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フルレンジ スピーカーの口径について
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1120.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 11 月 17 日 12:25:07: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: スピーカーの歴史 _ 何故、過去に遡る程 スピーカーもアンプも音が良くなるのか? 投稿者 中川隆 日時 2018 年 5 月 13 日 17:38:20)

フルレンジ スピーカーの口径について


Mr.トレイルのオーディオ回り道
フルレンジSPの口径について 2018年09月24日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/246dddee27f318c1ada567cabe290e30

フルレンジユニットは古くは「ロクハン」(16cm)ユニットが有名でした。ダイヤトーンP-610等沢山のユニットが有りました。20pユニットもテクニクスの「ゲンコツ」やJBL:LE8T等有名なものが沢山有ります。ヨーロッパのユニットは1970年代にはあまり知られていませんでした。ドイツやチェコにも良いユニットが有ります。ドイツのユニットは「パリッと乾いた」コーン紙で人の声など非常に良い再生音を出してくれました。

フルレンジユニットと云っても、シングルコーン、Wコーン、同軸2ウェイ等様々なユニットが世に出ています。同軸ユニットで有名なのがタンノイとALTEC。こちらはネットワークも入っているので本格的なSPシステムを作る事も可能です。

フルレンジユニットと云っても、口径が3cm〜38cmクラスまで在ります。一般的には16〜20pのシングルコーンユニットが代表的です。D130等38cm口径のモノも面白いです。1個のユニットで済むわけですので作るのも簡単です。

口径が違うと「低域再生能力」が一番変わって来ます。今年、オルソンの30pWコーンフルレンジを使って見て感心したのは、この低域再生能力でした。20p口径のLE8TやD208等とても敵いません。それでいて高域の再生も何不自由ないサウンドでした。

サブシステムには「20p口径」を頭の中に描いていたのですが、これからは「30p口径」を使う様にしたいと思っています。低域が豊かに出ると出ないでは大きな差が有ります。

ユニットもツルソニック・EV・JBL・ALTEC・ジェンセン・マグナボックス・GE・RCA等米国製や、イソフォン・テレフンケン・ジーメンス・サバ等のヨーロッパ系等沢山有ります。日本製も前述ダイヤトーン・テクニクス・ヤマハ・オンキョウ・コーラル・フォステクス等えりどりみどりです。

自分で1セット作って見れば、SPの内部の事が良く判るでしょう。特に「内部配線」には良い物をお使いください。自分もまたご縁が有ればトライしたいと思う事でしょう。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/246dddee27f318c1ada567cabe290e30  

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コメント
1. 中川隆[-9882] koaQ7Jey 2020年11月17日 12:26:07 : GmJ0HtwMbI : NzRCRVhEMHdYY1E=[18] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
部屋の広さとスピーカーのサイズ 2018年11月08日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/aefd6760e869265fb26076b2bdf6c0a1

日本の一般的なオーディオマニアのオーディオを聴く部屋の広さは「6畳」ぐらいだそうだ。東京近郊の関東圏では6畳の一部屋を使えるだけでも恵まれていると思う。元々の地元で農家や商売をされている方ならまた別の広さになるだろう。

田舎でもオーディオ専用の部屋になると職業(サラリー)の違いによって変わって来るだろうが、関東圏の部屋の価格を考えると田舎は確かに安い。一般的なサラリーマンでは6〜8畳程度が主流になるだろう。田舎で農家されている方なら土地が有ればそう無理しなくても大きな部屋を作る事が出来る。

6〜8畳程度の広さが一般的ならスピーカーのサイズは「ブックシェルフタイプ」(W350・D300・H600前後)で十分に事足りる。ウーハー径なら20〜30p口径で良いだろう。90db前後の能率が有れば十分。それ以上のサイズのスピーカーを使うなら「狂信的な」と云う表現になるかもしれない。

