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未来社会における国有化は、「国が労働力を買うという事になるのでは?」に対し、そんなことはありません。
http://www.asyura2.com/0411/dispute20/msg/643.html
投稿者 縄文ビト 日時 2005 年 3 月 25 日 14:54:43: egUyw5BLxswRI
 



ワヤクチャさんと専門家の先生に回答いたします。
返信するのが遅くなって申し訳ありません。あまりにも数多くのメールが来ておりますので読むのに一苦労しています。
そのような訳で、改めてメールを差し上げます。

http://www.asyura2.com/0411/dispute20/msg/610.html
ワヤクチャさん 国有化は国が労働力を買うという事であって。
労働力の売り買いが無くなるという事では無いと思うのですがいかがでしょうか?
 
専門家の先生の掲示板より
確かに社会主義国には、国有化という考えがありました。そ
れによって労働(力)の商品化を廃止できると考えたからで
す。しかし国有化によっては、「生きるために労働する」と
いう本来の社会を実現できませんでした。無論このことは、
それが本来の社会であるということを否定したわけではな
い、と私は考えています。国有化で労働力の商品化を廃止で
きるという考えが安易だったことを示していると考えていま
す。

国有化という考えを私が出しましたが、それについてワヤクチャ さん及び専門家の先生とも同じ答えを出しています。

「国有化は国が労働力を買うという事であって」上記ワヤクチャ さんの部分から

専門家の先生 「国有化によっては、「生きるために労働する」と
いう本来の社会を実現できませんでした。無論このことは、
それが本来の社会であるということを否定したわけではな
い、と私は考えています。国有化で労働力の商品化を廃止で
きるという考えが安易だったことを示していると考えていま
す。」上記専門家の先生の部分

縄文ビト 今までの社会主義は国有化にはなったが、一等独裁の元での国有化であり、完全な形の「他者の労働の私有化の否定」ではありませんでした。
ここが重要です。マルクスはプロレタリア独裁という形での政権の中での国有化であり、私の出した国有化は議会制民主主義の中での国有化です。両者は完全に違う形の国有化です。

人間の社会の生産手段の所有に対し国有化と民営化の他に他の方法があったら逆に提示していただきたい。
生産手段に対してはこのほかに方法が無いからです。人間の生き方における社会のあり方は、社会主義か、現在の形の資本主義かという二者択一の方法しかありません。

資本主義を変化させて(修正資本主義)それもやはり労働の買う側と売る側という階級関係から脱却できないわけです。

議会制民主主義における社会主義はまず最初に労働の売買を禁止するところから始まるわけですから。今までの一党独裁下における社会主義とはまるで違う社会主義になります。
国家が労働を買うという発想は出てこないはずです。議会制民主主義は民衆(国民)が代表を議会に送るわけですから、他者の労働を私有化するような者を代表に選ぶ国民に問題があるわけです。


>縄文ビト 民主主義社会であれば多数の意志で政治改革が出来ます。大企業を国有化(社会有化)しようと多数の人々がそのような意見になったとき、社会を変えることが出来ます。主権が国民にあるというのが民主主義です。

私が専門家の先生の掲示板上でのやり取りを止めたのは、なんら益するものがないと判断したためです。なぜなら人々のために新しい社会を考えていかなくてはならないのが、研究という学問上の上での論議では研究者にとってはいいかもしれませんが。人々にとっては何のプラスにもならないといえるからです。

ご両人の反論をお待ちいたします

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