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2022年1月28日07時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK285] 橋下「ヒトラーへ重ね合わす批判は国際的にご法度」デマ飛ばしの第一人者(まるこ姫の独り言)
橋下「ヒトラーへ重ね合わす批判は国際的にご法度」デマ飛ばしの第一人者
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/01/post-65cc9b.html
2022.01.27 まるこ姫の独り言


橋下は扇動屋だ。

菅直人のツイートは別に何が問題なのかと思うほど、大したことないのに、維新が噛み付く噛み付く。

文中に「ヒトラー」が入っていただけで、ものすごい過剰な反応。



ヒトラーを思い起こしただけで、執拗に噛み付く。

今まで、自分達が気に入らない相手だったら誹謗中傷の限りを尽くして来たのに、他の人がちょっと維新を揶揄しようものなら、血相変えて怒ってくる。

しかも相手が泣きを入れるまで執拗に言い募り吊し上げる。

とにかく執拗。


維新は他者に厳しく自分達に甘い政党で、自分達は何を言ってもいいと思いこんでいるのだろうか。

無視するに限るが、この政党の面々には今までの一般的な常識は全く通用しない。

反社的な常識は通用するだろうが。

しかし維新はこういう政党だとあきらめたら終わりだ。

笠にかかって声の大きなもの勝ちを実践するからたちが悪い。


橋下は、「ヒトラーへ重ね合わす批判は国際的にご法度」と平気で嘘をツイートしている。

何が国際的にご法度だ。。。

橋下徹氏、菅直人元首相に反論「ヒットラーへ重ね合わす批判は国際的にはご法度」
 1/23(日) 14:19配信 スポーツ報知

>「ヒットラーへ重ね合わす批判は国際的にはご法度。まあ今回は弁舌の巧みさということでお褒めの言葉と受けっておくが。それよりも強い野党を本気で作る気があるなら、大阪では自民に圧勝している維新政治を謙虚に研究すべき」と投稿した。

ヤフコメでも橋下に扇動され世界からかけ離れた思考に陥る人が続出しているし、テレビで杉本太蔵や柳沢秀夫など、すっかり流されて変ちくりんなコメントをしている。

少し考えたら、「ヒトラーへ重ね合わす批判は国際的にご法度」はドイツの例を引くまでもなくデマだと分かるのに。

島国だからか、やたら料簡が狭い。

二度とこのような惨禍を起こさないためにヒトラーの所業を批判するのが世界だろうに。。。

ご法度なのはナチス・ヒトラーを賛美することだ。

しかしいつから世界は橋下の言い分の仰天するようなルールに変更したのか。

本当に橋下は罪作りの扇動屋だ。

>大阪では自民に圧勝している維新政治を謙虚に研究すべき

これもすごい。

大した自信だ。


立憲に、言ったもん勝ちのならず者集団になれとハッパをかけ、立憲が様変わりするようではこの国も終わりだ。


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/328.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 安心してください はいてますよ!(コラム狙撃兵・長周新聞)
安心してください はいてますよ!
https://www.chosyu-journal.jp/column/22632
2022年1月25日 コラム狙撃兵 長周新聞

 

 室井佑月さんより日刊ゲンダイのコラムで「吉田充春さん、大ファンよ!」と公衆の面前で告げられた吉田充春でございます。あの日、同僚から「オマエ、なんか名前が出てるよ」と聞かされて驚く反面、「いろいろな方がホームページで見てくれてるもんだな」と嬉しくもありました。先日掲載したコラム「いきなり脱ぎ始めた読売新聞」について、「しっくりくる」との感想付きで他媒体の連載コラムにて紹介してくれていたのです。

 そこで、名前まで出して頂いたのになにもなかったようにスルーするのも失礼かと思い、さて、どのような公衆の面前返しをキメようかと考えあぐねておりました。そして、ここはコラムの内容とも被せて、とにかく明るい安村のようなとびっきりの笑顔でもって、大きな声で元気よく「安心してください! はいてますよ!」と応えるのが一番だろうと思うに至りました。

 まぁ、私自身は全てはいていますし、着ていますし、人様の前でいきなり脱ぎ始めるような破廉恥ではございません。例え苦しいからといって、小汚い振る舞いをしたり、安易に脱ぐようなことはいたしません。だいたい、そんなものを誰が見たいんだよ! とも思うのです。隣でお友だちの記者がそんなことを始めたなら、「オイ、オマエ恥ずかしいからやめろよ!」と注意をしますし、それでも聞かずどうしても脱ぐというのなら、それはもう何十倍ものソーシャルディスタンスを保ち絶交でございます。ジャーナリストでござい、などとイキるつもりなど毛頭ございませんが、何事もいきなり脱ぎ始めて人様のお目汚しをしてはならない――そう考えて気配り心配りを大切に、デリカシーを持ってペンを握りたいと思うのです。

 さて、世の中ファンにもさまざまあるなかで、今回の場合、室井佑月さんは小でも中でもなく、それはもう「大ファン」であるということで、少しばかり照れながら有り難く受け止めております。「ファンです!」なんて一度もいわれたことがない者に、いきなり小でも中でもない「大」なわけですから、それはもう恐縮するというものです。

