙なのだ。なぜなら、このとき彼はまだ書類送検中だから。

しかもその(『総理』発売日の)13日後は、参議院選挙の公示日だった。だからこの「総理」という本は、選挙を意識した出版で、首相と山口氏の関係を考えれば、応援も兼ねていたはず。
そんなデリケートな本を、なぜ山口氏は、書類送検中で、自分が起訴されるかもしれない状態で刊行することができたのか。〉

 つまり、山口氏はなんらかのルートを使って起訴がないことを事前に把握していたのではないかと中村文則氏は分析したのだが、山口氏と中村格氏、内閣情報調査室トップだった北村前情報官との関係を考えると、裏で官邸が動き、首相のお友だちである山口氏にいち早く不起訴を知らせていた(あるいは不起訴になるようにも っていった)可能性は十分考えられるものだ。

 事件自体に数々の証拠が揃っていながら、なぜ不起訴となったのか。しかも、伊藤さんの不服申し立てに対し検察審査会は2017年9月に「不起訴相当」と議決。ネット上では「検察審査会の判断が出たのだから山口氏は無罪」とする擁護意見が溢れることになってしまった。

 山口敬之は“性的マイノリティ認めるなら痴漢の権利も保障せよ”の小川榮太郎と会見

 だが、この検察審査会の議決についても、さまざまな疑問がある。まず、議決の理由は〈不起訴処分の裁定を覆すに足りる事由がない〉という、理由になっていない理由が記されているだけ。
さらにどのような証拠をもって審査されたかもわからず、その上、補助弁護人も付いていなかったのだ。
このことについて、元検事である郷原信郎弁護士は「補助弁護人が選任されていないということは、“法的に起訴すべきだった”という方向において、専門家の意見は反映されていないことを意味しています」と答えている(「週刊新潮」2017年10月5日号/新潮社)。

 しかも、検察審査会では安倍政権絡みの事件での不起訴に対する不服申し立てについては、同様の「不起訴相当」の議決がつづいている。
かなり悪質だった甘利明・元経済再生相の現金授受問題でも、証拠隠滅のためハードディスクをドリルで破壊した小渕優子・元経産相の政治資金事件でも「不起訴相当」という議決だったからだ。

 このように、証拠が揃い、逮捕一歩手前までいったというのに、官邸周辺の人物が暗躍するなかで事件は闇に葬られようとしてきた。
しかし、伊藤さんはネット上でひどい誹謗中傷に見舞われながらも、ブラックボックスを「オープン」にするため、民事裁判をおこなった。そして、ようやくその主張が民事司法によって認められたのだ。

 その道のりを想像するだけで胸が苦しくなるが、しかし、加害者の山口氏はさっそく会見を開き、控訴することを発表した。
しかも、会見には同じく幻冬舎から安倍首相礼賛本を出版した小川榮太郎氏を同席させた。
小川氏といえば、自民党・杉田水脈衆院議員の“性的マイノリティには生産性がない”という差別言説を“性的マイノリティを認めるなら痴漢の触る権利も保障せよ”なるヘイトの上塗りで擁護し、さらに伊藤さんバッシングを繰り広げている人物だ。
そのような人物を呼び寄せて会見を開くというのが、山口氏が何をバックにしてきたかを物語っている。

 しかし、ここまではっきりと伊藤さんの主張が認められたことを考えれば、求められるのは逮捕状取り消し、捜査圧力問題の再検証だ。
これは伊藤さんひとりの問題ではない。この問題に黙ることは、権力に近い人物だというだけで逮捕が取り消されてしまうという、法治国家とは言えない状態を是としてしまうことになるからだ。今回の判決を受けて、ひとりでも多くの人がいま一度その意味の大きさ、重さを考えてほしいと願う。
(編集部)

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 引用以上

 この事件について、たくさん書いてきたが、私が感じた強烈な印象は、「安倍晋三は、官邸ぐるみで、権力を使って、どんな恥知らずな不正でも平然と実行できる人間」ということだった。

 これは、不正行為を行うも、一片の良心が残ってきた今までの自民党トップとは、明らかに異なり、「一片の良心もないまま、悪徳行為を実行できる初めての総理大臣」ということであり、安倍晋三は、「うそをつく口から生まれてきた」 「息を吐くようにうそをつく」と評されているように、その肉体、言動の、どこを切り取っても、どこにも真実が存在しないという類い希な嘘つき政治家である。

 とりわけ、安倍の過去のなかで重大な問題は、残虐極悪で知られる暴力団工藤会を使って、下関市長選で自分の政敵を排除させ、約束した対価を支払わなかったため、襲撃を受けた事件である。
 安倍晋三と工藤会 (2018年10月19日)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-516.html

 あの、警察官や裁判証人さえ襲撃する日本最悪の暴力団と、安倍晋三は深い関係があったが、わずかな報酬をケチったことで襲撃され、襲撃者に対し、自分の関係する司法権力を利用して、ほとんど被害のない犯罪に対して懲役20年を与えた。

 こんなことができる人間だからこそ、選挙開票、独占請負企業、ムサシの筆頭株主である安倍晋三が、ムサシを通じて不正選挙を行わない訳がないのだ。
 以下は、半年くらい前に上程したブログだが、このなかのリンク先にあるように、安倍晋三官邸は、司法の人事権を強奪し、事実上、三権分立を排除して、官邸独裁に切り替えている。

 強姦事件の連続無罪判決は、詩織さん事件の犯人、山口敬之を最高裁で勝たせるために官邸が仕組んでいる疑いが強い(2019年05月15日)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-743.html

 日本の裁判人事制度では、政府官僚に近い、最高裁にゆくほど官邸の意思忖度が強くなり、政治権力のいいなりになる傾向がある。
 逆に、地裁以下では、各裁判官の人事の独立性は、比較的守られているので、地裁裁判官は上位への忖度から自由な判決を出すことができる。

 しかし、安倍政権になってからは、地裁レベルで裁判官が良心的な判決を書いても、それを控訴審で覆す政治的悪意が強く加わるようになった。
 http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/240624.html

 高浜原発再稼働を差し止めた樋口裁判長に対しては、ただちに官邸が反応し、控訴審で判決を転覆させた上、定年直前で栄転するはずだった樋口氏を、遠く離れた他県の家裁に送るという、悪意に満ちた懲罰人事を行った。
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/43093

 私が、タイトルで「勝訴なんだが……」と書いた理由は、ここにある。
 地裁の裁判官は、比較的、忖度から独立した判決を書きやすいが、控訴審では、そうではない。高裁、最高裁へと進むに従って、官邸人事の影響がモロに出た忖度判決を書くようになる。

 今のままで、安倍政権が存続した場合、人事権を握られて安倍官邸の息のかかった高裁の判決が、山口有利になる可能性は小さくない。最高裁なら、もっとひどい。
 http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/389.html

 私は、安倍政権は現在、断末魔であり、習近平を国賓として招くなど、常識を外れた馬鹿げたことを行っているせいで、むしろ右よりからの安倍離れ、反安倍運動が進み、消費増税による全国的経済破壊は、桜事件とともに、もはや安倍政権が存続できる条件を完全破壊してしまっていると判断している。

