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マスメディアのTPP・ 虚偽説明を鵜呑みにしてはいけない !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/5996.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2016 年 4 月 26 日 22:59:13: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


強欲巨大資本の手先・マスメディアのTPP・

    虚偽説明を鵜呑みにしてはいけない !

TPPは、「トリカブト」・「サソリの毒」

     ・「シベリア抑留地行きの列車」だ !

違憲・公約違反して、TPP参加に突進する、

    安倍政権は、「戦争と弱肉強食」の政治だ !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/04/22より抜粋・転載)
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1)「TPPを批准させない、4.21 院内集会」が開催された !

昨日、4月21日(木)正午から、衆議院第二議員会館多目的会議室において、「TPPを批准させない 4.21院内集会」:http://nothankstpp.jimdo.com/:が開催された。

主催は「TPP批准阻止アクション実行委員会」で、集会開催に当たっては、全国保険医団体連合会(保団連):https://hodanren.doc-net.or.jp/:が、事務局機能を担ってくださった。

集会では、TPP阻止国民会議代表世話人、TPP交渉差止・違憲訴訟の会会長で、前日本医師会会長の原中勝征氏が、冒頭にあいさつをされた。

また、集会の締め括りには、日本保険医団体連合会会長の住江憲勇氏が、TPPが医療にもたらす問題点の核心について説明をされた。


2)住江氏は、TPPが医療にもたらす問題点の核心について説明、

    山田氏は、全体を総括された !

さらに、TPP批准阻止運動の中心を担われている、山田正彦元農林水産大臣が、全体を総括された。
国会議員も、民進党から福島伸享衆院議員、宮崎岳志衆院議員、藤田幸久参院議員、
小宮山泰子衆院議員、日本共産党から笠井亮衆院議員、畠山和也衆院議員、田村智子参院議員、社会民主党から福島瑞穂参院議員、などが出席し、TPP阻止に向けての現況報告並びに問題点の指摘、今後の活動方針などが示された。


3)TPPの主要な問題点・「いのちとくらしを蝕む

    TPP・甘いマスクと悪魔の素顔」を説明 !

集会の前半では、私からTPPの主要な問題点についての、概略的な説明をさせていただいた。
演題を、「いのちとくらしを蝕(むしば)むTPP 甘いマスクと悪魔の素顔」とした。

TPPの問題点をまず三つ挙げると、
1.TPPは強欲巨大資本=多国籍企業の利益極大化を目標にする枠組みであること
2.TPP(ISDS条項)によって日本の主権者は、対外的な独立性、意思決定権の両面から主権を喪失すること
3.TPPによって、私たちのいのちと健康、暮らしが破壊されてしまうこと
の三つを挙げることができる。


4)強欲巨大資本の手先・マスメディアのTPP・

     虚偽説明を鵜呑みにしてはいけない !

強欲巨大資本の手先であるマスメディアは、TPPは国民の幸福を増進するものであるかのように美辞麗句を並べて説明するが、この虚偽説明を鵜呑みにすると取り返しのつかないことになる。

今次通常国会でTPP批准が実現しない見通しが強まっていることは大変喜ばしく、これまでの多様な運動の大いなる成果であると評価できるが、ここで気を緩めてはならない。
目標は、TPP批准阻止であり、TPPそのものを消滅させることである。

TPP発効には、85%ルールが適用される。
85%ルールというのは、TPP域内の国内総生産(GDP)の合計が、85%以上を占める6カ国以上の批准で発効できるというものである。


5)85%ルールがあり、日本のTPP批准を阻止でき

      れば、TPPそのものを消滅させる事ができる !

現在の参加国のGDPでは、2013年時点では、米国のGDPが域内の約60%、日本が約18%を占めているため、日本または米国のいずれかの国で批准されなければ、TPPは、発効できないことになる。

つまり、日本のTPP批准を阻止できれば、TPPそのものを消滅させることができるのである。

この大いなる目標が、架空のものではなく現実のものになる、大いなる活路がいま開けようとしている。
このことを私たちははっきりと確認しておかねばならない。


6)TPPの正体・イメージを、正確にすべての

     主権者に、正しく伝えることが重要だ !

TPPのイメージを、正確にすべての主権者に、正しく伝えることが重要である。
そのために、私は集会で、TPPのイメージを伝える三つのたとえを紹介した。
講演タイトルの「甘いマスクと悪魔の素顔」というものを、より具体的なイメージとして伝えるための例を三つ提示した。

その1が、「トリカブト」、「トリカブト」の花をご存じない方が多いかもしれない。
「トリカブト」は、実に可憐で美しい花を咲かせる。

しかし、トリカブトには、猛毒成分が含まれており、人を死に至らしめる。
その2は、「サソリの毒」である。ISDSの恐ろしさは、時間がたたないと分からない。


7)TPPは、「トリカブト」・「サソリの毒」

    ・「シベリア抑留地行きの列車」だ !

ISDSの制度によって、何十年もかけて、日本改変が実行されるのである。
「サソリの毒」という意味は「後で効くのよ♪」ということだ。

その3は、「シベリア抑留地行きの列車」である。
敗戦後、満州で捕虜になった日本兵が祖国に帰還できると思って乗り込んだ列車はシベリア抑留地に向かう列車だった。地獄が待ち構えていたのである。

私たちはTPPという地獄行きの列車に乗ってはならないのだ。
TPPには、さまざまな毒が盛り込まれている。毒素条項とも言われる。


8)TPPのさまざまな毒のうち、

     最大のものが、ISDS条項だ !