 ただ私、ここで心配なこともございます。それは、あくまでネット上のコラムを気に入っていただけただけであり、仮に「ファン」などといってくださる方々にお会いした場合、世の中にはやはり見栄えというものがあるものですから、「え? ただのゴリラじゃん!」などといって「大ファン」の称号がとり消されるのではないか…、ひょっとすると「小ファン」に格下げになるのではないか…という懸念でございます。見かけじゃないよ、中身だよ! と心にいい聞かせてきた四〇年余りの人生、「ファンです!」どころか、幼少期より声をかけてくるお友だちのみんなは「ゴリ」あるいは「ゴリラ」と私に向かって呼称するばかりだったからです。したがって世の中見かけ重視派の皆様に限っては、安易に「ファンです!」なんていってはならないのではないか? それは罪作りなのではないか? とも思っております。

 ただ、そんな私にも転機というものがございました。京都大学総長だった山極先生のゴリラ本を読みあさってわかったのです。ゴリラほど心優しい繊細な生き物はいないと――。争いを拒み、目と目を見つめて問題解決にあたることなど、とても新鮮でございました。なんならゴリラを卑下し、争いばかりくり返している人間どもに、爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいと思ったほどです。そして、私はゴリラという称号はむしろ誉れであると確信し、共生していくことを決めたのでした。

 そんな心優しきゴリラの大ファンである吉田充春ではございますが、話をグイッと引き戻して、ジャーナリズムの貞操は守らなければならない派の端くれとして、今後ともよじってねじって放り捨てていくイメージのコラム執筆に精進したいと思っております。読者の皆様には、大変くだらない人となりの紹介文章に付き合って頂いたこと、心より御礼申し上げます。要は私自身は「ゴリラさん、大ファンよ!」と思っていることを述べたかっただけなのかもしれません。これをもって、「吉田充春さん、大ファンよ!」へのお返しといたします。  

 吉田充春


関連記事
吉田充春さん、大ファンよ!「いきなり脱ぎ始めた読売新聞」にしっくり来た 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/321.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/329.html
記事 [政治・選挙・NHK285] 一党二制度の立憲民主(植草一秀の『知られざる真実』)
一党二制度の立憲民主
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-026a75.html
2022年1月27日 植草一秀の『知られざる真実』


立憲民主党が昨年10月の衆院総選挙についての総括を決定した。

しかし、大惨敗の本質をまったく見つめようとしていない。

総括を決定する過程では共産党との共闘が敗北の原因であるとの方向に総括を誘導しようとする動きも表面化した。

しかしながら、客観的な事実はこの見解を否定するものになっている。

直近2回の総選挙での「立憲+希望」と「立憲+国民」の獲得議席数は

2017年 選挙区36  比例69
2021年 選挙区63  比例44

自民党の獲得議席数は

2017年 選挙区218 比例66
2021年 選挙区189 比例72

立憲大惨敗の主因は比例代表選挙での議席大幅減にある。

選挙区での獲得議席数は大幅に増やした。

選挙区で議席を増やせたのは共産党を軸とする選挙協力が主因。

共産党の選挙協力がなければ選挙区での獲得議席数は大幅に減少していたと考えられる。

比例代表選挙で得票を減らした原因として「共産党の共闘で票が逃げた」との主張があるが、これも正しくない。

そのために減った票より、野党共闘に背を向けたことで減った票の方がはるかに多いと考えられる。

枝野幸男氏は選挙戦が展開されるなかで次のように述べた。

「「野党共闘」というのは皆さんがいつもおっしゃっていますが、私の方からは使っていません。

あくまでも国民民主党さんと2党間で連合さんを含めて政策協定を結び、一体となって選挙を戦う。

共産党さんとは(共産、社民、れいわの3党と一致した政策に)限定した範囲で閣外から協力を頂く。」

枝野氏は、共闘の対象は国民民主と連合であって、共産、社民、れいわとは共闘しないことを宣言した。

10月23日に都内で行われた市民団体のイベントでは、立憲民主党の枝野幸男代表が共産党の志位和夫委員長との記念写真撮影を拒絶した。

枝野氏は野党共闘を推進したのではなく、野党共闘に背を向ける対応を示し続けたというのが実態である。

日本政治刷新を求める主権者と政治勢力が連帯して自公政治打倒に向かう流れに、冷水が浴びせられた。

日本政治刷新に向かう運動の中核的役割を立憲民主党に期待した主権者が一斉に離反した。

私はこのことから立憲民主党が衆院選で敗北するとの見解を示し続けた。

現実はその洞察とおりになった。

問題の根源がどこにあるのかを見つめなければ事態打開はない。

問題の根源は立憲民主党の「一党二制度」にある。

自公政治を刷新しようとする「改革勢力」と自公政治を肯定する「守旧勢力」が同居を続けていることが問題の根源。

自公政治を肯定する「守旧勢力」を代表する存在が「連合」だ。

「連合」は旧総評系組合と旧同盟系組合を軸に統合されて創設された組織。

しかし、現状では旧同盟系組合が支配権を握っている。

「六産別」だ。

「六産別」とは電力、電機、自動車、鉄鋼、機械・金属、繊維・流通等の六つの産業分野の御用組合連合のこと。

かつての同盟系の流れを引いている。

同盟は、CIAが革新勢力のなかに隠れ与党勢力として創設した民社党の支持母体として創設された労働組合組織。

大企業御用組合連合である。

この「六産別」が連合を支配している。

その最大のミッションは革新勢力=改革勢力の一枚岩での連帯を阻止すること。

旧民進党が分裂して、守旧勢力の国民民主と改革勢力の立憲民主とに、分離されかかった。

しかし、これを放置すると革新勢力=改革勢力としての立憲民主党が大きく伸長する。

そこで、CIAの指揮に従う連合が立憲民主に介入し、立憲民主の「守旧化」を強引に推進したと見られる。

何よりも求められることは「一党二制度」の解消。

立憲民主内の守旧勢力は国民民主と合流すればよい。

立憲民主内の改革勢力は立憲民主から離脱して中核となる改革野党を新規に創設するべきだ。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/330.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 大阪府のコロナ感染状況は全国ワースト…吉村知事「ヒトラー発言」でイキっとる場合か(日刊ゲンダイ)




