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健康警告マニュアル こころの健康 Ver.0.7 
http://www.asyura2.com/10/bd58/msg/458.html
投稿者 あのに 日時 2010 年 7 月 28 日 06:46:01: xZaQXyDl16EGo
 

健康警告マニュアル こころの健康 Ver.0.7 

     *長文注意 なんだか、ごった煮になってしまった(汗)

健康警告マニュアル   [2010.04.01]
http://www.asyura2.com/09/bd57/msg/876.html
健康警告マニュアル   [2010.04.01] に追加 a
http://www.asyura2.com/09/bd57/msg/897.html
健康警告マニュアル  体の健康  追加b 
http://www.asyura2.com/10/bd58/msg/285.html
健康警告マニュアル     こころの健康  追加改訂c 6−21
http://www.asyura2.com/10/bd58/msg/322.html


概括

第1部で身体の健康、発ガン対策等も含めて、活性酸素対策をサプリメントの
栄養補給で行い、体内の抗酸化環境を維持すること、それは主として三石理論に
よることを述べた。それは分子栄養学にもとづいている。

第2部ではこころの健康をいかに維持するかを考える。
基本的には、ストレスの軽減・解消とリラクゼーションの方法である。
すなわち徹底的なストレスの消滅を図る方法の考察である。

歴史的にはそれを宗教が担っていた。こころを癒す神の祭儀、儀礼など、
かっては豊かな場があったが、現代ではそれらは、すべて壊滅しているか、
または破壊されていると考えている。宗教信仰者の信仰をどうこう言うわけではないが、
機能していないのは少なくとも私の場合は事実だ。
現代では、宗教の中に、こころを癒す機能はない。少なくとも私の場合は。

そこで現在、我々ができることは、臨死体験者ダニオン・ブリンクリーが
2度目の臨死体験で訪れた、美しい花と香りと音楽の建物の
ヒーリングセンターをなんらかの形でこの地上で、実現することであると考えている。
古代の先史クレタの神殿が、華麗な芸術的外観を持っていたのは、
このあたりに理由があるのかもしれないと考えている。
音楽や美術などの深い感動は、気がつかないうちに軽い変性意識状態
(Altered state of consciousness)を誘発し、内に向いた意識は、
ストレスの解消とリラクゼーションを引き起こし、
それが、こころを癒す場となるのではないか。
音楽、目を楽しませる美などにより、「こころを癒す場」を、まず、自分自身で作り、
それを多くの人が使えるようにしたい。

またヘミシンク技法を使えば、きわめて簡単に変性意識状態に入れ、
ストレスの解消が図れる可能性がある。
最大のストレスとなる家族の死去に対しての問題も、
死者との再会としてヘミシンク技法は含んでいる。
また自らの死に向き合い、死の恐怖をやわらげることができる。
またヘミシンク音が導く深い瞑想状態のなかで、自分の生き方を考えたり、
真に大切なものを価値付けたりすることができる。
古代宗教が持っていた価値の多くが、このヘミシンクの中で実現されるかと私は期待している。


こころの健康を考える場合、洗脳やマインド・コントロールの問題はとてもひろく深い。
イルミナティが仕掛ける、あまりの多くのことの中には、マインド・トラップがある。
新聞やテレビで語られることは、ほとんど、まゆつばものであることがわかってきた。
なぜイルミナティは洗脳やマインド・コントロールにここまでエネルギーを集中させるのか。
我々をだまして搾り取るため、その意図を隠さねばならぬのでマインド・コントロールするのだ。
イルミナティが確立させた社会生活のセット、すなわち常識と教育がわれわれをひっかけ、
釣り鍵で吊り上げ、鉄鎖で縛り付け、利用できる限り搾り取り、最後に処分されるのだ。
これは人間収穫だ。人生の大部分を催眠状態で眠りながら生活させ、
もっとも最適な瞬間にすべての利益を吐き出させ、そして処分するのだ。
催眠にかけるため、洗脳やマインド・コントロールされてきたのだ。 

イルミナティ工作員の我々に向けた洗脳こそ、我々の心と理性を破壊し、
荒廃させる精神の発ガン物質のようなものだ。
多くはアカデミズムの権威者によって流される「陰謀はないという論」が、
新聞、テレビ、アカデミズムの大合唱で、まるであたかも正論であるかのように大手をふるってきた。
社会をなめきった洗脳工作員が仕掛ける「陰謀論にだまされるな、という論」では、
皆が赤子のようにだまされ、歴史の真実、すなわち悪魔の巣くう国際金融統治機構の
悪行の歴史から、長年目をくらまされてきたのだ。
これこそが陰謀だと、目を覚まさねばならない。

たとえば国際共産主義運動が、シティやスイスに巣くうロスチャイルドの
直属イルミナティ国際銀行家たちによって仕掛けられた壮大なトリックであり、
多くの人がこれで人生を台無しにしてきたのだ。これが人間収穫の例なのだ。
この洗脳から逃れ得て、太田龍のように、これをばねとして残りの人生を
有意義に生きられた人はいい。釣り鍵で吊り上げられ、もがいて死に果てた人の
無駄骨の人生はあまりにもむなしい。

1、ストレスの解消とリラクゼーションのために

身体的ストレスと精神的ストレスについて

有田秀穂 著「脳からストレスを消す技術」2010  p29 によると、ストレスは身体的ストレスと精神的ストレスに分かれ、前者はコルチゾール分泌で強烈な
酸化ストレスを引き起こし、後者はセロトニン分泌阻害で、
うつ病やパニック障害の原因になるとしている。

身体的ストレスにたいしては、体内の抗酸化環境と十分なタンパク質の補充を行う。
精神的ストレスはセロトニン神経を鍛えることによって抑えられる。有田秀穂 p89 
第3章、一日5分でできるセロトニントレーニング     太陽の光やリズム運動、
腹式呼吸法、など。
身体的ストレスは免疫系の機能低下を引き起こす。

免疫系の疲弊  
身体的ストレスによる免疫系の機能低下はつぎの免疫系の過剰抗原刺激でも
おこるだろう。負担が大きくなれば疲弊する。

病巣感染巣(扁桃炎、鼻咽喉炎、歯周炎など)の抗原刺激で
免疫系が疲弊するのだが、私の場合は歯周炎だ。
この放置(細菌の放流)はさまざまな全身の病気の原因となるようだ。
歯ブラシの磨き方の改良(つまようじ歯磨き法)や歯周ポケットを掃除できる
歯周炎対策の歯ブラシ、歯間ブラシ、歯石の除去、イソジンでの1日2回の消毒
(口腔、歯ブラシ)などで対処することにした。

「情動の涙」が免疫系の働きを高める

身体的ストレスと精神的ストレス、両者に効果的なのは、有田秀穂 p143
 第4章 どうして涙を流すとスッキリするのか にあるように「情動の涙」である。 
悲しいとき、感動したとき流す涙が、おどろくべきことに免疫系の働きを高めるらしい。それは交感神経と副交感神経とのスイッチング効果のためらしい。

「情動の涙」が流れるような、激しく感動できる芸術作品を準備しておくとよい。
イルミナティ・マスメディアやハリウッドの偽物の価値観から自由になり、
涙が出て、真に感動できる芸術作品を用意しておく。

しかし、中途半端な涙は、かえってストレスを増すとのことである。  
お涙頂戴式TVドラマ(韓流ドラマか)くらいでは、かえって効果が逆になるらしい。  


身近な人の死のストレスは過大すぎるストレス

しかし、身近な人の死。この愛する人との別離は、上記とはまた違って長期にわたる強烈なストレスになる。これは我々が直面する最大のストレスの一つである。これはあまりの過大なストレスなので、このため免疫系の機能が低下し、その結果、感染症や発ガンなどの原因になると私は考えている。この場合本人はコントロール不能なので、周囲の人に頼むことが必要になる。

おそらく多くの人には、隠れたガンの原発巣が体内に数多くあり、
こういった事態の進展により、ストレスの引き金で無数の原発巣の中から突如発ガン
してくるのかもしれない。それを手術で取り除いてもつぎからつぎへとあちこちから
発ガンが繰り出し、死に至るのではないか。浸潤するガン細胞が血管を通って転移するとされているが、このように転移以外の要因もあるのかもしれない。

死のストレスには、これは、死去する人へのケアと、付き添う家族の双方のケアが必要である。死去する人に対する死への恐怖をやわらげる介護は、医療のもっとも大きい役割であると考えるが、これが現状では、機能しているとは全く思えない。もちろん付き添う家族のケアもまったくされていない。医療現場は不必要に多忙になっていて、医師や看護士の負担が大きすぎるのも一因だろう。
現代はあまりに多くの重要な職場が、不必要に多忙すぎる。


2、宗教の中のこころを癒す場 
   古代地中海宗教にその起源をもとめる

日本人は仏教徒であると多くの人は考えている。飛行機のなかで書く紙にも 
Buddhistと記入している。大部分の人は、親類縁者が死去したら、仏式で葬式を行い、
お経を唱え、お寺にお布施をし、先祖の供養を仏式で行うのを当然と考える。
これは、なんだろう。人生の最初からあり、死ぬまで付きまとう、この慣習は私には
不思議であった。人間が服を着るようにあたりまえに考えられているのだ。
しかし、お経に何が書いてあるのか、ほとんどの人は知ろうともしない。

これが私が宗教に関心を持った理由である。これは今は形骸化しているが、
その初めは人間にどうしても必要なものだったにちがいない、ちょうど食物のように。
私は、それを追求していくうちに、古代地中海地域の宗教パラダイムに至った。
そして、こころの癒しはここの考察から生まれてくると私は信じている。

古代地中海宗教の考察では、先史クレタのことが重要である。なぜなら、
それはギリシア文化の起源だからだ。またクレタ、ギリシア間には文化の断層があり、
先史クレタのほうが、より古代地中海地域の宗教パラダイムの様相をはっきりと現している。

また原始キリスト教は、リュディアのギリシア世界の中から生まれている。
リュディアとはもともとヒッタイト帝国の地であり、のちのシリアであり、
非常に古い華麗な文化伝統を持った地であった。ギリシアというより、なにかもっと
より古風な母権制の残る先史文化の地とさえいえる。いわゆるアマゾンの女性中心社会の残渣さえ残したこの地に生じた新ユダヤ宗教が、原始キリスト教だったといえる。
原始キリスト教がマリア崇拝を含んでいたのは歴史の必然なのであった。

