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究極の自然療法である「尿療法」についてご案内申し上げます
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/237.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2004 年 4 月 25 日 02:21:05:FnBfYmHiv1JFs
 

(回答先: Re: クエスチョンさん。ありがとうございます。 投稿者 愚民党 日時 2004 年 4 月 24 日 22:20:17)

愚民党様、あなたの表現者としての肝の据わった発言やコラージュを
楽しく拝見しておりました。

妹さんが癌で大変なことになっていると聞いて、
他人事とは思えず、心を痛めております。

じつはかつて阿修羅にてカミングアウトしたこともありましたが、私は15年くらい前から
かなりチャランポランではありますが、尿療法を続けてきました。
当初はアレルギー、そして慢性疲労を直すために、『朝一杯のおしっこから』という
本に触発されて自分でも恐る恐るためしてみて、劇的に効いたことに驚いたり感動したり
して、以来、律義にとはとてもいえませんが、体調が悪いときは尿療法を自分に試して
います。

経験的にさまざまな疾患や体調不良に著効があることは判ったので、なぜそうした
“薬効”があるのか、単なる「自己暗示」ではないのか、など色々と疑問を持ちながら
自分なりに調べてもきました。

じつは現在、尿療法の大全集的な本を訳しておりまして、とおからず出版されるとは
思いますが、その本の注目すべき所は、20世紀になって世界中の大学や医療研究機関で
実施されてきた内服や塗布などによる、あらゆる疾患や創傷への尿療法の研究成果が
概説されているのです。ホントに癌から精神疾患にいたるまで、ありとあらゆる方面の
疾患に、尿そのものの治療効果が試されていたことを知り、私はショックを受けました。
その本には、日本の京都大学結核研究所や防衛医大が、尿からそれぞれ抗結核成分と
抗ガン成分をわざわざ分離して、患者につかって著効を確認した、などという論文の
エッセンスまで紹介されていました。 この本を訳すに当たり、記述内容の裏付けをとるため
に医学図書館に通って可能な限りの原著論文も収集しましたが、抗生物質やら合成新薬
が市場や医療の世界を席巻するまでは、究極の自然療法である尿の薬効が、アカデミズムで
真剣に研究されていたことが、あらためて確認できました。

私が訳している本そのものについては、ここに紹介することができないので、
また出た時点でご案内したいと思いますが、基本的なことは、この投稿の下記に
訳出した英語圏のウェブサイトの情報で十分に役立つと思います。
それから、日本でもいろいろと尿療法についての本が出ていますが、
内服の基本は「朝一杯のおしっこ」ですから、むずかしいことなどないですし、
既刊の本を読めば、基本的な実用情報はじゅうぶんに入手できます。

2017年に管理人が勝手に追記:佐藤雅彦さんの本はたぶんこれ。
尿療法バイブル―あなた自身がつくりだす究極の良薬 単行本 ? 2004/7 マーサ クリスティ (著), Martha M. Christy (原著), 佐藤 雅彦 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4846005488/asyuracom-22

さらに11年後も尿療法本を出版。
黄金の泉―尿療法大全 単行本 2015/6 クーン ヴァン・デル・クローン (著), Coen van der Kroon (原著), 佐藤 雅彦 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4846014177/asyuracom-22

尿療法は究極の自然療法だと思います。
なにしろ、自分の身体が、恒常性[ホメオスタシス]を維持するために作りだした
無数の種類の抗体や、生理活性物質や、ホルモンその他の生理的情報伝達物質が
最適な濃度でブレンドされた、理想的なオーダーメイド薬物なのですから。
(尿素や他の含有物も、それなりの治療効果や保健効果があるわけですが、
 それを精製して高濃度で用いると副作用を生み出すことになって危険なのです。)

しかも、それはまったく無料で、腎臓と膀胱さえ機能していれば、ちゃんと日々
入手できるのです。

私はこの尿療法の本を翻訳している最中に、最初は首の付け根、つぎに耳の付け根に
腫瘍ができました。これも尿湿布で楽々と退縮させることができました。
これが良性腫瘍だったのか悪性腫瘍だったのかは、医師の診断を受けてないので
わかりませんが、とにかく治ってしまったのは事実です。
(病名を知るのが目的ではないので、治ればそれで満足なのです。)
そして、尿内の抗腫瘍物質や、さらに体内の免疫システムにしてみれば、現代西洋医学が
発明した分類用の病名なんぞ、ぜんぜん関係ないわけです。 そんな知識とは無関係に
免疫システムは異物を特異的に攻撃する抗体などを日々作りだしているわけですから。

だから、自分の尿をつかって自分の体調を快復させることは、究極の内科医療だという
わけです。(尿療法という呼び名よりも、尿という液剤を媒介にして体内の情報を
物質的に体内に送り返して身体の調子を整える方法なので、一種の生化学的バイオ
フィードバックと考えるのが正確だと思います。)

繰り返しますが、尿療法は、あらゆる内科的疾患や、外科的障害に有効な
完璧な個人むけ調剤が行なわれた液剤を、無料で入手できる、究極の自然療法です。

最初は勇気が必要かもしれませんが、試してみることをお勧めします。
ただし、尿療法にしても、他の養生にしても、決して無理をしないことが大切です。

妹さんのお役に立てればさいわいです。
愚民党さんも、まずご自分で試してみると、効果が実感できるとおもいます。

(なお、飲尿を行なった場合には、たぶん30分以内に猛烈な便通があり、尿で溶けた
水様便が出ると思います。これは便秘には福音ですけど、通勤中などにこれが
起こるとウンコを漏らしてしまうことになるので、試すのでしたら休日の朝を
お勧めします。 それから、最初に飲尿を行なってから1週間くらいは、体調が
悪くなることがあるかもしれません。これは体調が復帰していくときの身体の
反応なので、心配することはないと思いますが、自分の体調と相談して、
くれぐれも無理をしないことがかんじんです。)


● なお、米国のブルジンスキーという亡命学者が尿から抽出した抗ガン物質
 「アンチネオプラストン」を用いて癌治療を成功させていますが、それについては
 http://www.hicat.ne.jp/home/mnumoto/ を参照してください。
  ただし、こうした薬物を使えばそれなりの費用やリスクは覚悟せねばなりません。
 もしこうした手段に頼るとしても、それまでのあいだは、自分でできるかぎりの
 尿療法を試してみるべきだと思います。なにしろ、無料で安全なのですから。
 自分の尿を使う限りは……。

●これは尿療法についての英文サイトからの翻訳です。

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癌や他の致命的疾患と戦う武器
  http://users.erols.com/martinlara/cancer.htm

 尿療法(uropathy)は、まさに普通の病気から治癒するのと同じぐらい効率的に、壊疽、黄疸、結核症、エイズ、癌のような重大疾患を治療したり予防するのに役立つであろう。あなたの尿は究極の万能薬である。なぜなら、それは病気と戦いのあらゆる段階で役に立つ特殊な成分をぜんぶ備えているからだ。しかも尿はこのほかに、患者が自分の尿を使う時点で疾病の治癒に必要な、当人の健康改善に最も合致するように調製された何百という治療成分や有機化合物を含んでいる。尿療法の最良の効用は、実行するやてきめんに効果が出てくることである。こんなにすぐに良く効く治療法なんて、現代医学でさえ到底発明できない。身体そのものの自然治癒能力が、コップ一杯の尿という、精妙にして調和のとれた液体を生み出しているのだ。この“天然の妙薬”は、調製法なんぞ知らなくても誰にでも入手できる。本章では、尿療法と他のホリスティック(全体論的)な治療法を組み合わせて癌や他の末期的段階に達した疾患を治療するという先進的な治療方法論を紹介していこう。

 癌や他の末期的段階に達した病気を治療するための最善の治療アプローチは、病気を最終的にそこまでに至らしめてしまった健康状態そのものを充分に理解することである。自分の病気の生成と発展のプロセスを理解すれば、自分のからだをじょうずに制御して、それまではあなたの弱点であった病気をからだ自身が撃退して、健康を回復させるように誘導することが出来る。

 尿療法を理解するために、まず都市の下水事情と比較しながら話を進めていこう。たとえばニューヨーク市は、世界で最も大きくて最も洗練された下水道システムを有している。8百万人の住民世帯が入った無数の巨大な建物は、これによって排水が可能になっている。さらにこの街には、住民が生み出す家庭ゴミや商業ゴミに対処すべく回収処理業務を行なう部門が、役所や民間に備わっている。これと同様に、身体にも「リンパ系」と呼ばれるシステムが備わっており、ニューヨーク市の公衆衛生部門や下水道システムとよく似た働きを行なっている。ただし身体のリンパ系は、全身の20〜50兆個といわれる細胞から出される老廃物を無害化処理して捨てるという働きを担っているから、ニューヨーク市の衛生保持システムなんぞ到底比較にならないほど、精妙に作られている。

 ニューヨーク市は世帯や事業所という個々の“生活単位”が集合することによって成り立っているが、これらの“生活単位”にも、それぞれ(お手洗いのような)小さな衛生保持装置と下水道のシステムが備わっている。一方、我々の身体は関節・筋肉・骨・臓器や腺の集合体として成り立っているが、これらのすべてにリンパ管・リンパ節・リンパ組織というリンパ系の構成単位が備わっており、それらのリンパ系器官が、関節・筋肉・骨・臓器および腺を構成しているすべての細胞から老廃物を集めて処分しているのである。ニューヨーク市内の個々の“生活単位[アパートメント]”には、細かい下水管が張り巡らされており、それがトイレ・洗面所・浴槽・シャワー室・台所・皿洗い機などに接続されて、住民が生み出す生活排水を外部に捨てる働きを担っている。これと同様、ヒトの体内でも個々の関節・筋肉・骨・臓器・腺には繊細な毛細リンパ管・リンパ節やリンパ組織が備わっていて、個々の細胞から生み出される老廃物を集約・処分する働きを担っている。自宅の下水システムが詰まれば汚水が流れていかず、トイレ・洗面所・浴槽・シャワー室・台所・皿洗い機などが、流れていかない汚物や汚水にまみれてしまうのですぐに判るわけだが、関節・筋肉・骨・臓器・腺に張り巡らされているリンパ管やリンパ腺が“汚物でつまった”場合にも、“ありふれた疾患”という形をとって該当箇所にはっきりと故障が現われるから、問題の所在を知るのはたやすい。

 住居や事業所の場合、一室の“排水処理装置”が詰まっただけでビル全体に悪臭が漂うになり、ビル内の住民全員が具合わるくなってしまうことになる。人体もこれと事情は同じで、老廃物がうまく排泄できなくなると、やはり身体は病的な反応を起こす。つまり便秘をしたり、息が臭くなって、全身に汚臭がまつわりつくことになる。住居の悪臭は芳香剤や香料でゴマカすことができるが、それは一時の気休めでしかない。人体の場合も、体内から出てくる悪臭は、防臭劑や香水やウガイによって、一時的にゴマカすことはできるが、束の間の気休めにしかならない。

 ビルの一室で下水が詰まったきり汚物がどんどん溜まっていけば、最終的にはそのビル全体の環境が汚され、さまざまな病気が流行りだし、人の住めない建物になってしまうだろう。ゴキブリとネズミが蔓延しはじめて、住民の健康に危険を及ぼし始めるからだ。人体でも、筋肉・骨・臓器・腺などに“汚物”が詰まって蓄積していけば、これ同じような事が起きる。ビルの衛生問題と唯一ちがうのは、人体の場合、関節・筋肉、骨、臓器と腺にそなわったリンパ系の管・腺・組織などに細胞の老廃物や分泌物が詰まって滞積していくと、関節炎・壊疽・膿瘍、良性腫瘍や癌という疾患のかたちをとって直接に人体を襲うという点だ。たとえ関節・筋肉・骨・臓器・腺などにじかに癌が発生しない場合でも、リンパ系の管・腺・組織などに、細胞の老廃物が蓄積した結果として癌が生じる恐れがある。住んでいる建物が不潔ならば、引っ越せばよい。だが自分の身体そのものが“汚物の掃き溜め”と化してしまった場合には、そこから逃げ出すのは不可能だ。ただし、住宅を掃除するように、身体も“掃除”して蘇らせることができる。つまりリンパ系を活性化することでリンパ系の管・腺・組織に溜まった細胞由来の老廃物を“洗い流し”、これによって、ありふれた病気や末期的な疾患をまねく原因となった“不健康な状態”を解消するわけである。従来の主流医学に頼って大金をつぎこんでも、こうした戦略によって健康をとりもどすのは困難であろう。だが、それよりもはるかに安価で安全で効果的な方法――すなわち尿療法――を用いれば、ありふれた病気や致命的疾患の原因となっている“不健康な状態”と戦うことができる。

