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2025年10月20日00時15分 〜
記事 [政治・選挙・NHK298] 自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある(日刊ゲンダイ)

自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379089
2025/10/18 日刊ゲンダイ


騙されるで!(C)日刊ゲンダイ

「大阪の男」と「奈良の女」が日本の中心で“愛”を叫ぶ──。なかなかドラマチックではあるが、この舞台が打算と駆け引きの渦巻く永田町だからいただけない。日本維新の会の藤田文武共同代表は17日、自民党の高市早苗総裁と連立に向けた2回目の政策協議を実施。互いに「数の力」を欲するグロテスクな睦み合いは、何でもありの展開をたどっている。

副首都構想と社会保障改革が「2本柱」のはずが…

 藤田氏は17日、再協議後の記者会見で「(政策合意に)大きく前進したものと両者で受け止めている」と強調。21日に行われる首相指名選挙に向け、「文言・解釈・期日等も含めて最終調整・詰めを行っていく」と力を込めた。

 この日、記者から質問が集中したのは「連立の絶対条件」に急浮上した議員定数削減について。維新の吉村洋文代表が再協議に先立ち、テレビ番組で「議員定数削減を臨時国会、12月中までにやるっていうことが決断できないぐらいだったら、他の改革できません」などと訴えたことがキッカケだった。

 16日の初協議で維新が高市総裁に示した「12本の矢」、すなわち政策実現の要望12項目に議員定数削減は盛り込まれているが、あくまでも副首都構想と社会保障改革が「2本柱」だったはず。

 再協議後の会見で、藤田氏は「企業団体献金と議員定数削減は2つとも重要で、私たちは結党以来、ずっと言ってきた」と、方針転換ではないと主張した。

「議員定数削減は維新の公約ですが、他の項目を差し置いて『連立の絶対条件』としてこだわっているのは、維新が訴えている企業団体献金の禁止について折り合えないから。裏金議員の要職復帰が取り沙汰される中、自民と手を組もうとしている維新の『政治とカネ』に対する姿勢は世間から注目される。連立入りのために企業団体献金を巡り自民と手を握ったと捉えられかねない。別の落としどころを探るために、あえて議員定数削減を全面的に押し出したのではないか」(維新関係者)

 国会議員定数は衆院が465人(小選挙区289人、比例代表176人)、参院が248人(選挙区148人、比例代表100人)。吉村代表は「衆院で50人削減する」との目標を掲げ、自民も受け入れる見通し。しかし、そもそも実現のハードルが高いうえ、首相指名に鼻息が荒いだけの高市総裁が本気で取り組むかは極めて怪しい。

公明党代表は「あまりに乱暴」

 立憲民主党の野田佳彦代表が首相在任中だった2012年、党首討論で定数削減を条件に衆院を解散。その後、政権復帰した自民は約束を反故にした経緯がある。野田代表は17日の会見で、当時を振り返りつつ「維新は騙されると思う」と自維連立を牽制した。

 連立離脱した公明党も定数削減に反発。斉藤鉄夫代表は維新が臨時国会で関連法案の成立を目指していることに、「あまりに乱暴」「企業・団体献金の協議が進まないから定数削減の話に持っていくというのはすり替えだ」と激オコだ。

「定数削減のヤリ玉に挙がるとしたら、まず比例代表の議席でしょう。特に比例票を集めて議員を出している公明党や共産党は強く反対する。自民党内だって意見が割れている状況です。今まで棚上げしてきたのに、この臨時国会で決着をつけようとすれば紛糾必至。絶対に首相になりたい高市さんと、自民に妥協している感を悟られたくない吉村さんとの間の“空手形”でしょう」(永田町関係者)

 政治停滞の政局ドラマを見せられた挙げ句、最終回は「自維連立解消」で終わる可能性もある。しょーもない。

  ◇  ◇  ◇

 これに焦りを募らせているのが、もう一つの「ゆ党」国民民主党の玉木雄一郎代表。関連記事【もっと読む】国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎるで詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/310.html

記事 [政治・選挙・NHK298] 自民と維新とで党利党略の目くらまし…国民不在「政策駆け引き」の茶番劇(日刊ゲンダイ)

※2025年10月18日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋

自民と維新とで党利党略の目くらまし…国民不在「政策駆け引き」の茶番劇
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379091
2025/10/18 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し


セレモニーにすぎない(高市早苗自民党総裁=右、吉村洋文日本維新の会代表)/(C)日刊ゲンダイ

 野合ではない、数合わせではない、それを主張するために「政策実現」でやりあっているように見せかけているが、その前に透けて見える卑しく、浅ましい権力欲。国民が頼んでもいない政策の安売り、無責任な口だけ茶番合意の国民愚弄。