大阪府のコロナ感染状況は全国ワースト…吉村知事「ヒトラー発言」でイキっとる場合か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/300576
2022/01/28 日刊ゲンダイ


大阪府の吉村洋文知事はここぞとばかりに他党批判(C)日刊ゲンダイ

 立憲民主党の菅直人元首相が自身のツイッターに投稿した「ヒトラー発言」を巡り、連日“口撃”を続けている大阪府の吉村知事。27日の定例会見でも、「立憲民主党の対応を待ちたい」と改めて謝罪を要求した。ここぞとばかりに批判を繰り返すのは、オミクロン株対策の“大失敗”から注意をそらしたいからか。

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 騒動のキッカケは、菅氏が日本維新の会や創設者の橋下徹元大阪府知事について、〈主張は別として弁舌の巧みさでは第一次大戦後の混乱するドイツで政権を取った当時のヒットラーを思い起こす〉とツイッター上で発信したこと。橋下氏はもちろん、維新の副代表を務める吉村知事も「とんでもない発言」と戦列に加わり、27日の会見では「本当に民主党政権が終わってよかったなぁと心から思います」「二度と来ないでいただきたい」──とまで言い放った。

 やたら強気な姿勢を見せているが、他党にイキっている場合なのか。足元はボロボロだ。

 大阪の27日の新規感染者数は9711人と、2日連続で9000人超え。「札幌医大フロンティア研ゲノム医科学」のデータによると、人口100万人当たりの入院・療養患者数(7日間平均)は26日時点で6892.5人と全国ワースト。同時点の人口100万人当たりの新規感染者数と重症者数も全国ワーストで、死者数はワースト3位だった。

保健所は完全にキャパオーバー


通天閣もすっかり赤点灯…(大阪・新世界周辺、27日)/(C)日刊ゲンダイ

 こうした惨状のシワ寄せを受けるのは、現場の職員たちだ。感染爆発によって人口の多い大阪市内では連日、救急対応件数が多発し、出動体制が逼迫。終わりの見えない感染拡大に、大阪府関係職員労働組合(府職労)の元には保健所職員からの悲鳴が殺到しているという。

「第5波で長時間労働を強いられた保健師らは『また感染の波が来たら……』とトラウマに近い状態でしたが、第6波はそれを超える惨状です。患者へのファーストタッチが遅れる、いわゆる『積み残し』が続出し、感染発覚から数日後の連絡を余儀なくされるなど、完全にキャパオーバーです。医療や保健所への負担軽減を意図してか、府は医療機関の受診をしなくても自宅療養を始められる『みなし陽性』の導入を検討していますが、自宅療養になった人を保健所が管理するとなると、結局は負担増につながりかねない。知事には現場の声をよく聞いて欲しいと思います」(府職労の小松康則委員長)

「吉村府政が終わってよかった」「二度と来なくてエエ」と言われる日も近いか。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/331.html
記事 [政治・選挙・NHK285] 日本国民に告ぐ!<本澤二郎の「日本の風景」(4338)<日本はまだ捨てたものではない=本ブログ感想文に脱帽>
日本国民に告ぐ!<本澤二郎の「日本の風景」(4338)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/31916354.html
2022年01月28日 jlj0011のblog


<日本はまだ捨てたものではない=本ブログ感想文に脱帽>

 いま房総半島は雲っていてさえない。永田町どころか、姿かたち臭いもしないフクシマ放射能が、信じがたいことに水源地に埋め立てられ、そこを盛土し隠している。新聞テレビは、この一大事を報道しようとさえしていない。テレ朝記者は、フクシマでそこを掘り起こして、世間をあっと言わせたが、間もなく原子力ムラの歯牙にかかったという。

 恐ろしすぎる現実に、自由なはずのネット掲示板編集者も、逃げて掲載しない。同じ穴の貉ばかりだ。そんな中で、本ブログを毎日読んで、感想を述べてくれる、優しいが鋭い分析をしてくれる真の友人が現れた。拙著「医師失格」(長崎出版)を読んでくれたのだ。この半年で二人目である。うれしい限りだ。本日は、人間らしい人間の、見事な感想文「日本国民に告ぐ」を紹介しようと思う。

<2、3割の民意で議席の大半を占める小選挙区制が諸悪の根源>

 昨年暮れに昭和天皇の正体が暴かれ愕然としたものであるが、いま安倍独裁によるアベノミクスも同様で、霞が関による途方もない、データ改ざん事件が発覚した。日本経済はとことん落下し、人々の生活の帰趨を占う年金・医療の行方にも、ひどい暗い影を落としている。

 政府にとって幸いなことは、野党の無能無力と、連動するような新聞テレビの衰退にある。其の結果、日本国民の資質の劣化が痛々しい。「21世紀の奴隷」に甘んじるような沖縄の首長選で、それが露呈したばかりである。