 医学研究者が「癌やエイズは自然に完治させることなど不可能である」というのが現代医学の通念になっている。けれども尿療法を実行して、癌・エイズ・壊疽・多発性のアレルギー・黄疸などの厄介な病気から奇跡的にすみやかな回復をとげた人は数多いのであるおまけに尿療法の場合は、自分の疾患の“病名”を突き止めるために多大な努力をしたり診断結果が出るまで待つ必要なんて全くない。尿を使えば、自分がかかる恐れのあるたいていの病気の原因となっている“不健康な状態”を克服できるようになるので、“病名の特定や診断”という手続きをわざわざ踏む必要がないのである。尿療法で必要なのは、ただひとつ。おのれの自然治癒力に自信をもち、本書に照会してある方法で、尿療法を実際におこなうことだけだ。これだけで、あなたの健康を回復させるのに必要な、体内の洗浄・治癒・再生の機能がふたたび蘇るはずである。

 ありふれた問題であれ命に関わる重大問題であれ、自分の身にふりかかった難題を自力で解決しようと努める人間は貴い。自分のからだの問題は、健康回復の作業を他人にまかせきりにするのでなく、自分自身で行なうほうがずっと健全だし幸福であろう。尿療法は、まさにそうした作業だ。医者にとってはあなたを治療することなんぞ、たんなる“メシのタネ”でしかないが、あなた自身にとっては生死に関わる一大事なのであるから……。この国の医者は、全米医師会(AMA)が定めた標準的な医療手続きに従うのが、なかば義務となっている。それは、まずあらゆる検査や分析から始まる一連の診断を踏まえたうえで行なうことになっているが、こうした診断の大部分は、本当に必要であるとはいいがたい。あなたが“まともな健康保険”に加入している場合、医者の連中はしばしば2500ドルにも及ぶ途方もなく高額な検査料を請求してくる。ところが、そのうちの 500ドルは、医者自身が臨床検査会社から口利き料としてキックバックしてもらっているというのが現実なのだ。

悪化がすすんだ疾患にたいして現代の主流医学は化学療法・外科療法・放射線療法を繰り出すわけだが、こうした最新医術が患者に保証できる生存率は、せいぜい50%といったところだ。医療産業の言いなりになるのでなく、自信をもって尿療法を行ないながら、自分のからだや病気について勉強し、他人まかせでなく自力で健康管理に努めていけば、病気を癒し、全快をかちとる確率はずっと高まるだろう。あなたの病に“医療”を施すという活動は、あなた以外の多くの人々にとっては“金もうけの仕事”にすぎない。だがあなた自身にとっては、死ぬか生きるかの大問題だということを認識すべきだ。患者が死ねば、医者は“お客さん”を失うていどの問題で済むであろう。だが、あなた自身にとっては、死んでしまったら何もかも終わりではないか。

 1993年に弁護士で消費者運動指導者であるラルフ・ネイダー氏が米国の病院における死因について3年がかりの調査を行なった。その結果、彼は、米国の病院では毎年30万人が医療過誤によって殺されている事実を“発見”した。10年間にもわたって戦われたヴェトナム戦争や、あるいは第二次世界大戦によって死んだ兵士の数を引き合いに出さねば、この数字がいかに大きいか理解できないかもしれない。ベトナム戦争では5万6千人、第二次世界大戦では29万6千人の米国人兵士が死んだ。これらの兵士たちは「敵を殺すか、さもなくば殺されるか」という戦場の極限状況の中で、小銃・ライフル銃・大砲・マシンガン・爆弾・戦車などを使って究極の殺しあいをしていて死んだのである。そうした事実をあらためて考えれば、毎年30万人が病院で“殺されている”という現実が、いかに恐るべきものかがよくわかる。なにしろ、患者の世話と治療をすべき“医療の提供者”の手により、われら罪なき市民の生命が“医療事故”の名の下、大量に奪われているのだ。「自分の健康は自分で守りなさい。医者に頼らなくても自分ででき、しかも安全で安価な健康維持と治療の手段がたくさんあるのだから、そうした手段を駆使して、自宅で病気を治しなさい」――私が読者にそう勧めてきたのは、現代医学がこうした問題を抱えているからである。たとえば医者はビタミンの大量摂取療法を問題視し、尿療法をインチキ療法だと決めつけてきたが、こうした代替的医療手段を実行したところで死者がでたなどという報告は一件もないのであるから。

 しかも現実には医学者たち自身が、さまざまな尿の成分を抽出して強力な治療効果を発見し、自らのこうした新発見を絶賛する論文を数多発表してきたほどなのだ。癌の発生のあらゆる段階に働きかけて抗癌作用を発揮する成分が尿には15種類も含まれていると、すでに医学者たち自身が、専門の医学雑誌に発表してきた。それは例えば、尿酸・尿素・H−11、 directin 、3メチルグリオキサール・DHEA・アンチネオプラストン(antineoplaston,抗腫瘍因子)やゲニスタイン(genistein)などである。このほか尿には身体を刺激して自然治癒を促す強力な物質が含まれているが、その正体は実は患者に内科的疾患をもたらした抗原――いってみれば“病気の真の原因となった毒素”にほかならない。そうした毒素のことを、医学用語で「内毒素」と「外毒素」と呼んでいる。「毒素」とはいえ、ものは使いようで、どんな病気の“病原毒素”でも無害なていど体内に送り込めば、その病気への抵抗力を育む“ワクチン”となる。つまり尿中の“毒素”は、元来はあなたに病気をもたらした物質であるが、尿療法ではその病気から回復するための妙薬となるのだ。さらに尿には、すでに生じてしまったがレントゲン写真や断層撮影やMRIなどの最新診断技術を駆使しても検知できないような微小な腫瘍を破壊できる各種の成分が含まれている。

 本書で言及しているいくつかの新成分は、医学および一般雑誌や新聞などで報じられた最近発見されたばかりの物質だ。そうした研究報告を読むと、尿の特定成分を分離濃縮して精製し、高濃度で用いることにより、癌の予防や治療が成功したという、実験や治験の中身がくわしくわかる。どうして医学者は、生薬をわざわざ単純成分へと分離精製して、その単純成分の薬効ばかりを追い求めるのか? その理由はおそらく「生薬をそのまま使うよりも単純成分のほうが治療に効く」からではない。むしろ「治療に有効」だと判明した成分の正体を解明すれば、その特許利益を独占できるからだろう。

 けれども実際の尿は、そうした医者も驚くほどの単純成分ばかりで出来ているわけではない。これ以外にも、患者の便通を改善しリンパ系を再活性化する刺激成分が含まれているのだ。糞便が順調に排泄されずに体内に溜まっていると、それが患者の病気をますます悪化させる。だから予防や治療を成功させるためには糞便の順調な排泄を促すのが前提条件となるわけだが、尿中のこうした刺激成分はまさに便通改善に必要な物質だ。尿療法が非常に優れている点は、身体が一種のバイオフィードバックの過程を通して自らの不調状態をモニターし、こうした(糞便の排泄促進による体内浄化から始まって、ワクチン作用を持つ毒素の使用や疾病治療物質の投与などを適切かつ正確に行なうという)治療の作業を完全に自動的に行なうことである。

 病に侵された人の身体は、その病気から回復するに必要な反応を引き出すことができる尿を自動的に作り出す。そうした尿は、非常に濃厚な場合もあるし、普通の尿と変わらない場合もある。このような尿を作り出すのは身体の自己補修作用であるが、患者が自分の尿を使って尿療法を行なうと、直ちに健康回復が促されるのである。あなたが自分で集めている尿療法に使う尿は、だから常に、その時々の健康維持や健康回復にもっとも役立つ成分がそろった、完ぺきな薬なのである。あなたに必要なのは、自分の自然治癒能力を信じ、生まれつき身体に備わった内発的な自己治癒の本能を活性化させるための情報や知識である。つまり身体の自然治癒を促すには、最も基本的な普遍療法や、出たばかりのきれいな尿を使った直腸への尿座薬や、尿を使った皮膚摩擦や、少なくても1日に4回から6回尿を飲むというさまざまな尿療法の手段を使うのがもっとも賢明なのである。

 たいていの病気は、尿療法を使えば、たった1日か2日で、何らかの改善が実感できるだろう。精製純化され高度に凝縮された物質は、人体にとって極めて有害であり、場合によっては致死的でさえあることは、だれでも知っている。だが尿を丸ごと使えば、こうした副作用は起きない。さらに、尿療法と他の代替的な医療手段を組み合わせて用いれば、身体の自然治癒力を最大限に引き出して完全な治癒と再生を促すことができる。もっとも、子供が病気にかかったり、夫や妻が死にかけたり、あるいはひどい痛みに苦しめられているときには、患者には医者の処方に口出しをする余裕はないであろう。だからなおさらに、病気が致命的な段階に至る前、つまりふだんの健康な状態のうちに、尿療法を始めることを私はぜひお勧めしておく。1年に1度の健康診断で何らかの症状が見つかり、健康悪化が随分と進んでしまってからおもむろに治療を始めるなどというのは、のんきすぎるし愚の骨頂である。

 普段の健康状態にある時だって、体の中では癌に発展する可能性がある各種の状況が生まれている。健康時の尿は、そうした状況を押しとどめるための各種の成分を含んでいる。あるいは仮にあなたの体の中にすでに癌ができていて、それが検査では検出されず、あなた自身も気づいていない場合でも、あなたの尿だけはその癌の成長を押しとどめ完全に消滅させるのに役立っている。あなたは自分の体に何が起き、どんな病気に侵されているのか全く気づかないだろう。しかしあなたの体は病気の密やかな所在と種類を正確に突き止めて、それを完全に治すための成分を尿の中に溶かし込んでいるのだ。尿療法で助かる人は数知れない。もっともこれとて限界がある。なぜなら人は結局、遅かれ早かれ死ぬ生き物だからだ。それに病人自身に治る気がないなら、その世話をする人たちは途方にくれることになろう。悪化してしまった病から立ち直るには、患者に強い信念と生きる目的がなければならない。そうしたことが大きな励みとなって、患者は体にも心にも力がみなぎり、病気をある打ち負かすことが可能となる。癌がん治療に尿療法を用いても、直ちに癌が退縮する様子がなく、何カ月か同じ状態のまま推移する場合がある。尿を日常的に飲用し、薄めた尿を舌の裏側にたらすという尿療法をを毎日規則正しく続けていれば、癌の成長が止まって人体に害をなさなくなる場合も時にはある。 

 汚染された水の分子群(クラスター)は、各種のグロブリンや巨大なタンパク質粒子をひきつける。体内のそうした状態の水によって、目詰まりを起こしたリンパ系は、癌の成長を促してしまう。リンパ管の目詰まりは、あらゆる病気の“出発点”なのだ。リンパ管の目詰まりが解消されれば、病気の克服が可能となる。しかしそれがうまくいかないと、弱った免疫系の下で体内のウイルスの突然変異が促され、そうしたウイルスが体中に散らばって、あなたを打ち倒すことになるだろう。ここで問題なのは、癌が全身に広がった場合、その癌組織のせいというよりもむしろリンパ液の循環や排せつがうまくいかなくなって、その結果、リンパ節やリンパ組織が汚染され癌化する恐れがあることだ。皮膚がんや乳がんや前立腺がんが発生したとしても、それだけならまだ問題は小さいかもしれない。しかし全身のリンパ節が機能不全を起こしている場合には、同じような癌が全身に、それこそ無数に生じている恐れがあるのだ。

