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2020年8月25日00時26分 〜
記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍首相「147日不休」は盛り過ぎだ! この夏「自宅で過ごした22日」と盟友の思惑〈AERA〉
安倍首相「147日不休」は盛り過ぎだ! この夏「自宅で過ごした22日」と盟友の思惑
https://news.yahoo.co.jp/articles/704e929cdffe982b5e8cbdbc61b1b374a0a2394c
8/24(月) 14:00配信 AERA 2020年8月31日号より抜粋


健康不安が取りざたされる安倍首相。コロナ禍の拡大、支持率とGDPの急落、そして自身の体調という「四重苦」に直面しているようだ/首相官邸 (c)朝日新聞社(dot.)


 体調不良が噂される安倍首相に対し、盟友らが「不休」とかばい休養を勧める だが実際には、かなりの時間を自宅で過ごす日々。体調も政権の命運も危険水域だ。AERA 2020年8月31日号で掲載された記事から。

*  *  *
 騒動のきっかけは、安倍晋三首相の「盟友」のこんな一言だった。

「ちょっと休んでもらいたい。(安倍首相は)責任感が強く、自分が休むことは罪だとの意識まで持っている」

 8月16日、フジテレビの番組に出演した自民党の甘利明税調会長はこう発言し、かねて噂されていた安倍首相の体調問題に自ら言及した。テレビ局関係者の間では、安倍首相の健康に関する質問はタブーというのが不文律だったという。永田町に激震が走ったのは、この数時間後のことだった。

「明日、安倍首相が慶応義塾大学病院に検査に行き、そのまま入院する」

 そんな情報が流れたこの日はお盆休みの最終日。総理官邸は出入りする官僚の姿もなくひっそりとしていたという。ベテランの政治記者はこの一報を聞いた時、ある「政変」が頭をよぎったと話す。それは13年前の夏、8月に体調を崩した安倍首相が9月に退陣を表明、その後総選挙で自民党が大敗し民主党政権が誕生した出来事だ。

「これまでも体調不安説はあったので、いよいよ来たなと思いました。しかし一方で、本当に容体が悪く、緊急を要するのであれば極秘入院するはずで、首相サイドがわざわざマスコミにリークするはずがない。『これは何か思惑があるな』というのが第一印象でした」

 翌17日朝、東京・信濃町にある慶応大学病院前にはメディアが押しかけた。同病院には安倍首相の主治医がいて、入院を要する緊急の事態であれば、この病院だというのは以前から認識されていた。

 30台近いカメラが居並ぶ中、安倍首相を乗せた車は3台の車列をなして予定されていた10時28分に到着。マスク姿で表情こそ確認できなかったが、安倍首相は自分の足で病院に入っていった。

 結局、安倍首相は約7時間滞在したが入院はせず、自宅へ戻った。その際、集まったマスコミに「お疲れ様」と一言だけ口を開いた。自らの健康については何一つ語らなかったが、その後、病院側が「6月13日に受けた人間ドックの追加の検査」と検診理由を発表。あくまで検査に過ぎないことを強調したが、首相の「健康不安説」はむしろ強まる結果となった。

 マスコミに情報を流し、病院に出入りする姿を「撮らせて」まで演出された、この騒動の政治的な目的は何だったのか。永田町を取材すると聞こえてくるのは、コロナ終息に向けて全く道筋が立たない安倍政権の相当ないらだちだ。

 決定打は景気の指標となる4〜6月期のGDPが戦後最大の落ち込みを見せ、各社の内閣支持率がNHKの34%など、相次いで過去最低になったことだった。ある自民党幹部はこう分析する。

「感染対策と経済の両立を全く舵取りできない責任は、間違いなく安倍首相にある。野党は国会を開けと息巻いているが、国民感情としても、なぜ責任者が何の説明もしないのか、という声は多い。しかし、当の本人は体調面でも、精神面でもそれに応える余裕はなく、そのことを正当化するには首相はがんばっている、という世論の形成しかない。そうすることで感染終息までの時間稼ぎをしようという、安倍首相をおもんばかる周囲の作戦でしょう」

 実はこのシナリオは、安倍首相の最側近3人で演出された。今井尚哉総理補佐官と前出の甘利氏。そして、安倍首相に万が一のことがあれば代行として采配をふるう立場の麻生太郎副総理だ。安倍首相は12日に甘利氏、15日に麻生氏と相次いで二人きりで会談している。

 安倍首相は17日に病院を経て自宅に帰り、19日午後、再び官邸に姿を見せた。安倍首相が病院に入った日、その健康状態について記者からコメントを求められた麻生氏は、首相をかばうようにこうぶちまけた。

「あなたも147日間休まず働いてみたことありますか? ないだろうね、だったら意味分かるじゃない。140日休まないで働いたことないだろう。140日働いたこともない人が、働いた人のこと言ったって分かんないわけですよ」

 麻生氏の言う147日とは、1月26日〜6月20日の期間。確かにこの間、朝日新聞の首相動静によると「公務なし」の休日がなかった。

 だが足もとの状況はかなり違う。首相動静によると、7月1日〜8月19日の間、安倍首相が終日自宅で過ごした日が6日あり、午前中を自宅で過ごした日も16日あった。特に7月下旬からは帰宅時刻が目立って早くなり、ほぼ毎日のように午後6時台に首相公邸ではなく東京・富ケ谷の自宅に戻っていることが読み取れる。

 帰宅後に家で仕事をすることがあったとしても、「午前は自宅、午後は散髪」(8月2日)や「午前は自宅、午後はジム」(10日)という日もあり、さすがに「首相は不休で働きづめだ」というイメージを付けるのは「盛りすぎ」だろう。

「国難突破」と気勢を上げ、危機をあおって「緊急事態条項」を持ち出すなど強権的な発言を続けてきた安倍首相。だが別の自民党幹部は「コロナへの対応でもわかるとおり、本当の危機には体力面でも精神面でも強くない」と指摘する。

「健康が理由で一度は政権を投げ出してしまっているので、『安倍さんは弱いな』と言われることを必死に避けようと強気に振る舞う。だから本音を言える人は限られていて、前出の3人がまさにそう。甘利さんの『休んでもらいたい』という発言は本心で、決してうわべだけの物言いではなかったと思います」

(編集部・中原一歩)





http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/303.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍首相健康問題と国政への対応(植草一秀の『知られざる真実』)
安倍首相健康問題と国政への対応
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-76206d.html
2020年8月24日 植草一秀の『知られざる真実』


連続在職日数が歴代最長になった8月24日午前、安倍首相が慶応大病院(信濃町)に入った。

8月17日に続いて2週連続の病院訪問は異例。

首相官邸は「先週の受診時に医師から1週間後にまた来るよう言われており、受診は前回の続き」と説明したが、額面通りに受け取る者はいない。

政治家にとって健康問題は機密事項。

日帰りの病院訪問であれば隠密に行ことが普通。

首相官邸に医師を招くこともできる。

往診では対応できない事情があると考えられる。

隠密での行動は週刊誌等に発覚された場合の影響が大きいため、あえて公表していることも考えられる。

いずれにせよ、重大な健康問題が発生している可能性が高い。

病院訪問を公表しているのは、政局転換の伏線を張っている可能性もある。

早期に安倍首相が退陣を表明する可能性を否定できない。

かつて、石橋湛山首相が健康問題を理由に早期辞任を決断したことがあった。

日本政治史の屈折点である。

石橋内閣が長期内閣になっていれば、日本が暗黒史を刻むことはなかった可能性が高い。

拙著『25%の人が政治を私物化する国』(詩想社新書)
https://amzn.to/3go7gkv

から引用する。

「吉田内閣が造船疑獄事件で退陣に追い込まれた後、公職追放から復帰した鳩山一郎氏が首相の座に就いた。

鳩山一郎氏は米国と一定の距離を保ち、ソ連との国交回復を実現した。

このことによりシベリア抑留者50万人が日本に帰還できたのである。

1956年、鳩山一郎内閣はソ連との平和条約締結寸前まで交渉を進展させた。

ところが、ここで米国が横やりを入れた。「日本が歯舞・色丹二島返還による平和条約締結に踏み切るなら、米国は永遠に沖縄を日本に返還しない」と恫喝したのだ。

日ソ平和条約は締結に至らず、北方領土問題の解決も実現しなかった。

この後、日本は北方領土について、四島が日本帰還との主張を始めた。

米国の差し金による日本の主張の大変化である。

孫崎享氏の著書『日本の国境問題』(筑紫書房)に詳しいが、米国は日本と中国、日本と韓国、日本とソ連が友好関係を構築しないように、国境問題、領土問題において紛争の種を植え込んだ。

これが尖閣、竹島、北方四島の問題である。

鳩山一郎氏首相の後継首相の座を狙っていたのが岸信介氏である。

しかし、1956年12月の自民党総裁選で岸信介氏は敗北した。

米国に対して堂々とモノを言う石橋湛山氏が首相に就任した。

米国は石橋首相の誕生を警戒した。

石橋湛山首相は首相就任に際して「自主外交の確立」を掲げ、対米隷属の修正を目標として明確に定めた。」

「この石橋湛山内閣誕生に関して春名幹男氏は、米国国務省北東アジア部長のパーソンズ氏が「ラッキーなら石橋は長続きしない」と述べたことを記す英国外交文書の存在を明らかにした。

そして現実に、石橋内閣は、この言葉通り、わずか65日の短時間で終焉した。

石橋首相は1957年1月25日、帰京した直後に自宅の風呂場で軽い脳梗塞を発症した。

報道は「遊説中に引いた風邪をこじらせて肺炎を起こした上に、脳梗塞の兆候もある」と発表したとされる。

母校早稲田大学で行われた行事に出席し、体調を悪化させたとも伝えられている。

石橋首相は2ヶ月の絶対安静が必要との医師の診断を受けて、「私の政治的良心に従う」として首相の職を辞した。

石橋湛山氏は昭和初期に、暴漢に狙撃され、帝国議会への出席ができなくなった当時の濱口雄幸首相に対して退陣を勧告する社説を『東洋経済新報』に執筆していた。

国会に出ることができない自分が首相を続投すれば、社説での言説との矛盾が生じるとして首相辞任を決意したと伝えられている。」

重大な健康問題が存在するなら、国政に遅滞が生じることは免れない。

安倍首相が辞任を表明するなら、日本の政局は重大局面を迎える。

衆院の任期満了が1年後に迫る。

どのようなかたちで次の衆院総選挙が実施されることになるのか。

安倍政治NOの考えを持つ日本の市民は、この機会に日本政治の刷新を図らねばならない。

そのための具体的な構想を構築し、直ちに実行する必要がある。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/304.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 9月に「第2波コロナ死」激増の恐れ 8月の重症者数は3倍超(日刊ゲンダイ)









9月に「第2波コロナ死」激増の恐れ 8月の重症者数は3倍超
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/277717
2020/08/24 日刊ゲンダイ


