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2022年1月05日06時35分 〜
記事 [政治・選挙・NHK284] 「出島・特別区大阪」では吉村は大阪の希望でありスーパースターだそう(まるこ姫の独り言)
「出島・特別区大阪」では吉村は大阪の希望でありスーパースターだそう
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/01/post-fa253b.html
2022.01.04 まるこ姫の独り言


大阪は、陸の孤島なのかどこからも情報が入ってこないのか。。

メディアも府民も維新にものすごく好意的だ。


去年から吉村は関西メディアに出ずっぱりで、そのメディアも、根拠のないイメージでここまで好意的に報道する意味がどこにあるのか。

ひょっとしたら司会者は赤江珠緒?

その効果が早速出ているのが真理教信者で、お花畑全開だ。



すっかり吉村信奉者になっている店主。


この番組は、ABCテレビ(朝日放送系)だそう。

お正月早々、吉村ライブ出演。

すごいね。メディア戦略が実に巧くて今年も維新アゲアゲ。




関テレや、読売じゃない所が恐ろしい。

すでに関西のメディアはこぞって吉村・松井礼賛だからこういった現象になるのだろう。

もっとも朝日も毎日も去年あたりから少しずつ権力者への批判が生ぬるくなってきているのが分かるようになってきたし、右向け右で当たり前か。

多分四六時中、関西のメディアは維新が都合よくアップして欲しい事ばかり報道して、礼賛しかしないので、協力金の支給遅れは全国ワースト、人口あたりのコロナ死者全国一位など大阪の負の側面を全然知らないのだろうが。

これが大阪限定ならまだしも、どうも全国区になりそうなメディアの異常な肩入れが不気味だ。

参議院選挙では、商売上手の維新に乗せられて雪崩を打ったように維新に投票、知らない間に野党第一党になってしまう可能性も大いにある。

そうなったらもう弱者視点や良識の崩壊は近いだろう。

目立ってナンボ、言ったもん勝ちの中身スッカラカンの人が世の中を動かすとか。。。

弱肉強食の維新量産にならないことを祈るばかりだ。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/862.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 《フランスのテニス選手ブノワ・ペール、「250回目」のCOVID陽性反応を受けて激怒》から《おっと!ま〜た手が滑ってしまった〜( ´∀` )》までコロナの旅 : 医療板リンク


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/863.html
記事 [政治・選挙・NHK284] <2022年になったけど、彼らのやったことを忘れるな!>吉村知事「1日で文通費100万円、記憶ない」は嘘!当時、橋下相手に「もうちょっと内緒に」「第2の財布」と発言、違法疑いの横流し記録も発見(リテラ)
【2022年になったけど、彼らのやったことを忘れるな!】吉村知事「1日で文通費100万円、記憶ない」は嘘!当時、橋下相手に「もうちょっと内緒に」「第2の財布」と発言、違法疑いの横流し記録も発見
https://lite-ra.com/2022/01/post-6137.html
2022.01.04 吉村知事「1日で文通費100万円、記憶ない」は嘘! 違法流用の証拠も リテラ

    
     大阪府公式チャンネルより

 2021年が終わり2022年が始まった。本サイトで昨年報じた記事のなかで、反響の多かった記事をあらためてお届けしたい。
(編集部)

***************

【初出 2021.11.16】

 案の定と言うべきか。日本維新の会副代表の吉村洋文・大阪府知事が火付け役となった「文書通信交通滞在費」(文通費)の問題で、昨日、本サイトでお伝えしたように、吉村知事も衆院議員時代、月の在職日数が1日しかなかったにもかかわらず文通費を満額である100万円受け取っていたと認めた。しかし、本日放送された『ひるおび!』(TBS)や『バイキングMORE』(フジテレビ)などのワイドショーでは、吉村知事の100万円受け取り問題は一切批判せず、『バイキング』にいたっては野党叩きが繰り広げられる始末だった。

 こうしたメディア報道に調子づいたのか、問題の張本人である吉村知事は、きょうの会見でこんなことを言い出した。

「ブーメランだと思いますけど、良かったと思ってます。これがきっかけで大きく動いて、与党も返金するってことまでなったわけですから。我々が大騒ぎしてなかったら、そんなんなってなかったですからね」
「ブーメラン刺さってますけど、社会が良くなればそれでいいと思います」
 
 ドヤ顔で「どうやら1日だけでも国会議員の身分となったので、10月分、100万の札束、満額支給らしい」「これが国会の常識。おかしいよ」と批判していた張本人が、まったく同じように100万円を受け取っていたというのに、「社会が良くなればそれでいい」って、よくもまあここまで開き直れるものか。

 しかも、吉村知事の「当時の記憶がない」「意図的に10月1日に辞めたわけではない」という言い訳が大嘘だったことが明らかになった。

 吉村知事は昨日の会見やTwitterでの説明において、「当時の記憶というのは正直あまりない」「当時、市長選に挑戦するということに頭がいっぱいだったので、あまり日割りがどうとか記憶はない」と身に覚えがないことを主張。さらに、本日の会見でも、「2015年10月1日に辞職したのは10月分の文通費をもらうためだったのではないか」という疑義の声に対し、「文通費を細かく考えて対応するのであれば、文通費を受けれる立場、権利のある国会議員を続けていた」「そういうコスいことはしない」と反論。記者から「当時は文通費について問題意識はなかったということか」と問われると、吉村知事はこう答えた。

「うん、あの、いま2015年の意識というのを振り返ったことを言ってもあんまり意味がない」
「2015年の頃というのは、文通費とかいろんな議員の厚遇の問題も指摘されはじめてますけど、それ全部、放棄を自分でして、通るか通らないわからない選挙に挑戦すると判断したのが、僕の頭の中の99%だった」

 ようするに、衆院議員を辞めて大阪市長選に挑戦することで頭はいっぱいで文通費のことを考える余裕もなく、文通費を満額ゲットしようなどというそろばんを弾くようなコスいことはするはずもない、といったわけだ。

 だが、吉村知事は、2015年、たった1日で文通費をもらったと思われる前後に、橋下徹と松井一郎を前にして、文通費に言及。「もうちょっと内緒にしといてもらったら(笑)。あれ、完全に第2の財布ですからね」などと語っていたのだ。

■当時、吉村氏が橋下徹に文通費について笑いながら「もうちょっと内緒にしといてもらったら(笑)。完全に第2の財布ですから」

 発言があったのは、2015年10月6日にニコニコ生放送で配信された「【大阪維新の会特番】鼎談 橋下徹・松井一郎・吉村洋文〜吉村洋文の素顔を大公開〜」というもの。この鼎談は番組タイトルにもあるように、同年5月の「大阪都構想」住民投票が否決されたことを受けて政界引退を決めた橋下市長の後任候補予定者として吉村氏をアピールしようという内容だったのだが、“国会議員のVIP待遇”について語るなかで、このような会話が繰り広げられていたのだ。

吉村「何も信念とか理念とか『こういうことやりたい』っていう思いがないまま当選しちゃうと、勘違いするって言い方悪いんですけど、こんな待遇になるとなかなか抜け出せないし、議員は辞めれないと思いますね」

橋下「それで給料だってね、普通に民間人になってそれだけ稼げるメンバーが国会議員に何名いるかと言ったらねぇ。2000何百万貰って、しかも毎月100万円? 経費をもらうわけでね。文通費ね」

 ここで橋下氏が文通費の問題を持ち出すと、すかさず吉村氏は、間髪入れずにこうつづけるのだ。

吉村「でも、文通費の公開。あれは本当、市長と幹事長がいいところに目をつけたというか、ウィークなところ突いていただいて(橋下氏と目を合わせて笑い合う)」

橋下「うん(笑)。あれ、だって地方議員は政務調査活動費で……」

吉村「もうちょっと内緒にしといてもらってもねえ(笑)。もうちょっと内緒にしといてもらったら(笑)。あれ(文通費)、完全に第2の財布ですからね」

橋下「あれね」

吉村「まあ、維新の会、維新の党は公開するっていうのでもう公開してますけど、あれを公開しないとこは本当にもう第2の財布で、飲み代や何やに消えてるでしょうねぇ」

橋下「それで税金もそこかかってないわけですからね」

吉村「そうです。だから税金がかからないああいう所得……所得じゃないんですけど。僕らは弁護士やっていろいろ会社の経営の方とか見ますけど、あり得ないですからね。税がかからず自由に使っていいお金。それが税金だっていうのが、あれはおかしいし、第2の財布になってると思いますね」

橋下「でも、それをいままでの国会議員が『改革だ、改革だ』って言ってる国会議員、誰一人それを変えようとせずにね、結局、僕と知事が『これ、おかしいやないか』って言って」

松井「ワーワー言ってね」

橋下「ワーワー言って変わったわけだよね」

吉村「あれ、国会議員からしたらもう大迷惑だと思いますよ(笑)。『そこは言わんといてよ』っていう。『そこは言わんでええんちゃうん?』みたいなところやったと思う。でもそこはあるべき姿と思いますね。やっぱり税ですんでね」

 前述したように、吉村知事はきょうの会見で「2015年の意識というのを振り返ったことを言ってもあまり意味がない」「当時の頭の中の99%は市長選のことでいっぱいだった」と主張していたが、ご覧のとおり、当時の吉村氏は自ら文通費を槍玉に挙げ、「文通費は第2の財布」「あり得ない」「(維新は)ウィークなところを突いた」とその問題意識をあらわにしていたのだ。

■「当時は文通費の意識なかった」と言い訳も、100万円受け取り後に橋下徹、松井一郎との鼎談で「文通費は第2の財布」と

 しかも、本サイトが昨日、衆議院事務局に確認したところ、「文通費は辞職日から7日以内に支払われる」という説明だった。一方、吉村氏が辞職したのは10月1日で、この生放送は6日。つまり、「文通費は第2の財布」「おかしい」と口にしていた前後に、吉村氏は月の在職日数がわずか1日であったのに満額の100万円を受け取っていたのである。

 普通に考えれば、これだけ文通費について問題意識を持っていたのであれば、在職日数1日で100万円も支払われた際に「これはおかしい」と思うはずであり、その出来事は強烈に記憶に残っているはずだ。むしろ、市長選を控えて、今回のように「1日で100万円はおかしい!」と声をあげ、知名度向上に利用することだってできた。だが、吉村知事は「記憶が曖昧」だの「頭の中は市長選でいっぱいだった」などと言うのである。

 さらに言えば、橋下氏は2014年の年末には「大阪市長を頼むよ」と吉村氏に話をしたと当時の会見で明かしているように、急転直下で10月1日直前に吉村氏が市長選の候補者になったわけではない。また、大阪維新の会が吉村氏を大阪市長選で擁立することを決定したのは2015年9月26日であり、この時点で吉村氏は辞職することもできたはずなのだ。ようするに、吉村知事にとって文通費への問題意識とは、いまも昔もその程度の話でしかないのだろう。

 いや、問題意識どころか、文通費はたんなる政争の具でしかなく、「公費の透明性を担保しなければならない」といった信念や理念さえ、吉村氏は持ち合わせていない。

 吉村氏はこの鼎談のなかで「あれを公開しないとこは本当にもう第2の財布で、飲み代や何やに消えてるでしょうねぇ」と述べていたが、当の吉村氏自身、文通費を「第2の財布」にしていた疑いがあるのだ。

 維新は文通費の使途報告書をネット上に公開しており、それを「身を切る改革政党」の証明であるかのように喧伝してきたが、本サイトでは昨日も言及したように、吉村氏が在職日数1日で100万円を受け取った2015年10月分の吉村氏の使途報告書は公開されていない。他の議員については、維新のHPが2015年10月から使途報告書を掲載しているが、なぜか吉村氏の分は文通費をどのように使ってきたのかがわかる報告書が現在確認できない。

 その理由を、昨日本サイトが維新の党本部に問い合わせると、維新の担当者は「議員会館の片付けや選挙があったから」とし、今後公開する予定についても「古すぎますのでね」などと言い、公開に後ろ向きな姿勢を見せた。