 もう安倍の死は時間の問題である。必ず、辞任に追い込まれる。このとき、後継が石破になるのか、岸田になるのか分からないが、統一教会の稲田や世耕、菅原といったメンバーは排除されるだろう。あまりに韓国と関係が深すぎるからだ。
 もし、石破なら、最高裁に対する官邸の人事権圧力が強まることはないので、伊藤さんに有利と考えている。岸田も、おそらく官邸の強権圧力を受け継ぐことはないだろうう。

http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/326.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 警視庁が沢尻エリカの元恋人を立件できず釈放! 拙速すぎる捜査に「桜を見る会」陰謀論が再燃、前川喜平も橋下徹も「疑ってしまう」(リテラ)
警視庁が沢尻エリカの元恋人を立件できず釈放! 拙速すぎる捜査に「桜を見る会」陰謀論が再燃、前川喜平も橋下徹も「疑ってしまう」
https://lite-ra.com/2019/12/post-5152.html
2019.12.19 警視庁が沢尻エリカ元恋人を立件できず釈放、拙速捜査で陰謀論再燃 リテラ

    
    令和元年度警視庁採用サイトより


 沢尻エリカの薬物事件で17日午前、新たな動きがあったことをご存知だろうか。沢尻と同じく警視庁に逮捕されていた元恋人のファッションデザイナー・横川直樹氏が処分保留のまま釈放されたのだ。

 警視庁は「任意捜査に切り替え、立件の可否について慎重に判断する」としているが、ようはこれ、勾留期限まで立件の証拠が固められなかったということだ。マスコミはこの釈放について申し訳程度にしか報じていないが、逮捕直後、ワイドショーや夕刊紙などは横川氏のことを「ヤクの売人」扱いするような報道まで展開していた。それが釈放されたら頰被りとは、ちょっと無責任すぎるのではないか。

 しかし、マスコミよりももっと追及されなければならないのはやはり、横川氏を逮捕した警視庁組織犯罪対策5課の責任だろう。警視庁担当記者も「このままいけば起訴はほぼ無理、不当逮捕と批判されかねない失態だ」と言う。

「横川氏は沢尻宅から出てきたMDMAを沢尻と共同所持していたという容疑で逮捕されたのですが、事務所をガサ入れしてもまったく薬物は出てこず、尿検査もシロ。なんとか自供させようとぎりぎりまで勾留したんですが、横川氏が黙秘を貫いたため起訴できないままの釈放となったわけです。しかし、これは逆にいうと、組対5課が沢尻の自供だけで、ほかになんの材料もないのに、横川氏の逮捕に踏み切っていたということ。無茶もいいところで、普通ならこんなやり方はありえない。実は報道陣の間でも途中から『捜査が強引すぎる』という声が出始めていたんですが、悪い予感が的中した感じです」

 しかし、組対5課が強引だったのは横川氏の逮捕だけではない。以前も指摘したように、そもそも沢尻エリカの逮捕からしてあり得ないくらい杜撰で荒っぽいものだった。

 というのも、組対5課は最初、まったく別の見立てで沢尻を逮捕しようとし、完全に空振りに終わっていたからだ。

「沢尻が逮捕されたのは11月16日未明、家宅捜索でMDMAが発見された後ですが、実は組対5課はその前日、15日夜にクラブで薬物を取り引きするという事前情報を入手。クラブ帰りに不法所持で現行犯逮捕する予定で、逮捕状をとっていた。所持薬物もMDMAではなくコカインだとみていた。しかも、逮捕シーンをマスコミに撮らせようと、『週刊文春』とTBSに事前に情報までリークしていましたからね」(スポーツ紙記者)

 実際、「週刊文春」とTBSは当日、逮捕の瞬間をおさめようとクラブや沢尻の自宅を張り込んでいた。ところが、である。クラブから帰ってきた沢尻エリカに、自宅近くの路上で捜査員が声をかけたとき、沢尻は違法薬物を所持していなかった。

 組対5課は、直後に、沢尻宅の家宅捜索を強行したが、お目当てのコカインはもちろんマリファナさえ出てこなかった。最終的に沢尻自身が自己申告しMDMAが発見されたため、不法所持で逮捕できたが、もし、MDMAが発見されなかったら、完全に不当捜査になっていたところだった。

 逮捕後も誤算は続いた。組対5課は拙速捜査への批判が出ないよう「沢尻が“10年以上前からLSD、コカインを使用していた”と供述」などとマスコミにしきりにリークしたが、「コカインの常習者」であるはずの沢尻を検査しても何も出てこなかったのだ。尿検査は簡易検査でも本鑑定でも「陰性」だったことが明らかになっている。

「毛髪検査についても、情報が出てこないところをみると、シロだったんでしょう。ようするに、沢尻は薬物の常習者でもなんでもなかった。“10年以上前からLSD、コカインを使用”という供述も、沢尻が昔使ったことがあるとか海外で使ったことがあると話したのを捻じ曲げて、印象操作のためにマスコミに流したといわれています。いずれにしても、薬物使用で沢尻を立件することは不可能になった。しかも、所持のほうも微量だったため、組対5課はこのままだと立件できないかもしれないと危機感を募らせ、慌てて元恋人の横川氏を逮捕したんです。が、それでも結局、なにも出てこなかった。もし、沢尻がMDMAを『自分のものじゃない』と言い張っていたら、起訴できなかった可能性もある。起訴の前後に『LSDを染み込ませた紙片も見つかっていた』とマスコミにリークしていましたが、本人が染み込ませるわけではなくもともと染み込ませた状態で流通しているものですから、それだけでは使用の立証はできないので、ほとんど証拠能力はありません。いまのところ、沢尻は裁判で起訴事実を争うつもりはないようですが、もし沢尻が供述をくつがえしたら、無罪だってありえると思いますよ」(前出・スポーツ紙記者)

 裁判の帰趨はともかく、今回の捜査に相当な無理があったことはもはや疑いようがない。沢尻の自宅に“たまたま”薬物が微量残っていたことを沢尻が自己申告し、沢尻が自分のものだと自供したから逮捕・起訴できただけで、実際はギャンブルと言ってもいいような捜査だったわけだ。しかも、沢尻の容疑を固めるために逮捕した元恋人の横川氏のケースでは、立件できず、結果的に「不当逮捕」となってしまった。

■あまりにずさんで拙速だった沢尻逮捕 組対5課を焦らせたものとは?

 薬物事件の捜査は通常、入念な内偵をおこなって周辺を固めた上、確実に薬物を所持しているタイミングで逮捕するか、容疑者が所持・保管している現場を確実に把握した上で家宅捜索するもの。とくに、相手が有名人となると、慎重の上にも慎重を期するのが普通だ。

 ところが、沢尻のケースでは、誤情報に基づいた声がけで空振りに終わっているにもかかわらず、家宅捜索を強行するというごり押しをしているのだ。しかも、おかしいのは内偵捜査期間の短さだ。報道では、今回、組対5課は1カ月前から沢尻を内偵捜査していたとしているが、同じ組対5課が逮捕したASKAは約9カ月、清原和博についても1年以上だ(麻取なので事情が違うかもしれないが、ピエール瀧も半年以上内偵されていた)。

 それに比べると、今回は短すぎるだろう。沢尻が大河ドラマの撮影に入っていることを考えれば、早く動かないと海外に逃亡してしまうというような可能性も考えにくい。にもかかわらず、組対5課がこんなに焦って拙速な逮捕に踏み切ったのはなぜか。

 今度は全国紙のベテラン警視庁担当記者がその内情をこう明かす。

「沢尻についてはもともと逮捕を前提に5課で内偵を進めていたが、途中で上層部から『早く結果を出せ』とはっぱをかけられていたようだ。捜査員の間からは『沢尻逮捕は組対部長案件だった』という声も出てきている。実際、普通はあれくらいのずさんな材料しかないなら、逮捕は絶対に課長か部長からストップがかかる。それがハードルを下げて、逮捕にGOを出しているわけだからね。理由はわからないが、上層部が逮捕を後押ししていたのはたしかだろう」

