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ロングセラーのブックシェルフ スピーカー JBL 4310・4311・4312・4312G
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1119.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 11 月 15 日 15:47:48: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由 投稿者 中川隆 日時 2019 年 4 月 10 日 05:36:16)

ロングセラーのブックシェルフ スピーカー JBL 4310・4311・4312・4312G


JBL 4310 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=JBL+4310

JBL 4311 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=JBL+4311

JBL 4312 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=JBL+4312

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4312G
\ 120,000 +税 / 個
https://jp.jbl.com/4312G-.html?dwvar_4312G-_color=Black-Japan-Current&cgid=studio-monitor-speakers#start=1

仕様一覧
LF300mm径ホワイト・ピュアパルプコーン・ウーファー(JW300SW)
MF125mm径ポリマーコーティング・ピュアパルプコーン・ミッドレンジ(JM125PC)
HF25mm径アルミ・マグネシウム合金ドームツイーター(054AlMg-1)

クロスオーバー周波数640Hz、5kHz
出力音圧レベル(2.83V/1m)90dB
公称インピーダンス6Ω
再生周波数特性44Hz 〜 40kHz
許容入力(RMS)200W
サイズ
寸法 (HxWxD)597x362x298(グリル装着時301)mm
重量25.2kg(グリル装着時)
コントロール及び接続仕様
型式前面バスレフ型、ブックシェルフ型
https://jp.jbl.com/4312G-.html?dwvar_4312G-_color=Black-Japan-Current&cgid=studio-monitor-speakers#start=1

JBL4312G - スピーカーの通販・価格比較 - 価格.com
https://kakaku.com/search_results/JBL4312G/?category=0002%2C0019&act=Input&lid=pc_ksearch_searchbutton_top

ヤフオク! -4312 jblの中古品・新品・未使用品一覧
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?va=4312+jbl&exflg=1&b=1&n=50&s1=score2&o1=a&f=0x2&auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=1&p=JBL+4312+&x=0&y=0

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JBL 4310 1971年発売
https://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4310.html

4310:¥175,700(1台、1973年頃)
4310WX:¥186,600(1台、1973年頃)

小型モニターとして開発された開発されたスピーカーシステム。

低域には30cmコーン型ウーファー123A-1を搭載しており、中域には13cmコーン型スコーカーLE5-2、高域にはダイレクトラジエーターLE20-1を搭載しています。
各ユニットともエッジワイズ巻きボイスコイル、強力マグネット、精密ギャップなどのJBL技術を投入しています。

中域と高域用にレベルコントロールを搭載しています。

エンクロージャーは厚さ19mmの一枚板を使用しており、ロックマイヤー接合方法によって堅牢に作られています。

機種の定格
方式 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型

使用ユニット
低域用:30cmコーン型(123A-1)
中域用:13cmコーン型(LE5-2)
高域用:3.6cmコーン型(LE20-1)

周波数特性 30Hz〜15kHz ±5dB
指向特性 90゜(水平、垂直)
最大許容入力 50W(連続プログラム)
インピーダンス 8Ω
感度 91dB(新JIS)
クロスオーバー周波数 1.5kHz、7kHz
外形寸法 幅364x高さ600x奥行300mm
重量 23kg
https://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4310.html

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JBL 4311 1973年発売
https://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4311.html

4311:¥193,800(1台、1975年頃)
4311WX:¥205,200(1台、1975年頃)

小スタジオや調整室、ポータブルタイプのプレイバックモニター用として開発されたブックシェルフ型スピーカーシステム。

低域には30cmコーン型ウーファー2212を搭載し、中域には13cmコーン型スコーカーLE5-2を搭載しています。
また、高域には3.6cmコーン型トゥイーターLE25を搭載しています。

エンクロージャーはバスレフ設計を採用しています。また、スコーカーユニットの背面にバックキャビティを装備することでウーファーからの背面干渉を防いでいます。

中域と高域が独立して調整できる連続可変コントロールを搭載しています。

グレー仕上げとウォルナット仕上げの2種類のバリエーションがありました。


機種の定格
方式 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型

使用ユニット
低域用:30cmコーン型(2212)
中域用:13cmコーン型(LE5-2)
高域用:3.6cmコーン型(LE25)

周波数特性 45Hz〜15kHz ±3dB
許容入力 40W(連続プログラム)
インピーダンス 8Ω
音圧レベル(新JIS) 91dB
クロスオーバー周波数 1.5kHz、6kHz
エンクロージャー内容積 42.5liters
外形寸法 幅360x高さ600x奥行300mm
重量 19kg
https://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4311.html

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JBL 4311B/4311BWX 1979年発売
https://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4311b.html

4311B:¥154,000(1台、1980年頃)
    ¥135,000(1台、1981年頃)
4311BWX:¥159,000(1台、1980年頃)
     ¥140,000(1台、1981年頃)

世界のスタジオや放送局で使用された4311の3代目にあたるスピーカーシステム。

低域には30cmコーン型ウーファー2213Hを搭載しています。
このユニットには、JBL独自の白いダンプ剤を塗布した白いコーン紙や7.5cm径銅リボン線エッジワイズ巻きボイスコイル、4.7kgの低歪率磁気回路などを採用しており、最低共振周波数22Hzを実現しています。

中域には13cmコーン型スコーカーLE5-10を搭載しています。
硬質コーン紙を15,000ガウスの磁気回路と2.2cm径ボイスコイルで駆動することで、スムーズな周波数特性と広い指向特性を獲得しています。

高域には3.6cmコーン型トゥイーターLE25-2を搭載しています。

中域と高域用にそれぞれ独立したレベルコントロールを搭載しています。
このレベルコントロールはフロントグリルを装備したままでも調整できるデザインとなっています。

フロントバッフルは、小スタジオや調整室での吊下げ使用を想定し、スコーカーとトゥイーターを下部に配したユニットレイアウトを採用しています。

外観はグレー仕上げとウォルナット仕上げの2種類がありました。

機種の定格
方式 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型

ユニット
低域用:30cmコーン型(2213H)
中域用:13cmコーン型(LE5-10)
高域用:3.6cmコーン型(LE25-2)

再生周波数帯域 45Hz〜15kHz ±3dB
指向特性 90゜
インピーダンス 8Ω
出力音圧レベル 91dB/W/m
許容入力 40W(RMS)
クロスオーバー周波数 1.5kHz、6kHz
エンクロージャー容積 40L
外形寸法 幅362x高さ597x奥行298mm
重量 20kg
https://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4311b.html

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JBL 4312
https://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4312.html

¥143,000(1台、1982年発売)
¥153,000(1台、1983年頃)

世界中のスタジオや放送局で圧倒的な評価を得ると共に、ホームユースとしても活躍した4311Bの後継機にあたるスピーカーシステム。

低域には30cmコーン型ウーファー2213Hを搭載しています。
このユニットは低歪率なSFG磁気回路とランサプラスコーティーングコーン紙を組み合わせた構成となっています。また、リブ付きのアルミ・ダイキャストフレームによって機械的な強度も得ています。

中域には13cmコーン型スコーカーLE5-12を搭載しています。

高域には3.6cmコーン型のダイレクトラジエーターLE25-2を搭載しています。

中域用と高域用にそれぞれレベルコントロールを搭載しています。
これらのレベルコントロールはグリルを装備したままの状態で調整が行えます。

エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しており、外観はウォルナットのオイル仕上げが施されています。
また、ユニットレイアウトには左右対称のミラー・イメージペア構成を採用しており、音像定位を改善しています。
4312コンポーネント 詳細寸法図 周波数特性図

