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2021年12月06日06時40分 〜
記事 [政治・選挙・NHK284] せっかく選挙で落としたのに、石原伸晃の内閣参与復活は抗議されて当然(まるこ姫の独り言)
せっかく選挙で落としたのに、石原伸晃の内閣参与復活は抗議されて当然
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/12/post-5c1ebf.html
2021.12.05 まるこ姫の独り言


選挙区で落としたと思っている有権者からしたら、もう内閣参与復活は有権者への背信行為と言われても当然だ。

抗議が殺到しているという。

#石原伸晃の内閣官房参与任命に抗議します 投稿4万6000件超えて非難の声止まず
 12/4(土) 17:15配信 中日スポーツ

>岸田文雄首相が3日に内閣官房参与に衆院選で落選した自民党の石原伸晃元幹事長(64)を起用する方針が報じられ、ネット上で憤りや怒りの声が噴出。一夜明けて4日になっても、その声が止むことはなく、ツイッターではトレンド入りした「#石原伸晃の内閣官房参与任命に抗議します」のハッシュタグをつけた投稿が、同日午後5時時点で4万6000件を超えた。

自民党には、有権者からそっぽを向かれている議員を失業対策なのか、内閣参与に入れる風習でもあるのか。

西川公也もそうだった。

税金の私物化は常態化しているが、国政まで私物化して選挙で落ちた議員を採用する特権。

どうかしている。

有権者は何のために選挙で落としたのか分からなくなる。
誘う方も誘う方、受ける方も受ける方だ。

この石原の場合、有権者に信用されていない。


国民をバカにするような失言多数でドンドン存在感が薄れていき、有権者にそっぽを向かれたのに岸田は、観光立国担当で内閣参与に起用する。

石原に観光立国に対する専門性でもあったのか。。。

>最後は金目でしょ
>福島第一サティアン
>脱原発は集団ヒステリー
>胃ろう患者は寄生したエイリアンみたい


生活保護受給者に対していわれなき差別、ネットスラングのナマポ発言。

どれをとっても国民に対しての理解も敬意も持ち合わせていない。

自民党の二世三世議員は、自分達が生活に苦労したことがないからか、子供世帯に10万円給付も、貯蓄に回るからとクーポン券にしたり、国民生活を知らないし、国民をゆすりたかりのように思っているところがある。

国民を信用していないと言う事だ。

そして、自分達には大甘でつい最近も自民党の特権なのかコロナで陽性になった途端、国民を押しのけて入院した経緯がある。

大臣室で贈収賄、説明責任も果たさず復活した甘利を幹事長に登用し、選挙区で敗れた石原を内閣府参与に登用し、岸田の「聞く力」は誰の声を聞いているのか。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/489.html

記事 [政治・選挙・NHK284] はるかに弱くなるワクチン有効性(植草一秀の『知られざる真実』)
はるかに弱くなるワクチン有効性
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-4fac7d.html
2021年12月 5日 植草一秀の『知られざる真実』


オミクロン株が確認され、大きな騒動になっているが、現実を詳細に検証して冷静に対応するべきだ。

日本ではデルタ株の感染が収束傾向を強めているが、感染力の強いオミクロン株が流入すれば、再び感染が拡大する恐れがある。

この意味で、オミクロン株の流入を水際で防ぐ努力は重要。

岸田内閣は当初、南アフリカなど6ヵ国のみを対象に入国制限を行ったが、極めて甘い対応だった。

すでに、その時点でベルギー、香港、イスラエルで感染が確認されていた。

私は11月27日付ブログ記事
「水がダダ漏れ岸田内閣水際対策」
https://bit.ly/3xAc7Jn

で問題を指摘した。

「岸田内閣は11月26日に、南アフリカ、ナミビア、ジンバブエ、ボツワナ、レソト、エスワティニの6ヵ国を対象に水際対策を強化する方針を発表。

11月27日午前零時から実施された。

これら6ヵ国を訪れた日本人らに対し、帰国後、待機施設で10日間の待機を求める。

しかし、この対応では甘すぎる。

(中略)現時点でオミクロン株は、すでにベルギー、香港、イスラエルで確認されている。

すでに世界規模で感染が広がっていると見られる。

南アフリカ6ヵ国に限定しての対応では水際対策にならない。」

「(中略)岸田内閣は入国規制を厳格化するのでなく緩和し始めている。

岸田内閣は11月8日から、ビジネス関係者や留学生、技能実習生らの新規入国を認めた。

これに伴い、松野官房長官は11月18日の記者会見で、

「新型コロナウイルス対策として実施している入国者数の制限を11月26日から緩和し、1日あたりの上限を現在の3500人程度から5000人程度に拡大する」

と発表した。

直ちに、この緩和措置を撤回するべきだ。

さらに、日本の入国規制を最大限に厳格化する必要がある。

6ヵ国のみの規制強化は言語道断。

オミクロン株の感染拡大が生じれば岸田内閣は崩壊する可能性がある。」

岸田内閣は、この直後、この主張に対応する反応を示した。

ただし、今後の展開については冷静な視点が重要だ。

11月29日付メルマガ第3019号記事に次のように記述した。

「オミクロン株が今後どのような展開を示すかは未知だ。

しかしながら、一般論として言えば、ウイルスは変異を繰り返すたびに弱毒化すると見られている。

感染力は拡大するが毒性は低下する。

これが新型コロナにあてはまるかは未知だが、感染力の強いオミクロン株の毒性は低下する可能性の方が高いと考えられる。

冷静な対応が必要だ。」

オミクロン株の感染力は強いと見られるが、毒性については明らかにされていない。

これまでの検証では強毒化していない可能性が示唆される。

オミクロン株に対する行き過ぎた不安を持つことは賢明でないと考えられる。

ただし、政府とメディアの対応は異常。

ワクチン大合唱の一点張りが続いている。

ワクチンの主力提供社のひとつである米医薬品メーカー・モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)が、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」について、

「既存ワクチンの効果が従来株に対するよりもはるかに弱い」

との見通しを示した。

つまり、ワクチンはオミクロン株に効かない可能性が高い。

これから世界の感染の中心はオミクロン株に置き換わる。

しかし、そのウイルスに対して既存のワクチンが有効でないということ。

莫大な費用を投下したワクチンの意味がなくなる。

そこまでいかなくとも、既存ワクチンの効力は著しく低下する可能性が高い。

現状を踏まえればワクチン大合唱は奇異でしかない。

もちろん、ワクチン検査パッケージがさらに意味をなくすことは間違いない。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/490.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 日本は非義務化の橋頭堡、権力の圧力に屈してはならない と《ウイルス論文 の「分離に成功」は違う意味でした》より大多数による事実の共有を恐れる権力による分断工作に載らないで-ウイルス噺の正体を暴く- : 医療板リンク




医療板リンク




岸田首相、ビル・ゲイツ氏と電話会談 オミクロン株対応で連携 THE SANKEI NEWS
https://www.sankei.com/article/20211203-ZTKI3YXTABLVTIYS5XSMJXH2K4/


ここ阿修羅掲示板の医療板では、SARS-CoV-2ワクチンには有用性など全く見られず、それどころか多くの記事によってその非常に高い毒性についての情報が満ちています。 でも残念ながらそういった多くの研究者らから導かれたワクチンの非蓋然性についての情報にもかかわらず、西洋先進諸国の大部分がその接種の義務化を推進してしまっています。


現在の所、日本は任意にての接種ですが、読者の皆様もご存知のように先日岸田首相がビル・ゲイツと新型変異株とやらの対応に関する電話会談を行ったそうですが、おそらくそれは表面上であり、実質はゲイツによる日本政府の一刻も早急のワクチンの義務化の実施を迫ったのは間違いないでしょう。


今の所ワクチンの毒性やオミクロン株とされる陽性者が接種者からしか見つかっていないにもかかわらずです。


ウイルスの存在ありきという前提があるからこそ、ワクチンの導入も容易に図ることができるのですが、そのウイルスの存在そのものが実は権力による創作であったならば…上記の医療板リンク記事はそういう事がなぜ言えるのか、ではなぜそのような現象が世界で起こり、数百万人の人々がコロナ禍で亡くなっていると考えられているのかなどの疑問にお答えすると共に、ウイルスそのものの存在の是非をも問うている記事ですのでどうかご覧いただくよう、お願い申し上げます。








http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/491.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 岸田政権の積み上げ型の大型経済政策、大した経済効果がないことが国民にバレ始めた(Business Journal)
岸田政権の積み上げ型の大型経済政策、大した経済効果がないことが国民にバレ始めた
https://biz-journal.jp/2021/12/post_267301.html
2021.12.05 05:55 文=加谷珪一/経済評論家 Business Journal


「首相官邸 HP」より

 岸田政権の大型経済対策が不評だ。「傷んだ経済を立て直し、(中略)自律的な経済成長を実現していきたい」(松野官房長官)と意気込んだが、国民や市場からの評価は良くない。今はコンセンサスを得にくい時期であることは間違いないが、高評価を得られなかった最大の要因は、個別施策の積み上げで、全体像が見えにくかったことである。

■今回の経済対策に限って批判が殺到した理由

 政府は2021年11月19日の臨時閣議において55.7兆円の大型経済対策を決めた。民間の支出なども含めた事業規模は79.8兆円であり、金額だけを見れば超大型の経済対策といってよい。これまでの時代であれば、「過去最大規模の経済対策によって、日本は成長軌道へ!」といった記事が紙面に踊るはずだったが、そうはならなかった。今回の経済対策に対するメディア各紙や専門家の評価は総じて低い。

 日本ではいつものことなのだが、立案される経済対策のほとんどが各省の予算要求の積み上げであり、全体的なビジョンや方向性を定め、そこに向かって予算を落とし込んでいくという策定手法は用いられない。このため全体像が散漫になり、金額の大きさだけが一人歩きするケースがほとんどだった。これはどの政権でも同じであり、岸田政権に限った問題ではない。

 日本経済は低迷が続いているものの、「まだ大丈夫だ」という意識を持つ人が多く、政府の経済対策についても、自身の問題として捉える人は少なかった。このためメディアも、「大型景気対策によって、日本経済は力強い成長へ」といった情緒的な見出しを書けたのである。

 ところがコロナ危機は、こうした日本人の甘い幻想をすべて吹き飛ばしてしまった。現実問題として生活苦に陥る人が急増し、そこまではいかなくても昇給の停止や配置転換など厳しい状況に追い込まれた人は多い。あまり関心を寄せていなかった政府の経済対策についても、あらためて「本当に効果があるのか」「どこにお金が回るのか」といった視点を持った人が多いと考えられる。

 従来であれば批判の対象にならなかった積み上げ型の経済対策も、国民の意識が変化する状況においては、厳しい視線にさらされることになる。今回の経済対策の評判が良くなかったのは、自然な流れと考えてよいだろう。

■景気対策なのか再分配政策なのか?