キリスト教はその良い価値の要素のうちの多くをおそらくヘブライではなく、このギリシア、あるいは先史クレタに負っているだろう。一方、例えばデーヴィット・アイクの嫌った、キリスト教の人を縛り付ける要素はおそらくヘブライからきているのだ。
こうして古代宗教史を調べることによって、キリスト教の価値ある深部を、
より深く理解することができる。
たとえばヨブ記は、あきらかにギリシア悲劇から大きな影響を受けて成立している。
しかしギリシアの受難劇の理解は、先史クレタの古代地中海地域の宗教パラダイムまで、すくなくとも遡る必要があるのだ。

自らの命をかけて何事かに挑戦する姿に最高の価値を見出すこの地中海の伝統は、
神の受難劇になったり、英雄の悲劇になったりして姿を変えつつしながら、
ホメロスの叙事詩やアテナイでのギリシア悲劇を生み出し、
その後にはキリスト教に変貌したのだ。

これは地中海域特有のものだ。いまでもエーゲ海、地中海の諸島では、
家族などのために自らの命をかけて死んでいった人に対する挽歌が
民俗音楽の主要なジャンルになっている。これはほかの地域にはない。

クレタ文化の初期、東部クレタ島では山頂聖所が整備され、宮殿?が作られたたことが
わかっている。原点はここだろう。 馬場恵二 著 「癒しの民間信仰」にくわしい。 
一方古代エジプト文化は、古代地中海文化のパラダイムに含まれるだろう。
このパラダイムは、けっして古代エジプトが始原であったわけではない。
あとからエジプトがクレタの影響を受け入れてオシリスの受難の宗教ができあがったのだ。

古代地中海地域の人たちは、いかに生きるかでなく、いかに死ぬかということを
考えつつ生きたのだ。その結果、最高の死者には最高の栄誉ある永遠の家が
与えられ、生者は死者に、ふさわしい見事な芸術、体育の記録などを捧げたのだ。

これが後の古典ギリシア世界で花開いて、「ギリシアの奇跡」と呼ばれる文化現象として知られるものなのである。そしてこの文化の表層だけが、全世界にひろがっていった。しかし、もうギリシア古典期には、ギリシア悲劇やオリンピックやデルフィの予言などはあったものの、それが死者の祭儀が基礎部分にあることが理解されなくなり、
ギリシア哲学の中には輪廻転生が根を張っていることを後代の西洋哲学は理解せず、
古代世界の彼岸思想のパラダイムは陰鬱であると西洋の学者は言うまでになった。

なにを言うのか。原爆を都市住民の真上に落とすことが平気なパラダイムこそ
陰鬱そのものではないのか!

さて、西洋のキリスト教神学者たちは、ギリシア的要素を切り捨て、
ヘブライ的キリスト教こそが、キリスト教のあるべき姿だと、2000年間歪曲した主張をしてきた。なぜなら、古代ギリシアは、ある意味現代世界(現代日本と言うべきか)と似ており外観、非宗教に見える世界だったのだ。こんなところで成立した初代キリスト教が、ギリシア的要素を大黒柱に持つわけがないと考えるのは当然だ。
そしてキリスト教神学者たちは間違った舵を大きくきっていったのだ。


ともあれ、現代世界は古典古代のギリシアとはまったく断絶している。
断絶といえば、日本が倭国と完全に断絶していることは、多くの人は気がつかない。
また、江戸時代までの日本とイルミナティの日本革命(明治維新)以降が、
また大きく断絶していることもだ。起源を知ることができないときは断絶しているのだ。教科書から離れて、自分で歴史の時代区分を確認すべきだろう。

いまでは古代世界の価値観は、ほとんどイルミナティの価値観(金銭至上主義といってよい)に置き換えられてしまっている。直接には、ガン細胞のように始まった西洋啓蒙時代が震源だ。いまだにフランス革命が自由な市民の政治活動の最良の成果だと心酔している人たちがいる。困ったものだ。善人であっても、騙されやすさは、人間の美点ではない。我々は今イルミナティ化した世界に住んでいるのだ。これは見えない宗教だ。
精神を見えない鎖でしばりつける支配だ。歴史もイルミナティ化しているのに誰も気づかない。そして我々は、基本的価値観がイルミナティが提供したセットで生きているのだと思う。すなわち、もうすでに200年以上にわたってイルミナティの悪魔宗教の中にどっぷり浸かってきたのが、我々現代人なのだ。

したがって、癒しも医療もイルミナティの枠組みの中でしか考えられないのだ。
医者が医療行為以外のことを患者のため善意でしたら違法行為になるのだ。
ここでイルミナティ宗教が世界統一宗教になるまでに、薄皮1枚の状態なのだ。
真の癒しも医療も既存の枠組みの中に期待するのは幻想なのだ。
幻想の中で生まれ、こころの癒しもなく人生をのたうちまわり、幻想の中で死んでいくのがイルミナティ世界に生まれた我々すべての人間家畜の宿命なのだ。

たとえば、ちょうど農業では、いつのまにかイルミナティが提供した農業セット、すなわち化学肥料、除草剤、農薬、動力農業機械のセットで農業活動が営まれるようになってしまったが、農業従事者の多くは、誰もこれについて疑問を抱かない。
便利、高収益という口実は、ほかには絶対的に選択の余地のない原則に見えてしまうのだ。

ほんとうに他の選択はないのか。やってみないだけと違うのか。
なにも行動をおこさないという自分の単なる正当化ではないのか。
そして、これは他のあらゆる事項に及ぶ。
ここには、皆がやっている、他にどうしようもない、考えてもしかたがない、
という精神的退廃、無気力と虚無感がある。

なぜならこういったことになるのは、イルミナティ宗教がモロク金銭宗教だからだ。
人のこころに、何もひびかぬ金銭への愛着が至上の価値になっている。
だから、まずこのイルミナティの金銭至上宗教の価値観から離れる必要がある。
しかし明治以前の日本には、イルミナティ宗教とは無縁な世界があった。

渡辺京二 著「逝きし世の面影」には、日本がいかにゆたかなユートピア文明を喪失したかが、見事な筆致で書かれている。たとえば、最初のほうのp14に江戸幕府との通商条約の交渉で通訳を務めたヒュースケンが日本を1年あまり観察して、つぎのように述べている。

この国土のゆたかさを見、いたるところに満ちている子供たちの愉しい笑い声を聞き、
そしてどこにも悲惨なものを見いだすことができなかった私は、
おお、神よ、この幸福な情景がいまや終わりを迎えようとしており、
西洋の人々が彼らの重大な悪徳をもちこもうとしているように思われてならない。

ここに出てくる西洋の人々とは実はイルミナティ人なのである。
歴史がこのように隠蔽されているから、なにもわからず半解(頭脳半壊)状態の知識人種が、明治維新の革新性や文明開化などをわめき騒ぐのである。

こころを癒す場として、日本では神域は明治維新までは、どこでも大切にされてきた。
神社の境内や鎮守の森は、これほど落ち着く場所は他にない。
また、お寺めぐりは日本の美の発見の旅なのだ。そして全国どこにでもある八幡神社とは、
神仏混交した日本的宗教の始原であり、その位置する場所は、
遠く忘れ去られた倭国の遺跡の近くにあることが多い。
もう八幡さまや天神さまに願かけることなどは誰もしないが。
昔は、こころを癒す場がこのように宗教の中にあり、機能していた。

しかし今はそういった機能は、どこにもないと考えたほうがよい。既成の枠の中に
なにかあるだろうと考えても、上の述べた理由でこころを癒す場はない。
代替的な場を個人で創作するしかない。どのような場を考えたらよいか。

そこで、古代地中海世界の宗教のなかのこころを癒す場を考察しよう。
ここで気になるのは、古代ギリシアのエーゲ海北岸の洞窟で瞑想する行者や修行者の話、現代のアトス修道院などへの関心が、現在何もないことだ。
ヘレニズム世界やヴィザンチン世界の瞑想運動。この現象は現代世界までインド地域でも残っている。イスラムでも残っている。この瞑想の起源こそが、古代地中海世界の宗教で一般的であった彼岸思想の聖所ネクロマンテイオンなどと関係があるのではないだろうか。
後の付録動画にギリシアの歌謡、Byzantine Meditationをのせておいた。
いまだにギリシアでは、瞑想への関心が、ある程度あるのだろう。
日本ではスピリチュアリズムと呼ばれ、うさんくさい目でしかみられない。
瞑想の話をすると、アブないね、オウムみたい、とひかれてしまう。
宗教や哲学の起源となり得るこの瞑想の起源に、あまり誰も関心を持たない。

古代宗教の中のこころを癒す場としての宗教施設、神殿、神域について、考えると、
先史クレタからシュメール、エジプト、ドラビダ系インドまで伸びる古代地中海ベルト
の世界の中にあった宗教パラダイムが、その後のすべての古代宗教を作り上げたように思える。そして、その中に、医療の場があったのだろう。医学の問題はここに始原があると思う。こころの癒しもここに始原があるのだろう。瞑想による修行もここに起源があるのだろう。


3、癒しの神、アスクレピオス神の起源  

古代ギリシアのアスクレピオス、蛇を従えた癒しの神が、遥か歴史の始原では
クレタ島の山頂聖所の癒しの神に起源することが、馬場恵二 著 「癒しの民間信仰」
p143に述べられている。ミノア文明において、クレタ山頂聖所において崇拝された神が、後代のアスクレピオスの起源なのであろう。
おそらく クレタのクノッソス宮殿の真の機能は、癒しの神の神殿であり、
直角に曲がりくねった暗闇の洞窟のような長い通路は、ヒーリング・センター
あるいは冥界下りをするエピュラの託宣所のようなネクロマンテイオン
であった可能性が高いと考えている。

死者と会うことによる安らぎと癒しが、いつの時代でも残された家族にとって、
いつまでも大切であったのだ。これは、なんという現実宗教なのだ!
これは現代日本のすくなくとも今の私にとっての、宗教の要請にぴったりなのだ!
仏教が葬式宗教だと非難されるが、それはあたりまえのことなのだ。


