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ソナスファベール オリジナル ミニマ(1990)・MINIMA Vintage(2008)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1113.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 11 月 08 日 12:02:46: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 伝説の ソナス ファベール ガルネリ・オマージュ 投稿者 中川隆 日時 2017 年 2 月 10 日 22:04:53)

ソナスファベール オリジナル ミニマ(1990)・MINIMA Vintage(2008)


Sonus faber MINIMA - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Sonus+faber+MINIMA+

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ソナスファベール オリジナル ミニマ

Sonus faber MINIMA ¥120,000(1台、1990年7月発売)
https://audio-heritage.jp/SONUSFABER/speaker/minima.html

ラテン語で「小さな」という意味という名前がつけられた小型2ウェイスピーカーシステム。

低域には、11cmの樹脂系素材コーン型ユニットを採用しています。
表面を独自のダンピング材で処理してタイトな低域レスポンスを獲得しています。

高域には手巻きコイルに基づく28mm口径のドーム型ユニットが採用されています。

入力端子には、バイワイヤリング接続に対応した金メッキ端子を採用しています。

エンクロージャーは、イタリアンウォールナット無垢材を寄せ木加工し、フロントバッフルに隣接する側板を適度にテーパー処理したデザインとなっており、バスレフポートをリア面に設けるべく奥行を十分に確保した設計となっています。
また、フロントバッフルに適用されている本革により、ユニット付近での不要反射をコントロールしています。

別売りせ専用スタンドであるStand MINIMAがありました。
こちらは、イタリアンウォールナット材を組み上げ、トスカナ地方特産の大理石をベースとして使用しています。

機種の定格

方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
使用ユニット
低域用:11cmコーン型
高域用:2.8cmドーム型

周波数特性 70Hz〜20000Hz、±3dB
耐入力 30W〜200W
出力音圧レベル 84dB
インピーダンス 8Ω
外形寸法 幅200x高さ315x奥行240mm
重量 6kg
別売 Stand MINIMA(1台、¥45,000)
https://audio-heritage.jp/SONUSFABER/speaker/minima.html

オリジナルのMinimaにも前期モデルと後期モデルがあって音質が微妙に違います。後期モデル(FM2) の方が高域がより高いところまで伸びて見通しが良く、レンジもやや広く現代的にリファインされた感じがします。
https://www.ippinkan.com/sonusfaber_minima_vintage.htm


1990 年デビューの“Minima(ミニマ)”はラテン語で「小さな」を意味します。

他にも

1993 年発売の“Minima Amator(ミニマ・アマトール)”、

2008 年発売の“Minima Vintage(ミニマ・ヴィンテージ)”

といった“Minima”の名前を冠するモデルは、その名の通りどれもが極めて小型です。

そして全てのモデルにおいて、サイズを感じさせられないほどの音場や空気感の再現、
気品あふれるサウンド、意匠を凝らした優美なデザインは、これまで世界中のオーディオファイルを魅了してきました。

そして2020 年、“Minima Amator”を彷彿とさせる輪郭や質感といった特徴を継承しながら、新設計の斬新なデザインでリ・バイバルされた“Minima Amator U(ミニマ・アマトールU)”が登場します。

キャビネットの木材には、加工が難しい無垢のウォルナット材を使用、フロント/リアバッフルには本革を張り、本体下部には金色のインサート、それぞれが見事に調和した新たなイタリアン・デザインの達成は、ソナス・ファベールならではの熟練した技巧を感じて頂ける逸品といえるでしょう。
http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/catalog_MAII.pdf


▲△▽▼

ソナスファーベル社
第一作が1988年の ” ELECTA AMATOR ”
第二作が1990年の " MINIMA "

ミニマ(ラテン語で"小さい"を意味する)はエレクタ・アマトールに比べると二周りは小さいけれど、やはりサイズからは考えられないほど豊かな低音が再生でき、エレクタより明るめの音色で溌剌とした音楽表現が忘れらない、
もともと中古市場では人気があったが、インターネットの普及でこれら、"オールドソナス"の人気が爆発した。

ミニマは艶やかで初期ソナスファーベルの芳醇で艶やかなサウンド
エレクタ・アマトールより明るめの溌剌とした陽気さ、

小ぶりの構成ゆえの小気味良いセンシティブな反応を聴かせてくれる。
しかし、濃厚さ、スケール感の二点でエレクタ・アマトールには敵わない。

オールドの年代には他にミニマ・アマトール(1993) などもあったが、これは失敗作だった。ミニマアマトールは写実調でモニタースピーカーに近い音質に変わり、味わいが薄れた。

ソナスファーベルは結局、エレクタ・アマトール(1988)、ミニマ(1990)、そして最初のリファレンス ガルネリ・オマージュ(1993)で終わった。

エレクタ・アマトールは台込み定価でいうと100万近い大変高額なスピーカーだったが、ミニマはスケールこそ劣るものの、定価で24万、オリジナルの最後期には新品で16.8万というこなれた値段まで行っていた。

やはりその素晴らしさに要望が大きかったのか、ミニマは最近同社の手によって復刻された、
90年で24万だったミニマは結果的に日本に再輸入されると 45万という 冗談のようなプライスタグが付けられた。

ミニマはアマトールと比較できるほど高度な音楽性を持っていたのだ。
サイズ的にはむしろガルネリ・オマージュに近かったのだが、ミニマは10倍近い値段のガルネリにかなり近い音が出せる傑作スピーカーだった。


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ソナス・ファベール
「MINIMA Vintage(ミニマ・ヴィンテージ)」
http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/minima.html


ブックシェルフ・スピーカーの名品、 Minima が Minima Vintage として再登場!
この製品は販売終了いたしました。  

希望小売価格450,000円(税別) この製品は2本1組での販売です。

多くのオーディオ・ファンの間で高い評価を得たイタリア、ソナス・ファベール社の2ウェイ・ブックシェルフ・スピーカーの名品「ミニマ(Minima)」。そして、その復刻モデル「ミニマ・ヴィンテージ(Minima Vintage)」。コンパクトなキャビネットからは想像もできない深みと味わいを醸し出すことに成功したミニマは、オーディオの歴史において不滅の軌跡を残しました。

ミニマ・ヴィンテージは多くのオーディオ・ファンの要望に応えて、不朽の名作ミニマを可能な限り忠実に再現しました。極厚ウォールナット無垢材の寄せ木加工キャビネット(エンクロージャー)はそのままに、ドライバー・ユニットをはじめとする使用パーツも若干の改良を加えながらもオリジナルのミニマと同等のものを採用し、2ウェイならではのエネルギーバランスと定位感を実現しました。

