議論板に投稿するのが憚られるので一鍼多助

議論板に投稿するのが憚られるので
http://www.asyura2.com/0601/idletalk20/msg/388.html
投稿者一鍼多助日時 2006 年 10 月 10 日 21:44:04: Ini9COu.4I8AU

議論板のＫさんの

「今、憲法改正を受け入れなければ手遅れになる！！」
http://www.asyura2.com/0601/dispute24/msg/395.html

にレスしようと思っていたのですが、
私ふぜいが、とても口を挟めるような雰囲気では
なくなっていたし、起承転結をしっかりしろ！　とか
人に饗するする料理を出すにはそれ相応のまな板を
使え！とか言われてしまうと、私のような臆病者は
すっかりビビってしまいますね。

雑談板に投稿してよろしいでしょうか？

ところでＫさんの投稿にたっぷりレスが付いていますが
遠い昔、学生時代にならった論理学と数学を思い出しました。
記憶が定かでないので、思い違いがあるかもしれませんが
お許しを。

近代論理学の第一公理はこんな感じでしたっけ。
１、理屈とガムテープは何にでもくっつく。

ギリシャ時代の数学者コークリッドの著した「奇怪学原論」
の第一公理はこんな感じでしたかね
１，平行した議論は何処まで行っても交わらない。

それと全く同等な命題で
２、平行した議論に於いては錯覚と同意は等しい

ん～。真理は時空を超えていますね。

上記二つの公理から次の二つの定理が
自ずから導かれるような・・・。

１，ガムテープは上手に使えば非常に便利。
２，平行した議論に於いて、２回以上のレスは
　　殆ど罵り合いとかわらない。

Ｋさんのエネルギーもすごい。
集中砲火を浴びてもへこたれませんね。
感心します。ただ議論の内容から言うと
Ｋさんの意見より、反対意見の方に
私の考えは近いな。

憲法改定を口にする人々に対して、私が常に不思議に思うのは
今の憲法の何処が悪いのか具体的に議論しようとしないことだ。

よく言われているのは、
占領時に作られた押し付けの憲法、
時代の情勢にあっていない等かな。

建前上自前の憲法と言われる大日本帝国憲法と
押しつけられた憲法とされている日本国憲法が
それぞれの約６０年間にどのような結末をもたらしたか。

片や３００万人以上の日本人を犠牲にし、他国の多数の人々も殺した戦争に
道を開いてしまった。

（戦争に行って殺したり、殺されたりする事を誰が望むものかね！）

こなた、戦争に対する縛りによって、日本国民は戦争に参加することもなく
殺し合いをせずにすんでいる。

（なにげに良さげな気がするが）

日本国憲法は押し付けられたものだから良くないのかね？
基本的人権の不可侵、思想信条の自由を高らかに謳ってくれている
日本国憲法に日本国民は何の不都合があるのかね？

時代の情勢に合っていないと言う人もいるが、何処がどの様に
合っていないのか。誰か「憲法とて不磨の大典ではない」と言って
いたような気がするが、当たり前の話。

しかし、一体日本国憲法の何処が磨滅した部分なのか。
磨滅したのは、権力が憲法に曲解に継ぐ曲解を加えて、違憲状態を
既成事実化してきたその手法ではないのかね。

その手法の片棒担ぎが法の番犬最高裁だからやるせないな。
彼らの使っている天秤は
（政府の政策）＞（日本国憲法）＋（日本貧乏人）
最初から傾いているからな。

今までにも憲法違反の判断を求められると、
判断を避けて門前払いを繰り返すこと多々。

記憶が定かでないが、違憲かどうか判断を求められているのに
「高度に政治的判断を要する案件であり、司法にはそぐわない・・・」てな
事言って門前払いしたことがあったような。
判断を求められているのに、判断を避ける裁判所って何だ？

憲法違反でないならはっきり合憲と判決すれば良いではないか。
それを、判断放棄、門前払いという形をとるのは、実は違憲だが
その判断を下すのは影響が大きすぎて怖いと言うことだろう。
法の番犬は腰抜けである。

違憲かどうかの判断の影響がそれ程大きくないと
怖くないのでちゃんと判決を下すようだ。
法の番犬は鼻利きでもある。

少なくとも私にとって日本国憲法を変える必要性が全く見えないのだが・・・
変える必要があるのは日本国憲法ではなく、
日本国憲法軽視の政治ではないのか。

起承転結がない「垂れ流し駄文」ですがお許しあれ。
皆さんもきっと「絶句」ですかね。

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