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2025年6月28日00時20分 〜
記事 [政治・選挙・NHK297] 国民民主党・玉木代表「女性蔑視スピーチ」釈明の怪しさ…大炎上いまだ止まらず(日刊ゲンダイ)

国民民主党・玉木代表「女性蔑視スピーチ」釈明の怪しさ…大炎上いまだ止まらず
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373920
2025/06/27 日刊ゲンダイ


「つい本音が出た」が実態では?(C)日刊ゲンダイ

 国民民主党の玉木代表の女性蔑視スピーチが大炎上し続けている。

 24日に外国特派員協会で行われた会見で「(国民民主の政策は)女性には理解するのが非常に難しい」と、ニヤケながら英語で言い放った一件だ。玉木氏は自身のX(旧ツイッター)に「女性蔑視するつもりはありませんでした」と投稿。謝罪したものの、その言い訳がどうにも不可解だ。

「会見では『it's very difficult to understand for them.(彼女らにとって理解するのが非常に難しい)』と言ってしまい、本来は、例えば『it's very difficult to deliver to them.(彼女らに届けるのは非常に困難です)』というような表現を使うべきでした」と釈明し、「英語が未熟なため、拙い表現をしてしまった」と反省している。

 確かに、英語の発音はやや拙かったが、自らの未熟さを理由にするのは無理があるだろう。何しろ、玉木氏は東大法学部を卒業後に旧大蔵省に入省。官僚時代に米ハーバード大ケネディ・スクールに2年間留学しているのだ。自身の公式HPには、留学時代のエピソードをこう紹介している。

「必死で英語を勉強した。留学時代は、人生の中で最も勉強した時代。一晩で100ページ以上、英語の本を読むといった宿題は、とてもきつかったが鍛えられた」

 当時から二十数年が経過したとはいえ、これだけガリガリと勉強していたのだから、英語力が未熟だとは思えない。拙い表現をしてしまったのではなく「つい本音が出た」のが実態ではないのか。極めて怪しい釈明である。玉木の言い訳投稿には「日頃思っていることが口からは出てくるものです」「稚拙とかのレベルではなく本音が出ただけ」といったコメントが寄せられている。

党そのものと玉木氏本人のガバナンス不全が続出


「年収の壁」などを見立てた発泡スチロールを破壊するパフォーマンス(C)日刊ゲンダイ

 それにしても、最近は、山尾志桜里元衆院議員の公認取り下げ騒動や、今年3月の埼玉・入間市議選でトップ当選した党所属の議員に市内の居住実態がないことが発覚し当選取り消しに追い込まれたり、玉木氏本人も備蓄米を「エサ」と表現し猛批判を招くなど、党そのものと玉木氏本人のガバナンス不全が続出している状況である。不倫騒動もしかりだ。

 そこへきて、英語で女性蔑視スピーチが重なれば、党勢凋落は止まらない。ある国民民主関係者は「次にデカい不祥事が出てきたら、もう持たない」と頭を抱えつつ、こう続けた。

「週刊誌をはじめとしたマスコミが、ウチのネタを嗅ぎまわっているようだ。現職国会議員の不倫ネタやカネの話。他にも参院選の候補予定者、都議選で当選したばかりの議員、その他の地方議員も含め、下半身トラブルやパワハラ、政治とカネ、選挙違反などを探られているフシがある。一体、何が出てくるのか……」

 それでも参院選は躍進が予想されているが、そううまくいくとは限らない。

  ◇  ◇  ◇

 国民民主党のドタバタぶりは、関連記事【もっと読む】【さらに読む】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/562.html

記事 [政治・選挙・NHK297] やがて防衛費大不況 このままではトランプにむしられるだけ(日刊ゲンダイ)

※2025年6月27日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大 文字お越し


※紙面抜粋


※2025年6月27日 日刊ゲンダイ2面


逆らえず、抗えず、やられっぱなし(内閣広報室提供・共同)

 NATOに課せられた国防費5%の横暴はやがてアジアにも回ってくる。逆らえなければ、国民負担の大増税。

 自動車関税とのダブルパンチで確実に日本経済はへたっていく。朝貢外交で媚びるのではなく、米国との距離の見直しが急務だ。

  ◇  ◇  ◇

 これが国際政治の現実ということか。欧州の名だたるリーダーたちが、あっさりトランプ米大統領に屈してしまった。

 オランダで開かれていたNATO首脳会議は25日、GDPに占める防衛費支出の割合を2%から5%に引き上げる新たな目標に合意した。NATO加盟国の防衛費増額は、以前からトランプが強く要求していたものだ。「欧州は負担が少ない」と訴えていた。欧州勢は要求を丸のみした形である。言い分が通ったトランプは「首脳会議は大成功だった」と大喜びしている。

