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千乃裕子(白装束集団・パナウェーブ教祖)の過去著作に見るGLA・高橋佳子(1977年)
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投稿者 罰天使 日時 2004 年 4 月 27 日 23:29:20:.cqmwk1ePLJyg
 

千乃裕子(白装束集団・パナウェーブ教祖)の過去の著書に見るGLA・高橋佳子(1977年)

〜千乃裕子著『天国の扉』
(1977年12月5日初版/79年5月30日八刷・たま出版)より〜

エルアール出版--『天国の扉』(現在販売中なのは「改訂版」)
http://www.lr-p.com/1_tengoku/1_tobira.html
パナウェーブ研究所
http://www.pana-wave.com/


*本投稿をお読みになる前に*

『天国の扉』の著者は、いわずとしれた「白装束集団パナウェーブ」教祖ですが、この本
は、最初の「天国シリーズ」の第一巻。彼女にとって最初期の著書のようです。
 当時は、まだ高橋信次の「正法」「八正道」「エルランティー」「ミカエル大天使長」
「七大天使」「ベーエルデ星*」等、内容はGLAで高橋信次が晩年に説いていた教えの
要素の多くを、そのまま踏襲しています。
(注*・信次は、地球人類の祖先が3億年以上前に、或る調和された惑星からやってきた
と主張。その惑星の名前は、講演や機関誌の記事や霊現象テープなどによって「ベーター
星」「エルベーター」「ベーエルデ」などまちまちに表現されています)

 全体として、「高橋佳子をミカエルとは認めない1976〜77年当時のGLA分派の
ひとつ」とみられてもおかしくない、ごくごく初期の著作といってよい内容です。後年の
「パナウェーブ」に移行してゆくことは、まだ想像できない段階ですが、これがのちの
「ミカエル大王」「スカラー波」教義に変形してゆく、千乃裕子の「出発点」であること
は確かでしょう。

 これまで「骨抜童子」サイトやその掲示板・骨RA「第三停泊港」などで公表されて
きたこととも合致します。

参考:
GLAの表と裏・タテマエとホンネ
http://www.asyura.com/0304/bd26/msg/415.html
パナウェーブ・千乃裕子が高橋信次から学んだこと
http://www.asyura.com/0304/bd26/msg/416.html
GLA高橋親子の1976年エクソシズム・パフォーマンス
http://www.asyura.com/0304/bd26/msg/417.html
パナウェーブに影響を与えたGLA高橋信次の「太陽系霊団図」1976年
http://www.asyura.com/0304/bd26/msg/418.html
G情報板「第三停泊港」
http://6536.teacup.com/kaminari226/bbs
(現在、GLAの会員か関係者よりクレームがきて閉鎖されてしまうので、「GLA」
「骨抜童子」「骨RA」の文字が、ヘッダーにも投稿にも使えない掲示板。詳細は下記)
http://www.asyura2.com/0311/lunchbreak2/msg/1013.html

『天国の扉』のカバー袖、著者紹介にはこうあります。

「千乃裕子 1934年生まれ 英文科卒業 名古屋在住
 キリスト教を経て、高橋信次氏の教えを知るに及び、それと平行して多くの霊的体験を
重ね、以来、科学と宗教の一致に関して、その点を深く掘り下げて追究し、本書を編纂・
執筆した」

 同書によりますと、千乃が高橋信次・GLAの教義に触れるきっかけは、母親が熱心な
信次の信奉者だったことのようです。講演会にいっては現証(霊現象)のテープを買って
きて、信次の本を読みあさっていたとあります(P21)。直接に、母親がGLAの会員
だったとは書かれていませんが、信次を信じる人々がいかに立派で、現証がどれほど素晴
らしいか、娘に力説していたそうです(P10)。この記述が事実であれば、千乃裕子の
母が、信次の説くGLA教義や霊現象の熱心な信者だったといって、まちがいはないでし
ょう。

 また、次のようなことを、千乃裕子の母が彼女に語っていたそうです(P19)。
「母は『信次先生がどこの家にも(注・霊体で)見にいらっしゃるのよ。だから(注・G
LA)会員の家は光にあふれているの。信次先生のご本から光が出ていて、天上界から、
それを置いてある家が光っているのが見えるそうよ』とつねづね語っていました」

