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いまだから書ける 聞くに耐えなかった 解放された人質家族への誹謗中傷[週刊現代]
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/134.html
投稿者 なるほど 日時 2004 年 4 月 19 日 23:51:24:dfhdU2/i2Qkk2
 

(回答先: 米兵・自衛官人権ホットライン・事務局からの緊急のお願い 投稿者 なるほど 日時 2004 年 4 月 19 日 21:17:28)

件  名 : [資料] 『週刊現代』vol.46 No.18 いまだから書ける 聞くに耐えなかった 解放された人質家族への誹謗中傷
より抜粋



『週刊現代』vol.46 No.18 2004/05/01 (\333+税) から転載

≪総力特集≫イラク人質事件

■ 怒りの暴露 いまだから書ける 聞くに耐えなかった
■ 解放された人質家族への誹謗中傷 (pp.38-42)

「どうせ共産党でしょ」
「解決したら家族のことを徹底的に暴いてやる」「自作自演だろ」
「自業自得」「自己責任」「税金のムダ使い」「殺されても仕方ない」
「何様のつもり」…

事件発生から9日目. イラクで武装グループに拘
束された日本人3人は, 解放されて無事に保護され
た. ここぞとばかりに, 人質解放に向けて宗教指導
者に働きかけたことをアピールする政府首脳. しか
し, 残された家族に対して首相官邸がした仕打ちを
知れば, 3人は自分の国家を許せなくなるはずだ.

*** 「家族に過激集団がいてさ」

「なんでテレビ局は, 3人の出国前の絵(=映像)を持っ
てるんだ? (3人やその家族が)自分から売り込むのか?
妙だよなぁ. なのにマスコミは, そういう連中に乗
ってしまう」

イラク人質事件が伝えられた翌日の4月9日夜, 場所は赤
坂プリンスホテル. 福田康夫官房長官はメディアとの
オフレコ懇談の席で, こう本音を漏らした---.

「サラヤ・ムジャヒディン(聖戦士旅団)」を名乗る武装
グループによって拘束された高藤菜穂子さん, 郡山総一
郎さん, 今井紀明さんの3人が, 事件発生から8日ぶりに
無事解放された.

しかし福田官房長官の発言を見ても分かる通り, 解放に
至るまでの間, 3人とその家族に対する憎悪が日本中に渦
巻いた.

「被害者家族が待機する北海道東京事務所に『人に尻ぬ
ぐいさせるな』『最初からヤラセだろう』『死ねばいい』
といった電話やファックスが殺到しました. 家族の元に頼
んでないのに『成田空港までという注文を承りました』と
いうタクシーが10台呼ばれたこともありました」(市民団
体『ワールドピースナウ』実行委員会事務局・高田健氏)

4月14日になって安田純平さんと渡辺修孝さんの二人が, 武装
グループに拉致された. これを受け翌15日, 福田官房長官は,
「いったんこういうことになったら, どれだけの人に迷惑
がかかるか考えてほしい」
と冷笑しながら語った. この発言が, 日本中の気分
を言い当てている. 外務省が
「退避勧告を13回も出している」(竹内行夫事務次官)にも
かかわらず, イラクに入国した人間に自己責任があるとい
う世論である. ここまでは確かにその通りだ.

だからといって彼らが人質にされて当然だというのは,
あまりに短絡的だろう. 一部報道は, 救出に税金を投入
するのはムダだという論陣を張ったが, 現地で取材している
自社の人間が拘束されても, やはり同じことを言うのだろう
か. もはや何でもあり. 暴論もまかり通っていた.

しかし, 最も許されないのは, 被害者と犯人グループを
一括りにするため被害者家族の素性を暴き立てて, マスコ
ミをはじめとした世論を誘導した政府の行為である.

「まいっちゃうよ. 家族の中に過激集団がいてさ」
親しい記者から, 小泉首相が被害者家族と会おうとしない
理由を問われた飯島勲首相秘書官は, こう答えたという.