何もしない西村康稔コロナ担当相(C)日刊ゲンダイ

 コロナ第2波が収まる気配を見せない。少なかった重症者数は今月、急ピッチで増えている。次は死者数が膨れ上がる恐れが出てきた。

 重症者数は1日の80人から23日は254人と3週間余で3倍超に増えた。第1波では4月7日の80人が22日に約3倍の241人、5月1日にピークの328人を記録している。第2波の重症者数は第1波に近い勢いで増加しているのだ。

 死者数もジワジワ増えている。厚労省発表の死者数を月別に集計した(別表)。7月は37人だったが、8月は23日までで175人と、すでに6倍近くに上る。ただ、第1波ほどの勢いではない。第1波の死者数は3月末までに56人。ところが4月はひと月だけで359人、5月は同じく477人もの死者を出した。

「第1波より死者数の増え方が緩やかだということで楽観はできません」と言うのは、西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)だ。こう続ける。

「第1波では高齢者の感染が多く、4、5月に一気に死者が出てしまいました。今回は、1カ月くらい前までは、若者の感染が中心で、死に至るケースが少なかったのですが、ここに来て介護施設など高齢者施設や家庭内で高齢者の感染が増えてきています。また、第1波では、政府は緊急事態宣言を出しましたが、今回は何も手を打たず、『Go To トラベル』を続けている。この先、感染が減っていく要素がほとんど見当たりません。第1波のように重症者数が減っていかなければ、死者も増え続けることになります」

 第1波では4月7日に7都府県に、同16日に全国に緊急事態宣言が出された(5月25日解除)。その結果、重症者数は5月1日のピークから減少に転じ、6月5日に100人、27日には50人を割った。死者も6月は81人と大幅に減った。

 このまま、安倍政権の無策、愚策が続けば、9月以降、第1波を超える死者激増に襲われてもおかしくない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/305.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 電通の恐ろしい心臓部<本澤二郎の「日本の風景」(3825)<野党、国民も理解していない大魔神の心臓部公開!>
電通の恐ろしい心臓部<本澤二郎の「日本の風景」(3825)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/26008079.html
2020年08月25日 jlj0011のblog


<野党、国民も理解していない大魔神の心臓部公開!>

戦後75年8月を迎えて安倍晋三内閣の真の貢献度を測定してみると、それはほとんどの国民、学者・文化人さえも知らなかった、電通の恐ろしいほどの心臓部を教えてくれたことではないだろうか。

 単なる広告代理店のはずが、その実、戦前の満州国・関東軍の特務機関としての侵略統治機能を、現在も継続・存続してきていると極論できるのではないだろうか。

<復活した財閥の心臓部=関東軍の特務機関>

 いつのことだったか、朝鮮半島を植民地支配したことについて「日本はいいこともした」という趣旨の発言をして、大臣を首になったものがいた。

 最近までパソコンのYOUTUBEを、クラシックを聞ける場所だと思い込んでいたのだが、そこに李香蘭の生涯を物語る映像を見ると、次々と当時のものが登場する。その中には満州国関連の映像も。

 中国の東北地方の鉄道や都市の景観、撫順の炭鉱、鞍山の製鉄所など発展する様子も。これぞ侵略・植民地の正当化に他ならない。虐げられているはずの中国人に、焦点の当てた真っ当な映像ではない。

 ちなみに、李香蘭の父親は満鉄の職員で、撫順炭鉱は、満鉄の傘下となっていた。中国語の上手な彼女は、植民地政策を正当化するために、関東軍・満鉄が女優として働かせていたのである。そのことで、彼女の苦悩は、戦後も尾を引いていた。生きているころ、国会議員となった李香蘭こと山口淑子に取材しておくべきだったと、いま後悔している。

 無政府主義者の大杉栄惨殺人の甘粕という悪党が、映画製作の責任者だった。岸信介側近の福家俊一は、甘粕に拾われて戦後政界に打って出た人物だ、と清和会OBに教えられたばかりだ。

 大平後継者となった鈴木善幸内閣を打倒するために、岸は狂奔するが、その様子を福家からよく取材したものである。岸は、満州時代の仲間として、福家を信じ込んでいた。現在の麻生太郎は、鈴木の娘婿になることで、政界での地歩を築く。宏池会入りした河野洋平にぶら下がった。いま洋平のできの悪い息子を、麻生が将棋の駒にして使っている。

<政友会副総裁・小川平吉は息子の満鉄入りを阻止>

 思い出すと、宏池会こそが日中友好派の牙城だった。鈴木家とも縁戚になるが、戦前の政友会副総裁を歴任した小川平吉もまた、宇都宮徳馬の実父・太郎が陸軍参謀部時代、孫文と親しかったように、政治家として交流が深かった。

 次男の平二が後継者となったが、彼は若いころ、健康を害し、房総半島の小湊あたりで静養した。面倒を見たのが、一代で日本冶金・昭和電工などを築いた森一族。東京帝大法学部を卒業する場面で、平二は、父親の平吉に「満鉄に入りたい」と直訴した。

 息子の就職依頼に父親は言下に「許さない」と断った。その理由がまとも過ぎた。「よそ様(中国)に土足で入って暴利をむさぼっている企業に将来はないッ」、とはいえ、満鉄の大連からハルビンまでの特急「アジア号」を映像で初めて目撃したが、当時としては国際的にも一流列車だった。若者があこがれる様子が分かる。息子はやむなく三菱商事に乗り換えた。彼の上海時代を聞きそびれてしまった。三井と大豆利権で争っていたのか?

 関東軍の謀略に抵抗した小川平吉に対して財閥・関東軍閥は、彼が鉄道大臣の際に汚職事件で追及した。背後に里見機関が暗躍したのかどうか?もう調べようがない。

 清和会の反安倍晋太郎というと、田中義一の息子の龍夫だった。彼の母親が、上州は群馬県出身ということもあって、御大福田赳夫は龍夫をとことん信用し、岸の娘婿と距離を置いた。案外このことは知られていない。晋三のレベルを、福田の息子・康夫はよく知っている。小泉純一郎が重用しなければ、いまの安倍晋三は存在しなかった。

 小泉の責任は重大である。

 横道に反れてしまったが、以下の貴重な資料を発見したので、よく読んで電通の心臓部を理解してもらいたい。


>「電通」と自民党・公明党・CIA、「電通」を取り巻く、日本でいちばん醜い利権の構図<改訂版>
http://www.asyura2.com/09/senkyo69/msg/860.html

・・・・・略

1932年(昭和7)
満州国建国。国策通信社「満州国通信社」初代社長には、里見 甫(さとみはじめ)が就任。里見 甫は、裏社会とつながりがあり、満州国高官だった岸 信介の命によって、アヘンの密売であげた巨額の利益を、関東軍の資金にする犯罪行為の一端を担っていた人物。「満州国通信社」は、当時の軍国主義下の国策通信社であり、その阿片マネーから、児玉誉士夫、笹川良一といった人間に繋がり、阿片を利用し戦争指揮をとった東条英樹、「満州は、私の作品」と豪語する岸 信介、そして、日本の右翼勢力とも元々密接な関係があり、更には、中国の裏社会(マフィア)との繋がりもあった。

1934年(昭和9)後に「電通」第4代社長に就任する吉田秀雄は、上海にて中国進出し、中国市場の媒体の殆どを「電通」扱いとした。

1936年(昭和11)「日本新聞聯合社(聯合)」と「電通」の通信部門合併により、「同盟通信社」を設立。その際、「電通」の広告部門は、「日本新聞聯合社(聯合)」の広告部門を吸収し、広告のみを扱うという現在の姿の原型が完成。同年10月に、岸 信介が、満州国の国務院(満州国における行政機関。満州国は議会を持たなかった為、国政の最高機関であった)の実業部総務司長に就任している。

1945年(昭和20)敗戦に伴い、「同名通信社」は解体され、政治、社会、一般ニュースを扱う「社団法人共同通信社」と、経済報道を扱う「株式会社時事通信社」に分社化。しかし現在では、「共同通信社」、「時事通信社」、「電通」は株式を持ち合い、設立当初の寡占状態を回復している。

1947年(昭和22)吉田秀雄が「電通」第4代社長に就任。この頃から、「日本電報通信社(電通)」は戦前の準特務機関としての性格を生かし、政府・GHQに食い込むことに成功する。吉田秀雄は、戦犯として公職追放された政財界人、満州や上海から引き上げてきた旧軍人、「満鉄(満鉄調査部、満州国通信社)」関係者などを大量採用し、これが、「電通」が“満鉄調査部の後身”と言われる所以である。当時の電通ビルは、“第二満鉄ビル”と呼ばれていた。彼らは、広告のノウハウは無かったものの、実質フィクサーとして活動し、現在の日本支配の礎を築きあげていった。また、吉田秀雄はこの頃から、米国式広告=“プロパガンダ”手法を導入。

≪終戦直後の「電通」≫http://list.jca.apc.org/public/aml/2005-September/003431.html

1947年(昭和22)5月、前社長の公職追放により、吉田秀雄が社長となった。この経営危機の時期に、吉田秀雄は、何故か旧軍人、軍属、或いは「満州鉄道」関係者をどんどん採用しているのである。

市川 敏(満州国弘報処長)、小沼治夫(陸軍少将)、島崎千里(産業経済新聞)、高橋 渡(満州日報業務局長)、高橋威夫(満鉄文書課長)、塚本 誠(憲兵大佐)、松本豊三(満州日報理事長)、古賀 叶(満鉄錦州鉄道局長)、高田元三郎(毎日新聞社)、森山 喬(大陸新報理事)、森崎 実(満州日報編集局長)、芝田研三(南満州鉄道)、金沢覚太郎(満州電信電話)、古瀬甲子郎(満州日報営業局次長)、峯間信太郎(天津米穀統制会理事長)、白川威海(毎日新聞社)、山名文夫(資生堂意匠部)、蜂谷輝雄(台湾総督府外事部長)、東郷青児(画家)、中西寅雄(東大教授・陸軍嘱託)、宮崎博史(三越宣伝部長)、小滝 彬(外務省情報部長)、新田宇一郎(朝日新聞社取締役)、新保民八(花王石鹸取締役)

広告業界の連中は、誰もが電通ビル(旧電通ビル、中央区銀座七−四)を“第二満鉄ビル”と呼んだ。
あまりに満鉄関係者が多かったからである。吉田秀雄は、経営が危機に瀕していた時期に、何故、広告のことを皆目知らない、言わば使いものにならない連中をこれ程集めたのか、吉田秀雄は、旧軍人、満鉄関係者たちを社員として採用しただけではなく、公職追放となった政治家や財界人、新聞人などの為に、「旧友会」という、言わば“サロン”をつくって、彼らが、月一回集まって食事をしながら、心置きなく談笑出来るように設え、そればかりではなく、彼らの為に「ユニバーサル広告社」という会社までつくっているのである。

