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2022年8月14日02時35分 〜
記事 [政治・選挙・NHK287] <副大臣・政務官も続々>副大臣ら54人中19人が旧統一教会と接点 閣僚合わせ計26人に(毎日新聞)

※2022年8月13日 毎日新聞23面 紙面クリック拡大


副大臣ら54人中19人が旧統一教会と接点 閣僚合わせ計26人に
https://mainichi.jp/articles/20220812/k00/00m/010/358000c
毎日新聞 2022/8/12 20:59(最終更新 8/12 21:37)


副大臣らとの記念撮影に臨む岸田文雄首相(前列中央)=首相公邸で2022年8月12日午後5時15分、竹内幹撮影

 第2次岸田改造内閣を支える副大臣、政務官計54人のうち、少なくとも19人が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体にパーティー券を買ってもらうなど教団側と接点を持っていたことが12日、毎日新聞の取材で明らかになった。既に関係を認めた閣僚7人と合わせて計26人が政府の要職に就任。いずれも自民党議員で、同党との根深い関係が相次いで判明し、改造による政権浮揚は見込めないとの指摘が出ている。

 毎日新聞は副大臣26人と政務官28人に就いた自民、公明両党の議員事務所に教団との関わりについて質問を送付。事務所や本人の口頭での返答も含め、48人から回答を得た。

 接点を認めた副大臣は、デジタルの大串正樹▽内閣の和田義明▽外務の山田賢司▽文部科学の井出庸生▽農林水産の野中厚▽経済産業の中谷真一▽国土交通の豊田俊郎、石井浩郎――の8氏。政務官は、デジタルの尾崎正直▽内閣の中野英幸▽総務の国光文乃、中川貴元▽法務の高見康裕▽外務の高木啓、吉川有美▽文科の山本左近▽国交の古川康、清水真人▽環境の柳本顕――の11氏だった。

 大串氏は今年5月にパーティー券6万円分、山田氏は2018年4月に4万円分を関係団体に購入してもらった。大串氏は「ちゃんと(教団側との)関係は断つようにします」と話した。和田氏は21年衆院選で教団側から名簿を受け取り、事務所が「今後は一切関係を持たないと約束する」とコメントした。

 教団が関係するイベントや会合などに出席した(秘書の代理出席を含む)のは山田、野中、中谷、豊田、尾崎、中野、中川、高見、高木、古川、柳本の11氏。野中氏は「当時は(教団の関係を)知らなかった。以前のようなお付き合いはわきまえていく」と話した。尾崎氏は「選挙前の団体のあいさつ回りの一環だった」と説明した。

 祝電やメッセージを送ったのは大串、和田、井出、国光、吉川、山本、古川、清水の8氏だった。井出氏は「一層厳しく付き合いは見直していきたい」、吉川氏は「関係先を確認し、慎重に付き合いを決めていきたい」と語った。

 杉田水脈総務政務官は教団との関わりについて「全く何の関係もございません」と記者団に否定した。事務所は取材に対し、16年8月に米ニューヨークの教団施設で講演したとの指摘について「講演したのは事実」としながら「どのような施設であったかは存じていません」とコメントした。

 松野博一官房長官は12日の記者会見で、副大臣・政務官の教団との関係については閣僚と同様に「点検と厳正な見直し」を求めたとし、「これを了解した者のみを任命したところだ」と説明。あくまで自主的な取り組みに委ねる考えを改めて強調した。しかし、国民の理解を得られるだろうか。

 政治評論家の有馬晴海さんは「旧統一教会を巡る国民の厳しい視線を甘く見た人事で、これでは内閣支持率は下げ止まらないだろう」と指摘。教団とイベントなどとの関係について「当時は知らなかった」という議員側の説明が目立つことに関し、「本当に無知な人もいるかもしれないが、そう言い逃れるしかない人もいるのではないか」と疑問を呈した。

 教団への高額献金などの被害者支援に携わる紀藤正樹弁護士は「政治家は旧統一教会との縁を一刻も早く切り、超党派で被害防止や救済策に取り組んでもらいたい」と話した。【田中裕之、安藤龍朗、福島祥、源馬のぞみ】

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/636.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 岸田新内閣には神政連関連18人、日本会議関連11人…“差別容認集団”と蜜月関係の閣僚ズラリ(日刊ゲンダイ)


※2022年8月13日 日刊ゲンダイ2・3面 紙面クリック拡大

岸田新内閣には神政連関連18人、日本会議関連11人…“差別容認集団”と蜜月関係の閣僚ズラリ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309731
2022/08/14 日刊ゲンダイ


内閣改造後は、宗教色が一層濃厚に(C)日刊ゲンダイ

「心機一転。気持ちを新たに難局突破」──。10日の内閣改造後、岸田首相がこう言ったそばから、問題の旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)側と関係のある閣僚が7人も発覚。内閣支持率も下落しているが、自民党を支援する「宗教右翼」は旧統一教会だけではない。差別を容認するような組織と蜜月関係にある議員が改造を機にウヨウヨと入閣し、宗教色が一層濃厚になっているのだ。

 ◇  ◇  ◇

 問題の組織は、神社本庁と一体化した「神道政治連盟」と、安倍政権時代から自民党との蜜月関係が取りざたされてきた右派団体「日本会議」。日刊ゲンダイの調べで、全20閣僚のうち、神政連を支援する議員連盟の会員は18人、日本会議国会議員懇談会への所属が確認できたのは11人に上った(別表)。特に、神政連議連の会員になっている閣僚は改造前から3人増えている。

 神政連といえば、性的マイノリティーへの差別的思想を持ついわく付きの団体だ。参院選直前、神政連の議連会合で配られた冊子に「同性愛は精神障害で依存症」などとLGBTに対する差別的な内容が書かれていたことが分かり、問題視された。今回の改造内閣で非会員だったのは、公明党の斉藤国交相ら2人だけ。会員の議員は選挙のたび、神政連の支援を受けている。