 だが、衆院議員時代の吉村氏の政治資金収支報告書を確認すると、その理由が浮かび上がってきた。

■吉村は1〜9月の文通費を政治資金団体に横流し、10月分はまったく不明で、使途に大きな疑惑が

 吉村氏が代表を務めていた政党支部「維新の党衆議院大阪府第4選挙区支部」の2015年分の政治資金収支報告書。そのなかの「寄附の内訳」の項目には、「吉村洋文(文書通信交通滞在費)」という記載がズラリと並んでいたのだ。

 これは、文通費を不適切流用するために横行している「政治団体への文通費横流し」「セルフ領収証」のやり口そのものではないか。

 吉村知事はさんざん「経費と言いながら領収書が要らない」ことを問題にし、維新はその使途ならびに領収書を公開していると胸を張ってきたが、本サイトでも指摘してきたように、維新議員の実態は、文通費を議員が自分宛てで領収書を切って自分の政治団体に寄附するという抜け道が横行していた。これは、文通費の使い道を明らかにするどころか、公金を政治資金に化けさせ、さらには何に使ったのかがわからない状態にするものだ。

 この維新所属の国会議員による文通費の使途に対し、岩井奉信・日本大学教授は「税金で政治資金を賄っていることになり、ふさわしくない使われ方だ」と指摘(朝日新聞2017年12月27日付)。また、上脇博之・神戸学院大学教授も「文通費を政党支部や資金管理団体に繰り入れて寄付することは、公金の目的外支出になるので違法です」と述べている(日刊ゲンダイ2021年5月7日付)。

 だが、吉村氏はまさにその「違法」「不適切なやり方」をしていた。2015年1月の39万8400円を皮切りに、9月まで毎月30万〜65万円もの文通費を寄附として自身の政党支部に横流し。つまり、吉村氏は文通費として受け取った月100万円のうち、ときには半分以上の文通費を自分の政党支部に寄附し、どういう使われ方をしたのかがわからない状態にしていたのだ。

 さらに、問題なことがある。1〜9月分については、前述したように政治資金収支報告書に記載があるのだが、在職日数1日で満額100万円を受け取った10月分については記載がないのだ。ちなみに、吉村氏が代表を務める政治団体「吉村洋文後援会」および資金管理団体「友洋会」の2015年分政治資金収支報告も確認したが、これらにも文通費の横流しと思われる寄附の記載はなかった。

 たった1日で100万円もの文通費を使い切れるとは、到底思えない。吉村氏はいったいどのように100万円を使ったのか。プライベートに使ったのか、あるいは時期を考えると出馬した大阪市長選の選挙費用に使ったのではという疑惑も頭をかすめる。

 当時、文通費を「第2の財布」などと問題にし、橋下氏と大合唱しておきながら、その一方であっさり100万円を受け取り、いまごろになって「記憶が曖昧」などと言い張る。この事実ひとつ見ても怪しさしかないが、その上、文通費を違法性も指摘されるかたちで使い、挙げ句、問題となっている2015年10月分の100万円の使途さえいまだ明らかにしようとしないという態度では、「確信犯で100万円をかすめとった」という誹りは免れないだろう。

 再度言う。吉村知事は「コスいことはしない」と述べたが、それを証明する使途報告書を維新および吉村知事は一刻も早く示すべきだ。

(編集部)

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/864.html
記事 [政治・選挙・NHK284] CIA対日政治工作のキモ(植草一秀の『知られざる真実』)
CIA対日政治工作のキモ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-a07c44.html
2022年1月 4日 植草一秀の『知られざる真実』


2021年は政権選択選挙である衆議院総選挙が実施されたが、岸田自民党が大勝して政治刷新のチャンスを活かすことができなかった。

岸田自民大勝の最大功労者は枝野幸男氏。

2012年総選挙での野田佳彦氏に匹敵する大きな功績を上げた。

両名とも意図して功績を上げたのかも知れない。

大きな見返りが存在することが推察される。

枝野氏の最大の功績は政治刷新を望む主権者の投票意欲を際限なく引き下げたこと。

政治刷新勢力の力を結集しなければならないときに、政治刷新勢力の分断が誘導された。

最大のアシストを演じたのが連合の芳野友子氏。

逆に芳野友子氏が主役で枝野幸男氏がアシストしたとも言える。

連合は政治刷新を求める勢力でない。

連合に所属する労働者は約700万人で労働者全体の1割程度に過ぎない。

連合所属労働者の約6割が「6産別」と呼ばれる労働組合に加盟している。

「6産別」とは「電力総連」、「電機連合」、「自動車総連」、「UAゼンセン」、「基幹労連」、「JAM」のことで、電力、電機、自動車、繊維・流通、鉄鋼、機械・金属などの産業の大企業御用組合の集合体。

大企業御用組合の正規労働者は「貴族労働者」で一般労働者と異なる。

このため、「6産別」は一般労働者の側ではなく大企業経営者の側に立つ存在と言える。

2021年衆院総選挙で枝野立憲民主党は連合の軍門に下った。

連合は大資本経営側に立つスタンスだから共産党との共闘などはもってのほか。

芳野会長は「共産党との共闘などあり得ない」と公言したが、この発言に唯々諾々と従ったのが枝野幸男氏である。

このスタンスは日本政治刷新を求める主権者とまったく相容れないもの。

立憲民主党が日本政治刷新を追求する存在であることを前提に立憲民主党を支援してきた主権者が一斉に立憲民主党から離れた。

これが立憲民主党惨敗の主因である。

共産党の得票は2017年総選挙と大差がなかった。

共産党が選挙区選挙で立憲民主党候補者を支援したから選挙区で立憲民主党は多くの議席を確保した。

共産党の選挙協力がなければ立憲民主党の敗北はさらに悲惨なものになっていたはずだ。

このことを踏まえて今後の戦略を構築しなければならない。

その際、見落としてはならない点がある。

敗戦後日本を支配し続けている「支配勢力」の思惑と行動だ。

敗戦後日本を支配し続けている「支配勢力」とは言うまでもなく米国の支配者。

米国を支配する勢力のことを最近は「ディープ・ステイト=DS」と呼ぶ。

DSの思惑と行動をしっかりとチェックすることが重要である。

DSにとっての最大の悪夢は2009年に誕生した鳩山内閣だった。

彼らは「民主党政権の悪夢」という。

これは冗談でなく本音だ。

2009年に誕生した鳩山内閣は日本政治の基本構造を根底から刷新しようとした。

それゆえに彼らは鳩山政権のことを「悪夢」と表現する。

彼らにとっての最大脅威であった証左だ。

鳩山内閣は日本政治の「米国支配」、「官僚支配」、「大資本支配」の構造を打破しようとした。

これを実行されたら彼らはひとたまりもない。

「戦利品」である日本利権を失うことになる。

DSは死に物狂いの総反撃を行った。

その結果として鳩山内閣はわずか9ヵ月で破壊された。

DSが採用した方策は以下の三つ。

人物破壊工作

改革勢力分断

えせ革新勢力創出

である。

この三つの工作活動が現在進行形で推進されていることを認識しなければならない。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/865.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 小池都知事は岸田首相にお手上げ 昨年末の首長選敗北で“神通力”消失…国政進出へ大誤算(日刊ゲンダイ)



小池都知事は岸田首相にお手上げ 昨年末の首長選敗北で“神通力”消失…国政進出へ大誤算
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299472
2022/01/05 日刊ゲンダイ


2回も応援に入ったのに…(小池百合子都知事と細谷祥子候補=東久留米市長選)/(C)日刊ゲンダイ

「色気あり」とみられた国政進出も泡と消えるのか。

 東京都・小池知事の“神通力”がスッカリ通じなくなっている。象徴的だったのが、昨年末に行われた東久留米市長選での敗北である。

「市長選は、小池知事が特別顧問を務める『都民ファーストの会(都ファ)』が推薦した新人候補と自公新人、共産新人の三つ巴。小池知事は2回も応援入りするほどの力の入れようでしたが、都ファ候補は、約3000票差で自公候補に敗北しました。都ファ関係者は、『勝てると思っていたのに』とため息を漏らしています」(都政関係者)

 都ファは、まず東久留米の市長選勝利で弾みをつけ、地方議会や首長選で連勝し、夏の参院選で公認候補を擁立する絵を描いていたが、のっけからつまずいた格好だ。次の重要選挙は、2月20日投開票の町田市長・市議選だが、こちらもお寒い状況になっている。

「町田市長選は、保守分裂が予想されるため、都ファはチャンスでした。ところが昨年末、先手を打たれる形で、かつて都ファ所属だった元都議が、日本維新の会公認で出馬を決めてしまった。国政進出を狙う都ファは、維新との連携も視野に入れているため、対立候補を立てづらい状況になっているのです」(地元関係者)

 小池知事は今年、あらゆる選挙で表舞台に出まくり都ファ、国民民主、維新による「第三極」のトップに君臨する腹積もりだったようだが、そのプランは頓挫しかかっている。

「脱炭素策」も空振り必至

 存在感アピールのための自民党との「対決構図」もつくれそうにない。野党の指摘を「ハイ、ハイ」と聞き入れてしまう岸田首相を相手に、攻め手を欠いている状況だ。岸田首相は、懸案の新型コロナ対策を巡っても、オミクロン株の市中感染が確認された都道府県では、知事の判断で無料検査を実施できると決めている。

 コロナ対策では“出番ナシ”とみたのか、小池知事が次に目を付けたのが脱炭素策だ。

「小池知事は昨年末の都議会で『(CO2排出をゼロにする)ゼロエミッション東京の実現を目指す』と強調。22年度中に、都内新築住宅の屋根に太陽光発電設備の設置を義務付ける条例制定を目指しています。脱炭素策を巡って岸田政権は、環境団体から不名誉な『化石賞』を授与されるほどの“無策”を露呈している。小池知事は、脱炭素が岸田政権の“弱点”と踏んだのでしょう。しかし、発電設備設置の『義務化』はハードルが高過ぎる。実現できるかは不透明です」(都政関係者)

 今頃「ポンコツの安倍・菅政権の方が良かった」と嘆いているに違いない。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/866.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 掛け違え尖閣国有化そして10年 氷河期日本です 
掛け違え尖閣国有化そして10年 氷河期日本です
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/52001052.html
2022年01月05日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


なにをやっても 中国にかないません
理由は尖閣国有化です 

中国GDPです
日中国交 @1972.9.25日    0.255兆元
尖閣国有 A2012.9.11日    53.858兆元
今    B2022.1.05日 101.600兆元 (2020統計2022)

日本GDPです
日中国交 @1972.9.25  100兆円
尖閣国有 A2012.9.11  500兆円
     B2022.1.05  538兆円

****

中国は日中国交回復の際 大来佐武郎 大平内閣=岸田内閣という流れです
宏池会の全面協力があり大発展しました

1972年 中国に差別意識を持つ石原慎太郎と白人優越意識を持つ
米国とが尖閣固有化を仕掛け 日中列車を脱線転覆させました

悔やまれるのは 尖閣国有化しなかったら
日本と米国と中国が三大強国だったのです

日中氷河期ですが
岸田・林現内閣は「中国の恩人系譜」です
米国をあやしながら うまくやります

米国にパージされないよう上手にうまく頼みます
日本再生かパージされ破滅するか


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/867.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 自衛隊と米軍の共同作戦計画 あからさまな戦争準備に沈黙の大マスコミ 二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ)



自衛隊と米軍の共同作戦計画 あからさまな戦争準備に沈黙の大マスコミ 二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/299471
2022/01/05 日刊ゲンダイ


日米共同訓練で、米軍輸送機から降ろされる海兵隊の高機動ロケット砲システム「ハイマース」=青森県八戸市の海上自衛隊八戸航空基地(C)共同通信社

 台湾有事の緊迫度が高まった場合、米海兵隊は中台紛争への介入を視野に入れ、鹿児島から沖縄に至る南西諸島の基地などを拠点に軍事行動を展開する方針だ。小規模なミサイル部隊を離島に分散配置して、移動しながら味方艦隊を支援する。

 自衛隊の参戦も必定。2016年に施行された安全保障法制(公称は平和安全法制)は集団的自衛権の行使を容認しており、約40カ所とされる軍事拠点候補地には、陸自のミサイル部隊が配備済みの奄美大島や宮古島、配備予定の石垣島も含まれている。