 元GLA会員の私としては、こういう内容の「おはなし」は、千乃母子のみならず、会
員どうしでないと聞けなかっただろうと思います。
 私自身、会員時代の1980年代に「高橋佳子先生は、午後10時半になると禅定され
て、毎日、GLA会員全員の心を透視される」「信次先生の本からは光が出ている」「G
LA総合本部の八起ビルからは金色の光が出ていて、霊能者には遠くからでもはっきり見
える」「GLAに入会すると先祖六代まで救われる」などと、今では本気にしたくもない
ようなことを、支部の場で聞かされました。こういった情報は、外部者にはなかなか伝わ
らないものではないでしょうか。

 さらに、こういう記述もあります(P24・P30)
「母は反省研修会というものにでかけて留守でした」
「(母が)大勢の方と反省研修会にでかけて、そこで反省をすべく禅定をしていると」

 当時のGLAの「反省研修会」のことでしょう。1976〜77年の「反省研修会」の
「参加資格」は、機関誌のバックナンバーを見ますと「会員であること」が条件になって
います。その企画に、大勢の人とともに参加できたということは、すでに会員だったから
であろうと思われます。だいたい、「会員の家は光にあふれている」などの言葉からみて
も、「千乃裕子の母は熱心なGLAの一会員だった」可能性がきわめて高いと感じます。

 話をもどします。当初は、千乃裕子自身、クリスチャンだったため、GLA教義に熱心
な母を快く思わず、信次の本を3冊もごみ箱に捨てたりしていましたが、1975年ごろ
から次第に影響されて、母の蔵書の高橋信次の本を盗み読みするようになります。
 ついには、信次の死から半年ほどして、代表作『人間・釈迦1〜4』(三宝出版)を
読みはじめて涙がとまらなくなります。

 さらに、母の影響で、信次にかかった「ブッタ様」「天台チギ」の霊と、佳子にかかっ
た「イエス様」の霊の声がむしょうに聞きたくなり、両者の「現証*」テープ(特に佳子
にかかった「ミカエル大天使長」)に激しく感動して、何度もくりかえして聴きます(P
23)。「ミカエル大天使長」には、それからどんどんと傾倒してゆき、ついには半分「
霊道*が開く」という状態に至ります。
(*霊道=GLA教義のひとつ。異言などの霊現象が起こり、その種の霊能が継続的に起
こせるようになること。それらを人前でやって見せるのを「現証」という。創価学会・日
蓮宗系の教学の「現証」と言葉は同じだが、信次は「霊現象の証明」とGLAの場で独自
に定義した)

 同書によると、母も千乃裕子の霊道が開いたことに驚いたようです。以後、釈迦の弟子
とかイエスの弟子とかの前世や守護霊、天使などが、娘にかかってきて「会話」「霊視」
できるようになると、喜んでGLAに報告することになります。
 しかし、当然といえば当然ですが、GLAはそれを否定し相手にしません。納得できな
い母親は、GLAの上層部にかけあいます。娘にかかっている霊がだれだか確かめてほし
いので、佳子に面会させてくれと申し出ますが、それも断られます(P38)。

 最初は、千乃裕子も「ミカエル大天使=高橋佳子」と信じていたそうで、「ミカエル大
天使長」と「念波」で呼びかけるときは、信次の妻の一栄と佳子に意識を向けていたそう
です。しかし、次第に「高橋佳子はミカエルではない」と思うようになり、「自分こそ、
本物のミカエル大天使長に、直接に指導をたまわっている」「七大天使・ブッダ様・信次
先生の霊もやってきて助けてくれている」と信じるようになっていきました。

 こうして、どんどんと高橋佳子のGLAとは異なる独自路線を歩いてゆくわけです。つ
いには、サタンやルシフェルや悪霊の相手もするようになります。そして、「ブッダ様」
「ミカエル様」の光に包まれて、次のようなメッセージを受け取ります。

「『悪霊たちに、貴女はエル・カンターレ伯の子供であると申しなさい。この名前を覚え
るのですよ。エル・カンターレ伯です。エル・カンターレがあなたのお父様なのですよ』
 エル・ランティーという名は聞いたことがありますが、エル・カンターレというのは初
耳でした」(P49)

「エル・カンターレ」といえば、今では宗教法人「幸福の科学」の大川隆法主宰のホーリ
ーネームみたいなものですが、これはもともと高橋信次の著書『心の発見・神理編』
(P93・三宝出版)に出てくるものがヒントです。
 高橋信次の信者の過去世の記憶に、南米の王様がいて、その名前を「センツェラー・ア
ル・カントーラー」といい、当時の言葉で「カンターレ」が「太陽」を意味するという一
文からとったものでしょう。また、高橋信次のつくった1976年GLA機関誌上の「天
上界階層図」には、釈迦のホーリーネームとして「カンターレ」と書かれています。
 しかし、「エル・カンターレ」という霊名自体は、高橋信次による初出ではなく、この
千乃裕子の本が最初のようです。ひょっとして、大川隆法氏は、千乃裕子の著作からホー
リーネームを頂戴したのでしょうか?