 ここで想起されるのが例の「陰謀論」と批判を浴びた「『桜を見る会』から目をそらすために沢尻を逮捕したのではないか」という見方だ。本サイトは以前、この見方を「陰謀論」と批判する意見に対して、「事件そのものはでっち上げられないが、いまの安倍政権と警察の関係を考えれば、政権の都合に合わせて逮捕を早めた可能性はゼロではない」「疑念を持つのは当然で、むしろ陰謀論として片付けることのほうが思考停止だ」と反論した。また、沢尻を逮捕した警視庁組対部は、菅義偉官房長官の側近警察官僚で、山口敬之氏の逮捕状を止めた中村格・警察庁官房長がかつて組対部長を務めており、強い影響力をもっていることも指摘。さらに、その中村官房長が安倍首相の秘書の息子が被害者となったゲームセンターでの喧嘩を凶悪犯罪を扱う捜査1課に捜査させていたという問題を「週刊新潮」(新潮社)が報じたが、中村官房長の依頼を受けて組織を動かした警視庁捜査一課長が警視庁組対部の参事官をつとめていたことも明らかにした。

■前川喜平・元文科事務次官、橋下徹・元大阪市長も「桜を見る会」潰しの可能性に言及

 実際、この「『桜を見る会』から目をそらすための沢尻逮捕」説については、イノセントなジャーナリストやリテラシーのない芸人コメンテーターたちが「陰謀論」とバカにする一方で、権力の内情を知っている人たちからは逆に「疑わしい」「否定できない」という声が出てきている。

 鳩山由紀夫元首相はともかく(笑)、あの橋下徹前大阪市長までが11月21日のAbemaTV『NewsBAR橋下』で「安倍さんが指示したという証拠は無いので、僕はないと思っているし、そう思いたい」とした上で、「桜を見る会」の名簿の廃棄問題にふれ、こう語っているのだ。

「民主国家でもっとも権力を持っている検察や警察が政治権力の不祥事をかばうために事件化したなんてことは思いたくない。ただ、いまの霞が関の状況を見ていると、そう疑ってしまう部分もあると思う」
「安倍政権に近いジャーナリストに対し性犯罪で逮捕状が出たが、警察幹部が執行を止めたと週刊誌で報じられた。そういうことが続くと、都市伝説を支持する人も出てくるだろう。今回、沢尻さんの尿検査の結果が陰性だったと報じられている。本来なら空振りしないよう、陽性が出るタイミングを見計らっていくのではないのか。やはり『桜を見る会』を誤魔化すためにわざわざこのタイミングで逮捕に行ったんじゃないのと疑ってしまう。僕はそういうことはないと思っているけれど」

 そして、自ら安倍政権の謀略攻撃のターゲットになった前川喜平・元文科事務次官も「smart FLASH」の取材にはっきりとこう答えていた、

「警察も検察も官邸の意向次第で動く、そういう組織になっていることを感じています。いまの黒川弘務・東京高検検事長など、官邸のイエスマンですよ。警察にしても、警察庁の中村格官房長は、例の伊藤詩織さんの事件の逮捕状執行を止めた人間です。重大な犯罪でも見逃すし、遂に小さな犯罪で都合のいいときに捕まえることもできてしまう。そう考えると、沢尻さんの件も疑惑隠しという可能性は否定できないでしょう」

 これは、橋下氏や前川氏が安倍官邸のためなら行政手続きを無視して無理を通すいまの官僚の実態を知っているからだろう。

 しかも、ここにきて、警視庁組対部と安倍官邸の接点がもうひとつ浮かび上がった。それはほかでもない、沢尻を捜査した警視庁組対部の最高責任者で、捜査の尻を叩いていたといわれる猪原誠司・警視庁組対部長の存在だ。

■警視庁組対部長と安倍首相、北村滋・前内閣情報官の関係

 猪原組対部長は“警察庁の暴力団対策のエース”として知られるエリート官僚で、2012年から2014年にかけては福岡県警暴力団対策部長、警察庁暴力団対策課長として、九州の指定暴力団「工藤会」頂上作戦の総指揮をとっている。猪原部長はこの捜査で、警察庁を動かして全国県警から管区機動隊の特別派遣、捜査員派遣などを実現。全警察あげての工藤会摘発に取り組み、2014年9月には工藤会トップの野村悟総裁を逮捕した(逮捕時点では、警察庁暴力団対策課長)。

 指定暴力団とはいえ、地方の暴力団に全警察規模で捜査を展開し、組織壊滅に追い込むというのは異例だが、当時、この工藤会頂上作戦を全面バックアップしたのが安倍官邸だった。

「工藤会頂上作戦はもともと、北九州で元警部が銃撃された事件をきっかけに始まったのですが、当初はここまで本格化していなかった。それが一気に進み始めたのは、安倍政権になってから。官邸が警察ぐるみの体制づくりに相当尽力したと聞いている」

 しかも驚いたことに、安倍首相が自らそのキャンペーン役を買って出ていた。野村総裁逮捕2カ月前の2014年7月18日、福岡市の中洲で福岡県警と地元の連合会が暴力団追放パレードを実施したのだが、そのパレードに安倍首相が参加。「福岡は暴力団の状況が最も厳しい県の一つ。暴力団を壊滅するという決意を持ってパレードしたい」とあいさつしたのだ。

 現役の総理大臣が県警レベルのパレードに参加するのは異例のことで、この安倍首相の異常な入れ込みについては、「自宅や事務所を工藤会系の暴力団に火炎瓶で襲撃された私怨ではないか」という見方も出たほどだった。

 それはともかく、このパレードのとき福岡県警で暴対部長を務めていたのが、猪原氏だ。このパレードや工藤会捜査を通じて、安倍官邸と猪原部長の間に接点が生まれた可能性もあるし、直接のつながりがなくとも、猪原部長が追放キャンペーンに協力してくれた安倍首相に恩義を感じていた部分はあるだろう。

 しかも、猪原部長には安倍首相との間をつなぐ具体的なパイプもある。それは、安倍首相の側近中の側近で、山口敬之氏の事件でももみ消しに動いていたことが発覚した北村滋・前内閣情報官(現・国家安全保障局長)だ。

 北村氏は内調トップだった時代の2014年、警察組織向けの『講座警察法』 (立花書房)という専門書の編集委員を務めているが、その第1巻に猪原部長の原稿を掲載しているのだ。

「北村さんと猪原さんは警察庁刑事局時代の先輩後輩。北村さんが刑事企画課長だった2007年頃、猪原さんは警察庁長官官房企画官と刑事局の企画分析課理事官を兼任していて、仕事上の接点も多かった。その頃からの付き合いで、いまもかなり親しいと思うよ」(警察関係者)

 もちろんこれはたんに、両者の間で人脈上の接点があるというだけであり、だからといって、たとえば、北村氏が猪原部長に「何かマスコミが飛びつきそうな大きなネタをやってるなら、逮捕を急がせてくれ」と依頼して、沢尻逮捕が早まったなどというのは、妄想にすぎない。実際、組対5課が今回、捜査を焦ったのは、薬物捜査でライバル関係にある厚労省の通称「麻取」がピエール瀧をあげてマスコミで話題になったため、上層部から尻を叩かれただけではないか、との見方もある。

 しかし、いずれにしても、警視庁による今回の沢尻エリカの捜査がかなり拙速な違法捜査に近いものであったことは間違いない。ところが、マスコミは沢尻を叩くばかりで、その捜査の問題点を一向に批判しないのだ。