では、ミノア文明の考察としてて、出発点になるクレタ島のクノッソス宮殿を訪れよう。

クノッソス宮殿の西入り口から一直線の長い参道のような壮大な道を通って西広場へ到達すると、目前に窓のない3階建て、おそらくそれ以上の高さの、左右にも長大な壁面に直面する。遊び心でなのか、奇妙な波打つように作られた数段の階段のテラスがあり、
またフレスコ壁画にしても、はでで、なにか奇妙な雰囲気である。
常識をくつがえすような遊び心がここに、あそこに、と横溢しているのだ。
ここはなんだ、大人のディズニーランドか、と思ってしまう。
またこの遺跡には、かって語られたことのないさまざまな細部への驚きがある。
こんなものは歴史上存在しなかったのではないか。
有名なタージ・マハールは理解の範疇に入るが、ここはもうなにか、ただ驚きでしかない。この驚愕のショックのため、エヴァンズは、当時のこういった建築物は
冥界の死者のための神殿であったと考えるべきだ、という常識を忘れ、
幼児のようにこの大発見に有頂天に舞い上がって、宮殿であったはずだとの、
激しい思い込みをしてしまったのだろう。

西側には イダ山の白い山頂が中国の山水画を思わせように遥かに見える。
南側は糸杉のそびえる深い谷だ。谷川に続く道がある。これは死者の谷なのだ。
この谷は、あちこちに葬祭殿が散在するのだ。エジプトの場合と同じなのだ。
そして先史クレタではイダ山の山頂聖所こそ、当時の宗教聖所の中心だったのだろう。
クノッソス宮殿からイダ山の眺めは壮大で、この地の立地条件が的確だと思わせるのだ。

このところ、イダ山頂への登山トレッキングが流行しているらしく、
その記録が本となって出版されている。 「クレタ、神々の山へ」真保 裕一 著
私はこの山頂へ至る数時間の登山が深い変性意識をもたらすのではと考えている。
それはかなり過酷な道程のようだ。途中にはゼウス誕生の洞窟があり、
YouTube動画を下に載せておいた。こうして、登山で深い変性意識になり、
洞窟や山頂聖所での祈祷をしたり、聖所に篭った中での瞑想や儀式により、
さらに深い変性意識状態の中に入っていったのだ。
こうした深い宗教経験は、クレタの民が滅んでも、数千年の瞑想の伝統は消えず、
さまざまな形をとって後代の宗教に変貌していったのだろう。

エヴァンズは、クレタ民族は自分と似て、イギリス貴族のような遊行生活を送って、
怠惰で自堕落な非宗教的な人生を過ごしたと、哀れにも誤解したのだった。
だからこれほどまでに稠密な宗教遺構を、宮廷文化の跡としか見ることができなかったのだ。しかし一般に、欧米人は、古代ギリシアや先史クレタを誤解したばかりでなく、
現代のさまざまな文化をも傲慢にも無視・誤解して、根絶やしにする精神構造があり、
西洋人の誰もこの傾向を反省しないのは困ったものである。


馬場恵二 癒しの民間信仰 p24には山頂聖所や石畳の参道の写真がある。p36には
ユクタス山中腹の山頂聖所アネモスピリア(風の洞窟)の図がある。ここもクノッソス宮殿の聖所と同じで、参詣者が聖所を眺める方向に聖山イダ山が遥か彼方に眺められる。(のかな?行ったことがないので想像するだけだが)これは遥拝といって倭国の神社でも山頂神社を下の平地の神社から参拝する例がある。

クノーソスの都とは、おそらく今のイラクリオンの地であり、
王宮も市街もここにあったと考える方が合理的だ。
すなわち、いまより広い範囲が、クレタのクノーソスといわれる地だったのだ。
そして、クノッソス宮殿とは死者のための壮麗な葬祭殿だったにちがいないのだ。
ギリシア系進入者たちが侵入したときは、イラクリオンの王宮も市街も破壊され、
クノッソス宮殿、すなわちクノーソスの壮大な葬祭殿を城砦に転用したのだ。    

さて、「癒しの民間信仰」 p25には旧来の説、ミケーネ王権で話が進んでいく。
そこでは、ミケーネ世界は軍事中心の、まるで現代世界のような、
戦争が中心の世界であったように思われる。
ギリシア系略奪進入者は、たとえばミケーネに見られる強力な王権が存在して
宮殿や城は必要であっても、神殿や、葬祭殿は必要なかったのだろう。
ヘロドトスにもスキタイ族は神殿、聖所を持たぬ、とある。
ギリシア系進入者たちによって、古来の神殿は、宮殿や城砦に軍事転用されたのだ。

いわゆるギリシア神話からは、この先史クレタの東部地中海域、中東、
エジプトなどと共通の宗教パラダイムは簡単には推察できない。
なぜなら、文化・宗教の深い断絶があるからである。それどころか
政治システムもおそらく深い断絶があり、ギリシア系進入者が荒らしまわった
ミケーネ時代は王の独裁政治だったが、すぐポリスごとの民主政に変わっていくのは
もともと先史クレタがポリスごとの民主政だったからだろう。


ギリシア本土のミケーネやネストール王のピュロスなどの宮殿は城砦であり、
最初からそのように作られたものであろう。
しかしクレタは違う。クノッソス宮殿などは、ミケーネ、ピュロスなどとは似て非なるものだった。先住ミノア人すなわちエテオクレタ人 (エジプト人のいうケフティウ)は、クノッソス神殿をどのようなものとして築造したのか。
それは、東部地中海域、中東、エジプトなどと共通の宗教パラダイムから推測すれば、
彼岸宗教思想の神殿であったという可能性しかない。シュペングラーが疑惑を抱き、
ヴンダーリヒが著作で述べたように、クレタのクノッソス宮殿は、
アーサー・エヴァンズの誤認でしかない。
こんなところにバッキンガム宮殿があったはずはないのだ。
いったい彼は、なにを考えていたのだろう。いくら華麗に装飾された
現代風の施設があったとしても、それが何か、勝手な思い込みで判断してはいけなかったのだ。ミノア人とギリシア系略奪進入者とはまったく文化が違っていたのだ。
この頑迷なまでの学会の保守性・欺瞞性の故に、いつまでたっても、自由な討論ができず、こんな明らかな誤謬がいつまでも続くのだ。古代宗教史研究にとっては大きな損失であろう。  

だいたいがギリシア文明やミノア文明を、ヨーロッパ文明の最初の幕開け
という迷妄が問題なのだ。ほとんど関連のないミノア文明とヨーロッパ文明を、
願望的推論でむりやり関係付けているから間違いがおこる。
もっと当時の諸外国との関連から一歩一歩研究をすすめればよかったのだ。
防御体制が皆無なのは、パルテノン神殿や葬祭殿など宗教施設だからなのだ。
先史クレタ史研究は基本ベースで間違っているのではないかと思う。
ただし当の現代ギリシャ、現代イタリア、現代スペイン、現代トルコなどには
古代からの連続があるだろう。それを追求したのが、馬場恵二氏である。
馬場恵二氏の研究には真実の強い香りがする。
なぜならば従来の現地を無視した研究ではなく、現代ギリシャの中に残る
古代宗教の遺存を追求しているからだ。
ヘレニズム文明でさえ、現代に残存しているのは、エンタシスやペンタトニック音階の
存在する日本文化だけだ。けっしてヨーロッパに残っているという事実はない。

さて、ギリシア神話の中の古代宗教の遺存を考えると、クレタのミノス王の息子グラウコスの死と再生の物語の中にも、フェニキアのアドニス神の死の物語にも、先史クレタの古風な死と再生の癒しの神が透けて見えてくる。クレタでは大地母神が最高の神格であっただろう。しかしギリシア男系社会の拡がりとともに、従属する男神が治癒の権能を持つにいたったのかもしれない。

それが古代ギリシアのアスクレピオス神の起源だったのだ。
他にも聖婚祭儀、神殿娼婦など、我々には理解不能な宗教パラダイムがあるが、
理解不能なことは理解不能にしておくのがよい。なまじ、わかった風を装うことにより、評価を加えたり断罪するのは意味がない。


そして山頂聖所と平地の神殿はワンセットとなっているのだ。
先史クレタのイダ山、ディクテー山の山頂聖所とクノッソス神殿だ。
また、エジプトのピラミッドとオシレイオンまたは河岸神殿は、
こういった意味でワンセットだったのかもしれない。
ピラミッドは山頂聖所の代替であったのかもしれない。
日本の神社でも上宮、中宮、下宮といったものがある。

「癒しの民間信仰」 p24の図像には女神の両脇にライオンのような動物が侍している。まるでスフィンクスのように。また、山頂聖所の方は、選ばれて聖別されたモーゼのような特別な人だけが登れたのだ。山頂聖所で聞いた神の託宣を、平地の神殿の祭儀で表明したのだろうか。
平地の神殿は一般向けであり、ここでは冥界への入り口として、さまざまな家族が故人と出会う場であり、そして、ここは癒しの願いを願かける場でもあったのだろう。それは同時に医療の場でもあったのだろう。 古代ではこのようなセンターは、広く、エジプトにも東アジアにもインドにも、どこにもあったのであろう。
これは、宗教と医療の原点なのかもしれない。
このような宗教的な背景からヒポクラテスの科学的医術が出現したのである。

しかし現代の医療は、ヒポクラテスの誓いを無視して、イルミナティの金銭宗教の中に深く埋没していく。イルミナティの癒しの偽神への帰依を、ほとんどの医師はこころの底では密かに誓っている。誰もこのことを恐ろしいことだと考えていない。


蛇を従えた癒しの神を、なんらかの爬虫類的異星人と関連づけるデーヴィット・アイクやスワードローの論は、私には飛躍しすぎである。しかし、例えば、UFOアブダクティで誘拐された人がグレイ系異星人の胸に翼ある蛇の徽章がついているのを見た、と証言したことは読んだことがある。またクーパーはグレイ系異星人の胸についた三角形の徽章トライラテラル・インシグニアのことを書いている。いったい、この蛇が爬虫類的異星人と関係があるのか、三角形の徽章がイルミナティと関係するのか、判断する材料が不足している。古代宗教で、たとえば、なぜクレタの治癒神が、蛇と関連付けられるのか、アスクレピオス神が持つ蛇の巻きついた釈杖はなんなのか、蛇(インドのように訓練された蛇使いによる)の患部へのなめたりすることの癒しと神の癒しがどう関連するか。現状では未知は未知のままで置くしかない。死者と蛇と神はなぜか密接に関連しているのである。これはさらなる考察が必要だ。