フロント・バッフルとリア・バッフルに隣接する側板を適度にテーパー処理をして高音質を優美なデザインも「ミニマ(Minima)」と同等、フロント・バッフルに張られた贅沢な皮革シートも高級感を醸し出すのみならず、ユニット近辺の音波の反射をコントロールする重要な役割を果たします。また、奥行きをオリジナルのミニマよりわずかに大きくして内容積を増やすとともに背面に55mm径のロング・バスレフ・ポートを装備して低域のレンジを広げています。

ミニマ・ヴィンテージ(MINIMA Vintage)
新しいユニットの採用

ツイーターにはオリジナルの ミニマ と同じダイナミック特性に優れた28mm口径のシルク・ドーム・ツイーターを採用。その緻密で、しっとりとコクのある高域はかってソナス・ファベールが ミニマ において築いた2ウェイ・システムの理想的なサウンドを高次元で再現しています。さらに、ツイーターのボイスコイル・ギャップには磁性流体を注入し、ボイスコイルの放熱効果を高めるとともに磁気回路からの磁束を効果的にエネルギー変換します。

中低域レンジには、セルロース・アクリレート・コーンを採用した120mm口径ミッド/ウーファーを採用。この樹脂繊維系素材コーンの表面は独自のダンピング材をコーティングして共振のないタイトな低域レスポンスを獲得しています。また、ウーファーのフレームは背面の開口部を大きくとった構造とし、さらに磁気回路中央部に排気孔を設けることにより、中低域のリニアリティーが大幅に向上しました。

ミニマ・ヴィンテージのツィーター
ミニマ・ヴィンテージのウーファー
音質最優先のクロスオーバー・ネットワーク

ネットワークは、全再生帯域にわたって振幅と位相の両特性が最適となるように設計されました。位相特性を優先させたシンプルな1次フィルター(6dB)のクロスオーバー・ポイントを2kHzに設定し、ツイーターとウーファーのつながりがもっとも滑らかとなる周波数特性を実現しました。音質を考慮した特注コンポーネント、素材と構造を吟味した内部配線材など、音質最優先のパーツを投入しました。

シングル・ワイヤリング高音質スピーカー端子
オリジナルの ミニマ に装備されていたバイ・ワイヤリング・スピーカー端子はクレモナ・シリーズ各機種に使用されているシングル・ワイヤリング高音質スピーカー端子に変更されました。

バナナプラグが使用できることは当然ながら、極太ケーブルにスペードラグを装着された場合にも配線作業がし易いように、スピーカー端子はリアバッフル面と極力ツライチになるように設置されています。端子自体の形状は指を掛けてケーブルを締め付ける作業を意識した独特なもの。形状がユニークなだけでなく、実際の作業が容易になる秀逸な形状です。 ミニマ・ヴィンテージの入力端子
上品なクロス張りフロントグリルを採用


日本に於けるソナス・ファベールの初代機とも言うべき「エレクタ・アマトール(Electa Amator)」以来、連綿と続くクロス張りのフロントグリルをミニマ・ヴィンテージにも採用しています。色味は、僅かにベージュ掛かったダークグレー。上品でエレガントな色あいが、ウォールナット無垢材のキャビネットの色調と相俟って穏やかな風合いを感じさせます。

また、グリル最下部には古金色のバッジを配し、単調になりがちなグリルの表情を引き締めています。 フロントグリルを装着したミニマ・ヴィンテージ(MINIMA Vintage)

型式 2ウェイ・2スピーカー、バスレフ・ブックシェルフ型
キャビネット 25mm厚ソリッド・ウォールナット材によるキャビネット
ツィーター 28mm口径シルク・ドーム型ツイーター
ウーファー 120mm口径セルロース・コーン型ウーファー

クロスオーバー周波数 2000Hz(6dB/oct)
周波数特性 55Hz〜25000Hz
出力音圧レベル 84dB/w/m
公称インピーダンス 8Ω
推奨アンプ出力 25W〜100W
外形寸法・重量 W200mm×H330mm×D275mm・6.9kg

この製品に専用スタンドは用意しておりません。
http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/minima.html

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Sonus faber アンプ/スピーカーシステム一覧
https://audio-heritage.jp/SONUSFABER/speaker/index.html

ヤフオク! -Sonus Faber Minima の中古品・新品・未使用品一覧
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?va=Sonus+faber&exflg=1&b=1&n=50&s1=bids&o1=a&auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=1&p=Sonus+Faber+Minima+&x=0&y=0
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&p=%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%AB+%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%9E&x=0&y=0

Sonus Faber Minima FM2 | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-10783329923.html?frm=theme

魅惑の美音 Sonus faber | 禁断のKRELL
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目を開こう、真実のオーディオ再生へ | 禁断のKRELL
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Sonus faber STRADIVARI Homage | 禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/entry-12556018972.html?frm=theme
 

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コメント
1. 中川隆[-10071] koaQ7Jey 2020年11月08日 12:07:21 : clChoBGbOA : L3dzaVcvS1dSVkE=[14] 報告
Minima Vintage、オリジナル Minima(FM2) 音質 比較 評価 テスト
https://www.ippinkan.com/sonusfaber_minima_vintage.htm

主な仕様の比較

  Minima Vintage オリジナル Minima
方式 2Way・バスレフ ←
キャビネット ソリッド・ウォールナット材積層構造 ←
ツィーター 28mm口径・シルクドーム 28mm口径・ソフトドーム
ウーファー 120mmセルロース・アクリレート 110mm
クロスオーバー 2KHz (6dB/oct) -

周波数特性 55Hz-25KHz 70Hz-20KHz
音圧 84dB 84dB
インピーダンス 8オーム 8オーム
外形寸法 ※ W200xH330xD275(mm)
ゴム脚、端子を含む W200xH315xD240(mm)
凸部を含まない
重量 6.9Kg 6.0Kg

※寸法差は計測方法の違い(端子やゴム脚を含めるか、含めないか)によるもので、実際は同一です。


オリジナルMinima(右)と比較すると、ユニットの口径やエンクロージャーの大きさは、同一でもツィーターのプレートの大きさ(少し大きくなった)やウーファー取付ネジの数(4本→6本)が変更されていることがわかります。バッフル表面に張られた革も表面がつるりとしたものにかわっています。

後ろから見ると違いがわかります。

ターミナルがBi−WireからSingle−Wire方式に変更され、バスレフポートの大きさと位置が見直されています。結果として、低域はさらに低い周波数までリッチに再現され、中域高域の広がり感が向上しています。


