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「お客様」登山遭難者が増加  タクシー代わりに救難ヘリ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/776.html
投稿者 中川隆 日時 2017 年 11 月 06 日 19:51:57: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 登山届空欄 「救助できない」 投稿者 中川隆 日時 2017 年 9 月 08 日 21:32:52)

「お客様」登山遭難者が増加 タクシー代わりに救難ヘリ


御嶽山の噴火でも「国は賠償しろ」と言っていた人達が居た
引用:http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9766/ontake-volcano-explainer_84211_990x742_600x450.jpg

「お客様」遭難者が増加

登山ブームと呼ばれて久しいが、登山者の事故や遭難も増え、登山者を問題視する声も上がっている。

問題その一は高齢登山が流行しているが、登山は高齢者や女性に向いているとはいえない。

問題その二は携帯電話やスマホが普及し、山の上でも繋がる事が多くなった。


そこで登山者は電話で救助を求める事が増えたのだが、最初から「遭難したら電話すればいい」と思っている人も居ます。

道に迷ったから電話をして、タクシー代わりに救難ヘリを呼ぶ「登山家」も存在すると言われています。

2017年8月には三重県の1,000級の山に地図を持たずに30代女性が登り、案の定道に迷って電話で救助を求めた。


登山靴や登山服も用意せず、登山届も出さず、救助に来た山岳警察に「サービスが悪い」と悪態をつき、SNSでも警察批判していました。

女性の言い分では「自分は被害者」で警察は「サービス業」なのに、お客様である自分に単独行や準備不足を説教した。

いったい山岳警察は何様のつもりなんだと書いているが、登山にサービスを求める人は増えていると思います。


例えば富士山のトイレ問題だが、山にトイレがあると思って登山するが、トイレなんかない(一部に在る)のでその辺で「野●」します。

山頂や途中には当然のように休憩所や食事場所があると思っているし、道に迷ったらヘリで送り迎えするのが当然だと思っている。

それが悪いと言うのではないが、観光地だと思って登山する人は増えているようです。


比較しては悪いかも知れないが、2014年9月27日に長野・岐阜県境の御嶽山が噴火し、58人がなくなりました。

この噴火で驚いたのが、「噴火を予知して知らせる義務があったのに、国や自治体はそうしなかった。噴火は国の責任だ」と主張した人が居た事でした。

被害に遭った本人や遺族の気持ちとして分からなくもないが、山が噴火するのは山の勝手で、人間が知るところではありません。

登山はサービス業なのか

ここでも登山を「サービス業」と考え、ディズニーランドで事故が起きた時と同じように、考える人が居たのが分かります。

昔の登山家は噴火や事故も含めて全て自己責任で、電話も無線も通じなかったし、たとえ通じても救難ヘリなど在りませんでした。

1985年(昭和60年)8月12日に日本航空123便墜落事故があった時、自衛隊はすぐに救助しなかったと散々叩かれていました。


墜落は午後8時だったのだが、当時の自衛隊には夜間に山岳地帯でヘリを飛ばす能力がなく、翌朝まで何も出来なかったのが真相でした。

全国に救難ヘリが整備されたのは平成になってからで、携帯電話が通じる山も増えて、登山者が気軽に救助を求めるようになりました。

もう一つ救難要請が増えた要因は、日本では山岳救難が無料だと思われていることで、事実無料の場合もあります。


自衛隊のヘリや活動は全て無料で、警察は請求する事もあるが大半は無料、民間救助隊の活動費は自己負担になります。

無料だから自衛隊を呼んでも、どれが来るかは来て見なければ分からず、もし民間ヘリだったら数十万円請求されるでしょう。

民間の救助隊が編成され、多くの人が救難活動に参加したら、後日数百万円が請求される場合があります。


気軽に救助を呼ぶ登山者に自己負担させるべきだという批判が高まったので、一部の自治体では、自己負担を求めるケースもあります。

警察や消防も基本的に無料なのだが、一方で救助に失敗したからと言って、救助隊や自治体を告訴する遭難者も居ます。

2013年12月に富士山で遭難した人を救助するため出動した静岡市消防局のヘリコプターが、遭難者を落としてしまい、遭難者はなくなりました。

遺族は静岡県を告訴し、約9000万円の損害賠償を求め、静岡県は今後3200m以上に救助ヘリを出さないと決めました。


空気が薄くなると揚力が減るので、ヘリは基本的に高山での救助に向いていません。

おそらく救助隊はヘリが墜落する恐怖から焦り、ミスを犯して落としてしまったのでしょう。


この遺族も「登山はサービス業」と考えていて、遊園地のジェットコースターが脱線したのと、同じように考えているようです。

遭難者を救助したからと言って静岡県にはなんのメリットも無く(遭難者は京都市の男性だった)、静岡県人でもないから救助する義務もない。

それでいて救助に失敗したときだけ訴訟を起こされ謝罪を要求されるのは、割に合わないでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/73456330.html  