 警察の暴走を押しとどめるためにも、そして、「桜を見る会」陰謀論の真偽をはっきりさせるためにも、記者クラブに属する大マスコミがこの沢尻捜査の問題点を検証すべきではないか。

(田部祥太)




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記事 [政治・選挙・NHK268] <リアルに描写、陳述書が凄い!>伊藤詩織さん「勝訴」 連れ込む山口記者の姿を目撃…控訴審でカギを握る「ドアマンの供述調書」(デイリー新潮)

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伊藤詩織さん「勝訴」 連れ込む山口記者の姿を目撃…控訴審でカギを握る「ドアマンの供述調書」
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/12181700/?all=1
12/18(水) 17:00配信 デイリー新潮 週刊新潮 2019年12月26日号


伊藤詩織さん

“総理ベッタリ記者”こと山口敬之元TBSワシントン支局長、そして彼に「レイプされた」と主張する伊藤詩織さんとの間で係争中の損害賠償訴訟の判決が言い渡された。山口記者の主張を全面的に退け、詩織さんに330万円の支払いを命じる勝訴。闘いは控訴審に持ち込まれた。そこでカギになる、葬られていた「ドアマンの供述調書」とは――。

 ***

 山口記者は、今年2月、詩織さんを相手取り、「名誉を毀損し、プライバシーを侵害した」として、1億3000万円の損害賠償を求めた。詩織さんは2017年9月、「支局長の立場に乗じ、就職斡旋をチラつかせ、レイプした」と、山口記者に1100万円の損害賠償を請求していたから、彼は「反訴」したことになる。

 今回の結果を受け、山口記者側の控訴は必至。控訴審での帰趨を決するのが、ある陳述書の存在だ。陳述書の作成者は、事件のあった東京・白金のシェラトン都ホテルに勤務し、事件当夜の15年4月3日、ドアマンとしてエントランスに立っていた人物である。

 ドアマンは、陳述書を提出した理由について、

〈裁判所から何の連絡もないまま、もうすぐ結審するというニュースを知り、このままでは私の見たことや私の調書の存在は表に出ることなく葬り去られてしまうと考え、9月末に伊藤詩織さんを支える会に連絡をし、ようやく伊藤さんの代理人に連絡が取れ〉たからだと綴っている。

 もっとも、裁判は10月7日に結審してしまっていたため、弁論再開の手続きを求めたが、認められず。つまり、今回の裁判官の判断に、ドアマンの陳述書は1フレーズも考慮されていない。

 ここで、事件当日から係争に至る経緯を駆け足で振り返っておこう。

 15年4月3日、TBSのワシントン支局長だった山口記者が一時帰国した折、TBSに働き口を求めていた詩織さんと会食。山口記者のホームグラウンドである東京・恵比寿で2軒目までハシゴしたところから意識を失った彼女は、その後タクシーに乗せられた。タクシーはシェラトン都ホテルへ。山口記者の部屋へ連れ込まれ、翌日未明、性行為の最中に目が覚めた。

 4月30日に警視庁高輪署が詩織さんからの刑事告訴状を受理。捜査を進めた結果、裁判所から準強姦容疑で逮捕状が発布。6月8日、アメリカから日本に帰国するタイミングで山口記者を逮捕すべく署員らは成田空港でスタンバイ。しかし、その直前に逮捕は中止。捜査員は目の前を行く山口記者をただ見つめることしかできなかった。中止の命令は、当時の警視庁刑事部長で現・警察庁ナンバー3・官房長の中村格氏によるもので、彼自身、「(逮捕は必要ないと)私が決裁した」と週刊新潮の取材で認めている通りである。中村氏は菅義偉官房長官の秘書官を長らく務め、その絶大な信頼を得てきた。総理ベッタリ記者逮捕の中止命令をする一方、安倍首相元秘書の子息が仕出かした単なるケンカに捜査一課を投入するという離れ業もやってのけている。

 官邸絡みのトラブルシューター、守護神・番犬たる部長。その命を受け、捜査の仕切り直しを担った警視庁本部からの書類送検を受けた東京地検は、ほぼ1年後の16年7月に不起訴を判断。詩織さんは17年5月、検察審査会に審査申し立てを行なったものの、9月に「不起訴相当」の議決が出ている。

 高輪署からドアマンに、「本件で話を聞きたい」とアプローチがあったのは、事件から少し経った頃だった。まだ逮捕状は出ていない。やってきたのは高輪署の強行犯係の刑事ら二人だ。

 ドアマンの頭に当日の光景が生々しく蘇ってきた。聞かれもしないのに山口記者の風采を話し出した彼に捜査員は虚を衝かれたことだろう。

「記憶力があまり良い方とは言えない」――。ドアマンは自身を分析し、捜査員にこう打ち明けている。そんな彼がどうして「15年4月3日のこと」を詳細に覚えているのか。それは、「ドアマン生活の中でも忘れられない出来事だったから」だ。

女性が不本意に連れ込まれていると…

 二人が乗ったタクシーがホテルの玄関前に滑り込んできた時、ドアマンは後部座席の左側のドアの方へ出向いた。陳述書にはこうある。

〈その時に手前に座っていた男性と目が合い、怖い印象を受けました。そして、奥に座った女性に腕を引っ張るようにして降りるように促していた〉

 詩織さんは運転手に「近くの駅まで」と言ったが、山口記者は「部屋を取ってある」と返し、タクシーは彼の指示に従ってここまでやってきたのだ。

〈女性の方は(中略)「そうじするの、そうじするの、私が汚しちゃったんだから、綺麗にするの」という様なことを言っていました。当初、何となく幼児の片言みたいに聞こえ、「何があったのかな」と思っていたら、車内の運転席の後ろの床に吐しゃ物がありました〉

 山口記者は詩織さんの腕を引っ張って、無理やり車外へ連れ出そうという動きを取る。

〈女性は左側のドアから降ろされる時、降りるのを拒むような素振りをしました。「綺麗にしなきゃ、綺麗にしなきゃ」とまだ言っていたので、座席にとどまって車内を掃除しようとしていたのか、あるいはそれを口実に逃げようとしているのか、と思いました。それを、男性が腕をつかんで「いいから」と言いました〉

〈足元がフラフラで、自分では歩けず、しっかりした意識の無い、へべれけの、完全に酩酊されている状態でした。「綺麗にしなきゃ、綺麗にしなきゃ」という様な言葉を言っていましたが、そのままホテル入口へ引っ張られ、「うわーん」と泣き声のような声を上げたのを覚えています〉

〈客観的に見て、これは女性が不本意に連れ込まれていると確信しました〉

 山口記者が主張する“合意の上だった”とは真っ向から対立する証言だ。

 詩織さんは裁判後の会見でこう語った。

「ひとつのピリオドをつけられたと思います。しかし、勝訴したからといって私が受けた傷はなかったことにはなりません」

 12月19日発売の週刊新潮では、控訴審でカギを握る陳述調書のより詳しい内容を報じる。









http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/328.html

記事 [政治・選挙・NHK268] <何から何まで頓挫、ブン投げ>この政権は一体何のために存在するのか(日刊ゲンダイ)







何から何まで頓挫・ブン投げ 問われる邪な政権の存在理由
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266414
2019/12/18 日刊ゲンダイ


