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2025年5月28日04時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK297] 農水省「米対策集中対応チーム」にも“裏ミッション”…進次郎農相コメ値下げプランを阻む壁(日刊ゲンダイ)


農水省「米対策集中対応チーム」にも“裏ミッション”…進次郎農相コメ値下げプランを阻む壁
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372378
2025/05/27 日刊ゲンダイ


無制限には出せないはずだが…(C)共同通信社

 早くも“進撃”はストップしそうだ。

 高騰が止まらないコメ価格への対策を巡って、「担当大臣」を自任する小泉進次郎農相が26日、備蓄米放出の新方式を発表した。これまでの競争入札から随意契約に切り替え、年間1万トン以上のコメを扱う大手小売りに先着順で直販。6月初旬にも店頭に税込みで5キロ2160円超で並ぶ状況を目指す。放出量は30万トンで、需要に応じて追加も検討する。

 進次郎氏は「やれることはどんな手でも使って価格を抑制していく」と意気込んだが、うまく事が運ぶかは極めて怪しい。「相場全体を下げるには至らないでしょう」と言うのは、農政に詳しい自民党関係者だ。こう続ける。

「『5キロ2000円』を強調する進次郎さんの言葉を聞いていると、劇的にコメが安くなるかのような印象を受けますが、基本的に安いのは備蓄米だけです。既に買い付け競争が進む2025年産米は、店頭価格が4000円超になるとみられます。また、『無制限で放出する』とも言っていますが、備蓄米の総量は約90万トンで既に31万トンを出し、今度30万トン放出するわけですから残りは30万トン。無制限というわけにはいきません」

 注目すべきは、26日農水省内に発足した「米対策集中対応チーム」の存在だ。事務次官が指揮を執り、省内の約40人のメンバーで構成される。全国の地方農政局からは500人規模が参加する。週1回の地域ごとの店頭価格調査や随意契約に関する業務の補助などを行うという。

「表向き事務次官が指揮を執ることになっているが、チームは事実上、大臣の直轄だ。特にコメに詳しい職員を集めた組織で、最大のミッションは当然ながらコメ価格の安定化。ただ、裏ミッションは進次郎さんの“行動監視”とみられている。既に彼は随意契約や直接売り渡しといった、これまでの農政ではあり得なかったやり方に手を付けており、農水官僚が疲弊し始めている。暴走しないようにコントロールする狙いがあるようです」(霞が関関係者)

 つまり、チームは進次郎に対する「防衛シフト」というわけだ。

森山幹事長と林官房長官が消極的


「集中対応チーム」発足式(C)共同通信社

 改革反対派は政府・与党内にも存在する。

 ひとりは、農水族の“ドン”である森山裕幹事長だ。「農家がコメを引き続き作っていこうと思ってもらうため、再生産ができる価格で売買されることが大事だ。安ければいいというものではない」と、安易な値下げにクギを刺していた。

 もうひとりは、林芳正官房長官である。

「林さんは農相経験者でもあり、考え方は生産者優先の森山幹事長や、辞任した江藤拓前農相と近い。現状、コメ値下げ論には距離を置いています。下手に関与して失敗するとダメージを受けますからね。本音では進次郎さんのプランには賛同できないはずです」(官邸事情通)

 党と政権の要にソッポを向かれるとなると、進次郎が描くコメ全体の値下げプランは頓挫必至。何より、国民はガッカリだろう。

  ◇  ◇  ◇

 28日に農林水産委員会同委で行われる質疑で進次郎農相は、いきなり野党党首クラスと相対する。進次郎氏にとって「鬼門」となるのは必至だ。関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/381.html

記事 [政治・選挙・NHK297] 河野太郎氏が“遠吠え”…自公立の年金法案修正に「毒入りあんこだ!」と噛みついたワケ(日刊ゲンダイ)

河野太郎氏が“遠吠え”…自公立の年金法案修正に「毒入りあんこだ!」と噛みついたワケ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372376
2025/05/27 日刊ゲンダイ


今こそアピール(C)日刊ゲンダイ

〈これを「あんこ」というならば、「毒入りのあんこ」だ〉──。自民党、公明党、立憲民主党が進める年金制度改革法案の修正に、あの“異端児”が噛みついた。

 自公、立憲の3党が26日、年金法案から削除された「基礎年金の底上げ策」について2回目の修正協議を実施。自公が立憲の要求をのみ、「底上げ策」の将来的な実施を法案に明記することで大筋合意した。30日の衆院通過を目指す。

 年金法案を巡っては当初、政府が将来待ち受ける基礎年金の「3割目減り」への対策として、厚生年金の積立金などを活用する「底上げ策」を盛り込むはずが、今夏の参院選を控える議員を中心に自民党内から反対が続出。「底上げ策」を削除した法案を国会に提出した結果、立憲など野党から「あんこのないあんパン」と批判を浴び、修正を余儀なくされた。