 歴史の教訓を放棄する極右・天皇教の日本会議の跋扈は、今も継続しているのであろう。彼らが吹聴するように、戦争の危機も迫ってきているのだろうか。

 いかがわしい政治の根本的な課題は、小選挙区制にある。諸悪の根源は小選挙区制である。自公による民意に違反する悪しき政策が強行され、其の上、さらに極右の維新と、反共の連合労組に操られる国民民主党も、連携に必死だ。戦前の翼賛議会そのものである。1億総戦争体制化と指摘できるだろう。背後に金がちらつく。歴史は繰り返すのか。

 2022年は戦後最大の危機の年かもしれない。

2022年1月28日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


本澤様

 外出から帰宅してメールを拝見し、その後、大河原氏の発言をユーチューブで聞きました。クリアに聞き取りにくかったのですが、言いたいことはおおむね本澤さんの昨日のブログでのまとめに尽きるように思われます。

 大河原氏の「籠池さんのどこが悪い」との発言は、「籠池さんは悪くない」と同義だと思います。私は、この発言には、違和感があります。

 籠池氏は安倍総理夫人に取り入って、学校の敷地を8億円も安く手に入れており、それについて、近畿財務局のまじめな赤木さんが公文書の書き換えを指示され、その結果、苦しみ抜いて自殺しておられます。そのことについて、「籠池さんのどこが悪い」といえるのでしょうか?

もちろん安倍夫婦が一番悪いのですが・・・・。

 その他の発言は、おおむね事実であろうと思われます。

<警察の戸籍調べの隠された狙いとその先のデジタル化の恐怖>

 その中で、気になったのは、警察のいわゆる戸籍調べと称した住民調査です。警察組織は全国つづ浦々に張り巡らされており、すべての国民をその管理下に置いて、国民に関する様々な情報収集には最適の期間です。私は、今考えなければならないのは、政府のデジタル庁とマイナンバー制度の問題ではないかと思うのです。政府はすべての国民に番号をふり、国民の様々な情報をデジタルで把握し、一括管理しようとしていると思わざるを得ません。その薄気味悪さに気付いている国民はマイナンバー登録をしないので、今政府は莫大な費用を支払って、黒柳徹子さんなどを使ってマイナンバー登録を推進しようとしているのです。私は、最近、政府の各省庁による新聞の全面広告が増大しているように感じています。全国の大新聞も読者が減り、経営が苦しいので、政府の広告は貴重な収入なのでしょう。しかし、この経費は全部税金から支払われており、この制度に反対する国民にとっては到底納得できるものではありません。

すべての面でデジタル化が進んでいるのですが、山奥の高齢者、食べるものにも事欠く生活困窮者にとってはデジタルなど関係ありません。そんなところにも、警察の組織は情報収取し、それを政府に報告することになるのです。

<恐怖を感じる政府の新聞全面広告とマイナンバーカード>

私は、最近、アマゾンプライムを利用していますが、映画を見ていると、「あなたにお勧めの映画」が掲示されます。それは私が見た映画の履歴から同種の映画を勧めてくるのです。これは、非常に便利な側面がありますが、同時に、私がどんな映画を見て何を考えているか、心の中を見透かされているような薄気味悪さを感じます。この情報が政府につながらない保証はありません。また、図書館を利用しますが、その閲覧記録も、自治体から政府に直結するのかと思うと、すべての国民のあるゆる情報をマイナンバーで一括管理する政府の狙いは、薄気味悪いなどという程度ではなく、恐怖を感じます。黒柳徹子さんはいったいどうしてマイナンバーの全面広告に出たのか、政府はこの広告に、いったい全部でいくら使ったのか知りたいと思います。

<伊藤詩織さんの刑事告訴を止めた悪党は中村格>

次々と脇道にそれていきますが、次に、伊藤詩織さんの東京高裁の判決についての感想を述べます。判決文を読んだわけではありませんので、感想は一般に報道された内容に基づいたものになります。

かねてから、私はこの女性の勇気とその聡明さを高く評価しております。同時に、相手の男性の悪辣さと恥知らずな言動を軽蔑してきました。

そして、伊藤詩織さんの告訴に基づき裁判所の逮捕状をもって、男性を逮捕すべく空港に行った警察官に対し、逮捕状を執行するなと指令したのが中村格という人物で、その後、警察組織のトップに出世したのです。

誰が見ても、おかしな人事です。これだけ見ても、警察は信用できないといわれるのは当然です。そして、検察は不起訴。起訴されなければ、刑事裁判は始まりません。この事件は、法律を変えないと罰することができない事件ではありません。現行刑法第177条の強制性交等罪によって十分処罰は可能です。にもかかわらず、その道を阻んだのが、この中村格という人物です。刑事裁判の道を閉ざしたのです。

<最高裁は強姦魔の上告を認めない!>

 その結果、伊藤詩織さんは、民事裁判で追及するしか道は残されていなかったのです。その裁判、東京高裁で、ほぼ全面的な勝利でした。当然です。山口という男性は上告すると言っていますが、最高裁で、この人物の言い分を認めることはないと思われます。

刑事と民事の違いなどいろいろありますが、まずは、東京高裁の結果は当然のことであり、伊藤詩織さんに祝意というのは少し違うような気がして、ずばり敬意をささげたいと思います。

 彼女は「同意ない性行為が認められたことは大きい」と語ったと報じられていますが、性行為に同意の有無を刑法に入れるべきかどうかは別問題であり、これは別途論じられる問題であると考えております。