 ではあらためて経済対策の中身を見てみよう。主な予算項目としてはては、(1)コロナ対策、(2)経済再開への備え、(3)新しい資本主義関連、(4)国土強靱化、という4つで構成されている。

 このうちコロナ対策は財政支出が22.1兆円と最大規模であり、病床確保を目的とした交付金、事業者向け支援金、住民税非課税世帯に対する10万円の給付金などで構成される。この項目はコロナ対策として必要性の高い施策が多く並んでいるが、逆にいえば、景気浮揚効果はそれほど大きくない。政府が、景気対策よりもコロナ対策を重視していると明確に説明した上での予算であれば、少なくとも一貫性は担保される。賛否は分かれるかしれないが、輪郭がぼやけた予算という批判は出なかった可能性が高い。

 ところが、(1)以外の予算項目は基本的に景気対策を主眼としたものとなっており、比率からすればむしろ景気対策を重視したようにも見える。だが、各項目を詳細に分析すると、そうとも言えなくなってくる。

 経済再開への備えについては9.2兆円が確保されているが、このうち6.8兆円は予備費である。主要項目は1兆円のGoToトラベルのみとなっており、経済再開に向けた本格的な予算項目とはいいがたい。さらに方向性が不明瞭となっているのが(3)の新しい資本主義関連の支出である。

 全体では19.8兆円とコロナ対策に匹敵する規模となっており、この中には看護師・介護士らの賃上げ費用、18歳以下への10万円相当の給付金など、岸田政権が掲げる分配政策に関する項目が並ぶ。看護師・介護士らの賃上げや10万円給付については、内容の是非はともかく岸田政権らしい予算であることは間違いない。だが一方では、2兆円ものマイナポイント費用が計上されている。

 マイナンバーカードの取得についてポイントを付与すれば、その分だけカードの利用者は増えるだろうが、そもそも多くの国民が必要性を感じていないことが普及が進まない最大の理由である(マイナンバー自体は2015年に全国民に付与されており、行政事務の効率化という点では、目的はすでに達成されている)。

 国民が必要性を感じていない施策にポイントを付けて利用を促進したところで、大きな経済効果を発揮しないのは明らかであり、当然のことながら所得再分配やコロナからの経済再開には直接関係しない。これが岸田政権の言うところの「新しい資本主義」なのか非常に疑問だ。

■米国の予算は方向性が明確

 将来への投資という点においては、大学ファンドに対する5.5兆円の支出や蓄電池関連への1000億円の支出などが列挙されているものの、各予算項目の方向性の乖離が激しく、方向性を見えにくくしている。(4)の国土強靱化も同様で、景気対策なのか必要な投資なのかという位置付けが不明瞭だ。

 日本の公共インフラは劣化が進んでおり、改修などに多額の投資が必要なのは以前から分かっていたことである。かつて公共事業は景気対策の中心に位置付けられていたが、インフラの維持すらままならない現状においては、景気対策ではなく、恒常的な予算項目として処理すべき対象といってよいだろう。意地悪な言い方をすれば、元来、必須だったインフラ支出を景気対策に付け替えただけと言い換えることもできる。

 一連の項目について整理すると、もともと支出が必要だった項目や、あらたに要求が出ている予算などを単純に積み上げ、後付けで4つの項目に分類した形になっている。最初に予算の方向性を定め、それに対応する予算項目に落とし込んだわけではないので、方向性が不明瞭になるのは当然の結果だ。

 ちなみに米国のバイデン政権は、総額1兆ドルのインフラ投資を決めたばかりであり、20日には下院が200兆円の子育て教育支援・気候変動対策の法案を可決している(上院はまだ可決していない)。200兆円の法案が通った場合、合計で300兆円の財政支出が行われるが、内容はインフラ投資や再生可能エネルギー、人工知能、教育支援、子育て支援なので、次世代社会や産業の育成に主眼を置いていることは一目瞭然である。

 コロナ対策への支出については、給付金などの直接的支援から、次世代投資を兼ねた間接支援にシフトしており、その賛否は別として方向性は明確である。

 日本は医療体制の整備やワクチン接種が遅れたことに加え、経済の基礎体力が欧米と比較すると圧倒的に低く、欧米各国と同じペースで経済再生を実現するのは難しい。そうした現実を前提にするのであれば、低所得者への給付など社会保障的な側面を強調したほうが効果的だっただろう。

 一方、米国のように今後の成長促進に舵を切るのであれば、ポイントといった場当たり的な施策ではなく、再生可能エネルギーなど次世代技術に対する思い切った投資が必要だったはずだ。

 各省の要求を積み上るという従来型の予算策定プロセスを見直さない限り、焦点がぼやけた予算が今後も立案される可能性は高い。

(文=加谷珪一/経済評論家)

●加谷珪一/経済評論家

1969年宮城県仙台市生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当。独立後は、中央省庁や政府系金融機関など対するコンサルティング業務に従事。現在は、経済、金融、ビジネス、ITなど多方面の分野で執筆活動を行っている。著書に著書に『貧乏国ニッポン』(幻冬舎新書)、『億万長者への道は経済学に書いてある』(クロスメディア・パブリッシング)、『感じる経済学』(SBクリエイティブ)、『ポスト新産業革命』(CCCメディアハウス)、『教養として身につけたい戦争と経済の本質』(総合法令出版)、『中国経済の属国ニッポン、マスコミが言わない隣国の支配戦略』(幻冬舎新書)などがある。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/492.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 橋下徹氏が岸田政権の「オミクロン株」水際対策を猛批判!「国家の体をなしていない」(日刊ゲンダイ)
橋下徹氏が岸田政権の「オミクロン株」水際対策を猛批判!「国家の体をなしていない」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298316
2021/12/06 日刊ゲンダイ


橋下徹氏(C)日刊ゲンダイ

「日本人を海外に放り出したのは、国家の体をなしていないと思う」

 元大阪府知事の橋下徹弁護士(52)がこう声を荒らげたのは、5日放送の「日曜報道THE PRIME」(フジテレビ系)だった。

 世界各地で広がっている新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の水際対策をめぐり、国交省が当初、日本に到着するすべての国際線の新規予約を停止するよう航空各社に対し要請したものの、その2日後に岸田首相が「日本人の帰国需要について十分な配慮する」として見直しを指示した問題が取り上げられたときだ。

 この日、ゲスト出演していたのは「岸田首相の側近中の側近」と言われる木原誠二内閣官房副長官(51)。木原氏は「国の最大の責任は海外にいる日本人の保護ですから、これは(国交省が)先走ったということで、すぐに撤回しました」と説明すると、橋下氏は「これを『先走った』と言うのは、政治の責任逃れですよ」と批判し、こうまくし立てた。

「政府は11月29日に、大方針として水際対策の強化を打ち出した。国家を運営する上で、すべての事項について官僚がトップに決済を取るのは無理。とすれば、12月1日から1日当たりの入国者数を5000人から3500人に引き下げるとの方針を出したときに、政治は『邦人に対しては配慮すべきだ』という方針をキチッと入れるべきだったんですよ」

「外国人に対して感染対策として入国制限をスピーディーにやったことは評価に値すると思うが、そのときに一番問題なのは、政治が『邦人は別だよ』という方針をハッキリと現場に出さないと、すでに入国希望者は3500人でいっぱいいっぱいになっているから、現場の職員としては(日本人も含む新規予約の)一律停止という措置を取らざるを得ない。僕は、ここで政治の方がハッキリと『邦人は別だ』という方針を打ち出す必要があったと思いますよ」

 これに対して、木原氏が「3500人というのはもともと日本人の帰国希望者の枠として設定したものですから、その中でしっかりとやっていただくということです」と答えると、橋下氏は「一番重要なのは、この3500人という枠が邦人の帰国需要にキチッと応える数字かどうかの精査がないこと。だから、実際に現場の方では1日3500人当たりの邦人の帰国需要を上回ってしまうという現実があったので、国交省としては一律停止にしたんです」と主張。

 感情をあらわにして相手に畳みかけるように迫る橋下氏の勢いに押されたのか、木原氏が「邦人が日本に帰ってくるのは憲法上の当たり前の権利だと思っている。もともと、29日の時点で(岸田政権としては)日本人の帰国を止めるという意思は全くなかったわけですから、国交省が勇み足だったと申し上げた。では、29日になぜそれを言わなかったのかということは、発表の仕方として検討する」と答えると、橋下氏は番組編成上、ここら辺が落としどころと考えたのだろう。 

「そこはやっぱり国交省に責任を押しつけるのではなくて、政治が『法人保護』という方針を明確に打ち出さなかった政治の責任と言わないと、現場の官僚としては仕事をやってられないと思いますよ」と語りかけると、木原氏も「総理が強い方針を打ち出すときには、より細やかな配慮が必要だという意味でしっかりと受け止めて、これからはこういうことがないように、しっかりと対応していきたい」と応じ、シャンシャンとなった。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/493.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 「異例パーティ」で安倍元総理が行った「自画自賛スピーチ」の中身(FRIDAY)
「異例パーティ」で安倍元総理が行った「自画自賛スピーチ」の中身
https://friday.kodansha.co.jp/article/218107
2021年12月06日 FRIDAYデジタル

維新の鈴木宗男氏の政治資金パーティになぜか講師として出席


スピーチする安倍元総理(出席者提供)

森喜朗元総理(84)、伊吹文明元衆議院議長(83)、加藤勝信元官房長官(66)、そして安倍晋三元総理(67)など自民党の重鎮が次々と登壇し、刑務所での服役経験がある野党の参議院議員に祝辞を贈った。73歳の議員は枯れることなく、「北国のターミネーター」の異名通り、元気溌剌そのものだった……。