しかし、最近出版された淺川嘉冨、ぺトル・ホボット 著「[UFO宇宙人アセンション]真実への完全ガイド」 p112 には蛇のシャーマンの治療の話がある。南米のシャーマンがアナコンダとコミュニケーションをとって、アナコンダのエネルギーで患者を治療するらしい。この本も現代の奇書といってよい。この本には、その他、あまりに不思議すぎる話がいろいろ書いてある。

参考
エジプトとの関連 葬祭殿    ピラミッドと迷宮   
What Was the Labyrinth - Greek or Egyptian - Softpedia
http://news.softpedia.com/news/What-Was-the-Labyrinth-48844.shtml

エジプトの葬列の中のクレタ人、王が死ぬとこのような長い列で莫大な奉納物を各地から持ってきたのだろう。書記が記す弔問の記録がクレタでは線文字Aの粘土板として残ったのだろう。このシステムは納税の記録と類似するため慎重な研究がされねばならないだろう。線文字Bは納税記録なのだろう。
Re: Grand Procession pt1
« Reply #17 on Apr 21, 2010, 5:09pm »
http://egyptsearchreloaded.proboards.com/index.cgi?action=display&board=egyto&thread=95&page=2

Agia Triada 石棺のfresco paintingの葬祭の列
Minoan Art: The Agia Triada Fresco
http://www.mlahanas.de/Greeks/Arts/MinoanFresco.htm


アマルナ時代のクレタとの関連 アバリスのテル・エル・ダバでのフレスコ画の発見
いわゆる牛跳びだ、危険に挑戦する宗教儀式だ。不思議な儀式だ。
frescoes of Tell el-Dab'a, also known as Avaris
http://heritage-key.com/blogs/owenjarus/did-unemployed-minoan-artists-land-jobs-ancient-egypt

The Troy of Edward Carrère トロイの王宮 これは映画セットで再現したもの。城砦がどんな風に作られたかわかる。これが王宮だ。
http://home.flash.net/~torchie/jsernas/troysets2.htm


クレタのクノッソス宮殿が彼岸宗教思想にもとずくというヴンダーリヒの上記の証拠にはならないが、YouTubeには、クノッソスの動画がいろいろある。あまり見る人がないようだ。全世界で7ヒットくらいしかないのもここにある(笑!)

Αρχαιολογικός χώρος Κνωσσού (Knosos palace)
http://www.youtube.com/watch?v=B5DcbgKfzJA

イダ山頂聖所、ゼウス誕生の洞窟、エルサレムより少なくとも2000年遡る世界最古の聖地が閑散。
ΖΕΥΣ & ΙΔΑΙΟΝ ΑΝΤΡΟΝ ΚΡΗΤΗΣ - ZEUS & IDAION CAVE IN CRETE  http://www.youtube.com/watch?v=3vL6T_bHsJc

エイレイテュイアの洞窟  こんな動画まであるのか。安産の祈願であったのだろう。
( 参考  馬場恵二 癒しの民間信仰 p32)
ΣΠΗΛΑΙΟ ΕΙΛΕΙΘΥΙΑΣ ΚΡΗΤΗΣ - EILEITHYIA CAVE CRETE
http://www.youtube.com/watch?v=a7bbWi68C8c

ここではクノッソス宮殿のミノス王の居室 といわれている?はたしてそうか
Ανάκτορο της Κνωσού: η αίθουσα του θρόνου
http://www.youtube.com/watch?v=Eo70t-ru_Xg

Cnossus - Knossos  木製の模型がおもしろい
The Palaces of Minos at Knossos  Reconstruction
http://www.mlahanas.de/Greeks/Cities/CnossusReconstruction.html

Life in Neo-Palatial Knossos  おもしろい
http://crete.classics.ox.ac.uk/U3S1/U3S1L3.html

ピュロスのネストール王の王宮を再現した現代建築の動画があるが、こちらは確かに王宮に見える。
ESTIA MANSION  mp4バージョン
http://www.youtube.com/watch?v=hpvCB0zxLdg

テラ島の噴火による破壊 ミノア文明の崩壊
Μινωικος Πολιτισμος
http://www.youtube.com/watch?v=KluSuPFGKg8

クノッソス宮殿の動画のシリーズだ。1〜5  マニア向け
VideoKriti - Knossos prt 1 - Crete Greece
http://www.youtube.com/watch?v=kCN8GGYy1sE
VideoKriti - Knossos prt 2 - Crete Greece
http://www.youtube.com/watch?v=W0BFRYvIVjc
VideoKriti - Knossos prt 3 - Crete Greece
http://www.youtube.com/watch?v=Co-Zeo57Pq8
VideoKriti - Knossos prt 4 - Crete Greece
http://www.youtube.com/watch?v=QA1ag0zrXu0
VideoKriti - Knossos prt 5 - Crete Greece
http://www.youtube.com/watch?v=e6ywXg5D_7U
クレタ島の旅の動画が後ろにある。


参考書籍 

ハンス・ゲオルク・ヴンダーリヒ 著「迷宮に死者は住む」1975

この本の序言によれば、学術的なオリジナルな報告を、
特殊な専門的知識がなくても読めるように書いたのが、この本だという。
これが本来の啓蒙書のありかただ。
こういった著者の良心が内容の妥当性を予想させるのだ。

馬場恵二 著 「癒しの民間信仰」 馬場恵二 癒しの民間信仰


エピュラのネクロマンテイオン

古代ギリシアの託宣所ネクロマンテイオンNecromanteion は死者を呼び出してその託宣を訊くところだ。アケロン Acheron 川 のほとりにある エピュラの遺跡 Necromanteion of Ephyra はつぎにあるように、ギリシアの旅の名所の一つらしい。

旅 ノ 記 憶 - 冥王ハデスの聖域エフィラからプレヴェザ
http://cayhane.blog43.fc2.com/blog-entry-21.html

YouTube動画で見ると、アケロン川は清水が流れ、日本と違って川が汚染されていなくて美しい。
ひるがえって「美しい日本の私」と言った知識人を思い出す.........
Acheron River - Gliki
http://www.youtube.com/watch?v=MC9iOXqWy5c
http://www.youtube.com/watch?v=LGK3GHqXcEQ

Acheron River NEKROMANT
http://www.youtube.com/watch?v=-5-fMwAN-XA

死者の託宣所、エピュラの遺跡 の発見

さて、ソチリス・ダカリスSotirios Dakarisによるここの発掘の様子が本になり、以前翻訳されて読んだ。本の題名がわからなかったが、見つけた。たぶんこの本だったのだろう。 

 P.ファンデンベルク 著  「神託  古代ギリシアをうごかしたもの」 1982

この本の第1章 アケロン河畔の死霊託宣所 にダカリスの発見が40ページほどレポートされている。 その中には、死者と交流するために1ヶ月かかって直角に曲がりくねった迷宮の廊下のような暗闇の部屋で生活し、最後はその長い廊下を行った先の託宣所で、死者と再会するらしい。長い廊下に入るとき、後ろに石を1個投げる。それは、禍よけらしい。そこには、大量のハシッシュの焼いた跡があった。
現代のWebの写真で見るカーブした丸天井の部屋は、地下の犠牲獣の血のプールだったのである。1mあまりの有機質の残渣が積もっていた写真がある。そこで死者はその血を飲み、話しかけることができるようになるとされる。
発掘者本人の、英文の著書があるらしい。
Sotirios Dakaris The Nekyomanteion of the Acheron (1993)

クノッソス宮殿は本来このような施設であったにちがいない。
墓であるとされる丸い部屋が犠牲獣の血のプールだったのかもしれない。
ヴンダーリヒ の言うように、死者と生者とに関連する施設だったことは間違いないだろう。ピトスという大きな甕に何を入れたかは議論のあるところである。ヴンダーリヒ の「迷宮に死者は住む」では遺体を入れたことになっていて宮殿の外に陶片と骨片の山があったことを根拠にしている。エピュラのネクロマンテイオンでは、ピトスには託宣を伺う人々が持ってくる謝礼や奉納物の穀物などを入れたのだ。だからクノッソス神殿が、冥界の託宣所でなにも問題はない。

死霊という言葉に変に反応して、悪魔が関係すると考える人がいるようだが、勘違いしている。ネクロマンテイオンは亡き親族を呼び出してもらって再会するところなのだ。悪霊を呼び出すところではない。多くの人は悪霊を呼び出すことは望まないものである。メソポタミアのジグラッドやエジプトのピラミッドも悪魔の館であるわけではない。いろいろ関連するページを見ても、日本の幽霊と同様にマスメディアの興味本位の子供だましの醜悪な洗脳が、外国にもある。悪魔やお化けや怨霊など怖いイメージは、いつからかマスメディアによって染み付いたのだろう。悪のネガチブなエネルギーは生きた人間にこそあるのに!