 自衛隊と米軍が新たに策定した共同作戦計画である。近く開催される日米安全保障協議委員会(2プラス2)で正式な計画策定に向けた作業開始に合意する見通しとされる。

 以上は年末23日に共同通信がスクープした動きである。岸信夫防衛相はノーコメントの一手。全国紙やテレビが黙殺しているので騒がれないが、事は住民も国会も憲法も無視した戦争準備に他ならない。

 実行されれば南西諸島は戦場と化す。共同の記事には、「申し訳ないが、自衛隊に住民を避難させる余力はないだろう」とする制服組幹部の談話が載った。果たして11月下旬に実施された陸海空の自衛隊統合演習にも米軍は参加して、沖縄を戦場に模していた。

 この国はもはや、中国の脅威さえ持ち出せば、何でもアリの状況だ。米中対立激化の背景は言うまでもないけれど、中国とは地理的にも歴史的にも文化的にも近い日本には、米国と異なるアプローチが可能だし、不可欠でもある。米国領土の最西端に位置する不沈空母としてのみ中国と対峙し、戦闘ポーズを取ってみせるほど危険で、人権を無視した振る舞いもない。

 軍事同盟の深化を推進する人々は、やたら「日米は普遍的な価値観を共有している」と叫びたがる。だが、まがりなりにも9条を堅持してきた国と、何かと言えば戦争に訴える国の価値観が同じであるわけがないだろう。

 折しも昨年末には、読売新聞大阪本社と大阪府が、教育・人材育成、安全・安心、情報発信などの8分野にわたる「包括連携協定」を結んでもいる。御用新聞が売りになる時代なのか。このままでは外道が本流となり、メディアが名実ともに戦争の道具にされていく。

 それにしても、私たちはよくぞ習近平の強権的な軍民融合を嗤えるものだ。今の日本が米国の下でやろうとしているのは、その猿マネ以上でも以下でもないではないか。



斎藤貴男 ジャーナリスト

1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/868.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 安倍元首相が新年早々「コロナ5類扱い」発言 医療崩壊の“元凶”また政権に口出しで批判噴出(日刊ゲンダイ)



安倍元首相が新年早々「コロナ5類扱い」発言 医療崩壊の“元凶”また政権に口出しで批判噴出
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299515
2022/01/05 日刊ゲンダイ


何かと口出す安倍元首相、新型コロナ対策にまで注文つけ始め…(C)日刊ゲンダイ

 トコトン無責任だ。岸田首相に何かと袖にされる焦りからか、政権運営にやたらと口を出している安倍元首相が新型コロナウイルス対策にまで注文をつけ始めた。

 感染症法上の分類を「季節性インフルエンザと同じ『5類』として扱う手はあります」と発言。そうなれば、たとえ感染しても日常生活の制約はほぼなくなるが、医療費の公費負担もナシ。国民は「自助」を強いられる。そもそも度重なるコロナ失策で求心力を失い、2度目の政権ブン投げに追い込まれる大失態を演じたのはお忘れのようだ。

 新年早々、安倍元首相が吠えたのはアベ寄りで知られる読売新聞のインタビュー(1日付と3日付朝刊の全2回)。新型コロナは「指定感染症」に分類され、SARS(重症急性呼吸器症候群)などと同等の2類相当の措置が取られている。そのため、医療機関や保健所の負担軽減を理由に岸田政権に対し、「今年はさらに踏み込み、新型コロナの法律上の位置付けを変更してはどうか」と提言。こう続けた。

「入院治療が原則で、医療機関や保健所の負担は大きい。感染の仕組みが次第に解明され、昨年末には飲み薬も承認されました。オミクロン株への警戒は必要ですが、薬やワクチンで重症化を防げるならば、新型コロナを季節性インフルエンザと同じ『5類』として扱う手はあります」

 そもそも、医療崩壊の原因は安倍政権下で始まった病床数の削減だ。医療費削減を理由に25年時点で最大20万床削減を目指し、自宅療養を推し進めてきた。安倍元首相の「5類発言」は、〈お前は出てこなくていい〉〈政権を投げ出したクズが口出すな〉などとネット上でも批判されている。

「傑作です。東京五輪の開催で頭がいっぱいで、手抜き対応を繰り返した人物が言うことでしょうか。マトモな人間であれば蟄居していますし、ましてやコロナ対策にクチバシを入れたりしない。尻に火がついている様子がアリアリです。関与が疑われている大規模買収事件をめぐる新たな動きに焦りを強めているのではないか。舞台となった広島の自民党県連会長に、岸田側近の寺田稔首相補佐官が就き、元法相夫妻に1.5億円を提供した自民党本部の対応を『説明が十分でない』『検証がなされていない』と言い始めています」(政治評論家の本澤二郎氏)

 480億円超の血税をムダにしたアベノマスクは、岸田首相が強制廃棄を決定。迫れば迫るほど、逆にアベ排除が加速しそうだ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/869.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 廃れる風習<本澤二郎の「日本の風景」(4315)<しぶとい政教分離違反の首相の伊勢詣では嘘八百>
廃れる風習<本澤二郎の「日本の風景」(4315)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/31678091.html
2022年01月05日 jlj0011のblog


<しぶとい政教分離違反の首相の伊勢詣では嘘八百>

 戦前の封建的な風習・伝統が廃れていくのは、至極当たり前のことだが、永田町のそれは神社神道派の日本会議が象徴している。すなわち首相の伊勢神宮参拝である。明白な政教分離の憲法違反である。日本国憲法を呼んだ人間であれば、誰でも知っていることで、許されてはならない。しかも、戦前の忌まわしい侵略戦争推進の国家神道三大神社(靖国・伊勢・出雲)で、国際社会では戦争神社と指摘している。

 不思議なことに、この当たり前の正論を叫んでいるのは、筆者一人だけである。議会も最高裁も沈黙している。教養のある知識人と称する人たちも沈黙している。神道政治連盟・日本会議の親分が安倍晋三という犯罪者であると、国民誰しもが知っていても、沈黙している。

 ここにこそ日本の政治の後進性と退化を、分かりやすく裏付けているのであろう。加えて京都大学の著名な歴史学者は、宗教法人の神道について「原始宗教に毛の生えた程度のお祓い教」と論破している。

<無意味な年賀状に出す人激減、来年からやめよう!>

 年賀状についてかねがね無意味と考えていたが、どうやら多くの国民も同じ考えに立っている。年賀の廃れ具合は本格化している。風習とは言えないが、大晦日の紅白歌合戦について廃止論をblogで発信したところ、反響が大きすぎた。NHKの無駄使いは、今年から止めるしかない。視聴率が最低という連絡が、わざわざ自宅に届いたほどである。

 同じく年賀状もそろそろ年貢の納め時らしい。性分なのか、12月に必死で近況やら政治の課題を一枚一枚書いて出したものの、半分から返事が来なかった。内心、安堵した。今年の師走に出すのを止めることができる。万歳である。

 とはいえ、うれしい賀状もあった。98歳の憲法学者・畑田重夫さんは、静岡県のケアハウスから「待ったなしの気候危機」を訴えてきた。原発をすべて止めて廃炉にしないと、第二のフクシマが首都圏と関西圏を壊滅させる。そのことを厳しく指摘してきた。元共同通信の三喜田泰三・政治部の先輩は「闘志を捨てるわけにはいかない」との元宏池会担当の護憲リベラルの信条を吐露してくれた。

 ほぼ同世代のジャーナリスト・佐々田晃一さんは、何と家族3人がコロナに感染、無事に生き延びてきたといううれしい近況を、年賀の裏面いっぱいに書いて送ってくれた。袖ヶ浦の放射能に興味を示してくれるだろう。期待したい。

 元名古屋大学名誉教授の安川寿之助さんは「さようなら!福沢諭吉」通信を貼り付けて近況を伝えてきた。珍しい知識人夫妻は元気で安心した。

 昨年暮れに初めて赤旗日曜版に掲載してくれた田中倫夫さんは「メディアの権力言いなりはひどい」と怒りのコメントをしてきた。彼のお陰で、赤旗の名物記者・井上協さんも賀状をくれ、袖ヶ浦放射能に目を向けてくれていた。

 ナベツネに屈しなかった日本テレビ元論説委員長の菱山郁郎君にも、お尻を叩かれてしまった。元時事通信の宮川好伸先輩は「一人旅復活宣言」をしてきた。

 頭の下がる文面は、香取市の日下部行明さんだ。たどたどしい文面で、毎年励ましの便りをくれる。ありがたいものだ。香川県の宝田公治さんは、立憲民主党に移ったこと、小川淳也を当選させる、と張り切って連絡してきた。林義郎事務所で名刺交換した慶応OBの江藤賢一くんは、現在、京都の大学勤務。留学生らとの写真付きで、楽しそうな笑顔を見せてくれた。

 以上のような皆さんには、引き続き年賀状は出すことにするが、単なる形式的な文面の賀状には、出さないことにしたい。其れなら気楽に12月を迎えられるだろう。そういえば、中国の友人からの元日メッセージはなかった。

<羽子板・駒・凧だけでない、木更津市の農村部で門松見受けられず>

 1月4日の午後、40分ほど近所を歩いた。目的は門松の有無である。青い竹と松を組み合わせる神道流の正月風景だが、これは一軒も見つけることが出来なかった。小さな飾りつけか、門松を印刷した紙を代用する家が多かった。

 むろん、羽子板や駒や凧は、数十年前に姿を消した。神道に願いをかける氏子も減少したらしい。

<お雑煮は?我が家は餅を焼いて海苔を巻いて食べる>

 正月3が日、このあたりの農村では、夫が餅を焼き、里芋とハバ海苔の汁に入れて雑煮を作る?もはや化石のような話題になった。ハバ海苔は高くて手が出ないのだ。

 我が家は、今年も餅を焼いて、醤油をつけ、海苔を巻いて食べる。これが最善のおいしい食べ方だ。

<猛毒トリチウム放出で魚介類・海苔は食卓から消える>

 しかし、この海苔も間もなく消えるだろう。日本政府は、菅内閣がフクシマも猛毒トリチウム汚染水を、太平洋上に大量に垂れ流す決定をした。原発容認の国連機関IAEAも後押しする。海流は、地球上のすべてをが放射性物質で汚染する。韓国や朝鮮の海苔も危なくなる。

 これは事実である。いくら原発推進の新聞やテレビで煽っても、無駄なことである。海苔だけではない。魚介類も、である。安倍・菅の自公体制のもとで、トリチウム汚染水放出が強行される。神道政治による政治の劣化との戦いが、今日からまた始まることになろう。

2022年1月5日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/870.html

記事 [政治・選挙・NHK284] オミクロン第6波「3月初旬ピーク」の衝撃予測! 感染爆発は2カ月続き、症状に“脳の霧”も(日刊ゲンダイ)




オミクロン第6波「3月初旬ピーク」の衝撃予測! 感染爆発は2カ月続き、症状に“脳の霧”も
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299516
2022/01/05 日刊ゲンダイ


追加接種も無敵ではない(C)共同通信社

 オミクロン株の感染拡大が止まらない。4日は、奈良県と群馬県がオミクロン株の市中感染を確認。国内初確認から約1カ月で、日本のあちこちに飛び火してしまった。“入り口”を迎えた第6波は、これから先、2カ月も猛威を振るい続ける恐れがある。

  ◇  ◇  ◇

 4日の全国の新規感染者数は1151人と、昨年10月以来となる1000人超を記録。4日の都内の新規感染者も昨年10月以来の151人に上り、1週間平均の新規感染者数は前週比2倍を超えた。

 今後のオミクロン株の感染拡大について「相当厳しい状況がやってくる」(愛知県の大村秀章知事)と危機感が募る中、米ワシントン大医学部の保健指標評価研究所(IHME)が日本の今後の感染状況について衝撃的な予測をしている。

 1日あたりの新規感染者数の推移を示したグラフは、3月初旬まで急激に上昇。現時点から1カ月後には約10倍、さらにそこから1カ月後の3月4日にはピークに達する見込みだ。おととしの年末に始まった第3波は昨年1月10日にピークを迎えたが、今回の第6波は今から2カ月間、感染拡大が続く可能性がある。

 さらに予測グラフは「人口の80%がマスクを使っている場合」も「新型コロナワクチンを2回接種した人が3回目接種を打ち終えた場合」も、3月4日には1日あたりの新規感染者数が現在の約25倍に上ると試算している。4日の全国の新規感染者数に基づけば、3月初旬には2万8775人に達する計算だ。感染対策やブースター接種を徹底しても、感染者が急増する恐れがある。

