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第8回 フジを追われた鹿内家とSBI北尾CEOを結ぶ点と線 (2005/04/06)、は探せなかったので代わりの記事。
http://www.asyura2.com/08/senkyo56/msg/539.html
投稿者 ROMが好き 日時 2008 年 12 月 06 日 08:46:38: Dh66aZsq5vxts
 

(回答先: 第7回 フジのお家騒動から浮かび上がる「因縁の構図」 (2005/03/30) 投稿者 ROMが好き 日時 2008 年 12 月 06 日 08:19:33)

第8回 フジを追われた鹿内家とSBI北尾CEOを結ぶ点と線 (2005/04/06)
http://nikkeibp.jp/style/biz/topic/tachibana/media/050406_tensen/

 
代わりに見つかったブログ記事。文中8回と9回が紹介されています。

 
立花隆の記事消失
http://midoriwakakuwa.cocolog-nifty.com/tenrankai/2005/04/post_1.html

立花隆が、インターネットではじめた、ニッケイビジネススタイル立花隆「メディオ・ソシオ・ポリティクス」の記事が、公開後、すぐに消えてしまった。
私、氏の大ファンで、博覧強記な知識と洞察力からつむぎだされる論説(しかも明快な文章力はすごい)に大きな影響を受けてきた。
その彼が、

週刊現代で、かなり長期にわたって「情報ウォッチング」「同時代を撃つ」などのタイトルで、時評コラムを持っていた(そのかなりの部分が今でも講談社文庫に入っている)が、そのインターネット版

をやるという。この週刊現代の記事も大好きであった。期待するなといっても無理というもの。
最初のテーマが、ほりえもんのこと。これまた、私が、大きな関心を持って見つめている話題。三井住友vs東京三菱が下火になってしまった後、これほど、心躍るニュースはなかった。
それを、立花隆が、書く。興味をひくなといっても無理というもの。ただし、このテーマ、色々言われすぎているので、いまさら、言うことがあるのか?とも思っていた。

しかし、さすがに立花氏、弁護士が辞めた理由の推定など、うなってしまった。
ただ、一部、批判が出ているが、リーマンからライブドアへの融資がかなり高利であろうという部分は、無利子であった聞いていたので?であった。

そのあたりまでは良かったのだけれど・・・・

私が見た範囲で言うと、3/25 00:43 の記録で、次の5つの記事が出ている。

浮き彫りになったアメリカ金融資本“むしりとり”の構図
時間外取引、村上ファンド、顧問弁護士解任の舞台裏
立役者、リーマン・ブラザーズ800億円融資のシナリオ
ニッポン放送乗っ取り劇のミッシング・リンクの在り処
ライブドア、ソニー、西武鉄道報道のミッシング・リンクを読み解く

これらの記事は、現在でも見ることができるが、web上の体裁が変わっており、3/25 18:11〜19に再アップ、その際、変更が加えられている可能性も、今となってはあるのだけれど、チラッと見た感じ同じようである。(最初の記事も保存済みなので、検証は可能。)

その後、私の保存データによると、

SBI登場で露呈した、ホリエモンの負け戦も「想定内」(2005.03.30 00:42)
フジのお家騒動から浮かび上がる「因縁の構図」(2005.03.30 19:51)
フジを追われた鹿内家とSBI北尾CEOを結ぶ点と線(2005.03.30 20:13)
巨額の資金を動かしたライブドア堀江社長の「金脈と人脈」(2005.03.30 20:19)

という4つの記事が出ました。

これらの内容は、色々な新聞、雑誌、ネットを「調べて書く」そして、思いっきり書く、という立花氏の真骨頂が現れているなあーと思っていました。
一見怪しげなHPも引用していて、なるほどなるほどと思っていた。

しかし、ここで事件が起こります。
4つのうちの2つが消えているのです。今見れるのは、次の2つ。

SBI登場で露呈した、ホリエモンの負け戦も「想定内」 (2005.03.30 00:42)
フジのお家騒動から浮かび上がる「因縁の構図」 (2005.03.30 19:51)