「心機一転」どころか「古色蒼然」


高市経済安保相(左)と西村経産相(C)日刊ゲンダイ

 神政連、日本会議両議連と関係があったのは、岸田首相本人に加え、安倍元首相シンパの高市経済安保相、西村康稔経産相ら10閣僚。旧統一教会と関係がある閣僚数を上回っている。宗教問題に詳しいジャーナリストの藤倉善郎氏はこう言う。

「日本会議と神政連、さらに旧統一教会は家父長制という伝統的な家族観を重視している点で、考えが一致しています。その思想には、性的マイノリティーの権利抑圧、女性蔑視といった差別的な内容が含まれている。掲げる政策を見る限り、各団体と自民党内の保守派が思想を共有しているのは間違いないでしょう。ですから、仮に今回、自民党が旧統一教会との関係を“清算”できたとしても、日本会議と神政連の影響を排除できなければ何も変わりません。政権内に復古的な価値観が根付いたままになってしまうでしょう」

 一体どこが「心機一転」なのか。ジェンダーフリーと逆行する「古色蒼然」もいいところだ。


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旧統一教会と接点ある副大臣・政務官は20人! カミングアウトしていない「3人の名前」(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/634.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/637.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 国会議員106人が旧統一教会関連団体のイベントに出席、選挙協力 8割近くが自民党議員(東京新聞)

※補足 https://twitter.com/charajunpei/status/1558617761466949632


国会議員106人が旧統一教会関連団体のイベントに出席、選挙協力 8割近くが自民党議員
https://www.tokyo-np.co.jp/article/195678
2022年8月13日 22時33分 東京新聞


世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の本部=東京都渋谷区で

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を巡り、共同通信が全国会議員712人(1人欠員)を対象としたアンケートで、関連団体のイベントに出席したり、選挙協力を受けたりした接点のある議員が106人に上ることが13日、分かった。うち自民党議員は82人で8割近くを占めた。教団が自民党を中心に政界に幅広く浸透している実態が改めて明らかになった。内閣改造で入閣の際に関係を認めた議員もおり、今後増える可能性がある。秋の臨時国会で焦点になりそうだ。

 アンケートには12日までに583人が回答した(回答率81・9%)。岸田文雄首相は10日に内閣改造して刷新を図ったが、閣僚7人と副大臣、政務官計20人が教団側と関わりがあることが判明。このうちアンケートで関係を認めたのは副大臣、政務官の計12人のみだった。接点が明らかになる議員は今後増える可能性があり、秋の臨時国会で焦点になりそうだ。旧統一教会の担当者は「コメントする立場にはない」としている。

 アンケートでは教団やその友好・関連団体との関係を質問。(1)献金やパーティー券購入(2)選挙活動の支援(3)イベント出席や祝電―の有無を尋ねた。複数項目で「ある」と答えた議員もいた。林芳正外相や高市早苗経済安全保障担当相が受けた、教団と関係が深いとされる世界日報の取材や、教団関連の月刊誌の対談については質問に含まれていない。岸田首相は回答を寄せなかった。(共同)



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<副大臣・政務官も続々>副大臣ら54人中19人が旧統一教会と接点 閣僚合わせ計26人に(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/636.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/638.html
記事 [政治・選挙・NHK287] <安倍元首相の国葬アンケート結果発表>「反対」が79.7%で「賛成」の4倍以上 「在任期間が長いだけ」「天皇ではない」の声も…(文集オンライン)


【安倍元首相の国葬アンケート結果発表】「反対」が79.7%で「賛成」の4倍以上 「在任期間が長いだけ」「天皇ではない」の声も…
https://bunshun.jp/articles/-/56632
2022.8.13 「文春オンライン」特集班

 7月8日に銃撃を受けて死去した安倍晋三元首相(享年67)の国葬が、今年9月27日、東京・日本武道館で開催されることが閣議決定されました。首相経験者として国葬が行われるのは、1967年の吉田茂以来、戦後2例目として注目を浴びています。

 岸田文雄首相は、異例ともいえる国葬を決断した理由として、憲政史上最長となる8年8カ月の長期政権であったことや、東日本大震災からの復興、アベノミクスをはじめとする経済再生、外交の展開など、さまざまな分野で実績を残したことを挙げています。

 しかし、国葬に至った法的根拠がないことや葬儀のために国費が使われることを問題視する意見も出ています。また、安倍元首相が関与したとされる森友・加計学園問題、「桜を見る会」問題の責任追及や、旧統一教会との関係性の解明などが終わらない段階で国葬を決めるのは時期尚早との意見も上がっています。


安倍晋三元首相 ©文藝春秋

 さまざまな議論を呼んだこの国葬について「文春オンライン」編集部ではメールマガジン登録者を対象に「安倍晋三元首相の国葬緊急アンケート」を実施。

 7月30日から8月7日まで9日間にわたって「あなたは安倍元首相の国葬についてどう思いますか?」という質問に対して「賛成」「反対」「どちらともいえない」の3つの選択肢の中から1つを回答いただきました。その結果、15歳から93歳までの幅広い年齢の方々から2981人の回答が集まりました。内訳は男性が2046人、女性が933人、無回答が2人でした。


 結果は、「賛成」が499人(16.7%)、「反対」が2375人(79.7%)、「どちらともいえない」が107人(3.6%)と「反対」が多数を占める結果に。

 性別ごとの結果を見ると、男性は「賛成」364人(17.8%)に対して、「反対」が1617人(79.0%)。


 女性は「賛成」135人(14.5%)に対して「反対」が756人(81.0%)と、女性の方が国葬に反対の割合が多い結果となりました。


「賛成」という回答の中では、長期政権を率いた安倍元首相の国への貢献や、外交上のメリットを重視する意見が目立った一方で、「反対」という回答の中には国葬の法的根拠や定義を求める声や、コロナ禍などを起因して経済が悪化を辿るなか葬儀に税金を使う必要があるのかとの指摘もありました。