 西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)がこう言う。

「米国では1日の新規感染者が100万人を突破してしまいました。市中感染が各地で確認されている日本も、感染拡大を止める術はないのではないか。1日あたり1万〜2万人の感染者が出てもおかしくありません。唯一救いがあるとすれば、感染力が強くても病原性が比較的弱い可能性があるということぐらいでしょう」

英国内のオミクロン株感染者の半数に「ブレーンフォグ」


2022年も自粛になる?(C)日刊ゲンダイ

 オミクロン株について、SNS上で「ただの風邪」と楽観視する声が上がる一方、英国では気になる症状が報告されている。

 英ヘルスサイエンス企業の「ZOE」の調査によると、英国内のオミクロン株感染者の半数に主な症状として、鼻水、頭痛、倦怠感、くしゃみ、咽頭痛に加え、思考力の減退を伴う「ブレーンフォグ」(脳の霧)が見られたという。この症状になると、頭にモヤがかかったような状態になり、思考力や集中力が著しく低下するといわれている。

「ブレーンフォグ」はコロナ感染者の後遺症の特徴と指摘されてきたが、ZOEの調べでは鼻水や頭痛などと同様に「一般的な症状」として表れるという。オミクロン株はデルタ株に比べて入院や死亡リスクが低い可能性があるとはいえ、決して「ただの風邪」と侮れないのだ。

「体調を崩したときは往々にして思考力は鈍るものですが、後遺症になってしまうとなると話は別です。過剰な心配は無用ですが、感染拡大は止められないと思って行動した方がいいでしょう」(中原英臣氏)

 昨春は3月下旬から第4波に見舞われた。今から始まる第6波が今まで以上のビッグウエーブにならないよう、用心するに越したことはない。




http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/871.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 保健所の「コロナ戦記」第3波で明るみに出た「夜間対応問題」…交代制24時間対応の消防隊との違い(FLASH)
保健所の「コロナ戦記」第3波で明るみに出た「夜間対応問題」…交代制24時間対応の消防隊との違い
https://smart-flash.jp/sociopolitics/168659/1
2022.01.05 11:00 FLASH編集部 Smart FLASH



 8時30分から17時15分まできっちり働く保健所において、もともと時間外の連絡先は難題の一つである。そもそも感染症担当として平時から登録が必要な相手先は、厚生労働省検疫所、厚生労働省結核感染症課のとりまとめている全国自治体感染症担当者連絡名簿、そして「ひまわり」(後述)である。

 それぞれの組織からの連絡が少なければ問題ないが、多い場合は、ほぼ毎晩電話で叩き起こされることとなる。夜間や休日に対応しても、管理職の場合、夜勤手当も時間外手当もない。また連絡件数は保健所によって著しく差があるので、なかなか対応を統一しようとか、改善しようといった動きにならないままであった。

 そしてこれらの課題が解決されていない状況において、COVID―19は発生し、その大流行はこれらの課題を一気に深刻化させたのである。

「東京都保健医療サービス(通称ひまわり)」とは、東京都独自の24時間対応システムで、他府県にはないことも、都の公衆衛生医師特有の悩みの種である。

 一般の方への医療案内や多言語対応サービスの他、精神保健や感染症、食中毒などに関する時間外の通報を受け付け、行政機関などへの取り次ぎを行っている。

 保健所が閉庁する17時15分から8時30分までの連絡は、この「ひまわり」を経由して、各保健所が登録している電話(第1順位から第5順位までを登録することが可能)につなげることとなっている。ひまわり自体の夜間当直職員は、東京消防庁のOBなどが雇用され、通常は2名体制で勤務している。

 感染症法に規定されている「速やかな届出」の義務がある感染症は、1〜4類感染症、新型インフルエンザ等感染症、新感染症、及び5類感染症のうち、麻しん、風しん、髄膜炎菌感染症である。

 とはいえ、この「速やか」のレベルをどう考えるかが問題である。実際のところ、東京都以外の自治体では宿直職員などが対応し、保健所が翌日朝に受け付けている状況である。

 そして感染症については、医学的な相談が含まれるかもしれないので医療職、責任がとれる立場の人の方が安心という意味で管理職、という2点がいいように解釈され、各所にほぼ1名しかいない課長級医師が優先順位1番で登録されている保健所がほとんどであった。

■「ひまわり」がつながりません

 COVID-19陽性者の急増により、夜間帯の病院からの発生届連絡、他自治体からの調査・健康観察依頼などがひまわりに殺到した。また病床や宿泊療養施設がひっ迫し、自宅待機者が急増するとともに、待機中に急変する人も増加し、救急要請された救急隊から保健所への連絡にもひまわりが使われる。

 陽性者が増えるにつれて、診断された当日中に保健所から連絡が取れない人が増え、保健所から連絡が来ないと心配になった陽性者や濃厚接触者は、みな夜間に心配になり、保健所へ連絡を取りたいと発熱相談センターやひまわりに電話をする。

 ひまわりの電話がつながらないと、つながるまで何度も電話をするので、さらに電話の回数が増え、さらに電話がつながらなくなる。この悪循環が止まらなくなってきた。

 ひまわり電話問題をいち早く感染症対策部に強く訴えてきたのは、保健所よりも東京消防庁だった。そもそも保健所に連絡がつかない。そして連絡がついても対応してくれない、というのである。

 社会機能維持者である警察、消防は、24時間対応体制が組まれている。加えて、救命救急士はそもそも医師の指示に従って処置を行うように訓練されている人々である。そして感染症法上、搬送と入院調整は保健所の役割となっている以上、彼らには保健所の指示が必要だということになっているのである。

 しかし本来、ここで保健所に感染症法上求められているのは本人の病状についての医学的判断ではなく、隔離の必要性の判断である。一方、救急隊が求めているのは、医学的判断に基づく搬送の要否と、搬送先医療機関の選定である。

 医学的判断をするといっても、パルスオキシメーターで測定する酸素飽和度、血圧、体温、脈拍、呼吸数といった基本的なバイタルサインしか手掛かりはない。それ以上の各陽性者の個人情報を、各保健所の課長が、夜間自宅で持ち合わせているわけがないではないか。

 深夜に救急隊と話し合いながら、少ない情報のみで、病院に運ぶ必要があるのかどうかを判断するだけでも、精神的な負担になる。

 加えて、入院先の医療機関を探すのも、保健所の役割ということになっていたため、近隣の病院リストを上から下から分担して電話をかけ続け、入院先を探すという作業も一苦労である。疲れ切った保健所の医師たちは、だんだんと救急隊とのやり取りを拒否するようになった。

 日々新規陽性者数の最高値が更新される中、1日100件以上の発生に見舞われた保健所では、昼間の対応だけでなく、夜間の救急隊からの問い合わせと、入院医療機関探しに時間を取られ、機能しなくなってきた。

 このため保健所長を経由し、複数の区の区長から、都知事への申し入れがあり、第1波の反省会の頃から課題となっていた「保健所による夜間の入院調整問題」が、ついにクローズアップされたのである。

■年末年始は都庁でステイホーム

 この問題は、本来感染症に対する病床確保や救急医療体制、保健所機能そのものに関わる課題であり、感染症対策だけの話ではないのだが、どの部署も担当でないと言って引き受けず、結局、防疫・情報管理課が対応せざるを得ないとして命令が下ることとなる。

 そこで職員を集めての突貫工事が始まり、急遽、2020年12月28日(月)から1月4日(月)の19時から翌朝7時まで、都庁内で、有志保健所職員による輪番制で夜間の入院調整対応を行うこととなった。19時以降、各保健所や消防庁からの依頼を受け、入院の要否を判断し、入院先の医療機関を見つかるまで次々と病院に電話をかけ、空床を探し続けるのである。

 このおかげで感染症対策部の職員も年末年始は「家族でステイホーム」ならぬ「都庁でステイホーム」となり、家で家族と過ごす時間よりも、職場で同僚と過ごす時間の方が圧倒的に長いという状況が、より一層進行した。

 一晩3〜5名体制で、有志の保健所の所長や課長たちと、ひまわり経由で救急隊や医療機関、保健所からの電話を受け、医学的判断と搬送先医療機関の調整を行う。各保健所が苦戦しているとおり、入院先医療機関はなかなか見つからず、一晩に60カ所以上の病院に手分けして電話することもあった――。

                   ※

 以上、関なおみ氏の新刊『保健所の「コロナ戦記」TOKYO2020‐2021』 (光文社新書)をもとに再構成しました。新型コロナ対策の第一線で指揮を執り続けた医師が、未曾有の事態で記録したこととは?

●『保健所の「コロナ戦記」』詳細はこちら

(SmartFLASH)

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/872.html
記事 [政治・選挙・NHK284] <岸田政権はニンマリだろう>悪魔の原発 「脱炭素」が免罪符の倒錯(日刊ゲンダイ)

※2022年1月4日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2022年1月4日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

 正月の風物詩「箱根駅伝」で今年は青山学院大が2年ぶり6度目の総合優勝を果たしたが、テレビ中継で時々映る1台のクルマが注目を集めた。

 箱根駅伝に車両提供しているトヨタ自動車の最新BEV(バッテリー式電気自動車)の「bZ4X」が、審判員を乗せる「大会本部車」として、初めて公道を走ったのだ。

「bZ4X」はトヨタが今年、世界発売を予定しているSUVタイプの量産型BEV。これまでトヨタはEVで後れを取っているとみられてきた。世界販売台数(2020年)を見ても、ガソリン車が約77%を占め、EVは0.1%未満だ。

 ところが昨年末の12月14日に突然、トヨタはEVの世界販売台数を2030年に350万台にするとブチ上げた。

 燃料電池車(FCV)と合わせて200万台としていた従来目標を大幅に引き上げたのだ。レクサスブランドはEVを100%にすることを目指すという。4兆円規模のEV投資も明らかにした。

 この背景にあるのが、世界的に加速する脱炭素の流れなのは言うまでもない。

 EUの「欧州委員会」は昨年7月、気候変動対策として2035年までにEU域内の新車供給は温室効果ガスを排出しない「ゼロエミッション車」に限定するという厳しい方針を決定。つまり、2035年にはガソリン車もハイブリッド車も原則として販売禁止になる。新車販売できるのはEVとFCVだけになるのである。米国のバイデン大統領も昨年、2030年までに販売される新車(乗用車と小型トラック)の50%以上をEVとFCVにする大統領令を発令。政府車両については2035年までにすべてゼロエミッション車にすることも定めた。

 欧米でガソリン車の市場は急速に縮小していく。“世界のトヨタ”がEVへの投資に舵を切るのも必然といえる。

脱炭素の欺瞞と強欲資本主義

 世界的なゼロエミッション車への切り替えで自動車による温室効果ガス排出を抑えることは、国際社会が取り組む気候変動問題などSDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)にとってプラスなのは間違いない。問題は、EVを走らせるには電力が必要ということだ。その電力がどう作られているのか。

 各国で化石燃料から再生可能エネルギーへの転換策が取られているが、世界全体の年間発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合はまだ25%程度だ。

 そんな中、欧州委が1日、地球温暖化対策に貢献する事業として原子力発電を認定する方針を発表したことが話題になっている。

 EUは2050年までに温室効果ガス排出量の「実質ゼロ」を目指し、目標達成に合致する経済活動を「EUタクソノミー(分類)」という制度でリスト化。EUの「グリーンリスト」と呼ばれている。そこに原発と天然ガスを認定するというのだ。

 EU加盟国や専門家グループは今月12日までにこの方針について意見を提出。欧州委は今月中に正式に判断を示す見込みだ。「グリーン」な投資先の環境産業として欧州委が正式にお墨付きを与えれば、原発事業にマネーが流れ込む。ここに脱炭素の大きな欺瞞がある。

「欧州委の方針に対し、すでに原発全廃を決めているドイツや、スペイン、オーストリアなど脱原発の加盟国は猛反対していて、そう簡単にはまとまらないでしょう。だいたい、放射性廃棄物など“核のゴミ”の行き場がないのに、原発のどこが持続可能なのか。環境破壊の恐れが大きく、SDGsに逆行するのが原発です。深刻な地球環境も投資対象にして原発にまだ投資を呼び込もうとする強欲資本主義には呆れるほかありません」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)

