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ロジャース PM510 ・LS5/9
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1177.html
投稿者 中川隆 日時 2021 年 4 月 17 日 19:46:49: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 投稿者 中川隆 日時 2017 年 2 月 12 日 17:29:17)

ロジャース PM510 ・LS5/9

September 11, 2009XML
こんなものを買った〜RogersのスピーカーPM510 (1)
https://plaza.rakuten.co.jp/rzanpaku/diary/200909110000/comment/write/#comment

絶世の美女を手に入れた。

彼女は1980年ごろの生まれだから今年29歳。当時は88万円で売られていたそうだ。それを東京のハイファイ堂という店から送料込み198000円で買った。

彼女の名はRogersPM510という。松本の蕎麦倶楽部・佐々木で聴いてきたRogers5/8の弟分(というか妹分)にあたるようなスピーカー。5/8が専用のパワーアンプでバイアンプ駆動するようになっているのに対し、これは普通のアンプで駆動できるようネットワークが装着されている。片方で32キロの重さの割にサイズは大きく、部屋の広さは最低でも8畳はほしい。

29歳だが、イメージとしては40代なかばくらいのお尻の大きな豊満系熟女というところだろうか。

なにせ低音が雄大に広がる。松本で聴いた音の印象から、声楽や室内楽に向くだろうと思っていたが、編成の大きいオーケストラや合唱の曲も驚くほどスケール感があり、ほぼ完璧なコンサートプレゼンスといって過言でない。

最も驚いたのは打楽器の質感。ゴングやティンパニや大太鼓、チューブラーベルの音はコンサートで聴くよりも明瞭かつ雰囲気豊かに響く。音が消えていくときの美しさといったら、熟女のくせに清楚な少女のようだ。

打楽器の質感があまりにすばらしいのでビートルズもいいにちがいないと思ってかけてみたらこれは完全にはまった。レコーディング・アーティストとしてのビートルズのすごさは、もしかするとこれらBBCモニター系のスピーカーでないとわからないかもしれない。

リンゴ・スターがこれほどすごいパーカッショニストだったとはビートルズをきいて42年、いまのいままで知らなかった。

ただ、オンマイクで録音されたボーカルの、サ行やザ行の擦音が盛大に広がってしまうのは、絶世の美女のほとんど唯一の欠点。が、これはイントネーションやアクセントを欠く日本語という言語環境にいるからそう感じるだけで、たとえばイギリス人にはこれがごく自然に聞こえるのかもしれない。

つい、9月9日に発売されたばかりのビートルズ・リマスターBOXを買ってしまった。

ノンストップで、文字通り寝食を忘れて鳴らしているうち、スピーカーに比べてアンプがやや非力なのに気がついた。

MUSICAL FIDELITY A3.2は非常に素性のいいアンプだ。しかし、このアンプではRogersPM510を100%ドライブできないような気がする。マックス80%がいいところではないか。

A3.2は、たとえて言えば20代後半の若者なのだ。40代なかばの豊満熟女は若干手にあまるというか、手練手管のボキャブラリーが足りない。せめて30代後半くらいの、人生の苦さ甘さも知り、鮨屋のカウンターが似合い始めたくらいの男か、逆に還暦前後のケレン味たっぷりでもまだパワーのある実年男性を組み合わせがいいような気がする。

A3.2にはパワーダイレクト端子があるのでパワーアンプとしても使える。MUSICAL FIDELITYのプリアンプか、いっそ真空管プリアンプをかませてはどうか。

そうだ。MUSICALFIDELITY本社と蕎麦倶楽部・佐々木の佐々木さんに相談してみることにしよう。
https://plaza.rakuten.co.jp/rzanpaku/diary/200909110000/comment/write/#comment

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オーディオ雑記帳 10
http://more.main.jp/zakkichou10.html

ROGERS PM510 + QUAD44+405
お借りしたアンプはクォードのアンプ。このアンプを使いロジャースを鳴らしていた時期がありその音が忘れられずに未だに5/9と510を所有している。何十年ぶりかにアンプに出会い聞いてみたいと思った次第。
すでにアンプに電源を入れ数時間聴いているが、普段聞いているハーツフィールドやデコラの音と比較しても違和感がない。
さすがである。
クォードとロジャースの組み合わせはデコラのように一つの完成された小宇宙のような音。
やはり長年聞いていないロジャースを手放さなく正解。
少し品のあるロジャースの音は耳をくすぐる。
もしも僕がオーディオ評論家のようにまるで異次元の音質というような表現が出来るならば良いがこの部屋に設置している他のオーディオと違和感がないというだけで最高の表現
5/9とクォードの安いセットで所有している剛腕級と言われるスピーカーと比較しても、である
USのスピーカーでは表現できないこの上品な鳴り方はイングランド特有のものかな?
EMT927を繋いで5/9、510を交互に鳴らして聞いているがこのように楽しく音楽を聴くのは久々だ。
こういう音を聞くとステージとか解像度とか高次元という最新オーディオで使われる言葉は無意味で、そこには音色しかないことに気付く。
と、現在オーディオ評論家という人が存在しているのかどうかは別として
評論家でもない僕が偉そうなことを言っても誰も信じないな。たぶん

借り物だけど... ( 2016/1/2 )

