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3等空佐の暴言:「国民の敵だ」発言否定 !  小西議員は、「隠ぺい」と反論 !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/10024.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 4 月 26 日 21:15:07: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 

自衛隊3等空佐の暴言: 「国民の敵だ」の発言を否定 !

  防衛省が供述公表 !   小西議員は、「隠ぺい」と反論 !

  イラク日報の隠ぺい問題と野党の主張は ?

(mainichi.jp:2018年4月25日より抜粋・転載)

毎日新聞2018年4月25日 東京朝刊:

 防衛省統合幕僚監部の3等空佐が民進党の小西洋之参院議員に暴言を吐いた問題で、防衛省は24日、内部調査に対する3佐の供述内容を公表した。

 3等空佐は、「日本の国益を損なう」「気持ち悪い」などと小西議員をののしったことを認めているが、「国民の敵だ」とは、発言していないと主張しているという。

防衛省は、調査を続け、懲戒処分などを検討する。

 小西議員は、国会で安全保障関連法を、違憲と反対したり、自衛隊イラク日報問題などを、取り上げて、小野寺五典防衛相の管理責任を追及したりしてきた。

◆3等空佐は、小西議員に大声で、「国のために働け」と言った !

 防衛省は、3等空佐に、計19時間の事情聴取を実施した。供述内容によると、3等空佐は、16日夜に国会近くの路上で、偶然出会った小西議員に大声で、「国のために働け」と言った。
小西氏から「日本国民を戦争に行かせるわけにはいかない」などと言い返されると、「俺は自衛官だ。あなたがやっていることは日本の国益を損なうようなことだ」と反論。「ばかなのか」「気持ち悪い」などとののしったという。

 防衛省は、3等空佐について、「社会的思想があったり、政治に強い関心を持っていたりしたわけではない」とするが、小西議員に対し、「ニュースなどから政府・自衛隊に反対の立場というイメージを持っていた」と説明する。

◆小西議員:3等空佐から、「お前は、国民の敵だ」と繰り返し、罵倒された !

 小西議員は、3等空佐から、「お前は、国民の敵だ」と繰り返し、罵倒されたと主張している。

現場で対応に当たった、警視庁麹町署は、防衛省の照会に「2人のやり取りは、聞いていない」と説明しているという。防衛省の担当者は、「証言の食い違いは、今後精査した上で、処分を検討したい」としている。【前谷宏】

◆小西議員が反論:「事実に反する」組織的な隠蔽だ !

 民進党の小西洋之参院議員は、4月24日、統合幕僚監部の3等空佐が、防衛省の調査に対し、「国民の敵だ」とは言っていないと主張したことに対し、「事実に反する。私は『国民の敵だ』と現に暴言を受けた。あったことを、なかったことにすることはできない」と反論した。
防衛省が、小西議員から事情を聴いていないことを指摘し、「実質的な調査は、何もしておらず、組織的な隠蔽(いんぺい)だ」と訴えた。国会内で記者団に語った。【立野将弘】

○暴言問題に関する防衛省の中間報告 要旨

・3佐は当初から一貫して「国民の敵」という発言はしていないとしている。

・3佐は「小西議員は日本の国益を損なうようなことをしている」「気持ち悪い」「ばか」という発言は認め、最後に謝罪したとしている。

・小西議員は3佐から何度も「国民の敵」などとののしられたと話している。議員は現場から、または直後に防衛事務次官と人事教育局長に電話し、同局長はメモに記録している。

・警視庁麹町署は「対応に当たった警察官は当事者間のやり取りを聞いていない」と回答した。

・小西議員に対する暴言・不適切発言はあってはならないことで、おわびすると共に、引き続き調査した上で厳正に対処する。

(参考資料)

    イラク日報の隠ぺい問題:

T イラク日報に「戦闘拡大」等記述 !

   防衛省、435日分・約1万5千ページ公表 !