自民党は原発稼働や新増設を進める議連を設立

 欧州委の方針は、原発推進への追い風になる。岸田政権もニンマリだろう。東日本大震災で過酷な事故を経験したというのに、政府はいまだに原発を「ベースロード電源」と位置づけている。むしろ、「脱炭素」を免罪符に、事故からわずか10年で原発推進の旗を大きく振り始めた。

 菅前政権は「2050年カーボンゼロ」を宣言。そのグリーン成長戦略を口実にして、エネルギー基本計画に「新型原子炉の研究費」を盛り込んだ。自民党は「最新型原子力リプレース推進議連」などを立ち上げ、岸田首相も高市政調会長も総裁選では「小型モジュール炉(SMR)」の建設や核融合炉の研究開発を主張していた。

「原発事故を経験した日本人の感覚では、二酸化炭素より放射能の方が恐ろしいのに、自民党政権は原発回帰に舵を切ろうとしている。日本で再生可能エネルギーへのシフトがなかなか進まないのも、政府が電力会社と原発を守ってきたからです。原発のリスクを一番知っているはずの日本が、経済効率を優先して原発を止めようとしない。ひとたび事故が起きたら廃炉費用や賠償費用、帰還困難などで天文学的なコストが発生することは周知の事実なのに、懲りずに原発の発電コストは安いというマヤカシを振りまいている。これは唯一の被爆国でありながら、核兵器禁止条約に署名も批准もしないのとよく似た構図です。安倍・菅政権を引き継ぎ、脱炭素を隠れミノに原発政策を推し進める岸田首相は、広島選出の首相としてあまりに情けない」(経済評論家・斎藤満氏) 

地球温暖化対策にむしろ逆行

 岸田首相の筆頭秘書官は嶋田隆・元経産次官だ。日本原子力発電出身だった故・与謝野馨元官房長官の腹心で、福島第1原発の事故後には東電取締役も務めた。岸田官邸が原発推進なのは間違いない。欧州委が原発をグリーン認定すれば、待ってましたとばかりに原発再稼働や新設を進めていくだろう。

 発電中に二酸化炭素を放出しない原発は「クリーンエネルギー」という理屈なのだが、ウランを核燃料化する過程では大量の二酸化炭素を出す。原発の建設にだって膨大な二酸化炭素は放出される。

 しかも、原発は稼働させると高い温度の排水を海に流すのだ。その量は全国で年間1000億トンとも試算されている。海水は温められると二酸化炭素を大気に放出する。また、海面温度が上がったせいで集中豪雨などの異常気象が多発するようになったとも言われる。そういう原発のどこが地球温暖化対策になるのか。何がSDGsかという話だ。

「原発回帰なんて倒錯している。地球環境を守るために、原発をゼロにして再生可能エネルギーにシフトしていくのが世界の潮流です。本来なら、過酷な原発事故を経験した日本が先頭に立って原発ゼロを推進しなければならないのに、腰が引けているのはなぜか。新型コロナウイルス対策でも『命より経済』の姿勢が顕著になりましたが、結局これが自民党政権の本質ということです。国民の安全安心よりもカネなのです。自民党政権にはできない原発ゼロやジェンダーフリーなどのSDGsな政治を野党に打ち出してほしいが、今はあまりに非力です。原発推進は連合も歓迎でしょうし、国民が声を上げなければ原発依存から抜け出せなくなってしまいます」(五十嵐仁氏=前出)

 原発を主人公にしたノンフィクション小説「ごめんなさい、ずっと嘘をついてきました。福島第一原発 ほか原発一同」の著者・加藤就一氏も昨春の日刊ゲンダイのインタビューでこう言っていた。

<脱炭素社会実現をうたい、原発の新増設や建て替えを進める自民党の議員連盟の顧問に安倍前首相が就任しました。安倍氏肝いりの原発輸出は全敗しても、このざまです。「原発ゾンビ」と書きましたが、ほんとにしぶとい方々です>

 岸田は再エネのインフラ整備に2兆円超を投資するというが、これだってオトモダチ企業の利権になるだけだ。原発から再エネへの転換をハッキリ打ち出さないかぎり、その場しのぎの原発稼働が続き、国民は常に危険にさらされる。そういう自民党政権に支持を与え続けていいのか。本気で考えないと、貧すれば鈍するを地で行って、悪魔の原発に未来を奪われかねない。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/873.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 創価学会から性犯罪などの被害に遭った、女優の杉田かおるが告発書で暴露
『杉田』 杉田かおる(著)(小学館刊)

この本は杉田の父、八造(70歳、不動産業、神奈川県小田原市在住)に対する恨みと、杉田が入信した、創価学会での活動を反省する書、である。

杉田の両親は、杉田が6歳のときに離婚していたが、父・八造は離婚前から何人もの愛人がおり、離婚後も杉田家に出入りし、母にお金を渡していた。創価学会員でもある八造は、人妻を騙して土地を巻き上げるという、詐欺行為を繰り返していた。
 
杉田が16、17歳ぐらいの頃。神奈川県・厚木にある寺の土地を狙っていた八造。八造の車に同乗していた杉田、八造が自分がいかに人のためを思って仕事をしているか、などと「詐欺師の妄言」を語る姿に逆上。八造が持っていた、土地買収用の「見せ金」30万円を車内から外に投げ捨てた杉田。すると八造が豹変、走行中の車から杉田を突き落とそうとするが未遂に終わる。
 
しかしその後も八造は、度々杉田家を訪れ、馬鹿な母を騙して杉田の実印を持ち出し杉田名義の借金を増やし続けた。杉田が26歳の頃、悪徳弁護士とグルになって、杉田に1億円もの負債を肩代わりさせた八造。実の親がこんなひどいことをするのか、と疑いを持った杉田。母に、八造は本当の父なのか、と問いただすと母は「あのお父さんは本当のお父さんじゃないのよ。本当のお父さんは、全然別の人」と。
 
杉田が生まれたとき、父と母は結婚していたものの、杉田は、母が不倫相手の男との間に生まれた子だった。 八造は子供が作れない体で、愛人は子持ちの人妻ばかりだが、子供はひとりも産ませていない。
(※八造は「女性自身」の取材に「杉田かおるは私の実の娘」と反論している)
 
著書中盤からは、創価学会への入会から脱会までが、詳細に綴られている。
1980年11月、杉田16歳。映画「青春の門」出演が決まった頃。父が愛人と住んでいた、神奈川県・大井松田の家で学会の「座談会」が開かれ、杉田は入会をはっきり決めた。芸能人が「広告塔」として活動する「芸術部」に所属し、当時住んでいた東京・品川地区の「高等部女子部」にも所属。同じ年代の仲間に囲まれ、心を許す場所になっていった。
 
芸術部の重要な行事は、年1回の総会。杉田が初めて参加したのは、1982年、横浜にある学会の会館で開催された総会。総会後の会食は、横浜港に入港していたクイーンエリザベス2世号を見ながら。司会は歌手のK。会食の席で、学会の最高実力者・池田大作と初対面し感激する杉田に、池田が会食中突然、杉田に「『月の砂漠』を歌いなさい」と指名。フォーク歌手のTがピアノの伴奏をするが、緊張して声が上ずる杉田。「へたくそだねぇ」と何度も歌いなおしを命ずる池田。しかし、池田に傾倒していた杉田は「息苦しいまでに幸せだった」と。
 
「転教(てんきょう)」という、全国で学会の布教活動にいそしむグループに入った杉田。全国各地での講演が生活の中心に。16歳のときに買わされた土地が、バブル景気で高騰し、24歳の時には「長者番付」に載るほどまでに。「悲惨な生い立ちだったが信仰で成功者に」という、学会本部が作った台本に違和感を覚えながらも、全国の学会員が待っていてくれる、と思い布教活動に深入りする杉田。女優としての仕事は激減したが、忙しい毎日だった。
 
地方への交通費や宿泊代は、学会が出してくれたが、日当などはなく、すべて自分の持ち出しだった。芸術部所属ということで、一般の会員より丁重に扱われていたが、本部の上層部の人間は違った。広報機関紙の記者が取材にかこつけて「今から会いませんか」と誘ってきたり、酒席でセクハラまがいのことを強要されたり。酒席でハメを外している、最高幹部に疑問や不信感をいだいた。
 
1984年1月、成人式を迎え芸術部幹部から「いよいよ戦えるね」と言われた杉田。選挙権を持ち、選挙で戦う、という意味。杉田が生まれた年、1964年に旗揚げした「公明党」の選挙活動。翌年6月に行われた東京都議会議員選挙では、女優のKとともに、応援演説で都内を走り回った。立派な学会の「広告塔」になり普段でも勧誘に励むようになった。劇場やテレビ局の楽屋に芸能人を訪ね、粘り強く勧誘した。
 
1985年。教団機関紙(聖教新聞)発行元を、アメリカ大使館の一行が親善訪問するというイベントに駆り出された杉田。最高指導者・池田大作を囲む食事会の席で、デザートにメロンが出た。「このメロンは天皇陛下と私しか食べられない」という池田。ひとさじすくって口に入れたあと「みんなにも食べさせてあげたい」と言い、食べかけのメロンを隣の席の人に。同じスプーンですくって食べ、また隣の人に。気持ち悪さが襲ったが、ついにメロンが杉田の前へ。ほとんど食べ尽くされていたが、覚悟を決めてメロンを飲み込んだ。「お下げ渡し」と称した最高指導者の行為に、不信感をいだいた。
 
学会には、年に一度の「献金の日」というのがあるが、年金生活者や生活保護を受けている人からも集金する、という行為に疑問を持った。杉田自身は、集金活動には参加せず済んだ。
 
杉田が生まれる前から学会信者の父は、教団を利用して、信者から金や土地を騙し取っていた。そんな父を見て、信仰を見直したい、と思った杉田は、学会から物理的に距離を置くべきだと思い、24歳の時、思い出のしみついた品川を離れ東京・多摩市の聖蹟桜ヶ丘に転居。その後30歳になった時、東京・八王子に移った。
 
1991年に起こった、創価学会の宗門(日蓮正宗大石寺)に対する誹謗中傷事件。宗門は11月、学会に対し「破門」を申し付けた。学会ではなく日蓮正宗の思想に共感していた杉田は、学会を脱会することにした。(日蓮正宗についてはコチラをどうぞ。大石寺は日蓮正宗の総本山の事)
 
ある女優からは「あんたが熱心に家までやってきて誘ったから、私は入ったのよ。なのに自分はやめちゃって。 どうしてくれるのよ、この裏切り者」と言われ、芸術部員の女優Kや、歌手のYが自宅に押しかけてきた。母に「御本尊を見せてください」と迫り、来客中だったので母が断ると、それまでのにこやかな態度が一変して、力づくで玄関のドアを開けて中に入ろうとする女性たち。鍵を閉めても、彼女らはなかなか帰ろうとしなかった。
 
彼女らが見せてほしいと言った「本尊」とは、「日蓮大聖人の御本尊」だが、日蓮正宗から破門されて使えなくなった。苦肉の策として学会は、約280年ほど前の26世日寛上人が書写した御本尊を印刷して配布。どちらの御本尊を祀っているか、チェックしに来たのだ。
 
杉田より少し前に学会を脱会していた、杉田と年齢が近い女優のK・Uも、日本から離れてアメリカ・ロサンゼルスに滞在していたら、学会の海外支部の人たちに軟禁状態にされ「なんで教団をやめたんだ」「戻ってこい」と説得され、とても怖かったと教えてくれた。

http://nipponngannbare.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-6f8d.html

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/874.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 「池田大作先生の食べ残しを食べると福運がつく」 教祖の食べ残しを、部下に無理矢理食べさせる創価学会の奇妙な風習(週刊ポスト)
「池田大作先生の食べ残しを食べると福運がつく」
教祖の食べ残しを、部下に無理矢理食べさせる創価学会の奇妙な風習
週刊ポスト1999年9月3日号