PM510と405
Rogersのスピーカーと、quadのアンプの組み合わせで三日間鳴らし続けようやく音質が安定してきた。5/9 とPM510を聴いていて思い出したのが405の出力ボリュームで音質が変化すること。カレント・ダンピングファクターの関係かな?よく分からないけど僕の感覚では出力が大きいほど奥行きが出て、密度?音色が薄くなる。出力が小さいと反対に密度感 音色感が濃くステージ感が薄くなる。感覚的に言うとこのような感じ。つまりスピーカーの配置が決まったら405の出力ゲインを追い詰めていくことになる。
5/9 とPM510どちらを選ぶか?かなり悩んだが暫くはPM510で調整していくことにした。PM510と405は相性が良く(5/8のモニターアンプ【改】に選ばれたくらいだから当然か)非常にバランスが良い。これである程度納得出来る音になったなら、昔に戻りLNP、ML1、44の組み合わせで音楽を楽しむことになりそうだ。最終的にはEMT927+(LNP・44)+405+PM510で安定かな
新春からオーディオが楽しくなったのは年末にquadのアンプに出会ったこと。音楽が楽しく聴けると思うことは久々である。
そう言えば何十年も寝かせてあった初期型の405を整備に出して活用するかと、なぜかオーディオにメラメラ燃えている2016年スタートである ( 2016/1/5 )


〜 ROGERSとQUADの美音 〜
何十年前になるのだろう
僕がオーディオに興味を持ち始めた頃
プレイヤーは失念したが
あるコレクター宅で
quad33+303とrogers5/9で聴いた音
なんて美しい音だろう
50年代の迫力のある音を求めて
オーディオを構築してきたが
求めている音の根源には
quadとrogersの美音があったに違いない
オーディオを始めた初期の頃より
rogersだけは手元に置いてあり
置き場所に困っても
なぜか売る気にはならなかった

以前使っていた事務所に
JBL9500を入れてから
やけに大掛かりとなってしまい
そこで今、僕が求めている
オーディオを再構築した

きっかけは今年初めのquad44+405
繋いだrogersに昔の音が蘇った
自宅からrogers5/9を持ち出し
コンパクトなシステムに
不要になった9500などは
置き場所がないのでショップに引き取ってもらった

たまたま学芸大前のホーム商会に
初期型のquad44があることを知り
送ってもらいシステム再構築

THORENS 121
ORTOFON RMG212
ORTOFON SPU-GTE
QUAD 44
(MERK LEVINSON ML1L)
QUAD 405
ROGERS 5/9

音質的にも音楽的にも満足行くもので
このくらいのシステムで十分すぎるくらいだ
もう少し欲を出すのだったら
プレイヤーを変えたいが
121のコンパクトさは譲れない
全て昔から所有しているオーディオで
QUAD 44の初期型以外
ただ入れ替えただけだが

購入時の値段は覚えている限り
全て中古だが
トーレンス121(33rpm) 7〜8万
オルトフォン RMG212 不明
オルトフォン SPUGTE 不明
QUAD 44 初期型 8.8万
MERK LEVINSON ML1L 25万
QUAD 405 後期型 4〜5万
ROGERS 5/9最初期 9万
これだけで自宅のメインに劣らない
楽しい音楽が聴ける
見た目だけで凄そうなオーディオ機器は
たくさんあるが
「?」という音を聞く場合が多い
いまの僕の耳には美音に近い
このような音質が
一番リラックスして聴けるようだ
安上がりの耳でよかったかな ( 2016/8/14 )
http://more.main.jp/zakkichou10.html

オールド QUAD の安物アンプは名機なのか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html


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ROGERS PM510 ※受注生産品
¥440,000(1台、1988年頃)
https://audio-heritage.jp/ROGERS/speaker/pm510.html

BBCモニターLS5/8をベースにパッシブネットワークを搭載したスピーカーシステム。

低域にはポリプロピレンコーンを用いた30.5cmコーン型ウーファーであるR305を搭載しています。
このユニットには超高耐熱ボイスコイルやダブルサスペンションシステムを採用しています。

高域には3.4cmソフトドーム型ツィーターを搭載しています。

エンクロージャーはバスレフ方式を採用しています。
また、外観にはチーク仕上げが施されています。

フロントバッフルのデザインは途中で変更されています。
80年代前半(正式年月日不明)はウーファー部は四角くカットされていますが、80年代後半頃には一般的なスピーカーのように丸くカットされました。

別売りオプションとしてマルチチャンネルディバイダーActiveFilter AF510/IIがありました。
このマルチチャンネルディバイダーはPM510&SII専用に開発されたモノラル仕様のチャンネルディバイダーです。
AF510/IIはブラック仕様となっています。

PM510をAF510と組合せてマルチアンプ化するため、オプションとしてGK-500、GK-600のケーブルセットがありました。
GK-500は5ピンキャノンプラグと内部配線ケーブルがセットとなっています。また、GK-600はロジャース指定のスピーカーケーブル5mです。


機種の定格
型式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・フロア型
使用ユニット
低域用:30.5cmコーン型(Rogers R305)
高域用:3.4cmドーム型

インピーダンス 8Ω
出力音圧レベル 94dB/W/m
クロスオーバー周波数 1.8kHz(17素子)
最大入力 350W(定格入力150W)
外形寸法 幅460x高さ760x奥行400mm
重量 32.0kg

別売
内部配線ケーブル GK-500(¥10,000)
スピーカーケーブル GK-600(¥20,000)


別売:マルチチャンネルディバイダー AF510/II(¥150,000)
クロスオーバー 1.8kHz
スロープ特性 24dB/oct
ハイパス・ディレイ・タイム 260μsec
最大音圧レベル 118dB/1m(50Hz〜16kHz、1/3oct)
入力レベル プリセットコントロール
入力インピーダンス 50kΩ
最大入力電圧 10V RMS
最大出力電圧 10V RMS
出力インピーダンス 470Ω
利得 0dB
ハイパスバランス特性 ±2dB、1dBステップ
S/N -75dBV
入力端子 キャノン3ピンメスおよびピンジャック
出力端子 キャノン3ピンオスおよびピンジャック
電源 100V/10VA
https://audio-heritage.jp/ROGERS/speaker/pm510.html