Bladelius Syn 、 Tyr の組合せで聞く Minima Vintage と オリジナル Minima

Bladelius “Syn(シュン)” CD/SACDプレーヤー

Bladelius “Tyr(チュール)” プリメインアンプ

Minimaの直前にテストし、その結果が良好だったBladeliusのSynとTyrでVintageを鳴らしてみると、相性が非常に良かったので(輸入元が同一なのは偶然で、輸入元のノアに対する配慮はしていません)この組合せを使って新旧のMinimaをテストしました。この組合せで気に入っているのは、楽器の色彩感(音色)の表現がデジタルの枠を遙かに超えてレコードやテープを聴いているのでは?と錯覚するほど拡大することです。アナログ関係では、評価の高いSHUREのMMカートリッジの音色の変化が乏しく感じられ、個人的にはあまり好きになれない音なのですが(多くの国産製品も同様、特にAccuohaseは色彩感が薄い)、SHUREで聞くアナログレコードよりも、SynとTyrで聞くCDの方が、色気があると思います。

この組合せの「色気が濃い」ということは、テスト中3号館を訪れた多くのお客様も同意見でした。とにかく、気持ちよく肌に馴染み、音楽に引き込まれるサウンドです。Grandpianoなども鳴らしてみましたが、同様にマッチングは素晴らしいものでした。

ボーカルや弦楽器の音は、特にしびれます。そのかわり、ROCKやスピード感のあるJAZZなどでは、リズムがやや重く音が弾まない印象があります。独特の良さ=癖の強さ、だと言うことを強く認識させられます。特定のソフトは、あり得ない!くらい非常によく鳴らしますが、それと相反する少数のソフトは、物足りなく感じることがあります。オールマイティー・プレーヤーではありませんが、オーディオとはそう言うものであって良いと思います。また、そういうものであればあるほど趣味性が高く、愛着も強くなるのではないでしょうか?

とにかく、Bladelius Syn+Tyrの組合せで聞くSonusfaberは、オーディオの一つの形として完成していると思います。一度聞いてみませんか?理想の音に巡り会えるかも知れませんよ!

オリジナルのMinimaにも前期モデルと後期モデルがあって音質が微妙に違います。後期モデルの方が高域がより高いところまで伸びて見通しが良く、レンジもやや広く現代的にリファインされた感じがします。今回は、その後期モデルとの音質を比較しました。

NORA JONES (女性ジャズボーカル/CD)

オリジナル Minima (後期モデル)

ノラ・ジョーンズの声に僅かにエコーが掛かり、心地よい響きが出る。女性らしいしっとりとしたボーカル。音はやや明るめで年齢よりも少し若い感じがする。

ピアノは、響きは美しいがタッチがやや軽い。

ウッドベースも音色は美しいが量感が少し足りない。

帯域バランスは、とても自然。

ボーカルの表情は、細やかでしかもリッチ。説得力があってぐんぐん引きつけられる。

サイズを感じさせないかなりの量感で鳴るがサイズなりの低域の限界も感じられる。ボーカルや小型の楽器の音質は、他のスピーカーでは感じられないほど甘く繊細で透明感も抜群だが、ウッドベースなど低音楽器のサイズや音量がやや小さめになる。

Minima Vintage

一回り大きなスピーカーに変えたのでは?と感じるくらい中音と低音の量感が増える。サブウーファーによって中高域の明瞭度や伸びやかさが改善するように、ツィーターの音もワンランク以上上質になる。オリジナルMinimaで感じていた「音の曇り」のようなものが綺麗に消えて、透明感が一段と向上する。

ピアノはアタックの切れ味が増して、音色の変化も大きくなる。響きの美しさにも磨きが掛かる。

ウッドベースの量感もアップして不足感がほぼ消える。

帯域バランスの自然さは揺らがないまま、周波数レンジが上下に拡大し、細やかさや質感も向上する。

オリジナルMinimaで感じた小さいスピーカーが鳴っているような感じがほぼ解消し、低域の量感を含め不満をあまり感じなくなる。バスレフポート口径とネットワークの見直しによる効果だろう、低域の不足感、無理に拡大している感じがなくなって、不満感、不足感がほぼ消えている。このソフトを聞く限り、失ったものは何もなく、大きくリファインされたといって良いと思われる。

上松美香(アルパ)

オリジナル Minima (後期モデル)

小型のハープ、アルパを使った器楽曲を聴いてみる。

Minimaは、こういう音楽や楽器構成の曲にピタリとマッチする。弦を弾くピンッという音とそれに続く甘い弦の響き、弦が奏でるハーモニーが素晴らしく美しく、そして情緒豊かに聞こえる。

何とも言えない「溜」が音に感じられ、リズムの強弱、透明なハーモニーの混ざり具合が絶妙だ。

小型スピーカーならではの澄みきった音と、Sonusfaberならではの美しい木質的な甘い響き。まるで天国で聞く音楽のように、柔らかく優しく体を包んでくれる。演奏もそれを鳴らすオーディオセットも素晴らしい!

Minima Vintage

オリジナルMinimaで感じた「甘さ」が少し薄くなり、良く言えば癖の少ない音、悪く言えばより普通の音になるが、弦の透明感は一層際立ってくる。

同じ音楽を座席位置を変えて聞いているような雰囲気だ。間接音が少し少なくなって直接音が多くなる。響きの成分とアタックの成分の比率が変わってアタックが強く、響きが少し少なくなるが、それでも他の多くのスピーカーと比べるなら、この木質的な響きの美しさはすごい。このページ上の製造工程でもわかるように、吸音材を少なくし「上質な無垢材本来の響き」を生かしているSonusfaber製品の良さが遺憾なく発揮された結果だろう。

オリジナルMinimaできく「アルパ」が天上のサウンドなら、Minima Vintageで聞くそれは、地上の至高のサウンドだ。あり得ないレベルではないけれど、最高のレベルの音だ。ソフトによってオリジナルMinimaが良いと感じることもあれば、Minima Vintageの方が良いと感じることもある。「アルパ」の中に収録されている曲でも、オリジナルMinimaが良いと感じる曲もあれば、Minima Vintageがよいと感じる曲もある。比べるものではなく、両立する製品なのかも知れない。ただ、対応するソフトの数、ソフトを選ばないという性格はリファインされたVintageが優れているのは間違いがない。

マイルス・デイビス(JAZZ)

Minima Vintage

順序を入れ替えてMinima Vintageから聞いてみる。

どうだろう!このマイルスのトランペットの素晴らしさ!唇の雰囲気、ミュートされ歪んだペットの響き、こちらに向かって飛んでくる圧力感!すべてが完璧だ!

ベースの量感も素晴らしい。

ピアノの音色の美しさ、木質的とも金属的とも言えない、その微妙なピアノ独特の響きが見事に再現される。

音質は素晴らしい。最高級のレコードで聞く音にかなり近いイメージでマイルスが鳴ったのには、正直かなりおどろいた。こんな音は、なかなか聞けるものじゃない。まして、デジタルでこんな音が鳴るなんて!