参考のため、消えた記事はどういうものか、引用しておきます。


フジを追われた鹿内家とSBI北尾CEOを結ぶ点と線
2005年3月30日
今回、ソフトバンク・インベストメント(SBI)の北尾吉孝・最高経営責任者(CEO)が登場したとき、すぐに疑われたことは、SBI(北尾CEO)はダミーで、本当の背後にいる黒幕はソフトバンクの孫正義社長ではないかという見方だった。かねて、フジテレビと孫社長は親しい関係にあり、孫社長がかねてから堀江の敵対的買収という手法に反感を持っていたところから、いずれ孫社長が「ホワイト・ナイト」として登場してくるのではという観測が前から流れていたので、ああ、やっぱりとなったわけだ。

大和証券SMBCに貸与された株式の行方
ところが、今回のフジテレビからの貸し株については、北尾社長はこれは孫社長から指示されたことではないと、また事前に孫社長に相談したことでもないとして、あくまで自分独自の発想で行動したことだといっている。孫社長もそれに合わせた発言をしている。

そうはいっても、それは両者口裏を合わせているだけで、すべては打ち合わせ済みにちがいないという見方ももちろんある。しかし、本当にこれは北尾CEOの独自行動だった(事後あるいは直前に孫社長に話を通すぐらいのことはしているだろうが)という可能性もかなりある。北尾CEOは孫社長にただ使われているというレベルの男ではなく、孫社長と張り合ってことを起こすくらいの気概を持っている男なのである。

実はつい2週間ほど前、SBIは公募増資によって500億円の自己資金を調達し、それによって、ソフトバンクの連結対象から外れ、行動の自由を確保したばかりのところだったのである。

北尾社長はもともと野村證券の出身で、企業金融、特にM&A専門家として育った。一時はイギリスのM&A専門会社に出向して重役となっていた時期もある。帰国後ソフトバンクに入り、M&Aの専門家として、ソフトバンクが急速に繰り広げた一連の有名M&A(ヤフー、日債銀、eトレードなど)を一手にやってきた。そういう実績をもとに、「M&Aを日本で一番知っている男」と自称しているが、それを誰もウソと思わないくらい実績がある。

北尾CEOがイギリスの会社に出向している間に、イギリスのオックスフォード大に留学していたのが鹿内家の跡継ぎ隆一郎氏で、彼は同大卒業後、メリル・リンチに入り、同社でM&Aの担当部署に配属になったため、北尾社長と個人的に非常に親しい仲になり、一緒に食事をしながら話し込んでいるところを何度も目撃されている。

ところで鹿内家のかつてのニッポン放送の持ち株、全株式の8.63%は、大和証券SMBCに貸与されているうちに、ライブドアの堀江社長の手に渡ることになってしまった。鹿内家はこれに不満を持ち、返却を要求したが、契約上それはできないということで、とりあえずの問題は片付いている。これはもともと貸与期間が二年と短いので、そう遠くない時期に鹿内家に返還される。北尾CEOはそのあたりのこともにらんで、隆一郎氏と親しい関係を保っているのかもしれない。

その点を重視して、北尾CEOは実は、鹿内家へのフジ産経グループ支配権の「大政奉還」を狙っているのだといううがった見方もあるようだが、私は北尾CEOはそれほどアナクロな男ではあるまいと思っている。

ライブドア堀江社長の危ない「金脈と人脈」
最近、『WiLL』(ワック・マガジンズ)という雑誌を読んでいたら、漆間巌「堀江貴文の金融と人脈」という記事にぶつかり、これが結構面白かった。いま紹介した北尾社長と鹿内隆一郎氏の奇妙に親しい関係もこの記事で知ったことだ。

それ以外にも、堀江社長の「金脈と人脈」にまつわる話が沢山書かれているが、その相当部分が、堀江社長はどうやらヤミ金融の世界につながっているらしいという話である。それが沢山の事例つきで書かれ、その背景にある奇怪な人間関係が2ページ見開きの人脈図になっていたりする。読んでいくうちに堀江社長はどうもまっとうなビジネスの世界でばかり生きてきた男ではなく、相当危ない橋も渡ってきた男でもあるらしいということが読み取れてくる。そして、今回のニッポン放送乗っ取り事件の背後でもそういう人脈が動いていたらしいことがうかがわれる。