 協議後、自民の田村憲久元厚労相は「とりあえずきょうで一段落」とホッとした様子を見せたが、身内からの反対論は根強い。その筆頭が河野太郎前デジタル相だ。

 河野氏は25日、自身のブログなどで年金改革の持論を展開。「底上げ策」を〈毎年、二兆円から三兆円の税金が必要とされる〉〈「毒入りのあんこ」だ〉とコキ下ろし、〈老後の生活の最低保障をするためには保険料方式ではなく、税方式、必要な者に最低保障をすることができる制度が必要だ〉と強調した。

「全額を税で賄う最低保障年金の創設は河野氏の長年の持論。2021年の総裁選でも独自路線として打ち出したが、『増税待ったなし』と逆風にさらされました。一方、『底上げ策』を実施したとしても、将来投入される国庫は今と同じ。むしろ『河野案』の方が財源のハードルは高い。2008年に河野氏は民主党議員らと最低保障年金の創設を盛り込んだ提言をまとめ、民主党政権が実現に向けて動いたものの、7〜8%の消費増税が必要との試算もあって断念した経緯があります。今回こそ自身の“旗印”を失うまいと、自公立の修正に批判を強めているのではないか」(厚労省関係者)

 河野氏は〈厚生年金の積立金を国民年金に流用しようとしている〉と訴え、「目的外利用」との批判も展開している。

「端的に言って『流用』は誤解です。厚生年金加入者が損する話ではありません。今でも厚生年金保険料のうち5%が基礎年金に充てられていますが、それを『流用』とは言わないでしょう。こんな理屈が通ったら、年金積立金の運用も『流用』なはずです」(ある立憲議員)

 年金の抜本改革は必要でも、河野案が暗礁に乗り上げた事実に変わりはない。遠吠えしているだけでは、みっともないゾ。

  ◇  ◇  ◇

 自民党派閥の裏金事件を機に始まった企業・団体献金の見直し議論は、今国会も成果ゼロ。規制が1ミリも進まないまま、参院選に突入する見込みで……関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/382.html

記事 [政治・選挙・NHK297] 小泉農水大臣は「備蓄米」と「銘柄米」どちらを買う? 小泉氏の答弁は…「備蓄米も他の米も買って食べ比べる」(TBS NEWS DIG)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1941206?display=1





「安い2000円の備蓄米と、それから4000円の米、同じ棚に並んでいたら、どうなるでしょうか」

何とも「けだるい質問」をするものだ。

問題の本質を理解していない。

小泉農水大臣答えは、それに輪をかけて「かったるい」から、呆れるしかない。

これが言論の府と言われる国会の質疑と思うと、絶望しか感じない。


「安い2000円の備蓄米と、それから1年前には2000円だったが今では4000円の米、同じ棚に並んでいたら、どうなるでしょうか」

庶民は「どうなってるんだ?」と思う。

問題の本質は、1年前には2000円だった米が、今では4000円以上に暴騰したことだ。

政治の無策が引き起こした「人為的に作られた暴騰」、すなわち犯罪だ。

今では、4000円に暴騰した米がどんなに美味しくても、買えなくなってしまった人が大勢いることに想いが至らないのだろうか。

歳費を含めて年4000万円以上もの税金を貰う国会議員には想像も出来ないのだろう。



以下に記事の全文を転載する。


小泉農林水産大臣は28日、衆議院・農水委員会に出席し、備蓄米の放出をめぐり、野党議員から値段の違う備蓄米と銘柄米が同じ棚に並んでいたらどちらを買うかと問われ、「両方買って食べ比べる」と述べました。

立憲民主党 石川香織 衆院議員

「来週には2000円の備蓄米が店頭に並ぶということでありますけれども、小泉大臣ぜひですね、お買物に行ってる気持ちでお答えいただきたいんです。安い2000円の備蓄米と、それから4000円の米、同じ棚に並んでいたら、どうなるでしょうか」

小泉進次郎 農林水産大臣

「今、私の立場からすれば、備蓄米もちゃんと買って、そして、他のお米も買って、食べ比べようと。これが私の今の思いです」

また、立憲民主党の石川香織衆院議員が「5キロ2000円の備蓄米が店頭に並び始めると2000円以上する銘柄米などが敬遠され、多くが在庫になってしまう可能性がある」と指摘すると、小泉大臣は「買い控えは前向きな行動の変化ととらえている」と話しました。


