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Re: 今日も組織的に点を取れるチャンスは4、5回はあった。
http://www.asyura2.com/09/sports01/msg/263.html
投稿者 metola 日時 2010 年 6 月 30 日 03:19:45: XbEFO1BzdtcZo
 

(回答先: 3点目のような組織的に点を取れるチャンスは4、5回はあった。きょうは審判に助けられた。PKになような場面は2つ以上あった 投稿者 TORA 日時 2010 年 6 月 25 日 16:12:48)

日本選手たちは本当によく頑張ったと思う。しかし、やはり、日本的過ぎた。
結局のところ、選手たちが団子になってパスが繋がっていない。球を奪ってもパスする先が無い。また、いくら高地トレーニングを積んでいるとはいえ、走り過ぎ(振り回されすぎ)である。相手の守備が上手かったからというのも(フォーメーションにこだわり過ぎると球すら取れないことに成り兼ねないという意味で)あろうが、今日の試合は、戦略の無い、というより陣形の定まっていないチームの弱点がもろに出てしまった。
デンマーク戦の3点目のように、「組織的に」点を取りに行くチャンスはあっただろう。そういう意味で、「チームワークの欠陥」があらわになり、個々の選手のもつポテンシャルを出し切ることが出来なかったという感想は拭えない。

3点目のような組織的に点を取れるチャンスは4、5回はあった。きょうは審判に助けられた。PKになような場面は2つ以上あった
http://www.asyura2.com/09/sports01/msg/260.html
sports 260 2010/6/25 16:12:48
投稿者: TORA

よく覚えておいてほしいのは、全員で守り、全員で攻撃する。これは典型的な農耕民族スタイルである。農耕民族は季節ごとの仕事があり、全員で植え、全員で収穫する。そしてこれは、攻撃と防御を同時にしなければならない競争の世界においては失敗する。

サッカーの批判がしたいのではない。彼等の死闘を見て、なおこのような事を書くことは気持ちいいことではない。だけど、我々日本人として、教訓を得なければならないことがある。それは国際的な競争の中では、日本人には生来、民族的な思考方法に課題があるということである。頑張ればできる、自分を信じろ、成功を夢見ろ、自己革新が重要だというのは注意深く用いなければむしろ害悪である。和の心、もてなしの心というのも強調しすぎると確実に失敗する。

Re: (製造業各社に)まだまだゲーム中にピッチの上にソファーを持ち出し座り込むような企業になってほしくない
http://www.asyura2.com/09/sports01/msg/257.html
sports 257 2010/6/20 17:16:56
投稿者: metola

にも少し書いたが、プロジェクトの成果というのは8割方は、個人の能力ではなく、仕事のやり方で決まる。しかし、日本ではもっぱら、プロジェクトは個人の能力とやる気で進めると勘違いしている者が散見される。

これは、例えばこのワールドカップで、日本チームに「攻撃力」が無いのは「選手不足」と言うことと同じことである。改めて言うが、それは違う。日本人選手の実力は世界トップクラスだ。実際に世界の舞台活躍している良い選手もいるし、『全員で守り、全員で攻撃する。』というような目茶苦茶やって、これだけの成果を上げているのだから。

正しいプロジェクトの進め方は、その人の実力は、その人のポジションで決まる。言い換えれば、ポジションが人をプロフェッショナルに変える。これは、サッカーで言えば、正しいフォーメーションがあって初めて、(他のことに気を散らされず)攻撃のチャンスを逃さない選手が存在し得ることに似ている。

実力勝負の世界はそれから先のところにある。

だから、日本企業の場合、『全員で守り、全員で攻撃する。』という同じ間違いを犯していないか正直に反省する必要があるだろう。全員参加の〜とか、全員〇●の心で、なんて言っているところは危険信号が燈っていると考えていい。

特に製造業の場合、攻撃は上位工程の企画力に当たり、守備は下位工程の性能・品質ということができる。全員が企画し、全員で品質をあげるのは、コストと時間を度外視すればできないことでは無い。しかし、これがこのまま、コスト力もスピードも海外メーカーに劣るという日本メーカーの弱点に繋がる(もちろん、為替の影響などもあるのだが、問題の本質からすると言い訳に過ぎない)。
そして、コスト力もスピードも上げようとすると、『失点を恐れて』無難な性能・品質を追求するようになり、企画力が削がれて、売れる商品が作れなくなる。業界に振り回され、そうこうしているうちに体力を失って設備投資もままならなくなり、守備にも穴が開くようになる。それが今の日本のほぼ全てのメーカーが直面している問題である。

海外のメーカーが、そこそこの人材しか集めていないにも関わらず、競争力があるのはなぜか、真摯な態度で反省する必要があるだろう。  

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