難を言うなら、曲調がやや明るくなりすぎることだ。マイルスは、もう少し暗い音、黒い音で聞きたいと感じるが、それは欲張りすぎかも知れない。必要があれば、アンプやCDプレーヤーの組合せでその問題は完全に解決する。スピーカーに問題はない。

オリジナル Minima (後期モデル)

ペットの音に粘りと中域の膨らみ、厚みが出る。暗さ、黒さも出て、よりマイルスらしい「くすんだ」音になる。落ち着いた音調で、こちらの方を好ましく感じる。しばらく鳴らしていなかったために、一曲目ではどうやら本領を発揮していなかったようだ。少し鳴らしたことで中域の濁りが取れて透明感と高域方向への伸びの良さが出て来たようだ。

それでもベースの力感は控えめ。

ピアノの音色は、Vintageほどは輝かないけれど、落ち着いて渋いイメージが出る。この曲に関しては、この音の方が好ましいと感じる。

音質という部分では、やや後退した感じがあるが、音色が煌びやかすぎた?Vintageに対して、SHUREのカートリッジが持っているような「モノトーン感」が出て、この時代のJAZZの音質の雰囲気が強く味わえる。私としては、オリジナルMinimaで聞くマイルスの方が、イメージ的にしっくりきた。

ヒラリー・ハーン(バイオリン協奏曲)

オリジナル Minima (後期モデル)

調子の出て来た?オリジナルMinimaでやや編成の大きな曲を聞いてみた。

マイルス同様、落ち着いたバランスが心地よい。バックのベースの量感も徐々にアップして、あまり不満を感じなくなる。バイオリンは、艶やかだがさっぱりした感じもあって、清々しいイメージ。曲は、滑らかに躍動する。

多くの楽器が入ったときの分解能力がやや足りないため、音は広がるが少し濁りがあって、特に中低音が団子になってしまうことがある。マイルスでは、感じなかった濁りが感じられる。

不満はなく音楽を心地よく楽しめるが、もう一歩の分解能力が欲しいと感じる。

Minima Vintage

気になっていた濁りが消えて、空間がパーッと一気に広がり、見通しも良くなる。バックの低音楽器(チェロ、コントラバス)の圧力感や分解能力が大きく向上する。

バイオリンの音にも一層の冴えが出て、チェロ、コントラバスとの音の違い、倍音構造の違いが明確に感じられるようになる。明らかにこちらの方が、生っぽく上質だ。

曲が進むにつれて、徐々に不満を感じ始めるようになっていったオリジナルMinimaだが、Vintageは逆に曲が進むにつれて、引き込まれてゆくような魅力を感じる。

この曲に関しては、VintageがオリジナルMinimaを大きく上回った。

ボズ・スキャッグス(SOFT ROCK)

Minima Vintage

響きが多く、音がやや甘めのMinima VintageとBladeliusの組合せでROCK(ハードではないが)を聞いたらどうなるか?テストしてみた。

低音のパンチはどうだろう?これがこのサイズのスピーカーとは到底信じられない驚くべき量感のある低音。切れ味もなかなかだが、密閉型のドライな低音とは違ってどうしてもややウェットになる。リズムがほとんど遅れないのが救いだ。

ボーカルの表情は抜群。

バックの弦の音、シンセサイザーの音などは、非常にクッキリと透明感が高い。

じっくり聞いてゆくと、ノリの良さも伝わってくるが、グングンと押してくるタイプではない。この程度のライトでソフトなロックなら問題なく聞けるが、もっとハードなものになるとちょっとしんどくなるかも知れない。曲調がバラードになるとMinima Vintageは、俄然本領を発揮する。しっとりと訴えかけるようなそのボーカルを聞かせたら・・・、どんな女もいちころ?かもしれない。ボズ・スキャッグスとは、もともとそういう方向のお洒落なロックなのだからそれでいい。

このソフトでは、SAXの音がリードの音質と感の震える感じと厚みや木質的な感じも出て絶品だった!

オリジナル Minima (後期モデル)

全体的に音に粘りがなく、さっぱりとする。マイルスのペットと全く逆の印象だ。色彩感も薄れ、なんだか音楽全体が軽薄になったような感じすらする。

訴える感じがなく、ただリズムが刻まれている感じ。なんだかあまり良くない。

低音の反応は、Vintageと大きな差はないが、量感と厚みではVintageがオリジナルMinimaを大きく上回る。もしかすると、この中低音の厚みと量感がこの大きな差を生んでいるのかも知れない。

低音のリズムセクションが特に重要になる、ROCKでその差が顕著に出たのだと思われた。

オリジナル Minima + 逸品館オリジナルバージョンアップ済み品

最後にオリジナルMinimaのユニットを総入れ替えして、トルク調整などを行って高音質化を図った逸品館のオリジナルバージョンアップ済み品を聞いてみた。このサービスを始めてからもうかなりの数のMinimaをバージョンアップしたが、元に戻して欲しいとは一度も言われたことがない(改悪といわれる事は一度もない)のが自慢のサービスだ。価格もリーズナブルなはずだ。

低音がVintageに近いくらい低いところまで伸びる。反応スピードは、大きくアップする。声の表情のきめ細やかさでは、甲乙付けがたいが躍動感、エネルギー感は大きくアップする。オリジナルMinimaでは、スピーカーから後方に向かって音像が広がったのに対してバージョンアップ後は、ボーカルがどんどん前に出てくる。音量も明らかに大きくなる。

音の分離感や切れ味、押し出し感、エネルギー感はすべて向上し、端的に言って「鳴りっぷり」がずいぶんとエネルギッシュになるが、オリジナルMinimaが持っていた繊細さやデリケートさも失われない。

低音のパンチは格段の差があるから、このソフトを聞いている限りオリジナルMinimaとの差は歴然だ。

Vintageと比べても、低音のスピード感、中音の押し出し感は勝っている。ただし量感と厚みは、Vintageには適わない。

さっぱりとした、音離れの良い音に変化する。艶やかさはやや後退する。エネルギー感、押し出し感は大きく向上するが、オリジナルMinimaの持っていた独特の「甘さ」は、やや失われる。

全体的には改善されたと思われるが、音調は少し変化するため、好みが分かれることがあるかも知れない。ただし、最初に書いたように「元に戻して欲しい」といわれたことはない。もし手元にあるオリジナルMinimaの調子が悪い(音が濁る、低域がもこもこする)と感じられたなら、このバージョンアップサービスを考えても、後悔しないと思う。

総合評価

Minima Vintageは、オリジナルMinimaの持ち味をほとんど損なうことなく、より透明感の高い高域と中域の響きの美しさ、低域の量感と厚みが加わった、一クラス上のスピーカーに仕上がっています。

ソフトや曲によっては、オリジナルMinimaが好ましいと感じられることがありましたが、割合的には10%程度出はないだろうかと思います。

組み合わせたBladeliusのSynとTyrの組合せは、Sonusfaber全般と非常に良くマッチし、厚みがあり色彩感と艶のある音を聞かせてくれます。曲によっては、ややスローでもたついた感じに聞こえることもありますが、それはあり得ないほどの「色気」とのトレードと考えれば、十分に納得行くレベルです。