機種の定格
方式 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型

ユニット
低域用:30cmコーン型(2213H)
中域用:13cmコーン型(LE5-12)
高域用:3.6cmコーン型(LE25-2)

再生周波数帯域 45Hz〜15kHz ±3dB
指向性(水平・垂直) 90゜
クロスオーバー周波数 1.5kHz、6kHz
インピーダンス 8Ω
出力音圧レベル 91dB/W/m
許容入力 80W(連続プログラム)
エンクロージャー容積 40L
外形寸法 幅362x高さ597x奥行302mm
重量 20kg
https://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4312.html

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JBL 現行のスピーカーシステム
https://jp.jbl.com/premium-speakers

JBL 歴代スピーカーユニット一覧
http://audio-heritage.jp/JBL/unit/index.html
http://audio-heritage.jp/JBL/unit/index2.html

JBL 歴代エンクロージャー-キャビネット一覧
http://audio-heritage.jp/JBL/unit/index3.html

JBL 歴代スピーカーシステム(民生用)一覧
http://audio-heritage.jp/JBL/speaker/index2.html

JBL 歴代スピーカーシステム(プロフェッショナルシリーズ)一覧
http://audio-heritage.jp/JBL/speaker/index.html
 

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コメント
1. 中川隆[-9927] koaQ7Jey 2020年11月15日 15:48:48 : WBwhDwKyTw : MGZIdEtpL1hETS4=[33] 報告
JBLの人気・ロングセラー vol.1【四天王】
2015-06-19
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500251880.html?frm=theme

長きに渡って綴っている個人的な「Lansing Note」は
もっぱら最近では頻繁に書くことができずにいるが
それでも大方のところは書き上がっている。
紙をデジタル化してもなお、訳あってほぼ非公開とし
時々、総合的な話題のみ限定で公開してみたりもした。
本来オーディオ特にA・LansingやJBL創設からその後の
歴史と変遷なども併せてアップしたのがブログの始まりだったが
原則自分の手元で使い込んでみた実験のノートも兼ねているのである。
特にJBLユニットは手元でなるべく使ってみた音の実験室の様相に近いもので、
今それらは貴重な備忘録となっている。
勿体ぶるつもりはないが、所詮個人的なあくまでも
Boring diaryであることに変わりはないし、
薀蓄の披瀝も、今さらながら、モノ自慢などする気もなければ、
資格もさらさらないのだ。

今日は箸休めのような
久しぶりにJBLのオープン・ネタとしてみた。


ベストセラーにロングセラーで、なじみ深いモデルを挙げてみると
この4台の機種に行き当たる。
誰もが知っているような、JBLが商業的に成功した
源泉でもありJBL社の歴史の中で燦然と輝く偉業を
成し遂げた名作、四天王でもある。
順に 4312、LE8T、D130、#4343


1. JBL 4312(4310〜4312〜4319)

JBLのシステムでこれほど長い期間に渡り
生産されそして愛用されて来た
モデルは他にはない。
LE8TやLE10Aを使用したランサー・シリーズも
アメリカでは長期間売れたシリーズではある。
L-26や4301といった小型ブックシェルフも
特に前者は日本においては稀に見るベストセラーにはなったが
長くは続かなかった。
ブックシェルフではいつも名前が出るが
何だかんだと言いながらも、最後に残るスピーカーでもある。
つぼを押えるのが滅法うまいスピーカーで
音楽を”らしく”鳴らすことにかけては
右に出るものなし、
喜太郎、山下達郎、松任谷正隆などミュージシャンにも愛用者は
多数いる。
日本の住宅事情にもぎりぎりで適合するサイズ。
これより大きかったら、これほどヒットもしないし
ロングセラーにもならなかったのは間違いない。
サイズを超えてダイナミックに鳴るのは
小口径のスピーカーでは真似っこできない。
さりとて、音の出ていない時の
15インチのシステムは大いにジャマである。
こういったニッチにも敏く立ち回る。
普通の顔して、できるヤツなのだ。
価格も安くJBLでは一番のお買い得品。
今でも生産され愛用者が多いのは
脅威的な事でもある。
おそらく、JBLではもっも長くセールスを続けた商品の筆頭でもある。

以下、Vol.2へ〜。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500251880.html?frm=theme

JBLの人気・ロングセラーvol.2【四天王】vol.2
2015-06-21
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500251892.html


LE8T
スピーカー・ユニットでは
前述のLE8Tなる実質18cm口径の8inchフルレンジ・ドラーバーが
最も有名なところで、今でも中古市場で人気、タマ数も多く
愛用者も多い。
LE8Tの愛好者は控え目な人が多いようで、
オーディオマニア得意の”機械自慢”をするどころか
この小さなフルレンジスピーカーを
伴侶のような思いで、ひっそりと鳴らす
生粋の音楽ファンが多いような気がする。
ユニットのサイズの割に大きな箱が必須アイテム。
それが可能ならば、豊かなでろうろとした低域に
特有の中域で奏でるバイオリンの色艶に、
得意のピアノにクラシックファンまでもが
飛びついたのだった。

D130

このLE8Tとともに人気があったのが
JBLでは創設後の第2弾スピーカーでもある
D130という楽器用のフルレンジが有名で
こちらもファンは多く、JBLでの
技術の集大成でもあり、ランシング設計の
晩年最後の遺作とも言えるユニットでもある。
こちらは、15inchと口径が大きすぎて
高域はまるきし出ないが、
175などのホーンドライバと組んでの
2ウェイで古い録音なら十分熱い音が聴ける。
とはいえ、元来楽器やPA用のクセの強いユニット
であるだけに、この音にはまった人限定である。
好きな人は好きという個性の強烈なユニットで
実力以上に、過去にネットで人気先行してしまったせいか、
いざ手に入れても使いこなしに手を焼き
特有のクセがダメな人が手放す事が多いから、
中古でもそこそこ流通している。
これが好きになったらあとは、
十分な広さの部屋と、大音量の出せる環境は必要だ。
ランシングの設計で、ALのA5のような骨太の凄味はないものの
古い録音のジャズにピントはどんぴしゃと合う。
ジャズやブルーズ御用達でもある。


スタジオ・モニター #4343
そして最後の一つは、スタジオ・モニター4343の系譜であろう。
4312と同じくJBLでは有名人だ。

スタジオモニターという名前の付け方も上手かった。
プロっぽい印象を最初に与え、スピーカーは片チャンネルあたり4本もついている。
奥行きの浅い場所をとらない四角い箱に、日本人の大好きなブルーバッフル。
プロの現場で、4wayで現実にプレイバックするとは、考えられないが
家庭に持ち込んだ時に、小音量でもワイドレンジで、緻密で濃い音色に
JBLにしては、調教されたマイルドな音が
ジャズ以外の音楽ファンにも受けたのである。

当時、現在の団塊中心に飛ぶように売れた大型ブックシェルフ(?)でもある。
こんな大きなスピーカーが売れまくったこと自体オーディオバブルの象徴で、
現実に部屋に入れれば相当圧迫感がある。冷蔵庫が2台あると思えばよい。

しょせん専用の部屋でもない限り、不遇をかこつけた、4343が可哀そうでもある。
もっとも今現在、イヤホン派の団塊ジュニアには見向きもされない。
オーディオが過去のものになっていった象徴的な風景である。