 これから語ることは、尿療法の効用を信じることができず、現代医学にすがって自分の命を医者にすべて預けようとしている人々への警告である。イェンセン医師 (Doctor Jensen)は、結腸の形がよくわかるようにするため、バリウム浣腸や結腸への放射性物質注入を行ったうえでレントゲン撮影をする検査法を推奨している。彼の主張によれば、結腸に糞便が詰まっており詰まっておりそれが原因で体のどこかに病気の症状が現れている場合には、どんな致命的疾患の患者でもこの方法が有効だという。イェンセン博士は、自著「腸の管理を通じての組織の洗浄」(Tissue Cleansing through Bowel Management)において、多くの疾患が普通の状態では排除できないと腐敗採用を持った排せつ物によって助長されていると、記述している。重い病気にかかっていた多くの患者の解剖を通じて、彼は患者のS字結腸部に糞便がしこたま詰まっている事実を見いだした。ひどい場合はひからびたの糞便が40ポンドも詰まっており、結腸部の直径が9インチにも達していた。バリウム浣腸は、医者の治療行為の標準メニューには入っていない。だからあなたが医者にかかったら、1戦交えでもしない限り、こういう浣腸を受けるのは望み薄である。大事なのは医者と戦うことではなく病気と闘うことだ。それは他ならぬあなた自身のためである。イェンセン博士の主張からわかるのは、たとえあなたが重病にかかっていても、外科手術や化学療法や放射線療法に頼らずとも、清潔な尿を使った尿座薬や尿浣腸や結腸洗浄(colonics)を使えば、完治しうる可能性があるということだ。


 以下に、私が知っている尿療法のバリエーションを紹介していこう。


●普遍療法で:普遍療法は、癌との戦いにおいて最も重要な尿療法であり、2時間ごとに実行する。普遍療法は、体内にたまった老廃物が病気の原因となっている場合には、きわめて有効な治療法だ。普遍療法を行うと、病気の原因となっていると毒素の“サンプル”を経口ワクチン投与することになるので、体の自然治癒メカニズムが刺激される。その結果、感染症や腫れ、発熱や痛みなどを副作用なしに迅速に克服できる。普遍療法のよう準備は極めて簡単。あなたは2時間ごとにそれを実行すればいいだけ。素晴らしい結果に満足するはずだ。(詳しくは普遍療法の章を参照)

だ液の分泌促進:唾液は人体が作り出す”天然の治療薬”としては、尿よりもさらに潜在力がある。唾液腺が口の中にあるのは、まさにそうした事情による。ひどい致命的疾患を患って食物を消化する力さえつけてしまった場合でも、口の中に何か入れて唾液の分泌を常に刺激してやれば、病気の治療効果を大いに高めることができる。
唾液の分泌を促すには、さまざまなものが役立つ。例えば生のニンニクの小片、トウガラシ、チューインガム、ペロペロキャンディー、ショウガのかけら、パイナップルやアンズの干物、数滴のレモン果汁、その他もろもろの自然食品などがある。ただし、人工甘味料を含んだ食品は癌の増長を促す恐れがあるので、使ってはならない。

●断食
 断食を正しくやり遂げるのは難しい。だからあなたがこの方法に精通していないなら、医者の監督を受けるべきである。にしていて私しかしながら、尿絶食が非常に簡単で、しかも効率的である。アームストロング (Armstrong) は自著「生命の水」のなかで、あらゆる癌や致命的疾患の患者に尿断食を勧めている。彼が推奨する尿断食とは、喉が乾いたりお腹がすいたら(可能であれば蒸留または精製を施した)自分の尿をすべて飲むというものだ。尿には患者が病から立ち直る際に必要とする各種の栄養分、ホルモン類、各種の酵素、アミノ酸などが豊富に含まれており、食事を取らなくても健全に断食をやり遂げることができる。尿断食の効用を最大限に引き出すには、2時間ごとに6〜8オンスの尿(1オンスは30cc弱)を飲むのが肝心だ。これを実行するには2つの方法がある。

つまり、尿が出たら冷蔵庫にためておいて2時間ごとに飲むというやり方と、2時間ごとに必要な分を膀胱から“小出し”して、それを飲むというやり方だ。尿を小出しにして残りを膀胱にためておくというやり方は、心地よいものではないが、空腹感をコントロールすることができるし、飲尿によって下痢が促され(これは体内の毒素を洗い出すために生じる反応である)糞便とともに体外に押し出された多くの水分をを補うために水を飲む必要がある場合は別として、余計な水分を取る必要がないという利点がある。この“尿の小出し”のテクニックを覚えれば、2時間ごとに完全に新鮮な尿を飲むことができる。その結果、断食の期間を伸ばしていっそう治療効果を高めることができる。 

 ここで大切なのは、患者に現在どれぐらいの体力があるかを見極めることだ。断食の期間は、患者の体力によって決まるからだ。SpeakPad断食に耐えうる体力は人によってさまざまであり、場合によっては断食ができないほどに体力が弱った患者もいる。特に注意すべきは病院に長期入院している患者で、実際その大部分は栄養失調で死に至っているのである。最も快適な絶食は”軽食つきの断食”である。これは自分の尿の全量または大部分を飲むとともに、軽い食事や果汁または野菜ジュースをとるというものだ
 本格的な断食をする際には、生活習慣の中で感じてきた“普通の飢餓感“と絶食の飢餓状態によって生じる“生死にかかわる飢餓感”を見極める必要があるが、これはなかなか難しい。

断食を始めると、通常、最初の3日ほどは“普通の飢餓感”にひどくさいなまれる。これは日常食べている食品によって1種の依存症に陥っており、それを急に止めたことから禁断症状が出るせいである。あなたが、あなたが通常食べる中毒性の食品を断念することで、関連づけられた禁断症状を扱わなければならないから、習慣的な飢えが通常絶食の最初の3日の間にあなたを頭がおかしくする。

一方、“生死にかかわる飢餓感”は、体内に貯蔵されていた脂肪がすべて使い尽くされ、筋肉や骨の中のタンパク質や各種の栄養分までもが消費され始めたときに起こる。“生死にかかわる飢餓感”は最悪の場合は死を招くので、適当なところで断食を中断する必要がある。断食の期間中にまったく食料を口にしていない場合には、断食を終えて普通の食品を食べ始める前に、腸の寄生微生物叢(フローラ)を再構築するという重要な課題が待っている。こうしたことについて詳しく知るために、断食について書かれた本を勉強しておくことをお勧めする。白書腸の寄生微生物叢(フローラ)を再確立するためには、乳酸菌が含まれた濃縮されたプレーンのヨーグルトや、サワーミルクと新鮮な丸ごとのオレンジを食べることから始めるとよい。結局、最善の断食は“液体だけしか採らずに行なう断食”であろう。


●注射
 今世紀の全般にわたって肝炎、ぜんそく、アレルギー、各種の性病などを効果的に治療する方法として尿注射がいかに有効であるかを説明する専門論文が、実に多くの医学関係雑誌に発表されてきた。こうしたありふれた病気だけでなく、癌にだって尿を注射が有効であることは当然予測できるわけである。プレッシュ (Plesch) 教授はさまざまな疾患に対して新鮮な丸ごとの尿を使った尿注射を実施し、大きな効果を上げていた。ダンカン (Duncan) 医師は尿を薄めて患者の舌の裏側に滴下したり、陶材フィルターを通して濾過した尿を患者に注射するという尿療法行なっていた。神経科医のファイフ( Fife)医師は、熟考を重ねた末に尿注射を採用した。彼の場合は、45ミクロンと25ミクロンの紙フィルターを使って尿を濾過し、その濾液を注射した。これらの医師はいずれも、丸ごとの尿を使って尿注射を行った。これらの医学者たちは患者が抱えているすべての問題を完全に解決しようとしていたとは必ずしもいえないが、既知の疾患に対しては、ほとんどすべての種類を治すことに実際に成功している。読者は既にご存じかもしれないが、尿注射はすべてのアレルギーと大抵の病気に広く有効であることが判明している。これを試みても絶対に後悔しないと思う。もっとも、尿注射には1つ難点がある。それはまるごとの尿を使った場合、注射すると若干ひりひりと感じることだ。尿をオゾンやフェノールで処理すれば、とりあえずこうした問題は解決するけれども・・・。

尿注射の頻度と継続期間は、病気の回復具合いによって決まってくる。1995年に「パサディナ 天真爛漫生活博覧会」家(Pasadena Whole Life Expo)が開かれたが、その場で1人の女性が私にこんなことを語ってくれた。彼女は1日おきに医者から尿注射を打ってもらい、リンパ腫を完治させたというのである。

 私はここで不当な現実を告発しておかねばならない。それは一般の医師も、代替医療に従事している治療者も、尿注射を受けに訪れる患者にも及びうる危険性である。尿注射を行っているところを取り押さえられた医者はほとんどいない。しかし注射は本来「外科的」な医療行為であるから、一般人が行えば刑務所送りになる危険性がある。とはいえ尿注射は極めて安全であり効率的でかつ簡単であるから、ここで言及しないわけにはいかない。
尿注射は、尿を飲んだり座薬に使ったりすることを患者に対しては、有効な代替手段なのである。ただし、薄めた尿を2時間ごとに舌下に滴下する経口投与のほうが、尿を注射よりもおそらく有効であろう。だから私は尿注射を使う前にこの“尿舌下滴下療法”を試してみることを強くお勧めする。


●直腸への尿座薬 / 尿浣腸
 致命的疾患にかかった患者の大部分は、結腸や直腸に糞便が滞留していて、それが腐敗状態に至っている。無理もないことだが、患者は自力でこの廃棄物を体外に排出することができずにいる。結腸と直腸は体内の廃棄物を外に出すために備わった“下水処理施設”である。尿座薬や尿浣腸を患者に施されば、こうした廃棄物の滞留問題はただちに解決する。リンパ液へのは流動性の排せつ物の60%は、最終的には結腸に送られ直腸を通って外部に排せつされる。ところが結腸に糞便が滞留すると、リンパ液は体内の排せつ物を処理することができなくなる。その結果、人体はありふれた病気や致命的疾患にかかることになる。結腸と直腸の重大な役割がわかった以上、尿座薬や尿浣腸を病気の予防や治療に役立てることができるはずだ。尿浣腸は結腸や直腸に滞留した糞便を洗い流すことができるし、尿座薬はリンパ系全体を刺激し 身体か排せつ物を自力で放出するのを促す。尿浣腸を行うには、およそ32オンス(1オンス=29.6CC)の尿が必要である。また、尿座薬を行うには純粋な尿が4〜8オンス必要である。浣腸の場合は純粋な尿やコーヒーを混ぜた尿を使うが、尿座薬の場合は純粋な尿を使う。
 尿の“柔らかさ”は患者の身体が“洗浄反射”を促すのにぴったりであるから、病気の治療には尿浣腸よりも尿座薬の方が有効である。浣腸に使う液剤としては、世界中でコーヒーが用いられている。しかし尿の方が“体に優しい液剤”である。尿浣腸は、健康な人にとっては普通の水を注入するようなものであり、致命的疾患の患者に対しては清潔な酸性の液剤を用いるようなものだからである。癌やさまざまな致命的疾患にかかった患者の結腸内に滞留し腐敗作用を持っている糞便を、徹底的に排せつするための刺激剤としては、尿という酸性液剤を使うのが最も効果的なのだ。

 尿座薬を使い始めると体内では大量の老廃物が結腸に排出される。だからこれを使い始めて最初の2週間は、座薬の使用回数を1日2回とし、その後は週に1度、朝に実施するのがよかろう。朝か、3時間以上睡眠を取った後に、尿座薬を使用するのが最も効果的である。尿の“柔らかさ”は、結腸内部の理想的な環境と極めてよく似ているので、尿座薬を頻繁に用いても腸内のフローラに悪影響を与えることはない。
 この方法は過激に思えるかもしれないが、あらゆる領域の栄養補助剤(サプリメント)を取りながら体内の洗浄を行うのは理想的な方法なのである。そしてこれこそ、体内の劣化した臓器をよみがえらせる唯一の方法だ。結腸の働きをよみがえらせたいと望むなら、最長3カ月間にわたって腸内を空っぽにして洗浄を続ければ、良い結果が得られる。こうして体が老廃物を快適に排せつできるようになったら、あなたは結腸の働きが回復したと実感できるだろう。こうした“過激”な治療法が誰にでも必要というわけではないが、病気の再発を待つよりはよほど安全である。ただし、結腸の状態が健全な時には、身体が注入された尿を吸収するので、尿座薬はあまり頻繁には使わないほうがよかろう。


