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2022年1月24日08時35分 〜
記事 [政治・選挙・NHK285] TVタックル 宮沢京大准教授が大暴れのハチャメチャ理屈(まるこ姫の独り言)
TVタックル 宮沢京大准教授が大暴れのハチャメチャ理屈
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/01/post-f07d1c.html
2022.01.23 まるこ姫の独り言


最近、ほとんど見た事のないテレビタックル。

いつもBSが主流で地上波はほとんど見なくなったが、今日は日曜日と言う事で地上波のドラマを見ていたら寝てしまったらしく、ふと起きたらTVタックルをやっていた。

見るともなく見ていたらビックリしたのなんの。

宮沢と言う京大の准教授が番組に出ていたが。。。

話し方も感情的で理性が利かない。

>2月になれば勝手に感染者数が下がるが、蔓防始めたら、蔓防で下がったとなってしまう。マンボウは出す必要が無かった。

>陽性者でも症状が無ければ動いてよい、隔離する必要はない


ひょっとしたら「集団免疫論者」か?

自分の言い分を否定されると、

>ここにいる人とは次元が違う、平行線をたどるだけ、もう帰りたい。

と駄々をこねるように泣き言を言っている。

宮沢は自分の心を公共の場でもコントロールできない人。

一方的に自分の話がを正論だと思っているのか、少しでも否定されるとわめきたてていたが、安倍を10倍くらい子供にした人にしか見えなかった。

この人はコロナ規制する必要ない派で、今回の政府の規制で経済的に困っている人が大勢いるし、経済が回って行かないから自分の方にも相談が来ていると言っていた。

経済の為には、弱い立場の高齢者や基礎疾患を持っている人、妊婦、子供はコロナの犠牲になってもいいかのような話しぶりの宮沢准教授は、行きつくところ優性思想の持ち主かも知れない。

オミクロン株で陽性になっても症状のない人ばかりならいざ知らず、罹患すれば重症者も出てくるわけで、苦しむのは本人持ちだし、人の苦しみがまったく分かっていない人に見えた。

南アフリカはどうもピークアウトをしたようで、これは集団免疫ができたからとも言われているが、この国は若い世代が多いから集団免疫を選んでも国が成り立つわけで。

それで日常が取り戻せたかもしれないが、それをすべての国に適用するのは危険すぎると思うが。

若い世代で健康な人ならオミクロンにかかっても大丈夫かも知れないが、いろんな年代の人が構築するヨーロッパや日本のような高齢化社会では通じない話ではないか。

その国その国の事情があり、宮沢のような理屈は非道すぎる。

一昨年?の動画だが、宮沢准教授(左)はこんな人。


関西方面では重宝されているらしい。



言っていることが支離滅裂。

「お前さあ」と暴論吐いた後はいきなりキレて「家帰る」(笑)



http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/280.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 資本家が絶対に見せたくない映画(植草一秀の『知られざる真実』)
資本家が絶対に見せたくない映画
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-96df54.html
2022年1月23日 植草一秀の『知られざる真実』


私が解説委員を務めている

ニューズ・オプエド
https://op-ed.jp/

1月19日放送で

「アリ地獄天国」
https://www.ari2591059.com/

というタイトル映画が紹介された。

番組にはこの映画を制作した土屋トカチ監督が出演した。

映画.comではこの作品を次のように紹介している。
https://eiga.com/movie/92399/

「30代の現役正社員による3年におよぶ労働争議の密着したドキュメンタリー。

長時間労働を強いられ、事故や破損を起こせば会社への弁済で借金漬けになる状況から、社員たちが自分たちの状況を「アリ地獄」と自嘲する引っ越し会社。

34歳の営業職・西村有さん(仮名)は、会社の方針に異議を唱えて、個人加盟の労働組合(ユニオン)に加入する。

ユニオンに加入した西村さんに会社はシュレッダー係への配転を命じ、給料は半減、西村さんは懲戒解雇にまで追い込まれてしまう。

ユニオンの抗議によって、解雇は撤回されたものの、復職後もシュレッダー係のままで、会社に反省の色は見られなかった。

監督は「フツーの仕事がしたい」など労働問題に関する映像作品を数多く手がけてきた土屋トカチ。」

貧困ジャーナリズム賞2019
第20回ニッポン・コネクション​第1回ニッポン・オンライン賞(ドイツ)
第2回ピッツバーグ大学日本ドキュメンタリー映画賞 ​グランプリ(アメリカ)
門真国際映画祭2020ドキュメンタリー部門優秀作品賞
福井映画祭14TH長編部門観客賞
2020年・第94回キネマ旬報ベスト・テン文化映画ベスト・テン第8位
第1回日本の窓ドキュメンタリー映画祭 2021賞受賞(フランス)