夜や休日に「滑らかで心地よく」音楽を聞きたい。お酒が美味しくなるような音でオーディオセットを鳴らしたいとお考えなら、Minima VintageとBladelius Syn+Tyrの組合せは、そのイメージに最も近く、それを大きく越える音を聞かせてくれるでしょう。


Minima Vintage と Auditor M の比較試聴結果は、こちら
https://www.ippinkan.com/sonusfaber_auditor_m.htm

2008年6月 逸品館 代表取締役 清原 裕介

https://www.ippinkan.com/sonusfaber_minima_vintage.htm

2. 中川隆[-11807] koaQ7Jey 2024年1月09日 18:39:00 : ouRejQZ9Bc : Q2x6bnBRVjFIZ1U=[19] 報告
<■356行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
あの名機が最新技術で蘇った、Sonus Faber「MINIMA AMATOR II」を聴く
天野透 2020年11月17日
https://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/1287024.html

滑らかなウォルナット材で仕上げられたイタリアンスピーカー、Sonus Faber「MINIMA AMATOR II」。27年の時を経て、創業者である故フランコ・セルブリン氏の作品が現代の技術と解釈で蘇った

何十年も付き合える音楽の友

この記事を開いたオーディオ好きの貴方、イヤフォンで、ヘッドフォンで、あるいはスピーカーで、普段から思う存分音楽を楽しんでいることだろう。コーヒーブレイク中に一曲……そんな愉しみ方も良いが、思い出の1曲を何度も繰り返し味わい尽くす、これもオーディオが与えてくれる音楽との素敵な付き合い方だ。

そんな音楽を楽しむのに、奏でる機材も思い入れを持って選びぬきたいもの。新機能を搭載した最新モデルへと次々に買い換えるのも良いが、ひとつのスピーカーやアンプと何年もじっくりと付き合うスタイルがあっても良い。個人的にはこちらのスタイルが好みだ。もし貴方が僕と同意見であるならば、オススメのスピーカーがある。価格はペアで52万円と、あんまり気軽に買える値段ではないが、もしかすると貴方と何十年も付き合う音楽の友になるかもしれない1台だ。

AIで記事を要約する(β)
ブランドは、僕も長年愛用しているスピーカーを手掛けるSonus Faber(ソナス・ファベール)。その新作ブックシェルフ「MINIMA AMATOR II」(ミニマ・アマトール 2)だ。

現代技術で解釈する過去の遺産
北イタリア、ベネット州ヴィチェンツァ。地中海の真珠と名高いヴェネツィアにも程近いこの街に、故フランコ・セルブリン氏はソナス・ファベール社を設立し、音と造形の美を追求していった。1980年にはブランドの処女作「ELECTA AMATOR」(エレクタ・アマトール)を発表。しっとりとした木肌のキャビネットとプリマ・ドンナの歌声を持つこのブックシェルフスピーカーはたちまち世界のオーディオファンの知るところとなり、以降フランコ氏は優雅な木工細工で仕上げられた美声のスピーカー“作品”を数多く手掛けてゆく。

今回の主役であるミニマ・アマトール 2は、93年にデビューした初代「MINIMA AMATOR」のリバイバル作品で、ソナス社初期に発表された旧モデルを「伝統の技術と確かな音楽性が最先端のテクノロジーと融合」によって現代へリバイバルするプロジェクト「HERITAGE COLLECTION」(ヘリテージ コレクション)ラインのひとつである。

例えば現行モデル「Olympica NOVA」(オリンピカ ノヴァ)シリーズは完全新作として、造形も音もゼロから新規設計している。特にサウンドデザインはコンピュータシミュレーションを積極的に導入し、現代のハイレゾ音源をより意識した傾向でまとめ上げている。対してヘリテージ・コレクションはフランコ氏が遺したサウンドとシェイプのデザインをより尊重しつつ、現代のテクノロジーと解釈を加えてまとめ上げたものだ。そのためヘリテージ・コレクションの作品群は、完全新作の作品群よりも旧作の香りを色濃く漂わせる。個性が強く、その分だけハマった音源の表現はより深いものを見せてくれるのが、このシリーズの大きな個性なのだ。


左からOlympica Nova III、V、I(Stand Olympica NOVA装着時)
イタリアの木工が日々を小粋に彩る

MINIMA AMATOR II
ミニマ・アマトール 2を眺めると、キャビネットのミディアムダークなブラウンが落ち着いた印象を受ける。ソナスの過去作と比較すると、例えばヴァイオリンクレモナ楽派の名匠を冠したオマージュシリーズでは、厚塗りのニスでテカリのある艶を出すフィニッシュだった。マセラティをはじめとする高級車のインパネやウッドトリムの様、と言えば伝わるだろうか。ミニマはそれらよりも落ち着いていて、よりウォルナット無垢材の木肌の質感に近い。グロッシーな濡れた質感のフィニッシュがウォルナット材ともマッチし、生活空間にある家具とも合わせやすそうだ。

底部には明るいブラスイエローのラインを、さりげなくも実に上品に1本配している。キャビネット前面を本革張りで仕上げるのは、初代エレクタ・アマトールからの伝統。この革張りフィニッシュはキャビネット前面から側面などに場所を変えて、「TOY」(トイ)シリーズや最新モデルの「Lumina」(ルミナ)シリーズ等に受け継がれている。見る者にどことなく愛嬌を感じさせる、ウーファーに沿った前面下部のぷくりとした膨れも、初代をオマージュした造形である。

底面にはスタンド固定用のネジ穴が2つ。ソナスのブックシェルフは基本的に専用スタンド込みでデザインされているが、本作のスタンドは鋳鉄板の「Stand Olympica NOVA」(スタンド・オリンピカ ノヴァ)とトスカーナ・カッラーラ産大理石を使った「Carrara Stand」(カッラーラ・スタンド)のふたつが適合する。後者は処女作のオマージュである「ELECTA AMATOR III」(エレクタ・アマトール 3)に合わせたデザインであり、ミニマと統一性があるのはどちらかと言うと前者だろうか。


固定可能な推奨スピーカースタンド。写真左が「Stand Olympica NOVA(スタンド・オリンピカ・ノヴァ)」、右が「Carrara Stand(カッラーラ・スタンド)」