政府は人質救出の策を講じる前に, 警察や公安調査庁, 内閣
情報調査室を使って人質の思想・信条をチェックしていたのだ.
その結果, 今井さんの母親が共産党員であり, 今井さん自身,
劣化ウラン弾の危険性を訴えるNGOを設立した若き運動家で
あるこ[と]を政府は掴んだ. 警察長関係者が説明する.
「事件が起こってすぐ, アメリカから連絡が入り, 人質と
その家族の身辺調査を行うよう指示を受けました. イラクに
軍隊を派遣していない国の人間が武装グループに拘束さ
れた際, 米国のイラク攻撃が原因だという反米キャンペー
ンが沸き上ったのです. だから米は, 誘拐事件は反米勢力
の仕掛けだと見て過剰に反応するのです」

事件発生直後, 小泉首相は被害者家族に会う意志を見せた.
が, 飯島氏や岡田秀一秘書官ら首相側近が強硬に,
「人質の安全が確認されるまで救出に全力をあげてください」
と進言したため, 開放されるまで会わなかった.

政治評論家の森田実氏がこの雰囲気を解説する.
「権力は自分の正当性が証明できなくなると, 相手の欠点
をほじくり出し, メディアに宣伝させて "どっちが悪いか"
という二元論に持ち込む. イラクへの自衛隊派遣の正当性
を主張できなくなった政府・与党が, 被害者と家族の身元
を調べ上げて, 彼らを葬り去ることで国民の目をそらそう
とした. 歴史は繰り返します. 戦前のようなイヤな時代が,
確実に始まりつつあります.

*** 思想・信条を徹底して洗え

森田氏の危惧は, 現実のものとなった. 官邸が真っ先に
調べた被害者家族の思想・信条という個人情報が流れ出
し, 彼らは「純粋な被害者」ではなくなったのである.

官邸の調査結果に乗っかったマスコミは, 事件そのもの
が「自作自演」ではないかとも読める報道を展開した. 典
型例が4月13日付の共同通信の配信記事だ. カタールの衛
星テレビ, アルジャジーラが放送した武装グループによる
「人質解放」の声明文について, 「まるで日本人が書いた
ような違和感を持つ部分が多すぎる」(官邸筋), 「日本国内
の人間と, つながっている可能性も否定できない」(政府関
係者)といったコメントを紹介し, 日本国内の反米勢力が,
自衛隊撤退を狙って起こした人質事件であるかのような印
象を与える記事を流した.

政府や与党の幹部も初期の段階から, 人命のかかった事件
とは思えない言動を, オフレコの席で繰り返していた.

「(武装グループが刃物で被害者を脅す映像の感想を問われ
て)相手は脅かすことを目的としているわけですからね.
その手法に乗って対応するというのも, いかがなもんでしょ
うか」(4月9日, 福田官房長官)

「(アルジャジーラを通じて犯人グループに呼びかけるつも
りがあるかと問われて)誰が出るの? それに応えるような
タマなの? 日本政府が何でそんなことしなきゃならない
の」(同日, 同)

「自作自演の可能性も否定できない. 分らないことだら
けだ. ヨルダンから 3人が出国したという記録もない」(同
日, 官邸スタッフの一人)

「ネットに書き込みがあったようだが (注・『今井』と称
する人物が掲示板に書き込んだもの. 自作自演をほのめか
す記述がある), いつ書かれたんだか, 本人のものなのか
どうかも分らない. イラクに行きたいという人が書くんだ
から, どうしようもない」(同日, 細田博之官房副長官)

「『自衛隊でも行くのは危険だから行くな』と言っている
親が, 未成年の自分の子供を止めることが出来ないで, あ
あいう戦地に行かせてしまう. やっぱり, どこかおかし
い」(4月12日, 平沼赳夫前経済産業相)

公明党は, 3人が拘束されたニュースが流れた直後に,
今井さんが共産党員の家族であることを掴み, 被害者家族
と早い段階で接触していた. 冬柴鐵三幹事長は, 鬼のクビ
をとったかの如く,
「連中が何者かを掴むのが, ウチは早かったよなぁ」
と自画自賛したが, 被害者家族が自衛隊撤退を政府に要求すると,
「もうあいつらに何も教えてやらない」
と憤った. 政府関係者に強い調子で, 自衛隊撤退を求める
被害者家族の態度は, 政府にとって完全に敵対勢力のそれ
と認識されたようだ.