ここに挙げたものはJBL好きなら定番中の定番で
他にも魅力あるものは多数あるが
こにあげた、四天王はとりわけ思い出が詰まる
機種であることに異存はないはずである。
消耗品の多いオーディオ製品でも
化石だシーラカンスだといわれながらも
世紀を跨いで君臨してきた今は老いた名優達と言えるわけで
JBL製品の層の厚さと狂信的なファンの思い入れを
受け入れるに十分な資質を持って生まれた来た
工業アート製品かもしれない。
いずれオーナーの死によって、愛器とは別れることになるであろうが、
大切に使われるのが天命と思い傅けば本望であろう。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500251892.html

2. 中川隆[-9926] koaQ7Jey 2020年11月15日 15:50:07 : WBwhDwKyTw : MGZIdEtpL1hETS4=[34] 報告
JBL 4311〜4312の弱点 2017-10-18
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500256046.html?frm=theme

JBLのユニットの事は良く訊かれる。
前回、075の質問について私感を書かせてもらった。
今回は同じくJBL4312シリーズである。

4312と4311の違いを訊かれ、4312Eを買おうと思うのだが、どうしたものか
という質問をされた方がいる。
それは好みの問題というしかないわけだが、
それでも何か言って欲しいらしいので、JBLのブックシェルフではお勧めだし
出来れば新品で買ったほうが良いですよ、それくらいは言える。

ただ厳密な比較になると当時の新品での両者の比較ならまだしも
ポンコツ・骨董領域に入った4311である。コンディションの良いものは少ないと思うし、4312とて初期モデルは新品時の状態からは大分劣化していると思われる。
劣化に個体差のある中古品同士を比較しても何の意味もないわけだ。
ゆえに新品の4312Eが一番コンディションが良いのだ。

乱暴な話しであるが、それでもあえて比べろというなら、どちらも新品に近い状態を想定してみれば、4311の特徴の中で4312と違うのは、天地逆さま、磁気回路がアルニコ磁石、ミッドレンジが初期モデル、等様々あるが中でも大きな音への違いは、
ツィーターの存在だと思う。
4311は一貫して、紙のツィーターを用いるのだが、4312は途中から
ドーム系のものに変わっている。
まず一番の音の違いとなってあらわれたのが、ここの部分だ。
ジャズだけに特化した4311のツィーターというわけだ。

次に4311にマウントされたミッドのLE5はホーンライクな浸透性に活きの良さが魅力。コーン・ツィーターとミッドレンジの中高域は容赦なくジャズからロック・ブルースまでのエキスパート。
この雑味感が音楽再生上のグルーブ感となって出てくるのである。
4312はマイナーチェンジの連続で、小改良は全般に歪み感を減らしレンジを程良く延ばし、オーバーオールな再生へと向かっている。
ゆえに4311に比べれば適応性に富んだ、誰が聴いても食指が動くようなスピーカーと言える。しかもオーデイオに興味のない人達でも、良い音と感じさせる再生力を持ち合わせている。

基本的には、細かい違いはあるものの、4311〜4312は伝統の正しい継承であって
売らんかなのセールストークでは良くある「別物ですよ」は、眉唾だ。
第一先にも言うように、もうオリジナル4311など皆ポンコツ品が殆どだろう。
クルマ同様OHし、リコーンや再着磁などしているものは皆無とすれば
別物などと言い切る方がうさんくさい。

そして必ず湧いてくる、アルニコバカが登場するわけだがLE5はともかく
2213A又はH(123A)の磁気回路はD123のウーハーヴァージョンである。
アルニコでも磁気はプアだという事は知っておくべきで、フェライト化で悪くなったとは思わない。そもそもこのプアな磁気回路と重いコーン紙のせいもあり、
反応は良くない上、ジャズ再生においては特にウーハーの”もたつき”が
この4311〜4312シリーズの最大の欠点なのだ。アルニコだからフェライトだから
どうのこうのという問題ではない。
もう一点ウーハー側にLが入らずに高域をスルーさせているので
音が良いとする説も怪しい。
軽いコーンのフルレンジのようなものをプアなアンプでドライブした
数十年前のオーディオ雑誌をそのまま信じ込んでしまった人達がいるようだが、
重く貧弱なウーハーにLが入ろうが、なかろうがこの際関係はないのだ。

かように、4312唯一の欠点は2212〜2213H(123A)というウーハーである。
ウーハーの性格ゆえ残念ながらアンプで矯正できるものではない。
これさえ何とかなれば、個人的にも長く使っていたいと思うスピーカーだなのだ。
ただし低域までスピードの揃った強靱な立ち上がりとスピード感ある再生に拘りがなく、ジャズでなく広いジャンルの音楽を聴きたい人、
2213(123A)系ウーハーのもたもたを感じない人には、たぶんJBLのブックシェルフでは、ピカイチのお勧めスピーカーであることに異存はない。
どうぞ安心して4312Eを、新品で買って下さい。ウーハーも一新されているのだ。

繰り返しになってしまうが自分が思う4311〜4312シリーズの唯一の弱点は、
もたもたした磁気の弱いウーハーだけである。
自分のようにそれが気にならないどころか、2213Hを絶賛する人さえいる。
これは音楽との関わり方の違いも大きい。何を聴くかで短所が長所にもなる。

ここまで言えば大体の4312像が見える筈である。

KELLY GREAT
イメージ 2
リーモーガン〜ショーター+マイルス・リズムセクション(50年代後半)
録音もあってか、音が輝き太い音がガツンと物言わす。
この頃のジャズなら4311と4320がエキスパートだ。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500256046.html?frm=theme

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換装JBL4312でBlackhawk 2020-06-07
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12602478429.html?frm=theme

4310から4311,4312と繋がってきたJBLでは最大のロングセラーである。
今では何という型番になっているのかまでは調べる気力もないが、
JBLのブックシェルフ 4312は一昨年まで手元にあった。

https://ameblo.jp/oohpopo/image-12602478429-14770165325.html

4312はJBLのブックシェルフの中では一番使い易く、
ジャズでもロックでもニューミュージックでも時には歌謡曲でも、
守備範囲の広い、安くて音の良い製品だったと思う。
とにかくあまり周辺機器にお金をかけないでも
良い音の雰囲気作りが旨いといえる。
ミッドのコーン型ドライバとコーンツイーターも
全てがうまくいった珍しい製品。
ウーハーも12インチ位になると実在感が違う。
だがである、短所もなくはない。

我が家の3代目4312は、他の音機械を入れたせいである愛好家の元へ里子へ出したが、
そのまま使っていたら、いつものようにウーハーに不満が募っていたと思う。

https://ameblo.jp/oohpopo/image-12602478429-14770162387.html

ウーハーの123A、2213のよく言えば柔らかい、悪く言えばグミのような芯のない
音止まりの悪い低域には不満だ。
このウーハー2213は、磁気が弱いくせに、振動版が重過ぎる。
ジャズでスピード感がついてこないのが、まどろっこしいのだ。
4311は別モノという頭の固い意見もあるが、このウーハーである限りは
4311も4312も五十歩百歩だ。

ただし対価と性能を顧慮すれば、欠点はそこだけだ。
もし、4312をこのまま使っていたなら、こうしたいというのが
ウーハーの換装だろう。

https://ameblo.jp/oohpopo/image-12602478429-14770160172.html

第一候補は、2202A(H/J)である。
ギターアンプでおなじみの、D-120のプロ用K-120に2130のウーハー版。
15インチ 2220の、12インチ版とも言える。
軽いコーンと最強磁気回路による低域の反発力とスピード感が
快感である。
ただしだ、4312のような小さな箱に収めた以上は、
ローエンドはある程度諦めないといけない。
そもそも、一般的にローエンドまで欲張るものだから、どっちつかずの
遅い、鈍い、甘くて、力感のない低域となってしまうわけだ。