 いずれの問題も重要であり、それにもかかわらず、不勉強で、熟慮したとはいいがたい感想もございますが、本日はこれにて失礼いたします。


<おかしな選挙制度から生まれたおかしな議員たち=永田町>

 連日のブログ拝見しております。

 よくもまあ次から次へと怒りのブログが途切れることなく書けると思うと同時に、このご奮闘を尊敬しております。まだ書き足りないこと、もっと書きたいことが山ほどあって、もどかしい思いを抱いておられることでしょう。

 私は、国会の代表質問、答弁、予算委員会の質疑を聞いていても、核心に迫るものはなく、目先の話、上っ面のやり取りで、ほんとにこんなことでいいのかと腹が立ってテレビを消してしまいます。

 コロナの問題だけじゃなく、どの論戦も、ちょっと違う、どこか問題の核心からずれている、という気持ちを感じるのです。

 肝心なところを鋭く突くというところが見られないのです。

 まあ、愚痴を言ってみても仕方がないのですが、おかしな選挙制度から生まれたおかしな議員たちが、まともな議論ができるわけもなく、もうずっと前から議員も官僚もくさってきていたんですね?

 そして、維新とか連合とか、来るべき参議院議員選挙はいったいどうなることやら・・・・ 

<時の権力は「今だけ、金だけ、自分だけ」=袖ヶ浦放射能事件>

 本日のブログ拝見しました。

 ご指摘の内容が事実であれば、このまま放置することは許されないと思います。

 この事実は単に袖ヶ浦市の問題というよりは、もっと大きな問題ではないでしょうか?

 したがって、千葉県議会議員はおろか国会議員も重大問題として取り組むべき問題ではないでしょうか?

 共産党も力が入っていないと指摘しておられますが、なぜ力が入っていないのでしょうか?一応とりくんではいるが不十分という意味でしょうか?

 このような問題は、全国いたるところで蔓延していると思われます。

 しかし、国会の質疑を真剣に聞いていると、時の権力は、まさに、「今だけ、金だけ、自分だけ」であることが明らかです。国民は、今、命と暮らしが脅かされており、怒る元気さえなくしているといわざるを得ません。このまま何回選挙をやっても変化は期待できないのではないか、それどころか泥船に乗って沈んでいくのではないかと心配せざるを得ません。

 憲法にどんなことがが書いてあるか全く知らない教師、両親に囲まれて成長していく子供たちに、主権者意識、基本的人権の擁護、平和主義が身につかないのは当然です。

 まともなジャーナリストの方々のご奮闘に感謝!です。


<「医師失格」(長崎出版)は壮絶な闘いの記録>

ただいま、医師失格 を読了しました。

 あなたが最終的に指摘しておられる「豊かな人間性を医師資格の根本に据える」ということは、実は、医師資格だけの問題ではなく、立法、司法、行政どの分野でも、根本にそれがなくては良い社会とはいえないのではないでしょうか?今の新型コロナに対する対策も、人間性が問われていると思います。

 何も言えなかったご二男の無念、ご自身の病気にもかかわらず、限界まで看病なさって力尽きた奥様の無限の愛情、人間性欠如の医師たちを詳細に観察し、記録し、怒りに震えながら冷静に厳しく告発した本書は、まさに明日は我が身であることを思い知らされます。

 これはまさに、壮絶な闘いの記録です。その後、少しは前進したといえるのでしょうか?

(追記)

気温が下がったり、風が冷たいと、大寒を過ぎて一段と真冬の気候そのものだが、大地は違う。樹木は地下の水分を吸い上げて、先端の枝に芽や蕾をつけて、急ぎ足で新たな春の洋服に着替えている。先導役は梅だろうか。梅はまもなく白や赤の花を咲かせるに違いない。

今年初めて挑戦した沢庵漬けが、ほぼ成功した。妹夫妻が耕作した見事な大根15本をつけたものだ。口の中でコリコリと音を立てている。口の中がすっきりする。思い出すと、敗戦後の小学校では、子供たちの弁当を、箱に入れて炭で温めると、すべての弁当が沢庵の臭いがする。家庭ではお茶の時間に、決まって沢庵が出た。虫歯にならない秘訣ともなった。近くの畑に来る同世代の女性の歯に入れ歯はない。筆者は1972年の自民党総裁選取材で、初めてコーヒーとケーキを口にして、現在は3分の1が入れ歯である。

永田町にも、沢庵のような不正腐敗を掃除する真の政治家が誕生しないものか。公明党創価学会からして、カネかねに驚く。政党助成金はおろか、文書費も無くすべきだろう。天の声が聞こえないのか。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/332.html

記事 [政治・選挙・NHK285] ステルスオミクロンより強毒な「デルタ変異」国内に出現!3月「第7波」襲来の可能性(日刊ゲンダイ)




ステルスオミクロンより強毒な「デルタ変異」国内に出現!3月「第7波」襲来の可能性
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/300524
2022/01/28 日刊ゲンダイ


東京の新規感染者数は3日連続過去最高で1万6538人に(27日、東京・渋谷)/(C)日刊ゲンダイ

 オミクロン株が猛威を振るい、27日も全国の新規感染者数は7万8931人と、過去最多を更新した。この「第6波」は来月上旬にもピークを迎えて、収束に向かうという見方があるが、まだ安心はできそうにない。早くも「第7波」が発生する可能性が高まっているからだ。新たな変異株の存在が2つも明らかになった。

【写真】この記事の関連写真を見る(15枚)

  ◇  ◇  ◇

 現在、デンマークで感染拡大しているのが、「ステルスオミクロン」と呼ばれる従来のオミクロン株の亜種だ。オミクロン株より感染力が強く、デンマークでは急速に置き換わりが進んでいる。