4、シャーマニズムにおける癒し 


・カルロス・カスタネダのイクストランへの旅
Carlos Castaneda   
シャーマニズムへの関心、呪術師への関心をかって一気に高めた、カスタネダの人生は、文化人類学大学院生時代の第1作「呪術師と私 ドンファンの教え」 の出版でスタートするといってよい。この第1作にはカスタネダの体験らしきもの、幻覚剤による治療のセッションの記述があるが、その後は第2作にもすこしあったような気がするが、それ以後は幻覚剤による治療のセッションはない。カスタネダは、最初は呪術では幻覚剤の使い方がポイントであろうと推測していたが、次第に違うことがあきらかになっていった。幻覚剤は、ただ変性意識状態が存在することをわからせるためにだけ使われるのだ。カスタネダの一連の著作はこのことを順次あきらかにしていく。そして、不当にもトリックスターと蔑まれたカスタネダの人生はつぎのことをあきらかにするのだ。

自分自身をだます、周りもだます、履歴を消す。この結果、内面において非日常的世界が現出する、ということ。それは私には、こう言い換えることもできる。この結果、我々の洗脳世界が脱洗脳の世界になる。しかし、マトリックスから逃れ得ても、それが真実の世界になるかどうかはわからないのだ。これが我々の解だ。でも、私でもあなたでも試してみる価値はある。これがカスタネダの生涯を通じたイクストランへの旅であり、我々へのメッセージだと考える。

「呪師に成る  イクストランへの旅」p37には「履歴を消す」という、この呪術師ドンファンの教えの意味が解説される。そしてカスタネダは、「履歴を消す」実践を生涯にわたって続けた。それは彼をトリックスターと蔑まれる結果に追いやった。が、かれはあくまで誠実だったと私は考えている。

「履歴を消す。このことによってのみ自由になれる。」という、この呪術師ドンファンの教えを知ってか知らずか、インターネット上に大量の履歴を消した人々が出現した。彼らはマトリックスの洗脳世界から逃れえた人たちなのだろうか。単なる工作員2ちゃんねらーばかりなのだろうか。脱洗脳の情報世界を構築しているのだろうか。それとも洗脳の情報世界を構築しているのだろうか。私には、ほとんどが後者のように見える。

第3作「呪師に成る  イクストランへの旅」。いま手元にあるこの本は、ブックオフで105円で買ったやつだ。なんという叩き売りなのだろう。カント純粋理性批判上105円、パスカル パンセ105円。喜ぶべきか、悲しむべきか。日本中の本屋で誰も手に取らず、そのうち2冊105円か。
  
この「イクストランへの旅」に、カラスとコミュニケーションをとる呪術師ドンファンが書かれている。そこで、私も意識で他の生物とコミュニケーションがとれるか試してみた。深夜、部屋の中に聴こえてくる外の虫の音に対して意識を集中してみる。そうするとかなりの確率で虫が鳴くのを止めるではないか。これは偶然か、なんなのか。これは奇妙だと困惑する虫の感情まで感じるような気になる(笑) それと同時に私も奇妙だと思って、つい笑ってしまうのだ。この集中の仕方は音楽に聴きほれるのとなにか似ている。この音楽空間と意識空間はなにか関係がある。ここでは、コミュニケーションがとれるという内心の確信が鍵だ。リラックスによって、おそらく軽い変性意識状態になっているに違いない。リラックスと集中によって、さらにさらに深い変性意識状態にだんだん移行していくのだろう。深く沈潜した変性意識状態の底では、通常考えられないようなことがおきるのだ。それは現実と意識する世界とは、なにか。という果てしない疑問をつきつける。

呪術師ドンファンが、カラスとコミュニケーションをとったのはおそらく事実なのだろうと私は思う。この場合、事実とは何か、が問題になるが。そして我々の意識は他の動物たちの意識ともつながっているのだろう、普段気がつかないが。

神秘的で未知の世界への扉は目の前にあるのに気がつかないだけなのだろう。リラックスと集中によって深い変性意識状態へ入ること、確信をもつこと、がその扉を開ける鍵なのだろう。

YouTubeにカスタネダの写真が数枚あるようだ。一生の間に写真が数枚だけあるらしい。

カスタネダの呪術師のヨガ  マジカルパス   動画が13ある。 実践するとおもしろいかも。

Pases Mágicos- Carlos Castaneda [1/13]
http://www.youtube.com/watch?v=lauKs7tbtV8

・植物の意識とのコミュニケーション

バクスターの嘘発見器による植物とのコミュニケーションも事実かもしれない。ここでもまた、事実とは何か、が問題になるが。


クリーヴ・バクスター著 穂積由利子訳  「植物は気づいている (バクスター氏の不思議な実験)」

バクスター効果について、実験している人がいる。電圧は3Vだそうだ。こんなにかけていいのか。植物の拷問ではないか。
http://www.d1.dion.ne.jp/~yamato__/plant.htm

『ポピュラーサイエンス日本版』から『家電批評』『MONOQLO』と渡り歩く「ニセ科学研究所」のBLOG
http://shibuken.seesaa.net/article/113140500.html
懐疑論だが面白い。

ほたるいかの書きつけ  サボテンはバクスターの夢を見るか?
http://ameblo.jp/fireflysquid/entry-10198242198.html
これも懐疑論だが面白い。

いわゆるESPの科学実験は実験者が懐疑の意識で行うとその意識が反映されて、実験の結果が否定的なものになりやすい。クリーヴ・バクスターの実験は、これを排除したやり方だったように記憶している。

・呪術医、心霊医
 
ブラジルの心霊医アリゴー

ブラジルの心霊医アリゴーのケースは ジョン・G・フラーによって調べられ、「錆びたナイフの奇跡」 として出版された。
これによると アリゴーは、ドイツ人のフリッツ博士に憑依されて、治療をおこなったという。たしか記憶では、みずから予言した期日に交通事故で死亡している。ジョン・G・フラーはアリゴーによって脂肪腫を摘出手術をしてもらった。その手術の様子がレポートされている。ここでもアリゴーは深い変成意識状態になって治療を行ったと書いてある。

疑り深い人による精神世界日誌
奇跡の心霊治療師ドクターフリッツ〜初代アリゴー偏(1)
http://plaza.rakuten.co.jp/cyousenrekishi/diary/200902100000/
奇跡の心霊治療師ドクターフリッツ〜初代アリゴー偏(2)
http://plaza.rakuten.co.jp/cyousenrekishi/diary/200902100001/


フィリピンの心霊医

森田健 が初期の著作で、フィリピンの心霊医に自身の体内に発信機を入れてもらったたことを読んだことがある。森田健自作の小さな発信機が心霊医が体内に入れた瞬間、八木アンテナで電波は受信できなくなったと書いてあった記憶がある。これは物質、時空というものが意識と別物ではなく、なにか関係がありそうだということで、興味深く思った。 森田健の実験的体験談 は実に面白かった。
http://www.fushigikenkyujo.com/archives/Syuzaiki/phillippin.html
http://www.fushigikenkyujo.com/archives/Syuzaiki/phillippin2.html
http://www.fushigikenkyujo.com/archives/Syuzaiki/phillippin3.html

森田 健のドクターフリッツについて
http://www.fushigikenkyujo.com/archives/Syuzaiki/phillippin.html
   

・イルミナティの黒魔術師たち
どんな文化、宗教にも秘教エゾテリックな分野を持っている。イルミナティももちろん持つ。イルミナティの場合は悪魔の秘教である。これがどれだけ蔓延しているかは、書店のオカルトコーナーへ行けばよくわかる。この膨大な量の悪魔書をひもとく読者輩が存在するのだ。悪魔書の出版には、どこからか銀行の融資がすばやく舞いこんでくるのかしらん。こころのガン細胞としての存在のイルミナティ黒魔術師にとっては、この世界は住みやすい、居心地のよい場所なのだろう。また、ロック音楽のなかには悪魔儀式さながらのバンドがあって薄気味悪い。彼らが行う醜悪な悪魔儀式は、もうお茶の間で慣れっこになって、芸人が悪魔のコスプレをしても、ご愛嬌なのである。

悪の意図を持って変性意識に向かうと黒魔術になるのだろう。ここではアレイスター・クロウリーの黒魔術について考察しなければならない。悪魔愛好家という人種は私には気が重いので、うんーと気合をいれなければならない。この醜悪な悪魔の黒魔術は、いずれまたよく考察しよう。


5、現代の癒しの場

現代の癒しの場は、いくつか存在する。しかしレイモンド・ムーディの実験的施設は今はないのだろう。おそらく医療機関併設のホスピスが代わりを務めているのだろう。ダニオン・ブリンクリーの施設はまだあるかもしれない。ブリンクリーは、ターミナルケア(ガンの終末医療)のための施設のこともも書いている。ムーディの精神の劇場 では悲しみを癒すために暗室の「鏡視」で、故人と再会する手法がとられていた。

・臨死体験の研究者 レイモンド・ムーディ Raymond Moody 
   
精神の劇場 The Theater of the Mind の試み。この名前はロックバンドが取ってムーディ は使っていない。施設名は 「The Dr. John Dee Memorial Theater of the Mind 」というようだ。

こころを癒す場、ヒーリングセンターの試みはニアデスエクスペリエンス臨死体験の レイモンド・ムーディ Raymond Moody (「かいま見た死後の世界」「リユニオンズ―者との再会」 ) がダニオン・ブリンクリーと行った精神の劇場 The Theater of the Mind である。

マッサージや音楽などリラックスできる場や暗室で鏡を見る(鏡視)という古代ギリシアの託宣所の手法で死者との再会やヒーリングセンターの試みを行った。ヘミシンクの評判の陰に隠れてなのか、話題にならなかったのが残念である。

レイモンド・ムーディ 著 「リユニオンズ―者との再会」1994 p128  4章 精神の劇場    暗室で鏡を見る(鏡視)の施設
この本の内容は彼の死者との再会によるヒーリングセンターの試み、すなわちThe Theater of the Mind 精神の劇場( 1990年)の試みの報告である。

 ムーディは 精神の劇場 という施設を作った。そこには絵画、音楽、演劇、リラクゼーション、創造活動、運動、自然、入眠状態、知覚的幻想、知的刺激、ユーモアなどさまざまな要素がからんでいた。この劇場は寺院、占いの館、魂の修養所、美術館、学校、図書館、遊園地のびっくりハウスなど、これらの要素が一体となり、死者との出会いを可能にした、という。300人以上の人が被験者となり、鏡視をおこない。約50%以上の人が死者と再会できたという。被験者の一割は鏡の中に入り込みそこで死んだ親族と会ったと語ったらしい。

変成意識へ移行できる要素を、できるだけたくさんの要素を組み合わせることでこれを可能にした。
変成意識へ移行できる要素とは、次のようなものである。

1、自然の美
2、時間感覚の変質 
3、芸術   音楽、絵画
4、知識とユーモアによる刺激
5、遊びの感覚

・臨死体験者ダニオン・ブリンクリー 
 Dannion Brinkley

ダニオン・ブリンクリーの「未来からの生還」1997 p70〜75 にブリンクリーが光の存在から言われたセンターのことが述べられている。それはエピュラのネクロマンテイオンのようなものもふくんだものだったという。p74 これらのセンターづくりのための使命をその後の彼は果たしていくのである。

ダニオン・ブリンクリーは、最終作=「The Secrets of The Light(2004)」で次のように言っているらしい。

聖書は次のように告げている。「知識の欠如によって、私の人々は滅んでゆく」(ホセア書4:6―訳註)。この先、この言葉に対する言い訳は許されない。

世界的な機関が「地球全体の利益のため」という標語を掲げ、すべての天然資源を管理統制する日がくると

彦兵衛のブログ〔hiko-bay's blog〕
http://mshiko.blogspot.com/2008/09/blog-post_11.html
elsa 通信:ダニオン・ブリンクリー - livedoor Blog(ブログ)
http://blog.livedoor.jp/elsa0209/archives/cat_31475.html