その最大のものが、ISDS条項だ。
自民党は、「国の主権を損なうようなISD条項には同意しない」ことを公約に掲げたが、「国の主権を損なわないISDS条項」など存在しない。

「人の命を奪わないような殺人なら許される」という説明が意味を持たないのと同じだ。
TPPとは、そもそも、誰が、何を目的に推進しているものなのか。
TPPの生まれとその後の経過にズレがある。

TPPは、もともとブルネイ、シンガポール、チリ、ニュージーランドの4ヵ国で始めたものだ。
このうち、ブルネイ、シンガポール、チリの3ヵ国は、食糧自給のできない国である。


9)TPPを現在のような枠組みに改変した

     主導者は、もちろん米国である !

現在70億人の世界人口は、2030年には、80億人に達すると見られている。
人口が爆発するとき、紛争の原因になるのが、食糧である。

その食糧難を見越して、上記3ヵ国は、TPPの枠組みを構築したのだと思われる。
それはさておき、TPPを現在のような枠組みに改変した主導者は、もちろん米国である。

そして、米国のターゲットは、もちろん日本である。
米国は日本市場を収奪することを永年の目標に据えてきた。

   ―この続きは次回投稿します―


(参考資料)

T スティグリッツ教授:

国際企業の最悪な利己性が強調される、TPPは悪い貿易協定だ !

(mainichi.jp 毎日新聞2016年4月18日 東京朝刊より抜粋)

TPPの漂流=山田孝男の主張:

◆TPPは、国民にとって 本当にいいことなのか ?

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の最重要の論点は、それが国民にとって本当にいいことかという問いに尽きる。

 政府は「GDP(国内総生産)が増え、みんなハッピー」と言うが、「潤うのは国際企業とエリート層だけ」という不信が、国の内外に根強くある。

 地震・火山列島、ますます鳴動の時、TPPは誰を助けるしくみなのか、問い直す意味はあろう。


☆ジョセフ・スティグリッツ米コロンビア

大教授は、安倍政権のTPPでみんなハッピー」説と反対の主張 !

 日本政府の「TPPでみんなハッピー」説と鋭く対立し、問題を浮き彫りにしてみせるのが、ノーベル経済学賞受賞、ジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大教授(73)である。

 この人、先月、安倍晋三首相(61)に消費税率の据え置きを進言して注目を浴びたが、同じ日、東京・渋谷の国連大学で講演し、こう断言していた。


☆国際企業の最悪な利己性が強調される、

     TPPは悪い貿易協定だ !

 「TPPは悪い貿易協定である。国際企業の最悪な利己性が強調される。欧州はそれを理解して非加入を選んだ。日本が入れば、劣った、二流の協定に縛られることになる」

 TPPはなぜ悪いか。スティグリッツの新聞・雑誌寄稿を集めた「世界に分断と対立を撒(ま)き散らす経済の罠(わな)」(徳間書店、2015年刊、原題 The Great Divide)から拾うと、
 「このような協定が国際貿易を統制すれば、国際企業は(理論上は)1970年の自動車排ガス規制、

72年の水質汚濁規制、直近の世界金融危機(リーマン・ショック)以前の活動に戻ることさえできる」 ことになり、暴走する可能性があるからだ。


☆TPPは、あらゆる人々の犠牲のもとに、米国のごく一部の最富裕層と、

   世界各国のエリート層が恩恵を得る !

 その結果、「あらゆる人々の犠牲のもとに、米国のごく一部の最富裕層と、世界各国のエリート層が恩恵を得る、という状況が築きあげられてしまう危険を秘める」からである。

 スティグリッツは分配の平等、公平を重視する点において、左派に分類される経済学者である。

 ノーベル賞の経済学者が全員、TPPを批判しているわけではない。


☆共和、民主両党の指名を争っている主要候補

    のすべてがTPPに反対している !

 だが、米大統領選の予備選を見よ。格差是正が争点になり、共和、民主両党の指名を争っている主要候補のすべてがTPPに反対している。米議会でもTPP承認は難しいというのが今日の現実である。 TPPは環太平洋12カ国の貿易協定である。

 農産物、自動車、医薬品などの関税から金融、サービス、投資の自由化、知的財産、電子商取引のルールづくりまで内容が広く、評価は一様ではない。

 日米豪を含み、中露韓は除くので、安全保障同盟の性格も帯びている。
 2010年、民主党政権が、参加検討を表明した。

成長優先、同盟重視の安倍政権は迷わず参加を決め、今年2月、署名。今月5日からTPPの承認案と農業対策など関連法案の審議が衆院で始まった−−というのが、これまでの流れである。


☆前農林相が、秘密情報で書いた、内幕本

    のゲラが流出する間抜けさは、おかしい !

 熊本で大地震が起きる直前、国会は「のり弁当みたいな黒塗り文書」や、時機が悪過ぎる西川公也(こうや)衆院TPP特別委員長(73)=元農相=の「交渉内幕本」で紛糾した。

 外交交渉記録の開示が、制限されること自体は、やむを得ない。
秘密情報で書いた内幕本のゲラが流出する間抜けさはおかしいが、それをはやし立てるだけでは建設的でない。

 TPPは誰を幸福にするのか。参加へ道筋をつけた民進党(旧民主党)は、今はどう考えるのか。格差是正を問う論戦に集中してもらいたい。(敬称略)=毎週月曜日に掲載


U 違憲・公約違反して、TPP参加 に突進する、安倍政権は、

    「戦争と弱肉強食」の政治だ !

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/04/09より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)TPPの審議が、紛糾しているが、NHK等は、他の
事件報道に時間を使い、紛糾内容は報道しない !

2)違憲・公約違反して、TPP参加に突進する、
安倍政権は、「戦争と弱肉強食」の政治だ !

3)NHK等、御用マスコミは、TPP違憲訴訟
・請願デモ等を報道しない !

4)NHK等、御用マスコミは、強欲巨大資本・
安倍政権の支配下に置かれている !


 

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