僕が使っている「Cremona AUDITOR」(クレモナ・アウディトール)と並べてみた。ゴムを何本も這わせたストリングサランネットはオマージュシリーズからの採用で、ミニマでは一般的なサランネットを使っている。スタンドの造形はクレモナ・アウディトールと比べるとシンプルで直線的だが、ポールをよく見ると古代ギリシャ建築の柱に見られる様な筋の装飾が施されている。なるほど「Stand Olympica NOVA」(スタンド・オリンピカ ノヴァ)の名に相応しい
それにしてもこのミニマは、眺めているだけでウットリとする。ソナスのスピーカーはよく“工芸品”と評されるが、それはホンモノだけで造り上げられたデザインだからだろう。目に入るものからまず美しく、生活を美で彩るというヨーロッパの美意識を、ソナスの造形美は実によく体現している。品が良く、見目麗しく、それでいて本作は気合いを入れすぎていないので、実生活の空間に置いても毎日気軽に付き合い続けられるはずだ。この様に実に絶妙な美意識でまとめられた気の合う親友が、ミニマ・アマトール 2のデザインなのだ。


上位機の「Electa Amator III」は、底面にカッラーラ産大理石をあしらっている。価格はペア130万円
毎日使える旗艦技術
技術的な見所は、ツイーターに採用された「DAD(Damped Apex Dome)」がまず挙げられる。ソナスは最初期にシルクドームを、ストラディバリ・オマージュの頃にリングラジエーターをツイーターユニットへ採用していた。このDADはハイスピードなリングラジエーターと柔らかいソフトドームツイーターのいいとこ取りをするという独自技術のユニットで、高音部の理想を追求するにあたって2つの個性の橋渡し役となる、近年のソナスにおける中核技術でもある。

ツイーターだけでなく150mm径のウーファーも専用に新設計されたものをおごっている。中音・低音の幅広い帯域に対応するべく、自然乾燥セルロースパルプ素材をオリジナルでブレンドしているという。ソナスのブックシェルフは見た目以上に低音が良く鳴る。このウーファーによって、本機も伝統をしっかりと踏襲している。


28mm径ツイーター(写真左)と、150mmミッド・ウーファー(右)
ソナスサウンドのキモであるクロスオーバーネットワークだが、一ケタも二ケタも違う「HOMAGE Tradition」シリーズや「AIDA II」で採用された「パラクロス・トポロジー・テクノロジー」を本機にも採用。この位相合わせが、心地良い鳴りを支えているのだ。

一時期ソナスのスピーカーターミナルはシングルワイヤーのみだったが、本機のそれは初代機と同様にバイワイヤリング対応の4本出しが背面に付いている。インピーダンスは4Ωと能率は低めだが、税別52万円という価格にしては鳴らしやすく、案外とアンプを選ばずに機嫌良く歌ってくれる。こういう所も身近なフレンドリーさを感じる要素だ。


クレモナ・アウディトールはデンマーク・スキャンスピーク製の特徴的なデザインのユニットだったこともあり、フロントフェイスを比較すると些かおとなしい見た目になった事が気付かされる。独自のDADツイーター下部にはMINIMAの文字入りで、下部にブランドのプレートがあしらわれているのは相変わらずだ
懐かしいソナス・トーンが明るくなった
初期の銘品を“復興”させた本機の歌声も、実に興味深い。まず僕のリファレンス3曲で、その個性を聴かせてもらおう。

ハイレゾの定番楽曲「ホテルカリフォルニア」では、イントロで鳴るギターの煌めきをまず感じる。スチール弦の響きが星の瞬く夜空のように鮮やかで、この煌めきが全編にわたって音楽を支配する印象だ。ヴォーカルは熱を帯びていながらも落ち着いたトーンで、あまりグイグイと前に出てはこない。対してバックのエレキギターはエネルギーに満ち満ちていて存在感がある。ベースラインはシビアに聴くと若干モゴつくが、それでもよく締まって機敏に動く。反対に高音部のシンバルは鋭いキレを帯びている。

聴き込んでゆくと、中音/高音を中心に輪郭がハッキリしている事に気が付いた。僕はゼロ年代の同社作品「Cremona AUDITOR」(クレモナ・アウディトール)を常用しているが、この輪郭の描き方はいつも聴いている音とは明確に違う。反対に普段のサウンドとの共通点を感じたのは、音の立体感。クレモナ・アウディトールもステレオ音響による立体表現はなかなか見事なのだが、本機にもギターの配置に前後の奥行きを感じ、それが曲調と相まってどことなく哀愁を誘った。さり気ない、でも音楽として重要な表現である。

ジャズの名盤「ワルツフォーデビイ」。本機が歌う際の最大の聴きどころは、ビル・エヴァンスが奏でるピアノの健康的な色気だ。明らかに響きが豊かで、音の通りが良いからか、ベースもピアノも、どことなく明るく聞こえる。この明るい音色も、クレモナ・アウディトールとのささやかで決定的な違いだ。

ドラムセットはスネアもシンバルもブラシ音がなかなか肉厚だ。鋭いだけでなく、軽やかなのにしっかりとした存在感があり、無駄なくしっかりと響いていることを感じさせる。ダブルベースはよく弾んでおり、音楽の進行に活力を与えている。先程のホテルカリフォルニアではベースラインを「若干モゴつく」と評したが、録音の差だろうか、こちらはより輪郭がハッキリしている印象を受けた。特に中間部のソロパートでは実に動きが機敏で、音の芯がよく通っている事も相まって、音楽そのものに耳を傾けやすい。

そのソロの時に、バックへ移るピアノがスッと影になるのがまた好印象だ。こういうところから、視覚情報の無い音だけでもアンサンブルの意思疎通を確かに感じる。これもひとつ、音楽の熱量である。

ソナスといえばアコースティクサウンド、特にヴァイオリンをはじめとする弦楽器と、ベル・カントで歌われるソプラノは絶品、というのが僕の持論だ。実際にフランコ氏は弦楽器の鳴りに対して並々ならぬ情熱を注いており、クレモナの街にあるヴァイオリン博物館に氏の手によるスピーカーが納められた事からも、弦楽器サウンドの重要性が理解出来るだろう。

なので僕がソナスを鳴らすなら、ヴァイオリンは必ずと言っていいほど歌わせている。今のリファレンスはヒラリー・ハーンによる「バッハ『ヴァイオリン協奏曲』」だが、本作ミニマの歌声はヒラリー・ハーンのヴァイオリンが実に朗々と響く。胸の奥をサワつかせるが如く、とにかくヴァイオリンの音が有機的で、聴いていて自然と自分の熱が上がってゆくのを感じる。「これぞイタリアンサウンド、これぞソナス・トーン!」と、思わず膝を叩いた。

低音部はチェロとチェンバロのコンビネーションがとても良好で、エネルギーとボディ感をチェロが、動きと輪郭をチェンバロが上手く表現しており、自然と音楽を支えつつ前進させている。オケも全体的に朗らかで明るく、ソロ裏の微細なパッセージにも華がある。伴奏までしっかり愉しめるというのは、オケにとってとても重要ことだ。