「今回の買収劇を格闘技にたとえると、堀江社長は『選手』。M&A村上会長が『セコンド』、リーマンは『スポンサー』、そして金融業を営む黒幕Mが『興業主』といってもいい」とある。黒幕Mとは誰なのだろう。

この「WiLL」という雑誌、かつて「週刊文春」の全盛時代に編集長をつとめていた花田紀凱氏が編集する雑誌で、まだ創刊されて5号目ながら、なにかと話題になることの多い雑誌である。

花田編集長は、ロッキード事件や「共産党研究」のころ私の担当編集者だった人だからよく知っている。電話で記事の内容の真偽のほどを確かめてみた。

それというのもこの記事には、あまりに多くの、よそでは聞いたことがないブラック系の情報が詰め込まれていて、どこまで信用していいのかわからなかったからである。

ネットの裏社会に広がる“黒い噂”
すると、「漆間」というのはペンネームだが、実はインターネットの世界では、大変な情報通として知られており、本人にも会って話を聞き、あの記事に書かれていることは、一応信用していいという感触を得ているということだった。筆者に直接会った感じでは、オモテ世界のジャーナリストとは若干ちがうところもあるが、書いたものの内容の信頼性については一応信用できると見た。企業謄本など、調べるべきところは全部きちんとおさえており、いろんなことを知りすぎていてちょっと気味が悪いところはあるが、この雑誌にのせてよいと判断できる信頼性水準にあるということだった。

与えてもらったヒントを手がかりに、インターネット上の空間を検索していくと、「××××」というそれらしいページに出会った。

「26日発売のWiLLに多少書いておきました」

というくだりがあったからこれに間違いない。

巨額の資金を動かしたライブドア堀江社長の「金脈と人脈」
2005年3月30日
このページの自己紹介によると、最初はある人物の個人的な趣味(意見表明)のページとして2001年2月に立ち上げた。ところが、このページの主張がユニークであったため、共鳴する者が続々あらわれて、中には手伝いたいとする者も次々出てきた。評判が評判を呼ぶようになり、協力者もふえてきて、今ではメインメンバー18名(うち情報収集担当13名、アンカーなど実務担当5名)からなる集団のページになった。内容的には、「極右的言論活動」と自称するくらい、激しく右翼的に偏ったニュアンスがこめられたページだが、情報的には、面白い話が沢山ある。それはジャーナリズム的には、ブラック系と呼ばれる情報に属する。

ブラック系というのは、総会屋、右翼、暴力団、犯罪組織につながる系統ということだが、そういう世界には必ず、何らかの悪事につながる情報を、あっちにもっていったり、こっちにもっていったりして、それなりの情報料を稼ぐ、情報屋ともいうべき連中が巣食っている。普段は彼らの情報は、ブラックの世界内部で利用する、すなわち、その情報を利用してよからぬこと(恐喝、詐欺など)をたくらむために使われているが、それがときどき、表世界の真っ当なジャーナリズム世界にも流れてくる。

ジャーナリズムの側からの取材による聞き出しによって情報が出てくる場合もあれば、ブラック側から、表世界のジャーナリズムを利用する目的で流してくる場合もある。そのあたりは、警察と情報屋の間の関係に似ている。警察がまだ事件化していない危ない事例を見つけるために聞き込みを行う場合もあるし、情報屋の側が、警察の力を利用するためにタレ込みを行う場合もある。その中には真偽不明の危ない情報が沢山あるが、時にホンモノの犯罪情報、スキャンダル情報もある。表世界のジャーナリストも、特捜検事やしかるべき部署の刑事なども、そういう情報屋からの情報をよく利用している。

ネットに潜む「ブラック系情報」と「オモテ世界」の接点

ブラック系の情報には、信頼性に乏しいいわゆるガセネタが沢山あるが、ときどきホンモノが入っている。そこから、ジャーナリストなら特ダネをつかんだり、検事や刑事なら、思わぬ犯罪の端緒をつかんで大手柄を立てたりすることもある。一例をあげると、二週間ほど前の週刊誌の記事で話題になった、日枝フジテレビ会長の豪華な邸宅は、実はお台場のフジテレビ本社建設を請け負っていた建設業者から、リベート代わりのお礼として作ってもらったものらしいという話は、明らかにこのページの情報から生まれている。