●皮膚への刷り込み
 皮膚は体内で2番目に重要な“下水処理施設”である。身体が作り出す老廃物のおよそ3分の1は皮膚を通じて排せつされる。だから皮膚の重要性はもっと注目されてもよい。最低でも1日1度は、尿の皮膚への刷り込みを行うべきである。患者に十分の体力があれば、皮膚に尿を刷り込んだ後、冷水のシャワーを浴びるとよい。ベッドのシーツは毎日変えるべきである。皮膚への塗り薬として尿に勝るものはない。もしの患者が十分に尿を出せない状態ならば、皮膚への塗り薬としては、他人の尿を使っても構わない。しかしたいていは、患者に十分な水分を与えれば、尿の出方も増えるはずである。尿のにおいが気になるのであれば、ハーブのエッセンスを用いればいい。ただしハーブのにおいは尿を皮膚に塗ってから20分ほどで消え去ってしまうだろうが・・・。尿を皮膚に塗るのは尿療法のうちでも比較的穏やかな部類に入る。しかしこれは心臓の働きを活発に促して、血液とリンパ液の循環を刺激してくれる。市販のローション剤やクリーム類は毛穴をふさぐので使わないほうがいい。患者が尿のにおいを嫌がり、尿の刷り込みを拒否する場合には、リンゴ酒や酢、レモン果汁を使ってもよい結果が得られるだろう。酸味の強い果汁は毛穴を広げる効果がある。

以下に述べる治療法は尿を必要としない。しかしいずれも致命的疾患をわずらった患者にはきわめて有効な治療手段である。尿療法と併用してこれらを行うことをお勧めする。

●発汗を刺激しなさい
 リンパ系から放出された老廃物の3分の1は汗に勝って皮膚から排せつされる。それゆえ体内の解毒作用を促し病気を克服するには、あらゆる努力をして発汗を促すべきである。たとえば患者に毛布を多めにかけるというのも、1つのやり方ではある。ただし患者の皮膚呼吸が妨げられてはならない。だから時々は毛布を外して患者にマッサージを施し、全身のリンパ系の働きを促してやるのが肝心である。とくに患者が寝たきりの状態の時は、動かすことができずにいる両手・両足・背中をよくマッサージしてやることが大切だ。患者が大量に汗をかく場合には、1日に2〜3回、下着を取り換える必要がある。ベッドのシーツも1日に最低1度は取り換える必要がある。

●人為的に発熱させる
 発熱は、病原体を殺し感染症をいやすための身体の防御作用のひとつである。病気の患者に湯たんぽを添えてやることで、その患者の自然治癒能力を応援してやることができる。
ただし、熱すぎるをお湯を使うのは禁物である。患者がやけどをしないよう、湯たんぽをタオルで包む必要がある。いくつかの湯たんぽを患者に当てたり周囲に置くと、わずかながら患者の体温が上がる。体温が上がるとを循環作用と発汗が促されるので治療にはきわめて有効である。患部が胸や足や肝臓にあるなら、これらの部位に湯たんぽを繰り返し当てるとよい。湯たんぽを持っていない場合には、ガラスやプラスチック製のビンを使っても構わない。患者の発熱を促すために、電気アイロンを使う場合もある。ただしこの場合は、アイロンを加熱しすぎて患者にやけどを及ぼさないことが肝心である。こうした人為的な発熱は、疾患の重さに応じて、数時間をきに1日数回実施するとよい。

●深呼吸運動
 癌も他のあらゆる致命的疾患も、患者の体内の低酸素状態と、一酸化炭素の過剰の蓄積と、細胞から出た老廃物が結腸やリンパ系のもろもろの部分に排せつされないまま溜め込まれるという状態が、病気の悪化を促す最大の要因となっている。だから深呼吸運動を日常的に行えば、こうした健康障害を予防することができるし、克服するのも容易になる。深呼吸運動は、適切に行えば、リンパ系の働きを再生し、リンパ系による体内の毒素の排せつ能力を10倍から15倍にも高める。1日に3回、1時間につき10分程度の深呼吸を行うだけで、疾病からの回復がかなり促される。

 われわれの肺は、空中の酸素を取り入れて、身体が作り出した一酸化炭素を体外に排出している。これは絶対に必要なプロセスである。人が呼吸しているとき、胸隔の運動によって肺が広げられたに縮められたにする。肺が広げられると、その内部の気圧が下がり、体外から空気が入ってくる。肺が縮められると、内部の気圧が上がって、肺の中の汚れた空気が外に出される。体外から取り入れた新鮮な酸素は、肺胞を通じて赤血球に送り込まれ、一方、赤血球が全身から回収してきた“酸素の使いカス”すなわち一酸化炭素は、肺胞を通じて体外へ排出される。

 人が重病で死ぬ場合、その原因は酸素を欠如だけでなく、体内で最もたくさんつくり出される老廃物である一酸化炭素の蓄積によるところが大きい。体内にたまった一酸化炭素の排せつを促し、酸素の吸収効率を高めるためには、とても簡単だが決定的に重要な秘けつがある。それはまず、鼻の穴の片方をふさいで軽く呼吸をし、これによって肺の中の気圧を低め、次に大きく息を吸い、それから大きく息を吐く。息を吐くときは、2メートル先のロウソクの灯を消すような要領で、強く吐く。これを何度か繰り返すと、ちょっとしためまいを感じてくる。こうした深呼吸運動で体内の酸素濃度を高めてやれば、たいていの病気は自然治癒が促されるはずだ。深呼吸運動を真剣に行おうとするなら、野菜か果物のジュースを2〜3杯飲むことお勧めする。ジュースに含まれている水分は、体中の細胞が生み出したあらゆる老廃物や毒素を体外に流し出すのに有効である。こうした排せつが効果的に行われないと、そうした老廃物や毒素は血液やリンパ液に乗って全身をめぐって回ることになる。


●“マイクロ水”を飲んで全身の細胞に水を行き渡るせる
 体内の水分の汚れが高じると病気が起こる。水の汚れは、体内環境を汚染してしまうのだ。生物の細胞は、水を、利用可能なもっとも小さい単位、すなわち分子群(クラスター)で使用している。細胞の表面には、血液や各種の栄養分や水を細胞内に取り入れるために、小さな出入り口が備わっている。この出入り口を通過することのできる水の分子群(クラスター)は、せいぜい水の分子が7個集まった程度のもので、これ以上大きな分子群は、細胞内に入り込むことができない。汚染された水は、10〜15分子からなる分子群を形成しているので細胞内には入れない。水分の供給を絶たれた細胞は、自らが生み出した老廃物によって“自家中毒”を起こし、劣化してしまう。病気になった身体の中では、水分はことごとく巨大な分子群へと変質し、全身の細胞が利用できない状態になってしまうから、細胞が生み出した老廃物や毒素を体外から排出することが急務の課題となる。ところが今や地球上の水はことごとく汚染されてしまった。だから水を飲む際には、フィルターで濾過したり蒸留する必要がある。しかし最良の方法は、大自然の環境の中で清められ、小さな分子群へと砕かれた”天然の清水”を飲用することである。こうした水をのめば、全身の細胞に水分が行きわたり、体内の汚れを洗い流すことができる。

  “天然の清水”を簡単に利用できる方法がある。それは新鮮な果物や野菜の汁を搾りとってで飲むことである。こうして天然のジュースを飲用することは、心身の健康に保ち、致命的疾患をいやすのに優れた方法だ。


●栄養補充剤(サプリメント)で栄養の不足分を補う
 栄養失調は、癌や各種の致命的疾患を招く要因のひとつである。身体は毎日かなりの量の炭水化物と、60種類のコロイド状のミネラルと、16種類のビタミンと、12種類のアミノ酸と、3種類の必須脂肪酸を取り入れる必要がある。従来は、これらの栄養分はすべて日常の食費に含まれており、まともに食事をしていれば全身の細胞を健康に保つことができると考えられていた。われわれの身体は無数の細胞からできているが、その細胞は、常に休みなく新しいものへと入れ替わっている。健康維持に必要な機能を十分にやり遂げることができる剛健でで健全な細胞を作り出すためには、適切な栄養の摂取が駆除絶対にさ必要である。こうした栄養分の中には、細胞が生み出した老廃物や毒素を体外に排せつするのに必要な栄養もある。だからあなたは必要な栄養分をまんべんなく摂取せねばならない。とりわけ致命的疾患にかかり弱った身体を回復させるためには、偏りのない栄養分の摂取が決定的に重要なのである。ここでは、一緒に服用することによって多くの種類のがんの治療や予防に有効な、3種類の栄養補充剤を紹介しておこう。

 1993年の9月に米国の国立がん研究所とハーヴァード大学医学部が、中国の河南省である研究を行った。この地方が調査対象になったのは、生活環境の汚染が世界で最も深刻であり、がんの発生率が世界有数だからであった。被験者はいくつかのグループに分けられ、実験群の人々には日常推奨摂取量の2倍の分量の栄養補充剤が与えられた。あるグループは、ビタミンAEとセレンとベータカロチンが与えられたが、その結果、死亡率が9%も下がった。このグループには、さまざまな癌にかかった患者たちも含まれていたが、それらの癌患者の死亡率は、この3剤の投与によって死亡率が13%も下がった。さらに、この調査に直接従事していたわけではないが、ミネラル分の栄養補充の必要性を力説してきたジョエル・ウォラク (Joel Wallach)博士によれば、河南省でもっとも発生率が高い胃がんと食道がんの場合、それらに冒された患者の死亡率は21%も下がったという。この情報は癌治療の専門家たちの間には広く伝えられたが、案の定、マスコミには発表されなかったし、それゆえ一般市民にも伝わらなかった。素晴らしい研究成果が現れたのに、医学者向けの専門雑誌の中に封じ込められてしまい、せっかくこれを読んだ癌の専門家たちも、論文のコピーをくずカゴに捨てて済ませてしまった。

 ほかにも、がんの予防や治療効果を見るためにセレンだけを使った研究が少なからず行われてきた。その結果わかったことは、セレンの摂取によって乳がんの予防効果が50〜75%も高まるということである。同様の成果は、前立腺がんと結腸がんでも得られている。
 こうした研究から、セレンは体内にきわめてわずかしか含まれていないミネラルなのに、がんの予防や治療に有効な優れた抗酸化物質であることが判明した。その秘密は、セレンが水銀や鉛などのもろもろの重金属と結び付き、これらの有害な重金属の体外への排出を促すからである。がん予防のためのセレンの1日推奨摂取量は、わずか250マイクログラムで十分だ。だがすでに癌を発症してしまった場合には推奨摂取量の2倍の量を取ればいい。

 ところが医者の立場からいえば、癌を自然治癒させる方法が万一発見されたなら、“おまんまの食い上げ”状態に陥ってしまう。癌
病棟は患者がいなくなるので開店休業状態になり、抗がん剤で金もうけしてきた製薬会社は“商売上がったり”の状態に追い込まれる。癌患者が1人減ると産官医学複合体(医学エスタブリッシュメント)は200,000ドルの損失を被ることになる。一般市民のだれもができる癌の予防法で、何十万いや何百万人もが、20年も30年も長生きすることができるのである。もっとも、こうして老人が増えれば社会保障庁にとっては新たな頭痛のタネであろうが...。

●下痢をしない程度にビタミンCを大量にとる
 ビタミンCの大量投与は実地医家も推奨している。具体的には、大量投与療法の初日には、ビタミンCを患者に4グラム(4,000ミリグラム)服用させ、以後は毎日4グラムずつ服用量を増やしていく。つまり2日目には8グラム、3日目には12グラムと、患者に下痢が起こるまで増やしていくわけである。ビタミンCの錠剤は、すりつぶしてジュースや水に混ぜれば楽に服用できる。ビタミンCの服用量を増やしていって下痢が起きたら、おなかが快調に戻るまで2〜3グラムずつ服用量を減らしていく。そして下痢にならない程度の最大限の服容量で21日間ビタミンCの大量投与を継続する。この大量投与療法で最大の成果を上げたいなら、酵素を基剤にしたビタミンCか、時間がたってから体内で吸収されるように調製されたビタミンCを服用するといい。
ここでひとつ注意すべきなのは、1日の服用量を1度に飲み込んでしまうのではなく、それを4等分して4回に分けて飲むことである。

