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 台湾総統選民進党の蔡氏が圧勝 ! 政権奪還、蔡氏、初の女性総統に !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 1 月 18 日 20:38:29: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


台湾総統選、民進党の蔡氏が圧勝 !

政権奪還、蔡氏、初の女性総統に !

台湾はなぜ親日なのか ? 〜台湾史の基礎知識〜


(www3.nhk.or.jp:2016年1月16日22時45分より抜粋・転載)

台湾総統選 民進党の蔡氏が圧勝 初の女性総統に

16日に投票が行われた台湾の総統選挙は、民進党の蔡英文氏が、与党・国民党の候補に大差をつけて圧勝し、台湾で初めて女性の総統が誕生することになりました。
国民党の中国への急速な接近を批判した民進党が8年ぶりに政権を奪還することになりました。

馬英九総統の任期満了に伴って行われた台湾の総統選挙は、3人が立候補し、事実上、与党・国民党の朱立倫氏(54)と最大野党・民進党の蔡英文氏(59)の争いとなりました。


☆民進党の蔡英文氏が688万票余り、

国民党の朱立倫氏が380万票余り !

投票は、日本時間の午後5時に締め切られて、開票作業が続いており、中央選挙委員会の発表で、日本時間の午後10時半現在、民進党の蔡英文氏が688万票余り、国民党の朱立倫氏が380万票余りとなっています。

民進党の蔡英文氏は、日本時間の1月16日午後9時半すぎに記者会見し、「きょう台湾人は、投票によって歴史を作った。

政権交代を成し遂げることができ、投票所に足を運んでくれたすべての台湾の人々に深い敬意を示したい」と述べ、勝利を宣言しました。


☆台湾と中国は、対等な立場で尊厳をもって交流の道を探る !

そのうえで、中国との関係については、「台湾と中国は、互いに挑発も、予想外のことも行わず、対等な立場で尊厳をもって交流の道を探ることに、最大限努力しなければならない」と強調しました。

これにより、民進党の蔡英文氏が大差をつけて圧勝して、8年ぶりに政権を奪還し、台湾で初めて女性の総統が誕生することになりました。

一方、国民党の朱氏は、これに先だって日本時間の午後8時ごろ、支持者の前に姿を現し深々と頭を下げて「私たちは失敗し、国民党は敗北しました」と述べました。そのうえで朱氏は「私は主席を辞任して徹底的に反省したい」と述べて、今回の敗北の責任をとって国民党の主席を辞任する意向を示しました。


☆民進党が単独で過半数を獲得する見通しだ !

また、同時に行われた台湾の議会・立法院の選挙では、現地のメディアが、民進党が単独で過半数を獲得する見通しだと伝えています。
今回の選挙戦では、中国に対する政策が争点になり、交流拡大の継続が台湾の利益になると訴える国民党に対し、民進党は、急速な接近は台湾の主体性や民主主義を損なうと批判し激しく争ってきました。


◆蔡英文氏の勝因は ?

蔡英文氏は、去年2月に総統選挙への立候補を表明したあと、経済格差や不動産価格の高騰など、不満が広がっている問題の解消を目指す政策を打ち出し、馬英九政権が進めた中国との関係緊密化の恩恵を実感できず、国民党の経済政策に失望した有権者の支持を集めました。


☆蔡氏は、「現状維持」という方針を掲げ、米国や日本にも理解を求める !

中国との関係については、前回の選挙で、蔡氏は独立志向が強いとみなされ、中国と対話ができないとの懸念が広がり、敗北につながったとされたことから、早い段階から「現状維持」という方針を掲げ、アメリカや日本にも理解を求めるなど、穏健な姿勢を強調しました。

選挙戦では、中国との交流の道を探すことに最大の努力を尽くす考えを示し、経済界などから出ていた不安の払しょくにも努めました。

さらに国民党政権と中国の共産党政権が対話の基礎としている「中国と台湾はともに1つの中国に属する」という考え方は、押しつけだと批判して、「台湾人」としてのアイデンティティーが強まっている若い世代の支持も広げました。


◆朱立倫氏の敗因は ?

国民党の朱立倫氏は、中国との安定した関係を維持できるのは国民党だと訴えて、支持を訴えました。

しかし、中国との急速な交流の拡大によって、かえって若者を中心に中国に対する警戒感が広がり、去年11月に行われた初めての中台首脳会談も国民党への追い風にはなりませんでした。

また、いったん決めた候補者の公認を取り消すなど党内が混乱し、選挙戦で大きく出遅れたことなども影響し、支持を拡大することができませんでした。

(参考資料)

台湾はなぜ親日なのか ?

〜台湾史の基礎知識〜


(www.suzaku-s.net:2008年3月3日 12:59より抜粋・転載)

台湾が親日国な理由は ?