など、多くの受賞歴を有する。

今回、新たにDVDの販売が開始され、その告知を兼ねて番組で紹介された。

https://www.ari2591059.com/dvdanantstrikesback

草の根のドキュメンタリー作品。

貴重な活動を支援する意味でDVD販売に協力いただければありがたく思う。

見て良かったと必ず思える優れた作品だ。

映画の主人公西村さんは苦境に対して力強く立ち向かってゆく。

誰でも心が折れてしまうような状況の中にあって、明るく気丈に振る舞う。

劣悪な労働環境。

会社の非人道的な対応に対して、ひるむことなく立ち向かってゆく。

その支えになっているのが、家族であり、映画を制作する土屋氏であり、そして労働組合だ。

西村さんが個人で加入した労働組合はプレカリアート。

たった一人でも加入できる労働組合。

https://www.precariat-union.or.jp/

プレカリアートのサイトを見ると、

「誰でも1人から加入できる労働組合」

「非正規雇用・若年正社員
 働く人の駆け込み寺から砦へ」

と記載されている。

映画ではプレカリアート執行委員長である清水直子氏の力強い行動が描かれる。

日本の労働法制は労働者の権利をしっかりと守る体制を整えている。

企業は団体交渉を拒絶することができない。

労使の紛争が労働委員会に持ち込まれれば企業は真摯な対応を強制される。

西村さんがたった一人でも闘ってゆけたのは労働者を守る法制があり、その法制に基く労働組合の力強い行動があったから。

同時に、映画製作で事実が確実に記録に残されたことも大きい。

労働組合にも加入せず、映像記録も残さずに、たった一人で企業に立ち向かっても押し潰されてしまう。

清水執行委員長が率いる労働組合の精力的な活動が着実に成果を上げる。

新自由主義が大手を振って闊歩する時代。

労働者はいかにして我が身を守ることができるか。

実は日本の労働法制が備える力強い労働者保護の仕組みが十分に知られていない。

映画は日本に存在する力強いセーフティネットの一端を垣間見せるものになっている。

その意味でこの映画は「資本家が絶対に見せたくない映画」であり、逆に言えば、すべての労働者が必ず見る必要のある映画であると言える。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/281.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 看板倒れの無料PCR検査センター(コラム狙撃兵・長周新聞)
看板倒れの無料PCR検査センター
https://www.chosyu-journal.jp/column/22623
2022年1月23日 コラム狙撃兵 長周新聞

 

 もはや手が付けられぬほどオミクロン株が各県で猛威を振るっている。これまでの疫病のように弱毒化して「ただの風邪」に近づいているのなら、それ自体は朗報にも思えるが、いつの間にか陽性になったり、あるいは濃厚接触者に認定されて10日間の経過観察と自主隔離生活を強いられる身になったら、社会人としては誰しも堪らないものがあるだろう。軽症や、陰性であっても濃厚接触者になった場合、いきなり「自宅待機」を保健所に指示されたところで、本人も会社も大変である。10日間分(オミクロンの場合)の仕事をどうリモートでこなすか、できない対面の業務を誰にお願いするか、みずからの巣ごもりの手配と同時に、背負っている仕事の塩梅を上手くこなさなければ周囲に迷惑をかけてしまうからだ。場合によっては「あいつのせいで…」みたいな感情だって周囲に生じてしまうだろうし、本当に堪ったものではない――と、ある日突然濃厚接触者認定された知人になりかわって、その思いを吐き出してみた。恨むならオレを恨むなコロナを恨め−−である。

 ところで、山口県内でもオミクロンの感染者が増えている折、山口県が県内各地に無料PCRの検査センターを設置し、何か事あればここに問い合わせて下さいと張り切って住所や連絡先をアナウンスしたものの、いざ一般市民が「濃厚接触者かも…」「周囲に感染者が出たので検査したい」と思って問い合わせても、肝心要のPCR検査キットが足りておらず、その検査試薬も世界的物流の停滞で不足しているとかで、「無料PCR検査」は実質的に看板だけとり付けられているような空っぽの状態である。病院でのPCR検査も滞り、濃厚接触者であろう人々が不安になって検査をお願いしても、受け付けてもらえない有り様なのである。

 斯くして山口県知事選が告示を迎え、現職の村岡がコロナ対策の実績をアピールすればするほど、現場関係者のなかからは「オマエ、看板だけかけて“やってます”アピールしてんじゃねぇぞ」との厳しい声が上がっている。中身が伴わなければ「無料PCR検査」をやっていることにはならず、見方によっては選挙前のコロナ対策アピールのために見切り発車で押し切ったといわれても仕方がない。だって、そこは「無料PCR検査センター」ではなく正確には「検査できない無料PCR検査センター」であり、有料も無料もあったものではない。そんな看板倒れの検査センターを100カ所設置しようが200カ所設置しようが、そもそも検査ができないのなら1カ所にしたって何も変わらないのである。

 第五波から2カ月もの期間があったのに、いざ第六波に火が付いたと思ったらたちまちPCR検査キット及び試薬が足りないというのは、いったい誰の怠慢なのだろうか。備えあれば憂いなしでなぜ防疫体制を強化していなかったのか、どうしていつも後手後手なのかである。これでは無症状の感染者の囲い込みなど到底不可能で、この2年間くり返してきた万歳降参の道を辿るほかない。

 科学が発達しているはずの現代社会において、疫病に対して科学的に対応することができず、爆発的な感染拡大に対して為す術がないというのはいったいどうしたものか。オミクロン株は重症化する確率が少ないという側面に救われてはいるが、神頼みで祈るだけというのではあんまりではないか。

 吉田充春

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/282.html
記事 [政治・選挙・NHK285] やってる感アピールに辟易。岸田首相「指針演説」にチラつく安倍氏の影  きっこ(まぐまぐニュース)
やってる感アピールに辟易。岸田首相「指針演説」にチラつく安倍氏の影
https://www.mag2.com/p/news/525287
2022.01.20 『きっこのメルマガ』 まぐまぐニュース




17日に招集された通常国会で施政方針演説に臨んだ岸田首相ですが、その語り口を含むすべてが一国を任せるに足るものではなかったようです。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、首相の演説内容を紹介しつつ「無神経で無責任かつ消極的にすぎる」と酷評。さらに演説の中に勝海舟の言葉を引いた首相に対して、厳しい注文をつけています。