最大限の服容量を21日間続けた後は、今度は1日に2グラムずつ減らして行って、最終的には服用を終了させる。飲尿を好まぬ人にとっては、ビタミンC大量投与治療法は、尿療法に代わりうる極めて効果的な予防および治療手段である。しかもこれは飲尿と同様、ほとんどお金がかからない。なにしろわずか数ドル出せば、市販のビタミン剤が入手できる。


●柔軟運動(ストレッチング)
 病気にかかるとリンパ系を活発に働かせることができなくなり、その結果、健康の維持や致命的疾患からの回復には絶対に必要な体内老廃物の排せつ機能が損なわれてしまう。かくして疾病からの回復はおぼつかなくなる。こういう場合ぜひお勧めしたいのは、元の指の先がつま先に届くよう、前かがみになって手を伸ばすという前屈運動である。全身のリンパ管とリンパ節の70%は腹部の臓器に集中している。ゆっくりと前屈運動をすればそうした部分にたまっていたリンパ液が全身に押し出されて、リンパ液の中の免疫成分が全身の血液や体液に送り込まれることになる。

 このプロセスは、体内のガスの交換を促す深呼吸運動とよく似ている。しかし柔軟運動はリンパ液の循環を強制的に起こす運動なのであるから、自然治癒の促進効果という点では深呼吸よりもずっと強力だし、そのぶん治療効果も大きい。ただし言うまでもないことだが、柔軟運動もやり過ぎれば健康に害があるから、ほどほどに行うのがいい。病気の予防や治療に柔軟運動がなぜ有効かといえば、それは筋肉を適度に動かすからである。リンパ系は筋肉の中にも備わっているが、これを活性化させるには運動やマッサージによって筋肉を動かしている必要があるのだ。したがって患者の体力が弱っていて自力で運動するのが無理な場合は、看護人の力添えで柔軟運動をできるようにしてやるのが望ましい。


●色彩療法(カラーセラピー)
 これは比較的最近開発された治療手段で、徐々に社会的な認知を得つつある。治療器具として用意するするのは赤と青のスポットライトだけ。これらは装飾用の照明を売っている近所の店で手に入る。

 青色の照明は紫外線の発光源でもある。皮膚にあまり近づきすぎるとやけどを起こすので有害だが、適度に使用すればリラグゼーション効果がある。ただし青色光が人体にリラグゼーションを及ぼす作用機序は、まだ十分に解明されていない。実際にかなりの数の病院で、肝臓病を患った患者たちに青色光の照射治療が行われている。これは青色光の照射がビリルビン(赤色の胆汁色素)の排せつを促すからである。肝臓病の患者にとってビリルビンは有害な“毒素”として働いているのである。

 一方、赤色の照明は、病院でがん患者の治療にすでに使われている。いまだ理由は定かではないが、癌組織は赤い光をいやがるのである。
 これらの光を癌の治療に使う場合には、患者の両目をカバーで覆い、赤色光と青色光を交互に照射する。照射時間はおよそ2時間が適当である。詳しくは色彩療法について書かれた専門書を読んで勉強してほしい。


●リフレクソロジー(Reflexology:反射学)[足の裏マッサージ]
 足の裏マッサージは、人体のすべての臓器を手軽に刺激できる優れた方法である。しかも比較的簡単に習得できる。

 足の裏の各部位と全身の臓器とは対応関係がある。それはたとえば、“股の付け根の部分から頭のてっぺんまでを描いた半身像”を、“療法の足の裏を並べて描いた図“に重ね合わせて眺めたようなイメージである。

 だから例えば、おなかの調子が悪いときは、足の裏の下半分(土踏まずから、かかとにかけての部分)をマッサージするとよい。便秘で悩んでいるときは、まず右足の裏の底の部分を揉みほぐし、それから右足裏の周縁部分を揉みほぐし、さらに右足裏の下端から足先に向かって5分の2ていど上に向かった部分(かかとの前半分から土踏まずにかけて)をよく揉んだあと、今度は左足に移り、こちらも足の裏の周縁部分からマッサージを施していく。これらのマッサージ部位は、人体のおなかの部分の結腸が収まっている領域に対応している。

 リフレクソロジーでは、足の指全体が人体の頭部に、そして各々の足の指は脳下垂体や松果腺に対応している。心臓は足の裏の真ん中あたり、そして肺はそのちょっと上の部分に対応している。他の臓器もこれらと同様、体躯に見立てた足の裏の、相応の部分に“マッサージのツボ”が存在している。

 悪化が進んだ病気の場合、徹底的な治療が必要なことを心掛けるべきである。致命的疾患の予防したり完全な治療を成し遂げるには、まずもって治療計画を入念に組み立てる必要がある。その治療計画の段取りとそれぞれの詳しい内容を大きな紙に描き出し、それを壁に貼り出して、患者も医療スタッフもこの計画表に従って治療を進めていくわけである。ここでいう「医療スタッフ」とは、患者の主治医のほかに、友人や家族なども含んだ総合的なグループである。この「医療スタッフ」には、患者が普段かかりつけている家庭医も参加させるべきである。「医療スタッフ」たちは、治療効果を最大限に高めるために、断食やマッサージについて十分な知識を学んでおくのが望ましい。

 患者の衰弱がひどい場合は、次のような“座薬”を使った栄養補給も可能である。すなわち、砂糖水(白砂糖ではなく未精製のもの)に、天然塩と各種のコロイド状のミネラルを溶いた液剤を、直腸から患者の体内に送り込む。あるいは、乳児用の練り食品を“座薬”に用いてもよい。患者の腸が弱っていてもベビーフードなら栄養分を容易に吸収できるからだ。

 患者が暮らす病室は、自然光と新鮮な空気で満たされた清潔で快適な空間でなければいけない。そうした環境で、患者が意気揚々と闘病生活を送れることが大切だ。病から回復し始めた患者を、闘病仲間が次々と死んでゆく“悲しみの空間”に置いておくのは間違いである。生気にあふれた人々が楽しく暮らしているなかで、闘病生活を行えるようにすべきである。周囲の人々は、患者を“死にかけた人間”として扱ってはならない。旅行やパーティーや家族の集いなどを頻繁に開いて、積極的に患者を参加させるべきである。

 患者には日光浴が必要だ。そして可能なら、毎日屋外で1時間ほど散歩さ回避危機せるのがよい。笑いは病気を退散させる。だから患者にはコメディー映画を見せたりジョークを聞かせるのが有効だ。笑いはリンパ系を刺激し、疾病の回復を促すので、闘病生活には欠かすことができない。また、患者に好きな音楽を聴かせ、最新のTVゲームを見せて遊戯に誘うのもよい。TVゲームのほか遊技中にうける光刺激は、病気の回復を驚異的に促すことがあるからだ。患者に読みたい本を届けてあげるのもよい。そして患者が望むなら、読み聞かせてあげるのも大切だ。つまり闘病生活にとって何よりも必要なのは「周囲の人々から愛され必要とされている」いうことを、患者自身が感じることなのだ。患者にこの実感を持ってもらうことが、看護における重要な心得である。なぜなら病との闘いは「これは私の病気なのだから私が頑張らねば治らない」と患者本人の自覚するところから始まるからだ。患者にこの自覚を促すことは、医療スタッフの重要な務めである。

 患者は病気が治ると再び“望ましくない生活習慣”に戻ることが多い。これを防ぐために、患者に病気の原因をはっきりと認識させることが肝心である。癌や致命的疾患の場合、再発は命取りとなりうる。こうした病気をぶり返すと、再び克服できるチャンスは少なくなる。病気がひどく悪化してしまった場合には、尿療法といえども病状の進行を止められない場合があるからだ。

 死は、あらゆる人間に平等に訪れる。しかしたとえ“死神”に魅入られた重病の患者でも、尿療法を用いれば“死神”を退散させることが可能なのである。そしてたとえ“死神”の退散が不可能な場合でも、尿療法の使用によって患者の苦しみは格段に和らぎ、本人にとっても家族にとっても穏やかで幸福な死を迎えることが可能になる。

 壊れた電蓄みたいに同じことを何度も繰り返して言いたくはないが、致命的疾患に打ち勝つには、なによりもまず、そうした病気の発生原因になり助長要因を取り除かなくてはならない。本章は、深刻な生存の危機にさらされた重病患者に、病気を克服するヒントを授けるべく書かれたが、目下健康の人々もここで紹介したノウハウを日々活用すれば、病魔につけ込まれることはなくなるだろう。


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●以下に紹介するのは、尿素入りの軟膏がウイルス性のいぼに劇的な治療効果を
示したというニュースです。癌とは違う話題ですし、尿に含まれている無数の
成分のうちの尿素にだけ注目した研究の成果ですが、尿療法の有効性を示唆すると
考えることは可能です。

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◆ 2002.4.17 【日本臨床皮膚科医学会速報】
ウイルス性のいぼに尿素軟膏療法、「治癒率92%」が報告


(写真:東 禹彦氏)

 ウイルス性のいぼ(疣贅)は、治療に苦慮することが多い皮膚感染症の一つ。しかし、尿素軟膏を1日2回十分量塗布すれば、9割以上が数カ月で治癒する−−。4月14日のシンポジウム3「ありふれているが治療に難渋する皮膚疾患」では、市立堺病院前副院長(3月末で定年退職、5月に東皮フ科医院を開業予定)の東禹彦氏が、尿素軟膏の“劇的な効果”を多数の症例と共に提示した。

 疣贅の治療では、液体窒素による凍結療法が行われることが多いが、再発・再燃が繰り返されることも少なくない。内服薬や外用薬も様々なものが試みられているが、臨床試験では治療効果は6割に過ぎず、しかもその効果は“プラセボ並み”だという。東氏は以前から、角質溶解作用や暗示効果などを狙い、様々な外用薬を処方。そうした中で、尿素軟膏を処方したケースでは治癒率が高い傾向があることに気付いた。

 そこで東氏は、尿素軟膏を処方した20人と、他の外用薬を処方した9人とで、治療効果を後ろ向き(レトロスペクティブ)に比較。尿素軟膏群では7人、他剤使用群では3人の経過が不明だったが、それらを除いて治癒率を算出すると、尿素軟膏群では13人中12人(92%)で治癒が得られており、他剤使用群の33%(6人中2人)を大きく上回ったという。

 治癒に要する期間は、扁平疣贅で4カ月、尖形コンジローマで2〜3カ月、尋常性疣贅で8カ月以内。「これだけの高い治癒率が、暗示効果だけで得られるとは考えにくい。足底の疣贅では、塗布した薬剤が取れにくい“くぼんだ疣贅”で治りが早く、塗布薬が取れやすい“突出した疣贅”では治りが遅いとの現象もみられ、薬剤の効果と考えるのが妥当」と東氏は考察する。

 ただし、東氏が使用したのは10%尿素軟膏のウレパール(商品名)だけで、他の濃度の尿素軟膏でも同様の効果が得られるかどうかや、軟膏の基材が効果に与える影響など、検討すべき課題は多い。「尿素がどのような機序でヒト・パピローマ・ウイルス(HPV)に作用するのか」という薬理作用も不明だ。

 とはいえ、外用薬で“9割治癒”が達成されるなら、疣贅の治療戦略が大きく変わることは間違いない。臨床的なインパクトが大きい指摘であるだけに、尿素以外の含有物を同一としたプラセボを用いる二重盲検試験や、薬理作用のウイルス学的な検討など、より大規模・広範囲の追試が行われることを期待したい。

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コメント
 
1. てんさい(い)[666] gsSC8YKzgqKBaYKigWo 2017年5月15日 09:59:31 : 0kUGInjLpY : VLecBnM2280[330]
http://www.asyura2.com/0406/health9/msg/160.html