11月29日、東京都内のホテルで開かれた、日本維新の会(以下、維新)所属の鈴木宗男参議院議員を「叱咤激励する会」は熱気に包まれた。

司会を務めたのは宗男氏の娘で外務副大臣の鈴木貴子衆議院議員(35)。「私が知る限り唯一の娘」と自虐的な挨拶で笑いを誘うと、自民党の重鎮の名前を次々と紹介。

来賓トップバッターの伊吹氏はハナから飛ばした。昭和58年(1983年)当選同期で、宗男氏が服役した栃木・喜連川社会復帰促進センターについてこう口を滑らせた。

「波瀾万丈の人生で希望しても入れないところにも入った。設備も待遇もいいところを紹介した。頼んだら面会時間もたくさんもらえた」

宗男氏が模範囚として頑張ったからであろう。決して政治家だから優遇されたわけではないと信じたい……。ちなみに昭和58年当選同期で、いまも永田町に残るのは二階俊博元幹事長、甘利明前幹事長、額賀福志郎元財務相の三人のみだ。


スピーチする安倍氏とうなずきながらそれを聞く鈴木宗男氏(出席者提供)

宗男氏のいま現在の所属は維新だ。しかし、登場する政治家も、名前があがる政治家も自民党の政治家ばかり。維新は国会で与党とは「是々非々の立場」として明確な対決姿勢を示さずに、野党でも与党でもなく、「やゆよ」の中間の「ゆ党」という曖昧な存在だ。だからであろうか、どの党所属なのかわからない政治資金パーティとなっていた。その極めつけは、講師が安倍元総理であることだ。

「20円で一万円札は刷れる。日本銀行に頑張ってお札を刷ってもらった」

両手を大きく振るいながらアベノミクスを自画自賛し、こう続けた。

「岸田総理の掲げる『新しい資本主義』は、成長と分配の好循環。実は安倍政権でも同じことを申し上げていた。政治の使命は働きたい人に働ける場を設けること、雇用を作り出すこと。私たちが政権を取る前までは有効求人倍率0.52で、1倍を超えていたのは8つの都道府県でしかなかった。民主党時代は有効求人倍率1倍を超えていなかったが、1.18倍に。47すべての都道府県で一般の就業者の有効倍率が1倍を超えた。

マクロ経済を掲げて政権を取ったことははじめてのことでないか。金融政策は政治家が手をつけず、日本銀行に任せないとならない、と思っていた。私どもは金融政策に手をつければ雇用が回復すると思った」

アベノミクスの成果を繰り返し強調したことを顧みたのか、こう語った。

「なぜこんなことを言うかというと、この1年くらい、私が辞めた後、野党が盛んに『アベノミクスは失敗だ』と言う。これは欠席裁判で、総理大臣なら反論の場もあったが、反論する場がないのでここでしています」

アベノミクス自賛の後は日米外交に触れた。ドナルド・トランプ米前大統領(75)と首脳会談時、頻繁に行った「ゴルフ外交」についてこう明かした。

「なぜゴルフをするのか。ゴルフは長い時間一緒にプレーをする。北朝鮮からミサイルを撃ち込まれたら日本は打撃力がないから米大統領に電話して、『報復してくれ』と頼む。アメリカが報復するかもしれないから北朝鮮はミサイルを打たない。私がトランプ大統領とゴルフをしたのは、こんなに仲がいいから『安倍が電話をしたらトランプは報復する』と抑止力のためにゴルフをやっていた」

安保法案についても、自らこう讃えた。

「トランプ大統領は『北朝鮮から日本が攻撃を受けたら戦うが、日本はアメリカが攻撃を受けても黙ってソニーのテレビを見ているだけ。もっとお金を出さないと公平ではない』と何度も言うので、こう反論をした。『だから平和安全法制を作って、日米を助け合える同盟に変えた。そのために私は10%も支持率を落とした』と言ったら、トランプ大統領からは『グレート! サムライだ』と」

その後、プーチン大統領と27回の首脳会談を重ねた平和条約交渉に触れ、宗男氏の手腕を讃えた。

元総理の30分のスピーチの間、宗男氏は直立不動で、ときに笑顔を浮かべ、讃えられると、首を大げさに左右に振った。波瀾万丈な政治家人生を生き抜いてきた。落選、逮捕、勾留、服役、公民権停止…、9年の空白の後、維新の参議院議員として返り咲いた。党を超えた応援もむべなるかな、となろうか。


松山千春氏からのメッセージも


ホテルにはドーンと大きな掲示が

 取材・文:岩崎大輔撮影:鬼怒川毅

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/494.html
記事 [政治・選挙・NHK284] コロナ対応で登校拒否中の中学生が思いを本に、将来の夢は…(高橋清隆の文書館)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2045470.html
http:/


 新型コロナ騒動に疑問を呈すレポートを提出した中学生が、1年以上、不登校になっている。学校側は「他人の意見も尊重しよう」という教育方針に反し、素朴な訴えを受け入れてくれなかった。本人は現在のピラミッド教育体制に原因を見つけ、体験と思いを在学中に本で出版する予定だ。将来には、大きな目標を抱く。



「みんな天才化機構」の講義でゲストスピーチする大仁君(2021.11.27筆者撮影)
動画URL: https://www.bitchute.com/video/5CtFbj5Uhtnw/

 学校と戦っているのは、広島市内の公立中学3年の丸本大仁(まるもと・はるひと)君(15)。2020年春、新型コロナ騒動が始まった際に疑問を持った。毎年インフルエンザで国内だけで1000万人罹患するのに、数百人のコロナでなぜ騒ぐのか。学校ではマスクを強制されるが、その網の目はウイルスの大きさの50倍以上ある。


 理不尽に耐えられなくなった大仁君は、疑問をレポートにしたため、学校に提出した。

数学の先生へ
 インフルエンザなどは発症者を基準に考えるが、何故コロナは感染者数を基にするのか? そもそも感染者数とは何を指すのか。インフルエンザの発症者数と死亡者数とコロナを比較しても、コロナの数字がものすごく小さいことをどう説明するのか?


英語の先生へ
 世界中の記事にアクセスできるにもかかわらず、何故生徒に世界のことを伝えないのか? エンジンオイルやヤギやパパイヤで検査すると陽性となる記事をどう考えるのか?


社会科の先生へ
 コロナへの取り組みを世界的に横断して解説してほしい。イタリアの議会で紛糾したコロナ死水増し疑惑や、アメリカ中心に展開されたクライシスアクターを使ったプロパガンダの存在を解説してほしい。


理科の先生へ
 折角世の中でコロナが話題になっているときに、バクテリアなどの微生物とウイルスとの違いを解説しないのは何故か? 大きさやDNA・RNAのことを理解する大チャンスなのに、そのことを題材にしないのは何故か?


 単なるマスクうんぬんで文句を言っているのではなく、納得のいく説明がほしい旨をつづり、総括を求めた。それを一切やらず、マスクを強要するのはおかしいと指摘。「納得できるまで登校しない」と宣言した。


 担任は職員会議にかけ、大仁君にマスクの強要をしないことを約束した。しかし、レポートに対する回答はなく、級友や他クラスの生徒から直接・間接のクレームややゆが止まらない。そこで同レポートの配布を求めると、「上との意見が食い違っていて配布はできない」と言われた。文部科学省の『学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル』に、原則マスク着用がうたわれているからだ。


 「普通に考えればコロナが詐欺なのは分かること。教育指針には他人の意見も尊重しようとあるのに、人の意見を全く聞かない」


 大仁君は失望し、再び不登校に。皆に知ってもらおうと、父の正治さんがレポートの一部をフェイスブックに上げると、瞬く間に拡散した。


Screenshot 2021-11-27 at 18-18-38 (2) Facebook
レポートの一部を紹介した、正治さんのフェイスブックページ


 しかし、大仁君は「担任の先生を責めるつもりはない。今の教育システムはピラミッド構造で、上から言われば、素直に従うしかないから。たまたま、きっかけがコロナだっただけ」と達観する。


 大仁君の抵抗を、正治さんはどう見ているのか。「レポートを書いたと聞いたとき、やったーという気持ちだった。やっぱりうちの子だと。正直、少し誇らしかった」と目を細める。


 正治さんによれば、「日頃勉強しなかった息子が、不登校中は勉強するようになった」。大仁君は「コロナのことを調べていくと、学問も大事に思えてきた。無駄なことはやりたくないが、興味や問題意識を持ったことを調べるのは楽しい」という。


 国語が分かると見えてくる矛盾の具体例として、厚生労働省の文章を挙げた。同省ホームページの「新型コロナウイルスに関するQ&A」にある、「新型コロナワクチンの臨床試験(治験)が終わっていないというのは本当ですか」という問い。これに対する答えは、「新型コロナワクチンは、臨床試験(第V相試験)で、有効性と安全性に関して厳格な評価が行われた後に承認されています。その上で、効果の持続性等を確認するために、臨床試験の一部が継続されています」とある。


 「質問に答えていない。国語ならバツ」と大仁君。さらに、「自粛要請」という言葉をやり玉に挙げる。「自粛は自分でするもの。要請は人にお願いするもの」ときっぱり。


 午後は、趣味に没頭することが多い。プラモデルを作ったり、自然に触れたり。正治さんは、「家にいてくれると釣りやキャンプ、温泉に気軽に行ける。学校ができる前はこうだったんだろうな。不登校はお勧め」とおどける。


 コロナ騒ぎが本格化する直前の2020年3月から、ラジオのパーソナリティを月に2回務める。父が監事をする「みんな天才化機構」の持つ番組だ。2021年8月には、「ノーマスク学校生活宣言」を提唱する谷本誠一・呉市議会議員をゲストに招いた。


 同宣言の取り組み内容と政治家人生について尋ねた番組の最後、筆者が激しく同意する言葉を飛ばした。「テレビとか、外に投げて捨てましょう」。丸本家にテレビはない。大仁君が生まれるとき、両親が話し合って捨てた。提案したのは、今は亡き母の方だという。


 「表現の自由だから何を伝えても構わないが、メディアが言ったから正しいというわけではない」


 この考えは、両親の教えが反映しているのだろう。父の正治さんは、「みんな天才化機構」の受講生にプレゼンすることがある。11月下旬、東京都内で開かれた説明会でも、学校教科書やマスメディアの落とし穴に言及した。ニコライ2世とジョージ5世、ニコライ2世とヴィルヘルム2世が仲良く納まった写真を見せ、「みんな親戚。これが第1次大戦の内幕」と注意喚起した。