ついに断念(大学入学共通テストを巡り、国語と数学への記述式問題導入の見送りを発表する萩生田文科相)/(C)共同通信社

 来年度から大学入試センター試験に代わって実施される「大学入学共通テスト」の国語と数学の記述式問題が、ついに導入見送りに追い込まれた。

 17日、萩生田文科相が閣議後会見で発表。「受験生の不安を払拭し、安心して受験できる体制を早急に整えることは困難だと判断した」と説明したが、当然だ。ただでさえ記述式は採点にバラつきが出て公平な評価が難しいのに、50万人超の答案をわずか20日間で採点するという無謀な計画。そのうえ採点者にアルバイト学生まで含まれることが分かって、不安が増大した。萩生田は「期限を区切った延期ではない」としたから、事実上の導入断念である。

 英語の民間試験活用の延期に続き、国語と数学まで頓挫。安倍政権肝いりの「大学入試改革」はこの2つが“目玉”だったから、改革は振り出しに戻り、なかったことになった。この間、振り回された高校生のことを思うと気の毒としか言いようがないし、政府、文科省の責任は重大だ。

 元文科官僚で京都造形芸術大客員教授の寺脇研氏はこう話す。 

「もともとやる必要のない改革だったのです。英語で話す能力を見るのが大事だというのはまだ分かる。かつて読み書きだけだったセンター試験の英語に今はリスニングが入っています。しかし、国語と数学の記述式は全く必要がない。国立大などでは、1次試験は2次試験の足切りのために使われている。記述式は2次試験でやればいいのです。それでも無理に導入しようとした背景には、やはりベネッセの存在があるのか、と疑われても仕方ありません」

受験生すら政権維持に利用する下劣

 英語も国語・数学も、共通テストには怪しげな利権のにおいがプンプンした。そもそも大学入試改革は政府の教育再生実行会議の提言から始まった“政治案件”。その下でおいしいビジネスにぶら下がったのが「ベネッセコーポレーション」という構図だ。

 英語民間試験活用は安倍首相側近の下村文科相時代に方向性が決まった。前川喜平元文科次官は週刊誌の取材に「とにかくセンター試験を『変えろ』というのが、下村氏と安西氏(中央教育審議会会長だった元慶応義塾塾長の安西祐一郎氏)の路線だった」と証言している。その安西氏はベネッセとともに英語民間試験「GTEC」を共催する「進学基準研究機構」の評議員になった。下村文科相時代の鈴木寛補佐官はベネッセグループの福武財団理事に就いている。そうした癒着関係の下で、入試改革にどんどんベネッセが食い込んでいったわけだ。

 ベネッセの100%子会社「学力評価研究機構」は国・数記述式の採点業務を61億円(2023年度まで)で請け負い、その機構の代表はベネッセ本体の商品企画開発本部長を兼務するという露骨な利益相反(批判を受け今月1日に解消)。そのうえ、共通テストの関連業務受託の事実を、高校教員向けの研究会で配布したPR資料にわざわざ記載し、営業活動に利用していたのだからタチが悪い。

「そうした事実があるので、入試改革を急いだ背景に、政治とベネッセの関係があるのではないかとの疑いは免れません。文科省に限らず今の霞が関は、官邸に近い大臣から指示されれば何も反論できないし、下村さんは文科相時代、課長補佐クラスの人事まで指図していた。昔なら官僚は『もう少し時間をかけた方が』と進言できたかもしれませんが、それもできないまま、入試改革が進んでしまったのです」(寺脇研氏=前出)

 萩生田の「身の丈発言」がなければ、汚れた欠陥施策がそのまま実行されていたと考えると空恐ろしい。寸前でもストップできてよかったが、その一方で英語民間試験の延期は、受験生のためではなく、萩生田擁護で政権を守るという安倍の卑しい魂胆だった。今度の国・数記述式断念も、桜を見る会問題で内閣支持率が下落する中、「受験生ファースト」(官邸筋)の姿勢をアピールして軟着陸を図ったものだという。この政権はどこまで下劣なのか。さすがの国民も驚き、あきれ果てている。


「外交のアベ」は虚像(C)共同通信社

国民不在で理念も信念のかけらもない

 打ち上げるだけ、かき回すだけで、最後はブン投げる。亡国政権の無残な正体。それは外交も同様だ。安倍にとって、政権維持とレガシーづくりの一環だから、国民不在で理念も信念のかけらもない。

 その代表格が「政権の最重要課題」に掲げた拉致問題と、「私の世代で終止符を打つ」と高らかに宣言した北方領土問題である。前提条件なしの会談を北朝鮮の金正恩委員長に呼びかけているが、ミサイルをぶっ放され、朝鮮中央通信で〈安倍は本物の弾道ミサイルというものを遠くない将来、それも間近で目にすることになるだろう。安倍はとんでもない大バカ者だ〉とまでコケにされる始末。

 北方領土問題では、色丹島と歯舞群島だけの「2島引き渡し」に舵を切り、外交青書から「北方四島は日本に帰属する」という表現を削除するまでへりくだったのに、プーチン大統領は一向に動かず、安倍自身も尻すぼみ。恐るべき売国首相である。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)がこう言う。

「安倍外交は米国一辺倒でやってきた。それでは日米同盟への懸念を示すロシアとの交渉は進まず、北方領土問題も進展しません。一方で、日米FTAはやらざるを得ず、日本側は取られるばかりです。NHKなどのメディアが率先して『外交のアベ』を広め、世界中の首脳が安倍首相を必要としているとか、安倍首相が首脳外交を仲介しているなどと喧伝されてきました。しかし、イラン問題などで分かるように、安倍首相はただの米国の使い走りで、この7年間の『外交のアベ』は虚像でしかなかったことがハッキリしました。外交の成果が全く出せないだけでなく、環境問題では不名誉な『化石賞』を2度も受賞し、国際社会での地位も落としてしまいました」

ただ長くやっただけの首相

 そして、安倍のレガシーづくりの最たるものが憲法改正だ。というより、内政も外交も何一つ成果がないから、もはや「改憲しか残っていない」というのが実態である。

 しかし、それも極めて困難になってきた。安倍の残り任期から逆算した想定スケジュールは、9日に閉じた臨時国会で国民投票法改正案を成立させ、来年1月召集の通常国会で改憲原案の議論に入るというものだったが、臨時国会では何も進まなかった。

 政治評論家の野上忠興氏が言う。

「改憲をレガシーとしたい安倍首相にとって、スケジュールを考えれば、臨時国会は重要な位置づけでした。しかし、自ら招いた『桜疑惑』の火が燃え広がるのを避けるために、国会をさっさと閉じてしまった。通常国会でやり直しですが、野党は桜疑惑の追及を続けるでしょうし、内閣支持率下落で分かるように政権に対する国民の不信感が高まっている中で与党は改憲議論を強行することもできない。『改憲を理由にした解散は違憲』と伊吹元衆院議長にクギを刺されましたから、それも難しくなった。結局、『ただ長くやっただけの首相』として退くことになるんじゃないですか」

 中身空っぽのくせに、プライドだけは人一倍強い勘違い首相が、口先だけのペテン政治で通算8年も居座っている。「レガシー」「レガシー」と力めば力むほど恥の上塗り。史上最低の史上最長政権は、今や歴史の珍事になりつつある。


【写真特集】萩生田大臣、ラグビーW杯2019開幕初日観戦も安倍首相と一緒に






















 



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/329.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 伊藤詩織さんの勝訴は日本にも公正な司法が残っている証拠。消してはならぬ。(かっちの言い分)
伊藤詩織さんの勝訴は日本にも公正な司法が残っている証拠。消してはならぬ。
https://31634308.at.webry.info/201912/article_14.html?1576755539

