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「敏腕為替ディーラー」の実力は本物なのかFXの勝者に共通する素養とは
http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/795.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 5 月 05 日 19:22:13: xbuVR8gI6Txyk
 

(回答先: なぜトヨタバッシングが収まったのか? 投稿者 gikou89 日時 2010 年 5 月 05 日 19:17:54)

http://moneyzine.jp/article/detail/184648

有名な為替投資家と言われても勝ちが長続きしない人もいるし、実際に身近で有名な為替投資家をみた人の話では「言われているほどの実力ではない」というケースも多い。「敏腕為替ディーラー」の実力は本物か

私が見てきた敏腕投資家ややり手ディーラーに共通する特徴)

すべらないFXを超体験「これまで見た敏腕ディーラーにはどのような人がいましたか?」と聞かれることがあるが、なかなか為替業界では敏腕ディーラーという方を取り上げるのが難しい。

 私自身は為替で大もうけをして長者番付にのったという人もみたことがない(管理職で番付にのった人はいた)。会社という組織でやっている方が多いので個人としての報酬は少ないかもしれない。

 また為替相場での勝負というのは試合時間が決まっているわけでもないし、取り引きする金額も大きく違う。なんらかの商取引で、あるいはそのヘッジとしてやっている人もいる。

 また会社でやっていると、特に日本の会社では大きな損をしても個人のジョブセキュリティーとは関係がない人も多い。外資系や個人で為替をやっている人との緊張感はまったく違う。

 また有名な為替投資家と言われても勝ちが長続きしない人もいるし、実際に身近で有名な為替投資家をみた人の話では「言われているほどの実力ではない」というケースも多い。たとえば英中銀をポンド売りで負かしたといわれるソロスファンドもそれ以降は為替業務から撤退したと言われているし、1980年代に世界的に有名になった米銀為替オプションディーラーも、その後日本の金融会社を合弁のヘッジファンドで一緒に仕事をした人に聞くと儲かってはいないと言う


なかなか常時儲かっていて為替長者のような人を探すのは難しい。有名な為替ディーラーとかいってもポジションを持ったことのない単なる解説者であることも多い。

 実際に儲けた人であり、予想屋さんではない。実際にポジションを持って取り引きするのとただ予想することはまったく違うことはFXで実際に取り引きしてみるとおわかりでしょう。夢をこわすようなことを言ってしまったが、強いて言えば、私の身近な方で比較的的確に相場で儲かった人の特徴といえば次のような人であった

相場で儲かった人の特徴

インターバンク直結提供 相場に強い人には以下の特徴があると言えるだろう。

・自分のシナリオを持っている人
・人とつるまない人、天の邪鬼ということではなく、多くの人に同意を求めない人
・お人よしではない人
・人に嫌われていない人
・着手が早い
・スポーツなり勝負事の経験のある人=負けを認めることができるから。学業だけの秀才はなかなか負けを認めないで損失を大きくする
・情報を大事にする人
・万が一損切る時も人と相談しない
・相場を楽しむ人
・儲けるパターンをいくつか持っている人
・人の悪い人(疑い深い人注意深い人)
・二手先ほどは読んでいる人

 ただ注意点は為替相場は他の金融商品ほど値幅が大きくないことだ。また同じ相場を行ったり来たりする。だから熟考してつくった自信のある相場のシナリオでも簡単に反転してしまうので同じポジションを長く持つことは効率的でない。いわゆるプロップトレーダー(ポジションテーカー=中期的なポジションを取る人)の収益が頻繁に売買するトレーダーにかなわないことが多い。

 また以下は今回の表題には関係がないかもしれないが儲ける人について過去の経験で書いてみた。

 どこのディーリングルームでも朝の会議がある。私は参加するのが苦手であった。そんなところでみんなの意見が一致しても相場がその方向へいったためしがない。相場はやはり個人技である。

 良質の個人技の集まりがチームワークである。また朝の会議で3人のディーラーがドルが下がると言って、夕刻に実際にドルが下がっていたとしても、必ず3人とも儲かっていることもない。

 夕方に下がる事実は当っていても、その経過で相場がアップダウンし、ポジションを振らされ損になる者、そのアップダウンにしぶとくついていって儲ける者、アップダウンしているうちにストップロスをつけられる者、あるいは外出していて乱高下も知らずストップロスもつけられず楽して儲かっている者、または銀行間のダイレクトディールや顧客にドルを買わされ、下がったときには大ドルロングになって大損している者、いろいろなパターンで相場観は当っていても儲かったりやられたりする。毎日が悲喜こもごもである。

 相場観よりも技術論や度量、資金量も収益を大きく左右する。相場観はあやふやだけどしっかり動きにしがみついて儲ける人もいるのが、銀行の短期的なポジションをとる人々である。頭の良さとはほとんど関係がない。どんな人が適しているかは言うに尽くせないが、一言で言えば「人が悪い」人種で、いい人は儲けにくい。いい人は素直な動きの金利をやるべきだろう。

 儲かる人は逆張りをするというが、よくやられるディーラーがいた。そこで上司がとうとう注意した。「お前の考える逆をやれ! それなら儲かる。簡単やろ。」 しかし簡単でもないらしく悩んで私のところに相談に来た。

「俺、今ほんとうは売りたいんでっしゃろか、買いたいんでっしゃろか」
「自分が何考えてるんか、わからんようになってしまいました」

 逆張りは難しい。乖離指標であるボリンジャーバンド、ストキャスティックス、RSI、などを頼りにするしかない。が難しい。特に意味のない朝の会議で結論など出てしまうと、その逆をやればいいのだが、それをやる空気にはなかなかなれない。

 相場には「ネガティブ・インディケーター」という言葉がある。たとえば、ある人(機関)が方針転換すると、相場がその逆に振れることが多いので、周りの人にとってはその人の言動が逆バリのサインとなるのだ。

 しかし面白いのが、ある時、よくネガティブインディケーターにされている有名人と話したらその人もしっかりインディケーターになる人を持っていた。自分がインディケーターになっているなどとは思っていらっしゃらなかったようだ。

 よく儲かる人はやはり逆張りというか、他と違っている。まずあまり相談、会議はしない。変な人が多い。理屈はこねない。人が悪い。やられる人は本当にいい優しい人が多いものだ。結論を言えば勝負根性のある人が儲かるとしか言えない。
 

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