 正治さん自身、受け売りの教育で知識を養成したのではない。大仁君が小学1年のときに妻が他界。病院の治療方法に疑問を抱き、独学で調べ始めた。伝統医学がなぜつぶされたのかという問題と、その向こうに控える国際金融資本の姿が浮かび上がってくる。大仁君は、父の背中を見ていた。


 「両親の影響は大きいと思います」と大仁君。「歴史を見ていくと、今と似たようなことがある。国民のほとんどが一つの方向に傾き、『非国民』と言われていたものが後に『正しい』になる。常に、自分が正しいと思った行動をしないと」と自分に言い聞かせるように吐露した。


 学校では、マスクを外す大仁君に、同級生たちは心ない言葉をぶつけた。
 「おまえ、マスク着けろや」
 「嫌だ。マスクを着けろという根拠は? おまえは調べたか」
 「バカか、テレビニュースでもマスク着けるように言ってるだろ」 


 しかし、大仁君は腹を立てることはない。相手はコロナが怖いと洗脳されているだけと考えるからだ。「悪口は褒め言葉と捉えています。痛くもかゆくもありません」と笑う。これも両親の教育方針の影響だろう。3歳までは何をしても怒らない。3歳を過ぎたら、3回警告の上で怒るとルール化した。


 来春の卒業までに、学校側との闘いの記録を本として出版する予定だ。谷本議員とラジオで一緒になったとき、提案された。すでに6万字の原稿を書き上げ、東京の出版社に提出。同社の社長は「とても中学生の文章とは思えない」と驚嘆した。


 将来はどうするのか。「経済力は必要だが、サラリーマンにはなりたくない。好きなことで生きていきたい」と語る。ためらいながら口を開いた。「政治家になりたい。一番必要なのは、教育と政治を根本から変えることだから」。そして筆者に注文した。「国会議員になってください。私に被選挙権が与えられるあと10年間、つないでてください」。


 子供からの突然の干渉に面食らいながら、彼とこの国の将来にわくわくした。


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取材に応じる大仁君。「教師が自分の判断で動けないのは、ピラミッド教育体制に原因がある」と分析する(2021.11.28筆者撮影)

■参考情報


■関連記事





http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/495.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 冨田宏治氏が喝破「大阪で維新を支持しているのは貧困層を憎悪する中堅サラリーマン層」 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)

※2021年12月2日 日刊ゲンダイ9面 紙面クリック拡大


冨田宏治氏が喝破「大阪で維新を支持しているのは貧困層を憎悪する中堅サラリーマン層」 注目の人 直撃インタビュー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298204
2021/12/06 日刊ゲンダイ ※末尾の小見出し、紙面より引用

冨田宏治(関西学院大法学部教授)


冨田宏治氏/撮影・桂伸也

「ゆ党」と揶揄される日本維新の会の存在感が永田町で増している。総選挙では候補者を擁立した大阪府内の小選挙区を総ナメ。衆院第3党に躍進した。改憲勢力は衆参両院で3分の2を上回り、議論加速にもハッパをかける。「身を切る改革」と称して行政を縮小する新自由主義の権化を誰が支持しているのか。強さの原動力は? 大阪都構想の反対運動にも携わった専門家に聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 ーー衆院選の結果をどう見ていますか。

 維新については驚くほどの数字でもないし、小選挙区制がもたらす数字のマジックの側面もある。比例代表の得票数は約805万票と前回の倍以上ですが、橋下徹代表代行の下、国政選挙に初挑戦した2012年衆院選では約1226万票を集め、54議席を獲得した。希望の党とのすみ分けで小選挙区の候補者を降ろした前回17年とは打って変わり、全国に擁立したことから考えれば不思議ではない。ただ、自民党、立憲民主党、共産党が減らした計30議席をそっくり取った形なので、維新独り勝ちに映る。投票率上昇分の票が自民党に行かず、野党共闘にも向かわず、維新に途中下車したようには見えますね。

 ーー自民党のデタラメな大阪市政・府政に怒った「格差にあえぐ若年貧困層」が維新支持層といわれますが、冨田さんの指摘は全く違いますね。

 出口調査からも傾向が読み取れますが、維新支持層の中心は30代後半から50代の中堅サラリーマン層です。第2の経済都市なので、大企業の関西支社や大阪支店が集積している。全国から転勤族も含むサラリーマンが集まり、相当な数になる。都構想をめぐる15年の住民投票で、ガチの支持層を実感しました。

 ーーと言うと?

 住民投票は投開票日も運動できるので、維新は大阪市内の投票所300カ所に9人送っていたんです。3交代制で3人ずつ。オレンジ色のそろいのTシャツを着て。すごい動員力ですよ。一方、反対派は自民から共産までの烏合の衆で、SNSで情報交換しながら「〇×投票所に誰もいません」なんて書き込みを見て慌てて駆けつけ、有権者に反対をアピールしていたんです。僕は堀江の投票所でスタンディングをしていたのですが、周囲はタワーマンションだらけ。ラフな格好ながらどう見ても中堅サラリーマン風の男性が三歩下がって歩く奥さん連れで三々五々やって来て、維新の運動員に次々に合図を送って投票所に吸い込まれていく。一日中こんな光景を見続けたんです。愕然としましたね。僕も維新支持者は現状打破を期待する若年貧困層だと考えていたので。

 ーー「三歩下がって」は今どき珍しい気もします。

 要するに、彼らは転勤族なんです。専業主婦の奥さんや子どもとタワマンで暮らすような勝ち組。維新の主張は絵に描いたような新自由主義改革なのだから、彼らが支持していると考えた方が分かりやすい。それこそ、目からうろこでした。共に活動していた人たちもほぼ同じ感想でした。極端ではあるものの、彼らのメンタリティーを象徴するのが(元フジテレビアナウンサーの)長谷川豊氏の発言です。

 ーーブログに書き込んだ「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」ですね。1年後、維新公認で衆院選に出馬して落選しました。

 露骨すぎて喝采は送らないにしても共感はする。それが維新支持層の現実の姿だとみています。彼らはかなりの税金や社会保険料などを納めながら、健康に留意し、食事に気を配り、ジム通いなどで医者いらずの生活を送っている。かたや「自業自得の人工透析患者」は飲酒や塩辛い食生活の果てに健康を害し、保険診療を受ける。「年寄り」「病人」「貧乏人」はロクに負担をせず、白アリのように社会保障を食い潰している。そうした強い不満や敵意を維新のポピュリストにあおられ、増幅させているのです。

大阪の独特の街並みが分断を生む


日本維新の会の松井一郎代表と吉村洋文大阪府知事(C)日刊ゲンダイ

 ーーなぜそうまで憎悪をたぎらせるのですか。

 そもそも大阪は貧しい街。夏休みなどで給食がない日は1日1食の子どもが2割もいる。格差を日々感じながら暮らしていると、そんな感覚に陥るのでしょう。街並みも独特です。市内に林立するタワマンの足元に、いわゆる長屋が地べたに張り付くように並ぶ。小泉構造改革以来、拡大し続ける貧困と格差が目に見える形で広がり、誰もがその存在を意識せざるを得ない。そうした環境が蔑みを生み、分断につながっていく。学生たちからも「今さら平等になっちゃ困る」という声を聞くこともあります。僕が暮らす都島区はカネボウの工場跡地にタワマンが立ち並んでいるのですが、文化住宅と隣接する地域は下水道整備がおろそかなため、大雨が降ると地べたの住宅のトイレが逆噴射する事例が報告されています。

 ーー映画「パラサイト」の見せ場のシーンのようですね……。

 学校統廃合で生じた空き地にタワマンが建ち、子育て世代がドーッと入居して、近隣の小学校が児童であふれ返る事例もある。最もヒドイのはあべのハルカス周辺。日本一の高層ビルの真下に飛田新地が横たわっている。光と影が混在するシンボル的地域です。維新政治の10年間で都市計画が機能しなくなった結果だと専門家が指摘しています。

 ーー新型コロナウイルス対策もメチャクチャです。医療崩壊の原因は「身を切る改革」とか言って医療機関を徹底リストラしたからではないですか。

 第4波の時は命が危ういと危機感を覚えました。大阪の死亡率は異常です。100万人当たりの死亡数は全国平均147人。大阪府は348人で、2.4倍。全国断トツのヒドさなのですが、大阪市は485人、3.3倍にも上る。こういうリアルな数字を総選挙までに浸透できなかった点は、僕も忸怩たるものがあります。維新が強かった理由は3つある。岸田首相が「新しい資本主義」を掲げ、選挙期間中に後退させたものの、新自由主義からの転換をほのめかしたこと。中堅サラリーマン層が支持する新自由主義の旗を掲げる政党が維新だけの構図になった。もうひとつは、コロナ禍での安倍・菅政権の体たらく。特に口下手の菅前首相と、口から先に生まれたような吉村知事は対照的で、吉村知事は失政を棚上げして政府批判。橋下氏も援護射撃し、それをテレビが垂れ流す。残念ながら菅前首相が引き立て役になり、維新に途中下車する票を膨らませた。それと、地方議員に支えられた圧倒的な組織力です。大阪府下の府会議員、大阪市議、堺市議、市町村議員は239人。対する立憲は20人、連合大阪推薦まで広げても68人。地方議会に強い共産党は142人です。

「維新は選挙のプロ、モンスター的集票マシン」

 ーーいつのまに足腰を鍛えたのですか。

 府内のいたるところで年中選挙をやり、相互乗り入れする彼らは選挙のプロなんです。その際の1日のノルマは300人と握手、電話600本、10カ所で辻立ち。監視役が巡回し、活動を日々点検されます。239人×電話600本=約14.3万本。12日間の総選挙期間中にフル稼働すれば172万本。府内の比例票が約171万票なので合致します。地方議員の当選ラインは5000〜1万票。平均7500票を239人が集めるとしたら総数は約179万票。これも比例票と合致します。候補者間で票を分け合う芸当もやってのける。企業訪問も徹底するドブ板で、モンスター的集票マシンと言ってもいい。ただ、大阪市内の得票限界線は67万〜68万票ではないか。15年と20年の住民投票、15年ダブル選、19年クロス選は投票率が異なるのに得票は60万〜69万票でした。総選挙は公明党との選挙区調整で市内の半分しか擁立しなかったのでややこしいのですが、全域に立てた仮定で試算すると66万票。大勝ちしたといわれていますが、得票に大差はない。大阪市内の絶対得票率24.4%から考えると、府内で215万票とってもおかしくはない。実際、吉村知事は226万票獲得しています。