この曲での発見は、ヒラリー・ハーンもやはり音色が明るいという事。先に指摘した通り、クレモナ・アウディトールで普段聴いている昔のソナスよりも明らかに音色が明るい。加えてオケの中でのヴァイオリンやヴィオラなどに耳を傾けると、昔と比べて粒が立っていると感じる。以前のソナスは「立体感とか粒立ちなんかよりも、私の色気をもっと聴いてよ!」と訴えかけてくるような音の雰囲気だった様に思う。本作は音の色気はしっかり孕みつつも、合奏時の細部表現と立体的な見渡しが良い方向へ、少しバランスを移動させていた。こういうサウンドの変化が、ハイレゾが普及してきたここ10年20年のオーディオ事情の変遷なのだろう。

魅力的な音の、流暢な音楽
明るくも艶めかしいこのソナスの性格は、大まかに掴めてきた。ここからはもっと色んな音楽をこの歌姫に歌わせてみよう、というところで一思案。はて、一体どんな音楽を聴かせてもらおうか……。

最も分かりやすいのは、やはり得意分野の弦楽や声楽を中心としたクラシックだろう。それでも良いかもしれないが、このミニマにはもっと多彩な可能性があるはずだ。小粋ながらも気取りすぎず、気の合う親友とのリラックスタイムを愉しむ、そういう肩肘張らない生活の音楽として、映像のために作られた音楽作品を、今回はあえてチョイスしてみた。

まずは映画音楽から、それもハリウッド映画のテーマ曲だ。と言っても普通のサウンドトラックではなく、ソナスらしい一捻りを加えたい。という事で、ジョン・ウィリアムズとウィーン・フィルという米欧の超ビッグネームによるコラボレーションで話題となった今年の新譜『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン』から、映画「E.T.」の楽曲「地上の冒険」を聴いた。

何ということだ、演奏が始まって間髪を入れず、完全にこの曲の世界へ吸い込まれてしまった。冒頭から凄く華やかな編曲で、木管のトリルといい、金管のファンファーレ的旋律といい、音がとても色彩鮮やかでキラキラと輝いているのだ。祝祭的な雰囲気を音楽全体に纏わせた賑やかさが何とも印象的で、このキラキラ感がミニマのキャラクターと実によくマッチングしている。「E.T.」と聞けば誰もが思い浮かべるであろうヴァイオリンの有名なテーマから、メロディの合いの手として入るようなホルン、ベースを支えるテューバやコントラバスのロングトーンに至るまで、あらゆる音で音の煌めきが感じられた。

このメドレーは吹奏楽曲などでよく見られる“急緩急”の3部構成で編曲されており、中間部は楽器の数がグッと減った静かな構成だ。ここでは先述の華やかさが品の良さとしての香りを醸し出しており、静かな楽曲世界の中で優しくも明るい。音の立ち上がり・立ち下がりはとても上品で、発音から減衰まで、各楽器を聴いても全体を聴いても美しい。

そこからクレッシェンドを重ねてメインテーマの旋律へと至るのだが、静かな中間部から合奏に参加する楽器が増えてゆくことで徐々に音数が増え、それに伴って音量が上がる盛り上げ方が何とも素晴らしい。夜空を駆け登ってゆくワクワク感を見事に表現した、ジョン・ウィリアムズの天才的オーケストレーション術が炸裂している。そこへ更に重なり合う、“黄金の響き”と称えられる楽友協会大ホールの芳醇なホールトーンと、ウィーン・フィルのサウンドとアーティキュレーション表現によって、どこまでもどこまでも、昂揚感と多幸感で満たされていった。

そんな興奮のエネルギーを増幅して表現する最後のワンピース、それがこのミニマなのだ。煌びやかに輝くサウンドキャラクターは耳から入ってくる再生された音楽にひとつの生命を与え、かつて銀幕の中に観た傑作ハリウッド映画の情景を描き出す。映画をはじめとする映像作品のサウンドトラックを聴く時、僕の頭の中では、音楽の力を借りた映画が上映されるのだ。その映画を、あるいはホンモノ以上に鮮やかにする、それがこのミニマのサウンドだった。人間の想像力には限りがない、その想像を音によって果てることなく膨らませてくれる。ミニマが奏でるウィーン・フィルのハリウッド・ファンタジーは、そんな音楽の楽しさを存分に味わわせてくれた。


ジョン・ウィリアムズ作品集
画像提供:e-onkyo
ジョン・ウィリアムズがウィーン・フィルを指揮して話題となった『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン』。映画音楽で過剰な演奏表現を加えると映像への集中を削いでしまうが、音楽が主役の本アルバムはウィーン・フィルの表現力が炸裂し、音楽だけで映画を存分に味わうことができる様になっている。こんなに贅沢な映画音楽はそうそう聴けないだろう
もっと楽しく、もっと身近に。これだけの表現を見せてくれるならば、そんな楽曲をミニマに歌わせてみたい。次に選んだのは、スウェーデン生まれのDJであるラスマス・フェイバーが日本のアニメ音楽をジャズアレンジで披露する人気プロジェクトの最新作『プラチナ・ジャズ 〜アニメ・スタンダード Vol.6〜』から、「DANZEN! ふたりはプリキュア」だ。

プラチナ・ジャズはシリーズを通してサウンドが一貫している。プロジェクトの10周年記念タイトルとなった本作でも高音は無理な強調をせず、低音でドッシリと支える骨太なものでまとめ上げてきた。ウーファーユニットの紹介時にも触れたが、ミニマはブックシェルフタイプというキャビネットの見た目以上に低音がしっかりと鳴る。この楽曲ではそんな低音がよく感じられた。

例えばトランペットを聴いても、シンバルを聴いても、刺さるような鋭さは文字通り“鳴りを潜めている”。それによって落ち着いた大人っぽい雰囲気が漂う。でも細部が出ないというのでは決してなく、シンバルはちゃんとスティックの木質感が感じられるし、ダブルベースを弾く弦のパチンという撥弦音にもしっかりとした輪郭がある。

こういった落ち着きのあるサウンドトーンは、ヴォーカルのエミリー・マクウィンのキャラクターとも相性バツグン。アルト音域の色っぽい彼女の歌声は、シリーズ第1弾で収録された「創聖のアクエリオン」からずっと、アニメソングに“大人のジャズ”という魔法をかけ続けてきた。それは今回も健在で、スイングスタイルの賑やかなジャズサウンドに乗せた彼女の歌声は、女児向けアニメにおける代表的存在のひとつであるプリキュアを、落ち着きを保ちながらも楽しく遊ぶアダルティな世界へと見事に創り替えている。

このオトナなプリキュアとミニマの組み合わせ、僕は大いに気に入った。プリキュアという強力なイメージをジャズアレンジによって和らげ、日本語の歌詞を英語にすることで、作品に強くリンクしているアニメソングが持つ先入観を良い意味で裏切ってくれる。その意外性がプラチナ・ジャズ・プロジェクトの大きな意義だと僕は思う。アニメありきだったアニソンが、決してアニメの付属品では無く、独立した音楽として目一杯自由に翼を拡げる。アニメとは違う想像の領域をうんと拡げてくれるのである。

