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2020年2月23日01時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK269] 「桜」前夜祭の答弁に読売以外は引導「安倍首相もう詰んでいる」(まぐまぐニュース)

画像補足http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/729.html


「桜」前夜祭の答弁に読売以外は引導「安倍首相もう詰んでいる」
https://www.mag2.com/p/news/441138
2020.02.20 内田誠『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』 まぐまぐニュース




「桜を見る会」前日に自身の後援会が主催した夕食会について、安倍首相の答弁と、会場となったANAインターコンチネンタルホテル東京(旧・東京全日空ホテル)側の説明に矛盾があることが明らかになり、各紙が大きく報じています。ジャーナリストの内田誠さんが、メルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』で、各紙が伝えた内容を詳しく解説。なぜかホテル側への裏取りをしない(していても記事にしない)読売以外は、首相答弁の矛盾を厳しく追及しています。

「桜」前夜祭を巡る「首相の醜態」を各紙はどう報じたか?

ラインナップ

◆1面トップの見出しから……。

《朝日》…「桜」夕食会 深まる矛盾
《読売》…アップル 大統領と蜜月
《毎日》…「桜」前夜祭 答弁矛盾
《東京》…首相の虚偽答弁か ホテル例外措置か

◆解説面の見出しから……。

《朝日》…「桜」答弁 首相窮す
《読売》…高齢者施設 予防手探り
《毎日》…法曹離れ 歯止め図る
《東京》…新型肺炎 軽症が8割

【プロフィール】

「桜」前夜祭を巡り、「首相の醜態」を取り上げます。各紙とも次第に焦点が合ってきた、そんな感じです。一紙を除いて、ですが。

■信頼性揺らぐ首相の言葉■《朝日》
■まだ裏を取っていないの?■《読売》
■決定的なホテル側回答内容■《毎日》
■言い逃れはもう無理■《東京》

信頼性揺らぐ首相の言葉

【朝日】は、昨日、先陣を切る勢いで首相答弁の矛盾を報じたが、今朝はさらに力を集中し、1面トップと2面解説面の双方をこの問題に充て、全力で報じている。見出しから。

(1面)
「桜」夕食会 深まる矛盾
首相答弁の「営業の秘密」自民確認できず 首相事務所へ聞き取り

(2面)
「桜」答弁 首相窮す
野党「根拠覆った」
ホテル説明通りなら「違法」恐れ

昨日の国会内外での動きを通して、「首相の国会答弁の信頼性が18日、さらに揺らいだ」(リードより)とするのは、ホテル側から昨日聞き取ったとする答弁内容のうち、「個別の案件については営業の秘密にかかわるため、回答に含まれない」という部分が、野党議員は勿論、自民党議員らによるホテルからの聞き取りでも確認できなかったことを指している。「営業の秘密」云々は、「首相の作り話」である疑いがあるということになる。

2面。野党4党は、「ホテル側から首相が書面で回答を得ない限り、審議に応じないことを確認」。与党内からも不満や不安の声が上がっているとも。首相がホテルの見解を認めれば、夕食会の収支を政治資金収支報告書に記載しなかった法令違反を問われることになる。

uttiiの眼

内容的には既に「詰んでいる」。安倍氏の説明は非常識であり、明細書も渡さず、宛名のない領収書を交付するなどということを「一流」とされるホテルがやるはずがない。「個別の案件については申し上げない」という部分だけならホテル側の回答と一致する可能性もあるが、最も重要なのは「例外はない」ということだ。

「一般論」とは、例外もあるということを意味しているのではなく、すべてのケースに原則が貫かれているという意味。相手が首相の後援会であろうがなかろうが、ホテル側は常に一定の姿勢で対処するという意味だろう。だから「例外はない」。

まだ裏を取っていないの?

【読売】は4面政治面に記事。この問題を利用して野党を攻撃しようという意図が見える記事になっている。見出しを以下に。

(4面)
野党が審議一時拒否
「桜」前夜祭
首相説明の「矛盾」批判

見出しで目に付いたのは、上記3行目。「首相説明の「矛盾」」と、矛盾にわざわざ括弧を付けているところ。野党が「矛盾だ」と言い立てるので、括弧を付けて「野党が言うところの矛盾」という意味を添えたということだろう。《読売》は矛盾ではないと捉えている可能性がある。

記事内容の特徴は、昨日に続いて、またも「裏取り」をやっていないところだ。裏取り取材は行ったかもしれないが、その場合でも取材結果を記事に反映させていないことは確かだ。

uttiiの眼

ホテル側は、首相サイドからの電話による聞き取りに対してどう答えたのか、ホテル側に直接確認を取るくらいのことは、《読売》の記者だって当然やりたいと考えるだろうが、取材してはならないと上部からクギを刺されたか、取材したとしても記事に反映させられないのが分かっているので“自粛”したか。

少なくとも、他紙の取材に対してホテル側が「営業の秘密云々は答えていない」とか「例外はない」と答えていることについて、《読売》は今日に至っても全く伝えていない。

それにしても、首相の嘘が暴かれようとしているときに、それを「野党の審議拒否」が主題のニュースに読み替えるなどということは、《読売》にしかできない技だろう。御丁寧に、野党席が空席になった衆院第1委員会室の写真まで添えられている。

決定的なホテル側回答内容

【毎日】は1面トップと5面6面の関連記事。5面には社説も。見出しから。

(1面)
「桜」前夜祭 答弁矛盾
首相「個別案件は営業の秘密」
ホテル「伝えた事実ない」
国会紛糾 野党反発

(5面)
ANAホテル「もう使わず」
自民議員恨み節
首相答弁に食い違い
このままでは信用できぬ(社説)

(6面)
桜名簿白塗り「脱法」
政府「新たな文書作成」に専門家
「作成過程明記 職員の義務」

記事の特徴は、首相側とホテル側の発言内容を比較する表の中に、「毎日新聞への回答」が2項目キチンと入っている点だ。1つは、明細書を出している点についてで、ホテル側が「例外はない」と明言したこと。2つ目は「野党には一般論として答えた」とともに、首相側に対して「営業の秘密に関わるため個別案件は回答に含まれない」と伝えた事実はないということだ。

uttiiの眼

毎日新聞への回答である上記2点は、「首相の嘘」を決定づけるポイント。《毎日》はこの2点を目立たせるよう、2点の背景だけを黄色で塗りつぶしている。うまい工夫だ。

5面の記事はベタ記事だが、自民党議員(名は伏せてある)が、ANAホテルの対応に不満を表明し、「もう使わない」と恨み節を吐いているとの記事。この手の記事は取材しなくても書けそうに見えてしまうので、議員の名はチャンと明かすべきだろう。

言い逃れはもう無理

【東京】は1面トップを解説記事「核心」の扱いにするという珍しい編集。関連で5面に社説。見出しから。

(1面)
首相の虚偽答弁か ホテル例外措置か
桜懇親会明細書巡る説明 真逆
「うそを延々と」野党 首相批判

(5面・社説)
首相懇親会疑惑
言い逃れはもう無理だ

見出しの「首相の虚偽答弁か」が伝えるべき最も重要な点に位置づけられている。記事の特徴としては、自民党内からも総理の説明が求められているとして、「多くの方に分かってもらえるよう、説明を尽くすことが基本」という、鈴木俊一総務会長の言葉を拾っている点。

5面社説。見出しに続いて、「会場となったホテルが、従来の首相答弁を否定する見解を野党に示した」として、「言い逃れはもう無理ではないか」と見出しの表現を重ねている。

社説の中では、「誰がどう聞いても、首相の説明には分がない」、「そもそも、最大800人もの宴会が参加者との個人契約で行われる訳がない」とし、「宴会の日時を予約し、料理や料金を確認する幹事が店との契約者になる」という民法専門家の解説を引き、したがってこれは政治資金規正法や公職選挙法違反に問われる事案になるとしている。

uttiiの眼

昨日は少し控えめな記事だったが、きょうは解き放たれたように生き生きとしている。文字通り、「言い逃れはもう無理だ」と安倍氏に引導を渡す記事及び社説になっている。

image by: Drop of Light / shutterstock

内田誠 この著者の記事一覧

新聞には見えない文脈が潜んでいる……朝日、読売、毎日、東京の各紙朝刊(電子版)を徹底比較、一面を中心に隠されたラインを読み解きます。月曜から金曜まで毎朝9時をメドに【ショートバージョン】を、その後、夕方までに【フルバージョン】をお届け。読み手は「吉田照美ソコダイジナトコ」(文化放送)や「スーパーニュース・アンカー」(関西テレビ)でコメンテーターを務め、現在はネット上のテレビ局、『デモクラTV』の内田誠。


関連記事
<山尾志桜里議員、圧巻の追及「違法だ!」>定年延長「検察官適用せず」 政権対応と矛盾 1981年、政府答弁(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/580.html

<ホテルと参加者個人契約は無理矛盾!>「事務所が主体、明白」と指摘 「桜」夕食会の契約者、収まらぬ論争(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/445.html

<「参加者が契約主体」主張、やはり無理!>首相側、主体的関与認める 「桜」夕食会5千円、ホテルと「合意」(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/476.html

<答弁は捏造だった!>首相答弁、ホテルが否定 「桜」夕食会めぐり<朝日新聞が取材、メールで回答>
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/727.html

<田村智子氏、詰んだ!>ANAホテル「営業の秘密と言った事実はない」 安倍首相答弁を否定(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/729.html

ホテルの書面ないと「首相は負け」 元裁判官が見る答弁(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/737.html

<朝日新聞、「桜」答弁、首相窮す>「桜」夕食会、深まる矛盾 首相答弁の「営業の秘密」自民確認できず 首相事務所へ聞き取り
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/768.html

<東京新聞が踏み込んだ!>核心 首相の虚偽答弁か ホテル例外措置か 桜懇親会明細書巡る説明、真逆 
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/769.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/847.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 新型コロナ感染拡大で現実味…東京五輪返上で20兆円消失(日刊ゲンダイ)
 

 


新型コロナ感染拡大で現実味…東京五輪返上で20兆円消失
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/269469
2020/02/22 日刊ゲンダイ


東京マラソンも一般参加中止(C)共同通信社

「感動で、私たちは一つになる」なんて言っている場合か。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大に歯止めが掛からず、東京五輪中止が現実味を帯びてきた。コロナ禍に襲われる日本は不信の的。2012年大会を開催した英ロンドンが“名乗り”を上げる前代未聞の事態に追い込まれている。開催に向け莫大な資金が投じられてきた。万が一、中止となった場合の経済損失はシャレにならない。

 ◇  ◇  ◇

 政府の後手後手対応で新型コロナ感染は拡大の一途だ。震源地の中国当局は従来の飛沫感染や接触感染に加え、霧状に浮遊する粒子に混じったウイルスを吸引する「エアロゾル感染」の可能性があると指摘。五輪ホスト国の日本にとってまさに弱り目にたたり目だ。

 国内のスポーツ関連イベント規模縮小や中止が相次いでいる。来月1日の東京マラソンに続き、同8日の名古屋ウィメンズマラソンも一般参加を取りやめ。22日予定されていた五輪事前イベント「ホストタウンサミット」も中止された。

 そうした中、ロンドン市長選の主要候補者2人が「ロンドンが再び五輪を開催する用意があると確信している」などとブチ上げ、東京の代替地に“名乗り”。新型肺炎の猛威が長引けば長引くほど、東京開催が危ぶまれるのは必至だ。

 東京返上の可能性はあるのか。スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏は「東京でパンデミックにならない限り、中止の可能性はほぼないと思う」と前置きしつつも、こう続ける。

「IOC(国際オリンピック委員会)が最もこだわっているのは大会の持続可能性です。IOCのアジェンダ2020は、やむを得ない時は一つの都市以外での『分散開催』を認めています。ロンドンには既存施設があり、工事経費が抑えられる上、大会運営も心得ている。東京がどうにもならないと判断すれば、IOCはロンドン開催への変更を含めて手段を選ばないでしょう」

 暑さ対策への懸念からIOCの「鶴の一声」でマラソン競技の開催地が東京から札幌に変更された時と同じように、「合意なき決定」が下される可能性はゼロじゃない。実際、米タイム誌は、安倍首相が招致の際に「アンダーコントロール」と言い切った原発事故による放射能汚染が解決されていないと指摘する環境保護団体の見解を引き合いに、〈新型コロナウイルスは五輪に影響しないとの(政府の)主張は疑いをもたれるだろう〉と報じている。

4四半期連続のマイナス成長の可能性も

 東京五輪が中止となった場合、気になるのは経済損失だ。総経費はすでに3兆円超え。一方、都のオリンピック・パラリンピック準備局の試算によると、五輪開催の経済効果は招致が決まった13年から30年までの18年間で約32兆円。年間約1.8兆円だ。五輪が吹き飛べば約20兆円が泡と消える。経済評論家の斎藤満氏はこう言う。

「消費増税強行のあおりで19年10〜12月期の実質GDPは前期比1.6%減、年率換算で6.3%減の大幅マイナスでした。コロナ感染が直撃している20年1〜3月期のマイナス幅はさらに膨らむ可能性がある。その上、五輪がスッ飛べば4〜6月期、7〜9月期のダメージは甚大です。20年の日本経済はガタガタになり、4四半期連続のマイナス成長の可能性もあるでしょう」

 五輪への影響を避けるため、国民の生命と安全を犠牲にした揚げ句の返上が日本経済にトドメを刺すことになるのか。




http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/848.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 速報! クルーズ船下船者の中から日本人初の感染者! 