戦後、「電通」が大きく躍進出来た原因の一つが民間ラジオ放送で、もう一つが民間テレビ放送だと言われている。テレビに執念を燃やしたのは、吉田秀雄よりも正力松太郎(読売新聞社主)のほうで、ついに「日本テレビ(読売)」開局に漕ぎつける。

NHK編の『放送五十年史』は、正力松太郎のテレビ計画を、「講和、独立を控えた特殊な情勢の下で、米国の極東戦略に深く関連しながら、全国のテレビ網を一挙に手中に収めようとした」と、極めて含みの多い表現で説明している。正力松太郎のテレビ計画の周辺を取材すると、旧軍人たち、それもGHQとの関わりの深い情報プロたちの影が、何人も浮かび上がってくる。

そして、旧情報将校たちが米国に足繁く通う中で、折から、公職追放中だった正力松太郎が、何故か突如追放解除となり、それをきっかけに、テレビ開局計画が急ピッチで具現化するのだが、そのキーマンとして動いたのが、カール・ムントという人物なのである。

カール・ムントは、米上院議員であり、カール・ムントは、1951年4月、米上院で、次のような演説を行っている。「共産主義は、“飢餓”と“恐怖”と“無知”という三大武器を持っている。こうした共産主義に対する闘いにおいて、米国が持っている最大の武器はテレビである。我々は『米国のビジョン』なるテレビ・ネットワークを海外に普及させる必要がある。それを最初に試験的にやるべき地域は、ドイツと日本で、例えば、日本の隅から隅まで行き渡らせる為のテレビ網建設費は460万ドル。これはB29爆撃機を2機つくるのと同じ金額である」

テレビは、共産主義勢力に対する武器としては軍事力などより遥かに強力で、しかも安いというわけだが、このムント構想が打ち出されるや、直ちに正力松太郎の密使が米国に飛び、ムント議員と接触している。その密使が、柴田秀利(後に日本テレビ専務取締役)である。

柴田秀利は、GHQの新聞課長インボデン少佐にも、関係者たちの話では、「かなりどろどろした手段を使って」深く食い込み、正力松太郎を、共産主義殲滅の代理人にさせる、との約束を取りつけたようだ。

「米国が、直接行なうと、情報支配の形があまりに露骨で、日本人の神経を逆なでする。日本人の手でやらせた方が遥かに効果的だ」との柴田秀利の説得が功を奏したものらしい。

「電通」が、戦後、初めて商売として政治と関わりを持ったのは、1952年10月、日本が独立した最初の総選挙の時だった。吉田 茂(麻生太郎の祖父)自由党としては、国民に対して大PR作戦を展開することにし、その大きな柱の一つとして、戦後初めて全国の主要新聞に大々的な広告を打つことになったのだが、そのプロデューサー役を演じたのが「電通」だった。

関わりが深まるにつれて、政治は次第に、吉田秀雄「電通」にとって、商売の対象だけではなくなってきたようだ。それが、一つの頂点に達したのが、1960年の安保騒動だった。革新陣営に「これで新聞は死んだ」と嘆かせた、所謂、「七社共同宣言」のフィクサーも、実は吉田秀雄だったと言われている。

「七社共同宣言」とは、東大生だった樺美智子が殺された直後、1960年6月17日に、全国紙五紙(「朝日」、「毎日」、「読売」、「日経」、「産経」)と「東京新聞」、「東京タイムズ」の七紙が、
「暴力を排し議会主義を守れ」との声明文を掲載したもので、この共同宣言は、反安保の盛り上がりに水を浴びせる役割を果たした。・・・・以下略



2020年8月25日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/306.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <号砲が鳴った ポスト安倍政局の行方>無残の中で佐藤栄作超え記録更新 ただ長いだけで何もない(日刊ゲンダイ)

※2020年8月24日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大





https://twitter.com/Trapelus/status/1297790073727983616



※文字起こし

 8月24日、安倍首相の連続在職日数が2799日となり、大叔父・佐藤栄作の記録を塗り替え、歴代最長となった。この先もそう簡単に超えられることのない金字塔を打ち立てたわけだが、政権内に高揚感は乏しい。

 27日に予定されていた自民党幹部による「お祝い会」は既に延期が決まっている。さらに、24日午前に安倍は慶応大病院を再び訪れた。あれだけの騒動になったのに、1週間後に「再び」というのは驚きだ。

 17日に慶応大病院で「検診」して以来、安倍の健康不安は広がるばかりで、むしろ、この8・24を過ぎれば「いつ退陣してもおかしくない」という臆測で、ポスト安倍政局も激化している。歴代最悪のペテン政権は、レガシー(政治的遺産)ゼロのまま終わりを迎えることになるのだろう。

 19日に夏季休暇から復帰したはずの安倍は、3日連続で午後出勤の「半日公務」だった。週末も私邸にこもり、唯一の外出は、今月2度目の散髪。耳まわりと襟足をきれいに切り揃えていた。歴史的なきょうの日を前に気持ちも新たに、ということなのかどうか。

 安倍が公務をセーブしているのは明らかなため、永田町は浮足立ち、先週から“ブン投げ秒読み”を思わせるさまざまな情報が飛び交っている。

<亡父・晋太郎と同じ膵臓がんだった。これで秋は政局。9月の自民党人事の前に退陣。10月に新総裁で解散総選挙>

<大腸がんだった。米大統領選の行方を見定めて、12月退陣>

 麻生副総理兼財務相が臨時代理に就くという情報もまことしやかに流れた。<内閣改造せずに総辞職。麻生臨時代理でつなぎ、総裁選は菅官房長官で危機管理内閣>なんて話まで語られている。

 このタイミングで20日に菅と二階幹事長が会食したことも思惑含みだ。親密度を増す両者は、最近も「(菅は)立派な指導者」「(二階)幹事長が党をしっかり主導」など互いを称え合う。二階は9月に予定される自民党役員人事で幹事長続投を画策中。二階外しに動こうとしている安倍とは違って、“菅首相”なら二階も安泰……ということらしい。

ただ長いだけで何もない

「体調悪化で退陣」を前提にした自民党内の権力闘争の一方、野党からは「首相は予算委員会に出席して、自らの健康状態を説明すべき」という声が上がる。これに対し、「病気をあげつらうようで、おかしい」という批判と安倍への同情論があるが、同情されるべきは、そんな首相をいただく国民だろう。

 安倍の盟友の甘利税調会長らは、しきりに「休養」を勧める。しかし、この未曽有の新型コロナ禍において、トップが“疲れて”マトモな判断が下せないのは、国民にとって悲劇でしかない。そして、そういう首相が歴代最長を樹立なのである。歴史に残る大宰相のはずが、第1次政権に続き、2度も政権を放り投げる。そんなことになれば、もはや喜劇だ。コロナ禍で失業や倒産の憂き目に遭っている国民は、やり場のない怒りをどこにぶつければいいのか。

 政治評論家の森田実氏がこう言う。

「佐藤栄作は沖縄返還を成し遂げました。吉田茂は、私は反対運動をしていたので評価しませんが、サンフランシスコ講和条約や日米安保条約を締結しました。首相を長くやれば、何か歴史に残る偉業があるものです。ところが安倍首相は、ただただ長いだけで何もない。それどころか、やったのは、国を悪い方向に導きかねない、集団的自衛権の行使を認めた安保法制ぐらいです。国民のために何かを残すのではなく、うわべだけの口先パフォーマンス政権という実態が、コロナ禍であらわになったのが現状。病気だからゆっくり休んで、というのは違う。この危機において指揮が執れないなら、国民にわびて退陣すべき。それが安倍首相の選ぶべき道です」

政権運営に行き詰まり、レガシーゼロに焦り

 2度目の政権ブン投げ観測が出るのは、持病の「潰瘍性大腸炎」という健康問題だけが原因ではなさそうだ。

 月刊誌「月刊日本」9月号で、毎日新聞編集委員兼論説委員の伊藤智永氏が、第1次政権時のことを、次のように話しているのが興味深い。

<第一次安倍政権が退陣した日のことをよく覚えていますが、安倍総理は2007年9月10日の臨時国会召集日に「職責を果たし全力を尽くす」と所信表明演説を行い、9月12日午後1時に代表質問を行う予定でした。しかし当日の正午過ぎにテロ対策特別措置法の延長が難しくなった途端、その場で辞任の意向を伝えて午後2時から辞任会見を開きました。政権を放り出した本質的な理由は体調が悪かったからではなく、政権運営に行き詰まって心が折れたからだということです>

 今回も同じだ。おそらく、体だけでなく心もズタズタなのだろう。

 コロナ対策は後手後手で、アベノマスクの失策もあり、支持率低下を招いた。数々の疑惑も周辺に迫る。

「桜を見る会」を巡る疑惑は、重要人物2人が別件捜査のターゲットになるなど再燃。森友問題では自死した近畿財務局職員の遺族が国と佐川元理財局長を提訴し、裁判が始まっている。参院選での公選法違反(買収)の罪に問われた河井克行・案里夫妻の事件はあす初公判だ。党本部からの1億5000万円の資金にメスが入る可能性もある。

一寸先は闇

 頼みの綱だった経済と外交も八方塞がり。2020年4〜6月期の実質GDPは前期比7・8%減、年率換算27・8%減という戦後最悪のマイナス成長で、日本経済は瀕死、アベノミクスの崩壊はクッキリだ。9月以降は倒産や廃業の激増も予想されている。キャッチフレーズが躍った「地方創生」「1億総活躍」「全世代型社会保障」なども、看板倒れで棚ざらし状態である。

「戦後外交の総決算」と意気込んだ拉致問題解決も北方領土返還も、北朝鮮の金正恩委員長やロシアのプーチン大統領に手玉に取られただけで、1ミリも進んでいない。

 悲願の憲法改正に執念を燃やすものの、来年の総裁任期満了まで続けたとしても絶望的だ。歴代最長でもレガシーなし。その結果、来夏に延期されたオリ・パラ開催にすがる情けない宰相が、いまの安倍なのである。

 政治評論家の野上忠興氏が言う。

「安倍首相は『このままただ長くやっただけの首相で終わりたくない』という気持ちが強いようです。アベノミクスはボロボロで、改憲も見通しが立たない。内政、経済、外交とあらゆることがうまくいかず、この8年弱は何だったんだと落胆し、精神的にも参っている。それがストレスとなり、心身を痛める最大の要因になっています」

 加えて、一寸先は闇の政界で、寝首をかかれる恐怖。菅は先週金曜(21日)、テレビ朝日系「報道ステーション」に出演したが、ここにきてやたらとメディア露出を高めている。それが何を意味するのか。

「溺れる者を叩くのが政界。終わりが見えた権力者に対しては、非情なものです。生き残り競争ですから、“お友だち”だって、次を考えて動く。誰もが勝ち馬に乗ろうとする」(野上忠興氏=前出)