4311でも4312でも良いがバッフル面を上になるように倒して、4本のネジを緩め

白いコーン紙の2213を外す。

そして、そのままD120でも2202,2204でもそのままスポッと穴に収まる。

なので換装は実にかんたんである。

実は実際に友人が、この2202を4312に入れ幸福感一杯でジャズを鳴らしている。
皆同じ事を考えるものだとつくづく思う。
特に2202をチョイスしたところは慧眼であると、友人を引き合いに
結果的に自画自賛なのだ。

https://ameblo.jp/oohpopo/image-12602478429-14770160222.html

因みにエネルギー感そのままで、2202よりローエンドを伸ばそうと思うならば、
2204Hという12インチのウーハーがある(現行製品は2206H)
これもトライしてみる価値ありであるが、
ジャズなら反応が早く軽快で柔らかさもある2202である。

こんなモンスターな磁気回路を有したウーハーなど
他にないであろうし、今後も製造される事はないだろう。
コンディションの良いものが手に入れば(あるいはリコーンして)、
4312はウーハーを拘り仕様に換装する。
中高域のスピードに低域がついてきてこそのジャズである。

ちょっとばかり辛口で、安くておいしい、ジャズ、ロック御用達の最強のブックシェルフの
出来上がりというわけだ。

      Miles at the Blackhawk

帝王マイルスのハンク・モブリー〜ウイントン・ケリー時代の
コンボによるライヴ録音。
これは分析をせず刹那を楽しめばそれで良いアルバム。
モブリーを腐してはいけない、これはこれで良い味出しているではないか。

「Round about Midnight」などにみられる、
オラオラとマイルスのソロがモブリーやケリーに、
パワハラのような無言の圧力をかけて来ようが
そこはライブ録音だ。
スタジオみたいにいつもダメ出しをされてたまるかとばかりに、
あのウイントンケリーが、レッドゾーンまで弾きまくるではないか。
クビになったら、その時はその時だ!とばかりに。
モブリーは実際に後年去ることとなったわけだが。

CDを買うなら、これのボックスセットコンプリート版がある。

金曜と土曜のセットを箱に入れたもの。箱といっても大層な量ではなく、ほんの数枚だ。

(IN PERSON FRIDAY AND SATURDAY NIGHTS AT THE BLACKHAWK)
普及版が気にいったら、このボックスの完全版を買い、

「ゴッドファーザー1.2.3 」のように、通しで聴いてみるべし。

ゴッド・マイルスの凄さと、楽団員をあごで使う我が侭さとの、両方味わえる。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12602478429.html?frm=theme

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JBLのスケールダウン化 【老前整理以前に買い替える】vol.1
2015-07-26
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500252011.html?frm=theme

老前整理、終活といずれ他人事ではない
厄介な作業を前に、オーディオ機器の断・捨・離も
進めるという話は前回から書いてきた。

一人で持てないオーデイオ機器は持たない。
現実には辛辣な言葉だが、早めに実践して何ぼでもある。

そしてもっとも大きく、重くやっかいなものがスピーカーでもある。
しかもスピーカーというやつは、同じものが2台もあるのだ。

来たるべき日の老前整理にあたふたしないためには
ここを早めに整理しておくと、”後が楽”なのは言うまでもない。

一人で持てる重量が30kgは米一俵の約半分である、
一瞬ならば持って持てない事もない。
しかしだ、現実に傷をつけないよう気を遣いながら
クルマまで運ぶ、家の中で移動する限界は
20kgまでである。これとてしんどい作業ではある。
実際に動かさずとも、動かす事になった時を想像してしまうと
しんどいのだ。

では製品ラインナップが多く人気のある例えばJBLのものではどうだろう。
20kgあたりの重量でと考えるとせいぜい30cmウーハーのブックシェルフは
限界であろう。
最初に最大サイズと最大重量のものを決めてしまえば
それより小さなものを選ぶのは自由であるし、
質的なもの以外はそうも苦労はしないだろう。
そうなると古くより存在した
4310やL100、L-44などのサイズがそのスタンダードになるのではないか。

JBLという会社は異様に大きな口径のスピーカーを
これまた小型の箱(エンクロージャー)に収める傾向が強く
小型フロアー型で言えば、ランサー101などは最たるものである。

この機種に使用したLE14Aという白いコーンの35cmウーハーを
L100などとほぼ同一のサイズの箱に無理やり収めた
L99アテナという製品が存在する。
フロントグリルはオリンパスも含めて長野県の工場で製作された七宝組格子を使った
前述のランサー101と同様の
古典でオシャレな外観を身にまとったものである。
もっとも大きなブックシェルフはこの機種だが
ほとんど誰も知らず、中古で現物すらそうそうお目にかかれないとあっては
現実的ではない。
で、候補作の筆頭は先の4310やL100といったコンシュマー版が
存在し4312は現在に至るも連綿と継続する
伝統的なこのスピーカー4312に焦点を当てたい。
サイズは幅362×高さ597×奥行302mm
重量は20kg前後である。
最大値にぴったりとハマったのだ。

程度が良いものがあればの前提で中古品を探すなら、L26、L88、L40や50、4301、
4313、山程これに近いものがある。あくまで程度の良い物だけだ。
が、あとあと考えれば新品で行きたい。
現行商品ならば、微妙に型番末尾は違うようだが、4312は今でも販売されている。
これが驚きでなく何なのだいうわけだ。
スピーカーのシーラカンスと言われ続けても
このスピーカーにはそれだけの説得力がある。
オールドJBLが好きな人は、このシーラカンス状態が好きで付き合っているわけで
B&Wなどは、この古臭いJBL信者には異教徒の世界位に思っているふしがあるのだ。   【続く】
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500252011.html?frm=theme


JBL サイズダウンへ(4312など) 【老前整理以前にする事】vol.2
2015-08-01
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500252050.html?frm=theme

ホワイトコーンは目立つ。

JBL 4312 vol.2  (断・捨・離)

個人的に思うにこのスピーカーの魅力は、JBLの大型スピーカーを
彷彿とさせるその鳴りっぷりの良さだろう。
コントロール・モニターとは書いてあるが、モニターライクではけっしてない。
うねるようなグルーブ感ややら、ざわざわとしたジャズのライブで体験するような
ざっくりしたリアリティ、きちんと追い込めばそれはそれで
音を分解し正確に再現し得る力量も併せ持つ
不思議なスピーカーでもある。
ツイーターも4311や4312の初期のコーンタイプでなく
ドームのものが良いと思うようになった。

スピードの遅いウーハーの鈍さはやや気になるが
一連のJBLの強力ユニットとしては若干物足りないのも事実。
これに使うウーハーは123Aだとか2213Hだとか
似たりよったりの型番で、D123という30cmのフルレンジのウーハー版である。
設計者と推測するロカンシー自身、口を閉ざしており彼の設計なのかどうかは
はっきりしていないのである。

謎のままのD123は磁力不足のユニットで立ち上がりは甘いが、美味しいところをうまい加減にごまかして聴かせるテク二シャンである。
その系譜である以上、磁気回路に不満が出たり多少足がもたつくのは
我慢だ。

そしてネットワークはウーハーがスルーされており
それが理由で伸び伸びとした再生をするというのも
間違いで、D123でもだがピークとディップを
そのまま垂れ流す方がよほど問題で
個人的にはフルレンジで顕著な耳障りなピークはとってしまいたいと思う。
(大昔に言われたアンプがプアな時代にフルレンジならLを入れずに
スルーさせるというテクニックが最良とされる迷信が未だ存在するのだ)