速報! クルーズ船下船者の中から日本人初の感染者!
https://kot8asb9070.at.webry.info/202002/article_134.html
2020年02月22日 半歩前へ

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の日本人下船者の中から感染者が出た。予想通りの展開となった。

今後、続々、下船した者の中から感染者が出よう。彼らは公共交通機関を利用した。既にほかの者に感染させた可能性がある。

自宅で家族と過ごしている。家族がほかにうつす危険もぬぐい切れない。放任した安倍晋三の責任だ。

栃木県は今夜(22日)、県内に住む60代の女性が新型ウイルスに感染していたと発表した。

女性は横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で、陰性だったため、19日に下船して帰宅していた。

感染者がJRなどを利用して自宅に戻った。途中不特定多数が感染した恐れがある。

こうして2次感染から3次、4次へと次々新型ウイルスが広がっていく。

アホの安倍のせいで日本は手が付けられなくなった。

そこら中、感染者だらけになるのは時間の問題だ。

高齢者で持病持ち、通院している者が感染したら、ほぼ確実に死ぬ。覚悟したほうがいい。

治療法はない。ゼロだ。だから各国は厳重な対策を講じたのだ。日本だけが野放し。

「歯止めがかからない中国にいると怖い」と、今も多くの中国人が日本に上陸している。

新型ウイルスを恐れ、ロシアも北朝鮮もシャットダウンしているが、日本は野放しだ。

武漢の富裕層や共産党幹部は、偽パスポートを手に入れて中国以外の外国人に成りすまして入国している。



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/849.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 《ドアノブだけじゃなく紙幣も危ない? 中国中銀が感染防止に回収・消毒》非常に厄介な感染仲介者が日本を地獄へと突き落とす結果に?《新型コロナウイルス 円安 金最高値進む》

新型肺炎ウイルス禍は、その発祥地中国だけでなく日本や韓国といった周辺でも感染者数が増加し、徐々にヤバイ状況になりつつあるのではないでしょうか?


いわゆるSARSやMARS、そして今回の中国武漢発のCOVID-19などのコロナウイルスが、物質の表面で最長で9日間生存するのは既に科学的に立証されているようなのですが、ここに一つ、非常にそうであってほしくない感染仲介物があると考えられています。

新型コロナウイルス 円安 金最高値進む 黄金の金玉を知らないか?より抜粋
https://golden-tamatama.com/blog-entry-yen-gold-movie.html

《前略》
それにしても、驚いたのですが。
紙幣で感染するのかよ〜




なんかヤケクソになってお札をばら撒く人が出て来たようですが。

うーん。
日本も円安がどんどん進み。
もしかしてこれになる?

《後略》


んで、引用中ツイッターのニューズウィーク日本版の記事ですが、

《蛍光ペンは投稿者本人によるものです。》

ドアノブだけじゃなく紙幣も危ない? 中国中銀が感染防止に回収・消毒 ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/02/post-92420.php


マスクをして人民元の紙幣を扱う銀行員(1月30日、江蘇省南通市)  China Daily/REUTERS


<ウイルスに汚染されたかもしれない膨大な数の紙幣を殺菌し、14日間密閉するという大プロジェクト>


中国の中央銀行である中国人民銀行は2月15日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、市中から回収した現金の消毒を始めたと発表した。


紙幣など物の表面に付着した新型コロナウイルスが、長時間生存できるのかどうかは明らかになっていない。今回の措置は、感染経路の可能性の1つを断つことが目的だ。


中国人民銀行によれば、古い紙幣の省をまたいだ移送を中止し、政府の倉庫で一定期間保管するなど複数の方法を用いて紙幣の安全性を高めるという。並行して新しい紙幣や硬貨を発行するという。


中国人民銀行の副総裁は15日の記者会見で、6000億元分の新しい硬貨や紙幣を発行していくと述べた。ウイルスの発生源の湖北省にはこのうち、40億元分の新紙幣が割り当てられるという。「主なウイルス流行地域から回収された現金は紫外線や熱で殺菌され、再び市中に出回るまでに少なくとも14日間は密閉される」と副総裁は述べた。


また当局は一般企業などに対し、病院や生鮮市場など感染の危険性の高い場所で使われた現金を他の現金と混ぜないよう命令を出したという。香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは、中国人民銀行の広州の支部はさらに一歩進んで感染の危険性の高い場所で使われたすべての紙幣を処分したと伝えている。


ニューズウィーク引用記事ではウイルスが物質の表面で長時間生存できるか明らかでないと言っていますが、冒頭でも述べたように、それはどうやら事実であるようです。


これって本当にまずいんじゃないでしょうか。


新型コロナウイルスCOVID-19の感染力は従来のコロナウイルス比べても非常に強力であると考えられ、横浜に停泊中のDP号に感染者を病院へ搬送するために医療防護服を着用した救急隊員さんも感染してしまうといった事例や、他のウイルスと比べてより少ない複数個のウイルスにての感染も、確認されているようです。



その上、感染スピードなどもかなり速いと考えられるようです。 


で、紙幣やコインなども感染仲介物の一つであると考えられるため、これ以上の感染拡大を止めなければ国家崩壊の恐れもある中国共産党が、引用にあるような対策もとっている…。


このような紙幣やコインが感染経路である可能性を、安倍政権や財務省は理解できているのでしょうか。 DP号にマスクや手袋だけで乗り込んだ厚労省の職員90名ほどが、その後検査も受けずに市中や省内を徘徊したり、条件などを付けて意図的に検査数を減らしていたりするのも問題でしょうが、感染拡大の寄与という点に関して、こちらの方がよほど問題の根は深刻なのではないのでしょうか。 残念ながら現状では政府やメディアの大部分が物質を介しての感染可能性にすら言及しておらず、ましてや誰もが日常的におおいに触れている紙幣やコインが感染経路である可能性などについては、皆無と言っていいほどの認知なのではないでしょうか。 


その上、モノが紙幣やコインであるだけにその移動履歴の追跡といった事は実質不可能でしょうし、それらは物質を介しての感染の筆頭でもあるのではないでしょうか。 


でもこれについて政府が何らかの対応策を打つってことは、日本経済全体へのさらなるマイナス要因としても作用しちゃうんじゃないんでしょうか。 それを考えるとなんにもできないかもなー。 ニチギンに対して異次元緩和を通じて株を引き上げる事が唯一の政策であり、政権の延命策でもあるんだろうから……。



人だけでなく物質をも仲介してその感染を拡大し続ける、感染力の非常に強い新型コロナウイルス…。 《武漢肺炎は黙示録の始まりを告げるラストトランペット@》⬅そこから読み取れるある恐ろしい可能性http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/843.htmlでも申し上げましたが、今にしてWHOや米CDCの上級オフィサーらが言う、人類の六割もが感染していまう可能性が現実味を帯び、日本においては感染抑止どころかあたかも感染の拡大が政府の政策であるような無茶振りがより一層感染者数という母数をどんどん引き上げ、’御用学者の宣う致死率は2%程度であるのでさほど心配することはない’の2%に乗ぜられて死亡者数が数十万から百万人にも達してしまうような大惨事が引き起こる近未来がもうすぐそこまでやってきているのではないでしょうか。





引用部以外はオリジナル



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/850.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 京都から中国人が消えた…新型コロナで観光地正常化の皮肉 それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)
 


京都から中国人が消えた…新型コロナで観光地正常化の皮肉 それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/269419
2020/02/22 日刊ゲンダイ


多くの外国人観光客などで混雑した、京都市の清水寺付近も今では…(C)共同通信社

 メールマガジンで連載を始めた「源氏ハイライト」の取材のため、先日(今月13〜15日)、京都に行ってきた。最初は光源氏と六条御息所の別れの舞台となった野宮神社。嵐山には1年ぶりに行ったが、新型コロナウイルス騒動の影響で外国人観光客が激減していた。

 私は苔が好きなので、嵯峨野周辺を散歩することが多いが、観光名所の「竹林の小径」には、いつもは大勢いる自撮り棒を持った中国人観光客が1人もいなかった。今回は修学旅行の一団とすれ違っただけである。

 現在、中国の旅行会社を統括する中国旅行社協会は国外への団体旅行を禁じている。日本も湖北省発行のパスポートなどを持つ中国人や、湖北省や浙江省に滞在歴のある外国人の入国拒否を決めた。これにより中国人団体客の宿泊施設や観光施設のキャンセルが相次いでいるとのこと。一時は急騰していたホテルの価格も、3分の1から半分くらいまで下がっている。

 地元では不幸中の幸いという声も上がっている。

〈「私たち祇園の人間は、『10年前の静かな祇園が戻ってきたみたいやなあ』『このくらいのお客さんの数がちょうどええなあ』と感慨深く話し合っています。不謹慎かもしれませんけど、この静かな状況がずっと続けばいいのになと。率直に言って、中国をはじめとするアジア系の方はマナーの悪い方もおられました」(祇園町南側地区協議会の太田磯一幹事)〉(週刊新潮2月13日号)

 今回私が行った料理屋やバーでも同じ話を聞いた。観光客が一極に集中する「オーバーツーリズム」「観光公害」により、日本人観光客が京都を敬遠するようになっていたが、正常に戻ってきたと言えなくもない。

 政府は「2020年、訪日外国人旅行者を4000万人に」などと言っていたが完全に頓挫。安倍晋三が議長の「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」が策定した文書にはカタカナ文字の空虚な言葉が並ぶ。「国立公園」を「ナショナルパーク」にするとか意味不明。一体なにが違うのか?

 厚労相の加藤勝信は国内で新型肺炎による死者や重症患者が広がる中、「これから考えないといけないのは、重症化や死亡する事例を出さないことだ」と発言(今月16日)。これから考えるらしい。こんなぶっ飛んだ国、外国人観光客は絶対に来ないよね。



適菜収 作家
1975年生まれ。作家。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。









http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/851.html

記事 [政治・選挙・NHK269] きょう 新天皇ご一家を感染から守れ 皇居封鎖を 
きょう 新天皇ご一家を感染から守れ 皇居封鎖を
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51981320.html
2020年02月23日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


でたらめがバレタ感染コントロール
もう安倍政権は信頼できない

岩田教授よ 元感染研岡田さんレベルよ
皇室感染絶対防止を提言たのむ

***

クルーズ船と赤坂&霞が関をいったりきたり
厚生労働省幹部たちは検査から逃げた

霞が関と皇居は「隣同士」じゃないか
いいかげんにしてほしい

一番厳格検査の必要なところを
コロナ菌と遊んでどうすんだ!

***

現政権は 東京オリンピックに誘導する一心主観で
客観なんかどうでもいいという

あの忌まわしい戦争と同レベルの意識下だ
一番恐れるのは 上皇&天皇陛下御一族のコロナ感染

東京オリンピックと天皇ご一族といったいどっちなんだ
ここまでいってもわからないのか!




http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/852.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 水際作戦失敗で「嵐の前」に突入<本澤二郎の「日本の風景」(3603)<共同通信安倍番記者感染で「安倍も隔離」説>
水際作戦失敗で「嵐の前」に突入<本澤二郎の「日本の風景」(3603)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/23650601.html
2020年02月23日 jlj0011のblog


<北京にマスク届く、治安は安定、安堵、感謝>

 昨夜北京から「マスクが届いた」との連絡が入った。小さな親切が実現したことになる。「途中で抜き取られる」との指摘もあって、果たして無事に届くか、ずっと心配していたが、安堵した。北京の治安は安定している。

 あまりにも急いで郵便局に駆け込んで、手続きをしたものだから、相手の住所と部屋番号、電話を記入したものの、肝心の名前を書き忘れてしまった。

 途中で気づいたが、マスク入り段ボールは、すでに中国に向かっていた。しかも、名前を記入していないと、配送してくれない北京ルール、約束だという。さあ困った。打つ手なしで、時間の経過を待つだけだ。そこに「ついた」という幸運の連絡が入った。北京の治安は安定している!