「もはや官邸も公安関係者も防衛庁幹部も『どうせ共産党の
人間だろう』『事件が片付いたら, 家族のことを徹底的に
暴いてやる』『自業自得. 殺されても仕方ない』『何様の
つもりだ』と憤りを隠そうともしなくなりました」(全国紙
社会部記者)

いまは被害者かも知れないが, 事態が収束に向かえば,
普段から敵視する共産党勢力として公然と叩いてやるという
態度を露にしていた. 極めつけは小泉首相である. 以下
は4月9日, 首相官邸での記者団との一問一答である.

-- 国民の意見が二分される中で, 自衛隊派遣を決めた
首相の責任については, どう考えるのか.

「私自身の問題じゃありません. 国全体の, イラクに対する
安定復興支援, これにどう取り組むかということにかかわる
問題ですからね. テロリストの卑劣な脅しに乗っては
いけないと思います」

-- 責任はテロリストにあって, 総理にはないという考えか.

「テロリストがね, どういう意図でやっているのか, まだ
分りませんけどね」

被害者の身の安全を心配するより, 「テロリストの意図」
をいぶかしむのを優先している. 「自作自演説」が念頭に
あるのは間違いない

当然, 後から拉致された二人の邦人についても思想・信条
が洗われている.

「反戦を訴える『人間の盾』に参加した経験や, 左翼系
出版社と付き合いが深いことなどを挙げて, 『今回のほうが
自作自演の可能性が高い』という声が早くも上がっていま
す」(全国紙官邸詰め記者)

北朝鮮の拉致問題では, 被害者家族の信頼を得ることで
存在感をアピールした阿倍晋三幹事長も, 今回は被害者
家族に同情できないらしい. 9日, 人質家族が東京に集まり,
各党を回った際, 当然自民党に最初に来るものと待ち受け
ていたが, 民主, 公明を先に訪問し後回しにされたことが
いたく気に入らなかった. 久間章生幹事長代理と中川秀直
国対委員長に交代を頼んで, 怒って出て行ってしまった.

ハネ返り連中のために身を粉にして情報を収集してやっ
ていると言わんばかりの対応だが, 現実には官邸が被害者
救出につながる情報を収集していたとは言えない. その危機
管理能力は, 4月13日にアルジャジーラが「3人が解放され
た」と誤った速報を流した際の対応ぶりから推察できる.

*** 誰だ!? 情報を漏らしたのは

その際, 官邸は一様に色めき立ち, 岡田秀一秘書官は,
「アルジャジーラの報道で期待しちゃうよね」

とニヤけ, 飯島秘書官も,
「ロイターが解放を配信したから飛んできた」

と, 笑みを浮かべた. 阿倍幹事長にしてからが
「(テレビ速報で)『政府から与党幹部に解放知らせる』っ
て字幕が出たでしょ. あの幹部ってボクのこと! もう解放
されないことはありえないよ. 複数から情報があった」

と, さも解決したといわんばかりだったが, 人質は解放
されなかった. 犯人グループに足元を見透かされそうな,
なんともお粗末な情報収集能力だ. 元公安調査庁キャリア
職員の野田敬生氏が言う.

…… 中略 ……  http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?xp010617

政府は派遣地域周辺のテロ情報を扱う英国の危機管理コ
ンサルタント「コントロール・リスク・グループ」と契約
を結んでいる. 同社による危機管理のアドバイスを受けた
福田官房長官は, アドバイスが満足に実行されていないこ
とに愕然とし, 怒りの矛先をマスコミに安否情報を伝えて
いる政府要人に向け始めた.