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ROGERS 5/9

オーディオ雑記帳
http://more.main.jp/zakkichou01.html

ROGERS 5/9
何故かこのスピーカーは付き合いが長い。現在所有しているのは最初期型であるが今までに4種類の5/9を使用してきた。最後に発売されたウーハーの磁気を強力にした?十周年記念限定発売のスピーカーを除けば音質は基本的に変わらないと思う。ここら辺がさすがにBBCモニターである。4種類というのも主に入力端子の違いだけであると思う
このスピーカーを使っているクラシック・ファンが圧倒的に多いがジャズも十分すぎるほど良く、独特の甘い中高域がさらに音楽を楽しくさせてくれる。
駆動するアンプにはモニターというだけあって敏感に反応するが5/9の音色が失われないのは見事。
今はレビンソンのアンプで鳴らしているが、経験した中で一番5/9の音質を生かせるアンプはクォードのアンプ群であると思う。ハイエンド・マニアが聞いたら笑われるかもしれないが分解能や音場などの意味を忘れてしまうような音楽がそこにある

EAR861
独特の美音を放つ EAR のアンプは熱狂的なファンが多く、僕もその一人かもしれない。数年前になるが新宿のダイナミック・オーディオで数台のEARを聞く機会がありEAR861のその美音には驚いた。視聴スピーカーのヨーロッパ小型スピーカーとの相性もあったのだろうが、とにかく美しいの一言。

それ以来レビンソン LNP2 と合わせたらどうなるのだろう?と思っていたが過去に真空管パワーを使い失敗しているのですんなりと手が出なかった。数ヶ月前、会社近くのオーディオショップに EAR861 があったので、相場よりも安いので失敗してもともと、と購入してしまった。サブとして置いてある

ガラード → ML6 → LNP2 → NO.29 →ロジャース LS5/9

に早速、NO.29をEAR861に換え視聴。

いやぁ〜マイッタ。今までこのような絶品のLS5/9を聞いたことがない。何とも繊細で甘く美しい音なのだろう。
一つ一つの音の密度感はこのパワー独特のものでありEARのパワーの中では一番「濃い」音で、とてもトランジスタのアンプでは表現出来ないかもしれない。

EAR のプリアンプの組み合わせで過去何度か聞いた美音とは別物の美音で LNP と EAR の良いところが両方いい感じで出ている。EAR は比較的聞く機会が多かったがスピーカーとの相性で時には独特の美音が消えてしまう組み合わせもあった。チョイ聞きでは判断できないアンプである

じつはEAR861はBBCモニター3/1、5/1に使うために準備したもので今回、5/9でうまくいったので大変に満足している
http://more.main.jp/zakkichou01.html  

EAR の真空管アンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/947.html

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オーディオ雑記帳 6
http://more.main.jp/zakkichou06.html

自宅では1日中デコラを鳴らしている。

蓄音機と言っている僕の母がデコラの音を非常に気に入っていて、Mac に繋げてエンドレスで流している。最近驚いたことだが、耳が少し遠い母が音の善し悪しを判断出来るのだ。

一度デコラではなくロジャースで鳴らしていると台所にいた母が、いつもの音で聞かせてと言ってきたのだ。

人間は可聴範囲が狭くなってきても音質の判断は出来るらしいことが分かった。
これなら、あと30年は音楽が楽しめそうだ。


SG520の下の段がPCオーディオ心臓部で、Macminiから無線でデコラと繋いでいる。

Mac → AirExpress → CELLO DAC → DECOLA・・・

この音は麻薬的な音である(2008/10/21)
http://more.main.jp/zakkichou06.html

伝説のデッカ デコラ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/683.html

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ROGERS LS5/9
https://audio-heritage.jp/ROGERS/speaker/ls5-9.html

1985年発売
チーク仕上げ:¥330,000(1台、1988年頃)
ウォルナット仕上げ:¥360,000(2台1組、1996年頃)
ローズウッド仕上げ:¥400,000(2台1組、1996年頃)
 解説 


BBCの中型サイズのモニターとして開発されたモニタースピーカーシステム。

BBCの最高峰スタジオモニターLS5/8とくらべて4分の1ほどのキャビネット容積となっており、録音スタジオやラインモニターとして使用されました。

低域にはポリプロピレン・コーンを用いた20cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットのフレームにはアルミダイカストフレームを採用しています。

高域には3.4cmソフトドーム型トゥイーターを搭載しています。

ネットワーク部には厳選したパーツが使用されており、内部音圧の影響を抑える防振対策が施されてます。
また、使用する環境条件に応じて+2dB〜-2dBの範囲でレベル調節が可能でした。

エンクロージャーはROGERSの伝統的な木工技術と多くの実験から選び抜かれた天然素材とダンピング材を組み合わせた構造となっており、音質に影響を与えるキャビネットの共振を抑えています。

左右のスピーカーはBBCの仕様基準に従って厳しい品質管理が行われており、組合せが指定されています。

別売りでスピーカースタンドがありました。


販売時期によって若干仕様が異なるようです。
88年頃のカタログでは前面に設けられていたイコライザー部が96年頃のものではありません。また、ツィーターのイコライザーも形状が異なります。


機種の定格
型式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
使用ユニット 低域用:20cmコーン型(BBC LS2/14)
高域用:3.4cmドーム型
再生周波数帯域 50Hz〜16kHz ±3dB
入力インピーダンス 8Ω
出力音圧レベル 87dB/2.83V/1m(RMS)
最大音圧レベル 105dBA(ペア、2m)
クロスオーバー周波数 3kHz(BBC規格、FL6/35)
最大許容入力 50W
スピーカー端子 バイワイヤリング端子付き(1996年頃)
推奨パワーアンプ出力 15W〜100W
外形寸法 幅280x高さ460x奥行275mm
重量 14.0kg(1988年頃)
13.0kg(1996年頃)
別売:スピーカースタンド S-59(1台、¥30,000)
外形寸法 幅360x高さ550x奥行360mm
https://audio-heritage.jp/ROGERS/speaker/ls5-9.html

