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2025年10月11日17時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK298] とうとう1ドル153円台の猛烈円安…「高市トレード」で外国人だけがウハウハという大矛盾(日刊ゲンダイ):経済板リンク 
とうとう1ドル153円台の猛烈円安…「高市トレード」で外国人だけがウハウハという大矛盾(日刊ゲンダイ)

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http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/267.html
記事 [政治・選挙・NHK298] 高市早苗氏の“馬車馬”発言はガチだった? 総裁選公約に労働規制緩和を掲げ「働かせ放題」画策(日刊ゲンダイ)


高市早苗氏の“馬車馬”発言はガチだった? 総裁選公約に労働規制緩和を掲げ「働かせ放題」画策
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/378598
2025/10/09 日刊ゲンダイ


「馬車馬のように働いてもらいます」/(C)J MPA

〈制度より 働き方は 風土から〉──。2018年の第31回「第一生命サラリーマン川柳コンクール」のベスト100にランクインした一句だ。「働き方改革」は制度整備か企業風土の改善か、どちらが先かは議論の余地はあれど、改めて味わい深い。「女性初の総理」となる公算が大きい自民党の高市新総裁が、働かせ放題の風土をつくろうとしているからだ。

 高市氏は新総裁に選ばれた4日、自民党本部で開かれた両院議員総会で所属議員を前に「全員に馬車馬のように働いてもらう」と言い放ち、「私自身もワークライフバランスという言葉を捨てる。働いて働いて働いて働いて、働いてまいります」と強調した。あまりに時代錯誤な発言は今も波紋を広げている。

 高市発言を巡り、過労死遺族や労働法制の整備に取り組む法曹団体から批判が続出。

 日本労働弁護団は6日、〈ワークライフバランスの必要性及び重要性を前提とした政治を求める談話〉を発表し、こう指弾した。

〈長時間労働の是正、過労死・過労自死の撲滅、仕事と育児・介護の両立支援の促進といった、国民にとっての喫緊の課題を全く考慮せず、むしろ、その実現を阻む影響を生ぜしめる〉

 一方、SNS上は〈リーダーとしての決意と覚悟の言葉〉〈国民に強いている訳ではない〉など肯定的な意見も飛び交う。石破首相も「国家国民のために、次の時代のために(という)決意の表れだと思っております」と擁護した。しかし、個人的な決意表明にとどまるかは大いに疑問だ。

 実際、高市氏は総裁選公約に〈労働時間規制につき、心身の健康維持と従業者の選択を前提に緩和します〉と明確に掲げている。留保付きとはいえ、これまで国が「働き方改革」として推進してきた残業時間の上限規制とは真逆の考えがにじむ。現行は月45時間、年360時間以内が時間外・休日労働の上限だが、厚労省の労働政策審議会では、規制強化を求める労働者側と慎重派の使用者側の綱引きが続いている。

残業地獄へまっしぐら


公約は労働規制緩和(自民党新執行部発足で、麻生太郎副総裁、高市早苗新総裁、鈴木俊一幹事長)/(C)日刊ゲンダイ

 使用者側の主張は、高市氏の訴える緩和とほぼ同じ。〈労働者の健康確保〉を前提にしつつ、より働きたい、より稼ぎたいといった労働者のニーズもあるとして、〈シンプルで分かりやすく柔軟な労働時間法制を検討することが必要〉と訴えている。日本労働弁護団幹事長の佐々木亮弁護士が言う。

「労働者の健康への配慮は当然として、規制緩和や撤廃の方向に進む懸念が拭えません。労政審では労使同意を前提として、労働基準法の運用見直しが議論されており、使用者側からすれば規制の適用除外を進めたい。高市さんも使用者側の思惑を分かった上で、わざわざ『ワークライフバランスを捨てる』と発言したのではないか。経営者の方を中心に高市さんの発言に賛同する人もいますが、『自分はこれだけ頑張った』との主張は、長時間労働でも大丈夫だったという生存者バイアスに過ぎません」

 高市新政権になれば、危険な「働かせ改革」で残業地獄へ一直線。高市氏は「未来への不安をなんとか希望と夢に変えていきたい」と意気込むが、いや、絶望しかない。

  ◇  ◇  ◇

 高市政権には早くも不穏な雰囲気が漂う。【もっと読む】【さらに読む】で詳報している。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/268.html

記事 [政治・選挙・NHK298] 国民民主・玉木代表が迫られる“踏み絵”…首相指名めぐり野党から推す声、高市自民からもラブコール(日刊ゲンダイ)

国民民主・玉木代表が迫られる“踏み絵”…首相指名めぐり野党から推す声、高市自民からもラブコール
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/378643
2025/10/09 日刊ゲンダイ


四方八方からラブコール(C)日刊ゲンダイ

 自民党の高市早苗総裁(64)は新執行部を立ち上げて滑り出したが、「ポスト石破」を選ぶ臨時国会の召集メドが立たない。当初見込まれた15日からどんどん後ろ倒し。20日以降となる公算が大きい。タカ派の上、「政治とカネ」に無頓着な高市氏に公明党が嫌悪感を隠さず、連立合意が難航しているからだ。首相指名選挙をめぐり、野党内からは国民民主党の玉木雄一郎代表(56)を推す声が上がる。高市氏からもモーションをかけられるモテ男は、どの手を握るのか。いずれにせよ、キモい展開である。