 同書をざっと見た限り、1976年当時のGLAの教義・名詞・概念が大部分を占めて
いるように思えます。GLAで発行していた講演テープ、ビデオ、機関誌など、私が在籍
していた頃に見たり聞いたりした内容と、重複するものが書かれてあります。したがって
、千乃裕子は『天国の扉』を書くにあたり、それらのビデオ、テープ、機関誌、高橋親子
の著作を、相当に見たり読んだりをくりかえしてきたことが推察できます。

 さて、非常に長い前置きになりました。この著作の中で、これまで私が知らなかった1
977年当時の高橋佳子の行状に関する驚くべき記述があります。千乃裕子がウソを言っ
たり、誇張された情報を書いているのでなければ、まことにもって語るに落ちる「GLA
二代目」であります。

●1977年当時のGLAや高橋佳子の実態に関する記述(同書P57〜60)

(注・下記引用文の中の「H会」とは「GLA」のこと。GLAの前身の「大宇宙神光会
」を「ひかり会」と読ませていたという記録を見た覚えがあります。また、当時の機関誌
の名前も『ひかり』でした。以下の本文を読むと、あきらかに「H会」が「GLA」であ
るとわかります)

1)
「H会は悪霊に対する囮(おとり)の団体で(中略)本物が偽物に、偽物が本物に(中略
)すり替えが多く行われたのです。(中略)その中でも一番、本物らしからぬ振る舞いを
されているのは信次先生のお嬢様なのです。早くから疑いの声が、H会外部の正法を信じ
信次先生を信じる者たちの間に上がっていました。
(『真創世記・地獄編』の「ミカエルが信次の前に初めて現れるくだり」と同じことを記
述した後)お嬢様は信次先生がその場で『おまえはミカエルだ。ミカエルにちがいない。
そう自信を持ちなさい』と言われたのでそう信じ、ご本(注・『真創世記』)にも著され
、人々にも宣言(注・ミカエル宣言)なさり、ステージでスターのような演出をなさった
り(注・SF作家の星新一氏は「学芸会だね」と評したとか)、ご自分のブロマイドを集
まってくる方に売ったりしているそうですが。
 天使として翼が生えて飛ばれた記憶も、天使の集まる次元にも行かれたことはないので
す。かつてあった霊能力も今はすっかりなくなり、人の心も読めないそうなのです」

2)
「講師方を呼び集め、青年部のちょっとしたミスに、立腹されたお嬢様が徹夜で一人一人
ビンタを食わせて歩かれたり(男の悪霊がそうさせるのでしょう)、お小言を何時間も言
われたり、講師たちにも同じように殴るように命ぜられたり、あるいは青年部の人達に、
自分を御神輿のようにかつがせては、マットの上に落としてもらって喜んだり、これはミ
カエル大天使の言動でないことだけは、はっきりとわかります。
 また、そのようなお嬢様を見ても、平気で大衆を欺くドラマを作り上げる周囲の人たち
や、接しても奇異に感じない人たちは、同様に悪霊に憑依されており、また実際に誰もが
狂気に見えることを平気でなし、論理に合わぬことを平気で言ったり、したりするという
こと・・・これこそ紛れもなく地獄霊に憑依された状態なのです」

参考:
実録・GLA高橋佳子(TL人間学・主宰)の「強暴な素顔」編
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/406.html
実録・GLA高橋佳子(TL人間学・主宰)のエグい「基本的性格」編
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/492.html

3)
「(高橋佳子が)はじめから異常な言動、性格の持ち主ならば、必ずしもそう(注・悪霊
に憑依された)とはいえないのですが、その変化があまりにも急激でした。そこでは信次
先生の説かれた八正道や反省のすすめなどは、まったく行われなくなっていたのです。
『信次先生は偉大だ』と言いながら、ミカエル会だとかミカエル・スクール(注・ミカエ
ル・ボーイズ&ガールズ・スクール)だとか、月刊誌の名を『ミカエル』(注・ミカエル
・ザ・メッセージ=1977年8月号機関誌)と変えたり、そして人々の真実の声を載せ
ずに、お嬢様のお話だけを全面的に取り上げたり、信次先生のなさったすべての善きこと、
説かれた愛と慈悲も、どこかへいってしまったのです」