よく、「台湾は親日的だ」と言われている。学校で「日本は戦争責任でアジア中から敵視されている」と教わった人たちは、台湾の親日の理由が分からず、戸惑ってしまう。かつての僕もそうだった。

日本人が台湾人に「日本が悪いことをしてごめんなさい」と謝って「とんでもない」と逆に説教されるようなこともあると聞く。
では、台湾はなぜ親日なのか。それは、かつて台湾は、日本だったからである。
―中略―


◆戦争の時代の台湾

しかし時代はまさに戦争の世紀。日本の一部となった台湾も、大東亜戦争と無縁ではいられなかった。ただし、戦争の中期までは、徴兵されるのは日本本土と朝鮮地方からであり、台湾出身者は徴兵されなかった。台湾人はこれを不服として、徴兵嘆願運動が起こったこともある。

大東亜戦争末期になると、とうとう台湾からも徴兵されることになった。中でも、軍属として徴用された「高砂族」と呼ばれる、台湾の山岳民族は、南方戦線に送られて多大な貢献を果たした。

熱帯雨林の活動に不慣れな日本兵の代わりに、彼らは先祖伝来の蛮刀を腰に帯びて縦横無尽に動き回り、食料調達から斥候、戦闘まで勇敢に活躍した。彼らは「高砂義勇隊」と呼ばれた。

この「高砂族」というのは、実は民族の呼称ではなく、山岳地帯の諸民族の総称である。
日本統治以前は、彼らはそれぞれの部族の言葉しか持たず、互いに敵対し、もちろん平地に住む本省人たちとも敵対していた。

しかし、日本語の教育と普及が、彼らに意思の疎通と、「日本人」としての意識の統一をもたらしたのだった。
烏来の温泉郷などへいくと、今でも「高砂族」の人々は、流暢な日本語でもてなしてくれる。


◆国民党の圧政 !

しかし周知の通り、大東亜戦争は日本の敗北で幕を閉じた。
台湾は領土未帰属の状態となり、とりあえずの措置として中華民国(国民党軍)がやってきて支配することになった。
台湾人は、当初は同じ漢民族である(と誤認していた)中華民国を歓迎するつもりだったが、軍規粛正な日本軍とのあまりの落差にショックを受けることとなる。

その民度の低さは、台湾人への略奪、暴行、役人の賄賂要求はもちろんのこと、水道を見て仰天し、金物屋で蛇口を買い求めて壁にめり込ませ、「水が出ない!故障だ!」と怒るような有様だった。

いつしか人々は、「犬(日本人)がいなくなって豚(シナ人)が来た」と言って、日本統治時代を懐かしむようになり、「日本精神(リップンチェンシン)」という言葉が生まれた。

国民党による圧政は、単なる差別にとどまらなかった。外省人(戦後やってきたシナ人)と本省人(元々の台湾人)との対立は、先鋭化し、とうとう台湾人による抗議運動は、武力衝突につながった。


◆国民党軍が台湾人を殺戮した2.28事件

この二・二八事件以降、国民党政府は、全土に戒厳令を敷き、台湾人を片っ端から殺しまくった。(白色テロ)特に、元日本軍人や知識人などが狙われたため、このあと台湾は、文化、経済的に大きく停滞することになる。
この虐殺による死者は3万人近いとも言われるが、正確な数字は未だに不明である。(詳細はこちら:台湾の悲劇『ニ・ニ八事件』を読み解く | 朱雀式)

◆大虐殺を指揮した蒋介石

台湾には、「アメリカは日本に原爆を落としただけだが、台湾には蒋介石を落とした」という言葉まであるくらい、蒋介石の独裁が台湾にもたらした災厄は大きなものだった。

この戦後しかれた戒厳令は、なんと1987年まで継続しており、台湾人は外省人の圧政に長らく苦しめられることになった。

◆親日の世代

このような歴史を経て、日本統治時代を直接経験している世代(トーサン世代)は、今でも流暢な日本語を話し、「自分は元日本人である」と胸を張ってくれている人が多い。
李登輝元総統や、司馬遼太郎『台湾紀行』にも出てくる蔡焜燦氏らの世代だ。

しかし、台湾の全人口が親日的なわけではない。戦後やってきた外省人がもちろん反日的だ。
外省人は少数派だが、政権を掌握している彼らは中華民国の反日史観で国民を教育し、メディアを支配してきた。

これによって、本省人にも戦後世代には反日史観に影響されている人も増えてしまった。
今の陳水篇総統らの世代がこれにあたる。

だが台湾の民主化以降は言論、政治にも自由な空気が戻り、1997年には日本統治時代を客観的に評価する『台湾史』の教科書が制定された。

これまでは「中華民国は大陸全土を支配している」という蒋介石の妄想に従って『中華民国史』しか教えられていなかったが、ようやく台湾を台湾として教えられる教育が始まったのだ。

こうして新しい教育を受け、アニメや音楽など、日本のポップカルチャーに影響を受ける次世代の台湾人は、概ね親日的の傾向があり、両国の未来志向の関係発展が期待される。

台湾と朝鮮と何が違ったのか

また、インフラ整備や教育など、同じような統治時代を経験した朝鮮(むしろ台湾より優遇されていた)は、台湾とは逆に戦後世界一の反日国家になっている。

この点について考えると、台湾の親日傾向は単純に日本統治の影響によるものだけではなく、南国のおおらかな気質や、良いものを認めて受け入れるある種の国民性という土壌がもともとあったのではないか、とも思われる。

台湾には、戦後の日本が捨ててしまったもの、朝鮮が破壊してしまったものが数多く残っている。

そのかけらがまだ残っているうちに、日本語世代がまだ生きているうちに、台湾に行っておいた方がいい。

台湾は、日本から飛行機でわずか4時間、航空券も3〜5万円で往復券が買える。
治安もよく、料理は『中国』に比べて格段においしく、人々は親切だ。

そして、日本が忘れた日本に出会える。それが台湾である。
街なかでご老人を見かけたら、日本語で挨拶をしてみると、昔話をしてくれるかもしれない。

彼らは、日本人として生まれ、思春期に「中国人」にならなければならなかった人たちだ。

僕が出会ったある老人は、たまに日本語を話すのが懐かしくて楽しいのだよ、と話していた。


 

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