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ガーター勲位復活を「消極的容認」 昭和天皇訪英時の王室周辺 共同

投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 1 月 02 日 17:47:22:


01/02 16:01 勲位復活を「消極的容認」 昭和天皇訪英時の王室周 外信34

 【ロンドン2日共同】英公文書館は二日までに、一九七一年十月
の昭和天皇の英国公式訪問に関する機密文書を公開、第二次大戦中
に昭和天皇からはく奪した最高勲章「ガーター勲位」をこの訪問を
機に復活させることについて、英王室周辺は必ずしも積極的には支
持をしなかったことなど両国間交渉の内幕が明らかになった。  
 文書によると、日本側はこの「在位中の天皇による史上初の海外
訪問」にあたって「非常に遠慮がちに」当時のピルチャー英駐日大
使にガーター勲位問題を切り出した。             
 これに対して、英王室の見解を反映、詳述したとみられる七一年
五月五日付の儀典局から同大使にあてた文書は、まず「旧敵国人へ
の勲章回復は第一次大戦後ない」と強調。           
 さらに六一年の英アレクサンドラ王女訪日に際し(1)エリザベ
ス女王は皇族の英儀式での英勲章着用を「適切とみなす」(2)し
かし女王は勲章復活は許可していない(3)勲章着用を望む意向も
表明していない―旨を「日本側に印象付けるよう」との指示が「口
頭で極秘に」伝えられたと指摘。「今もすべて当てはまる」として
いる。                           
 文書はその上で、ピルチャー大使が宮内庁に「訪英中の儀式で天
皇は英勲章を自由に着用できる」と「示唆」してよいとした。また
日本側からのガーター勲位復活の打診について「天皇は特別」と賛
成する大使への同意と読める言葉もあるなど複雑な構成。英王室周
辺は、当時の英世論に配慮して勲章復活に消極的な姿勢を見せつつ
、日本側の立場も考慮、事実上は容認した様子がうかがわれる。 
 一方、戦前に天皇が授与された「英陸軍元帥」の称号回復につい
ては「支持する動きは全くない」とし、他の勲章授与についても現
段階では英王室の空気は否定的だと伝えている。        
 訪英終了後の十一月の英外務省文書は「天皇訪英発表後まもなく
女王はガーター勲位復活を指示したが、陸軍元帥位の回復措置は取
らなかった」と総括している。                
 昭和天皇は二九年に英国王ジョージ五世から同勲位を授与された
が、四二年にいったんはく奪された。現在の天皇陛下は、九八年の
訪英の際に同勲章を授与されている。             
(了)  020102 1601              
[2002-01-02-16:01]




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