インターネットの世界には、有名な総会屋そのものが開いているページがあったりするが、このページは、そのようなホンモノのブラック情報屋のページではなく、ブラックとオモテの接点にいる人々が作っているページと思われる節が、あちこちに見られる。具体的には、どうやら、暴力団・裏社会担当の新聞記者などが情報源になっているらしい。一方では警察との独特のつながりがあるらしいこともうかがえる。といっても、

「当サイトは、ライブドアによる株取得関連の話は、外部に話す際は情報源をむちゃくちゃにして伝えていた。当然、撹乱を狙ったものだ。あっさりそれにひっかかった連中ならびに、野村證券に言われて掲示板のリンクを消しまくるヤフーなどの動きから、改めて当サイトの情報収集担当のすごさを確認した」

の記述があることでわかるように、ここに出てくる情報をそのままうのみにするのは危険である。ここにあるのは真実をそのまま伝える情報ではなくて、意図的に改変された情報だからである。

そして、もう一つ注意しておくべきことは、このページの筆者は、国粋主義的右翼で、中国人・韓国人に強い偏見を持っているため、ヤフー、ソフトバンクに対して、多分に攻撃的な内容が含まれていることである。ヤフーの掲示板にここのページへのリンクが貼られると、誰かが常時監視していて、すぐに消されてしまうのも、ヤフーがこのページに異常なまでの警戒心を持っているかららしい。

先の引用の中の「あっさり撹乱情報にひっかかった連中」というのが誰かというと、このページが解説するところでは、朝日新聞3月17日夕刊の「ライブドアが3000億円調達」という一面大見出しの記事のことらしい。そのモトになった情報は、「3000億円はオイルマネー。ゴールドマン・サックスが引き受けて、ニッポン放送株をも担保にしてLOBをかける」という某所から流されたガセネタだったという。そしてこのネタ元は、最近ボロ儲けのスキーム故に市場の猛反発を買うことになったリーマン・ブラザーズではないか、とこのページの筆者は推測している。

堀江社長とリーマンをつなぐ「黒い影」の正体
さて、先の「WiLL」の記事で名前が伏されていた黒幕だが、このページでは真偽不明なある情報を伝えている。あっさり撹乱情報にひっかかった人間にはなりたくないから、情報の骨格だけをボンヤリ伝えておくと(本当はそこには、いろいろな驚くようなことが書かれているのだが、その情報のウラがとれないので、ここではこうしておく)、要するに、ライブドアの背後に、ヤミ金融の世界の人間がいて、本当はそれが堀江社長とリーマン・ブラザーズをつないだというのである。

堀江社長がニッポン放送の株式を約50%買占めるために、どれだけの資金を必要としたか、本当のところはよくわからないが、仮に1株約5950円(フジテレビのTOB価格)の概算値(本当はそれ以上で買っているはずだが、とりあえずこうしておく)で1640万株(ニッポン放送の発行済み株式の50%とする)入手したとすると、概算975億8000万円になるから、800億円では明らかに足りない。そこで、ヤミ金融の人間からも、100億円単位の借金をしたというのである(このページを見つけた人はそこに金額も書いてあることを知るだろう)。

以上の話、いかにもありそうなストーリーに仕立てられてはいるが、どこまで信じてよいのか全くわからない。というより、話を信じさせるような手がかり論拠すらほとんど示されていないから、ここでも具体的な記述は紹介せず、その内容がヤミ金融業界の人間のからみであるというにとどめておく。

これまでも、ロッキード事件のような世をゆるがす大スキャンダルが起きたり、あるいは、世間の耳目が集中するような大事件が起きると、マスコミの周辺にはこのような、面白いけれど真偽を確かめようのないガセネタが、裏社会(?)の側から必ずドッと流れ出してくるものなのである。それは撹乱のためなのか、あるいは愉快犯的心情か、株主がやっていることなのかはわからないが、とにかくガセネタがふえる。