(www.chunichi.co.jp:2018年4月17日より抜粋・転載)

中日新聞・朝刊:公表された、陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報のコピー。2006年1月22日分には「戦闘が拡大」(中央)との記載があった。

◆自衛隊の宿営地等に、十数回にわたり、ロケット弾等による攻撃があった !

 防衛省は、四月十六日、二〇〇四〜〇六年にイラクに派遣された、陸上自衛隊部隊の日報を初めて公表した。陸自の活動は、「非戦闘地域」に限定されていたが、派遣された、南部サマワの治安情勢を、「戦闘が拡大」と分析するなど、複数の「戦闘」の記述があった。
自衛隊の宿営地と周辺には十数回にわたりロケット弾や迫撃砲などによる攻撃があったことが分かっているが、日報により「戦闘」との表現が確認された。

◆自衛隊にとって、初の「戦地」派遣とされた、活動記録が明白 !

 自衛隊にとって初の「戦地」派遣とされた活動記録が明らかになり、海外での武力行使を禁じた憲法九条との整合性を巡り、当時の小泉政権の判断が妥当だったのかを問う声が強まりそうだ。

 小野寺五典防衛相は、記者団に「戦闘」との記述が、「何カ所かあったと確認している」とした上で、「イラク復興支援特別措置法に基づいた(非戦闘地域に限定した)活動だった、との認識は変わらない。
現場の部隊の活動が、記されており、しっかり保存したい」と話した。

 公表は、延べ四百三十五日分、一万四千九百二十九ページに上る。
だが、ロケット弾が、コンテナを貫通した、二〇〇四年十月三十一日など、宿営地が攻撃されたことが、判明している日の多くは含まれず、警備態勢や攻撃の詳細が、記されているとみられる部分など、黒塗りも多い。

 自衛隊の車列近くで、路上爆弾が爆発したことが、分かっている、二〇〇五年六月二十三日には、車両の写真とともに、「ミラーは割れ落ちた」といった被害状況や、「活動開始の時間帯を狙われている可能性」などの分析があった。

 「戦闘が拡大」との記述があったのは、二〇〇六年一月二十二日分である。

サマワで、英軍のパトロールに反感を持った、地元民兵が、射撃し始めたことに端を発した、と記載されていた。

二〇〇三年七月成立の特措法により、政府は、陸自の延べ約五千五百人を、サマワに派遣した。

自衛隊員は、医療指導や給水、学校など公共施設の整備に従事した。

◆危険高まった1年分の日報は、欠落 !

 <解説> 今回公表されたイラク派遣部隊の日報は、現地の様子を伝える一次資料として重要な価値がある。しかし、これまで明らかになっている、陸自宿営地へのロケット弾の着弾を含む、二〇〇四年三月〜〇五年三月の一年分の大半が含まれておらず、危険度が高まった時期の日報が、抜け落ちている。

◆宿営地への計十三回の攻撃のうち、十一回分の日報がない !

 陸自が、派遣終了後に、日報などを基にまとめた、「イラク復興支援活動行動史」などによると、宿営地への初めての着弾は、二〇〇四年十月二十二日であった。同三十一日には、ロケット弾が、宿営地内の荷物コンテナを、貫通した被害が出たが、この日の日報はない。

宿営地への計十三回の攻撃のうち、十一回分の日報がない。

◆自衛隊のイラク派遣は、憲法九条との整合性が問われた !