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コメント
 
1. 中川隆[-5780] koaQ7Jey 2017年12月07日 20:29:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ヘリ救助者落下、遺族敗訴 富士山で静岡市の対処巡り 京都地裁
12/7(木) 17:00配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 2013年12月に富士山で起きた滑落事故で、静岡市消防航空隊のヘリコプターによる救助作業中に落下し翌日死亡が確認された京都市の男性=当時(55)=の遺族が、静岡市を相手取り9170万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、京都地裁(三木昌之裁判長)は7日、原告の請求を棄却した。

 提訴は15年12月。判決によると、男性は計4人のグループで富士山御殿場口登山道を下山中、標高約3500メートル付近で滑落。静岡市消防ヘリは当時静岡県防災ヘリが点検中だったため、応援協定に基づき県からの要請を受けて急きょ出動した。

 しかし、市消防ヘリの救助作業中に「DSV(デラックスサバイバースリング)」と呼ばれる救助器具が外れ、男性は地上約3メートルの高さから落下。再度救助を試みたが、気流が安定せずに断念した。男性は翌日、県警ヘリに収容された。

 救助作業中の事故を受け、静岡市は14年11月、標高3200メートルを超える地点では、ヘリを使った救助作業を行わないことを決めた。

 訴訟の主な争点の一つは、救助の際にDSVの股下シートを使用しなかったことが適切だったかどうかだった。今年7月には、作業に当たった隊員2人が出廷、事故当時の様子を証言し、「未経験の高度3500メートルでの作業で、ベストを尽くした」と証言した。


2. 中川隆[-10249] koaQ7Jey 2019年5月21日 23:24:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2088] 報告

富士山から「動けない」救助要請、捜索中に下山
5/21(火) 19:50配信 読売新聞オンライン

 山梨県側の富士山を登っていた20歳代男性が20日午後、「疲れて動けない」と富士吉田署に通報した。救助隊員6人が捜索を続けているうちに、男性は自力で下山。同日夜、東京都内の自宅に戻るまで、下山したことを同署に連絡しなかった。

 発表によると、男性は同日朝、単独で麓から登り始めた。アイゼンをつけていないなど軽装で、登山届も提出していなかったという。残雪に覆われた8合目付近で動けなくなり、午後0時40分頃、救助を求めた。

 曇天でヘリによる救助ができず、県警の救助隊員が5合目から現場に向かった。途中で男性と連絡が取れなくなり、捜索は午後9時半頃まで続けられた。その間に男性は麓まで歩き、電車で帰宅。男性から連絡があったのは午後10時頃だった。

 富士山の山開きは7月1日。県警は「この時期の富士山は残雪があり、非常に危険。下山中の滑落や、救助隊員が二次被害に遭うおそれもあった」と指摘している。

3. 中川隆[-14896] koaQ7Jey 2019年11月15日 12:39:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-1988] 報告
416底名無し沼さん (ワッチョイ e59b-zGDE [120.74.223.25])2019/11/15(金) 12:11:50.96ID:0NH1XvvZ0

救助隊の迷惑なんて気にする必要ない、あれは仕事、職業だ。
嫌なら転職すればいいだけだ。
登山者が死ぬのも自己責任だが、救助隊員が死ぬのも自己責任。
自分で選んだ職だ、救助中に死んだとしても登山者に文句言うな、嫌ならやめろ。
消防隊員が火消すのメンドクセーとか言ってたら、じゃあ辞めろって話だ。
火事起こるたびに税金が税金がとか馬鹿な事も言わない。
税金がどうとか言ってるやつ、まじで馬鹿かよ。

4. 中川隆[-12337] koaQ7Jey 2023年9月20日 19:58:29 : bdWYRcW9WQ : Mk5jV0lVYy9VOHc=[4] 報告
<■64行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
登山は「若さと体力」、スマホ依存の罠、外国人遭難が増加
2023.09.20
https://www.thutmosev.com/archives/298246tu.html

低山に標識はなく道は分かり難い


https://yamahack.com/4876 【実践と対策】低山こそ要注意!「登山道のサイン」を見落とさず歩けるか試してみた _ YAMA HACK[ヤマハック]