 無残の中での記録更新、である。だが、それが実力だったということ。前出の森田実氏は、「長期政権になったのは、民主党が自滅し、その後も野党が迷走したのが最大の要因で、大政翼賛会に堕落したマスコミが政権に不都合なことを報じなかったから」と分析する。国会を開かず、記者会見で説明もできない。体調悪化だろうが、何だろうが、国民のために働けない政権は、一日も早く退場するべきなのだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/307.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 立憲民主と国民民主の合流新党 世論調査で 約7割が「期待できない」 「期待が持てる」はわずか17% ゾンビ民主党の支持が低いのは当然
               新党に「期待できない」が 約7割  
  
   
■ 立憲民主と国民民主の合流新党 世論調査で 約7割が「期待はもてない」 「期待が持てる」はわずか17%
  
  
最新の世論調査で、立憲民主と国民民主の合流新党について、約7割が「期待はもてない」との結果となっています。
逆に「期待が持てる」はわずか17%。
合流新党がいかに支持されていないかが明確にわかる結果となっています。(下記)
  
 
『この新党に期待が持てるかを聞いたところ、「期待が持てる」は17%にとどまり、「期待は持てない」が68%に上った。』
   
https://mainichi.jp/articles/20200822/k00/00m/010/114000c
   
   
  
■ あの「悪夢の民主党政権」にいた幹部が新党に続々参加  結局は選挙目当てで離散・合併を繰り返す新党詐欺まがいと言われてもしかたがない 多くの国民に見透かされている状況
  
  
新党とは言っても、民主党、いや民進党だっけか、がケンカ別れで分裂し、結局ダメでまたくっついただけの話です。
あまりにも国民を愚弄しています。
基本政策・理念が異なるということで別の党になったにもかかわらず、またくっつくだけなのだから、これでは「選挙目当てで離散・合併を繰り返す新党詐欺まがい」と言われても、しかたがないでしょう。
  
当然多くの区民はその状況を見透かしており、新党にはほとんどの人が「期待は持てない」となりました。
あの「悪夢の民主党政権」の酷さは様々なデータから明らかになっています。(下記参照)
 
『最新データでみる 安倍政権の成果が凄い  税収増、国債発行額大幅減、企業の利益増、正社員数増、世帯所得増、自殺率減、ホームレス減』
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/219.html
  
新党詐欺まがいの手口で国民を騙そうとしても、真っ当な国民はあの「悪夢の民主党政権」の酷さを忘れてはいません。
  
無能な政治屋がいくら集まっても無能なだけ。
0 × 100 = 0 ということです。  
   
  
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/308.html
記事 [政治・選挙・NHK275] 健康を害したのなら速やかに退陣し、健康なら国会を開け。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/08/blog-post_83.html
8月 25, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<安倍晋三首相は24日、東京・信濃町の慶応大病院を2週連続で訪れ、治療に当たった。「追加的な検査」と説明したが、詳細な内容を求める質問に応じず、永田町では「健康不安説」が拡大。今後も通院が続くとの見方があり、健康問題の表面化による求心力の低下も避けられない。来月予定される内閣改造や自民党役員人事に踏み切れるかが、今後の焦点だ。この日連続在職日数が2799日と歴代単独1位になったが、歓喜なき節目の日となった。

   ◇   ◇   ◇

健康問題を表に出したくないのが、政治家の常。それだけに、17日に続いて安倍首相が病院を受診したことは異例の行動だった。

首相はこの日、東京・信濃町の慶応大病院に4時間近く滞在した。その後、官邸に入った際、取材に「先週の検査の結果を詳しく伺い、追加的な検査を行った」と説明。「体調管理に万全を期して、これからまた仕事を頑張りたい」と執務続行に意欲を示したが、孤独で激務といわれる総理の職を今まで通り続けられるのか。首相の健康問題は永田町だけでなく、国民の関心事にもなっている。

首相は、検査の内容についても問われたが「そうしたことはまたお話をさせていただきたい」と、詳細な回答はしなかった。

政府・与党内では、首相の体調悪化の原因は持病の潰瘍性大腸炎の悪化ではないかとの見方が強い。この病は第1次安倍政権退陣の一因にもなっただけに、受け止めは深刻だ。「首相は、9月の内閣改造、自民党役員人事を断行できるのか」との声も、聞かれる。

自民党総裁の任期が来年9月まで約1年に迫る中、首相にとって最後の本格的な人事とみられる。党幹事長人事では、二階俊博幹事長の去就、首相が後継に見込む岸田文雄政調会長の起用案が取り沙汰されてきたが、自民党関係者は「幹事長を代える体力はもう残っていないのでは」と話す。

内閣改造も、昨年の改造人事が「在庫一掃」と揶揄(やゆ)され、大幅交代も予想されてきたが、こちらも「小幅」になるとの見方がある。思い通りの人事に踏み切れなければ、首相の求心力は低下し、難しい選択を迫られることになる。 この日、連続在職日数が2799日の単独1位となり、大おじの佐藤栄作元首相越えを果たし、大きな節目となるはずだった首相だが、歓喜はなかった。感想を問われた首相は「約束した政策を実行するため、全身全霊を傾けてきた。その積み重ねの上に、今日を迎えることができた」と、淡々と振り返った>(以上「日刊スポーツ」より引用)


 安倍氏が検査で慶応病院を訪れた、とマスメディアは大騒ぎしているが、欣喜雀躍する理由が良く分からない。健康を害したのならサッサと退陣すれば良いし、健康に問題がないのなら問題山積の折、直ちに国会を開いて審議を行うが良い。

 だれが安倍氏の後継になるのか、といったのは枝葉末節だ。自公政権が続く限りグローバル化路線は変わらないし、日本のGDPはジリ貧となり国民がますます貧困化するのは目に見えている。

 自公政権が続く限りデフレ化から脱却することはないし、もちろん緊縮財政の呪縛から逃れることもないため景気は停滞したまま底を這うことになる。自公政権は34万5千人の外国労働者移民を決定している。その政策を転換しない限り、日本の労働者賃金は決して上昇しない。

 香港の国際金融センターを大阪に移転させるための具体的な政策を自公政権は打っているのだろうか。そのために香港人に対するビザの特別配給を行う、という話は寡聞にして知らない。何をモタモタしているのだろうか。

 安倍氏が健康を害したのなら一日も早く退陣して、政治に停滞をもたらさないようにするのが総理大臣としての最低限の見識だ。健康ならバリバリ働いて「検査と隔離」を看護師や保育士などから広げて、国民全般のPCR検査の実施を関係官庁に督励すべきだ。

 武漢肺炎の感染拡大を抑え込まない限り、経済の再生はあり得ない。そうした簡明なことすら実行できない内閣なら、たとえ健康でもトットと退陣すべきだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/309.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍晋三首相が再度慶応大学病院に赴き検査を受けたことで、自民党内では「ガン説」が広がっており、これでいつまで安倍政権が持つのかと疑問視する声が散らばっている(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/5fb78b917187217f44d6cdb2cf965556
2020年08月25日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 安倍晋三首相の第二次政権在職期間が8月24日、2799日となり、大叔父の佐藤栄作を追い越して第一位となった。これを祝う空気はほとんどなく、在日期間が長いだけでは自慢にはならないという声が広まっている。ロシアの隣国ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が在職26年の長期独裁政権を続けていることで、支持率はわずか3%にも関わらず、総選挙で再選されたことに国民の多くは退陣要求をつきつけており、政権は危機に立たされている。一方、安倍政権は支持率34%にダウンしているものの、森喜朗政権の6%に比べれば支持率はまだ高いという声がある。しかし、肝心要の健康問題が大きな致命傷になっており、父・安倍晋太郎元外相がすい臓がんで急死したことが思い浮かぶ。この意味で自民党内では、「ガン説」が取り上げられており、これでいつまで政権が持つのかという声が圧倒的だ。8月24日、午前10時前から午後2時頃まで慶応大学病院にいたことに関して、上皇陛下の側近である吉備太秦も以下のように安倍政権の前途を憂いている。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/310.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 動き出したか 五輪代替大会への模索/政界地獄耳(日刊スポーツ)
動き出したか 五輪代替大会への模索/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202008250000057.html
2020年8月25日8時36分 日刊スポーツ


★すでに、国民の多くは「まず来年の東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは中止、いやできないだろう。そもそも世界各国で予選やアスリートたちは練習したり、日本に来ることができるのか」という世界共通の疑問を持っている。ところがIOC(国際オリンピック委員会)やJOC(日本オリンピック委員会)は、はっきりしたことを言わず、時間稼ぎをしている。新型コロナウイルスのワクチンが年内にできたとしても全世界に行き渡るのには時間もかかるし、ワクチンが絶対的なものかもわからない。来年のこの暑い夏に日本で競技することのリアリティーも世界中で疑問視されている。

★それでも、スポンサーを募ってきたJOCや東京都から中止を言い出せば違約金が発生するし、IOCは世界のオリンピック放映権を持つ米NBCがやめると言い出さない限り、その契約金で運営している手前、何も言えない。そのNBCは会場が無観客なら世界中がテレビを見るはずと、今のところだんまりだ。つまり各団体がすくんだまま行けるところまで行くという片道切符のような現実の前に漂っているといえる。

★そこに、12年のロンドン五輪で組織委員会の会長も務めた世界陸連会長のコー男爵(セバスチャン・コー)が21日、「東京五輪が来年開催されない場合、陸上競技界は『型にとらわれずに考える必要があるかもしれない』」と英BBC放送で助け舟を出した。コーは「東京五輪の開催を心から願っている。そうあってはほしくないが、もし全般的に競技シーズンの継続がかなり困難になった場合は、違う種類の大会の創設について、少しばかり型にとらわれない発想をする必要があるかもしれない」。この問題に引導を渡すのは世界陸連でないかと思われていたが、まさに代替大会を模索して今回の東京大会中止はやむを得ないという環境づくりを始めたといえそうだ。次はどこのだれがこの問題に答えるか。(K)※敬称略


関連記事
<もう捨てたほうがいい>この猛暑で「来年五輪をやる」という妄想(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/298.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/311.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 昨日の記者会見で菅官房長官は、「現政権の大きな業績は何か?」と問われ、答えられなかった。そりゃそうだよね。民主主義と国民の暮らしを破壊し、外交では大国屈従外交で恥をさらしたのが「大きな業績」だもんね。


【関連記事】



歴代最長「大きな業績」官房長官は答えず
しんぶん赤旗 2020年8月25日 2面


菅義偉官房長官は24日の記者会見で、安倍育三首相の連続在職日数が歴代最長となったことに閲し、「経済の再生、外交・安全保障の再構築、全世代型社会保障制度の実現を目指し、一つ一つの課題に全力で取り阻むうちに、あっという間に7年8カ月がたってしまった」と述べました。
 一方、現政権があげた「大きな業績」は何かと問われた菅氏は、「総理の任期はまだ1年残っているので、そのことについての発言は控えたい」と述べ、言及を避けました。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/312.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 第2波を認めず、ピークも過ぎたのに、イベントの人数制限は継続+安倍、目標は成し遂げられず(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/29151997/
2020年 08月 25日