結論としては、唯一の大きな欠点といったら、
先ほどから言うように、その少し締りのないもたつく低域位のものである。

そしてこの4312のシリーズは、オーディオマニア用だけでなく
ミュージシャンズ・スピーカーでもある。
喜太郎氏や山下達郎氏などミュージシャンはじめとして
このスピーカーの愛用者は多いと聞く。
オーディオ・オーディオしないところも好ましい。

このスピーカーのサイズをして最大と考えれば、
あとはスケールダウンしていけば良いだけだ。
最大値がこのスピーカーなら楽な話である。
マンション住まいだと、このサイズでも厳しい場合もあるかもしれないが、
JBLに拘るならばここからミニマイズすれば良いし
ヨーロッパのスピーカーならもっと小型で
精緻な再現をするスピーカーも選択肢に入って来る。

今回はJBLを前提の話であるし、
個人的にもこの問題は通過してきたわけで
実際に私自身の手元にも4312はある。

中古でしか手に入れる事はできないが
他にLE8Tという20cmのフルレンジスピーカーを収めた
L44やC53、サンスイのSP LE8Tというシステムも
ほぼこの4312と同一のサイズでもある。
(サンスイのSP LE8Tは元々JBLのリブラという機種のほぼコピーであり、
基本的コンストラクションは4310へと続くのだ)
もう一つの魅力はこのスピーカーは”安い”という事である。
円安で値上げはしたとはいえ、それでもこの性能なら
お値打ちというしかない。
新品で買って、死ぬまで傍で使えるスピーカーの最右翼であり、
一人で持てる最大の譲歩できる糟糠のスピーカーではないのか。

個人的にごく一般的な日本の家庭環境と
さんざん、音機械を弄り回した、あるいは弄ばれた御仁達の
終着駅としてこれは良い選択ではないのか。
それでも断・捨・離を進めたいのならば、もうこれ以上は何も言わない。

最後にこれは描いた餅でなく、実際に食べられる
餅のような存在なのだ。
ここをもってくだり坂のスタート地点ならば、あとは追い風のクルージングだけだ。

歴史的なベストセラーになるのも頷ける。

4312E

https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500252050.html?frm=theme

▲△▽▼

JBL4312SE【20kgの壁】その1
2018-02-01
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500256927.html?frm=theme

使いもしないオーディオ機械を部屋に並べ悦に入っている(だろう)方々の写真を時折みるがスピーカーを駅前の雑居ビルみたいにスピーカーをにょきにょき並べるわ、塗り壁やブロック塀みたいに積み重ねるわ、
アンプはこれまた積み木のように上へ上へと何段も積み重ねる。
かつての名器だったかも知れぬが、オーバーホールもしてないような今はただの中古品をそんなに部屋に持込み、一体何をどうしたいのである。

本人にとっては、往年の名器、過去の栄光の高級品で拘りのオーディオ機械だろうが、家族にとっては音響機械と言う名のゴミ屋敷の一つでもある。
ネット上で、今日のハー○オ○など、リユースショップのリポートをして何がしたいのかである。

JBL 4312E

「一人で動かせないモノは、買わない、部屋に置かない。」

ここ10年程の中で、今後の残りの人生の中で、好きな音楽を聴いていく環境造りの中で、これが自然に導き出てきた音機械に対する在り方であり関わり方といえる。
「一人で持てないオーディオ機器は使わない」
結局はそこに行き着く。
何回かに分ければ、女子供でも廃棄が出来る音楽ソフトと違い、テコでも動かないようなものの多い、音の機械だけは、自分の手で整理して身軽にしておきたい。
そう考えている。
未だに興味のあるものはなくはないし、あれいいなと言う気になるものがなくはないが、それらも、妄想の中で自己完結させている。達観の域にははるかに遠いにしても、そこまで物欲に苛まれる事もなくなった。

一人で持てない機械の個人的に定めた重量は【20Kg】とボーダーラインを決めている。この将来の終活や断捨離用基準値は、以前から提唱してきた。
第三者の判断としても、この【20Kg】は、運送関係や相撲取りは別として、一般的な成人男子が一人で持てるギリギリの重量ではないだろうか。

無理をすれば30kgでも、何とかいけないこともないし、
白いスタジオモニターの4320だって一人で持ちあげた事はあるが、
それは昔の話しだ。
皆、新しく機械を買う際には気分的に高揚しており、重さの事などすっかり忘れているのだ。
火事場のばか力が出てもおかしくはないが、気がつくと、あとになって腰に激痛が走ったりもする。


現実的に可搬できる具体的な機種のスピーカーを例にとってみると、
JBLの有名な4312シリーズがこれに充当しうる。
昔はコンパクトで普通のブックシェルフだった4312も、今の小型化が進んだ基準から言えば結構大きいサイズの部類になってきてしまったと思う。
若い人に聞いても、デカいという。しかもステレオだから、これが2本必要になる。
約36x60x30cmのサイズで20kg以下。
よって、この4312が最大サイズと言って良く、これを基準に考えれば分かりやすい。
(続く)

刷新された頼もしいカタチのウーハー

https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500256927.html?frm=theme


JBL4312SE【20kgの壁】その2
2018-02-02
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500256937.html?frm=theme

(続き)
スピーカー重量の持てるサイズの指針のようなJBL 4312。
これらも進化しており、4312E というモデルが現在の型で
例のD-123をアレンジして、ウーハー化した123Aそのプロ仕様の2213が長く君臨していた。
4312Eではプアだった磁気回路が、それまでの123Aのアルニコ〜フェライトから
ネオジウムの磁気回路を奢り、AL1500ウーハーのようにバスケット全体も現在主流の奥行きの深い次世代ドライバー・タイプへと変更された。
しかしサイズは変わらず 362x597x298 mm 重量も 18.1 kg 
これで安心の一人で持てる重量のハードルはクリアしたのだ。

ところが、最近新型機種を投入してきたのだ。
それが、4312SEというモデルである。
ウーハー用コーン・ドライバーに4429で使った次世代のネオジウム磁石の1200ウーハーの姉妹ヴァージョンを使ってきた。
音を聴いたわけではないが、4429のオールコーンバージョンみたいなものだ。
それはそれで良いのだが、問題は重量だ。

18kgの4312Eから4312SEだと一挙に25.2kgになってきている。
ウーハーも重そうだが、MDFの板材も厚くて高密度な予感がする。
そうでなければ、7kgの重量増の原因が納得できないのだ。
うーん、25Kg となるとさすがに悩む数字だ。
持って持てなくはないが、一人で持てるサイズ、重量は最大で20kgで、もっと楽に移動できてサイズも出来れば4312より小さなものに越した事はないのだ。
ここで、20kgの断捨離協定ラインを超えれば、なし崩しに大型への道へ進んで(戻って)しまう気がする。

加齢の憂いも今のところなくて、まだ体力気力もあり、この先当分、スピーカーと格闘する根性のある人にはどうぞと言っておく。

JBL4312のノーマルというか今までの歴代機種も、ALの515や130系のような低域のスピード感を知っているものからすれば、
唯一の欠点である30cmウーハーの鈍い低域のもたつきさえ我慢すれば
かなりの名器だと今にして思える。
音楽ファンで身辺整理や終活の準備をするなら、この4312から逆に、サイズダウンをしていくのはどうだろう。