まず、民事裁判で伊藤詩織さんが勝訴したことにご本人がまずは本当に安堵したと思う。その判決をした裁判官の見識に敬意を払いたい。なぜなら、最近は裁判所の判定は政権に媚びを売る判決だらけだからだ。元々、山口は伊藤さんをレイプしたかどで逮捕状が発行されていて空港で逮捕直前であった。それを山口はお友達の安倍周辺に訴え、逮捕を中村格(現警視庁長官官房長)が抑えたことはあまりに有名である。伊藤さんが中村に事情を聴きたいと近寄ったら逃げて行く動画がツイートに流されていた。刑事裁判においても検察が不起訴にした。

前文科省次官の前川氏が上記のようにツイートしている。前川氏の言うように、「検察は官邸の支配下」にあるということだ。籠池夫妻の森友学園の話は、安倍夫婦が動かなければ、こんな大事件にもならなかったのだ。火を付けておいて消しもせず炎上させた。籠池夫婦が自分たちに反旗を翻すような雰囲気になった途端、黙らすため100日の独房拘留である。全財産を没収の上、検察の起訴も7年の実刑である。国は実害を全く受けていないのに。それこそジャパンライフの被害はこんなものではない。検察は全然機能していない。

山口は、刑事事件で不起訴になったことをまるで、レイプが無かったかのように話す。その豚のような姿を想像するとおぞましい。自分は政権にも頼んでいないと会見で話している。こんな話は記者も聞いていないのに言うこと自体がおかしい。ネット社会では公然の話だから断りを入れたのだ。検察審査会でも不起訴相当だったと述べた。だから無実潔白という。レイプ行為はいくら言葉を尽くしても消えない。審査会では不起訴にした担当検事が審査会で一生懸命に自分が不起訴にした理由を委員に吹き込む。検事が素人の委員を説得すればいかようにも出来る。余程委員の中に見識のあり、弁が立つ委員でなければ検事に抗することは出来ない。

山口は高裁に控訴した。地裁から高裁、最高裁になるほど、政権に近い裁判官が選ばれる。山口はそれを狙っている。日本の司法は安倍政権で毒されている。山口の思惑にならないように願って止まない。


http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/330.html

記事 [政治・選挙・NHK268] むつみ演習場のイージス・アショアは日本の防衛に役立つのか。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/12/blog-post_58.html
12月 19, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<防衛省は17日、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備に関し、山口県の陸上自衛隊むつみ演習場(萩市、阿武町)が周辺地域で唯一の適地とする再調査結果をまとめた。5月に地元に説明した適地調査に不備が見つかり、再調査していた。地元は導入に難色を示しており、理解が得られるかは不透明だ。

山本朋広防衛副大臣が同日、山口県庁を訪れて再調査結果を説明した。国土地理院のデータと異なっていたレーダーの設置場所近くの高台の標高は、航空機を用いてレーザー測量した。

再調査の結果、イージス・アショアの設置場所と高台との角度がもっとも大きくなる地点は7.6度だった。防衛省は弾道ミサイルの探知には高台との角度を約10度以下にする必要があると説明していた。

イージス・アショアが発する電波による健康被害はないと判断した。有識者らによる専門会議の議論を踏まえて「最も強いレーダー波を仮定しても、人体に影響はなく、安全だ」と結論づけた。

政府は国内にイージス・アショアを2基導入する方針を決定している。候補地を巡っては、むつみ演習場ともう1カ所の候補地、陸自新屋演習場(秋田市)でそれぞれ「適地」と判断した際の調査に不備が見つかった。新屋演習場関連の再調査は来年3月ごろに終わる見通しだ。政府は新屋を含む20カ所の候補地を「ゼロベースで見直す」と表明している。

イージス・アショアは弾道ミサイルが北朝鮮から発射された際に、高い高度で迎撃する役割を担う。北朝鮮が今年5月以降に短距離弾道ミサイルを含む飛翔(ひしょう)体を13回発射していることを受け、ミサイル防衛体制の強化が急務になっている。

現時点で地元の理解が得られていないため、防衛省は2020年度の当初予算案に敷地造成や建屋建設など、特定の配備地を前提とする予算を計上しない>(以上「日経新聞」より引用)


 山口県の自衛隊むつみ演習場にイージス・アショアを設置しようと、防衛省は現地説明会に躍起になっているようだ。しかし阿武町は町長をはじめ、議会も「反対派」が過半数を占めている。

 おそらく官邸で安倍氏は「保守王国」の地元で、これほど反対されるとは思っていなかっただろう。国民はイージス・アショアは秋田県と山口県だけの問題だと無関心のようだが、それらに数千億円もの予算を投じることになる事業だということを忘れてもらっては困る。

 イージス・アショアは北朝鮮のミサイル攻撃に備える限りは日本の防衛に無用の長物だ。なぜなら地球が丸いからだ。それでも遠く離れていればミサイルが飛翔しているのを早期に発見してミサイルで迎撃できるかもしれない。

 しかし北朝鮮と日本は600キロメートル程度しか離れていない。東京ですら1000キロメートルほどだ。それなら北朝鮮から発射されたミサイルは七分程度で到達することになる。イージス・アショアで発見した段階で、既に北朝鮮のミサイルは高度数百メートルに達した段階で初めて捕捉できる。なぜなら地球が丸いからだ。

 だから日本はイージス艦を日本海に派遣して、絶えず北朝鮮のミサイルを監視している。日本海上の北朝鮮に近いところで監視していれば、発射した段階で捕捉可能だ。迎撃するのに充分とはいえないまでも、数分程度の時間はある。

 しかし陸地のイージス・アショアは日本の防衛のための情報収集というよりも、米国本土防衛のための情報収集に過ぎない。ハワイに設置された米軍のイージス・アショアよりは日本に設置されたイージス・アショアの方がより早く北朝鮮のミサイルを捕捉できる。それも地球が丸いからだ。

 安倍氏は正直になるべきだ。阿武町のイージス・アショアは日本防衛のためではなく、米国本土防衛のために設置する、と正直に説明すべきだ。誤魔化してむつみ演習場にイージス・アショアを設置したところで、同じ日本国民を騙して米軍様のための施設を設置したという心苦しさに苛まされないで済むだろう。

 それとも、苛まされるほどの良心の痛みは露ほども感じない鉄面皮になっているのだろうか。七年間も疑惑だらけの政権を維持して来た「功労」と「功績」は認めよう。だからといって、安倍氏を招待する政権が安倍氏以後に出来るとは限らないが。



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/331.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 詩織さんに対して誹謗が過ぎる山口の態度、安倍に守って貰う密約でもあったか(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/12/post-20c0ff.html
2019.12.19


往生際の悪い人物だ。

民事訴訟では、山口ノリマキの取った行動は「性暴力」と認定された。

それに対して山口は、刑事訴訟で不起訴だと言い、検察審査会も不起訴と言う処分を下したのだから無罪だというような事を言い、伊藤詩織氏が笑っていた場面を捉えて、被害者が笑えることに驚くみたいなことを言っていたが、被害者は笑ったら駄目なのか。

一生懸命前を向こうとして必死に笑顔を作っているのかもしれない。

それさえもマイナス要因にしか捉えられない山口はゲスだ。

山口は上級国民中の上級国民であり、一度逮捕状が出ているにもかかわらず逮捕が見送られたり、検察が不起訴にしたり、検察審査会も不起訴相当の判断を下したりするのは、あり得る話だ。