  ◇  ◇  ◇

 自民党も日本維新の会も、連立にまっしぐらである。

 連立政権を見据えた自民と維新との2回目の「政策協議」が、17日行われた。

 維新の藤田文武共同代表は自民との政策協議の後、「今回の協議で大きく前進した。最終的な調整、詰めを行っていく」と記者団に語っている。もはや、よほどのハプニングでも起きない限り、来週21日に実施される首相指名選挙では、維新が高市早苗・自民党総裁の名前を書き、自民と連立を組むのは確実である。

 はやくも維新の党内は、「俺たちも政権入りだ」と浮かれているという。

 自民と「政策協議」を開始するかどうかを決めた16日の両院議員総会は、高揚感に包まれていたという。「政策協議」の開始に反対する意見はほとんどなく、朝日新聞によると、部屋の外にまで拍手や笑い声が聞こえてきたそうだ。

 降って湧いたような自民との連立について、維新の大阪府議は「急にホームランボールが転がり込んできたようなもの」と話しているという。

 自民と維新が連立を組むことは、とっくに決まっているということだ。維新が就く大臣ポストも提示済みだという。

 なのに、連立を組むかどうか、もっともらしく「政策協議」を重ねているのだから、これほどの茶番もないのではないか。「野合だ」「数合わせだ」「政策はどうでもいいのか」と批判されないためのセレモニーに過ぎないことは明らかである。

 いかに「政策協議」が茶番かは、維新が自民に政策実現を要求した「政治とカネ」を見れば、一目瞭然である。

 維新は「企業・団体献金の禁止」をのむよう、自民に突きつけているが、はやくも吉村洋文代表は「一歩でも二歩でも前に進めたい」と譲歩をにおわせ、連立合意の判断は「トータルで考えていく」と口にしはじめている。

 自民が「献金禁止」をのまなくても、連立するつもりだ。実際問題、自民が「献金禁止」をのむことは絶対にない。呼応するように自民幹部も、「政治献金の件は『協議体をつくって検討する』が落としどころだ」と、漏らしている。

「政策協議」などやらなくても、最初から落としどころは決まっているということだ。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)は、こう言う。

「自民と維新との連立が動きだしたのは、利害が一致したからでしょう。自民党の高市総裁は、どうしても首相になりたい。首相に就くためには、維新の数が必要ということです。党勢が落ちている維新にとっても、自民党の誘いは『渡りに船』。権力に入り込む千載一遇のチャンスですからね。互いに『現世利益』を求めたということです」

議員定数1割削減のマヤカシ

 維新が狡猾なのは、連立の条件として、突然「議員定数の削減」を打ち出してきたことだ。維新の吉村は、当初、連立を組む条件として「副首都構想」と「社会保障改革」の2つを受け入れるよう、自民に迫っていた。

 ところが、自民との政策協議がはじまった16日以降、いきなり、議員定数の削減を「連立の絶対条件だ」と強調しはじめている。国会議員の1割削減を求め、しかも10月21日に召集される臨時国会に法案を提出し、年内の成立を求めている。

 これが自民との合意文書に記されない場合は「連立しません」と、自民に決断を迫っている状況である。

 たてつづけにテレビ番組に出演しては「衆院500人、衆参で700人、多すぎます」「国会議員は身を切るべきだ」「定数削減こそ政治改革の本質だ」などと訴えている。具体的には、選挙区ではなく、比例区の削減を要求している。

 しかし「身を切る改革」などと口にしているが、「政治とカネ」から目をそらさせる魂胆なのはミエミエである。立憲民主党の野田佳彦代表も、「政治資金の問題をウヤムヤにして、次のテーマの定数削減に進むのは順番が間違っている」と批判しているほどだ。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏がこう言う。

「政策協議で自民党に要求した『企業献金の禁止』をウヤムヤにしたまま連立を組んだら、さすがに維新に対して批判の声があがるでしょう。そこで、吉村代表は、テーマを『企業献金の禁止』から、『議員定数の削減』に変えてしまおうと考えたのでしょう。一種のスリカエです。議員定数の削減は国民の関心を呼ぶテーマだし、大手メディアも飛びつきやすい。すでにネットでは、吉村代表に賛同する声もあるようです。しかし、比例区を削減しても、身を切られるのは、公明党や共産党といった中小政党です。小選挙区で当選する力のある自民党や維新への打撃は比較的小さい。むしろ、比例区の数が減ると少数政党の力が弱まり、相対的に自民党などの大政党が強くなる可能性がある。突然、議員定数の削減を打ち出した維新の会は、非常に巧妙です」