実際に聴いた事はないが、ジオラマのような4312Mなる小型で面白い機種も存在するようだ。
ATCのSCM-10やSCM-20、オーバーホールされたコンディションの良い、セレッションのSL700があったら中古であっても、それも良い選択肢だと思う。

ATC SCM20

https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500256937.html?frm=theme

3. 中川隆[-9925] koaQ7Jey 2020年11月15日 15:50:39 : WBwhDwKyTw : MGZIdEtpL1hETS4=[35] 報告
JBL LE5(2105)のこと 2015-12-26
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500252749.html?frm=theme

4312の肝のようなドライバー・ユニットだ。
JBLのこの有名なミッドレンジは、LEシリーズの末弟。
スクエアクル型バスケットの中でも最小。
やった事はないがLE14Aと並べたら、親子以上のサイズの差。
ガチガチのエッジで固められているのは
低域の振幅を必要としないから。
という事は、立ち上がりは相当期待出来るという訳である。

JBLのあまたあるブックシェルフからL220のようなフロア型
に、4ウェイ・スタジオモニター種の4315あたりまで
それはかなり広く汎用されている、都合良い器用なコーン型ドライバーユニットなのだ。最も目にするのが、コントロール・モニターの4311や4312。
型番はプロ用の2105になる。実際型番は違うが同じモノである。

LE5もその時代によって末尾が微妙には変化をする。
LE5−1から始まり数字が増加していき、途中アルニコXからフェライトに変わり
最新モデルでは、アルニコをはるかに凌駕する物理的には最強磁束係数の
ネオジウムへと変遷を重ねてきた。

このLE5が最も効果的に使用されてきたのが4312で、
JBLのブックシェルフタイプの中でも、一際存在感のある用いられ方をしている。

JBLのブックシェルフには、LE5系を使用の3wayモデルは多数あるが
いずれも、バランスを崩してしまっている中で、
4312は12inchの2213と上手いことバランスを取って
ホーンライクな抜けの良い実態感のあるミッドとしての力量は大変なものと言える。
もっさりした2213(123A)なる、磁気のプアな
鈍い白いコーンのウーハーにムチを入れるのは、
むしろLE5のあったおかげとも言える。

最近、LE5を再認識しているところだ。
一見粗野っぽいのだが、その実綿密な計算をしながら
音を構築している。そんな印象を持つが、
たぶん、LE5とハイは伸びず粗っぽいだけのLE20-1に代わって登場した
ドームのツイーターがなかったら、JBLのブックシェルフは総崩れだったかもしれない。

懇意にしているPA屋さんの事務所では、LE5をバックロードホーンに入れて鳴らしている。一方で、こういう使い方もあるのだ。

”断捨離”の一環で、整理と小型化へ向かい始めたスピーカーだが、
もう一度使ってみようと20年ぶりに導入した4312だが、
ジャズにおいては、どうしても”もたつく”スピードの遅い
白いウーハーの印象は相変わらずだが、
ミッドからハイにかけては、中々侮れないバイプレイヤー達でもあって
隠れた名器がLE5というドライバーユニットなのだ。
4312の人気の秘密のいくつかの理由が、ここでも理解出来る。

4312の場合、男一人でも、何とか持てるのはありがたい。
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500252749.html?frm=theme

▲△▽▼

JBL D-123とMilestones 2017-12-09
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500256491.html?frm=theme


JBLとしては有名なD-130の陰に隠れ、今一つ目立たず人気の出なかった30cm(12inch)エクステンデッド(広帯域)スピーカーのD-123 。
ゲストさんに質問されるのは、「D-123を使ってみたいのだが、どうなの?」と言う事らしい。
130系ほどユーザーも多くはなく、関連情報が豊富ではないので、足がかりが欲しいようだ。背中を押してもこっちとしては責任はとれないが、スピードのあるガツーンとくるジャズやハードロックでも聴かない限りは、使い易い穴馬的ユニットなことだけは保証する。

設計は伝説のランシングでなく、B・ロカンシーだろうと言われるが、原型はウエスタンの汎用型Wallmount用のものではないだろうか。
(他には、彼の設計だと言われる、かの075もJBL以前に原型があったと私は推測している。それはロカンシーがある組織にいた時代に遡るのだ)

Wallmount用なら、この浅い頂角に、やはり奥行きが極端に浅いフレームも全てが納得できるのだ。
一応アルニコの磁気回路だがその恩恵はそれほどない。
130や131の強力な磁気回路からすれば、それは貧弱である。
その分、コントロールがし易く、比較的小さな箱に入れても失敗がない。
設計は比較的古いものだが、その割りに低域は豊かに鳴る。
これは磁気回路がプア故もあるが、壁埋め込みスピーカーとしては小容積でも低域はある程度出したかったのだろうが、箱に入れるなら、バランス上はバスレフがお勧め。平面バッフルも後面開放型もホーンロードにも全く適さない。

とにかく”箱に入れるのがベスト”で、比較的小型のバスレフで豊かに低域を鳴らしてやると、JBLとしては見た目よりマイルドな音になってくれる。
中低域の瞬発力に中域の押し出し等は、ランシング設計による設計のD131やALの600Bには及ぶべくもない。
音楽なら何でも聴き、比較的柔らかで聴きやすく、小さな箱でも軽めだが低域の比較的伸びたD123は、使い易いスピーカーといえ、早い話2ウエイ入門JBLである。

尚、ツイーターはJBLの075だとエネルギーが強すぎる。7K位のクロスならそれもいいが075を7kで使うのはミッドが2inchドライバーの375の場合のみで075は130、131等のじゃじゃ馬に合わせるのが妥当な選択。
123ならばJBLに拘る必要性もないため、もう少しエネルギーの弱いツイーターが良いと思う。
他に贅沢だが、音の甘い175ドライバーも意外やマッチングするが価格差を考えると躊躇する。

箱を自作するなら磁気回路はプアな為に容積は80〜100L程度で十分、そして必ずやバスレフとし、下まで豊かに鳴らすことによってJBLとしては比較的甘い聴きやすい音が生きてくるはずだ。
SRやギターアンプで強みを発揮するD130やD131等とは違い、ステージモニターなどには使えない。
JBLとしてはエネルギー感が弱いので、ジャズだけに特化せずに、オールマイティーなジャンルをカバーする使い易いシステムが出来ると思う。
セシルテイラーユニットのような、ゴリゴリ、ガツーンに拘らないのなら買っても良い。
但し、中古でしか手に入らない為、外れを掴まされるリスクは必要である。
(中古・骨董オーディオはどれもリスク覚悟ではあるが)


D-123はオールマイティなソースへの多様性を持つ。
コーン紙は薄く磁気回路がさほど強くないのが幸いして、
一般のポピュラー音楽などJBLとしては楽チンで鳴らせるが、
それでもこの頃のジャズなどは得意分野である。
Miles Davisの本日の定食のような、「Milestones」等なら、ご機嫌に鳴らしてくれるはずだ。



https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500256491.html?frm=theme
4. 中川隆[-9859] koaQ7Jey 2020年11月17日 17:12:28 : GmJ0HtwMbI : NzRCRVhEMHdYY1E=[45] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
古いスピーカーを蘇らせる1方法 2017年05月24日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2128de693d9783cdb16456c6810847d6


1950〜1970年代の古いスピーカーは「高域がダラ下がり」の周波数特性のモノが多い。これはユニットが古いから・・・と思われているが、意外とユニットは非常に優秀で有る場合が多い。