「羊水循環療法」というネーミングは、「尿」についての偏見や誤解が根強い現状に
おいて、一考の価値があるかもしれませんね。
でも私の気持ちとしては、膀胱から排泄される尿を用いる以上は、「尿」という言葉を
使ったほうが正確だし望ましいような気がします。 むしろ、近代の不潔な西洋社会の
なかで歪曲された「尿」のイメージをどう回復させるか、という文明史的な重大課題に
直面していると思います。(女性蔑視や、性的なるものへの蔑視や、動物や異人種・
異民族・異文化への攻撃的な差別も、ユダヤ・キリスト教的な排外主義的文明の
産物であることは否定できないし、こうした諸々の偏見、そこから生じた根強い迷信が
どれほど世の中を非合理で住み難いものにしているか……を考えると、「尿」のイメージ
の“革命”と肯定的イメージの復権は、我々がこうむってきた文明破壊から立ち直るための
重大な契機であるような気がします。)
 
 
「尿療法」を生物学の観点から“生体情報の再投入”として捉えるなら、一種の
バイオフィードバックと考えることができます。これは尿という“生体情報物質の集合態”
を再び生体に投入するわけですから、「生化学的バイオフィードバック」と言えるわけです。
生体の恒常性[ホメオスタシス]を維持するための手段として、これほど巧妙で完全な
バイオフィードバックは他にないでしょう。なにしろ成分の調合などはすべて完璧な
“全自動”なのですから。
 
        ★        ★        ★
 
尿療法についての私の体験談は、下記(阿修羅掲示板)の【2】に書いたとおりでして、
当初はアレルギーと慢性疲労を治したいと思って、80年代なかばに
『ペンギン・クエスチョン』という雑誌で紹介された『朝一杯のおしっこから』
という本を読み、半信半疑で飲尿を試したところ、劇的に効いてその効能に驚き、
以来、飲尿ばかりでなく、内服や塗布なども続けています。
(常に……じゃなくて、体調が悪いときなどに時々使う、ちゃらんぽらんな
 ユーザーではありますが……。)

----------------------------------------------------------------
【1】http://www.asyura.com/sora/bd9/msg/391.html
Re: おしっこ療法〜以前ココでも話題になりましたが・・・<飲尿治療>健保法違反の疑いで甲府市の医院を調査へ 厚生省(毎日新聞)
 日時 2000 年 8 月 24 日 17:22:42:
殺人カルト官庁・厚生省の尿療法弾圧に抗議する
 (佐野外科医院への弾圧と日中の尿中抗ガン物質の臨床成績データ)
----------------------------------------------------------------
【2】http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/237.html
究極の自然療法である「尿療法」についてご案内申し上げます
 日時 2004 年 4 月 25 日 02:21:05
----------------------------------------------------------------
 
 
上記【2】に書きましたが、飲むとテキメンに便意を催し、水様便が出る場合があります。
わたしはこれで(自分じゃ糞づまりで死ぬんじゃないかとさえ思った)ひどい便秘を
楽々と克服した経験があります。(このときは、便秘があまりに酷かったので、数回の
尿の内服でラクラクと克服できたその簡単さに自分でも驚きました。)

……しかし外出前に飲むと、電車の中などで猛烈な便意を催すことがあるので、
それだけは用心する必要があるかと思います。
 
飲尿すると血行が改善するせいか、体中がぽかぽかします。
寒い冬などには、就寝まえに少量を飲むと、快適に眠れます。
 
面白いもので、尿を皮膚に塗ると血行が促進されて、温かくなります。
数年前から、市販の尿素(肥料)を水なアルコールに溶いて化粧水を作るのが
流行していますが、皮膚の健康促進作用は天然の尿のほうが格段に優れていると思います。
 
 
ところで、エセ科学たたきで名の知れた“と学会”の中心的メンバーでもあり、
独自のスタンスで『田中奏上文』偽書の批判など“歴史偽造の修正”を実践している
評論家の志水一夫さんが、意外にも熱心な尿療法の実践のようで、尿療法の情報を
じつによく調べています。
 
●志水一夫さんがまとめた尿療法リンク集
http://groups.yahoo.co.jp/group/f_reijutsu/links/nyo_001090369767/
 
 
興味ぶかいのは、志水さんが尿療法専門掲示板に書いていた下記の情報です。
(ハンドルネームを用いていますが、おそらく間違いなく志水さん御本人でしょう。)

つまり尿療法を実践している世界の有名人のなかに、キッシンジャーもいるとのこと。

http://www.google.co.jp/search?q=cache:Z7hStF3V-9IJ:www1.rocketbbs.com/411/bbs.cgi%3Fid%3Dluu1999%26page%3D5+%E5%B0%BF%E7%99%82%E6%B3%95%E3%80%80%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC&hl=ja
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☆ キッシンジャー見つけました / 夜帆 引用

まりも様、皆様、いつもありがとうございます m(_ _)m。

 日本語のページが出来たらお知らせしようと思いながら、意外に手間取り、すっかりご無沙汰してしまい申し訳ありません m(_ _;)m。

> 私が聞いたことのある方では、森○つ子さん、元アメリカの国務長官ヘンリー・キッシンジャー氏(urine
> drinker として有名)があります。
> 『精神科に行こう』の著者・大原広軌氏もその著書の中で紹介しておられます。(続けておられないようですが)

 その本はまだ見れずにいるのですが、キッシンジャーについては出ているページ↓を見つけることができました (^^)/。
 ただし、冒頭にちょっと悪趣味な写真が出ているので、ご覧の際はご覚悟を (^^;)。
http://web.archive.org/web/20020805164223/www.churchofeuthanasia.org/snuffit2/lifewater.html

No.2190 - 2004/09/05(Sun) 02:26
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キッシンジャーが尿療法をしていることは、私もこの書き込みを見る数週間前までは知りませんでした。
さすがにキッシンジャーは世界の情報通だけあって、こういう重要な健康増進ノウハウに
ついてはしっかり実践していたというわけです。
キッシンジャーが実践しているというのだから、尿療法は酔狂ではなく本物なのでしょう。
(こういう連中の健康増進や不老長寿への欲望は並大抵じゃないですから。)

はやくあの世に逝ってほしいキッシンジャーのような人物が尿療法をせっせと実践していたことを
知り、驚きと怒りを感じたものでしたが、こういう奴にだけは負けるわけにはいかないので、
こっちも尿療法で“武装”する必要があるな、とひそかに思った次第です。

尿療法を実践すれば、アレルギー体質の改善だけでなく、脳血管などの虚血リスクも減らす
ことができると思います。 ストイックになる必要はないですから、自分の体調に合わせて
気楽に実験精神を発揮し、体調のチューンアップを図っていただければ、尿療法は必ず
好結果をもたらすと思います。 

 (つまり尿療法は、ちゃらんぽらんに実践しても、私の経験から言えば確実に健康の
 増進に役立ちます。20世紀の100年間に世界中の第一線の医学研究機関で実施してきた
 尿療法の内科的・外科的活用のめざましい成果については『尿療法バイブル』[論創社]
 で50編ほどの論文の抜粋が紹介されています。日本の防衛医大や京都大学でも、尿から
 抽出した成分を癌患者や結核患者に用いて顕著な成果を出していたことが判ります。
 ノーベル賞受賞者のセントジョルジュなどが尿の医学的効能に注目していたことも、この
 本に詳しく記されています。薬用成分を抽出して“新薬”として使うよりも、生のまま
 塗布や飲用したほうが安全で効果的でしょうから、結局、自分の尿を用いる「尿療法」が
 優れていることは無理なく理解できます。 ……ただし、いくら尿に保健効果があると
 分かっても、偏見や迷信を克服できずに、心理的に拒絶する人はいるわけで、そういう人
 にまで無理に強制するのはいただけません。つまり国民皆「尿療法」の制度化みたいな
 ことは、やっぱり望ましくないわけです。 ちょろちょろと出るオシッコなんだから、
 ぼちぼち使えばいいじゃないか、というのが私の考えです。)


2. てんさい(い)[667] gsSC8YKzgqKBaYKigWo 2017年5月15日 10:01:43 : 0kUGInjLpY : VLecBnM2280[331]
http://www.asyura2.com/sora/bd9/msg/391.html
  殺人カルト官庁・厚生省の尿療法弾圧に抗議する

●いまや厚生省は、薬害エイズや薬害クロイツフェルト・ヤコブ病によって、オウム教団なんぞよりはるかに多くの国民を死病で苦しめている日本最大の“殺人カルト”です。 その厚生省カルトが、有望な“非主流医療”を行なっている佐野外科医院に弾圧を加えてきました。
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題 名: おしっこ療法〜以前ココでも話題になりましたが・・・<飲尿治療>健保法違反の疑いで甲府市の医院を調査へ 厚生省(毎日新聞)

甲府市の佐野外科医院(佐野鎌太郎院長)で、末期がん患者に対し、患者自身の尿を飲ませるなど正規の診療と認められていない行為を続けていたことが23日、分かった。厚生省と山梨県、山梨社会保険事務局は健康保険法違反などの疑いがあるとみて、刑事告発や保険医の指定取り消しなどの処分を視野に調査を進めている。
[毎日新聞 8月23日]

     (Ψ空耳の丘Ψ9SR366: 2000/8/23、
       投稿者: FP親衛隊國家保安本部)

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●佐野外科医院は、尿療法を癌治療に応用していることで、尿療法関係者にはよく知られた病院です。 彼が実施してきた療法が、インチキならば、私も厚生省のやりかたをとやかく言うつもりはありません。 しかし佐野医院は、尿の抗癌作用についてきちんと調査研究しながら臨床使用してきたわけで、厚生省の出方にはアヤシげなものを感じますな。

●いうまでもなく自分の尿を内服や外用に使うぶんには完全にタダです。 もっとも、米国のブルジンスキーが使っている「アンチネオプラストン」――「抗腫瘍因子」という意味の人尿から精製した抗ガン剤――のようなものは、精製作業に手間がかかっているから、きっとかなり高価でしょうが……。 (「アンチネオプラストン」についての詳細は、『ガン治療革命』[青木書店]を参照してください。]

●人尿抽出成分から精製した抗ガン剤「「CDA-II」の薬効については中国の安徽(アンホイ)医科大学で臨床試験が行なわれ、その成績の概略は、中華尿療法協会(Chinese Association of Urine Therapy)のHPで公開されています。 このHPには、佐野外科医院における同剤の癌治療臨床成果も、掲示されています。(今回は、その邦訳を紹介します。)  これを見るかぎり、重症および末期の癌患者にも、かなり有望な成績を出しています。

●人尿の内服および外用による、各種疾患への治療効果は、この100年間、欧米の大学の医学部で、数々の臨床研究が行なわれ、有効性が確認されています。 日本でも、京都大学の結核研究所(たしか現在は改組されて臓器再生研究所か何かに“変態”を遂げたはずですが)では人尿中の抗結核物質が、また防衛医大でも抗癌物質が、有効性の確認を得ています。 (こうしたデータについては、拙訳書『尿療法革命』[仮題,論創社]をこうご期待。 現在校正段階なので冬にはおそらく出るでしょう。)
  つまり、尿療法は、根拠のない酔狂やまじないの類[たぐ]いでは到底なく、臨床医学的な裏付けを持った生化学的療法なのです。
  ならば、現代の医者たちはなぜ、これをインチキ呼ばわりするか?
  第一に、勉強不足だからでしょうね。  人尿の薬理効果については、1960年代頃までの外国の内科雑誌をかたっぱしから調べれば、かなりの論文に出会うことができるのですが――実際『尿療法革命』の翻訳段階で私はそうやって可能な限りの原論文に当たりましたが――厚生省や文部省が国家試験用に定めた“お勉強定食メニュー”(カリキュラム)には、そうした知見は全く反映されていませんからね。 抗生物質が普及するまでの医療は、欧米でもまことに心許[もと]ないもので、瀉血[しゃけつ]なんぞが大学医学部の正規のカリキュラムとして教えられていたらしい。 (このあたりの事情については拙著『現代医学の大逆説』[工学社]を参照してください。)  しかし製薬メーカーが荒稼ぎできる新薬の時代に入ると、安価な工夫で実効性を上げることができる伝統的医療は、カネ儲けの足をひっぱることになるので、無視や弾圧の対象となった。 (磁気治療がなぜインチキよばわりされ、医学界がまともに研究してこなかったについての現実的な裏事情についても『現代医学の大逆説』に書いてあります。)  そういうわけで、医者は“学校で習わなかった”から、知らないんですね。 若干の研究心旺盛な医者は別だろうけど……。
  第二に、安価で実際に効く「非主流医療」が広がれば、医者はオマンマの食い上げになる。 それで、カルトが信者の流出を恐れて自分と似たカルトを攻撃するのと同様に、主流派の医学利権複合体――産官医学複合体――は、有効な非主流医療を弾圧する。