 自衛隊のイラク派遣は、憲法九条との整合性が問われたが、政府は、自衛隊が活動する地域は、「非戦闘地域」だと説明し、世論の反対を押し切った。本当に「非戦闘地域」だったのか、今回公表された日報からは、検証できない。

 当時、日報は明確な保存期間が決まっておらず、各部署の判断で破棄できた。防衛省・自衛隊は今回、日報の有無を調べているが、派遣経験者やOBを含む個人が保管しているものをすべて調査したわけではない。
国民への説明責任を果たすためにも、対象を大幅拡大して徹底調査することが必要だ。 (東京社会部・原昌志)

U イラク日報、空自で発見に「やっぱり」と辻元国対委員長

(cdp-japan.jp:2018年4月6日より抜粋・転載)

 小野寺防衛大臣が、4月6日の記者会見で、防衛省が保存されていないとしていたイラク派遣の日報が、航空幕僚監部にも残っていたことを発表。これを受け、辻元清美国会対策委員長は国会内で記者団の取材に応じ、「やっぱりという感じ。

『航空自衛隊にも日報はあるだろう』ということは、昨年の審議のときから私たちは指摘してきた。特に、航空自衛隊のイラクでの活動は、武装した米兵の運搬をしており、国会でも当時から『武力行使と一体化ではないか。

軍事活動の一環だ』と問題点を多々指摘してきた案件であり、隠しきれなくなったのではないか。陸上幕僚長が昨日会見されていたが、防衛省ぐるみということになるのではないか。シビリアンコントロールが本当に心配だ」と述べました。

 今後国会での審議に向けて、「なぜ私たちが指摘したときにきちんと探さなかったのか、何を隠したかったのかといった点について一つひとつ明らかにしなければならない。

航空自衛隊はバクダットの空港を使って活動もしていた。そこに砲撃弾を撃ち込まれたとか、当時のニュースでも航空自衛隊の活動については問題視されてきた。(08年の)名古屋での訴訟でも、米軍の兵士を運んでいることは憲法違反に当たるのではないかという判決が出た事例もある。

安全保障委員会では、日報がどういう経過で発見されたかだけでなく、今からでもイラク戦争の検証、イラク戦争で自衛隊がどのような活動をしてきたのかという検証をやるべきだ」と指摘しました。

 こうした問題が相次ぐ事態に辻元委員長は、「4日は『レッドカード』、5日は『底が抜けた』と申し上げたが、もう言葉が出ない。怒りやあきれではなく、これでいいのかという深刻な気持ちになっている」と発言した。

「明日も何か出るのかしらと思わざるを得ない。安倍総理は一つひとつのことについてきちんと謝るべきところを謝っていない。そうしたなかでどんな政策や外交を展開されても、『民信無くば立たず』ということになるのではないか。まず自分の足元を見つめていただきたい」と述べました。

V イラク日報隠ぺい問題の解明:国会で

   参院委で井上議員、監察中に新たな隠ぺい

(www.jcp.or.jp:2018年4月13日より抜粋・転載)

 日本共産党の井上哲士議員は、4月12日の参院外交防衛委員会で、陸上自衛隊の南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報隠ぺい問題をめぐる防衛省の特別監察が真相解明につながらなかったと指摘し、同時期に発生したイラク派兵部隊の日報隠ぺいと合わせて、徹底解明が必要だと主張しました。

 井上氏は、10日の同委で、防衛省の辰己昌良官房審議官が、陸自にはないとされていた南スーダン日報が陸自で発見されたことを「先に統幕長に報告した後、次官に報告した」と答弁したことに言及。
河野克俊統幕長が、昨年3月16日の記者会見で「陸上自衛隊にあるとされている日報を確認したことはない」と述べていることにふれ矛盾をただしました。

 辰己氏は「(統幕長への)私の説明が不正確だった」と弁明しつつ、昨年1月27日に統幕長と次官に報告したことを認めました。井上氏は、河野氏が「報告をうけていない」と同会見で明言していることを追及しました。

 井上氏は、特別監察で統幕長に聞き取りを行ったにもかかわらず、日報をめぐる統幕長の対応が特別監察の報告に一切記されていないことや、特別監察中を理由に国会での答弁拒否が行われたことに言及。
「特別監察は真相解明より隠れみのに使われ、監察中にイラク日報の新たな隠ぺいが行われた」と強調し、国会で日報隠ぺい問題の全容解明を行う必要があるとして、陸自が昨年、特別監察に報告した文書の提出を求めました。

 

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