 1か月以上も部屋にこもっている友人は、反対に「そちらのマスクは大丈夫か」と心配してくれた。昨日も大手の薬屋チェーンに駆け込んでみたが、日本も在庫がない。入荷してもすぐに売り切れらしい。日本では花粉症の季節に入ったばかりで、需要が高い。

 それにしても、日本政府は問題の安倍ー加藤ラインの水際作戦だから、五輪向けの蓋掛け戦術だ。現実は、嵐の前の厳しい状況に突入している。感染者は、報告されている数字を大きく上回っているだろう。武漢の失敗を繰り返さないことを祈るのみである。

<「帰宅したら洋服をすべて洗濯」と忠告される>

 北京の人は「買い物から帰宅したら、洋風を取り換えて、すぐに洗濯するように」と忠告してきている。

 そこまで必要はないだろうが、北京人は武漢の教訓が徹底している。反対に、ずぼらな日本の対応にやきもきするらしい。

 ダイヤモンド・プリンセス号の大失態は、神戸大の専門医の観察で判明したばかりである。日本の医療、とりわけ厚労省のお粗末な新型肺炎対策と、スキャンダルでおしりに火のついた首相の五輪成功願望が、新型肺炎嵐を呼び寄せてしまっている。

<共同通信安倍番記者感染で「安倍も隔離」説>

 肝心の共同通信がおかしい。筆者は共同に対して、首相日程の詳細を報道するように要請したのだが、返事がない。安倍の不利な情報を国民に伝える意思はないのだ。

 東京タイムズ時代は、世話になった通信社だが、いまは読売化してしまったのか。これも哀れである。

 大事なことは、安倍番記者が感染したことを目にしたが、その後、どうなったのか。「政治部10数人も隔離されている」との情報も飛んでいる。ネットには「安倍も隔離」説も。

 事実であれば、官邸も平河町も感染者が出てもおかしくない。プリンセス号に乗船した厚労省の90人は、どうなったのか。感染者2人はおかしい。

 例の大坪有名人はどうなのか。副大臣の橋本はどうなのか。

<「東京五輪はロンドン開催へ」というネット情報も>

 ネット情報だと、東京五輪はロンドン開催と報じられている。

 安倍の後見人である五輪利権屋・森喜朗は「私はマスクをしない」と豪語しているようだが、やせ我慢もいいところだろう。

<相変わらずすし詰めの税務申告2時間=千葉西>

 現在、税務申告の時期である。

 千葉西税務署に申告した市民の話では、それはそれは恐ろしい体験をさせられた。「狭い部屋に押し込められて、約2時間缶詰状態。マスクをしない人、している人と様々。その中に誰か一人感染者がいるかもしれないと思うと、ぞっとするような2時間だった。いまは、できるだけ自宅でじっとしている」と税務当局の対応に怒りをぶちまけていた。

 このような事態が列島で繰り広げられている日本は、まさに武漢を見習っているように受け取られかねない。

<スーパーでマスク無しの幼児発見>

 そういえば、昨日午後の買い物に近くのスーパーに入った。子供連れの母子に、マスクはなかった。

 幼稚園や学校では、どうなっているのだろうか。

 そういえば、文科省は安倍側近の萩生田である。日本に嵐を呼び寄せていないのだろうか。

2020年2月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


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コロナウイルスで自宅待機の共同記者は「総理番」だった(NEWSポストセブン)
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新型ウイルス 国内での感染確認769人(クルーズ船634人含む)
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/848.html#c1



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/853.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 田崎史郎がコロナ問題で安倍政権擁護のため医者と患者を攻撃! 検査体制ないのに「町医者は検査しろ」「熱が出て旅行いくな」(リテラ)
田崎史郎がコロナ問題で安倍政権擁護のため医者と患者を攻撃! 検査体制ないのに「町医者は検査しろ」「熱が出て旅行いくな」
https://lite-ra.com/2020/02/post-5271.html
2020.02.23 田崎史郎がコロナ問題で「町医者は検査しろ」「熱が出て旅行いくな」 リテラ

    
    21日の『ひるおび!』に出演する田崎氏


 新型コロナウイルスをめぐる安倍政権の対応に大きな批判が集まるなか、テレビのワイドショーでは“あの人”がトンデモな政権擁護ロジックを展開、醜態を晒している。そう、“安倍官邸御用ジャーナリスト”の田崎史郎氏だ。

 そもそも田崎氏は医療の専門家でもなんでもないにもかかわらず、連日、『ひるおび!』(TBS)に出演しており、新型コロナへの政府対応を“解説”。21日の放送では、新型コロナウイルス陽性が発覚した千葉県で70代の女性に関して、政府の検査体制の不備を認めず、あげく、“町の医者がよくない”と民間に責任転嫁しようとしていた。

 千葉県の発表等によると、この女性は今月14日夜に発熱。15日、インフルエンザ感染を疑って千葉県内の医療機関Aを受診したところ陰性の診断を下され、16日に電車で羽田空港へ向かった。女性はツアー参加者40名と観光バスで岐阜県などへ移動していたのだが、18日、体調が悪いため岐阜県の医療機関Bを受診すると気管支炎と診断される。さらに19日、千葉県の医療機関Cを受診すると肺炎像が見つかり、新型コロナウイルス感染症の疑いで検体採取。20日に陽性が確認され、千葉県の医療機関Dに入院した。

 この女性のように、当初、新型コロナウイルスの検査を受けられず感染発覚が遅れる、あるいは、潜在的感染者がいまだ発覚されていないというケースはかなりあると見られるが、『ひるおび!』で田崎氏はこう言い出したのだ。

「これは最初にかかったお医者さんが、インフルエンザ陰性ならば、しかし熱が高いとなったなら、この段階で新型コロナウイルスの疑いをかけなきゃいけない」
「町のお医者さんが、ちょっと新型コロナウイルスの可能性あるから、調べてみようかってことは言えなかったのかなと思うんですね」

 言っておくが、厚労省が「風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上(高齢者や持病を抱えている場合は2日以上)続く人」と帰国者・接触者相談センターに相談する目安を出したのは、17日のことだ。女性が千葉県内の医療機関Aを受診した段階では、条件は「37.5度以上の発熱や咳などがあり、2週間以内に中国の湖北省・浙江省に滞在したか、滞在した人と濃厚接触した人」と極めて限定されていた。つまり、インフルエンザが陰性でその後に新型コロナ陽性が判明した千葉県70代女性の場合、当初、そもそも検査や相談の条件を満たしていなかったのである。

 この検査にかかるまでのハードルの高さは、これまで専門家からも散々指摘されており、ようやく厚労省は17日になって対象を拡大したわけだ。この女性以外にも、政府の基準や目安に“はじかれた”ことで、発熱等があっても新型コロナウイルスへ感染がわからない人は大勢いる。

 しかも民間の医療機関が患者の新型コロナウイルス感染を疑い、保健所や検査機関に検査を依頼しても、断られるというケースもいまに至るまで多数報告されている。

 逆に言えば、こうしたケースはまさに体制整備が遅々として進まない安倍政権の失態にほかならない。にもかかわらず、あろうことか田崎氏は“町の医者が悪い”と民間に責任を押し付けようとしたのだ。

 あきらかに安倍政権へ批判の矛先が向かないためのスリカエとしか思えないが、しかし、この詐術は速攻でバレてしまった。スタジオで、田崎氏のコメントを受けた医師の山本佳奈氏がこう指摘したのである。

「発熱が前日で、その次の日きて、インフルじゃなくてコロナを疑うっていう……もちろん疑ったかもしれないですけど、現実として検査がまだできないので、やっぱり(医師は)様子見てねってことをきっと伝えたと思うんですけど、まあこれ旅行ですけど、たとえば仕事があったとかだったらやっぱり行かないといけないというケースがきっとあるだろうし、そういったご意見もあるので、なるべくなら検査も民間の医療機関で早くできるようにしてほしい」

■田崎の「よく熱が出て旅行に行くなあ」に恵俊彰は「そこは置いておきましょうよ」

 さらに、普段は田崎氏にまる乗っかりするMCの恵俊彰すら、山本医師の指摘を受けて「本当にそういう(検査ができる)日本になってるんだったら『わかりましたコロナ調べましょうか』ってなればいいですけど、いまできないわけじゃないですか」「この方は氷山の一角で、ひょっとしたらこういう人たちは何人もいるかもしれない。一週間前の日本はこうだったってことなんですよ、現実はね」と反論した。すると田崎氏は、今度は攻撃対象を70代の女性個人に切替えたのである。

「38度って言いましたっけ。よく38度の熱が出て旅行に行くなあって思いますよ、僕は」

 “町のお医者さん”に責任をすり替えたと思ったら、次は、よりにもよって新型コロナウイルス に感染してしまった人を非難する。呆れてしまうが、これも恵が「そこは置いておきましょうよ、行けたんだから。でも具合が悪いから、あれおかしいなって。結局調べて、二つ、三つ(の医療機関を受診して)でたどり着くわけです。こういう例が他にもあるかもしれない」と反論していたように、明らかに破綻した“自己責任論”だ。

 実際、この女性のケースを見れば、当初、他の人に感染の恐れがあるインフルエンザを自分で疑って医療機関へ行っている。そのとき、新型コロナであることがわからなかったのは、繰り返すが、国の検査体制の問題であって、間違っても当人の責任ではない。

 さらに言えば、田崎氏は「高熱なら旅行に行くな」と説教しているが、旅行じゃなく仕事などに行くケースもあるだろう。それがどれだけ難しいことか、田崎氏はわかっているのか。たとえば厚労省は、17日に新型コロナウイルスに関する相談や受診の目安を示した際、「発熱など風邪の症状がある時は学校や会社を休んでください」と呼びかけたが、新型コロナウイルス陽性の診断を受ける前に自主判断で会社を休んだ場合、賃金の補償は必ずしもなされない。

 本サイトでも指摘したように、厚労省がHPに掲載している「新型コロナウイルスに関する事業者・職場のQ&A」(企業の方向け)の2月13日時点版では、「労働者が新型コロナウイルスに感染したため休業させる場合、休業手当はどのようにすべきですか」という問いに対して、政府は〈新型コロナウイルスに感染しており、都道府県知事が行う就業制限により労働者が休業する場合は、一般的には「使用者の責に帰すべき事由による休業」に該当しないと考えられますので、休業手当を支払う必要はありません〉と答えていた。更新された21日時点版でも、「労働者が発熱などの症状があるため自主的に休んでいます。休業手当の支払いは必要ですか」という問いについてこう答えている。

〈会社を休んでいただくよう呼びかけをさせていただいているところですが、新型コロナウイルスかどうか分からない時点で、発熱などの症状があるため労働者が自主的に休まれる場合は、通常の病欠と同様に取り扱っていただき、病気休暇制度を活用することなどが考えられます。〉

 ようするに、今になっても政府は、自主的に休む場合は「通常の病欠」と同じ扱いにせよと言っているのだ。つまり、無給か有給休暇をとれというのである。これで「会社を休んでいただくよう呼びかけをさせていただいている」などと言うのだから、無茶苦茶にもほどがあるが、田崎氏は「熱があるのだからコロナを疑って外出するな」というふうに言うことで、こうした政府の酷い対応を隠してしまっているのだ。

■安倍政権が乗客をクルーズ船から下船させなかった本当の理由を田崎史郎がポロリ

 いや、この千葉県70代女性のケースだけではない。田崎氏は他に『ひるおび!』で、あからさまに安倍政権側の目線で新型コロナ問題を捉えていることを“白状”していた。たとえば同じ21日の放送では、例の橋本岳厚労副大臣がTwitterでクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の船内写真をアップして〈左手が清潔ルート、右側が不潔ルートです〉と投稿、逆にゾーンニングが全くできていないことを証明した問題に話題が及んだ際、田崎氏は「なんでこんなの写真に撮ってツイッターに載せるんですかね(笑)」とコメント。モロに安倍政権目線の発言には、さすがに恵からも「そっちですか、お怒りは」と呆れられていた。

 ほかにも、14日の放送では、スタジオでも新型コロナウイルスの検査対象拡大が求められるなか、田崎氏だけは「厚労省の指示っていうことじゃなくて、現場が実態的に動き始めてるんじゃないかと思うんですけども、お医者さんレベルで」と発言。岡田晴恵・白鴎大学特任教授から「やっぱり厚労省が指示を出さないと、自治体独自にまかせるっていうのは無理がある」と速攻で否定されていた。

 さらに田崎氏はこの間、安倍政権への批判が高まった「ダイヤモンド・プリンセス号」留め置き問題について、専門家たちがその無意味さを指摘し「早く下船させるべきだ」と声をあげているにもかかわらず、頑なに「乗客たちを出したら感染が拡散することになる」などと言って、政府の対応を必死に擁護していた。

 しかし、20日の『ひるおび!』では、医師である久住英二氏から「早い段階で下船させたほうがいい」と否定されると、田崎氏は明らかに動揺し、なんと、安倍政権の“本音”を口走ってしまったのである。

「ええ、ええ……。だから、そうなってきた場合、国民の反応が持つかってことですね。クルーズ船で実際に起きたと。その方々を何の検査もなしに下船させてしまったと、その時に国内の状況がどうなるかってことです。それを政府は恐れたってことですね」

 政治評論風に言っているが、コレ、支持率の低下を恐れた安倍政権が、単に「やってる感」の演出のために留め置きと乗客の船内軟禁をしていたということを、“御用ジャーナリスト”が思わず認めてしまったってことだろう。実際、久住医師もこう返していた。