 NATO首脳会議は、なにからなにまで前代未聞、異様だった。

 ルッテ事務総長は会議の冒頭、加盟国の防衛費増額について「トランプ大統領、親愛なるドナルド、あなたがこの変化を可能にした」と、いきなりヨイショ。

 さらに「あなたは何十年もの間、どの大統領も成しえなかったことを達成する」「欧州は大きな額を払うことになるでしょう。そうすべきであり、これはあなたの勝利です」と、絶賛する始末だった。

 トランプの宿泊先を、オランダ国王が住むハウステンボス宮殿とするなど異例の厚遇で迎え、会議の日程も3日間から2日間に短縮している。

 とにかく、トランプの機嫌を損ねないよう、腫れ物に触るような扱いだった。まるで宗主国を相手にしているかのようだった。

「同盟を軽視するトランプ大統領は、1期目からNATO離脱をちらつかせ、今回も直前まで会議に参加するかどうか明言しなかった。NATOの集団防衛を規定する第5条を守るかどうかについても、『定義による。第5条には多くの定義がある』と言葉を濁すありさまでした。しかし、アメリカに抜けられたらNATOは機能不全に陥り、欧州の安全も危うくなりかねない。欧州各国は、なんとしてもアメリカをNATOにつなぎとめようと必死だった。5%目標という無理難題ものまざるを得なかったということです」(外務省関係者)

5%目標の達成は難しい

 トランプがふざけているのは、NATO加盟国に5%目標を突きつけながら、アメリカの支出もGDP比3.19%にとどまっていることだ。しかも「彼らは払うべきだ。でも我々は払わなくてもいい」と、勝手なことを口にしている。

 それでも欧州各国は、トランプを怒らせないために文句を控えている状況である。

 しかし、5%目標を達成するのは、そう簡単な話ではない。従来の目標であるGDP比2%だって、加盟32カ国のうち達成しているのは23カ国だけだ。イタリアやスペインなど、財政の苦しい国は2%を大きく下回っている。

 5%に引き上げようとしたら、財政が逼迫するのは間違いない。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。

「欧州各国が、GDP比5%目標を受け入れたのは、アメリカをNATOにつなぎとめたい、ということもあるでしょうが、この先、アメリカ頼みは難しくなるという覚悟もあるのだと思う。なにしろ、トランプ大統領は『アメリカは同盟国に食い物にされてきた』と本気で思っている。戦後、アメリカは自由と民主主義を守るために、さまざまな国際的な公共財を提供してきたが、米国第一のトランプ大統領は『ヨーロッパの安全は、ヨーロッパが守ればいい』というスタンスです。これまでのようにアメリカに期待できないとなったら、欧州は自分たちで安全を守るしかない。地続きのロシアと対峙するためには、GDP比5%の支出も仕方ないということでしょう。あのドイツまでが、徴兵制の復活を検討しはじめている状況です」

日本は20兆円の大増税に


米関税との二重苦(代表撮影・共同) 

 NATO加盟国に課せられた「国防費5%」は、いずれ日本にも突きつけられるに違いない。

 すでに日本は、防衛費をGDP比3.5%に引き上げるよう非公式に打診されているという。正式に要求されるのも時間の問題なのではないか。

 GDP比5%となると約30兆円である。2025年度の防衛費は約8兆5000億円だから、20兆円以上も財源を捻出する必要がある。もし、消費税増税を実施して賄うとしたら、税率を10%も上げなければならない。

 消費税を10%アップしたらどうなるのか。消費が一気に冷え込み「防衛費不況」に突入するのは間違いない。

 しかも、ただでさえ日本は、トランプから理不尽な「関税」を課せられ、経済がどうなるのか分からない状態だ。

 自動車への「追加関税」25%だけでも、日本経済は致命的な打撃を受けかねない。基幹産業である自動車産業は、裾野が広く、日本の全就業人口の1割にあたる約530万人が携わっているからだ。あのトヨタでさえ、4〜5月の2カ月間だけで営業利益が1800億円も吹き飛ぶという。

 そこへ、防衛費の増額まで加わったら、日本経済はもたないのではないか。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。

「急ピッチで少子高齢化が進む日本は、国力が低下している。国民の多くは物価高に苦しみ、生活に余裕もない。新しい産業も生まれない。いまの日本に防衛費の大幅増に耐えられる体力があるでしょうか」