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BBCモニター復活!ロジャース「LS5/9(65th Anniversary Edition)」の魅力に迫る! 2014/04/29
https://blog.joshinweb.jp/.s/hiend/2014/04/bbcls5965th-ann-e24b.html?yclid=YSS.1000018606.EAIaIQobChMIuYX8h7aA8AIVSWoqCh3dDAXrEAAYAyAAEgK1jvD_BwE

本日は、イギリスBBC(英国放送協会)モニターで有名な老舗スピーカーブランド、ロジャースのスピーカー「LS5/9(65th Anniversary Edition)」の魅力に迫ります。オーディオの魅力や奥深さを知り尽くした方にこそお勧めしたいスピーカーです。

ロジャース 2ウェイバスレフ型スピーカー
LS5/9 (65th Anniversary Edition)

■ ロジャース(Rogers)というメーカー

ロジャースは、第2次大戦直後の1947年に設立。紆余曲折を経て、現在は香港の企業グループの傘下にあります。ちなみに、日本国内の発売元は、ロジャース・ラボラトリー・ジャパンとなっています。

BBCのモニタースピーカーの型番には必ず「LS」が付いています。これは「Loudspeaker」を意味し、BBCのモニタースピーカーの規格名になります。続いて、「LS」の次の数字は用途、「/」(スラッシュ)の次の数字は開発順を表しています。ちなみに、LS3はスタジオ用小型モニターのことで、超有名な「LS3/5a」は小型で5番目に開発されたモニタースピーカーの規格ということになります。今回取り上げる「LS5/9」は中型で9番目に開発されたスピーカーであることを意味しています。あくまで規格であるため、過去には多くのスピーカーメーカーから同規格のスピーカーが発売されていました。

■ BBCモニターとは

ここで、BBCモニターの歴史を少し紐解きます。1号機は1958年の「LS5/1」で、ツイーターも後に一世を風靡したセレッションのHF1300が使われていました。その後の「LS5/5」には、ウーファー振動板にスペンドールのBC2などでもお馴染みのベクストレン樹脂が採用されました。

70年代には「LS3/5a」「LS3/6」などの小型モニターが開発されました。特に「LS3/5a」は超小型の移動用モニタースピーカーで、ユニットには有名なKEFの「B110」と「T27」が使われていました。「LS3/5a」は、KEF、ハーベス、スペンドール、チャートウェル、そしてロジャースなど、多くのメーカーから発売されていました。箱の規格とユニットは決められてはいるものの、内部のネットワークは各社で少しずつ違いがあり、実際音も少しずつ違いました。私は、能率が非常に低いながら、音のしっとり感とヌケの良さからロジャースの「LS3/5a」を大いに気に入り、手に入れました。

そして、80年代後半(私がJoshin三宮1ばん館に赴任していた時代)に大ヒットしたBBCモニターが、ロジャースの「LS5/8(PM510ファイブテン)」と「LS5/9」でした。当時の私は、その暖かく柔らかで包容力のあるサウンドに憧れました。たくさんのお客様にご購入いただきました。今回、その「LS5/9」が「LS5/9(65th Anniversary Edition)」として約30年ぶりに発売されたのですから、大注目しないわけには参りません。

■ LS5/9の復刻版が発売に!

「LS5/9(65th Anniversary Edition)」は、1985年頃にBBCの中型モニターとして発売された「LS5/9」の復刻版で、当時と全く同一の仕様となっています。オリジナルの「LS5/9」同様、ポリプロピレンコーンのミッドバスとソフトドームツィーターを搭載した2ウェイバスレフタイプです。ロジャース65周年記念として発売されたもので、オリジナルのエンクロージャーの色は、チークとローズウッドがありましたが、今回の復刻版はシックで落ち着いた雰囲気のローズウッドのみとなっています。大変魅力的で綺麗なデザインです。オリジナルは発売当時、チークよりローズウッドの方が高く、価格は約40万円したとのことですが、今回の復刻版がほぼ同一価格を実現していることは驚異的です。

オリジナル「LS5/9」の特徴はユニットにあり、ツイーターには当時の主流であったソフトドーム(34mm)を採用し、ウーファーには振動板に半透明のポリプロピレンを使った200mmコーン型を採用しています。また現在ではあまり見られないフロントバッフル上部に、大きく口を開いた左右対称配置のバスレフポートも大きな特徴となっています。

復刻版のウーファーのポリプロピレンコーンは、かつてのような半透明ではなく、かなり透明度の高い改良型となっています。ツィーターはオリジナルと同様の34mmソフトドームです。ただグリルは、バッフルのマジックテープが丸見えと言うデザイン的な面だけでなく、音質の面からも取り外さない方がいいようです。

ちなみに、ポリプロピレン樹脂は、初期のBBCモニターや民生用スピーカーに採用されていたベクストレンが、本来その素材が持つ固有の振動音を抑えるために塗るダンプ材により振動板自体が重くなってしまうため、さらに特性の良い材料が研究されました。70年代の半ば過ぎ、ダンプ剤を塗る必要のない乳白色がかった半透明の樹脂であるポリプロピレンが選ばれたのです。これがBBCモニターにおける第2世代の振動板材料であるポリプロピレンというわけです。

■ 魅力的なサウンド

そのサウンドは、BBCモニター特有の懐の深さを持っており、大らかで肉厚な中低域、滑らかで艶っぽい中高域は大変魅力的で、音楽のジャンルを選びません。クラシックでは、大編成のオーケストラは開放感たっぷりに、小編成のストリングスはストレスのない豊かな響きが、ボーカルはその温かくナチュラルな肉質感が、そしてジャズは軽やかで屈託のない開放的なサウンドが魅力的です。近年流行の高解像度スピーカーとは一線を画する別の魅力がありました。