大阪市内の得票は限界点

 ーー維新が全国政党になる可能性はどうですか。

 兵庫に勢力を広げ、京都にもヒタヒタ迫っている。大阪市内の絶対得票率を全国換算すると2500万票です。潜在能力が現状の3倍と考えると恐るべき存在ですが、自民の1991万票超えは現実感に乏しい。組織を全国展開するのは並大抵ではないはずです。けれど、おしなべて若い候補者たちは上昇志向の強さが見て取れる勝ち組。競争好きの根っからの新自由主義者、自己責任論者ですよ。大阪の姿がこの国の未来になってはいけない。体を張ってでも大阪で維新を止めないと、全国に顔向けできない思いです

(聞き手=坂本千晶/日刊ゲンダイ)

▽冨田宏治(とみだ・こうじ)1959年、名古屋市生まれ。名古屋大法学部卒。名古屋大法学部助手、関西学院大法学部専任講師、助教授を経て99年から現職。専門は日本政治思想史。原水爆禁止世界大会起草委員長も務める。「核兵器禁止条約の意義と課題」など著書多数。共著「今よみがえる丸山眞男」を今月上梓。



http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/496.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 新型コロナウイルス・オミクロン株には、現行のワクチンが十分に効かない:このまま行くと、世界の一般人はワクチン漬けにされてしまう!(新ベンチャー革命)
新型コロナウイルス・オミクロン株には、現行のワクチンが十分に効かない:このまま行くと、世界の一般人はワクチン漬けにされてしまう!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/12349811.html
新ベンチャー革命2021年12月5日 No.2815

1.日本において、新型コロナウイルスの感染再拡大(第6波)は起きるのか

 今の日本は他国と違って、新型コロナウイルス・パンデミックが収まっています。この現状はまさに奇跡的です。

今の季節はもう冬ですから、いわゆる季節性インフルエンザが流行し始める時期です。しかし、今、インフルエンザが流行っているというニュースはありません。

 また、現時点において、日本では新型コロナの第6波が到来する兆しもありません。

 このまま、コロナが収まってくれるのがベストですが、そうは問屋がおろさないでしょう。

 新型コロナは日本だけではなく、世界規模で流行していますから・・・。

2.日本に新型コロナ第6波が来るとしたら、それはオミクロン株主流となるのか

 近未来、日本にもし、新型コロナ第6波が来たら、それはオミクロン株主流になるのではないかとは、誰もが予想するでしょう。

 なぜなら、現在のオミクロン株感染者の多くはワクチンの既接種者であることから、デルタ株向けに用意されたワクチンを接種した日本人(日本の人口の77%)も、デルタ株には感染しなくとも、オミクロン株には感染する可能性が大だからです。

 この現実を知って、日本の専門家はみんな、ワクチンの既接種者は、オミクロン株に感染しても重症化しないだろうと発言しています。

 しかしながら、これは、言い訳に過ぎないと思います。

 なぜなら、新型コロナに罹っても、重症化しないようにするのは、本来、ワクチン接種の役目ではなく、治療薬の役目だからです。

3.オミクロン株に対しても、現行のワクチンを効かすためには、ワクチン接種回数をさらに増やせという論法は正気の沙汰ではない!

現状では、ワクチン2回接種者は、オミクロン株対策で、さらに、ワクチン追加接種(ブースターショット)するというのが、世界の流れです。

 しかしながら、これはちょっとおかしいのではないでしょうか。

 要するに、世界規模で打たれている新型コロナワクチンは、オミクロン株には十分に効かないということです。

 この現実は、いかなる先端技術のワクチンも万能ではないことを物語っています。

 それをわかった上で、世界の一般人に、繰り返し、ハイリスクのワクチン接種をさせようとしているのは、新型コロナ・パンデミックの闇の仕掛け人に、何らかの魂胆があるとみんな、疑うべきです。

 日本政府の人間も、感染症の専門家もなぜ、このような疑いを持たないのでしょうか。それとも、疑いは持っているけれど、クチに出せないということでしょうか。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/497.html
記事 [政治・選挙・NHK284] <立民・泉代表に「期待しない」46%>内閣支持率6ポイント上昇の62%、新規入国停止「評価」89%…読売世論調査 

※2021年12月6日 読売新聞1面



※2021年12月6日 読売新聞2面


本社全国世論調査結果

※2021年12月6日 読売新聞9面 紙面クリック拡大


内閣支持率6ポイント上昇の62%、新規入国停止「評価」89%…読売世論調査
https://www.yomiuri.co.jp/election/20211205-OYT1T50107/
2021/12/05 22:00 読売新聞オンライン

 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対する政府の水際対策は高い支持を集めた。読売新聞社が3〜5日に実施した全国世論調査で、全世界からの外国人の新規入国を停止したことについて聞くと、「評価する」が89%に達した。「評価しない」は8%だった。


岸田首相

 岸田内閣の支持率は62%で前回(11月1〜2日調査)から6ポイント上昇し、不支持率は22%(前回29%)に低下した。

 政府の水際対策を巡っては、日本着の国際線の予約停止措置を3日間で撤回する混乱はあったものの、スピード感を持って対策を打ち出していることが肯定的に受け止められたようだ。

 政党支持率は、自民党41%(前回39%)、日本維新の会8%(同10%)、立憲民主党7%(同11%)などの順。無党派層は32%(同26%)だった。



立民・泉代表に「期待」34%、共産との共闘「反対」63%…読売世論調査
https://www.yomiuri.co.jp/election/20211205-OYT1T50112/
2021/12/05 22:00 読売新聞オンライン

 立憲民主党の新代表に選ばれた泉健太氏に「期待する」との回答は34%にとどまり、「期待しない」は46%だった。支持政党別にみると、立民支持層では「期待する」が約7割を占めたが、無党派層では「期待する」30%が「期待しない」42%を下回った。


立憲民主党の(左から)小川政調会長、西村幹事長、泉代表、逢坂代表代行(2日)

 立民の支持率は、前回(11月1〜2日調査)の11%から4ポイント低下して7%となり、日本維新の会の8%を下回った。代表選の実施は、支持率の上昇にはつながらなかった。

 立民が今後も共産党と協力して政権交代を目指すのがよいと「思う」は24%(前回30%)に下がり、「思わない」が63%(同57%)に上昇した。



10万円給付「評価しない」55%…読売世論調査
https://www.yomiuri.co.jp/election/20211205-OYT1T50110/
2021/12/05 22:00 読売新聞オンライン

 読売新聞社が3〜5日に実施した全国世論調査で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた支援策として、18歳以下の子どもに10万円相当の給付を行うことについて聞くと、「評価しない」が55%で、「評価する」の39%を上回った。18〜39歳に限ると、「評価する」55%が「評価しない」42%より高かった。


首相官邸

 一方、感染拡大防止と経済活動の両立に向け、政府が過去最大の財政支出55・7兆円となる経済対策を決めたことは「評価する」が53%と半数を超えた。新型コロナを巡る政府のこれまでの対応を「評価する」は55%で、「評価しない」の36%を上回った。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/498.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 有権者が「NO」の石原伸晃氏を内閣参与に 岸田政権“お友達優遇”で自爆、ツイッター抗議4万超え(日刊ゲンダイ)




有権者が「NO」の石原伸晃氏を内閣参与に 岸田政権“お友達優遇”で自爆、ツイッター抗議4万超え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298337
2021/12/06 日刊ゲンダイ


有権者は「ノー!」なのに、お友達優遇(岸田首相と落選した石原伸晃氏)/(C)日刊ゲンダイ

 岸田首相の耳に、有権者の怒りの声は届いているのか。10月の衆院選で落選した自民党の石原伸晃元幹事長が内閣官房参与に起用された問題。ゾンビのごとく政権中枢に復活した石原氏はもちろん、任命権者の岸田首相にも批判の矛先が向けられている。6日から始まる臨時国会は炎上必至だ。

〈落選してノコノコ内閣に潜り込むのかよ?〉〈すぐ再就職できてお気楽ですねぇ〉ーー。石原氏の参与起用にネット上は大荒れ。ツイッター上では〈#石原伸晃の内閣官房参与任命に抗議します〉とのハッシュタグが4万件を超え、起用決定から3日経っても投稿が続いている。

 石原氏は衆院選で東京8区から立候補し、野党統一候補だった立憲民主党の吉田晴美衆院議員に完敗したばかり。有権者から明確にノーを突き付けられ、比例復活もできなかった。

 内閣参与は“極ウマ”ポストだ。出勤すれば1日あたり2万6400円が支払われる。原資はもちろん、税金だ。しかも、国会で答弁するような責任もない。

 政府は石原氏起用について「観光立国の分野で有益なアドバイスを行う参与に適任と判断した」(松野官房長官)というが、そもそも石原氏に目立った実績はない。

「石原さんの起用には、存続の厳しい石原派を、自派閥(宏池会)に取り込みたい岸田さんの下心が透けます」(官邸関係者)

 石原氏は党幹事長だった2012年、テレビ朝日系「報道ステーション」で生活保護受給者を「ナマポ」呼ばわり。およそ政権中枢にいていい人材じゃない。

「岸田さんは『聞く力』をアピールしているが、有権者が『ノー』を下した人物を参与に起用するあたり、何も聞こえていないのでしょう。有権者の反応を見誤った今回の判断は、岸田政権の失点のひとつになる自爆行為。国会が始まるというのに、あまりにも緊張感に欠けています」(政治評論家・本澤二郎氏)

 岸田首相に「聞く力」があるなら、石原氏起用を撤回するべきじゃないか。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/499.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 安倍元首相が菅前首相と会食 わざわざ「絆は相当強い」と強調、“すきま風”否定した狙い(日刊ゲンダイ)



安倍元首相が菅前首相と会食 わざわざ「絆は相当強い」と強調、“すきま風”否定した狙い
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298334
2021/12/06 日刊ゲンダイ


狙いは自身派内へのアピール?(2日の安倍元首相)/(C)日刊ゲンダイ

 牽制なのか、それとも抱き込むつもりなのかーー。安倍元首相と菅前首相が会食していたことが分かり、永田町を騒がせている。安倍-菅の会食があったのは、2日(木)。安倍氏本人が、3日のインターネット番組で明かした。