新しい資本主義という幻

1月17日、第208通常国会が召集され、岸田文雄首相は衆参両院本会議で、就任後初の施政方針演説を行ないました。あたしはインターネットの中継で初めから観ていましたが、舌足らずの幼稚園児のようなしゃべり方の安倍晋三元首相、ロレツの回らない酔っ払いのようなしゃべり方の菅義偉前首相と比べると、滑舌良くハッキリ分かる日本語がしゃべれるだけでも「いくらかマシか」という印象でスタートしました。

しかし、あたしの予想は冒頭からハズレてしまいました。この日は阪神淡路大震災から27年目の日であり、当時の被災地では各所で追悼の集まりが行なわれました。あたしも発生時刻の午前5時56分、黙祷を捧げました。このような特別の日なので、岸田首相の施政方針演説は、阪神淡路大震災の犠牲者への追悼の言葉から始まるとあたしは予想していました。

しかし、残念ながら、岸田首相の口からは、犠牲者への追悼の言葉はひと言もありませんでした。また、前日のトンガの海底火山の噴火に対するお見舞いの言葉も、噴火にともなう津波(海面上昇)によって漁船が転覆するなどの被害を受けた日本人への言葉も、いっさいありませんでした。

その代わりに岸田首相の口から出たのは、新型コロナに感染して苦しんでいる人たちへのお見舞いの言葉と、新型コロナ対応の最前線で働いている医療機関や介護施設の人たちへの感謝の言葉でした。そして「岸田政権の最優先課題は新型コロナ対応です」と断言したのです。

あたしは思わず「はぁ?」と言ってしまいました。確かに、感染して苦しんでいる人たちは大変だと思います。しかし、新型コロナで苦しんでいるのは、感染者だけではありません。外食産業を筆頭に様々な業種が大打撃を受けており、新型コロナを理由に職を失った人も数えきれないほどいます。

2021年11月10日配信の第142号のこのコーナーで取り上げましたが、若い女性の自殺者は前年同月比で80%超も増加し、その大半が「新型コロナにより職を失い生活に困窮したことが原因」なのです。あたしも、この2年間、本職であるブライダルのヘアメイクの仕事がほぼゼロになり、収入は激減しました。しかし、あたしはミュージシャンや役者などと同じくフリーランスなので、何の公助も受けられません。

【関連】女性自殺者の急増を隠蔽する自公政権の姑息。80%超「増加」の真相

これほど多くの国民が新型コロナで苦しんでいるのに、感染者以外にはひと言もなし。新型コロナによる生活困窮者に触れてしまうと、野党から岸田政権の失策を指摘されるので意図的に避けたのでしょうが、一国の首相としては、あまりにも無神経で無責任だと思います。

さらには、二転三転しながら直前まで何も決められない優柔不断な対応を「一度決めた方針でも躊躇(ちゅうちょ)なく改める柔軟な対応」などと言葉の言い替えで自画自賛する始末。その上、具体策として「医療関係者と高齢者への3回目のワクチン接種の前倒し」を挙げるとともに「5,500万人の一般向け接種も、少なくとも7カ月、余力のある自治体では6カ月で接種を行います」と明言したのです。

肝心のワクチンがいつまでにどれくらい用意できるのか白紙状態なのに、どうしてこれほど無責任なことが言えるのでしょうか?これはどう見ても「やってる感」をアピールしただけの「絵に描いた餅」です。全国の自治体からも「いつまでにどれくらいのワクチンが届くのか、未だに一度も連絡がないので困惑している」との声が相次いでいます。何もやっていないのに「やってる感」のアピールだけは忘れない。安倍政権からの伝統芸ですね。

それでも、9項目のうちの1項目である新型コロナ対策に、施政方針演説の約4分の1の時間を割いたのですから、岸田首相が新型コロナ対策に重心を置いていることだけは伝わりました。しかし、その内容はと言えば、ワクチン推進に検査拡充、仕事はテレワークで学校はオンライン授業と、これまでと何ひとつ変わらない小手先の対策を羅列するだけで、抜本的な対策は皆無でした。

在日米軍による感染拡大の問題についても、国民の7割以上が求めている「日米地位協定の見直し」にはいっさい触れず、それどころか逆に「地位協定に基づく日米合同委員会においてしっかり議論していきます」などと、現在の不平等な地位協定を追認したのです。そもそも、不平等な地位協定に基づいた場での議論など意味がありません。この人、もしかしてバカですか?

その一方で、昨年12月の所信表明演説であれほど意欲を見せていた「GoToトラベルの早期再開」には、いっさい触れませんでした。これは、今後のオミクロン株の感染爆発を見越してのことで、野党からの批判を避けるために削除したのです。冒頭での「新型コロナによる生活困窮者スルー」と言い、この「GoToトラベルの削除」と言い、米軍には何も言えない腰抜けのくせに、野党対策だけは抜け目のない岸田首相です。

お次は岸田首相の看板政策「新しい資本主義」ですが、ここでは毎度お馴染みの「立て板に水」の名調子が炸裂しました。新自由主義的な考え方によって生じた格差や貧困の拡大など様々な弊害を「新しい資本主義」による成長と分配の好循環で是正していく、という耳タコのあれです。これを言ったら身も蓋もありませんが、そもそも「成長と分配の好循環」というのは資本主義の基本中の基本であって、ぜんぜん新しくありませんけど。

その上、国民が知りたいのは「どのような政策で成長と分配の好循環を作り出すのか」という点なのに、今回も実現可能な具体策にはまったく踏み込みませんでした。「デジタル田園都市国家構想」だ何だとイメージ優先の理想論的な看板を乱立させることで、実体のない「新しい資本主義」に肉付けをして、あたかも幻が現実であるかのように錯覚させるという、いつもの姑息な手口でした。