1985年の春のことである。アメリカ大使館の一行が公明党機関紙である聖教新聞社を訪問するという。そこで、杉田を含む「芸術部」メンバーが迎えることとなった。
 ところが、会食の席上で、杉田の耳に入ってきた池田の言葉は、おおよそ宗教とはほど遠いものだった。
「“男は嘘つきだから気をつけろ”とか、“戸田先生(故・学会2代会長)はお金儲けが下手で、苦労した。私は、26歳のとき戸田先生の下で出版業をやって成功した、もう二度と金に苦労しないと思った”などという話でした」
 食事は進み、残るは最後のデザートだけになった。テーブルには一つの皿が運ばれてきた。その皿にはメロンが載っていた。
「このメロンは天皇陛下と私しか食べられない」
 池田はメロンを指して自慢げにいった。池田のメロン好きは有名である。池田はスプーンでメロンをすくいうまそうな表情で、一口食べた。そして周りを見回していった。
「みんなに食べさせて上げよう」
 本当かどうかはわからないが、貴重なメロンである。杉田は、そんな貴重なメロンをみんなに味わわせてあげたいと思っている池田の思いやりに少し感激した。
 ところが、池田は、自分の食べかけメロンの皿を横の人間に回した。そしてその人間は、同じスプーンでメロンをすくい口に運んだ。そして次へ・・・。
 彼らは喜んで次々と同じスプーンを口に運んだ。
 席には男性幹部や女優たちがいた。中には、スプーンをしゃぶるようにする中年の幹部もいた。嫌悪感が背筋を走った。
 だが、そう感じているのは杉田だけのようだった。皆、嬉しそうに「美味しい」といっている。誰もスプーンを持ってきてくれと頼む人はいない。皿が、だんだんと杉田の席に近づいて来る……。
「無意識に顔を顰めて“食べたくない”という顔をしていたのかもしれません。隣に座っていた婦人幹部から睨みつけられました」
 メロンの皿は、杉田の隣まで来た。メロンの大部分はすでに削り取られており、どろりと汁が皿にこぼれていた。
 そして皿は杉田の前に回ってきた。池田以下、テーブルを囲んでいた人々の視線を感じた。杉田は覚悟を決めた。なるべく少なくメロンを削りスプーンに載せた。しかし、力を入れすぎたのか、結構の量がスプーンに載っていた。一瞬目をつぶって、口の中に入れた。なるべく味わわないように飲み込んだ。
 池田は自分が食べた後、残りを周囲の幹部に回す習癖を持っている。忠誠心を試しているともいわれるが、幹部たちはこれを“お下げ渡し”と呼ぶ。
 時は、それからしばらく下る。場所は、信濃町の学会本部近くのレストラン。学会御用達の店の一つである。杉田たちが池田と会食する機会が巡ってきた。
 その場には、杉田などの芸術部員のほか、学会顧問弁護士や女子事務員、それに副会長たちが席を埋めていた。出席者が揃ったところで、池田が顔を見せた。
 席についた池田は、テーブルをぐるりと見回し、まずは杉田たちの芸術部員の方を向いていった。
「今日は誰が来ているの。ああ、芸術部員ね、華やかだね、綺麗だね」
 そして、体の向きを変えた。
「こちらは? 弁護士? 秘書? ああ、弁護士など人間の最低の境涯ね。でも、本気で修行すれば、来世はもっといい者に生まれ変わるからね」
 また向きを変えた。 「こっちは副会長か、バカどもの集まりね、はい、では食事をしましょう」
 池田のそうした態度に対して、愛想笑いをしている側近幹部たち。杉田はとても笑顔を作ることができなかった。
「もう、学会との関係は断ち切ろうと決断しました。信仰というのは、個人の問題。信仰を捨てようとは思いませんが、学会から離れて自分を見直したい、そう考えたのです」
引用終わり

https://www.beach.jp/circleboard/ad84370/topic/1100106356376

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記事 [政治・選挙・NHK284] 創価学会・池田大作レイプ事件 被害者・信平さんの手記を公開(週刊新潮)

創価学会・池田大作レイプ事件
10年間「創価学会」と闘い続けた「信平さんの夫」
週刊新潮 2005.12.01

 池田レイプ事件を告発した信平(のぶひら)信子さんの夫、醇浩(じゅんこう)さんが心臓の衰弱により83歳で亡くなった。告発以来、およそ10年。激しい誹謗中傷に晒されながらも、最後まで創価学会と池田大作名誉会長に対する毅然たる姿勢を失わない生涯だった。

 11月11日午後10時25分。函館五稜郭病院で、醇浩さんは、家族に見守られて静かに息を引き取った。
 もともと心臓が弱かった醇浩さんは、今年になって病院に通うことが多くなり、10月31日に心臓の不調を訴えて入院。しかし、入院中は元気そのもので、亡くなる当日の夕方も笑顔で、「明日、何時に来るから」という信子さんに、
「ああ、そうかい。気をつけて帰れよ。バイバイ」と、言葉を交わしたばかりだった。その数時間後に容体が急変。病院からの連絡で信子さんと長男が駆けつけると、醇浩さんは、酸素吸入を受けていたという。
「苦しそうな様子もなく、口がぶつぶつ言っているので耳を近づけると、目をつむったままお題目をあげていました。そのまま眠るように息を引き取りました。お人形のようにきれいな顔でした」とは、最期を看取った信子さんだ。

 罵言雑言を浴びても

 醇浩さんは、戦時中に中国戦線で部隊が全滅し、何年もの放浪の末に函館に帰還した時は、すでに自分の戦死通知が来ていたというエピソードを持っている。戦後、函館で電気工事店を経営した醇浩さんは生前、
「函館中の電気をつけた」
 と、笑いながら自慢していた。信子さんが長男を出産して以降、健康が優れなくなったことから、創価学会に入信。夫婦で信仰のために尽くした。
 特に信子さんの活躍はめざましく、”折伏の鬼”と称され、池田氏は、
「函館に 歴史残せし 光る君」
 という自ら作った句を信子さんに贈り、金褒章や広布功労賞という名誉ある賞も与えて功績を讃えている。
 しかし、信子さんが告発することになる池田大作氏の三度にわたるレイプ事件を経て、夫妻は平成5年に創価学会を脱会。本誌に、「私は池田大作にレイプされた」という告白手記を発表したのは、平成8年2月のことだった。
 その後、創価学会の機関紙や雑誌で、”品格”のかけらもないあらゆる罵言雑言を浴びせられながらも池田レイプ事件を法廷に持ち込んだ。
 信平さん夫妻は、急発進した車に轢かれそうになる出来事に何度も遭遇しながら、挫けることはなかった。
 だが、裁判所は信子さんに対して、証人として証言させることもなく、「時効」でこれを退けるのである。裁判を傍聴し続けたジャーナ.リストの乙骨正生氏がいう。
「信子さんの訴えは時効であるとし、ご主人の醇浩さんの損害部分についても実質的な事実審理に入ることなく訴えを退けたのです。裁判官が完全に創価学会側の主張に沿って訴訟指揮するという、司法における創価学会の力を見せつけた裁判でした。しかし、それでも醇浩さんは、誰もがヒレ伏すこの巨大組織に一度も揺らぐことなく、毅然たる批判の姿勢を貫きました。自らの信仰に忠実に生きた立派な生涯でした」
 83歳の大往生だった。
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 池田大作レイプ事件

 平成8年2月、創価学会の元婦人部大幹部・信平信子さんは「三度にわたって池田大作に強姦された」と告発し、同年6月東京地方裁判所に損害賠償請求の訴えを起こした。

 以下は被害者・信平さんの手記──

      ◇        ◇

 創価学会が、大沼国定公園(北海道)の中に、総面積2万坪という広大な敷地をもつ「大沼研修道場」を作ったのは、昭和46年のこと。
 そして、池田大作がここに避暑に来るようになったのは、昭和48年6月からでした。
 大沼研修道場の本館での池田の世話は、私が全部やることになっており、それが上からの指示でした。
 本館の三階は桧(ひのき)風呂もある池田の専用施設で、関係者以外、たとえ大幹部であっても立ち入ることができません。昭和48年当時は、私以外、誰も三階に昇ることは許されていませんでした。

 ■1回目の暴行

 池田が大沼に初めてやってきた日から三日目、6月27日の夜のことでした。
 それから起こる恐怖と屈辱の体験など、察知する由もなく、私は、自分の仕事として、それまでどおり午後9時に、池田の布団を敷くため三階に上がっていきました。
 すると、初日も二日目もその時間には部屋にいなかった池田が、寝室隣の執務室にいて、何か、書きものをしていたのです。ステテコとクレープのシャツ、という姿でした。
 私は、「失礼します」といって中に入り、邪魔をしてはいけないという思いから、寝室と執務室の間のふすまを閉めようとしました。ところが、池田は、
「そのままでいいよ」
 と言うのです。
 私が、池田に背を向ける形でシーツを整えていた時です、池田は、前かがみになった私の背後から、いきなりのしかかってきたのです。アッという間のできごとでした。
 池田は、私を押さえつけたまま、肩の方から手を伸ばし、私のブラウスのえりとスリップのひもを一緒に引っ張りました。
 夏物の薄いブラウスですから、ひとたまりもありません。ボタンがバラバラとちぎれ落ちました。
 スカートもビリビリに破られました。
 池田は、「ハッ、ハッ」と荒い息を吐き掛けながら、
「下着は一枚だね」
 と言って、私の下着の中に手を入れてきました。
 ものすごい力で押さえつけられた上に、恐怖で声も出せないでいる私に、池田は後ろからグッと突いてきたのです。あがき、もがいて、抵抗を続けていた私は、目の前が真っ暗になり、うつぶせになったまま、失神してしまいました。
 どれほど時間が経ったでしょうか。気を失った時はうつぶせだったはずなのに、寒さを感じて気がついた時、私は、仰向けで布団の中に寝ていたのです。
 私が這(は)ってドアまで行こうとすると、池田はしつこく追いかけてきました。ドアに頭をぶつけ、心臓はドキドキして、ここで殺されるのではないかと、本当にそう思え、大変な恐怖でした。
 ようやくドアを開けて、二階にかけ降りると、トイレに飛び込みました。激しい吐き気に襲われ、それはしばらく続きました。
 そして、気持ちを鎮め、下腹あたりについている体液を何度も何度も拭きました。皮膚が赤くなっても、なお拭き続けました。

 ■「体臭のきつい池田」

 昭和49年には、池田に呼ばれて二階に行くと、誰もいない部屋でいきなり抱きつかれ、顔を引き寄せて口を押し付けられました。また、「散策に行こう」と言われ、戸外なら大丈夫だろうと思ってついて行くと、本館の裏につれて行かれ、そこでも同じようなことをされたのです。
 抵抗し、幸いにもそれ以上のことはありませんでしたが――。
 その後も再三にわたって、同じようなことが繰り返されました。
 ちなみに、池田は、体臭がものすごくきついのです。とくに夏場だったせいもあるかもしれませんが、ニンニクが腐ったような臭いとでもいうのでしょうか、それが身体中から発散されていて、たまらない感じでした。

 ■「池田の下半身」

 二回目に私が池田から犯されたのは、昭和58年8月19日のことでした。
 早朝、私はいつもどおりに一人で、大沼研修道場の敷地内にあるプレハブ建ての喫茶「ロアール」の掃除をしていま した。
 大沼の夏は、もやが深く立ち込め、数メートル先も見えなくなります。
 入口を背にして、テーブルを拭いていた私に、いきなり池田が後ろから抱きついてきました。
 池田は、毛むくじゃらの腕で私をはがいじめにし、脚をかけて、私を押し倒しました。
 倒れる瞬間、私はテーブルで左脇のあたりを強く打ちました。また、ブラウスはボロボロに破かれ、スカートも靴下も無理やり外(はず)されてしまいました。
 のしかかってきた池田を押し退けようとするのですが、脚も腰もオモリを付けたように重く、はねのけることなど、とてもできないのです。
 池田は、まるで、狙った獲物に向かって一直線に進む、ケダモノそのものでした。
 目的を果たし終えた池田は、外に人の気配を感じたらしく(結局、外には誰もいなかったのですが)、力をゆるめ、私はようやく解放されました。
 このとき、一瞬ではありましたが、私は初めて池田の裸の下半身を見ました。池田の下半身は異常に毛深く、まるで黒いパンツでもはいているかのようでした。
 トレーナーのズボンをずり上げながら逃げる体制の池田は、私の方を振り向き、
「二号さんの顔を見にきたんだよ」
 と、下品に顔を崩して笑いました。その笑いは、本当にこの世のものとも思えない不気味さでした。