 アンケートの結果をもとに、安倍元首相の国葬について、「賛成」「反対」「どちらともいえない」に寄せられた声の一部をご紹介していきます。

賛成は16.7% 「優しい親戚の叔父さんのようなシンパシー」

「長年首相を務めたという実績自体が、党派を超えて彼の日本への貢献への証として示せるから。また多くの国民が献花に訪れていた実績に鑑みれば国葬とすることは適切」(44・男性)

「海外からの弔問客に対応するためには、国葬でないと無理。諸外国からそれだけの評価がされているということでもある。ここで弔問外交をすることは、国益になる。そういう貴重な機会を、最後に安倍さんが残してくださったということだと思う」(70・女性)

「ローマ教皇とエリザベス女王が公式にお悔やみを出しています。国連でも黙祷。世界各国がお悔やみを出しています。一国の元総理に対して、これらの追悼表明は異例。世界の声に答えなければなりません」(52・男性)

「政治的信条の好き嫌いは別として、各国からの弔問に一度に対応できるのは何にも代えがたい。プーチン大統領が来るのなら奈良県警に警備させればいい」(54・女性)


安倍晋三元首相 Ⓒ共同通信

「日本国内でも世界規模でも偉大な政治的業績を成し遂げた人だから。また自分の世代観で言うと、民主党時代のリーマンショックで苦しい就職活動を送り大手企業には入れなかったが、数年経ち、就職先のベンチャー企業がアベノミクスのもと景気の恩恵を受けて生活が改善されたという感覚がある。その感覚もあり、個人的には安倍首相に非常に感謝しています」(36・男性)

「統一教会との繋がりは衝撃的だったが、小学生の時から『国際社会のリーダー』としての姿が強烈に染み付いている。生まれてから総理大臣、政治家に対しては辟易としたイメージがあったが、日本のため責務を投げ出さず外交などに奮闘していたイメージもあるし、なんなら優しい親戚の叔父さんのようなシンパシーもあるため。脱統一教会は進めていくべきだと感じているが、改めて日本国民が一つになるためにも、好感度の高かった安倍さんの国葬はするべきだと感じる」(26・男性)

「安倍さんは生前、色々な政策、外交をしてくださった。桜を見る会や、森友学園問題など、問題点はあったものの、アベノマスクなど印象深いことも行って、広く国民に親しまれていた方だと思います。国葬には多額な税がかかるが、日本が今後さらに発展していくために色々と尽力してくださった人だから、私は賛成派です」(15・女性)

「お亡くなりになったと知った時、想像以上に不安になり、心が痛んだから。彼の功績や経歴はそれほど詳しくないけれど、亡くなったことに対しこんなにつらく悲しく思う自分に驚きました。気づかないうちにたくさん影響を受けていたのだと感じました。彼の発する優しい言葉は他の政治家に例をみないものです。願わくば国葬でどうか安らかにとご冥福をお祈りします」(49・女性)


「多額の税金を使うから反対」という意見も分からなくないけど、安倍元首相がながく政権を維持し、復興、あらゆる国の改善、危機、困難を打破してきた功績は揺るがない真実です。この為国民は平和に暮らせた事も感謝するべき。志半ばに惜しくも亡くなられどれだけ無念か計り知れません。国を挙げて感謝を伝える日にテロなど起きぬよう願います」(55・女性)

「日本の総理大臣であり、国益に貢献し、外交面で世界をリードするイニシアティブを発揮し、日本の存在を押し上げた点は唯一無二の人だから。一方、モリカケ問題や桜の会で政治を私物化している点は許されないことで忘れてはいけない」(63・男性)

「テロには屈しないという、民主主義を世界に発信するため」(41・男性)

「莫大な費用をかけないなら賛成です」(62・男性)

「私は安倍氏が山口県で初めて立候補した時から山口県に住んでいましたので応援演説を聞きに行ったりし人柄を気に入っていました。その後の活躍は御存知のとおりです。国葬には大賛成です、ご冥福をお祈りいたします」(79・男性)

反対79.7% 「本来は裁判で裁かれなければならない人物」

「まず法律の根拠が無い。国葬令は戦後に廃止されている。ましてや現職の総理大臣でもなく、数々の疑惑(森友・加計・桜など)を曖昧にしたまま終わってしまった人物。統一教会との関係性も政教分離違反である。国会を通す事無く、国民の声も無視して閣議決定で決めてしまったプロセスにも問題がある。いつから閣議決定は憲法より上になったのか。正直、統一教会との関係をうやむやにしたいという政権側の目眩し作戦にしか見えない」(47・女性)

「憲法で日本国の象徴と定められている天皇崩御の際の国葬は仕方ないとして、香淳皇后の国葬さえ行わないのに、現役の総理大臣でもない単なる一国会議員を国会の議決もなく特別扱いする理由がわからない。織田信長の葬儀を取り仕切った羽柴秀吉のように、自民党岸田政権が国葬を利用して自らを権威付けしようとしているのは明白」(60・男性)

「国葬は天皇のみとし、首相経験者や議員は政府と所属政党等の有志による合同葬とするのが妥当。政府主導とすることで国葬並みの威厳は保てるはず」(61・男性)

「長く総理大臣の座にあったというだけで、国家に対する功労がない。吉田茂と同等でなければならないとまでは言わないが、社会・経済の安定と発展をもたらすような政治ではなかったことは、現状を見ても明らかである。選挙応援中に凶弾に倒れたことはセンセーショナルな事件であり、ご本人にとってもさぞかし意外で無念であったろうと同情はするが、死因とは切り離して判断すべきである」(57・女性)

「沖縄返還とノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作元総理が国民葬だった点で、実績のない安倍元総理を、党則を変更して総裁を3期務めて最長の首相在任期間であったことを理由に国葬にするのは根拠が乏しすぎると思われる」(65・男性)


岸田首相 Ⓒ共同通信

「桜を見る会、モリカケ問題、財務省赤木さんの自死などの問題が全く解決していない。疑惑が多すぎて、本来は裁判で裁かれなければならない人物だと思うため。コロナの病床ひっ迫や、貧困問題などに税金を遣うべき」(42・女性)