【安倍首相・・・23日に1時間半ぐらい美容院にいたのだけど。昨日、病院から帰って官邸で会見している様子を見たら、耳から後ろの生え際はそろっていた感じ。でも、前髪から頭頂部にかけての白髪とかボサボサ度合いは先週19日と変わっていなかったかも。^^;】

 安倍首相は24日朝も、私邸から慶応大学病院に直行し、3時間半ほど滞在。その後、首相官邸に出勤し、入り口で記者団の質問に答えた。

『首相、追加検査は4時間 「万全を期して仕事頑張る」

 安倍晋三首相は24日、東京・信濃町の慶応大病院を17日に続いて2週連続で訪れ、4時間近くにわたって検査を受けた。その後、官邸で記者団に「先週の検査の結果を詳しく伺い、追加的な検査を行った。体調管理に万全を期して、これからまた仕事を頑張りたい」と語った。(略)

 首相は、検査内容や結果に関しては「またお話をさせていただきたい」と述べるにとどめた。(共同通信20年8月24日)』

 まあ、病院で何をしていたか、本当のことをこの場で話すことはあり得ないだろうけど。検査内容や結果についての質問をスル〜せず、「またお話をさせていただきたい」と答えたのには、「あら」と思ったりして。(・・)

<mew&周辺では、早速、アレコレの邪推が。大別すると、病状について説明した後に「辞任」か。「治療のために一時休養&臨時代理」か。それとも「回復したので、今後も頑張る」宣言なのか。う〜ん。^^;>

* * * * *

 また24日に首相として連続在職日数が2799日と歴代1位になったことについては、このように話していた。

『首相は24日、記者団に「この7年8カ月、国民に約束した政策を実行するため、結果を出すため、日々全身全霊を傾けてきた。その積み重ねでこの日を迎えることができた」と語った。(略)

 首相は「政治においては、その職に何日間在職したかではなく、何を成し遂げたかが問われる」とも語り、残り任期で成果を上げることに意欲を表明。一方で「全てはこれまでの国政選で力強い支持をいただいた国民のおかげだ。大変厳しい時にあっても至らない私を支えていただいた全ての皆さまに感謝申し上げたい」と述べた。(産経新聞20年8月24日)』
   
 安倍首相が一体、何を成し遂げたのか・・・昨日も書いたように、秘密保護法と集団的自衛権の行使容認する安保法制の制定は、本当に悪い政策だったと思うし。ハンパなアベノミクスも困ったものだし。

 しかも、思えば、森友学園&加計学園、桜を見る会などの諸問題に見られるように、首相の地位を利用してお友達を優遇しながら、証拠になりそうな都合の悪いものはどんどん隠したり、捨てたりするような悪行を繰り返して来たわけで。こんあな政権を放置していたと思うと、またまた国民として恥ずかしく思ってしまうのだが。

 安倍首相が、この政権で最も成し遂げたかった三大目標「憲法改正」「北方領土返還」「拉致問題解決」のレガシー・マターに関しては、ほとんど何も進んでないわけで。<後ろ2つ、特に拉致問題は頑張って欲しかったんだけどな〜。>

 特に憲法改正は、絶対に成し遂げさせてやらないぞと、改めて強く誓うmewなのである。(**)

 話は変わって・・・。

 先週、日本感染症学会が開かれて、理事長でもある東邦大学の舘田教授が講演。「日本は、第1波、4月7日の緊急事態宣言ののち、何とかそれを乗り越えることができたが、今まさに、第2波のまっただ中にいるわけです」と述べていたという。(**)

 また、「感染者数の推移は、全国も東京も、そのピークを越えたかのように見られているが、また再上昇が見られないかどうか非常な注意をもって見ていかなければいけない状況だ」と警戒を呼び掛けた。(「 」内はNNN8,19より)

 舘田教授は、あの政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会、そして厚労省のアドバイザリーボードのメンバーだ。(・・)

* * * * *

 ところが、政府は、何故か「第2波」という言葉を使いたくない様子。

 『加藤厚生労働大臣は19日、国会で、「初期の中国経由のウイルス症例が生じた時が『第1波』、その後の欧米系のウイルス輸入症例が『第2波』と表現したこともある。必ずしも定義があるわけではない」と答弁』。(NNN20年8月19日)

 また、『西村康稔経済再生担当相は19日の記者会見で、現在の新型コロナウイルスの感染状況を「第2波」と呼ぶかを問われ、「第2波の定義があるわけではない。人によって第2波、第3波と呼ぶ」と述べた』らしい。^^;(産経新聞20年8月19日)

 実際、何を第1波、第2波と呼ぶか、定義が決まっているわけではないようなのだが。感染者増加の大きな波が来ているのは事実だし。ここまで頑なに「第2波」という言葉をシャットすることもないのに・・・と思ったりして。(~_~;)

 ただ、Go To キャンペーンを始めた7月下旬頃には「大きな波になっていない」と言い張っていた西村大臣にも、さすがにここまで来ると「大きな波ではない」とは言えないようで・・・。

『「新規陽性者の数をみれば大きな波となっていることは間違いない。なんとしても減少傾向にしていきたい」と強調した。高齢者の感染や重症者が増えていることを挙げ、「警戒しなければならない」とも語った』という。(同上)

* * * * *

 他方、政府の新型コロナウィルス分科会の尾身会長は、「発症日のピークは7月27〜29日ごろとなっている」との評価を発表したとのこと。

 いや、それだと分科会は「Go To Travel」キャンペーンの開始を、まさにこれから感染者数が増えてピークに向かおうとしていた時(=重症者が後追いで増えて行こうとしていた時)にOKしたことになっちゃうんですけど。(~_~;)

 まあ、早めに除外していただいた東京は、7月終わりから8月初めがピークになっていて、だんだん減少傾向にあるのだけど。全国には大阪のように8月半ばを過ぎても感染者や重症者の数が高止まりしているところも何箇所もあるわけで。まだ「ピークが過ぎた」と安心するのは、早いようにも思う。(・・)

 いや、実際、政府は「第2波」の存在や「Go Toキャンペーン」の制限は認めたがらないものの、「大きな波」がまだ収束に向かっていないとは思っているようで。
 当初は8月に解除する予定だった「5千人以上のイベントの制限」を9月も続行することに決めたという。(・o・)

 昨日の分科会では、かなり厳しい見解が出ていたようだ。(~_~;)

『イベント上限5千人、9月末まで継続 専門家警鐘「再拡大へ警戒必要」

 政府は24日、新型コロナウイルス感染症対策分科会(尾身茂会長)の会合で、大規模イベントの人数を5千人までとする制限措置について、9月末まで継続する方針を示した。分科会は了承した。厚生労働省に助言する専門家組織は24日、一部地域では新規感染者数が緩やかに減少を始めているが、再拡大に向けた警戒が必要だとする分析結果をまとめた。

 イベント制限をめぐっては、8月1日から5千人の上限を撤廃する方針だったが、感染拡大を受けて同月末まで延長することを7月に決定。その後も感染者数が高止まりしていることを受け、人数の制限措置を続けることにした。お盆休みに伴う人の移動の影響も見極めたい考えだ。感染状況によっては、前倒しして緩和することも検討する。

 政府は5月25日に緊急事態宣言を全面解除した際、約3週間ごとに4段階に分けてイベント開催の制限を緩和することを決めた。7月10日から入場者の上限を5千人に引き上げ、「収容人数の50%以内」とどちらか少ない方を上限とした。現在もその制限が続いている。

 一方、専門家組織は感染状況の分析で「8月に入り、感染者数に占める中高年層の割合は上昇傾向にある」「入院者数は依然として高い水準が続いている」と指摘。「感染経路については、不明の割合が高水準で推移しているとともに、お盆期間中の人の移動もあり、さらに感染拡大が再発するリスクは常にある」と警鐘を鳴らした。(産経新聞20年8月24日)』

* * * * *
 
 スポーツやエンタメ好きのmewとすれば、早く各種競技の大会やコンサート、舞台などに多くの観客がはいれるようになるといいと思うし。学生のクラブ活動もあまり制限したくはないのだけど・・・。

 ここで警戒を緩めてしまうと、もう1回大きな波がぶり返してしまうおそれがあるだけに、もう1回、緊張感を高めたいところ。(・・)

 それゆえ、本当であれば、政府の代表が(できれば首相が)国民に、今のコロナ感染の状況やイベント制限などの国としての施策をきちんと説明して、国民の警戒感や注意を喚起する必要があると思うのだけど。

 安倍首相の健康状態の問題も含めて、何か全てが「なあなあ」「まあまあ」と緊張感がないような状態になっている感じがして。その点でも大きな不安を覚えているmewなのだった。(@_@。

【ちなみに南関東競馬でも8月下旬から徐々に観客入場を開始していたのだけど。先週20日、大井競馬のA調教師がコロナ陽性になったことが発覚。さらに、昨日はついに騎乗予定だった船橋の騎手が陽性であることが判明し、24、25日の川崎競馬の開催を中止することに。これでたぶん、南関競馬の本格的な観客入場はかなり遅れることになりそうだ。(-_-;)

 う〜ん。コロナはmewから錦織応援タイムに続いて、南関タイムも奪ってしまうのか。(ノ_-。)】

 THANKS



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/313.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 「ポスト安倍は菅官房長官で決まり」予想でマスコミがさっそく菅官房長官に尻尾ふり! 報道番組は出演オファー、ワイドショーは忖度復活(リテラ)
「ポスト安倍は菅官房長官で決まり」予想でマスコミがさっそく菅官房長官に尻尾ふり! 報道番組は出演オファー、ワイドショーは忖度復活
https://lite-ra.com/2020/08/post-5598.html
2020.08.25 「ポスト安倍は菅官房長官」予想でマスコミが菅官房長官に尻尾ふり リテラ

    
    菅義偉ホームページより

 2週連続、慶應義塾大学病院で診察を受けた安倍首相。昨日のぶら下がり取材での応答では一応、続投の姿勢を示したものの、退陣説は止まない。メディアの関心はすでにポスト安倍に移っており、特に大手マスコミは「菅義偉官房長官で決まり」と考えているようだ。

 そのことはこの間、菅官房長官がメディアに出まくっていることからもうかがえる。8月だけでも、8月1日『ウェークアップ!ぷらす』(読売テレビ)、8月2日『日曜討論』(NHK)、8月7日『櫻LIVE 君の一歩が朝を変える!』(言論テレビ)、8月18日『深層NEWS』(BS日テレ)と、テレビやネットの番組に次々出演。さらに先週金曜日には、『報道ステーション』(テレビ朝日)にも単独出演した。

 菅官房長官といえば、これまで裏方に徹し、派手なパフォーマンスをほとんどしたことがない。昨年“令和おじさん”ともてはやされたことがあったが、こんなに頻繁にテレビに出演するのははじめてではないか。