3年ほど前にJBL#4311の「SP箱内配線」を交換した事が有る。#4311はオールコーン型で、ノーマルだと高域ユニットLE25の高域はそれほど伸びていない。また粗さも目立つ。この特性が「JAZZ向き」と思われているが、実際に自分の作ったケーブルに交換して分かった事は、このLE25は非常に優秀なユニットで有ると云う事。配線交換後、ビックリする様な高域が出て来た。まず高域の伸びは最近のドーム型など及びもしないほど良く伸びている。フラットに伸びている。だから荒れた音など出てこなく、非常に伸び切った密度のあるサウンドを出してくれた。まさに「目から鱗」の状態であった。

ケーブルにはそれぞれ「周波数特性」が有る。単純に「メーカー純正」のケーブル(配線)と云うだけで、鵜呑みに出来ない。現在でも「ケーブルに周波数特性」が有ると知っている方はまずいないと思う。一般に使われている銅線ケーブルでは15000Hz以上の再生は望むべくもないと、私は経験上判断している。高域特性の良いケーブル(配線)に交換してやれば「高域不足」は感じなくなる。それだけ昔のユニットは潜在的に優秀な場合が多い。

ただ注意すべきは、「高域」のみケーブル(配線)交換してはいけない点だ。低域〜高域までフラットに出せるケーブルを使う事だ。世の中になければ作り出してでも使って欲しい。自分はそう思ってケーブルを開発してきた。高域のみケーブル交換すると、低域や中域と「音数」(容量)や「スピード感」、「質感」が揃わない。やはりここは統一して使うべきだろう。

実際に最近のカナレの安いケーブルで実際にやって見たらその効果が判るだろう。最近のカナレの安いケーブルでもメーカーオリジナル配線よりは「周波数特性」や「伝送容量」の点で優秀だと思う。WE16GA〜14GAあたりでも面白いと思う。個人的にはカナレやWE14GAあたりでも「力不足」だと思っている。もっと上級の「周波数特性の良い」、「伝送容量のデカい」ケーブルを使えば更なる改善が出来ると思う。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2128de693d9783cdb16456c6810847d6

5. 中川隆[-9840] koaQ7Jey 2020年11月17日 17:57:13 : GmJ0HtwMbI : NzRCRVhEMHdYY1E=[64] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
メインシステムはマルチアンプ方式、サブはネットワーク方式 2017年02月16日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a4a7ddb7ba9654eaecb318c6cabcbef4


マルチアンプ方式は大掛かりで有るが「音質」はこの方式が最高だと思う。低域・中域・高域(+超高域)の3ウェイ&4ウェイ方式のマルチアンプにすると「音数」が全く違う。メインシステムにはマルチアンプ方式のSPドライブが最適だと思う。

大概の方は一度は挑戦して挫折している経験をお持ちだろう。このマルチアンプ方式でうまく鳴らす方法は「ケーブルを揃える事」がキーポイントだと思う。@電源ケーブルを全て同じものにする事 Aラインケーブルも全て同じもので統一 BSPケーブルも同じケーブルでそろえる事 だとたどり着いた。

マルチアンプを失敗した方は、大概ケーブル類の統一をしていなかったのではないか? アンプの「直出し電源ケーブル」方式で、電源ケーブルが全てアンプで変わっていたり、SPケーブルを低域・中域・高域で違う種類のモノを使っていたのではないだろうか? それこそ「寄せ集め」ケーブルでマルチアンプにトライしてはいけないと思う。

@電源ケーブル・・・機器の質感を揃える
Aラインケーブル・・・電送力を揃える
BSPケーブル・・・質感を揃える

という統一化をしないと、うまく繋がらない。ケーブル類を統一しないと音のバランスが上手く取れないのです。この場合、機器は同じである必要はない。ケーブルで音合わせをしてくれます。

大掛かりなメインシステムには簡易なサブシステムが欲しくなります。毎日沢山のSWを入れて聴くのも大変です。シンプルなネットワーク方式のサブシステムが安心感を与えてくれます。

ネットワーク方式もチョークとコンデンサーを使ったネットワークが一般的ですが、個人的には「コンデンサー」1個のみで低域をカットした6db octで十分だと思っています。

それよりも大切な事は「低域ユニット」をフルレンジで鳴らす事です。

低域への接続は「ダイレクト」に接続し、中・高域は各々コンデンサー1個で低域をカットする方法です。LBL #4311やL-100はこの方式で作られています。#4311やL-100の音の良さは「低域をフルレンジ」で鳴らしている事だと思います。低域に一切の「抵抗」が入っていない状態で接続されています。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a4a7ddb7ba9654eaecb318c6cabcbef4

6. 2020年11月22日 09:55:11 : H93B5zIOcQ : NUh1bTIxT0YvRmM=[18] 報告
Whistle Stop Cafe U

30p口径への勧め(前)2020-11-20
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12639173259.html

サンスイ SP LE-8T
https://ameblo.jp/oohpopo/image-12639173259-14854146915.html


以前スピーカーエンクロージャー(箱)の黄金比の事をここで書いた事があった。
黄金比と言っても、デザイン上や心地よい感性的な視点でのものではなく、
家庭へとスピーカーを持ち込んだ際の収まりの良いサイズであり比率であり、
強いてはライブな質感や空気感を損なわずに、
設置や移動にも一人で持てる質量であり、サイズを追求していくと
自ずとその適宜なサイズというのが決まってく来る。

その基準になったのがARでありJBL。どちらもアメリカの東海岸と
西海岸を代表したラウドスピーカーメーカーである。
ARの小型ブックシェルフのAR-3Aが全米で大ヒットしたのを受け、
JBLも家庭用の小型スピーカーに力を入れていた時期に、
Lancerシリーズの箱の基本形となったのがあのCシリーズ。

中でもLE-8TやLE-10Aなどをビルト・インさせた汎用型の箱(エンクロジャー)は
日本のメーカーへも影響を与えた。

JBLとしては暗い傾向でマイルドな音のLE-8Tという
フルレンジのドライバーを入れる箱にC-53やC33、C44などの
サイズが約36x60x30cm(幅・高さ・奥行)
以降この36x60x30cmが最近までスタンダードになっていく。

スタジオモニター4312の初代モデルの4310もおそらく
このC-53などの箱を流用し当初は設計されたと思われる。
ゆえにJBLのブックシェルフの古典サイズは
36x60x30cmから逃れる事はできない。

さらにサンスイ電気が日本は信州の工場で作った箱に、8インチフルレンジLE-8Tを収めて
作ったのが”SANSUI SP LE-8T”である。
実はこのスピーカーのサイズも約36x60x30cmだ。
もっともこれは、JBLのC-53のcopyのようなものだから、それは致し方ない。
(ただしである、JBL側はサンスイ製のその箱へapproved(承認)を出さなかった。
その話は又いずれ)

サンスイ SP LE-8T
https://ameblo.jp/oohpopo/image-12639173259-14854146944.html
(約36x60x30cm)

古典的かつブルージーなピアノトリオ

US THREE / HORACE PARLAN
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12639173259.html


30p口径への勧め(後)2020-11-21
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12639332473.html

さて本題である。

ブックシェルフの家庭用黄金サイズともいえる
36x60x30cmの箱に、16cm一本でも LE-8Tのように8インチ(20cm)のドライバー1本だけ
入れても箱のサイズに変わりはない。

                     JBL 4312WX(写真・中央)


先にあげたスタジオモニターシリーズの4312ではどうか。
これも、約36x60x30cmと同じである。
だがこちらは3ウェイで、ウーハーに12インチ(30cm)を奢っていても、
サイズは同じである。