立憲は「玉木さんでまとまるなら有力候補」

 公明の高市アレルギーは重症だ。温厚な人柄で知られる斉藤鉄夫代表(73)が8日配信のユーチューブ番組で、「連立しないということは(首相指名選挙で)『高市早苗』と書かないということだ」と明言。党本部や政党支部などに限定するよう求めている企業・団体献金をめぐり、「少なくとも(政治資金を)透明にするために受け皿を一定程度絞っていくのは当然努力すべき目標ではないか」と語気を強めた。収録は高市氏と7日に会談した直後だから、憤懣やるかたない様子がうかがえる。

 自公は衆参両院で過半数割れ。首相指名選挙はいずれも上位2人による決選投票となる可能性大で、最終的には多数を得た議員が選出される。議決が優先される衆院では自民196議席、公明24議席。連立を継続しても過半数(233)に13足りない。逆に、野党がまとまれば「高市首相」の誕生を阻止できる。それで、にわかに広がっているのが「玉木推し」だ。

 8日、立憲と国民民主の幹事長らが会談。立憲の安住淳幹事長(63)は「わが党も野田(代表)にはこだわりません。玉木さんでまとまるなら有力候補と考えます」と秋波を送った。伏線は、前日の野党国対委員長会談だ。日本維新の会の遠藤敬国対委員長(57)が「この際、首相指名で玉木代表の名前をみんなで書いたらどうなんだ」と提案。一同爆笑したものの、立憲の笠浩史国対委員長(60)も「それも選択肢だ」と応じたのだ。

 立維国が一枚岩になれば、「玉木首相」の爆誕が視野に入る。衆院の勢力は立憲148議席、維新35議席、国民民主27議席。公明が寝返らなくても棄権し、他の野党も輪に加われば確度はグーンと上がる。玉木代表の決断次第だ。

自民補完勢力ふたたび?

 しかし、安住提案を受けた国民民主の榛葉賀津也幹事長(58)は「この手の話は冗談半分で言う話じゃないよね。異なった主義主張の政党と打算と数合わせで一緒に行動をとるということは考えてません」とツレなかった。

「玉木代表にもソノ気はない。立憲には散々コケにされてきて、何を今さらという話。そうでなくても、行動の軸は政策実現です。高市氏は8日のあいさつ回りで、(昨年12月の)自公国3党合意の速やかな実施を求める代表に対し、〈御意〉と応じた。年内のガソリン税廃止、『年収の壁』の178万円への引き上げを実行し、信頼関係が深まればその先が見える。来年度予算案の成立に向けて連立協議が現実味を帯びてくる。もっとも、自公がどうなるか不透明ですが」(国民民主関係者)

 やっぱり「自民の補完勢力」とそしられる道を選ぶのか。

  ◇  ◇  ◇

 国民民主党の体たらくぶりは、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで、より詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/269.html

記事 [政治・選挙・NHK298] 高市早苗氏は短命政権の懸念を払拭できるか 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)

高市早苗氏は短命政権の懸念を払拭できるか 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/378659
2025/10/09 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し


高市新総裁には現状を打破するほどの政治基盤がない(C)JMPA

 4日投開票された自民党総裁選直後、中国メディアから取材があった。質問は次のような内容だった。

「近年、自民党総裁、つまり、日本の首相の交代が非常に頻繁に行われています。その主な理由は何でしょうか。このことは日本国内および国際社会にどのような影響を与えると考えられますか」

 多くの予想を覆し、総裁選では高市早苗・前経済安保相が当選した。

 投票結果を見ると、異常な流れが見える。

 第1回投票で国会議員票は小泉農林水産相が80票、林官房長官が72票、高市氏は64票。議員支持が広がらなかった高市氏に得票数として自然な流れだった。

 しかし、決選投票の議員票は高市氏が149、小泉氏が145と逆転した。

 こうした現象はふつうは生じないが、ここに党最高顧問の麻生太郎元首相の動きが絡んでいたようだ。選挙当日、「麻生氏が1回目に党員数を最も多く獲得した候補に投票をするよう麻生派議員に伝えた」と報じられたことだ。つまり、事実上、高市氏支持の表明である。

 こんな追加情報も流れた。

「麻生氏は1回目の投票で所属派閥議員に小林、茂木氏に投票させる。その代わり、小林、茂木氏から、彼らの支持者が2回目投票で高市氏に投票するとの約束を取り付けた」

 実際の票の流れを見ると、この説明に納得がいく。麻生氏の戦術の巧みさが光ったわけだ。

 これは確かに選挙に勝つ巧妙な策であったものの、そのことは、高市政権が党内で安定基盤を確保し、望む政権運営を出来ることを意味しない。

 選挙当日の午後4時、読売新聞は「新総裁の高市早苗氏を待ち構える悪路、初の女性首相が短命政権になるかも……」と報じ、国会情勢に詳しい政治ジャーナリストの田崎史郎氏もテレビ朝日系の番組で、「高市さんは党運営や政権運営がかなり苦労されるんじゃないか」「どれくらい党内を掌握できるかっていう問題」などと述べていた。

 公明党の斉藤代表は同日夕、高市新総裁と会談した際、靖国神社参拝による外交への影響、外国人との共生政策、企業・団体献金の規制強化、連立拡大を挙げ、「我が党の支持者には大きな不安や懸念がある。その解消なくして連立政権はない」として政策協議を申し入れたという(読売新聞から)。

 停滞感が漂う日本社会。その打破を高市氏は力強く訴えていたが、現状を打破する政治基盤がない。

「短命政権になるかも」との読売の懸念は予想通りになる可能性がある。


孫崎享 外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/270.html

   

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