45年前のオーディオマニアの中では38cmクラスのウーハーが1級品だと云われていた。能率も96〜101db/Wの高能率型が良いと云われていた。これを6畳の部屋で使うとなると「狂信的な」と云う表現になる。そんな狭い部屋でも使える様にしたのが、JBLの#43シリーズのモニターSPやALTEC#620Aモニターだろう。当時はJBLが圧倒的に強くて、620Aなどを聴く処が少なかった。その関係も有ってか数が少ないので今では人気がある。自分でそのどちらも使って見て思うのは「雑誌の記事に踊らされていた」と思う。やはり、自分の耳で確認して初めて選択できる事なのだと・・・。

スピーカーで「表現」が変わるし、部屋とのサイズの関係も有る。年が若い方なら「自分の部屋に合ったサイズ」のスピーカーをお勧めする。間違っても「一人で移動できない」代物は避けるべき。良い部屋を持てた時に大きなスピーカーを入れたら良いと思う。ただ時間の流れで欲しいスピーカーが後日有るとは限らない。オーディオメーカーはどこも短命なのだ。そういう業界なのだと思う。

https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/aefd6760e869265fb26076b2bdf6c0a1

2. 中川隆[-9877] koaQ7Jey 2020年11月17日 12:46:30 : GmJ0HtwMbI : NzRCRVhEMHdYY1E=[24] 報告
Mr.トレイルのオーディオ回り道
オーディオで一番面白いのは同軸ユニットシステム 2018年08月12日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8a4492ce59a748fea5bb38f6371faeef


オーディオをやっていて一番面白いのは「スピーカー選び」。今までに沢山のSPを鳴らしてきたが「同軸38cmユニット」を使ったシステムが今でも欲しいと思う事が有る。

例えばALTEC 604-8Gを使った620AモニターSP。サイズ的に自宅で使うには丁度良い大きさで、能率が高いので1W/chのアンプで楽に鳴らせる。604系や605系は615箱や612箱に入れて鳴らしていた事もある。定位の素晴らしさがまず頭に浮かぶ。1インチスロートのコンプレッションドライバーが38cmコーンの中心部に同軸配置されていて、独特の鳴り方をしてくれる。結構スケールの大きい鳴り方をしてくれる。但し、オリジナルの内部配線では1/10くらいの性能しか出て来ない。内部配線のグレードが上がれば上がるほど性能アップしてくれるユニットだ。

こちらはタンノイHPD-385を使ったレクタンギュラーヨーク。タンノイHPD385は若い頃「アーデン」で使っていた事もある。その時は鳴らし切らずにJBL#4343と入れ替えた事が有る。アーデンよりレクタンの方がよりクラシック音楽に合う様に感じる。このSPを特製のムラードEL34ppモノラル×2台+マッキン:MX-110プリでドライブしていた時の美音も忘れ難い。

同じ同軸38cmユニットであるが、ALTECとタンノイでは性格が違う。ALTECはどちらかと云うとJBLに近い「生音の雰囲気」の音作り、それに対しタンノイは「箱鳴り」をうまく使って「雰囲気豊かに響き」を生かして鳴らすタイプ。このSPでブラームスの交響曲第2番を鳴らしていた時の得も言われぬ響きの良さに聴き惚れていた時期もある。

結局、同時期に現在のオリンパスシステムと自宅のSP-707J+αシステムを持っていたので、前述2種のSPは手放してしまった。私のJBLユニットを使ったSPシステムは「弦楽器」・「女性ヴォーカル」の質感と「ピアノ」・「ドラム」の質感を同時に満足させるサウンドを出して来ます。偏にDECCAリボンツィーターを使っている為。

同軸ユニットのSPは、ユニットの数が少ない事がメリットでもあるが、それがデメリットでもある。一つのユニットでは出て来ない音が有る事を承知して使わないといけない。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8a4492ce59a748fea5bb38f6371faeef

3. 中川隆[-9779] koaQ7Jey 2020年11月20日 06:54:37 : S5bGioZVpw : LjkueHFzZmNmeFU=[5] 報告
「音楽&オーディオ」の小部屋
必要悪の代表選手「ネットワーク」2020年11月20日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/692c49cef7c23da3fc8a8db989f85f21