「まさにその政府の反応事態がパニックだったと思います。科学的には、うーんそうなのかな(と首を傾げる)という決断が多々なされているというふうに私は見ていました」

 安倍政権を擁護するために「下船させない政府の方針は正しい」と吹聴するつもりが、専門家に簡単に論破され、逆に安倍政権がいかにパニックを起こし、被害を拡大させる無能集団かを証明してしまった田崎氏。“オウンゴール”とはまさしくこういうことを言うのだろうが、いずれにしても、はっきりしていることがある。

 このまま、安倍首相に新型コロナウイルスの対応をまかせていれば、どうなるか。そして、この期におよんで、こんな無能政権の擁護をするため、感染者や民間の医師たちを叩き、科学的根拠や事実と真逆のことを宣伝する“御用ジャーナリスト”を放置してしまえば、何が起きるか。

 ますます取り返しのつかないことになるのは、火を見るより明らかだ。連中は、自分たちの“延命”のために、国民の生命と生活を犠牲にしようとしている。もうこれ以上、騙されるわけにはいかない。

(編集部)




















http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/854.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 権力と一体化してきた司法 今さら黒川人事批判に違和感 戦後日本に一貫して存在しなかった三権分立(日刊ゲンダイ)



権力と一体化してきた司法 今さら黒川人事批判に違和感
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/269462
2020/02/22 日刊ゲンダイ


官邸の守護神・黒川弘務検事長(左)と苦しい答弁を連発する森法相(C)共同通信社

 また、安倍首相の答弁のつじつま合わせで、現実が歪んできた。今度の火種は東京高検検事長の定年延長問題。追い込まれた末の安倍答弁で、官僚たちが「無理筋のストーリー」に付き合わされるハメに陥っている。

 先月31日の閣議決定で定年が延長されたのは、黒川弘務検事長。検察庁法は検事総長のみ定年が65歳で、その他の検事は63歳と定めている。黒川氏は今月7日の誕生日に63歳となり、本来なら定年するはずが、異例の人事で8月7日まで居座ることになったのだ。

 不可解人事の根拠に政府側が持ち出したのは、国家公務員法の定年延長規定だ。森雅子法相は「検察庁法に規定がないので、国家公務員法の規定により」などと答弁を繰り返したが、辱めを受ける思いのはず。特別法(検察庁法)の規定は、一般法(国家公務員法)の規定に優先されるのが法の世界の常識。弁護士出身の森なら、自身の説明の誤りを誰よりも痛感しているだろう。

 答弁の苦しさが増したのは、10日の衆院予算委で立憲民主党の山尾志桜里議員の指摘を受けてから。1981年に人事院が「検察官には国家公務員法の定年制は適用されない」と答弁していた、と問題提起したのだ。

 森は「(当時の)議事録の詳細は知らない」とシドロモドロだったが、担当大臣までが「詳細を知らない」なら、誰が定年延長なる横車を押したのか。12日には人事院の松尾恵美子給与局長が、81年当時の答弁について「現在まで同じ解釈を続けている」と明言。安倍は閣内不一致の批判を交わすため、13日の衆院本会議で「今般、国家公務員法の規定が適用されると解釈することにした」とし、表にしてこなかった法解釈の変更に言及せざるを得なくなった。

無理筋は官邸の守護神をとどめるため

 その後は安倍答弁に沿うように事態は進む。19日に松尾氏が「つい、言い間違えた」と開き直り、前出の答弁を撤回。法務省から先月22日に「定年延長できる」との解釈が示され、同月24日に解釈変更を了承したと説明した。解釈変更が閣議決定後ならば、黒川氏の定年延長は違法になる。

 20日には法務省と人事院が解釈変更の経緯を示す文書を提出。ただ、文書に日付はなく、内部決裁も経ていなかった。野党が反発すると、21日になって法務省は「1月22日人事院へ交付」と追記した文書を出してきた。怪しい「後付け」答弁と文書の連発に、野党がその真偽を疑うのは当然だ。恐らく安倍答弁に合わせた文書偽装の疑いは濃厚である。

 官僚たちを無理筋に引きずり込んでまで、安倍政権が黒川氏の定年延長を望むのは、自分たちに都合のいい検察体制を保持したいからに決まっている。黒川氏は甘利明元経済再生相のあっせん利得や、小渕優子元経産相の公選法違反などの立件をもみ消したとウワサされる“官邸の守護神”。カジノ疑惑や河井夫妻の公選法違反、さらに安倍自身が桜を見る会の問題で刑事告発される中、いま守護神に居なくなられたら、困る。あわよくば、この夏の人事で稲田伸夫検事総長の後任に据えようと、もくろんでいるのは間違いない。


学者も猛反発(立憲デモクラシーの会)/(C)共同通信社

戦後日本に一貫して存在しなかった三権分立

 政権に都合のいい恣意的な人事と法解釈がまかり通れば、法治国家とその社会は成立しない。

「さも行政府である内閣が法解釈を変更できるような雰囲気がはびこっていますが、法の規定は立法府の国会に無断で簡単には覆せません。まず法を改めるべきで、今回の閣議決定は憲法41条の『国会は国の唯一の立法機関』に反する違憲行為。こんなむちゃくちゃな人事が許されたら、戦後民主主義はおしまいです」(政治評論家・森田実氏)

 守護神の定年延長は糾弾されるべきで、珍しく大マスコミもまっとうに批判している。だが、日頃の素行が悪いため、素直には認められない。この国の検察は常にきちんと独立した正義の味方だったのか。いつも政治と司法は一体で、その先棒担ぎを担ってきたのが、大マスコミではないか。

 田中角栄元首相の側近だった石井一・元自治相は21日付の本紙「注目の人直撃インタビュー」で〈ロッキード事件の“主犯”は中曽根元首相〉と指摘。日中正常化に先んじた角栄を毛嫌いしたキッシンジャー米国務長官、金権批判で総理となった三木武夫氏、三木内閣で幹事長だった中曽根氏ら〈さまざまな思惑が重なって引き起こされた冤罪事件〉と言い切っていた。

 そして〈事件の底流には政治的意図があり、その意図に沿って検察が動く。検察が作り上げたストーリーをマスコミが喧伝し、大悪党に仕立て上げられてしまう〉と喝破した。彼自身、09年の「郵便不正事件」で冤罪に陥りかけた経験があるだけに、説得力がある。

 政権交代間際に小沢一郎議員を狙い撃ちにするなど、政治と司法が表裏一体となった「国策捜査」の伝統は現在も生きている。1審判決が下った森友学園の籠池夫妻による補助金詐欺事件が、いい例だ。政権に逆らった籠池泰典前理事長には見せしめのごとく懲役5年の実刑を言い渡す。一方、森友事件の「本丸」である国有地の不当な値下げ、その経緯を記した公文書改ざんに関与した財務省の佐川宣寿理財局長(当時)らは、刑事責任を一切問われない。

目先の批判だけだから政権にナメられる

 黒川氏の定年延長に対し、全国の検察トップが一堂に会する「検察長官会同」で「検察は不偏不党でやってきた。このままでは検察への信頼が疑われる」との意見が出たそうだ。本当に検察は「不偏不党」を貫いてきたのか。胸に手を当てて考えた方がいい。

 腐敗のあまり、逃亡犯の日産前会長のカルロス・ゴーン被告にまで「ルノー傘下入りを排除した国策捜査」と言い張られても、一定の理があると感じられるのだ。法大名誉教授の須藤春夫氏(メディア論)が言う。

「国策捜査のたび、メディアはネタ欲しさの習性により検察のリークに飛びつき、権力に都合のいい筋書きを仕立て上げてきました。ゴーン被告の逃亡によって国際的に批判の的となった『人質司法』を放置してきたのも、メディアです。今回はやり方が露骨で極めて無理筋だから追及しやすいだけで、メディアに政治と司法の一体化を捉え直す発想は感じられません。常に目先のことを批判するだけだから、また、視点をズラせば支持率は上がると政権側にナメられてしまうのです」

 そんな大マスコミが黒川氏の定年延長にだけ正論をかざすなんて噴飯モノ。片腹痛いとしか言いようがない。前出の森田実氏はこう言った。

「戦後日本の三権分立は幻想で、司法は一貫して政治に従属してきました。その根本問題をなぜ、メディアは追及してこなかったのか。メディアがそれを容認してきたからこそ、安倍政権も違憲行為を平然とやってのけるのです。今回の人事は極めて重要な問題で、それこそメディアは政権打倒の論陣を張らなければ嘘ですよ」

 大マスコミには、7年に及ぶ政権のデタラメを許してきた責任にケジメをつけて欲しい。



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/855.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 至急、全国小中高校の臨時休校をーー閉鎖空間の学校はウイルスの培養器

政府はダイヤモンド・プリンセスの教訓をどう考えているのか。

学校は今や最も危険な空間。閉鎖空間で朝から夕まで皆がいっしょにすごしているのだ。ダイヤモンド・プリンセス以上に危険な空間であることは自明。

顕在化していない感染者の父兄がいると、その子から全校に波及。するとその子供たちから、そのまた父兄・祖父母にも感染する。

文科省の対応は下記のとおりで、またもや都道府県に丸投げするもの。中国の徹底した隔離対策をすこしは見習ってほしい。

また、千葉県では教師が感染していることがわかったが、感染源は不明。県内全校を休校にする以外ない。

>文部科学省は18日、学校の児童生徒が新型コロナウイルスに感染し、都道府県などが感染拡大防止のために必要と判断した場合、当該校に対し休校や学級閉鎖などを要請するよう、各教育委員会などに求める対応方針を公表した。当該校は感染した児童生徒について、回復までは出席停止とすることとした。

 出席停止は、感染が確認されたケースのほか、厚生労働省が示した目安に準じて、37.5度以上の発熱が4日以上続く場合なども対象とする。都道府県には、児童生徒の感染が確定していなくてもその恐れがあり、必要だと判断した場合は、校長に出席停止措置を取るよう求めることとした<  共同
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/856.html

記事 [政治・選挙・NHK269] <朝日新聞、1面トップ報道!>桜「政治枠」チェックなし 政府関係者証言 首相答弁に疑義<桜「首相の私物化」露呈> 

※2020年2月22日 朝日新聞 各紙面、クリック拡大


※2020年2月22日 朝日新聞





桜「政治枠」チェックなし 政府関係者証言 首相答弁に疑義
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14375201.html
2020年2月22日 5時00分 朝日新聞


桜を見る会の招待者をめぐる首相答弁と証言の食い違い

 「桜を見る会」で安倍晋三首相の事務所が推薦するなどした「政治枠」の招待者について、首相は国会で「内閣府で最終的にチェックしている」と答弁してきたが、事実上なされていなかったと複数の政府関係者が朝日新聞の取材に証言した。功績・功労の有無などの確認は推薦する側の責任だと認識していた。首相答弁の整合性が問われる。▼2面=「首相の私物化」、4面=文書管理「責任転嫁」

 政府は招待の趣旨を「各界で功績・功労のあった方々を慰労し、懇談する」(菅義偉官房長官)と説明。昨年の招待者約1万5千人のうち「政治枠」の推薦内訳は、首相と妻の昭恵氏が約1千人、麻生太郎副総理と菅氏らが約1千人、自民党関係者が約6千人など。内閣官房内閣総務官室が取りまとめ、内閣府人事課が各省庁の推薦と合わせ、「招待者名簿」を作成する。

 首相の地元事務所は1〜2月、「内閣府主催『桜を見る会』参加申し込み」と題した用紙を後援会関係者らに配布。用紙には、氏名や住所、職業・役職などの記入欄はあるが、「功績・功労」の記入欄はない。さらに「コピーしてご利用ください」との記述があり、際限なく参加者を募れる仕組みがうかがえる。

 国会などで「公的行事の私物化」との批判を浴びた首相は、招待者について「事務所でふさわしいと考えているものが、(招待)基準に合っているかどうかは、内閣府で最終的にチェックしている」と反論してきた。

 ところが、会の事務の実情を知る複数の政府関係者は、功績・功労の有無など招待に適している人物かどうか、複数回参加していないかなどの確認は「推薦側がすべきもの」と口をそろえた。取材に応じた一人は「内閣府ではきちんとしたチェックなんかしていない」と証言。名簿作成に中心的に携わる職員は、内閣府人事課では2人だけだといい、「名前などにざっと目を通す程度しかできない」と実態を明かす。

 別の政府関係者は、「総務官室でも内閣府でもほとんどチェックしていないし、できない。政治家の推薦は功績・功労は守られていない」と証言した。

 複数の内閣府人事課長経験者も「招待者名簿は見たことがない」として、厳密な作業をしていないことを認めた。

 会の参加者数は、首相が政権復帰して初回の2013年に約1万2千人。19年は約1万8千人に膨れ、経費は倍増した。













(時時刻刻)桜「首相の私物化」露呈 「安倍事務所に言えば行ける感じ。旅行気分」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14375163.html
2020年2月22日 5時00分 朝日新聞