イラクに派遣された逢沢一郎外務副大臣は, 仲介人と称
して登場したイラク人権擁護組織代表のミゼル・ドレイミ
氏と独断でコンタクトしようとしたことや, マスコミへの
会見の内容が「話すぎ」だとしてとばっちりを食った.
福田官房長官は逢沢氏に向かって国際電話で,
「確認もしないうちにウロウロするな! 情報管理をちゃんとしろ!」
と, 怒鳴りつけたという.

事件発生直後, 小泉首相は
「テロリストの卑劣な脅しに屈してはならない」と強調
し, 早々に自衛隊の撤退はないと宣言した. たしかにテロ
リストの言いなりになることはできないが, 一国のトップ
の発言とは思えないほど, 駆け引きや計算がなさ過ぎる.
「首相が『テロリスト』呼ばわりしたことで, 武装グルー
プが人質を解放する方針を変えた」(イラクイスラム聖職
者協会のアブドルサラム・クベイシ師)との指摘まで受け
てしまった.

加えて, もはやサマワが「非戦闘地域」であるという
前提はないに等しい. 宿営地の外で活動できないほど治安
は悪化しているのに, 後方支援などできるはずもない. す
でにイラク特措法に違反する事態が起こっているのだか
ら, 撤退も視野に入れながら対応を検討すべきだったので
はないか.

その危険地帯で歩き回る人質が軽率だとの謗りもある.
しかしそれ以前に「安全なところ」だからと, 綿密な調査
もなく自衛隊を派遣したことが, こうした事態を招いたの
である. 「戦闘地域に派遣しない」と謳っているイラク特
措法違反の自衛隊派遣自体が虚構であり, 欺瞞であり軽率
そのものだったのではないか. この政治責任を小泉首相は
負うべきだ.

情報を統制しつつ, 家族を不利な立場に追いやる形で個
人情報を流出させる. この政府主導の悪意は, いったい何
なのか. 結局, 自衛隊をイラクに派遣したことを否定され
たくないばかりに, 3人の被害者とその家族の尊厳を貶め,
命の危険にさらしただけだ. イラク共和国大使館のサー
エル・A・サベット代理大使は, こう語る.

「戦闘機や戦闘ヘリ, 戦車など近代兵器による米軍の攻撃
で, 毎日のように何十人の単位で同胞が殺されているのを
イラク国民は目の当りにしているのです. 精神的にアブ
ノーマルになり, その怒りを人質事件という形で表そうと
いう人間が出てくる状況は理解できます」

イラクに滞在する邦人の危険度は, 深刻なものと見てい
い. 拘束されたイタリア人4人の場合, 一人が殺された.

日本政府はいつまで, 同胞の危険を救うことより,
醜悪な "弱いものイジメ" を優先し続けるのだろうか.

-- (C) 講談社 週刊現代


[以下は標題のみ抜書]


■ 解放後も白い目! 「人質家族」は共産党だったのか (p.42-45)

徹底的に暴かれた彼らのプライバシー その真実は!?

[注]
勤務先が共産党に近い病院だと共産党にされてしまうという にちゃんな世界
公安や公安から仕入れた噂垂れ流しのおこちゃま連中にできることはそんな被害妄想にすぎない.


■ 怒りと憎しみのイラクは爆発寸前
■ 世界一のテロリストはブッシュだ!
■ 自衛隊が駐留するサマワをシーア派が包囲 (p.46-47)

*** 民間人犠牲者は1万人以上

*** 陸自 550人が人質に

[結論部分]
> 血の海の修羅場と化そうとしているイラクにとどまりながら,
> 連日給水するだけの自衛隊に, どんな意味があるのか

http://www.freeml.com/message/truce@freeml.com/0016382



★関連

週刊新潮4月15日号「1日20万円」の英国警備会社を雇う「外務省職員」(コントロール・リスク社)
http://www.asyura2.com/0403/war50/msg/876.html

人質家族に口枷(くちかせ)[南ドイツ新聞 翻訳 梶村太一郎氏]
http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/870.html


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