「国民から吸い上げた血税を費やすことに反対です。お金があるなら、生活に苦しんでいる人達のために回すべきです。自民党葬にして、自民党議員が葬式代を負担するべきです。困窮する国民への思い遣りが全くないと思います」(64・女性)

「税金で行うという点にのみ反対です。反対意見もあるのでクラウドファンディングなどでお金を出したい人だけ出せばいいと思う」(24・男性)

「増上寺や献花の場を見ると、支持者の熱狂的な姿が異様で、この先の日本人の在り方に、不安と恐怖に感じた。押しつけないと言っても、実際に半旗の掲揚を教育委員会が現場に指示。時代の逆戻りかと。安倍さんの人柄は嫌いでないが、議員という言葉の使い手として頭を抱えることもしばしば。中曽根さんの時のように、党のお別れ会でいい。イチ国会議員で国のために働くのは当たり前、天皇ではない。国民は静かに哀悼を示せばいい」(49・女性)

「総理の在任期間が最長とはいえ、長いだけ。生前いろんな疑惑もあったし、法律の整備も強行したりやりたい放題だったいわくつきの政治家に対して税金使っての国葬はありえない。安倍さんが2012年に総理になってから、日本が戦前みたいに戻りそうで怖かった。国葬もそう。山本五十六? と思ってゾッとしました。2022年の今は戦中の日本ですか……」(36・女性)

「国葬を取り仕切るのが電通という噂があるのが一つ。安倍氏と統一教会の関係が全く無いわけでないのが一つ。コロナ流行の時期に大勢の人間が葬儀に集まるのも、いかがなものかと思う。コロナで亡くなった人は家族にも会うことができず、寂しい亡くなり方をした人が大勢いるのに、税金で一人の人間のために多額の金銭を使用するのも賛成できない。暑い中、行列を作って献花台に花を持って行った人々の気持ちだけで良いのではないかと思う」(54・女性)

「30年前と比べて国民が負担する税金(消費税・年金・健康保険)は大きく増えています。ですが、税金は働く現役世代に還元されておらず、政府は軍事費や国外へのばら撒き、そして高齢者だけに税金を使っています。上がらない給与と税負担のせいで、困窮している家庭の子どもたちが国内にたくさんいるのに…。これ以上税金の無駄遣いをしないでください。一個人の葬儀に国民の血税を使わないでください」(34・女性)


岸田首相と安倍元首相 Ⓒ共同通信

「秋葉原の選挙演説で『あんな人たちに負けるわけにはいかない』と言ったように、国民を味方と敵に分けて、前者には優しく、後者には厳しくしています。そして、自分の考えと異なるヒトには残酷な仕打ちをしているように思います。このような気質が森友学園や加計学園問題、桜を見る会などの問題を引き起こしたものと思います。安倍元総理の『味方』の方は国葬が良いと判断するでしょうが、『敵』の方は国葬が良いと判断するでしょうか。味方か敵かで判断されていた『元総理』の葬儀を、国全体で行うことには疑問を感じます」(66・男性)

「国会で嘘をつき続け、自らの支持者に対して首相の地位を利用した利益供与をした人が、国葬に値するとは思えない。閣僚からは、外国からの弔意が多く寄せられているから、評価が高いという意見もあるようだが、外交における単なる儀礼ではないか。当たり前のことを諸外国はしているだけ」(59・男性)

「国葬には海外要人が多数出席する事が予想され、その接待、警護などに膨大な費用が掛かることは目に見えている。更に現在、自民党と統一教会の関係についていろいろな問題が指摘されている中、それを明白にせず国民の税金を使う事には反対です。葬儀は自民党が、自民党の予算の中で執り行うのが妥当だと思います」(60・女性)

「個人的に嫌いだから。どうしても国葬にするなら、各国のお偉いさんが来るだろうから、プーチン大統領とゼレンスキー大統領を招待して停戦交渉の場を葬儀後に設けるべし」(50・男性)

「人を弔う心は、誰かに強制するものではない。そして葬儀は外国からの弔問客のために行うものでもない。弔いは個々の気持ちがあればそれで十分ではないかと思う。総理はコロナ対策より党内での自分の保身を優先するのか。国費を使うのであれば、論議を尽くして国民の賛意を得るべきである」(60・女性)

「国をあげてはやりすぎではないでしょうか。自民党葬にすれば、嫌いな人はいないでしょうから、良いんじゃないでしょうか。あと、会場は武道館よりホテルオークラでどうでしょう」(34・男性)

「『国葬に閻魔が呆れる嘘の数』という川柳が今、話題になっている。記憶力のある人々は安倍晋三にこの思いを持ち続けている。国費を、そのようなふざけた使い方をすべきではない。コロナや貧困で、困窮している国民に回すべきだ」(71・女性)

「ああいった形で亡くなった事は気の毒な事だが政治家としてやって来た事が『安倍さん、可哀想』等と流されている事に正直驚く。不意に家族を奪われた悲しみややり場のなさと言えば近畿財務局の赤木さんの遺族はどうなるのか? 国会で100回以上も嘘をついた人間を国葬扱いなんて冗談でないと思う。見送りたいと思う方達は見送れば良いが国葬には値しないと思う。国会でまで堂々と嘘をついて良い、と言う人間を国が礼賛するのを見て子供はどう思うのか。『安倍さんは良いヒトだった』なんて言う個人的な付き合いから来る感情をそう思っていない国民に押し付けないで欲しい」(51・女性)

どちらともいえない3.6% 「国会での議決も経た方が良い」

「殺害事件直後は賛成でしたが、最近次々と自民党と統一教会の関係が明らかになり、嫌悪感が増してきました。現時点では、『どちらでもない』意見です」(69・男性)

「基本的には賛成だが、実施の決定には閣議決定だけではなく国会での議決も経た方が良いと思う」(40・男性)

「反対はしない。吉田茂の時は、その前にあった西ドイツのアデナウアーの国葬に、総理の佐藤栄作が元総理の岸信介を派遣して冷戦下でのアメリカとフランスの雰囲気を把握した。同じように、海外の人を招く葬祭はありだろうから」(41・男性)