地元有権者に招待状が届くまで


招待者選定までの政府内の動き

 安倍晋三首相の推薦であれば、事実上ノーチェック――。朝日新聞が複数の政府関係者や首相の地元である山口県下関市で取材したところ、「桜を見る会」の招待作業の実態が浮き彫りになった。参加者が大幅に増えた背景には、税金を使った会の事実上の「私物化」がある。とどまらぬ疑惑は、政権の体質も表している。▼1面参照

 「知り合いが桜を見る会に行って、『桜、きれいかったど』とか聞いたから、一回行かにゃいかんと思って参加することにした。安倍事務所側に申し込んだら行けた」

 市内で会社を経営する男性は、2019年春の会に招待された経緯をこう打ち明けた。周囲には、趣味の同好会グループの仲間に誘われて参加した人もいて、「私も含めて功績があって招待されたのではない」と言い切る。「安倍事務所に言えば枠があって、行きたいと言えば行ける感じだった。友達同士のグループで旅行気分やね」

 朝日新聞は2月上旬、下関市内の複数の安倍首相支援者らに取材した。多くが「箝口令(かんこうれい)が敷かれている」などと口を閉ざす中、22人が取材に応じた。

 会への参加の流れは、安倍首相の地元事務所から受け取った申込書に出席希望者の名前や連絡先を書いて送ると、内閣府から正式な招待状が届くというものだった。

 ある会社役員は、「会社にとって大切な人だから」という理由で、会社に出入りする取引先の営業担当者を誘って申し込んだ。すると、申し込み通りに招待状が届いたという。

 毎年参加しているという同市内の業界団体幹部は、「ここ数年の参加人数の膨らみは尋常じゃなかった。明らかにやり過ぎだ」と話す。

 こうして募集された「政治枠」の推薦者は、閣議や閣僚人事の事務などを担う内閣官房の内閣総務官室に寄せられ、推薦者名簿がまとめられる。それを内閣府の人事課が受け継ぎ、各省庁が推薦した「省庁枠」の名簿と合わせて招待者名簿を作成していた。

 安倍首相は国会で、自身の事務所が推薦した参加者の資格について「事務所においてチェックするのは限界がある」としたうえで、「ふさわしいかどうか、最終的な責任を負うのは内閣府」などと説明。ところが朝日新聞の取材に応じた政府関係者は、内閣府でも事実上チェックをしていなかったと証言した。

 一方、政府は内閣総務官室などの判断で招待しなかった事例はあったと説明している。それは反社会的勢力など「一般論で言えば、社会常識に照らして問題がある場合」(大西証史内閣審議官)だという。

 ただ、消費者庁から行政指導を受けたオーナー商法業者の元会長が招待されていた可能性があるなど、「各界で功績・功労があった方々を招いている」(首相)との選定基準は揺らいでいる。

 内閣府人事課長の経験者は取材に、「人事課では、届けられた推薦者名簿を一つに合わせ、招待者名簿を作っていただけ」と説明。政府関係者の一人は「運営は本当にいい加減で、きちんと説明できないことばかりだ」と話した。

「関与ない」→「推薦するよう意見伝えた」 変わる答弁、揺らぐ信用性

 桜を見る会が政治問題化した昨秋以降、安倍首相の国会答弁は次々と覆り、整合性が問われるパターンを繰り返してきた。拡大し続ける疑惑で一貫して問われているのは、5千万円を超す税金を投じた会の「私物化」であり、首相答弁の信用性、長期政権の体質の問題だ。

 首相は昨年11月8日の参院予算委員会で、「招待者の取りまとめなどには関与していない」と断言。ところが5日後、会を組み込んだ観光ツアーを案内する安倍事務所名の文書の存在が報じられると一転、菅義偉官房長官が「政治枠」の推薦を認め、今春の会の中止を発表。招待基準の明確化や招待プロセスの透明化を検討すると表明した。

 今年1月28日の衆院予算委員会では、内閣府が招待状を発送する前に首相の地元事務所が有権者らに「『桜を見る会』へのご参加を賜り、ありがとうございます」と記載した文書を送っていたことを野党議員が指摘。それまで内閣官房と内閣府が決めるという答弁を続けていた首相は「招待プロセスを無視した不適切な表現であり、問題があった」と認めざるを得なかった。

 さらに「私が把握した各界で活躍されている方々についても、推薦するよう意見を伝えたこともあった」と主体的な関与を認め、妻・昭恵氏の意向を事務所に伝えていたことも明かした。政府は昭恵氏を「公人ではなく私人」と閣議決定していたにもかかわらず、「私人」が公的行事に推薦を出していたことになる。

 名簿についても、「省庁枠」の推薦者名簿は各省庁で保存されているのに対し、「政治枠」の推薦者名簿や招待者名簿は内閣官房の内閣総務官室にも内閣府にも残っていないと菅氏は主張。その後、内閣府が推薦者名簿の紙の一部を隠す加工をし、国会に提出していたことが明らかになった。森友・加計(かけ)問題などを通じ、安倍長期政権が問われ続けた公文書管理のあり方や国会軽視の批判が再び起きた。

 会の前日には、首相の後援会が都内のホテルで夕食会を開いたが、政治資金収支報告書には記載していない。首相は「契約主体はあくまで参加者個人で、主催者である後援会の収入支出は一切ない」という理屈を使って、政治資金規正法違反にはあたらないと主張。「明細書はホテルから受け取っていない」とも答弁してきたが、ホテル側は、こうした首相の説明の一部を否定。首相答弁の信用性が揺らぐ事態は、終わりが見えてこない。(上沢博之、野平悠一、楢崎貴司)















http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/857.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 《料金受け渡し会社員が感染、6料金所を閉鎖 名古屋高速》ほらね、言ってる間にきぃたーーー!物質を介しての感染の第一はおカネ?

言ってる間に紙幣やコインを介しての感染の可能性が日本でも立証できるかもしれない実例が出ちゃった。

料金受け渡し会社員が感染、6料金所を閉鎖 名古屋高速
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200223-00000003-asahi-soci
名古屋市は22日、いずれも市内に住む40代女性1人と60代男女3人の計4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。名古屋


高速道路公社は22日夜、4人のうちの60代男性が、料金所で収受業務を行う会社の事務員であると発表した。


 事務員と濃厚接触した疑いがある料金収受員ら52人に自宅待機を指示し、それによる人手不足で5料金所(六番南入口、木場入口、六番北入口、船見入口、烏森入口)をすでに閉鎖、23日からは東海新宝入口も加えた計6料金所を閉鎖する。


だからそこでも言ったように、新型コロナウイルスは物質の表面でも最長9日間生存し、その物質を介しての第一が紙幣やコインであったりする可能性が高いんやって。 だっておカネほどより大多数の人々が接触するような物質が他にあるでしょうか。



こうした日本での感染経路が不明な新たな感染ケースの拡大やDP号での政府の無策に伴って世界も徐々に日本や日本人が敬遠されつつあるようです。





一体こういう事態を招いたのは誰のせいでしょう?



関連記事


’そこ’とは
《ドアノブだけじゃなく紙幣も危ない? 中国中銀が感染防止に回収・消毒》非常に厄介な感染仲介者が日本を地獄へと突き落とす結果に?《新型コロナウイルス 円安 金最高値進む》
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/850.html


おカネの存在も大いに数十万〜百万単位の死亡を招く可能性に寄与する
《武漢肺炎は黙示録の始まりを告げるラストトランペット@》⬅そこから読み取れるある恐ろしい可能性
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/843.html



ツイッター・引用部以外はオリジナル



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/858.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 新型コロナウィルス感染を「細菌戦争」として対処するマニュアルが政府にはないのか。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/02/blog-post_23.html
2月 23, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の新型コロナウイルスによる肺炎集団感染で、19、20両日に下船した乗客らのうち23人について、5日以降の健康観察期間中にウイルス検査が行われなかったミスがあったことが分かった。加藤勝信厚生労働相が同日の記者会見で明らかにした。

 加藤氏によると、検査漏れがあったのは日本人19人と外国人4人。下船後に精査した結果、ミスが発覚した。うち3人は既に検査を実施済みで陰性だった。残る20人とも連絡を取り、検査時期などを調整しているという。

 23人については熱やせきなどの症状が出た場合、地元で対応していくとした。
 加藤氏はミスについて「深く反省する。今後、こうしたことが起きないよう徹底したい」と述べた>(以上「産経新聞」より引用)


 厚労省の失態には呆れる。大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で19、20両日に下船した乗客らのうち23人について、5日以降の健康観察期間中にウイルス検査が行われなかったミスがあったことが分かった、というのだ。

 これほど多くの新型コロナウィルス感染患者を出した「感染地獄」と化した船内にいた乗客を下船直前に検査をしていなかったとは「防疫」が何たるかを全く知らない素人の対応というしかない。既に「栃木県は22日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した同県在住の60代女性について、新型ウイルスの感染を確認したと発表した。女性は船内待機期間を終え、19日に下船していた。待機期間後に下船した日本人乗客の感染が確認されたのは初めて」(「」内は時事通信より引用)という事態が発生しているではないか。

 政府・厚労省の新型コロナウィルス感染に対する防疫体制は全く素人対応というしかない。大型クルーズ船に関しても船内で感染したと疑わしき者と非感染者とを厳格に隔離して、空調も全く遮断した別システムで動かすべきだった。

 そうした対応が出来ないのなら、検査して新型コロナウィルス感染が疑わしい陽性反応の者は直ちに下船させて隔離病棟へ移すべきだった。そのためにも入港後迅速に全員検査を行うべきだった。しかし厚労省はノロノロと全乗客と乗員を何日間も船内に留めて感染拡大させた。

 国内でも日本政府の対応は極めて不適切だった。なぜ新型コロナウィルス感染が中国で発生していると判明した段階ですべての対中空路と海路の閉鎖を実施しなかったのだろうか。一月の最終週には春節を利用した中国人客が大量にやって来るのは判っていたはずだ。むしろ中国側が春節途中から団体客の移動を禁じたくらいだ。しかし春節により中国人客が92万4800人も日本に入り、その内武漢市から1万8千人もやって来たことが判っている。

 武漢市からやって来たものの0.1%が新型コロナウィルス感染者だとしても、日本中に新型コロナウィルスがばら撒かれたと考えるしかない。各地で五月雨式に感染患者が出ているのはそのためだ。既に数万人の新型コロナウィルス感染患者がいると想定しなければならない段階に到っていても不思議ではない。

 この期に及んでも、政府・厚労省は全国の医院や病院に新型コロナウィルス検査キットを配布していない。なんという緩慢な対応に終始しているのだろうか。空路に到っては湖北省と浙江省からの空路を閉鎖しただけで、未だに中国の各都市との空路は開かれたままだ。

 世界の131か国はすべての対中空路を閉鎖している。お隣の韓国ですら対中空路のすべてを閉鎖している。今後も「新鮮な」新型コロナウィルスが中国からの空路を通じて日本国内にばら撒かれ続けるのだ。既に国内に蔓延しているから今更空路や海路をすべて閉鎖しても効果はないだろう、と言う馬鹿な評論家がテレビに出ているが、彼らは感染症対策の何を知っているというのだろうか。

 今後やるべきことは今からでもすべての対中空路と海路を閉鎖して、国内で発症した新型コロナウィルス感染患者の足取りを丹念に追って、一人一人の感染経路を潰していく地道な対策しかない。

 そしてインフルエンザと症状が似ているからと、発熱して4日間は「待機し、その後に検査を受けよ」などといった悠長なことではダメで、新型コロナウィルス感染と疑わしき発熱などの症状があれば即座に検査を受けなければならない。そのためには検査キットを全国の医院や病院に配布すべきだ。余りにも政府・厚労省の対応はノロ過ぎだ。

 安倍自公政権は新型コロナウィルス感染に対する政府としての当事者能力がないと断定するしかない。こんなテイタラクな政府は不要だし、国民にとって迷惑だ。

 これはまさに「細菌戦争」だ。「細菌戦争」に勝つためには何をすべきか。防衛省にそうしたマニュアルはないのか。いや、日本政府や厚労省に「細菌戦争」に対処するマニュアルがないとすればお粗末そのものだ。日本の新型感染症対策がこれほどのお粗末さでは「細菌戦争」を仕掛けられたら、日本国民は細菌に感染して死を待つしかない。こんな政権にはサッサと退陣して頂くしかない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/859.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 安倍、習の国賓来日を強行か?〜党幹部も中国に異常な奉仕+政府の対応不備で、市中感染が拡大(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28859262/
2020-02-23 09:16

 新型コロナウィルスの感染者の増加が続いている。しかも、感染経路がわからないケースや市中感染を拡大しそうなケースが増えている。

 しかも、政府の感染対策の落ち度やミスが、どんどん目立つようになっている。(-_-;)

 昨日22日には、全国で計25人の感染が新たに確認されたのだが。千葉市では、中学校教員を務める60代の女性が感染していることが判明。女性は12日から発熱などの症状が見られたものの、19日まで勤務を続けていたとのこと。福島へのスキー合宿にも同行しており、生徒などに感染していないか不安の声が広がっているという。