中には後にホンネタとわかるものもあるが、ガセネタのほうが比率はずっと多い。ブラックの世界は、基本的に魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界なのである。火傷したくなかったら、マユに半分ツバをつけて聞くにとどめておく方がいいだろう。特に、堀江社長に裏世界の人間が巨額の資金を直接用立てたという話は怪しい。これが本当なら、堀江社長がこれを返せなかった場合大変なことになる。裏金融の世界というのは、青木雄二のナニワ金融道の世界だから、それこそ、命を取るか取られるかというような恐ろしい追い込みがかけられることになる。堀江社長は若いときに、高利の借金の恐さを十分学習済みのようだから、そこまで危ない橋は渡ってないだろうと私は思っているが、先の「WiLL」の記事にあったような常識では考えられないような妙な取引が繰り返されているということが事実とすると、それは何を意味するのか、などと考えていくと、とにかく???の連続になってしまう。

野放図なTOB合戦招いた小泉改革
さて、今月の「WiLL」で、この堀江社長関連の記事より、私がなるほどと感心したのは、九段靖之助のコラム『永田町コンフィデシャル』の「日本売り渡し政権は続く」という記事だ。日本売り渡し政権とは、もちろん小泉内閣のことで、売り渡しの中心人物は竹中平蔵内閣府特命担当大臣である。

たとえば、今日の野放図なTOB合戦の道を拓いたのは竹中だという。

「日本には株の持ち合い制度があった。安定株主を集めてスクラムを組む。もって企業買収を防いだ。」

この株の持ち合い制度を竹中改革が解体したところから、企業買収時代がはじまった。竹中がそうした背景には、アメリカの指令があったという。

「日本人の多くは知らない。毎年十月、アメリカは日本政府に向けて『年次改革要望書』なるものを突きつける。『要望』と訳したのは日本側で、その実は『命令』だ。現に『要望書』の英文タイトルは『Submission』=服従だった。毎年三月、その成果をアメリカ通商代表部が連邦議会に報告する。(略)」

「第一回の『要望書』は九四年に提示された。前年のクリントン・宮澤会談の合意を根拠とする金融はもとより、産業・経済・行政・司法……日本の各分野に向けて様々な『要望=命令』を列挙した。以来、日本の『諸力イカク』は『要望書』のシナリオに沿って進められて来た。株の持ち合い禁止、時価会計、減損会計、ペイオフ……いずれもアメリカの『要望』で、これらがひたすら日本経済を混乱させて来たことは論をまたない。」

この見方、大筋正しいと思うが、この筆者がSubmissionを服従と訳すのは誤りで、外務省訳の要望のほうが、慣用上、正しい。しかし、要望をほとんど命令同然にとらえて、それに抵抗するなどの自己主張もなく、ひたすらその実現にいそしんできたのが小泉改革だという見方は正しい。

その結果、この5年間の日本がどれほどひどいことになったかを見れば、いまや改革さるべきは、小泉政権、小泉改革のほうだといえるのではないのか。(この項、次回に続く)

この内容、当然、私には、真偽はわかりませんが、通常のメディアには、載せれないないようだなといことくらいはわかります。
この取り下げの経緯については、ネット上で何かわからないが調べましたが、わかりません。

考えられることとして、
1.日経の圧力。大問題ですが、可能性は高いです。立花氏が引用しているホームページ自体もこのことを問題としているようです。
2.立花本人が取り下げた。出してみて、やばいので、考え直して、引き下げた。この可能性は低いでしょう。アップしてから、取り下げるまでの時間が短すぎます。
3.立花氏の確信犯説。このような記事が、御用日経で許されるとは、最初から思っていなかったはず。しかし、あえて、やった。適当に担当者はてなづけておいて、そして、いかのような経緯

テーマの選択と、内容そのものは筆者の自由に任されているが、内容が言論の自由の範をこえているとページの管理者が判断する場合(他人を度を越えて誹謗中傷し名誉棄損に問われ得る場合。あるいは、犯罪を使嗾するなど、社会常識を超えた過激な意見表明など)には、ページの管理者が待ったをかけて、話し合いをすることになっている。というわけで、このページにアップされている内容の文責は基本的に筆者にある。