「どの社もいまは菅氏をポスト安倍の一番手として捉えている。だから、こぞって単独出演をオファーしているわけです。菅氏も番組では『総理総裁になることは考えていない』などと答えるが、明らかに『自分こそが安倍の後継者だ』というアピールのために出演している。完全に阿吽の呼吸というやつです」(全国紙政治部デスク)

 たしかに、菅官房長官の政権での影響力はここにきて、非常に高まっている。今年2月ごろから、安倍首相がポスト安倍に色気を見せ始めた菅官房長官に不快感をもち、関係が悪化。菅官房長官は政策決定過程から完全に外されていた。しかし、今井尚哉首相補佐官ら側近の官邸官僚のコロナ対策がことごとく失敗すると、安倍首相は菅官房長官を再び頼り始めた。

「安倍首相が完全に思考停止状態に陥ってしまい、問題を前にしても判断できなくなってしまったようです。今井補佐官も相次ぐ失政で発言力が弱まり、ある種の無政府状態になっていた。それで、菅官房長官が再び出てきて仕切り始めたというわけです。いまはほとんどの政策を菅官房長官が動かしている状態です」(全国紙官邸担当記者)

 実際、毎日新聞の8月1日付朝刊に掲載されたコラム「時の在りか」では、「政府高官」のこんな衝撃的な発言が紹介されていた。

「もう菅政権になってるよ」「元からだったけど、官邸の中がバラバラなんで隠さなくなった」

 つまり、こうした空気を察知したマスコミが、「次は菅官房長官で決まり」と判断して、競うように番組に呼んでいるということらしい。

 もっとも、このマスコミの予想が的中するとはかぎらず、一方では、実際に安倍首相が退陣するとなれば、菅官房長官ではなく、麻生太郎副総理が臨時代行からそのまま横滑りして首相に就任するのではないかという見方も残っている。

「麻生さんは下野したときの総理だから、普通の政治センスなら麻生さんを選ぶことはありえないが、安倍さんなら自分を支えてきたオトモダチだから、という理由だけで後継指名する可能性は十分ある。実際、この間、両者は頻繁に会談しているし、清和会と麻生派をあわせれば、絶対に勝てると踏んでいるはず」(ベテラン政治評論家)

■『報道ステーション』が菅官房長官を出演させるも報道圧力問題にはふれることもできず

 しかし、問題は誰が次の総理になるかではなく、いまのマスコミの態度だろう。そもそも、菅官房長官にしても麻生副総理にしても、この間の安倍政権の行政私物化と弱者切り捨ての超A級戦犯なのだ。麻生副総理は森友問題の公文書改ざんや財務省事務次官のセクハラ問題の責任者で、消費税増税を推し進めた中心人物。菅官房長官はカジノ法、黒川弘務・元東京高検検事長の定年延長や検察庁法改正案をゴリ押しした張本人だ。コロナ対応は当初、外されていたが、「GoToキャンペーン」の強行などは復権後で、完全に菅官房長官の責任である。

 それが“ポスト安倍”として有力候補になったとたんに、メディアが「番組に出てください」と尻尾を振るというのは、どういうことなのか。

 しかも、番組でこうした問題をきちんと追求するのかと思いきや、言い分を言わせっぱなし。菅官房長官を出演させた『報道ステーション』も一応、「GoToキャンペーン」や国会を開かない問題を質問したものの、菅話法で返されると、ほとんど反論できずそのインチキな主張を垂れ流した。『報ステ』はかつて、菅官房長官から露骨に圧力をかけられたことがあるが、メディアへの圧力問題にはふれることすらできなかった。

 いや、これは菅官房長官を出演させた番組だけではない。少し前は、コロナ問題の失政を追及していたワイドショーがここにきて批判をトーンダウンさせ、田崎史郎氏や平井文夫・フジテレビ上席解説委員ら安倍応援団の政権擁護の声が再び大きくなっているが、これも「菅政権誕生」の空気は影響しているといわれている。

「菅さんは批判報道に露骨に圧力をかけてくるという強面の評価がある一方で、恵(俊彰)さんや田崎さんなど、メディア関係者にもネットワークを張り巡らしていますからね。その菅さんが次の総理になる可能性が高いとなると、やはり、にらまれたくないということで、腰が引けてしまうところはある」(ワイドショースタッフ)

 安倍首相が退陣したとしても、メディアがこういう姿勢であるかぎり、日本のひどい政治状況が変わることはないだろう。

(野尻民夫)



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/314.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍首相は執務140分が限界か…2週連続“追加検査”の波紋(日刊ゲンダイ)





安倍首相は執務140分が限界か…2週連続“追加検査”の波紋
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277773
2020/08/25 日刊ゲンダイ


連続在職単独1位で記者団の質問に答える安倍首相(C)共同通信社

 2週連続の「通院」は何を意味するのか。安倍首相が先週17日に続き、24日も慶大病院を訪れた。病院前には朝から報道陣が集結して、テレビ中継。大記録を打ち立てた日に通院とは、やはり体調不良は深刻なのか――。臆測は広がる一方だ。

  ◇  ◇  ◇

 午前10時前に慶大病院に到着した安倍首相は、午後1時40分ごろに病院を出て、官邸に出勤。この日で首相連続在職日数が2799日となり、大叔父の佐藤栄作の記録を塗り替えて、憲政史上最長に躍り出た。

 だが、官邸エントランスのぶら下がり取材では、真っ先に体調について問われるなど、祝福ムードとは程遠い記念日になってしまった。

「日々、全身全霊を傾けてまいりました。その積み重ねの上に、今日の日を迎えることができたんだろう」

「先週の検査の結果を詳しくお伺いし、また追加的な検査を行いました。体調管理に万全を期して、これからまた仕事を頑張りたいと思います」

「再検査を行ったところでありまして、そうしたことについてはまた(改めて)お話をさせていただきたい」

 安倍首相は「体調」と「最長」についてこう答え、2週連続の通院は追加検査、再検査だと説明した。

「先週は約7時間半、24日は約3時間半も病院に滞在。官邸は6月の人間ドックの追加検査だから問題ないと、体調不安説を打ち消していますが、追加検査にしては長時間だし、2週連続の再検査となると、何か重大な問題が見つかったと思われかねない。国民の間にも不安が広がってしまいます」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)


24日、朝10時に慶大病院へ訪れた安倍首相(C)日刊ゲンダイ

働かないまま

 持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、顆粒球吸着除去療法(GCAP)という治療を先週から慶大病院で受け始めたという報道もある。

「GCAPは太い針を刺し、ポンプで体外に血液を取り出して、炎症に関わる白血球を取り除いて体内に戻す体外循環療法です。通常、毎週1回約90分間の治療を5〜10回行う。かなりの体力を消耗し、頭痛や立ちくらみなどの副作用もあるため、治療後しばらく安静にする必要があります」(病院関係者)

 そのせいなのか、先週19日に公務復帰した安倍首相は、午前中は来客もなく私邸で過ごす「半休」を続けた。官邸に5時間ほど滞在したことになっているが、時事通信の「首相動静」から、面会などの実働時間を計算してみると、19日は139分、20日は138分、21日は139分だ。不自然なほどに連日変わらない。

 ウルトラマンが地球で戦えるのは3分間だったが、安倍首相の執務は140分間が限界なのか。それで「全身全霊を傾けて」とか言われても、言葉が躍るばかりである。24日も午後2時前に官邸に着いた安倍首相は、入邸時のぶら下がりに応じた後しばらく“安静”にしていたようで、午後4時すぎから合計53分間の執務をこなすと帰宅した。

「ロクに働かないまま最長記録が更新されていく。もしGCAP治療で毎週月曜日は公務がマトモにできないのなら、国民にきちんと説明すべきです。ウヤムヤにしているのは危機管理上もマイナスです」(角谷浩一氏)

「追加検査」はいつまで続くのか。来週月曜日も慶大病院を訪れるのかが注目されている。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/315.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 今の安倍氏は、かつての田中角栄・元総理の二の舞となることを死ぬほど恐れている:総理といえども、法治国家では捜査から逃げることは不可能!(新ベンチャー革命)
今の安倍氏は、かつての田中角栄・元総理の二の舞となることを死ぬほど恐れている:総理といえども、法治国家では捜査から逃げることは不可能!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/7209924.html
新ベンチャー革命2020年8月25日 No.2687


1.河井事件の裁判が始まって、安倍氏はいよいよ窮地に追い込まれるのは必至

 本日2020年8月25日より、河井夫妻の裁判が始まりますが、その件と連動してか、安倍氏の挙動がおかしくなっています。

 ここで、今の安倍氏の心境を想像してみますと、河井事件に関して、安倍氏の描いた完全犯罪シナリオはすべて、失敗に終わって、今や、安倍氏はかつての田中角栄(ロッキード事件の当事者)と同様、東京地検特捜部に捜査される寸前まで追い込まれてしまいました。

 田中角栄元総理のときも、彼が総理を辞めてから、逮捕されていますから、安倍氏は自分への不逮捕特権を行使するには、何が何でも総理ポストにしがみつくしかないのです。

2.安倍氏にとって、逮捕を免れる唯一の手段は、慶応病院に逃げ込むことくらいか

 窮地に追い込まれた安倍氏が想定している姑息な自己防衛策は以下でしょう、すなわち、

(1)何が何でも総理ポストにしがみつく(不逮捕特権の悪用)
(2)自分へ捜査の危機が迫ったら、持病悪化を理由に慶応病院に逃げ込む

 安倍氏が潰瘍性大腸炎の持病を持っているのは確かでしょう、なぜなら、本件、彼自身が過去に、自分がこの病気であることをマスコミに公表しているからです(注1)。

 そして、彼のかかりつけの病院は、慶応病院であることも、公知の事実となっています。

 そこで、彼は、慶応病院と掛け合って、いざというときの逃げ場として慶応病院を想定していると思われます。

3.慶応病院に逃げ込んでも、東京地検特捜部の捜査から逃れることは不可能

 今の日本は法治国家ですから、いくら総理大臣でも、かつての田中角栄のように逮捕されてしまいます。

 そのことをわかっている安倍氏は、持病の潰瘍性大腸炎を利用して、慶応病院に逃げ込むという姑息な手段を取っています。

 このことから、65歳の彼の精神年齢はやはり39歳(米国トランプの見立て:IQ60=39/65x100%)レベルなのでしょう。

 ここまで来たら、田中角栄同様、観念すべきでしょう。

 ちなみに、中曽根元総理の場合は、アメリカ様に揉み手して、逮捕を免れましたが(注2)、安倍氏の場合はどうでしょうか。

 東京地検特捜部を背後から牛耳るのは依然として、米国CIAでしょうが、米トランプ政権は、次期大統領選を控えて、安倍氏のことにかまっていられません。

 いずれにしても東京地検特捜部による河井事件捜査における今後の流れ次第では、安倍氏にも捜査が及ぶことは避けられないでしょう。

注1:ヨミドクター“[元首相 安倍晋三さん]潰瘍性大腸炎(1)突然の辞任 陰に難病悪化”2012年1月5日
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20120105-OYTEW53549/

注2:本ブログNo.2686『窮地の安倍氏はなぜ、秋葉外務事務次官と頻繁に会っているのか:ロッキード事件にてモミケシに成功した中曽根氏に倣うつもりか』2020年8月23日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/7191195.html

関連記事
怯える安倍首相…再び病院行きで立件逃れ“盤石シフト”崩壊(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/294.html




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/316.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 「ついに退陣?」体調不安の安倍首相 キーパーソンは母、洋子さんとも〈週刊朝日〉



「ついに退陣?」体調不安の安倍首相 キーパーソンは母、洋子さんとも
https://news.yahoo.co.jp/articles/a231f84a800230d957bd21464c1748752c383263
8/25(火) 8:00配信 週刊朝日  2020年9月4日号に加筆


今後の動きが注目される安倍首相(c)朝日新聞社(dot.)