 東京都では、60代の老人保健施設の男性職員が感染していることがわかった。この職員は、施設利用者を送迎する車の運転手を務めており、こちらも施設利用者への感染が懸念されている。

 函館市でも、感染が発覚した50代女性の看護師が勤務を続け、患者と接触していたという。

 このように、感染しているとの認識がないまま、日常生活を送っている感染者が増えていることから、交通機関や飲食店など、いわゆる市中感染が拡大することも危惧されている。^^;

 また、政府は21日までに、横浜に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客のうち、検査で陰性だった970人の下船を認め、帰宅させたのであるが。そのうち23名は、政府側の確認ミスで、検査を受けていなかったとのこと。(・o・)

 さらに、陰性と判断されたため下船して自宅に戻った栃木県の60代の女性が、帰宅後に発熱し、再検査で陽性であることがわかったという。(-"-)

* * * * *

 野党は、仕事のためにクルーズ船に乗船した橋本岳副大臣や自見英子政務官、医療関係者や検疫官、厚労省の職員なども検査をすべきだと要求していたのだが。政府&厚労省は当初、検査は必要ないとして、これを拒んでいた。(>_<)

『菅義偉官房長官は21日の記者会見で、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船で対応に当たる橋本岳厚生労働副大臣と自見英子厚労政務官らのウイルス検査について「これまで陽性が判明した人の濃厚接触者について実施してきた。現時点で橋本氏らはこうした濃厚接触者に該当しない」と述べ、検査の実施には消極的な意向を示した。(略)
 安住氏は記者団に対し、加藤勝信厚労相や厚労省幹部らの検査も必要との認識を示した。(産経新聞20年2月21日)』

 しかし、厚労省や内閣官房の職員などに感染者がいることが判明したことから、22日になって、同省職員41人を2週間、自宅待機にすると共に、ウイルス検査を行うと発表した。^^;

 また、現在も船内で活動している橋本岳副大臣や自見英子政務官は、下船後に検査を受けることにしたのだが。医療関係者や検疫官らは、十分に感染予防策を取っていたとして対象からするという。<クルーズ船で仕事をしていた厚労省の男性検疫官の感染が、発覚したばかりだというのに?
(@@)>

 全てが後手後手なのである。(ーー゛)

 しかも、厚労省は20日にHPで、『イベント等の主催者においては、感染拡大の防止という観点から・・・開催の必要性を改めて検討していただくようお願いします。なお、イベント等の開催については、現時点で政府として一律の自粛要請を行うものではありません』のメッセージを公表。
 
 先日も書いたが、重要な判断を、自治体や教育委員会などの組織、民間団体、個人の判断任せにしているのもいかがなものかと。

 政府が関与して、問題が起きた時に責任を負いたくないので、自治体や国民に自己責任を負わせようとしているように感じるのだが。そのような姿勢が、さらなる感染拡大を招くおそれがあることを認識して欲しい。(**)

 そんな中、安倍内閣が、4月上旬に予定されている中国の習近平国家主席の国賓招待を、強行しようとしているのを見て、チョット驚いてしまった。(゚Д゚)

 習主席を国賓として招くこと自体、新型肺炎の問題が出る前から、それこそ安倍シンパの多い自民党の(超)保守勢力や野党内から反対の声が出ていたのだが。

 新型肺炎の問題が起きてからは、尚更に反対の声が強まっており、もし強行した場合、安倍首相の党内の支持基盤が崩れるおそれがある。^^;

『茂木敏充外相は21日の閣議後の記者会見で、4月上旬で調整されている中国の習近平国家主席の国賓としての来日に関し、「いくつかの準備会合など延期になっているものもあるので、準備を加速させていく必要がある」との認識を示した(時事通信20年2月21日)』

 中国側も、新型肺炎の対応や拡大防止を考えて、毎年3月5日に開かれ、国政上、最重要とされている全人代(全国人民代表大会)の延期まで検討しているというのに、4月上旬の来日は前向きらしい。

『外務省は19日、滝崎成樹アジア大洋州局長が18日に中国外務省の羅照輝(ルオジャオフイ)次官や呉江浩アジア局長らと北京で個別に会談したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で危ぶまれる4月の習近平(シージンピン)国家主席の国賓来日について、予定通りに準備を進めることを確認した。(読売新聞20年2月20日)』

* * * * *

 mewは、別に親中派でも嫌中派でもないのだが。<まあ、隣国なので、激しい対立はせずに、経済面ではお互いにプラスになるように協力したり、国民同士の交流を大切にできたらいいな〜とは思っているけど。南シナ海での人工島建設や国内での民族差別、香港の住民抑圧などは問題ありだと考えている。>
 
 今は、日本も中国も新型肺炎の対応を重視、優先すべきだと思うし。<4月上旬に完全に終息しているとは思えないもんね。>この新型肺炎が中国から入って来たこともあって、国民の多くは、近習平主席を国賓として歓迎するムードにはならない可能性が大きいと察するのだ。(~_~;)

<中止しろとは言わないが。秋ぐらいまで延期すべきだと思う。>

 しかし、安倍首相は、現段階では、習主席の来日を強行しようとしているのである。(-_-)

 その理由としては、下記のようなことが挙げられている。

* 昨年6月の日本開催のG20時に行なった首脳会談で、安倍首相から習主席に中国と「新しい関係」を築くことを提案し、国賓として招待する意思を示した以上、日本側から延期や中止を言い出すわけに行かない。

* 北朝鮮と首脳会談を行なうために、中国に協力して欲しい。<昨年の首脳会談で、中国が協力を承諾した。>

* 景気低下を防ぐため、中国との貿易、産業提携などを進めたい。中国人の観光客増加によるインバウンドも増やしたい。米中貿易摩擦の仲介役も期待されている。

* WHOに影響力の強い中国を味方につけることで、日本の新型肺炎の状況、対応への批判を防ぎ、オリンピック開催への影響が起きないようにしたい。

* 4月上旬の習主席来日を実現することで、安倍首相も習主席も、新型肺炎の問題が軽減し、終息に向かっていることを示したい。  ・・・and so on

 安倍首相や自民党幹部にも、色々考えはあるのだろうが。ただ、正直なところ、嫌中派ではないmewも、何でそこまで中国に奉仕するのか理解不能なところがある。

 2月にはいって、日本にも感染者が出ていると判明し、今後、感染拡大が懸念されているにもかかわらず、自民党の二階幹事長は、同党の議員全員に、歳費から5000円を天引きして、中国に寄付し、支援すると発表するし。<ただし、後日書くけど、これには党内からも異論が続出。>

 最近、知ったことに、二階幹事長は、東京都の小池知事に、防護服10万着を送るように要請し、小池知事がそれに応じたという。<東京は既に2〜3万着、送っているのに。これも、後日書きたいが、6月の都知事選の候補をどうするかでも、安倍官邸や党内の一部が対立しそうなんだよね。>

『防護服最大10万着、中国に追加提供へ 新型肺炎で都、二階氏の要請受け

 自民党の二階俊博幹事長は4日、党本部で東京都の小池百合子知事と面会し、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスへの対応のため、都が保有する防護服について最大10万着の提供を要請した。小池氏は「都の備蓄態勢は整っている。大元である中国での対策にお使い頂けるならば」と応じた。面会後、小池氏が記者団に明らかにした。

 都はこれまで約2万着の防護服を政府が派遣した邦人の帰国用チャーター機を使って中国湖北省に送ったが、今回、二階氏から5万〜10万着の追加要請を受けた。

 小池氏は、東京五輪・パラリンピック開催に向けた国の感染防止策などの対応に関して「水際対策についてかなり厳しく当たっていることは心強く思っている。都としてもできることを国と連携しながら進めたい」と述べた。(産経新聞20年2月4日)』

* * * * *

 また、もし春節前、または初期段階で、政府が水際作戦を強化しておけば、感染拡大は防げたのではないかという見方が強いのだが。

 安倍首相は、よほど中国人観光客からの収入を当てにしていたのか。急に削除したら、中国が気を悪くすると思ったのか。

 安倍首相は、北京の日本大使館のホームページ(HP)に、中国の春節を祝うと共に、中国国民の来日を歓迎するというメッセージを1月24日から1週間、掲げていたというのだ。

『感染拡大後、HPに「訪日歓迎」 安倍首相の春節祝辞削除 外務省

 外務省は、北京の日本大使館のホームページ(HP)に載せていた安倍晋三首相の中国向けの祝辞を削除した。祝辞は春節(旧正月)を祝うとともに多数の中国人の訪日に期待する内容で、中国での新型コロナウイルス感染拡大後の一月二十四日から一週間掲載していた。同省は危機感のなさを問われかねないとして「不適切だった」(幹部)と陳謝している。

 祝辞で首相は、春節の連休期間(一月二十四〜三十日)と、夏の東京五輪・パラリンピック開催時の訪日を要請。「多くの中国の皆さまが訪日されることを楽しみにしています」と呼び掛けていた。連休初日に祝辞をHPに載せると、これを疑問視する書き込みがネット上に相次ぎ、外務省は三十日に削除した。

 政府筋によると、祝辞は新型ウイルス感染が表面化する前に作成。当時の段取りに基づきHPに掲載した。習近平・中国国家主席の国賓来日へ友好ムードを盛り上げたい首相の意向を踏まえた対応だったとみられる。

 掲載日に外務省は武漢市を含む中国・湖北省への渡航中止も勧告した。二月三日の衆院予算委員会で国民民主党の渡辺周氏は「あまりにもお粗末だ」として外務省の対応を批判。茂木敏充外相は「不安を与えた方に、おわび申し上げる」と謝罪した。茂木氏によると、祝辞は中国側からの依頼を受けて出した。(東京新聞20年2月15日)』

 時間とスペースがなくなってしまったので、今回はここで終わりにしたいが。
 安倍首相や自民党幹部のこのような行為に対して、党内の安倍シンパの議員からも疑問や批判の声が出ているし。もし国民が知ったら、呆れるのではないかと思うmewなのだった。(@_@。

 THANKS 



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/860.html

記事 [政治・選挙・NHK269] <朝日新聞が社説で引導!>桜を見る会 首相の説明 破綻明らか<自民党も公明党も、安倍政権に引導を!>
 







(社説)桜を見る会 首相の説明 破綻明らか
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14376442.html
2020年2月23日 5時00分 朝日新聞

 安倍首相の説明と食い違う事実がまた明らかになった。問題はないと強弁するためのつじつま合わせの破綻(はたん)は、もはや明らかだ。一国の政治指導者の言葉の信が問われる、深刻な事態と言わざるを得ない。

 首相をはじめとする政治家が推薦した「桜を見る会」への招待者は、会の趣旨にふさわしい「功績・功労」があったのか。首相はこれまで「内閣府で最終的にチェックしている」と答弁してきた。しかし、複数の政府関係者が、朝日新聞の取材に対し、「政治枠」は事実上ノーチェックだったと認めたのだ。

 招待者は第2次安倍政権下で膨れあがり、首相の地元事務所が後援会関係者に幅広く参加を募っていた。それでも首相は、内閣府のチェックを根拠に、公的行事の私物化との批判をはねつけてきた。証言通りであれば、首相の説明は言い逃れに過ぎなかったことになる。

 桜を見る会の前夜祭をめぐる首相とホテル側の説明の食い違いも決着していない。

 明細書は示されず、費用は参加者個人が支払ったという首相に対し、ホテル側は明細書を発行しないことはなく、代金は主催者からまとめて受け取るなどと、野党議員の質問に答えた。

 整合性を問われた首相は、先方に確認した結果として、ホテル側の説明はあくまで「一般論」と釈明したが、その際、ホテル側が言っていない「営業の秘密に関わる」などの文言を加えていたことが後で明らかになる。自らの主張を補う脚色をしたと疑われても仕方あるまい。

 その後の首相は、記者団の問いかけに、素っ気なく「国会で答弁した通りだ」と繰り返すだけ。菅官房長官は国会での野党の追及に「首相が答弁したことが正しい」と色をなした。謙虚に自らを省みることなく、正当化に躍起になるのは、この政権で繰り返されてきた光景だ。

 ホテル側への自民党の対応も見過ごせない。党内から「もう使わない」との声があがり、森山裕国会対策委員長は、ホテルの関係者が「ご迷惑をかけている」と党本部を訪ねて来たことを、わざわざ記者団に明らかにした。口封じの圧力と受け止められないか。

 桜を見る会だけにとどまらない。東京高検検事長の定年延長やカジノ汚職など、政権をめぐるさまざまな問題の解明が進んでいないというのに、政権与党は予算案の早期の衆院通過をめざし、次々と審議日程を決めている。