 この番組で安倍氏は、菅氏との関係について「絆は相当強い」と強調し、「すきま風」を否定したうえで「いろんな場面で協力できることも多いのではないか」と良好な関係をアピール。さらに、菅氏に近い無派閥グループ「ガネーシャの会」に触れ、「結束力が大変高い。菅さんが派閥をつくろうと思えば簡単に結成できるのではないか」と、派閥結成をたきつけている。

 わざわざ「会食」したことを明かし、「絆は強い」と強調してみせたことに、一体どういう意図なのかと臆測が広がっている。もし、本当に絆が強ければ、外部に発信する必要がないからだ。安倍-菅の間に距離があることは、永田町では通説となっている。

 菅氏は5日、派閥結成について「同志の皆さんと力を合わせて、政策を実現していきたい」と否定しなかった。

「安倍さんの狙いは、安倍派内へのアピールでしょう。先月、派閥会長に就任したはいいが、派内は歓迎ムード一色とは程遠く、派内には“なぜ派閥に戻ってきたのか”という不満の声もある。安倍さんは、自分の力を見せつけるために、菅さんとの関係も良いとアピールしたのだと思う。岸田首相と短期間に2回も会ったのも“俺は影響力がある”と見せつけようとしたのでしょう」(安倍派事情通)

 岸田政権の発足後、影響力が一気に落ちたことに、安倍氏はかなり焦っているという。安倍派が弱体化することを恐れているとの指摘もある。

「自民党内の勢力図は大きく変わりつつあります。最大派閥の安倍派(95人)と、麻生派(53人)・岸田派(42人)・谷垣グループの『宏池会系』という、2大勢力になりつつある。この2大勢力だけで党内の5割を占める。麻生派・岸田派・谷垣グループが1つになる“大宏池会構想”も囁かれています。いずれ、2大勢力となった<安倍VS岸田>の構図になっておかしくない。その時、勝敗のカギを握るのが、第3勢力である茂木派(51人)や二階派(44人)、40人前後いる菅グループです。焦る安倍さんは、菅さんを味方に引き入れたいのではないか」(政界関係者)

 落ち目の安倍氏の焦りが見えてくる。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/500.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 天皇制廃止論台頭!?<本澤二郎の「日本の風景」(4286)<朝日新聞が真相報道、軍部暴走は偽り、昭和天皇が主導!>

※補足 2021年12月5日 朝日新聞1面トップ



※補足 2021年12月5日 朝日新聞2面 紙面クリック拡大


天皇制廃止論台頭!?<本澤二郎の「日本の風景」(4286)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/31378956.html
2021年12月06日 jlj0011のblog

<朝日新聞が真相報道、軍部暴走は偽り、昭和天皇が主導!>

左翼の活動家や識者にとって、憲法が定めている天皇制について、異論反論が多いことは承知しているが、昨今は保守派サイドからも疑念が表面化している。昨日は日曜日にもかかわらず、元自民党本部のエリート職員が電話をしてきた。「朝日が書いた。昭和天皇の正体、真実を報道した。是非とも見てほしい。天皇制はいらない。廃止すべきだ。国民にとって一利なしだ」と、まるで一心太助のようにとでも表現できそうな口ぶりで、真っ向から談じ込んできた。実をいうと、彼はもうこれまでも繰り返し叫んできたことである。

 おそらく彼のような日本人は、このコロナ禍で自宅謹慎による思考する機会が増え、新聞やテレビ、週刊誌報道に釘付けされる、そうしたことも影響したかもしれない?

 筆者などは、田布施の明治天皇を継承するような、田布施の安倍による皇位継承に166億円の血税投入の時点で、懸念を抱き始めた。166億円の中には、莫大な祭祀費用が組み込まれているが、これは秋篠宮が指摘したように、政教分離に違反するため、皇室の私費で賄うべきである、との正論も。

 今回の朝日報道は、長州の山形有朋に対抗した宇都宮太郎(陸軍大将)と同じ佐賀藩の百武三郎侍従長の日誌を、真正面から認識評価したもので、従来の甘すぎる学者の見解を超えている。新聞を読んでいない凡人ジャーナリストは、ネットで新聞記事の抜粋をみて、大いに合点した。

 それは一連の大陸侵略や日米開戦(1941年12月8日=真珠湾攻撃)を、歴史家や教科書は「軍部の暴走」と決めつけて、それを史実としてきたのだが、とんでもない捏造であることが、侍従長日誌で判明した。「昭和天皇の暴走」が正しい。

 70余年後に歴史の真実が明らかにされた日本!それでも悔い改めようとはしない日本人の資質・政治屋・官僚・裁判官、そして言論人・学者・文化人の不条理にため息するばかりだが、もはやそうはいっていられない。

<米日本研究者W・バレット氏の「米国に秘密はない」の意味判明>

 1993年に米国務省の招待を受けて、1か月かけて米国全土を旅した。通訳案内人は、日本留学の経験のあるウイリアム・バレットさん。彼の一言の意味を、いまやっとのことで理解できた。

 「アメリカには秘密はない。秘密は必ず暴かれる」と。彼は「日本は秘密国家・神がかり国家ではないか」と指摘してくれていたのだ。それがいま納得した。

 「天皇は平和主義者」は政治屋・官僚らの捏造したものだった。そのことを指摘したのだろう。彼のボール、直球ボールに感謝したい。

<70年経てやっと歴史の真実に識者は「やっぱり」に天皇責任論浮上>

 欧米に遅れること70余年!あさっては真珠湾攻撃から70年か。

 推論するに、なぜ好戦天皇だったのか?推論するに、昭和天皇は皇帝になりたかったのだろう。中国は皇帝・朝鮮は王・日本は天皇という縛りが中世以来アジアを支配していた。かの豊臣秀吉でさえも、当時の明を征伐しようとして、朝鮮に二度も出兵している。

 父親の大正天皇は病弱だった。それへの反動もあったのだろう。ともあれ好戦天皇という史実判明によって、日本の近現代史は一変する。吉田茂の評価も変えねばならなくなった。戦後史の虚構は崩壊したことになる。

 「300万、400万人の戦争責任を問わねばならない」という指摘は、避けて通ることは出来ないだろう。これは大変なことであるが、民主国家を名乗る以上は、当然すぎる帰結であろう。

<新嘗祭22億円にまとわりつく神主・神社神道・日本会議のうろたえ>

 「新嘗祭に22億円はどういうことか」と怒る友人に凡人ジャーナリストは尋ねた。「新嘗祭という言葉は記憶しているが、一体どのようなことなのか」と。

 「アマテラスオオミカミを祀る祭祀。天皇が一番重視している行事。これは政教分離違反である」とコメントした。アマテラスオオミカミ?誰か知っている日本人はいるだろうか。

 「神代」といわれても現代人はさっぱりである。幻想の世界のことか。日本会議なら説明できるかもしれないが?神社神道のうろたえぶりも想像できるだろう。

<皇位継承166億円、秋篠宮家改修費用33億円>

 皇位継承費用166億円には、現在も断固として容認できない。安倍晋三の暴走に違いないが、これに同調した公明党創価学会もカルト・奇怪な宗教政党であろう。

 「祭祀に公費は問題。皇室の私費で賄うべきだ」と主張したという秋篠宮に好感を抱いていた筆者だったが、友人から「秋篠宮家改修工事費33億円」のことを紹介されると、これは承服できないと強く感じる。巷にはホームレスもいる。この寒空に公園暮らしの老人がいるではないか。

 子供に満足に食事を用意できない母子家庭、無責任極まらない男に捨てられ、子供の養育費も支払わない東京都職員の存在に、今の天皇はどう考えているのであろうか。国民統合の象徴といえるのであろうか。

 朝日新聞の一石は、戦後日本の虚構を暴いて余りあろう。浮世離れしている皇室会議や宮内庁とは何なのか。「天皇制廃止は天命である」とは今朝ほどの友人の叫びだった。

2021年12月6日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


昭和天皇は戦争に前のめりになっていた?元侍従長の日記
2021-12-05 10:39:28 

80年目の12月8日(太平洋戦争が始まった日)を迎えようとする中、12月5日の朝日新聞に「昭和天皇が10月の段階で既に開戦に前のめりになり、気持ちが先行しているので側近がお引きとめ申し上げている。先ごろから陛下の表情が明るいので不思議に思った」などと書かれた元侍従長の日記の記述が報じられ、注目されていま(朝日新聞記事から抜粋)太平洋戦争開戦前の1941(昭和16)年10〜11月、昭和天皇が開戦について「覚悟」した様子を側近に示したととれる記述が、当時侍従長だった百武三郎(ひゃくたけさぶろう)(1872〜1963)の日記から見つかった。

戦後の連合国による極東国際軍事裁判(東京裁判)では、昭和天皇は開戦に慎重で平和を望んだが「政府や軍部の進言でしぶしぶ同意に至った」として不起訴とされた。しかし近年の歴史研究により、開戦直前に開戦を前提に戦争終結策を思案したり、開戦後は戦果に満足し積極的な作戦を求めたりするなど、戦争に前向きな姿勢を示した時期もあったとする史料も見つかっている。百武の日記の記述から、開戦に対する天皇の姿勢の変化についての研究が深まりそうだ

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/501.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 川勝知事、集会の発言で・・・(何故今頃に問題化?)
 知事が軽口をたたいた、女子学生への下らない冗談が責められるのは仕方がないが。6月の知事選の話が今更取りざたされているのは何故か。10月の工事現場の話と結び付けられているのは、大敗した与党の憂さ晴らしと無関係でない気もするのだが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
川勝知事、集会の発言で・・・
2021年12月1日 05時00分 (12月1日 18時43分更新)
https://www.chunichi.co.jp/article/374330

*川勝平太知事(画像略)