を経て、消された。これは、1.と同じといえば同じなのですが、私は、立花氏が、あえて、このことをやったのではないかと思っています。(このようなことを、あえて書いていること自体、今考えると怪しい。)
というのは、これは、堀江氏の浅薄なメディアに関する考え「既存のメディアは、すべて、ネットにとり換わる」ということへ立花氏の返答と実験ではないかということです。そのような世界では、具体的に、どういうことが起こるのか、ネットのみにメディアがなるということはどんな世界なのか、その功罪を堀江氏および、世の中に問いかけているように思います。その材料としては、このライブドアの問題を使うのは、堀江自身に、問いかけるという意味でも最適と判断したのではないでしょうか?おそらく、堀江氏自身にこのテーマなら伝わるはずですが、他のテーマでは伝わらないでしょう。
立花氏は、当然、メディアとその伝える力について、色々なことを考え続けてきていて、堀江氏に限らず、フジサンケイ、朝日などの既存のメディアについても、様々な問題点があると考えておられ、(実際、氏が、書かれている記事の最初のほうにあります。)それに対するひとつの答えなのではないでしょうか?
以下、少しまとまりませんが、氏が言いたいのは、こういうことでしょうか?
ネット上には、色々な怪しい情報あふれている。それの正偽を判断するのは、伝える側と受け止める側の両者の問題、しかし、現実は、伝える側が強すぎる。実際、氏のような著名人の記事でも消されてしまう。ネットは、その関係を打ち壊す力があるが、そのとき、本当に正しい情報のみが我々無知な大衆に伝えられるのだろうか?しかし、好むと好まざるとに関わらず、技術と現実は進んでいく。実際、ライブドアの件で大騒ぎになっているのは、どちらが、勝つかみたいなことに終始しているが、本当は、そのようなメディアの問題を考えるべきではないか?というようなことではないだろうか?
このような問題提起の仕方は、確かに既存のメディアでは不可能と考えて、あえて、日経に記事を書くことにしたのではないでしょうか?

少し、観点が異なりますが、ネット、コンピューター社会の特質として、一度、出した記事(画像なども含めて)は絶対に消し去ることはできず、もし、その記事が一般人の興味をひく内容であるなら、広く広まっていくという性質があると思います。そのようなネット社会の性質、その功罪への問いかけも含んでいるように思います。(消された記事の著作権はどうなるのかなど、まったく議論がされていないのではないでしょうか?)


後、2説についても、もしかするとあるかもと思うのは、こちらも私が、敬愛する宮崎学氏のホームページの3/20の記事で、

そこで、この際ワシがずばり本質を突いた見解を発表しておく。キーワードは「謀略」すなわちネガティブキャンペーンである。

 ワシと親しいアナリストによると、サンケイが描いている構図とは、「つなぎ資金 → ブラックマネー → マネーロンダリング → Y組 → 旧G会」ではないかという。

 プロ野球参入のハナシの際も、ライブドアがY組と関係あるとのウワサが流れたから、十分にあり得る。R天がネガティブキャンペーンの発信源の一つだったとも伝えられる。

 カネの話ならマネロン云々は非常にわかりやすいからインパクトは大きそうだ、とこのアナリストは言う。ほなら、ライブドア本社あるいはホリエモン宅のガラス割りもあるかもしれんな。「やくざ絡み」の印象を裏づけるちう寸法や。そんなことになったら、ワシとは違ってライブドアはきついやろ。

というのがあって、最初、このことを立花氏は知らなかったのだけれど、誰かに指摘されて、あわてて取り下げたというのがあるかもしれない。
立花氏としては、宮崎氏が書いた内容に乗っかってしまうような恥さらしなことは絶対したくないはずであり、あわてて取り下げたのかしれない。それならかわいいとも思う。

宮崎氏の情報にある堀江ネガティブキャンペーンの真偽、裏の裏について、今後、掘り下げられることはあるのだろうか・・・・
そして、それを掘り下げることができるのは、誰なのか?それを伝えることができるメディア(媒体)は何なのか?

両氏が問いかけているのは、そのことであろう。

消された記事は、今の時点で、ネット上にはないようである。一部残っていたgoogleのキャッシュまで消えてしまっている。googleにも圧力がかかったのだろうか?誰が、何のために?そんなことが可能なのだろうか?何か恐ろしいことが起こっているような気がする。
少し怖いが、両氏を敬愛し、たまたま消えた記事を保存していた私の使命として、消えた記事を再びネット上に載せたいと思った。
 

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