「あるテレビ番組を見たのですが、『国葬』形式でなくても税金が使われるとわかったので。それほど議論をするほどの論点ではないと考えを改めた」(48・男性)

「熊本地震の時も来訪し、支援を頂きました。ただ残念なのが森友、加計、桜、アベノマスク、統一協会など、真相が分からないまま、負の遺産も残しました。期待と裏腹に、残念な部分もあります。国葬も税金です。もっと違う形で出来ないかと、正直思います」(50・男性)


安倍派の総会に出席する昭惠氏 Ⓒ共同通信

「安倍元総理を個人的にはとても支持、評価しているので、国葬でもよいと思っているが、一方で衝撃的な最期を受け止められず、悔しい、悲しいと感傷的になっている勢いのまま、国葬! という方向になだれ込んでいった感も否めないと想います」(62・女性)

「かかるお金が国費では反対派が黙っていないから。寄付を集めれば良いと思う」(48・男性)

「あまりにも突然なことであったし、もう少し考える時間を持って判断してもいいのではと思っています。もちろん、すべての人が納得いくものにはならないのはわかっているけれど、国をあげてやるかどうかは、自国の理解と他国からの視点を俯瞰していく知力が必要かと感じています。世の中が、パンデミックとウクライナ戦時下で判断力の低下の懸念があり、非常にざわざわした気持ちを消しきれずにいます」(63・女性)

「全く自民党支持ではないんですが、安倍さんは嫌いではない。国葬は市民の税金が使われる。父親の年金も毎年減らされてて悩んでいるのは事実です。でも一般市民が何を言っても自民党は右から左ですよね。だから諦めています」(55・女性)

「亡くなった人を見送る儀式は、故人との関係によって異なると思う。依って、故人から多くのものを受けたと思う人は賛成だろうし、あまり関係がないと思う人は反対だろうから」(86・男性)


 アンケートの発表は以上です。ご回答してくださった皆さん、ありがとうございました。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/639.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 中傷ビラ、なりすまし投票…旧統一教会信者が明かす選挙支援の実態(毎日新聞)
中傷ビラ、なりすまし投票…旧統一教会信者が明かす選挙支援の実態
https://mainichi.jp/articles/20220812/k00/00m/040/277000c
毎日新聞 2022/8/13 16:00(最終更新 8/13 19:23) 有料記事


7月の参院選で旧統一教会の信者が地区教会幹部から受け取った井上義行氏への投票を呼びかけるメッセージの抜粋(画像の一部を加工しています)

 対立候補に中傷ビラ、他人になりすまして投票――。安倍晋三元首相の銃撃事件をきっかけに自民党と宗教団体「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の関係に厳しい視線が注がれる中、複数の信者や元信者が毎日新聞の取材に、選挙運動への関与を証言した。時には法律に抵触しかねない行為にも及んだというが、「信仰のためなら怖くなかった」と明かす。その実態とは。

演説会でサクラ、突き上げた拳

 「先生は、最後まで死力をふりしぼって歩んでおられます」「天が立ててくださった人物」「知人友人に勧める行動を」

 7月の参院選期間中。東日本に住む現役信者は所属する地域教会の幹部から、SNS(ネット交流サービス)でそんなメッセージを受け取った。

 幹部が投票を呼びかける「先生」とは前回参院選で落選し、今回返り咲いた自民の井上義行参院議員(比例代表)のことだ。熱心に信仰する親からも「井上さんに投票するように」と要請された。


参院本会議を終え、記者団から質問を受ける自民党の井上義行氏(中央)=国会内で2022年8月3日午前11時17分、竹内幹撮影

 生まれた時から信者で、教団が安倍元首相や祖父の岸信介元首相とつながりを持ってきたことは「公然の事実」だった。教会のイベントに政治家の祝電が届…




http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/640.html
記事 [政治・選挙・NHK287] 総理は戦地には行かない。命令する奴は押印かサインをするだけだ 井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場(日刊ゲンダイ)

総理は戦地には行かない。命令する奴は押印かサインをするだけだ 井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/309692
2022/08/13 日刊ゲンダイ

 また書かずにいられない。気に障るからだ。昔の岸信介の時なら「安保反対! 安保反対!」だが、今なら「国葬反対! 国葬反対!」のデモも起きて当然なのに、くそ暑さとコロナのせいか、まったく騒ぎにならない。国民の半数が「理由が分からない」と反対してるのに社会はフニャフニャしている。国民はもうそんなことはどうでもいいわ、疲れたわ、ってことか。おまけに、怒りようがない空気圧が社会を覆っているようで気味悪い。岸田はどこを見てるのか分からない目で言った。「民主主義を守る覚悟でやる」と。ふざけるな。半数の国民を無視しておいて何を守るっていうんだ。あざとい政府め。国会でロクに審議もしないで、「閣議で決まった」のひと言で国の全額負担でやってしまうのか。それが専制政治だ。あざとい寄付金集めの旧統一教会とうまくやってきたんだ。許しがたい。

 このまま葬式を済ませて次は憲法改変か。自衛隊を国軍に格上げしたいんだ。で、台湾で戦争でも起きたら米軍を助けに集団的自衛権で出兵だ。災害出動じゃない。隊員たちは怖いだろうが政府の命令なら嫌とは言えない。

 安倍政権が集団的自衛権の解釈を変えて法案を通してしまったんだから仕方ない。ヘタしたら「行け!」だけでPTSDかもだ。脱走したら軍法会議だ。まあ、行きたくない紛争地で弾に当たるよりマシかもだが。うちの現場の照明部の若者で、戦車隊にいた時に砲筒の爆音で精神疾患になって自衛隊を辞めてきた奴がいたが。いやー怖い怖い、誰が行くんだろう。でも、国軍に格上げと憲法で決めたからにはどこでも行くしかない。国軍の最高指揮官は総理大臣だ。総理は戦地には行かない。命令する奴は押印かサインをするだけだ。