 六月の知事選の期間中、川勝平太知事が富士市で開かれた集会で、女子学生を念頭に「顔のきれいな子はあまり賢いことを言わないと、きれいになる」などと発言していたことが分かった。女性蔑視、差別とも取れる発言で、識者はジェンダー(性差)意識の低さを指摘。川勝知事は取材に、「傷つかれた人がいたとすれば、申し訳ない」と話した。
 川勝知事を巡っては、十月の参院静岡選挙区補欠選挙の応援で、前御殿場市長の自民党候補を念頭に「あちらはコシヒカリしかない」などと発言したことが問題化。二十四日の県議会臨時会で、辞職勧告決議案が賛成多数で可決されている。
 関係者への取材や本紙が入手した音声データによると、知事選での発言は告示後の六月六日、陣営が市民ら約五十人を集めて富士市で開いた集会であった。川勝知事はかつて静岡文化芸術大の学長をしていた際、中日本高速道路の新東名高速道路の建設現場を女子学生らと視察したエピソードを紹介する中で、同大の女子学生の容姿に言及。「みんなきれいです。めちゃくちゃ顔のきれいな子はあまり賢いことを言わないと、きれいになる。きれいに見られないでしょう」などと話した。
 さらに、現場監督と学生が質疑応答した場面を振り返り、「工事現場の監督は、かわいい女の子が気に入ったんでしょう。工事現場にうら若き女の子が来たなんて、おそらく道路建設史上初めてじゃないですか」などとも発言。御殿場ジャンクション(JCT)から三ケ日JCT間の開通が前倒しとなった理由を女子学生の来訪と結びつけ、「翌日から仕事がはかどり、平成二十四年四月十四日に一年半前倒しでできたんですよ。そういう相乗効果」と紹介した。
 集会に参加した男性は「知事の本質が垣間見えた発言で、不快だった」と話した。
 川勝知事は本紙の取材に「学歴、性など一切の差別を認めないのがぼくの基本的なモットー。生きとし生けるもの、人間を含めて絶対平等という思想を持っている」とした上で、「選挙期間中に、それにもとる発言があったとすれば、撤回しなければいけない。そこで、傷ついた人がいれば、申し訳ないと謝罪する」と述べた。

◆川勝知事の発言内容
 私が学長になった時です。この現場を学生に見せようと思った。静岡文化芸術大学です。八割くらい女の子。十一倍の倍率を通ってくる。みんなきれいです。めちゃくちゃ顔のきれいな子はあまり賢いことを言わないとですね、なんとなく、もうきれいになる。きれいに見られないでしょう。ところが全部きれいに見える。
 (中略)
 そうすると、工事現場の監督は、変なおっさんでなく、かわいい女の子が気に入ったんでしょう。工事現場にうら若き女の子が来たなんて、おそらく道路建設史上初めてじゃないですか。ね、それで一緒に写真撮ることになって。それで「また来ます」なんて言ったら「また来てください」って、翌日から仕事がはかどり(会場で笑い)。それでですね、平成二十四年四月十四日に一年半前倒しでできたんですよ。なぜか、そういう相乗効果。
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
関連:
■岸田首相自滅…参院静岡補選まさかの敗北で総選挙1週間前に「勝てない総理」の烙印(日刊ゲンダイ) http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/758.html 投稿者 赤かぶ 日時 2021 年 10 月 25 日 17:25:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU

■リニアを止める静岡県 川勝知事「ヤクザ・ゴロツキ」暴言問題の背景に「ハコモノ行政」(リニアこそ箱物では??) http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/853.html 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2019 年 12 月 30 日 11:11:11: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/502.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 橋下氏、失言連発の静岡・川勝知事から早大生時に授業受けていた「面倒臭い教授」(リニア止められ腹立つ?!)
 急にYahoo!ニュースで話題になった静岡県知事の発言問題。その裏に何があるのか。
この元市長の発言は、知事以上の軽口とも取れるが。お陰で事態は解りやすくなっている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
橋下氏、失言連発の静岡・川勝知事から早大生時に授業受けていた「面倒臭い教授」
12/3(金) 13:53配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b577b07933ef965266c6663842fb2bd8e3634bc9
デイリースポーツ
*橋下徹氏(2018年撮影)*画像略

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が3日、フジテレビ系「バイキングMORE」に出演。早大政治経済学部の学生時代に、当時同学部で教授を務めていた“コシヒカリ発言”で物議を醸した静岡県の川勝平太知事の授業を受けていたことを明かした。

 番組では、川勝知事が6月の知事選での演説で、自身が学長を務めた静岡文化芸術大の女子学生に関して「顔のきれいな子はあまり賢いことを言わないと、何となくきれいになる」などと女性蔑視ともとれる発言をしたことについて議論。話を振られた橋下氏は「川勝さんの授業に登録していたんですよ、学生のときに」と明かして、「へぇー!」とスタジオを驚かせた。

 「学生の中ではすこぶる評判が悪くて。面倒臭い教授だったんですよ。でも、これは学生にとって面倒臭いっていうのは、単位をくれないってことで。教授としてはすごく真面目だったんです」と教授時代の素顔を明かした。

 橋下氏は「差別はだめですよ。時代の流れからこういう発言は許されないですよ」と前置きしたうえで、「言葉がものすごいきれいで誰からも批判を受けないけど、全く仕事のできない政治家。川勝さんは圧倒的に支持率高くて。大阪府民としてはものすごく腹立つんですが、今リニアモーターカー、工事止めてるんですよ。せっかく安倍さんにかけあって8年前倒しになったのに、止められて。ホント腹立つんですが、ああいうことができるのは静岡県民としては大きいんですよ。こういう性格だからああいうことできるんですよ」と川勝知事の“功績”を評価した。

 さらには「僕も大阪の時に、暴言多発でしたんで、エラそうなこと言えないです」と苦笑いを浮かべると、司会の坂上忍が「カテゴリーでは(一緒)」とツッコみ笑わせていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
 暴言かはともかく、棺桶列車の異名も持つトンネル新幹線を問題視されて「ホント腹立つ」「こういう性格だから」とは。
かなり露骨な利害関係者の不満が見えている。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/503.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 世界各地に急拡大のオミクロン株「弱毒化説」に3つの盲点(日刊ゲンダイ)




世界各地に急拡大のオミクロン株「弱毒化説」に3つの盲点
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298335
2021/12/06 日刊ゲンダイ


新型コロナウイルス SARS-CoV-2の顕微鏡イメージ(C)IMAGEPOINTFR=LPN/ニューズコム/共同通信イメージズ

 世界に感染が急拡大している新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」。いまだ正体はよく分からない。後藤厚労相も5日のNHK「日曜討論」で「国立感染症研究所ではいまだ実験的な評価はなく、疫学的な評価を行うほどの情報もない」と語っていた。「強い感染力」や「弱毒化」なども指摘されているが、どんなウイルスなのだろうか。

「過去の感染歴が予防にならない」

 世界保健機関(WHO)アフリカ地域事務局が開催した2日のオンライン会合で、南アフリカ国立感染症研究所のゴットバーグ教授は「ウイルスの性質から感染力はデルタ株と同等か、わずかに弱いのではないか」とした上で、「過去の感染歴はデルタ株への予防になったが、オミクロン株はそうではなさそうだ」と指摘した。オミクロン株は、過去の感染やワクチンでできた免疫をすり抜けるため、感染が拡大している可能性があるという。

 ブレークスルー感染しやすいとすれば、デルタ株をしのぐ勢いで感染が拡大するのもうなずける。

デルタより手ごわい


集中治療室で重症患者の治療に当たる医療従事者(C)共同通信社

 ゴットバーグ教授は、再感染者やワクチン接種者は症状が軽いとも指摘している。これまで、オミクロン株感染者の死者の報告はなく、無症状や軽症で済む傾向もみられるという。弱毒化しているようにも見えるが、早合点は禁物だ。

 西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。

「これまでの症例をみると、感染しても重症化リスクは低く、弱毒化している可能性はあります。ただ、あまりにもデータが少なく、さらに2週間程度、様子を見る必要があります。新型コロナは感染者の増加から少し遅れて、重症者と死者が増えていきました。油断はできません」

「ウイルスはどう変異するか分からない」


「疫学的な評価を行うほどの情報もない」(後藤茂之厚労相)/(C)共同通信社

 現在、南アでは感染者のほぼ100%がオミクロン株だが、感染者のほとんどが重症化リスクが低い40代以下だ。また、ワクチン接種者がブレークスルー感染しても、ワクチンの重症化予防効果が効き、重症化を防いでいる面もあるはずだ。

 逆に言えば、重症化リスクが高い高齢者の感染が増えたり、ワクチン未接種地域で感染が広がれば状況は一変する可能性がある。ブースター接種が遅れ、抗体が激減した後に感染した場合、重症化を引き起こす恐れもある。

 また、コロナ患者が膨れ上がれば、医療崩壊を招き、救える命も救えなくなる事態も考えられる。

「オミクロン株が弱毒化し、新型コロナは風邪と同じような病気に落ち着くとの期待は持ってもいいでしょう。しかし、ウイルスはどう変異するか分からない。オミクロン株の次の変異株が強毒化する可能性があります」(中原英臣氏)

「弱毒化」を喜ぶのはまだ早そうだ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/504.html
記事 [政治・選挙・NHK284] <速報>オミクロン株 初の日本人感染 イタリアに滞在歴 30代男性 (FNNプライム)
【速報】オミクロン株 初の日本人感染 イタリアに滞在歴 30代男性
https://www.fnn.jp/articles/-/280936
2021年12月6日 月曜 午後3:53 FNNプライムオンライン


※動画→https://www.fnn.jp/articles/-/280936

イタリアに滞在歴があり、羽田空港から入国した日本人の30代男性が、新型コロナウイルスの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることがわかった。

日本人の感染確認は初めて。

政府関係者によると、オミクロン株への感染が確認されたのは、イタリアに滞在歴があり、12月1日に羽田空港から入国した日本人の30代の男性。

オミクロン株をめぐっては、日本国内では、成田空港から入国したナミビア人の外交官の男性と、ペルーに滞在歴のある20代の男性の2人の感染が確認されていて、国内では3例目で、日本人の感染確認は初めて。



新型コロナのオミクロン株 日本人の感染を初確認 国内3例目 イタリアから帰国の男性 政府関係者
https://www.fnn.jp/articles/-/280932
2021年12月6日 月曜 午後3:42 FNNプライムオンライン



新型コロナウイルスのオミクロン株、日本人の感染を初確認。国内3例目で、イタリアから帰国の男性。政府関係者。



オミクロン株 国内3例目感染確認 イタリア滞在歴ある30代男性
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211206/k10013376581000.html
2021年12月6日 18時06分 NHK


※動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211206/k10013376581000.html