今までも、安倍政権の政治家の犯罪行為に対して、検察はほとんど不起訴にしてきた。

人事権を握られている官僚は、安倍友に対して忖度だらけ。

その中で、伊藤詩織さんは反原発であり反改憲派でありと、言う必要のないことまでペラペラしゃべり、見苦しい事この上なかった。

反原発、反改憲が、山口の取った「酩酊した女性をホテルに連れ込んだ」行動とどう、繋がるのか。

ああだこうだと屁理屈のオンパレードで、本当にみっともなかった。

山口は、印象操作だとも言っていたが、何が印象操作なのか。

安倍首相もいつも、自分が都合悪くなると「印象操作」を連発して自分が優位に立とうとする。

だから、私は権力を持っている方が「印象操作」と言いだしたら、ネトウヨ認定をすることにしている。

議論できなくなると「印象操作」を持ち出すのは卑怯だ。

性暴力と関係ない話題の、脱原発派、脱改憲派を持ち出して、伊藤さんが山口を陥れたかのような事を言うこと自体、「印象操作」じゃないか。

山口は、納得がいかないとして控訴するそうだ。

敗訴の山口敬之さん「納得いかない。すぐに控訴します」 伊藤詩織さんとの訴訟
         12/18(水) 14:17配信  弁護士ドットコム

>330万円の支払いを命じる判決を受けた元TBS記者のジャーナリスト・山口敬之さんが控訴する方針を明らかにした。

>判決について、内容にまったく納得いかないので、すぐに控訴します。私は法に触れる行為はしていません


今日のモーニングショーで玉川徹が言っていたが、

>送っていくときに酩酊状態になったら僕だったら、急性アルコール中毒を疑います。だったら病院へ連れていこうと考える。そうじゃないとするなら家に送っていこうと考えるのが普通。そのなか、わざわざ自分が泊まっているホテルに連れて行くっていう選択肢は思いつかないですね

これがすべてだと思う。

下心のない人物だったら玉川のような行動を取る。


山口は、下心がありありで、計画的だったと思わざるを得ないような行動を取っている。

伊藤さんの内心は想像以上に辛く苦しかっただろう

当初は、この日本の閉鎖的な環境の中で孤立無援だったのではないか。

山口の言うような沢山の政治家もメディアも、詩織さんの側には立っていなかった。と私は思っている。

伊藤さんが、実名で顔出し会見をした時は、メディアは冷ややかな対応だった。

その中において伊藤詩織さんの取った行動は生半可な気持ちではできないし、本当に勇気がいる。

しかも、当時の状況を臆することなく生々しく語っている。

表面的には冷静を保っていたけど、胸中は私たちが考えられないほど苦しかったと思う。

今回の判決は、女性に対して閉鎖的な日本社会において、被害者側に沿った判決だ。

山口が控訴するのは勝手だが、もう潮目は変わったのだ。

山口がどういおうと、司法が二審で安倍友に忖度した判決をしようと、山口の言い分は詭弁だと取られると思う。



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/332.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 詩織さんレイプ事件で、山口某の逮捕を強引にモミケシした北村・中村コンビはもうタダではすまない!:野党は来年、国会で徹底追及すべき(新ベンチャー革命)
詩織さんレイプ事件で、山口某の逮捕を強引にモミケシした北村・中村コンビはもうタダではすまない!:野党は来年、国会で徹底追及すべき
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5348280.html
新ベンチャー革命2019年12月19日 No.2550


1.詩織さんレイプ事件の核心は、やはり、北村氏(安倍氏側近)と中村氏(警察庁幹部)による不当な事件モミケシにある

 東京地裁が詩織さんレイプ事件で、詩織さん勝訴の判決を出したことで、この事件が再び、日本のみならず世界の脚光を浴びています(注1)。

 詩織さん勝訴の判決が出て、この事件に再び、世間の関心が集まる中で、今後、大問題に発展しそうなのが、この事件をもみ消した北村氏(注2)と中村氏(注3)の責任でしょう。

 さらに、安倍氏に忖度して、この事件を不起訴にした東京地検も大問題です。

2.高輪警察暑から逮捕状の出ていた山口某の逮捕を、警察庁が土壇場で取り消したのはなぜか、国民には知る権利がある

 この事件を追いかけていた週刊新潮によって、詩織さんレイプ犯・山口某が、上記、北村氏に、自分の逮捕を差し止めるよう懇願するメールを送っていたことが、もうばれています、なぜなら、山口某はあろうことか、そのメールを当初、週刊新潮にも誤送信していたからです。

 この重大メールの誤送信こそ、山口某にとっては、世紀の大失策だったのです。

 この懇願メールを受け取った北村氏は、上記、中村氏に頼んで、山口某の逮捕をドタキャンさせたのです。この事件を担当した高輪警察暑は、山口某が帰国するのを待って、成田空港で逮捕する予定だったのですが、中村氏の命令で、それがドタキャンされたのです。

 この暴挙は、法治国家では絶対に許されません!北村・中村コンビはなぜ、逮捕すべき容疑者・山口某を逃がしたのでしょうか。

国民にはそれを知る権利があります。

3.北村・中村コンビが、山口某を故意に逃がしたのは、彼がアベ友だったからではないか

 上記、北村・中村コンビが、山口某を故意に逃がしたのは、山口某がアベ友だったからとみなすのが、もっとも、自然です。

 ネットには、山口某の結婚式の仲人は安倍夫妻だったいうウワサがあります。また、山口某の姉と、安倍昭恵夫人は友人関係と言われています(注4)。

 この事情を知る北村・中村コンビは、安倍氏に忖度して、山口某を必死で守ったということです。

 狡猾な彼らは、安倍氏のクセを知り抜いているので、安倍氏を喜ばせば、その後、確実に昇進できるとわかっていたのでしょう、その通り、二人とも、その後、めでたく出世しています。

 しかしながら、彼らの大誤算は、詩織さんが、世界世論を味方につけて、大反撃に出たことです。

 今となっては、北村・中村コンビは、毎日が地獄なのではないでしょうか。

 いずれにしても、野党は来年早々の国会にて、北村・中村コンビの許されざる犯罪モミケシ行為を徹底追及すべきです。

注1:本ブログNo.2549『森友訴訟と詩織さん訴訟で安倍陣営が二敗:安倍氏の神通力(似非モノ)が遂に効かなくなった証拠、もう年貢の納め時か』2019年12月18日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5337565.html

注2:北村滋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%91%E6%BB%8B

注3:中村格
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E6%A0%BC

注4:健康になるためのブログ“【あら、まあ】山口敬之氏が暴露!「姉と昭恵氏は中学・高校・大学一緒だった」”2017年4月2日
http://健康法.jp/archives/28687



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/333.html

記事 [政治・選挙・NHK268] #MeTooの象徴<本澤二郎の「日本の風景」(3529)<詩織さんは日本女性の英雄、断じて屈しない>
#MeTooの象徴<本澤二郎の「日本の風景」(3529)
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12560694880.html
2019-12-19 04:32:23 honji-789のブログ


<伊藤詩織さんの戦いは全女性の声なき挑戦>

 まずは東京地裁での損害賠償請求の勝訴(12月18日)に「ご苦労さん」というべきだろう。元TBS山口強姦魔に対して、女性としては生死をかけた伊藤詩織さんの叫びに、日本国憲法に全幅の信頼を寄せるジャーナリストの一人として、改めて敬意を表したい。欧米のメディアも速報、彼女を「#MeTooの象徴」と称えた。

 強姦魔の背後には、腐敗と不正の象徴のような安倍・自公・日本会議の官邸がついているようだが、まさにそれ故に欧米メディアも特報扱いで、彼女の勇気と勝利に、支援の報道を惜しまなかったものだろう。声を上げられない、日本の全女性が声援を送っている感触が伝わってくる。