 このままでは、行政をチェックすべき立法府の役割は果たせない。これほどずさんな政府の答弁を、決してうやむやに終わらせてはいけない。






http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/861.html

記事 [政治・選挙・NHK269] アベ友マスコミ筆頭格の産経新聞は、安倍氏の国会答弁を正当化するために、ANAホテルの上様領収書を掲載したが、大きな墓穴を掘った(新ベンチャー革命)
アベ友マスコミ筆頭格の産経新聞は、安倍氏の国会答弁を正当化するために、ANAホテルの上様領収書を掲載したが、大きな墓穴を掘った
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5873731.html
新ベンチャー革命2020年2月23日 No.2602


1.アベ友マスコミの産経新聞は、安倍ヨイショしたつもりが、取り返しのつかない墓穴を掘った

 アベ友マスコミの筆頭格・産経新聞は、安倍氏ヨイショのためか、桜ゲート事件で話題となっている前夜祭(夕食会)の会費5000円也の領収書を参加者から入手して、安倍答弁を正当化する証拠として得意気に報道しています(注1)。

 普通の常識で考えて、一流ホテルが、上様領収書を発行することはないはずですから、辻元議員が、当初、ANAホテルに確認した内容が、一流ホテルの常識でしょう。

 にもかかわらず、ANAホテルが、上様領収書を発行していたとしたら、まさに、特例中の特例です。

 ところで、筆者個人はかつて、不動産関係で税務署に責められて、無理やり修正申告させられ、何百万円もの税金を追加で払わされた苦い経験を持っていますが、税務署員から見れば、上記のような上様領収書は絶好の攻撃ネタとなります。

2.安倍氏による桜を見る会(公的行事)を利用した支持者接待は、違法行為だと知ってやった確信犯行為だった

 安倍事務所には、公職選挙法や政治資金規正法に精通する人間がいるでしょうから、安倍氏は、支持者接待の際、違法にならないよう、悪知恵を働かせてきたと想像されます。

 上記、上様領収書は、その脱法手口の一端と思われます。

 ホテルサイドは、普通は危ない橋を渡らないでしょうが、相手が安倍事務所なので、泣く泣く安倍事務所による上様領収書発行(代行)に見て見ぬフリをさせられたのでしょう。

 おそらく、領収書を欲しがった支持者にのみ、上様領収書を発行したのでしょうが、安倍事務所が、ホテル領収書の束を預かって、インチキ領収書を発行したと思われます。

3.一流ホテル発行の上様領収書を捜査当局が見れば、安倍事務所とホテルが手入れされるはず

 桜ゲート事件で捜査当局が動けば、上様領収書を一目見て、この事件には、脱法行為が潜むとすぐにわかるはずです。

 脱法行為とは、法に触れないよう悪事を働くことですから、捜査員は、すぐに、安倍事務所とANAホテルの契約内容と、金銭のやり取りを調べるでしょう。

 そうすれば、安倍事務所主催の前夜祭もしくは夕食会における、安倍事務所とANAホテルのカネのやりとりの詳細はただちに、判明するはずです。

 ホテル・ニューオータニの場合、前夜祭の参加費は最低でも、一人、1万1000円であり、参加者が支払ったのは5000円とわかっていますから、その差額を安倍事務所が補てんしたはずです。

 ところが、安倍氏は、その差額を政治資金収支報告書に記載していないわけですから、もう、逃げようがないのです。

 いずれにしても、安倍氏はもう、観念すべきです。

 安倍内閣支持率を調べる世論調査に参加する人は、安倍氏にNO!を突きつけるべきです。

 捜査当局は、これほどあからさまな安倍事務所の脱法行為を見逃すつもりですか。

注1:産経ニュース“ANAホテル領収書 桜夕食会の宛名は「上様」首相答弁と一致”2020年2月21日
https://www.sankei.com/politics/news/200221/plt2002210031-n1.html




http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/862.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 追及しきれない野党がだらしないという人に告ぐ!(まるこ姫の独り言)
追及しきれない野党がだらしないという人に告ぐ!
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/02/post-5b463e.html
2020.02.23 まるこ姫の独り言


俵 才記 さんのツィート

野党がどれだけ真剣に問題点を炙り出しても、安倍首相側は、まともに答えず・論点を変えてのはぐらかしの連続で、国会を見ている方は心底あきれ果てているのに、国会を見ていない人に限って与党も与党だが「追及しきれない野党がだらしない」からと解説をする。

俵さんじゃないけど、バッターボックスに立っている人はもう三振で終わっているはずなのに、ちっともどかない。

バッターボックスに居座り続ける。

挙句、審判が勝手にルールを変えてくれる。


バッターボックスに立っている人にめちゃくちゃ有利なルールに変えてくれるから、バッターボックスの人はそれ見たことか!と鼻高々。

バッターボックスに立っている人が大人なら、さすがにバッターボックスから出るが、この人は人のことを何も考えない自分が一番かわいい人で自分の思い通りに振る舞う癖がある。

これで野党はどうやって追及したらだらしなくなるのか。

誰が追及しても、バッターボックスに立ち続けている人にはかなわないと思う。

検事出身の、あの舌鋒鋭く相手を攻め続けた山尾志桜里に対しても、森法相は到底論理的には通じない「解釈を変えた」と言って到底誰にも通じないルールでかわし続けてきた。

常識もモラルも倫理も通じない人達に、どうやって議論を挑んだら、相手は参りましたと言うのか。

「追及しきれない野党がだらしない」と言うのは簡単だが、常識もモラルも倫理も通じない人達にどうやって立ち向かったらよいのか教えて欲しい。

それでも野党はこの手が駄目ならあの手で、あの手が駄目ならこちらでと、いろいろ目先を変えて質疑をするが権力を持っている方の、「ルールはすべて自分たちで決める」感がすごい。

本当に疲れる・・・・

無力感が半端なく出てくるし。


国会を30分でも1時間でも見たら、今の安倍政権の無法地帯にビックリすると思うが。

とにかくこの政権には常識が通用しない。

ちなみに自民党が下野した時の対応はひどかった。


民主党政権が原発事故で困ってる人達のために審議に応じてくれ、法律を成立させようと言っても、ほとんど応じず、審議拒否の嵐だった。

それで法案成立率が異常に低くなったのを覚えている。

今の野党の審議拒否なんて可愛いものだ。


それなのに、野党が審議拒否をしたと鬼の首でも取ったような煽り立てるネトウヨたち。

質疑にしても、森雅子や丸川珠代等々、総理に対しても敬意のかけらもなく罵詈雑言を飛ばしていた。

安倍首相が、辻元清美に対して「罵詈雑言の連続だった」だからヤジを飛ばしたと怒り狂っていたが、自民党の女性の質疑は感情的で質疑と言うより罵倒がふさわしいのではないかと思うくらい酷かった。

ウソだと思うなら自ら調べてみればよい。



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/863.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 新型肺炎で日本のメディアがほとんど報じていない検査体制の真実(まぐまぐニュース)
新型肺炎で日本のメディアがほとんど報じていない検査体制の真実
https://www.mag2.com/p/news/441225
2020.02.21 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』 まぐまぐニュース




すべてが後手後手に回り、海外からの強い批判の声も聞こえ始めた日本政府の新型肺炎への対応。安倍政権は、なぜ今回の「危機管理」でこのような失態を晒してしまったのでしょうか。元全国紙社会部記者の新 恭さんは自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』でその原因を検証するとともに、日本のマスコミがほとんど報じていない「事実」を紹介しています。

新型コロナ大量検査体制の確立を急げ

新型コロナウイルス感染症について、加藤厚労大臣が「受診の目安」なるものを発表した。

「37.5度以上の発熱が4日以上続く方、強いだるさや息苦しさ呼吸困難がある方はセンターにご相談ください」。

センターとは「帰国者・接触者相談センター」という、いまだ“湖北省しばり”から逃れられない名前をつけた相談受付窓口である。

ご親切な指針。結構なことである。ならば、37.5度以上の発熱が4日以上続いてセンターに電話したら、どういう答えが返ってくるのだろう。そう思うと、不安になる。

ふつうの風邪なら3日で熱は下がるはずだから、4日以上としたのだろうが、それだけで新型コロナの感染が強く疑われるかというと、そうでもない。他の疾患でもそのような症状はあるだろう。

なにより、ウイルスの遺伝子検査をしなければ、確かなことはわからない。だからといって、すぐに検査に案内してくれるのだろうか、どこそこの病院へ行ってくださいと的確な指示をしてくれるのだろうか。

どうしてそう不安がるかというと、どうやらこの国では、新型コロナウイルス検査のキャパシティを、意図的に抑えている、そんなフシがあるからだ。

なんでも、現時点で検査ができるのは国立感染症研究所や地方の衛生研究所、民間検査会社を合わせて1日3,000件ていどだという。横浜港の豪華クルーズ船の検査が、1日300件とかなんとか言っていたのに比べると、格段に増えたように見えるが、それでも今後、感染者数がネズミ算式になっていく恐れがあるわりには、検査体制がお粗末である。

米国ではすでに「大量検査体制」が確立されているというから、日本の対策の遅れにはただただ驚くばかりだ。

17日のプレジデントオンラインに、フリーランス麻酔科医、筒井冨美氏が書いている記事によると、米国で猛威をふるっているインフルエンザの患者について、実は新型コロナの感染者も紛れ込んでいるのではないかとの見方があるという。このため、感染症対策の総合研究所であるCDC(米疾病対策センター)は「大量検査体制」を活用して、インフルに似た症状の患者にも新型コロナ検査を開始するらしい。

米国は日本に比べ中国からの渡航者が少ないうえ、厳しい入国制限もしているから、日本ほどの感染拡大はないかもしれない。それでも、そこまでの対策を進めているのである。

他方、日本においては、新型コロナウイルスが国内で大拡散中であることは疑いようがない。無症状の潜在感染者が自由に動き回ってウイルスをまき散らしている可能性が高い。

先日のTBS「サンデーモーニング」で、鎌田實医師は「政府は水際作戦に失敗したことを認識して対策を立てるべきだ」と話していた。

グローバル化とインバウンド頼みの日本経済のもと、「水際作戦」がかなり難しい課題であったことは確かで、結果論より、これからの対策が重要であることは言うまでもない。

だが、これまでの「失敗の本質」がどこにあったかを見極めておかないと、今後、重症患者のベッドを確保するなど国内医療体制を迅速に整えるうえでも、カオスにはまりこんでしまう危険がある。

振り返ってみると、厚労省が武漢における新型コロナウイルス感染の第一報を伝えたのが1月6日だ。

昨年12月中旬にはヒト・ヒト感染が武漢市で起こっていたという。中国の研究者が確認し、世界で最も影響力のある米国の医学雑誌『NEJM』に発表している。

だとすると、1月6日の時点では、すでに武漢から感染者が日本にかなりの数、入国していた可能性がある。

第一例目の患者が国内で発見されたのが1月14日だ。これを受け、厚労省はホームページ上で「国民の皆様へのメッセージ」を掲載している。


新型コロナウイルス関連肺炎に関するWHOや国立感染症研究所のリスク評価によると、現時点では本疾患は、家族間などの限定的なヒトからヒトへの感染の可能性が否定できない事例が報告されているものの、持続的なヒトからヒトへの感染の明らかな証拠はありません。武漢市から帰国・入国される方は、症状がある場合には速やかに医療機関を受診し、武漢市の滞在歴があることを申告してください。


家族間のヒト・ヒト感染をほぼ認めているのに、これが他人に移って広がっていくという可能性に言及せず、「持続的な感染への明らかな証拠はない」ということですましている。武漢市から帰国・入国する人も、これではフリーパスだ。

この時点で湖北省からの入国規制を実施していれば、いくらか感染者の流入が少なくて済んだかもしれない。

政府が「入国申請前14日以内に中国・湖北省に滞在歴があるか、湖北省発行のパスポートを所持する外国人について、特段の事情がないかぎり、入国を拒否する措置」を実施したのは2月1日のことである。

武漢は春節に入る前日の1月23日から都市封鎖され、市民の移動が制限されたが、森雅子法相が2月3日の衆院予算委員会で語ったところでは、武漢から直行便で1月20日〜23日に外国人約1,700人が日本に入国したという。それから推定すると、春節前の1か月間に1万〜2万人が日本に脱出してきたのではないだろうか。

「水際作戦」はすでにこの時点で、さほど意味がないものになっていたのは、厚労省や専門家なら誰しも認識していただろう。

にもかかわらず、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」をめぐって「水際パフォーマンス」を繰り広げた。安倍政権お得意の“やってる感”を演出しようとしたのだろうが、厚労省の役人の独断専行で、かえって船内感染を広げ、あげく諸外国のメディアから酷評される始末である。

そして誰もが不思議に思ったのは、約3,700人の乗客、乗員全員のウイルス検査をなぜしないのかということだった。

国内でも「既にウイルスが入り込み街の中で散発的な流行が起きていてもおかしくない」とする日本感染症学会の見解がありながら、厚労省の方針で湖北省と無関係な人は検査の対象外とされ、そのためウイルスが日本の街中にどのように広がっているかについてはベールに包まれたままだった。