今月、日本に入国した、イタリアに滞在歴のある男性が、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していることが、新たに確認されました。
国内で感染者が確認されたのは3人目です。

感染が確認されたのは、イタリアに滞在歴のある30代の男性です。

厚生労働省は国籍を明らかにしていません。

今月1日に入国した際、羽田空港の検疫所で新型コロナウイルスの検査を受けて陽性反応が出たため、国立感染症研究所で検体の遺伝子を解析していました。

その結果、オミクロン株への感染が確認されたということです。

男性は入国後、検疫が指定する宿泊施設にいましたが、現在、症状はなく、近く医療機関に入院する予定だということです。

また、ことし7月と8月にはモデルナのワクチンの接種を受けていたということです。

厚生労働省は、同じ飛行機に乗っていた41人の乗客全員を濃厚接触者とみなして、入国後14日間は宿泊施設での待機を求めることにしています。

これまでに国内で感染者が確認されたのは、先月末にナミビアから入国した外交官と、ペルーから入国した男性に続いて、3人目です。

松野官房長官「引き続き 適切な感染防止対策を徹底」

松野官房長官は午後の記者会見で「入国時の検査で陽性が確認されたイタリアに滞在歴のある入国者について、国立感染症研究所で陽性検体のゲノム検査を行ったところ、オミクロン株であると確認されたとの1報が厚生労働省からあった。30代の男性との報告を受けている」と述べました。

松野官房長官は、この男性の同行者や飛行機の機内で近くの席にいた人については把握済みだとしたうえで、男性の国籍は「感染拡大防止に資する情報に限って公表することにしている」として、明らかにしませんでした。

そして「引き続き、水際措置の強化とゲノム解析の実施強化によるモニタリングを進め、適切な感染防止対策を徹底していきたい」と述べました。

後藤厚労相「飛行機同乗の41人が濃厚接触者」

後藤厚生労働大臣は臨時に記者会見し「入国時の検査でコロナの陽性が確認されたため、検疫の宿泊療養施設に入所し、現在医療機関に搬送中だ。陽性者が搭乗していた航空機には、残り41人が同乗していたが、いずれも濃厚接触者として取り扱い、これまでと同様、地方自治体と連携しながら厚生労働省において健康観察をしっかり行っていく」と述べました。

また後藤大臣は「オミクロン株」に対する水際対策に加え、国内の検査体制も強化していることを重ねて説明したうえで「感染が確認された場合には、積極的な疫学的調査をしっかり行い、国内における封じ込めに最大限の努力をしていきたい」と述べました。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/505.html

記事 [政治・選挙・NHK284] <それにしても反中、反共の嫌な世情>まだ安倍晋三とシンパがしゃしゃり出てくる醜悪(日刊ゲンダイ)

※2021年12月6日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年12月6日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

 キナくさい動きだ。安倍元首相が「台湾有事」についての発言を繰り返して、日中間の緊張を高めていることである。

 1日に台湾のシンクタンクが主催する会合にオンライン参加で講演。中国が台湾に侵攻するなどの事態を念頭に「台湾有事は日本有事だ。すなわち日米同盟の有事でもあり、この点を習近平国家主席は見誤るべきではない」と中国を牽制したのである。

 同日に行った日経新聞のインタビュー(2日掲載)でも、「台湾有事は日米の有事」と発言。「抑止力が弱いと相手にとって武力行使の誘因になる。抑止力とは打撃力であり反撃能力でもある。相手が脅威に思うことが抑止力となる」と持論を展開した。

 台湾をめぐる安倍発言に、中国は「内政干渉」だと猛反発だが、これに対しても安倍は3日に出演したインターネット番組で「はっきり考えを言うことが衝突を防ぐことにつながる。これからも言うべきことは言う」と強気で反論。本当に衝突を防げるのならいいが、反中をあおる安倍では火に油を注ぐことになりかねない。

 思い返してみれば、先月上旬、岸田首相が林芳正外相を起用した際、安倍は林が日中友好議員連盟の会長だったことから「対中関係で国際社会に間違ったメッセージを与えかねない」と難色を示した。

 これが、対中政策で安倍がしゃしゃり出てくるのろしだったのか。その林が、中国の外相との電話会談で「訪中」の招請を受けたことを明らかにすると、安倍シンパが一斉に反発。自民党の外交部会で佐藤正久部会長が「間違ったメッセージを海外に出すことになる」とクギを刺した。

 新疆ウイグル自治区や香港などでの人権問題を理由に欧米が検討しているとされる来年2月の北京冬季五輪の「外交ボイコット」についても安倍シンパは勇ましい。岸田が「日本は日本の立場で物事を考えたい」と発言していることを“弱腰”と捉え、3日には、安倍シンパの保守系議員でつくる「日本の尊厳と国益を護る会」が「外交ボイコット」を政府に求める方針を決めている。代表の青山繁晴参院議員は「北京五輪に日本の外交使節団を派遣すれば人権弾圧を容認することになる」「対中配慮が過ぎれば外交の体をなさない。現在の首相の姿勢は間違いだ」とまで言ってのけた。

議論なきワッショイの危うさ

 中国の人権弾圧は論外として、物騒な連中がただ声高に対中強硬論を唱えるのは危うい。

 地元・山口県で親の代からの政敵の林が外相となり、「外交のアベ」が忘れ去られていくことが我慢ならないのか、安倍の過剰なまでの対中強硬発言には、自らの存在感を誇示したい焦りも見える。永田町では「安倍さんは昵懇の仲の医療法人理事長が起訴された日大の背任事件の行方を懸念している」なんて声もあるが、とにかくシャカリキなのである。

 こうした安倍やシンパの“圧力”に対し、岸田は今のところ抑制が利いているが、バランス重視のご用聞き政治家だから不安だ。

 岸田は自衛隊の観閲式で「いわゆる敵基地攻撃能力の保有も含め、あらゆる選択肢を排除せず検討する」と安倍が乗り移ったかのような演説をしていたし、防衛費は、6日召集の臨時国会で審議される補正予算案と今年度の当初予算を合わせ初の6兆円超えである。米国が強める対中包囲網に追随する形で、長期的展望のないまま防衛費が膨張していく。

 政治評論家の森田実氏が言う。

「中国を少しでも擁護しようものなら袋叩きに遭うのが昨今です。『中国と喧嘩をしてはダメだ』という人は自民党はおろか、野党やマスコミからもいなくなってしまいました。親中派の最後のひとりだった二階元幹事長も徹底的に攻撃されましたからね。安倍元首相の突出した発言は米国の後押しがあってのものでしょう。米軍司令官が『台湾への脅威は今後、6年以内に明白になるだろう』と発言しているように、米国は米中戦争を視野に入れている。しかし、その時、米国は実際の軍事行動を日本や台湾、豪州にやらせるのではないか。日本は米国の“代理戦争”をさせられることになるのに、そうした議論のないまま、ワッショイワッショイで進んでいくことに、戦争前夜の危うさを覚えます」

「共産党は恐ろしい」という印象操作に大メディアも加担

 立憲民主党が共産党と連携した「野党共闘」に対する猛烈な批判も嫌な風潮だ。

 衆院選では、立憲は共産など野党で候補者を一本化したことで、小選挙区の議席数を増やしているものの、比例を合わせた全体では議席減だった。大メディアは、立憲が共産党と「限定的な閣外協力」に踏み込んだ「共闘」に原因があったとの論調で一色である。

 選挙期間中に自民党の甘利幹事長(当時)は、「自由民主主義の思想で運営される政権と、共産主義が初めて入ってくる政権とどちらを選ぶのかという政権選択だ」と国民を脅すかのような主張を展開した。一党独裁の中国政府を連想させるいわゆる共産主義と、日本の共産党はイコールではないのに、中国共産党と日本共産党を一緒くたにして「共産党は恐ろしい」という印象操作だった。そうした空気を選挙後は大メディアが引き継いでいるかのようなのである。

 芥川賞作家の中村文則氏が毎日新聞(2日)のコラムで立憲と共産の共闘についてこう書いていた。

<日本共産党とは、天皇制や自衛隊の考え方が違う、という意見もある。だが彼らはこれらの判断を実は国民の総意に委ねており、彼らの意思より国民の判断を上位に置いている。なぜなら、マルクス・エンゲルスの「共産党宣言」を読んだりするとわかる通り、外国の共産党が間違っているだけで、本来の共産主義は民主主義で、国民主体である>

<野党共闘を嫌う理由の「共産党アレルギー」は言い訳で、本当はひそかに与党を利したいのではないか。共産党へのバッシングが何だか急にひどくなったが、昔の日本もヒトラーも、共産党を弾圧するところから全体主義を始めている。歴史は繰り返すのだろう>

国民感情を利用し、戦争へ駆り立て

 かの時代とソックリなのは、反中に反共が加わり、異様な国民感情が形成される恐れがあることだ。

「暴支膺懲」は、日中戦争(支那事変)における大日本帝国陸軍のスローガンだった。

「横暴な中国(支那)を懲らしめよ」という意味で、大本営はこのスローガンを「鬼畜米英」とともに太平洋戦争終結まで使用し、国民の戦闘精神を鼓舞するために利用したのである。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。

「当時の中国は国民党政府であり、共産党政府ではありませんが、最近の反中・反共の世情は、当時を彷彿とさせるものがあります。米国はクワッド(日米豪印)の枠組みで対中戦争の軍事的体制づくりを始めていますが、国民をその気にさせるには、戦前の中国敵視やアジア人差別の感情が醸成されていくことは都合がいいのです。そして、戦争前夜に行われたのが赤狩りであり、反共攻撃でした。衆院選での野党共闘批判は、そうした下地づくりにも見えます。80年前の太平洋戦争開戦時、当時の敵であった米国に対する『真珠湾攻撃』を国民は『よくぞやってくれた』と拍手喝采で歓迎した。今の敵は中国ですが、今回も国民感情を利用して、戦争に駆り立てていくシステムづくりが行われているように思います」

 米国に要求されるがままに防衛費が青天井になっていくことが、本当に抑止力になるのか。日米同盟やクワッドの包囲網で圧力をかけ続ければ、中国の態度が変わるのか。日本中が「反中」「反共」の空気に包まれてしまう前に、平和を望むマトモな国民は冷静さを取り戻す必要がある。本当に歴史が繰り返されてしまう前に。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/506.html

   

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