ちなみに、この前日16日のNHK『日曜討論』をラジコで聴いていたら、自民党の茂木敏充幹事長は「新しい資本主義」について、岸田首相とはまったく違う説明をしていました。ようするに、自民党の幹事長でさえも「新しい資本主義」がどのようなものなのか分かっていないのです。しかし、それは当然です。何しろ言い出しっぺの岸田首相自身も説明できないのですから。

岸田首相は、光ファイバーだドローンだサテライトオフィスだと、それらしい単語を並べて必死に「新しい資本主義」のイメージ作りをしていましたが、すべての内容を噛み砕けば、結局はデジタル利権とマイナンバー利権に終始した、これまで通りのアベスガ政治の延長ということなのです。

キャパの都合で、今回はここまでしか取り上げられませんが、他の項目も含めて、あたしが何よりも脱力してしまったのが「いつまでに何々を達成します」という明言が全くなかったことです。それどころか「賃上げが実現することを期待します」って、何ですか?この他人事ぶりは?

他にも「目指します」とか「取り組みを進めます」とか「働きかけていきます」とか「正面から向き合います」とかばかり。目指すだけ、取り組むだけなら、誰でもできます。安倍元首相のように、できもしない大風呂敷を次々と広げ、先送りを繰り返した挙句に丸投げ、というのも困りますが、一国の首相がここまで消極的というのも、リーダーシップという観点からはどうなのでしょうか?

岸田首相は、今回の施政方針演説の冒頭に「行蔵(こうぞう)は我に存す」、締めくくりに「己を改革する」という勝海舟の言葉を引きました。前者は「自分の出処進退は自分で決める」、後者は「改革を目指す者はまず自分を改革する」という意味です。そして岸田首相は、次のように述べました。

「今、新たな時代を切り拓くに当たり、統計の不適切処理はもとより、われわれ政治行政が、自らを改革し、律していくことが求められています」

この言葉が嘘でないと言うのなら、まずは人の命まで奪われた森友学園問題、そして巨額の税金が時の首相の友人のために使われた加計学園問題、これまた税金が首相のために使われた「桜を見る会」の問題など、国民の大多数が未だに1ミリも納得していない数々の政治私物化疑惑を徹底解明し、安倍元首相に支配された自民党を無血開城して見せてください。それが新たなリーダーの最初の仕事です。

(『きっこのメルマガ』2022年1月19日号より一部抜粋・文中敬称略)

image by: 首相官邸

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http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/283.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 沖縄選挙イヤー初戦・名護市長選は政権側が制す 基地移設反対「オール沖縄」退潮のワケ(日刊ゲンダイ)



沖縄選挙イヤー初戦・名護市長選は政権側が制す 基地移設反対「オール沖縄」退潮のワケ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/300346
2022/01/24 日刊ゲンダイ


玉城デニー沖縄県知事(左)の猛支援も及ばず(落選が決まり、頭を下げる岸本洋平氏、23日)/(C)共同通信社

 岸田政権に追い風となってしまうのか。選挙イヤーに突入した沖縄県の初戦で、政権側が1勝を挙げた。

 米軍普天間飛行場の辺野古移設が争点となった23日の名護市長選は、一貫して移転の賛否を明言しない現職の渡具知武豊市長(60=自民、公明推薦)が再選。玉城デニー知事ら「オール沖縄」が支援し、移設反対を強く訴えた前市議の岸本洋平氏(49=立憲民主、共産、れいわ、社民、沖縄社会大衆推薦)は5085票差で敗れた。投票率は68.32%。4年前を8.60ポイント下回り、過去最低だった。米軍由来のオミクロン株の急拡大で沖縄の感染状況は全国最悪だが、反対派への支持はイマイチ広がらなかった格好だ。

 名護市長選で移設問題が争点になったのは7度目で、2018年の辺野古沿岸部への土砂投入開始後は初めての選挙。19年2月の県民投票で7割が移設に反対したが、安倍政権は一顧だにせず、21年4月までに南側(約39ヘクタール)の陸地化を完了した。北側(約111ヘクタール)にはマヨネーズ並みの軟弱地盤があることが判明。政府の設計変更を県が不承認とし、対立は深まっている。

コロナ禍で今は基地より経済

 沖縄国際大教授の前泊博盛氏はこう言う。

「世論調査では基地問題と経済への関心が大きな比重を占める中、コロナ禍で生活を優先する傾向が現役世代を中心に強まった結果とみています。渡具知市長は『無償化3点セット』(保育料、学校給食費、高校卒業までの医療費無料化)の実績を強調し、現職の強みを生かした。基地問題に触れない争点外しの選挙戦を徹底したため、新基地建設反対の県公明党も支援に動きやすかった」

「無償化」の主な原資は国の米軍再編交付金だ。移設に反対した稲嶺市政下の10〜16年度は不交付だったが、18年に渡具知氏が初当選すると復活。17年度分も合わせ、21年度までの4年間で74.5億円が支給見込みだ。

 同日投開票の南城市長選でも、「オール沖縄」が支援する現職を自公が推す前職が破った。

 7月の参院選、秋の知事選を控え、自民党の茂木幹事長は「大きな勝利だ」と手放しで喜び、「相手陣営は『オール沖縄』という共産党も含めた枠組みで、これまで実績も積み重ねてきたが、共産党と連携することに対する違和感も大きく広がったのではないか」とチクリ。「オール沖縄」の退潮は否めない。このままじゃマズい。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/284.html
記事 [政治・選挙・NHK285] 新潮に浜田靖一秘書・小宮久初登場<本澤二郎の「日本の風景」(4334)<清和会OBの通報で初めて知る、暴走暗躍する自民党秘書が発覚>
新潮に浜田靖一秘書・小宮久初登場<本澤二郎の「日本の風景」(4334)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/31874603.html
2022年01月24日 jlj0011のblog