 ■最後は平成3年

 大沼研修道場で三回目に私が池田から暴行を受けたのは、平成3年8月17日の早朝でした。
 朝7時半頃、食料の補充をするために、私は、研修道場の敷地の中を歩いていました。
 その朝も、大沼研修道場は深い霧に包まれていました。
 敷地の路上を歩いていた私に、突然、池田が左後方から飛びついてきたのです。私は引き倒され、後ろからすごい力で抑え込まれてしまいました。
 逃げよう、逃げようとするのですが、全体重でのしかかられた上に、押さえ込まれ、地面には掴まるところもなくて、どうすることもできません。声を出そうにも、「アー」とか「ウー」としか出ないのです。
 池田は荒々しく私の衣服をはぎ取り、前の時と同じように「ハッ、ハッ」と息を荒げて、私を犯したのです。衣服はボロボロになりました。
 とにかく、その間も逃げることしか考えなかった私は、無我夢中で池田の手を引っかいたり、かみつき、池田の力が一瞬、ゆるんだすきに、私はようやく身体を引き離すことができました。
 池田は、また、あの不気味な笑いを見せ、霧の中を逃げていきました。

 以来、このできごとを誰れに話すこともできず、どれだけ思い悩み続けてきたことか――。

 ようやく私は、意を決して、池田の責任を問うために、池田が私にした行為を提訴いたしました。

 池田を法廷に引っ張り出すことが、池田大作という人間の真の姿を、だまされている学会員の皆さん、国民の皆さんに知っていただくことにもつながる、と思っています。
 最後に、池田の習性・性癖を垣い間見た私としては、全国に、私のような被害者が、まだいるはずだ、と思います。その方達が、真の勇気を持ってくださるよう、期待しております。
─────────────────────────────

国民新聞 2004.04.25
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H16/1604/1604032rape.html

 聖教新聞 池田大作レイプ訴訟報道で捏造・出鱈目記事

 「週刊新潮」は、元創価学会員の信平信子(のぶひら のぶこ)さんが池田大作名誉会長にレイプされたとした裁判の経過報告と告発手記等を報じた。
 これに対し、聖教新聞3月28日付は池田大作のレイプ訴訟報道について、
作家の宮本輝氏を通じ新潮社の佐藤隆信社長が
 「創価学会と池田名誉会長に対する『遺憾の意』を表した」
 と書いた。ところが当の宮本氏は
 「遺憾の意を表したことはなかった」
 と否定。学会が捏造した出鱈目記事であることが暴露された。
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※本件強姦事件訴訟は、全く異例なことに、事実審理もなく、池田の証人出廷もなく、「時効」と「訴権の乱用」という信じられない解釈で却下されました。

※創価学会の副理事長、芸術部長、公明党委員長らの告白によると、創価学会・公明党は裁判所に手回しをしていたほか、信平さんの家族に嫌がらせをするよう指示をしていたとのこと。
以下の著書も参照されたい。
「信平裁判の攻防」 山崎 正友(著)
「黒い手帖」矢野絢也(著)
「創価学会 公明党 スキャンダルウォッチング」内藤国夫(著)


https://blog.goo.ne.jp/c-flows/e/07443d8d9243ce9d74ee3d4f536369b1
https://kodokunopennginn.amebaownd.com/posts/4656601
https://www.beach.jp/circleboard/ad28005/topic/1100096077277
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10459885.html


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/876.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 枠珍相「接種証明に意味はない」(植草一秀の『知られざる真実』)
枠珍相「接種証明に意味はない」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-26c69f.html
2022年1月 5日 植草一秀の『知られざる真実』


昨年2月21日の河野太郎氏の発言。

当時、河野氏はワクチン担当相だった。

河野氏は2月21日夜のフジテレビ番組に出演した。

番組で河野氏は新型コロナウイルスワクチンに関して、接種済み証明書の公的な活用に否定的な見解を示した。

河野氏は、

「国内でワクチンを打った証明書を使うケースは想定できない。

政府としてもそういうことをするつもりは現時点でない」

と述べた。

さらに、

「(ワクチンは)発症、重症化を予防するかもしれないが、感染そのものを予防するとは言っていない。」

海外渡航などを念頭に、

「(証明書を)持っていなければ何かができない、という制度をつくることに意味はない」

と述べた。

海外でワクチン接種を受けた人に証明書を出す動きがあることについて河野氏は、

「実は日本もワクチンを打った証明書を国際的に出せるような枠組みをつくらないか、という話が来ている」

としながら、

「今、何かが具体的に動いているわけではない」

「ワクチンを打たなければ何かができなくなるという制度設計に国際的になるとは思っていない」

と述べた。

https://bit.ly/3EPE3es

現在の感染の中心はオミクロン株。

感染力は強いが毒性は弱いと見られている。

感染者数は激増しているが死者数は大幅に減少している。

ウイルスは変異を重ねるに連れて感染力を強めるが毒性を弱めると見られている。

新型コロナウイルスも変異を重ねて毒性を低下させていると見られる。

       1日当たり新型コロナ新規陽性者数推移

※拡大→http://img.asyura2.com/up/d13/12189.jpg

         1日当たり新型コロナ死者数推移

※拡大→http://img.asyura2.com/up/d13/12190.jpg

日本におけるこれまでの被害状況は季節性インフルエンザと違いがない。

それにもかかわらず、エボラ出血熱並みの法的対応を続けてきた。

特効薬が開発されていない、未知の部分が多いことを踏まえれば、最悪を想定した対応をとる必要はあり、治療費、入院費等を公的負担とすることは適正だ。

しかし、すべての取り扱いをエボラ出血熱並みにすることに合理性はない。

この2月に新型コロナウイルス対応を基本的に第5類感染症相当に変更することが合理的だ。

しかし、岸田内閣はその姿勢を示さない。

第2類感染症に準じた対応を続けることにより、経済社会には大きな負荷がかかることになる。

ワクチンを接種してもオミクロン株に感染する。

感染した人はワクチンを接種していても他者を感染させる。

したがって、ワクチン接種証明は無意味である。

オミクロン株に感染した人のデータを検証する必要がある。

ワクチン接種済者とワクチン未接種者との間で感染確率に差があるのかどうか。

オミクロン株では重症化リスクが低いと見られているから、重症化確率を比較することにはあまり意味がない。

ワクチンを接種していても接種していなくても感染確率に大きな差が確認されないのではないかと考えられる。

そもそも、政府は接種証明を公的に活用することはないとしていた。

河野氏が述べたように政府は、

「(ワクチンは)発症、重症化を予防するかもしれないが、感染そのものを予防するとは言って」

いなかった。

この見解が変更されたことは報じられていない。

国民にワクチン接種を強要すること以外に「接種証明」の意味はない。

直ちに「接種証明」の制度そのものを廃止するべきだ。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/877.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 障害者施設で、知的障害者女性をレイプし、妊娠させた創価学会の幹部 (岩手日報)

知的障害者女性をレイプし、妊娠させた創価学会幹部(創価学会員)岩手日報(朝刊) 2000年7月12日 19面

県南の知的障害者施設
入所女性を妊娠させる
指導員を懲戒免職へ

https://kodokunopennginn.amebaownd.com/posts/4656631

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/878.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 創価学会に激震 東京地検特捜部が公明議員の事務所にガサ入れ、本当のターゲットは小池百合子? (デイリー新潮)
創価学会に激震 東京地検特捜部が公明議員の事務所にガサ入れ、本当のターゲットは小池百合子?
デイリー新潮 2021年08月25日

秋に控える衆院解散・総選挙を前に、政権与党の公明党とその支持母体である創価学会に激震が走っている。公明・学会側が「選挙妨害」と批判の矛先を向けるのは、現職公明議員の事務所にガサ入れを強行した東京地検特捜部の潜行捜査だ。

8月4日、公明党の吉田宣弘、太田昌孝・両衆院議員の事務所に特捜部が家宅捜索に入って以降、永田町が揺れている。

 公明党が猛反発するなか、注目の捜査の行方について、全国紙社会部デスクがこう解説する。

「両議員の秘書らが昨年、貸金業の登録を受けずに融資の仲介をした貸金業法違反が捜索容疑ですが、特捜部の狙いはもちろん秘書ではない。今年2月、緊急事態宣言中に銀座のクラブに深夜まで滞在していたことが発覚し、議員辞職した遠山清彦前衆院議員がターゲットといわれています」

 捜索対象の面々は遠山氏が辞職する前まで彼の秘書を務め、実際、議員事務所へのガサ入れと同時に、遠山氏が代表を務めるコンサル会社なども捜索を受けた。

 つまり、事務所ぐるみで違法な融資仲介に関与した疑いが持たれているわけだ。

「問題となっているのは、コロナ禍で売り上げの落ちた企業を対象とした日本政策金融公庫の特別融資です。同融資をめぐり、仲介を依頼した数十の業者から、遠山氏側に数百万円の現金が渡ったとされ、単なる口利きでなく、贈収賄事件に発展する可能性も囁かれています」(同)

 当時、遠山氏は財務副大臣の職にあり、同公庫は100%政府出資で財務省の所管。仲介における職務権限の有無が捜査のポイントになっているという。

本丸は別にいる

遠山氏本人に訊ねると、

「弁護士とも相談し、取材は受けないことにしている」

 と詳細は語らなかった。

“遠山ルート”は今年6月、金融機関からの融資金詐欺などで起訴された太陽光発電関連会社テクノシステムをめぐる一連の捜査の過程で浮上したものだ。小泉純一郎元総理が広告塔になっていたことでも話題になった会社だ。

 遠山氏と融資の仲介を依頼した業者を繋いだのは、他ならぬテクノ社の最高顧問を務めていた人物。

 その元最高顧問が言う。

「遠山とは約8年前からの付き合いで、当時から俺は遠山の支援者で応援団長。遠山とテクノの生田尚之社長を繋いだのも俺だ」

 今回の件で、彼も特捜部から事情聴取を受けている。

「俺はテクノ以外にも数十の会社の顧問をしていて、それら顧問先から昨年“コロナで会社が潰れる。何とかしてほしい”と頼まれた。だから俺の秘書が遠山の秘書に“公庫の担当者を教えてほしい”と相談したのは事実。でも俺から遠山にカネを渡したことはないし、俺が顧問先から手数料を受け取ったこともない」(同)

 一方で、融資を受けた顧問先が遠山氏側に現金を渡した可能性は否定せず、「ただし、それは謝礼や手数料でなく、政治献金だ」として、遠山氏が適正に処理していれば問題はないと話す。

 そして、こう続けるのだ。

「特捜部のテクノ捜査は終わっていない。遠山以上に生田と懇意だったのは小池百合子都知事。7月の都議選直前の緊急入院も、実は特捜部から事情聴取を受けていたことのカモフラージュだったとの話を関係者から聞いている。捜査の本命は遠山ではないはずだ」

 小池氏からは締切りまでに回答を得られなかったが、生田被告と小池氏が仲良く納まった写真の存在は本誌(「週刊新潮」)6月10日号で報じた通り。「本丸」の正体が明らかになる日は来るか。

https://www.dailyshincho.jp/article/2021/08250556/?all=1

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/879.html

記事 [政治・選挙・NHK284] マイナンバー制度がもたらす「超・監視管理社会」の恐ろしさ (日刊ゲンダイ)
マイナンバー制度がもたらす「超・監視管理社会」の恐ろしさ

来月中旬から家族一人一人に12桁の数字が割り振られたカードが簡易書留で各家庭に届く。麻生財務相が消費税の軽減をエサに普及させようとしたマイナンバー制度が、ついに始まる。

 これは、国が国民一人一人の収入を把握し、税や社会保険料の“取りっぱぐれ”を防ぐのが目的だ。あくまで国の都合で始めるのに「ユア」でなく、「マイ」と名付けたところに欺瞞がある。しかも預金口座番号や戸籍、パスポート、クレジットカード……と利用範囲の拡大が検討されており、消費税の軽減にまで使われれば、普段の買い物内容まで国に把握されかねない。あらゆる個人情報が“お上”に筒抜けで、国民は丸裸にされることになる。