●本当は、漢方薬がそうであったように、非主流医療や民間療法についても、医学的な効果を見定めて、役に立つものなら医療保険制度のなかに吸収してしまえば良さそうなものなのに、と思うのですが、日本の医師会や殺人カルト厚生省などの医療利権集団にはそうした戦略的発想はないようだ。 ま……封建集団は小賢しい知恵を身につけるよりも、馬鹿なままのほうが、手の内が見えて対処しやすいわけだけど……。  


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安徽(アンホイ)医科大学・第1付属病院で実施された
  癌患者に対する人尿抽出製剤(「CDA-II」製剤)
   の臨床治験の成果(要約)
     (出典: http://www.auto-urine.com/ecancer.htm )


――――――――――――――――――――
臨床成果、       症例、        %
――――――――――――――――――――
完全緩解、      2症例、        6%
部分緩解、      6症例、       1%
症状が安定、    15症例、      47%
効果なし、       9症例、      28%
――――――――――――――――――――
患者はすべて静脈内への輸液のみによって「CDA-II」投薬治療を受けた。


「CDA-U」の投薬量は1日当たり200cc(10g)で、これをリンゲル液300ccと混合して静脈注射した。

47人の患者のうち、治療を受けた32人の患者は、4週間にわたって治療処置を受けた時点で治療効果の判定が可能であると見なされた。

他の15人の患者は様々な 理由により治療処置を途中で断念した。

●CDA-IIの有害作用(安徽医科大学の臨床試験)
―――――――――――――――――――――
有害作用、             症例、    %  
―――――――――――――――――――――
静脈性の抗刺激反応、   7つの症例、  17%
眩暈感、            2つの症例、   5%
腹部のガス、         1つの症例、   2%
発熱、              2つの症例、  2%
吐気、              1つの症例、  2%
―――――――――――――――――――――
治療を受けた47人の患者のうち41人は、3週間治療を続けた時点で治療効果の判定が可能であると見なされた。

●安徽(アンホイ)医科大学で行なわれた臨床試験の個別症例ごとの成績

症例番号および患者名(身元がわからぬよう記述してある)[引用者注:ここは台湾の繁字体漢字で表記されているが、本稿では文字化けしていることをご勘弁ねがいたい]/性別/年齢@診断名A治療処置の時期B症状の好転(Symptomatic Improvement)。C有害作用。D臨床的な効能
1 ?○如 /男性/73@食道癌(放射線治療後に再発)A95.10.25-95.11.30B症状の更なる進行病気C無D効果なし

2 c。ウ、、/男性/64@肺癌(右肺上部)が鎖骨下の骨に転移。A95.11.7-96.1.2Bわずかな好転C無D症状に変化なし

3 ィL。ウュ^/女性/58@子宮頸癌が外陰部および腹部と膣の連結部位に転移。A95.10.20-95.12.10B腫瘤サイズの顕著な減少および症状の好転C静脈の抗刺激反応D部分緩解

4 ヲカ。ウォH/男性/72@非ホジキンリンパ腫・第3期A95.11.2-96.4.8B腫瘍が消滅、腫瘍による圧迫も消失、全身状態が大いに改善されたCめまい、静脈の抗刺激反応D完全緩解

5 シB。ウコヨ/男性/70@食道および胃癌の広範囲な転A95.11.11-95.11.20B重い出血により死亡C無D----
6 トャ。ウエツ/男性/50@悪性リンパ腫・第4期A95.10.25-95.12.6B疾患の進行により死亡C潮紅D効果なし
7 ァ#ウ、ヘ/男性/40@肺癌・第4期。脊椎に転移A95.11.7-95.12.23B全身状態が改善されたC吐気D症状が安定

8 ク・ウオo/男性/64@胸部脊椎への肺癌の外科手術後の転移A95.11.8-95.11.28B症状の更なる進行C発熱、めまいD効果なし

9 チ[。ウゥM/男性/30 @上咽頭癌が骨格および肺に転移A95.11.21-95.12.19B症状の更なる進行C無D効果なし

10 ョ}。ウョ*/男性/60@食道癌。放射線治療後に再発し肺に転移A96.7.18-96.8.22B肺内部の腫瘍は増加を続けたC無D効果なし

11 サッ。ウュZ/男性/32@悪性リンパ腫・第3期A95.11.15-95.12.10B変化なしC無D----

12 、y。ウ、ク/男性/78@前立腺癌・第4期。骨格に転移A95.11.25-95.12.4B患者は治療処置の継続を拒否した。C無D----

13 ア茖ウオo/男性/67@食道癌、放射線治療後に再発A95.11.20-96.1.2B症状が安定し、ゆっくりと好転したC無D症状に変化なし

14 スイ。ウゥセ/男性/50@大量の腹水を伴なった末期の肝臓癌A96.1.12-96.3.10B腹水および腹部膨満の減少、腫瘍は変化なしC無D部分緩解15 ィソ。ウエI/男性/70@肺癌。胸部以外に転移A96.1.25-96.2.19B最初の2週間は改善したように身えたが、その後は悪化C無D----

16 ヲw。ウ/男性/58@腎臓癌、外科手術後に肺に転移A96.4.10-96.5.2B変化なしCなしD----

17 、}」/男性/72@肺癌。脊椎に多発性の転移A96.2.2-96.3.4B症状が安定。ただし、さほどの好転は見られずC無D症状が安定

18 ァd。ウェ*/女性/60@腹水を伴なった末期の肝臓癌A96.7.2-96.7.22B症状の更なる進行C静脈の抗刺激反応D----

19 ウッ。ウキs/男性/46@下部喉頭癌腫、外科手術後頚部に転移A96.7.29-96.8.29B症状の更なる進行C無D効果なし

20 チァ。ウャu/男性/76@肺癌(左肺上部)が胸壁に転移A96.3.25-96.5.18 、96.10.10-96.11.10B腫瘍が消滅、全身状態が大いに改善、食欲と体重が増えたC静脈の抗刺激反応D完全緩解

21 エ #ウオリ/男性/54@肺癌(左肺)が脳に転移A96.2.30-96.3.30B症状が安定し、ゆっくりと好転Cわずかに静脈の抗刺激反応D症状が安定

22 ァ#ウュ^/女性/48@悪性神経膠腫、外科手術に肺に転移A96.7.2-96.7.24B変化なしC無D----

23 スイ。ウェ*/男性/62@肺癌(左肺)、腰部の脊椎に転移A96.5.22-96.7.2B症状の更なる進行C静脈の抗刺激反応D効果なし

24 カタ。ウ/男性/62@食道癌、外科手術後に肝臓に転移A96.7.10-96.8.2B変化なしC無D----

25 サu。ウ/男性/66@肺癌、外科手術後に胸部と脳に広範囲に転移A96.5.12-96.6.28B症状が安定し好転C無D症状が安定

26 ァ#ウュサ/男性/46@広範囲に転移した末期の肺癌A96.10.6-96.11.2B症状が安定し好転C腹部膨満D症状が安定

27 セG。ウキ〜/男性/56@食道癌が肝臓に転移A96.11.20-96.12.10B症状が安定し、わずかに好転C無D----

28 シB。ウオX/女性/70@肺癌(左肺)が腰部の脊椎に転移A96.11.20-96.12.20B腫瘍は大幅に退縮、症状が大いに好転C無D部分緩解

29 アi。ウャツ/男性/50@喉頭癌、外科手術後に肺に転移A96.11.10-96.12.20B腫瘍が大幅に退縮、症状は大いに好転C静脈の抗刺激反応D部分緩解

30 ォ¥。ウー*/男性/47@広範囲に転移した結腸癌A96.12.10-96.12.30B症状が安定しわずかに好転C無D----

31 、ィ。ウェレ/男性/74@食道癌が肺に転移A96.12.10.97.1.8B症状が安定し好転C無D症状が安定

32 ァd。ウォC/女性/42@広範囲に転移した子宮頸癌A96.11.2-97.1.2B症状が良好に好転し、患者は元気になり、腫瘍は安定したC無D部分緩解

33 シ・ウコス/女性/61@肺癌が肝臓に転移A96.10.12.96.12.10B症状が安定し好転C無D症状が安定

34 ウ¥。ウ/女性/20@脳幹腫瘍、放射線治療後に再発A96.11.10-97.1.2B症状が安定し、クオリティー・オブ・ライフが改善されたC 無D症状が安定

35 アi。ウヲュ/男性/38@直腸癌、外科手術後に腹腔に広範に転移A96.12.28-97.2.18B症状の更なる進行C無D効果なし

36 シB。ウォT/男性/54@肺癌・第4期A6.10.15-96.11.27B症が安定し好転C無D症状が安定

37 テQ。ウ・チ/男性/38@上咽頭癌、放射線治療後に転移A96.12.20-967.2.5B症状が安定し好転C無D症状が安定

38 ウ¥。ウシy/男性/64@肺癌(右肺)、外科手術後に転移A96.11.7-96.12.7B症状が安定し好転C無D症状が安定

39 シB。ウコヨ/男性/56@胃癌が肝臓に転移A96.11.20-96.12.15B患者は治療処置の継続を拒否したC無D----

40 ョ]。ウカウ/男性/59 @食道癌が肺に転移A96.11.31-96.12.14B患者は、症状が好転しないため治療処置の継続を拒否したC無D----

41 ヲィ。ウォT/男性/68@直腸癌、外科手術後に再発A96.12.8-97.1.20B腫瘤が退縮し、疼痛が軽減し、食欲が増進したC無D部分緩解

42 カタ。ウュ^/女性/57@卵巣癌、外科手術に広範囲に転移A97.1.2-97.1.22B患者は治療処置を継続できる余裕がなかったC無D----

43 シ・ウョト/男性/49@広範囲に転移した悪性黒色腫A96.12.5-97.1.15B症状の更なる進行C無D効果なし

44 ウ」。ウ・ヘ/男性/65@肺癌および胆管癌A96.10.20-96.10.30B症状の更なる進行C無D----

45 ァ#ウャテ/女性/36@胃癌が肝臓と黄疸に転移A96.12.10-96.12.24B症状の更なる進行C無D----

46 ウー。ウゥセ/男性/48@肺癌(右肺下部)A97.1.31-97.3.1B症状が安定し好転C無D症状が安定

47 ゥP。ウ/男性/36@腹腔の背側の平滑筋の肉腫A97.2.16-97.3.26B症状が安定し好転C無D症状が好転
-----------------------------------------------------------
-----------------------------------------------------------

★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★  ★
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●日本で実施された「CDA-II」製剤の臨床治験の成果(要約)

@臨床成果、A抗癌効果、B症状の好転、C小計(該当症例数)、Dパーセンテージ(臨床投与を受けた患者全体に占める該当患者の割合)
-----------------------------------------------------------
@完全緩解 A腫瘍の完全なる根絶 B食欲の劇的な増進、呼吸障害・疼痛・咳の症状の劇的な好転 C4症例 D9%
-----------------------------------------------------------
@部分緩解 A腫瘤の大きさが50%以上減少する、B食欲が良好になる、呼吸障害・疼痛・咳の症状の好転 C16症例 D34%
-----------------------------------------------------------
@好転 A腫瘍の大きさが50%未満だが減少する B食欲の回復、呼吸障害・疼痛・咳の症状が確認可能な程度の好転を示す C13症例 D28%

      A変化なしB症状の有意な変化はない。C8症例D17%

-----------------------------------------------------------
@症状の更なる進行 A腫瘍が増加 B症状がますます悪化して死に至る C5症例 D11%
-----------------------------------------------------------
総計47症例(100%)患者は全員、佐野医師の特別療法――尿療法、食餌療法、ビタミンC(20-40g/日)の大量投与、およびB17(3-9g/日)――に追加したかたちで「CDA−U」製剤の投与を受けた。