「必要悪」という言葉がある。「広辞苑」によると「悪ではあるが、社会の現状からいって、やむを得ず必要とされるような事柄」とある。

けっして明るい前向きなイメージをもたらす言葉ではなく、どちらかと言えば「後ろめたい存在」といえる。

社会的にもいろいろあるが、実は「オーディオ」にも「必要悪」がありまして(笑)。

極端な話、「生演奏」と比べるとオーディオ機器はすべて必要悪みたいな存在だが、それではまったく話にならないのでシンプル・イズ・ベストの観点からいくと、さしずめ「スピーカー・ネットワーク」(以下、「ネットワーク」)あたりはその必要悪の代表選手ではなかろうか。

「ネットワークって何?」と訊かれても一言で説明するのは難しいが、簡単に言うと周波数帯域(人間の可聴帯域は20〜2万ヘルツとされている)を低音域、中音域、高音域などの所定の帯域に分割し、その音声信号を各SPユニットに送り届ける役目を持った道具とでもいおうか。

興味のある方はググってもらうことにして、とにかくこれを“付ける”と音が悪くなるのはたしかで、これ以外にもそういう機能を果すチャンネル・デバイダーという代物もあるがこれも所詮は音を悪くする部品の塊りなので使わないに越したことはないと思っている。

フルレンジ型のスピーカーをひたすら愛する人たちがいるが、それを使う理由の一つとして「音を悪くするネットワークを使わないで済むから」という答えが必ず返ってくる。実は自分もその一人だが、悲しいことに「分かっちゃいるけど止められない」(笑)。

ちなみに、タンノイの同軸型ユニットだって2ウェイなので当然の如くネットワークが使ってある。

手元の改造前のウェストミンスターの仕様は「クロスオーバー1000ヘルツ、12db/oct」となっており、以前、裏蓋の16個のネジを取り外してじっくり観察したことがあるが、見るからに音を悪くしそうな細い銅線を沢山巻いたコイルや抵抗、コンデンサーが沢山使ってあった。

もちろん、いい悪いは別の話でメーカー側の「音づくり」の一環なのでこればかりは部外者があれこれ口を挟む余地はないが、自分は大嫌いだったのでためらうことなく取り外した。

フルレンジ型スピーカーの再生帯域に物足りない人が、2ウェイ、3ウェイ型のSPシステムに移行していくわけだが、そのメリットは十分あるもののネットワークを使うマイナス部分をどれだけ意識すればいいのかと、ときどき思うことがある。

オーディオは常にプラス部分とマイナス部分の差し引きで考えるクセをつけた方がいいように思えて仕方がない。なぜなら自分が散々繰り返してきたような「高価な授業料」につくことの歯止めになるから(笑)。

とはいえ、ネットワークはオーディオを楽しむうえで絶対に避けては通れない課題なので、いかに音質への悪影響を最小限に留めるか、使う部品の銘柄などを含めて多大のノウハウがあって実に奥が深い世界だと思う。

研究に研究を重ねた方たちも沢山おられるし、正直言ってとても自分ごときが偉そうに語る資格はない。

以上、前置きが随分長くなったが、ようやくここから我が家の実例に入らせてもらおう。

4系統のシステムのうち、ネットワークらしきものを使っているのはこの1系統だけ。それも少々変わった使い方をしている。

まず、箱の上に載せている「スーパー10」(ワーフェデール:口径25センチ)をいっさいコイルとコンデンサーを使わず「フルレンジ」として鳴らす。

普通の音楽ソースならこれで十分だが、このシステムは「オーケストラ」と「重量級のジャズ」用なのでやむなく低音と高音を補強している。

低音域「スーパー12」は定評のある「ムンドルフ」のコイルを使って300ヘルツあたりでハイカット(−6db/oct)し、高音域のJBL「075」はマイカコンデンサー(絶縁体として雲母を使ったもの)で8000ヘルツあたりでローカット(−6db/oct)しており、これらを2台の真空管アンプで駆動している。

これで「ネットワーク」の悪影響を最小限に食い止めた積りだが、音質としても今のところたいへん満足している。

ただし、どなたにもお薦めするのはちょっと自信が無いのであくまでも自己流ということにしておきましょう(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/692c49cef7c23da3fc8a8db989f85f21

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