 安倍晋三首相が先週に続き、8月24日に2度目の追加検査を慶応大病院で受けた。体調不安説がいよいよ真実味を増し、真夏の政界に波風が立っている。

 8月17日に夏休みを利用して検診を受け、19日に仕事復帰した安倍首相。官邸に戻り、記者団には、こう話した。

「体調管理に万全を期すために、一昨日、検査を受けました。これから再び、仕事に復帰して頑張っていきたいと思います」

 しかし、その後、安倍首相が出席予定だった25日の自民党の役員会の中止が急きょ決まり、27日に開かれる予定だった首相連続在任記録の更新を祝う会も延期。永田町では一時、「25日から入院か?」「退陣も?」と様々な臆測が飛び交った。

 そして24日にも再度、慶応大病院で追加の検査。その後、安倍首相は記者団に、

「今日は先週の検査の結果を詳しくうかがい、追加的な検査を行った。体調管理に万全を期して、これから仕事を頑張りたい」

 と述べ、検査の結果やその内容についての発言は避けた。

 安倍首相は13年前、首相の座を降りる原因となった「潰瘍(かいよう)性大腸炎」という持病を抱えている。今回も、この病気が深刻化しているとの見方も出ている。

 週刊文春(8月27日号)では、17日の検診について病院関係者の談話として、安倍首相が顆粒(かりゅう)球吸着除療法(GCAP)という、潰瘍性大腸炎がステロイドでは抑えられないほどひどい炎症を起こしている時に行う治療をしたといい、治療後は1〜2日は休む必要がある、と紹介している。

 内閣官房関係者はこの治療法についてこう語る。

「GCAPという治療法は、1回では終わらないと聞いている。もし本当にそうだとしたら、今後も相当しんどい治療を何度も受けることになる。公務に差し支える場合は、麻生(太郎)さんか菅(義偉)さんが総裁選までを代行するのでは」

 20日には、国会で与野党の国会対策委員長の会談が行われた。野党側は、安倍首相の健康状態について首相自らが国会の場で説明するよう求めた。出席した立憲民主党の安住淳国対委員長は本誌にこう話す。

「人間誰しも病気になったり、体調が悪くなったりする。もし体調がお悪いのなら配慮しますから、それならそれできちっと説明してもらえばいいわけですね。一国のリーダーの健康問題というのはどうしたって私人扱いできない」

 同会談で野党側は、安倍首相が出席する予算委員会の集中審議を来月2日に開くよう要求した。

「安倍さんは、記者会見もやらない。国民への説明もしない。お元気であるのであれば、予算委員会に出てきて、集中審議をしないと。コロナや経済対策をきちんと議論しないと、国民の負託に答えられませんよ、ということです」(安住氏)

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう話す。

「官邸の今井尚哉首相補佐官は、安倍さんにゴルフに行かせたいと言っているそうだが、それもカムフラージュなのかどうかわからない。この時期に、ゴルフなんか行ったら熱中症になってしまうと思いますがね。安倍さんは疲れたのなら、『10日間くらい休養します。その間、麻生さんに代理を任せます』と言えばいいと思います」

 さる政界関係者はこう言う。

「安倍さんの本当の病状を知っているのは今井さんと麻生さんくらいでしょう。今井さんは昭恵夫人とも親しく、ほとんど身内ですから。麻生さんは、安倍さんの私邸に訪れて話しているから病状を聞いているはず」

 この政界関係者が続ける。

「安倍さんは疲れたくらいじゃ、政権を投げないよ。一度、投げ出して懲りているから執念がある。死んでもやり続けたいと思っているはずだよ。ただし、もし、『晋三やめとけ』と、タオルを投げる人がいるとしたら、それは母親の安倍洋子さんだけですよ。そのときはきっと辞めますよ」

 もし安倍首相が退陣となると政局になる。

 毎回、ポスト安倍では、岸田文雄氏、石破茂氏の名前が挙がるが、自民党関係者はこう話す。

「安倍首相が強い時だったら岸田さんへの禅譲もあっただろうけど、弱い時にはない。総裁選になるでしょう。ただ、問題はそのときに、政治の空白を作らないためという理由をつけて、地方党員の投票を辞めて国会議員投票でやろうという意見が出てくる可能性がある。となると、石破さんは不利」

 世論調査では、次の総裁候補として支持が高いのは石破氏だが、党内での票固めは弱い。安倍首相の石破氏嫌いも有名だ。岸田氏、石破氏でもないという状況の中で、名前が挙がっているのは……。

「本命候補は菅官房長官だと思います。官邸では、今井さんと菅さんの亀裂がささやかれてきましたが、ここにきて、今井さんは岸田さんを見捨て、菅さんとの関係を修復してきています」(自民党関係者)

 今後に控える選挙を考える上でも、菅官房長官が適任だという。

「大きな野党ができ、次の選挙で仮に岸田さんが総裁だと、かなり票を落とすのではないかとの不安が党内にはある。自公だけでは苦しくなるかもしれないから、日本維新の会も取り込みたいわけです。その時に公明党の反対をおさえて、なおかつ双方に顔が利くのは菅さんなんです。菅政権誕生なら、維新を連立に持ち込む可能性がある」(同)

 一時は、次の総理候補として名前が挙がっていた菅官房長官だが、安倍首相との不仲説なども出て、影が薄くなっていた。ここにきて一気に再浮上か。(本誌・上田耕司)




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/317.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <1>質問指名はお気に入りだけ 女帝流メディアコントロール 小池都知事の「仮面」を剥ぐ(日刊ゲンダイ)




<1>質問指名はお気に入りだけ 女帝流メディアコントロール 小池都知事の「仮面」を剥ぐ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277721
2020/08/25 日刊ゲンダイ


「仲間うち」だけの記者会見(定例会見をする小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ

 2017年の総選挙で、「希望の党」代表だった小池百合子都知事から「排除」発言を引き出したジャーナリストが今月、新著「仮面」(扶桑社)を出版した。小池をウオッチし続け、何が見えたのか。その欺瞞と野望を明らかにする。

  ◇  ◇  ◇

 石井妙子著「女帝 小池百合子」の姉妹本と勝手に紹介している「仮面」は、毎週金曜午後2時に開かれる都知事会見の風物詩的な場面紹介から始まる。「排除」発言を引き出した17年9月29日以降、私は一度も質問者として指されていない。“記者排除”が続いているため、会見終了直後に退出していく小池知事に大声で叫ぶ“声掛け質問”を繰り返しているが、都職員がマイク音量で「記者会見は終了しました」と連呼して私の声をかき消そうとするという応酬が毎回交わされているのだ。

“お気に入り記者”には優先的に質問の機会を与えるが、敵対的記者が手を挙げ続けていても会見を早々に打ち切るという“女帝丸出し会見”は、38回連続指名なしの記録更新をした14日も同じだった。幹事社以外の質疑応答で指されたのは、指名回数第1位の民放女性記者と新聞記者の2人だけ。

 3日前には、小池知事設立の「希望の党」2代目代表だった玉木雄一郎国民民主党代表が分党表明、新党立ち上げも宣言。しかも小池知事は再選直後の取材で国政復帰を否定せず、次期総選挙でどの党から出るかが注目されていた。そこで同日の会見終了直後、「知事、国政復帰はいつですか。玉木新党から出るのか。また前原(誠司)さんと組むのか。“安倍政権倒す倒す詐欺”をやるのか」と声を掛けたが、小池知事は無言のまま会見場を後にした。

 都知事選挙中の7月3日にはTBSの金平茂紀記者が会見に参加。私と同じように指されなかったので終了直後に「知事、仲間うちだけ当てないでください」と声掛けをしたが、小池知事は再質問に応じることはなかった。

 金平氏とは同29日の吉村洋文大阪府知事会見でも一緒だったが、共に質問することができた。府知事会見は1時間半から2時間で、手を挙げた記者全員が指される方式。都知事会見とは雲泥の差なのだ。

 小池知事の“記者排除”の狙いは明白。都合の悪い質問をする記者には質問権を与えずに不都合な真実を隠蔽、ヨイショ質問をする“お気に入り記者”を指して思惑通りの広報的発信をするというわけだ。

 先の指名回数第1位の民放女性記者は、17年の築地視察で小池知事の写真集について聞いたかと思えば、コロナ禍となった今年も会見で、つけ忘れた口紅や知事着用のマスクについて質問。

“記者排除”で虚飾で塗り固めた「仮面」を押し出すのが、“女帝流メディアコントロール術”なのだ。  =つづく



横田一 ジャーナリスト
1957年生まれ。『漂流者たちの楽園』で1990年にノンフィクション朝日ジャーナル大賞を受賞。政官業の癒着や公共事業・原発問題などを取材。主な著書に『トヨタの正体』『政治が歪める公共事業』『亡国の首相 安倍晋三』『新潟県知事選でなぜ大逆転が起こったのか』『検証・小池都政』『仮面 虚飾の女帝・小池百合子』など。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/318.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 世の中には安倍連続最悪最長在職を不幸と思っているものも居ることを忘れるな。(かっちの言い分)
世の中には安倍連続最悪最長在職を不幸と思っているものも居ることを忘れるな。
https://31634308.at.webry.info/202008/article_21.html?1598355764


安倍首相が連続在職日数最大となったことを受けて県政資料館の正面玄関の上に写真のように横断幕が掲げられた。この横断幕は、他に県庁玄関ホールと下関市の県下関総合庁舎にも同様に掲げられた。これは全て税金で掲示された。

その扱いはまるで、山口県は安倍殿様の領土のようである。確かに山口県は安倍首相の地盤で支持者が圧倒的に多い。だからと言って、税金を使って掲げることは不公平である。看板を出すことを嫌悪する安倍を支持しない県民もたくさんいるはずである。普通、こんなことをしたい県庁職員も誰かの指示がないと出来ない。つまり、知事が許可しなければ出来ない。県議会には共産議員、野党議員も居るはずであるが、反対できなかったのだろう。