「CDA-II」製剤の投薬量は200cc(10g)だった。これはビタミンCと一緒に500ccリンゲル液に混合され、静脈注射で患者に投与された。カプセル剤の場合の投薬量は1日当たり15錠だった。

50人の患者のうち、47人の患者は4週間以上にわたって「CDA-U」の投与を受けていたので、これら47人を評価の対象とした。

以上のデータは佐野外科病院の佐野鎌太郎博士から提供を受けた。

●CDA-IIの有害作用(佐野外科医院の臨床試験)
有害作用、        症例数、  %
--------------------------------
静脈の抗刺激反応、  17症例、 34%
静脈の血栓症、      4症例、 8%
--------------------------------

中華尿療法協会(Chinese Association of Urine Therapy)
72, Wu Kon Lio Road, Wuku Industrial Park, Taipei Hsien, Taiwan, R.O.C.
Tel: 886-2-22988446
Fax:886-2-22996990
E-mail:Webmaster@auto-urine.com


3. てんさい(い)[668] gsSC8YKzgqKBaYKigWo 2017年5月15日 10:04:10 : 0kUGInjLpY : VLecBnM2280[332]
http://www.asyura2.com/0406/health9/msg/304.html

『尿療法バイブル』 マーサ・クリスティ著 佐藤雅彦訳 論創社 ・・・は素晴らしい!
http://www.asyura2.com/0406/health9/msg/304.html
投稿者 謝寅 日時 2004 年 11 月 12 日 20:42:35:Bat5keDwZxjsQ
   


こんばんは。

 さる 2004 年 10 月 08 日に木村愛二 さんが紹介された

『尿療法バイブル―あなた自身がつくりだす究極の良薬』 マーサ・クリスティ著 佐藤雅彦訳  論創社

を購読してみました。素晴らしいです。特に尿の効果を報告している医学論文を紹介している4章。この章を読むだけでも買う価値は十分です。

 私は以前に「尿療法」を実行している方が集う掲示板に出入りしていまして、そこで好奇心から試したことのある体験者でもあります。そこでは便秘で困っている人が多いせいか女性が多かったです。初期の癌が飲尿で直ったと言う人もいました。そこでは病気が治った、この素晴らしい療法を世間に普及しようという人が幾人かいましたが、体験談はいいのですが、それでは噂の域を出ず、保守的な人を納得させるのは難しいだろうと私は感じていました。

 ところが、『尿療法バイブル』では医師、医学博士、博士などの権威者が臨床試験、実験から得られた効果を40もの医学論文として報告しています。これなら西洋医学一辺倒な人もよし、やってみようじゃないか」という気持ちにさせることもできると思います。

 私が最も気に入ったのが、4章214頁〜に載っている、

効能報告30 (エイズ、肥満、癌、老化に対する尿内物質の予防・治療作用)
論文題名   「DHEAは”奇跡”のクスリか?」

1982年、ソール・ケント、『老年医学』誌、三十七巻九号、157〜161頁

です。 DHEAについては「エンドクリンDHEA」というサプリメントの広告ページに
詳しく書かれていたので以下に貼り付けます。


------------貼り付け-------------


ENDOCRYN DHEA錠にはDHEAが30mg配合されています。
この奇跡の物質は多くの重要なホルモンとホルモン媒介の代謝
先駆物質であるためホルモンの母と呼ばれています。
DHEA(遊離DHEA、硫酸塩DHEAS)は出生時に副腎と性腺から
多量に分泌され、成人時20-30歳でピークに達します。
その後は序々に減少の一途を辿り、70歳での体内循環量は
ピーク時の20%のみとなります。
DHEA/DHEASはエストロゲンとアンドロゲンを主要源です。
従ってDHEAが減少するとエストロゲン(女性ホルモン)と
アンドロゲン(男性ホルモン)の量も供給先の末端組織で
減少します。

動物実験で認められたDHEAの効果には、ダイエット、
糖尿病、ガン、心臓病、免疫強化、などがあり、さらに
寿命の延長までがみられました。人体実験ではDHEAを
サプリメントとして飲むことで、DHEAの循環量を成人ピーク時
にまで引き上げることが出来るという結果がでています。
今後も続く研究にはまだまだ多くの発見が潜んでいるでしょう。

DHEA:

DHEAはコレステロールに次いで人体に最も多く存在する
ステロイドです。
DHEAはdehydroepiandrosterone(デヒドロエピアンドロステロン)
の略称です。この物質は副腎と性腺(精巣、卵巣)で作られ、
多くの重要なホルモンを作り出すための先駆物質となります。

DHEAが先駆物質であるエストロゲンとアンドロゲンは加齢とともに
減少することからDHEAがこれらホルモンの源であることがわかります。
DHEAをサプリメントで補うことで成人のピーク時にまでDHEA量を
回復させることができます。
用法、容量:

栄養補助食品として1錠(30mg)を1日1回から2回服用します。
量と回数は個人にあわせて変更することが可能です。
その際は医師にご相談ください。

保存料、砂糖、スターチ、食塩、麦、イースト、とうもろこし、
牛乳、大豆誘導体、人工香料、人工着色料は含まれていません。

ホルモンの母:

DHEA(dehydroepiandrosteroneーデヒドロエピアンドロステロン)
は体内、特に副腎皮質と性腺で製造されます。
この物質はコレステレールに次いで血液中に多く存在するステロイドで、
主に容易に製造される硫酸塩誘導体DHEASとして存在します。
DHEAは研究家の間でホルモンの母と呼ばれています。

それはこの物質が体内で直接ステロイド先駆物質として、あるいは
ホルモンによるフィードバック機能により、又は第一段階を経た
代謝産物として、体の多くの機能に必要な性ホルモンなど、多くの
重要な媒体やホルモンを作り出すからです。これらのホルモンには
よく知られているエストロゲン(エストロン、エストリオール、
エストラジオール)やアンドロゲン(テストステロン)などがあります。

DHEA/DHEASの重要さは成人男性の50%の総アンドロゲンがDHEA/DHEAS
から誘導されることでも分かります。女性では閉経前の末端組織における
DHEA/DHEASからのエストロゲン形成率はおよそ75%であるのに対し、
閉経後は100%となります。

年とともに減少するDHEA:

生物学的な面から老化現象を研究する分野ではDHEAとその硫酸化物
DHEASへの注目が高まりつつあります。血液中のDHEA/DHEASの量は
誕生時に最も高く、そののち急激に減少し、第二次成長期初期に
再び増加し、20から30歳でピークに達します。そのあとはゆっくりと
減少していきます。70歳ではピーク時(20から30歳)の20%ほどとなり、
85歳から90歳では5%となります。この減少に会わせて、体内の
アンドロゲン/エストロゲンの量も減少していきます。
動物実験によるDHEAの驚くべき効果:

数多くの動物実験がDHEAサプリメントによる様々な効果を示しています。
それには肥満、、糖尿病、ガン、心臓病の改善や免疫強化などがあり、
さらには延命効果も認められています。動物実験の結果がヒトに
どの程度適用できるかを決めるためには、これからも研究を続ける
必要があります。
人体実験への関心:

これらの驚くべき動物実験の結果により、老化に伴う変形性の変化
の一部は、DHEA/DHEASの進行的な減少と関連があるのではないかと
研究者たちの間で推測されるようになりました。動物実験の結果を
ヒトにあてはめるのには科学的問題が残されていますが、
今後継続される興味深い研究分野です。実際DHEAは医学の歴史上、
最も広く研究される物質になりました。

DHEAの潜在的効果に関する
新たな研究テーマや発見、意見や仮説は、医学誌や科学誌、
テレビのニュースや健康に関する大衆紙や消費者を対象とした雑誌、
さらにはインターネット上で耐えることなく、時には毎日、
発表されています。しかし厳密に調査された科学的実験により、
新たな使用法が認められるまでは、慎重に保守的な態度が必要だといえます。

ヒトのDHEAサプリメント使用:

40歳から70歳までの男女を対象にして行なわれた信頼度の高い
二重盲検法実験ではDHEAサプリメントがDHEA/DHEASの循環量を
20〜30代のレベルにまで回復させることができました。
実験で使用されたDHEAは50mgと100mgで、被験者はこれを1日1回
服用しました。結果は動物実験のものと一致していました。
DHEAの適量には個人差があるため、使用を考えている方は
使用開始前と使用中にDHEA量の検査を受け、DHEAが適量に達して
いるかどうか、あるいは適量を超えていないかどうか確認すること
をお勧めします。

製品番号  製品名       IP       重量      価格


0210   エンドクリンDHEA   21.35      6 オンス    3,200円

http://k6k6k6.nobody.jp/lifepluslifelifepluslife_009.htm


------------貼り付け終了---------------


 という物質です。夢のような効能ですよね。本書には加齢による中年期の肥満抑制、老化抑制の効果もあると書かれています。これが『飲尿』することによりタダで摂取することができます。またこの物質は尿を構成するほんの一部分にしか過ぎません。他にも疾病や感染症、機能不全、アレルギー、創傷、火傷や蠍に刺された場合の治療やら毒蛇に噛まれた場合まで、リウマチ、多発性硬化症、エイズや癌などの難病を含めて興味深い報告が多数載っています。あと体験者にしか解からないことまで書かれた適切な注釈も素晴らしいです。巻末の「ホメオパシー」についての解説は嬉しかったです。今までよく解からず気になっていた療法だったので。

そろそろ、頭に白いものが目立ちはじめたアナタ、

皺やお腹の弛みが気になりはじめたキミ、

勇気を振り絞って、どうだい?

朝の一杯をグイっと、やらないか?


その前に、良書を翻訳してくださいました、佐藤雅彦さんに感謝します。


4. てんさい(い)[669] gsSC8YKzgqKBaYKigWo 2017年5月15日 10:12:36 : 0kUGInjLpY : VLecBnM2280[333]
http://www.asyura2.com/sora/bd9/msg/761.html
東海アマさん、飲尿療法について語る。
筆者が、飲尿について書いたことを揶揄しているようだが、無知蒙昧にも困ったものだ。尿こそ医薬の王様なのだ。筆者は深刻な痛風発作を自己尿によって、どれほど直したか分からない。睡眠薬の代わりに飲めば、劇的に安眠できるほどの強い鎮痛効果がある。コルヒチンは強い腎障害をもたらすので使えず困っていたのを救ったのが自己尿だ。平安時代の医心法にも尿の素晴らしい効用が書かれている。

5. てんさい(い)[670] gsSC8YKzgqKBaYKigWo 2017年5月15日 10:12:56 : 0kUGInjLpY : VLecBnM2280[334]
肉食について
http://www.asyura2.com/0406/health9/msg/305.html
投稿者 謝寅 日時 2004 年 11 月 12 日 20:44:10:Bat5keDwZxjsQ

 『飲尿』をしていると、体調や食べ物によって尿の味が変化します。だから慣れてくると尿を不味くする食べ物や飲み物を避けるようになってきます。身体に悪いものがそうするようで、タバコも不味くするらしいです。
アルコール類も飲みすぎると不味くなります。だから『飲尿』することによって自然と食生活も健康的なってゆきます。緑茶を飲んだ後の尿は美味しいですよ。

 ここで尿を不味くする代表的な食べ物が「肉」です。

『尿療法バイブル―あなた自身がつくりだす究極の良薬』 マーサ・クリスティ著 佐藤雅彦訳  論創社

 この本でも肉食を控えるように書かれているところがあります。尿を酸性に振るらしいです。また「肉」は「大腸癌」の代表的な原因物質でもあります。また「肉」は魂を汚す物質でもあるようです。とあるヒーラーの方は
息子の帰省で久方ぶりに牛肉を食べたら、その晩から発熱し苦しい思いをしたそうです。身体が受けつけなくなったようだと言っていました。とにかく尿が不味くなりますからね。でも、お魚は大丈夫ですね。発癌物質でもありませんし。


6. とちおとめ[1] gsaCv4KogsaC3w 2017年6月05日 00:04:21 : D1MvycjlQE : sDZ5yFx59FI[1]
尿療法は不可逆性の疾患、例えば慢性膵炎によって膵臓が溶けて無くなったり
石灰化する、などの病気にも有効でしょうか?

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