 デンマークの「国家血清研究所」の研究者、アンダース・フォムスガード氏は、従来のオミクロン株に感染した人が亜種に再感染する恐れがあると指摘、感染拡大のピークが2回ある可能性に触れている。デンマークのみならず米国やフランス、インドなどで感染例が確認され、日本でも27例見つかっている。京都大の西浦博教授(感染症疫学)の分析によると、従来のオミクロン株より感染力が18%高いという。

すでに国内で確認

 さらに衝撃的なのは、オミクロン株より毒性の強いデルタ株の変異株が、国内で発生していることだ。東大先端科学技術研究センターの児玉龍彦名誉教授がアドバイザーを務める「新型コロナウィルス抗体測定協議会」の23日付のリポートによると、昨年12月中旬から東京を中心に発見されているという。感染力や重症化率などはまだ不明だが、協議会は〈懸念すべき状況〉と警鐘を鳴らしている。

 デルタ株といえば、昨夏の「第5波」で牙をむき、多くの死者を出した。約2カ月にわたり、連日、数十人の死者が発生。高齢者のみならず、30代以下の世代でも死者が出た。自宅で亡くなる例も続出した。もし、デルタ変異株も同じような強毒性なら、恐ろしい話だ。

WHOは「今年に終えられる可能性」


WHOのテドロス局長は「コロナ禍は今年2022年で落ち着く」と言うが…(C)ロイター=共同

 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は今月24日、2020年1月末に宣言した「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」について、「今年に終えられる可能性がある」と表明。もし、今年でコロナ禍が落ち着くならば結構なことだが、2つの変異株の存在は不気味だ。置き換わりが進み「第7波」の襲来はあるのか。昭和大医学部客員教授の二木芳人氏(臨床感染症学)はこう言う。

「ウイルスは複製の際にエラーが起きることがままあるので、亜種の発生は不思議なことではありません。注意しなければならないのは、亜種がどのような特性を持っているのか、ということです。今回のオミクロン株の亜種が従来株から置き換わり、第6波の『山』を大きくする恐れがあるでしょう。また、オミクロン株の次の変異にも要注意です。今後、第7波が発生することが考えられますから、まだまだ油断は禁物です」

 20年1月にコロナが国内で初確認されて以降、第1波は一昨年3月に、大阪府で医療崩壊を招いた第4波は昨年3月に発生した。

 第7波襲来は2カ月後かもしれない。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/333.html
記事 [政治・選挙・NHK285] 安倍晋三氏 国会そっちのけで安倍政権の検証本を熟読…ルール無視のエゴサに透ける再々登板への色気(FLASH)

※週刊FLASH 2022年2月8日号 各紙面、クリック拡大





安倍晋三氏 国会そっちのけで安倍政権の検証本を熟読…ルール無視のエゴサに透ける再々登板への色気
https://smart-flash.jp/sociopolitics/170312
2022.01.24 06:00 FLASH編集部 


読書にふける安倍氏。本会議中、次々と同僚議員に声をかけられていたが、書名を見られたくなかったのだろうか

「現政権の実行力を問う発言をよくしますよね。経済政策についても『土台にはアベノミクスがある』と話すなど、『俺は成果を出していたんだぞ』と言わんばかりです」

 自民党関係者がこう話すのは、最近の安倍晋三元首相(67)の “メディア戦略” についてだ。1月16日に放送され、話題になったNHKスペシャル『証言ドキュメント 永田町・権力の興亡』にも、ほかの自民党重鎮たちとともに出演し、新型コロナ禍での権力闘争について詳らかに語っていた。番組終盤には、安倍氏と岸田文雄首相(64)が対立する兆候にもフォーカスが……。

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 通常国会が開会して連日、各党からの代表質問に応じた岸田首相。そこでも「安倍軽視」が指摘されている。政治アナリスト・伊藤惇夫氏が話す。

「安倍さんがこだわってきた『憲法改正』についての質問にも、岸田首相は “ペライチ” 程度しか答えていません。意のままにならない首相に、安倍さんは焦りがあるのでしょう」

 1月20日の代表質問中、安倍氏は岸田首相の答弁に興味を示さず読書に没頭していた。手元にはカバーが裏返しにされた新書。安倍氏が読んでいたのはこの日に発売されたばかりの『検証 安倍政権 保守とリアリズムの政治』(文春新書)だった。同書は文字どおり、約8年続いた長期政権について、安倍氏を含む政治家へのヒアリングや統計データをもとに評価、検証した一冊だ。

 エゴサーチさながら、自らについて書かれた本を読みふけっていたとは……。しかも、カバーを裏返しているのは、“エゴサ姿” を周囲に隠蔽しておきたいということか。いささか自意識過剰にも思えるが……。

「国会では議事に関係のない本を読んではいけないという申し合わせがあるのです。総理経験者がそれを無視するのはいかがなものか」(伊藤氏)

 ルールを無視してまでエゴサをせずにはいられない安倍氏の心情について、前東京都知事の舛添要一氏はこう話す。

「じつは、この本の中心的な著者である中北浩爾君は、私の東大助教授時代の教え子で、2017年にも『自民党―「一強」の実像』(中公新書)という本を書いています。このときから『自民党が下野し、安倍総裁で復活した後になぜ長期政権にできたのか』を研究しているんです。

 安倍氏には政権再々登板への “色気” があるように思えます。検証本を読んで、『ここを直せば、もっといい政権になる』と考えることができます。“終わった” 政治家の読書じゃないですよ」