おしりに火のついた政府が民間の検査会社の助けを借りて検査体制の拡充に乗り出したのは2月12日になってからだ。


当社の連結子会社である株式会社エスアールエルは、厚生労働省及び国立感染症研究所の依頼により、新型コロナウイルスの検査を2月12日(予定)より受託することとなりましたのでお知らせいたします。

(みらかホールディングスのサイトより)


SRLは日本国内の病院から送られてくる血液、便、組織などの検体を一日20万件もさばいているといわれる。ウイルス検査装置は最新式のもので、公的な研究機関とは比較にならないくらい手馴れているため、スピーディな検査が可能だ。

今後はこうした民間の検査会社をもっと活用していかないと、追いつかないだろう。

医療ガバナンス研究所理事長、上昌広氏は、政府が予算をつけてメガファーマを誘致すれば、クリニックのような小規模医療機関でも、検査をSRLなど民間検査会社にオーダーできると指摘する。

上氏の念頭にあるメガファーマの一つは、スイスの世界的な製薬・ヘルスケア企業「ロシュ」であろう。

「ロシュ」のスタッフは、新型コロナウイルスが発見されるやすぐに現地に入り、さっそく検査ツールの開発に成功、やがて商用バージョンが民間検査会社にも投入された。

それを報じたのが1月31日付ブルームバーグの記事だ。


スイスの製薬会社ロシュ・ホールディングは、中国で発生した新型コロナウイルスに対応する初の商業用検査ツールを投入する。(中略)同社では、数週間前に中国・武漢市を発生源とする新型コロナウイルスの存在が浮上した時に分子診断医から成る緊急対応チームが始動。スタッフが十分に配置された施設で数時間以内に診断が可能な検査ツールを開発した。…新型コロナウイルスの感染拡大に備える他の国々からも注文を受けているという。


上昌広氏は、日本のメディアで、こうした事実が報道されないのをいぶかる。

「海外メディアが大きく報じたが、日本メディアはほとんど扱わなかった。緊急事態に際し、記者クラブ、役人、そのまわりにいる学者はどこを向いているのでしょう」(同氏のツイッター動画より)

厚労大臣らの記者会見や、担当官僚のレクをうのみにして記事を書く記者クラブメディアの報道だけでは、われわれ国民は、世界から見て日本政府の対策がいかにズレているかを具体的に知ることはできない。

中国への渡航歴は?中国から来た人との接触は?など、いわゆる“湖北省しばり”で、一般市民を検査から切り離し、政府はこの間、ミスリードを続けてきたが、自治体や医療機関の判断により“湖北省しばり”を突き破って検査を行う動きが広がるとともに、感染が急速に拡大しつつある実態が見えてきた。

上氏は東洋経済オンラインの記事で、こう書いている。


新型コロナウイルスに限らず、ウイルスの遺伝子診断はありふれた検査だ。クリニックでもオーダーできる。看護師が検体を採取し、検査を外注する。SRLやBMLなどの臨床検査会社の営業担当社員がクリニックまで検体を取りに来て、会社の検査センターで一括して検査する。そして翌日には結果が届く。新型コロナウイルスに対する検査はすでに確立している。…この検査ツールは、感染研などが実施している研究レベルでなく、臨床レベルの厳しい規制、品質管理をクリアしている。


政府がその気になり、予算をつければ、民間の検査会社を活用することにより、近所のクリニックでも、検査ができるのだ。

検査の結果、陽性であっても、無症状や軽症なら、自宅にしばらくの期間こもっていればいい。

その分、感染が一定以上に拡大するのを防げるし、限られた数しかない入院ベッドを、重症化してしまった人のために確保することもできる。

しかも新型コロナウイルスか普通の肺炎かがわからずに、やみくもに抗生剤を投与されるなどの無益な医療を受けずに済むだろう。

これまでの政府の「失敗」には、狭い視野、情報不足、日本の医療への過信などがあったように思える。もちろん、中国との外交関係、経済界への配慮や、さまざまな政治的思惑もあったに違いない。

政府は一刻も早く大量検査体制を整え、各医療機関には院内感染を防ぐ十分な対策を整備するよう指導すべきである。

image by: Rodrigo Reyes Marin / Shutterstock.com

新恭(あらたきょう) この著者の記事一覧

記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。



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記事 [政治・選挙・NHK269] 安倍が閣議で「こうだ」と言えば、「こうだ」となる独裁国家。(かっちの言い分)
安倍が閣議で「こうだ」と言えば、「こうだ」となる独裁国家。
https://31634308.at.webry.info/202002/article_18.html

安倍という男は、従来守ってきた解釈を簡単に変えてしまう。黒川検事長の定年延期はその例である。その変えた解釈が正しければ文句は言わない。日本を危うくするのは今までの正当なものを間違った方向に変えてしまうからだ。その変えた理由が全て安倍の保身のためである。自分の保身や自分が話した嘘を隠すために変える。閣議はまるで解釈変換会議である。

東京新聞が安倍政治の批判の手を緩めない。政府の見解は従来の正しいものを変えるものだと述べた。
二〇〇七年六月、当時総務相だった菅氏を含む全閣僚で構成する「犯罪対策閣僚会議」が、幹事会の申し合わせとして企業の被害防止の指針をまとめた際、反社会的勢力は「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人」のことだとしていた。

しかし、桜を見る会で菅長官が反社の人物と写った写真について追及された。その時反社の定義が変更された。『形態が多様で、時々の社会情勢に応じて変化し得るもので、あらかじめ限定的にかつ統一的に定義することは困難である』と閣議決定した。
この変更解釈を読むと、反社の人は、その時代時代で変化するもので、統一的定義出来ないと言っている。これによれば反社などはカメレオンのようなもので、右から見てば反社だが左から見れば反社でないということらしい。

本当に詭弁で、暴力に所属していれば、どこから見ても反社は反社である。本当にろくでもない政府である。安倍が閣議で「こうだ」と言えば、「こうだ」となる。独裁国家である。道理が通じない国家である。憲政史上最悪な嘘つき内閣である。



<点検「桜を見る会」>「反社」の定義ゆがめる
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202002/CK2020022302000107.html
2020年2月23日 朝刊


 「桜を見る会」に反社会的勢力が出席していたかどうかが話題となったことをきっかけに、政府が閣議決定をして用語の定義をゆがめる事態にも発展した。
 菅義偉(すがよしひで)官房長官は昨年十一月下旬の記者会見で、反社会的勢力とみられる人物の出席について「個々の招待者の参加は承知していない」と確認を拒否。用語について「定義が一義的に定まっているわけではない」と言い切った。
 社会通念上、反社会的勢力は、主に暴力団の組織や組員などを指す用語として認識されている。政府も、用語の意味を定めてこなかったわけではない。
 二〇〇七年六月、当時総務相だった菅氏を含む全閣僚で構成する「犯罪対策閣僚会議」が、幹事会の申し合わせとして企業の被害防止の指針をまとめた際、反社会的勢力は「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人」のことだとしていた。
 だが政府は、桜を見る会を巡る菅氏の発言を受け、昨年十二月十日には反社会的勢力について「形態が多様で、時々の社会情勢に応じて変化し得るもので、あらかじめ限定的かつ統一的に定義することは困難である」とする答弁書を閣議決定した。政府として定義ができない以上、桜を見る会では反社会的勢力の出席を完全に避けることもできなかったことになる。
 野党は、反社会的勢力の定義をあいまいにすれば、暴力団などに対する企業の対策に悪影響を及ぼすと批判している。 (中根政人)


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記事 [政治・選挙・NHK269] 「アビガン」が世界を救うかも<コラム狙撃兵・長周新聞>
「アビガン」が世界を救うかも
https://www.chosyu-journal.jp/column/15933
2020年2月22日 コラム狙撃兵 長周新聞

 中国の武漢市を震源地にした新型コロナウイルスの感染拡大に世界中が震撼している。日本でも横浜港に停泊したダイヤモンドプリンセス号の集団感染が連日のように取り沙汰され、政府対応のまずさも含めてみなが固唾を呑んでなりゆきを見守ってきた。新型であるだけに、このウイルスがどのような特徴をもっており、どのような治療薬が有効なのかもわかっておらず、それ自体恐怖である。しかし、一方で目下、中国をはじめとした各国の研究機関が猛烈な勢いでワクチン開発や研究を進め、封じ込めに力を注いでいるなかで、既存の治療薬のなかにも有効なのではないか? と医療研究者たちが注目しているものがあるのだという。

 富士フイルム富山化学が富山大学と共同で開発した「ファビピラビル」という薬があり、それは2014年に富士フイルム富山化学の前身で富山市に研究生産拠点を置いていた富山化学工業と、当時富山大学医学部に勤務していた白木公康教授(現在は千里金蘭大学副学長)が共同研究して開発した薬「アビガン」に含まれている成分なのだという。中国政府は新型コロナウイルス対策として富士フイルム富山化学のインフルエンザ治療薬「アビガン」に含まれる有効成分を使った薬の生産を始めたことや、臨床試験をおこなった結果、副作用が少なく効果が高いこともわかっていると公表している。

 アビガンが脚光を浴びたのは鳥インフルエンザが蔓延したときで、その後もエボラ出血熱を発症した患者に投与したところ完治したり回復に向かったことなども世界的には知られている。これまでの抗インフルエンザ薬は、体内で増殖するウイルスを細胞内に閉じ込め、感染の拡大を防ぐ効果があるのに対して、アビガンはウイルスの増殖そのものを抑え込み、ウイルスの薬に対する耐性もできにくいという特徴を持ち、インフルエンザのみならず多くのウイルスで効果が期待できるという。

 しかし、日本政府も2014年に備蓄用として製造しているにもかかわらず、今回の新型コロナウイルスでは使用を許可していない。一般的にワクチンの開発には何年も要し、出来上がった頃には重症患者は亡くなってしまい、収束しているといったケースも珍しくない。今回のように一刻を争う場面で、特効薬になりうる治療薬があり、臨床結果で副作用も少なく効果が高いこともわかっているというなら、それこそ専門的知見も踏まえた上で、できるかぎり早く使ってみるというのも手だろうと思う。投与されても死なないなら、投与されずに死ぬよりもマシだろうにと−−。仮に有効であると認められた場合、富山の薬売りの遺伝子を引き継ぐ富士フイルム富山化学と白木公康教授の努力が、世界を救うかも知れないのである。白木教授もテレビ番組に出てきて「わたしがつくったアビガンを使ったらいい」と自信のある面持ちでのべていたし、むしろなぜ使わないのだろう? 製薬利権の「封じ込め」にあっているのか?(ウイルスを封じ込めできない者が逆に治療薬を封じ込めているのか?)と不思議でならない。

 チンタラしている厚労省の官僚や橋本岳あたりには任せておけないので、ウイルス感染の専門家たちはこうした情報をどんどん発信して欲しいと思う。このような場合、素人は右往左往するしかないし、やはりプロたちの知識、情報が頼りである。

吉田充春




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記事 [政治・選挙・NHK269] 小田嶋隆氏「最大の罪は国の文化と社会を破壊したこと」 怯むなANAホテル!ウソと詭弁を終わらせろ(日刊ゲンダイ)
 


小田嶋隆氏「最大の罪は国の文化と社会を破壊したこと」 怯むなANAホテル!ウソと詭弁を終わらせろ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/269468
2020/02/23 日刊ゲンダイ


小田嶋隆氏(C)日刊ゲンダイ

小田嶋隆(コラムニスト)

 安倍政権には言いたいことがいっぱいある。まず、対米追従&対露弱腰外交は「売国」という古い言葉を召喚してこないと形容しきれないと思っている。経済では、消費増税によって、アベノミクスの3本の矢を焚き付けの薪として炎上させてしまった。これだけでも退陣の理由としては十分だ。とはいえ、外交は相手あってのことだ。経済もまた、運不運の要素を含んでいる。なので、失策のすべてを安倍さんのせいにするつもりはない。ここは見逃してさしあげてもよい。

 政権の罪は、むしろ、彼らの日常動作の中にある。たとえば、行政文書を前例通りに記録・保存するという行政の担当者としてのあたりまえの習慣を、安倍晋三氏とその追随者たちは、政権を担当したこの8年の間に完膚なきまでに破壊した。それだけではない。彼らは、自分たちの政治資金の出納をまっとうに報告するという、政治家としての最も基本的な義務すら果たしていない。

 かてて加えて、安倍政権の中枢に連なるメンバーは、正確な日本語を使い、公の場でウソをつかないという、日本の大人として守るべき規範さえ、きれいにかなぐり捨ててしまっている。おかげで、わたくしどものこの日本の社会では、日本語が意味を喪失し、行政文書が紙ゴミに変貌してしまっている。でもって、血統と人脈とおべっかと忖度ばかりがものを言う、寒々とした前近代がよみがえりつつある。

 結論を述べる。安倍政権は外交と経済をしくじり、政治的に失敗しただけではない。より重要なのは、彼らがこの国の文化と社会を破壊したことだ。私はそう思っている。一刻も早くこの国から消えてもらいたいと思っている。











http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/867.html

   

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