 昔の大日本帝国の司令官はよく腹を切ったものだ。ちなみに、大東亜戦争の敗戦記念日も近いことだし、何作品か紹介してみようか。14日は天皇の御前会議でポツダム宣言受諾を決めた帝国政府が大騒動になった日だ。故・岡本喜八監督の「日本のいちばん長い日」(1967年版)が見事に描いていて、暑さもぶっ飛ぶほど緊迫してゾッとさせられる。降伏するまでの一日の動きは、近年の松竹版より分かりやすい。そして、受諾拒否して本土決戦するべきだと突っ張る三船敏郎扮する阿南陸相の切腹シーンがエグい。さらにもう一本、血の気が引いて暑さも忘れさせる切腹シーンが用意された「あゝ決戦航空隊」(74年東映)も面白い。こっちは神風特攻隊を画策し、2000万特攻を考えていた大西中将と抗戦を続けたかった軍人たちの群像劇で「仁義なき戦い」の脚本家、笠原和夫の力作だ。ここでは鶴田浩二扮する大西の画面中血まみれの切腹シーンが空前絶後のエグさだ。敗戦の日はあちこちで切腹や自決者が続出したようだ。

 そんな土壇場までこないと、戦争を終わらせることができなかったのかとつくづく考えさせられる映画だ。これらは岸田の改造内閣こそ見るべきだな。国軍に拘っている連中もいるだろうし。


井筒和幸 映画監督

1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/641.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 「統一教会に関わり副大臣ら54人中19人、閣僚合7人」ズブズブの底なし(まるこ姫の独り言)
「統一教会に関わり副大臣ら54人中19人、閣僚合7人」ズブズブの底なし
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/08/post-4c46f0.html
2022.08.13 まるこ姫の独り言

本当はもっといるのじゃないの?

副大臣54人中19人いるが政務官は入っていない。

政務官まで入れたらゴキブリホイホイ級だと思うが。

今、出てきているのか、後でメディアが発掘して少しずつ出てくるパターンを辿るかの違いで、もっと多いような気がする。

副大臣ら54人中19人が旧統一教会と接点 閣僚合わせ計26人に
 8/12(金) 21:00配信 毎日新聞

>第2次岸田改造内閣を支える副大臣、政務官計54人のうち、少なくとも19人が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体にパーティー券を買ってもらうなど教団側と接点を持っていたことが12日、毎日新聞の取材で明らかになった。既に関係を認めた閣僚7人と合わせて計26人が政府の要職に就任。いずれも自民党議員で、同党との根深い関係が相次いで判明し、改造による政権浮揚は見込めないとの指摘が出ている。

本来は、統一教会と関わりがあった議員を一掃して新しい船出をイメージするはずの内閣改造が、改造しても何の新鮮味も無い。

見ている方は、「誰が仕事ができるかではなく、誰が統一教会と関わっているか」 、でしか見ないから、政権浮揚が起きるとは思えない。

しかもこれだけ多くの議員が統一教会と関わっているのが分かっているのに、岸田の動かない事は!

岸田は内閣改造前は「党所属国会議員に対し、当該団体との関係をそれぞれ点検し、その結果も踏まえて適正に見直すよう指示した」 と言っていたから、少なくとも表向きには統一教会との関連性を問われない議員で改造するのかと思っていたら、出るわ出るわ。

岸田は改造後、「教団との関係を点検し、厳正に見直すことを了承した者のみを閣僚に任命した」 とトーンダウン。

それほど、統一教会関連議員を外したら誰もいなくなるという証のようなものだ。

自民党内が統一教会で汚染されている。

優柔不断な岸田は絶対に切る。とは言わない。

今を乗り切る事ばかり考えているのが透けて見えるから、ますます信用性が無くなるし、内閣改造の新鮮味もまったくない

それもこれも安倍時代からが統一教会との繋がりの真骨頂で、安倍が統一教会の広告塔になっている事から、中堅や下っ端議員がこぞって統一教会と関わりを持ったのではないか。

自民党議員は、相当甘い誘われ方をされたと思うが、その裏では信者の生活が破たんしてでも献金させられ、その一部は政治家へと流れていく。

信者のなけなしの金が政治家の懐へ・・・・

この汚染状況は内閣改造しても意味がない程、深刻な状態だと思うが。。。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/642.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 第7波でコロナ関連破綻4000件の大台超え!岸田政権は法的根拠ある措置とらず放置状態(日刊ゲンダイ) :経済板リンク 
第7波でコロナ関連破綻4000件の大台超え!岸田政権は法的根拠ある措置とらず放置状態(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/797.html



http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/643.html
記事 [政治・選挙・NHK287] 二匹目のドジョウ<本澤二郎の「日本の風景」(4534)<潜航作戦の統一教会は第二の安倍探し>
二匹目のドジョウ<本澤二郎の「日本の風景」(4534)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/33801579.html
2022年08月14日 jlj0011のblog

<西村康稔が萩生田光一に先んじて戦争神社参拝>

 国権の最高機関である国会は、頂点に大醜聞を抱えた清和会OBの細田博之が、安倍晋三に負けず劣らず衆院議長の座にしがみついている。他は統一教会安倍国葬にぶら下がって、二匹目のドジョウになろうと、傷だらけの安倍側近が岸田改造内閣のもとで蠢き始めた。

 「経産相は離れない」と駄々をこねていた萩生田光一を党本部に追い出して、その後釜に座った西村康稔が、米民主党下のワシントンも警戒する戦争神社・靖国を参拝した。「我が一番手」とばかり、神道・日本会議に向けて必勝祈願をした。お次はだれか。

 京都大学の歴史学者は著書で「原始宗教に毛の生えた程度のお祓い宗教」と喝破しているが、日本は神の国というカルト狂信者にとっては、常人の思いとは別らしい。信教は自由なのだから。

<神道・日本会議に王手をかけて先手必勝作戦>

 東京帝国大学で国粋主義を叩きこんだ高杉慎吉の愛弟子だった岸信介

に接近することが、安倍の後継者と信じ込んでいるのかもしれない。その実践の場が、靖国神社を参拝して300万人の悲劇の合祀された死者を弔うことが、安倍の後継者の資格と第一段階というのだろうか。