 このごろ、安倍氏はしきりに経済政策への思案を巡らせているという。関係者が話す。

「安倍政権の経済ブレーンだった本田悦朗氏に熱心に助言を求めています。本田氏は金融緩和を主導した元財務官僚。彼にアベノミクスが今後及ぼす影響を確認しているのです」

 アベノミクスで金融市場は潤ったが、庶民の賃金はほぼ横ばい。格差は拡大している。それでも、安倍氏が経済にこだわる理由を政治ジャーナリストの安積明子氏が話す。

「それは安倍さんにレガシー(政治的遺産)がないからです。憲法改正もできず、拉致被害者問題や北方領土問題は1ミリも進展しませんでした。残ったアベノミクスが、経済を好転させる可能性を必死に探っているのだと思います」

 しかし、アベノミクスに肯定的な経済評論家の山崎元氏でさえ「評価され続けるのは簡単なことではない」と話す。

「アベノミクスで日本銀行は国債やETFを買い入れ、現在は歴史的規模で大量に保有している状態です。これらを売却するのは簡単ではないために、出口戦略がしきりに論じられています。ただ、こうなることは政権時代からわかりきっていた。本田氏も今さら『今後どうなる?』と聞かれて困っていることでしょう」

 モリカケ、桜……とつねに「隠蔽」がつきまとっていた安倍政権。再々登板したいなら、まずはその癖から直したほうが…。

(週刊FLASH 2022年2月8日号)

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/334.html
記事 [政治・選挙・NHK285] 小泉純一郎・菅直人元首相2人が「脱原発」で結託も…会見サプライズなしのドッチラケ(日刊ゲンダイ)



小泉純一郎・菅直人元首相2人が「脱原発」で結託も…会見サプライズなしのドッチラケ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/300577
2022/01/28 日刊ゲンダイ


元首相5人の連名でも…(会見する小泉純一郎元首相と菅直人元首相=右)/(C)日刊ゲンダイ

 肩透かし感は否めない。小泉純一郎元首相(80)と立憲民主党の菅直人元首相(75)が27日、日本外国特派員協会で会見。2人の“ライフワーク”である脱原発・脱炭素を改めて訴えた。

 元首相2人がわざわざ出張ってきたのは、グリーンな投資促進を目指す「EUタクソノミー」からの原発除外を欧州委員会に求めるため。同会委員長宛てに27日付で「脱原発と脱炭素の共存は可能」と訴える声明を出すにあたり、会見を開催した。声明は小泉氏、菅氏の他に、細川護熙氏、鳩山由紀夫氏、村山富市氏の元首相5人の連名だ。

 小泉元首相は静かに「原発ゼロは難しい問題じゃない」と口を開くと、「(原発が)安全、コスト安、クリーンという3つの大義名分は全部ウソ」と主張。「日本は太陽、風力、水力といった自然エネルギーに恵まれている。なぜ、できることをやらないのか」などと語気を強めた。

 菅元首相も「(小泉と)意見は100%一致」だとして、農地に立てた支柱に太陽光発電設備を設置して太陽光を農業生産と発電で共有する「営農型太陽光発電」の意義について力説。日本国内に広がる400万ヘクタールの農地を生かせば、日本全体で年間に消費する電力量の2倍を発電できると訴えた。

 小泉元首相と菅元首相がそろって特派員協会で会見するのは今回が2度目。記者から新党結成について話題を振られたが、「引退してから政界にノータッチ。余計な口出しはしない」(小泉元首相)、「考えていない」(菅元首相)と、サプライズ演出はゼロ。小泉元首相は引退したとはいえ自民党に顔が利くはずだが、原子力の小型モジュール炉(SMR)や高速炉の実用化を目指す岸田政権にひと言も触れなかった。

 元首相2人が10年以上にわたり脱原発を訴えても、岸田首相は原発再稼働に前向きだ。日本の元首相の影響力はしょせん、その程度なのか。

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記事 [政治・選挙・NHK285] <株暴落に岸田・黒田は打つ手なし>賃上げできなければこの内閣はオシマイだ(日刊ゲンダイ)

※2022年1月28日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大




※紙面抜粋



※2022年1月28日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

 アメリカが“利上げ”に動いた途端、予想通り、日経平均は暴落してしまった。

 27日の東京市場は全面安だった。終値は2万6170円30銭と、前日比841円03銭安の大幅安。あっという間に“心理的な節目”とされた2万7000円を割り込み、2万6000円割れも目前である。平均株価は、年明けからの1カ月間で2600円以上も下げている。

 東証急落の直接の原因は、アメリカのFRBが26日、“利上げ開始”を正式に表明したことだ。パウエル議長は記者会見で「適切な条件が整えば、3月の次回会合で利上げを決定する」と説明。2020年3月からはじめたゼロ金利政策を2年ぶりにやめることになる。

 これまで日本株が実力以上に上昇していたのは、主要国がゼロ金利政策など“大幅な金融緩和”を実施してきたからだ。有り余ったマネーが株式市場に流れ込み“株高バブル”を演出してきた。ところが、インフレに苦しむアメリカを筆頭に英、豪、韓、EUなど各国の中央銀行が“金融緩和”から一転、“金融引き締め”に方向転換している。株式市場にマネーを供給していた“蛇口”が閉められれば、株価が急落するのは当然である。いったい日経平均は、どこまで下がるのか。兜町関係者は「底が見えない」と悲鳴を上げている。