<清和会OBの通報で初めて知る、暴走暗躍する自民党秘書が発覚>

 近年、文春に水を開けられっぱなしの週刊新潮が、時たま文春も逃げる事件を取り上げて、読者にサービスしている。新潮には清水兄弟が揃って執筆、筆者のもとにも毎週、必ず電話取材が入った。永田町秘事については、多少の自信が今もある。昨夜は、永田町に詳しいM弁護士と四方山話に花を咲かせた。いい加減な金儲けの弁護士ではないので、瞬く間に小一時間が過ぎた。

 思うに、勉強をしたくても出来なかった環境下の人間にとって、倒産寸前の新聞記者暮らしが最適だった。週刊誌のアルバイトで、少ない給料の穴を埋めるしかなかった。Mさんは猛勉強して司法試験に合格した。我々二人は在学中に、刑事訴訟法の渥美東洋ゼミに席をおいた。その関係で、ほとんど接触する機会はなかったが、思い出して連絡、おしゃべりを始めると、学生時代からの友人関係に発展する。携帯電話が仲を取り持ってくれた。「ラインを使え」とアドバイスしてくれたのだが、ネット無知の凡人ジャーナリストは、今も手に負えない。「かけ放題」スマホだから、時間の制約がないのがうれしい。 

 2014年の「木更津レイプ殺人事件」、最近の「袖ヶ浦放射能事件」の背後には、やくざ・暴力団が関与している。そのため、地元の住民は、影でこそこそ言っても、行動を起こすことはしない。警察が捜査をしないことも分かっているため、悪がはびこって始末が悪い。

 安倍犯罪に対する警察・検察の対応を見れば、一目瞭然であろう。日本弁護士連合会でさえも、林真琴検察に怒りをぶつけようとさえしていない。不可解千万の法曹界である。法治が、当局によって壊れてしまっているのだ。

 そうした中で、清和会OBが興味のある事件を紹介してきた。週刊新潮の記事を見つけて、わざわざ連絡をくれたものだ。富津・木更津・君津・袖ヶ浦、とりわけ木更津市にやくざが集中している。無能・無責任の極みである木更津署に問題がある、いや千葉県警だ、と巷では公然とささやかれている。入れ墨やくざ専門の温泉もあると、地元の経済人が教えてくれた。無法地帯なのだ。

 ここ千葉12区の国会議員・浜田靖一の秘書が、事件を起こしているといい、それを新潮が記事にしたという。ネットを開くと、小宮久という秘書の暴走事件であることが分かった。

 「遂に出たか」と地元では、受け止めているようだ。敬天愛人から取った「敬天新聞」を、新潮が活字にしたものだろう。いい新聞に敬意を表したい。

 浜田というと、人はやくざ浜田幸一代議士を思い出す。靖一はその倅だ。その秘書が、とうとう尻尾を出したのだろう。ネット記事を貼り付けたので、見聞するといい。情けないことに新聞テレビは、逃げて報じない。やくざに遠慮している警察と新聞の日本だ。やくざが跋扈する千葉県である。山砂採取とゴルフ場の千葉県は、新たにゴミためどころか、放射能汚染がれきや残土などが、水源地に埋設される、いずれ米も作れない、人が住めない地帯へと変貌していく!   「前知事の森田健作はその裏金で高級別荘を建設、船も保有した」と地元でささやかれている。千葉県は腐敗と利権が渦巻いている。「腐臭列島 房総半島の闇」(データハウス)は真実である。

 千葉県や市町村の小役人の資質も見えてくるではないのか。税金泥棒か。官邸の頭が腐ると、胴体も両手両足も腐ってしまった、と断罪できるだろう。恐ろしい房総半島へと追い込んだ自民党と公明党、それに沈黙する、動きの鈍い共産党と立民なのか。悪政開花のもとでコロナ退治は泥縄式である。

<公明党創価学会の支援で毎回楽々当選するやくざ代議士の倅>

 先の総選挙では、立民と共産党が共闘して浜田を打倒するだろうと思い込んでいた。凡人ジャーナリストは、不甲斐ない野党に、さすがに腰折れてしまった。「両党は分裂してまとまらない、かたや自民党のやくざがらみの候補を、清潔さを売り込んで立党した公明党創価学会が、テコ入れしていた」というのである。開いた口が塞がらないとはこのことか!

 「公明党創価学会を打倒しないと、日本は崩壊する」という怒りの声は、清和会OBだけではない。しかしながら、野党分裂では仕方ない。相変わらず、共産党が出馬を見送るという選択をしない。不思議な野党によって、いかがわしい人物が、世界一高給取りの国会議員という。その子分が問題起こす必然性があろう。

 ハマコウ逮捕に執念を燃やした、元千葉県警本部長の渡辺一太郎が、泉下で後輩を叱り飛ばしている様子が目に浮かぶ。秦野章も怒り狂っている!生きているという池田大作は、この事態をどう見ているのか?