D120(2130)などのエキステンデッド系でも、ウーハーでも良いが
低域側のドライバーのサイズで実態感の伴う再現となると、30pの口径は必要で

(譲ったとしても、25p以上)
20pのLE-8Tでは残念ながら力不足だ。

16pだ20pだのの口径というのは、小音量でピアノやヴォーカルをひっそりと鳴らす程度であって
ジャズのリアルで熱いエネルギーを再現するには力不足だ。
20pという口径では箱庭的なジャズ再生となり
聴いていて寂しくなるものだ。

かくしてマイルドで口径の小さなLE-8Tでは、いつか必ず物足りなくなる。
これは小型のスタジオモニターの4301のような20pウーハーを使ったものにも
言えるが、小音量でも空気を振動させ、実態感の再生を求めるには30p程度の
口径が必要になってくるのである。


結論。専用の部屋があれば別だが、
36x60x30cmというサイズは日常の中で使用する家庭用としてギリギリのサイズだ。
ならばこのサイズで最も効率よくパフォーマンスを発揮させるとしたら
30pウーハーの4312だ。

個人的にはあの磁気の弱く、反応の重いウーハーの立ち上がりが好きではないが、

(まあ、そうしたウーハーのもっさり感が、ハードなジャズ以外のソースでは生きてくる場合もあるともいえる)

それでも全体的には、JBLの歴代ブックシェルフでは最高傑作だ。
しかも4312Eまでなら重量も20kg以下で収まる。

これはいつも提唱する、人生で50才を過ぎたら、一人で持てない音機械は買わない、持たない。
(ぎっくり腰防止もあるが、来るべき終活において、将来、家族や他人に迷惑をかけない為にも・・。)
サイズも質量も30pの低域用ドライバーも、
全てがこれにて何とかクリアーするではないか。

ゆえに36x60x30cmの汎用性の高い黄金サイズを家庭で確保できるなら
訳の分からないブックシェルフを買わないで、4312系にしておけば
安心してライブ気分で、音楽を聴いていられるという事なのだ。


輸入ジャズアルバムを置いてある店を散策すると思いがけない

佳作にあたる。今では一部のコアなマニアの評価を勝ち得た名作。

     SWEET CHOICE / KLAUS WAGENLEITER TRIO

            安心のケニーバロンに、外れなし。

https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12639332473.html

7. 中川隆[-9732] koaQ7Jey 2020年11月22日 10:08:14 : H93B5zIOcQ : NUh1bTIxT0YvRmM=[24] 報告
Whistle Stop Cafe U

60x36x30cm【JBL黄金サイズ】1 2019-04-02
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500260539.html?frm=theme


イメージ 1
JBL C-53 LIBRA


JBLのブックシェルフタイプのエンクロージャーで汎用性の高い機種に、
C-53 LIBRA(”リーブラ”と読む * リブラ、ライブラは間違い)なるコンパクトな箱がある。(コンパクトといっても、デスクトップSPが人気の現代の感覚ではかなり大きい方)
C-53のサイズが、高さ、幅、奥行きで 23½x14x12¼inch
cmへ換算すると 58.75x35.5x31cm
これがその後の、JBLブックシェルフの伝統的な黄金ベース・サイズ ”60x36x30”になるというわけだ。

参考までに、JBLのLE-8Tを収めた「サンスイ SP-LE8T」が約60x36x30cm(重量は約17kg)
イメージ 2

ぴったしカンカンで、ほぼC-53と同サイズ。

実はサンスイ SP-LE8Tは想像の通り、C-53を参考にしたというより
そのままパクっているわけで、サイズが同じなのは言うまでもない。
しかしサンスイ製C-53は製品化に際し、JBL本社が商品名にJBLの名称を使用することを最後まで承認しなかった。

箱を鳴らして音を作るというJBLのオリジンまでは真似できなかったのだ。
当時、JBLはオリジンの箱に入れてなんぼというのは、瀬川冬樹氏も指摘していた事である。

よってJBLの銘板は前面の檜格子ネットには、最後まで付かなかったのである。
何でだろうと?思った人には、これで長年の疑問が払拭されたはずだ。
(続く)
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500260539.html?frm=theme


60x36x30cm【JBL黄金サイズ】2 2019-04-03
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500260549.html?frm=theme


 No.2
JBL C-53 LIBRAは、JBLお約束のシステム・チャートが用意されるわけだが、
それを見ると、高級仕様はコアキシャルタイプのLE-14Cが収まる。

イメージ 2

LE-14C又はLE-14Aが収まる横幅というのがポイントで、
LE-14のフレームの横幅が、12¾Inch(324cm)と、とてもコンパクトにできている。
324に板厚15x2=30 合計で334 C-53の横幅に一致する。

何故このサイズかというと、当時ARの小型ブックシェルフが人気を集めており、
JBLとしても小型ブックシェルフの小さな箱から豊かな低音の出るシステムを戦力として送り出すのが至上命令だったのである。
こんな小さな箱に14inch.ウーハーをあてがい、ARに負けない低域を担保したかった。C-53とLE-14は、こういった時代の要請において登場したといえる。

ゆえにバッフルサイズ一杯に使うという暴挙を、JBLと言う会社はやるのである。
(続く)


イメージ 1
C53(LE14A/LE20)

https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500260549.html?frm=theme


60x36x30cm【JBL黄金サイズ】3 2019-04-04
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500260570.html?frm=theme


イメージ 1


日本ではC-53がLE8T用との認識が強いが、LE8T用にはすでにL-33という
専用の箱が用意されていた。このL33の横幅は32cmだ。
L-33ではLE-14がどうやっても入らない。
そこでLE-14からLE8Tまでもカバーする、汎用性も兼ね備えた新しい社命の元、
C-53 LIBRA エンクロージャー(箱)が登場したのではないのか。

そしてLE14CやLE14Aはそれの専用システムとして、
七宝組格子をフロントグリルに奢る贅沢なランサーシリーズのL-99を世に送るわけだが、基本的な箱の設計はC-53と同等だ。

この組格子はオリンパスやランサー101が有名だが、L-99も実に瀟洒でオシャレな意匠に仕上がっている。

イメージ 2


そして後年になり、このラインを真似たのが、JBLのエクステンデッドレンジ系のドライバーを用いた、サンスイのモニターシリーズ Monitor#2115、同#2120、同#2130の各シリーズになる。
(続く)
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500260570.html?frm=theme


60x36x30cm【JBL黄金サイズ】4 2019-04-05
https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500260596.html?frm=theme

イメージ 1


さて、C53はこれで終わらない。
C53の箱を再利用したものに、あの著名な4311、4312の原型でもあるスタジオ・モニター4310がある。

イメージ 2

60x36x30cmに収めた3ウェイは、今も生産の続く4312E へと続くわけだが、
未だに愛されるのは、この絶妙のサイズと比較的軽い重量で家庭に収めるのにも
ギリギリのサイズ。

このサイズこそを生み出した偶然のきっかけは、14inchのLE-14を収める必然があったから生まれたものだ。
4312に、L99、C53=サンスイのSP-LE8Tと派生機種を多数産む事になる。
60x36x30cmというサイズは、JBLのブックシェルフスタンダードとなる。
これが黄金サイズであるのは、そうした理由による。

家庭用として音にも拘る音楽ファンが使う分には、たぶんこれ以上大きく、重くなってしまうと、結構使い難くなる。
JBLの黄金サイズはこれが上限で、そこを分かっていたA・ウォルフ氏の黄金期JBLも商売上手だったのだ。

https://ameblo.jp/oohpopo/entry-12500260596.html?frm=theme

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