大物裏金議員がつくった連立


萩生田光一幹事長代行(C)日刊ゲンダイ

 はたして自民と維新の連立は、どんな政権になるのか。

 仰天なのは、自民と維新との連立を裏で画策していたのが、裏金にまみれた“傷物”の萩生田光一幹事長代行だった、ということだ。

 萩生田は、維新の創設者である松井一郎元代表や、馬場伸幸前代表、遠藤敬国対委員長といった、維新のキーマンと密かに会い、協議を進めていたという。17日の毎日新聞が詳細に報じている。

 毎日新聞によると、自民と維新の連立は「萩生田氏と松井氏の間ではもう話がついている」という。もう話がついているなら、いまさら「政策協議」もないというものだ。

 ただでさえ、高市は萩生田を重用し、幹事長代行という要職に就け、復権を許している。この先、連立政権の“生みの親”である萩生田は、高市政権を裏で操っていくのではないか。だとしたら、「企業献金の禁止」や「裏金問題の解明」など、やれるはずがない。前出の金子勝氏がこう言う。

「相変わらず自民党は、国民のことなど眼中になく、党利党略、私利私欲で動いているように見えます。26年間、連れ添った公明党に逃げられたら、その穴埋めとして国民民主に声をかけ、その国民民主との連立も難しいとなったら、維新に走っている。要するに、政権を握りつづけられるのなら、相手は誰でもいいということでしょう。しかも、自民党が国政選挙で敗北をつづけたのは、『政治とカネ』が原因なのに、高市総裁は『もう終わった話だ』とばかりに、裏金議員を次々に要職につけている。世論調査では、裏金議員の要職起用には7割が『反対』しているのに、国民の声を完全に無視している。経済政策にしても、庶民は『物価高対策』を望んでいるのに、インフレを招くアベノミクスの復活を掲げる始末です。なぜ、自民党は国民に顔を向けようとしないのか。これでは、次の選挙でも大敗するだけです」

 心ある国民が求めているのは、少数意見の切り捨てにつながる比例区の大幅削減ではなく、「裏金問題の解明」であり、「企業献金の禁止」に違いない。

 そもそも自民と維新の連立など、国民は誰も事前に聞いていない。連立するなら、衆院を解散して国民に信を問うべきだ。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/311.html

記事 [政治・選挙・NHK298] 「連合」が自民との連立は認めず…国民民主党・玉木代表に残された「次の一手」 永田町番外地(日刊ゲンダイ)

「連合」が自民との連立は認めず…国民民主党・玉木代表に残された「次の一手」 永田町番外地
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379099
2025/10/19 日刊ゲンダイ


さあどうする?(玉木代表奄ニ榛葉幹事長)/(C)日刊ゲンダイ

 公明党のまさかの連立離脱で激震走る永田町は自民高市と維新吉村が接近すれば、国民玉木がヘソを曲げ、その国民玉木にソデにされた立憲野田には党分裂の危機が迫る“猫の目”政局である。

 週明けの首相指名選挙とその後の国会運営、選挙協力までを見据えて現時点の永田町を俯瞰すれば、@自民=維新+高市別動隊ともいえる参政、日本保守A国民民主=公明B立憲民主=共産の3極がせめぎ合う構図になりそうだ。

 自民高市の連立相手の第1候補だった国民民主の玉木雄一郎代表は、支援組織の連合に“待った”をかけられ、あえなく撤退。自公連立の終焉で国民有権者に期待されていた戦後政治史に名を刻むチャンスを自ら手放してしまった。

「麻生さんを通じて早い段階から財務相入閣を打診され、本人はその気でしたが、連合もさることながら党内の、特に参院の伊藤孝恵国対委員長ら自称リベラルな女性議員は、立憲民主と同じで高市アレルギーが強く、ましてやグラドル不倫で負い目のある玉木としては踏み込んでも閣外協力がギリギリ。対決より政策と言いながら、次期衆院選に向け、公明創価学会との関係強化が得策との政局判断もあったでしょうね」(全国紙デスク)

 いずれにせよ、国民玉木がここ一番の大政局でモノの役にも立たない小物感を国民有権者に印象付けたのは間違いない。

 一方で、ここぞとばかりに「党が消滅するリスクがある」との覚悟を見せて、自民高市との連立協議入りを決断した維新吉村は政治家として“男”を上げた。

「ジリ貧の維新にとって国民玉木の後退は渡りに船。連立入りして、同党が一丁目一番地に掲げる大阪副首都構想や社会保障費の削減などの政策が実現すれば、少なくとも大阪維新は消滅どころか、政治基盤はより盤石になりますよ」(前出の全国紙デスク)