関連動画が記事下にあります

登山は「若さと体力」

2023年は登山ブームや晴天続き、新型コロナが収まってきたなどで登山者が増えたが、それ以上に山岳遭難も増加したと言われています

警察庁によると2022年の山岳遭難は前年比431人多い3506人で、統計が残る1961年以降最多、負傷者は149人増の1306人。死者・行方不明者は44人多い327人だった

2023年の統計はまだ出ていない訳ですが警察庁によると7月と8月に全国で起きた山岳遭難は738件(前年同期比70件増)、遭難者は809人(同23人増)で、いずれも統計がある1968年以降で最多だった

都道府県別は長野が101件、静岡76件、富山56件、形態は「転倒」と「道迷い」で半数近くを占め、死者・行方不明者は計61人(同16人増)だった

登山者数は富士山を例に挙げるとコロナ中より4割増えたもののコロナ以前と比べると9割超で、いまも19年以前の水準に戻っていない

遭難が増えた直接の原因は登山者の高齢化だと言われていて、遭難件数の80%以上を40代以降が占め、年齢が上がるほど遭難リスクも上昇する

登山では経験が重要な気がするが統計からは意外にも経験は役に立たず、それより若さと体力が需要だと示している

遭難した人の多くは中級者以上でその山や同じレベルの山に登山経験があり、過去の経験から判断して計画を練るが体力は数年前より落ちています

加齢で疲労に弱くなり歩くのは遅くなり、俊敏さや危機回避能力が衰え、躓いたり転ぶ頻度も増えてきます

遭難すると山上で夜を明かす事になるが年齢が上がるほど体温は下がりやすくなり、一度下がった体温は回復しにくくなります

若い頃は寝袋にくるまって夜を明かしても平気だっとしても、その経験は50代ではむしろ間違った判断をする原因になってしまいかねない

今の方が道具や環境は整備されているが、それよりも「若さと体力」が物を言うのが登山の真実です

低山で遭難する中高年が多い
最近の登山者のほとんど全員がスマホを持っていて、ヤマップなどの地図アプリは事前に設定しておけば電波が届かない場所に居ても現在地が表示される(100%ではない)

また地図アプリには他の登山者が歩いた経路や彼らが投稿した写真や体験談を数多く見る事ができ、昔とは雲泥の差で便利になっています

10年くらい前まではスマホを持っていても「圏外」が多くGPSはあまり使えず、磁石と紙の地図を持ち歩く登山者がまだ多かった

それ以前の登山者は高齢者は少なく学生や若者が中心で、遭難も頻繁にあったが電話が通じないので「遭難を知らせる手段」がありませんでした

帰宅が遅れたとしても無事に戻れば遭難届けを出さないので、昔のほうが遭難把握件数が少なかった可能性があります

今は全員がスマホを持っていて電話可能な範囲も広いので、自分で「遭難しました」と電話する事で遭難が発生する場合が多いです

最近目立って増えているのが外国人による登山や遭難で、富士山では寝袋も持たずTシャツサンダルで登山する若者も見られるという

欧米外国人の間で富士山への弾丸登山が流行っていて、なになにチャレンジのようなノリで何の準備もなく登山します

最近日本で行方不明になる外国人(なぜか白人が多い)の何割かは登山で遭難した可能性があり、軽いハイキングのように考えて低山に上る場合がある

日本の低山は樹木が密生して草も茂っているので方向や上下が分かり難く、高山よりも道に迷いやすいと言われています

富士山やアルプスなら標識や目印があるが、有名ではい低山は大抵小さい看板があるだけで、字はかすれていて草に埋もれています

低山で方向が分からなくなると急な崖などに落ちやすく、遠くに何かが見えてもそこに直進しようとするとだいたい障害があります


スマホの電池切れで道に迷う人
https://www.youtube.com/watch?v=eAeN37eITg0


https://www.thutmosev.com/archives/298246tu.html

5. 中川隆[-12310] koaQ7Jey 2023年10月06日 10:04:20 : 3en5ThmVuU : NVF4MGl3TnJFenM=[4] 報告
死の合コン!?登山を軽視した山ガールたちの末路...【ゆっくり解説】【2010年 沢口山遭難事故】
山の遭難ストーリー【ゆっくり解説】
2023/10/04
https://www.youtube.com/watch?v=PkqpEZzjoe8

今回は、登山ブームが起き「山ガール」という言葉が流行った2010年に起こった「沢口山遭難事故」を解説します。
静岡県にある寸又三山の一つである沢口山での遭難事故です。

山での合コン「山コン」が目的で集まった男女5人。
登山ブームに乗っかり、装備も知識も不十分の状態で登山を開始してしまった。
数々の山のタブーを犯して遭難した一行に待つ運命とは...

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