 戦前の商工官僚は、現在の経産官僚だから、西村こそが安倍の祖父に一番近い政治屋となれる?おそらく西村はこうした時代がかった行動で、王手をかけたと見られている。

 筆者もそうだが、国民は西村のことを知らなかった。コロナ担当として毎日のようにテレビで出て、初めて知ったのだが、こわもての萩生田に対抗して先手必勝の策に出たものであろう。神道・日本会議という物騒な極右の神道カルト教団は、案外、歓迎しているに違いない。

<前任者がこだわった原子力ムラ=岸信介のルーツの経産省巨大利権>

 昔は国の予算を采配する大蔵省、現在の財務省が霞が関の王者だった。今は、通産省から経産省となった原子力ムラを率いる役所と逆転した。建設省から今の国交省も、巨大な利権の巣だが、原子力ムラ利権には歯が立たない。10年前に安倍が政権を担当すると、311に逆行して第二のフクシマめがけて、原発行政を突出させ、比例して司法のヒラメ化が進行した。

 強権を行使することが出来る官邸の腐敗が、司法と立法の腐敗を増大させるだろう。頭が腐ると、体制のすべてが腐ってゆく。地方の腐臭もひどくなっていて地方創生どころではない。

 「すべては金・今だけ」の永田町の悪しき風土は、日本列島全体にはびこってしまった。警察検察も例外ではない。

 突出する利権の山に萩生田がこだわった理由であろうが、政治屋にとって経産相は「今だけ金だけ」の永田町にとって、一番居心地の良い場所といえる。西村を押し込んだ背景は、まだはっきりしていないが、おそらく日本会議に違いない?

<松下政経塾官房長官・松野博一は官房機密費活用作戦で対抗>

 短命とはいえ菅義偉が首相の座に就いた原因は、長期間の官房長官のためで、その間に官房機密費をうまく活用することが出来たからで、彼の人格識見は無関係だった。

 同じ手口を使うであろう松野は、反共民族教育を松下政経塾で学んでいる。彼の最大の恥部となろう。カルト神道教育を受けている。官房機密費は、血税である。国民の監視は一段と強まっていく。菅の手口をそのまま使えるわけではないだろう。

<潜航作戦の統一教会は第二の安倍探し>

 安倍派はない。安倍に匹敵する資金のある清和会関係者はいない。総裁候補を選ぶことが出来る体制に成功すると、そこで分裂が始まる。

 反社会的カルト教団にとって、引き続き生き延びることは簡単ではない。もっとも金がある。カルトの信者同士の金集めは、今後とも進行するだろう。日本社会の混乱は、むしろサバイバル作戦に幸いする。

 公明党創価学会が戦争派に変質した過程では、統一教会の平和名義のイベントに騙される市民運動家も出てくるかもしれない。安倍国葬反対運動に対抗して、国葬推進運動が表面化するが、それは統一教会が主体に違いない。

 岸田内閣は、統一教会国際勝共連合の浮上を抑え込んで、潜航するように指導するに違いない。要は、宗教法人法違反で法人認可を取り消すしかない。岸田がやれるかどうか?

<ワシントンの危ういトランプの行方とも関係=日米韓のCIA作戦>

 統一教会にとっての気がかりは、安倍の殺害に比例して、ワシントンの安倍とされる共和党右翼のトランプの行方であろう。米司法省がトランプのスパイ行為を掴んで、家宅捜索を行い、ホワイトハウスの最高機密資料を見つけた。

 統一教会の小さな新聞である「ワシントン・タイムズ」がこの大事件をもみ消すことは出来ない。日韓とワシントンのCIA諜報作戦の行方が新たな注目を集めている。

2022年8月14日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/644.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 岸田政権の副大臣・政務官が酷い! 統一教会と関係申告の20人以外に性差別の杉田水脈、「LGBTは種の保存に背く」の簗和生も(リテラ)
岸田政権の副大臣・政務官が酷い! 統一教会と関係申告の20人以外に性差別の杉田水脈、「LGBTは種の保存に背く」の簗和生も
https://lite-ra.com/2022/08/post-6220.html
2022.08.14 岸田政権の副大臣・政務官「統一教会系20人」に杉田水脈が含まれないインチキ リテラ

    
    首相官邸HPより

 岸田文雄首相が「統一教会隠し」のために前倒しした内閣改造に、批判が集まっている。内閣改造では統一教会との関係を認めた前閣僚7人を交代させたものの、少なくとも7人の閣僚に関係があったことが判明。さらに、12日の臨時閣議で決定した副大臣・政務官の人事でも、計54人中、少なくとも20人が統一教会との接点を本人や事務所が認めたのだ。無論、すべて自民党所属議員だ。

「統一教会隠し」どころか、もはやその実態は「壺内閣」──。しかも、13日付の西日本新聞などに掲載された共同電によると、内閣改造がおこなわれた10日、入閣者には「就任記者会見冒頭発言メモ」なる応答要領が送られ、そこには〈教団との関係が分かった場合に「当該団体について認識を欠き、申し訳なく存じます」「今後は一切関係を持たないとお約束したい」とする例文が記載されていた〉という。ようするに、“非・統一教会系”議員での内閣改造が不可能なほどに汚染は広がりきっているのだ。

 いや、さらに火に油を注いだのは、副大臣・政務官人事だ。前述したように新副大臣・政務官の半数近くが統一教会との接点を持っていたことはもちろん、なんと、あの杉田水脈・衆院議員を総務政務官に抜擢してみせたからだ。

 ご存知のとおり、杉田氏といえば、「新潮45」(新潮社/2018年8月号、その後休刊)で「LGBTは生産性がない」などとする差別論文を寄稿した問題をはじめ、国会で「男女平等は絶対に実現しえない反道徳の妄想」と発言するなど、性的マイノリティに対する差別やフェミニズムバッシングを剥き出しにしてきた人物。また、女性への性暴力について「女性はいくらでも嘘をつけますから」と暴言を吐いたり、元TBS記者・山口敬之氏からの性暴力を告発した伊藤詩織氏に対し「彼女の場合はあきらかに女としても落ち度がある」などと二次加害発言もしてきた。