 すでに自民高市は維新に対して総務、国交ポストを提示しており、入閣候補には馬場伸幸前代表や前原誠司前共同代表らが挙がっている。

 それに比して、野党大連立の大言壮語で大コケした立民野田は党勢回復の道筋を示せず、党内の不満は限界値を超えてしまった。

「臨時国会を前にして、小沢一郎や江田憲司、原口一博らベテラン議員が個別に鳩山由紀夫元首相と接触して新党結成の可能性を探っています。鳩山が10億20億の結党資金を提供すれば、あっという間に20〜30人規模の新党ができちゃいますよ」とは小沢グループの一人。

 自民党の衆参大敗北から始まった混迷政局。一番得するはずだった野党第1党がババを引くんだから、やっぱり政界は「一寸先は闇」だ。 (特命記者X)

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/312.html

記事 [政治・選挙・NHK298] 維新の「議員定数1割削減」に潜む欺瞞…連立入りの絶対条件は“焼け太り”狙った露骨な党利党略(日刊ゲンダイ)


維新の「議員定数1割削減」に潜む欺瞞…連立入りの絶対条件は“焼け太り”狙った露骨な党利党略
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379127
2025/10/20 日刊ゲンダイ


したり顔には裏がある(C)日刊ゲンダイ

 あれよあれよと協議がまとまり、自民党の高市早苗総裁と日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は20日、連立政権合意書に署名する運びだ。維新が連立入りの「絶対条件」として急に持ち出したのが、国会議員の定数削減だ。自民も受け入れ、21日召集の臨時国会に一足飛びで関連法案を提出する方針だ。賢明な有権者は、維新の「身を切る改革」にだまされてはいけない。

  ◇  ◇  ◇

「議員定数の大幅削減が受け入れられなければ連立は組めない」

 吉村代表の声高な訴えには、自民との連立合意のハードルを下げる狙いがミエミエだ。歩み寄りが困難な「企業・団体献金の廃止」を棚上げし、「政治改革のセンターピンは議員定数削減」(吉村代表)と論点をスリ替え。維新関係者も「企業・団体献金の廃止では連立協議の合意は不可能だから、急ごしらえで『定数削減』を持ち出した」と明かす。

 維新は本拠地・大阪で地方議員の定数や報酬の削減を実施。「身を切る改革」の旗印で支持を集めてきたとはいえ、国と大阪府・市の予算規模はケタ違い。「議員1人にかかる税金は年間1億円」ともいわれるが、目標である議員定数の1割カットが実現しても削れる税金は微々たる額だ。今年度予算115兆円のうち70億円程度に過ぎない。

 しかも日本の議員定数は諸外国と比べても決して多くない。2021年のOECD調査によれば、人口100万人あたり5.6人と加盟38カ国中36位。英国の4分の1、ドイツの半分ほどだ。

比例50減なら公明党は大打撃

 それでも吉村代表はイケイケで、衆院の定数は「50人ぐらい削減したい。(対象は)比例選じゃないか」と踏み込んだ。比例代表の大幅削減は、比例選重視の公明党や共産党には死活問題となる。18日付の日経新聞が昨年の衆院選の結果から小選挙区と合わせた総獲得議席の減少率を試算すると、自民が1割以下、維新が1割強にとどまるのに対し、公明と共産は25%減。比例選出議員の比率が多いためだ。公明党関係者が「連立を離脱したことへの嫌がらせ」と嘆くゆえんで、共産は早速、比例定数削減に反対する嘆願署名を始めた。

 自民も背に腹は代えられないのかもしれないが、比例定数の削減にはためらいがあるだろう。連立から離れたとはいえ、公明の「人物本位」による選挙協力への期待があり、機嫌を損ねるわけにはいかないからだ。そのせいで削減対象が選挙区に移っても、維新は痛くもかゆくもない。むしろ焼け太りするだけだ。

1票の格差是正で都市部は増える流れ


死活問題…(C)日刊ゲンダイ

「約30年前に現行の小選挙区比例代表並立制を導入して以降、衆院小選挙区の定数は300から、現在289まで減りました。この間、有権者1人に対する議員数が選挙区ごとに偏る『1票の格差』是正との兼ね合いから、人口の少ない県の定数が26も減り、逆に首都圏など都市部の定数は15増えています。この流れで定数をさらに削れば、減るのは地方選出の議員だけで、議会における都市部選出の議員の勢いが増す。日本第2の大都市を地盤に持ち、典型的な都市型政党の維新には有利に働くのです。維新が定数削減を連立参加の絶対条件にしたのは、党勢衰退を食い止める党利党略、あからさまな我田引水です」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 これでは身を切るどころか、維新の「身を肥やす改悪」だ。「ロクに働かない議員は減っても当然」という気持ちは分かるが、吉村代表たちの口車に乗せられてはいけない。

  ◇  ◇  ◇

 自維連立めぐるドタバタ劇は【もっと読む】【さらに読む】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/313.html

   

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