「LS5/9(65th Anniversary Edition)」は、決して現在的なスピーカーではありません。正直、オーディオが最も華やかかりし、良い時代のヨーロッパ系スピーカーの中でのタンノイと並ぶ一方の雄です。いわゆる、JBLをはじめとした米国系モニター系の音とは真逆の、ニュアンス豊かなサウンドに、ゆったり包み込まれるような聴き方にピッタリのスピーカーだといえます。オーディオの魅力や奥深さを知り尽くした方にこそお勧めします。

https://blog.joshinweb.jp/.s/hiend/2014/04/bbcls5965th-ann-e24b.html?yclid=YSS.1000018606.EAIaIQobChMIuYX8h7aA8AIVSWoqCh3dDAXrEAAYAyAAEgK1jvD_BwE


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Rogers | 商品一覧 | ロジャースラボラトリー・ジャパン
http://www.rogers-japan.com/rogers/rogers_top.html

ROGERS スピーカーシステム一覧
https://audio-heritage.jp/ROGERS/speaker/index.html

ROGERS 製品一覧
https://audio-heritage.jp/ROGERS/index.html

ヤフオク! -rogersの中古品・新品・未使用品一覧
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search/rogers/0/

 

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コメント
1. 中川隆[-5541] koaQ7Jey 2021年4月18日 19:26:16 : cVvh3vnihc : SkQ4eVFEeU43Y0U=[53] 報告

audio identity (designing)宮ア勝己 

ロジャース PM510

Date: 12月 29th, 2009
使いこなしのこと(その19)
http://audiosharing.com/blog/?p=1064

いざマイクロのRX5000+RY5500に取り付けてみると、そんなに悪くないことに気づく。
砲金製のターンテーブルは金色、ベースは黒。武骨で素っ気無い雰囲気が、
3012-R Specialの品格を引き立ててくれる感じもする。

信頼できる、とまでいかなくても信用できる音の入口を確保できたという手ごたえはあった。
これがハタチの時である。無理はしていたが、これでロジャースのPM510を鳴らすスタートに立てた。

この時の組合せは、コントロールアンプはJBLのSG520、パワーアンプはEL34プッシュプルのオルソン型。
惚れ込んでいたスピーカーだから、ハタチの若造だったけれど、ここまでのシステムを揃えることができたし、
ここまで揃えるまではPM510を鳴らそうとは思わなかった。

ずっと手に入れたかったスピーカーを、苦労して自分のものにした時、とにもかくにも音を出してみたい、
早くその音を聴きたい、という強い衝動をあえて抑えて、
少なくともその惚れ込んだスピーカーにふさわしい環境を用意できるまでは鳴らさないということが、
スピーカーと良好な関係を作ってくれることになることもある。

あきらかにそのスピーカーの水準に遠く及ばないアンプやプレーヤーを接いで、
最初の出てきた音に失望するくらいなら、私はがまんする、がまんできる。
http://audiosharing.com/blog/?p=1064


Date: 8月 21st, 2010
ボンジョルノのこと、ジャーマン・フィジックスのこと(その22)
http://audiosharing.com/blog/?p=1438

800Aに対する私の思い入れは、続いていてた。
ステレオサウンドで働くようになってからも続いていた。

1982年、まだ19歳の時にロジャースのPM510を買った。
ステレオサウンドで働いていたおかげで、輸入元オーデックスのYさんのご好意によって、なんとか手が届いた。

ステレオサウンド 56号に掲載された瀬川先生による紹介記事を読んだときから、
PM510は4343とともに、自分のものにしたいスピーカーシステムの筆頭候補になっていた。
     *
全体の印象をまず大掴みにいうと、音の傾向はスペンドールBCIIのようなタイプ。それをグンと格上げして品位とスケールを増した音、と感じられる。
     *
瀬川先生のPM510の文章の中で、音については、まずこういう表現からはじめられている。
このわずか数行だけで、もう魅了されていた。

なんどか書いているように、熊本のオーディオ店で瀬川先生は定期的に「オーディオ・ティーチイン」という、
あるテーマによる試聴会を行われていた。

その中で、スペンドールのBCIIとJBLの4341を鳴らされた回があった。
たしかに4341はすぐれたスピーカーだ、ということは、それが万全な調子で鳴っていなくても明らかだった。
それにくらべると、BCIIの鳴り方は、どことなくこじんまりしている。

スピーカーそのものの大きさの差以上に、BCIIはこじんまりと鳴る。
音の表現の精確そのものが対照的であるために、よけいにそう感じたのだろうが、
それでもBCIIのほうを「いいスピーカーだなぁ」と思っていた。

4341(4343)まではいかなくても、これがもう少しスケールが大きくなってくれたら、
どんなに素晴らしいだろうか、とBCIIの音をはじめて耳にしたときからずっと思い続けてきていた。
http://audiosharing.com/blog/?p=1438

Date: 8月 22nd, 2010
ボンジョルノのこと、ジャーマン・フィジックスのこと(その23)
http://audiosharing.com/blog/?p=1439

ステレオサウンドで働きはじめたころ、うまいぐあいにロジャースの PM510があった。
仕事が終ったあと、先輩編集者のNさんと試聴室で、アンプをいくつか替えながら PM510を鳴らしたこともある。

そのころのステレオサウンドのリファレンスアンプはマッキントッシュの C29と MC2255の組合せだった。
これでも鳴らしてみた。それからたまたまあったマイケルソン&オースチンの TVA1も接いでみた。
そのほか、いくつか聴きながら思っていたのは、少なくとも私にとって、
アンプの違いによる音の差がはっきりと聴きとりやすいのは、JBLの4343よりもPM510だということ。

4343で聴いていたときには気づかなかった、気づきにくかったところが PM510では、
しかっりと提示される。だからといって、これみよがしではなく、さりげなくであるところが、またいい。