4)
「そのほかいろいろのH会内部の工作やからくりに呆れ、『創価学会を見習え』と怒鳴る
幹部らや、お嬢様の言動に失望して(注・会を)出てこられた人も多くいます。上層部が
巧みに隠しているので知らない人も多くいるのです」

5)
「また、ご本(注・『真創世記地獄編』)を出版なさるのについて、ご自分で書くのでは
なく、十ヵ月かかって他の者(注・作家の平井和正)にご自分の語ったことを書かせたの
にもかかわらず、十日でお嬢様がご本を書き上げられたとか(注・『真創世記地獄編』あ
とがき、ならびに当時のGLA機関誌記事)、五ヵ月かかって側近の者がテープから書き
写したものを五日で書かれたとか神話化し、生き神様あつかいにする動きがあることなど
もすべて、H会が新興宗教化のほうを向いていることを示すものなのです」

参考:
GLA教祖・高橋佳子の『真創世記』の真の作者はSF作家・平井和正氏
http://www.asyura.com/0306/bd27/msg/392.html
GLA高橋佳子の『真創世記』につき教団ぐるみの虚偽記載・1977年
http://www.asyura.com/0306/bd27/msg/464.html
GLA高橋佳子は自分を「ミカエル大天使の転生者」とまだ信じている。
http://www.asyura.com/0306/bd27/msg/360.html

6)
「そのような宗教団体は、催眠術でも心得ているのではないかと思えるほど、人心を巧み
にあやつり、ご託宣の魅力と他力信仰にドップリひたってしまいやすい人の心の弱さにつ
けこんで、献金や寄付の甘い汁を吸うのです。恐ろしいことです」

参考:
実録・GLA高橋佳子(TL人間学・主宰)の「セレブな金銭感覚」編
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/472.html
高橋佳子のGLA入会者が払う会費・喜捨(寄付)の問題(2003年6月現在)
http://www.asyura.com/0306/bd27/msg/393.html

 上記の千乃裕子の指摘の信憑性については、読まれた方々の判断に委ねますが、これが
1977年12月に出版された本の内容であることに注目したいです。「ミカエル佳子」
の活動が続いていた頃です。
 しかも、『天国の扉』の内容は、内部にいた人間か、内部をよく知る者から詳細を
聞ける立場にある人間の報告のようです。かなり詳細ですし、自分の目で見たり聞いたり
、雰囲気を感じた者か、それを伝え聞ける関係者でなければ、こうは書けないと思います

 千乃裕子自身が会員となって、当時のGLAの場にいたか、母親がGLAの中で体験し
たことを聞いて書いたのかもしれません。また、同書の解説というか端書がわりの第七章
を、元GLA講師とおぼしい裕田光穂という方が書いていますが、この人はこんなことを
書いています。

「このたびはお嬢さん(注・高橋佳子)が、まちがった方向にはずれたのを機にして、い
ちはやく気がついて批判したのもこの私であった。私は(注・GLAの)連絡所をことわ
り、講師もやめて、単身反旗をひるがえしたときには、すべてを捨てた覚悟であったし、
顧みて私自身が得をするような積極的根拠は何ひとつ考えられなかった」(P255-256)

注・「連絡所をことわった」というのは、当時のGLAでは、全国に支部や連絡所がネッ
トワークされており、GLA会員が自宅や自分の会社の施設を、集会所として提供して
いたので、その場所を提供するのをやめて、縁を切ったということでしょう。

「怪しくなったミカエル。
 会長先生(注・高橋信次)は、よく講演会の舞台で霊道現象を実演して見せ、お嬢さん
(注・高橋佳子)に、ミカエル(注・大天使の霊、意識)を入れますという表現をもって
したが、当人がミカエルならば、これから出て頂きますと言わねばならないはずだと思う
。こんなことから言っても、先生は意識の中では、この本人をミカエルそのものだとは思
っていなかったのではないかと思う。
 晩年、信次先生は、血圧がいつも高かったことを苦にして、だいぶ血を抜いて捨てたと
いうが、そのために腎臓の機能に障害を起こしたことが遂に命取りになったようである。
それに過労が重なっていたことは周知のとおりである」(P242)

「特筆すべきことは、千乃さんにせよ門下のTさんにほか二人の高校生(注・千乃裕子の
英語教室の生徒)は、汗をかくと必ずといって良いほど金粉が浮きでるので、それを採取
し見本を私のところに送り届けられた。金粉は何もH会の専売特許ではなくなったみたい
である。信次先生はもちろん、実妹の星洋子先生もよく金粉を出しておられるようだし、
この会には関係ないが神戸の●●●●夫人のお弟子さんが、シンガポールで金粉を出した
例もある」(P249)