光の3部作
第1作=『未来からの生還』、第2作=『続・未来からの生還』。そして、最終作=「The Secrets of The Light(2004)」。

自分で、こころを癒す場、ヒーリングセンターと同質のものを備えるには、次の本を参考にして、考える。
「未来からの生還」1997 第14章 二度目の死 臨死体験で経験した旅 p224 

ダニオン・ブリンクリーが2度目の臨死体験で癒しのセンターを体験した。そこには美しい花と香りと音楽の建物、部屋にこだまする聖歌があった。これを誰もが利用できるようにするべきなのである。

インタビューの動画がたくさんある。
Dannion Brinkley talks about life, death and fear.
http://www.youtube.com/watch?v=WaoI_6Iwus0

VirtualLight #3 Dannion Brinkley Dec. 2008
http://www.youtube.com/watch?v=deiLbo1K28M

もう一つが飯田史彦氏の光の学校である。

・飯田史彦氏の「光の学校」
http://iidakenkyusho.jp/
〒503−P382
岐阜県養老郡養老町船附1354−1
飯田史彦スピリチュアル・ケア研究所「光の学校」
Tel. 0584−35−1104

光の学校は、私の知る限り、現在活動している、世界で唯一のヒーリングセンターかもしれない。飯田史彦氏の個人的使命に支えられたこの施設はもっと知られてよい。ダニオン・ブリンクリーと同様に飯田史彦氏の脳出血時の臨死体験による啓示が開設のきっかけであるらしい。

ここはさまざまなルームがあり、2階には飯田史彦氏の個性豊かな展示物等があるらしい。1階にはリラクゼーションなどのさまざまな施設がある。そのがなかにはエドガー・ケーシーのオイルマッサージ、アンドリューワイルのホメオパシー療法、前世療法、催眠療法、音楽療法などがある。光の学校は、自由に見学できるようだ。しかし、飯田史彦氏のカウンセリングは、予約は電話のみで、しかも、予約を取るのは至難のわざらしい。


6、死者との再会、幽霊現象

死去した人が残された愛する家族に会おうという意図がある時、さまざまな手法で我々に気づかせようとしているようだが、もう我々はその存在にはは気づかぬのだ。幽霊現象は、あきらかに現実にあるのだ。怖いと思うのは、恐怖を植えつけるマスメディアの洗脳の故である。我々のまわりにあたりまえに、どこにでもこの体験がころがっているのではないか。

私が読んだ、幽霊の話は次の2冊が印象に残っている。どちらもよく調べられたケースである。

・ベルサイユ・幽霊の謎  (世界3大幽霊話(1)) モリス&ラモント 著 今村光一訳

1904年当時、著者たちが迷い込んだ世界はフランス革命時代の世界であり、トリアノンも草も木もあり森も川もあったのだ。
これはなんだろう。時空を隔てた別の世界がすぐそばに存在するのではないかと思われるような話だ。
実は、私はこれに類する日本での個人的な体験談をある人から聞いたことがあり、この本「ベルサイユ・幽霊の謎」 も著者の実話だと直感した。


カフェ・グリンシュタイドル Cafe Griensteidl:ヴェルサイユの幽霊
http://redlionbbm.pokebras.jp/e34754.html


・生きている幽霊飛行401便   ジョン・G・フラー 著 阿刀田高・長部三郎 訳

ジョン・G・フラー は初めてUFOアブダクションの例、ヒル夫妻の事件をレポートした科学ジャーナリストだ。前述のアリゴーをレポートした人でもある。訳者のあとがきで、訳者2人のどちらが書いたのかわからないが、「スチュワーデスの言葉として、こういう事件にあうと気が動転して何日だったか書き留めることを忘れてしまう、とあるが、本当にそうであろうか。」 と書いている。
しかし、私は訳者とは反対に、このスチュワーデスの言葉ゆえに、この本に記された内容の絶対的な真実性を確信したのだ。そしてそれ故、ジョン・G・フラーのジャーナリストとしての凄みを認識したのだった。

これらのことから次のヘミシンクでの体験、たとえばブルース・モーエンのゴーストバスター体験は、おそらく確実な事実なのであろうという私の確信になる。


7、ヘミシンク

・ヘミシンクと幽霊現象
幽霊の問題は次のレトリーバルと関連があり、これは自分の断片の救出になるという。我々は最終的にはモーエンの言うディスク(モンローはI/Tereと呼ぶ)の集合意識の中へ帰還していくらしい。これは、フォーカス27を超えたフォーカス35に存在しているという。

レトリーバルとはヘミシンクで フォーカス23〜25に閉じ込められた人をフォーカス27に導くことらしい。フォーカス27は輪廻転生の中継地点、バルドである。中間世ともいう。

・J.L.ホイットン他著 「輪廻転生」1989  バルド、中間世、フォーカス27の存在を催眠をもちいて前世療法で調べた本である。

・ブルース・モーエンの著書、死後探索には フォーカス27という場所のことが詳述されている。


また、この世界に近いフォーカス23にいる人を幽霊と呼ぶらしい。
レトリーバル(retrieve , the art of retrieval )の技法はモーエンが詳しい。

・ブルース・モーエン著「死後探索 2 魂の救出」 第18章ゴーストバスター(ヘレイナの幽霊の問題)
・ブルース・モーエン著「ブルース・モーエン 死後探索マニュアル」 p291第4部救出を基本とする探索

・ヘミシンクで行うこころの癒しとストレスの解消
リラクゼーションの方法
感覚遮断の環境を作る。とくに尿意と寒さは厳禁である。
深い呼吸法 でリラックス
この呼吸のリズムはゲートウエイ・エクスペリエンス CDシリーズ第1巻でつかむとよい。
モーエンの「ブルース・モーエン 死後探索マニュアル」 には彼の「3回のリラックス深 呼吸3DRB」が解説されている。
イメージングにより下肢から神経の感覚刺激を消していく。針の先のような点状の自己意識に する。
エネルギー収集

「ブルース・モーエン 死後探索マニュアル」 

ゲートウエイ・エクスペリエンス CDシリーズで癒しに役立ちそうなセッションをあげてみた。
変成意識を操作する技術としては、ヘミシンクは大変コントローラブルである。

・1巻#3 フォーカス10アドバンス  リーボール(共鳴エネルギー・バルーンResnant Energy Balloon) 
エネルギーバリアーを張る。 F10

・1巻#4 リリースとリチャージャ (Release &Recharge ) 
エネルギー変換ボックス内の恐怖心や悲しみ辛さを取り出して泡のように上昇させ開放する。F10

・2巻#4 色呼吸(Color Breathing) で色のエネルギーを使う
  浄化と沈静の緑色のエネルギーを呼吸して癒す。F10 

・2巻#5 エネルギー・バー・ツール EBT (Energy Bar Tool )F10
非物質の生命エネルギーを杖にして使う万能の道具

・2巻#6 生体マップ(Living Body Map) 
想像上の肉体の地図 感情のエネルギーは肉体に重なるようになっている。
肉体の癒し、感情体の癒しを行う。 F10

・3巻#5 エナジー・フード (Energy Food)
宇宙に満ち溢れる生命エネルギーを手のひらから体内に取り込む。F12

リューシッド・ドリーム(明晰夢 Lucid Dreaming)を扱うヘミシンクのCDがある。
    明晰夢シリーズ(DVD)             


    
参考書
ブルース・モーエン 著 「ブルース・モーエン死後探索マニュアル」


全般
ロバート・モンロー 「体外ヘの旅」「魂の体外旅行」「究極の旅」
ロザリンド・マックナイト 著「宇宙への体外離脱」
ブルース・モーエン 著「死後探索」1〜4 
坂本政道氏の著書は数多くある。


星海ケン 著  「人は死んだらどこに行くのか」 

疑り深い人による精神世界日誌
http://plaza.rakuten.co.jp/cyousenrekishi/diary/?PageId=1&ctgy=3
http://plaza.rakuten.co.jp/cyousenrekishi/diary/?ctgy=3

などなど、ほかにもいい本がいろいろあるが、ヘミシンク音のなかで、まずいろいろ意図を実践してみることが大切だろう。ジャーナル(日誌)をつけることが大切だ。その体験は重層し、その結果、自分の生き方を見つめ、自らと家族などの人生の理解をさらに深めるものになるだろう。それは、完全に自分だけの個人的なものになる。
ヘミシンクというと体外離脱という先入感を持つ人が多いと思うが、ヘミシンクCDではそういった体験はむしろ少ない。


・ヘミシンクで行う死者との再会

この項目は参考書の提示のみにする。

まるのひ圭 著 「誰でもヘミシンク」3 あの世の会いたい人に会える本
ブルース・モーエン 著「ブルース・モーエン死後探索マニュアル」


8、宇宙の謎ー 意識と理解の旅へ
我々は宇宙の謎に向き合わねばならない。宇宙を理解することは全ての始まりであり、終わりでもあろう。

ヘミシンクを体験していくうち、この宇宙は意識の宇宙が主体であり、物質宇宙は、その限定された部分であるのではないかと思えるようになるのである。これは唯心論ではない。多次元宇宙論とでもいうべきだ。意識はその中を貫く構成要素で、物質は時空宇宙にのみ局在する構成要素なのかもしれない。

ポール・スタインハート&ニール・トゥロック著「サイクリック宇宙論」p130によれば、 現代では物理学的physics宇宙論も,心霊学的psychics宇宙論も同じようなものだということだ(笑) なぜならば、どちらも検証はきわめて困難であり、、一方は論理という人間の脳内の確信で、もう一方は非物質界の探索での個人の意識での確信でしか納得することができない(笑)