 現在の警察の頂点は、問題官僚の中村格だ。天の裁きがあるのかどうか。ネット社会でも、真実を報じさせない編集者に、怒りが込み上げてきている。

<袖ヶ浦放射能の不法投棄業者も「浜田派関係者」と指摘する住民>

 「水源地に放射能汚染のがれきや残土を埋めて、上からがっしりとした土で封じ込めた産廃業者は、前科3犯。いま巨大な建造物を建てて勢いがいい。浜田派とみて間違いがない。市や県の職員にも餌を撒いている。不法森林伐採・違法開発行為と法律無視だらけ。地元の対応も遅かった」と住民は悔しがっている。やくざの手口に気付かなかったものか。

 幸いなことに元水田三喜男蔵相の系列に身を置いて、国会議員秘書もした勇敢な人物が、声を上げた。彼からの連絡で、現地を歩いてみて、放射能汚染現場の盛土を見た。もうこれだけで第二の熱海となろう。

 それを知っていて、袖ヶ浦市も千葉県庁の腐敗役人は、黙認してきたものである。役所もやくざ犯罪の共犯者と断罪できるだろう。

 「問題の前科3犯の男が、浜田派に入っていることが、ほぼ確認できた」との調査結果を伝えてきた。木更津市民の誰もが頷いているが、声を上げることはしない。警察任せだ。その警察が、既に「業者から接待を受けている」との疑惑も持ち上がっている。すべてが発覚すると、房総半島を巻き込んだ疑獄事件に発展する可能性を、この事件は秘めている。 

<「ラスベガス150万ドルとばく事件の父親に似てきた」との声も」

 ハマコウというと、ロッキード事件で東京地検特捜部が暴いた「150万ドル賭博事件」を誰もが思い出す。米カジノのメッカで知られるラスベガスで起こした事件である。

 これの処理にクリスチャン宰相の大平正芳首相(当時)は、頭を悩ました。党内からは、清和会の福田赳夫や三木武夫ら反主流派が、やくざ代議士の処分を強く求めてきていた。

 大平の宏池会には、官僚出身者が多く、やくざを手なずける代議士がいない。日経新聞OBの田中六助の出番となった。彼の地元の福岡県は、やくざが活躍する土地柄だから「六助なら何とかするだろう」と大平も期待をかけた。

 浜田の議員辞職を勝ち取ったものの、裏取引の中身は今も秘密である。おそらく「後継者は倅にしてくれ」ではなかったのか。やくざ人脈と資金・利権は、そっくり倅に引き継がれた。

 小宮久の背景を洗っていくと、予想外の問題がいくつも発覚するかもしれない。今の岸田文雄首相は、大平の宏池会を貫けるか。因果を印象付けているものか。穴をほじくると、恐ろしいことが見つかるだろうと、誰もが予想する。無論、秘書単独の事件では全くないのだから。

 警察・検察は捜査をするのであろうか。彼らに厳しい監視の目を向けること、市民が民度を引き上げて、役人を本来の公務員・全体の奉仕者に格上げさせて、健全な民主主義の社会にしない限り、自業自得の運命が待ち受けることになる。一人立て、である。

 カネが制覇した1月23日投開票の名護市長選挙の教訓でもある。

2022年1月24日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


浜田靖一代議士秘書の小宮久が家賃支援給付金を不正受給か?
keiten.net/paper/reiwa312/273-2.html

浜田靖一代議士秘書の小宮久が家賃支援給付金を不正受給か? (敬天新聞 令和3年12月号 2面) 千葉県第12区選出の浜田靖一衆議院議員(自民)の秘書である小宮久が、とんでもない悪さをしているという情報提供があった。


浜田靖一議員の秘書である小宮 久の悪事 | 敬天新聞
brog.keiten.net/?eid=1099164

2021/11/02 · 浜田靖一議員の秘書である小宮 久の悪事 千葉県第12区選出の浜田靖一衆議院議員(自民)の秘書である小宮久の不正を聴いた。とにかく悪党と呼ぶに相応しい、活躍ぶりである。確実に犯罪の域に入る行為である。 コンゴ民主共和国大使から買い取った物件の空き家を、誰も借りてもいないの ...


【投書】浜田靖一議員の秘書小宮久の悪事 第3弾 仮想通貨 ...
brog.keiten.net/?eid=1099178

2021/11/19 · 小宮久と浜田靖一衆議院議員(自民) 仮想通貨適正化議員連盟とは小宮久が、特技の悪知恵を働かせ浜田靖一代議士を広告塔にして考えた議員連盟なのか? 小宮久は、仮想通貨(現在は暗号資産交換業)の免許の取得をネタに、1 ...


小宮久氏に突撃取材!! してみた。1 小話題 - 真相 ...

https://shinsojournalist.hatenablog.com/entry/2022/01/13/...


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http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/285.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 辻元清美氏が鞍替え、立憲民主党が参院選比例に擁立へ 日刊ゲンダイで語っていた思い(日刊ゲンダイ)



辻元清美氏が鞍替え、立憲民主党が参院選比例に擁立へ 日刊ゲンダイで語っていた思い
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/300348
2022/01/24 日刊ゲンダイ


立憲民主党の辻元清美前副代表(C)日刊ゲンダイ

 立憲民主党は、衆院選(大阪10区)で落選した辻元清美前副代表(61)を夏の参院選比例代表に擁立する方針を固めた。

 辻元氏は1996年衆院選で社民党から立候補し、初当選。旧民主党政権で首相補佐官、立憲で副代表などを歴任した。党内有数のリベラル系論客として知られる。

 辻元氏は日刊ゲンダイ(2021年12月29日発売号)のインタビューで、「今後については年明け(22年)に真剣に考えなきゃいけないと思っていますが、今は自分の心の声を聞いています。会う人会う人に『どうするの』と聞かれ、『国会に戻って』と言ってもらえるのはうれしい」などと話していた。