参考:
「金粉現象」を「主宰が神に証しされた現象」とする高橋佳子・GLA(TL人間学)
http://www.asyura2.com/0403/lunchbreak3/msg/332.html


「異言は簡単に出るもの。
 私も二十歳のとき、ある行者に師事したときから、期せずして陀羅尼(注・異言の仏教
的表現)が飛び出している。そして一度出れば、いつでもどこでも出るというのが異言の
特色である。(中略)しかし、異言が出たからといって別にどうということはない。もち
ろん意味もわからないことであるから、夢中になるほどのことはなかった。(中略)この
教団(注・GLAのことか千乃裕子のグループのことかは不明)のようにペラペラと外国
語をワケもわからずしゃべることだけが霊道現象ではない。どうも彼らは馬鹿のひとつ覚
えみたいなところがある」(P251)

参考:
GLA(高橋信次と高橋佳子)の異言等に関する『文芸春秋』特集記事(1977年)
http://www.asyura.com/0306/bd28/msg/228.html
GLA・高橋信次関連〜「異言」に関するアメリカ・カナダの専門学者の研究資料
http://www.asyura.com/0306/bd28/msg/233.html
GLA(高橋信次・高橋佳子)の「異言」は「演技性の伝染心理現象」の可能性有。
http://www.asyura.com/0306/bd28/msg/247.html

 上記『天国の扉』中のGLA内部情報には、このようなGLAの元講師からの貴重な勇
気ある体験談も、なまなましく反映しているのでしょう。

 当時のGLAと現在のGLAはちがいますし、同じく当時の千乃裕子と現在の彼女も
ことなります。しかし、両者の根底というか、ルーツを調べて発表するのは、宗教団体
による犠牲者を出す事件等を予防し、対策の一助になるという意味で、公益に利する情報
であると判断して発表するものです。
 世間を騒がせた白装束集団パナウェーブ(千乃正法会)のなれそめと、数年前にフラン
スでカルト指定された「幸福の科学」の双方が、その教義開始期に1976〜77年当時
の宗教法人GLAで説かれていた高橋信次の教義をベースにしています。

「幸福の科学」の場合、高橋信次の教説を踏襲するのみならず、立教時の支持者が、二代
目佳子の継承時(1976〜77年)にGLAを離脱した元会員らだったことも事実です。
大川隆法氏が、高橋信次の死後に『高橋信次霊言集』を出したことから、高橋佳子には
ついていけないが高橋信次を慕う元会員たちが集まって、大川氏を第二の高橋信次も同然
に担ぎ上げました。最初期の「幸福の科学」の事務所の場所も、元GLA会員の一人が
提供していたことが知られています。
 さらにはそうなった原因として、大川隆法氏の父親の「善川三朗氏(故人)」が、高橋
信次存命時、熱心なGLA会員であったことがあげられます。

 つまり、「幸福の科学」「千乃正法会」のルーツとして、創設教義は高橋信次のものを
とり入れ、教団(グループ)創始時の指導者とその親、主要メンバーに、GLAの元会員
や元講師がいたという、驚くべき類似性があるわけです。

 そして、当のGLA自体は、昨年のパナウェーブ事件の頃から、千乃裕子の教団との関
係について、次のようなコメントをしています。みなさまは、どう思われるでしょうか。

高橋信次・高橋佳子のGLA(TL人間学)のマスコミ&ネットへの対応例
http://www.asyura2.com/0403/lunchbreak3/msg/301.html
パナウェーブの千乃裕子に影響を与えたGLA
http://www.asyura.com/0304/bd26/msg/410.html
これが「GLA教義」だ。21世紀の高橋佳子主宰の目指すもの
http://www.asyura2.com/0403/lunchbreak3/msg/317.html
高橋佳子・GLA(TL人間学)が地裁で個人情報の開示請求したけど、これでよかったの?
http://www.asyura2.com/0403/lunchbreak3/msg/315.html

GLA・高橋信次関係・「骨抜童子/阿修羅」投稿集(URLリスト)
http://www.asyura2.com/0403/lunchbreak3/msg/318.html

三宝出版( 高橋信次著作リスト)
http://www.sampoh.co.jp/st/st.html

<GLA(高橋信次・高橋佳子)関連情報サイト・掲示板一覧5>
(15年12/30増補版)
http://www.asyura2.com/0311/lunchbreak2/msg/332.html

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