「主権者・国民の全情報を国が監視し、国の秘密は特定秘密保護法で漏らさない。民主主義にひどく反する異常な管理社会を私は看過できません。マイナンバーを防犯カメラやGPS、顔認証システムなどと連動させれば、国はこの先“神の目と耳”を手に入れたも同然になる。問題は目下の権力に“神”にふさわしい知性や見識などが皆目見当たらないこと。個人情報が大量に売買される中、国が今後、掌握する『ビッグデータ』は巨大な利権となる。欲に目がくらんだ権力側の汚職の材料に使われるのがオチです」(ジャーナリスト・斎藤貴男氏)

制度が始まれば、夫に内緒で女房がフーゾクで稼いでいても、銀行口座とのひも付けで、税務当局にあぶり出される可能性もある。そんな夫婦間の秘密まで国家に暴かれるのは、誰だって真っ平御免のはずだ。

「マイナンバーは1%の管理する側が、99%の管理される側を完全に支配できる制度です。管理する側が国民のあらゆる情報を握れば、罰すべき対象さえ恣意的に選べるから恐ろしい。常に99%が1%の機嫌をうかがい、お目こぼしを請う。必然的に権力に都合の良い社会となるのです」(斎藤貴男氏=前出)

 ウソだと思うなら総務省のHPをのぞいてみるといい。上から目線の物言いにア然とするはずである。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164281


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/880.html

記事 [政治・選挙・NHK284] この元旦に、日本国民必見の新型コロナウイルス・パンデミックの裏事情の解説がユーチューブにアップされた!(新ベンチャー革命)
この元旦に、日本国民必見の新型コロナウイルス・パンデミックの裏事情の解説がユーチューブにアップされた!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/12762310.html
新ベンチャー革命2022年1月5日 No.2824


1.2022年の元旦、ユーチューブにて、現在進行形の新型コロナウイルス・パンデミックの裏事情について解説する動画がアップされた

 2022年の新年になって、ユーチューブにアップされた林千勝氏の動画“ロックフェラー財団のコロナ・パンデミック予言の謎”(注1)は、一見の価値があります。

 ここには、現在、世界規模で起きている新型コロナ・パンデミックの裏側のプランデミックの実態が、かなり、的確に語られています。

 要するに、今、起きている新型コロナ・パンデミックと同様の事件は、米国においては、過去にも何回か起きているのです。

 その点について、本ブログでも、すでに、過去に指摘しています(注2)。

2.過去の日本政府も、現在の日本政府も、宗主国・アメリカ様の巧妙なプランデミックのマッチポンプにすっかり乗せられている

 今の日本政府は、プランデミックの仕掛け勢力の言いなりになっていますが、それは、今回が初めての出来事ではなく、タミフル薬害事件を筆頭に、過去にも彼らの言いなりになっていた事実が、上記、林氏のユーチューブ動画で、具体的に述べられています。

 今回の新型コロナのプランデミックでは、米国ファイザーなどのビッグファーマには、日本から何兆円もの巨額のカネが転がり込んでいますが、そのカネは、みんな、われら国民が納めた血税が原資となっています。

 悪魔のマッチポンプを仕掛けている彼らは、さぞかし、笑いが止まらないでしょう。

3.悪魔のマッチポンプの仕掛け勢力の誤算は、彼らの本来のターゲットである有色人種国での被害より、自分たちの住む欧米白人国の被害の方が大きい点にある

 彼らの仕掛けるプランデミックの攻撃対象は、主に、アジア、中東、アフリカ、南米などの有色人種国なのでしょうが、プランデミックの被害が大きいのは、皮肉にも、欧米の白人国の方です。

 その有色人種国の中でも、世界でもっとも人口の多い中国の指導者は、欧米のマッチポンプ仕掛け勢力の企みをすべて、読み取って、仕掛け勢力の思う壷に嵌らないよう、プランデミックの被害を最小限に抑えています。

 ところが、中国と同じアジア人種国であるわが日本において、この国の指導者は、宗主国・アメリカ様の言いなりになっています。

 われら日本国民は、今の日本政府のあまりに卑屈な対米従属姿勢にもっと怒るべきです。

 それにしても、米国支配層の配下にあるユーチューブが、上記、林氏の動画アップ(注1)を認めているのは意外です。彼らがいつまでも、この動画アップを許容するはずがないと推測されますが・・・。


注1:ユーチューブ“ロックフェラー財団のコロナ・パンデミック予言の謎(林千勝)”2022年1月1日
https://www.youtube.com/watch?v=yn_rBjyxTOM

注2:本ブログNo.2766『伝染病にまつわる薬害について、まったく、過去の経験が活かされない日本:われら国民はみんな過去を思い出せ!』2021年6月12日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/10234657.html

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/881.html

記事 [政治・選挙・NHK284] <水際を突破されても「正月休み」>岸田政権に第6波の対処ができるのか(日刊ゲンダイ)

※2022年1月5日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大





※紙面抜粋



※2022年1月5日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

 恐れていた「第6波」到来は時間の問題なのか。4日の東京の新型コロナ新規感染者は151人。前週火曜の46人から実に3倍以上も増え、前週同曜日を上回るのは18日連続だ。

 より深刻なのは沖縄だ。4日の新規感染者は225人。前日3日に3カ月半ぶりに100人を超えたのも束の間、前週火曜の29人から一気に約8倍と急拡大した。玉城知事は「もはや第6波に突入した」と宣言し、あすにも政府に「まん延防止等重点措置」への移行を要請する方針だ。

 4日は大阪(124人)、広島(109人)も3桁の大台を突破。全国の新規感染者数もおよそ3カ月ぶりに1000人を超え、昨年末からジワジワと加速してきた感染拡大ペースが一気に堰を切った感がある。

 むろん、年末年始の人の移動や各地の混雑の影響が出るのは、これから。1人の陽性者から最大36人に感染させるとの試算もあるオミクロン株の市中感染も全国に広がっている。このまま倍々ゲームで勢いを増せばアッという間に感染爆発は必至である。

 そんな懸念をよそに水際対策が突破されても、ノンビリと正月休みを満喫していたのが、岸田首相だ。

 昨年末は12月28日を最後に公務を一切入れず、29、30日は散髪に行ったきりで公邸に巣ごもり。大晦日からは超が付く高級ホテル「マンダリンオリエンタル東京」(日本橋室町)に宿泊。裕子夫人ら家族と元日を迎え、3日まで3泊4日の日程で静養していた。ノンキなものである。

 さすがに都内の新規感染者数が100人を超えた3日夕には公邸に後藤厚労相ら担当大臣を集めたが、メンバーは政治家と役人ばかり。専門家と言えそうなのは、東大医学部卒で医系技官の迫井正深・内閣官房コロナ対策室長のみ。会合が約1時間に及んだところで、たいした策が出てこないのは知れたこと。岸田が「やってる感」をアピールしたに過ぎない。

肝心のワクチン担当相はポンコツ

 米国では3日に新規感染者が100万人を突破。たった4日前に記録した1日あたり世界最多の約59万人を2倍近くも上回った。英仏両国の1日あたり新規感染者数(7日間平均)もそれぞれ約20万人に達する。2回目から3〜6カ月後と間隔を短縮し、先手先手で3回目接種を前倒しした欧米各国でさえ、感染爆発を招いているのだ。

 日本の3回目接種はただでさえ、世界各国から周回遅れ。ようやく「原則8カ月以上」の間隔をできるだけ前倒しし、接種は本格化しつつあるが、まだ対象者は医療従事者や高齢者施設の入所者と職員、基礎疾患を持つ高齢者などに限られる。64歳以下への接種が本格化するのは3月以降の見通しで、その間はほったらかしである。

 肝心のワクチン確保も不透明だ。厚労省は米ファイザー社と2022年内に1億2000万回分の供給を受ける契約を交わしたものの、詳細な供給日程は杳として知れず、前倒しで輸入できる環境は整っていない。

 そのため、政府は2回目までと違うメーカーのワクチンを打つ「交互接種」を解禁したが、2回目までに各自治体が接種したワクチンのうちファイザーの占める割合は約83%。当然3回目も「同じものを」と考える人も多いはず。モデルナは「副反応が強い」との評判だから、なおさらだ。

 多くの人がファイザーを希望するほど、供給不足で3回目接種のペースがさらに遅れる可能性は高い。

 そんな、何かと難しい調整を担うのが、ロクに国会答弁もできない堀内詔子ワクチン担当大臣だけに、先が思いやられるのだ。

総選挙にかまけ先手打つチャンスを逃がす


“ブースターワクチン”の目途も立たない中、欧米各国のようにオミクロン株が猛威を振るえば日本は大変なことになる。大半の国民はオミクロン株のブレークスルー感染に怯えながら無防備のまま、何カ月も過ごさなくてはいけないのだ。

 それなのに、この期に及んでもなお、この国の政府も国民も危機感は薄い。正月気分が抜けず、浮かれた楽観ムードだから、どうかしている。昭和大医学部客員教授の二木芳人氏(臨床感染症学)はこう言う。

「これ以上の感染爆発を防ぐには沖縄以外にも『まん延防止等重点措置』を適用すべきですが、政府内でその議論がひと言も出てこないのは不思議です。財界人の年頭あいさつも『今年はコロナ禍を克服し、経済を回復する』といった内容が目立ち、岸田政権も経済を止めたくないのでしょう。ただ、財界のプレッシャーに屈し、対策が後手に回り、感染爆発を招いたのが、この2年のコロナ禍の教訓です。メディアも『オミクロン株の致死率は従来株の4分の1』などの評価をたれ流していますが、仮に重症化リスクは低くとも、どんな後遺症が出るのかなどは未知数。いつ、またどんな変異を起こすのかも分かりません。強烈な感染スピードで分母の感染者数が増大すると、死者や重症者の数も跳ね上がるし、3回目接種を急いだ欧米各国でも医療従事者のブレークスルー感染が相次いでいます。ブースター後進国の日本で急激に感染者が増えれば、医療提供体制にもほころびが生じかねない。自宅療養中の死亡例が続出した『第5波』の悲劇を繰り返してはいけません」

 岸田も「まだ、この程度」と高をくくっていれば、常に後手後手だった安倍菅両政権と同じことの繰り返し。国民も気を緩めている場合ではないのだ。

経口薬も無料検査も効果は期待できない

「悔やまれるのは10月から11月にかけての政府の動きです」と前出の二木芳人氏はこう続ける。

「新規感染が小康状態のうちに、欧米にならって3回目のワクチン接種を前倒しすべきでした。なぜ『2回目接種から8カ月後』の方針に固執したのか、理解できません。私自身は、あらゆる機会に『接種を急ぐべきだ』と政府に伝えましたが、堀内大臣は『まだ大丈夫』との反応で、がっかりさせられました。結局、総選挙最優先で、政権内に油断があったとしか思えません。今や莫大な国費を費やした抗体カクテル療法もオミクロン株には効果が期待できず、無料PCR検査に踏み切っても、都内で1日3万件ではまだ桁が1つ少ない。岸田首相が期待を寄せるメルク社の経口薬も、自宅療養者の重症化を防ぐ効果は決して高いとは言えず、“ゲームチェンジャー”にはなり得ない。返す返すも政府は10万円給付よりも、3回目接種に注力すべきでした」

 先手を打つチャンスを逃しておきながら、正月休みを優雅に堪能していた岸田の神経を改めて疑う。それなのに、ノホホン岸田の責任を問う大マスコミは皆無だ。

 それどころか、ここにきて「1日100万回」の目標を掲げ、「ワクチン一本足打法」で接種を進めたとして、菅前政権を「再評価」する声すら聞こえてくるから世も末だ。

 前首相の菅本人も年末年始はあちこちのメディアに登場。ご機嫌な様子で「切り札はワクチンだと確信していた」などと“戦いの日々”を振り返っていた。

「身を捨てて自民を救った功労者として党内で評価されるなら、いざ知らず。ワクチン接種を進めた実績はあれど、『GoTo』固執やオリパラ開催ありきの後手対応で、第3〜5波を招いた免罪符にはなりません。同じく政権を放り出した安倍元首相が最大派閥の領袖に納まっていることも含め、『喉元過ぎれば』の国民性が政治の劣化を許していると言わざるを得ません」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 このボンクラ政権に第6波の対処など期待するだけムダだが、そんな体たらくを「フシギの国」は再び忘れてしまうのだろうか。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/882.html

   

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