「物価上昇7%という約40年ぶりのインフレに苦しむアメリカが、インフレ退治のために利上げに動くことは分かっていました。でも、動きが速すぎる。当初、利上げ回数は年3回と予想されていたのに、それが4回となり、FRBのパウエル議長は26日、年7回の利上げも否定しなかった。これは衝撃ですよ」

 国内の個人投資家を不安にさせているのは、政府にも日銀にも、この暴落に対して“打つ手”がないことだ。経済評論家の斎藤満氏はこう言う。

「アメリカの利上げが、東京市場を直撃したことは確かでしょう。でも、日経平均の下落は、日本そのものに問題があると思う。というのも、寄り付きは値上がりしていたからです。もし、アメリカの利上げだけが原因だったら、寄り付きから急落していたはずです。もともと日本市場は自力が弱く、海外の影響を受けやすい。日本の打つ手は限られている。日銀の黒田総裁がメッセージを発信せず、岸田首相も無関心に見えるのは、恐らく2人とも打開策が見つからないのでしょう」

 政府にも日銀にも打つ手なしでは、東京市場の下落は止まらないのではないか。

悪いインフレにも打つ手なし

 ヤバいのは、株価の暴落だけでなく、国民生活にも暗雲が垂れ込めていることだ。いよいよ、賃金が上がらないのに、物価が高騰する「悪いインフレ」が牙をむき始めている。

 総務省が公表した昨年12月の消費者物価指数を見ると、生活必需品が軒並み高騰している。ガソリンは前年同月比で22.4%、電気代は13.4%と大幅に上昇。食料品も、輸入牛肉が11.1%、マヨネーズは13.4%と上昇が目立つ。日銀の「生活意識に関するアンケート調査」(昨年12月時点)では、77%が1年前と比べて物価が「上がった」と回答。すでに多くの国民が物価上昇を実感しているということだ。

 アメリカも約40年ぶりのインフレに苦しんでいるが、日本と違うのは、経済も5.7%成長と37年ぶりの伸びとなっていることだ。低成長を続ける日本とは、まったく違う。

「悪いインフレ」は、消費者だけでなく、企業も直撃している。日銀が発表した昨年の国内企業物価指数は前年比4.8%アップと、過去最大の伸び率を記録した。多くの企業が仕入れコストのアップにあえいでいる状態だ。

 もちろん、仕入れコストを商品やサービスに価格転嫁できればいいが、日本商工会議所の調査では、中小企業の8割強が仕入れコスト増を「価格転嫁できていない」と回答している。

「値段を上げたら、消費者にソッポを向かれるのではないか」と、値上げに二の足を踏んでいる事業者も多いということだ。

 このままでは、多くの企業がコストアップに押しつぶされてしまうだろう。「悪いインフレ」を退治するには、日本もアメリカのように利上げに踏み切るしかないのではないか。英国や豪州も利上げに動いている。ところが、日銀の黒田総裁は「全く考えられない」と利上げを完全否定している。立教大大学院特任教授の金子勝氏(財政学)はこう言う。

「国の借金が1000兆円にまで膨張しているから、利上げすれば国債の利払いが膨大になります。財務省によれば、金利を1%へ引き上げると国債の利払いは数年で10兆円も増加するといいます。財政危機に向かいかねないのです。そもそも、利上げが景気に冷や水を浴びせる恐れもあります。日銀は利上げしたくても、できない状況に追い込まれているのです」

賃上げは不可能だ

 株暴落と同様、政府も日銀も「悪いインフレ」に対して完全に打つ手を失っている。岸田首相も黒田ももう限界というわけだ。

「新しい資本主義」などと意味不明のキャッチフレーズを掲げる岸田政権は、“令和の所得倍増”を唱え、国民に“賃上げ”を期待させているが、このままでは賃上げなど絶対に不可能だ。

 この10年間、株価だけは上昇し、大企業も好決算を記録したが、それでも労働者の賃金はほとんど上がらなかった。

 大企業の内部留保は9年連続で過去最高を更新し、いまや484兆円に膨れ上がっている。賃上げの財源だって十分にあったはずである。なのに、昨年の春闘も、引き上げ幅は8年ぶりに2%を割り込んでいる。

 好条件に恵まれても賃金はアップしなかったのに、株価が下落し、企業業績が低迷したら“令和の所得倍増”など実現するはずがない。

「年明け早々は、企業経営者にも“個人消費が大事だ”と賃上げに前向きなムードがありました。でも、悪いインフレによって調達コストが上がり、企業業績が圧迫される懸念が強まったため、賃上げムードは下火になりつつあります」(斎藤満氏=前出)

 そもそも、岸田は「新しい資本主義だ」「成長と分配の好循環だ」と、繰り返しているが、まったく中身が見えてこない。衆院予算委員会で「新しい資本主義」について何度、問われても「人への投資」などと、通り一遍の言葉を繰り返すだけだ。

 政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。

「“新しい資本主義”は、てっきり安倍政権が推し進めた“新自由主義”からの脱却かと思っていました。なのに岸田首相は、格差と貧困を生んだアベノミクスを評価しているのだから支離滅裂です。恐らく岸田首相には、オリジナルの経済政策などないのだと思う。“令和の所得倍増”は池田元首相のパクリだし、“成長と分配の好循環”は安倍元首相のフレーズそのままです。これでは、賃上げなど到底無理なのではないか。『悪いインフレ』から抜け出せず、いずれ国民から怒りの声が上がってくるはずです」

 岸田は、夏の参院選までは「波風立てず」という戦略を描いているようだが、賃上げできなければ、この内閣はオシマイである。

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