もちろんすべの面において、4343よりもPM510のほうが音が聴き分けやすいわけではなかろう。
アンプの音の違いにしても、また違う側面に関しては4343のほうが明瞭に鳴らし分けるところもあるだろうし、
また人によっては4343のほうが聴きとりやすい、と感じてもなんら不思議ではない。

とにかく買える買えないは関係なく、そのとき試聴室の倉庫にあり、気になるアンプは片っ端から試してみた。
そして私の中に芽生えた結論は、スレッショルドの800Aで鳴らしてみたい、だった。

瀬川先生はステレオサウンド 56号の記事中では、スチューダーのA68を接いで「うまくいった」と書かれている。
PM510の「音が立体的になり、粒立ちがよくなってくる」のは、アメリカ系のアンプや国産のアンプではなく、
スチューダーのA68で鳴らしたとき、である。

瀬川先生は、「ルボックスのA740をぜひとも比較したいところ」とも書かれている。
スチューダーのA68か、そのコンシューマー版のルボックスのA740。
そのどちらかで鳴らすことで、PM510の音の世界が完結するだろうけど、
瀬川先生は4343も所有されている。だからそ対極の世界として、こういう組合せはたしかに素晴らしいだろうけど、
私にとってはPM510しかない。
これがメインスピーカーシステムだけに、
もうすこしその「世界」を拡大したい、と欲張った気持、若さゆえの諦めの悪さみたいなものもあって、
素直にA68もしくはA740にしようとはまったく考えていなかった。
http://audiosharing.com/blog/?p=1439


Date: 8月 23rd, 2010
ボンジョルノのこと、ジャーマン・フィジックスのこと(その23・余談)
http://audiosharing.com/blog/?p=1440

いまやっている、このブログとはちがう作業中に、PM510についての瀬川先生の記述を見つけた。
ステレオサウンド 57号である。
この号の特集記事はプリメインアンプ34機種の試聴で、瀬川先生は試聴用のスピーカーとして、
メインはJBLの4343。それにアンプのスピーカーへの適応性をさぐるためにアルテックの620Bも使われている。

少々話ははずれるが、このプリメインアンプ試聴における瀬川先生の「しつこさ」は、
なぜ、ここまでやられるのか? という想いがしてくる。

ACプラグの極性のよる音の差、から、
カートリッジも5機種用意され、そのうちMC型カートリッジの昇圧手段として、
トランスを3種類、適宜つなぎかえられている。
いったいひとつのアンプを聴くに、どれだけ時間を費やされていたのだろうか。

カートリッジを5機種交換して調整して、という手間だけでも、
いくらオーディオ機器の扱いに慣れているといっても、
34機種のプリメインアンプを聴くとなると、それだけでもけっこうを時間になる。

ここの調整がいいかげんであれば、アンプの差を聴いてるのか、
カートリッジの調整のバラつきによる音の差を聴いているのか、はっきりしなくなってくる。

瀬川先生ほどのキャリアがあれば、これほどの時間をかけなくても、編集部が要求してくる原稿枚数を、
編集部が満足するだけの質の高さで書きあげるだけの「もの」はお持ちのはずだ。
なのに、しつこいほどに、アンプを各部、細部にわたり試聴されている。

「なれあうな」という声がきこえてきそうである。

このテストでスピーカーはJBLとアルテックと書いたが、じつは1機種用意されている。
発売になったばかりのロジャースのPM510である。
ただ、これはうまく鳴るであろうと確信をもてるアンプだけで使われている。

なぜかといえば、
PM510が「アンプのクォリティおよびもち味によって、鳴り方の大きく左右される」スピーカーだから、である。

瀬川先生の試聴記には「スピーカーへの適応性」という項目があった。
そこにアルテックについては、すべてのアンプで書かれている。
ところが、PM510がどう鳴ったのかについては、1機種のみである。

最初に確信がもてるアンプだけで鳴らされた、
とあるようにそう多くの機種で試されたわけでないことはわかるが、
それでも試聴記に書けるだけの音で、PM510を鳴らしたのは、その1機種だけということになる。
しかも、そのアンプは、34機種最高価格のものではなかった。108,000円のビクターのA-X7Dなのだった。

ステレオサウンド 56号のPM510の記事を読んで以来、次に買うスピーカーはPM510と決めていた。
そのとき使っていたスピーカーからすると一気にグレードアップすることなる。
それでも途中で段階を踏むよりも、PM510までよそ見をすることなくつき進んだほうがいいと考えたからだ。

PM510を買う、なんて高校生にとっては無謀な計画をたてる一方で、
アンプはセパレートアンプなんてとうてい無理だから、そのとき使っていたサンスイのAU-D907 Limitedか……。
現実的に考えていた。でもPM510と合うかといえば、そぐわない気もしていた。
そこに、A-X7Dの、瀬川先生の試聴記。

こう書いてあった。
     *
ロジャースPM510のように、アンプへの注文の難しいスピーカーも、かなりの満足度で鳴らすことができた。テスト機中、ロジャースを積極的に鳴らすことのできた数少ないアンプだった。
     *
これだ、A-X7Dを買おう! と、そのときは決めていた。なのに……、である。
http://audiosharing.com/blog/?p=1440


Date: 8月 26th, 2010
ボンジョルノのこと、ジャーマン・フィジックスのこと(その24)
http://audiosharing.com/blog/?p=1443

ロジャースのPM510をなんとか自分のものにしたけれど、惚れ込んだスピーカーだけに、
とにかく手もとにあるアンプをつないで、とりあえず音を出してみる、ということはしたくなかった。
少なくともPM510に見合うもの、ふさわしいアンプで鳴らしたい、
とくに最初の音出しは、できるかぎり良質のパワーアンプで鳴らしたい、
それがこのスピーカーに対する気持のあらわれ、であるとそんなふうに考えていた。