関連記事
辻元清美さんが介護ボランティアで再始動「永田町の毒をデトックスしたい」 コロナ後の新世界の歩き方(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/812.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/286.html
記事 [政治・選挙・NHK285] <視点>「批判ばかり」の批判を恐れる野党に違和感…おとなしさは与党を利する 政治部・大野暢子(東京新聞)
2022年1月24日 12時00分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/156043

 「こういう結果は、本当に分からないものだな」

 立憲民主党の枝野幸男前代表は、昨年10月31日に投開票された衆院選の大勢判明後、宿舎に戻る車中で深いため息をついた。辻元清美氏ら多数の現職が落選し、重鎮の小沢一郎氏、中村喜四郎氏らが小選挙区で敗北。想像を超える逆風だった。

 翌日、枝野氏は議員会館の自室にこもった。「参院選まで耐えてくれ」「幹事長と同時に辞められたら、党が壊れる」。慰留の電話が相次いだが、「一晩考えます」と答え、側近には「迷惑をかけるが、代表選の準備を始めてほしい」と伝えた。

 衆院選を前に菅義偉前首相が退陣し、岸田文雄首相が誕生していた。枝野氏は「自民は党の顔を代えただけ。有権者は分かってくれる」と考えていた。2010年夏、旧民主党政権が政権浮揚を狙い、鳩山由紀夫氏から菅直人氏に首相を交代させた直後の参院選で、議席を大幅に減らした経験が念頭にあった。

 また、「批判ばかり」という与党からの攻撃を意識し、国会論戦など各場面で、立民の掲げる社会像も重点的に語ってきたつもりだった。

 枝野氏が代表を退くと、党内は「批判ばかり」というイメージからの脱却に向けて走りだす。さしたる検証もなく、批判が目立った党の姿勢が敗因のように語られていた。枝野氏はこの件について「総括は新執行部に委ねる」と、一切コメントしていない。

 野党が「批判ばかり」という批判を恐れることに違和感を覚え、インターネット上で世論調査の分析を発信している三春みはる充希みつき氏(33)に見解を聞いた。

 三春氏は「立民は政権との対決姿勢が鮮明だった結党直後の支持率が最も高かった。他党との合流などで次第に各争点への立ち位置があいまいになり、支持が停滞した」と指摘。手本とするべきは、意外にも、野党時代の自民党だという。

 「旧民主党政権下、自民党は国会内でプラカードを掲げたり、政権の不祥事を徹底的に追及したりした。政権を担当する与党に対し、野党は弱者なのだから、時にはなりふり構わず戦うべきだ」。三春氏の主張には、おとなしい野党は与党を利するだけ、との思いがにじんでいた。

 野党は批判に偏っていいのかという論争からは距離を置く枝野氏だが、昨年末、地元での集会で一瞬ためらった後、こう語気を強める場面があった。「野党が批判しないなら、誰が批判するんだ」

 新型コロナウイルス禍で立民は、政府のコロナ対応への批判を出発点に、議員立法や提言を重ねた。政府の施策に採用されたものもある。批判の自主規制は、こうした取り組み全体を弱めかねない。参院選前まで続く通常国会の論戦では、果敢に政権と対峙たいじし、批判し、国民目線で提案する姿を見せてほしい。

【関連記事】野党の「批判」はどうあるべき? 立民新代表は追及一辺倒のイメージ払拭を訴えるが…
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/287.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 沖縄2市長選での敗北(植草一秀の『知られざる真実』)
沖縄2市長選での敗北
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-c79301.html
2022年1月24日 植草一秀の『知られざる真実』