「サイクリック宇宙論」 p145〜 から ウィッテンによる ひも理論における6つの余剰次元の物理学の革命の話がある。ひも理論からブレーン(膜)の理論に、10次元のM理論、そしてブレーン(膜)同士の衝突から起こるビッグバンなど、数式があったらとても読めないが、このような数式なし理論なしの沿革史はとても面白い。「サイクリック宇宙論」を読むと、難解だったリサ・ランドールの「ワープする宇宙」の本がすこしわかる気になる。
また、一方これらの物理理論をもっと冷静に見た論もある。ローレンス・M ・クラウス 著「超ひも理論を疑う」 2008  この本の後半は「サイクリック宇宙論」 の語り口よりは醒めた目であるが、さらに、わかりやすく ひも理論やブレーンの理論を全体の流れの中で概説している。p255において リサ・ランドールの論のわかりやすい概説がある。もっともリサ・ランドールの「ワープする宇宙」の本は、p509の第20章から説明されるランドールの自論解説から読まないから疲れ果てるのだろう。
「超ひも理論を疑う」 も現代物理学の直面している最前線をわかりやすく解説している。このような本があるので、現代物理学が何を模索して、何に向かっているかがわかる。

以上3冊、「サイクリック宇宙論」、「超ひも理論を疑う」「ワープする宇宙」はこの宇宙の物理学的枠組みの理解の基本書として机上に積んで積読している(笑)ごくごくたまには精読もしている(笑)

物理学的physics宇宙論は、インフレーション多宇宙論やサイクリック宇宙論によって宇宙の真の姿に近付こうという努力が傾けられている。サイクリック宇宙論の利点は恣意的な仮定が最小限であることだ。この点でインフレーションモデルより優れているらしい。1兆年ごとのサイクルは壮大な宇宙観だ。現在知られる最新の宇宙論らしい。実証できるのだろうか。しかしアパーチャー、エミッターというような穴からの宇宙の創造モデルはないようだ。モンローは幻想なのか。

そして,、心霊学的psychics宇宙論を見てみよう。こちらも限界の領域まで達した人はきわめて少ないようだ。

ロバート・A/モンロー 著 「究極の 旅」
ブルース・モーエンの「死後探索 4 人類大進化への旅」  p 第22章ディスクの意識 第25章アパーチャー 第29章 計画する知性 
 
モーエンは、モンローの究極の旅の探索からさらにすすんで詳細をめざした。意識の宇宙を探索したスウェーデンボルグはディスク(モンローはI/Tere)までは発見しなかった。そして、モーエンやモンローは、つぎつぎに大きくなっていく、より大きなバージョンの私を発見し、最終的に神ともいってもよい「計画する知性」の存在とコミュニケーションをとることさえできた。この「好奇心の父」へと戻る旅をすることが我々の魂の航海となるのである。

そして、モーエンやモンローは、ついにアパーチャーを見出したのだ。アパーチャーを潜り抜けると、その先はもう未知しかないらしい。「死後探索4 人類大進化への旅 」 p367  我々は、ディスク(モンローはI/Tere)と呼ぶ集合意識であり、準備ができると、やがて、アパーチャーという穴を抜けていくらしい。

モンロー、モーエンたちのディスクは西暦3500年に準備が整い、アパーチャーという穴を抜けて旅立ち、別の存在に生まれ変わるということらしい。こちらは実証できる見込みはまったくない。そして、その先は想像さえできないという。


9、イルミナティの洗脳とマインド・コントロール

苫米地英人の洗脳論

洗脳の理論の第1人者と考えていた苫米地英人の最新の宗教論「なぜ、脳は神を創ったのか?」を読むと、この人こそは、我々をマインド・コントロールする洗脳者ではないかという疑いが私には湧いてきた。

洗脳の技法に関して、苫米地英人の論はまったく的確であり、内容は正しいのだ。しかし、主体である洗脳者は宗教界であるとの奇怪な論が登場するとは!
こんなおかしな煙幕を張るのは、イルミナティの擁護者だからだろうか。
新聞・TVのマスメディアをコントロールするのは、宗教界であるのか、
電通に決まっているだろう。その先にCIAがあり、それを繰るイルミナティが存在するなどは、あたりまえの、いまどきのネット社会の常識と言ってよい。
彼の論は、宗教界を新聞・TVのマスメディアをコントロールする主体にしたいとの願望のように思われる。そして、悪名高い、ニーチェと同じように神は死んだ論を展開するのはイルミナティの活動家みたいだ。このごろはこういった論があちこちで増えてきてなにか薄気味が悪い。

「なぜ、脳は神を創ったのか?」これはこれでびっくりする論である。
というのは多くの人は自分の外に客観的世界があり、
その実在の究極に神が存在すると考えているからだ。
すなわち自分とは無関係に神は存在し、私の脳が神を作り出しているのではない
と信じることが、神の信仰の第1ステップだろうと思う。
神を矮小化するべきでない。畏れるべきなのだ。
苫米地英人は唯脳論者であり、コンピュータAIソフト開発者、
すなわち、人工知能に心血を注いだ人ならではの論だ。
唯脳論は臨死体験を説明できない。唯脳論は科学を装った間違った理論だろう。

苫米地英人の論はもう一つ、近代の歴史を動かした真犯人イルミナティを、おそらく故意で隠している。著者が原爆のB29 エノラゲイの13人目の搭乗者のエピソードを書くときも、キリスト教へ話を振っている。ユダヤとイルミナティのことを書くべきところをキリスト教の悪にすり替えている。これはわざとだ。

また、皆を惹きつけるためにか、ゲーデルの不完全性定理やチャイティンの不完全性定理と神の非存在の強引な結びつけをしている。
論理では証明不可能な命題が存在するのと神の非存在がイコールにどうしてなるのだ。神が論理のうえに組み立てられる巨大なコンピュータのような存在ならば問題がおこる。が、ここでも、唯脳論の時と同様な論理のすりかえがおこなわれる。

サブリミナル・メッセージの埋め込みによる洗脳
なにもこれは、音楽などの中に埋め込まれる催眠の暗示キーワードばかりでなく、なんでもない論の中に含まれる語なども、一種のサブリミナル・メッセージといってよい。TVのニュース アナウンサーの片言、芸能人の使用体験インタビューなど、世の中すべてサブリミナル・メッセージにあふれている。

なぜこんなことがおこるのか?ことばは、意識を焦点化させることができるからなのか。そして対象にとらわれる。釣り針のようにくっつくのだ。

イルミナティの洗脳やマインド・コントロールの目的のひとつは、彼らが行う、人間収穫すなわちイルミナティのミッションを悟られないようにすることなのだ。

イルミナティの洗脳やマインド・コントロールの問題は大きく深い。
イルミナティが仕掛けるマインド・トラップに引っかからないようにすることが大切だ。現代の真理省、タヴィストック研究所の黒魔術師が繰り出す魔法を軽んじてはいけない。陰謀はないという陰謀、あたかも正論であるかのように権威者によって語られるのだ。陰謀論にだまされるな、と多くの人を騙すメーソン系の薄気味悪い知識人がいる。


かれらの目的、イルミナティの洗脳やマインド・コントロールの目的のひとつは
彼らが行う、人間収穫すなわちイルミナティのミッションを悟られないようにすることである。

このため、マスメディアとアカデミズムによる現代史および近代史の洗脳やマインド・コントロール(情報の幻覚剤)が、徹底的に行われてきた。


イルミナティの人間収穫=イルミナティのミッション


イルミナティのミッションとは、例えば、人工地震による大災害かもしれない。

柴田哲孝 著 「GEQ」 を読んだ。
GEQはGreat Earth Quake 阪神淡路大震災を人工地震という地震兵器を駆使して利潤追求を図る存在がいる、ということ。これは、現実かもしれない。イルミナティのミッションであろう。

ここで日本政府の上層部さえ巻き込んだ陰謀のストーリーが展開される。
広島・長崎の原爆投下時、日本軍部上層部は事前に連絡を受けていたとの
20世紀のファウストの作者、鬼塚英昭の指摘が思い出される。

イルミナティのミッション、ーーーその目的は
なんらかの事件や災害を、起こして、利潤追求、人口削減、環境汚染を図ることである。
口実は、人びとや環境にやさしく、自由で安全、平和な世界を守る、だろう。

イルミナティのミッションは、おそらく、フランス革命以後、ずっと
われわれには簡単には想像できないほど数多く、多くは戦争や恐慌や疫病などを
極秘に、知られることなく、つぎつぎに遂行してきたのだろう、と私は考えている。

それを新聞やテレビなどのメディアは、報道しないこと、
クズ情報で紙面をあふれさせることで隠してきたのだ。

超巨大規模のプロジェクト原爆計画、JFK暗殺、NASAのアポロ計画から、小規模のものまで、
莫大な数のミッションが、深部は世に知られることは絶対になく、進められてきた。
ときどきNASAが、このデーターはウソであったと発表するので私はびっくりする。
クレタ人のうそだな。まったくわけがわからない(笑)

新型インフルH1N1ワクチン接種のウソはすこし嘘がばれてきたようだ。
地球温暖化のウソもばれてきた。
しかしGEQ、Great Earth Quakeはうまく自然現象といいくるめれたのだ。

イルミナティの洗脳やマインド・コントロールに抗するのは、
これら隠蔽を暴き、舞台の陰から引きずり出し、スポットライトを当てることだ。

誰もが、少しでも、できることをやるしかない。

引用の原典はわからないが、木村秋則 責任編集「木村秋則と自然栽培の世界」の
 はじめに  p4

山火事が起きて森の生き物が我先に逃げました。
しかし、山火事の火を消そうと、1羽のハチドリが一生懸命にくちばしで1滴の水を運び、火の上に落とします。命がけです。動物たちはその行為を「いったい何になるんだ」と笑いました。
ハチドリは言いました。「私は、私にできることをしているだけだ」と。


自らで創る「こころを癒す場」


[私の音楽 ](私の選択、適当)


J.S.Bach編


Mark Faragoのイギリス組曲 第 3 番 がすばらしいので、再度載せておく。
プレリュードがチェンバロの普通の演奏では騒音の塊になるが、
チェンバロよりもこのピアノの方が多声部を聴き分けられるとは。
たとえばリヒテルよりはっきり多声部が分離している。


・イギリス組曲 第 3 番 ト短調 BWV 808  
Mark Farago plays Bach English Suite No.3 in G minor BWV 808 (1/3)
http://www.youtube.com/watch?v=fzgIiHieNyY
Mark Farago plays Bach English Suite No.3 in G minor BWV 808 (2/3)
http://www.youtube.com/watch?v=A1XBJuVUVTY
Mark Farago plays Bach English Suite No.3 in G minor BWV 808 (3/3)
http://www.youtube.com/watch?v=nh_U0NHWgC8