価格はとりあえず無視して、PM510にふさわしいパワーアンプはいったい何があるのか。

もちろんスチューダーのA68、ルボックスのA740のことは頭にあったが、
他に必ずいいアンプがあるはずだ、とすこしムキになっていたのは、若さゆえだったのかもしれない。

たとえばSAEのMark 2500はたしかにいいパワーアンプではあったけれど(すでに製造中止になっていたが)、
PM510に合うかといえば、試すまでもなく合うようにはどうしても思えない、思い込むこともできない。

マークレビンソンのML2Lも、4343をスピーカーに選んでいれば、迷わずこのアンプをどうやって手に入れようか、
その購入計画を立てたことだろう。でもPM510には、ML2Lも合うとは思えない。

スレッショルドのSTASIS1は、あまりにも高価すぎて検討の対象には最初から外れていた。
その下のモデル、STASIS2、STASIS3はどうだろうか、といったところで、やはり浮かんできたのは800Aである。

800Aだったら、かなりいい感じで鳴ってくれる、そういう予感が湧いてきた。
http://audiosharing.com/blog/?p=1443

Date: 8月 29th, 2010
ボンジョルノのこと、ジャーマン・フィジックスのこと(その25)
http://audiosharing.com/blog/?p=1446

ロジャースのPM510をスレッショルドの800Aで鳴らすという案は、
けっこういい感じで鳴ってくれたのではないか、といまでも思う。

じつはステレオサウンドの巻末にあるUsed Component Market(売買欄)に「買います」のところに、
800A求む、と出したことがある。おふたりの方から連絡があった。
おひとりは4343を、もうひとりの方はQUADのESL63とタンノイのGRFを鳴らされていた。

あたらめて、いいアンプだと思っていた。
ただ、ハタチそこそこの若造には、PM510を買ったばかりだったこともあり、やはり無理だった。

コントロールアンプはどうするつもりだったかといえば、目標はマークレビンソンのLNP2Lだった。
けれど、これも無理な目標である。LNP2Lを買えるだけのお金があったなら、800Aをまず買っていた。
その800Aが無理だったのだから、LNP2Lはずっと遠くの目標だった。

800AもLNP2Lも、どちらも無理。でもいつかは800Aという気持はまだまだ残っていたから、
LNP2Lは無理でも、800Aに合いそうなコントロールアンプとして私が選んだのは、JBLのSG520だった。

SG520は当時、中古相場はそれほど高価ではなかった。
しかもたまたまある中古を扱っているオーディオ店にSG520があった。
極上品というほどのモノではなかったけれど、
そこそこ程度のいいSG520が、えっ、と思うような値段がつけられていた。

これなら買える、とそう思った。
なぜSG520なのかには、実は理由があった。
http://audiosharing.com/blog/?p=1446


Date: 11月 23rd, 2010
ボンジョルノのこと、ジャーマン・フィジックスのこと(その27)
http://audiosharing.com/blog/?p=1562

もう30年ちかく前のことだから、かなり記憶が曖昧だけれども、
とにかくSG520をつないではじめて、
それまで試したどんなコントロールアンプからも出しえなかった低音の凄み──、
そういうものがパトリシアン800から鳴ってきた、そんなふうに私の中に刻まれた。

この「凄み」のところに、じつはとらわれていたように、いまは思う。

PM510は、いま新品同様のものがあれば、
いまいちど真剣に鳴らしてみたい、と心のどこかにそういう気持ちがある。
その一方で、当時もいまも、スピーカーから鳴ってくる音に、
どこか「凄み」を内包していてほしい、という想いがある。

PM510の一方に、当時の私の中にはJBLの4343があった。
PM510には、JBLの、アメリカのオーディオ機器のもつ物量を投入したことによる凄みは、かけらもない。
そこがPM510の良さでもあるけれど、やはり昔は若かった。
PM510を鳴らすにしても、どこかに凄みがあってほしい。

だからこそ、スチューダーのA68、ルボックスのA740という選択ではなく、
スレッショルドの800Aを組み合わせたいと思っていたように、いまははっきりといえる。

1978年暮に出た「コンポーネントステレオの世界’79」の巻頭に、
1978年のオーディオ界の動向をふりかえって、瀬川先生がこんなことを書かれている。
     *
パワーアンプ単体では、これといった収穫はなかったが、スレッショルドが、製造中止してしまった800Aに代るハイパワー機として4000Cを発表したのが、久々の高級機として注目されそうだ。800Aのあの独特の、清楚でありながら底力のある凄みを秘めた音の魅力が忘れられなかっただけに、大いに期待している。
     *
「凄み」をもったパワーアンプは、この当時も他にもあった。
でも瀬川先生の文章にあるように、清楚でありながら底力のある凄みを秘めたものは、そうなかったはずだ。

だから、800Aだったのだ。そしてSG520なのだ、と感じていた。
http://audiosharing.com/blog/?p=1562


Date: 11月 24th, 2010
ボンジョルノのこと、ジャーマン・フィジックスのこと(その28)
http://audiosharing.com/blog/?p=1563

この時代、つまりマークレビンソンが登場して以降、アメリカの新しい世代がつくり出してくるアンプには、
凄味みをもったものがいくつか、すでにあった。
なにもスレッショルドの800Aばかりではなかった。

でも、瀬川先生の表現にもあるような「清楚でありながら底力のある凄味を秘めた音」となると、
800Aがまっさきに思い浮ぶ。

マークレビンソンのML2Lも凄みをもっていた。
でも、清楚、とはいえなかった。
それにもうすこし凄みをはっきりと表に出している。

他のアンプ、たとえばボンジョルノの手によるGASのアンプジラ、SAEのMark2500あたりになると、
さらにその凄みははっきりとしてくる。

そして清楚な印象はなくなってくる。
組み合わせるスピーカーがPM510、つまりイギリスのスピーカーシステムでなければ、
800A以外の凄みを持つパワーアンプを選択したことだろう。