1月23日に投開票が行われた沖縄県の二つの市長選で自公推薦候補が勝利を収めた。

名護市長選
投票率 68.32%
渡具知武豊 19524 当選
岸本洋平  14439

南城市長選
投票率 69.12%
古謝景春  13028 当選
瑞慶覧長敏 11339

渡具知氏と古謝氏は自公が推薦。

岸本氏は立民・共産・れ新・社民・社大が推薦。

瑞慶覧氏は立民・共産・れ新・社民・社大・新しい風・にぬふぁぶしが推薦。

選挙イヤー2022の緒戦となる重要な選挙だった。

自公推薦候補がそれなりの差をつけて勝利を収めた。

沖縄では7月に参院選、9月頃に県知事選が予定されている。

昨年10月31日衆院総選挙で四選挙区のうち、二選挙区で政権与党候補が議席を奪還した。

自公陣営の勢力挽回が際立っている。

辺野古を市内に持つ名護市長選は辺野古米軍基地建設阻止の可否にとって極めて重要な意味を持つ。

自公推薦候補が勝利したことで基地建設が加速される可能性が生じている。

オール沖縄陣営の劣勢が目立つ。

要因を三つ指摘できる。

第一は、自公政権がカネの力で投票を誘導していること。

現職の渡具知市長は4年間の実績を強調した。

渡具知氏が強調したのは学校給食費、保育料、子ども医療費の「三つの無償化」。

財源は移設を前提に国が交付する米軍再編交付金。

自公政権は基地建設容認の自公推薦候補が市長に就任すれば国からの交付金を増やす。

基地建設反対の野党推薦候補が市長に就任すれば国からの交付金を減らす。

中央政府の政治状況が変わらない限り、名護市の市民は基地建設反対候補を市長に選出すると、生活を支える政府支出を減らされる。

中央政府の体制が変化しないと見込まれるなかで、現実の生活に有利に働く候補者を選ばざるを得ない面が強かった。

利益誘導選挙が実行され、名護市民が誘導された。

第二は国政における野党の弱体化。

野党第一党の立憲民主党が対米従属に転向した。

日本政治を刷新するための野党勢力が一気に脆弱化した。

この状況下で名護市だけが抵抗を続けても浮かばれない。

名護市が基地建設反対の意思を明示するなら、中央政府は名護市に嫌がらせを強めるだろう。

財政支出を恣意的に削減して、名護市民の暮らしが圧迫される。

逆に政治体制刷新を目指す野党勢力が力を示し、政治刷新の可能性が開けるなら、名護市民は基地建設の意思を堂々と示すだろう。

国政レベルでの野党腰砕けの状況が市政刷新に向けての市民の意欲を削いでいる。

第三は沖縄政治闘争における資本家グループの利権勢力への転向。

オール沖縄の一角に加わってきた金秀グループ、かりゆしグループがオール沖縄から離脱した。

これも上記二つの要因と重なる問題。

国政において政治刷新勢力が弱体化している。

本年夏の参院選で与党が勝利を重ねれば岸田体制がその後3年継続する可能性が高まる。

この状況を踏まえれば与党勢力に寝返っておくことが利権獲得の上で有利である。

これもカネの力による誘導だ。

沖縄における民意の活発化は国政における改革勢力の浮沈と連動している

このまま7月の参院選になだれ込めば取り返しのつかない事態に至る可能性が高まる。

日本支配者である米国支配勢力は自公と第二自公の政治体制確立と、その下での壊憲を希求している。

憲法に緊急事態条項を盛り込めば、実施上の独裁体制の構築完了になる。

日本の民主主義は瀬戸際に追い込まれている。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/288.html

記事 [政治・選挙・NHK285] オミクロン対策失敗続きで「岸田NO」急増! 経済優先のツケで入院者5万人超えに現実味(日刊ゲンダイ)




オミクロン対策失敗続きで「岸田NO」急増! 経済優先のツケで入院者5万人超えに現実味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/300354
2022/01/24 日刊ゲンダイ


拡大が止まらない…(C)日刊ゲンダイ

 オミクロン株の感染爆発に岸田政権は“お手上げ”の様子だ。全国の新規感染者数は23日も5万人を突破。感染者急増に対応できない保健所が悲鳴を上げる中、政府が出した対策は濃厚接触者の待機期間の短縮と若者への“検査不要論”だ。打つ手なしの政権に、いよいよ国民は「ノー」を突き付け始めた。

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  ◇  ◇  ◇

先手先手のはずが…

 感染爆発を受け、政府は25日にも「まん延防止等重点措置」の適用地域の拡大を決定する。対象地域は現在の16都県から、30都道府県を超える見通し。

「重点措置」の“乱発”以外になす術のない政権は、完全に後手後手だ。

 後藤厚労相は23日のNHK「日曜討論」で、濃厚接触者となった医療従事者など「エッセンシャルワーカー」の待機期間(最短6日)について「感染状況を踏まえ、弾力的運用をもう少し考えていくことも検討しなければならない局面も来るだろう」と見直しを示唆。重症化リスクの低い若年層は医療機関を受診せずに自宅療養を可能とする専門家有志の提言案についても、「医療が逼迫する事態の時に、どのように全ての方に医療提供できるかという観点から、いろいろな対応を考えていく必要がある」と否定しなかった。

 第5波の収束以降、政府は「医療提供体制の拡充を図るとともに、予防・発見から早期治療の流れの強化に先手先手で取り組んできた」(岸田首相、19日衆院本会議)はずなのに、オミクロン株にアタフタ。WHOが22日、隔離期間の短縮や感染経路の追跡体制の縮小は感染拡大につながるとして慎重に検討するよう求めたのに対し、逆行している格好だ。

「WHOの通達は、感染拡大防止を最優先に考える感染症の専門集団の意見として当然のものです。一方で、政府がインフラ機能や医療体制を維持するために隔離期間を短縮し、状況によっては『若者は医療機関を受診せずに自宅療養可能』とするのも分かります。ただ、日本は諸外国に比べ、検査件数が圧倒的に少ない。そんな状況で隔離期間を短くすれば、感染拡大のリスクは上がります。経済、社会を回したいなら、欧米並みの検査能力が前提でしょう」(昭和大医学部客員教授の二木芳人氏=臨床感染症学)

 経済優先で感染拡大防止が後手に回った結果、1日あたりの新規感染者数は全国各地で過去最多を更新中。それに伴い入院患者も爆増している。

今のペースなら入院者数5万人超え


「重点措置」の“乱発”以外になす術のない岸田首相(C)日刊ゲンダイ

 厚労省によると、入院中(調整中を含む)や宿泊・自宅療養者をひっくるめた「入院治療等を要する者」は全国に29万人(22日時点)。前週比2.9倍だ。同じペースで増えれば、29日には84万人に達する。現在、全国のコロナ療養者のうち入院患者の割合は6.14%だから、今月末には入院者数が5万人を突破する計算だ。

 しかし、政府の第6波の想定は入院患者数が約3万7000人。これからの患者急増に対応できない恐れがある。すでに第5波の時と同じように救急搬送困難事案が多発し、重症者は今月1日の51人から8倍超の430人に膨れ上がっている惨状だ。岸田首相のコロナ対策は大失敗である。

 国民も愛想を尽かしたのか、共同通信の世論調査(22、23日実施)によると、内閣支持率は先月の前回調査に比べ4.1ポイント減の55.9%。政府のコロナ対策を「評価する」は前回から6.5ポイント減った。毎日新聞の世論調査(22日実施)でも内閣支持率は前回54%から2ポイント下落し、政権のコロナ対策について「評価しない」が39%で、13ポイントもの2ケタ増だった。

「先手先手」と繰り返していた岸田首相もしょせん、口先だけ。ますます国民から「ノー」を突き付けられるんじゃないか。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/289.html

   

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