<深い傷が癒えることはない>

 天地がひっくり返ったとしても、もはや彼女が敗訴することはない。常識的な判断能力のある判事なら、元TBSの傲慢不遜な山口敬夫を擁護する判断を示すことはない。ことほど山口の手口は、事情通に言わせると、やくざまがいだとこき下ろしている。

 信じがたいことに、この安倍側近強姦魔は徹底して開き直り、1億3000万円の損害賠償を要求する裁判を起こしていた。これでは、どんな判事でも目を丸くするばかりであろう。

 悔しいが、彼女の傷が癒えることはない。筆者は息子を東芝病院で孤独死させられた。入院直後である。看護師が誤嚥性肺炎の息子を100分も放置していたため、タンが喉に詰まって窒息死したものだ。担当医の指摘にも関わらず、東京地検の松本朗という悪徳検事は、解剖による死因が特定していない、という口実でもって東芝を不起訴にした。

 検察審査会も松本の言いなりだった。このあくど過ぎる検察の仕打ちに対して、父親として息子の無念すぎる深い傷が癒えることはない。あれから9年も経っている。生きている限り、東芝を徹底監視していくことになる。詩織さんも同じ思いのはずだ。その覚悟の告訴だったろう。

<学者・文化人も支援の輪に>

 山口強姦魔事件は、民事による攻防戦となったものだが、これからも高裁、最高裁へと続くかもしれない。背後の勢力と資金力でいびろうとするだろうが、声を上げられない女性を含めると、ほとんどの日本人女性から海外の女性までが、詩織さんの支援を惜しまないだろう。

 レイプ文化追放のため、心ある弁護士は、奉仕の精神で詩織さんの弁護をお願いしたい。裁判には腐敗した権力がまとわりついていることから、国会議員・学者・文化人その他ジャーナリストも参加したらいい。伊藤弁護人も知恵を出してもらいたい。日本弁護士会も助っ人役を買って出てほしい。筆者は小さなペンで、日々いつでも強姦魔退治に力を尽くしたい。

<社会的法的に立ち遅れているレイプ文化の日本>

 この事件の本丸には、刑事事件を不起訴にするという官邸の荒業に対する国民の怒りが、背景に存在している。

 警視庁高輪署が詩織さんの告訴を受理、徹底して証拠を確保したうえでの山口逮捕状を裁判所から取って、いざ逮捕という場面で、菅官房長官秘書官を歴任した、当時警視庁刑事部長の中村格が、あろうことか逮捕状を握りつぶしたことである。

 国民の多くは、安倍側近の御用記者救済に官邸が動いて、法律の適正な運用を抑え込んだものと受け止めている。実に卑怯卑劣な対応である。

 憲法が保障した法の下の平等を握りつぶした罪は重い。山口と官邸の警察官僚とのやり取りメールの存在も発覚している。ずばり安倍犯罪の極め付きといっていいだろう。許しがたい暴挙で、妥協は許されない。

 安倍犯罪の中でも、最も悪質で薄汚いものである。欧米ジャーナリストが注目、報道する理由でもあろう。

 問題は、目下の「桜を見る会」騒動でも露見したように、女性を強姦、性奴隷にして、左うちわの入れ墨やくざを、国の功労者として招待していたことからも、日本のレイプ文化が、官邸にも伝染していることを証明している点である。

 やくざと政治屋の闇の提携関係に問題が潜んでいる。山口強姦魔事件の手口にもそれが見受けられる、と事情通は指摘している。

 やくざ強姦事件は言うに及ばず、レイプ事件に対する警察の取り締まりは、極めて甘い、甘すぎる。司法の判断もひどすぎる。刑罰が恐ろしく軽すぎる。それをよいことに、ろくでもない弁護士が、カサにかけて被害者の人格を法廷でいびりつくす。司法も、強姦文化になじんでしまっているかに見える。

<反省謝罪が見られない元TBS記者の山口敬夫>

 けしからんのは、加害者の安倍側近の元TBS記者の態度である。反省の色が全く見えない。「合意の上だった」という手口は、やくざ強姦魔のそれと同じである。

 反省と謝罪が見られない山口は、一連の安倍犯罪事件における安倍の手口と似ている。もうそれだけで彼が、全女性をなめ切っている様子を見て取れる。

 強姦魔が大手を振って歩ける日本であっては、自由で民主主義の国の国民が生きてはいけない。本事件は、日本の唯一の恥部であるレイプ文化の行く方と無関係ではない。

 「木更津レイプ殺人事件」の教訓は、ほとんどの被害者が泣き寝入りして、110番通報をしていないことである。

<詩織さんは日本女性の英雄、断じて屈しない>

 強姦事件の9割以上が秘匿されている。その点で、伊藤さんの決死の勇気は、まさに英雄ものである。日本のレイプ文化追放のためにも、屈してはならない。国民あげて詩織さんの支援に立ち上がろうではないか。

 #MeTooの象徴の次なる戦いは始まっている!

2019年12月19日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/334.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 自民秋元氏の事務所捜索 特捜部が狙う本命大物議員の存在(日刊ゲンダイ)



自民秋元氏の事務所捜索 特捜部が狙う本命大物議員の存在
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266485
2019/12/19 日刊ゲンダイ


秋元議員(右)の事務所には多くの報道陣が待機/(C)共同通信社

 カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に絡んで、東京地検特捜部が捜査を加速させている。自民党の秋元司衆院議員の元秘書の家宅捜索に加え、秋元氏本人からも事情を聴いている。19日には、江東区の地元事務所や衆議院議員会館内の事務所を家宅捜索した。国交省や観光庁、さらに、カジノ誘致に立候補していた北海道からも資料提供を受けている。

 捜査は、IR事業への日本参入を目指していた中国企業が2017年、現金数百万円を日本に不正に持ち込んだ「外為法違反」の疑いだ。当時、秋元氏は観光政策などを担当する国交副大臣兼IR担当の内閣府副大臣。同年8月に中国企業が沖縄で開催したシンポジウムに登壇していた。

 しかし、天下の東京地検がわずか数百万円の「外為法違反」で動くことは常識では考えられない。

「数百万円ぽっちの外為法違反は入り口に過ぎない。東京地検特捜部が動いているのは、やはり贈収賄での立件を視野に入れているからでしょう。ワイロの額も億になるはずです」(司法担当記者)

 現在の森本宏特捜部長は、17年9月の部長就任以来、リニア談合、文科省汚職、ゴーン事件など大事件を手掛けてきた。特捜部長の任期は、通常2年だが、異例の3年目に突入している。これまで、政・官・財のうち、官と財を挙げている森本特捜部長は、最後の総仕上げとして、バッジを挙げるつもりなのではないか、とみられている。政・官・財の3つを挙げれば、検事総長就任の可能性も出てくる。

 果たして約10年ぶりの国会議員の逮捕はあるのか。政界では今、特捜部の本命は秋元氏ではなく、もっと大物議員だという情報が飛び交っている。

「問題の中国企業は北海道だけではなく、全国のIR候補地にも目をつけていた。地元の有力国会議員らに工作金が渡った可能性があります。現職大臣の名前が取りざたされています」(政界関係者)

 カジノ誘致を取り下げた北海道の他、IR誘致には千葉、東京、神奈川(横浜)、愛知、大阪、和歌山、長崎が名乗りを上げている。安倍政権が成長戦略の目玉に位置付ける「カジノ」は、やはり利権の温床だったのか。








































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