でもPM510、それに当時求めていた要素を出してくれる可能性が高いアンプとして、
800Aにずっと惹かれていたわけだ。

この「凄み」を、家庭でのレコード鑑賞に求めない人もおられるだろう。
でも、この「凄み」こそオーディオによる音楽鑑賞の醍醐味のひとつ、とまだハタチそこそこの私は強く思っていた。
http://audiosharing.com/blog/?p=1563

Date: 11月 25th, 2010
ボンジョルノのこと、ジャーマン・フィジックスのこと(その29)
http://audiosharing.com/blog/?p=1564

ステレオサウンド 56号に、PM510は、瀬川先生の文章によって登場している。
これによって、PM510を知ることになり、読み進むにつれてPM510をとにかく一日でも早く聴きたい、
と思うようになり、このときの瀬川先生と同じように、いつかはJBLの4343とPM510──、
このふたつのスピーカーシステムを鳴らしたい、と思っていた。

この記事で、瀬川先生は、EMTの927Dst、マークレビンソンLNP2L、スチューダーのA68という組合せで、
一応のまとまりをみせた、と書かれている。
     *
とくにチェロの音色の何という快さ。胴の豊かな響きと倍音のたっぷりした艶やかさに、久々に、バッハの「無伴奏」を、ぼんやり聴きふけってしまった。
     *
ぼんやり聴きふけることのできる音、でもそれだけでは満足できないような気持があった。

PM510を聴く機会はすぐにはなかったから、何度も何度もくり返し読む。
読めば読むほど、瀬川先生には4343という、PM510とは対極の性格のスピーカーシステムがある。
それをマークレビンソンのアンプで鳴らされている。
プレーヤーはマイクロの糸ドライブに、オーディオクラフトのトーンアーム、
それにオルトフォンのMC30、そういうシステムで鳴っている音があるからこそ、
PM510を、ぼんやり聴きふけることのできる音にもっていくことができるのではないんだろうか。

オーディオ機器をそろえることを最優先にした生活を送ったとしても、
そうたやすく4343とPM510の両方を所有することなんてできないことはわかっている。
どちらかを手にいれるのだって、
さらにそれを鳴らすにふさわしい組合せを構築していくのだって大変なことなのに、
それにもしふたつのスピーカーシステムを手にすることができたとしても、
それをふさわしい組合せを持てたとしても、
これだけ性格の異るふたつのスピーカーシステムをきちんと鳴らし込む能力が、まず、そのときの私にはない。

……おそらく購入できるとしたら、価格的なことを含めてPM510であろう、
そのPM510から、4343のもつ良さを、ほんのすこしでも鳴らすことはできないものだろうか、と考えていた。

それが「凄さ、凄み」であった……。
http://audiosharing.com/blog/?p=1564

2. 2022年2月11日 17:25:11 : 8fbxFIojGM : N1RjM3BBSXg1Yy4=[45] 報告
No.2 Rogers-LS3/5A
http://www7b.biglobe.ne.jp/~ballds/sp2.html


今回は私が現在リファレンスとして使っているスピーカーを紹介したいと思います。 以前は、ただのリファレンスというのではなく、通常の再生時もメインのスピーカーとして使うことが多かったのですが、最近はフルレンジが常用の中心になっています。 後日導入したQUADのアンプにより、クラシック全般が他のスピーカーでは出ない表現により、クラシックのメインになっています。 

BBC仕様の小型モニター・スピーカー。BBCのモニター・スピーカーには何種類かの大きさがありますが、これはその中でも一番小さいタイプです。モニター・スピーカーは、イギリス国内のメーカーに平等にチャンスを与えられているらしく、その時々でいろいろなメーカーから出ています。私が持っているのは、ちょっと古いので、ロジャース製ですが、その後、スペンドールやKEFがこのタイプのスピーカーを作っていました。 30年程前は、KEFが大型のモニター・スピーカーを供給していましたが、その後ロジャースがそのタイプの供給先に変わっていました。BBCは今から30年ほど前にスピーカーについてのいろいろな研究データを公表し、各メーカーがそれを基にスピーカーを製作し、その中から自分達の基準に適ったものを、BBCナンバーを与え発注しているようです。国のメーカー全体の質を上げるという意味において、とても大きな貢献をしているとともに、合理的であると言っていいでしょう。このタイプは、本来の使い方としては中継車でのモニター等で、人の声がしっかり通ることが主目的になっていて、あまり広帯域をカバーするとかの高品質再生装置の用件とは違うコンセプトで設計されている。 では、どうして人気があるのか?帯域等を無理に伸ばしてないことが却って、人の声が本物の声に非常に近く聞こえる。これは、電話等を考えるとよく分かりますが、高級スピーカーから出る音より、電話のほうが生の声に近く思えることがあります。多分、人間の声の帯域が非常に狭いので、それに近い帯域を持ったスピーカーのほうが、余分なまでに広い帯域を持つスピーカーよりも忠実に再現できるのかも。そんなわけで、このスピーカーでボーカルなどを聴くと、その柔らかい音味と相俟ってとても艶やかな音がするのです。ただ、BBCモニターは非常に理論的にデータ等の仕様を細かく指定しているので、もちろん通常の音楽についても十二分の音がするのです。高品質の再生装置といっても、無理に帯域のばす必要がないってことかな。人間の耳に聞こえるのは、非常に狭い帯域ですからね。それよりも狭い帯域内での音質をいかに上げるかのほうが重要なのでしょう。それは、真空管アンプにも通づることですけどね。 

 
仕様: 12cm ウーハーとソフト・ドームトゥィーターの2ウェイ・スピーカー
入力インピーダンス: 15オーム (実質的には11オーム位らしいです)
出力音圧レベル: 84dB位
大きさ: 304x190x162  5Kg

http://www7b.biglobe.ne.jp/~ballds/sp2.html

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