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貴重資料ご紹介・翻訳、感謝! + ラルーシュに関して少々の疑問
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投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 6 月 06 日 18:58:32: SO0fHq1bYvRzo

(回答先: イタリアの黒いプリンス byアレン・ダグラス (1) 投稿者 kamenoko 日時 2005 年 6 月 06 日 15:16:23)

貴重資料ご紹介・翻訳、感謝! + ラルーシュに関して少々の疑問


貴重な資料をご紹介・翻訳していただきまして、感謝に耐えません。

私も少し前からラルーシュと彼の運動が第2次大戦と戦後の暗黒部分に関する突っ込んだ研究を行ってきたことに注目しています。今回の資料もボルゲーゼという世間的にはあまり知られていない人物を軸にして、ヒトラー、ムッソリーニ、フランコ、OSS(CIA)、マルタ騎士団、P2、イタリア極右と極左のテロ、中南米の軍事独裁とコンドル作戦、等々といった、一つ一つはよく知られている事柄を結びつける流れを再構成しているようです。バチカン・ラットラインで主として中南米に逃れた元ナチ(ウスターシを含む)幹部たちのその後の働きを知るうえでも重要な資料でしょう。

ラルーシュは2004年3月11日のマドリッド列車爆破事件の「イスラム・テロ」説を完璧に否定して、「真犯人」として、この「世界シナルキズム」に加わる元フランコ主義者Blas Piñarの名を上げています。
Screwball Internet Slander of LaRouche Launched in Venezuela
http://www.larouchepub.com/pr/2004/040619vz_slander.html
3・11事変の底知れぬ深さを感じている私としては、「イスラム・テロ」は論外としても、欧米社会の奥底(天上?)に潜む勢力の介入はありうると考えています。「実行犯」は各国スパイ機関であるにしても。

ただ、ラルーシュとその運動で、少々疑問を持たざるを得ない点があります。それは彼らがあれほど欧米と中南米の現代史の陰を暴きながら、オプス・デイに関して一言の言及も無いことです。チリやアルゼンチン、ベネズエラ、エルサルバドル、ニカラグアなどの反共軍事独裁を語る際にカトリック教会とオプス・デイの動きは、無視できないどころか見えすぎて困るくらいの、重要なポイントなのですが、なぜかラルーシュはこの点について沈黙しています。

今回の資料ではやっとのことでマルタ騎士団について触れていますが、彼らがカトリック系組織に言及することは非常に珍しいと思います。

米国ではシオニスト・ユダヤに毛嫌いされ中南米の左翼からは「統一教会と手を結ぶファシスト」などというとんでもない言いがかりを付けられているラルーシュですが、今回ご紹介いただいた資料では、欧米社会の地下での「シナルキズム」の動きとシオニストの関係は、不思議なことに描かれていないようです。(まあ、これを言っちゃ、本当に皆殺しにされかねませんが。)

こういった点が、私が、ラルーシュが上げる資料に目を通しながらも、私の推理の中に根拠として取り上げることを躊躇させる原因です。

しかしながらそのような疑問以上に、今回の資料のご紹介・翻訳作業は重要な意味を持っていると考えます。これは他のデータと付き合わせながら今後の私の作業に存分に活用させていただきたいと、感謝を込めて申し上げておきます。

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