記事の転載はここまで。



備蓄米の量は100万トン、年20万トンを目処に古いものと入れ替え、最も古いものは飼料として売られる。

古米、古古米、古古古米、古古古古米、古古古古古米、飼料米。

今回、虎の子の備蓄米も30万トンの放出後は30万トンほどしか倉庫に残らないのではないか。

オペレーションの仕方にもよるが、全国津々浦々まで備蓄米は行き渡らないと思った方がいい。

しかも、一家族一袋などの制限が付くことが予想される。

とすれば、支援者からの寄付米など思いもよらない庶民は、不足分は高くても4000円の米も買わなくてはならない。

備蓄米を買えた人と買えなかった人、庶民は分断され、世間は不満の渦が巻く。


小泉農水大臣、どや顔で曰く、

「今、私の立場からすれば、備蓄米もちゃんと買って、そして、他のお米も買って、食べ比べようと。これが私の今の思いです」

世間知らずのお坊ちゃん、ふざけたことを言うもんじゃない。

少しでも想像力を働かせれば、こんな発言は出来ない。


「備蓄米もちゃんと買って、そして、足りないから他のお米も買って、食べようと。その分、おかずが一品減っても仕方がない。これが庶民の今の思いです」

人間は、生きるためには食わなくてはならない。

「食べること」、いまではそのことが、怪しくなってきている。

日本に於いて、主食の中心である米が「思うように買えなくなる」という事態を誰が想像し得ただろうか。

「自公政権の失政」ここに極まれり・・・だ。


古米、古古米、古古古米、古古古古米、古古古古古米を1年前の新米価格で放出して「畏れ入ったか」という態度はいただけない。

1年で米価が2倍になったのは自公政権の責任ではないか。

4000円を超えてしまった米価を2000円に戻すのが政府やるべきことなのだ。

「最初に「何故1年で2倍に高騰したのか」を国民の納得がいくように説明があってしかるべきだろう。

今、国民に平等に5s、2000円の米を提供しようとするならば、一袋当たり2000円の給付をするか、時代に逆行するが、米を政府の専売とするか、減反政策を止め、安い輸入米を関税を撤廃して市場に流通させるか、・・・まだあるかもしれないが。

そこんところを議論すべきだ。

備蓄米の放出は、国民にとっても「焼け石に水」。

世間の不満、怒りの矛先は、自公政権に向かい、小泉農水大臣に向かう。










http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/383.html
記事 [政治・選挙・NHK297] 兵庫県・斎藤元彦知事いつまで悪あがき? 告発者の私的情報漏洩「指示」が濃厚なのに辞職否定(日刊ゲンダイ)

兵庫県・斎藤元彦知事いつまで悪あがき? 告発者の私的情報漏洩「指示」が濃厚なのに辞職否定
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372436
2025/05/28 日刊ゲンダイ


鉄面皮(C)共同通信社

 またひとつ「違法性」が増えた。兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑告発文書を作成した元県民局長の私的情報が漏れた問題で、県の第三者調査委員会は27日、最終調査報告書を公表。斎藤側近の井ノ本知明・前総務部長による漏洩を認定し、「知事の指示の下に行われた可能性が高い」と結論づけたのだ。

 報告書によると、井ノ本氏は昨年4月、紙に印刷した私的情報の一部を県議3人に示し「こんな人間がつくった文書が信じられるわけないやろう」などと言いながら、内容を説明。私的情報は元局長の公用PCに保存されていたもの。極めてプライベートな内容で告発とは無関係だ。漏洩目的を巡り、報告書は元局長の人間性に疑問を抱かせ、告発文書の信用性をおとしめる点にあったと言及した。

 井ノ本氏は何度も証言を変え、今年2月には県人事課に弁明書を提出。紙の提示は否定したが、口頭で県議に元局長の私的情報を伝えたことを認め、斎藤知事から「そのような文書があることを、議員に情報共有しておいたら」と指示されたと主張した。当時の片山安孝副知事と県の理事もその場に同席したとされ、第三者委の聴取に指示を否定したのは斎藤知事だけだ。

 元局長の私的情報漏洩は地方公務員法違反にあたり、1年以下の拘禁、または50万円以下の罰金を科される。県は刑事告発しない方針だが、斎藤知事も“主犯格”として罪に問われかねない案件だろう。しかも、今年3月には別の第三者委から告発者捜しの末に元局長を懲戒処分にした斎藤知事らの対応は「違法」と認定された。不当処分にプライバシーまで侵害された元局長は昨年7月に死亡。自死とみられる。

違法性に懲りない「無敵の人」

 それでも斎藤知事は「真摯に受け止める」と連呼するも、一度も自らの過ちを認めない。27日も「漏洩は適切ではないが、それ以外の(元局長への)対応は適切だった」と言い放ち、辞職を否定。この悪あがきは、いつまで続くのか。

「県議会内は現状、反・親斎藤派の議員がそれぞれ3分の1程度で、残りは様子見。来月3日スタートの定例会に向け、反斎藤派は切り崩しに動いていますが、2度目の不信任を突きつけられるかは依然、微妙な情勢です」(ある兵庫県議)

 公選法違反疑惑もくすぶったまま、進展なし。モラルに欠ける「無敵の人」のツラの皮は厚くなるばかりで、いいのか!

  ◇  ◇  ◇

 斎藤元彦知事のモラルに欠けた「無敵」ぶりは、関連記事【もっと読む】でも詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/384.html

   

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