・イギリス組曲 第 6 番 ニ短調 BWV 811  
Mark Farago plays Bach English Suite No.6 in D minor BWV 811 (1/4)
http://www.youtube.com/watch?v=zVvnPMrLao0
Mark Farago plays Bach English Suite No.6 in D minor BWV 811 (2/4)
http://www.youtube.com/watch?v=tkJJ56MdRW4
Mark Farago plays Bach English Suite No.6 in D minor BWV 811 (3/4)
http://www.youtube.com/watch?v=FVAnxmWBGc8
Mark Farago plays Bach English Suite No.6 in D minor BWV 811 (4/4)
http://www.youtube.com/watch?v=8B4SxVQdUNY

・J−POPS編

・S.E.N.S 
『Forgiving』 アイシテル〜海容〜 S.E.N.S.
http://www.youtube.com/watch?v=7QtEibx2rlY

・AKB48峯岸みなみのダンス
Lie ダンスバージョンを見つけた。すばらしいダンス表現だとしかいいようがない。
ひとつひとつの動きにためがあり、余裕をもって全身の動きと連動し、
かつ徹底的にチューニングされ、知的に全体を考えて作り上げられている。
彼女の中では時間の流れが我々とは違うのではないかとすら思える。
これは、なんだろう。ことばに言い表わせないものがここにある。

no3b / No sleeves - Lie [Dance Shot Ver.]
http://www.youtube.com/watch?v=E7Xn9SxFMPc

No sleeves (AKB48) - Lie [Mirrored danceshot]
http://www.youtube.com/watch?v=6TeWyNieaGA

・Greek-POPS編 ギリシア歌謡  
Meditation and Relaxation music

Antaeus - Byzantine Meditation
http://www.youtube.com/watch?v=JxhLhn47PhQ
http://www.youtube.com/watch?v=lOHZIBybSo0
Alexx Antaeus - Kyrie - Protect The Innocent
http://www.youtube.com/watch?v=fvev4_x3_gM
Spirit Of The Valley - Antaeus
http://www.youtube.com/watch?v=g-95CVxtRIs

Byzantine Meditation Kyrie
http://www.youtube.com/watch?v=9EOStQpqxYo


テオドラキスの曲はファドのように重い。まずはマリア・ファラントゥーリ

Η Μνήμη του Νερού - Μαρία Φαραντούρη (Maria Farantouri)
http://www.youtube.com/watch?v=6WVlbGVral0
Μαρία Φαραντουρη - Ποιός την ζωή μου
http://www.youtube.com/watch?v=2i8IBzPB_9g
ΧΑΡΗΣ & ΠΑΝΟΣ ΚΑΤΣΙΜΙΧΑΣ - Ποιος τη ζωή μου (audio)
http://www.youtube.com/watch?v=m_Ru4evXC4I
Το ξέρω πως υπάρχεις
http://www.youtube.com/watch?v=1_cxjsKEOtQ
ΧΑΛΑΛΙ - ΜΑΡΙΑ ΦΑΡΑΝΤΟΥΡΗ   (Maria Farantouri).
http://www.youtube.com/watch?v=zOrsAO-lUE8
Ποιο το χρώμα της αγάπης - Λουδοβίκος των Ανωγείων
http://www.youtube.com/watch?v=4nH8VZcEG2w&NR=1

・[目を楽しませる美] 

クレタ島の旅

Crete
http://www.youtube.com/watch?v=TqSTwgpiCMI
Κρήτη (Crete)
http://www.youtube.com/watch?v=pc593Rzv6JQ
Κρήτη μου όμορφο νησί. . .♥♥ ♥♥ ♥♥ ♥♥
http://www.youtube.com/watch?v=UxlUOY_pC8Q

クレタ島南西岸部のSfakia  バックに流れるのは挽歌のようだ。
Σφακιά Κρητη - Sfakia region Crete
http://www.youtube.com/watch?v=012U9jHR36I
クレタ島原産の山羊?
agrimia ki agrimakia mou psarantonis Ψαραντωνης αγριμια
http://www.youtube.com/watch?v=3qvWYmmXDBA
クレタ島南西岸部だ。
Loutro-Sfakia-Crete
http://www.youtube.com/watch?v=osFl3JRkfw4
クレタ島中央部 ハムラビ法典とならぶゴルチュン市法典が見られる。
Crete Κρήτη Μούλια - Γόρτυνα Moulia - Gortys http://www.youtube.com/watch?v=P1qBAvMp9L4
クレタ島北岸部 
Crete Κρήτη Τύλισσος - Αστυράκι
http://www.youtube.com/watch?v=5hoRgbhpUNU
Crete Κρήτη Γαλιά - Σκούρβουλα - Όρος Σανίδα - Μαγαρικάρι
http://www.youtube.com/watch?v=osr2e-zB47Y

・[こころを癒す香り]

・香料バラ
以前別項で展開した香料バラについて簡単に動画で見てみよう。

The Damask rose -- one of the world's most ancient
http://www.youtube.com/watch?v=7DhXT1cTLqE

ここはシリアである。the Syrian village of Al Marah  香料採取用ダマスク種にしてはとげが少ない。なんだろう。葉はダマスクだ。丈は非常に低く作っている。花弁収穫後は強い選定を行うのだろう。
Kazanlik の動画が以前あったような気がしたが探してもない。ブルガリアのカザンラクの谷のものがあったような気がする。イランでは、香料採取用ダマスク種はグロワール・ド・ギランGloire de Guilanである。以前私の自宅にもあったのだが、シルバーに根元から切られてなくなってしまった。フランスのグラースやモロッコではローズ・ド・メ(ケンティフォリアだが、ダマスク香がする)で香料を取っている。

す薔薇しきGardenLife   RosePhotoCollection  オールドローズ(Old Rose) 
http://potato50.cool.ne.jp/R_photo/OR/ORList.html

デーヴィッド・オースチンのローズ・ガーデンを見てみよう。イングリッシュ・ローズで勢いがよい。オールドローズのバラ香があるモダンなイングリッシュ・ローズは、オースチンから始まった。
David Austin Rose Gardens
http://www.youtube.com/watch?v=Tnr7HQ8xDYY

オールド・ローズの権威ピーター・ビールズ(Peter Beales )はなぜか、YouTubeにはあまり出てこない。これは英国王立園芸協会RHSのチェルシー・フラワー・ショーだ。
Anglia News London RHS Chelsea Flower Show Celebrities
http://www.youtube.com/watch?v=X7Dv-vd7v0w

・香料植物の文化史
以前 クレタン・ディタニイ (Cretan dittany  Origanum dictamnus 花オレガノ、オリガヌム・ディクタムヌス)のことを書いた。花は、Google画像検索「Cretan dittany  Origanum dictamnus 」で出てくるだろう。つぎの Dittany of Crete に原生地サマリア渓谷の写真がある。その他についても詳しい。
http://dittany-of-crete.com/dictamnus.aspx
これは実生ではないので長らく日本では見られなかった稀種だ。伝説のような薬効があるとは思えない。象徴的に使われたのだろうか。そういった植物の起源はおそらくきわめて古い。

ロサ・リカルディ(Rosa Richardii) は、クノッソス宮殿 のフレスコ画 にある。Google画像検索「Blue Bird Fresco   Knossos」「Monkey Fresco   Knossos」などで出てくるだろう。「Rose Fresco  Knossos」では、絶対に出てこないのが哀しい。多くは青いハトのだが、全体を写したのがある。このフレスコ画 がIraklion Museum の特別展示品であるからか、大きい画像がない。5弁と6弁の絵がある。しかし明らかにバラであり、しかもリカルディに違いない。様式化してくると正確さは影をひそめるちょうどいい例だ。ハギア・トリアダ石棺の足も時間の永遠の渦の中にロゼッタ紋様がある。この花弁の数は多いが葬祭の花の様式化であろう。したがって聖なるバラ、ロサ・リカルディであろう。
Blue Bird’ fresco  the Iraklion Museum in Crete a six-petalled rose. painting’ of a rose.

http://thesphericalmuse.com/the-other-life-of-the-rose

この画像では汚い花弁だが、実物はきれいなピンクがかった白色だ。Google画像検索「ロサ・リカルディ Rosa Richardii ロサ・サンクタ  Rosa Sancta 」で見て比べるのも面白い。くすんだベージュがかった独特の色合いはPCの液晶ではわからないが。
ハギア・トリアダ石棺をもう一度見てみよう。ロゼッタ紋様は見にくいが。
http://www.mlahanas.de/Greeks/Arts/MinoanFresco.htm

花環 garlandsの画像がある。詳細はわからない。クノッソスの最近の発見のようだ。これはgarlandsというより花冠stephanosであろう。歴史上最古の花冠stephanosの例に違いない。
The fresco of the garlands from Knossos
http://www.persee.fr/web/revues/home/prescript/article/bch_0304-2456_1985_sup_11_1_5279


クレタの花はここが詳しい。
Minoan language blog Flower gardens of ancient Crete
http://minoablog.blogspot.com/2010/03/flower-gardens-of-ancient-crete.html
こちらはマルタ島だ。地中海の花がのっている。
http://www.marz-kreations.com/WildPlants/SearchIndex.php

・料理への香草 ハーブの利用
この項は体の健康に入れるべきだろうが、健康植物ブドウ、オリーブなどの使い方だ。ブドウの種子はプロアントシアニジンを含み、商品化されている。ブドウ、オリーブの葉はおそらく薬効がある。同様に、身近な柿、びわ、梨、など果樹の葉にもあるかもしれない。百日紅の葉が糖尿病に効果があるらしい。
ブドウの葉を使ったギリシア料理  ドルマ レシピ ( ギリシア語 dolmadaki/dolmades)
YouTube 検索-「 dolma greek」で出てくる。

Ani Phyo's Raw Food Kitchen: Mediterranean Dolmas
http://www.youtube.com/watch?v=qWvu0rKyWY4

Greek Dolmathes (Dolma) (Stuffed Grapevine Leaves) Recipe
http://www.youtube.com/watch?v=KuWDsvsoaVI

 

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コメント
 
01. 2010年8月25日 18:35:27: RC1GzFpwBE
飯田史彦、フィリピンの心霊手術、ヘミシンク・・・こういうのこそイルミナティじゃないの(笑)

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