これは音楽が映画を強く想起させたE.T.とは真逆の効果だと言えるかもしれない。だがこれもひとつ、音楽の豊かな可能性だ。そういった音楽の楽しさを、ミニマはより活き活きと、より魅力的に描き出す。生命感溢れる音でほんのり妖艶。先のE.T.でもそうだったが、ミニマで良い音楽を奏でると、聴いていて思わず笑顔がこぼれてくる。


プラチナ・ジャズ 〜アニメ・スタンダード Vol.6〜
画像提供:e-onkyo
スウェーデン人DJのラスマス・フェイバーがプロデュースする『プラチナ・ジャズ 〜アニメ・スタンダード Vol.6〜』。新旧様々なアニメソングを、スイングやボサノヴァやサルサなど多彩なアレンジでリクリエーションして見せる意外性が実に楽しい。日本へも複数回ライブツアーへ来ているので、情勢が落ち着けばまた是非来日公演を期待したい
オケやジャズといったアコースティックな音源ならば、このミニマは実にゴキゲンな歌声を轟かせてくれる。ならば更に「もう一歩、普段の生活に近いジャンルはどう聴かせてくれる?」という思いで手元の普段聴きライブラリから楽曲をチョイスした。「未熟Dreamer」、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』での作中ユニットであるAqours(アクア)が歌う、劇中歌のひとつだ。

ソナス・ファベールのスピーカーレビューで再生される事がなさそうな曲だ。ブランドイメージから言っても、クラシックやジャズなどの“オーディオ的な”ジャンルの曲で評価するのがほとんどだし、間違いなくそちらが正統派である。だからこそ、僕はあえてこの曲を選んだ。現代的なコンピュータ音源を中心とした収録・制作であろうJ-Popというジャンルの、決してホームオーディオ的ではないイメージの楽曲を、ミニマは一体どの様に歌い上げるのか。“気の合う親友”は身近な生活の音楽において、果たしてどれくらい“気が合う”かを知るために。

まずサウンドで感じたのは、ハイレゾっぽい鋭さ、レンジの広さがガッツリと出てくるという事だった。メリハリの聴いたドラムやギター、押しの強いヴォーカルは、各音のキャラクターがハッキリと出ていて解りやすい。右から左からギターの音が流れてくると、その音はそれぞれかなりしっかりと分離し、ドラムスやヴォーカルなど音数が多い中でも音像がスッと立っている。ハイレゾポップスで好まれる傾向にある“今風の音の王道を征く”感じだ。

実はこういう音源にこそ、音色に色気のあるソナスの様なスピーカーは使えると僕は思っている。と言うのも、クッキリハッキリをハイレゾで追求し過ぎると音色がどんどん均質化してしまう傾向にある、と僕は感じている。その中で例えばアンプに真空管を使ってみたり、あるいはソナスの様な箱鳴りを活用するスピーカーで歌わせてやったりすると、音楽の生命力が全体的にグッと引き出される。据え置き環境であれポータブル環境であれ、そういった体験を僕は何度もしてきた。

今回の未熟Dreamerはまさにそれだった。Aqoursの9人の歌声が、合間に入るエレキギターが、腰を据えたベースが、とても魅力的な音色を伴って歌っている。こういう所に聴き惚れて、同じ音楽でも何度も何度も聴きたくなる、そんな“聴かせる力”がこのミニマにはあるのだ。するとどうだ、同じ曲を何度も聴いているうちに、不意に新しい発見を楽曲の中に見る事がある。

例えば今回の発見をひとつ。過去の諍いを、花火をバックに和解する、というのがこの未熟Dreamerという曲のアニメ作品内における位置付けだ。同時にこの曲を以て、Aqoursは9人のグループとして完成する。夏の夜空を美しく照らす花火は、爆発の後に消えゆく様が過ぎゆく季節を惜しむように、何とも言えない寂寞をもたらす。これら爆発のエネルギーをメンバーの感情に重ね合わせ、「皆となら乗り越えられる!」と自分達の未来を信じて、消えゆくように対立の過去と決別する、そういうシーンの楽曲である。

他のAqours楽曲と比較すると、この曲は若干異質な存在かもしれない。冒頭も末尾も静かでドラムスが入っておらず、サビ前の様にフッと音が消える瞬間もある。かと思えば、花火を思わせる爆圧的な演奏も至る所に散りばめられている。思うにこの曲自体が花火であり、夏の記憶を彩る花火大会なのではないか。空を見上げ、激しく燃え上が闇夜の華を笑って愛おしむ。その様がメンバーの過去に対する諍いの記憶と向き合う姿に、想像の中であまりにも美しく重なった。

そんな事を考えながら何度も何度もこの曲を聴いていると、冒頭の儚げなギターの4音が、ドスンと力を込めて叩かれるドラムが、まるで自分達に言い聞かせるように歌うAqours9人の歌声が、とても印象的に耳の奥まで響いてきた。サウンドにおけるこの領域で、ミニマの響く力はとても強力に作用したのである。華やかで印象に強く残る音が、僕の中で音楽の記憶を何倍も美的に描いてゆく。これは生演奏とはまた違う、音色で再生を愛でるオーディオという音楽の醍醐味なのだと、改めて感じた体験だった。


未熟DREAMER
画像提供:e-onkyo
この秋から第3弾アニメが始まった“プロジェクト・ラブライブ”より、前作アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の劇中歌「未熟Dreamer」。一般的なアニソンと比べて、歌って踊るアイドルアニメにおける劇中楽曲は物語そのものと極めて近い存在だ。それだけメッセージ性が濃厚であり、音楽表現による可能性はもっと追求できるだろう
ちょっと小説を読むように、音楽とおしゃべり
ペア52万円。ピュアオーディオのスピーカーとしてはミドルレンジくらいだが、ヘッドフォンなどのポータブルで考えると、ハイエンドな価格帯だ。

それでも、次のオーディオ選びにはハイエンドヘッドフォンを考えている人は、このミニマ・アマトール2も選択肢として是非検討してほしい。毎日の合間にリラックして詩を読む様にリビング空間を音楽で満たすというリスニングスタイル、何とも豊かな生活だとは思わないだろうか。

ウォルナットを身にまとったミニマ・アマトール 2で音楽を聴くとは、まさにそういう時間を過ごすことだ。語りかける音楽を聴き、自分の中で何かを思う。それはまるで友人とのおしゃべりに興じる様に、大好きな音楽達と気軽に付き合うようなのだ。日々の音楽を明るく彩りたいと願う時、ミニマ・アマトール 2はきっと、素敵な親友となってくれるに違いない。

https://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/1287024.html

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