 女性や性的マイノリティを貶め、差別を助長する発言を連発してきた杉田氏が、これまで何ら処分も受けずに国会議員をつづけていること自体が異常なのだが、挙げ句、政務官にまで抜擢するとは──。

 しかも、杉田氏のこうした差別的な言動は、統一教会をはじめとする宗教右派と共通するものであり、さらには実際に、統一教会との接点がこれまで数々指摘されてきた。

■杉田水脈は統一教会系イベントに出席しながら関係否定で申告せず、それでも政務官に

 たとえば杉田氏は、2019年4月に熊本県でおこなわれた「青少年育成と父母の役割を学ぶ集い」に講師として参加したが、この講演を主催したのは「KPF社会教育委員会」(一般社団法人熊本ピュアフォーラム)なる団体。この熊本ピュアフォーラムの事務局長は「国際勝共連合の熊本県本部代表者」であるとジャーナリストの鈴木エイト氏が指摘しており、さらに同団体の代表理事は、安倍晋三・元首相がビデオメッセージを贈った天宙平和連合(UPF)の関係組織である「熊本県平和大使協議会」の副議長を務めている。こうしたことから、しんぶん赤旗は〈旧統一協会の別動隊「国際勝共連合」と関係が深い団体〉と報じている。

 だが、杉田氏は、7月20日に自身のブログで、この団体が統一教会・家庭連合のダミー団体とは〈存じ上げません〉とし、〈現在においても当該団体がご指摘のような「統一教会・家庭連合のダミー団体」であるという事実は確認できておりません〉と記述。総務政務官に抜擢されたいま現在も関係を認めていないため、メディアで報道されている「副大臣・政務官で統一教会と接点があったと認めた20人」には含まれていないのだ。

 しかも、杉田氏の場合、関係を否定するばかりか、統一教会と関係を持つことを開き直ってさえきた。

 杉田氏は、2016年にアメリカ・ニューヨークでおこなわれた「このままでいいのか、日本!」なるイベントに参加したが、このイベントの主催や会場をめぐって幸福の科学や統一教会との関係が指摘され、「幸福の科学と統一教会の奇跡のコラボ」だと呼ばれていた。すると、杉田氏はSNS上で、こんな反論をおこなったのだ。

〈私は日本会議の会員ですが、幸福の科学とは何の関係もありません。統一教会もです。支援してくださる方や今回の講演会に来られる方の中に信者の方がいらっしゃるかもしれませんが、それはわかりません〉(Facebook/2016年8月5日)

〈幸福の科学や統一教会の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もないのですが、どうしても宗教団体の名前が出ると日本国内では過敏に反応して「バックに宗教団体がいるでは」と言った憶測が飛び交い、苦情や問い合わせが事務所にあります。ので、その都度このように否定します。〉(Twitter/2016年8月6日)

 反社会的団体である統一教会の信者から支援・協力を受けることは「問題ない」と言い切る──。しかも、宗教右派と深い繋がりを持ってきた杉田氏ならば、信者が個人として支援するのではなく、数々のダミー団体を通して政界とのパイプを持とうとしてきたことはよく知っていたはずだ。それを杉田氏はこのようにすっとぼけ、正当化してきたのだ。

 それでなくても、杉田氏がおこなってきた性的マイノリティや女性に対する差別発言は、統一教会をはじめとする宗教右派の主張とそっくりなものだ。そして、反社会的団体である統一教会との接点を指摘されながら、このように開き直り、正当化してきた。そんな人物を、このタイミングで総務政務官に抜擢すれば、どうなるか。ネット上では〈#杉田水脈氏の総務政務官起用に抗議します〉というハッシュタグがトレンド入りしているが、このような反発が起こることは、岸田政権も十分予想できたはずなのだ。

■「LGBTは種の保存に背く」発言の簗和生は文科副大臣、秘書の「当て逃げ」同乗で書類送検された武井俊輔は外務副大臣

 いや、杉田氏だけではない。今回の副大臣・政務官人事では、昨年、自民党の部会で「LGBTは種の保存に背く」と発言した簗和生・衆院議員を、よりにもよって文科副大臣に抜擢。また、2020年にコロナ給付金を在日外国人に給付すべきではないと主張し、議員辞職を求めるネット署名に約1万7000人の賛同が集まった小野田紀美・参院議員を防衛政務官に抜擢するなど、性的マイノリティ差別や外国人排斥をおこなってきた差別主義者を、どさくさに紛れて登用しているのだ。

 そればかりか、岸田首相は自身の派閥・宏池会所属で、昨年、自身が同乗する車で秘書が当て逃げ事故を起こした武井俊輔・衆院議員までをも、今回の人事で外務副大臣に抜擢した。武井氏はこの事故で、車検と自賠責保険が切れている車を秘書に運転させたとして東京地検に書類送検されたが、ドライブレコーダーには事故時に「行ってしまえ!」という武井氏の声も録音されていたにもかかわらず、当て逃げの幇助や教唆などの容疑では立件されず、「政権忖度か」という声があがっていた。つまり、統一教会問題の隙をついて、自派閥の問題議員を重用したのである。

 統一教会との関係について徹底調査もおこなわず、平然と関係議員を登用し、会見やメディア取材ではシラを切らせ、挙げ句、差別議員や問題議員を要職に引き上げる……。内閣改造後の会見では、江川紹子氏らが会見打ち切りに抗議の声をあげるなか、岸田首相は冷ややかな笑いを浮かべて立ち去った。その表情や聞く耳のなさは安倍晋三や菅義偉とそっくりだったが、そうした態度が今回の人事にはよく表れている。つまり、安倍・菅政権と同様、「どうせ世論はそのうち忘れる」と高を括っているのだ。

 国民を舐め腐った今回の人事を、許すわけにはいかないだろう。

(編集部)

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/645.html

   

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