山口の安倍支持者には祝う話かもしれないが、安倍の長期政権は最長最悪と思っているものも日本にたくさん居ることを忘れてはいけない。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/319.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 河井夫妻初公判 なぜ検察は収賄側100人を立件しないのか 経済ニュース深読み(日刊ゲンダイ)




河井夫妻初公判 なぜ検察は収賄側100人を立件しないのか 経済ニュース深読み
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277722
2020/08/25 日刊ゲンダイ


2019年7月参院選、河井案里容疑者(左)の応援演説に駆け付けた安倍首相=広島市(C)共同通信社

 公職選挙法違反の罪で起訴された前法相で衆院議員の河井克行被告(57)、妻で参院議員の案里被告(46)の初公判が、25日に開かれる。

 地元広島県の政界関係者を中心に、約2900万円を配ったという大型買収事件。起訴状には受け取った100人の氏名、現金授受の場所、時期、金額などが「別表」の形で添付されており、カネを渡されれば、それが犯罪だということを深く考えることもなく、ホイホイと受け取ってしまう政治家の在り方に慄然とする。

 裁かれるのは河井夫妻だが、安倍1強政権のおごりと歪みが生んだ事件であることを忘れてはならない。安倍首相は、昨年7月の参院選で定数2の広島選挙区に県議だった案里被告を送り込んだ。議席を持っていたのは溝手顕正元防災担当相。安倍首相の「反目」として知られ、地元では2議席独占はムリなだけに「党本部の溝手イジメ」と受け止められた。事実、溝手陣営に送られた党のカネは1500万円。案里陣営は10倍の1億5000万円だった。金権選挙の原資である。

 克行被告は、安倍首相の側近であると同時に菅義偉官房長官を囲む会を主宰する。安倍官邸の代理人として、「逆らう者は許さない強権政治を、妻を使って行った」と、受け止められた。

 そこに冷や水を浴びせかけたのが検察だった。「案里陣営に公選法違反の疑いあり」という告発が出されるとすぐに受理。今年1月、強制捜査に着手した。その背景には、検事総長人事を握ることによって「法務・検察」を支配したいという官邸の思惑があり、それに検察が一体となって反発した。安倍政権は「官邸の代理人」と呼ばれる黒川弘務東京高検検事長(5月に賭けマージャン事件で退任)を総長に就けようと画策。河井夫妻事件は、その“横車”に対する検察の回答だった。

 だが、検察もまた無理をした。公選法は、現金を提供した側だけでなく受け取った側も罰する規定があり、3年以下の懲役か50万円以下の罰金だ。ところが検察は、100人全員を起訴せず、いまだに放置している。買収を主導した克行被告は現金提供を認めたうえで「買収目的ではない」として無罪を主張。検察は、その戦略がわかっているから「買収を持ちかけられた」という被買収側の証言が必要だった。克行被告は、「司法取引の対象外の公選法で、事実上の司法取引をした」と公訴棄却を訴える方針。

 市民団体の「河井疑惑をただす会」は月内に、「受け取った政治家たちにも責任がある」として100人を刑事告発。当然の動きであり、検察内部にも「不起訴を通せば、今後、被買収側を立件できなくなる」と危惧する声がある。「官邸vs検察」の対立構図が生んだ事件は、公判が始まってなお、歪みを抱えている。



伊藤博敏 ジャーナリスト
1955年福岡県生まれ。東洋大学文学部哲学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、1984年よりフリーに。経済事件などの圧倒的な取材力では定評がある。数多くの週刊誌、月刊誌のほか、現代ビジネスなどウェブニュースサイトにも寄稿。主な著書に「許永中『追跡15年』全データ」(小学館文庫)、「『カネ儲け』至上主義が陥った『罠』」(講談社+α文庫)、「金融偽装─米国発金融テクニックの崩壊」(講談社)、「黒幕」(小学館)などがある。





http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/320.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍「 この7年8ヶ月、結果を出すために、全身全霊を傾け」虚言癖に加えかなり重症の乖離性障害(まるこ姫の独り言)
安倍「 この7年8ヶ月、結果を出すために、全身全霊を傾け」虚言癖に加えかなり重症の乖離性障害
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/08/post-a0ee62.html
2020.08.25 まるこ姫の独り言


良くもここまで自分を美化できるものだ。

これだけ、現実が見えていない総理も珍しい。


こうで有ったらいいなと言う願望が入っているのかもしれないが、あまりに安倍晋三像と違いすぎだ。

ライター官僚も、少しは「人間安倍」に沿った物語を考えてやれよ。

安倍首相
>政治においては何日間在職したかが問われるわけではなくて、何を成し遂げたかが問われること「政治においては何日間在職したかが問われるわけではなくて、何を成し遂げたかが問われることと思いますが、この7年8ヶ月、結果を出すために、全身全霊を傾けて参りました」と思いますが、この7年8ヶ月、結果を出すために、全身全霊を傾けて参りました

安倍首相のぶら下がり会見



ぜ〜んぶ、私たちの今まで見てきた安倍晋三像とは180度かけ離れている。

はあ?7年8カ月、結果を出すために全身全霊を傾けた?

全身全霊傾けてなんの結果を出したんだよ!

なに一つ、結果らしい結果は出せていないじゃないか。


どんな無能なトップでも、8年近く政権の座に居座れば、一つや二つ、○○の安倍と言われるような功績が認められるものだが、安倍首相に限っては、ほとんどの人が功績なしとみるだろう。

毒饅頭を食らった著名人たちだけは無理やり擁護で、かえって馬脚を現しているが

安倍総理が7年8ヶ月でやった事は
>森友事件公文書改竄、隠蔽、捏造、廃棄

>国に尽くしてきた官僚を自殺へ追い込む

>お友達の加計理事長に過大な援助。

>統計データを勝手に解釈変更でGDPに高下駄履かせる

>桜を見る会で税金の私物化

>自分の犯罪を隠そうと息のかかった黒川を検事総長に画策するも失敗

>コロナウイルス対策会議の議事録を真っ黒に塗りつぶす

>私怨で相手候補を落とすために10倍もの選挙資金を投入して河井を当選させて金権政治の復活。

>カジノ汚職贈収賄等々


ざっと考えただけでも膨大な税金が、国民のためと言うより、自分とそのお友達にだけ使われている。

そこに全身全霊を掛けたのか。。

国民から集めた税金を私物化してきたのが安倍首相と不愉快な仲間たちだ。

有事の際のコロナ禍に対しても、対策は後手後手だったし遅いのなんの。。。

あんな使い勝手の悪いアベノマスク強制配布、いつになっても届かない10万円給付、極めつけは感染が収束していないにもかかわらず前倒しをしてのGOTOキャンペーンで日本中に感染拡大。

これこそ、何を成し遂げたかが問題だよな。。。

全身全霊を掛けて政治をやってきた人が、なぜ国会を開かないのか。

全身全霊を掛けるほど真摯に向き合ってきたのなら、誰に言われるまでもなく、国会を開催していただろう。

いかにも具合が悪そうに見せて勝手に国民を欺いて盆休みをしていたのなら、とっとと早く国会を開け!

本当に具合が悪いのなら、全身全霊や、何を成し遂げたなんて御託を述べてないで、さっさと次の人に任せるべきだ。

自己都合は後回し、最後で良い。

とにかく、一刻も早く国会を開け!




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/321.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 恐れるものがなくなった中国は香港を完全支配し、日本が最も大きな被害を受ける :経済板リンク 
恐れるものがなくなった中国は香港を完全支配し、日本が最も大きな被害を受ける(Business Journal)

http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/640.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/322.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 「Go Toなかったら大変なことになっていた」官房長官TV発言に根拠なし(田中龍作ジャーナル)



「Go Toなかったら大変なことになっていた」官房長官TV発言に根拠なし
https://tanakaryusaku.jp/2020/08/00023501
2020年8月25日 18:44 田中龍作ジャーナル


無難な答えを求めて互いの顔を見つめ合う観光庁官僚。=25日、衆院第4控室 撮影:田中龍作=

 百害あって一利なし。批判の多いGo Toについて菅官房長官が「なかったら大変なことになっていた」とテレビ朝日の報道ステーション(21日放送)で発言した。

 信じた国民は少なからずいるだろう。ところが官房長官はデータに基づくことなく発言していたのだ。きょう25日、開かれた野党合同の対政府ヒアリングで明らかになった。

 大串博志議員(立憲)は、菅官房長官の発言の「根拠は何でしょうか?」と政府側に尋ねた。

 返答に窮した観光庁(国交省)の官僚たちは、お互いの顔をしばらく見つめ合った。沈黙の後、奈良和美参事官が「菅官房長官の発言につきましては、のべで200万人泊と仰られたものと承知をしております」と答えた。

 200万人泊とは7月27日から8月13日までの18日間、GoToを利用した旅行者の延べ人数だ。

 観光庁によれば、例年の国内旅行客は1ヵ月で4千万人泊だ。

 1ヵ月と18日とを単純に比較できないので、日割りにすると、GoToの場合1日=11万1,111人泊。例年だと1日=133万3333人泊。

 政府が金を補助しても旅行者は例年の10分の1にも満たないのだ。


菅官房長官。税金を無駄遣いするだけの無謀な政策を自画自賛した。=資料写真 撮影:田中龍作=

 原口一博議員(国民)が念を押すようにして尋ねた。「国交省から菅官房長官にはデータを上げてないんですね? データなしでアテズッポで言ったということですね?」

 別の官僚が「旅行会社の積み上げで200万人以上ということを(官房長官に)報告させて頂いている」と答えた。

 大串議員は「200万人泊というのは『GoToがなかったら大変なことになっていた』を救った数なのか?」と尋ねた。

 官僚は「主な旅行会社からの聞き取りの結果を踏まえて200万人以上と報告させて頂いた」と繰り返した。苦し紛れだった。

 川内博史議員(立憲)が「旅行会社にヒアリングしたということだが、口頭か書面か?」と追及した。

 官僚たちはスマホをひたすらいじった。観光庁のHPをググっているようだった。だが、結局、答えきれなかった。


Go Toは沖縄にコロナウィルスを撒き散らした。=資料写真 撮影:田中龍作=

     中小零細業者にまったく恩恵なく

 きょうのヒアリングでは杉尾秀哉議員が「旅行会社がツアーで送り込むような所(宿泊施設)は恩恵があるが、我々、中小零細業者にはまったく恩恵がない。(GoToは)意味がない」とする業者の声を紹介し、政府を追及した。

 観光庁は「制度がまだ使いづらいという声があり、コールセンターを拡充するなどして…」とピント外れの答弁でかわそうとした。

 杉尾議員が「そういう問題じゃないんです。そもそも政策の方向性自体が間違っているんです」とピシャリ。

 利権のために間違った政策を無理やり進める。無謀な戦争に突き進んだ歴史が繰り返されている。

      〜終わり〜


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