トランプに舐められている

 はたして石破首相は、トランプの要求にどう対応するつもりなのか。

 最悪なのは、要求を突っぱねる胆力も、うまくかわす戦略もなさそうなことだ。

「日本の防衛費は日本で決めるものだ」と、もっともらしいことを口にしているが、このままではトランプに押し切られる可能性が高いのではないか。

「関税」問題にしても、ひたすら譲歩し、対峙する姿勢がゼロだからだ。

 アラスカのLNG開発、トウモロコシの輸入増加、数十億ドル分の米国製半導体の購入──と、目いっぱい、トランプが喜びそうな対米貢献メニューを並べている。

 だからか、トランプにも完全に舐められている。

 突然、電話協議を持ちかけられ、「素晴らしい戦闘機がある。一度、見に来ないか」「日本には一番良いものを用意するぞ」と、軽口をたたかれる始末だ。

 アメリカのイラン空爆に対しても、国連憲章に違反することは明らかなのに、石破は「確定的な法的評価は困難」などと、あいまいな態度に終始していた。

 恐らくトランプは、「石破は御しやすい」と思っているはずだ。

「ヨーロッパは防衛費5%を受け入れましたが、日本とヨーロッパとでは、置かれた状況がまったく違います。ウクライナを侵略したロシアと地続きのヨーロッパが危機感を強めるのは分かりますが、いま日本に戦争を仕掛ける国がありますか。ロシアや中国に、海を越えて日本に攻め込むメリットは小さい。トランプ大統領から防衛費の大幅増額を要求されたら、石破首相は『日本は欧州とは違う、防衛費の大幅増額は必要ない』と説明すべきです。そもそも、もし、いま安倍政権だったら、石破さんは『アメリカの言いなりになるべきではない』と、正論を吐いていたはずです」(五十嵐仁氏=前出)

 石破はトランプの要求をのむのか。対応次第で日本をドン底に落とすことになる。

http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/563.html

記事 [政治・選挙・NHK297] 6月に入り露出アップ…岸田前首相が隠しきれない「再登板」意欲に自民内の本音は“ふざけんな!”(日刊ゲンダイ)

6月に入り露出アップ…岸田前首相が隠しきれない「再登板」意欲に自民内の本音は“ふざけんな!”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373913
2025/06/27 日刊ゲンダイ


やる気マンマン(C)日刊ゲンダイ

「政権交代もあり得る」──。不穏な予測を立てたのは、自民党の岸田文雄前首相だ。25日、参院埼玉選挙区の自民候補の決起集会を兼ねた時局講演会に出席。7月の参院選について「与党過半数割れになると、ますます物事が決められない政治になる」と語り、冒頭の認識を示したのだ。

 横に並んだ自民候補にすれば縁起でもない話だが、岸田氏は衆院で少数与党となっている現状にも触れ、「参院の過半数を確保した上で、野党とどう連携するのか。連立も考え直さなければならないのではないか」と言及。連立の枠組み拡大の必要性に踏み込んだ発言には「だから次はオレがやるしかない、と言いたげ」(官邸事情通)との見方がある。

 先の都議選で岸田氏は積極的に自民候補の応援を引き受け、投開票2日前の20日には1日4カ所でマイクを握った。その様子を自身のXで発信していたが、応援した7候補の当落は3勝4敗と負け越し。今月は複数のメディアのインタビュー取材に応じ、以前よりも露出を増やしている。

 最近は、周囲に昨年の総裁選に出馬した高市早苗前経済安保相や小林鷹之元経済安保相を評し、「高市やコバホークは右寄り過ぎだよな。昔はもうちょい普通だったはず」などと話していたという。明らかに「ポスト石破」を狙う2人を意識しており、うわさ通り「再登板」に向け、やる気マンマンにしか見えないのだ。

 派閥の領袖として率いた宏池会はすでに解散したが、今でも所属した議員の結束は固い。

「頻繁に会って情報のやりとりをしています。参院選公約の『2万円給付』も、岸田さんや木原(誠二選対委員長)さんら宏池会メンバーが中心となり、嫌がる石破総理を説き伏せた。“目玉公約”を欲しがっていた参院の改選組に恩を売った格好です」(自民党関係者)

 ただ、岸田氏の隠し切れない意欲に「都議選大敗でもハッキリしたが、今や『自民』の看板だけで強烈に批判される。裏金問題をうまく処理できないまま、政権を放り出し、この惨状をつくったのは岸田さんだ。『ふざけんな』と思っている人は多い」(別の自民党関係者)と不満も漏れる。

 国民だって「増税メガネ再び」はご免だ。

  ◇  ◇  ◇

 7月の参院選をめぐる自民党の体たらくぶりは、関連記事【もっと読む】【さらに読む】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/564.html

記事 [政治・選挙・NHK297] OTC類似薬「保険適用外し」の動きに患者から悲鳴が…自公維が3党合意、医療費削減ありきの暴論(日刊ゲンダイ):医療板リンク 
OTC類似薬「保険適用外し」の動きに患者から悲鳴が…自公維が3党合意、医療費削減ありきの暴論(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/725.html



http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/565.html

   

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